[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2003507231A - 回転素子、特に空気タイヤの動的状態をモニターする方法 - Google Patents

回転素子、特に空気タイヤの動的状態をモニターする方法

Info

Publication number
JP2003507231A
JP2003507231A JP2001516774A JP2001516774A JP2003507231A JP 2003507231 A JP2003507231 A JP 2003507231A JP 2001516774 A JP2001516774 A JP 2001516774A JP 2001516774 A JP2001516774 A JP 2001516774A JP 2003507231 A JP2003507231 A JP 2003507231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
transponder
coupling
antenna
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001516774A
Other languages
English (en)
Inventor
ロバート ウォルター ブラウン、
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JP2003507231A publication Critical patent/JP2003507231A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0408Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
    • B60C23/0422Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver characterised by the type of signal transmission means
    • B60C23/0433Radio signals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/172Determining control parameters used in the regulation, e.g. by calculations involving measured or detected parameters
    • B60T8/1725Using tyre sensors, e.g. Sidewall Torsion sensors [SWT]
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2240/00Monitoring, detecting wheel/tyre behaviour; counteracting thereof
    • B60T2240/03Tyre sensors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 自動車(802、1002)の空気タイヤ(304、604、804、904、1004)の少なくとも1つの動的な状態が、無線送信機(808、1030)から応答機に与えられる電力の結合におけるゆらぎを検出(520、820)することにより、タイヤに搭載された応答機(302、602、806、1020)でモニターされる。結合のゆらぎは、例えばタイヤの角度位置、回転速度・加速度、方向転換角、横方向の加速度、半径方向のずれのような動的な状態の示唆を与える。代わりに、応答機から無線送信機への信号の結合におけるゆらぎを検出して、この空気タイヤに関係する動的状態の示唆を得ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】関連出願の相互参照 本出願は、本明細書と同じ出願日を有する、DISPOSITION OF TRANSPONDER COU
PLING ELEMENTS IN TIRES(「タイヤにおける応答機の結合素子の配置」)(代
理人参照番号 DN1999124PCT)と題されたPCT特許出願と関連す
る。
【0002】発明の技術分野 本発明は、回転(自転)素子の動的な状態、特に、空気タイヤの回転速度のよ
うな動的状態をモニターすることに関する。
【0003】発明の背景 譲受人の進行中の開発努力 一世紀にわたって、本発明の譲受人であるGoodyear Tire & Rubber Company o
f Akron Ohio社は、タイヤ製品技術における競争相手のない産業リーダーであっ
た。例えば、早くも1892年には、抗パンクタイヤの特許権を取得した。ラン
フラット時代の幕開けと認知されている1934年には、Goodyear社は、自動車
メーカーやトラック上で商業的に使用される、タイヤの中の布チューブであるLi
feguard (tm) 安全チューブを導入した。1993年には、Goodyearの Eagle GS
-C EMT (Extended Mobility Technology)タイヤはDiscover Award for Automoti
ve Technological Innovationを受賞した。1996年には、Goodyear Eagle F1
ランフラットタイヤは、1997 Chevrolet C-5 Corvetteで標準装備として選ばれ
た。
【0004】 Goodyear社がタイヤとその関連技術の発展において歩んできた足跡の他の例は
以下の特許権を獲得した発明を含むが、これに限られるものではない。
【0005】 「乗り物の低タイヤ圧を知らせるシステム」(SIGNALLING SYSTEM FOR LOW TI
RE CONDITION ON A VEHICLE)という名称で、引用によって全体が本明細書に含
まれている共有米国特許3,665,387号(Enabnit; 1972)は、乗り物の任意の数の
車輪に対応でき、乗り物が動いている間、システム操作と低圧状態をダッシュボ
ードで示す低タイヤ圧警告システムを開示している。
【0006】 「FAIL‐SAFEモニター装置」(FAIL-SAFE MONITERING APPARANTUS)という名
称で、引用によって全体が本明細書に含まれている共有米国特許3,831,161号(E
nabnit; 1974)は、オペレータが1つあるいは複数のタイヤの異常もしくは危険
な状態を警告されるように乗り物のタイヤ圧力をモニターすることを開示してい
る。
【0007】 「補助信号を既存の自動車の配線で送信する装置と方法」(APPARANTUS AND M
ETHOD FOR TRANSMITTING AUXILIARY SIGNALS ON EXITING VEHICLE WIRING)とい
う名称で、引用によって全体が本明細書に含まれている共有米国特許3,872,424
(Enabnit; 1975)は、既存の乗り物の配線(例えばターン信号回路)上で運
ばれる電力パルスを使用した低タイヤ圧モニター回路と通信することを開示して
いる。
【0008】 「タイヤ状態モニター」(TIRE CONDITION MONITOR)という名称で、引用によ
って全体が本明細書に含まれている共有米国特許4,052,696号(Enabnit; 1977)
は、物質のキュリー点を超える温度上昇に応じて、強磁性から非磁性の状態に変
化するフェライト素子を含むタイヤ状態検出回路を開示している。
【0009】 「乗り物の補助装置のための単一配線の電力/信号システム」(SINGLE WIRE
POWER/SIGNAL SYSTEM FOR VEHICLE AUXILIARY DEVICES)という名称で、引用に
よって全体が本明細書に含まれている共有米国特許4,099,157号(Enabnit; 1978
)は、乗り物のフレームを通してのグランドリターンとともに単一の配線を用い
て遠隔に位置する状態モニター装置に電力を供給し、そこからの検出信号を受信
することを開示している。
【0010】 「囲まれた静的グラウンド導電体に組み合わさるホースの作製方法」(FOR MA
KING HOSE INCORPORATING AN EMBEDDED STATIC GROUND CONDUCTOR)という名称
で、共有米国特許4,108,701号(Stanley; 1978)と、「囲まれた静的グラウンド
導電体に組み合わさるホースの作製装置」(APPARATUS FOR MAKING HOSE INCORP
ORATING AN EMBEDDED STATIC GROUND CONDUCTOR)という名称で、関連米国特許4 ,168,198号 (Stanley; 1979)の双方は引用によって全体が本明細書に含まれて
いる。
【0011】 「タイヤ識別のための空気タイヤの集積回路応答機」(INTEGRATED CIRCUIT T
RANSPONDER IN A PNEUMATIC TIRE FOR TIRE IDENTIFICATION)という名称で、引
用によって全体が本明細書に含まれている共有米国特許4,911,217号(Dunn, et.
al.; 1990)は、空気タイヤのRF応答機を開示している。この特許の図1aは
、タイヤ内の応答機に無線送信し、電力を供給するために使用される従来技術の
識別システム(「読み取り機」)を図示している。識別システムは、無線送信機
の信号に応答してタイヤ/応答機の数字の識別をユーザーに指示するための励起
器と関連回路を内部に有する持ち運び可能な手のひらサイズのモジュールを含む
【0012】 「タイヤ識別で使用される空気タイヤのコイルアンテナ付き集積回路応答機」
(INTEGRATED CIRCUIT TRANSPONDER WITH COIL ANNTENA IN A PNEUMATIC TIRE F
OR USE IN TIRE IDENTIFICATION)という名称で、引用によって全体が本明細書
に含まれている共有米国特許5,181,975号(Pollack, et. al.; 1993)は、集積
回路(IC)応答機と圧力変換器を有する空気タイヤを開示している。この特許
で説明されているように、すでに製造されたタイヤの中に、応答機がタイヤパッ
チや他の似たような材料やデバイスによってタイヤの内側の表面に取り付けられ
る。
【0013】 「集積回路応答機と圧力変換機を有する空気タイヤ」(PNEUMATIC TIRE HAVIN
G AN INTEGRATED CIRCUIT TRANSPONDER AND PRESSURE TRANSDUCER)という名称
で、引用によって全体が本明細書に含まれている共有米国特許5,218,816号(Bro
wn, et al.; 1993)は、空気タイヤ内に搭載された集積回路(IC)応答機と圧
力変換機を有する空気タイヤを開示している。「読み取り機」によって供給され
る外部のRF信号によって無線送信すると、応答機はディジタル符号化された形
式で、タイヤの識別とタイヤの圧力データを伝送する。応答機は自己で電源を供
給するのではなく、むしろ外部的に供給されるRF信号から動作電力を得るとい
う意味で、「受動的」である。
【0014】 今ここで参照した共有米国特許は、タイヤ製品技術の進展において、Goodyear
Tire & Rubber Company社によってなされている長年にわたる、広範な、進行中
の努力を示すものである。
【0015】 動的状態 回転素子の位置や角速度のような動的状態は容易に測定できる。
【0016】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許3,831,570号は、磁気ピ
ックアップコイル、回転歯車、永久磁石を用いてクランク軸回転位置を測定する
こと開示している。歯車は、点火プラグの数に対応した多数の波を有する。
【0017】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許3,832,640号は、クラン
ク軸のような回転素子における非常に多数の角度関係(回転位置)を決定するこ
とを開示している。
【0018】 簡単なタイヤの変化の計測器はよく知られており、例えば、引用によって全体
が本明細書に含まれている米国特許4,842,486号と5,524,034号で開示されている
【0019】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許5,218,862号は、タイヤ
の車輪に位置し、車輪の速度情報を電子制御器に送る車輪速度センサを有するタ
イヤ圧モニターシステムを開示している。この特許は、あるタイヤと他のタイヤ
の間の車輪速度の違いはそれぞれのタイヤ圧の違いを示唆すると述べているが、
この違いは、自動車の旋回、加速、減速、急な坂の上昇・下降、車輪のスリップ
、横殴りの風が自動車に降りかかったことも示唆しているかもしれない。
【0020】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許5,274,355号は、回転し
ている空気タイヤの圧力と温度をモニターするシステムを開示している。弾性ダ
イアフラムがタイヤの内壁の中に埋め込まれるか、内壁に取り付けられている。
タイヤ圧の変化は測定できる、ダイアフラムの表面の膨張と収縮をもたらす。ダ
イアフラムは参照の大きさを定義する固定された距離でお互いに離れた反射スト
ライプの対と、タイヤの充填圧に対してダイアフラムが膨張あるいは収縮すると
き互いに対して動く反射ストライプの別の対を有する。自動車に付属した光検出
器で検出される、それぞれのストライプに関係したパルスの間の時間間隔は個々
のタイヤの速度を示す。タイヤから自然放出される背景の赤外放射はタイヤの温
度を示す。
【0021】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許5,345,217号は、各車輪
の角度位置の等しい増分だけ間隔が離れた一連のパルスを生成する(電子自動ブ
レーキシステムAutomatic Braking Systemで使用されているような)、各車輪上
の多重歯形パルス生成器で自動車のタイヤ速度を測定することを開示している。
各車輪の速度は他のものと比べられ、タイヤが充填不十分かどうか、そしてどの
くらい不十分かを決定する。
【0022】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許5,569,848号は、各車輪
組立体に付属する歯形リングセンサと、各歯形リングに動作的に関係し、車輪の
回転角度の測定である信号を生成するセンサと、センサからの信号を受信するコ
ンピュータを有するタイヤ圧モニターシステムを開示している。コンピュータは
自動車の動作中車輪の速度センサをモニターし、自動車の速度、自動車の走行距
離、低タイヤ圧を計算し、指示する。
【0023】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許5,721,528号は、各車輪
に角度変位センサを利用する低タイヤ圧警告システムを開示している。システム
はABSシステムを含む、すでに自動車が搭載された車輪変位センサを利用する
。自動車のある動作状態、例えば、過度にあるいは非常に低い速度、停止、旋回
はセンサの出力から決定される。
【0024】 静的状態 上述した動的状態(例えば、位置、回転速度・加速度)に加えて、静的状態(
例えば圧力や温度)もまた空気タイヤのような回転素子と関係している。迅速に
正しくないタイヤ圧を正せないと、過剰にタイヤが摩耗したり、パンクしたり、
ガソリンの燃費が悪くなったり、操縦が難しくなったりする。自動タイヤ空気充
填不十分警告システムはとりわけ「ランフラット」タイヤにとって重要である。
それは、充填不十分状態が運転者自身によっては検出できないからである。静的
パラメータのセンサは回転するタイヤの中に配置されるのが典型的であり、関連
回路は自動車のなかの車内受信機に検出した状態を示すデータを伝送する。
【0025】 空気タイヤの応答機システム 「応答機」はラジオ周波数(RF)信号の受信と送信の両方をできる電子デバ
イスである。典型的には複数の応答機と1つの無線送信機を含む、応答機システ
ムは公知であり、例えば、引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許 5,339,073号 に開示されており、そのなかの参照文献によってそっくりそのまま
組み込まれている。
【0026】 自動車の空気タイヤに応答機(と関連するセンサ)を配置することは知られて
いる。これらの応答機はタイヤの外に、変数データ(例えばタイヤの圧力、温度
、位置)および/または固定データ(例えばタイヤのID)を伴って、あるいは
伴わずに、RF波を送信し、タイヤの外部からデータを伴って、あるいは伴わず
にRF信号を受信する。分離した応答機は、典型的には、タイヤに関したデータ
をモニターし送信するために自動車の各タイヤと関係している。典型的には、伝
送と受信の両方ができる「無線受信機」は、応答機と通信するために使用される
。無線受信機は持ち運んでもよいし、自動車内に搭載してもよいし、道路に沿っ
て、あるいは内に配置(例えば、「ドライブオーバー」や「ドライブバイ」)さ
れてもよい。
【0027】 「能動」応答機は自身で電源(例えばバッテリー)を有する。それらは信号を
受信し、典型的には、その機能を制御する信号を受信することもまたできる。
【0028】 「受動」応答機は、例えば無線受信機からのように入射するRF信号のエネル
ギーで電源を得る。受動応答機は、2つの一般的なカテゴリー、すなわち、除同
回路だけを有するもの、何らかの能動回路を有するもの、に分類される。主にこ
こでは、何らかの能動回路を有する受動応答機が議論される。
【0029】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許5,612,671号は、各車輪
に圧力センサとラジオ伝送機を有する低タイヤ圧力警告システムと、マイクロプ
ロセッサを含む自動車搭載型受信機を開示している。
【0030】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許4,609,905号は、受動回
路のみを有する受動応答機を開示している。自動車のRF伝送機は応答機を無線
受信し、関係する圧力スイッチの状態の関数として所定の周波数のRF信号を受
信者に返す。
【0031】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許4,067,235号は、タイヤ
圧力センサを有する受動応答機を開示している。電力伝送機によって発生した電
磁波はタイヤ圧力センサのインダクタとキャパシタを有する受信アンテナによっ
て受信される。この放射は整流フィルタによって電気に変換され、応答機の活性
コンポーネント(発振器、バッファ増幅器、伝送器)に電力を供給する。
【0032】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許4,724,427号は、無線送
信機からのキャリア信号を受信する受動応答機を開示している。キャリア信号は
、電気を発生して応答機に電力を供給するため、応答機のアンテナのコイルにわ
たって接続されている整流回路によって整流される。データは調和発振回路で符
号化され、キャリア信号に混合される。調和発振回路の出力は無線受信ユニット
に送り返される。
【0033】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許4,730,188号は、無線送
信機からの誘導結合によって励起される受動応答機を開示している。応答機はデ
ータの流れを構成する信号との誘導結合を介して無線送信機に応答する。応答機
は、応答機内の活性回路にDC電圧(電源)を供給するために、そのアンテナと
して働く誘導コイルと、完全波整流ブリッジとアンテナにわたって平滑化キャパ
シタを有する。
【0034】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許4,911,217号は、空気タ
イヤにおけるRF応答機を開示している。図1aは無線送信とタイヤ内の応答機
に電力を供給するのに使用される従来技術の識別システム(「読み取り器」)を
示す。持ち運びできるモジュールはその中にタイヤ/応答機の数の識別を示す励
起器と回路を有する。
【0035】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許5,181,975号と5,218,861 は、タイヤ識別と圧力データ伝送に使用するために、タイヤの構造の中に配置
された集積化回路の受動応答機を有する空気タイヤを開示している。無線送信機
の信号は応答機の回路によって整流され、それから応答機は整流された信号をデ
ィジタル符号化した信号の伝送の使用のための電力源として利用する。
【0036】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許4,220,907号は、自動車
のための低タイヤ圧警告システムを開示している。各車輪は伝送器を備え、例え
ばフェライトのループ棒のような適切なアンテナを有する共通の受信器がある。
【0037】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許4,319,220号は、タイヤ
の車輪ユニット共通の受信器を有するタイヤ圧モニターシステムを開示している
。各車輪ユニットは信号を伝送し電力を受信するタイヤの内周に対向して配置さ
れる連続的な線ループを有するアンテナを有する。多重アンテナが受信機に備え
られ、フェライトのループ棒の形を取るかもしれない。
【0038】 引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許5,319,354号は、空気タ
イヤに植え付けられた電子タグ(応答機)で通信するアンテナ構造を開示してい
る。この特許は応答機と通信するアンテナに対する応答機の回転が、無線送信機
のアンテナと応答機のアンテナの間の結合に悪い影響を与えることを認めている
。無線送信機のアンテナの建設は、空気タイヤの応答機の位置にかかわらず、た
とえその位置がわからなくても、結合はいつも同じ質になるように記述されてい
る。
【0039】 次の米国特許はまた興味深いものとして掲げる。これらは、引用によって全体
が本明細書に含まれている。3,835,4514,755,3455,095,3095,235,3265, 537,8675,559,5075,594,4485,731,7545,790,0165,790,0165,824,89 15,826,207
【0040】発明の目的と概要 本発明の目的は、1つあるいは複数の添付の請求項において定義され、1つあ
るいは複数の副次的な目的を達成するように実行することができる、空気自動車
タイヤのような回転素子の、1つあるいは複数の動的動作状態をモニターする方
法と装置を提供することである。
【0041】 本発明の別の目的は、既存のタイヤ応答システム(例えば圧力モニターシステ
ム)の機能性を上げることによって、自動車のタイヤ上に働く力を示すデータを
与えることである。
【0042】 本発明によれば、タイヤモニターシステムの車内無線送信機とタイヤに搭載さ
れた応答機の間のRFエネルギーの結合におけるゆらぎは、タイヤに影響を与え
る1つあるいは複数の動的状態を示すものとして、検出される。結合ゆらぎは応
答機で電力ゆらぎとして検出され、ゆらぎを示すデータは車内無線送信機に送信
される。(応答機は無線送信機によって電力を供給される受動応答機である。)
代わりに、ゆらぎは、応答機によって送信された信号の強度に基づいて、無線送
信機で検出される。
【0043】 空気自動車タイヤの場合、ゆらぎはタイヤの回転に関係した周期性を示すのが
普通で、振幅変化や位相シフトを含む。この場合、瞬間のタイヤの角度位置とそ
の時間微分、速度・加速度は容易に決定できる。タイヤの角度位置に加えて、回
転速度・加速度、横方向の加速度、半径方向のずれ、1つあるいは複数のタイヤ
軸のねじれ効果、方向転換角度のような空気タイヤの動的状態も、認識可能な結
合(電力)ゆらぎを引き起こす。
【0044】 コーナリングの間のフロントタイヤへの方向転換入力のような力や他の自動車
の動的状態に応答する空気タイヤの非対称な変形はまた、認識可能な結合(電力
)ゆらぎを引き起こす。タイヤ/車輪組立体の上下のゆれや跳ね返りにおける変
位もまた、認識できる結合ゆらぎを引き起こす。タイヤに働く動的状態に関する
情報は、任意の望ましい方法で自動車操作者および/または自動車制御システム
によって利用される。
【0045】 本発明の1つの態様によれば、角度位置の細かい増分は、認識可能な結合(電
力)ゆらぎ(事象)を引き起こす比較的少数の位置の間を補間することによって
、あるいはタイヤの回転ごとに検出する、認識可能な結合ゆらぎの数を増やすこ
とによって決定できる。
【0046】 本発明の1つの実施態様によると、応答機はタイヤのトレッドに隣接して配置
され、アンテナを有し、タイヤのトレッドに隣接して配置されるのが好ましい導
電性の輪に緩く結合している。多くの誘導素子が、「ブリップ」か何かの形で結
合揺らぎを誘起するために、間隔を空けて配置される。
【0047】 本発明の1つの態様によれば、タイヤは半径方向に層になった空気タイヤで、
結合素子は骨組み構造とベルト構造の間に、例えばタイヤの赤道面上で、トレッ
ドの下に配置される輪である。輪にはタイヤのランフラットの質を上げる付加的
な目的がある。ここで使用した「ランフラット」という用語は、タイヤの構造だ
けで、タイヤが空気充填されていない状態で動作しているとき、タイヤの側壁と
内側表面が崩壊したりまがったりしないで、タイヤを崩壊から防ぐ内部のデバイ
スを全く必要とせずに、自動車の負荷を支えるのに十分強固であるということを
意味している。
【0048】 本発明の他の目的、特徴、利点は続く説明から明らかになるであろう。
【0049】発明の詳細な説明 本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。好ましい実施形態の例は
添付の図面に図示されている。図面は例示のためのものであり、限定するための
ものでない。本発明をこれらの好ましい実施形態に即して説明するが、本発明の
要旨と範囲をこれら特定の実施形態に限定しようとしているのではないことは理
解されるべきである。
【0050】 図面の一部のある要素は、図示の明確さのために、スケールどおりに図示され
ていない。
【0051】 図面全体を通じて同様な要素は同様な参照番号が付けられていることが多い。
例えば、ある図(あるいは実施形態)における要素199は、他の図(あるいは
実施形態)における要素299と多くの点で同様なものである。同じ、または異
なる図の間におけるこのような関係は、もし適用できるならば、請求項および要
約書を含めて明細書全体を通じて明らかであろう。
【0052】 ある場合には、同じような要素は1つの図で同じような番号がつけられている
。例えば、複数の要素199のそれぞれは、個々に199a、199b、199
c、と番号がつけられている。
【0053】 ここで示された断面図はすべて、図示の明確さのため、そうでなければ本来の
断面図で見える背景線が省略されて、「スライス」あるいは「近視野」断面図の
形を取っている。
【0054】 本発明のこの好ましい実施形態の構成、動作、利点は、添付の図面とともに以
下の説明を考慮するとさらに明らかになる。
【0055】 図1は、4つの各車輪(不図示)に取り付けられた4つの空気タイヤ104a
..104dを有する自動車102(破線で示されている)に搭載される、従来
技術の典型的なタイヤ圧モニターシステム100を図示している。応答機(「タ
グ」)106a..106dは、各タイヤ104a..104dの中にそれぞれ
配置される。応答機106a..106dは、自動車の中に搭載された車内無線
送信機108によって発生するのが典型的なRF信号から動作電力を得る受動応
答機であるのが好ましい。
【0056】 無線送信機108はRF送信機112(例えば、受動応答機に電力を供給する
ための)、RF受信機114、マイクロプロセッサを含む制御ロジック116、
画像表示、場合によっては音声警報を含むディスプレイデバイス118を有する
。アンテナ110a..110dは自動車102に配置されるが、例えば自動車
の車輪用のくぼみ部のように、タイヤ104a..104dにそれぞれ隣接して
いるのが好ましい。アンテナ110a..110dはフェライト・ループスティ
ックアンテナであるのが適している。
【0057】 各タイヤ104a..104dに隣接した、自動車上の各固定位置で、自動車
アンテナ110a..110dを使うことは、よく知られていて好ましく、引用
によって全体が本明細書に含まれている米国特許3,553,060号3,810,090号4, 220,907号5,541,574号5,774,047号で開示されている。
【0058】 使用においては、無線送信機108は応答機106a..106dに電力を供
給し、今度は応答機が無線送信機に測定した状態(例えば空気圧)を示すデータ
を送り返す。このようなシステムはどんなものでも、固定アンテナ110a..
110d(代わりに1つの中心に位置する固定アンテナでもよい)と動く(すな
わち乗り物が動いているとき)応答機(図示されていないが、それぞれが独自の
アンテナを有している)の間の信号が効率的・効果的に結合されるのが望ましい
【0059】 図2は、一般的に、従来技術の代表的な受動RF応答機200(106a..
106dのいずれか1つと比べよ)を図示している。アンテナ202は、例えば
コイルアンテナであり、無線送信機108から(アンテナ110a..110d
を経由して)キャリア信号を受信する。周波数Fのキャリア信号は、応答機の能
動回路、この例では、クロック・制御ロジック回路206、センサインターフェ
ース/データ生成回路208のための動作電力を生成するために、応答機のアン
テナ202に接続された整流回路204によって整流される。1つあるいは複数
の状態センサ210、例えば、温度センサや圧力センサから得られたデータは、
場合によってメモリ212に格納され、変調回路214で符号化(ディジタル化
)され、キャリア信号に混合される。変調回路214の出力はアンテナ202を
介して無線送信機108に送り返される。
【0060】 クロック・制御ロジック回路206は、無線送信機108によって送信された
RFキャリア信号から直接的にクロック信号を得ることはよく理解されたい。例
えば、応答機を照射する(電力を供給する)キャリア信号は、125kHzだと
12.5kHzのクロックパルスを生成するために、「10で割る」割算回路
(不図示)を通過する。クロック信号はカウンタ(不図示)によってカウントさ
れ、カウンタの累積カウント数はディジタル化され、応答機によって送信される
【0061】 図3A、3B、3Cは、空気タイヤ304(104a..104dのいずれか
1つと比べよ)の中に配置された受動応答機302(106a..106d、2
00のいずれか1つと比べよ)を含む、従来技術のRF応答システム300を図
示している。この例では、応答機302は受動応答機で、タイヤ304の内側表
面306に適切な方法で搭載される。アンテナ320(110a..110dの
いずれか1つと比べよ)は、車輪用のくぼみ部のようにタイヤ304に近くの、
自動車上の位置に配置され、応答機302から信号を受信するばかりではなく、
(受動応答機の場合)応答機302に電力を供給するため、電磁放射を出力する
【0062】 図3A、3B、3Cに図示したように、自動車アンテナ320は、例えばタイ
ヤの頂上部と並列に、タイヤ304に対して12時の位置に固定して配置される
。アンテナ320はタイヤ304の動き(例えば、回転、方向転換、リバウンド
)と干渉せずに、応答機302と電磁的に結合するのに適した位置に配置されれ
ばどこでもよいことは理解すべきである。
【0063】 タイヤ304が回転すると(矢印330で示すように)、応答機302はアン
テナ320にかわるがわる近づいたり、離れたりする。図3A、3Bに図示した
ように、タイヤ304は、応答機302がアンテナ320に対して「6時」の位
置になるように配置されている。このように応答機302がアンテナ320から
最も離れると、アンテナ320と応答機302の間のRF信号の結合は、タイヤ
が180度回転して、応答機302が図3Cに図示するように「12時」の位置
にある時のアンテナ320と応答機302の間の結合に比べて、比較的弱くなる
。したがって、タイヤ304が回転すると、アンテナ320と応答機302の間
のRFエネルギー結合に周期的なゆらぎがあるということは明らかであろう。
【0064】 図4は、上述してきたような、空気タイヤ内に配置された、車内無線送信機(
例えば108)のアンテナ(例えば320)と応答機(例えば302)の間のR
Fエネルギーの結合における揺らぎを図示したグラフ400である。x軸は、タ
イヤが回転するときの、応答機302が自動車アンテナ320の間の角度(°)
である。0°は応答機302がアンテナ320にもっとも近づいたところであり
(図3Cのように)、180°は応答機302がアンテナ320から最も離れた
ところ(図3Bのように)である。y軸は結合の大きさであり、任意単位である
。一般的に、結合強度は周期的に変化し、線402で図示されているように無線
送信機アンテナ(例えば320)と応答機(例えば302)の間の距離とは反対
に変化する。
【0065】 応答機のゆらぎの検出 上述の米国特許5,319,354号は図4に関して説明してきたような結合変化が存
在することを認めて、このような結合強度のゆらぎが応答機に電力を供給したり
、応答機と通信することにとって有害であることを教えており、空気タイヤの応
答機の位置に関係なく、結合がいつも同じ質になるような無線送信機アンテナの
構築を説明している。
【0066】 この結合ゆらぎを有利に利用することは本発明の目的である。
【0067】 図5は、本発明の代表的な受動RF応答機500(200と比べよ)の主要な
機能部を図示している。応答機200に関して説明したのと同じように、例えば
コイルアンテナのようなアンテナ502(202と比べよ)は、無線送信機10
8から(アンテナ110a..110dを介して)キャリア信号を受信する。周
波数Fのキャリア信号は動作電力を生成するために整流回路504(204と比
べよ)によって整流される。クロック・制御ロジック回路506(206と比べ
よ)とセンサインターフェース/データ生成回路508(208と比べよ)が備
えられる。1つあるいは複数の状態センサ510(210と比べよ)から得られ
たデータは場合によってメモリ512(212と比べよ)に保存され、無線送信
機108に送り返すために、変調回路514(214と比べよ)によってアンテ
ナ502に伝えられる。
【0068】 本発明の受動RF応答機500はまた、アンテナ502上の信号の大きさ、お
よび/または位相を、好ましくは整流と調整に先立って、モニターできる電力モ
ニター回路520を含む。
【0069】 応答機のアンテナ502によって受信される信号の大きさにおけるゆらぎを検
出するために、電力モニター回路は、引用によって全体が本明細書に含まれてい
米国特許4,285,236号で開示されているように、包絡線検出器と閾値検出器の
組み合せであるのが適切である。この方法では、応答機に電力を供給する信号に
おけるゆらぎが検出できる。注意はまた、引用によって全体が本明細書に含まれ
ている米国特許5,559,507号で開示されているように、電力消費と電力出力にお
けるピーク−ピーク値に比例するコイルにわたる電圧の変化をモニターする回路
に向けられる。
【0070】 上の教訓から、本発明が属する当業者は、例えば、モニターされる信号に最大
値、最小値、ヌル点のような「事象」を検出し、事象の存続期間あるいは間隔に
関する、情報が変化することは比較的わかりやすいと認識するだろう。例えば、
一連の事象の間の時間間隔はクロックパルスを数えることにより決定でき、その
時間間隔に関する情報は、例えばカウントを2値に変換し、RF送信を変調する
ことによって、伝送信号に乗せることができる。このような「事象」の間の時間
あるいは角度単位は、1つあるいは複数のタイヤ軸についてのねじれ効果の検出
のために使用できる。このなかでは、例えば、「事象」の間の角度間隔あるいは
時間の変化が、タイヤの回転の横軸に働くねじれの変化を示す。
【0071】 結合素子の組み合せ 上で述べたように、自動車搭載アンテナに相対した車輪の回転に関係なく、車
内無線送信機とタイヤ搭載応答機の間のRF信号の均一、あるいは少なくとも十
分な結合を確実にするのが一般的に望ましい。同様に、タイヤ搭載応答機の読み
取り(場合によっては電力の供給も含む)のために手のひらに乗るサイズのデバ
イスを使用するときには、タイヤの回転に関係の無い有効な結合は、ときどき「
360度読み取り可能」と呼ばれ、一般的に望ましい。最も悪い場合は、自動車
搭載アンテナに対するタイヤの回転は、タイヤの回転の一部分の間に「減灯」状
態を作る。上述した米国特許5,319,354号は、この問題を改良するアンテナ構築
を提案している。上述した共有米国特許5,181,975号と5,218,861号は、タイヤ搭
載の応答機への結合を改善に取り組み、変圧器の第1の巻き線として機能する環
状のタイヤの内へり(HOOP)を開示している。応答機はHOOPの近くに配
置され、HOOPと緩く結合し、変圧器の第2の巻き線であるコイルアンテナを
有する。
【0072】 図6A,6B,6Cは、空気タイヤ604(304と比べよ)の中に配置され
る受動応答機602(302と比べよ)を有するRF応答システム600(30
0と比べよ)を図示したものである。応答システム600は、次の点で、先ほど
説明した応答システム300と同様である。応答機602はタイヤ604の内側
表面606(306と比べよ)に適切な任意の方法で搭載される。アンテナ62
0(320と比べよ)は、タイヤ604のすぐ隣に、自動車の車輪用のくぼみ部
のように、タイヤ604に隣接して、自動車に配置される。アンテナ620は応
答機602に電力を供給する電磁放射を出力し、応答機602からの信号を受信
する。
【0073】 応答機システム600のこの実施形態は、タイヤ604の内側表面606の円
周に広がる輪630を組み込んでいる。輪630は、上述の米国特許5,181,975
号と5,218,861号で説明されているように、結合変圧器の第2の巻き線として機
能する、応答機のコイルアンテナとともに、結合変圧器の第1の巻き線として機
能する導電部である。
【0074】 一般的に、輪630は応答機602と外部アンテナ620の間の結合に有益な
影響(増強)を与え、この点で、「結合素子」とみなしうる。輪630は、その
端がもう一方の端に接続されている(短絡されている)一周のワイヤであるのが
適切であるが、複数周でもよいし、ワイヤあるいは導電性材料の層でもよい。輪
630は、低電気抵抗を有するべきで、10Ω未満が好ましい。輪を含めること
により、応答機602の「360度」読み取り可能性が増強される。
【0075】 輪630の実際の配置については、輪630がタイヤ604の内側表面606
の円周に広がって、タイヤ604の赤道面(EP)からややずれて図示されてい
るのは、図示の目的だけであることを理解すべきである。輪630がタイヤ60
4の軸中心線(赤道面)上に配置され、応答機602のすぐ下を直接通過したり
、タイヤ604の胴部に埋め込まれたりすることも本発明の範囲内である。
【0076】 輪630自身に関しては、輪は、結合素子として機能するのに適した任意の導
電材料の、典型的に完全で、端の無い、短絡したループであることを理解すべき
である。輪630は、空気タイヤの内部環境に置かれたときに、よい機械的強度
と腐食耐性を示す真鍮のめっきの高い伸張強度の鋼鉄であるのが適切である。輪
630はそのようなワイヤの複数束ねたものでもよいし、それは場合によっては
、めっき(例えばニッケルや金で)してもよい。
【0077】 輪630素子は、タイヤ604の全円周に広がる完全な輪を形成するため、両
端において任意の適切な方法(例えば巻き付けたり、はんだ付けしたり)で、2
つあるいは3つ以上の有限の長さのワイヤを結合して形成してもよいし、内部に
組み合わさった結合コイルを有するループを含め、両端を持つループとして、あ
るいは、タイヤの側壁上あるいはその中を含め、タイヤの円周に部分的に広がる
細長い導電体として形成してもよいことは本発明の範囲内である。輪630素子
は導電性ゴムの中に包まれたタイヤコード材料の多重層として形成してもよいこ
とはさらに本発明の範囲内である。
【0078】 結合素子としての電気的特性に加えて、輪は適度に強固であるなら、タイヤの
ランフラットの質(例えば、空気の充填が不十分なときの半径方向の強固性)を
高めるという付加的な目的に資する。
【0079】 図6A、6B,6Cに図示されているように、自動車アンテナ620はタイヤ
の頂上部に並列になるように、タイヤ604に対して「12時」の位置に固定し
て配置される。アンテナ620は、タイヤ604の動き(回転、方向転換、リバ
ウンド)と干渉することなく、応答機602と電磁的に結合するのに適切な任意
の位置に配置されてもよいことは理解されるべきである。
【0080】 上で説明したのと同様に、タイヤ604が回転すると(矢印632で図示する
ように)、応答機602はかわるがわるアンテナ620に近づいたり(図6Cの
ように)、遠ざかったり(図6Bのように)する。したがって、アンテナ620
と応答機602の間の「直接」の結合は周期的に変化する。
【0081】 応答機602とアンテナ620の間の直接の結合に加えて、輪630は「間接
的」に応答機602とアンテナ620の間のエネルギーを結合する。この応答機
−輪−アンテナの間の間接的な電磁結合は、たとえ応答機とアンテナの間の距離
が周期的に変化したときでも、輪とアンテナの間の距離、輪と応答機の間の距離
が同じままなので、比較的一定のままである。
【0082】 米国特許5,181,975号のタイヤの内へりは輪630と同じような目的を持って
いるが、金属のタイヤリムの近傍にさらされている。本発明は、輪をリムからで
きるかぎり遠く離して配置することによりこの問題に対処している。
【0083】 図7は、上で説明してきたような、車内無線送信機(例えば、108)のアン
テナ(例えば、620)と空気タイヤ内に配置される応答機(例えば、602)
の間のRFエネルギー結合におけるゆらぎを図示したグラフ700(400と比
べよ)である。x軸は、タイヤが回転するときの、応答機602と自動車アンテ
ナ620の角度(°)である。0°は応答機602がアンテナ602に最も近い
点、180°は応答機602がアンテナ620からもっとも離れた点である。y
軸は結合度/位相で、任意単位である。
【0084】 明らかになるように、線702で示されているように、結合は大きさと位相の
両方において変化する。以下の結合(電力)の揺らぎの説明を助けるために、線
上に多数の点704、706、708、710、712、714、716、71
8が示されている。
【0085】 応答機602と無線送信機アンテナ620は輪630によって「間接的」に結
合されており、この間接的な結合はタイヤの全回転過程(0°から360°の間
)にわたって比較的一定である。しかし、応答機602がアンテナ620に近づ
くと、それらは互いに「直接」的に結合されるようになる。この直接結合は間接
結合よりも強く、逆位相である。次のようなことが観測された。
【0086】 0°(点704)と約270°(点706)の間で、応答機602へのエネル
ギーの結合は間接的で、比較的一定であり、例えば、振幅が「A」で位相が「+
」である。
【0087】 約270°(点706)で、直接結合が現れ始め、間接結合と逆位相になり、
間接結合をキャンセルする。約280°(点708)で、応答機によって受信さ
れる信号には、「+」位相から「-」位相に変化するとき、「ゼロ点交差」ある
いは「ヌルディップ」がある。
【0088】 タイヤが回転を続けると、応答機で受信される信号の振幅は約290°(点7
10)で2Aの大きさまで増加する。 約290°(点710)と約330°(
点712)の間で、信号の大きさは、大きさ/位相が−2Aで比較的一定である
【0089】 約330°(点712)で、直接結合がなくなりはじめ、電力が減少する。約
340°(点714)で、応答機によって受信される信号には、「−」位相から
「+」位相に変化するとき、別の「ゼロ交差」あるいは「ヌルディップ」がある
【0090】 タイヤが回転を続けると、応答機によって受信される信号の大きさは約350
°(点716)でAの大きさに増大する。約350°(点717)と360°(
点718)の間で、信号の大きさは、大きさ/位相が+Aで比較的一定である。
(点718は点704に等価である。)
【0091】 点708と714は「ゼロ交差」あるいは「ヌルディップ」を示し、これらは
、応答機の中の電力モニター回路(例えば520)によって容易に検出される。
したがって、例えば、2つのゼロ交差点708と714の間の間隔720の間、
クロックパルスを数える(例えば、クロック・制御ロジック506で)ことや、
ディジタルデータストリームで車内無線送信機(例えば108)に伝送するため
にレジスタ、あるいは他の適切なメモリ素子(例えば512)でカウントを保存
することは比較的簡単なことである。間隔720の長さはタイヤの回転速度を表
し、間隔が短くなればなるほど、間隔の間に数えられるクロックパルスの数が少
なくなり、タイヤの回転速度が増大する。時速100kmで走行する典型的な乗
用車の典型的なタイヤは約60msで一回の完全回転をする。点708と714
で発生する位相シフトは、引用によって全体が本明細書に含まれている米国特許 5,764138号 で開示されているような回路によって検出されるのが適切である。
【0092】 ゼロ交差(708、714)は、あるタイヤの角度で応答機602に全く電力
が結合されていないことを意味するので、応答機の電源(例えば、整流器504
)はその内部に組み込むキャパシタのようななんらかの保存素子を有するべきで
ある。同様に、たとえ電力が「ハンプを超えて」(ゼロ交差点を超えて)利用可
能になっても、応答機によって車内無線送信機に送信される信号もまた、あるタ
イヤの位置で停電にさらされるであろう。
【0093】 無線送信機でのゆらぎ検出 上で説明したように、問題が応答機における電力(結合)のゆらぎの検出に付
随する。これから車内無線送信機における電力ゆらぎの検出技術を説明する。
【0094】 図8は、図1について説明したものと比較しうる、タイヤ圧モニターシステム
800を図示しており、応答機(「タグ」)806a..806d(106a.
.106dと比べよ)が、自動車802(102と比べよ)の各タイヤ804a
..804d(104a..104d)の中に、それぞれ配置されている。車内
無線送信機808(108と比べよ)はRF送信機812(112と比べよ)、
RF受信機814(114と比べよ)、制御ロジック816(116と比べよ)
、ディスプレイデバイス818(118と比べよ)を有する。フェライト・ルー
プスティックアンテナのような、1つあるいは複数のアンテナ810a..81
0d(110a..110dと比べよ)が自動車802に配置される。
【0095】 この例では、車内無線送信機808は、応答機500の電力モニター520と
比較し得る電力モニター回路820を備え、タイヤの応答機によって、車内無線
送信機に送信されるRF信号の結合におけるゆらぎを検出する。応答機の代わり
に、無線送信機における電力ゆらぎをモニターすることにすれば、単純な従来技
術の応答機(例えば200)が使える。能動(例えば、バッテリーによって電力
を供給される)応答機、あるいは応答機の代わりに簡単な送信機の使用も可能で
ある。応答機は無線送信機によって電力を供給される必要が無いなら、無線送信
機は単なる受信機でよい。
【0096】 細かい増分など 上で説明したように、ある事象(ヌル点708と714のような認識/測定可
能な結合ゆらぎ)をモニターし、2つの事象の間の間隔(例えば720)の間の
経過時間を決定することが可能である。この方法では、回転ごとにタイヤの角速
度を決定することが可能である。明らかなことだが、加速度は速度の変化による
直接的な方法でも決定できる。
【0097】 タイヤの角度位置もまた決定できる。上の例では、ヌル点708と714が2
80°と340°のタイヤ角度位置でそれぞれ発生する。ヌル点の間隔が等しく
ないことが、どちらのヌル点がどちらなのか決定するのに有利であることは明ら
かである。(タイヤの回転とともに、「ブリップ」のパターンが次のように認識
できるようになる:「ブリップ、ブリップ、ポーズ、ブリップ、ブリップ、ポー
ズ...」。)もしヌル点708と714が180°離れて発生したら、どちら
のヌル点がどちらか決定するために位相反転が追跡されなければならないだろう
【0098】 応答機に電力を供給する信号における(代わりに応答機から来る信号における
)特別の点(認識可能な結合ゆらぎ)はタイヤの知られた離散的な角度位置を示
しており、それはタイヤのねじれ効果の関数として変化する。例えば、タイヤの
回転の180ごとに、「ブリップ」あるいは他の信号形状が検出される(例えば
、図4に関して議論したような最大値と最小値)。これらの「ブリップ」の間の
時間間隔が決定される(例えば、「ブリップ」の間の期間に応答機で発生するク
ロックパルスを数えることによって)。その後、この時間間隔は次の時間間隔を
予期的に固定された数の離散的な間隔、例えば256個で、それぞれは180°
の1/256、あるいはタイヤ回転の約0.704°を表わす間隔に分割するた
めに使用される。言い換えれば、180°ごとの「ブリップ」の間の時間期間は
、最新の「ブリップ」と次の間の時間期間に対しても比較的一定のままであるこ
とを仮定している。この過程あるいは予想された期間は応答機のクロック周波数
に基づく等しい時間間隔に分割されるが、タイヤの半回転のみでは、その加速度
に関わらず、「ブリップ」の間に実際の時間変化はほとんど起きないから、例示
された256パルスあるいは時間間隔は実際にタイヤの角度回転の均一な間隔を
表現する。もし「ブリップ」が等間隔ではなく、しかもその位置が分かる場合に
は(例えば図7を見よ)、認識可能な結合ゆらぎの間の角度位置もまた同様に決
定できる。
【0099】 本発明の一実施形態では、角度位置の細かい増分は、上述の認識できる少ない
結合ゆらぎの間を補間することによって決定できる。これはタイヤの回転速度が
特定の回転の間ほぼ一定であることを合理的に仮定するものである。本発明が属
する当業者は、ここで挙げた教えからソフトウェア、ハードウェアのいずれかで
補間を実行する方法が分かるだろう。ハードウェアの補間技術の一例は上述の 国特許3,832,640号 で開示されている。
【0100】 本発明の別の実施形態では、角度位置の細かい増分は、タイヤの回転あたりで
検出する、認識可能な結合ゆらぎ(事象)の数を増加させることによって決定で
きる。
【0101】 図9は図6Aと同様なもので、タイヤ904(破線で示されている、604と
比べよ)の内側表面に配置されている応答機902(602と比べよ)とタイヤ
内の結合素子輪930(630と比べよ)を図示している。車内無線送信機(不
図示、108と比べよ)のアンテナ920(620と比べよ)が図示されている
。アンテナ920はタイヤ904の「12時」の位置に隣接して示され、応答機
902はタイヤの0°の方向に示されている。
【0102】 本発明のこの実施形態では、複数の誘導素子910、912、914が、輪の
円周囲の周りのいろいろな点に輪に組み合わされて示されている。このような誘
導素子は、フェライトのリング、鋼鉄の突起、あるいは単に輪そのものを広げた
り狭めたりしたに過ぎないものであってもよい。これらの誘導素子は、各誘導素
子がアンテナ920を通過するときRF結合にゆらぎ(「ブリップ」)を引き起
こす。図示されているように、誘導素子910、912、914は輪930の円
周囲に等間隔に配置されていない。代わりに、素子910は0°の位置に、素子
912は90°の位置に、素子914は270°の位置に配置されている。(応
答機902は180°に配置されている。)タイヤが回転すると、「ブリップ」
のパターンが次のように認識できるようになる:「ブリップ、ブリップ、ポーズ
、ブリップ」。この等間隔でない誘導素子の間隔と、それに続く等間隔でないブ
リップの間隔は、単にその回転速度だけでなく、タイヤの特定の回転を確かめる
のに有利である。認識可能な結合ゆらぎを引き起こす誘導素子が下で述べるよう
に、タイヤの円周囲で、輪なしに、「アンテナ」結合素子のある場合無い場合を
含めて、タイヤに組み込まれることは本発明の範囲内である。
【0103】 図9Aはアンテナ920と応答機902の間のRFエネルギーの結合における
ゆらぎを図示したグラフ950(400と比べよ)である。x軸はタイヤが回転
するときの応答機902と自動車アンテナ920の間の角度(°)である。0°
は応答機902がアンテナ920に最も近い点で、180°は応答機902はア
ンテナ920からもっとも離れている点である。y軸は結合度で、任意単位であ
る。一般的に、結合はタイヤの回転のため周期的に変化し、その変化が図示のた
めに誇張されている線952で図示されているように変化している。この図では
、誘導素子910、912、914で引き起こされる「ブリップ」960、96
2、964がそれぞれ図示されている。
【0104】 他の実施形態 いろいろな実施形態が上で説明されたが、その中には、輪(例えば630)が
タイヤ(例えば604)の中に配置され、応答機(例えば602)とともに36
0°の読み取り可能性を与えている。これらの実施形態では、上述の米国特許5, 181,975号と5,218,861号 で説明されているように、応答機は輪に誘導的に結合さ
れている。
【0105】 本発明の別の実施形態は、完全に円の輪の代わりにほぼ完全に円のワイヤ(あ
るいは他の適切な導電材料)がタイヤ内に配置される。ほぼ完全に円のワイヤは
両端と、両端の間に取り付けられた結合コイルを有し、「ループアンテナ」にな
る。結合コイル形式の内部アンテナを有する応答機がループアンテナの結合コイ
ルに隣接して配置され、2つの結合コイルの間の変圧器型結合に影響を与える。
この利点は、コイルとコイルの結合がループとコイルの結合よりも強いというこ
とである。本発明のさらに別の実施形態では、上記の未請求合衆国仮特許60/095 ,176号 に開示されているように、ループアンテナ(ほぼ完全に円のワイヤ)が応
答機に直接接続(「配線接続」)される。いずれの場合でも(結合コイルあるい
は直接接続)、ループアンテナは上記の輪とほぼ同じように結合素子として機能
する。
【0106】 代表的なシステム 図10は、4つの各車輪(不図示)に取り付けられた4つの空気タイヤ100
4a、1004b、1004c、1004dを有する典型的な乗用車のような、
自動車1002(破線で示す)に搭載された状態モニター・制御システム100
0の一実施形態である。
【0107】 自動車1002は、RS−485インターフェース1010を有する車内自動
車コンピュータ1008によって制御されるRS−485(あるいはそれに等価
な)多重シリアルデータバス1006を備えるのが好ましい。中央ディスプレイ
ユニット1012は、コンピュータ1008に直接か、データバス1006を介
してコンピュータ1008に作動的に接続されている(図示しているように)の
が好ましい。データバス1006は絶縁ワイヤのねじれ対(「A」と「B」のラ
ベルが付けられている)であるのが適切で、インチあたり最少のひとねじりであ
るのが好ましい。
【0108】 もしデータバスが自動車に全くない場合、そこに加えることも本発明の範囲内
である。例えば、既存の自動車データバスが存在しない場合、RS−485や他
の適切なシリアル通信基準に適合する双方向データバスのような、専用のデータ
バスが装備されればよい。
【0109】 4つの各タイヤ1004a..1004dには、それぞれ電子モジュール(「
タグ」)1020a..1020d、タイヤ内の空気圧や空気温度のような1つ
あるいは複数の状態をモニターでき、それぞれの自動車タイヤ内のモニターされ
た状態を示すラジオ周波数(RF)信号(例えば、モニターされた状態の関数で
変調されている)を送信することができる関連センサ(示されていないが、公知
である)が装備されている。タグ1020a..1020dは応答機であるのが
適切であるが、上で述べたように、代わりに1つあるいは複数の状態センサとラ
ジオ周波数送信機を含むだけでもよい。
【0110】 システム1000は4つのモニター(あるいは「無線送信ユニット」)103
0a..1030dを有し、それぞれはタイヤ1004a..1004dのそれ
ぞれ1つと関係し、自動車の車輪用のくぼみ部の中に搭載されるように、タイヤ
の近傍に配置されるのが好ましい。
【0111】 各モニター1030a..1030dは電源に接続され(円と三角形で終端す
る線で示すように)、個々に車内コンピュータ1008と通信するため、多重シ
リアルデータバス1006に接続される。
【0112】 各モニター1030a..1030dは、一般的に、上で説明した無線送信機
(例えば108、808)のいずれか1つと比較し得るものである。各モニター
1030a..1030dは、アンテナ1032a..1032d(110a.
.110d、810a..810dと比べよ)、タグからの送信を受信する受信
機(不図示、114、814と比べよ)、タグ1020a..1020dのそれ
ぞれ1つに送信する(場合によっては電力を供給する)送信機(不図示、112
、812と比べよ)をそれぞれ有する。応答機でなく無線送信ユニットで結合ゆ
らぎを検出する場合、各モニター1030a..1030dは適切な電力モニタ
ー1034a..1034d(820と比べよ)をそれぞれ備える。
【0113】 各モニター1030a..1030dは、データバス1006を介した二方向
データ伝送を容易にするため、(National Semiconductor製のDS36277 Dominant
Mode Multipoint Transceiverのような)適切なデータ・トランシーバを含む。
【0114】 それぞれのタグへのモニターの送信は、受動タグを活性化するキャリア信号を
含み、低電力節電モードにある能動タグを「起こす」信号を含む。アンテナ(1
032)を含むモニター(1030)の全ての部品は、1つのパッケージに収容
されることも本発明の範囲内である。代わりに、アンテナ(1032)をこのよ
うなパッケージの外に配置してもよい。
【0115】 それぞれのタグ1020a..1020dからのRF信号によって搬送される
モニターされた状態の情報は解読(例えば変調解読)されて、車内コンピュータ
1008に与えられ、この後、自動車の操作者用のディスプレイ(1012)に
表示される。適切で認識できる画像および/または音声の警告が自動車メーカー
のオプションで使用されることは本発明の範囲内である。加えて、タイヤの動的
状態に関する情報が、例えば「スマートな」停止システムへの関係する入力を与
えることにより、自動車の制御に利用できる。
【0116】 例えば、回転速度・加速度、横方向の加速度、半径方向のずれ、1つあるいは
複数のタイヤ軸についてのねじれ効果、方向転換角度のようなタイヤ角度位置に
加えて、空気タイヤの動的状態もまた、認識可能な結合(電力)ゆらぎを引き起
こす。
【0117】 応答機への電力レベルは、動的データを得るために周波数の観点から解析され
る。波形のフーリエ解析は基本周波数の高調波を含むデータを生成する。このデ
ータは、停止、方向転換、あるいは他の周波数に関連した、個々の自動車システ
ムの特徴を制御するために使用できる。これらの自動車システムの振動の特徴は
、内外における自動車の主観的な「感覚」と雑音の扱いを決定する。種々の自動
車システム内の、これら周波数に関連した特徴の制御は、高調波の振幅、共鳴、
感覚的なパラメータを制御するために動的に使用される。例えば、応答機の信号
あるいは電力のレベルは、高調波振幅解析に応答して雑音の相殺を活性化するた
めに、自動車の音声周波数生成器(スピーカ)と組み合わせて使用される。
【0118】 結言 以上空気タイヤのような回転素子の動的状態をモニターする方法と装置を説明
してきた。一般的に、自動車アンテナとタイヤ搭載応答機の間で結合するRFエ
ネルギーの大きさと位相がモニターされ、ゆらぎがタイヤの動的状態を示すもの
として利用される。タイヤ内の輪とループアンテナの使用が説明された。
【0119】 輪、ループのようなものが、タイヤの内側表面上に配置されるのではなく、タ
イヤの骨組みに囲まれることは本発明の範囲内である。
【0120】 非平面の「曲がりくねった」パスに続く輪、ループのようなものが、タイヤの
内側表面に配置される(あるいはタイヤの骨組みに囲まれる)ことも本発明の範
囲内である。
【0121】 ヌル点、ディップ、スパイクなど以外の現象が、動的なタイヤの状態を示すも
のとしてモニターされることは本発明の範囲内である。例えば、RF結合の平均
レベルは、タイヤが方向転換した(横に曲がった)とき減少し、これによって、
タイヤの方向転換角度がわかる。
【0122】 自動車アンテナがタイヤに対して約12時の位置以外で配置されることは本発
明の範囲内である。例えば、自動車アンテナがタイヤに対して9時の位置に配置
され、この場合、タイヤの方向転換角度は信号の結合に影響を与える。
【0123】 本発明を図面と上の記述で詳細に例示・説明したが、これは、特徴の例示のた
めのものであって、限定するためのものではないと考えていただきたい。好まし
い実施形態のみを示し説明してきたが、本発明の要旨内に入るすべての代替、修
正は保護されることが望まれると理解されるべきである。疑いなく、上述した「
テーマ」に関する多くの他の「変更」は、本発明が属する当業者に可能であり、
そのような変更は、ここで開示された本発明の範囲内に入ることが意図されてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術による、タイヤ圧モニターシステムの単純化されたブロック図である
【図2】 従来技術による、受動応答機の単純化されたブロック図である。
【図3A】 従来技術による、内部搭載の応答機を有するタイヤの、部分的に断面化された
、側面図である。
【図3B】 従来技術による、線3B−3Bで図3Aを切った、図3Aのタイヤの断面図で
ある。
【図3C】 従来技術による、図3Aを180°回転して、線3B−3Bで切った、図3A
のタイヤの断面図である。
【図4】 本発明による、無線送信機アンテナと図3Aの応答機の間の結合強度のグラフ
である。
【図5】 本発明による、受動応答機の単純化されたブロック図である。
【図6A】 本発明による、その内部に配置される応答機と輪の結合素子を有するタイヤの
部分的に断面化された側面図である。
【図6B】 本発明による、線6B−6Bで図6Aを切った、図6Aのタイヤの断面図であ
る。
【図6C】 本発明による、図6Aを180°回転して、線6C−6Cで切った、図6Aの
タイヤの断面図である。
【図7】 本発明による、無線送信機アンテナと図6Aの応答機の間の結合強度のグラフ
である。
【図8】 本発明による、タイヤ圧モニターシステムのブロック図である。
【図9】 本発明による、破線で示されるタイヤとともに、その内部に配置される応答機
と輪の結合素子を有するタイヤの側面図である。
【図9A】 本発明による、無線送信機アンテナと図9の応答機の間の結合強度のグラフで
ある。
【図10】 本発明による、状態モニター・制御システムのブロック図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月13日(2001.9.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CR, CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,G B,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL ,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZA,ZW (72)発明者 ブラウン、 ロバート ウォルター アメリカ合衆国 44256 オハイオ州 メ ディナ ハフマン ロード 3414

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗り物(802、1002)の空気タイヤ(304、604
    、804、904、1004)の動的状態をモニターする方法であって、 前記タイヤに搭載される応答機(302、602、806、1020)と、 前記乗り物内の無線送信機(808、1030)を有し、 前記無線送信機と前記応答機の間を通るRFエネルギーの結合ゆらぎを検出す
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記応答機は受動応答機であり、前記無線送信機からのRF
    信号によって電力の供給を受けることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 検出は前記応答機で行われることを特徴とする、請求項1に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記応答機は、前記検出された結合ゆらぎに関するデータを
    前記無線送信機に送信することを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 検出は前記無線送信機で行われることを特徴とする、請求項
    1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 結合素子(630、930)を前記タイヤに組み込むことを
    特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記結合素子は輪であることを特徴とする、請求項6に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 前記結合素子は前記応答機に誘導的に結合されていることを
    特徴とする、請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記結合素子はループアンテナであることを特徴とする、請
    求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記結合ゆらぎは、タイヤの角度位置、回転速度・加速度
    、横方向の加速度、半径方向のずれ、1つあるいは複数のタイヤ軸のねじれ効果
    、方向転換角度からなるグループから選択された動的状態を示すことを特徴とす
    る、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記電力モニター回路(520、820)は動的に乗り物
    (802、1002)の振動特性を制御することを特徴とする、請求項1に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 空気タイヤ(304、604、804、904、1004
    )を有する乗り物(802、1002)における、動的なタイヤの状態をモニタ
    ーするシステムであって、 前記乗り物のタイヤのそれぞれにRF応答機(302、602,806,10
    20)を有し、 各タイヤに隣接して搭載されたアンテナ(620、810,90,1032)
    を介して前記応答機と通信する、少なくとも1つの無線送信ユニット(803、
    1030)と、 前記アンテナと前記応答機の間を通るRFエネルギーの結合ゆらぎを検出する
    電力モニター回路(520、820)を特徴とするシステム。
  13. 【請求項13】 無線送信ユニット(1030a..1030d)と対応す
    るアンテナ(1032a..1032d)が各タイヤに隣接して配置されること
    を特徴とする、請求項12に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記動的な状態は、タイヤの角度位置、回転速度・加速度
    、横方向の加速度、半径方向のずれ、1つあるいは複数のタイヤ軸のねじれ効果
    、方向転換角度からなるグループから選択されることを特徴とする、請求項12
    に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 各応答機は電力モニター(1034a..1034d)を
    有することを特徴とする、請求項12に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 結合素子(630、930)は前記タイヤに組み込まれて
    いることを特徴とする、請求項12に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記結合素子は輪であることを特徴とする、請求項16に
    記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記結合素子は前記応答機に誘導的に結合されることを特
    徴とする、請求項16に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記結合素子はループアンテナであることを特徴とする、
    請求項16に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記アンテナと前記応答機の間を通るRFエネルギーの結
    合ゆらぎを引き起こす、前記タイヤの周囲に配置される誘導素子(910、91
    2、914)を特徴とする、請求項12に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 データバス(1006)を介して前記無線送信ユニット(
    1030a..1030d)に接続されるコンピュータ(1008)を特徴とす
    る、請求項12に記載のシステム。
  22. 【請求項22】 動的に乗り物システム(802、1002)の周波数に関
    係した特性を制御する前記電力モニター回路(520、820)を特徴とする、
    請求項12に記載のシステム。
JP2001516774A 1999-08-16 1999-08-16 回転素子、特に空気タイヤの動的状態をモニターする方法 Pending JP2003507231A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US1999/018610 WO2001012453A1 (en) 1999-08-16 1999-08-16 Monitoring a dynamic condition of a rotary element, particularly a pneumatic tire

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003507231A true JP2003507231A (ja) 2003-02-25

Family

ID=22273395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001516774A Pending JP2003507231A (ja) 1999-08-16 1999-08-16 回転素子、特に空気タイヤの動的状態をモニターする方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1214208A1 (ja)
JP (1) JP2003507231A (ja)
AU (1) AU5564999A (ja)
WO (1) WO2001012453A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007086391A1 (ja) * 2006-01-30 2007-08-02 Sanyo Electric Co., Ltd. タイヤ圧力検知システム及びタイヤ圧力検知装置
JP2007196962A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Sanyo Electric Co Ltd タイヤ圧力検知システム及びタイヤ圧力検知装置
US7289022B2 (en) 2003-06-05 2007-10-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Communication system and method for communicating between a tire/wheel assembly and a vehicle body
JP2008081085A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Denso Corp 車両走行判定装置
JP2010001019A (ja) * 2002-08-08 2010-01-07 Mineral Lassen Llc 車両のタイヤに取り付けられたトランスポンダに質問する方法
KR101477949B1 (ko) * 2011-04-25 2014-12-30 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 타이어 공기압 모니터 장치

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6581657B1 (en) 1999-08-16 2003-06-24 The Goodyear Tire & Rubber Company Disposition of transponder coupling elements in tires
US6809637B1 (en) 1999-09-03 2004-10-26 The Goodyear Tire & Rubber Company Monitoring a condition of a pneumatic tire
US6581449B1 (en) 1999-09-15 2003-06-24 The Goodyear Tire & Rubber Company Low pressure warning system for pneumatic tires with RF tags and monitors for each tire
US20020190852A1 (en) * 2001-06-14 2002-12-19 Trw Inc. Tire pressure monitoring apparatus and method
US6741169B2 (en) * 2001-07-06 2004-05-25 Trw Inc. Tire tread integrity monitoring system and method
US6868358B2 (en) 2002-07-24 2005-03-15 The Goodyear Tire & Rubber Company Method for processing information in a tire pressure monitoring system
US20040016487A1 (en) 2002-07-24 2004-01-29 Johnson David Allan Coupled transponder and antenna system and method
US7019711B2 (en) 2002-12-16 2006-03-28 The Goodyear Tire & Rubber Company Coupled transponder and antenna system and method
JP4050999B2 (ja) * 2003-04-18 2008-02-20 太平洋工業株式会社 タイヤ状態監視装置
JP3945451B2 (ja) 2003-05-23 2007-07-18 トヨタ自動車株式会社 車輪異常判定装置
DE102004034876A1 (de) 2004-07-19 2006-03-16 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zur Lokalisation von Transpondern
JP2008523360A (ja) * 2004-12-06 2008-07-03 エヌエックスピー ビー ヴィ 車輪の周速度と移動距離を測定するシステム、データキャリア、リーダ及び方法
JP4707642B2 (ja) * 2005-12-08 2011-06-22 住友ゴム工業株式会社 タイヤ空気圧異常検出装置、方法およびプログラム
JP4663612B2 (ja) 2005-12-09 2011-04-06 住友ゴム工業株式会社 タイヤ空気圧異常検出装置、方法およびプログラム
FR2907617A1 (fr) * 2006-10-18 2008-04-25 Univ Poitiers Dispositif et procede de caracterisation d'un element mobile
FI121152B (fi) * 2006-12-22 2010-07-30 Abb Oy Menetelmä ja järjestely pyörimisliikkeen määrittämiseksi
CN102016602B (zh) * 2008-04-30 2013-04-03 意法半导体(鲁塞)公司 相对于旋转轴线的距离变化的检测
RU2525570C1 (ru) * 2013-04-04 2014-08-20 Геннадий Борисович Архипов Способ контроля давления воздуха в шинах транспортного средства
US20180154709A1 (en) * 2016-12-05 2018-06-07 The Goodyear Tire & Rubber Company Wheel imbalance detection system and method
DE202017104489U1 (de) * 2017-07-27 2018-10-30 Robert Bosch Gmbh Auswerteeinheit und Zweirad zur Erfassung eines Bewegungsverhaltens eines Rades
DE102018211282A1 (de) * 2018-07-09 2020-01-09 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Fehleranalyse einer Geschwindigkeitserfassung
CN110667317B (zh) * 2019-11-07 2021-06-15 中国民航大学 基于加速度数据的车轮位置定位方法
CN113459731B (zh) * 2021-08-16 2022-10-18 保隆霍富(上海)电子有限公司 一种轮胎自定位系统及其定位方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3665387A (en) 1970-08-31 1972-05-23 Goodyear Tire & Rubber Signalling system for low tire condition on a vehicle
US3831161A (en) 1972-06-08 1974-08-20 Goodyear Tire & Rubber Fail-safe monitoring apparatus
US3872424A (en) 1973-10-12 1975-03-18 Goodyear Tire & Rubber Apparatus and method for transmitting auxiliary signals on existing vehicle wiring
US4052696A (en) 1976-03-01 1977-10-04 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire condition monitor
US4099157A (en) 1976-12-22 1978-07-04 The Goodyear Tire & Rubber Company Single wire power/signal system for vehicle auxiliary devices
US4168198A (en) 1977-06-01 1979-09-18 The Goodyear Tire & Rubber Company Apparatus for making hose incorporating an embedded static ground conductor
US4108701A (en) 1977-06-01 1978-08-22 The Goodyear Tire & Rubber Company Method for making hose incorporating an embedded static ground conductor
US4911217A (en) 1989-03-24 1990-03-27 The Goodyear Tire & Rubber Company Integrated circuit transponder in a pneumatic tire for tire identification
US5181975A (en) 1991-03-27 1993-01-26 The Goodyear Tire & Rubber Company Integrated circuit transponder with coil antenna in a pneumatic tire for use in tire identification
US5218861A (en) 1991-03-27 1993-06-15 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire having an integrated circuit transponder and pressure transducer
FR2683951A1 (fr) * 1991-11-14 1993-05-21 Michelin & Cie Structure d'antenne adaptee pour la communication avec une etiquette electronique implantee dans un pneumatique.
DE19648531C1 (de) * 1996-11-24 1998-02-12 Bartels Mangold Electronic Gmb Vorrichtung zur drahtlosen Übertragung
DE19921413C1 (de) * 1999-05-08 2000-11-23 Continental Ag Verfahren zur Durchführung der Zuordnung von Reifendruckkontrollvorrichtungen zu Radpositionen in einem Reifendruckkontrollsystem eines Kraftfahrzeuges
JP3499470B2 (ja) * 1998-12-25 2004-02-23 トヨタ自動車株式会社 車輪状態関連情報供給装置およびタイヤ異常状態報知装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010001019A (ja) * 2002-08-08 2010-01-07 Mineral Lassen Llc 車両のタイヤに取り付けられたトランスポンダに質問する方法
US7289022B2 (en) 2003-06-05 2007-10-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Communication system and method for communicating between a tire/wheel assembly and a vehicle body
WO2007086391A1 (ja) * 2006-01-30 2007-08-02 Sanyo Electric Co., Ltd. タイヤ圧力検知システム及びタイヤ圧力検知装置
JP2007196962A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Sanyo Electric Co Ltd タイヤ圧力検知システム及びタイヤ圧力検知装置
JPWO2007086391A1 (ja) * 2006-01-30 2009-06-18 三洋電機株式会社 タイヤ圧力検知システム及びタイヤ圧力検知装置
KR100988671B1 (ko) 2006-01-30 2010-10-18 산요덴키가부시키가이샤 타이어 압력 검지 시스템 및 타이어 압력 검지 장치
JP4657307B2 (ja) * 2006-01-30 2011-03-23 三洋電機株式会社 タイヤ圧力検知システム及びタイヤ圧力検知装置
US8330594B2 (en) 2006-01-30 2012-12-11 Sanyo Electric Co., Ltd. Tire pressure measuring system and tire pressure measuring device
JP2008081085A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Denso Corp 車両走行判定装置
KR101477949B1 (ko) * 2011-04-25 2014-12-30 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 타이어 공기압 모니터 장치

Also Published As

Publication number Publication date
AU5564999A (en) 2001-03-13
EP1214208A1 (en) 2002-06-19
WO2001012453A1 (en) 2001-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003507231A (ja) 回転素子、特に空気タイヤの動的状態をモニターする方法
US6591671B2 (en) Monitoring pneumatic tire conditions
JP2002324292A (ja) 空気入りタイヤの状態の監視
US11034196B2 (en) Tire sensor location method and apparatus
US4067235A (en) Method and apparatus for measuring air pressure in pneumatic tires
JP3350896B2 (ja) タイヤのモニタリングシステムおよび方法
JP4100868B2 (ja) 電波周波数帯トランスポンダー用アンテナ付き空気入りタイヤ
JP2003094917A (ja) 空気タイヤモニターシステムおよび空気タイヤモニター
EP2368724B1 (en) Tire wear detection device
US6362732B1 (en) Tire pressure sensing system
US20050163063A1 (en) Configuration and method for bidirectional transmission of signals in a motor vehicle
JP2001525284A (ja) 無線トランスポンダのアンテナ
US7884708B2 (en) Monitoring system for vehicle wheels and wireless measurement module
JP2002536235A (ja) タイヤ圧感知システムにおける信号伝送装置
US7636035B2 (en) Tire pressure control system for a motor vehicle
US20140107946A1 (en) System and Method for Determining the Mileage and Wear of a Tire
JP2003524165A (ja) 運動時のタイヤの変形を監視するための方法とシステム
JP2001525282A (ja) 無線トランスポンダ用アンテナ
KR20130128489A (ko) 타이어 공기압 모니터링 장치
JP2003175711A (ja) タイヤ状態監視装置
JP2003508299A (ja) 空気タイヤの状態をモニターする方法
US7403105B2 (en) Highly reliable direct-type tire inflation pressure sensing apparatus
US20130257610A1 (en) Apparatus for monitoring tire conditions and method thereof
JP2009216465A (ja) タイヤ空気圧監視システム
JP3960855B2 (ja) 情報取得機能付タイヤ