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JP2003338328A - 溶接端子及びその溶接装置 - Google Patents

溶接端子及びその溶接装置

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Publication number
JP2003338328A
JP2003338328A JP2002144706A JP2002144706A JP2003338328A JP 2003338328 A JP2003338328 A JP 2003338328A JP 2002144706 A JP2002144706 A JP 2002144706A JP 2002144706 A JP2002144706 A JP 2002144706A JP 2003338328 A JP2003338328 A JP 2003338328A
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JP
Japan
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welding
terminal
welded
core wires
conductor portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002144706A
Other languages
English (en)
Inventor
Kei Fujimoto
圭 藤本
Tadahisa Sakaguchi
忠久 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2002144706A priority Critical patent/JP2003338328A/ja
Priority to US10/422,938 priority patent/US7033233B2/en
Priority to DE10321949.8A priority patent/DE10321949B4/de
Publication of JP2003338328A publication Critical patent/JP2003338328A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H11/00Auxiliary apparatus or details, not otherwise provided for
    • B23H11/006Electrical contacts or wires
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/32Accessories
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R43/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections
    • H01R43/0214Resistance welding
    • HELECTRICITY
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    • H01R4/18Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping
    • H01R4/187Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping combined with soldering or welding
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線の導体部分を端子基板部に溶接する際の
溶接部強度を高めることができると共に、電気的接続性
能の低下を抑えることができる溶接端子及びその溶接装
置を提供する。 【解決手段】 溶接端子10は、複数の芯線13を絶縁被
覆した電線11の導体部分12が、端子基板部20に溶接され
て電気的に接続される。端子基板部20の溶接部21の両側
縁に垂設される一対の側壁22,22 が、溶接部21に対して
断面R形状の角部23を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は溶接端子及びその溶
接装置に関し、例えば電線の絶縁被覆を剥がして導体部
分を露出し、露出した導体部分を溶接や振動溶着で端子
基板部に接合する溶接端子及びその溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、端子基板部の溶接部中央に電
線の導体部分を電気抵抗溶接や超音波溶着等により溶着
し、電気的接続の信頼性を高めた溶接端子と電線の接続
方法が、特開昭62−140308号公報等に開示され
ている。例えば、図6に示したように、導電性板材を折
り曲げて一体成形された溶接端子100は、端子基板部
101の先端側に電気接続部であるアース止め穴103
を有すると共に後端側に一対の電線被覆加締片105,
105を有しており、溶接部である端子基板部101の
中間部両側には一対の側壁102,102が垂設されて
断面コ字状とされている。
【0003】そして、溶接部となる前記端子基板部10
1の側壁102,102の間に、電線106の絶縁被覆
107を剥がして露出させた導体部分108をセットす
る。この状態で、図7(A)に示すように振動ホーン1
10を上方から前記導体部分108に押圧し、該振動ホ
ーン110を超音波振動させる。すると、図7(B)に
示すように、前記導体部分108の断面が円形態から平
形態へ変形すると共に、超音波の振動エネルギーによっ
て発生する局所的な振動発熱で導体部分108の各芯線
が溶融する。
【0004】この際、前記側壁102,102は、振動
ホーン110により押圧された導体部分108の各芯線
がばらけるのを阻止し、超音波の振動エネルギーが伝わ
り難くなるのを防止する。 これにより、図7(C)に
示すように、電線106の導体部分108が、溶接端子
100の端子基板部101に一体となって溶着固定され
る。
【0005】従って、上記溶接端子100は、端子基板
部に一体成形した芯線加締片によって電線の導体部分を
加締めて圧着固定していた圧着端子に比べ、電気的接続
の信頼性を高めることができる。尚、前記電線106の
導体部分108を前記溶接端子100の端子基板部10
1に溶接固定する溶接法としては、振動ホーン110を
備えた超音波溶接法に限らず、溶接用の電極で導体部分
108を端子基板部101に溶接固定する電気抵抗溶接
法等を用いることもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示したように、前記溶接端子100の端子基板部101
に垂設された一対の側壁102,102は、それぞれ略
直角に折り曲げ形成されているので、前記導体部分10
8を振動ホーン110で押圧した状態で端子基板部10
1に溶着する際に、該端子基板部101の両側の角部1
04に導体部分108を隙間なく押圧することが難し
い。
【0007】そこで、図7(C)に示したように、前記
振動ホーン110は、導体部分108を両側の角部10
4に隙間なく押圧することができず、両側の角部104
と導体部分108との間に空隙111が発生してしま
う。すると、前記導体部分108には、振動ホーン11
0による超音波の振動エネルギーが伝わり難くなるの
で、そのような状態で溶接しても導体部分108の角部
104に対向する部位に接合不足が発生し、接合部の強
度が低下するという問題があった。
【0008】更に、溶接部に上述の如き空隙111が発
生すると、界面腐食物の生成が該空隙111から促進さ
れ、電気的接続性能が低下する虞がある。特に、溶接端
子100を形成する導電性板材としてアルミニウム合金
が使用されている場合には、この様な界面腐食物の生成
が顕著である。従って、本発明の目的は上記課題を解消
することに係り、電線の導体部分を端子基板部に溶接す
る際の溶接部強度を高めることができると共に、電気的
接続性能の低下を抑えることができる溶接端子及びその
溶接装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、複
数の芯線を絶縁被覆した電線の導体部分が、端子基板部
に溶接されて電気的に接続される溶接端子であって、前
記端子基板部の溶接部両側縁に垂設される一対の側壁
が、前記溶接部に対して断面R形状の角部を有している
ことを特徴とする溶接端子により達成される。
【0010】上記構成の溶接端子によれば、端子基板部
の溶接部両側縁に垂設される一対の側壁は、角部が溶接
部に対して断面R形状とされているので、溶接時に押し
付けられた複数の芯線が該溶接部の角部にまで隙間なく
広がることができ、均一に押圧される。そこで、溶接時
の押圧力が複数の芯線に均一に伝わり、確実な溶接が可
能となるので、接合部の強度が向上する。又、複数の芯
線が溶接部の角部にまで隙間なく広がって溶接されるの
で、界面腐食物の生成を抑制できる。
【0011】尚、好ましくは前記角部の断面R形状の半
径寸法が、前記導体部分の半径の1/3〜1倍の範囲に
設定されることにより、溶接時に押し付けられた複数の
芯線が溶接部の角部にまで隙間なく良好に広がることが
できる。
【0012】又、本発明の上記目的は、複数の芯線が絶
縁被覆された電線の導体部分を端子基板部の両側縁に垂
設された一対の側壁を有する溶接部に押し付けて溶接す
る為の接合押圧部材を備えた溶接端子用の溶接装置であ
って、前記接合押圧部材の押圧用先端面には、端子幅方
向に湾曲する曲面を有する凸条が設けられていることを
特徴とする溶接装置により達成される。
【0013】上記構成の溶接装置によれば、接合押圧部
材の押圧用先端面に設けられた凸条が、溶着時に、複数
の芯線を端子幅方向にそれぞれ押し広げるようにして均
一に押圧する。即ち、複数の芯線を端子基板部に対する
方向だけでなく、両側壁に対しても加圧する方向に押圧
することができる。そこで、押し付けられた複数の芯線
は、溶接部の角部にまで隙間なく良好に広がることがで
き、溶接時の押圧力が複数の芯線に均一に伝わり、効率
の良い溶接が可能となると共に接合部の強度が向上す
る。
【0014】又、複数の芯線が溶接部の角部にまで隙間
なく広がって溶接されるので、界面腐食物の生成を抑制
できる。尚、前記接合押圧部材としては、超音波溶接に
おける振動ホーンや、電気抵抗溶接における電極等を用
いることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係る溶接端子及びその溶接装置を詳細に
説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る溶接端子
の全体斜視図、図2は図1に示した溶接端子のA−A線
断面矢視図、図3は図2に示した溶接端子の溶接状態を
示す断面図である。
【0016】図1に示すように、導電性板材を折り曲げ
て一体成形された本発明の第1実施形態に係る溶接端子
10は、端子基板部20の先端側に電気接続部である雌
端子部25を有すると共に後端側に一対の電線被覆加締
片30,30を有しており、端子基板部20の中間部両
側には一対の側壁22,22が垂設されて断面コ字状の
溶接部21とされている。そして、複数の芯線13を絶
縁被覆15で被覆した電線11の導体部分12が、前記
端子基板部20の溶接部21に溶接されて電気的に接続
される。
【0017】前記端子基板部20の先端側に設けられた
雌端子25は、差込孔26に雄端子27が挿入されるこ
とにより、該雌端子25に雄端子27を電気的に接続す
ることができる。また、前記端子基板部20の後端側に
設けられた一対の電線被覆加締片30,30は、電線1
1の絶縁被覆15に加締め付けられる。
【0018】更に、前記端子基板部20における溶接部
21の両側縁に垂設された一対の側壁22,22は、図
2に示したように、前記溶接部21に対して断面R形状
の角部23を有している。 尚、前記角部23における
断面R形状の半径Rの寸法は、前記導体部分12の半径
rの1/3〜1倍の範囲に設定されることが好ましい。
【0019】即ち、前記角部23の断面R形状の半径R
の寸法が、前記導体部分12の半径rの1/3未満とさ
れると、前記溶接部21の角部23に複数の芯線13を
隙間なく圧接することが難しくなる虞がある。又、前記
角部23の半径Rが導体部分12の半径rより大きくな
ると、一対の側壁22,22は、溶接時に振動ホーン3
5により押圧された導体部分12の各芯線13がばらけ
るのを確実に阻止できなくなる虞がある。
【0020】次に、上記溶接端子10と電線11の接続
方法を図1乃至図3に基づいて説明する。先ず、図1に
示したように、電線11の絶縁被覆15を剥ぎ取って導
体部分12を露出させ、露出させた導体部分12を端子
基板部20の溶接部21にセットする。そして、図2に
示したように、振動ホーン35を上方から前記導体部分
12に押圧した状態で、該振動ホーン35を超音波振動
させる。すると、前記導体部分12の断面が円形態から
平形態へ変形すると共に、超音波の振動エネルギーによ
って発生する局所的な振動発熱で導体部分12の各芯線
13が溶融する。
【0021】この際、前記溶接部21の両側に垂設され
た一対の側壁22,22は、振動ホーン35により押圧
された導体部分12の各芯線13がばらけるのを阻止
し、超音波の振動エネルギーが伝わり難くなるのを防止
する。更に、前記側壁22,22は、前記溶接部21に
対して断面R形状の角部23を有しているので、図3に
示したように、溶接時に押し付けられた複数の芯線13
が該溶接部21の角部23にまで隙間なく広がることが
でき、均一に押圧される。そこで、溶接時の押圧力が複
数の芯線13に均一に伝わり、確実な溶接が可能となる
ので、図7(C)に示した従来の溶接端子100に比べ
て接合面積が増加すると共に、接合部の強度が向上す
る。
【0022】また、本実施形態の溶接端子10は、導体
部分12の芯線13が溶接部21の角部23に隙間なく
圧接することができるので、図7(C)に示した従来の
溶接端子100のような空隙111が発生しない。そこ
で、溶接端子10と導体部分12との間における界面腐
食物の生成を抑制することができ、溶接端子10の電気
的接続性能が低下することを防止できる。
【0023】尚、本発明の溶接端子における端子基板部
及び側壁等の構成は、上記第1実施形態の構成に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態
を採りうることは云うまでもない。例えば、上記実施形
態における溶接端子10は、端子基板部20の先端側に
電気接続部である雌端子部25を有すると共に後端側に
一対の電線被覆加締片30,30を有しているが、電気
接続部を雄端子としたり、電線被覆加締片を省略するこ
ともできる。
【0024】図4及び図5は、本発明の第2実施形態に
係る溶接端子用の溶接装置を示す要部拡大断面図であ
る。尚、上記第1実施形態と同一部材については、同一
符号を付して説明を省略する。本第2実施形態に係る溶
接端子用の溶接装置50は、図4に示したように、複数
の芯線13が絶縁被覆15で被覆された電線11の導体
部分12を溶接端子10の端子基板部20の両側縁に垂
設された一対の側壁22,22を有する溶接部21に押
し付けて溶接する為の接合押圧部材である振動ホーン5
1を備えた超音波溶接装置である。
【0025】そして、前記振動ホーン51の押圧用先端
面52には、端子幅方向に湾曲する曲面を有する凸条5
3が設けられている。尚、本実施形態における凸条53
は、円筒状曲面を有する断面円弧状とされている。
【0026】次に、本第2実施形態に係る溶接端子用の
溶接装置50を用いた溶接端子10と電線11の接続方
法を図4及び図5に基づいて説明する。先ず、図4に示
すように、絶縁被覆15を剥ぎ取って露出させた電線1
1の導体部分12を端子基板部20の溶接部21にセッ
トする。
【0027】そして、前記振動ホーン51を上方から前
記導体部分12に押圧した状態で、該振動ホーン51を
超音波振動させる。すると、図5に示したように、前記
導体部分12の断面が円形態から平形態へ変形すると共
に、超音波の振動エネルギーによって発生する局所的な
振動発熱で導体部分12の各芯線13が溶融する。
【0028】この際、前記振動ホーン51の押圧用先端
面52に設けられた凸条53が、複数の芯線13を端子
幅方向(図5中、左右方向)にそれぞれ押し広げるよう
にして均一に押圧する。即ち、複数の芯線13を端子基
板部20に対する方向だけでなく、両側壁22に対して
も加圧する方向に押圧することができる。
【0029】そこで、押し付けられた複数の芯線13
は、溶接部21の角部23にまで隙間なく良好に広がる
ことができ、溶接時の押圧力が複数の芯線13に均一に
伝わり、効率良く溶接が可能となると共に、接合面積が
増加して接合部の強度が向上する。又、導体部分12の
芯線13が溶接部21の角部23に隙間なく圧接される
ので、溶接端子10と導体部分12との間における界面
腐食物の生成を抑制することができ、溶接端子10の電
気的接続性能が低下することを防止できる。
【0030】更に、本第2実施形態に係る溶接端子用の
溶接装置50は、導体部分12の芯線13を溶接部21
に効率良く溶接することができるので、振動ホーン51
を超音波振動させる振動エネルギーを小さくして省エネ
を図ったり、溶接時間を短縮して生産性を向上させるこ
とができる。
【0031】尚、本発明の溶接端子用の溶接装置におけ
る接合押圧部材の構成は、上記第2実施形態に係る振動
ホーン51の構成に限定されるものではなく、本発明の
趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは云うまでも
ない。例えば、上記第2実施形態に係る溶接端子用の溶
接装置50では、接合押圧部材として振動ホーン51を
使用した例について説明したが、振動ホーン51に代え
て電気溶接用の電極を本発明に係る接合押圧部材として
使用することもできる。又、押圧用先端面の形状も、上
記凸条53の如き円筒状曲面を有する断面円弧状に限ら
ず、端子幅方向に湾曲する曲面を有する種々の形状を用
いることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の溶接端子
によれば、端子基板部の溶接部両側縁に垂設される一対
の側壁は、角部が溶接部に対して断面R形状とされてい
るので、溶接時に押し付けられた複数の芯線が該溶接部
の角部にまで隙間なく広がることができ、均一に押圧さ
れる。そこで、溶接時の押圧力が複数の芯線に均一に伝
わり、確実な溶接が可能となるので、接合部の強度が向
上する。又、複数の芯線が溶接部の角部にまで隙間なく
広がって溶接されるので、界面腐食物の生成を抑制でき
る。
【0033】又、本発明の溶接装置によれば、接合押圧
部材の押圧用先端面に設けられた凸条が、溶着時に、複
数の芯線を端子幅方向にそれぞれ押し広げるようにして
均一に押圧する。即ち、複数の芯線を端子基板部に対す
る方向だけでなく、両側壁に対しても加圧する方向に押
圧することができる。そこで、押し付けられた複数の芯
線は、溶接部の角部にまで隙間なく良好に広がることが
でき、溶接時の押圧力が複数の芯線に均一に伝わり、効
率の良い溶接が可能となると共に接合部の強度が向上す
る。又、複数の芯線が溶接部の角部にまで隙間なく広が
って溶接されるので、界面腐食物の生成を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る溶接端子の全体斜
視図である。
【図2】図1に示した溶接端子のA−A線断面矢視図で
ある。
【図3】図2に示した溶接端子の溶接状態を示す断面図
である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る溶接端子用の溶接
装置を示す要部拡大断面図である。
【図5】図4に示した溶接端子用の溶接装置の溶接状態
を示す断面図である。
【図6】従来の溶接端子と電線の接続方法を説明する為
の斜視図である。
【図7】図6に示した溶接端子の溶接状態を説明する為
のB−B線断面矢視図である。
【符号の説明】
10 溶接端子 11 電線 12 導体部材 13 芯線 20 端子基板部 21 溶接部 22 側壁 23 角部 35 振動ホーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E067 AA05 BF00 BF04 CA02 DA13 DA17 EA04 EB09 5E051 LA02 LA04 LB03 5E085 BB02 BB12 CC03 CC05 DD03 DD04 DD11 DD14 EE04 EE33 FF01 GG07 GG11 HH06 HH11 HH31 HH34 JJ06 JJ35

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の芯線を絶縁被覆した電線の導体部
    分が、端子基板部に溶接されて電気的に接続される溶接
    端子であって、 前記端子基板部の溶接部両側縁に垂設される一対の側壁
    が、前記溶接部に対して断面R形状の角部を有している
    ことを特徴とする溶接端子。
  2. 【請求項2】 前記角部の断面R形状の半径寸法が、前
    記導体部分の半径の1/3〜1倍の範囲に設定されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の溶接端子。
  3. 【請求項3】 複数の芯線が絶縁被覆された電線の導体
    部分を端子基板部の両側縁に垂設された一対の側壁を有
    する溶接部に押し付けて溶接する為の接合押圧部材を備
    えた溶接端子用の溶接装置であって、 前記接合押圧部材の押圧用先端面には、端子幅方向に湾
    曲する曲面を有する凸条が設けられていることを特徴と
    する溶接装置。
JP2002144706A 2002-05-20 2002-05-20 溶接端子及びその溶接装置 Pending JP2003338328A (ja)

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