JP2003332913A - 信号処理システムおよび方法、信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
信号処理システムおよび方法、信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムInfo
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- JP2003332913A JP2003332913A JP2002143039A JP2002143039A JP2003332913A JP 2003332913 A JP2003332913 A JP 2003332913A JP 2002143039 A JP2002143039 A JP 2002143039A JP 2002143039 A JP2002143039 A JP 2002143039A JP 2003332913 A JP2003332913 A JP 2003332913A
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Abstract
場合、その更新された情報を秘匿性を確保しつつ提供す
ることができるようにする。 【解決手段】 アルゴリズムベイ12の第1の情報提供
部33は、信号処理装置11の信号処理部21の信号処
理で利用する第1の情報を表す信号を、信号処理部21
に対して、有線インタフェース31、有線43、およ
び、有線インタフェース22を介して供給するととも
に、第2の情報提供部33は、信号処理部21の信号処
理の内容を変更するための第2の情報を表す信号を、信
号処理部21に対して、無線インタフェース32、無線
44、および、無線インタフェース23を介して供給す
る。本発明は、画像信号を出力する画像信号処理装置に
適用可能である。
Description
および方法、信号処理装置および方法、記録媒体、並び
にプログラムに関し、特に、信号処理の内容を変更する
情報がバージョンアップされた場合、そのバージョンア
ップされた情報を秘匿性を確保しつつ提供することがで
きるようにした信号処理システムおよび方法、信号処理
装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関す
る。
て出力する信号処理装置に対して基板を装着し、その信
号処理の内容を変更するための情報を、基板から有線で
信号処理装置に供給するようにすることが知られてい
る。この場合、例えば、信号処理装置のバスに基板が接
続されることで、情報が基板から信号処理装置にバスを
介して供給される。
ジョンアップされることがあるが、その場合、基板は、
バスの制約により、バージョンアップされた情報を信号
処理装置に提供することができなくなることがあるとい
う第1の課題があった。
が提供されるとき、情報が漏洩する恐れがあるという第
2の課題があった。
たものであり、信号処理の内容を変更する情報がバージ
ョンアップされた場合、そのバージョンアップされた情
報を秘匿性を確保しつつ提供することができるようにす
るものである。
ムは、入力した信号に、所定の信号処理を施して出力す
る第1の信号処理装置と、第1の信号処理装置に信号を
供給する第2の信号処理装置とからなる信号処理システ
ムであり、第2の信号処理装置は、第1の信号処理装置
の信号処理で利用する第1の情報を表す信号を、第1の
信号処理装置に有線で供給する有線供給手段と、第1の
信号処理装置の信号処理の内容を変更するための第2の
情報を表す信号を、第1の信号処理装置に無線で供給す
る無線供給手段とを備えることを特徴とする。
置に対して装着される基板として形成されるようにする
ことができる。
理の機能を向上する情報であるようにすることができ
る。
第1の情報は、クラス分類適応処理で利用する第1の係
数であり、第2の情報は、第1の係数とは異なる、クラ
ス分類適応処理で利用する第2の係数であるようにする
ことができる。
換するブロック化処理、ブロック化データをDCT係数に
変換するDCT処理、および、DCT係数を量子化する量子化
処理であり、第1の情報は、量子化処理で利用する第1
の量子化テーブルであり、第2の情報は、第1の量子化
テーブルとは異なる、量子化処理で利用する第2の量子
化テーブルであるようにすることができる。
理の機能を追加する情報であるようにすることができ
る。
第1の情報は、クラス分類適応処理で利用する第1の機
能に対応する係数であり、第2の情報は、クラス分類適
応処理で利用する第1の機能とは異なる第2の機能に対
応する係数であるようにすることができる。
換するブロック化処理、ブロック化データをDCT係数に
変換するDCT処理、および、DCT係数を量子化する量子化
処理であり、第1の情報は、量子化処理で利用する量子
化テーブルであり、第2の情報は、信号に対応するブロ
ック化データに対する動き補償の結果を表すデータであ
り、第1の信号処理装置は、第2の信号処理装置により
第1および第2の情報を表す信号が供給された場合、DC
T処理により、第2の情報をDCT係数に変換し、量子化処
理により、第1の情報を利用して、第2の情報に対応す
るDCT係数を量子化するようにすることができる。
情報は、符号化情報を復号するための復号情報であり、
第1の信号処理装置は、第2の信号処理装置により第1
および第2の情報を表す信号が供給された場合、信号処
理として、第2の情報を利用して、第1の情報を復号す
る復号処理を行うようにすることができる。
1の信号処理装置と物理的および電気的に接続する第1
のコネクタを有するようにすることができる。
置に対して装着される基板として形成され、基板はパッ
ケージに収納され、第1のコネクタは、パッケージに配
設されるようにすることができる。
接続される第2のコネクタを有し、第2のコネクタとし
て、複数種類の第1のコネクタのそれぞれに対応する複
数種類のコネクタが設けられているようにすることがで
きる。
対して着脱可能であり、所定の規格で規定される種類の
コネクタを含むようにすることができる。
機であり、第2の信号処理装置の無線供給手段は、テレ
ビジョン受像機に対して、画像または音声信号を無線で
さらに供給するようにすることができる。
は、第1の信号処理装置が、入力した信号に、所定の信
号処理を施して出力し、第2の信号処理装置が、第1の
信号処理装置の信号処理で利用する第1の情報を表す信
号を、第1の信号処理装置に有線で供給し、第1の信号
処理装置の信号処理の内容を変更するための第2の情報
を表す信号を、第1の信号処理装置に無線で供給するこ
とを特徴とする。
いては、第1の信号処理装置により、入力された信号
が、所定の信号処理が施されて出力される。第2の信号
処理装置により、第1の信号処理装置の信号処理で利用
する第1の情報を表す信号が、第1の信号処理装置に有
線で供給されるとともに、第1の信号処理装置の信号処
理の内容を変更するための第2の情報を表す信号が、第
1の信号処理装置に無線で供給される。
無線にて受信する受信専用装置であっても構わないし、
信号を有線または無線にて送信することも可能な送受信
装置であってもよい。
および無線にて送信する送信専用装置であっても構わな
いし、信号を有線または無線にて受信することも可能な
送受信装置であってもよい。
信号処理装置により予め保持されている情報でも構わな
いし、他の装置より第2の信号処理装置に供給される情
報でも構わない。
信号に、所定の信号処理を施して出力する信号処理装置
であり、他の信号処理装置により有線で送信された、信
号処理で利用する第1の情報を表す信号を有線で受信す
る有線受信手段と、他の信号処理装置により無線で送信
された、信号処理の内容を変更するための第2の情報を
表す信号を無線で受信する無線受信手段とを備えること
を特徴とする。
理の機能を向上する情報であるようにすることができ
る。
第1の情報は、クラス分類適応処理で利用する第1の係
数であり、第2の情報は、第1の係数とは異なる、クラ
ス分類適応処理で利用する第2の係数であるようにする
ことができる。
換するブロック化処理、ブロック化データをDCT係数に
変換するDCT処理、および、DCT係数を量子化する量子化
処理であり、第1の情報は、量子化処理で利用する第1
の量子化テーブルであり、第2の情報は、第1の量子化
テーブルとは異なる、量子化処理で利用する第2の量子
化テーブルであるようにすることができる。
理の機能を追加する情報であるようにすることができ
る。
第1の情報は、クラス分類適応処理で利用する第1の機
能に対応する係数であり、第2の情報は、クラス分類適
応処理で利用する第1の機能とは異なる第2の機能に対
応する係数であるようにすることができる。
換するブロック化処理、ブロック化データをDCT係数に
変換するDCT処理、および、DCT係数を量子化する量子化
処理であり、第1の情報は、量子化処理で利用する量子
化テーブルであり、第2の情報は、信号に対応するブロ
ック化データに対する動き補償の結果を表すデータであ
り、信号処理装置は、有線受信手段により第1の情報を
表す信号を受信するとともに、無線受信手段により第2
の情報を表す信号を受信した場合、DCT処理により、第
2の情報をDCT係数に変換し、量子化処理により、第1
の情報を利用して、第2の情報に対応するDCT係数を量
子化するようにすることができる。
情報は、符号化情報を復号するための復号情報であり、
信号処理装置は、有線受信手段により第1の情報を表す
信号を受信するとともに、無線受信手段により第2の情
報を表す信号を受信した場合、信号処理として、第2の
情報を利用して、第1の情報を復号する復号処理を行う
ようにすることができる。
る第1のコネクタと、物理的および電気的に接続する第
2のコネクタを有し、第2のコネクタが他の信号処理装
置の第1のコネクタに接続されている場合、他の信号処
理装置により送信される第1の情報を、第1および第2
のコネクタを介して受信するようにすることができる。
コネクタのそれぞれに対応する複数種類のコネクタが設
けられているようにすることができる。
着脱可能であり、所定の規格で規定される種類のコネク
タを含むようにすることができる。
機であり、無線受信手段は、他の信号処理装置により無
線で送信された画像または音声信号を無線でさらに受信
するようにすることができる。
法は、他の信号処理装置により有線で送信された、信号
処理で利用する第1の情報を表す信号を有線で受信する
有線受信ステップと、他の信号処理装置により無線で送
信された、信号処理の内容を変更するための第2の情報
を表す信号を無線で受信する無線受信ステップとを含む
ことを特徴とする。
他の信号処理装置により有線で送信された、信号処理で
利用する第1の情報を表す信号を有線で受信する有線受
信ステップと、他の信号処理装置により無線で送信され
た、信号処理の内容を変更するための第2の情報を表す
信号を無線で受信する無線受信ステップとを含むことを
特徴とする。
理装置により有線で送信された、信号処理で利用する第
1の情報を表す信号を有線で受信する有線受信ステップ
と、他の信号処理装置により無線で送信された、信号処
理の内容を変更するための第2の情報を表す信号を無線
で受信する無線受信ステップとをコンピュータに実行さ
せることを特徴とする。
第1の記録媒体、並びに、第1のプログラムにおいて
は、他の信号処理装置により有線で送信された、信号処
理で利用する第1の情報を表す信号が有線で受信される
とともに、他の信号処理装置により無線で送信された、
信号処理の内容を変更するための第2の情報を表す信号
が無線で受信される。そして、受信された第1および第
2の情報を利用して、信号処理が行われる。
無線にて受信する受信専用装置であっても構わないし、
信号を有線または無線にて送信することも可能な送受信
装置であってもよい。
信号に、所定の信号処理を施して出力する他の信号処理
装置に対して、他の信号処理装置の信号処理で利用する
第1の情報を表す信号を、有線で供給する有線供給手段
と、他の信号処理装置に対して、他の信号処理装置の信
号処理の内容を変更するための第2の情報を表す信号
を、無線で供給する無線供給手段とを備えることを特徴
とする。
て装着させる基板として形成されるようにすることがで
きる。
理の機能を向上する情報であるようにすることができ
る。
第1の情報は、クラス分類適応処理で利用する第1の係
数であり、第2の情報は、第1の係数とは異なる、クラ
ス分類適応処理で利用する第2の係数であるようにする
ことができる。
換するブロック化処理、ブロック化データをDCT係数に
変換するDCT処理、および、DCT係数を量子化する量子化
処理であり、第1の情報は、量子化処理で利用する第1
の量子化テーブルであり、第2の情報は、第1の量子化
テーブルとは異なる、量子化処理で利用する第2の量子
化テーブルであるようにすることができる。
理の機能を追加する情報であるようにすることができ
る。
第1の情報は、クラス分類適応処理で利用する第1の機
能に対応する係数であり、第2の情報は、クラス分類適
応処理で利用する第1の機能とは異なる第2の機能に対
応する係数であるようにすることができる。
換するブロック化処理、ブロック化データをDCT係数に
変換するDCT処理、および、DCT係数を量子化する量子化
処理であり、第1の情報は、量子化処理で利用する量子
化テーブルであり、第2の情報は、信号に対応するブロ
ック化データに対する動き補償の結果を表すデータであ
るようにすることができる。
理であり、第1の情報は、符号化情報であり、第2の情
報は、符号化情報を復号するための復号情報であるよう
にすることができる。
的および電気的に接続するコネクタを有するようにする
ことができる。
て装着させる基板として形成され、基板はパッケージに
収納され、コネクタは、パッケージに配設されるように
することができる。
であり、無線供給手段は、テレビジョン受像機に対し
て、画像または音声信号を無線でさらに供給するように
することができる。
法は、入力した信号に、所定の信号処理を施して出力す
る他の信号処理装置に対して、他の信号処理装置の信号
処理で利用する第1の情報を表す信号を、有線で供給す
る有線供給ステップと、他の信号処理装置に対して、他
の信号処理装置の信号処理の内容を変更するための第2
の情報を表す信号を、他の信号処理装置に無線で供給す
る無線供給ステップとを含むことを特徴とする。
入力した信号に、所定の信号処理を施して出力する他の
信号処理装置に対して、他の信号処理装置の信号処理で
利用する第1の情報を表す信号を、有線で供給する有線
供給ステップと、他の信号処理装置に対して、他の信号
処理装置の信号処理の内容を変更するための第2の情報
を表す信号を、他の信号処理装置に無線で供給する無線
供給ステップとを含むことを特徴とする。
号に、所定の信号処理を施して出力する他の信号処理装
置に対して、他の信号処理装置の信号処理で利用する第
1の情報を表す信号を、有線で供給する有線供給ステッ
プと、他の信号処理装置に対して、他の信号処理装置の
信号処理の内容を変更するための第2の情報を表す信号
を、他の信号処理装置に無線で供給する無線供給ステッ
プとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
第2の記録媒体、並びに、第2のプログラムにおいて
は、入力した信号に、所定の信号処理を施して出力する
他の信号処理装置に対して、他の信号処理装置の信号処
理で利用する第1の情報を表す信号が、有線で供給され
るともに、他の信号処理装置の信号処理の内容を変更す
るための第2の情報を表す信号が、他の信号処理装置に
無線で供給される。
無線にて送信する送信専用装置であっても構わないし、
信号を有線または無線にて受信することも可能な送受信
装置であってもよい。
号処理装置により予め保持されている情報でも構わない
し、他の装置より第2の信号処理装置に供給される情報
でも構わない。
処理システムの構成例を表している。
1は、信号処理装置11と、それに装着される基板とし
て構成されるアルゴリズムベイ(商標)12から構成さ
れる。
所定の信号処理を施して、出力信号42として出力する
信号処理部21、アルゴリズムベイ12より送信され
た、信号処理部21の信号処理で利用する第1の情報を
表す信号を有線43を介して受信する有線インタフェー
ス22、および、アルゴリズムベイ12より送信され
た、信号処理部21の信号処理の内容を変更するための
第2の情報を表す信号を無線44を介して受信する無線
インタフェース23が設けられている。
の情報を提供する第1の情報提供部33、上述した第2
の情報を提供する第2の情報提供部34、信号処理装置
11の有線インタフェース22に対して、第1の情報提
供部33より提供された第1の情報を表す信号を、有線
43を介して送信する有線インタフェース31、およ
び、信号処理装置11の無線インタフェース23に対し
て、第2の情報提供部34より提供された第2の情報を
表す信号を、無線44を介して送信する無線インタフェ
ース32が設けられている。
2が、信号処理装置11に対して装着される基板として
形成されているが、このアルゴリズムベイ12を、基板
の代わりに、信号処理装置11に対して、第1の情報を
有線で供給するとともに、第2の情報を無線で供給する
ことが可能な任意の他の装置として形成してもよい。
れる第1の情報は、それに内蔵するメモリ(図示せず)
に予め記憶されている情報としてもよいし、外部(例え
ば、他の装置(図示せず))から供給される情報として
もよい。
される第2の情報は、それに内蔵するメモリ(図示せ
ず)に予め記憶されている情報としてもよいし、外部
(例えば、他の装置(図示せず))から供給される情報
としてもよい。
説明する。
えば、所定の条件(具体的な条件については、後述す
る)が満たされた場合、アルゴリズムベイ12の第1の
情報提供部33より提供される第1の情報を、有線イン
タフェース31、有線43、および、有線インタフェー
ス22を介して取得するとともに、第2の情報提供部3
4より提供される第2の情報を、無線インタフェース3
2、無線(空間)44、無線インタフェース23を介し
て取得する。
は、特に限定されないが、この例においては、例えば、
第1の情報は、信号処理部21の信号処理の内容を変更
するための基本情報とされ、第2の情報は、第1の情報
に基づく信号処理部21の信号処理の機能を向上する情
報、または、第1の情報に基づく信号処理部21の信号
処理の機能を追加する情報とされる。
は、後述する。
ム1の概略について説明したが、信号処理システム1
は、様々な実施形態が実現可能である。
2、図6、図8、および、図10にそれぞれ示されてい
る。
ステム1を、第1実施形態として、図6に示される信号
処理システム1を、第2実施形態として、図8に示され
る信号処理システム1を、第3実施形態として、図10
に示される信号処理システム1を、第4実施形態とし
て、それぞれ個別に説明する。
施形態が適用される信号処理システム1の構成例を表し
ている。
は、入力信号41に対して、クラス分類適応処理を施し
て、出力信号42として出力する。
21には、クラス分類適応処理、および、信号処理部2
1の全体の処理を制御する制御部61、入力信号41の
特徴を検出し、その特徴に対応するクラスを決定する特
徴検出部62、制御部61の制御に基づき、入力信号4
1と、制御部61より供給される所定のタップ係数とを
用いて適応処理を行うことで、出力信号42を生成し、
外部に出力する適応処理部63、および、上述した適応
処理が行われる場合に、通常利用するタップ係数(図2
の例では、解像度創造用係数)を予め記憶しているデフ
ォルト解像度創造用係数記憶部64が設けられている。
出願人により先に提案された以下のような処理である。
処理と適応処理とからなり、クラス分類処理によって、
信号(データ)が、その性質に基づいてクラス分けさ
れ、各クラスごとに適応処理が施される。
例として、例えば、画像信号に対する空間解像度を向上
するための処理を説明する。具体的には、標準解像度の
画像信号(以下、適宜、SD(Standard Definition)画
像信号と称する)を、高解像度の画像信号(以下、適
宜、HD(High Definition)画像信号と称する)に変換
する空間解像度を向上するための適応処理について説明
する。
する画素(以下、適宜、SD画素という)と、所定のタ
ップ係数との線形結合により、そのSD画像の空間解像
度を向上させたHD画像の画素の予測値を求めること
で、そのSD画像の解像度を向上させた画像が得られ
る。
を教師データとするとともに、そのHD画像の解像度を
劣化させたSD画像を生徒データとして、HD画像を構
成する画素(以下、適宜、HD画素という)の画素値y
の予測値E[y]を、幾つかのSD画素(SD画像を構
成する画素)の画素値x1 ,x2 ,・・の集合と、所定
のタップ係数w1 ,w2 ,・・の線形結合により規定さ
れる線形1次結合モデルにより求めることを考える。こ
の場合、予測値E[y]は、式(1)で表される。 E[y]=w1 x1 +w2 x2 +・・・ (1)
wj の集合でなる行列W、生徒データxijの集合でなる
行列X、および予測値E[yi]の集合でなる行列Y’を、
式(2)で示されるように定義する。
(3)に示されるような観測方程式が成立する。 XW=Y’ ・・・(3)
i件目の生徒データの集合(i件目の教師データyi の
予測に用いる生徒データの集合)の中のj番目の生徒デ
ータを意味し、行列Wの成分wj は、生徒データの集合
の中のj番目の生徒データとの積が演算されるタップ係
数を表す。また、yi は、i件目の教師データを表し、
従って、E[yi ]は、i件目の教師データの予測値を
表す。なお、式(1)の左辺におけるyは、行列Yの成
分yi のサフィックスiを省略したものであり、また、
式(1)の右辺におけるx1 ,x2 ,・・も、行列Xの
成分xijのサフィックスiを省略したものである。
用して、HD画素の画素値yに近い予測値E[y]を求
めることを考える。この場合、教師データとなるHD画
素の真の画素値yの集合でなる行列Y、およびHD画素
の画素値yに対する予測値E[y]の残差eの集合でな
る行列Eを、定義すると、式(4)に示されるようにな
る。
うな残差方程式が成立する。 XW=Y+E ・・・(5)
値E[y]を求めるためのタップ係数wj は、式(6)
で示される自乗誤差を最小にすることで求めることがで
きる。
j で微分したものが0になる場合、即ち、式(7)を満
たすタップ係数wj が、HD画素の画素値yに近い予測
値E[y]を求めるため最適値ということになる。
プ係数wj で微分することにより、式(8)が成立す
る。
(9)が得られる。
おける生徒データxij、タップ係数wj 、教師データy
i 、および残差ei の関係を考慮すると、式(9)か
ら、式(10)に示されるような正規方程式を得ること
ができる。
は、行列(共分散行列)Aおよびベクトルvを、式(1
1)に示されるように定義する。
で示されるように定義すると、式(10)を、式(1
2)で示されるように表すことができる。 AW=v ・・・(12)
は、生徒データxijおよび教師データyi のセットを、
ある程度の数だけ用意することで、求めるべきタップ係
数wj の数Jと同じ数だけたてることができ、従って、
上述した式(12)を、ベクトルWについて解くことで
(ただし、式(12)を解くには、式(12)における
行列Aが正則である必要がある)、最適なタップ係数w
j を求めることができる。なお、式(12)を解くにあ
たっては、例えば、掃き出し法(Gauss-Jordanの消去
法)などを用いることが可能である。
用いて、生徒データとタップ係数から、教師データを予
測するのに最適なタップ係数wj を求める学習をしてお
き、さらに、そのタップ係数wj を用い、上述した式
(1)により、教師データyに近い予測値E[y]を求
めるのが適応処理である。
いないが、HD画像に含まれる成分が再現される点で、
例えば、単なる補間処理とは異なる。即ち、適応処理で
は、上述した式(1)だけを見る限りは、いわゆる補間
フィルタを用いての補間処理と同一に見えるが、その補
間フィルタのタップ係数に相当するタップ係数wが、教
師データと生徒データを用いての学習により求められる
ため、HD画像に含まれる成分を再現することができ
る。このことから、上述したような適応処理は、いわば
画像の創造(解像度創造)作用がある処理と称すること
ができる。
を、他の適応処理と区別するために、解像度創造適応処
理と称する。また、解像度創造適応処理を行う場合に利
用するタップ係数(上述したようなタップ係数)を、解
像度創造用係数と称する。
て、空間解像度を向上させる場合を例にして説明した
が、適応処理によれば、教師データおよび生徒データを
変えて学習を行うことにより得られる種々のタップ係数
を用いることで、例えば、S/N(Signal to Noise Rat
io) の向上や、ぼけの改善、その他の各種の処理を行う
ことが可能である。
を、適応処理によって行うには、S/Nの高い画像デー
タを教師データとするとともに、その教師データのS/
Nを低下させた画像(あるいは、ぼかした画像)を生徒
データとして、タップ係数を求めればよい。
理と区別するために、ノイズ除去適応処理と称する。ま
た、ノイズ除去適応処理で利用するタップ係数を、以
下、ノイズ除去用係数と称する。
造用係数、並びに、ノイズ除去適応処理およびノイズ除
去用係数の詳細については、本出願人により先に出願さ
れた特願2001−110695号に開示されている。
525i信号)を倍率の異なる表示画像を得るためのSD
信号に変換する処理を、適応処理によって行うことがで
きる。
理と区別するために、リサイズ適応処理と称する。ま
た、リサイズ適応処理で利用するタップ係数を、以下、
リサイズ用係数と称する。
係数の詳細については、本出願人により先に出願された
特願2000−395873号に開示されている。
説明したが、そのようなクラス分類適応処理を行うの
が、図2における信号処理部21である。
クラス分類処理を行い、適応処理部63が、上述した適
応処理を行う。
らクラス分類を行うために必要な情報(例えば、入力信
号41が画像信号である場合、クラスタップ)を抽出
し、抽出した情報に基づいて、入力信号41のパターン
(特徴)を検出し、検出したパターンに基づいて、入力
信号41のクラスを決定し、決定したクラスに対応する
クラスコードを適応処理部63に供給する。
成するために必要な情報(例えば、入力信号41が画像
信号である場合、予測タップ)を抽出し、抽出したその
情報と、制御部61より供給されるタップ係数とを用い
て予測演算を行うことで、出力信号42を生成し、外部
に出力する。
デフォルト解像度創造用係数記憶部64に記憶されてい
る解像度創造用係数(以下、他のタップ係数と区別する
ために、デフォルト解像度創造用係数と称する)を利用
して、解像度創造適応処理を行うようになされている
が、上述したように、クラス分類適応処理は、これに限
定されるものではない。即ち、信号処理部21は、クラ
ス分類適応処理の機能を向上するために、他のタップ係
数を利用して、クラス分類適応処理を行ってもよい。
ためのタップ係数を、信号処理装置11(信号処理部2
1)に提供するものが、図2に示されるアルゴリズムベ
イ12である。
1の情報提供部33には、デフォルト解像度創造用係数
とは異なる解像度創造用係数を記憶する解像度創造用係
数記憶部72、ノイズ除去用係数を記憶するノイズ除去
用係数記憶部73、リサイズ用係数を記憶するリサイズ
用係数記憶部74、並びに、解像度創造用係数記憶部7
2に記憶されている解像度創造用係数、ノイズ除去用係
数記憶部73に記憶されているノイズ除去用係数、およ
び、リサイズ用係数記憶部74に記憶されているリサイ
ズ用係数の中から、信号処理装置11(制御部61)に
より指定された係数を読出し、有線インタフェース31
に供給するセレクタ部71が設けられている。
信号65に対応する適応処理で利用するタップ係数(解
像度創造用係数、ノイズ除去用係数、または、リサイズ
用係数)の提供を、有線インタフェース22、有線4
3、および、有線インタフェース31を介してセレクタ
部71に要求する。セレクタ部71は、要求されたタッ
プ係数を、解像度創造用係数記憶部72、ノイズ除去用
係数記憶部73、および、リサイズ用係数記憶部74の
うちのいずれかから読出し、それを第1の情報として、
有線インタフェース31、有線43、および、有線イン
タフェース22を介して信号処理部21(制御部61)
に供給する。
向上させるために、第2の情報提供部34は、第1の情
報として提供されるタップ係数とは異なるもの(例え
ば、バージョンアップされたタップ係数等)を、無線イ
ンタフェース32、無線44、および、無線インタフェ
ース23を介して信号処理部21(制御部61)に供給
する。
る解像度創造用係数(解像度創造用係数記憶部72に記
憶されるタップ係数)が、以下のようなタップ係数とさ
れる。
に示されるように、フレーム内の所定の5つのタップ9
1を利用し、予測タップとして、図4に示されるよう
に、フレーム内の5つのタップ91に、時間方向に2つ
のタップ(タップ91のフレームより時間的に前または
後のフレームのタップ92−1、および、タップ92−
2)を加えた7つのタップを利用し、かつ、クラス数3
2のクラスを利用するクラス分類適応処理において利用
されるタップ係数とされる。
像度創造用係数(解像度創造用付加係数記憶部76に記
憶されるタップ係数)は、例えば、以下のようなタップ
係数とすることができる。
ップとして、7つのタップ(図4)を利用し、かつ、ク
ラス数128のクラスを利用するクラス分類適応処理に
おいて利用されるタップ係数とすることができる。
度創造用係数(解像度創造用付加係数記憶部76に記憶
されるタップ係数)は、例えば、以下のようなタップ係
数とすることができる。
ップとして、7つのタップ(図4)を利用し、かつ、ク
ラス数128のクラスを条件として、クラス分類処理が
行われて決定されたクラスに対応するクラスコードの下
2桁のビット(図4のタップ92−1,92−2に対応
するビット)が「01」、「10」、または「11」の
いずれかである場合の、そのクラスコード(クラス)に
対応するタップ係数とすることができる。
により決定された入力信号41のクラスに対応するクラ
スコードの下2桁のビットが「00」であるとき、制御
部61は、アルゴリズムベイ12の解像度創造用係数記
憶部72に記憶されたタップ係数(第1の情報)のうち
のそのクラスに対応するものを、有線インタフェース2
2、有線43、アルゴリズムベイ12の有線インタフェ
ース31、および、セレクタ部71を介して読出し、適
応処理部63に供給する。即ち、適応処理部63は、第
1の情報に対応するタップ係数(解像度創造用係数)を
利用して、入力信号41に解像度創造適応処理を施す。
62により決定された入力信号41のクラスに対応する
クラスコードの下2桁のビットが「01」、「10」、
または、「11」のうちのいずれかであるとき、制御部
61は、アルゴリズムベイ12の解像度創造用付加係数
記憶部76に記憶されたタップ係数(第2の情報)のう
ちのそのクラスに対応するものを、無線インタフェース
23、無線44、アルゴリズムベイ12の無線インタフ
ェース32、および、セレクタ部75を介して読出し、
適応処理部63に供給する。即ち、適応処理部63は、
第2の情報に対応するタップ係数(解像度創造用付加係
数)を利用して、入力信号41に解像度創造適応処理を
施す。
により提供されるタップ係数を、第1の情報提供部33
により提供される係数と区別するために、付加係数と称
する。
創造用付加係数を記憶する解像度創造用付加係数記憶部
76、ノイズ除去用付加係数を記憶するノイズ除去用付
加係数記憶部77、リサイズ用付加係数を記憶するリサ
イズ用付加係数記憶部78、並びに、解像度創造用付加
係数記憶部76に記憶されている解像度創造用付加係
数、ノイズ除去用付加係数記憶部77に記憶されている
ノイズ除去用付加係数、および、リサイズ用付加係数記
憶部78に記憶されているリサイズ用付加係数の中か
ら、信号処理装置11(制御部61)により指定された
付加係数を読出し、無線インタフェース32に供給する
セレクタ部75が設けられている。
信号65に対応する適応処理で利用するタップ係数(デ
フォルト解像度創造用係数、または、第1の情報(タッ
プ係数)とは異なる、解像度創造用付加係数、ノイズ除
去用付加係数、または、リサイズ用付加係数)の提供
を、無線インタフェース23、無線44、および、無線
インタフェース32を介してセレクタ部75に要求す
る。セレクタ部75は、要求されたタップ係数を、対応
する記憶部(解像度創造用付加係数記憶部76、ノイズ
除去用付加係数記憶部77、および、リサイズ用付加係
数記憶部78のうちのいずれか)から読出し、それを第
2の情報として、無線インタフェース32、無線44、
および、無線インタフェース23を介して信号処理部2
1(制御部61)に供給する。
図2の信号処理システム1の処理例について説明する。
の特徴検出部62は、入力信号41の特徴を検出する。
即ち、特徴検出部62は、入力信号41の特徴を検出
し、特徴に基づいてクラスを決定し、そのクラスに対応
するクラスコードを適応処理部63に供給する。
の制御部61は、アルゴリズムベイ12が装着されてい
るか否かを判定する。
12が装着されていないと判定した場合、制御部61
は、ステップS3において、デフォルト解像度創造用係
数記憶部64に記憶されているデフォルト解像度創造用
係数を取得する。
ルゴリズムベイ12が装着されている判定した場合、制
御部61は、ステップS4において、ユーザ等からの指
令に基づく指示信号65が入力されたか否かを判定す
る。
力されたと判定した場合、制御部61は、ステップS5
において、指示信号65に対応する機能(適応処理)の
タップ係数をアルゴリズムベイ12より取得する。
な、クラスタップおよび予測タップとして、7つのタッ
プ(図4)を利用する解像度創造適応処理(機能)を指
示した場合、制御部61は、特徴検出部62により決定
されたクラスコードに対応する解像度創造用係数の提供
をアルゴリズムベイ12に要求する。具体的には、制御
部61は、無線インタフェース23、無線44、およ
び、無線インタフェース32を介してセレクタ部75
に、特徴検出部62により決定されたクラスコードに対
応する解像度創造用付加係数の提供を要求する。
用付加係数を解像度創造用付加係数記憶部76より読出
し、無線インタフェース32、無線44、および、無線
インタフェース23を介して制御部61に提供する。
示信号65が入力されていないと判定した場合、ステッ
プS6において、制御部61は、自分自身が指定したタ
ップ係数をアルゴリズムベイ12より取得する。
が入力されない場合、制御部61が、上述したような、
クラスタップとして、5つのタップ(図3)を利用し、
かつ、予測タップとして、7つのタップ(図4)を利用
する解像度創造適応処理を適応処理部63に実行させる
とき、制御部61は、特徴検出部62により決定された
クラスコードに対応する解像度創造用係数の提供をアル
ゴリズムベイ12に要求する。具体的には、制御部61
は、有線インタフェース22、有線43、および、有線
インタフェース31を介してセレクタ部71に、特徴検
出部62により決定されたクラスコードに対応する解像
度創造用係数の提供を要求する。
用係数を解像度創造用係数記憶部72より読出し、有線
インタフェース31、有線43、および、有線インタフ
ェース22を介して制御部61に提供する。
は、制御部61の制御に基づいて、上述したステップS
3、S5、または、S6の処理で制御部61により取得
されたタップ係数に基づいて、入力信号41に対して、
上述した適応処理を実行し、生成した出力信号42を外
部に出力する。
ての入力信号41が処理されたか否かを判定する。
処理されていないと判定した場合、その処理を、ステッ
プS1に戻し、それ以降の処理を繰り返す。即ち、全て
の入力信号41に対して、上述したクラス分類適応処理
が施され、その処理の結果である出力信号42が外部に
出力される。
処理が完了すると(最後の出力信号42が出力される
と)、ステップS8において、全ての入力信号が入力さ
れたと判定され、その処理が終了される。
施形態が適用される信号処理システム1の構成例を表し
ており、図2のそれに対応する部分には、対応する符号
が付してある。
基本的に同一の構成とされる。即ち、図6の信号処理装
置11は、入力信号41に対して、クラス分類適応処理
を施して、その処理の結果である出力信号42を外部に
出力する。
1実施形態においては、図2に示されるように、クラス
分類適応処理の機能を向上するためのタップ係数を、信
号処理装置11(信号処理部21)に提供するアルゴリ
ズムベイ12が接続される例について説明した。これに
対して、第2実施形態においては、図6に示されるよう
に、クラス分類適応処理の機能を追加するためのタップ
係数を、信号処理装置11(信号処理部21)に提供す
るアルゴリズムベイ12が接続される例について説明す
る。
たように、通常、デフォルト解像度創造用係数記憶部6
4に記憶されているデフォルト解像度創造用係数を利用
して、解像度創造適応処理を実行する。
な信号処理装置11に対して、第1の情報として、通常
と同様の機能(解像度創造適応処理)で利用する解像度
創造用係数(ただし、デフォルト解像度創造用係数とは
異なるもの)を有線で提供し、かつ、第2の情報とし
て、通常とは異なる機能(例えば、図6の例では、ノイ
ズ除去適応処理)で利用するノイズ除去用係数を無線で
提供するものである。
には、有線インタフェース31、無線インタフェース3
2、有線インタフェース31を介して第1の情報(図6
の例では、解像度創造用係数)を提供する第1の情報提
供部33としての解像度創造用係数記憶部101、およ
び、無線インタフェース32を介して第2の情報(図6
の例では、ノイズ除去用係数)を提供する第2の情報提
供部34としてのノイズ除去用係数記憶部102が設け
られている。
機能を利用せずに、第2の機能を利用することを含むだ
けではなく、元の第1の機能と第2の機能を併用して利
用することも含む。即ち、この例においては、例えば、
指示信号65が、ノイズ除去の指示信号とされる場合、
適応処理部63は、単にノイズ除去適応処理のみを実行
するのではなく、ノイズ除去適応処理と解像度創造適応
処理の両者の処理を実行する。
のフローチャートに示されているが、その処理は、基本
的に図2のそれと同様である。即ち、図7のステップS
21乃至S28のそれぞれの処理は、図5のステップS
1乃至S8のそれぞれの処理と基本的に同様の処理であ
る。
の処理は、図5のステップS4乃至S7の処理と若干異
なる。そこで、以下、図7のステップS24乃至S27
の処理についてのみ説明する。
ルゴリズムベイ12が装着されていると判定された場
合、ステップS24において、制御部61は、ノイズ除
去の指示信号65が入力されたか否かを判定する。
示信号65が入力されたと判定した場合、ステップS2
5において、制御部61は、解像度創造用係数、およ
び、ノイズ除去用係数をアルゴリズムベイ12より取得
する。
ェース22、有線43、および、有線インタフェース3
1を介して、対応する解像度創造用係数を解像度創造用
係数記憶部101より読出し、取得するととともに、無
線インタフェース23、無線44、および、無線インタ
フェース32を介して、対応するノイズ除去用係数をノ
イズ除去用係数記憶部102より読出し、取得する。
理部63は、制御部61の制御に基づいて、制御部61
により取得された解像度創造用係数で解像度創造適応処
理を実行した後、さらに、制御部61により取得された
ノイズ除去用係数を利用して、ノイズ除去適応処理を実
行する。
指示信号65が入力されていないと判定した場合、制御
部61は、ステップS26において、解像度創造用係数
をアルゴリズムベイ12より取得する。
ェース22、有線43、および、有線インタフェース3
1を介して、対応する解像度創造用係数を解像度創造用
係数記憶部101より読出し、取得する。
理部63は、制御部61の制御に基づいて、制御部61
により取得された解像度創造用係数を利用して、解像度
創造適応処理を実行する。
施形態が適用される信号処理システム1の構成例を表し
ており、図1のそれに対応する部分には、対応する符号
が付してある。
2実施形態が適用される信号処理装置11)は、信号処
理として、クラス分類適応処理を実行したが、図8の信
号処理装置11(第3実施形態が適用される信号処理装
置11)は、信号処理として、符号化処理を実行する。
置11の信号処理部21には、符号化処理(図8の例で
は、量子化部124の量子化処理)、および、信号処理
部21の全体の処理を制御する制御部121、入力信号
41をブロック化データに変換するブロック化部12
2、および、ブロック化データに、DCT(Discrete Cons
ign Transform:離散コサイン変換)処理を施して、DCT
係数に変換するDCT部123が設けられている。
制御に基づいて、制御部121より供給される所定の量
子化テーブルを利用して、DCT部123より供給されるD
CT係数を量子化する量子化部124、量子化されたデー
タ(以下、量子化データと称する)に対して、ハフマン
符号化処理を施して、出力信号42として外部に出力す
るハフマン符号化部125、および、上述した量子化処
理が行われる場合に、通常利用する量子化テーブル(以
下、デフォルト量子化テーブルと称する)を予め記憶し
ているデフォルト量子化テーブル記憶部126が設けら
れている。
号42は、少なくとも、ハフマン符号化処理が施された
符号化データ、および、ハフマンテーブルに対応する信
号から構成され、必要に応じて、量子化処理で利用した
量子化テーブルに対応する信号も含まれる。
理(具体的には、量子化部124の量子化処理)の機能
を向上するための量子化テーブルを提供するものであ
る。
有線インタフェース31、無線インタフェース32、第
1の情報(デフォルト量子化テーブルとは異なる第1の
量子化テーブル)を有線インタフェース31を介して提
供する第1の情報提供部33としての第1の量子化テー
ブル記憶部131、および、第2の情報(デフォルト量
子化テーブルと、第1の量子化テーブルとは異なる第2
の量子化テーブル)を無線インタフェース32を介して
提供する第2の情報提供部34としての第2の量子化テ
ーブル記憶部132が設けられている。
限定されないが、例えば、第1の量子化テーブルは、通
常利用するもの、具体的には、入力信号41が、自然画
に対応する信号である場合に利用する量子化テーブル等
とすることができる。即ち、自然画には、ビットの割り
当てが、広い周波数帯域で利用可能となるように行われ
る量子化テーブルが好適とされるので、そのような量子
化テーブルを、第1の量子化テーブルとすることができ
る。
例えば、特殊の用途に利用するもの、具体的には、入力
信号41がコンピュータグラフィックスに対応する信号
である場合に利用する量子化テーブル等とすることがで
きる。即ち、コンピュータグラフィックスは、自然画に
比べて一般的に平坦部分が多いので、コンピュータグラ
フィックスには、ビットの割り当てが、特定の周波数帯
域に集中されるように行われる量子化テーブルが好適で
あり、そのような量子化テーブルを、第2の量子化テー
ブルとすることができる。
は、第1の量子化テーブルを利用する符号化処理に対し
て、さらに機能を向上するための符号化処理(例えば、
通常使用する自然画だけではなく、コンピュータグラフ
ィックス等の特殊な用途専用の符号化処理)に利用する
量子化テーブルとされる。
図8の信号処理システム1の処理例について説明する。
1のブロック化部122は、入力信号41をブロック化
し、ブロック化データとしてDCT部123に供給する。
は、供給されたブロック化データをDCT係数に変換し、
量子化部124に供給する。
は、アルゴリズムベイ12が装着されているか否かを判
定する。
イ12が装着されていないと判定した場合、制御部12
1は、ステップS44において、デフォルト量子化テー
ブル記憶部126に記憶されているデフォルト量子化テ
ーブルを取得する。
アルゴリズムベイ12が装着されている判定した場合、
制御部121は、ステップS45において、指示信号1
27が入力されたか否かを判定する。
は、指示信号127が入力されたと判定した場合、ステ
ップS46において、指示信号127に対応する量子化
テーブルをアルゴリズムベイ12より取得する。
第2の量子化テーブルを利用することを指示する信号で
ある場合、制御部121は、無線インタフェース23、
無線44、および、無線インタフェース32を介して、
第2の量子化テーブル記憶部132に記憶されている第
2の量子化テーブルを取得する。
ーブルを利用することを指示する信号である場合、制御
部121は、有線インタフェース22、有線43、およ
び、有線インタフェース31を介して、第1の量子化テ
ーブル記憶部131に記憶されている第1の量子化テー
ブルを取得する。
指示信号127が入力されていないと判定した場合、制
御部121は、ステップS47において、第1の量子化
テーブルをアルゴリズムベイ12より取得する。
フェース22、有線43、および、有線インタフェース
31を介して、第1の量子化テーブル記憶部131に記
憶されている第1の量子化テーブルを取得する。
は、制御部121の制御に基づいて、上述したステップ
S44、S46、または、S47の処理で制御部121
により取得された量子化テーブルを利用して、上述した
ステップS42の処理でDCT部123より供給されたDCT
係数を量子化する。そして、量子化部124は、その量
子化データ、および、それに対応する量子化テーブルを
ハフマン符号化部125に供給する。
部125は、供給された量子化データをハフマン符号化
する。そして、ハフマン符号化部125は、ハフマン符
号化した符号化データ、並びに、それに対応するハフマ
ンテーブル、および、量子化テーブル(上述したステッ
プS48の処理で量子化部124より供給された量子化
テーブル)から構成される信号を、出力信号42として
外部に出力する。
は、全ての入力信号41が処理されたか否かを判定す
る。
が処理されていないと判定した場合、その処理を、ステ
ップS41に戻し、それ以降の処理を繰り返す。即ち、
全ての入力信号41が、符号化されて、その符号化デー
タ(並びに、それに対応するハフマンテーブル、およ
び、量子化テーブル)から構成される出力信号42が外
部に出力される。
化処理が完了すると(最後の出力信号42が出力される
と)、ステップS50において、全ての入力信号が処理
されたと判定され、その処理が終了される。
実施形態が適用される信号処理システム1の構成例を表
しており、図2のそれに対応する部分には、対応する符
号が付してある。
が適用される信号処理装置11)は、図8の信号処理装
置11(第3実施形態が適用される信号処理装置11)
と同様に、信号処理として、符号化処理を実行する。
ては、信号処理装置11の信号処理部21には、符号化
処理(図10の例では、DCT部154と量子化部155
の処理)、および、信号処理部21の全体の処理を制御
する制御部151、入力信号41を、フレームを単位と
して記憶するフレーム記憶部152、フレームデータを
ブロック化データに変換するブロック化部153、およ
び、制御部151の制御に基づいて、ブロック化データ
をDCT係数に変換するDCT部154が設けられている。
制御に基づいて、制御部151より供給される所定の量
子化テーブルを利用して、DCT部154より供給されるD
CT係数を量子化する量子化部155、量子化データに対
して、ハフマン符号化処理を施して、出力信号42とし
て外部に出力するハフマン符号化部156、および、デ
フォルト量子化テーブルを予め記憶しているデフォルト
量子化テーブル記憶部157が設けられている。
号42は、図8のそれと同様に、少なくとも、ハフマン
符号化処理が施された符号化データ、および、ハフマン
テーブルに対応する信号から構成され、必要に応じて、
量子化処理で利用した量子化テーブルに対応する信号も
含まれる。
ームを単位として、画像信号を符号化する装置である。
単体では、イントラ(画像内)符号化を行うことは可能
であるが、動き補償処理を利用するインター(画像間)
符号化を行うことは困難である。即ち、図10の信号処
理装置11単体では、MPEG(Moving Picture Experts Gr
oup)等の符号化方式を利用して、画像を符号化すること
は困難である。
めに(そのような符号化処理の機能を追加するため
に)、図10のアルゴリズムベイ12が、信号処理装置
11に接続される。
第1の情報として、量子化部155の量子化処理で利用
する量子化テーブルを有線で提供するとともに、第2の
情報として、これから符号化するブロック化データに対
する動き補償の結果を表すデータを無線で提供するもの
である。
の第1の情報(量子化テーブル)、および、第2の情報
(動き補償の結果)を利用して、インター(画像間)符
号化の処理を行うことが可能になる。
有線インタフェース31、無線インタフェース32、第
1の情報(量子化テーブル)を、有線インタフェース3
1に提供する第1の情報提供部33としての量子化テー
ブル記憶部171、および、第2の情報(動き補償の結
果)を、無線インタフェース32に提供する第2の情報
提供部34が設けられている。
72、逆DCT部173、および、動き補償部174が設
けられている。
出力される量子化データを、制御部151、無線インタ
フェース23、無線44、および、無線インタフェース
32を介して取得し、それを逆量子化して、逆DCT部1
73に供給する。
れたデータに対して、逆DCT処理を施して、元のブロッ
ク化データに復元して、動き補償部174に供給する。
データ(元のブロック化データ)と、フレーム記憶部1
52より、制御部151、有線インタフェース22、有
線43、および、有線インタフェース31を介して供給
された前のフレームのデータとの差分値が最小となる位
置を演算し、その位置に基づいて動きベクトルを検出す
る。さらに、動き補償部174は、検出した動きベクト
ルを基に、元のブロック化データに対応する参照画像デ
ータを生成し、元のブロック化データと生成した参照画
像データとの差分値を演算する(最小差分値を演算す
る)。そして、動き補償部174は、この差分値に対応
する信号(以下、差分値信号と称する)182を、無線
インタフェース32、無線44、無線インタフェース2
3を介して制御部151に供給する。
154に供給され、DCT部154によりDCT係数に変換さ
れ、量子化部155により、量子化テーブル記憶部17
1の量子化テーブルを利用して量子化されて、ハフマン
符号化部156によりハフマン符号化の処理が施され
る。
て、図10の信号処理システム1の処理について説明す
る。
1のフレーム記憶部152は、入力信号41を、フレー
ムを単位として記憶する。
ら符号化するフレームデータをブロック化部153に供
給する。
53は、供給されたフレームデータをブロック化し、ブ
ロック化データとしてDCT部154に供給する。
は、供給されたブロック化データをDCT係数に変換し、
量子化部155に供給する。
は、アルゴリズムベイ12が装着されているか否かを判
定する。
イ12が装着されていないと判定された場合、スッテプ
S75において、量子化部155は、制御部151の制
御に基づいて、デフォルト量子化テーブル記憶部157
に記憶されているデフォルト量子化テーブルを利用し
て、上述したステップS73の処理でDCT部154によ
り供給されたDCT係数を量子化し、ハフマン符号化部1
56に供給する。
部156は、供給された量子化データをハフマン符号化
する。そして、ハフマン符号化部156は、その符号化
データ、並びに、それに対応するハフマンテーブル、お
よび、量子化テーブルから構成される出力信号42を外
部に出力する。
アルゴリズムベイ12が装着されている判定した場合、
制御部151は、ステップS76において、アルゴリズ
ムベイ12より量子化テーブルを取得する。
フェース22、有線43、および有線インタフェース3
1を介して量子化テーブル記憶部171より、対応する
量子化テーブルを取得する。
は、制御部151の制御に基づいて、上述したステップ
S76の処理で制御部151により取得された量子化テ
ーブルを利用して、上述したステップS73の処理でDC
T部154により供給されたDCT係数を量子化する。
は、動き補償の指示信号158が入力されたか否か判定
する。
11は、MPEG方式を利用して符号化処理を行うものとす
ると、指示信号158が、これから符号化するフレーム
が、Iピクチャ(Intra-Picture)であることを表す信
号である場合、制御部151は、ステップS78におい
て、動き補償の指示信号158が入力されていないと判
定する。
フレーム分の画像データが、他のフレームの画像データ
を利用することなくそのまま符号化された画像データ
(イントラ符号化画像データ)である。
ン符号化部156は、上述したステップS77の処理で
量子化部155により量子化された量子化データを取得
し、ハフマン符号化し、それを出力信号42として外部
に出力する。
ら符号化するフレームが、Pピクチャ(Predictive-Pic
ture)、またはBピクチャ(Bidirectionally Predicti
ve-Picture)のいずれか一方であることを表す信号であ
る場合、制御部151は、ステップS78において、動
き補償の指示信号158が入力されたと判定し、ステッ
プS79において、「動き補償処理」を実行する。
には、それより時間的に先行するIピクチャまたはPピ
クチャの画像データからの差分が符号化された画像デー
タ(フレーム間順方向予測符号化画像データ)である。
また、Bピクチャの画像データは、基本的には、時間的
に先行するIピクチャ若しくはPピクチャの画像デー
タ、または後行するIピクチャ若しくはPピクチャから
の画像データからの差分が符号化された画像データ(フ
レーム間双方向予測符号化画像データ)である。
2のフローチャートに示されている。そこで、図12を
参照して、この例の「動き補償処理」の詳細について説
明する。
78において、制御部151は、動き補償の指示信号1
58が入力されたと判定すると、ステップS77の処理
で量子化部155により量子化された量子化データを、
無線インタフェース23、無線44、および、無線イン
タフェース32を介して逆量子化部172に供給する。
1において、逆量子化部172は、供給された逆量子化
データを逆量子化して、DCT係数(図11のステップS
73の処理でDCT部154により出力されたDCT係数に対
応するDCT係数)を復元し、逆DCT部173に供給する。
は、供給されたDCT係数を逆DCTして、ブロック化データ
(図11のステップS72の処理でブロック化部153
により出力されたブロック化データに対応するブロック
化データ)を復元し、動き補償部174に供給する。
フレーム記憶部152より、その復元されたブロック化
データに対応するフレームよりも時間的に前のフレーム
のデータ(以下、単に、前フレームと称する)を読み出
し、有線インタフェース22、有線43、および、有線
インタフェース31を介して動き補償部174に供給す
る。
4は、制御部151より供給された前フレームと、逆DC
T部173より供給されたブロック化データとの差分値
の最小となる位置より、動きベクトルを検出し、さら
に、上述したように、最小差分値を演算し、それに対応
する最小差分値信号182を出力する。
インタフェース32、無線44、および、無線インタフ
ェース23を介して制御部151に供給される。
2をDCT部154に供給すると、ステップS94におい
て、DCT部154は、供給された最小差分値信号(デー
タ)182をDCT係数に変換し、量子化部155に供給
する。
は、アルゴリズムベイ12より量子化テーブルを取得す
る。具体的には、制御部151は、有線インタフェース
22、有線43、および、有線インタフェース31を介
して量子化テーブル記憶部171より、対応する量子化
テーブルを取得する。
は、上述したステップS95の処理で制御部151によ
り取得された量子化テーブル(量子化テーブル記憶部1
71に記憶されていた量子化テーブル)を利用して、上
述したステップS94の処理でDCT部154により出力
されたDCT係数(最小差分値信号182に対応するDCT係
数)を量子化し、ハフマン符号化部156に供給する。
ハフマン符号化部156は、上述したステップS79の
処理で量子化部155より供給された量子化データ(最
小差分値信号182に対応する量子化データ)をハフマ
ン符号化し、それを出力信号42として外部に出力す
る。
は、全てのフレーム(入力信号41に対応する全てのフ
レーム)が符号化されたか否かを判定する。
号化されていないと判定した場合、その処理を、ステッ
プS72に戻し、それ以降の処理を繰り返す。即ち、次
のフレームに対応する符号化処理が行われる。そして、
全てのフレームが、符号化されて、その符号化データ
(並びに、それに対応するハフマンテーブル、および、
量子化テーブル)から構成される出力信号42が外部に
出力されると、ステップS81において、全てのフレー
ムが符号化されたと判定され、その処理が終了される。
態として、第1と第2の実施形態においては、クラス分
類適応処理を施す信号処理システム1について、第3と
第4の実施形態においては、符号化処理を施す信号処理
システム1について、それぞれ説明したが、上述したよ
うに、信号処理システム1は、これらの第1乃至第4の
実施形態に限定されるものではない。
号に、所定の信号処理を施して出力する第1の信号処理
装置と、第1の信号処理装置の信号処理で利用する第1
の情報を表す信号を、第1の信号処理装置に有線で供給
する有線供給部と、第1の信号処理装置の信号処理の内
容を変更するための第2の情報を表す信号を、第1の信
号処理装置に無線で供給する無線供給部とを設ける第2
の信号処理装置とから構成されればよい。
情報は、符号化情報であり、第2の情報は、符号化情報
を復号するための復号情報であり、第1の信号処理装置
が、第2の信号処理装置により第1および第2の情報を
表す信号が供給された場合、信号処理として、第2の情
報を利用して、第1の情報を復号する復号処理を行うよ
うな信号処理システムでもよい。
化情報であり、第2の情報は、その暗号化情報を復号す
るための復号情報(例えば、鍵等)であり、第1の信号
処理装置が、第2の信号処理装置により第1および第2
の情報を表す信号が供給された場合、信号処理として、
第2の情報を利用して、第1の情報を復号する復号処理
を行うような信号処理システムでもよい。
おいては、例えば、第1の情報として、信号処理装置1
1の信号処理を変更するための基本情報を有線で、第2
の情報として、信号処理を変更するための付加情報を無
線で、それぞれ供給するようにしたので、以下のような
効果を奏することが可能になる。
ては、有線(バス)の制約がなくなり、バージョンアッ
プされた付加情報を容易に取り扱うことが可能になる。
報量が少ないため、従来の無線方式をそのまま利用する
ことが可能である。
ージョンアップされないので、有線で供給することによ
り、大容量の情報を供給することが可能になるととも
に、安定した安全な供給が可能になる。
の情報は、画像や音声データではなく、単に信号処理で
利用する情報であるため、たとえ暗号化されていなくて
もセキュリティ上支障を生じることが少なくなる。
おいては、上述した第1と第2の課題を解決することが
可能になる。
る信号処理システムとして、図1の信号処理システム1
を基にして、第1乃至第4実施形態について説明した
が、その実施形態は、図1の信号処理システム1に限定
されるものではない。
理装置11は、1つの信号処理を実行する信号処理部2
1が設けられているが、本発明が適用される信号処理装
置として、複数の信号処理部を有するものでもよい。ま
た、それらの複数の信号処理部のそれぞれに対して、対
応するアルゴリズムベイを装着してもよいし、それらの
複数の信号処理部のうちの所定のものに対してのみ、対
応するアルゴリズムベイを装着してもよい。
うな複数の信号処理部を有する信号処理装置を、テレビ
ジョン受像機を例として説明する。
れるテレビジョン受像機201の構成例を表している。
受像機201は、NTSC(National Television System C
ommittee)方式のテレビジョン受像機とされる。
像機201においては、所定のチャンネルの映像搬送波
信号をアンテナ211を介して受信し、その映像搬送波
信号を復調し、映像中間周波信号を出力するチューナ2
12、映像中間周波信号を復調し、コンポジット映像信
号とするVIF(Video Intermediate Frequency)部21
3、コンポジット映像信号から適切な映像信号(例え
ば、図13の例では、3原色のR信号、G信号、および、
B信号)を生成する信号処理部214、および、3原色
のR信号、G信号、および、B信号を入力し、画像として
表示するディスプレイ等からなる表示部215が設けら
れている。
応する画像を、任意のサイズの画像に変換して、適切な
映像信号(例えば、図13の例では、3原色のR信号、G
信号、および、B信号)を生成する信号処理を行う。
人により、例えば、特願平2000−047947号等
として先に提案されているように、SD画像が入力された
とき、4倍密度の画像(HD画像)を出力する解像度創造
装置や、出力画像信号による画像の解像度をユーザが所
望の値に任意に調整することが可能な画像信号変換装置
等に適用されている任意の解像度創造を行うという手法
に基づいて、画像のリサイズやズームを行うものであ
る。
メラ、または、インターネット等からの画像のサイズ
は、必ずしもテレビジョン放送により送られてくるSD画
像またはHD画像のサイズに一致するとは限らない。この
ような場合、信号処理部214は、それらの様々な画像
のサイズを、例えば、SD画像等の標準のサイズに変換し
た後、3原色のR信号、G信号、および、B信号として表
示部215に出力することが可能である。
より送られてくる画像以外の画像信号、例えば、デジタ
ルスチルカメラの画像をテレビジョン受像機に取り込む
ためには、従来、デジタルスチルカメラに搭載されてい
る記録媒体(例えば、メモリースティック(本出願人で
あるソニー(株)の商標))等に対応する接続端子を搭
載することで実現していた。
ジョン受像機に取り込むためには、従来、ビデオカメラ
に搭載されている接続端子(例えば、i-Link(商標))
等に対応する接続端子を搭載することで実現していた。
をテレビジョン受像機に取り込むためには、従来、イン
ターネットの接続ケーブル(例えば、ADSL(Asymmetric
al Digital Subscriber Line)用の接続ケーブル)に対
応する接続端子を搭載することで実現していた。
は、従来、表示部(ディスプレイ)まで有線によってつ
ながれている。
録媒体、ビデオカメラの接続端子、および、インターネ
ットの接続ケーブル等は、テレビジョン放送信号(例え
ば、NTSC信号等)のように1つに統一されていない。そ
のため、例えば、テレビジョン受像機に予め搭載された
端子が、所望の画像を提供するメディア(例えば、デジ
タルスチルカメラ、ビデオカメラ、または、インターネ
ット等)の端子と異なる場合、上述したように、その画
像をテレビジョン受像機に取り込むことが困難であると
いう第3の課題があった。
え周期は約10年と称されているのに対して、これらの
メディアの画像提供方式(例えば、デジタルスチルカメ
ラの記録媒体等)は、数年周期で変更されることがあ
り、テレビジョン受像機に単に所定の端子のみを搭載し
ただけでは、新たなメディア、または、新たな画像提供
方式に対応することが困難であるという第4の課題があ
った。
特有な第3および第4の課題を解決する手法として、以
下のような知見を得た。即ち、特定の接続端子を、あら
かじめテレビジョン受像機に搭載するのではなく、オプ
ションとして必要な接続端子を選択することができ、入
れ替えることが可能な構造にする。さらに、この接続端
子部分からテレビジョン受像機の内部基板までの接続
を、有線から無線にする。即ち、有線の場合、搭載され
た接続線の伝送容量を超えることはできないので、無線
にすることで、任意の伝送容量に変更することができ
る。さらにまた、チャンネル数(接続端子数)も自由に
設定可能になる。
の信号処理システム1をテレビジョン受像機に適用した
ものが、図13のテレビジョン受像機201である。
ョン受像機201にはさらに、信号処理部214に対し
て、テレビジョン放送信号(図13の例では、アンテナ
211を介してチューナ212により受信され、VIF部
213を介して信号処理部214に供給されるNTSC信
号)以外の信号を提供するために、着脱自在な有線イン
タフェース(接続端子)216、無線インタフェース2
17、並びに、有線インタフェース216、若しくは、
無線インタフェース217を介して受信した各種のフォ
ーマットに対応する画像信号のそれぞれをデコードする
デコード部218が設けられている。
述した図1のアルゴリズムベイ12の有線インタフェー
ス31と接続される。従って、デコード部218は、第
1の情報提供部33より供給される第1の情報を、有線
で(有線インタフェース31および有線インタフェース
216を介して)取得することができる。
述した図1のアルゴリズムベイ12の無線インタフェー
ス32と無線で接続される。従って、デコード部218
は、第2の情報提供部34より供給される第2の情報
を、無線で(無線インタフェース32および無線インタ
フェース217を介して)取得することができる。
々な情報を適用することが可能であるが、この例が、テ
レビジョン受像機であることを考慮すると、例えば、上
述したように、第1の情報は、符号化情報(符号化され
た画像データ)とされ、第2の情報は、符号化情報を復
号するための復号情報とされる。この場合、デコード部
218は、第2の情報を利用して、第1の情報(符号化
された画像データ)を復号し、信号処理部214に供給
する。
化情報(暗号化された有料画像等の画像データ)とさ
れ、第2の情報は、その暗号化情報を復号するための復
号情報(例えば、鍵等)とされる。この場合、デコード
部218は、第2の情報を利用して、第1の情報(暗号
化された画像データ)を復号し、信号処理部214に供
給する。
効果を奏することが可能になる。
可能とされるので、図14に示されるように、アルゴリ
ズムベイ12に対応する有線インタフェース216−1
以外に、他の外部メディア219の有線インタフェース
231と接続可能な有線インタフェース216−2を設
ける等、様々な形態を取ることが可能になる。
スチルカメラで撮影された画像を記憶するメモリスティ
ック等の記録媒体とされると、有線インタフェース21
6−2は、その記録媒体に対応する接続端子とされる。
メラとされると、有線インタフェース216−2は、そ
のビデオカメラに対応する接続端子(例えば、i-Link端
子等)とされる。
ネットとされると、有線インタフェース216−2は、
インターネットに接続するためのケーブルを接続する接
続端子とされる。
2として、所定の規格で規定される種類のコネクタを設
けることで、テレビジョン受像機201は、その規格に
対応する信号を容易に取り込むことが可能になる。さら
に、新たな規格が規定されても、単にその規格に対応す
る有線インタフェース216−2を製作すればよいの
で、新たな規格に対応する信号を容易に取り込むことが
可能になる。これにより、上述した第3と第4の課題を
解決することが可能になる。
されるように、無線インタフェース217と無線で接続
可能な無線インタフェース232をさらに設けることに
よって、情報(画像データ等)を無線でテレビジョン受
像機201に供給することが可能になる。これにより、
上述した第3と第4の課題を解決することが可能にな
る。
接続する外部インタフェース234、および、テレビジ
ョン受像機201の無線インタフェース217と無線で
接続する無線インタフェース235からなる接続端子2
20も設けることが可能である。
解決することが可能になる。
12、外部メディア219のうちの有線インタフェース
231、および、無線インタフェース232を構成する
部分、並びに、接続端子220の形態は、特に限定され
ないが、これらは、テレビジョン受像機201に装着さ
れる基板として形成され、その基板はパッケージに収納
され、有線インタフェース31、無線インタフェース3
2、有線インタフェース231、無線インタフェース2
32、および、無線インタフェース235のそれぞれ
は、対応するパッケージに配設するるとよい。
パッケージを収納する収納部(図示せず)を設け、その
収納部のうちの、パッケージが収納された場合に、パッ
ケージの有線インタフェースと接続可能な位置に有線イ
ンタフェース216を配設するとともに、パッケージの
無線インタフェースと接続可能な位置に無線インタフェ
ース217を配設するとよい。
12、外部メディア219、または、接続端子220
を、容易にテレビ受像機201に接続することが可能に
なる。
て、図13のテレビジョン受像機201の処理例につい
て説明する。
テレビジョン受像機201には、アルゴリズムベイ12
が接続されているものとする。即ち、有線インタフェー
ス31と有線インタフェース216とが有線で接続され
ており、かつ、無線インタフェース32と無線インタフ
ェース217とが無線で接続されているものとする。
情報提供部33は、第1の情報として、符号化された映
像データ(以下、符号化映像データと称する)を供給
し、かつ、第2の情報提供部34は、第2の情報とし
て、第1の情報である符号化映像データを復号するため
に必要なデータ(以下、復号情報と称する)を供給する
ものとする。
13のテレビジョン受像機201のデコード部218
は、外部機器からの映像を取り込む。
部218は、有線インタフェース216、および、有線
インタフェース31を介して第1の情報提供部33より
符号化映像データを取得し(取り込み)、かつ、無線イ
ンタフェース217、および、無線インタフェース32
を介して第2の情報提供部34より復号情報を取得す
る。
18は、取り込んだ映像をデコード(復号)する。
部218は、上述したステップS101の処理で取得し
た復号情報を利用して、上述したステップS101の処
理で取り込んだ符号化映像データをデコードし、元の映
像データに復元して、信号処理部214に供給する。
に、チューナ212がアンテナ211を介して受信し、
出力したテレビジョン放送の映像中間周波信号が、VIF
部213により復調され、コンポジット映像信号(以
下、単に、テレビジョン放送の映像信号と称する)とし
て、供給されているものとする。
14は、ステップS102の処理でデコード部218に
より供給された外部機器(この例では、アルゴリズムベ
イ12)からの映像データ、および、テレビジョン放送
の映像信号のうちのいずれか一方を選択する。
処理部214は、上述したステップS103の処理で選
択した映像(データまたは信号)のサイズを変換し、適
切な映像信号(例えば、図13の例では、3原色のR信
号、G信号、および、B信号)として表示部215に供給
する。
は、ステップS104の処理で信号処理部214により
サイズが変換された映像を表示する。具体的には、表示
部215は、3原色のR信号、G信号、および、B信号を
入力し、それららの信号に対応する映像を表示する。
201は、着脱可能な有線インタフェース216、およ
び、無線インタフェース217を有しているので、上述
した図1の信号処理システム1(信号処理装置11)と
同様に、上述した第1および第2の課題を解決するとと
もに、さらに、上述したテレビジョン受像機特有の第3
および第4の課題も解決することが可能になる。
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることができる。
や、アルゴリズムベイに相当する信号処理装置は、例え
ば、図16に示されるようなパーソナルコンピュータに
より構成される。
rocessing Unit)301は、ROM(Read Only Memory)
302に記録されているプログラム、または記憶部30
8からRAM(Random Access Memory)303にロードさ
れたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM3
03にはまた、CPU301が各種の処理を実行する上に
おいて必要なデータなども適宜記憶される。
は、バス304を介して相互に接続されている。このバ
ス304にはまた、入出力インタフェース305も接続
されている。
ード、マウスなどよりなる入力部306、ディスプレイ
などよりなる出力部307、ハードディスクなどより構
成される記憶部308、モデム、ターミナルアダプタな
どより構成される通信部309が接続されている。通信
部309には、有線インタフェース312と無線インタ
フェース313が接続されている。即ち、通信部309
は、有線インタフェース312を介して他の信号処理装
置との有線の通信処理を行うとともに、無線インタフェ
ース313を介しての他の信号処理装置との無線の通信
処理を行う。
要に応じてドライブ310が接続され、磁気ディスク、
光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなど
よりなるリムーバブル記録媒体311が適宜装着され、
それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必
要に応じて記憶部308にインストールされる。
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用の
パーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒
体からインストールされる。
に、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供する
ために配布される、プログラムが記録されている磁気デ
ィスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD-R
OM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Vers
atile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Di
sk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリム
ーバブル記録媒体(パッケージメディア)311により
構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状
態でユーザに提供される、プログラムが記録されている
ROM302や、記憶部308に含まれるハードディスク
などで構成される。
されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿
って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系
列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行さ
れる処理をも含むものである。
複数の装置や処理部により構成される装置全体を表すも
のである。
ムおよび方法によれば、信号処理の内容を変更すること
ができるシステムを実現することが可能となる。特に、
信号処理の内容を変更する情報が更新されても、その更
新された情報を秘匿性を確保しつつ提供することができ
るシステムを実現することが可能となる。
記録媒体、並びにプログラムによれば、信号処理の内容
を変更することができる。特に、その変更を容易に行
い、秘匿性を確保することができる。
記録媒体、並びにプログラムによれば、信号処理の内容
を変更させることができる。特に、その変更を容易に行
わせ、秘匿性を確保させることができる。
を示すブロック図である。
理システムの構成例を示すブロック図である。
する図である。
する図である。
ーチャートである。
理システムの他の構成例を示すブロック図である。
ーチャートである。
ムの構成例を示すブロック図である。
ーチャートである。
テムの他の構成例を示すブロック図である。
フローチャートである。
処理の詳細を説明するフローチャートである。
成例を示すブロック図である。
ェース、または、無線インタフェースに接続される外部
機器を説明する図である。
るフローチャートである。
例を示すブロック図である。
アルゴリズムベイ,21 信号処理部, 22 有線
インタフェース, 23 無線インタフェース, 31
有線インタフェース, 32 無線インタフェース,
33 第1の情報提供部, 34 第2の情報提供
部, 43 有線, 44 無線, 62 特徴検出
部, 63 適応処理部, 72 解像度創造用係数記
憶部, 73 ノイズ除去用係数記憶部, 74 リサ
イズ用係数記憶部, 76 解像度創造用付加係数記憶
部, 77 ノイズ除去用付加係数記憶部, 78 リ
サイズ用付加係数記憶部, 101 解像度創造用係数
記憶部, 102 ノイズ除去用係数記憶部, 122
ブロック化部, 123 DCT部, 124 量子
化部, 131 第1の量子化テーブル記憶部, 13
2 第2の量子化テーブル記憶部, 153 ブロック
化部, 154 DCT部, 155 量子化部, 1
71 量子化テーブル記憶部, 172 逆量子化部,
173 逆DCT部, 174 動き補償部, 18
2 動き補償処理の結果(最小差分値), 201 テ
レビジョン受像機, 214 信号処理部, 216
有線インタフェース, 217 無線インタフェース
Claims (45)
- 【請求項1】 入力した信号に、所定の信号処理を施し
て出力する第1の信号処理装置と、 前記第1の信号処理装置に信号を供給する第2の信号処
理装置とからなる信号処理システムにおいて、 前記第2の信号処理装置は、前記第1の信号処理装置の
前記信号処理で利用する第1の情報を表す信号を、前記
第1の信号処理装置に有線で供給する有線供給手段と、 前記第1の信号処理装置の前記信号処理の内容を変更す
るための第2の情報を表す信号を、前記第1の信号処理
装置に無線で供給する無線供給手段とを備えることを特
徴とする信号処理システム。 - 【請求項2】 前記第2の信号処理装置は、前記第1の
信号処理装置に対して装着される基板として形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理システム。 - 【請求項3】 前記第2の情報は、前記第1の情報に基
づく前記信号処理の機能を向上する情報であることを特
徴とする請求項1に記載の信号処理システム。 - 【請求項4】 前記信号処理は、クラス分類適応処理で
あり、 前記第1の情報は、前記クラス分類適応処理で利用する
第1の係数であり、 前記第2の情報は、前記第1の係数とは異なる、前記ク
ラス分類適応処理で利用する第2の係数であることを特
徴とする請求項3に記載の信号処理システム。 - 【請求項5】 前記信号処理は、前記信号をブロック化
データに変換するブロック化処理、前記ブロック化デー
タをDCT係数に変換するDCT処理、および、前記DCT係数
を量子化する量子化処理であり、 前記第1の情報は、前記量子化処理で利用する第1の量
子化テーブルであり、 前記第2の情報は、前記第1の量子化テーブルとは異な
る、前記量子化処理で利用する第2の量子化テーブルで
あることを特徴とする請求項3に記載の信号処理システ
ム。 - 【請求項6】 前記第2の情報は、前記第1の情報に基
づく前記信号処理の機能を追加する情報であることを特
徴とする請求項1に記載の信号処理システム。 - 【請求項7】 前記信号処理は、クラス分類適応処理で
あり、 前記第1の情報は、前記クラス分類適応処理で利用する
第1の機能に対応する係数であり、 前記第2の情報は、前記クラス分類適応処理で利用す
る、前記第1の機能とは異なる第2の機能に対応する係
数であることを特徴とする請求項6に記載の信号処理シ
ステム。 - 【請求項8】 前記信号処理は、前記信号をブロック化
データに変換するブロック化処理、前記ブロック化デー
タをDCT係数に変換するDCT処理、および、前記DCT係数
を量子化する量子化処理であり、 前記第1の情報は、前記量子化処理で利用する量子化テ
ーブルであり、 前記第2の情報は、前記信号に対応する前記ブロック化
データに対する動き補償の結果を表すデータであり、 前記第1の信号処理装置は、前記第2の信号処理装置に
より前記第1および前記第2の情報を表す信号が供給さ
れた場合、前記DCT処理により、前記第2の情報をDCT係
数に変換し、前記量子化処理により、前記第1の情報を
利用して、前記第2の情報に対応する前記DCT係数を量
子化することを特徴とする請求項6に記載の信号処理シ
ステム。 - 【請求項9】 前記第1の情報は、符号化情報であり、 前記第2の情報は、前記符号化情報を復号するための復
号情報であり、 前記第1の信号処理装置は、前記第2の信号処理装置に
より前記第1および前記第2の情報を表す信号が供給さ
れた場合、前記信号処理として、前記第2の情報を利用
して、前記第1の情報を復号する復号処理を行うことを
特徴とする請求項1に記載の信号処理システム。 - 【請求項10】 前記第2の信号処理装置の前記有線供
給手段は、前記第1の信号処理装置と物理的および電気
的に接続する第1のコネクタを有することを特徴とする
請求項1に記載の信号処理システム。 - 【請求項11】 前記第2の信号処理装置は、前記第1
の信号処理装置に対して装着される基板として形成さ
れ、前記基板はパッケージに収納され、前記第1のコネ
クタは、前記パッケージに配設されることを特徴とする
請求項10に記載の信号処理システム。 - 【請求項12】 前記第1の信号処理装置は、前記第1
のコネクタと接続される第2のコネクタを有し、 前記第2のコネクタとして、複数種類の前記第1のコネ
クタのそれぞれに対応する複数種類のコネクタが設けら
れていることを特徴とする請求項10に記載の信号処理
システム。 - 【請求項13】 前記第2のコネクタは、前記第1の信
号処理装置に対して着脱可能であり、所定の規格で規定
される種類のコネクタを含むことを特徴とする請求項1
2に記載の信号処理システム。 - 【請求項14】 前記第1の信号処理装置は、テレビジ
ョン受像機であり、 前記第2の信号処理装置の前記無線供給手段は、前記テ
レビジョン受像機に対して、画像または音声信号を無線
でさらに供給することを特徴とする請求項1に記載の信
号処理システム。 - 【請求項15】 第1および第2の信号処理装置からな
る信号処理システムの信号処理方法において、 前記第1の信号処理装置は、入力した信号に、所定の信
号処理を施して出力し、 前記第2の信号処理装置は、 前記第1の信号処理装置の前記信号処理で利用する第1
の情報を表す信号を、前記第1の信号処理装置に有線で
供給し、 前記第1の信号処理装置の前記信号処理の内容を変更す
るための第2の情報を表す信号を、前記第1の信号処理
装置に無線で供給することを特徴とする信号処理方法。 - 【請求項16】 入力した信号に、所定の信号処理を施
して出力する信号処理装置において、 他の信号処理装置により有線で送信された、前記信号処
理で利用する第1の情報を表す信号を有線で受信する有
線受信手段と、 前記他の信号処理装置により無線で送信された、前記信
号処理の内容を変更するための第2の情報を表す信号を
無線で受信する無線受信手段とを備えることを特徴とす
る信号処理装置。 - 【請求項17】 前記第2の情報は、前記第1の情報に
基づく前記信号処理の機能を向上する情報であることを
特徴とする請求項16に記載の信号処理装置。 - 【請求項18】 前記信号処理は、クラス分類適応処理
であり、 前記第1の情報は、前記クラス分類適応処理で利用する
第1の係数であり、 前記第2の情報は、前記第1の係数とは異なる、前記ク
ラス分類適応処理で利用する第2の係数であることを特
徴とする請求項17に記載の信号処理装置。 - 【請求項19】 前記信号処理は、前記信号をブロック
化データに変換するブロック化処理、前記ブロック化デ
ータをDCT係数に変換するDCT処理、および、前記DCT係
数を量子化する量子化処理であり、 前記第1の情報は、前記量子化処理で利用する第1の量
子化テーブルであり、 前記第2の情報は、前記第1の量子化テーブルとは異な
る、前記量子化処理で利用する第2の量子化テーブルで
あることを特徴とする請求項17に記載の信号処理装
置。 - 【請求項20】 前記第2の情報は、前記第1の情報に
基づく前記信号処理の機能を追加する情報であることを
特徴とする請求項16に記載の信号処理装置。 - 【請求項21】 前記信号処理は、クラス分類適応処理
であり、 前記第1の情報は、前記クラス分類適応処理で利用する
第1の機能に対応する係数であり、 前記第2の情報は、前記クラス分類適応処理で利用す
る、前記第1の機能とは異なる第2の機能に対応する係
数であることを特徴とする請求項20に記載の信号処理
装置。 - 【請求項22】 前記信号処理は、前記信号をブロック
化データに変換するブロック化処理、前記ブロック化デ
ータをDCT係数に変換するDCT処理、および、前記DCT係
数を量子化する量子化処理であり、 前記第1の情報は、前記量子化処理で利用する量子化テ
ーブルであり、 前記第2の情報は、前記信号に対応する前記ブロック化
データに対する動き補償の結果を表すデータであり、 前記信号処理装置は、前記有線受信手段により前記第1
の情報を表す信号を受信するとともに、前記無線受信手
段により前記第2の情報を表す信号を受信した場合、前
記DCT処理により、前記第2の情報をDCT係数に変換し、
前記量子化処理により、前記第1の情報を利用して、前
記第2の情報に対応する前記DCT係数を量子化すること
を特徴とする請求項20に記載の信号処理装置。 - 【請求項23】 前記第1の情報は、符号化情報であ
り、 前記第2の情報は、前記符号化情報を復号するための復
号情報であり、 前記信号処理装置は、前記有線受信手段により前記第1
の情報を表す信号を受信するとともに、前記無線受信手
段により前記第2の情報を表す信号を受信した場合、前
記信号処理として、前記第2の情報を利用して、前記第
1の情報を復号する復号処理を行うことを特徴とする請
求項16に記載の信号処理装置。 - 【請求項24】 前記有線受信手段は、前記他の信号処
理装置が有する第1のコネクタと、物理的および電気的
に接続する第2のコネクタを有し、 前記第2のコネクタが前記他の信号処理装置の前記第1
のコネクタに接続されている場合、前記他の信号処理装
置により送信される前記第1の情報を、前記第1および
前記第2のコネクタを介して受信することを特徴とする
請求項16に記載の信号処理装置。 - 【請求項25】 前記第2のコネクタとして、複数種類
の前記第1のコネクタのそれぞれに対応する複数種類の
コネクタが設けられていることを特徴とする請求項24
に記載の信号処理装置。 - 【請求項26】 前記第2のコネクタは、前記信号処理
装置に対して着脱可能であり、所定の規格で規定される
種類のコネクタを含むことを特徴とする請求項25に記
載の信号処理装置。 - 【請求項27】 前記信号処理装置は、テレビジョン受
像機であり、 前記無線受信手段は、前記他の信号処理装置により無線
で送信された画像または音声信号を無線でさらに受信す
ることを特徴とする請求項16に記載の信号処理装置。 - 【請求項28】 入力した信号に、所定の信号処理を施
して出力する信号処理装置の信号処理方法において、 他の信号処理装置により有線で送信された、前記信号処
理で利用する第1の情報を表す信号を有線で受信する有
線受信ステップと、 前記他の信号処理装置により無線で送信された、前記信
号処理の内容を変更するための第2の情報を表す信号を
無線で受信する無線受信ステップとを含むことを特徴と
する信号処理方法。 - 【請求項29】 入力した信号に、所定の信号処理を施
して出力する信号処理装置を制御するコンピュータのプ
ログラムであって、 他の信号処理装置により有線で送信された、前記信号処
理で利用する第1の情報を表す信号を有線で受信するよ
うに制御する有線受信制御ステップと、 前記他の信号処理装置により無線で送信された、前記信
号処理の内容を変更するための第2の情報を表す信号を
無線で受信するように制御する無線受信制御ステップと
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な
プログラムが記録されている記録媒体。 - 【請求項30】 入力した信号に、所定の信号処理を施
して出力する信号処理装置制御するコンピュータに、 他の信号処理装置により有線で送信された、前記信号処
理で利用する第1の情報を表す信号を有線で受信するよ
うに制御する有線受信制御ステップと、 前記他の信号処理装置により無線で送信された、前記信
号処理の内容を変更するための第2の情報を表す信号を
無線で受信するように制御する無線受信制御ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 【請求項31】 入力した信号に、所定の信号処理を施
して出力する他の信号処理装置に対して、前記他の信号
処理装置の前記信号処理で利用する第1の情報を表す信
号を、有線で供給する有線供給手段と、 前記他の信号処理装置に対して、前記他の信号処理装置
の前記信号処理の内容を変更するための第2の情報を表
す信号を、無線で供給する無線供給手段とを備えること
を特徴とする信号処理装置。 - 【請求項32】 前記信号処理装置は、前記他の信号処
理装置に対して装着させる基板として形成されることを
特徴とする請求項31に記載の信号処理システム。 - 【請求項33】 前記第2の情報は、前記第1の情報に
基づく前記信号処理の機能を向上する情報であることを
特徴とする請求項31に記載の信号処理装置。 - 【請求項34】 前記信号処理は、クラス分類適応処理
であり、 前記第1の情報は、前記クラス分類適応処理で利用する
第1の係数であり、 前記第2の情報は、前記第1の係数とは異なる、前記ク
ラス分類適応処理で利用する第2の係数であることを特
徴とする請求項33に記載の信号処理装置。 - 【請求項35】 前記信号処理は、前記信号をブロック
化データに変換するブロック化処理、前記ブロック化デ
ータをDCT係数に変換するDCT処理、および、前記DCT係
数を量子化する量子化処理であり、 前記第1の情報は、前記量子化処理で利用する第1の量
子化テーブルであり、 前記第2の情報は、前記第1の量子化テーブルとは異な
る、前記量子化処理で利用する第2の量子化テーブルで
あることを特徴とする請求項33に記載の信号処理装
置。 - 【請求項36】 前記第2の情報は、前記第1の情報に
基づく前記信号処理の機能を追加する情報であることを
特徴とする請求項31に記載の信号処理装置。 - 【請求項37】 前記信号処理は、クラス分類適応処理
であり、 前記第1の情報は、前記クラス分類適応処理で利用する
第1の機能に対応する係数であり、 前記第2の情報は、前記クラス分類適応処理で利用す
る、前記第1の機能とは異なる第2の機能に対応する係
数であることを特徴とする請求項36に記載の信号処理
装置。 - 【請求項38】 前記信号処理は、前記信号をブロック
化データに変換するブロック化処理、前記ブロック化デ
ータをDCT係数に変換するDCT処理、および、前記DCT係
数を量子化する量子化処理であり、 前記第1の情報は、前記量子化処理で利用する量子化テ
ーブルであり、 前記第2の情報は、前記信号に対応する前記ブロック化
データに対する動き補償の結果を表すデータであること
を特徴とする請求項36に記載の信号処理装置。 - 【請求項39】 前記信号処理は、符号化情報を復号す
る復号処理であり、 前記第1の情報は、前記符号化情報であり、 前記第2の情報は、前記符号化情報を復号するための復
号情報であることを特徴とする請求項31に記載の信号
処理装置。 - 【請求項40】 前記有線供給手段は、前記他の信号処
理装置と物理的および電気的に接続するコネクタを有す
ることを特徴とする請求項31に記載の信号処理装置。 - 【請求項41】 前記信号処理装置は、前記他の信号処
理装置に対して装着させる基板として形成され、前記基
板はパッケージに収納され、前記コネクタは、前記パッ
ケージに配設されることを特徴とする請求項40に記載
の信号処理装置。 - 【請求項42】 前記他の信号処理装置は、テレビジョ
ン受像機であり、 前記無線供給手段は、前記テレビジョン受像機に対し
て、画像または音声信号を無線でさらに供給することを
特徴とする請求項31に記載の信号処理装置。 - 【請求項43】 信号処理装置の信号処理方法におい
て、 入力した信号に、所定の信号処理を施して出力する他の
信号処理装置に対して、前記他の信号処理装置の前記信
号処理で利用する第1の情報を表す信号を、有線で供給
する有線供給ステップと、 前記他の信号処理装置に対して、前記他の信号処理装置
の前記信号処理の内容を変更するための第2の情報を表
す信号を、無線で供給する無線供給ステップとを含むこ
とを特徴とする信号処理方法。 - 【請求項44】 信号処理装置を制御するコンピュータ
のプログラムであって、 入力した信号に、所定の信号処理を施して出力する他の
信号処理装置に対して、前記他の信号処理装置の前記信
号処理で利用する第1の情報を表す信号を、有線で供給
する有線供給ステップと、 前記他の信号処理装置に対して、前記他の信号処理装置
の前記信号処理の内容を変更するための第2の情報を表
す信号を、無線で供給する無線供給ステップとを含むこ
とを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラ
ムが記録されている記録媒体。 - 【請求項45】 信号処理装置制御するコンピュータ
に、 入力した信号に、所定の信号処理を施して出力する他の
信号処理装置に対して、前記他の信号処理装置の前記信
号処理で利用する第1の情報を表す信号を、有線で供給
する有線供給ステップと、 前記他の信号処理装置に対して、前記他の信号処理装置
の前記信号処理の内容を変更するための第2の情報を表
す信号を、無線で供給する無線供給ステップとを実行さ
せることを特徴とするプログラム。
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JP2007028590A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-02-01 | Seiko Epson Corp | 情報伝送方式、電子装置および無線通信端末 |
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