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JP2003503991A - 音響保護カバーアセンブリ - Google Patents

音響保護カバーアセンブリ

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JP2003503991A
JP2003503991A JP2001508197A JP2001508197A JP2003503991A JP 2003503991 A JP2003503991 A JP 2003503991A JP 2001508197 A JP2001508197 A JP 2001508197A JP 2001508197 A JP2001508197 A JP 2001508197A JP 2003503991 A JP2003503991 A JP 2003503991A
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acoustic
cover assembly
assembly
membrane
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JP2001508197A
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アンソニー バンター,チャド
ジー. チャップマン,ブライアン
Original Assignee
ゴア エンタープライズ ホールディングス,インコーポレイティド
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Publication date
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First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=23367957&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2003503991(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
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Publication of JP2003503991A5 publication Critical patent/JP2003503991A5/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/08Mouthpieces; Microphones; Attachments therefor
    • H04R1/083Special constructions of mouthpieces
    • H04R1/086Protective screens, e.g. all weather or wind screens

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 トランスデューサ、例えばマイクロフォン、ラウドスピーカ、ブザー、リンガーなどを周囲の環境から保護する、音声伝送性のカバーアセンブリが開示される。カバーアセンブリは、微孔性の保護メンブランを有している。この保護メンブランは、2つの接着支持システム相互間に、エッジの近くの外側領域で捕捉されている。結合された外側領域によって取り囲まれた結合されていない内側領域が形成されるので、保護メンブランは音圧波に応答して変位または運動可能である。保護メンブランの構成は形状と相俟って、音響エネルギーが、極めて低い減衰を伴って、保護メンブランを通過することを可能にする一方、液体侵入に対する長時間の暴露に耐えることができる。カバーアセンブリの構成は、シール作用を発揮し、音響エネルギーをハウジングの開口に集束するように、付属の音響ガスケットを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 −発明の分野− 本発明は、広くは、電子デバイスに採用されたトランスデューサ(例えばマイ
クロフォン、リンガーまたはスピーカ)のための音響保護カバーに関する。より
具体的には、本発明は、低い音響損失、および、液体侵入に対する長時間の暴露
に耐え得る能力の双方を提供する微孔保護メンブランを含む音響保護カバーアセ
ンブリに関する。
【0002】 −発明の背景− 最新の電子デバイス、例えばラジオや携帯電話は、トランスデューサ、例えば
マイクロフォン、リンガー、スピーカ、ブザーなどを有している。これらの電子
デバイスはしばしば、トランスデューサの上方に配置された小さな開口または穴
を有するハウジングを有しており、これにより、トランスデューサがハウジング
内部からの音声信号を伝送するか、または受け取ることが可能になる。しかしな
がら、このような構造は水(例えば雨滴)に対する偶発的な暴露からトランスデ
ューサを保護するものの、トランスデューサの効率と音質とを著しく減衰してし
まう。さらに、このような構造は、大量の水の侵入を阻止することはできない。
従って、水その他の液体の流入による損傷からトランスデューサを保護するため
に、トランスデューサとハウジングとの間に音響保護カバーが利用されてきた。
【0003】 従来の音響保護カバーは、空気流に対する材料の抵抗を減じることだけに基づ
いて構成された、多孔性の繊維材料から成っているのが典型的である。結果とし
て材料を厚くするこの材料の大きな有効孔サイズは、高い空気流パラメータを達
成するための手段であった。この場合、材料の音声減衰量は、その孔のサイズと
逆比例する。すなわち、孔サイズが大きくなるにつれて、音声減衰が減少する。
しかしながら、孔サイズは逆に、材料の水抵抗に不都合な影響を及ぼす。極端に
小さな孔を有する、または孔を有さない材料は高い水抵抗を有する。
【0004】 従って、従来の音響保護カバーは、音声伝送および音質を向上させるために大
きい孔を有するか、あるいは、高い水抵抗のために著しく小さな孔または比較的
密な構造を有することに焦点を絞ってきた。前者に焦点を絞ると、音響保護カバ
ーはせいぜいのところ、水への暴露に対する保護が最低限与えられる電子デバイ
スを提供するにとどまる。後者に焦点を絞ると、大量の水から電子デバイスを保
護するようになるが、しかし、大きな音声減衰により音質が悪くなる。たとえ多
孔性材料に撥水処理を施しても、孔構造が大きいことにより、かなりの深さまで
電子デバイスを浸漬することを可能にすることはできない。
【0005】 上述の技術的原則に付随する従来技術の特許について、以下に説明する。 発明の名称「スピーカシステム(Speaker System)」の米国特許第494938
6号において教示された、環境に対する保護カバーシステムは部分的に、ポリエ
ステルの製織材料または不織材料と、微孔性のポリテトラフルオロエチレン(「
PTFE」)メンブランとから成る、ラミネートされた2層構造から成っている
。微孔性PTFEメンブランの疎水特性が、液体が環境に対するバリヤシステム
を通過することを阻止する。しかしながら、このようなラミネートされたカバー
システムは、電子デバイス内への液体の流入を阻止する上では効果的であるかも
しれないが、ラミネートは音声を著しく減衰する。このような減衰は、秀でた音
質を必要とする現代の通信用電子デバイスにおいては許容されない。さらに、ラ
ミネートカバーシステムは、瞬間的な液体流入を阻止する点では効果的であるが
、長時間の液体に対する暴露は、接着剤/メンブランインタフェースが場合によ
っては破壊されてしまうため、制限される。
【0006】 発明の名称「補聴器または補聴器用イヤーアダプタの開口を閉鎖するための機
器(Apparatus For Closing Openings Of A Hearing Aid Or An Ear Adaptor For
Hearing Aids)」の米国特許第4987597号が、電子トランスデューサのカ
バーとして微孔性PTFEメンブランを使用することを教示している。メンブラ
ンは、音声信号を著しく減衰することなしに、メンブランにおける液体の通過を
制限する。しかしながら、この特許は、多孔性および透過性に関連したパラメー
タについては全体的に記載しているものの、低い音声損失および液体に対する長
時間の暴露の双方を達成するために、メンブランのどの材料パラメータが必要と
なるかについては特定的に教示していない。
【0007】 発明の名称「高強度の音響アラーム信号を有する、マニュアル式に作動可能な
手首アラーム(Manually Actuable Wrist Alarm Having A High-Intensity Sonic
Alarm Signal)」の米国特許第5420570号が、液体侵入から電子デバイス
を保護するための保護層として、無孔性フィルムを使用することを教示している
。前述のように、無孔性フィルムは秀でた液体侵入抵抗を有するが、このような
無孔性フィルムは、著しく音声信号を歪める比較的高い音声伝送損失を蒙る。伝
送損失は、無孔性フィルムに比較的高い質量が対応することにより増大する。
【0008】 発明の名称「防水性の空気圧等化弁(Water-Proof Air Pressure Equalizing V
alve)」の米国特許第4071040号が、焼結された2つのステンレス鋼ディ
スク相互間に薄い微孔性メンブランを配置することを教示している。このような
構造は、軍用タイプの屋外用の頑丈な電話セットにおいて初期のように使用する
場合には効果的であったかもしれないが、現代の通信用電子デバイスにおける使
用には望ましくない。なぜならば、焼結金属ディスクは比較的厚く、重いからで
ある。さらに、2つのステンレス鋼ディスクの間に微孔性メンブランを配置する
ことによって、メンブランを物理的に拘束することになり、これにより、メンブ
ランの振動能力を制限してしまう。このことは、伝送される音声信号を減衰し、
歪めることによって、音質を低下させる。
【0009】 上記の米国特許第4949386号、同4987597号、同5420570
号および同4071040号のそれぞれの特許に関連した上述の欠点のいくつか
を克服するために、発明の名称「向上した音響特性を有する保護カバーアセンブ
リ(Protective Cover Assembly Having Enhanced Acoustical Characteristics)
」の米国特許第5828012号に教示された音声伝送性の音響カバーアセンブ
リは、多孔性の支持層に結合されることにより、結合された外側の領域によって
取り囲まれた、結合されていない内側の領域が形成されているような、保護メン
ブランを有している。このような構造の場合、メンブラン層および支持層は、こ
れを通る音響エネルギーに応答して自由に別個に振動するかまたは運動すること
ができ、これにより、音響エネルギーの減衰を最小限に抑える。しかしながら、
カバーアセンブリは音響減衰を低減しはするものの、音響減衰の度合いは制限さ
れる。なぜならば、音響エネルギーが通過しなければならない材料の質量および
厚さが増大する(すなわち、音響エネルギーは最初にメンブランを通過し、次い
で支持層を通過しなければならない)からである。
【0010】 最後に、発明の名称「多孔性のポリテトラフルオロエチレンフィルムおよびそ
の製法(Porous Polytetrafluoroethylene Film And Manufacturing Process For
Same)」の特開平10−165787号公報は、音声透過性を維持しつつ、液体
流入から電子デバイスを保護するための多孔性PTFEの使用を開示している。
長手方向に伸張されたPTFEメンブランが片面または両面で、熱可塑性樹脂の
網状構造によって被覆される。この網状構造は、補強材および形状安定材の双方
として機能する。この製法を用いると、フィルムの孔サイズが均一に拡張し、こ
れにより、フィルムの水抵抗を損なうことなく、メンブランを薄くすることによ
って音声透過度が向上する。このような多孔性PTFEは、300〜3000H
zの周波数(すなわち、「電話域(telephony range)」として知られる周波数域
)で1dB以下の音声減衰と、30cm以上の静水圧抵抗とを呈する。しかしな
がら、PTFEフィルムから成るカバーが行う音声減衰は比較的低いものの、音
声伝送損失全体は著しく大きく、現代の通信用電子デバイスにおいては許容でき
ないものと考えられる。これに加えて、PTFEフィルムは、長時間にわたる比
較的高圧での水侵入に耐える能力に欠けている。
【0011】 上述の従来の特許は、メンブランの多孔度にだけ焦点を絞っているので、これ
らの明細書において教示された、高い空気流を有するメンブランが発生させる音
声伝送損失は低いものの、これらの従来のメンブランは、国際電気標準会議(I
EC)によって規定された(30分間で1メートルの潜水)ような、IP−57
レベルの防水に適合することはできない。IECは国際標準化機構(ISO)と
提携しており、電気的な機器のための閉鎖体によって提供された保護度を分類す
るためのシステムを記述するために、「閉鎖体により提供される保護度(Degrees
Of Protection Provided By Enclosures)」と題するIPコードを刊行している
。この規格に列挙されたものの一つは、水の浸入による有害な影響に対して、閉
鎖体内部の機器を保護するようになっている。IP−57規格はIECの刊行物
第529号、第2刷、1992年に記載されている。
【0012】 消費者市場は、例えば長時間にわたる液体および粒子の侵入に対する暴露のよ
うな、過酷な環境条件および作業条件で、電子デバイスを使用することを望むの
で、高音質を有する永続的な耐水性の電子デバイスへの要求が著しく増大してい
る。従って、低い(すなわち3dB未満の)音声減衰を可能にする高空気流を有
する一方、IP−57レベルの保護を可能にするような音響保護カバーが求めら
れる。音響保護カバーはまた、軽量であり、迅速かつ正確に組み付けを行うのに
十分な剛性を有するべきである。
【0013】 前述のものに加えて、音響ガスケットは、側路伝搬および構造振動を排除し、
ハウジング開口に音響エネルギーを集束することが望ましい。より具体的には、
音声トランスデューサ(ラウドスピーカ、リンガー、マイクロフォンなど)とハ
ウジングとの間で音響ガスケットが利用されないと、音響エネルギーはハウジン
グの他の領域内に漏れるおそれがある。これにより、ハウジングを出入りする音
響エネルギーが減衰され、歪まされることになる。このような音響エネルギーの
漏れは、ラウドスピーカ、リンガーなどのようなトランスデューサによってハウ
ジングから放出された音声、または、マイクロフォンを作動するためにハウジン
グに入る音を減衰し、歪ませるおそれがある。音響ガスケットが設けられていな
いと、これらの音響損失は、通信用電子デバイスの電池寿命およびトランスデュ
ーサの高出力レベルを低減してしまう。音響ガスケットは、ラウドスピーカをハ
ウジングから絶縁することにより、スピーカのより多くの機械エネルギーを直接
的に音響エネルギーに変換することによって、ラウドスピーカの効率を改善する
ことができる。音響ガスケットおよび材料は当業者にはよく知られているが、し
かし、これらは通常、別個の構成素子としてデバイス内に組み込まれ、これによ
り、デバイスの製造コストを高め、製造をより複雑にしてしまう。
【0014】 以上は、通信用電子デバイスのための既存の音響保護カバーおよびガスケット
システムに存在する、周知の制約を示したものである。従って、上記制約のうち
の1つまたは2つ以上を克服するために、改善された保護システムを提供するこ
とが有利であることは明らかである。従って、以下にさらに詳しく開示する構成
要件を含む、適切な別の構成が提供される。
【0015】 −発明の概要− 前述のものと関連して、長時間にわたる液体侵入に対する暴露から電子デバイ
スを保護する一方、従来の音響カバーと等価の、またはより良好な音声減衰を提
供するような音声伝送性の音響保護カバーアセンブリを開示する。アセンブリは
、メンブランを構成する際に焦点を絞るべき重要なパラメータが、可動質量およ
び厚さであって、空気流ではないことを認識することにより、音声損失が低い、
IP−57の要件に見合う微孔性の保護メンブランを有している。メンブランの
可動質量および厚さの双方を減じると、電話域内の音声伝送損失が低減される。
【0016】 本発明の1つの局面によれば、アセンブリは、2つの接着支持システムの間に
捕捉された微孔保護メンブランから成っている。第1の接着支持システムは片面
または両面接着剤であってよいが、しかし、この接着支持システムの一次的な機
能は、メンブランを対向する接着支持システムに定着することである。第2の接
着支持システムは、両面接着剤である。この両面接着剤は、用途に応じてトラン
スデューサまたはハウジングのためのガスケットとして役立つ。両接着支持シス
テムは、メンブランに結合されるので、結合された外側の領域によって取り囲ま
れた結合されていない内側の領域がメンブランに形成される。結合されていない
領域において、2つの接着支持システムの組み合わせは、上流側の音圧波がメン
ブランを振動させ、メンブランの固体伝播エネルギー(機械的な振動)を、音響
保護カバーアセンブリの下流側で空気伝播エネルギー(圧力波)に変換すること
を可能にする。これにより音響損失/減衰が小さくなる。伝送損失を最小化する
ことに加えて、音響カバーアセンブリは、上述のような、メンブランのためのI
P−57レベルの防水を可能にする。このような防水レベルが達成されるのは、
メンブランに付加的な剛性および定着が提供されるからである。対向する接着支
持システムは、接着剤からメンブランが剥離することにより、アセンブリが構造
的に破壊されるのを防止する。
【0017】 本発明の別の局面によれば、第1の接着支持システムが両面接着剤であり、こ
の接着剤がさらにガスケットを組み込んでおり、このガスケットが、音響漏れを
引き起こすことによりデバイスの伝送損失を増大するおそれのある、音響保護カ
バーアセンブリとデバイスポートとの間のギャップを補償するために、電子デバ
イスのハウジングに設けられた開口を通るように音声を案内するようになってい
る。
【0018】 本発明のさらに別の局面によれば、保護メンブランは第2の接着支持システム
にだけ結合されている。 本発明のさらに別の局面によれば、保護メンブランはキャップの射出成形時に
キャップと一体化されている。 添付の図面と関連させた本発明に関する以下の詳細な説明、およびこれに続く
請求の範囲から、本発明の装置および方法をより容易に理解することができる。
【0019】 −発明の詳細な説明− 図面を参照すると、いくつかの図面にわたって、対応部分が同一符号で示され
ており、本発明の音声伝送性の音響保護カバーアセンブリおよびガスケットシス
テムが、種々の構造で全体的に示されており、また、典型的な電子デバイス、例
えば携帯電話に設けられたトランスデューサをカバーするのに使用するために寸
法設定されている。本発明が本明細書中の態様に限定されるものではなく、これ
らの態様は単に例示したものにすぎず、本願の請求の範囲から逸脱することなし
にこれらの態様に変更を加えるかまたは適合することができるのは、明らかであ
る。
【0020】 本明細書中の用語「キャプティブ(捕捉)構造」とは、2つの接着支持システ
ムの間の保護メンブランの結合状態を意味する。 本明細書中の用語「微孔性メンブラン」とは、孔の50%以上が約5μmの公
称直径を有している、最小50%の有孔率を有する(つまり孔容積が50%以上
の)連続的な材料シートを意味する。 本明細書中の用語「疎油性」とは、気体の通過を可能にする一方で、油をはじ
く、または油を吸収しない、材料の性質を一般的に意味する。 本明細書中の用語「親水性」とは、気体の通過を可能にする一方で、水をはじ
く、または水を吸収しない、材料の性質を一般的に意味する。
【0021】 本明細書中の用語「音響ガスケット」およびその派生語は、シールを形成する
ために2つの表面の間に圧縮されたときに、音波エネルギーを吸収しまたは反射
する性質を有する材料を意味する。音響ガスケットは、トランスデューサとハウ
ジング表面との間、またはハウジング内の表面相互間でコンベンショナルな形式
で使用することができ、これにより選択された領域における振動を音響的に絶縁
し、減衰する。
【0022】 図1は、小さな開口11を有する、コンベンショナルな携帯電話のフロントハ
ウジングカバー10の外側を示す図である。開口の数、サイズおよび形状は大幅
に変更することができる。これとは別の開口の構成には、狭幅のスロットまたは
種々の数の円形開口が含まれる。
【0023】 図2は、マイクロフォン設置位置12と、スピーカ設置位置13と、アラート
設置位置15とを示す、フロントハウジングカバー10の内側の図である。図2
は、マイクロフォン設置位置12と、スピーカ設置位置13と、アラート設置位
置15とに設けられた、音響保護カバーアセンブリ14のための典型的な設置位
置を全体的に示している。
【0024】 図3および図4は、本発明の保護カバーアセンブリ14の音響的に透明な「キ
ャプティブ構造」を示している。前述のように、「キャプティブ構造」とは、保
護カバーアセンブリ14の形状を意味しており、この構造において、微孔性の保
護メンブラン20が一般的に、第1の接着支持システム22と第2の接着支持シ
ステム24との間で「キャプティブ(捕捉)」状態で保持される。
【0025】 接着支持システム22および24は、外側の結合領域によって取り囲まれた保
護メンブラン22の内側の結合されない領域が形成されるように、結合されてい
る。結合されない領域では、2つの接着支持システム22および24の組み合わ
せは、保護メンブラン20のエッジを束縛し、ひいては、上流側の音圧波が保護
メンブラン20を振動させ、かつ、保護メンブラン20の固体伝播エネルギー(
機械的な振動)を、音響保護カバーアセンブリ14の下流側の空気伝播エネルギ
ー(圧力波)に変換させることを可能にし、その結果、音響損失/減衰を低くす
る。
【0026】 保護メンブラン20は、ダストおよび他の粒子に対するバリヤを提供するのに
役立ち、水または他の水性液による浸透に対して抵抗性を有しており、また、メ
ンブランを通る音声損失を最小限に抑えるために、多孔性を有している。保護メ
ンブラン20は微孔性を有しているのが好ましく、これにより、非多孔性材料に
比べて、メンブラン重量がとりわけ減じられる。保護メンブラン20は、多くの
ポリマー材料のうちの1つから製造されていてよい。この材料には、例えばポリ
アミド、ポリエステル、ポリオレフィン、例えばポリエチレンおよびポリプロピ
レン、またはフルオロポリマーが含まれるが、これらに限定されるものではない
。ポリ弗化ビニリデン(「PVDF」)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフル
オロプロピレンコポリマー(「FEP」)、テトラフルオロエチレン−(ペルフ
ルオロアクリル)ビニルエーテルコポリマー(「PFA」)、ポリテトラフルオ
ロエチレン(「PTFE」)などのようなフルオロポリマーが、これらの固有の
疎水性、化学的不活性、耐熱性および加工特性に関して好ましい。多孔性の保護
メンブランが、本質的に疎水性材料から製造されていない場合には、当業者には
よく知られた、フッ素を含有する、撥水および撥油材料で処理することにより、
多孔性に顕著な損失を与えることなしに、付与された親水性の性質を有すること
ができる。例えば、米国特許第5116650号、同第5286279号、同第
5342434号、同第5376441号および他の特許明細書に開示された、
水および油をはじく材料および方法が使用されてよい。
【0027】 保護メンブラン20は、低い表面張力の液体による漏れに対する抵抗を向上さ
せるために、疎油性処理を施されることが望ましい。この処理は、弗素化ポリマ
ーのコーティングにより行われる。このポリマーは例えば、米国特許第5385
694号および同第5460872号の各明細書において教示されたような、ジ
オキソル/TFEコポリマー、米国特許第5462586号において教示された
ようなペルフルオロアルキルアクリレートおよびペルフルオロアルキルメートル
クリレート、フルオロオレフィンおよびフルオロシリコーンであるが、しかしこ
れに限定されるものではない。特に好ましい液体不透性かつ気体透過性のメンブ
ランは、ジオキソル/TFEコポリマーおよびペルフルオロアルキルアクリレー
トポリマーで処理された延伸PTFE(「ePTFE」)から成る微孔性メンブ
ランである。
【0028】 保護メンブラン20は以下の性質を有しているべきである:約3〜150μm
の範囲内、好ましくは3〜33μmの範囲内の厚さ;0.05〜5μmの範囲、
好ましくは0.5〜1μmの範囲内の公称孔サイズ;20〜99パーセントの範
囲、好ましくは50〜95パーセントの範囲内の孔容積;0.15〜50ガーレ
ー(Gurley)秒の範囲、好ましくは1〜10ガーレー秒の範囲内の空気透
過度;5〜200psiの範囲、好ましくは20〜150psiの範囲内の水流
入圧力抵抗;約1〜40グラム/m2の範囲、好ましくは1〜30グラム/m2
範囲内の質量;および、1メートルの水圧において0.5時間よりも長い、好ま
しくは1メートルの水圧において4時間よりも長い、長時間の水流入圧力継続時
間。
【0029】 本発明の1つの態様において、保護メンブラン20は、少なくとも部分的に微
孔性のPTFEから成っている。微孔性のPTFEは、多数の周知のプロセスの
うちのいずれかによって、例えば延伸または伸張プロセス、製紙プロセス、充填
材がPTFE樹脂に組み込まれ、次いで充填材を除去して多孔性構造を残すよう
なプロセス、または粉末焼結プロセスによって調製されてよい。微孔性PTFE
材料は、米国特許第3953566号、同4187390号および同41103
92号のそれぞれの明細書に記載されているように、連続節および連続フィブリ
ルから成る微細構造を有する微孔性ePTFEであることが好ましい。これらの
明細書を参考のために本明細書中に引用する。これらの明細書には、微孔性PT
FE材料を製造するための好ましい材料およびプロセスが十分に記載されている
。微孔性PTFE材料は、カーボンブラックのような顔料、または、見栄えをよ
くする目的で着色に使用される染料を含有していてよい。
【0030】 接着支持システム22および24は全体的に、接着剤、例えば粘着テープを有
する基材から成るシステムの形状で形成されているのが好ましい。適宜な基材の
例には、ウェブ材料およびメッシュ材料が含まれる。接着剤は、例えばアクリル
、ポリアミド、ポリアクリルアミド、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリウレ
タン、ポリシリコンなどを含む分類から選択された、液体状または固体状の、熱
可塑性タイプ、熱硬化性タイプまたは反応性硬化タイプであってよい。接着支持
システム22および24は、基材のない接着剤であってもよい。接着剤は、スク
リーン印刷、グラビア印刷、スプレーコーティング、粉末コーティングなどによ
って、メンブラン20に直接的に被着することができる。
【0031】 保護メンブラン20と接着支持システム22および24とは、これらのエッジ
が同一の広がりを有するように、全体的に重ね合わされ、位置決めされる。ただ
し、このような必要がいつも生じるとは限らない。保護メンブラン20と接着支
持システム22および24とは、少なくともこれらのエッジの近くの周縁領域で
互いに結合され、これにより、外側の結合された領域内に、1つまたは複数の内
側の結合されない領域を形成し、取り囲む。結合された領域の内辺部によって画
定されたスパンが約38ミリメートル(1インチ半)以下であるような音響カバ
ーアセンブリ14に関しては、一般的に、保護メンブラン20に対する接着支持
システム22および24の付加的な結合は必要でない。約38ミリメートルより
大きなスパンがある場合には、不連続的な互いに大きく離れた点で、付加的な結
合箇所を設けることが望ましい。目的は2つある。第1の目的は、上流側の音圧
波がメンブラン20を振動させ、メンブラン20の固体伝播エネルギー(機械的
な振動)を音響保護カバーアセンブリ14の下流側で、空気伝播エネルギー(圧
力波)に変換させることを可能にすることによって、アセンブリ14を横切る音
響歪みを減じることである。第2の目的は、高い液圧に晒される大きな区域と連
携するメンブランの点負荷を減じることである。極めて大きな音響保護カバーア
センブリ14に関しては、不連続的な結合点の変わりに、互いに大きく離れた結
合線を使用すると、より便利である。音響保護カバーアセンブリ14の層同士を
付加的に結合する必要があるかどうかは、カバーされるべき領域またはデバイス
の形状ならびにアセンブリ14のサイズに関連する。従って、カバーアセンブリ
14の音響性能を最適化するべく、付加的な結合の最良の方法およびパターンを
確立するために、いくつかの実験が必要となる。一般的に、すべてのサイズにと
って、アセンブリ14の機械的かつ音響的な要件によって可能となる範囲まで、
結合された領域の面積が最小化され、結合されていない領域の面積が最大化され
ることが好ましい。
【0032】 第1および第2の接着支持システム22および24の目的は、保護メンブラン
20に不慮の力が加えられた場合に、この保護メンブラン20を機械的に支持す
ることである。例えば、携帯電話をスイミングプールに落としたり、ボートから
水中に落としたりした場合に発生するおそれがあるように、アセンブリ14が取
り付けられたデバイスが水中に浸漬されたときに、音響保護カバーアセンブリ1
4上に、静水圧が加わる。キャプティブな構造はさらに、より薄い、できる限り
弱い保護メンブラン20を使用することを可能にするという利点を提供する。こ
のことは音響保護カバーアセンブリ14を通る音声伝送を改善する。2つの接着
支持システム22および24との組み合わされたキャプティブ構造は、剛性を有
する音響保護カバーアセンブリ14を完成する。このアセンブリの製造および組
み立てプロセス中の取り扱いは、個別の部品の場合よりも著しく簡単である。前
述のように、従来技術においては、このような要求を満足するために、層構造が
示唆されている。しかしながら、このような構造は、これを通過する音エネルギ
ーを過度に減衰し、歪めてしまう。なぜならば、層は質量を付加するからである
。加えて、キャプティブ構造は、音響性能を著しく損なうことなしに、攻撃的な
環境に対する条件を必要とする電子デバイス内部のより厚い、より頑健なアセン
ブリ14を可能にする。
【0033】 さらに、キャプティブ構造は、音響エネルギーが、音響保護カバーアセンブリ
14を最小限の減衰しか伴わずに通過する一方で、支持および取り扱い上の利点
をなおも得ることを可能にする。保護メンブラン20および接着支持システム2
2および24は、選択された面積または領域内だけで一緒に結合されるので、接
着支持システム22および24相互間に結合されていない広い面積が提供される
。従って、接着支持システム22および24によって拘束された保護メンブラン
20は、音響エネルギーに応答して、結合されていない領域内で自由に運動また
は振動することができる。
【0034】 次に図5および図6を参照すると、これらの図面には音響保護カバーアセンブ
リ14の別の構造が示されている。この態様は、第1の接着支持システム22を
有していないという点を除けば、すべての面で上述のキャプティブ構造の態様と
同一である。換言すれば、保護ダイヤフラム20は、その一方の側で全く結合さ
れておらず、従って接着支持システム24から一層剥離しやすい。従って、この
ような構造に対しては、接着支持システム24の接着剤は著しく強力でなければ
ならない。保護メンブラン20に十分に接着し、かつメンブラン20が接着支持
システム24から剥離するのを防止する接着剤を見出すためにいくつかの実験が
必要となる。
【0035】 図7および図8は、図3および図4に示したような、「キャプティブ構造」の
音響保護カバーアセンブリ14の態様を示している。第1の接着支持システム2
2には音響ガスケット34が結合されている。このような態様の場合、第1の接
着支持システム22は両面接着剤である。音響ガスケット34は、結合されてい
ない領域において保護メンブラン20の独立した運動を可能にするように、取り
付けられている。
【0036】 コンベンショナルな市販されている材料が当業者に知られており、音響ガスケ
ットとしての使用に適している。例えば、軟質のエラストマー材料または延伸エ
ラストマー、例えばシリコーンゴムおよびシリコーンゴムフォームを使用するこ
とができる。好ましいガスケット材料は微孔性PTFE材料であり、より好まし
くは、米国特許第3953566号、同第4187390号および同第4110
392号の各明細書に記載されているような、相互に接続された結節とフィブリ
ルから成る微細構造を有する微孔性ePTFEであり、これらの事項は、本願で
も参考にして取り入れられている。音響ガスケットが、エラストマー材料で部分
的に充填することができる微孔性ePTFEの母材から成っていることがより好
ましい。音響ガスケット34は、保護メンブラン20と接着支持システム22お
よび24とを一緒に結合するための方法および材料を用いて、カバー材料に結合
することができる。
【0037】 図9および図10に示した音響保護カバーアセンブリ14の態様の場合、保護
メンブラン20はプラスチックカプセルまたはキャップ36の射出成形時にこれ
に一体化されている。加硫性プラスチック、例えばシリコーンまたは天然ゴム、
および、熱可塑性プラスチック、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカ
ーボネートまたはポリアミド、ならびに、好ましくは熱可塑性エラストマー、例
えばSantoprene(商標)またはHytrel(商標)が、プラスチッ
クカプセル36のための材料として特に適している。これらすべてのプラスチッ
クは、いわゆるインサートモールディング射出成形プロセスで、使用することが
できる。インサートモールディング射出成形プロセスの利点は、プラスチックカ
プセル36の射出成形時における微孔性メンブラン20の一体化が、1回の工程
において可能であることである。具体的には熱可塑性エラストマーは、インサー
トモールディング射出成形プロセスで加工可能であるという性質と、このように
加工を行う上でエラストマーの性質を維持し続けるという性質とを兼ね備えてい
る。
【0038】 保護メンブラン20をキャップ36の中央で成形されるものとして、例示した
が、メンブラン20は、キャップ36の鉛直方向位置、例えば頂部または底部に
形成された溝内に、キャップの射出成形時に埋め込むことができる。カバーアセ
ンブリ14は、剛性を有する閉鎖体またはハウジング、例えば携帯電話、ポータ
ブルラジオ、ポケットベル(登録商標)、ラウドスピーカーの閉鎖体などに配置 されたトランスデューサを保護するのに使用することができる。従ってアセンブ リ14は、第1に、トランスデューサの寸法特性および音響的な性質を考慮に入 れ、第2に、ハウジングの音声伝送開口に関連して構成されていなければならな い。このことはアセンブリ14の結合されない区域のサイズ設定をする上で特に 重要である。精密な関係は必要とならないが、しかし、カバーアセンブリ14の 近くの、ハウジングに設けられた開口の面積よりも、結合されない面積が著しく 大きいことが好ましい。
【0039】 図11および図12は別の「キャプティブ構造」の態様を示している。これら
の態様は、接着支持システム22および24内に設けられた補足的な結合箇所3
8,39が保護メンブラン20を横切って延びている点を除けば、すべての面で
上述のものと同様である。この補足的な結合箇所38,39は、上述のように、
結合されない内側領域が比較的大きなカバーアセンブリを支持する。
【0040】 図13および図14は、さらに別の「キャプティブ構造」の態様を示している
。これらの態様は、接着支持システム22および24内の補足的な結合箇所38
,39の別のジオメトリが保護メンブラン20を横切って延びている点を除けば
、すべての面で図11および図12に示したものと同様である。
【0041】 −テスト法− (1)音響伝送損失 ASTM E 1050〜90(音響材料のインピーダンスおよび吸収性に関
する標準テスト法);ASTM C 384(インピーダンスチューブ法による
、音響材料のインピーダンスおよび吸収性に関する標準テスト法);Leo L. Ber
anek (音響特性);A. F. Seybert (ダクト内における音声強度および音響性質
の測定のための2センサー法)に記載されたような分析手順および方法を組み合
わせて用いることによって、サンプルがテストされ評価された。
【0042】 サンプルをテストするのに使用された装置40を図15に示す。装置は全体的
に、取り付けプレート44を収納するインピーダンス測定チューブ42から成っ
ている。このチューブ42の対向する各端部には、スピーカ46および半無響終
端48が設けられている。取り付けプレート44は16ミリメートルの直径を備
えた開口部を有している。マイクロフォン50および52から成る第1の対は、
取り付けプレート44のスピーカ側に位置しており、マイクロフォン54および
56から成る第2の対は、取り付けプレート44の半無響終端側に位置している
。マイクロフォン50,52,54および56は、透過部を介して、チューブ4
2の側部に配置されている。サンプルの上流側および下流側の双方でマイクロフ
ォン対を使用することにより、サンプル内に入射した波およびサンプルから伝送
される波だけに集中して分析を行うことが可能になる。スピーカ46はFFTア
ナライザ(FFT ANALYZER)60に直接的に接続されているのに対して、マイクロフ
ォンは増幅器(AMPLIFIER)58を介してFFTアナライザ60に電気的に接続さ
れている。FFTアナライザ60は、ポストプロセッサ(POST-PROCESSOR)62に
電気的に接続されている。
【0043】 装置40を使用して、測定が以下のように行われる。図15に示したように、
チューブ42内の取り付けプレート44に、サンプル66が配置される。FFT
アナライザ60は白色ノイズ音波64を発生させる。白色ノイズ音波64はスピ
ーカ46から形成される。PTFEメンブランサンプル66への入射波から発生
した音圧レベル(SPL)は、上流側のマイクロフォン対50および52から測
定される。入射圧力波は次いで、PTFEメンブランサンプル66を励起し、音
波68をサンプルの下流側に伝送する。伝送された音波68はマイクロフォン対
54および56から測定される。両マイクロフォン対は、正確な結果を得るため
に位相を整合されている。次いで、マイクロフォン対50および52に対して、
またマイクロフォン対54および56に対して、300Hz〜3000Hzで5
0Hzずつ周波数を増大して、ポストプロセッサ62が有効強度レベル(IL)
を測定する。ポストプロセッサ62はさらに、次の等式を用いて伝送損失(TL
)を算出する:
【0044】 TL(dB)=10log10(IL50,52/IL54,56) 電話周波数全域(300〜3000Hz)にわたる個々のTL測定値を使用し
て、総合TLが算出される。総合TLは次のように算出される: TLoverall(dB) =10log10(Σ10(300〜3000Hzで50Hzずつ増大した場合のTL)/10) 例えば: TLoverall(dB)=10log10(10( TL@300Hz)/10 +10( TL@350Hz)/10+10( TL@400Hz)/10 +...+10(TL@3.000Hz)/10
【0045】 測定のためのこのような手順は、所与の用途に対応する周波数域全体にわたる
材料伝送損失を比較するために、正確かつ簡単な測定法を提供する。加えて、ス
ペクトルを横切る音響伝送効率を評価するために、伝送損失の算出は周波数に関
連してプロットされてよい。
【0046】 (2)水流入圧力(「WEP」) 水流入圧力(「WEP」)は、メンブランへの水侵入に対するテスト法を提供
する。WEPは瞬間WEPまたは長時間WEPとして、測定することができる。
長時間WEPは、サンプルの撥水性または全時間にわたって水バリアとして働く
ための能力の基準である。このことは、電子デバイスの疎水性の通気を考えるの
に重要な特性である。IP−57基準は長時間WEPに基づいている。
【0047】 瞬間WEPを測定するために、テストサンプルが、一対のテストプレート相互
間にクランプされる。下側のプレートは、サンプルの一部を水で圧縮する能力を
有している。水流入の証拠を示すインジケータとして、圧縮されない側のプレー
トとの間でサンプルの頂部にpH試験紙が配置される。次いで、pH試験紙の色
変化が水流入の最初のサインを示すまで、サンプルは徐々に圧縮される。水の貫
通または流入時の水圧が、瞬間WEPとして記録される。
【0048】 長時間WEPを測定するために、水圧が1メートルの水圧(1.4psig)
に徐々に増大され、30分間保たれる。30分後、水侵入の証拠が観察されない
場合、このサンプルはIP−57テストに合格する。水侵入のサインがあった場
合、そのサンプルは不合格となる。30分後にサンプルが圧力を保持し続ける場
合、所定の水圧で不合格となるまでの最大時間を決定するために、サンプルテス
ト時間を拡大することができる。
【0049】 (3)空気透過度 空気流に対するサンプルの抵抗が、ASTMテスト法D726〜58に記載さ
れた手順に従って、W.&L.E.Gurley & Sonsによって製造さ
れたガーレーデンソメートルによって測定された。結果はガーレー数またはガー
レー秒で報告される。ガーレー秒は、100立方センチメートルの空気が1平方
インチのテストサンプルを、4.88インチの水の圧力降下時に通過する秒時間
である。
【0050】 (4)粒子捕集効率 TSIによって製造された、モデル8160、自動化されたフィルタテスター
(「AFT」)を使用することによって、粒子捕集効率が測定される。AFTは
、粒子サイズに対するフィルタ効率および浸透、ならびに、空気ろ過媒体に対応
する空気流抵抗を測定する、自動化されたフィルタである。AFTは、テストを
受けるサンプルの上流側および下流側双方に配置された2つの凝縮粒子カウンタ
を使用することによって、粒子捕集効率を測定する。 以下の例の効率テストに用いられる粒子サイズは0.055μmである。
【0051】 −比較例1− 結合構造を有する疎水性の多孔性メンブラン この例は、商品名GORE ALL−WEATHER(商標) VENTで販
売されている、商業的に入手可能な保護カバー材料である。この製品は、W. L.
Gore & Associates, Inc.によって製造された多孔性のePTFEに結合された
不織ポリエステル生地(0.015”の厚さ、1.0oz/yd2、.NEXUS
(商標)32900005、Precision Fabrics Group Co.から入手)から成っ
ている。支持体に結合されたメンブランは以下の性質を有していた:質量57.
473g/m2;厚さ0.0133”(338μm);空気透過度8.6ガーレ
ー秒;空気流107.76ml/min−cm2;瞬間水流入圧力138psi
(951.5kPa);粒子効率99.999994%。
【0052】 米国特許第5828012号の教示内容に従って、30mm直径の2つのディ
スクが、一方は不織ポリエステル生地から、他方は多孔性のPTFEメンブラン
から切り出された。ディスクは一緒に整列させられ、接着層によって一緒に結合
された。 16mmの内径を除去された外径30mmの第1の接着支持システムが、両面
接着テープから切り出された。両面接着テープは、50μmの厚さのMylar
(商標)ポリエステルフィルム(DFM−200−clear V−156、Fl
excon Corp.から入手)の各面上に設けられた感熱性アクリル接着剤の19μm
の厚さの層から成っている。第1の接着支持システムは、多孔性PTFEメンブ
ランの表面と整列されて結合され、この組み合わせが不織ポリエステル生地に取
り付けられた。
【0053】 16mmの内径が除去された、30mmの外径を有する第2の接着支持システ
ムが、上述の両面接着テープから切り出された。第2の接着支持システムは、多
孔性PTFEメンブラン層と整列させられ、この層に接着された。第2の接着支
持システムの外面は、16mmの内径が中心に配置された状態で、中心で取り付
けプレートに接着され、取り付けプレートアセンブリは音響測定装置内に配置さ
れた。テスト結果を表1に示す。
【0054】 −例1− 「キャプティブ」構造を有する疎水性の多孔性メンブラン 次の性質を有する延伸PTFEメンブランが提供された:質量18.347g
/m2;厚さ0.0013”(33μm);空気透過度8.6ガーレー秒;空気
流107.71ml/min−cm2;瞬間水流入圧力138psi(951.
5kPa);粒子効率99.999994%。30mmの直径を有するディスク
がメンブランから切り出された。 16mmの内径が除去された、30mmの外径を有する第2の接着支持システ
ムが、上述の両面接着テープから切り出された。両面接着テープは、50μmの
厚さのMylar(商標)ポリエステルフィルム(DFM−200−clear
V−156、Flexcon Corp.から入手)の各面上に設けられた感熱性アクリル
接着剤の19μmの厚さの層から成っていた。第2の接着支持システムは多孔性
のPTFEメンブランの表面に整列させられ、結合された。
【0055】 16mmの内径が除去された、30mmの外径を有する第1の接着支持システ
ムが、片面接着テープから切り出された。片面接着テープは、50μmの厚さの
Mylar(商標)ポリエステルフィルム(DFM−200−clear V−
156、Flexcon Corp.から入手)の一方の面上に設けられた感熱性アクリル接
着剤の19μmの厚さの層から成っていた。第1の接着支持システムは、第2の
接着支持システムとは反対側の多孔性PTFEメンブラン表面と整列させられ、
この表面に接着された。 第2の支持システムの暴露された接着剤は、16mmの内径が中心に配置され
た状態で、中心で取り付けプレートに接着され、取り付けプレートアセンブリは
音響測定装置内に配置された。 サンプルの音声伝送損失および長時間WEPが上述のようにテストされた。テ
スト結果を表1に示す。
【0056】 −比較例2− 延伸ラミネート構造を有する疎水性の多孔性ブラックメンブラン この例は、Nitto Denko, Inc.により、商品名MICRO−TEX(商標)N−
Seriesで販売されている、商業的に入手可能な保護カバー材料である。製
品は、多孔性ePTFEメンブランの片面または両面にラミネートされたポリオ
レフィン網状構造から成っている。材料は以下の性質を有していた:質量38.
683g/m2;厚さ0.009”(228.6μm);空気流6078.4m
l/min−cm2;瞬間水流入圧力0.4psi(3.0kPa);粒子効率
NA(非分析)。粒子効率テストは行われなかった。なぜならば、利用可能なサ
ンプル材料が所要のテストサイズよりも小さかったからである。30mmの直径
を有するディスクが、上述の材料から切り出された。
【0057】 ディスクは、例1に記載されたような第2の接着支持システムと第1の接着支
持システムと整列させられ、これらの接着支持システムに結合され、これにより
、サンプルアセンブリが形成された。 暴露された接着剤は、16mmの内径が中心に配置された状態で、中心で取り
付けプレートに接着され、取り付けプレートアセンブリは音響測定装置内に配置
された。 サンプルの音声伝送損失および長時間WEPが上述のようにテストされた。テ
スト結果を表1に示す。
【0058】 −比較例3− 「キャプティブ」構造を有する疎水性の多孔性メンブラン この例は、Nitto Denko, Inc.により、商品名MICRO−TEX(商標)Ad
vantec 0.2で販売されている、商業的に入手可能な保護カバー材料で
ある。製品は多孔性ePTFEメンブランから成っている。この材料は以下の性
質を有していた:質量47.5g/m2;厚さ0.0036”(91.4μm)
;空気透過度24.2ガーレー秒;空気流38.43ml/min−cm2;瞬
間水流入圧力120psi(827.4kPa);粒子効率99.989%。3
0mmの直径を有するディスクがこの材料から切り出された。
【0059】 ディスクは、例1に記載されたような第2の接着支持システムと第1の接着支
持システムと整列させられ、これらの接着支持システムに結合され、これにより
、サンプルアセンブリが形成された。 暴露された接着剤は、16mmの内径が中心に配置された状態で、中心で取り
付けプレートに接着され、取り付けプレートアセンブリは音響測定装置内に配置
された。 サンプルの音声伝送損失および長時間WEPが上述のようにテストされた。テ
スト結果を表1に示す。
【0060】 −比較例4− 「キャプティブ」構造を有する疎水性の多孔性メンブラン この例は、Nitto Denko, Inc.により、商品名MICRO−TEX(商標) N
TF1033で販売されている、商業的に入手可能な保護カバー材料である。製
品は、0.2μmの孔サイズを有する多孔性ePTFEメンブランから成ってい
る。この材料は以下の性質を有していた:質量4.421g/m2;厚さ0.0
007”(17.8μm);空気透過度0.15ガーレー秒;空気流6413.
81ml/min−cm2;瞬間水流入圧力1.8psi(12.1kPa);
粒子効率74%。30mmの直径を有するディスクがこの材料から切り出された
【0061】 ディスクは、例1に記載されたような第2の接着支持システムと第1の接着支
持システムと整列させられ、これらの接着支持システムに結合され、これにより
、サンプルアセンブリが形成された。 暴露された接着剤は、16mmの内径が中心に配置された状態で、中心で取り
付けプレートに接着され、取り付けプレートアセンブリは音響測定装置内に配置
された。 サンプルの音声伝送損失および長時間WEPが上述のようにテストされた。テ
スト結果を表1に示す。
【0062】 −例2− 「キャプティブ」構造を有する疎水性の多孔性ブラックメンブラン この製品は、W. L. Gore & Associates, Inc.によって製造された、3.0重
量パーセントのカーボンブラック(KETJENBLACK(商標)EC−30
0J、Akzo Corp.から入手)を含有する多孔性の延伸PTFEから成っている。
メンブランは以下の性質を有していた:質量8.731g/m2;厚さ0.00
12”(29.7μm);空気透過度3.0ガーレー秒;空気流314.72m
l/min−cm2;瞬間水流入圧力45.6psi(314.4kPa);粒
子効率99.999996%。30mmの直径を有するディスクが記載の材料か
ら切り出された。
【0063】 ディスクは、例1に記載されたような第2の接着支持システムと第1の接着支
持システムと整列させられ、これらの接着支持システムに結合され、これにより
、サンプルアセンブリが形成された。 暴露された接着剤は、16mmの内径が中心に配置された状態で、中心で取り
付けプレートに接着され、取り付けプレートアセンブリは音響測定装置内に配置
された。 サンプルの音声伝送損失および長時間WEPが上述のようにテストされた。テ
スト結果を表1に示す。
【0064】 −比較例5− 「キャプティブ構造」を有する疎油性の多孔性メンブラン 製品は不織ナイロン支持体上の改質されたアクリルコポリマーキャストから成
っていた。この製品は疎油加工され、Pall Corpによって製造された(VERS
APOR(商標)5000TRメンブラン)。メンブランは以下の性質を有してい
た:質量41.4g/m2;厚さ0.037”(94.0μm);空気透過度0
.8ガーレー秒;空気流1207.8ml/min−cm2;瞬間水流入圧力7
.9psi(54.5kPa);粒子効率80.4%。30mmの直径を有する
ディスクが記載の材料から切り出された。
【0065】 ディスクは、例1に記載されたような第2の接着支持システムと第1の接着支
持システムと整列させられ、これらの接着支持システムに結合され、これにより
、サンプルアセンブリが形成された。 暴露された接着剤は、16mmの内径が中心に配置された状態で、中心で取り
付けプレートに接着され、取り付けプレートアセンブリは音響測定装置内に配置
された。 サンプルの音声伝送損失および長時間WEPが上述のようにテストされた。テ
スト結果を表1に示す。
【0066】 −比較例6− 「キャプティブ構造」を有する疎油性の多孔性メンブラン 製品は、疎油加工を施され、かつ0.22μmの孔サイズを有するポリ弗化ビ
ニリデン(PVDF)から成り、Millipore Corporationによって製造された(
DURAPEL(商標)0.22μmメンブラン)。メンブランは以下の性質を有
していた:質量67.4g/m2;厚さ0.0044”(111.3μm);空
気透過度41.8ガーレー秒;空気流22.25ml/min−cm2;瞬間水
流入圧力>50psi(345.0kPa)。粒子効率および不連続的な水流入
圧力レベルは測定されなかった。しかし、Millipre社のパンフレットによれば、
被験メンブランに対応する水流入圧力は62psi(427.5kPa)である
ことが予想される。粒子効率テストは行われなかった。なぜならば、利用可能な
サンプル材料が所要のテストサイズよりも小さかったからである。30mmの直
径を有するディスクが記載の材料から切り出された。
【0067】 ディスクは、例1に記載されたような第2の接着支持システムと第1の接着支
持システムと整列させられ、これらの接着支持システムに結合され、これにより
、サンプルアセンブリが形成された。 暴露された接着剤は、16mmの内径が中心に配置された状態で、中心で取り
付けプレートに接着され、取り付けプレートアセンブリは音響測定装置内に配置
された。 サンプルの音声伝送損失および長時間WEPが上述のようにテストされた。テ
スト結果を表1に示す。
【0068】 −例3− 「キャプティブ構造」を有する疎油性の多孔性メンブラン 製品は、W. L. Gore & Associates, Inc.によって製造された、米国特許第5
376441号明細書に従って疎油加工を施された多孔性ePTFEメンブラン
から成っていた。メンブランは以下の性質を有していた:質量12.1g/m2
;厚さ0.0009”(22.1μm);空気透過度2.6ガーレー秒;空気流
362.10ml/min−cm2;瞬間水流入圧力73.7psi(508.
1kPa);粒子効率99.999996%。30mmの直径を有するディスク
が記載の材料から切り出された。
【0069】 ディスクは、例1に記載されたような第2の接着支持システムと第1の接着支
持システムと整列させられ、これらの接着支持システムに結合され、これにより
、サンプルアセンブリが形成された。 暴露された接着剤は、16mmの内径が中心に配置された状態で、中心で取り
付けプレートに接着され、取り付けプレートアセンブリは音響測定装置内に配置
された。 サンプルの音声伝送損失および長時間WEPが上述のようにテストされた。テ
スト結果を表1に示す。
【0070】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、音響保護カバーアセンブリを採用した、コンベンショナルな携帯電話
のフロントハウジングカバーの外部を示す図である。
【図2】 図2は、図1の携帯電話のフロントハウジングカバーの内部を示す図である。
【図3】 図3は、本発明の、「キャプティブ構造」つまり捕捉構造を有する音響保護カ
バーアセンブリの態様を示す頂面図である。
【図4】 図4は、図3の音響保護カバーアセンブリを、X−X線に沿って示す断面図で
ある。
【図5】 図5は、単一の接着支持システムを有する音響保護カバーアセンブリの態様を
示す底面図である。
【図6】 図6は、図5の音響保護カバーアセンブリを、X−X線に沿って示す断面図で
ある。
【図7】 図7は、ガスケットが取り付けられた音響保護カバーアセンブリの態様を示す
頂面図である。
【図8】 図8は、図7の音響保護カバーアセンブリを、X−X線に沿って示す断面図で
ある。
【図9】 図9は、キャップの射出成形時にこのキャップと一体化された保護メンブラン
を有する、音響保護カバーアセンブリの態様を示す頂面図である。
【図10】 図10は、図9の音響保護カバーアセンブリを、X−X線に沿って示す断面図
である。
【図11】 図11は、中央支持体のために構成された補足的な結合箇所を備えた、保護メ
ンブランを有する音響保護カバーアセンブリの態様を示す頂面図である。
【図12】 図12は、図11の音響保護カバーアセンブリを、X−X線に沿って示す断面
図である。
【図13】 図13は、結合支持体を改善するように構成された別の補足的な結合箇所を備
えた、保護メンブランを有する音響保護カバーアセンブリの態様を示す頂面図で
ある。
【図14】 図14は、図13の音響保護カバーアセンブリを、X−X線に沿って示す断面
図である。
【図15】 図15は、音響伝送損失を測定するために使用される装置を示す斜視図である
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 5/03 H05K 5/03 B (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AL,AM,A T,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA ,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES, FI,GB,GE,GH,GM,HR,HU,ID,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU, ZW Fターム(参考) 4E360 AA03 AB03 AB12 AB34 AB42 BA08 BA12 EA13 EA18 EC05 ED07 ED27 FA08 GA22 GA29 GB11 GB15 GB26 GC08 5D017 AB02 5K023 AA07 BB25 MM03 MM22 【要約の続き】

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声伝送性の保護カバーアセンブリであって、 (a)微孔性メンブランから成っており、前記微孔性メンブランは、前記メンブ
    ランの少なくとも一部が、音響エネルギーに応答して自由に運動するように少な
    くとも1つの接着支持システムによって周囲で支持されており、前記アセンブリ
    が、少なくとも1メートル水柱の瞬間水流入圧力と、300〜3000Hzの周
    波数域で3dB以下の総合音響伝送損失とを有していることを特徴とする、音声
    伝送性の保護カバーアセンブリ。
  2. 【請求項2】 保護カバーアセンブリがさらに、音響デバイスにアセンブリ
    を結合するための手段を有している、請求項1に記載の音声伝送性の保護カバー
    アセンブリ。
  3. 【請求項3】 音響デバイスがトランスデューサである、請求項2に記載の
    音声伝送性の保護カバーアセンブリ。
  4. 【請求項4】 アセンブリがさらに、ブラックカラーを有している、請求項
    1に記載の音声伝送性の保護カバーアセンブリ。
  5. 【請求項5】 アセンブリがさらに疎油加工部を有している、請求項1に記
    載の音声伝送性の保護カバーアセンブリ。
  6. 【請求項6】 アセンブリがさらに音響ガスケットを有しており; 前記音響ガスケットが、メンブランの、結合されていない領域の独立の運動を
    妨げないように、アセンブリに結合され、アセンブリと同じ広がりを有している
    、請求項1に記載の音声伝送性の保護カバーアセンブリ。
  7. 【請求項7】 音響ガスケットが、メンブランの第2の表面に結合されてい
    る、請求項6に記載の音声伝送性の保護カバーアセンブリ。
  8. 【請求項8】 アセンブリが少なくとも99.99999%の粒子捕集効率
    を有している、請求項1に記載の音声伝送性の保護カバーアセンブリ。
  9. 【請求項9】 アセンブリが2dB以下の伝送ロスを有している、請求項1
    に記載の音声伝送性の保護カバーアセンブリ。
  10. 【請求項10】 アセンブリが、最小30分間で少なくとも1メートルの水
    柱の長時間水流入圧力を有している、請求項1に記載の音声伝送性の保護カバー
    アセンブリ。
  11. 【請求項11】 メンブランがePTFEである、請求項1に記載の音声伝
    送性の保護カバーアセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記微孔性メンブランがその周囲で、複数の接着支持シス
    テムによって支持されている、請求項1に記載の音声伝送性の保護カバーアセン
    ブリ。
  13. 【請求項13】 前記微孔性メンブランが、前記接着支持システムによって
    、キャプティブ構造で支持されている、請求項12に記載の音声伝送性の保護カ
    バーアセンブリ。
  14. 【請求項14】 前記カバーアセンブリがさらに、音響ガスケットを有して
    いる、請求項24に記載の音声伝送性の保護カバーアセンブリ。
  15. 【請求項15】 トランスデューサを有する電子デバイスのための音声伝送
    性の音響保護カバーとして、微孔性メンブランを使用する方法であって、前記方
    法が、 前記メンブランの少なくとも一部が音響エネルギーに応答して自由に運動する
    ように、微孔性メンブランをその周囲で少なくとも1つの接着支持システムで支
    持し;さらに、 電子デバイス内のトランスデューサをカバーするように、前記支持された微孔
    性メンブランを方向付けすることにより、音声伝送性の音響保護カバーを形成す
    ることを含み; これにより、カバーが少なくとも1メートルの水柱の瞬間水流入圧力と、30
    0〜3000Hzの周波数域で3dB以下の総合音響伝送損失とを有することを
    特徴とする、微孔性メンブランを使用する方法。
  16. 【請求項16】 さらに、前記微孔性メンブランに疎油加工を施すことを含
    む、請求項26記載の方法。
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