JP2003329130A - シフトロッド接続構造およびシフトロッドの回り止め構造 - Google Patents
シフトロッド接続構造およびシフトロッドの回り止め構造Info
- Publication number
- JP2003329130A JP2003329130A JP2002139776A JP2002139776A JP2003329130A JP 2003329130 A JP2003329130 A JP 2003329130A JP 2002139776 A JP2002139776 A JP 2002139776A JP 2002139776 A JP2002139776 A JP 2002139776A JP 2003329130 A JP2003329130 A JP 2003329130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- rod
- shift rod
- fork
- striking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/3013—Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanism being characterised by linkages converting movement, e.g. into opposite direction by a pivoting lever linking two shift rods
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H2063/3079—Shift rod assembly, e.g. supporting, assembly or manufacturing of shift rails or rods; Special details thereof
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20012—Multiple controlled elements
- Y10T74/20018—Transmission control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、シフトロッドをストライキングロッ
ドから遠い位置である副軸周辺に配置するとともに、シ
フトフォークのついていないシフトロッドの回転を防止
することを課題とする。 【解決手段】中間に支点部16,17を有する反転レバ
ー12,13を介して、シフトフォークのついていない
シフトロッド5,7とシフトフォークのついているシフ
トロッド9,10とを接続するとともに、シフトフォー
クのついていないシフトロッド5,7から二股状シフト
ブラケット14,15を差出し、該シフトロッド5,7
に隣接するシフトフォークがついているシフトロッド
6,8を該シフトブラケット14,15で抱え込むこと
によって該シフトフォークのついていないシフトロッド
5,7の回転を防止する。
ドから遠い位置である副軸周辺に配置するとともに、シ
フトフォークのついていないシフトロッドの回転を防止
することを課題とする。 【解決手段】中間に支点部16,17を有する反転レバ
ー12,13を介して、シフトフォークのついていない
シフトロッド5,7とシフトフォークのついているシフ
トロッド9,10とを接続するとともに、シフトフォー
クのついていないシフトロッド5,7から二股状シフト
ブラケット14,15を差出し、該シフトロッド5,7
に隣接するシフトフォークがついているシフトロッド
6,8を該シフトブラケット14,15で抱え込むこと
によって該シフトフォークのついていないシフトロッド
5,7の回転を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として多段手動変
速機、特に6段手動変速機のシフトロッドの接続構造お
よびシフトロッドの回り止め構造に関するものである。
速機、特に6段手動変速機のシフトロッドの接続構造お
よびシフトロッドの回り止め構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、5段手動変速機TMにおいては、
図3に示すように、変速機TMの上部にはストライキン
グレバー(3A,4A) が取付けられたストライキングロッド
(2A)が設けられており、該ストライキングレバー(3A,4
A) を介して該ストライキングロッド(2A)に選択的に接
続する1−2シフトロッド(6A)、3−4シフトロッド(5
A)および5−Rシフトロッド(7A)が併設されており、該
1−2シフトロッド(6A)には1−2シフトフォーク(19
A) が設けられ、該3−4シフトロッド(5A)には3−4
シフトフォーク(11A) が設けられ、該5−Rシフトロッ
ド(7A)には5−Rシフトフォーク(21A) が設けられてい
る。シフト操作をする場合には、該ストライキングレバ
ー(3A,4A) を介して該ストライキングロッド(2A)のシフ
トストロークを該シフトロッド(5A,6A,7A)に伝達する
が、ストライキングレバー(3A,4A) の長さを長くする
と、シフト操作時にストライキングレバー(3A,4A) にか
かる負荷が大きくなるため、該シフトロッド(5A,6A,7A)
を該ストライキングロッド(2A)から近い位置に配置する
ことによって、ストライキングレバー(3A,4A) の充分な
強度を確保している。
図3に示すように、変速機TMの上部にはストライキン
グレバー(3A,4A) が取付けられたストライキングロッド
(2A)が設けられており、該ストライキングレバー(3A,4
A) を介して該ストライキングロッド(2A)に選択的に接
続する1−2シフトロッド(6A)、3−4シフトロッド(5
A)および5−Rシフトロッド(7A)が併設されており、該
1−2シフトロッド(6A)には1−2シフトフォーク(19
A) が設けられ、該3−4シフトロッド(5A)には3−4
シフトフォーク(11A) が設けられ、該5−Rシフトロッ
ド(7A)には5−Rシフトフォーク(21A) が設けられてい
る。シフト操作をする場合には、該ストライキングレバ
ー(3A,4A) を介して該ストライキングロッド(2A)のシフ
トストロークを該シフトロッド(5A,6A,7A)に伝達する
が、ストライキングレバー(3A,4A) の長さを長くする
と、シフト操作時にストライキングレバー(3A,4A) にか
かる負荷が大きくなるため、該シフトロッド(5A,6A,7A)
を該ストライキングロッド(2A)から近い位置に配置する
ことによって、ストライキングレバー(3A,4A) の充分な
強度を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の5段手動変
速機TMでは、さらに多段化をはかるため、例えば6段
変速を達成するためのものを考えてみると、5−Rシフ
トフォーク(21A) が設けられた5−Rシフトロッド(7A)
を5−6シフトフォークを設けた5−6シフトロッドと
するとともに、リバースシフトフォークを設けたリバー
スシフトロッドを追加する必要があるが、上記従来の構
成では、シフトロッド(5A,6A,7A)をストライキングロッ
ド(2A)から近い位置である主軸MS周辺に配置する必要
があるため、追加したシフトロッドを副軸CS周辺に配
置することが出来ないという問題があり、その場合に、
該追加したシフトロッドを副軸CS周辺に配置すると、
手動変速機TMの軸方向の長さが大きくなり設計上不利
であるという問題点があった。そこで、ストライキング
ロッドにストライキングレバーを介して接続するシフト
フォークのついていないシフトロッドを設け、該シフト
フォークのついていないシフトロッドにレバーを介して
接続するシフトフォークのついているシフトロッドを設
けることによって、ストライキングレバー、シフトフォ
ークのついていないシフトロッドおよびレバーを介して
ストライキングロッドのストロークをシフトフォークの
ついているシフトロッドに伝達することも考えられる
が、シフトロッドをストライキングロッドから遠い位置
である副軸CS周辺に配置するために、単にレバーの長
さを長くすると、シフト操作時にストライキングレバー
にかかる負荷が大きくなるので、ストライキングレバー
の充分な強度を確保するのが困難であるという問題があ
った。
速機TMでは、さらに多段化をはかるため、例えば6段
変速を達成するためのものを考えてみると、5−Rシフ
トフォーク(21A) が設けられた5−Rシフトロッド(7A)
を5−6シフトフォークを設けた5−6シフトロッドと
するとともに、リバースシフトフォークを設けたリバー
スシフトロッドを追加する必要があるが、上記従来の構
成では、シフトロッド(5A,6A,7A)をストライキングロッ
ド(2A)から近い位置である主軸MS周辺に配置する必要
があるため、追加したシフトロッドを副軸CS周辺に配
置することが出来ないという問題があり、その場合に、
該追加したシフトロッドを副軸CS周辺に配置すると、
手動変速機TMの軸方向の長さが大きくなり設計上不利
であるという問題点があった。そこで、ストライキング
ロッドにストライキングレバーを介して接続するシフト
フォークのついていないシフトロッドを設け、該シフト
フォークのついていないシフトロッドにレバーを介して
接続するシフトフォークのついているシフトロッドを設
けることによって、ストライキングレバー、シフトフォ
ークのついていないシフトロッドおよびレバーを介して
ストライキングロッドのストロークをシフトフォークの
ついているシフトロッドに伝達することも考えられる
が、シフトロッドをストライキングロッドから遠い位置
である副軸CS周辺に配置するために、単にレバーの長
さを長くすると、シフト操作時にストライキングレバー
にかかる負荷が大きくなるので、ストライキングレバー
の充分な強度を確保するのが困難であるという問題があ
った。
【0004】更に、上記シフトフォークがついていない
シフトロッドは自由に回転するために、該シフトロッド
が回転するとインターロックに悪影響が及ぼされ、また
レバーがはずれるおそれがあるという問題があった。
シフトロッドは自由に回転するために、該シフトロッド
が回転するとインターロックに悪影響が及ぼされ、また
レバーがはずれるおそれがあるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するための手段として、中間に支点部(16,17) を有す
る反転レバー(12,13) を介して、シフトフォークのつい
ていないシフトロッド(5,7) とシフトフォークのついて
いるシフトロッド(9,10)とを接続したシフトロッド接続
構造を提供するものである。具体的には、該シフトフォ
ークのついていないシフトロッド(5,7) は上側3−4シ
フトロッド(5) および/または上側5−6シフトロッド
(7) であり、該シフトフォークのついているシフトロッ
ド(9,10)は下側3−4シフトロッド(9) および/または
下側5−6シフトロッド(10)である。
決するための手段として、中間に支点部(16,17) を有す
る反転レバー(12,13) を介して、シフトフォークのつい
ていないシフトロッド(5,7) とシフトフォークのついて
いるシフトロッド(9,10)とを接続したシフトロッド接続
構造を提供するものである。具体的には、該シフトフォ
ークのついていないシフトロッド(5,7) は上側3−4シ
フトロッド(5) および/または上側5−6シフトロッド
(7) であり、該シフトフォークのついているシフトロッ
ド(9,10)は下側3−4シフトロッド(9) および/または
下側5−6シフトロッド(10)である。
【0006】更に、シフトフォークのついていないシフ
トロッド(5,7) から二股状シフトブラケット(14,15) を
差出し、該シフトロッド(5,7) に隣接するシフトフォー
クがついているシフトロッド(6,8) を該シフトブラケッ
ト(14,15) で抱え込むことによって該シフトフォークの
ついていないシフトロッド(5,7) の回転を防止するシフ
トロッドの回り止め構造を提供するものである。具体的
には、該シフトフォークのついていないシフトロッド
(5,7) は上側3−4シフトロッド(5) および/または上
側5−6シフトロッド(7) であり、該シフトフォークの
ついているシフトロッド(6,8) は該上側3−4シフトロ
ッド(5) に隣接する1−2シフトロッド(6) および/ま
たは該上側5−6シフトロッド(7)に隣接するリバース
シフトロッド(8) である。
トロッド(5,7) から二股状シフトブラケット(14,15) を
差出し、該シフトロッド(5,7) に隣接するシフトフォー
クがついているシフトロッド(6,8) を該シフトブラケッ
ト(14,15) で抱え込むことによって該シフトフォークの
ついていないシフトロッド(5,7) の回転を防止するシフ
トロッドの回り止め構造を提供するものである。具体的
には、該シフトフォークのついていないシフトロッド
(5,7) は上側3−4シフトロッド(5) および/または上
側5−6シフトロッド(7) であり、該シフトフォークの
ついているシフトロッド(6,8) は該上側3−4シフトロ
ッド(5) に隣接する1−2シフトロッド(6) および/ま
たは該上側5−6シフトロッド(7)に隣接するリバース
シフトロッド(8) である。
【0007】
【作用】反転レバー(12,13) を支点部(16,17) によって
支持することにより、該反転レバー(12,13) がシフト操
作時の負荷で撓むのを防止することが出来、該反転レバ
ー(12,13) の強度を充分確保することが可能となる。し
たがって、シフトロッド(9,10)をストライキングロッド
(2) から遠い位置である副軸CS周辺に配置することが
出来るので、6段手動変速機TMの場合であっても軸方
向の長さが大きくすることがなく、設計上非常に有利で
ある。
支持することにより、該反転レバー(12,13) がシフト操
作時の負荷で撓むのを防止することが出来、該反転レバ
ー(12,13) の強度を充分確保することが可能となる。し
たがって、シフトロッド(9,10)をストライキングロッド
(2) から遠い位置である副軸CS周辺に配置することが
出来るので、6段手動変速機TMの場合であっても軸方
向の長さが大きくすることがなく、設計上非常に有利で
ある。
【0008】シフトフォークのついているシフトロッド
(6,8) はシフトフォークがスリーブに噛み合っているの
で、軸回りの回転が阻止されている。そこでシフトフォ
ークがついていないシフトロッド(5,7) から差出した二
股状シフトブラケット(14,15) で上記シフトフォークの
ついているシフトロッド(6,8) を抱き込むと、上記シフ
トロッド(5,7) の回転は上記シフトロッド(6,8) を介し
て阻止される。更にシフトロッドに及ぼされる荷重はシ
フトブラケット(14,15) を介して2本のシフトロッド
(6,8) およびシフトロッド(5,7) に分散される。
(6,8) はシフトフォークがスリーブに噛み合っているの
で、軸回りの回転が阻止されている。そこでシフトフォ
ークがついていないシフトロッド(5,7) から差出した二
股状シフトブラケット(14,15) で上記シフトフォークの
ついているシフトロッド(6,8) を抱き込むと、上記シフ
トロッド(5,7) の回転は上記シフトロッド(6,8) を介し
て阻止される。更にシフトロッドに及ぼされる荷重はシ
フトブラケット(14,15) を介して2本のシフトロッド
(6,8) およびシフトロッド(5,7) に分散される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を図1および図2に示す一
実施例によって説明すれば、6段手動変速機TMのアダ
プタープレート(1) の上部にはストライキングレバー
(3,4) が取付けられているストライキングロッド(2) 、
上側3−4シフトロッド(5) 、該3−4シフトロッド
(5) に隣接して1−2シフトロッド(6) 、上側5−6シ
フトロッド(7) 、該5−6シフトロッド(7) に隣接して
リバースシフトロッド(8) が軸支されている。
実施例によって説明すれば、6段手動変速機TMのアダ
プタープレート(1) の上部にはストライキングレバー
(3,4) が取付けられているストライキングロッド(2) 、
上側3−4シフトロッド(5) 、該3−4シフトロッド
(5) に隣接して1−2シフトロッド(6) 、上側5−6シ
フトロッド(7) 、該5−6シフトロッド(7) に隣接して
リバースシフトロッド(8) が軸支されている。
【0010】更に、アダプタープレート(1) の下部にお
いて、下側3−4シフトロッド(9)と下側5−6シフト
ロッド(10)とが軸支されており、該下側3−4シフトロ
ッド(9) と該下側5−6シフトロッド(10)には3−4シ
フトフォーク(11)と5−6シフトフォーク(18)がそれぞ
れ取付けられている。
いて、下側3−4シフトロッド(9)と下側5−6シフト
ロッド(10)とが軸支されており、該下側3−4シフトロ
ッド(9) と該下側5−6シフトロッド(10)には3−4シ
フトフォーク(11)と5−6シフトフォーク(18)がそれぞ
れ取付けられている。
【0011】上記構成にあっては、1−2シフトロッド
(6) とリバースシフトロッド(8) とには1−2シフトフ
ォーク(19)とリバースシフトフォーク(20)がそれぞれ取
付けられており、該1−2シフトフォーク(19)と該リバ
ースシフトフォーク(20)とはスリーブに噛み合っている
ので、該1−2シフトロッド(6) と該リバースシフトロ
ッド(8) とは軸回りの回転を阻止されている。
(6) とリバースシフトロッド(8) とには1−2シフトフ
ォーク(19)とリバースシフトフォーク(20)がそれぞれ取
付けられており、該1−2シフトフォーク(19)と該リバ
ースシフトフォーク(20)とはスリーブに噛み合っている
ので、該1−2シフトロッド(6) と該リバースシフトロ
ッド(8) とは軸回りの回転を阻止されている。
【0012】更に、上側3−4シフトロッド(5) および
上側5−6シフトロッド(7) とはそれぞれ反転レバー(1
2,13) を介して下側3−4シフトロッド(9) および下側
5−6シフトロッド(10)に接続し、ストライキングロッ
ド(2) からストライキングレバー(3,4) を介して上側3
−4シフトロッド(5) および上側5−6シフトロッド
(7) に伝達されるストロークは、該反転レバー(12,13)
によって反転して下側3−4シフトロッド(9) および下
側5−6シフトロッド(10)に伝達される。
上側5−6シフトロッド(7) とはそれぞれ反転レバー(1
2,13) を介して下側3−4シフトロッド(9) および下側
5−6シフトロッド(10)に接続し、ストライキングロッ
ド(2) からストライキングレバー(3,4) を介して上側3
−4シフトロッド(5) および上側5−6シフトロッド
(7) に伝達されるストロークは、該反転レバー(12,13)
によって反転して下側3−4シフトロッド(9) および下
側5−6シフトロッド(10)に伝達される。
【0013】該反転レバー(12,13) を該支点部(16,17)
によって支持することにより、該反転レバー(12,13) が
シフト操作時の負荷で撓むのを防止することが出来、該
反転レバー(12,13) の強度を充分確保することが可能と
なる。したがって、下側3−4シフトロッド(9) および
下側5−6シフトロッド(10)をストライキングロッド
(2) から遠い位置である副軸CS周辺に配置することが
出来るので、6段手動変速機TMの場合であっても軸方
向の長さが大きくすることがなく、設計上非常に有利で
ある。
によって支持することにより、該反転レバー(12,13) が
シフト操作時の負荷で撓むのを防止することが出来、該
反転レバー(12,13) の強度を充分確保することが可能と
なる。したがって、下側3−4シフトロッド(9) および
下側5−6シフトロッド(10)をストライキングロッド
(2) から遠い位置である副軸CS周辺に配置することが
出来るので、6段手動変速機TMの場合であっても軸方
向の長さが大きくすることがなく、設計上非常に有利で
ある。
【0014】該上側3−4シフトロッド(5) と該上側5
−6シフトロッド(7) からは二股状のシフトブラケット
(14,15) が差出されており、該上側3−4シフトロッド
(5)のシフトブラケット(14)は該1−2シフトロッド(6)
を抱え込み、該上側5−6シフトロッド(7) のシフト
ブラケット(15)は該リバースシフトロッド(8) を抱え込
み、それによって該上側3−4シフトロッド(5) と該上
側5−6シフトロッド(7) とは軸回りの回転を阻止され
る。
−6シフトロッド(7) からは二股状のシフトブラケット
(14,15) が差出されており、該上側3−4シフトロッド
(5)のシフトブラケット(14)は該1−2シフトロッド(6)
を抱え込み、該上側5−6シフトロッド(7) のシフト
ブラケット(15)は該リバースシフトロッド(8) を抱え込
み、それによって該上側3−4シフトロッド(5) と該上
側5−6シフトロッド(7) とは軸回りの回転を阻止され
る。
【0015】
【発明の効果】本発明では、シフトロッドをストライキ
ングロッドから遠い位置である副軸周辺に配置すること
が出来るので、6段手動変速機TMとした場合であって
も軸方向の長さが大きくすることがなく、設計上非常に
有利である。また、シフトフォークがついていないシフ
トロッドはシフトブラケットを介してシフトフォークの
ついているシフトロッドによって軸回りの回転を阻止さ
れているので、ロッド回転によるインターロックへの悪
影響や反転レバーのはずれが確実に解消される。
ングロッドから遠い位置である副軸周辺に配置すること
が出来るので、6段手動変速機TMとした場合であって
も軸方向の長さが大きくすることがなく、設計上非常に
有利である。また、シフトフォークがついていないシフ
トロッドはシフトブラケットを介してシフトフォークの
ついているシフトロッドによって軸回りの回転を阻止さ
れているので、ロッド回転によるインターロックへの悪
影響や反転レバーのはずれが確実に解消される。
図1および図2は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】手動変速機の説明断面図である。
【図2】手動変速機の説明側断面図図である。
【図3】従来の手動変速機の説明側断面図である。
1 アダプタープレート
2 ストライキングロッド
3,4 ストライキングレバー
5 上側3−4シフトロッド(シフトフォークがつい
ていないシフトロッド) 6 1−2シフトロッド(シフトフォークのついてい
るシフトロッド) 7 上側5−6シフトロッド(シフトフォークがつい
ていないシフトロッド) 8 リバースシフトロッド(シフトフォークのついて
いるシフトロッド) 9 下側3−4シフトロッド 10 下側5−6シフトロッド 11 3−4シフトフォーク 12,13 反転レバー 14,15 シフトブラケット 16,17 支点部
ていないシフトロッド) 6 1−2シフトロッド(シフトフォークのついてい
るシフトロッド) 7 上側5−6シフトロッド(シフトフォークがつい
ていないシフトロッド) 8 リバースシフトロッド(シフトフォークのついて
いるシフトロッド) 9 下側3−4シフトロッド 10 下側5−6シフトロッド 11 3−4シフトフォーク 12,13 反転レバー 14,15 シフトブラケット 16,17 支点部
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月17日(2002.6.1
7)
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 シフトロッド接続構造およびシフトロ
ッドの回り止め構造
ッドの回り止め構造
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として多段手動変
速機、特に6段手動変速機のシフトロッドの接続構造お
よびシフトロッドの回り止め構造に関するものである。
速機、特に6段手動変速機のシフトロッドの接続構造お
よびシフトロッドの回り止め構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、5段手動変速機TMにおいては、
図3に示すように、変速機TMの上部にはストライキン
グレバー(3A,4A) が取付けられたストライキングロッド
(2A)が設けられており、該ストライキングレバー(3A,4
A) を介して該ストライキングロッド(2A)に選択的に接
続する1−2シフトロッド(6A)、3−4シフトロッド(5
A)および5−Rシフトロッド(7A)が併設されており、該
1−2シフトロッド(6A)には1−2シフトフォーク(19
A) が設けられ、該3−4シフトロッド(5A)には3−4
シフトフォーク(11A) が設けられ、該5−Rシフトロッ
ド(7A)には5−Rシフトフォーク(21A) が設けられてい
る。シフト操作をする場合には、該ストライキングレバ
ー(3A,4A) を介して該ストライキングロッド(2A)のシフ
トストロークを該シフトロッド(5A,6A,7A)に伝達する
が、ストライキングレバー(3A,4A) の長さを長くする
と、シフト操作時にストライキングレバー(3A,4A) にか
かる負荷が大きくなるため、該シフトロッド(5A,6A,7A)
を該ストライキングロッド(2A)から近い位置に配置する
ことによって、ストライキングレバー(3A,4A) の充分な
強度を確保している。
図3に示すように、変速機TMの上部にはストライキン
グレバー(3A,4A) が取付けられたストライキングロッド
(2A)が設けられており、該ストライキングレバー(3A,4
A) を介して該ストライキングロッド(2A)に選択的に接
続する1−2シフトロッド(6A)、3−4シフトロッド(5
A)および5−Rシフトロッド(7A)が併設されており、該
1−2シフトロッド(6A)には1−2シフトフォーク(19
A) が設けられ、該3−4シフトロッド(5A)には3−4
シフトフォーク(11A) が設けられ、該5−Rシフトロッ
ド(7A)には5−Rシフトフォーク(21A) が設けられてい
る。シフト操作をする場合には、該ストライキングレバ
ー(3A,4A) を介して該ストライキングロッド(2A)のシフ
トストロークを該シフトロッド(5A,6A,7A)に伝達する
が、ストライキングレバー(3A,4A) の長さを長くする
と、シフト操作時にストライキングレバー(3A,4A) にか
かる負荷が大きくなるため、該シフトロッド(5A,6A,7A)
を該ストライキングロッド(2A)から近い位置に配置する
ことによって、ストライキングレバー(3A,4A) の充分な
強度を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の5段手動変
速機TMでは、さらに多段化をはかるため、例えば6段
変速を達成するためのものを考えてみると、5−Rシフ
トフォーク(21A) が設けられた5−Rシフトロッド(7A)
を5−6シフトフォークを設けた5−6シフトロッドと
するとともに、リバースシフトフォークを設けたリバー
スシフトロッドを追加する必要があるが、上記従来の構
成では、シフトロッド(5A,6A,7A)をストライキングロッ
ド(2A)から近い位置である主軸MS周辺に配置する必要
があるため、追加したシフトロッドを副軸CS周辺に配
置すると、インターロック機構およびレイアウトが複雑
となり、手動変速機TMが大きくなるため設計上不利で
あるという問題点があった。
速機TMでは、さらに多段化をはかるため、例えば6段
変速を達成するためのものを考えてみると、5−Rシフ
トフォーク(21A) が設けられた5−Rシフトロッド(7A)
を5−6シフトフォークを設けた5−6シフトロッドと
するとともに、リバースシフトフォークを設けたリバー
スシフトロッドを追加する必要があるが、上記従来の構
成では、シフトロッド(5A,6A,7A)をストライキングロッ
ド(2A)から近い位置である主軸MS周辺に配置する必要
があるため、追加したシフトロッドを副軸CS周辺に配
置すると、インターロック機構およびレイアウトが複雑
となり、手動変速機TMが大きくなるため設計上不利で
あるという問題点があった。
【0004】また追加したシフトロッドを主軸MS周辺
に配置することも考えられるが、この場合にはシフトフ
ォーク形状が大きくなりシフト操作時の充分な強度を確
保するのが困難であるという問題があった。
に配置することも考えられるが、この場合にはシフトフ
ォーク形状が大きくなりシフト操作時の充分な強度を確
保するのが困難であるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するための手段として、中間に支点部(16,17) を有す
る反転レバー(12,13) を介して、シフトフォークのつい
ていないシフトロッド(5,7) とシフトフォークのついて
いるシフトロッド(9,10)とを接続したシフトロッド接続
構造を提供するものである。具体的には、該シフトフォ
ークのついていないシフトロッド(5,7) は上側3−4シ
フトロッド(5) および/または上側5−6シフトロッド
(7) であり、該シフトフォークのついているシフトロッ
ド(9,10)は下側3−4シフトロッド(9) および/または
下側5−6シフトロッド(10)である。
決するための手段として、中間に支点部(16,17) を有す
る反転レバー(12,13) を介して、シフトフォークのつい
ていないシフトロッド(5,7) とシフトフォークのついて
いるシフトロッド(9,10)とを接続したシフトロッド接続
構造を提供するものである。具体的には、該シフトフォ
ークのついていないシフトロッド(5,7) は上側3−4シ
フトロッド(5) および/または上側5−6シフトロッド
(7) であり、該シフトフォークのついているシフトロッ
ド(9,10)は下側3−4シフトロッド(9) および/または
下側5−6シフトロッド(10)である。
【0006】更に、シフトフォークのついていないシフ
トロッド(5,7) から二股状シフトブラケット(14,15) を
差出し、該シフトロッド(5,7) に隣接するシフトフォー
クがついているシフトロッド(6,8) を該シフトブラケッ
ト(14,15) で抱え込むことによって該シフトフォークの
ついていないシフトロッド(5,7) の回転を防止するシフ
トロッドの回り止め構造を提供するものである。具体的
には、該シフトフォークのついていないシフトロッド
(5,7) は上側3−4シフトロッド(5) および/または上
側5−6シフトロッド(7) であり、該シフトフォークの
ついているシフトロッド(6,8) は該上側3−4シフトロ
ッド(5) に隣接する1−2シフトロッド(6) および/ま
たは該上側5−6シフトロッド(7)に隣接するリバース
シフトロッド(8) である。
トロッド(5,7) から二股状シフトブラケット(14,15) を
差出し、該シフトロッド(5,7) に隣接するシフトフォー
クがついているシフトロッド(6,8) を該シフトブラケッ
ト(14,15) で抱え込むことによって該シフトフォークの
ついていないシフトロッド(5,7) の回転を防止するシフ
トロッドの回り止め構造を提供するものである。具体的
には、該シフトフォークのついていないシフトロッド
(5,7) は上側3−4シフトロッド(5) および/または上
側5−6シフトロッド(7) であり、該シフトフォークの
ついているシフトロッド(6,8) は該上側3−4シフトロ
ッド(5) に隣接する1−2シフトロッド(6) および/ま
たは該上側5−6シフトロッド(7)に隣接するリバース
シフトロッド(8) である。
【0007】
【作用】反転レバー(12,13) を用いてシフトロッド(9,1
0)にストロークを伝達させることによって、シフトロッ
ド(9,10)をストライキングロッド(2) から遠い位置であ
る副軸CS周辺に配置することが出来るので、6段手動
変速機TMの場合であってもシフトフォークのの形状を
悪化させることがなく、設計上非常に有利である。
0)にストロークを伝達させることによって、シフトロッ
ド(9,10)をストライキングロッド(2) から遠い位置であ
る副軸CS周辺に配置することが出来るので、6段手動
変速機TMの場合であってもシフトフォークのの形状を
悪化させることがなく、設計上非常に有利である。
【0008】シフトフォークのついているシフトロッド
(6,8) はシフトフォークがスリーブに噛み合っているの
で、軸回りの回転が阻止されている。そこでシフトフォ
ークがついていないシフトロッド(5,7) から差出した二
股状シフトブラケット(14,15) で上記シフトフォークの
ついているシフトロッド(6,8) を抱き込むと、上記シフ
トロッド(5,7) の回転は上記シフトロッド(6,8) を介し
て阻止される。更にシフトロッドに及ぼされる荷重はシ
フトブラケット(14,15) を介して2本のシフトロッド
(6,8) およびシフトロッド(5,7) に分散される。
(6,8) はシフトフォークがスリーブに噛み合っているの
で、軸回りの回転が阻止されている。そこでシフトフォ
ークがついていないシフトロッド(5,7) から差出した二
股状シフトブラケット(14,15) で上記シフトフォークの
ついているシフトロッド(6,8) を抱き込むと、上記シフ
トロッド(5,7) の回転は上記シフトロッド(6,8) を介し
て阻止される。更にシフトロッドに及ぼされる荷重はシ
フトブラケット(14,15) を介して2本のシフトロッド
(6,8) およびシフトロッド(5,7) に分散される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を図1および図2に示す一
実施例によって説明すれば、6段手動変速機TMのアダ
プタープレート(1) の上部にはストライキングレバー
(3,4) が取付けられているストライキングロッド(2) 、
上側3−4シフトロッド(5) 、該3−4シフトロッド
(5) に隣接して1−2シフトロッド(6) 、上側5−6シ
フトロッド(7) 、該5−6シフトロッド(7) に隣接して
リバースシフトロッド(8) が軸支されている。
実施例によって説明すれば、6段手動変速機TMのアダ
プタープレート(1) の上部にはストライキングレバー
(3,4) が取付けられているストライキングロッド(2) 、
上側3−4シフトロッド(5) 、該3−4シフトロッド
(5) に隣接して1−2シフトロッド(6) 、上側5−6シ
フトロッド(7) 、該5−6シフトロッド(7) に隣接して
リバースシフトロッド(8) が軸支されている。
【0010】更に、アダプタープレート(1) の下部にお
いて、下側3−4シフトロッド(9)と下側5−6シフト
ロッド(10)とが軸支されており、該下側3−4シフトロ
ッド(9) と該下側5−6シフトロッド(10)には3−4シ
フトフォーク(11)と5−6シフトフォーク(18)がそれぞ
れ取付けられている。
いて、下側3−4シフトロッド(9)と下側5−6シフト
ロッド(10)とが軸支されており、該下側3−4シフトロ
ッド(9) と該下側5−6シフトロッド(10)には3−4シ
フトフォーク(11)と5−6シフトフォーク(18)がそれぞ
れ取付けられている。
【0011】上記構成にあっては、1−2シフトロッド
(6) とリバースシフトロッド(8) には1−2シフトフォ
ーク(19)とリバースシフトフォーク(20)がそれぞれ取付
けられており、該1−2シフトフォーク(19)と該リバー
スシフトフォーク(20)はスリーブに噛み合っているの
で、該1−2シフトロッド(6) と該リバースシフトロッ
ド(8) とは軸回りの回転を阻止されている。
(6) とリバースシフトロッド(8) には1−2シフトフォ
ーク(19)とリバースシフトフォーク(20)がそれぞれ取付
けられており、該1−2シフトフォーク(19)と該リバー
スシフトフォーク(20)はスリーブに噛み合っているの
で、該1−2シフトロッド(6) と該リバースシフトロッ
ド(8) とは軸回りの回転を阻止されている。
【0012】更に、上側3−4シフトロッド(5) および
上側5−6シフトロッド(7) はそれぞれ反転レバー(12,
13) を介して下側3−4シフトロッド(9) および下側5
−6シフトロッド(10)に接続し、ストライキングロッド
(2) からストライキングレバー(3,4) を介して上側3−
4シフトロッド(5) および上側5−6シフトロッド(7)
に伝達されるストロークは、該反転レバー(12,13) によ
って反転して下側3−4シフトロッド(9) および下側5
−6シフトロッド(10)に伝達される。
上側5−6シフトロッド(7) はそれぞれ反転レバー(12,
13) を介して下側3−4シフトロッド(9) および下側5
−6シフトロッド(10)に接続し、ストライキングロッド
(2) からストライキングレバー(3,4) を介して上側3−
4シフトロッド(5) および上側5−6シフトロッド(7)
に伝達されるストロークは、該反転レバー(12,13) によ
って反転して下側3−4シフトロッド(9) および下側5
−6シフトロッド(10)に伝達される。
【0013】該反転レバー(12,13) を用いてシフトロッ
ド(9,10)にストロークを伝達させることによって、下側
3−4シフトロッド(9) および下側5−6シフトロッド
(10)をストライキングロッド(2) から遠い位置である副
軸CS周辺に配置することが出来るので、6段手動変速
機TMの場合であってもシフトフォークのの形状を悪化
させることがなく、設計上非常に有利である。
ド(9,10)にストロークを伝達させることによって、下側
3−4シフトロッド(9) および下側5−6シフトロッド
(10)をストライキングロッド(2) から遠い位置である副
軸CS周辺に配置することが出来るので、6段手動変速
機TMの場合であってもシフトフォークのの形状を悪化
させることがなく、設計上非常に有利である。
【0014】該上側3−4シフトロッド(5) と該上側5
−6シフトロッド(7) からは二股状のシフトブラケット
(14,15) が差出されており、該上側3−4シフトロッド
(5)のシフトブラケット(14)は該1−2シフトロッド(6)
を抱え込み、該上側5−6シフトロッド(7) のシフト
ブラケット(15)は該リバースシフトロッド(8) を抱え込
み、それによって該上側3−4シフトロッド(5) と該上
側5−6シフトロッド(7) とは軸回りの回転を阻止され
る。
−6シフトロッド(7) からは二股状のシフトブラケット
(14,15) が差出されており、該上側3−4シフトロッド
(5)のシフトブラケット(14)は該1−2シフトロッド(6)
を抱え込み、該上側5−6シフトロッド(7) のシフト
ブラケット(15)は該リバースシフトロッド(8) を抱え込
み、それによって該上側3−4シフトロッド(5) と該上
側5−6シフトロッド(7) とは軸回りの回転を阻止され
る。
【0015】
【発明の効果】本発明では、シフトロッドをストライキ
ングロッドから遠い位置である副軸周辺に配置すること
が出来るので、6段手動変速機TMとした場合であって
も変速機を大きくすることがなく、また操作性を悪化さ
せることがなく、設計上非常に有利である。また、シフ
トフォークがついていないシフトロッドはシフトブラケ
ットを介してシフトフォークのついているシフトロッド
によって軸回りの回転を阻止されているので、ロッド回
転によるインターロックへの悪影響や反転レバーのはず
れが確実に解消される。
ングロッドから遠い位置である副軸周辺に配置すること
が出来るので、6段手動変速機TMとした場合であって
も変速機を大きくすることがなく、また操作性を悪化さ
せることがなく、設計上非常に有利である。また、シフ
トフォークがついていないシフトロッドはシフトブラケ
ットを介してシフトフォークのついているシフトロッド
によって軸回りの回転を阻止されているので、ロッド回
転によるインターロックへの悪影響や反転レバーのはず
れが確実に解消される。
【図面の簡単な説明】
図1および図2は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】手動変速機の説明断面図である。
【図2】手動変速機の説明側断面図図である。
【図3】従来の手動変速機の説明側断面図である。
【符号の説明】
1 アダプタープレート
2 ストライキングロッド
3,4 ストライキングレバー
5 上側3−4シフトロッド(シフトフォークがつい
ていないシフトロッド) 6 1−2シフトロッド(シフトフォークのついてい
るシフトロッド) 7 上側5−6シフトロッド(シフトフォークがつい
ていないシフトロッド) 8 リバースシフトロッド(シフトフォークのついて
いるシフトロッド) 9 下側3−4シフトロッド 10 下側5−6シフトロッド 11 3−4シフトフォーク 12,13 反転レバー 14,15 シフトブラケット 16,17 支点部
ていないシフトロッド) 6 1−2シフトロッド(シフトフォークのついてい
るシフトロッド) 7 上側5−6シフトロッド(シフトフォークがつい
ていないシフトロッド) 8 リバースシフトロッド(シフトフォークのついて
いるシフトロッド) 9 下側3−4シフトロッド 10 下側5−6シフトロッド 11 3−4シフトフォーク 12,13 反転レバー 14,15 シフトブラケット 16,17 支点部
Claims (4)
- 【請求項1】中間に支点部を有する反転レバーを介し
て、シフトフォークのついていないシフトロッドとシフ
トフォークのついているシフトロッドとを接続したこと
を特徴とするシフトロッド接続構造。 - 【請求項2】該シフトフォークのついていないシフトロ
ッドは上側3−4シフトロッドおよび/または上側5−
6シフトロッドであり、該シフトフォークのついている
シフトロッドは下側3−4シフトロッドおよび/または
下側5−6シフトロッドである請求項1に記載のシフト
ロッド接続構造。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のシフトロ
ッド接続構造において、シフトフォークのついていない
シフトロッドから二股状シフトブラケットを差出し、該
シフトロッドに隣接するシフトフォークがついているシ
フトロッドを該シフトブラケットで抱え込むことによっ
て該シフトフォークのついていないシフトロッドの回転
を防止することを特徴とするシフトロッドの回り止め構
造。 - 【請求項4】該シフトフォークのついていないシフトロ
ッドは上側3−4シフトロッドおよび/または上側5−
6シフトロッドであり、該シフトフォークのついている
シフトロッドは該上側3−4シフトロッドに隣接する1
−2シフトロッドおよび/または該上側5−6シフトロ
ッドに隣接するリバースシフトロッドである請求項3に
記載のシフトロッドの回り止め構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139776A JP2003329130A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | シフトロッド接続構造およびシフトロッドの回り止め構造 |
PCT/JP2003/006033 WO2003098077A1 (fr) | 2002-05-15 | 2003-05-14 | Structure de connexion de guides de fourchettes et structure anti-corotation des guides de fourchettes |
EP03725778A EP1505321A4 (en) | 2002-05-15 | 2003-05-14 | FORK GUIDE CONNECTION STRUCTURE AND ANTI-COROTATION STRUCTURE OF FORK GUIDES |
US10/514,664 US20050172745A1 (en) | 2002-05-15 | 2003-05-14 | Shift rod connecting structure, and shift rod corotation preventing construction |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139776A JP2003329130A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | シフトロッド接続構造およびシフトロッドの回り止め構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003329130A true JP2003329130A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29544906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002139776A Pending JP2003329130A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | シフトロッド接続構造およびシフトロッドの回り止め構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050172745A1 (ja) |
EP (1) | EP1505321A4 (ja) |
JP (1) | JP2003329130A (ja) |
WO (1) | WO2003098077A1 (ja) |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2136068B (en) * | 1983-03-04 | 1986-07-30 | Honda Motor Co Ltd | Multi-speed transmission |
DE3314411A1 (de) * | 1983-04-21 | 1984-10-25 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag, 7000 Stuttgart | Kraftfahrzeuggetriebe |
JPS60128519A (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-09 | Aisin Seiki Co Ltd | 変速機の操作機構 |
JPS61249123A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-06 | Honda Motor Co Ltd | 車両用伝動装置 |
US4757726A (en) * | 1985-08-19 | 1988-07-19 | Mazda Motor Corporation | Vehicle gear transmission having an overdrive gear stage |
DE4402443A1 (de) * | 1993-01-27 | 1994-07-28 | Mazda Motor | Schalteinrichtung für Handschaltgetriebe |
JPH07259989A (ja) * | 1994-03-23 | 1995-10-13 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | ポットケース型トランスミションのギヤシフト機構 |
JPH0814385A (ja) * | 1994-06-27 | 1996-01-16 | Aisin Ee I Kk | マニュアルトランスミッションのシフトコントロール反転機構 |
JPH09250635A (ja) * | 1996-03-18 | 1997-09-22 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | トランスミッションのギヤシフト機構の構造 |
JP3170257B2 (ja) * | 1999-02-22 | 2001-05-28 | 本田技研工業株式会社 | 変速機のギヤシフト機構 |
JP4155437B2 (ja) * | 2000-08-11 | 2008-09-24 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 変速機のシフト反転機構の構造及び組み立て方法 |
-
2002
- 2002-05-15 JP JP2002139776A patent/JP2003329130A/ja active Pending
-
2003
- 2003-05-14 WO PCT/JP2003/006033 patent/WO2003098077A1/ja not_active Application Discontinuation
- 2003-05-14 EP EP03725778A patent/EP1505321A4/en not_active Withdrawn
- 2003-05-14 US US10/514,664 patent/US20050172745A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1505321A1 (en) | 2005-02-09 |
WO2003098077A1 (fr) | 2003-11-27 |
US20050172745A1 (en) | 2005-08-11 |
EP1505321A4 (en) | 2005-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1666046A (zh) | 换挡装置 | |
CN102295053B (zh) | 自行车刹车和换档操作装置 | |
KR20100108247A (ko) | 듀얼 클러치 변속기 | |
JP2003329130A (ja) | シフトロッド接続構造およびシフトロッドの回り止め構造 | |
JP2005030454A (ja) | 手動変速機のシフトチェンジ装置 | |
CN104343947B (zh) | 手动变速器用单轴串联选换挡机构、手动变速器和汽车 | |
JPH10205618A (ja) | 歯車式変速機構造及びその組立方法 | |
JP2010048356A (ja) | 手動変速機の変速操作装置 | |
JPH0791541A (ja) | 手動変速機の操作機構 | |
CN105333136B (zh) | 轮式拖拉机变速箱远程操纵机构 | |
JP2000240791A (ja) | 変速機のギヤシフト機構 | |
JP6387283B2 (ja) | 二重シフトフォーク構造 | |
JP6380347B2 (ja) | 変速機の変速操作機構 | |
JP3552897B2 (ja) | 手動変速機のシフト装置 | |
JP2011117501A (ja) | 平行軸歯車式変速機 | |
JP2003014115A (ja) | 変速機のチェンジ構造 | |
US7584679B2 (en) | Manual transmission | |
JP2000088097A (ja) | フォークロッド | |
US8464602B2 (en) | Gear shift fork for shifting a transmission | |
KR20040006326A (ko) | 6속 수동변속기의 변속 조작부 | |
JPH09250635A (ja) | トランスミッションのギヤシフト機構の構造 | |
KR100368656B1 (ko) | 수동변속기 조작기구 | |
JP2005233361A (ja) | マニュアルトランスミッションのリバースシフト機構 | |
JP2010242805A (ja) | 変速機 | |
JP6259692B2 (ja) | 変速操作装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060314 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060808 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070109 |