JP2003511680A - マイクロ波ブレードトラッキング装置 - Google Patents
マイクロ波ブレードトラッキング装置Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C27/00—Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
- B64C27/008—Rotors tracking or balancing devices
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Abstract
(57)【要約】
本発明の装置はアンテナ100を導体122で無線周波数サーキュレータ120に接続し、これをさらに導体124で発振器126に接続したものである。無線周波数サーキュレータ120は導体129で無線周波数増幅器128にも接続され、ここから導体130で検出器132に接続する。検出器132は導体133で演算増幅器134に接続され、これに導体135で接続するローパスフィルタ138は導体139でコンパレータ140に接続し、コンパレータ140は導体145上に出力を生じコンピュータに送る。コンピュータで計算がなされた後、他の導体146に出力される。
Description
【0001】発明の技術分野
本発明は、運動する物体の存在を感知し、運動する物体の軌跡を表わす出力を
発するための方法及び装置に関するもので、より具体的にはヘリコプターの回転
ファンブレードの存在や相対位置を検知するための方法及び装置に関する。
発するための方法及び装置に関するもので、より具体的にはヘリコプターの回転
ファンブレードの存在や相対位置を検知するための方法及び装置に関する。
【0002】背景技術
回転する物体から生じる振動がしばしば致命的であることは周知である。軍用
にせよ商用にせよヘリコプター操縦者は振動との絶え間ない斗いを余儀なくされ
ているが、それはヘリコプターの寿命を延ばすためと乗員及び乗客の快適さを増
すためである。ロータそれ自体が振動の主たる原因である。しかし、ロータの振
動はロータのブレードの適切なバランスをとることで減少させ得る。正確かつ効
果的にロータのバランスをとるのに必要な情報を得るための種々の装置がここ数
十年にわたり開発され販売されている。より正確で効果的なロータ・トラッキン
グ及びバランシングは、ロータのそれぞれのブレード間の進み/遅れとブレード
高さを測定するブレードトラッキング装置から構成されている。これらのブレー
ドパラメータの測定値は、振動を最小にするためにブレード調整において推奨さ
れる変更を表わす指標を得るために平衡化アルゴリズムの中で使用され得る。そ
の上、ブレードトラッキング情報は、一切の回転翼航空機において種々要求され
るメンテナンス作業を成功裡に完了させるため必要とされるものである。
にせよ商用にせよヘリコプター操縦者は振動との絶え間ない斗いを余儀なくされ
ているが、それはヘリコプターの寿命を延ばすためと乗員及び乗客の快適さを増
すためである。ロータそれ自体が振動の主たる原因である。しかし、ロータの振
動はロータのブレードの適切なバランスをとることで減少させ得る。正確かつ効
果的にロータのバランスをとるのに必要な情報を得るための種々の装置がここ数
十年にわたり開発され販売されている。より正確で効果的なロータ・トラッキン
グ及びバランシングは、ロータのそれぞれのブレード間の進み/遅れとブレード
高さを測定するブレードトラッキング装置から構成されている。これらのブレー
ドパラメータの測定値は、振動を最小にするためにブレード調整において推奨さ
れる変更を表わす指標を得るために平衡化アルゴリズムの中で使用され得る。そ
の上、ブレードトラッキング情報は、一切の回転翼航空機において種々要求され
るメンテナンス作業を成功裡に完了させるため必要とされるものである。
【0003】
ヘリコプターのブレードの振動に起因するエンジン、トランスミッション及び
機体への損傷を減少させるためには、ロータのすべてのブレードが同一平面内を
移行すること、及びすべてのブレードが固定した分離角で回転することが重要で
ある。ヘリコプターのロータ等のいくつかのブレードが同じ平面内を移行してい
ることを検出するには、ブレードが機体上の或る固定点に対し予め規定された位
置にある時にブレードの各々の固定点からの距離を測定するのが普通のやり方で
ある。従来技術のブレードトラッキングシステムは主にストロボと光学センサを
使って回転しているブレードからの反射光を測定し、運動中のブレードの相対位
置を決定している。或るブレードトラッキングシステムは静電感知プローブ又は
照射を使用しており、これによりレンズが照射ビームを平面内に焦点を結ばせ、
感知プローブは物体の存在をそれぞれが照射ビームを横切る時に検出する。その
他の従来技術のシステムはロータのブレードの回転面近くに位置する大容量素子
に接続した発振器を使用する。このようなシステムにおいては、ブレードトラッ
キング測定値はキャパシタンスの変化から帰結する周波数変調から導かれ、オシ
ロスコープ上に表示される。
機体への損傷を減少させるためには、ロータのすべてのブレードが同一平面内を
移行すること、及びすべてのブレードが固定した分離角で回転することが重要で
ある。ヘリコプターのロータ等のいくつかのブレードが同じ平面内を移行してい
ることを検出するには、ブレードが機体上の或る固定点に対し予め規定された位
置にある時にブレードの各々の固定点からの距離を測定するのが普通のやり方で
ある。従来技術のブレードトラッキングシステムは主にストロボと光学センサを
使って回転しているブレードからの反射光を測定し、運動中のブレードの相対位
置を決定している。或るブレードトラッキングシステムは静電感知プローブ又は
照射を使用しており、これによりレンズが照射ビームを平面内に焦点を結ばせ、
感知プローブは物体の存在をそれぞれが照射ビームを横切る時に検出する。その
他の従来技術のシステムはロータのブレードの回転面近くに位置する大容量素子
に接続した発振器を使用する。このようなシステムにおいては、ブレードトラッ
キング測定値はキャパシタンスの変化から帰結する周波数変調から導かれ、オシ
ロスコープ上に表示される。
【0004】
従来技術から知られているトラッキング装置での一般的な問題は発生された出
力信号の正確さの欠如である。静電プローブを使用する従来技術のトラッキング
装置は、限定されない静電気源と、大気中の静電気変化が静電気検出器の正確さ
に影響を及ぼすことがあるためエラーがつきものである。最も初期のブレードト
ラッキング装置は、キャパシタンス変化に頼るシステムも含めて、典型的に、航
空機が地上にある間にプロペラの種々のブレードの位置を測定するものである。
しかし、飛行中の不適切なトラッキングが検出されることが高度に望まれるとこ
ろであり、それはブレードの力学はエンジン速度と負荷によって変化するからで
ある。普通に使用されている反射光信号に頼るトラッキング装置は、周囲の光に
よる干渉が原因で一般に不正確であり、ブレードが人工的に照射されなければ夜
は使用できない。その上普通には、反射性テープをブレードにつけることが必要
とされる。さらに、光学的トラッキング装置は色に敏感である傾向がある。ヘリ
コプターのロータ上では、ブレードごとに色が変わることがあり、多くは白かグ
レーの濃淡である。光学センサーはロータの影により不正確に作動されることや
、天空を横切る紫外線レベルの変動に敏感であることが知られている。
力信号の正確さの欠如である。静電プローブを使用する従来技術のトラッキング
装置は、限定されない静電気源と、大気中の静電気変化が静電気検出器の正確さ
に影響を及ぼすことがあるためエラーがつきものである。最も初期のブレードト
ラッキング装置は、キャパシタンス変化に頼るシステムも含めて、典型的に、航
空機が地上にある間にプロペラの種々のブレードの位置を測定するものである。
しかし、飛行中の不適切なトラッキングが検出されることが高度に望まれるとこ
ろであり、それはブレードの力学はエンジン速度と負荷によって変化するからで
ある。普通に使用されている反射光信号に頼るトラッキング装置は、周囲の光に
よる干渉が原因で一般に不正確であり、ブレードが人工的に照射されなければ夜
は使用できない。その上普通には、反射性テープをブレードにつけることが必要
とされる。さらに、光学的トラッキング装置は色に敏感である傾向がある。ヘリ
コプターのロータ上では、ブレードごとに色が変わることがあり、多くは白かグ
レーの濃淡である。光学センサーはロータの影により不正確に作動されることや
、天空を横切る紫外線レベルの変動に敏感であることが知られている。
【0005】
公知の光学的装置は、その視野を横切るロータブレードの通過を検出し、各ロ
ータブレードが光学的感知域に入出するときパルスエッジを発する。回転するブ
レードの通路は、2つのこのような光学的装置を使って、それぞれの相当する光
学センサが既知の角度で離れているようにして、検出される。2つの光学的感知
域で検出されたパルスエッジの正確な時間測定値が、ロータ速度及び設置パラメ
ータと結合して、ブレード高さの計算を可能にする。各ブレードが各センサの光
学的感知域に入り又は離れる時間を同定するのに複数の周期タイマー回路が使用
される。1回転に1回のタイミングパルスが同時に測定され、回転位相と速さの
両方の情報が与えられる。具体的に、測定されるものはブレードが2つのセンサ
の各々の視野に入り、視野を離れるその時間である。この情報に基づき、周知の
幾何学公式を使って、ロータブレードの軌道高さが周知の方法で容易に決定され
得る。さらに、現実のブレード角速度も計算され得る。ブレード速度計算の正確
さは、ブレードが測定空間を通過するときブレードの先行縁と後行縁の両方を正
確に識別する能力によって大部分決定される。従来技術の光学的システムでの問
題の1つは、ブレードがその視野に入り、かつ離れる時の光のレベルの変化に適
切に応答する能力が軌道センサにないことである。この問題はいろいろなブレー
ド上の塗料やその腐食の差によって一層深刻になり、それがさらにブレード高さ
の計算の正確さに影響を与えやすいのである。
ータブレードが光学的感知域に入出するときパルスエッジを発する。回転するブ
レードの通路は、2つのこのような光学的装置を使って、それぞれの相当する光
学センサが既知の角度で離れているようにして、検出される。2つの光学的感知
域で検出されたパルスエッジの正確な時間測定値が、ロータ速度及び設置パラメ
ータと結合して、ブレード高さの計算を可能にする。各ブレードが各センサの光
学的感知域に入り又は離れる時間を同定するのに複数の周期タイマー回路が使用
される。1回転に1回のタイミングパルスが同時に測定され、回転位相と速さの
両方の情報が与えられる。具体的に、測定されるものはブレードが2つのセンサ
の各々の視野に入り、視野を離れるその時間である。この情報に基づき、周知の
幾何学公式を使って、ロータブレードの軌道高さが周知の方法で容易に決定され
得る。さらに、現実のブレード角速度も計算され得る。ブレード速度計算の正確
さは、ブレードが測定空間を通過するときブレードの先行縁と後行縁の両方を正
確に識別する能力によって大部分決定される。従来技術の光学的システムでの問
題の1つは、ブレードがその視野に入り、かつ離れる時の光のレベルの変化に適
切に応答する能力が軌道センサにないことである。この問題はいろいろなブレー
ド上の塗料やその腐食の差によって一層深刻になり、それがさらにブレード高さ
の計算の正確さに影響を与えやすいのである。
【0006】
無線周波数又はマイクロ波装置、例えば周知のドプラー又はパルス型レーダー
システムが位置ぎめ及びトラッキング装置として普通に使用されている。しかし
公知のレーダー装置例えばドプラーレーダー装置は周波数の変化に依存している
もので、送信周波数の変化を測定するのに複雑な回路を使用する。パルス型レー
ダーは典型的信号源と標的の距離が100メートル以上ある時にのみ有効に使用
することができ、従ってヘリコプターブレードのトラッキング装置ではロータブ
レードの軌道から約1メートルの所に取りつけなければならないので使用には適
さない。
システムが位置ぎめ及びトラッキング装置として普通に使用されている。しかし
公知のレーダー装置例えばドプラーレーダー装置は周波数の変化に依存している
もので、送信周波数の変化を測定するのに複雑な回路を使用する。パルス型レー
ダーは典型的信号源と標的の距離が100メートル以上ある時にのみ有効に使用
することができ、従ってヘリコプターブレードのトラッキング装置ではロータブ
レードの軌道から約1メートルの所に取りつけなければならないので使用には適
さない。
【0007】発明の概要
従来技術のこれら及びその他の問題は、本発明により、予め規定されたアンテ
ナインピーダンスをもつ放射アンテナと、アンテナの放射電磁場内における物体
の運動から生じるアンテナインピーダンスの偏移を検出する検出回路とを有する
トラッキング装置によって解消される。アンテナは運動する物体の計画された通
路の直近、例えば1メートル又はそれ以下のオーダーの距離に配置されるので有
利である。
ナインピーダンスをもつ放射アンテナと、アンテナの放射電磁場内における物体
の運動から生じるアンテナインピーダンスの偏移を検出する検出回路とを有する
トラッキング装置によって解消される。アンテナは運動する物体の計画された通
路の直近、例えば1メートル又はそれ以下のオーダーの距離に配置されるので有
利である。
【0008】
本発明の一態様によれば、このトラッキング装置はヘリコプターのロータの種
々のブレードをトラッキングするシステムで使用され、アンテナはロータブレー
ドの軌跡の方へ指向される。アンテナに接続された信号源が無線周波数をアンテ
ナに送信して、アンテナにヘリコプターロータのブレードの軌跡に電磁場を放射
させる。信号検出回路がアンテナに接続されていて、ロータブレードがアンテナ
電磁場に進入したことによりアンテナインピーダンスの変化が生じた時出力信号
を与える。各ブレードのアンテナからの距離の計算が標準的方法で導かれ、ロー
タブレードのトラッキングの度合を与える。
々のブレードをトラッキングするシステムで使用され、アンテナはロータブレー
ドの軌跡の方へ指向される。アンテナに接続された信号源が無線周波数をアンテ
ナに送信して、アンテナにヘリコプターロータのブレードの軌跡に電磁場を放射
させる。信号検出回路がアンテナに接続されていて、ロータブレードがアンテナ
電磁場に進入したことによりアンテナインピーダンスの変化が生じた時出力信号
を与える。各ブレードのアンテナからの距離の計算が標準的方法で導かれ、ロー
タブレードのトラッキングの度合を与える。
【0009】
本発明の具体的実施例において、アンテナに接続された無線周波数(RF)発
生器は連続波未変調信号を与える。運動しているブレードがビームに入ると、そ
れがアンテナインピーダンスの変化を起こさせ、発信された信号の変調をもたら
す。変調された信号はアンテナにより受信され、アンテナに接続している回路に
よって検出され、増幅される。
生器は連続波未変調信号を与える。運動しているブレードがビームに入ると、そ
れがアンテナインピーダンスの変化を起こさせ、発信された信号の変調をもたら
す。変調された信号はアンテナにより受信され、アンテナに接続している回路に
よって検出され、増幅される。
【0010】
有利なのは、本発明のトラッキング装置が、容易に邪魔にならずに取りつけら
れる印刷回路板から成るコンパクトなアンテナ構造を有することである。
れる印刷回路板から成るコンパクトなアンテナ構造を有することである。
【0011】
本発明の特定の実施例において、トラッキング装置は間隔を置いた一対のアン
テナから成り、各アンテナは信号源と本発明のインピーダンス変化を検出する回
路とを含む回路構成に接続されていて、それにより運動する物体の予め定められ
た位置からの距離が間隔を置いた両アンテナでの検出時点を表わす信号から計算
され得る。
テナから成り、各アンテナは信号源と本発明のインピーダンス変化を検出する回
路とを含む回路構成に接続されていて、それにより運動する物体の予め定められ
た位置からの距離が間隔を置いた両アンテナでの検出時点を表わす信号から計算
され得る。
【0012】
本発明の1の態様によれば、信号源は検出されるべき物体の軌跡の方へ向けた
アンテナへ無線周波数信号を送信し、アンテナから物体の軌跡の方向に電磁場を
放射させる。好適にアンテナは良好に予め規定されたアンテナインピーダンスを
もち、良好に規定された反射減衰量となるものがよい。物体がアンテナの電磁場
を横切ると、アンテナのインピーダンスが変化し、その結果反射減衰量が変化す
る。アンテナの場を横切る物体の運動が有効に搬送信号の振幅変調を起こさせる
ことになる。反射減衰量の振幅の変化を起こすのに加えて、運動物体はまた反射
信号の送信信号に対する位相の変化を起こさせ、その結果位相変調をもたらす。
アンテナへ無線周波数信号を送信し、アンテナから物体の軌跡の方向に電磁場を
放射させる。好適にアンテナは良好に予め規定されたアンテナインピーダンスを
もち、良好に規定された反射減衰量となるものがよい。物体がアンテナの電磁場
を横切ると、アンテナのインピーダンスが変化し、その結果反射減衰量が変化す
る。アンテナの場を横切る物体の運動が有効に搬送信号の振幅変調を起こさせる
ことになる。反射減衰量の振幅の変化を起こすのに加えて、運動物体はまた反射
信号の送信信号に対する位相の変化を起こさせ、その結果位相変調をもたらす。
【0013】
有利なことに本発明のブレードトラッキング装置はアンテナと運動物体間の距
離の変化に敏感な運動検出体として働く。
離の変化に敏感な運動検出体として働く。
【0014】
本発明の検出装置は光に感受性でないことが利点であり、輝く陽光の中でも、
また暗黒の中でも使用することができる。雲も霧も被検物体の色も本発明のトラ
ッキング装置で得られる測定結果に影響を与えない。さらに、本発明のアンテナ
検出装置は小型であるから、普通の環境変化、例えば湿気とか砂とか、塵、汚れ
や振動、衝撃、燃料や潤滑剤などの人工腐食剤への露暴などに耐え得る標準的な
レドーム内に収容され得る。
また暗黒の中でも使用することができる。雲も霧も被検物体の色も本発明のトラ
ッキング装置で得られる測定結果に影響を与えない。さらに、本発明のアンテナ
検出装置は小型であるから、普通の環境変化、例えば湿気とか砂とか、塵、汚れ
や振動、衝撃、燃料や潤滑剤などの人工腐食剤への露暴などに耐え得る標準的な
レドーム内に収容され得る。
【0015】発明の詳細な記述
図1は、胴体51とロータ52を有するヘリコプター50を示している。ロー
タには多数のロータブレード54が備えられ、各ブレードはロータ先端55を有
している。好適に胴体51には、ロータが作動された時ブレード54の先端55
が描く軌跡にほぼ一致する領域にレードムアンテナハウジング60が取りつけら
れ、ロータブレード54を感知するためのブレードトラッキングアンテナを収容
している。さらに図1には、テールロータ59とこのテールロータのブレードを
感知するための第2のブレードトラッキングアンテナを収容するレドームアンテ
ナハウジング61が含まれる。後にさらに説明するように、ブレードトラッキン
グアンテナは、信号送信及び受信回路に接続されて平たいプレートアンテナから
成る。このアンテナはロータブレードの軌跡の方向に常に無線周波数信号を発し
ている。アンテナの電磁場を通るロータブレードによって起こるアンテナのイン
ピーダンス変化は検出回路(図1には示してない)により検出される。この回路
はインピーダンス変化を感知して、飛行中に種々のロータブレードのトラッキン
グの表示を与えるのに使用され得る出力信号をパイロットに発する。
タには多数のロータブレード54が備えられ、各ブレードはロータ先端55を有
している。好適に胴体51には、ロータが作動された時ブレード54の先端55
が描く軌跡にほぼ一致する領域にレードムアンテナハウジング60が取りつけら
れ、ロータブレード54を感知するためのブレードトラッキングアンテナを収容
している。さらに図1には、テールロータ59とこのテールロータのブレードを
感知するための第2のブレードトラッキングアンテナを収容するレドームアンテ
ナハウジング61が含まれる。後にさらに説明するように、ブレードトラッキン
グアンテナは、信号送信及び受信回路に接続されて平たいプレートアンテナから
成る。このアンテナはロータブレードの軌跡の方向に常に無線周波数信号を発し
ている。アンテナの電磁場を通るロータブレードによって起こるアンテナのイン
ピーダンス変化は検出回路(図1には示してない)により検出される。この回路
はインピーダンス変化を感知して、飛行中に種々のロータブレードのトラッキン
グの表示を与えるのに使用され得る出力信号をパイロットに発する。
【0016】
図1と図2を参照すると、図2はアンテナ100を示しており、これは例えば
レドーム60の中に配置されて、目的物例えばヘリコプターの回転するブレード
54の1つの運動を検出するもので、好適にブレード54の先端55の軌跡と一
致させて配置される。さらに図2に示すのは、アンテナ100に接続された電気
回路150のブロック図である。この回路150は無線周波数(例えば1800
MHz)信号を発生してアンテナ100へ送るように設計され、周知の無線周波
数サーキュレータ120のような方向性結合器を有している。サーキュレータ1
20は導体122でアンテナ100へ、導体124で標準的な無線周波数源であ
る発振器126へ接続される。発振器126へ送られたサーキュレータ120の
出力インピーダンスは好適にほぼ正確に50オームで、これが実際上、発振器に
より送られたパワーレベルより約40デシベル低い反射減衰量を与える。
レドーム60の中に配置されて、目的物例えばヘリコプターの回転するブレード
54の1つの運動を検出するもので、好適にブレード54の先端55の軌跡と一
致させて配置される。さらに図2に示すのは、アンテナ100に接続された電気
回路150のブロック図である。この回路150は無線周波数(例えば1800
MHz)信号を発生してアンテナ100へ送るように設計され、周知の無線周波
数サーキュレータ120のような方向性結合器を有している。サーキュレータ1
20は導体122でアンテナ100へ、導体124で標準的な無線周波数源であ
る発振器126へ接続される。発振器126へ送られたサーキュレータ120の
出力インピーダンスは好適にほぼ正確に50オームで、これが実際上、発振器に
より送られたパワーレベルより約40デシベル低い反射減衰量を与える。
【0017】
アンテナの電磁場を通過する何らかの物体が発信された搬送波を変調させる。
変調周波数は物体がアンテナ電磁場に入って出る速さに直接比例し、変調振幅は
アンテナと物体との距離に直接比例する。伝達関数は相当する曲線を生じるよう
に周知の方法で校正され得る。適切な式が校正データから容易に導かれ、コンピ
ュータ146でアンテナ100からのブレード距離を計算するのに使用され得る
。さらに、検出された変調位相データは距離の計算にも公知の方法で使用され得
る。公知の位相検波器が位相を1度にまで分解する。1波長より大きい距離につ
いては、受信した信号の振幅が物体例えばロータブレードとアンテナの間の全波
長の数の表示として使用される。位相信号は部分波長により表わされる距離を決
定するのに使用され得る。
変調周波数は物体がアンテナ電磁場に入って出る速さに直接比例し、変調振幅は
アンテナと物体との距離に直接比例する。伝達関数は相当する曲線を生じるよう
に周知の方法で校正され得る。適切な式が校正データから容易に導かれ、コンピ
ュータ146でアンテナ100からのブレード距離を計算するのに使用され得る
。さらに、検出された変調位相データは距離の計算にも公知の方法で使用され得
る。公知の位相検波器が位相を1度にまで分解する。1波長より大きい距離につ
いては、受信した信号の振幅が物体例えばロータブレードとアンテナの間の全波
長の数の表示として使用される。位相信号は部分波長により表わされる距離を決
定するのに使用され得る。
【0018】
回路152は、ロータ先端155の1つがアンテナ100の電磁場を通過する
時のアンテナインピーダンスの変調を検出するため設けられている。無線周波数
増幅器128が導体129によりサーキュレータ120に接続されている。増幅
器128への振幅信号は、アンテナ100への送信振幅より大体40デシベル小
さい。物体、即ちロータブレードの先端がアンテナの電磁場を横切ってアンテナ
電磁場に変化を起こさせると、40デシベル水準からの反射減衰量に変化が生じ
る。物体がアンテナ電磁場を離れると、発振器126に見られる反射減衰量は約
40デシベルの定常状態水準に戻る。反射減衰量の変動の振幅は物体の寸法と物
体の構成材料との関数であり、かつ放射された電磁場の強さおよび物体のアンテ
ナからの距離の関数である。その上、物体はそれがアンテナの電磁場を横切ると
き反射減衰量の位相変調をもたらす。
時のアンテナインピーダンスの変調を検出するため設けられている。無線周波数
増幅器128が導体129によりサーキュレータ120に接続されている。増幅
器128への振幅信号は、アンテナ100への送信振幅より大体40デシベル小
さい。物体、即ちロータブレードの先端がアンテナの電磁場を横切ってアンテナ
電磁場に変化を起こさせると、40デシベル水準からの反射減衰量に変化が生じ
る。物体がアンテナ電磁場を離れると、発振器126に見られる反射減衰量は約
40デシベルの定常状態水準に戻る。反射減衰量の変動の振幅は物体の寸法と物
体の構成材料との関数であり、かつ放射された電磁場の強さおよび物体のアンテ
ナからの距離の関数である。その上、物体はそれがアンテナの電磁場を横切ると
き反射減衰量の位相変調をもたらす。
【0019】
図2に示した実施例において、サーキュレータ120はさらに無線周波数増幅
器128へ導体129で接続される。サーキュレータ120の動作により、信号
が発振器126からアンテナへ、そしてアンテナから無線周波数増幅器128へ
送られる。増幅された信号は増幅器128から導体130を通って信号検出器1
32へ送られる。この検出器132は、導体130上の入力信号が所定のしきい
値水準より大きい信号水準をもつ時だけ出力信号を発する。増幅器128と検出
器132のパラメータを適切に選択することによって、回転するヘリコプターブ
レードのようなアンテナ近傍で動く物体により引き起こされるアンテナインピー
ダンスの変化は検出器132から導体133上への出力信号により表示される。
導体133に接続された演算増幅器134は増幅された検出出力信号を発し、こ
れは導体135を経てローパスフィルタ138へ送られる。演算増幅器134は
好適に50デシベルのオーダーの総利得をもつ演算増幅器から成るのがよい。無
線周波数増幅器128は好適に約40デシベルの最低利得をもつ。
器128へ導体129で接続される。サーキュレータ120の動作により、信号
が発振器126からアンテナへ、そしてアンテナから無線周波数増幅器128へ
送られる。増幅された信号は増幅器128から導体130を通って信号検出器1
32へ送られる。この検出器132は、導体130上の入力信号が所定のしきい
値水準より大きい信号水準をもつ時だけ出力信号を発する。増幅器128と検出
器132のパラメータを適切に選択することによって、回転するヘリコプターブ
レードのようなアンテナ近傍で動く物体により引き起こされるアンテナインピー
ダンスの変化は検出器132から導体133上への出力信号により表示される。
導体133に接続された演算増幅器134は増幅された検出出力信号を発し、こ
れは導体135を経てローパスフィルタ138へ送られる。演算増幅器134は
好適に50デシベルのオーダーの総利得をもつ演算増幅器から成るのがよい。無
線周波数増幅器128は好適に約40デシベルの最低利得をもつ。
【0020】
ローパスフィルタ138は無線周波数帯域外の雑音信号を除去するため働き、
導体139を経てアナログ回路(コンパレータ)140へ入力信号を与える。ア
ナログ回路140は、例えば、周知の回路すなわちアンテナの電磁場を横切るロ
ータブレードを表わしているフィルタ138からの各信号に応答して方形波出力
信号を与えるものでよい。アナログ回路出力パルスの幅はアンテナ電磁場を通る
ロータブレードの幅に直接比例し、アナログ回路出力パルスの振幅はアンテナと
目的物(ブレード)間の距離に直接比例する。アナログ回路140は導体145
を経て論理回路に接続される。論理回路はコンピュータ又はその他周知の回路で
よく、平衡用の解を計算するためヘリコプター等々に普通に使用されているもの
である。論理回路はアナログ回路140からの出力信号に応答して、ブレードの
軌道と予め規定された水準との距離を表わす出力信号を導体146上に与える。
論理回路の出力は、トラッキングを改善するための平衡用錘又はトリムタブを調
節するため当業者に周知の方法で平衡用解を計算するのに使用され得る。
導体139を経てアナログ回路(コンパレータ)140へ入力信号を与える。ア
ナログ回路140は、例えば、周知の回路すなわちアンテナの電磁場を横切るロ
ータブレードを表わしているフィルタ138からの各信号に応答して方形波出力
信号を与えるものでよい。アナログ回路出力パルスの幅はアンテナ電磁場を通る
ロータブレードの幅に直接比例し、アナログ回路出力パルスの振幅はアンテナと
目的物(ブレード)間の距離に直接比例する。アナログ回路140は導体145
を経て論理回路に接続される。論理回路はコンピュータ又はその他周知の回路で
よく、平衡用の解を計算するためヘリコプター等々に普通に使用されているもの
である。論理回路はアナログ回路140からの出力信号に応答して、ブレードの
軌道と予め規定された水準との距離を表わす出力信号を導体146上に与える。
論理回路の出力は、トラッキングを改善するための平衡用錘又はトリムタブを調
節するため当業者に周知の方法で平衡用解を計算するのに使用され得る。
【0021】
図3から図6に示すのは、図1に示したレドーム60内に収納するなどしてブ
レードトラッキング装置として使用される二重アンテナ構造である。ブレードト
ラッキング装置はこのような二重アンテナ構造を使用し得る。ロータブレードな
どの運動物体の特定点からの距離を2個の検出器を使って測定する方法論は、当
業者に周知であり、従来の特許、例えば米国特許第3023317号(1962
年2月7日、S.P.ウィリッツほか)、及び同第4812463号(1989
年3月14日、リチャード・タルボット)などに記載されている。上記両特許は
適切なトラッキングを決定るすのに光学的装置を使用することに関するもので、
既知の速度で運動する物体の固定点からの距離を測定する方法論を記載している
。その方法は、互いに所定の角度で間隔を置き、物体の移行路に向けた2個の検
出器を使用するものである。ロータが既知の速度で回転しているとして、各ブレ
ードのアンテナからの距離は2個の離れた検出器における検出の時間差から数学
的に決定され得る。図3から図6の二重アンテナは運動するロータブレード等の
方向に予め規定された角度で放射をして、運動物体の軌道の固定基準点からの距
離の計算を可能にする。約50ミリワットのアンテナへの送信電力が約20フィ
ートの距離で有効であると確認されている。例えば4フィートに要する電力は2
0デシベルのオーダーで20フィートでの送信電力より低い。送信周波数は、基
本的に構成部品の入手容易性、価格及びアンテナ寸法だけの関数である。
レードトラッキング装置として使用される二重アンテナ構造である。ブレードト
ラッキング装置はこのような二重アンテナ構造を使用し得る。ロータブレードな
どの運動物体の特定点からの距離を2個の検出器を使って測定する方法論は、当
業者に周知であり、従来の特許、例えば米国特許第3023317号(1962
年2月7日、S.P.ウィリッツほか)、及び同第4812463号(1989
年3月14日、リチャード・タルボット)などに記載されている。上記両特許は
適切なトラッキングを決定るすのに光学的装置を使用することに関するもので、
既知の速度で運動する物体の固定点からの距離を測定する方法論を記載している
。その方法は、互いに所定の角度で間隔を置き、物体の移行路に向けた2個の検
出器を使用するものである。ロータが既知の速度で回転しているとして、各ブレ
ードのアンテナからの距離は2個の離れた検出器における検出の時間差から数学
的に決定され得る。図3から図6の二重アンテナは運動するロータブレード等の
方向に予め規定された角度で放射をして、運動物体の軌道の固定基準点からの距
離の計算を可能にする。約50ミリワットのアンテナへの送信電力が約20フィ
ートの距離で有効であると確認されている。例えば4フィートに要する電力は2
0デシベルのオーダーで20フィートでの送信電力より低い。送信周波数は、基
本的に構成部品の入手容易性、価格及びアンテナ寸法だけの関数である。
【0022】
アンテナ利得はアンテナのタイプと寸法を選択することにより容易に調整され
得る。実際的なヘリコプター設備において、アンテナは典型的にヘリコプター胴
体の外側に配置されるからその寸法が重要因子である。具体的な一実施例におい
て、2個のアンテナは各アンテナからのビーム間の角度が大体13度であるよう
に方向づけられる。アンテナインピーダンスはシステムの感度に直接影響を及ぼ
す。というのは、アンテナ電磁場のインピーダンス変化から反射信号の振幅変調
が検出されるからである。アンテナインピーダンスは好適に0.5オームの範囲
内で50オームに密に整合させる。システムの感度はインピーダンスの適切な整
合により決定され、システムの射程と送信電力要件に関係する。反射信号の振幅
変調の割合(%)は送信電力を増加することにより、或いは受信回路の感度と利
得を増加することにより増加され得る。30MHzのアンテナ帯域幅が適当であ
ると認められる。本発明の特定の実施例において、増幅器128は大体3.3デ
シベルの雑音指数と、大体10デシベルの利得をもつ。
得る。実際的なヘリコプター設備において、アンテナは典型的にヘリコプター胴
体の外側に配置されるからその寸法が重要因子である。具体的な一実施例におい
て、2個のアンテナは各アンテナからのビーム間の角度が大体13度であるよう
に方向づけられる。アンテナインピーダンスはシステムの感度に直接影響を及ぼ
す。というのは、アンテナ電磁場のインピーダンス変化から反射信号の振幅変調
が検出されるからである。アンテナインピーダンスは好適に0.5オームの範囲
内で50オームに密に整合させる。システムの感度はインピーダンスの適切な整
合により決定され、システムの射程と送信電力要件に関係する。反射信号の振幅
変調の割合(%)は送信電力を増加することにより、或いは受信回路の感度と利
得を増加することにより増加され得る。30MHzのアンテナ帯域幅が適当であ
ると認められる。本発明の特定の実施例において、増幅器128は大体3.3デ
シベルの雑音指数と、大体10デシベルの利得をもつ。
【0023】
図3は本発明のブレードトラッキング用アンテナを支える印刷回路板200の
平面図で、これはレドーム60(図1)内に取りつけられる。図4は図3の回路
板の側面図である。図4に示すように印刷回路板200の下側に接地板208が
取りつけられる。さらに図4に示すのは接続ブロック212で、これにより中央
フィーダ204が設けられる。同調コンデンサ210は図4に示すように215
に接地板208への別の接続部を有する。アンテナ構造は間隔を置いた2個の銅
層201,202の形のアンテナを印刷回路板200上に配置して成る。銅層2
01,202の各々は約1.5インチ平方の寸法である。アンテナへのフィーダ
204は2つの別個の無線周波数サーキュレータ120(図2に1個を示す)か
ら2つの別個のアンテナへの接続部となる。サーキュレータ120は信号をアン
テナ201,202の組へ送信し、アンテナ201,202の1個から信号を受
けとる。アンテナ201,202はグラスファイバ製印刷回路板200に取りつ
けられる。回路板200上に示される同調コンデンサ210は2つのアンテナを
周知の方法で同調させるのに使用される。コンデンサ210は導体211で銅層
202に接続されるように図示してある。
平面図で、これはレドーム60(図1)内に取りつけられる。図4は図3の回路
板の側面図である。図4に示すように印刷回路板200の下側に接地板208が
取りつけられる。さらに図4に示すのは接続ブロック212で、これにより中央
フィーダ204が設けられる。同調コンデンサ210は図4に示すように215
に接地板208への別の接続部を有する。アンテナ構造は間隔を置いた2個の銅
層201,202の形のアンテナを印刷回路板200上に配置して成る。銅層2
01,202の各々は約1.5インチ平方の寸法である。アンテナへのフィーダ
204は2つの別個の無線周波数サーキュレータ120(図2に1個を示す)か
ら2つの別個のアンテナへの接続部となる。サーキュレータ120は信号をアン
テナ201,202の組へ送信し、アンテナ201,202の1個から信号を受
けとる。アンテナ201,202はグラスファイバ製印刷回路板200に取りつ
けられる。回路板200上に示される同調コンデンサ210は2つのアンテナを
周知の方法で同調させるのに使用される。コンデンサ210は導体211で銅層
202に接続されるように図示してある。
【0024】
図5は平面図で、図3及び図4のアンテナ構造が支持ハウジング構造250(
図6)内に入って所を示している。図6は図5の構造の一部を切り欠いた正面図
である。支持ハウジング構造250は前壁251、後壁252、及び側壁253
,254を有する。ブラケット256,257が2個のアンテナ201,202
を支持ハウジング構造上に保持する。図6に示すように2個のアンテナは各々垂
直に対し角Aで配置され、前出の米国特許に記載されているような距離計算を助
ける。好適な角度はロータ平面からのアンテナの距離と、ロータ平面内の2個所
の測定位置間の望ましい間隔とによって規定される。一実施例において、具体的
な角度はロータ平面に垂直をなす垂線から約6.5度である。以上説明した諸構
成は本発明の原理を応用する一例にすぎず、その他の構成も特許請求の範囲に規
定する本発明の範囲内で当業者により想到し得るものである。
図6)内に入って所を示している。図6は図5の構造の一部を切り欠いた正面図
である。支持ハウジング構造250は前壁251、後壁252、及び側壁253
,254を有する。ブラケット256,257が2個のアンテナ201,202
を支持ハウジング構造上に保持する。図6に示すように2個のアンテナは各々垂
直に対し角Aで配置され、前出の米国特許に記載されているような距離計算を助
ける。好適な角度はロータ平面からのアンテナの距離と、ロータ平面内の2個所
の測定位置間の望ましい間隔とによって規定される。一実施例において、具体的
な角度はロータ平面に垂直をなす垂線から約6.5度である。以上説明した諸構
成は本発明の原理を応用する一例にすぎず、その他の構成も特許請求の範囲に規
定する本発明の範囲内で当業者により想到し得るものである。
【図1】
本発明のブレードトラッキング用アンテナを取りつけたヘリコプターの斜視図
である。
である。
【図2】
本発明のブレードトラッキング装置用の回路の一例を示すブロック図である。
【図3】
図2の回路と共に使用される本発明のアンテナを支持する印刷回路板の平面図
である。
である。
【図4】
図3の右側から見た側面図である。
【図5】
2点トラッキング構成で使用する二重アンテナ構造の平面図である。
【図6】
図5のアンテナ構造の一部切り欠き正面図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G01S 7/03 G01S 7/03 M
Fターム(参考) 5J021 AA02 AA05 AB06 FA13 FA23
FA24 FA26 HA08 JA10
5J045 AA00 DA10 NA00
5J070 AB15 AC01 AC02 AD01 AE05
AF06 AH39
Claims (18)
- 【請求項1】 多数のブレードをもつ回転体の選ばれたブレードの予め規定
された空間領域内における運動を検出する装置であって、 前記空間領域に近接する固定位置に配置され、所定のアンテナインピーダンス
をもつアンテナと、 前記アンテナに無線周波数信号を送信して、これに応答して前記アンテナが前
記予め規定された空間領域にエネルギーを放射するように前記アンテナに接続さ
れた信号源と、 前記空間領域内の前記選ばれたブレードの運動から生じる前記所定のアンテナ
インピーダンスからの偏移を検出するために前記アンテナに接続された検出回路
と、 周期的信号を発するため前記回転体と同期して動作する回路と、 前記アンテナインピーダンスの偏移と前記周期的信号とに応答して、前記選ば
れたブレードのアンテナからの距離を表わす出力信号を発生する回路とから成る
装置。 - 【請求項2】 運動物体の固定位置からの距離を測定する装置であって、 前記固定位置に配置され、各々所定のアンテナインピーダンスをもつ第1及び
第2のアンテナと、 前記第1及び第2のアンテナに接続され、これらアンテナに無線周波数信号を
送信して第1及び第2の予め規定されたアンテナ電磁場にエネルギーを放射させ
る単一信号源と、 前記各アンテナに接続され、前記第1及び第2の予め規定されたアンテナ電磁
場内に前記運動物体が存在することから生じる前記各アンテナの所定アンテナイ
ンピーダンスの変化を検出し、かつ、前記運動物体の前記固定位置からの距離を
表わす出力信号を発するための回路とから成る装置。 - 【請求項3】 可動ロータの多数のブレードの各々の軌跡を測定するトラッ
キング装置であって、 それぞれ予め規定されたアンテナインピーダンスをもち、前記ロータに近接す
る第1の固定位置に配置された第1アンテナ、及び前記ロータに近接する第2の
固定位置に配置された第2アンテナと、 無線周波数信号を前記各アンテナに送信して、各アンテナがこの信号に応答し
て前記ロータに近接する予め規定されたアンテナ電磁波内にエネルギーを放射す
るように前記各アンテナに接続された単一信号源と、 前記予め規定されたアンテナ電磁場内に前記ブレードの1つが存在することか
ら生じる前記第1及び第2アンテナの予め規定されたアンテナインピーダンスの
変化を検出し、かつ、前記アンテナ電磁場を横切るブレードのアンテナからの距
離を表わす信号を発するため、前記各アンテナに接続された回路とからな成るト
ラッキング装置。 - 【請求項4】 前記ロータ及びアンテナは、航空機に取りつけられており、
前記回路は前記ロータのブレードの各々について前記各アンテナからの距離を表
わす各ブレードごとの個別の出力信号を発するように動作し、それにより各ブレ
ード相互間のトラッキングの指示が発せられる請求項3に記載のトラッキング装
置。 - 【請求項5】 可動ロータの多数のブレードの各々の軌跡を測定するトラッ
キング装置であって、 予め規定されたアンテナインピーダンスをもち、前記ロータに近接して配置さ
れたアンテナと、 無線周波数信号を前記アンテナに送信して、これに応答して前記アンテナが前
記ロータに近接する予め規定されたアンテナ電磁場にエネルギーを放射するよう
に前記アンテナに接続された信号源と、 前記ブレードの1個が前記予め規定されたアンテナ電磁場内に存在することか
ら生じる、前記予め規定されたアンテナインピーダンスの変化を検出するために
及び、前記アンテナ電磁場を横切るブレードのアンテナからの距離を表わす出力
信号を発生するために、前記アンテナに接続された回路とから成るトラッキング
装置。 - 【請求項6】 軌跡を描いて回動するヘリコプターのロータの多数ブレード
の各々の軌跡を測定する装置であって、 所定のアンテナインピーダンスをもち、前記軌跡に近接して配置されたアンテ
ナと、 前記アンテナに無線周波数信号を送信し、前記アンテナがこれに応答して前記
軌跡上に横たわる予め規定されたアンテナ電磁場内にエネルギーを放射するよう
に前記アンテナに接続された信号源と、 前記軌跡内にロータブレードの1個が存在することから生じる前記予め規定さ
れたアンテナインピーダンスの変化を検出するため前記アンテナに接続された検
出回路と、 前記検出された変化に応答して前記1個のブレードの前記アンテナからの距離
を計算する回路とから成る装置。 - 【請求項7】 前記検出回路は前記信号の位相と振幅の変化を検出し、検出
された位相と振幅の変化に応答する回路は前記距離を計算する回路から成る請求
項6に記載の装置。 - 【請求項8】 予め測定された空間領域内の予め規定された軌跡に沿って移
行する運動物体間の分離度を測定する装置であって、 所定のアンテナインピーダンスをもち、前記軌跡に近接する第1の位置に配置
された第1アンテナと、 所定のアンテナインピーダンスをもち、前記軌跡に近接しているが前記第1の
位置から予め規定された距離だけ離れている第2の位置に配置された第2アンテ
ナと、 前記第1及び第2アンテナに無線周波数信号を送信し、これに応じてこれらア
ンテナが前記予め規定された空間領域内にエネルギーを放射するように前記第1
及び第2アンテナに接続された信号源と、 前記運動物体が前記予め規定された軌跡に沿って運動することから生じる、前
記第1アンテナの前記所望のアンテナインピーダンスからのインピーダンスの偏
移と、前記第2アンテナの前記所定のアンテナインピーダンスからのインピーダ
ンスの偏移とを検出するため、及びこれら第1アンテナ及び第2アンテナのイン
ピーダンスの偏移を表わす第1及び第2出力信号を発するため前記第1及び第2
アンテナに接続された検出回路と、 前記検出回路に接続され、前記第1及び第2出力信号に応答して前記運動物体
の入の時間と出の時間を表わすタイミング信号を発する回路とから成る装置。 - 【請求項9】 さらに、前記運動物体の複数個の間の空間的分離度を決定す
るために前記タイミング信号に応答する計算回路を有している請求項8に記載の
装置。 - 【請求項10】 さらに、前記タイミング信号に応答するタイミング装置を
有している請求項8に記載の装置。 - 【請求項11】 所定の空間領域内を移行する一連のファンブレードの振動
特性を測定する感知装置であって、 前記空間領域に近接する固定位置に配置され、既知の固有アンテナインピーダ
ンスをもつアンテナと、 無線周波数信号を前記アンテナに送信し、アンテナがこの信号に応答して前記
空間領域にエネルギーを放射するように前記アンテナに接続された信号源と、 前記空間領域内で前記ファンブレードの各々が運動することから生じる前記固
有アンテナインピーダンスからのインピーダンス偏移を検出するため、及び前記
ファンブレードの1個について予め定められた位置からの距離を各々が表わす多
数の距離信号を発するため前記アンテナに接続された検出回路とから成る感知装
置。 - 【請求項12】 前記検出回路は、さらに、前記多数の距離出力信号に応答
して、多数距離信号を比較し、かつ、予め規定された信号値から規定された量以
上相違している距離出力信号を同定し、それにより前記一連のファンブレードの
うちの1つのファンブレードの過剰振動を検出し得るようにする回路を有してい
る請求項11に記載の感知装置。 - 【請求項13】 前記距離出力信号の各々は予め規定された距離出力信号値
をもっており、予め規定された距離出力信号値は前記多数の距離出力信号値の平
均値である請求項12に記載の感知装置。 - 【請求項14】 予め規定された軌跡に沿って運動する多数のブレードをも
つロータを備えたヘリコプター上のロータブレード検出装置と関連して使用され
るアンテナであって、前記軌跡に一致して配置される印刷回路板上に所定の距離
だけ離して横並べに配置される第1及び第2の金属層から成るアンテナ。 - 【請求項15】 前記回路板がレドーム内に配置されている請求項14に記
載のアンテナ。 - 【請求項16】 予め規定された空間領域内の物体の運動を検出する装置で
あって、 実質的に平坦な金属層から成り、前記空間領域に近接する固定位置に配置され
ていて、所定のアンテナインピーダンスをもつアンテナと、 無線周波数信号を前記アンテナに送信し、これに応答してアンテナが前記予め
規定された空間領域にエネルギーを放射するように前記アンテナと接続している
信号源と、 前記空間領域内の前記物体の運動から生じる前記所定のアンテナインピーダン
スからのインピーダンスの偏移を検出するため前記アンテナに接続している検出
回路とから成る検出装置。 - 【請求項17】 前記金属層が基質の片側に配置されている請求項16に記
載の検出装置。 - 【請求項18】 さらに、前記基質の反対側に配置された金属層により形成
される接地板を有している請求項17に記載の検出装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/417,149 | 1999-10-12 | ||
US09/417,149 US6448924B1 (en) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | Microwave blade tracker |
PCT/US2000/028074 WO2001026948A2 (en) | 1999-10-12 | 2000-10-11 | Microwave blade tracker |
Publications (1)
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