JP2003339736A - 医療制御システム - Google Patents
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Abstract
者のフラストレーションを軽減可能な医療制御システム
を実現する。更に、所望の医療具を円滑に準備すること
が可能な医療制御システムを実現する。 【解決手段】 医療制御システムは、内視鏡周辺機器及
び、処置具6a、6b、…と通信可能なコントローラ2
0を有して構成される。コントローラ20は、ヘッドセ
ット21a〜21cから入力された音声の信号処理を行
う音声処理回路51と、処置具6a、6b、…に対して
微弱電波による無線通信を行う無線通信回路52と、入
力される音声とHDD40に記憶されている命令の発音
とを比較し、音声命令を識別して認識するCPUボード
45とを有して構成される。処置具6a、6b、…は、
コントローラ20の無線通信回路52と微弱電波による
通信を行い、該当する医療具を告知する告知部を設けて
構成される。
Description
の医療具を集中制御する医療制御システムに関する。 【0002】 【従来の技術】近年、医療制御システムは、内視鏡周辺
機器等の医療具と通信して集中制御を可能にしたものが
広く用いられている。このような医療制御システムは、
例えば、特開平6−114065号公報に記載されてい
るように、複数の医療具と通信可能な集中コントローラ
を設け、この集中コントローラによる集中制御を可能に
したものが提案されている。また、医療制御システム
は、システムコントローラに接続したマイクから音声命
令を入力することにより、各医療具を音声制御するもの
がある。 【0003】このような医療制御システムは、複数の医
療具として、例えば、生体組織を把持するために使われ
る把持鉗子と呼ばれる鉗子や、高周波電流を通電し止血
を行いながら切開/剥離を行うために使われるフック電
極、圧迫止血を行うために使われるツッペルなど、様々
な処置具を腹腔内等で操作して手術が行われている。 【0004】これらの処置具は、手術台の近傍に設置さ
れる鉗子台の上に並べられて用いられる。通常、看護士
は、術者の指示に応じて先端形状から処置具を見分けて
鉗子台から取り、術者に手渡す。そして、術者は、使用
する処置具を交換して手術を進めている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記音声制御を行う従
来の医療制御システムは、術者が内視鏡手術等に使用す
る医療具の設定などを音声により自分で操作できるた
め、手術を円滑に進めることが可能である。しかしなが
ら、上述したように従来の医療制御システムは、医療具
である処置具の交換を看護士に頼らざるを得ない。 【0006】上記従来の医療制御システムは、看護士が
不慣れな場合、術者の指示する処置具を見分けて手渡す
のに時間がかかり、手術の円滑な進行の障害になる上、
術者にもフラストレーションを与えることになる。 【0007】また、内視鏡手術は、TVモニタを観察し
ながら処置を行うが、場合によってTVモニタを見易く
するために手術室を暗くする場合がある。この場合、内
視鏡手術において、看護士は、処置具の先端形状を見分
けることが更に困難となり、術者の指示に対応するのに
時間がかかる。また、看護士は、不慣れな場合、術前に
処置具を用意する際にも時間がかかり、手術の円滑な進
行の障害になる。 【0008】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
ので、円滑に手術を進めて手術時間を短縮でき、術者の
フラストレーションを軽減可能な医療制御システムを提
供することである。また、本発明の別の目的は、所望の
医療具を円滑に準備することが可能な医療制御システム
を提供することである。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の医療制御システムは、音声を入力する音声
入力手段と、前記音声入力手段で入力された音声情報を
識別して認識する音声情報認識手段と、前記音声情報認
識手段の認識結果に基づき、所定の情報を送信可能な通
信手段と、前記通信手段で送信された情報に基づいて該
当する医療具を告知する告知手段と、を具備したことを
特徴としている。この構成により、円滑に手術を進めて
手術時間を短縮でき、術者のフラストレーションを軽減
可能な医療制御システムを実現する。更に、所望の医療
具を円滑に準備することが可能な医療制御システムを実
現する。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図12は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態
の医療制御システムを示す全体構成図、図2は図1のシ
ステムコントローラ及び中継ユニットとの内部構成を示
す回路ブロック図、図3は図1の処置具を示す外観斜視
図、図4は図3の告知部の内部構成を示す回路ブロック
図、図5は医療制御システムのメインフローチャート、
図6は操作パネルに表示されるトップ画面を示す図、図
7は必要機材確認処理のフローチャート、図8は操作パ
ネルに表示される手術選択画面を示す図、図9は操作パ
ネルに表示される機器確認画面を示す図、図10は操作
パネルに表示される結果表示画面を示す図、図11は表
示パネルに表示される結果表示画面を示す図、図12は
手術開始処理のフローチャートである。 【0011】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の医療制御システム1は、患者3が横たわる手術台2
の両側に第1のトロリ4及び第2のトロリ5とが配置さ
れている。これらの両トロリ4、5は、医療行為を行う
医療具、より具体的には内視鏡下の観察、検査、処置、
記録などを行う複数の内視鏡周辺機器が搭載されてい
る。また、医療制御システム1は、手術台2の近傍に術
者が施術で剥離、切開などの処置に用いる医療具として
処置具6a、6b、…が処置具台7の上に置かれてい
る。 【0012】第1のトロリ4は、第1のTVカメラ装置
11、第1の光源装置12、高周波焼灼装置(以下、電
気メス)13、気腹器14、超音波観測装置15、VT
R16、第1のモニタ17、術者が機器の操作、設定状
況の確認などを行う表示パネル18、看護士、術者が医
療具の操作を集中して行うタッチパネル式の操作パネル
19、システムコントローラ(以下、コントローラ)2
0などが搭載されている。これら内視鏡周辺機器は、表
示パネル18を除くそれぞれの機器が図示しない通信ケ
ーブルを介してコントローラ20と接続され、双方向の
通信を行えるようになっている。表示パネル18、操作
パネル19は、コントローラ20と図示しない映像(V
GA)ケーブルで接続され、コントローラ20から出力
されるパソコン映像信号を表示可能となっている。 【0013】また、コントローラ20は、音声入力手段
としての第1のヘッドセット21a、第2のヘッドセッ
ト21b、第3のヘッドセット21cが接続されてい
る。コントローラ20は、これらヘッドセット21a〜
21cから入力された音声を後述の音声処理回路により
信号処理しCPUボードが命令を認識することで、音声
によって各機器の制御ができるように構成されている。 【0014】第1の光源装置12は、照明光を伝送する
第1のライトガイドケーブル25を介して第1の内視鏡
22に接続されている。第1の光源装置12は、照明光
を第1の内視鏡22のライトガイドに供給する。この第
1の内視鏡22は、挿入部先端部から患者3の腹部内の
患部などを照明する。第1の内視鏡22は、挿入部先端
部で照明された患部等の光学像を取り込み、接眼部で観
察可能である。 【0015】また、第1の内視鏡22は、撮像素子を備
えた第1のカメラヘッド23が接眼部に装着されてい
る。第1のカメラヘッド23は、第1の内視鏡22の接
眼部から供給される光学像を撮像素子で撮像し、撮像信
号を第1のTVカメラ装置11に伝送する。第1のTV
カメラ装置11は、内部の信号処理回路で撮像信号を信
号処理して、映像信号を生成しコントローラ20に出力
するようにしている。 【0016】コントローラ20は、後述するようにハー
ドディスクドライブ(以下、HDD)などの記録媒体が
内蔵されている。コントローラ20は、手術中、記録命
令が行われた場合に入力された第1のTVカメラ装置1
1などの映像を記録したり、術中の周辺機器の状態など
を記録したりできるようにしている。気腹器13は、C
O2ボンベ26が接続されている。この気腹器13は、
患者に延びた気腹チューブ27を介して患者3の腹部内
にCO2ガスを供給できるようにしている。 【0017】第2のトロリ5は、第2のTVカメラ装置
31、第2の光源装置32、超音波凝固切開装置33、
プリンタ34、第2のモニタ35、中継ユニット36等
が搭載されている。これら内視鏡周辺機器は、図示しな
い通信ケーブルで中継ユニット36に接続され、双方向
の通信を行えるようになっている。 【0018】第2の光源装置32は、照明光を伝送する
第2のライトガイドケーブル38を介して第2の内視鏡
39に接続されている。第2の光源装置32は、照明光
を第2の内視鏡39のライトガイドに供給する。この第
2の内視鏡39は、挿入部先端部から患者3の腹部内の
患部などを照明する。第2の内視鏡39は、挿入部先端
部で照明された患部等の光学像を取り込み、接眼部で観
察可能である。 【0019】また、第2の内視鏡39は、撮像素子を備
えた第2のカメラヘッド40が接眼部に装着されてい
る。第2のカメラヘッド40は、第2の内視鏡39の接
眼部から供給される光学像を撮像素子で撮像し、撮像信
号を第2のTVカメラ装置31に伝送する。第2のTV
カメラ装置31は、内部の信号処理回路で撮像信号を信
号処理して、映像信号を生成し中継ユニット36に出力
するようにしている。 【0020】コントローラ20と中継ユニット36と
は、システムインターフェースケーブル37で接続さ
れ、双方向に通信可能になっている。これにより、コン
トローラ20は、直接もしくは中継ユニット36を介し
て全ての機器と双方向の通信が可能となっている。 【0021】また、システムインターフェースケーブル
37は、中継ユニット36に入力された映像信号をコン
トローラ20へ伝送したり、コントローラ20から出力
された信号を中継ユニット36に伝送するための図示し
ない映像ケーブルが設けられている。これにより、コン
トローラ20と中継ユニット36とは、映像信号のやり
取りが可能になっている。更に、コントローラ20は、
術者が滅菌域から機器の操作を行う術者用リモートコン
トローラ(以下、リモコン)42が接続されている。 【0022】図2は、コントローラ20及び中継ユニッ
ト36の内部構成を示す。コントローラ20は、機器の
動作を規定したプログラムを内蔵したHDD44と、シ
ステム各機器の制御を行うCPUボード45と、表示パ
ネル18及び操作パネル19に表示するためのパソコン
映像信号を作成するグラフィックボード46と、入力さ
れた映像(信号)を連続的に取り込み画像データを作成
するキャプチャボード47と、ボード間でデータのやり
取りを可能にするバックプレーンボード48と、複数の
映像(信号)入出力を持ち、それぞれの出力を入力の中
から自由に切り替えることが可能な映像切替回路49
と、CPUボード45の制御信号を各機器と通信するた
めの信号に変換するI/F変換回路50と、ヘッドセッ
ト21a〜21cから入力された音声(音声情報)の信
号処理を行う音声処理回路51と、微弱電波による無線
通信を行う無線通信回路52とから構成される。 【0023】操作パネル19、リモコン42、第1の光
源装置12、電気メス13、VTR16、気腹器14、
第1のTVカメラ装置11、超音波観測装置15は、通
信ケーブル54a、54b、…、54h(以下では、通
信ケーブル54で代表する場合があり、他の構成要素の
場合も同様に適用する)によってコントローラ20に接
続され、更にI/F変換回路50に接続されている。I
/F変換回路50は、CPUボード45に接続されてい
る。従って、コントローラ20に直接接続されるこれら
の機器は、CPUボード45で制御可能になっている。 【0024】第2のTVカメラ装置31、第2の光源装
置32、超音波凝固切開装置33、プリンタ34は、通
信ケーブル54i、54j、…、54lによって中継ユ
ニット36に接続され、システムインターフェースケー
ブル37を介してコントローラ20に接続され、更にI
/F変換回路50に接続されている。 【0025】従って、中継ユニット36に接続されるこ
れらの機器は、コントローラ20のCPUボード45に
接続され、このCPUボード45で制御可能になってい
る。このように各機器は、CPUボード45と通信を行
う通信ポートを有する。 【0026】第1のTVカメラ装置11、超音波観測装
置15は、映像ケーブル57a、57bによってコント
ローラ20に接続されている。これら第1のTVカメラ
装置11、超音波観測装置15の出力信号は、映像切替
回路49に入力されるように構成されている。第2のT
Vカメラ装置31は、映像ケーブル57cによって中継
ユニット36に接続されている。第2のTVカメラ装置
31の出力信号は、システムインターフェースケーブル
37を経由してやはり映像切替回路49に入力可能に構
成されている。 【0027】映像切替回路49は、キャプチャーボード
47、及び映像ケーブル57dにより第1のTVモニタ
17、映像ケーブル57eにより第2のTVモニタ35
に接続されている。また、映像切替回路49は、I/F
変換回路53に接続され、CPUボード45によって出
力の選択を制御可能になっている。HDD44もCPU
ボード45に接続され、相互にデータのやり取りが可能
になっている。更に、グラフィックボード46、CPU
ボード45、キャプチャボード47は、バックプレーン
ボード48に接続され、相互にデータのやり取りが可能
になっている。 【0028】また、医療制御システム1は、音声操作が
可能になっている。第1〜第3のヘッドセット21a〜
21cは、音声処理回路51に接続され、更にこの音声
処理回路51はCPUボード45に接続されている。こ
のため、ヘッドセット21a〜21cは、CPUボード
45に音声(音声情報)を入力することが可能になって
いる。また、HDD40は、音声により受け付けられる
命令の発音(信号)及び音声命令信号が記憶されるよう
になっている。 【0029】CPUボード45は、音声情報認識手段と
して音声処理回路51を介して第1〜第3のヘッドセッ
ト21a〜21cから入力される音声(信号)とHDD
40に記憶されている命令の発音(信号)とを比較し、
音声命令を識別して認識する機能を有している。 【0030】また、CPUボード45は、無線通信回路
52が接続されている。この無線通信回路52は、CP
Uボード45からの命令を微弱電波に変換して送信した
り、逆に微弱電波を受信してCPUボード45に伝達し
たりすることで、コントローラ20が図3に示す処置具
6a、6b、…に対して無線通信可能に構成されてい
る。 【0031】図3に処置具6a、6b、…の外観を示
す。処置具6aは、高周波電流を通電して止血を行いな
がら剥離、止血を行うフック電極である。また、処置具
6bは、生体組織を把持するために使われる把持鉗子と
呼ばれる鉗子である。尚、図示しないが処置具は、この
他に圧迫止血を行うために使われるツッペルや、超音波
振動により止血を行いながら剥離、止血を行う超音波処
置具やレーザ光を照射して止血を行いながら剥離、止血
を行うレーザ処置具等がある。 【0032】これら処置具6a、6b、…は、後端に円
柱上の形状をした告知部60が設けられている。また、
告知部60は、この外観部分に発光可能な発光部61が
設けられている。 【0033】図4に告知部60の内部構成を示す。告知
部60は、発光部61と、コントローラ20の無線通信
回路52と微弱電波による通信を行う通信部62と、発
光部61及び通信部62を制御する制御部63と、これ
ら各部に電源を供給する電源部64とから構成される。 【0034】制御部63は、処置具の種類毎に異なるI
Dを設定する機能が設けられている。制御部63は、こ
れらのIDを送受信することで、コントローラ20の無
線通信回路52と通信を行う際に、コントローラ20の
CPUボード45が処置具の種類を認識可能に構成され
ている。 【0035】次に、このように構成される医療制御シス
テム1の作用を図5のメインフローチャートを用いて説
明する。図5は、コントローラ20のCPUボード45
の動作を示すメインフローチャートである。 【0036】電源が投入されると、CPUボード45
は、HDD44からソフトウェアを読み込み起動処理
(ステップS1)を行う。この起動処理S1が終了する
と、CPUボード45は、各機器と通信を開始する通信
開始処理(ステップS2)を行う。 【0037】次に、CPUボード45は、操作パネル1
9にトップ画面を表示するトップ画面表示処理(ステッ
プS3)を行う。ここで、図6に示すようにトップ画面
100は、手術開始ボタン101、必要機材確認ボタン
102の2つのボタンが設けられている。 【0038】このトップ画面100で、術者が図示しな
いマウス等の入力手段を用いて必要機材確認ボタン10
2又は手術開始ボタン101を操作する。すると、CP
Uボード45は、必要機材確認ボタン102又は手術開
始ボタン101の操作が有るか(行われたか)否かの判
断を行う(ステップS4,S5)。 【0039】必要機材確認ボタン102が操作された場
合、CPUボード45は、必要機材確認処理(ステップ
S10)を行う。一方、手術開始ボタン101が操作さ
れた場合、CPUボード45は、手術開始処理(ステッ
プS20)を行う。 【0040】先ず、必要機材確認処理(ステップS1
0)を説明する。図7は、必要機材確認処理(ステップ
S10)のフローチャートを示す。必要機材確認処理
(ステップS10)が実行されると、CPUボード45
は、手術選択画面を表示する手術選択画面表示処理(ス
テップS11)を行う。 【0041】この手術選択画面処理は、これから行う手
術を選択するための手術選択画面を表示する処理であ
る。ここで、図8に示すように手術選択画面110は、
右側に予め登録されたDr.名を含む手術の名前が表示
される手術表示欄111が設けられている。また、手術
選択画面110は、左側に所望の手術を選択して必要機
材の確認を行ったり、手術の追加や削除等を行うための
表示欄112が設けられている。 【0042】この手術選択画面110で、術者は、手術
の名前を登録したり、その手術に合わせてTVカメラ、
光源装置や電気メスなどの設定を自動的に行うことも可
能になっている。この手術選択画面110で、術者は、
所望の手術を選択する操作を行う。 【0043】すると、CPUボード45は、手術が選択
されているか否かの判断を行う。CPUボード45は、
手術が選択されていると判断した場合、機器確認画面を
表示する機器確認画面表示処理(ステップS12)を行
う。一方、CPUボード45は、手術が選択されていな
いと判断した場合、手術が選択されるまで、手術選択画
面110の表示を続ける。 【0044】機器確認画面表示処理は、予め登録された
その手術で使用する内視鏡周辺機器、処置具が揃ってい
るか否かを確認するための機器確認画面を表示する処理
である。ここで、図9に示すように機器確認画面120
は、画面中央左側にその手術で使用する内視鏡周辺機器
又は処置具の種別、装置名、数量が表示される機器表示
欄121が設けられ、その右側に通信によって行われた
準備ができているか否かの判定が表示される判定欄12
2が設けられている。 【0045】この機器確認画面120が表示されると、
CPUボード45は、各内視鏡周辺機器に対して通信ケ
ーブルを介して通信コマンドを出力し、必要な内視鏡周
辺機器と通信が成立した場合に準備ができていると判定
する。 【0046】また、CPUボード45は、各処置具6
a、6b、…の通信部62に対して通信コマンドを出力
し、各処置具がそれぞれに割り付けられたIDを含む返
信を行って、通信が成立した場合には、準備ができてい
ると判定する。 【0047】そして、CPUボード45は、全ての内視
鏡周辺機器、処置具の確認が終わると、結果表示画面を
表示する結果表示画面表示処理(ステップS13)を行
う。ここで、図10は操作パネル19の結果表示画面1
30であり、図11は表示パネル18の結果表示画面1
40である。 【0048】これら図10及び図11に示すように結果
表示画面130,140は、全ての内視鏡周辺機器、処
置具のうち、足りないものを準備するためのウインドウ
131が表示される。また、操作パネル19に表示され
る結果表示画面130は、ウインドウ131中に確認ボ
タン132が設けられる。看護士は、この結果表示画面
130,140に表示される情報に基づき、足りない内
視鏡周辺機器、処置具を準備する。 【0049】そして、看護士は、操作パネル19の結果
表示画面130に設けられる確認ボタン132を操作す
る。すると、CPUボード45は、確認ボタン132が
操作されているか否かの判断を行う。 【0050】CPUボード45は、確認ボタン132が
操作されていると判断した場合、操作パネル19がトッ
プ画面100に復帰するよう復帰処理を行う。一方、C
PUボード45は、確認ボタン132が操作されていな
いと判断した場合、確認ボタン132が操作されるま
で、結果表示画面130,140の表示を続ける。 【0051】そして、必要機材確認処理(ステップS1
0)が終了する。これにより、医療制御システム1は、
術前に、各内視鏡周辺機器、処置具と通信を行うこと
で、その手術に必要な機材の有無を確認でき、不足して
いる医療具を告知可能である。 【0052】次に、術者は、トップ画面100で手術開
始ボタン101を操作して手術を開始する。するとCP
Uボード45は、図12に示すように手術開始処理(ス
テップS20)を行う。図12は、手術開始処理(ステ
ップS20)のフローチャートを示す。 【0053】CPUボード45は、各内視鏡周辺機器や
処置具の設定値を表示パネル13に表示させる処理を開
始すると共に、音声命令や操作パネル19の命令を受け
付けて、各内視鏡周辺機器や処置具を制御可能な待機状
態(ステップS21)に移行する。 【0054】そして、手術が開始される。術者は、所望
の内視鏡周辺機器又は処置具を用いて手術を行う。この
とき、術者は、所望の内視鏡周辺機器又は処置具を必要
とし、ヘッドセット21a〜21cのうち、どれかに所
望の内視鏡周辺機器又は処置具の名称を発する。 【0055】ここで、例えば、術者が第1のヘッドセッ
ト21aに対して“フック電極”という命令を発する。
すると、CPUボード45は、第1のヘッドセット21
a〜21cから入力される“フック電極”という名称命
令を音声処理回路51によって信号処理し、この信号処
理した音声情報を音声処理回路51から入力される。 【0056】CPUボード45は、HDD44に記録さ
れた音声情報と比較して識別し、入力された音声情報を
認識する。この認識結果に基づき、CPUボード45
は、内視鏡周辺機器又は処置具に対する名称命令が有る
か否かの判断を行う(ステップS22)。 【0057】CPUボード45は、内視鏡周辺機器又は
処置具に対する名称命令が有ると判断した場合、待機状
態から該当するフック電極に対して通信が可能なように
無線通信回路52を制御する。 【0058】このCPUボード45の制御により、無線
通信回路52は、該当するフック電極のID情報及び発
光命令を当該機器の通信部62に対して送信する。する
と、該当するフック電極は、通信部62でID情報及び
発光命令を受信し、受信した信号を制御部63へ出力す
る。 【0059】そして、該当するフック電極は、制御部6
3が発光部61を発光させるように制御する。そして、
該当するフック電極は、発光部61が発光し、発光動作
が行われる(ステップS23)。これにより、看護士
は、暗い手術中であっても、術者の要求している処置具
としてフック電極6aを見分けることが可能である。 【0060】次に、術者は、所望の内視鏡周辺機器又は
処置具例えば、フック電極に対して、名称以外の操作、
つまり操作パネル19による操作や音声による動作命令
を発する。 【0061】すると、CPUボード45は、上述した名
称命令と同様にヘッドセット21a〜21cのうち、ど
れかから入力される音声を音声処理回路51によって信
号処理し、この信号処理した音声情報を音声処理回路5
1から入力される。 【0062】CPUボード45は、HDD44に記録さ
れた音声情報と比較し、入力された音声情報を認識す
る。この認識結果に基づき、CPUボード45は、該当
するフック電極に対する名称以外の操作命令が有るか否
かの判断を行う(ステップS24)。 【0063】CPUボード45は、該当するフック電極
に対する操作命令が有ると判断した場合、該当する該当
するフック電極に対して無線通信回路52を制御して操
作命令に応じた制御信号を送信させる。すると、該当す
るフック電極は、通信部62で受信した制御信号に基づ
き、制御部63が操作命令の動作を実行する(ステップ
S25)。 【0064】この結果、医療制御システム1は、入力さ
れた命令と一致した場合に処置具に設けられた告知部6
0を動作させることが可能となる。これにより、医療制
御システム1は、術中に、術者が処置具の名称をヘッド
セットに対して命令することで、処置具の発光部が発光
し、慣れていない看護士が暗い手術室でも、術者の欲す
る処置具を迅速に見分けて術者に手渡すことができる。 【0065】従って、本実施の形態の医療制御システム
1は、術前に、各内視鏡周辺機器、処置具と通信を行う
ことで、その手術に必要な機材の有無を確認でき、所望
の医療具を円滑に準備することが可能であり、更に手術
中に術者が処置具の名称をヘッドセットに対して命令す
ることで、処置具の発光部が発光し、慣れていない看護
士が暗い手術室でも、術者の欲する処置具を迅速に見分
けて術者に手渡すことができる。加えて、本実施の形態
の医療制御システム1は、術者のフラストレーションを
軽減することが可能となる。 【0066】(第2の実施の形態)図13及び図14は
本発明の第2の実施の形態に係り、図13は本発明の第
2の実施の形態の医療制御システムを示す全体構成図、
図14は図13の告知部の内部構成を示す回路ブロック
図である。本第2の実施の形態は、上記第1の実施の形
態と同じであるが、より簡単な構成で同じ効果を得るこ
とが可能な医療制御システムを構成する。 【0067】即ち、図13に示すように本第2の実施の
形態の医療制御システム200は、ヘッドセット201
と処置具202a、202b、…とから構成される。ヘ
ッドセット201は、この先端に音声入力手段としての
無線マイク201aが設けられている。 【0068】また、ヘッドセット201は、無線マイク
201aから入力された音声(音声情報)の信号処理を
行うと共に、音声情報認識手段としてこの無線マイク2
01aから入力される音声(信号)と図示しない記録部
に記憶されている命令の発音(信号)とを比較し、音声
命令を識別して認識する機能を有している。そして、ヘ
ッドセット201は、この認識結果に基づき、無線マイ
ク201aから音声命令を微弱電波として送信すること
で、処置具202a、202b、…に対して無線通信可
能に構成されている。 【0069】これら処置具202a、202b、…は、
上記第1の実施の形態と同様に、それぞれの後端に円柱
状の告知部210が設けられている。告知部210は、
この外観に発光可能な発光部211が設けられている。 【0070】図14に告知部210の内部構成を示す。
告知部210は、発光部211と、無線マイク201a
の微弱電波を受信する受信部212と、この受信部21
2で受信した音声信号を信号処理(解読)して発光部2
11を制御する制御部213と、これら各部に電源を供
給する電源部214とから構成されている。 【0071】制御部213は、予め該当する名称が登録
記憶されており、受信した音声信号が登録されている名
称と一致するか否かを判定し、この判定結果に基づき、
発光部211を制御するように構成されている。 【0072】次に、このように構成される医療制御シス
テム200の作用を説明する。先ず、看護士は、手術前
にその手術に必要な内視鏡周辺機器や、処置具等の機材
を準備する。 【0073】そして、術者は、ヘッドセット201を装
着し、無線マイク201aを口に向けてセットして所望
の内視鏡周辺機器又は処置具を用いて手術を行う。この
とき、術者は、術中に、ヘッドセット201の無線マイ
ク201aに対して、例えば“フック電極”と発声す
る。 【0074】すると、ヘッドセット201は、無線マイ
ク201aから入力される“フック電極”という名称命
令を信号処理し、この信号処理した音声情報と記録部に
記録された音声情報と比較して識別し、入力された音声
情報を認識する。この認識結果に基づき、ヘッドセット
201は、無線マイク201aで音声を微弱電波に変換
して、該当するフック電極に向けて信号を送信する。 【0075】そして、該当するフック電極は、その信号
を受信部212で受信して制御部213に出力する。該
当するフック電極は、その信号を受信部212で受信し
て制御部213に送信する。制御部213は、受信した
音声信号が予め登録されている名称と一致するか否かを
判定する(“フック電極”という命令がその鉗子の名称
かどうか判定する)。 【0076】制御部213は、受信した音声信号が予め
登録されている名称と一致する場合、発光部211を発
光させるように制御する。この制御部213の制御によ
り、発光部211は、発光する。一方、制御部213
は、受信した音声信号が予め登録されている名称と一致
しない場合、発光部211を発光させないように制御す
る。この制御部213の制御により、発光部211は、
発光しない。 【0077】この結果、本第2の実施の形態の医療制御
システム200は、コントローラ20や操作パネル19
が不要であり、簡単に構成できる。これにより、本第2
の実施の形態の医療制御システム200は、不慣れな看
護士であっても、暗い手術室であっても、術者の意図す
る処置具がどれなのか簡単に見分けることが可能であ
る。従って、本第2の実施の形態の医療制御システム2
00は、手術が円滑に進行すると共に、術者のフラスト
レーションが軽減する。 【0078】尚、医療制御システム200は、ヘッドセ
ット201の無線マイク201aから入力される音声を
直接、音声信号として該当する内視鏡周辺機器又は処置
具に送信するように構成しても良い。この場合、ヘッド
セット201は、無線マイク201aから入力された音
声(音声情報)を無線信号として送信可能な信号処理を
行うのみで良く、上述した音声情報認識手段としての機
能を設けずとも良い。 【0079】(第3の実施の形態)図15ないし図17
は本発明の第3の実施の形態に係り、図15は本発明の
第3の実施の形態の医療制御システムを示す全体構成
図、図16は図15の告知部の内部構成を示す回路ブロ
ック図、図17は操作パネルに表示される登録画面を示
す図である。本第3の実施の形態は、術前に準備ができ
ていなかったもの、または急遽必要になったものを即座
に見つけられることにより、手術を円滑に進めることが
可能な医療制御システムを構成する。それ以外は、上記
第1の実施の形態と同じ構成であり、同じ構成には同じ
符号を付して説明を省略する。 【0080】即ち、図15に示すように本第3の実施の
形態の医療制御システム300は、上記第1の実施の形
態に加えて、手術で使用する機器、例えばガーゼなどの
消耗品を収納するための収納段を設けた収納棚301
A、301B、…が配置されている。 【0081】収納棚301A、301B、…は、コント
ローラ20の無線通信回路52と無線通信可能な告知部
310をそれぞれ設けて構成される。告知部310は、
それぞれの収納棚301A、301B、…の上部に上記
第1の実施の形態で説明したのと同様な発光部311が
設けられている。更に、告知部310は、収納棚301
A、301B、…の各棚上にもそれぞれ収納段表示発光
部312a、312b、…が設けられている。 【0082】尚、図15中、収納棚301A、301
B、…は、図面の都合上、2つ設けられている。また、
それぞれの収納棚301A、301B、…は、収納段が
4つ設けられており、これに伴い告知部310も収納段
表示発光部も4つ(312a〜312d)設けられてい
る。 【0083】図16に示すように告知部310は、発光
部311及び収納段表示発光部312a、312b、…
の他に、コントローラ20の無線通信回路52と微弱電
波による通信を行う通信部313と、これら発光部31
1,収納段表示発光部312a、312b、…及び通信
部313を制御する制御部314と、これら各部に電源
を供給する電源部315とから構成される。 【0084】制御部314は、収納棚301A、301
B、…にそれぞれ固有の収納棚IDを設定する機能が設
けられている。制御部314は、これらの収納棚IDを
送受信することで、コントローラ20の無線通信回路5
2と通信を行う際に、該当する収納棚301A、301
B、…を認識可能に構成されている。また、制御部31
4は、通信部313で受信した収納棚ID及び収納段情
報に基づき、発光部311及び該当する収納段表示発光
部312a、312b、…を制御する。 【0085】即ち、制御部314は、収納棚IDが一致
した場合、発光するように発光部311を制御する。そ
して、制御部314は、同時に送信されるどの処置具、
消耗品がどこに収納されているか等、該当する機器の収
納場所(収納段)の情報に基づき、該当する収納段表示
発光部312a、312b、…を発光するように構成さ
れている。 【0086】尚、図示しないが、コントローラ20のC
PUボード45は、予め該当する機器の収納場所(収納
棚及び収納段)の情報が登録記憶される登録機能を設け
られている。この登録機能は、後述するように操作パネ
ル19に表示される登録画面を用いて行われるようにな
っている。 【0087】次に、このように構成される医療制御シス
テム300の作用を説明する。先ず、術者、もしくは看
護士は、使用する前に予め該当する機器の収納場所(収
納棚及び収納段)の情報をコントローラ20のCPUボ
ード45に登録する。ここで、コントローラ20のCP
Uボード45は、図17に示すように操作パネル19に
登録画面を表示させる。 【0088】図17に示すように登録画面320は、画
面中央左側に事前に登録された内視鏡周辺機器又は処置
具の種別、装置名が表示される機器表示欄321が設け
られ、その右側に選択された収納棚を表示するための棚
表示欄322及び、収納棚を選択するための棚選択ボタ
ン323が設けられると共に、これら右側に選択された
収納段を表示するための収納段表示欄324及び、収納
段を選択するための収納段選択ボタン325が設けられ
ている。 【0089】術者、もしくは看護士は、表示されている
処置具6a、6b、…、消耗品がどの棚のどの段にある
かをこの登録画面320を用いて登録しておく。手術中
に、処置具名称の命令が行われた場合、コントローラ2
0のCPUボード45は、その処置具6a、6b、…の
名称からどの収納棚のどの収納段に収納されているかを
判定して、収納されている収納棚の発光部311、及び
収納段表示発光部312a、312b、…を発光させる
よう無線通信回路52を制御する。 【0090】また、コントローラ20のCPUボード4
5は、第1の実施の形態と同様に、処置具6a、6b、
…に対しても発光部61を点灯させるよう無線通信回路
52を制御する。 【0091】この結果、本実施の形態の医療制御システ
ム300は、術者が処置具を音声で指示した際、術前に
処置具台7上に準備がされている場合、発光している処
置具6を看護士が見分けて術者に渡すことが可能であ
る。 【0092】また、本実施の形態の医療制御システム3
00は、準備がされていなかった場合でも、無線通信回
路52からの信号を収納棚の通信部313が受信し、発
光部311、及び収納段表示発光部312a、312
b、…を制御部314が発光させる。このため、本実施
の形態の医療制御システム300は、即座に周りにいる
看護士が所望の器具を該当する収納棚の収納段から取り
出して処置具台7上に置くことが可能である。 【0093】また、本実施の形態の医療制御システム3
00は、処置具6a、6b、…のみでなく、ガーゼなど
の消耗品も登録画面320で収納場所(収納棚の収納
段)を登録しておくと、一目でわかり、必要なときに即
座に準備することが可能となる。 【0094】これにより、本第3の実施の形態の医療制
御システム300は、術前に準備ができていなかったも
の、または急遽必要になったものがどこにあるか、点灯
することにより知らせるため、即座に見つけられ、手術
を円滑に進めることが可能になる。 【0095】尚、本発明は、以上述べた実施の形態のみ
に限定されるものではなく、例えば通信方式を赤外線通
信等に変更するなど、発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施可能である。 【0096】[付記] (付記項1) 音声を入力する音声入力手段と、前記音
声入力手段で入力された音声情報を識別して認識する音
声情報認識手段と、前記音声情報認識手段の認識結果に
基づき、所定の情報を送信可能な通信手段と、前記通信
手段で送信された情報に基づいて該当する医療具を告知
する告知手段と、を具備したことを特徴とする医療制御
システム。 【0097】(付記項2) 音声を入力する音声入力手
段と、前記音声入力手段で入力された音声情報を識別し
て認識する音声情報認識手段と、前記音声情報認識手段
の認識結果に基づき、所定の情報を送信可能な通信手段
と、前記通信手段で送信された情報に基づいて該当器具
であることを告知する告知手段を設けた医療具と、を具
備したことを特徴とする医療制御システム。 【0098】(付記項3) 前記通信手段は、前記音声
情報認識手段の認識結果に基づき、前記該当する医療具
に応じた信号を発生するための信号発生手段を有するこ
とを特徴とする付記項1又は2に記載の医療制御システ
ム。 【0099】(付記項4) 前記告知手段は、体腔内で
の処置を行う処置具に設けたことを特徴とする付記項1
又は2に記載の医療制御システム。 【0100】(付記項5) 前記告知手段は、該当する
医療具であることを告知するために発光する発光部を設
けたことを特徴とする付記項1又は2に記載の医療制御
システム。 【0101】(付記項6) 複数の医療具を通信により
制御可能なコントローラを有し、このコントローラに前
記音声認識部及び前記信号発生手段を設けたことを特徴
とする付記項3に記載の医療制御システム。 【0102】(付記項7) 外部との通信が可能な複数
の医療具と、前記複数の医療具と通信が可能なコントロ
ーラと、前記複数の医療具のうち、手術に応じて所望の
医療具を予め前記コントローラに登録する登録手段と、
前記コントローラと前記複数の医療具との通信により、
選択された手術に応じて前記登録手段で前記コントロー
ラに登録された医療具と、通信した医療具とを比較する
比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づき、不足し
ている医療具を告知する告知手段と、を具備したことを
特徴とする医療制御システム。 【0103】(付記項8) 前記医療具は、体腔内での
処置を行う処置具であることを特徴とする付記項7に記
載の医療制御システム。 【0104】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、円
滑に手術を進めて手術時間を短縮でき、術者のフラスト
レーションを軽減可能な医療制御システムを実現でき
る。更に、本発明によれば、所望の医療具を円滑に準備
することが可能な医療制御システムを実現できる。
を示す全体構成図 【図2】図1のコントローラ及び中継ユニットとの内部
構成を示す回路ブロック図 【図3】図1の処置具を示す外観斜視図 【図4】図3の告知部の内部構成を示す回路ブロック図 【図5】医療制御システムのメインフローチャート 【図6】操作パネルに表示されるトップ画面を示す図 【図7】必要機材確認処理のフローチャート 【図8】操作パネルに表示される手術選択画面を示す図 【図9】操作パネルに表示される機器確認画面を示す図 【図10】操作パネルに表示される結果表示画面を示す
図 【図11】表示パネルに表示される結果表示画面を示す
図 【図12】手術開始処理のフローチャート 【図13】本発明の第2の実施の形態の医療制御システ
ムを示す全体構成図 【図14】図13の告知部の内部構成を示す回路ブロッ
ク図 【図15】本発明の第3の実施の形態の医療制御システ
ムを示す全体構成図 【図16】図15の告知部の内部構成を示す回路ブロッ
ク図 【図17】操作パネルに表示される登録画面を示す図 【符号の説明】 1…医療制御システム 6a,6b…処置具 18…表示パネル 19…操作パネル 20…システムコントローラ 36…中継ユニット 44…HDD 45…CPUボード 20…光路長可変機構 21a〜21c…ヘッドセット 51…音声処理回路 52…無線通信回路 60…告知部 61…発光部 62…通信部 63…制御部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 音声を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段で入力された音声情報を識別して認識
する音声情報認識手段と、 前記音声情報認識手段の認識結果に基づき、所定の情報
を送信可能な通信手段と、 前記通信手段で送信された情報に基づいて該当する医療
具を告知する告知手段と、 を具備したことを特徴とする医療制御システム。
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