[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2003326486A - ワーク位置決め装置 - Google Patents

ワーク位置決め装置

Info

Publication number
JP2003326486A
JP2003326486A JP2002158700A JP2002158700A JP2003326486A JP 2003326486 A JP2003326486 A JP 2003326486A JP 2002158700 A JP2002158700 A JP 2002158700A JP 2002158700 A JP2002158700 A JP 2002158700A JP 2003326486 A JP2003326486 A JP 2003326486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
image
distance
bending
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002158700A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Akami
一男 赤見
Koichi Ishibashi
浩一 石橋
Teruyuki Kubota
輝幸 久保田
Tetsuaki Kato
哲明 加藤
Jun Sato
佐藤  淳
Tatsuya Takahashi
竜哉 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd, Amada Engineering Center Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP2002158700A priority Critical patent/JP2003326486A/ja
Priority to DE60233731T priority patent/DE60233731D1/de
Priority to PCT/JP2002/006036 priority patent/WO2003000439A1/ja
Priority to EP02736145A priority patent/EP1402967B1/en
Priority to US10/480,806 priority patent/US7412863B2/en
Publication of JP2003326486A publication Critical patent/JP2003326486A/ja
Priority to US12/170,505 priority patent/US7610785B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/003Positioning devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げ加工装置において、突当を用いた機械的
な位置決めが困難な場合であっても、画像処理を用いた
電子的な位置決めを行うことにより、ワークを正確に位
置決めすることにある。 【解決手段】 曲げ加工装置11に取り付けたワーク撮
像手段12から入力されたワークWの画像DWを検出す
るワーク画像検出手段10Dと、予め入力された情報に
基づいてワークWの基準画像RWを算出するワーク基準
画像算出手段10Eと、検出画像DWと基準画像RWを
比較し両者のズレ量を算出するズレ量算出手段10F
と、該ズレ量に基づいて検出画像DWと基準画像RWが
一致するようにロボット13を制御してワークWを所定
位置に位置決めさせるロボット制御手段10Gを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワーク位置決め装
置、特に画像処理によりワークを所定位置に位置決めす
るワーク位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、曲げ加工装置、例えばプレス
ブレーキは(図25(A))、上部テーブル52に装着
されたパンチPと、下部テーブル53に装着されたダイ
Dを有し、いずれか一方のテーブルを上下動させ、パン
チPとダイDの協働によりワークWを曲げ加工する。
【0003】この場合、曲げ加工に先立って、下部テー
ブル53の後方に設置された突当50にワークWを突き
当てることにより,該ワークWを所定位置に位置決めす
るようになっている。
【0004】例えばロボットを使用して自動的に曲げ加
工を行う場合には、該ロボットのグリッパ51でワーク
Wを把持し、該ワークWをダイD上に載せて前記突当5
0に突き当てることにより、該ワークWを位置決めす
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】ところが、図25(B)に示すように、ワ
ークWのC部分を成形加工した製品を曲げ加工するよう
な場合には、該ワークWの一端Aをロボットの前記グリ
ッパ51で把持し、他端Bを突当50に突き当てること
になる。
【0007】しかし、この場合は、図25(A)に示す
ように、ワークWの他端BとダイD上に載っている部分
との間が、緩やかな曲線状となっている。
【0008】そのため、突当50に対して、ロボットの
グリッパ51によるワークWの突き当て状態が極めて不
安定となり、正確な位置決めができない。
【0009】若し、作業者がワークWを把持して位置決
めする場合には、その作業者の長年の勘により、正確な
位置決めは可能であるかも知れないが、ロボットでは、
反復継続して正確な位置決めを行うことはできない。
【0010】更に、図26(A)に示すように、ワーク
Wのコーナー部を曲げ線mに沿って曲げ加工する場合に
は、該ワークWを突当50に突き当てて位置決めするこ
とができず、また、図26(B)に示すように、曲げ線
mとワーク端面Tが平行でない場合には、ワークWを突
当50に突き当てても位置決め精度が低下する場合があ
リ、それぞれ所定の曲げ加工ができない。
【0011】本発明の目的は、曲げ加工装置において、
突当を用いた機械的な位置決めが困難な場合であって
も、画像処理を用いた電子的な位置決めを行うことによ
り、ワークを正確に位置決めすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、図1に示すように、所定の位置決め尺度
1 、M2 ((G1 、G2 )、(N1 、又はN2 )、
(K 1 、K2 ))について、画像処理により実測値
D1、CD2((GD1、GD2)、(ND1、又はND2)、
(KD1、KD2))と基準値CR1、CR2((GR1
R2)、(NR1、又はNR2)、(KR1、KR2))を求め
る画像処理手段40Bを有し、実測値CD1、CD2((G
D1、GD2)、(ND1、又はND2)、(KD1、KD2))と
基準値CR1、CR2((GR1、GR2)、(NR1、又は
R2)、(KR1、KR2))が一致するようにワークWを
移動させて所定位置に位置決めすることを特徴とするワ
ーク位置決め装置という技術的手段が講じられた。
【0013】上記本発明の構成によれば、所定の位置決
め尺度を、例えば、ワークWに形成された穴M1 、M2
(図2(A))、ワークWの外形線G1 、G2 (図2
(B))、ワークWのコーナ部N1 、又はN2 (図2
(C))、突当15、16の先端位置とワーク端面Tの
所定位置間の距離K1 、K2 (図2(D))とすれば、
このような位置決め尺度について、ワーク撮像手段12
を介して画像処理により求めた実測値CD1、CD2((G
D1、GD2)、(ND1、又はND2)、(KD1、KD2))
と、情報(CAD情報など)を介して画像処理により求
めた基準値CR1、CR2((GR1、GR2)、(NR1、又は
R2)、(KR1、KR2))が一致するように、例えばロ
ボット駆動手段40Cを用いて、ロボット13を駆動制
御すれば、該ロボット13で把持されたワークWを自動
で移動させ所定位置に位置決めすることができる。
【0014】又は、上記位置決め尺度としての穴M1
2 が(図2(A))、例えば極めて単純な角穴(例え
ば正方形の穴)の場合には、前記実測値と基準値を画面
40D(図1)上に表示すれば、作業者がこの画面40
Dを見ながら実測値と基準値が一致するようにワークW
を手動で移動させ所定位置に位置決めすることができ
る。
【0015】本発明は、具体的には、第1実施形態とし
て、図3に示すように、曲げ加工装置11に取り付けた
ワーク撮像手段12から入力されたワークWの画像DW
を検出するワーク画像検出手段10Dと、予め入力され
た情報に基づいてワークWの基準画像RWを算出するワ
ーク基準画像算出手段10Eと、検出画像DWと基準画
像RWを比較し両者のズレ量を算出するズレ量算出手段
10Fと、該ズレ量に基づいて検出画像DWと基準画像
RWが一致するようにロボット13を制御してワークW
を所定位置に位置決めさせるロボット制御手段10Gを
有することを特徴とするワーク位置決め装置という技術
的手段を講じている。
【0016】従って、本発明の第1実施形態によれば、
例えば予めワークW上(図4)の曲げ線mに対して所定
位置に、穴から成る位置決めマークM1 、M2 を位置決
め尺度として設けておけば、上記ズレ量算出手段10F
が(図3)検出画像DW中の検出位置決めマークMD1
D2(図5(A))と基準画像RW中の基準位置決めマ
ークMR1、MR2を比較し、両者の重心位置に関して、二
次元座標上において、ズレ量Δθ=θ0 −θ1 (図5
(A))、Δx=x1 −x1 ′(=x2 −x2 ′)(図
5(B))、Δy=y1 −y1 ′(=y2 −y2 ′)を
算出することができる。
【0017】又は、本発明の第1実施形態の他の例によ
れば、例えばワークWの外形線G1、G2 を(図9)位
置決め尺度として利用し、上記ズレ量算出手段10Fが
(図3)検出画像DW中(図11(A))の検出ワーク
外形線GD1、GD2と基準画像RW中の基準ワーク外形線
R1、GR2を比較し、二次元座標上において、ズレ量Δ
θ=tan -1(D2 /L2 )(図11(A))、Δx=U
x +Tx (図11(B))、Δy=Uy −Ty を算出す
ることができる。
【0018】また、本発明の第1実施形態の更に他の例
によれば、例えばワークWのコーナ部N1 、又はN2
(図12)位置決め尺度として利用し、上記ズレ量算出
手段10Fが(図3)検出画像DW中(図13(A))
の一方の検出コーナ部ND2全体と、基準画像RW中の対
応する一方の基準コーナ部NR2全体だけを比較し、二次
元座標上において、ズレ量Δθ(図13(A))、Δx
(図13(B))、Δyを算出することができる。
【0019】従って、上記ズレ量をロボット制御手段1
0Gが(図3)補正駆動信号Sa 、Sb 、Sc 、Sd
e に変換することにより、該ロボット制御手段10G
によりロボット13を介してワークWの曲げ線mをパン
チPの直下に位置決めすることにより、該ワークWを所
定位置に位置決めすることができる。
【0020】更に、本発明は、具体的には、第2実施形
態として、図15に示すように、曲げ加工装置11に取
り付けたワーク撮像手段12から入力されたワーク画像
DWに基づいて突当15、16の先端位置BR1、BR2
ワーク端面TD 上の所定位置AD1、AD2間の距離KD1
D2を検出する距離検出手段30Dと、予め設定された
突当の先端位置BR1、BR2とワーク端面TR 上の所定位
置AR1、AR2間の基準距離KR1、KR2を画像処理により
算出する基準距離算出手段30Eと、検出距離と基準距
離を比較し両者の距離差を算出する距離差算出手段30
Fと、該距離差に基づいて検出距離と基準距離が一致す
るようにロボットを制御してワークを所定位置に位置決
めさせるロボット制御手段30Fを有する請求項1記載
のワーク位置決め装置という技術的手段を講じている。
【0021】本発明の第2実施形態によれば、例えば突
当15、16の先端位置とワーク端面T上の所定位置間
の距離K1 、K2 を(図16)位置決め尺度として利用
し、上記距離差算出手段30Fが(図15)検出距離K
D1、KD2と、基準距離KR1、KR2の差をとって、二次元
座標上において、距離差Δy1 、Δy2 (図18)を算
出することができる。この場合、ワークWの曲げ加工装
置11上(図15)の位置が一義的に定まるためには、
該ワークWを、予め長手方向(X軸方向)に位置決めし
ておく必要があり、そのため例えばサイドゲージ18を
(図24(A)))利用し、ロボット13のグリッパ1
4で把持したワークWの左端が(図24(B))、機械
センタMCからX1 の位置に配置されるように、ロボッ
ト13を所定の距離XG =XS −X1 だけ移動させてお
く。
【0022】この状態で、上記距離差Δy1 、Δy2
ロボット制御手段30Fが(図15)補正駆動信号
a 、Sb 、Sc 、Sd 、Se に変換することにより、
該ロボット制御手段30Fによりロボット13を介して
ワークWの曲げ線mをパンチPの直下に位置決めするこ
とにより、該ワークWを所定位置に位置決めすることが
できる。
【0023】これにより、本発明によれば、曲げ加工装
置において、突当を用いた機械的な位置決めが困難な場
合であっても、前記のような画像処理を用いた電子的な
位置決めを行うことにより、ワークを正確に位置決めす
ることが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して説明する。図3は、本発明の第1
実施形態を示す全体図である。
【0025】図3において、参照符号9は上位NC装
置、10は下位NC装置、11は曲げ加工装置、12は
ワーク撮像手段、13はロボットである。
【0026】この構成により、上記上位NC装置9か
ら、曲げ加工装置11の制御装置である下位NC装置1
0へ例えばCAD情報を入力し(図8のステップ10
1)、曲げ順などを決定した後(図8のステップ10
2)、突当15、16(図6)によるワークWの位置決
めが不可能な場合に(図8のステップ103のNO)、
該下位NC装置10で所定の画像処理によるワークWの
位置決めを行い(例えば図8のステップ104〜10
8)、その後曲げ加工を行う(図8のステップ11
0)。
【0027】この場合の曲げ加工装置11としては、例
えばプレスブレーキがあり、よく知られているように、
上部テーブル20に装着されたパンチPと、下部テーブ
ル21に装着されたダイDを有し、後述するロボット1
3のグリッパ14で把持された状態で位置決めされたワ
ークWに対して、パンチPとダイDにより所定の曲げ加
工を施す。
【0028】上記ロボット13は、ベースプレート1に
取り付けられ、左右方向(X軸方向)駆動部aと(図
6)、前後方向(Y軸方向)駆動部bと(図3)、上下
方向駆動部cを有する。
【0029】また、ロボット13は、そのアーム19の
先端に、前記グリッパ14を有し、該グリッパ14は、
X軸に平行な軸線を中心として旋回自在であると共に、
Z軸に平行な軸線を中心として旋回自在であり、それら
の駆動部d、eがアーム19に内蔵されている。
【0030】この構成により、ロボット13は、後述す
るロボット制御手段10Gから補正駆動信号Sa
b 、Sc 、Sd 、Se が送られて来ると、既述した各
駆動部a、b、c、d、eを動作させ、これにより、検
出画像DWと基準画像RWが一致するような制御が行わ
れ(図5)、ワークWが所定位置に位置決めされる。
【0031】上記プレスブレーキには(図6)、ワーク
撮像手段12が取り付けられ、該ワーク撮像手段12
は、例えばCCDカメラ12Aとその光源12Bにより
構成され、CCDカメラ12Aは例えば上部テーブル2
0の近傍に、光源12Bは例えば下部テーブル21の近
傍にそれぞれ取り付けられている。
【0032】この構成により、前記ロボット13のグリ
ッパ14で把持されたワークWが、CCDカメラ12A
で撮像され、該ワークWの画像が一次元の電気信号に変
換され後述する下位NC装置10(図3)のワーク画像
検出手段10Dで二次元の電気信号に変換されることに
より、ズレ量算出手段10Fで、検出画像DWと基準画
像RWが比較される(図5(A))。
【0033】この場合、ワークWに設けられた位置決め
尺度としての例えば2つの位置決めマークM1 、M
2 (図4)を撮像すべく、前記CCDカメラ12Aとそ
の光源12Bは、プレスブレーキ(図6)の左右方向に
一対設けられている。
【0034】即ち、ワークWには(図4)、プレスブレ
ーキによる曲げ加工前のブランキング工程において、パ
ンチプレスやレーザ加工機などを用いて、該ワークWの
曲げ加工に支障がない位置であって、曲げ線mから所定
の位置に穴M1 、M2 が形成されている。
【0035】或いは、CAD情報の中に沢山の穴情報が
ある場合には、下位NC装置10の操作盤(10J)に
表示された展開図に対して、作業者が任意に指定して位
置決めマークM1 、M2 を決定してもよい。
【0036】そして、この穴M1 、M2 は(図4)、前
記したように、位置決め尺度の一例である位置決めマー
クM1 、M2 として用いられ、ズレ量算出手段10F
(図3)において、後述するように、ワークWの検出画
像DWと基準画像RWとを比較する場合の比較対象とな
る(図5(A))。
【0037】これにより、ズレ量算出手段10Fは、基
準位置決めマークMR1、MR2に対する検出位置決めマー
クMD1、MD2のズレ量Δθ=θ0 −θ1 (図5
(A))、Δx=x1 −x1 ′(=x2 −x2 ′)(図
5(B))、Δy=y1 −y1 ′(=y2 −y2 ′)を
算出する。
【0038】この場合、ワークWに設けられた位置決め
マークM1 、M2 は(図4)、必ずしも左右対称とは限
らず、既述したように、ワークWの曲げ加工に支障がな
い位置であって、曲げ線mから所定の位置に形成されて
いる。
【0039】従って、前記左右一対のCCDカメラ12
Aとその光源12Bは(図6)、それぞれ独立して移動
自在となっている。
【0040】例えば、一対のCCDカメラ12Aと光源
12Bは、モータMAX・ピニオン2・ラック3機構とモ
ータMBX・ピニオン4・ラック5機構により、X軸ガイ
ド7と8に沿って左右方向(X軸方向)に(図6)、ま
たモータMAY・ボールねじ6機構により(図7)、Y軸
ガイド17に沿って前後方向(Y軸方向)に、それぞれ
独立して移動するようになっている。
【0041】また、ワークW上の位置決めマークM1
2 が、図4のような丸穴ではなく、角穴の場合には、
後述するように(図14)、1つであっても、検出画像
DWと基準画像RWの比較はできるので、この場合に
は、左右いずれか一方のCCDカメラ12Aと光源12
Bが使用される。
【0042】更に,上記プレスブレーキを構成する下部
テーブル21の後方には(図7)、従来どおりワークW
を位置決めする場合に(図8のステップ103のYE
S、ステップ109)使用する突当15、16が設けら
れている。
【0043】上記構成を有するプレスブレーキの制御装
置としては、既述した上位NC装置9と(図3)、下位
NC装置10があり、上位NC装置9は、事務所など
に、下位NC装置10は、工場内などのプレスブレーキ
に(図6)それぞれ取り付けられている。
【0044】このうち、上位NC装置9には、CAD情
報が内蔵され、該CAD情報は、ワークWの板厚、材
質、曲げ線m(図4)の長さ、位置決めマークM1 、M
2 の位置などのワーク情報、製品の曲げ角度などの製品
情報を含み、これらが三次元立体図、展開図として構成
されている。
【0045】これらの情報から成るCAD情報は、下位
NC装置10に入力され(図8のステップ101)、例
えば、本発明の画像処理によるワークWの位置決めに用
いられる。
【0046】下位NC装置10は(図3)、CPU10
Aと、情報演算手段10Bと、撮像制御手段10Cと、
ワーク画像検出手段10Dと、ワーク基準画像算出手段
10Eと、ズレ量算出手段10Fと、ロボット制御手段
10Gと、曲げ制御手段10Hと、入出力手段10Jに
より構成されている。
【0047】CPU10Aは、本発明の画像処理加工プ
ログラム(図8に相当)に従って、情報演算手段10
B、ワーク画像検出手段10Dなどを統括制御する。
【0048】情報演算手段10Bは、後述する入出力手
段10Jを介して前記上位NC装置9から入力されたC
AD情報に基づいて、曲げ順などワークWの位置決めや
曲げ加工に必要な情報を演算することにより、決定する
(図8のステップ102)。
【0049】この情報演算手段10Bで演算し決定され
る情報には、曲げ順の他に、使用する金型(パンチPと
ダイD),どの金型を上部テーブル20と下部テーブル
21のどの位置に配置するかといった金型レイアウト、
ワークWをプレスブレーキへ位置決め供給するロボット
13の動作加工プログラムも含まれる。
【0050】これにより、例えば、突当15、16によ
るワークWの位置決めが可能か否かが判断され(図8の
ステップ103)、不可能な場合には(NO)、本発明
による画像処理を用いたワークWの位置決めが行われる
(図8のステップ104〜108)。
【0051】撮像制御手段10Cは、前記情報演算手段
10Bで決定された曲げ順、金型レイアウト、位置決め
マークM1 、M2 の位置などに基づいて、既述したCC
Dカメラ12Aと光源12Bから成るワーク撮像手段1
2の移動制御を行うと共に、該CCDカメラ12Aの視
野範囲(図5(A))の制御など撮像動作を制御する。
【0052】ワーク画像検出手段10Dは(図3)、既
述したように、前記ワーク撮像手段12から送られて来
た一次元の電気信号から成るワークWの位置決めマーク
1、M2 を含む画像を、二次元の電気信号に変換す
る。
【0053】これにより、ワークWの検出画像DW(図
5(A))が得られ、該ワークW上の位置決めマークM
1 、M2 は(図4)、検出位置決めマークMD1、M
D2(図5(A))として、後述する基準位置決めマーク
R1、MR2との比較対象となる。
【0054】今、二次元座標上において、検出位置決め
マークMD1、MD2の重心位置CD1、CD2を次のように表
すものとする。
【0055】 重心位置CD1(x1 ′,y1 ′)、CD2(x2 ′,y2 ′)・・・・
【0056】また、より、検出位置決めマークMD1
D2の偏角θ1 は、次のように表せる。
【0057】 偏角θ1 =tan -1{(y2 ′−y1 ′)/(x2 ′−x1 ′)}・・・
【0058】これら、は、後述するように、ズレ量
算出手段10Fにより、ズレ量を算出する場合に用いら
れる。
【0059】ワーク基準画像算出手段10Eは、前記情
報演算手段10Bで決定された曲げ順、金型レイアウ
ト、位置決めマークM1 、M2 の位置などに基づいて、
基準位置決めマークMR1、MR2を含む基準画像RWを算
出する(図5(A))。
【0060】この場合、同様に、二次元座標上におい
て、基準位置決めマークMR1、MR2の重心位置CR1、C
R2を次のように表すものとする。
【0061】 重心位置CR1(x1 ,y1 )、CR2(x2 ,y2 )・・・・
【0062】また、より、基準位置決めマークMR1
R2の偏角θ0 は、次のように表せる。
【0063】 偏角θ0 =tan -1{(y2 −y1 )/(x2 −x1 )}・・・・
【0064】これら、は、同様に、ズレ量算出手段
10Fにより、ズレ量を算出する場合に用いられる。
【0065】ズレ量算出手段10Fは、前記からま
での式で表せる重心位置と偏角を有する検出位置決めマ
ークMD1、MD2と基準位置決めマークMR1、MR2を含む
検出画像DWと基準画像RWを入力し、両者の差分か
ら、ズレ量を算出する。
【0066】例えば、上記ととから、検出位置決め
マークMD1、MD2の基準位置決めマークMR1、MR2に対
する角度のズレ量Δθは、 ズレ量Δθ=θ0 −θ1 ・・・・・ となる。
【0067】これにより、で表せるズレ量Δθだけ検
出画像DWを回転させるとすると、図5(B)に示すよ
うに、該検出画像DWと基準画像RWは、平行になる。
【0068】従って、X軸方向のズレ量Δxと、Y軸方
向のズレ量Δyは、 X軸方向のズレ量Δx=x1 −x1 ′(=x2 −x2 ′)・・・・ Y軸方向のズレ量Δy=y1 −y1 ′(=y2 −y2 ′)・・・・ となる。
【0069】また、ロボット制御手段10Gは(図
3)、〜の式で表せるズレ量に基づいて検出画像D
Wと基準画像RWが一致するようにロボット13を制御
してワークWを所定位置に位置決めさせる。
【0070】即ち、ロボット制御手段10Gは、前記ズ
レ量算出手段10Fからズレ量ΔθΔx、Δyを入力す
ると、それらを補正駆動信号Sa 、Sb 、Sc 、Sd
eに変換し、各信号をロボット13に送信する。
【0071】これにより、ロボット13は、それを構成
する各駆動部a、b、c、d、eを動作させることによ
り、グリッパ14で把持したワークWを、ズレ量Δθ=
θ0−θ1 だけ回転させ(図5(A))、その後ズレ量
Δx=x1 −x1 ′(=x2−x2 ′)と、ズレ量Δy
=y1 −y1 ′(=y2 −y2 ′)だけX軸方向、Y軸
方向に移動させる(図5(B))。
【0072】従って、検出画像DWと基準画像RWが一
致するような制御が行われ、ワークWを所定位置に位置
決めすることができる。
【0073】曲げ制御手段10Hは(図3)、前記情報
演算手段10Bで決定された曲げ順などに基づいて、プ
レスブレーキを制御し、前記位置決めされたワークWに
対して、パンチPとダイDにより曲げ加工を施す。
【0074】入出力手段10Jは、例えばプレスブレー
キを(図6)構成する上部テーブル20の近傍に設けら
れ、キーボードや液晶などの画面から成る。
【0075】この入出力手段10Jは、既述した上位N
C装置9に(図3)対するインターフェース機能を有
し、これにより、下位NC装置10を有線又は無線で上
位NC装置9に接続することにより、前記CAD情報を
入力することができる。
【0076】また、入出力手段10Jは、その画面上
に、前記情報演算手段10Bで決定された曲げ順や金型
レイアウトなどの情報を表示することにより、その表示
を作業者が見ることにより、突当15、16によるワー
クWの位置決めが可能か否かの判断を(図8のステップ
103)自動的にではなく、作業者自身で判断できる。
【0077】図9〜図11は、既述した位置決めマーク
1 、M2 (図4)の代わりに、ワークWの外形線
1 、G2 (図9)を位置決め尺度として利用する場合
であり、後述するように、ズレ量算出手段10F(図
3)は、このワーク外形線G1 、G 2 を、ワークWの検
出画像DWと基準画像RWとを比較する場合の比較対象
とする(図11)。
【0078】これにより、ズレ量算出手段10Fは、基
準ワーク外形線GR1、GR2に対する検出ワーク外形線G
D1、GD2のズレ量Δθ=tan -1(D2 /L2 )(図11
(A))、Δx=Ux +Tx (図11(B))、Δy=
y −Ty を算出する。
【0079】この場合、基準ワーク外形線GR1、G
R2は、作業者が所定位置に位置決めしたワークWを前記
CCDカメラ12Aで撮像して予めメモリに格納してお
く。
【0080】例えば、ワークWの(図10)コーナー部
を曲げ加工する場合には、既述したダイDのホルダ22
に取付部材23、24を介してサイドストッパ25、2
6を取り付けると共に、該サイドストッパ25、26
に、チェッカA、B、Cを設けておく。
【0081】この状態で、作業者がこのサイドストッパ
25、26にワーク外形線G1 、G 2 を当接させ、該ワ
ーク外形線G1 、G2 をチェッカA、B、Cと共に前記
CCDカメラ12Aで撮像すると、該ワーク外形線
1 、G2 とチェッカA、B、Cの画像が一次元の電気
信号に変換され、更に下位NC装置10(図3)のワー
ク画像検出手段10Dで二次元の電気信号に変換される
ことにより、CPU10Aを介してワーク基準画像算出
手段10Eのメモリに格納される。
【0082】そして、ズレ量算出手段10Fにおいて、
このメモリに格納されたワーク外形線G1 、G2 の画像
は、基準ワーク外形線GR1、GR2(図11)として、ま
たチェッカA、B、Cの画像は、画像データを検出する
エリアとして、それぞれ使用され、検出画像DWと基準
画像RWが比較される。
【0083】即ち、図11において、破線で示す基準画
像RWは、前記ワーク基準画像算出手段10Eのメモリ
に格納された基準ワーク外形線GR1、GR2を含み、実線
で示す検出画像DWは、ロボット13のグリッパ14で
把持されたワークWをCCDカメラ12Aで撮像した場
合の検出ワーク外形線GD1、GD2を含む。
【0084】この場合、図11(A)の二次元座標上に
おいて、チェッカA、BのX軸方向座標をxa 、xb
し、一方の基準ワーク外形線GR1とチェッカAとの交点
を第1基準点R1 (xa ,ya )、該一方の基準ワーク
外形線GR1とチェッカBとの交点を第2基準点R2 (x
b ,yb )とし、一方の検出ワーク外形線GD1とチェッ
カAとの交点をE(xa ,ya ′)、該一方の検出ワー
ク外形線GD1とチェッカBとの交点をF(xb
b ′)とする。
【0085】このとき、図11(A)において、検出ワ
ーク外形線GD1の第1基準点R1 (xa ,ya )に対す
るY軸方向の偏差Da と、該検出ワーク外形線GD1の第
2基準点R2 (xb ,yb )に対するY軸方向の偏差D
b は、それぞれ次のように表される。
【0086】 Da =R1 (xa ,ya )−E(xa ,ya ′) =ya −ya ′・・・・・・・・(1) Db =F(xb ,yb ′)−R2 (xb ,yb ) =yb ′−yb ・・・・・・・・(2)
【0087】従って、上記検出ワーク外形線GD1の平行
に引いた線Hと、チェッカAとの交点をSとすれば、こ
の交点Sと前記第1基準点R1 (xa ,ya )との間の
距離D1 は、前記(1)、(2)のDa 、Db を用いて
次のように表せる。
【0088】D1 =Da −Db ・・・・・(3)
【0089】ここで、上記基準ワーク外形線GR1のY軸
方向に対する偏角をθ(図11(A))とすれば、該基
準ワーク外形線GR1と垂線Vとの交点Kと、前記交点S
との距離D2 は、図から明らかなように、偏角θと上記
(3)のD1 を用いて次のように表せる。
【0090】D2 =D1 ×sin θ・・・・・(4)
【0091】また、両チェッカA、BのX軸方向の距離
をL1 =xb −xa とすれば、前記第1基準点R1 (x
a ,ya )と第2基準点R2 (xb ,yb )との距離P
は、このL1 と上記偏角θを用いて、更に、第1基準点
1 (xa ,ya )と交点Kとの距離Qは、(3)のD
1 と同様に上記偏角θを用いて、それぞれ次のように表
せる。
【0092】P=L1 /sin θ・・・・・・(5) Q=D1 ×cos θ・・・・・・(6)
【0093】従って、第2基準点R2 (xb ,yb )と
交点Kとの距離L2 は、図から明らかなように、上記
(5)、(6)でそれぞれ表せるP、Qの和であること
から、次のように表せる。
【0094】 L2 =P+Q =L1 /sin θ+D1 ×cos θ・・・・・・(7)
【0095】これにより、検出ワーク外形線GD1の基準
ワーク外形線GR1に対する角度のズレ量Δθは、 Δθ=tan -1(D2 /L2 )・・・・・・(8) となる。
【0096】この(8)において、D2 は(4)によ
り、L2 は(7)によりそれぞれ表せるから、(8)に
(4)と(7)を代入すれば、ズレ量Δθは、D1 とL
1 とθで表すことができ、 Δθ=tan -1(D2 /L2 ) =tan -1{D1 ×sin θ/(L1 /sin θ+D1 ×cos θ)}・・(9) となる。
【0097】因に、既述した基準ワーク外形線GR1のY
軸方向に対する偏角θを45°とすれば、上記(9)
は、tan -1{D1 /(2×L1 +D1 )}となり、より
簡便に表すことができる。
【0098】次いで、上記検出画像DWを、チェッカB
との交点F(xb ,yb ′)を中心として、(9)で表
せるズレ量Δθだけ回転させるとすると、図11(B)
に示すように、該検出画像DWと基準画像RWは、平行
になる。
【0099】この場合、図11(B)の二次元座標上に
おいて、一方の基準ワーク外形線G R1とチェッカBとの
交点である第2基準点R2 (xb ,yb )、及び一方の
検出ワーク外形線GD1とチェッカBとの交点F(xb
b ′)は、前記図11(A)の場合と同じである。
【0100】従って、互いに平行な検出ワーク外形線G
D1と基準ワーク外形線GR1との距離Tは、既述した偏差
b と偏角θを用いて次のように表せる。
【0101】 T=Db ×sin θ・・・・・・・・(10)
【0102】このTのX軸方向成分Tx とY軸方向成分
y を求めれば、 Tx =T×cos θ=Db ×sin θ×cos θ・・・・(11) Ty =T×sin θ=Db ×sin2θ・・・・・・・・(12) となる。
【0103】また、図11(B)の二次元座標上におい
て、チェッカCのX軸方向座標をx c 、他方の基準ワー
ク外形線GR2とチェッカCとの交点を第3基準点R
3 (xc,yc )とし、他方の検出ワーク外形線GD2
チェッカCとの交点をJ(xc ,yc ′)とする。
【0104】このとき、図11(B)において、他方の
検出ワーク外形線GD2の第3基準点R3 (xc ,yc
に対するY軸方向の偏差Dc は、次のように表される。
【0105】 Dc =R3 (xc ,yc )−J(xc ,yc ′) =yc −yc ′・・・・・・・・(13) 従って、平行な検出ワーク外形線GD2と基準ワーク外形
線GR2との距離Uは、上記(13)で表せる偏差Dc
偏角θを用いて次のように表せる。
【0106】 U=Dc ×cos θ・・・・・・・・(14)
【0107】このUのX軸方向成分Ux とY軸方向成分
y を求めれば、 Ux =U×sin θ=Dc ×sin θ×cos θ・・・・(15) Uy =U×cos θ=Dc ×con2θ・・・・・・・・(16) となる。
【0108】従って、この(15)、(16)で表せる
x 、Uy と、前記(11)、(12)で表せるTx
y を用いて、X軸方向のズレ量と、Y軸方向のズレ量
Δyは、次のように表せる。
【0109】 X軸方向のズレ量Δx=Ux +Tx =(Dc +Db )×sin θ×cos θ・・・・(17) Y軸方向のズレ量Δy=Uy −Ty =Db ×sin2θ−Dc ×con2θ・・・・・・(18)
【0110】これにより、図9〜図11のワーク外形線
1 、G2 を位置決め尺度として利用する場合には、ロ
ボット制御手段10Gは(図3)、(9)と(17)と
(18)で表せるズレ量に基づいて検出画像DWと基準
画像RWが一致するようにロボット13を制御してワー
クWを所定位置に位置決めさせる。
【0111】図12〜図14は、既述した位置決めマー
クM1 、M2 (図4)や、ワークWの外形線G1 、G2
(図9)の代わりに、ワークWのいずれか一方のコーナ
部N 1 、又はN2 (図12)を位置決め尺度として利用
する場合であり、ズレ量算出手段10F(図3)は、こ
のいずれか一方のコーナ部N1 、又はN2 を、ワークW
の検出画像DWと基準画像RWとを比較する場合の比較
対象とする(図13)。
【0112】これにより、1つのワーク撮像手段12
(図3)、即ち1台のCCDカメラ12Aにより、いず
れかのコーナ部N1 又はN2 だけを撮像すれば、ズレ量
算出手段10Fは(図3)、基準コーナ部NR2全体に対
する検出コーナ部ND2全体のズレ量Δθ(図13
(A))、Δx(図13(B))、Δyを算出すること
ができる。
【0113】従って、ロボット制御手段30Gは(図
3)、上記ズレ量Δθ、Δx、Δyに基づいて、一度で
検出画像DWと基準画像RWが一致するようにロボット
13を制御してワークWを所定位置に位置決めすること
ができる。
【0114】即ち、既述した位置決めマークM1 、M2
(図4)や、ワークWの外形線G1、G2 (図9)の場
合には、検出画像DWと基準画像RWを比較する場合に
は(図5、図11)、2台のCCDカメラ12Aを使用
し、2つの位置決めマークM 1 、M2 の位置や、2つの
ワーク外形線G1 、G2 の位置が決定されなければ、ワ
ークWの位置決めができない。
【0115】しかし、本発明のような画像処理によるワ
ークWの位置決めの場合には、検出画像DWと基準画像
RWを比較するときの比較対象としては、コーナ部
1 、N 2 を利用する頻度が極めて多く、ぼぼ全体の8
0%を占めている。
【0116】そのため、後述するように、1台のCCD
カメラ12Aを使用するだけで、いずれか一方のコーナ
部N1 、又はN2 の位置を決定すれば、検出画像DWと
基準画像RWの比較が可能となり,一度でズレ量が補正
されて画像処理によるワークWの位置決めができるの
で、ワークWの位置決め作業を含めた全体の加工効率は
著しく向上する。
【0117】このように、コーナ部N1 、N2 のいずれ
か一方の全体を撮像し、検出画像DWと基準画像RWの
比較対象とする例としては、先ず、図12(A)に示す
ワークWの外形がある。
【0118】この場合、コーナ部N1 、又はN2 の角度
としては、鋭角、鈍角、直角など何でもよく、また、R
でもよい(図12(B))。
【0119】しかし、これらコーナ部N1 、又はN2
一部ではなく、全体をCCDカメラ12Aで撮像しなけ
れば、ズレ量、特に角度方向のズレ量Δθ(図13)は
補正できない。
【0120】このようなコーナ部N1 、N2 を利用し
て、検出画像DWと基準画像RWを比較する場合の例を
図13に基づいて説明する。
【0121】図13(A)において、例えば右側のCC
Dカメラ12Aで撮像したコーナ部N2 全体の画像を、
ワーク画像検出手段10D(図3)に入力すれば、検出
画像DWの一部としての検出コーナ部ND2が得られる。
【0122】従って、この検出コーナ部ND2を、ワーク
基準画像算出手段10E(図3)で予め算出された基準
コーナ部NR2と共に、ズレ量算出手段10Fに入力すれ
ば、検出コーナ部ND2全体と基準コーナ部NR2全体の角
度方向のズレ量Δθが算出される。
【0123】更に、上記検出コーナ部ND2を含む検出画
像DWと(図13(B))、基準コーナ部NR2を含む基
準画像RWが、平行となるように、上記算出した角度方
向のズレ量Δθだけ、前記検出コーナ部ND2を回転させ
る。
【0124】これにより、ズレ量算出手段10Fは(図
3)、検出コーナ部ND2全体と(図13(B))、基準
コーナ部NR2全体のY軸方向のズレ量Δx、Δyを算出
することができる。
【0125】従って、ロボット制御手段30G(図3)
を介して、ロボット13のグリッパ14で(図13)把
持されたワークWを、上記ズレ量Δθだけ回転させると
共に、ズレ量Δx、ΔyだけX軸方向とY軸方向に移動
させれば、検出画像DWと基準画像RWが一致するよう
な制御が行われ、ワークWを所定位置に位置決めするこ
とができる。
【0126】また、コーナ部N1 、N2 のいずれか一方
を、検出画像DWと基準画像RWの比較対象とする適用
例としては、図14に示す角穴M1 、M2 がある。
【0127】例えば、曲げ線m(図14)から所定位置
y1、y2に、位置決めマークとして角穴M1 、M2
形成されている場合には、いずれか一方のコーナ部N1
又はN2 の全体を、CCDカメラ12Aで撮像する。
【0128】そして、例えば図14の右側のCCDカメ
ラ12Aで撮像したコーナ部N2 全体の画像を、検出コ
ーナ部ND2とし(図13に相当)、予め算出された基準
コーナ部NR2と比較する。
【0129】これにより、同様に、角度方向のズレ量Δ
θと、X軸方向のズレ量Δxと、Y軸方向のズレ量Δy
が、ズレ量算出手段10F(図3)で算出され、これら
のズレ量に基づいて、ロボット制御手段30Gにより、
検出画像DWと基準画像RWとが一致するような制御が
行われ、ワークWを所定位置に位置決めすることができ
る。
【0130】以下、前記構成を有する本発明の第1実施
形態の動作を図8に基づいて説明する。
【0131】(1)突当15、16によるワークWの位
置決めが可能か否かの判断。
【0132】図8のステップ101において、CAD情
報を入力し、ステップ102において、曲げ順などを決
定し、ステップ103において、突当15、16による
ワークWの位置決めが可能か否かを判断する。
【0133】即ち、上位NC装置9(図3)から下位N
C装置10へCAD情報が入力されると、上位NC装置
9を構成する情報演算手段10Bにより、曲げ順などが
決定され、それに基づいて、自動(例えばCPU10A
の指示により情報演算手段10Bが判断)又は手動(既
述した作業者が入出力手段10Jの画面を見ることによ
り判断)により、突当15、16によるワークWの位置
決めが可能か否かが判断される。
【0134】そして、突当15、16による位置決めが
可能である場合には(図8のステップ103のYE
S)、ステップ109に進み、従来どおり、突当15、
16にワークWを突き当てることにより位置決めを行
う。
【0135】しかし、突当15、16による位置決めが
不可能な場合には(図8のステップ103のNO)、次
段のステップ104に進み、本発明による画像処理を用
いた位置決めが行われる。
【0136】(2)画像処理を用いた位置決め動作。
【0137】図8のステップ104において、ワークW
の基準画像RWを算出し、ステップ105において、ワ
ークWの画像を検出し、ステップ106において、検出
画像DWと基準画像RWとを比較し、ステップ107に
おいて、両者にズレがあるか否かを判断する。
【0138】即ち、この場合のように、突当15、16
による位置決めが不可能な場合には、予めワーク基準画
像算出手段10Eは、情報演算手段10Bの決定に基づ
いて、基準画像RWを算出しておき(図5(A))、そ
れを例えばメモリ(図示省略)などに格納しておく。
【0139】この状態で、下位NC装置10(図3)の
CPU10Aは、撮像制御手段10Cを介してワーク撮
像手段12を構成するCCDカメラ12Aとその光源1
2Bを移動制御し、ロボット13のグリッパ14で把持
されたワークWを撮像する。
【0140】撮像されたワークWの画像は、ワーク画像
検出手段10Dに送られて、検出画像DWが得られ、次
段のズレ量算出手段10Fにおいて、前記メモリに格納
されている基準画像RWとの比較が行われる(図5
(A))。
【0141】そして、ズレ量算出手段10Fにおいて
は、検出画像DWと基準画像RWのズレ量(前記〜
)が算出され、このズレ量がゼロ、即ち両者にズレが
なければ(図6のステップ107のNO)、その時点で
位置決め完了となり、ステップ110で曲げ加工が行わ
れる。
【0142】しかし、検出画像DWと基準画像RWの間
にズレがある場合には(図8のステップ107のYE
S)、ステップ108において、ロボット13によるワ
ークWの位置決めが行われる。
【0143】即ち、検出画像DWと基準画像RWの間に
(図5(A))ズレがある場合には,ズレ量算出手段1
0Fは、算出した上記ズレ量(〜)をロボット制御
手段10Gに送信する。
【0144】これにより、ロボット制御手段10Gは、
上記ズレ量(〜)を補正駆動信号Sa 、Sb
c 、Sd 、Se に変換し、この信号をロボット13に
送信することにより、検出画像DWと基準画像RWが
(図5(B))一致するように、該ロボット13の駆動
部a、b、c、d、eを制御してワークWを所定位置に
位置決めする。
【0145】このようにして、ロボット13によるワー
クWの位置決めが行われた場合には、その後、確認のた
めに、図8のステップ105に戻って、再度その位置決
めされたワークWの画像をCCDカメラ12Aで撮像
後、ワーク画像検出手段10Dで検出し、ステップ10
6で基準画像RWと比較し、ステップ107で両者のズ
レがないと判断された場合に(NO)、初めて位置決め
完了となり、ステップ110へ進む。
【0146】(3)曲げ加工動作。
【0147】上記検出画像DWと(図3)基準画像RW
を入力したズレ量算出手段10Fが、両者間にズレがな
いと判断した場合には、該ズレ量算出手段10FからC
PU10Aへその旨の連絡が送られ、CPU10Aは、
今度は曲げ制御手段10Hを介して、ラムシリンダ(図
示省略)などを起動することにより、前記ロボット13
のグリッパ14で把持されたワークWにパンチPとダイ
Dで曲げ加工が施される。
【0148】また、従来どおり、突当15、16にワー
クWを突き当てることにより位置決めを行った場合には
(図8のステップ109)、該突当15、16に取り付
けられたセンサ(図示省略)からCPU10Aへ位置決
め完了信号が送信され、それに基づいて、前記と同様
に、曲げ制御手段10Hを介してラムシリンダが起動さ
れ、ロボット13のグリッパ14で把持されたワークW
にパンチPとダイDで曲げ加工が施される。
【0149】(4)ワーク外形線G1 、G2 を利用する
場合の位置決め動作。
【0150】即ち、図9〜図11に示すワーク外形線G
1 、G2 を位置決め尺度として利用する位置決め動作の
場合も、位置決めマークM1 、M2 (図4)の場合と全
く同様に図8の手順に従う。
【0151】但し、既述したように、位置決めマークM
1 、M2 (図4)については、その基準位置決めマーク
R1、MR2(図5)を構成する画像データが、上位NC
装置9(図3)に内蔵されたCAD情報に含まれている
のに対して、このワーク外形線G1 、G2 (図9)につ
いては、その基準ワーク外形線GR1、GR2(図11)を
構成する画像データは、上記CAD情報には含まれてい
ず、作業者が、ワークWを所定位置に位置決めし(例え
ば図10)、そのワーク外形線G1 、G2 をCCDカメ
ラ12Aで撮像することにより初めて得られる点が異な
る。
【0152】しかし、上記基準ワーク外形線GR1、GR2
を、基準位置決めマークMR1、MR2と同様に、CAD情
報に含ませても良い。
【0153】(5)ワークWのコーナ部N1 、N2 を利
用する場合の位置決め動作。
【0154】即ち、図12〜図14に示すコーナ部
1 、N2 を位置決め尺度として利用する位置決め動作
の場合も、位置決めマークM1 、M2 (図4)や、ワー
ク外形線G1 、G2 (図9)の場合と全く同様に図8の
手順に従う。
【0155】しかし、既述したように、位置決めマーク
1 、M2 (図4)などと異なり、いずれか一方のコー
ナ部N1 (図12)、又はN2 の画像を、1台のCCD
カメラ12Aだけを使用して撮像すれば、画像処理によ
り(図13)検出画像DWと基準画像RWの比較が可能
となり、ズレ量Δθ、Δx、Δyを一度に補正すること
により、ワークWを所定位置に位置決めすることができ
るので、全体の加工効率が向上する。
【0156】図15は、本発明の第2実施形態を示す全
体図である。
【0157】図15において、参照符号29は上位NC
装置、30は下位NC装置、11は曲げ加工装置、12
はワーク撮像手段、13はロボットである。
【0158】この構成により、上記上位NC装置29か
ら、曲げ加工装置11の制御装置である下位NC装置3
0へ例えばCAD情報を入力し(図23のステップ20
1)、突当15(図18)、16の先端位置BR1、BR2
と、ワーク画像RWの端面T R 上の所定位置AR1、AR2
の設定などを行った後(図23のステップ202〜20
4)、該下位NC装置30で所定の画像処理によるワー
クWの位置決め制御を行い(図23のステップ205〜
208)、更にパンチPが(図19(B))ワークWに
接触した後(ピンチングポイント後)突当15との距離
1 を検出することにより曲げ角度Θを間接的に測定
し、曲げ加工制御を行う(図23のステップ209〜2
13)。
【0159】これにより、ワークWの位置決めと曲げ角
度Θの測定を1つの装置で行うことができて、システム
の簡素化を図ることが可能となる。
【0160】この場合の曲げ加工装置11と(図15)
ロボット13については、前記第1実施形態(図3)と
同じであるが、ワーク撮像手段12であるCCDカメラ
12Aとその光源12Bの取付け箇所、及び移動機構
が、第1実施形態と異なる。
【0161】即ち、既述したように、プレスブレーキを
構成する下部テーブル21の後方には、突当15、16
が設けられている。
【0162】そして、図21に示すように、例えば突当
15は、突当本体28を介してストレッチ27上に取り
付けられているが、第2実施形態では、この突当本体2
8に、CCDカメラ12Aが取り付けられている。
【0163】また、突当本体28に、取付板28Aを設
け、該取付板28Aに、ワークWに対して透過光を供給
する光源12Bが取り付けられている。
【0164】これにより、突当15がX軸方向とY軸方
向とZ軸方向に移動するに伴って、CCDカメラ12A
と光源12Bも同方向に移動するので、第1実施形態
(図3)と異なり、CCDカメラ12Aとその光源12
B用の特別の移動機構を設置する必要がなく、コストダ
ウンが図れる。
【0165】また、この構成により、ロボット13の
(図15)グリッパ14で把持されたワークWが、前記
CCDカメラ12Aで撮像され、該ワークWの画像が一
次元の電気信号に変換され下位NC装置30(図15)
の後述する距離検出手段30Dで二次元の電気信号に変
換されることにより、突当15、16の先端位置BR1
R2と(図18)、ワーク画像DWの端面TD 上の所定
位置AD1、AD2間の距離KD1、KD2が検出され、距離差
算出手段30Fで(図15)、該検出距離KD1、KD2
基準距離KR1、KR2との距離差Δy1 、Δy2 が算出さ
れる(図18)。
【0166】この第2実施形態においては、位置決め尺
度としては、図16に示すように、突当15、16の先
端位置と、ワーク端面T上の所定位置との間の距離
1 、K 2 が使用され、ワーク端面Tと曲げ線mが平行
でない斜め曲げの場合のワークW位置決め時に、特に効
果がある。
【0167】この場合、ワーク端面Tは、図17に示す
ように、極めて複雑な形状をしている場合があり、突当
15、16との距離K1 、K2 を正確に検出するために
は、検出点として、突当15、16の先端位置B1 、B
2 と、ワーク端面T上の所定の位置A1 、A2 を予め設
定しておく必要がある。
【0168】具体的には、例えばCAD情報を入力する
ことにより(図23のステップ201)、図18に示す
ように、展開図としてのワーク画像RWを取り込んでそ
れを画面上に表示する。
【0169】そして、作業者がこの画面を見ながら、突
当15、16の先端位置BR1、BR2を設定すると共に、
ワーク画像RWの端面TR 上において所定位置AR1、A
R2を設定する(図23のステップ202)。この場合、
既述したように、ワークWの左端が、機械センタMCか
らX1 の位置に配置されるように、該ワークWの長手方
向(X軸方向)の位置を決めておく。例えば、ワークW
を(図24(A))ロボット13のグリッパ14で把持
した状態で、該ワークWの左端をサイドゲージ18に突
き当て、そのときのサイドゲージ18の位置を機械セン
タMCからXSとすれば、ロボット13を(図24
(B))所定の距離XG =XS −X1 だけ移動させワー
ク原点Oを機械センタMCに一致させることにより、ワ
ークWの左端が、機械センタMCからX1 の位置に配置
されるようになる。これにより、後述するように、ワー
クWの前後方向と(Y軸方向)左右方向(X軸方向)の
位置が決定し、該ワークWの曲げ加工装置11に対する
位置が一義的に定まる。
【0170】この場合,設定する箇所は、少なくとも一
箇所ずつ、又は図示するように、例えばワーク原点Oに
対して2カ所ずつでもよい。
【0171】このように、検出点が設定されると、その
後は、下位NC装置30を(図15)構成する後述する
基準距離算出手段30Eにより、前記設定した突当1
5、16の先端位置BR1、BR2とワーク端面TR 上の所
定位置AR1、AR2間の基準距離KR1、KR2が自動的に算
出され(図23のステップ203)、該基準距離KR1
R2は、既述したように、距離差算出手段30F(図1
5)において、検出距離KD1、KD2(図15)との距離
差Δy1 、Δy2 算出の対象となる。
【0172】この場合、上記基準距離KR1、KR2は、作
業者が手動により入力してもよい。
【0173】また、前記設定された突当15、16の先
端位置BR1、BR2と(図18)、ワーク端面TR 上の所
定位置AR1、AR2は、ワークW位置決め時の突当15、
16に対する距離の検出点であると共に、後述するよう
に(図19、図20)、曲げ角度Θ測定時の突当15に
対する距離の検出点でもある。
【0174】このように、第2実施形態においては、ワ
ークWの位置決めと、曲げ角度Θのと測定を1つの装置
で行うことにより、動作は、図22のようになる。
【0175】この図22(A)(B)(C)において
は、左図は、ワークWとCCDカメラ12Aとの位置関
係を示し、右図は、該CCDカメラ12Aを介して画像
処理されたワーク画像DW、dwの突当15に対する距
離を示す。
【0176】このうち、図22(A)の右図は、ワーク
画像DWの端面TD 上の所定位置A D1と、突当15の先
端位置BR1間の距離KD1が基準距離KR1に到達して、ワ
ーク位置決めが完了した状態を示し、図18に対応して
いる。
【0177】また、図22(B)(C)の右図は、パン
チPが(図22(B)の左図)ワークWに接触した後
(ピンチングポイント後)において、ワーク画像dwの
端面t d 上の所定位置ad1と、突当15の先端位置BR1
間の距離kd1が変化する状態を示し、図20に対応して
いる。
【0178】このような図22において、先ず、ワーク
Wの位置決めが完了し(図22(A))、その後、パン
チPがワークWに接触すると(図22(B)の左図)、
曲げ加工が進行して突当15との距離kd1が、大きくな
って行く(図22(B)の右図)。
【0179】このとき、ワークWの先端が上昇するので
(図22(B)の左図)、それに伴って突当15を上昇
させることにより、CCDカメラ12Aを上昇させ、該
ワークWの画像dwを検出する。
【0180】更に、パンチPが下降し(図22(C)の
左図)、突当15との距離kd1が(図22(C)の右
図)所定の距離kr1に到達したときに、ワークWが所定
の曲げ角度Θ(図22(C)の左図)まで曲げられたと
見做して、ラムを停止させ、曲げ加工は完了する。
【0181】上記構成を有するプレスブレーキの制御装
置である下位NC装置30は(図15)、CPU30A
と、情報演算手段30Bと、撮像制御手段30Cと、距
離検出手段30Dと、基準距離算出手段30Eと、距離
差算出手段30Fと、ロボット制御手段30Gと、曲げ
制御手段30Hと、入出力手段30Jにより構成されて
いる。
【0182】CPU30Aは、本発明の画像処理加工プ
ログラム(図23に相当)に従って、情報演算手段30
B、距離検出手段30Dなどを統括制御する。
【0183】情報演算手段30Bは、入出力手段30J
を介して上位NC装置29から入力されたCAD情報に
基づいて、曲げ順、製品形状などワークWの位置決めと
曲げ角度Θ測定に必要な情報を演算する。
【0184】撮像制御手段30Cは、前記情報演算手段
30Bにより演算された情報に基づいて、既述した突当
15、16の移動機構を介して、CCDカメラ12Aと
光源12Bから成るワーク撮像手段12の移動制御を行
うと共に、該CCDカメラ12Aの視野範囲(図16、
図17)の制御など撮像動作を制御する。
【0185】距離検出手段30Dは、前記ワーク撮像手
段12から送られてきたワーク画像DW(図18)に基
づいて、突当15、16の先端位置BR1、BR2とワーク
端面TD 上の所定位置AD1、AD2間の距離KD1、KD2
検出する。
【0186】即ち、既述したように(図18)、画面上
で予め設定した突当15、16の先端位置BR1、B
R2を、二次元座標上において、次のように表すものとす
る。
【0187】 先端位置BR1(x1 ,y1 ′)、BR2(x2 ,y2 ′)・・・・〔1〕
【0188】また、該距離検出手段30Dで検出したワ
ーク画像DWの端面TD 上の所定位置AD1、AD2を(先
に作業者が画面上で設定した所定位置AR1、AR2のY軸
方向の延長線上にある)、二次元座標上において、次の
ように表すものとする。
【0189】 所定位置AD1(x1 ,y1 ′′)、AD2(x2 ,y2 ′′)・・・・〔2〕
【0190】従って、上記〔1〕、〔2〕から、突当1
5、16との距離KD1、KD2は、次のように表せる。
【0191】 KD1=|BR1−AD1|=y1 ′− y1 ′′・・・・・・・・・〔3〕 KD2=|BR2−AD2|=y2 ′− y2 ′′・・・・・・・・・〔4〕
【0192】これら〔3〕、〔4〕は、前記したよう
に、距離差算出手段30Fにより、距離差Δy1 、Δy
2 を算出する場合に用いられる。
【0193】基準距離算出手段30Eは、予め設定され
た突当の先端位置BR1、BR2とワーク端面TR 上の所定
位置AR1、AR2間の基準距離KR1、KR2を画像処理によ
り算出する。
【0194】この場合、既述したように(図18)、画
面上で予め設定したワーク画像RWの端面TR 上の所定
位置AR1、AR2を、二次元座標上において、次のように
表すものとする。
【0195】 所定位置AR1(x1 ,y1 )、AR2(x2 ,y2 )・・・・・〔5〕
【0196】従って、この〔5〕と、前記〔1〕(突当
15、16の先端位置BR1、BR2)とから、基準距離K
R1、KR2は、次のように表せる。
【0197】 KR1=|BR1−AR1|=y1 ′− y1 ・・・・・・・・・〔6〕 KR2=|BR2−AR2|=y2 ′− y2 ・・・・・・・・・〔7〕
【0198】これら〔6〕、〔7〕は、同様に、距離差
算出手段30Fにより、距離差Δy 1 、Δy2 を算出す
る場合に用いられる。
【0199】距離差算出手段30Fは、前記〔3〕、
〔4〕の検出距離KD1、KD2と、〔6〕、〔7〕の基準
距離KR1、KR2を比較し、両者の距離差Δy1 、Δy2
を算出する。
【0200】即ち、距離差Δy1 は、 Δy1 =KD1−KR1=(y1 ′− y1 ′′)−(y1 ′− y1 ) =y1 − y1 ′′・・・・・〔8〕
【0201】また、距離差Δy2 は、 Δy2 =KD2−KR2=(y2 ′− y2 ′′)−(y2 ′− y2 ) =y2 − y2 ′′・・・・・
〔9〕
【0202】ロボット制御手段30Gは(図15)、前
記〔8〕、
〔9〕で表せる距離差Δy1 、Δy2 に基づ
いて検出距離KD1、KD2と基準距離KR1、KR2が一致す
るようにロボット13を制御してワークWを所定位置に
位置決めさせる。
【0203】即ち、ロボット制御手段30Gは、前記距
離差算出手段30Fから距離差Δy 1 、Δy2 を入力す
ると、それらを補正駆動信号Sa 、Sb 、Sc 、Sd
eに変換し、各信号をロボット13に送信する。
【0204】これにより、ロボット13は、それを構成
する各駆動部a、b、c、d、eを動作させることによ
り、グリッパ14で把持したワークWを、距離差Δ
1 、Δy2 だけY軸方向に移動させる(図18)。
【0205】従って、検出距離KD1、KD2と基準距離K
R1、KR2が一致するような制御が行われ、ワークWを所
定位置に位置決めすることができる。
【0206】曲げ制御手段30Hは(図15)、前記情
報演算手段10Bで決定された曲げ順などに基づいて、
プレスブレーキを制御し、前記位置決めされたワークW
に対して、パンチPとダイDにより曲げ加工を施す。
【0207】入出力手段10Jは、キーボードや液晶な
どの画面から成り、例えば既述したように、作業者が画
面を見ながら、突当15、16の先端位置BR1、BR2
(図18)設定すると共に、CAD情報に基づいて取り
込まれたワーク画像RWの端面TR 上において所定位置
R1、AR2を設定する(図23のステップ202)。
【0208】更に、前記距離検出手段30Dと基準距離
算出手段30Eと距離差算出手段30Fは、曲げ角度Θ
を測定する場合には(図19、図20)、次のような動
作を行う。
【0209】即ち、ワークWの(図19(A))位置決
め完了時の一方の突当15と、ワークW間の距離をK1
とし、そのときのワークW先端部と、金型センタEとの
距離をLとする。
【0210】また、曲げ加工が開始され(図19
(B))、パンチPがワークWに接触した後(ピンチン
グポイント後)、該ワークWが所定の曲げ角度Θまで曲
げられた場合の前記突当15と、ワークW間の距離をk
1 とし、そのときのフランジ寸法L′を、予め前記情報
演算手段30Bで演算した片伸び=αを考慮して、L′
=L+αとすれば、次式が成立する。
【0211】 k1 =L−L′×cos Θ+K1 ・・・・・・〔10〕 この〔10〕から曲げ角度Θは、次式で表せる。
【0212】 Θ=cos -1{(L+K1 −k1 )/L′}・・・・・〔11〕 従って、この〔11〕から明らかなように、LとK1
L′は定数であることから、パンチPがワークWに接触
した後の突当15とワークW間の距離k1 と曲げ角度Θ
は、一対一の対応関係にあり、k1 を検出すれば、曲げ
角度Θを間接的に測定したことになる。
【0213】このような観点から、前記基準距離算出手
段30Eは(図15)、情報演算手段30BがCAD情
報に基づいて演算した曲げ角度Θを入力し、前記〔1
0〕に従って、次の曲げ基準距離kr1を(図20
(A))算出する。
【0214】 kr1=L−L′×cos Θ+KR1・・・・・・〔12〕
【0215】この曲げ基準距離kr1は、ワークWが所定
の曲げ角度Θまで曲げられた場合の、CAD情報に基づ
くワーク画像rw(図20(A))の端面tr 上の所定
位置所定位置ar1と、先に設定した突当15の先端位置
R1間の距離である。
【0216】従って、距離検出手段30Dが(図15)
ピンチングポイント後(図23のステップ210)、突
当15とワークW間の距離を画像処理により検出した
(図23のステップ211)曲げ検出距離kd1が(図2
0(A))、この曲げ基準距離kr1に一致した場合には
(図23のステップ212のYES)、ワークWが所定
の曲げ角度Θまで曲げられたと見做し、前記曲げ制御手
段30Hを(図15)介してラムを停止させ(図23の
ステップ213)、曲げ加工は完了する。
【0217】上記曲げ検出距離kd1は、ピンチングポイ
ント後(図23のステップ210のYES)、CCDカ
メラ12Aから入力されたワーク画像dw(図20
(B))の端面td 上の所定位置ad1と、先に設定した
突当15の先端位置BR1間の距離である。
【0218】そして、ワークWが曲げ加工される間に、
距離差算出手段30Fは(図15)、前記距離検出手段
30Dが検出した曲げ検出距離kd1を常に監視してお
り、基準距離算出手段30Eが算出した曲げ基準距離k
r1と比較して両者の距離差Δyを(図20(A))算出
し、Δy=0となって両者が一致したと判断した場合に
(図23のステップ212のYES)、既述したよう
に、曲げ制御手段30Hを(図15)介してラムを停止
させる(図23のステップ213)。
【0219】しかし、Δy≠0であって(図23のステ
ップ212のNO)、ワークWが曲げ角度Θまで曲げら
れない場合には、例えば曲げ角度Θ′(図20(B))
であって、曲げ角度が不足している場合には、更に曲げ
制御手段30Hを(図15)介してラムを下降させ、ラ
ム位置の調整を行う(図23のステップ214)。
【0220】以下、前記構成を有する本発明の第2実施
形態の動作を図23に基づいて説明する。
【0221】(1)ワークWの位置決め制御動作。
【0222】図23のステップ201において、CAD
情報を入力し、ステップ202において、検出点を設定
し、ステップ203において、基準距離を算出し、ステ
ップ204において、突当を設定した位置に移動させ
る。
【0223】即ち、上位NC装置29(図15)から下
位NC装置30へCAD情報が入力されると、展開図と
してのワーク画像RWが(図18)入出力手段30Jの
(図15)画面上に表示されるので、作業者は、この画
面を見ながら、検出点として、突当15、16の先端位
置BR1、BR2を設定すると共に、上記CAD情報に基づ
くワーク画像RWの端面TR 上において所定位置AR1
R2を設定する。そして、このとき、既述したように、
ワークWの左端を(図24(A))サイドゲージ18に
突き当てることにより、該左端が(図24(B))機械
センタMCからX1 の位置に配置されるように、該ワー
クWをX軸方向に位置決めしておく。
【0224】上記検出点が設定されると、各検出点は、
情報演算手段30Bを(図15)介して基準距離算出手
段30Eへ送信される。
【0225】そして、基準距離算出手段30E(図1
5)により、前記設定した突当15、16の先端位置B
R1、BR2とワーク端面TR 上の所定位置AR1、AR2間の
基準距離KR1、KR2が、既述した〔6〕、〔7〕に従っ
て算出される。
【0226】また、この場合、基準距離算出手段30E
は、上記位置決め用の基準距離KR1、KR2だけではな
く、既述した〔12〕に従って、曲げ加工制御用の曲げ
基準距離kr1も算出しておく。
【0227】このようにして基準距離KR1、KR2とkd1
が算出されると、CPU30Aは(図15)、曲げ制御
手段30Hに指令を出して、前記設定した突当15、1
6の先端位置BR1、BR2(図18)まで、当該突当1
5、16を移動させる。
【0228】この状態で、図23のステップ205にお
いて、ロボット13によるワークWの位置決めを行い、
ステップ206において、突当との距離を検出し、ステ
ップ207において、所定の距離か否かを判断し、所定
の距離でない場合には(NO)、ステップ205に戻っ
て同じ動作を繰り返し、所定の距離の場合には(YE
S)、ステップ208において、ワークWの位置決めを
完了する。
【0229】即ち、CPU30Aは(図15)、突当1
5、16が、前記設定した先端位置BR1、BR2(図1
8)まで移動したことを検知すると、今度は、ロボット
制御手段30Gを(図15)介してロボット13を駆動
制御する。
【0230】同時に、CPU30Aは、曲げ制御手段3
0Hを介して突当15、16を移動させることにより、
それに取り付けられたCCDカメラ12Aとその光源1
2Bを移動制御し、ロボット13のグリッパ14で把持
されたワークWを撮像する。
【0231】撮像されたワークWの画像は、距離検出手
段30Dに送られ、該距離検出手段30Dにおいて、送
られてきたワーク画像DW(図18)に基づいて、突当
15、16の先端位置BR1、BR2と、ワーク端面TD
の所定位置AD1、AD2間の距離KD1、KD2が、既述した
〔3〕、〔4〕に従って検出される。
【0232】そして、この検出距離KD1、KD2と、基準
距離算出手段30Eで算出された基準距離KR1、K
R2は、次段の距離差算出手段30Fに送られ、両者の距
離差Δy 1 、Δy2 が、既述した〔8〕、
〔9〕に従っ
て算出される。
【0233】これにより、ロボット制御手段30Gは、
上記距離差Δy1 、Δy2 を補正駆動信号Sa 、Sb
c 、Sd 、Se に変換し、この信号をロボット13に
送信することにより、検出距離KD1、KD2と(図18)
基準距離KR1、KR2が一致するように、該ロボット13
の駆動部a、b、c、d、eを制御してワークWを所定
位置に位置決めする。
【0234】このようにして、ロボット13によるワー
クWの位置決めが行われ、検出距離KD1、KD2と基準距
離KR1、KR2が一致した場合に、ワークWの位置決めが
完了する。
【0235】(2)曲げ加工制御動作。
【0236】上記ワークWの位置決めが完了すると、図
23のステップ209において、ラムを下降させ、ステ
ップ210において、パンチPがワークWと接触したか
否かを判断し、接触しない場合には(NO)、ステップ
209に戻って同じ動作を繰り返し、接触した場合には
(YES)、ステップ211において、突当との距離を
検出し、ステップ212において、所定の距離か否かを
判断し、所定の距離でない場合には(NO)、ステップ
214において、ラム位置を調整し、所定の距離である
場合には(YES)、ステップ213において、ラムを
停止させ、曲げ加工を完了する。
【0237】即ち、CPU30Aは(図15)、ロボッ
ト制御手段30Gを介してワークWの位置決めが完了し
たことを検知すると、今度は、曲げ制御手段30Hを介
してラム、例えば下降式プレスブレーキの場合には、上
部テーブル20を下降させる。
【0238】そして、CPU30Aは、ラム位置検知手
段などを通じてラム20の位置を検知し、パンチPがワ
ークWと接触したと判断した場合には、その後は、曲げ
制御手段30Hを介して突当15を移動させることによ
り、CCDカメラ12Aとその光源12Bを移動させて
ワークWを撮像させると共に、距離検出手段30Dを制
御して、撮像されたワークWの画像dwに(図20
(A))基づいて、突当15に対する曲げ距離kd1を検
出させる。
【0239】この曲げ検出距離kd1は、距離差算出手段
30Fへ送信され、該距離差算出手段30Fにおいて
は、基準距離算出手段30Eで算出された曲げ基準距離
r1との距離差Δyが算出され、該距離差Δy=0とな
って、曲げ検出距離kd1と曲げ基準距離kr1が一致した
場合には、ワークWが所定の曲げ角度Θまで(図20
(B))曲げられたと見做し、曲げ制御手段30Hを介
してラム20の下降が停止され、曲げ加工が完了する。
【0240】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、曲げ加
工装置において、突当を用いた機械的な位置決めが困難
な場合であっても、画像処理を用いた電子的な位置決め
を行うことにより、ワークを正確に位置決めすることが
できるという効果を奏することとなった。
【0241】また、画像処理により検出画像と基準画像
を比較する場合に、比較対象としてワークのコーナ部を
利用すれば、いずれか一方のコーナ部だけを、1台のC
CDカメラで撮像すれば、両画像のズレ量を一度に補正
できるので、ワークの位置決め作業を含む加工効率を向
上させることができるという効果がある。
【0242】更に、ワークの位置決め制御動作と曲げ加
工制御動作を1つの装置で行うことにより、システムの
簡素化が図られ、ワーク撮像手段を突当に取り付けるこ
とにより、特別な移動機構を設ける必要がなく、コスト
ダウンが図れるという効果もある。
【0243】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す全体図である。
【図2】本発明に使用される位置決め尺度を示す図であ
る。
【図3】本発明の第1実施形態を示す全体図である。
【図4】本発明の第1実施形態による位置決めマークM
1 、M2 を示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態による画像処理を示す図
である。
【図6】本発明の第1実施形態が適用される曲げ加工装
置11の正面図である。
【図7】本発明の第1実施形態が適用される曲げ加工装
置11の側面図である。
【図8】本発明の第1実施形態の動作を説明するための
フローチャートである。
【図9】本発明の第1実施形態の他の例(ワーク外形線
1 、G2 を用いた位置決め)を示す図である。
【図10】図9における基準画像RWを撮像する場合の
例を示す図である。
【図11】図9における画像処理を示す図である。
【図12】本発明の第1実施形態において、コーナ部N
1 、N2 を利用して検出画像DWと基準画像RWを比較
する場合の例を示す図である。
【図13】図12の画像処理を示す図である。
【図14】図12の他の例を示す図である。
【図15】本発明の第2実施形態を示す全体図である。
【図16】本発明の第2実施形態による位置決め尺度K
1 、K2 を示す図である。
【図17】図16の具体例を示す図である。
【図18】本発明の第2実施形態による画像処理を示す
図である。
【図19】本発明の第2実施形態によるワーク位置決め
後の動作説明図である(曲げ角度Θの測定)。
【図20】図19の画像処理を示す図である。
【図21】本発明の第2実施形態に使用されるワーク撮
像手段12を示す図である。
【図22】本発明の第2実施形態による動作説明図であ
る。
【図23】本発明の第2実施形態の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図24】本発明の第2実施形態による画像処理位置決
めに先立って行われるワーク長手方向位置決めを示す図
である。
【図25】従来技術の説明図である。
【図26】他の従来技術の説明図である。
【符号の説明】
図1〜図2において 40 制御装置 40A CPU 40B 画像処理手段 40C ロボット駆動手段 40D 画面 11 曲げ加工装置 12 ワーク撮像手段 13 ロボット 図3〜図14(第1実施形態)において 9 上位NC装置 10 下位NC装置 10A CPU 10B 情報演算手段 10C 撮像制御手段 10D ワーク画像検出手段 10E ワーク基準画像算出手段 10F ズレ量算出手段 10G ロボット制御手段 10H 曲げ制御手段 10J 入出力手段 11 曲げ加工装置 12 ワーク撮像手段 12A CCDカメラ 12B 光源 13 ロボット M1 、M2 位置決めマーク MD1、MD2 検出位置決めマーク MR1、MR2 基準位置決めマーク DW ワークWの検出画像 RW ワークWの基準画像 W ワーク G1 、G2 ワーク外形線 GD1、GD2 検出ワーク外形線 GR1、GR2 基準ワーク外形線 N1 、N2 コーナ部 ND2 検出コーナ部 NR2 基準コーナ部 図12〜図24(第2実施形態)において 29 上位NC装置 30 下位NC装置 30A CPU 30B 情報演算手段 30C 撮像制御手段 30D 距離検出手段 30E 基準距離算出手段 30F 距離差算出手段 30G ロボット制御手段 30H 曲げ制御手段 30J 入出力手段 11 曲げ加工装置 12 ワーク撮像手段 12A CCDカメラ 12B 光源 13 ロボット 18 サイドゲージ K1 、K2 突当先端位置とワーク端面上の所定位置間
の距離 KD1、KD2 検出距離 KR1、KR2 基準距離 DW ワークWの検出画像 RW ワークWの基準画像 W ワーク Δy1 、Δy2 検出距離と基準距離の距離差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B25J 9/10 B25J 9/10 A 5L096 G05D 3/12 G05D 3/12 K G06T 1/00 300 G06T 1/00 300 7/00 300 7/00 300E 7/60 150 7/60 150B (72)発明者 久保田 輝幸 神奈川県厚木市長谷70−5 (72)発明者 加藤 哲明 神奈川県伊勢原市東成瀬3−1 7−205 (72)発明者 佐藤 淳 神奈川県伊勢原市上粕屋400−2市2−405 号 (72)発明者 高橋 竜哉 神奈川県海老名市杉久保986−2 Fターム(参考) 3C007 AS05 AS12 KS03 KS05 KS06 KS07 KT01 KT06 LT06 LT11 MT04 NS09 3C029 AA02 AA03 AA04 AA40 4E063 BA07 GA03 LA06 LA17 5B057 AA05 CA08 CA12 CA16 DA07 DA08 DB02 DC02 DC33 5H303 AA10 BB03 CC01 DD01 EE04 FF11 HH01 5L096 BA05 FA09 FA66 FA69 HA07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の位置決め尺度について、画像処理
    により実測値と基準値を求める画像処理手段を有し、実
    測値と基準値が一致するようにワークを移動させて所定
    位置に位置決めすることを特徴とするワーク位置決め装
    置。
  2. 【請求項2】 上記所定の位置決め尺度が、ワークに形
    成された穴、ワークの外形線、ワークのコーナ部、又は
    突当位置とワーク上の所定位置間の距離である請求項1
    記載のワーク位置決め装置。
  3. 【請求項3】 曲げ加工装置に取り付けたワーク撮像手
    段から入力されたワークの画像を検出するワーク画像検
    出手段と、予め入力された情報に基づいてワークの基準
    画像を算出するワーク基準画像算出手段と、検出画像と
    基準画像を比較し両者のズレ量を算出するズレ量算出手
    段と、該ズレ量に基づいて検出画像と基準画像が一致す
    るようにロボットを制御してワークを所定位置に位置決
    めさせるロボット制御手段を有する請求項1記載のワー
    ク位置決め装置。
  4. 【請求項4】 上記ワーク撮像手段がCCDカメラによ
    り構成され、該CCDカメラは、左右方向と前後方向に
    移動自在に取り付けられている請求項3記載のワーク位
    置決め装置。
  5. 【請求項5】 上記ワークには、位置決めマークが設け
    られ、ズレ量算出手段は、検出画像中の検出位置決めマ
    ークと基準画像中の基準位置決めマークを比較し両者の
    ズレ量を算出する請求項3記載のワーク位置決め装置。
  6. 【請求項6】 上記位置決めマークが穴により構成さ
    れ、該穴は、ワーク上の曲げ線に対して所定位置に設け
    られている請求項5記載のワーク位置決め装置。
  7. 【請求項7】 上記ワークの外形線に関し、ズレ量算出
    手段は、検出画像中の検出ワーク外形線と基準画像中の
    基準ワーク外形線を比較し両者のズレ量を算出する請求
    項3記載のワーク位置決め装置。
  8. 【請求項8】 上記ワークの外形線を当接させるサイド
    ストッパが取り付けられ、該サイドストッパには、該ワ
    ーク外形線の画像データを検出するエリアを構成するチ
    ェッカが設けられている請求項7記載のワーク位置決め
    装置。
  9. 【請求項9】 上記ワークのコーナ部に関し、ズレ量算
    出手段は、検出画像中の検出コーナ部全体と基準画像中
    の基準コーナ部全体を比較し両者のズレ量を算出する請
    求項3記載のワーク位置決め装置。
  10. 【請求項10】 曲げ加工装置に取り付けたワーク撮像
    手段から入力されたワーク画像に基づいて突当の先端位
    置とワーク端面上の所定位置間の距離を検出する距離検
    出手段と、予め設定された突当の先端位置とワーク端面
    上の所定位置に基づいて両者間の基準距離を画像処理に
    より算出する基準距離算出手段と、検出距離と基準距離
    を比較し両者の距離差を算出する距離差算出手段と、該
    距離差に基づいて検出距離と基準距離が一致するように
    ロボットを制御してワークを所定位置に位置決めさせる
    ロボット制御手段を有する請求項1記載のワーク位置決
    め装置。
  11. 【請求項11】 上記ワーク撮像手段がCCDカメラに
    より構成され、該CCDカメラは、突当に取り付けられ
    ている請求項10記載のワーク位置決め装置。
  12. 【請求項12】 上記距離検出手段は、ワークが所定位
    置に位置決めされた後曲げ加工中にワーク撮像手段から
    入力されたワーク画像に基づいて突当の先端位置とワー
    ク端面上の所定位置間の曲げ距離を検出し、基準距離算
    出手段は、ワークが所定の曲げ角度まで曲げられた場合
    の突当の先端位置とワーク端面上の所定位置間の曲げ基
    準距離を算出し、距離差算出手段は、曲げ検出距離と曲
    げ基準距離を比較し両者の距離差を算出する請求項10
    記載のワーク位置決め装置。
  13. 【請求項13】 上記距離差算出手段により算出された
    距離差に基づいて、曲げ検出距離と曲げ基準距離が一致
    したと判断した場合に、曲げ制御手段を介してラムを停
    止させる請求項12記載のワーク位置決め装置。
JP2002158700A 2001-06-20 2002-05-31 ワーク位置決め装置 Pending JP2003326486A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002158700A JP2003326486A (ja) 2001-06-20 2002-05-31 ワーク位置決め装置
DE60233731T DE60233731D1 (de) 2001-06-20 2002-06-18 Werkstück-positioniervorrichtung
PCT/JP2002/006036 WO2003000439A1 (fr) 2001-06-20 2002-06-18 Dispositif de positionnement d'une oeuvre
EP02736145A EP1402967B1 (en) 2001-06-20 2002-06-18 Work positioning device
US10/480,806 US7412863B2 (en) 2001-06-20 2002-06-18 Work positioning device
US12/170,505 US7610785B2 (en) 2001-06-20 2008-07-10 Work positioning device

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185958 2001-06-20
JP2001-185958 2001-06-20
JP2001-280498 2001-09-14
JP2001280498 2001-09-14
JP2002049170 2002-02-26
JP2002-49170 2002-02-26
JP2002158700A JP2003326486A (ja) 2001-06-20 2002-05-31 ワーク位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003326486A true JP2003326486A (ja) 2003-11-18

Family

ID=27482357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002158700A Pending JP2003326486A (ja) 2001-06-20 2002-05-31 ワーク位置決め装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US7412863B2 (ja)
EP (1) EP1402967B1 (ja)
JP (1) JP2003326486A (ja)
DE (1) DE60233731D1 (ja)
WO (1) WO2003000439A1 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006221238A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Denso Corp 駆動制御装置及び駆動制御方法
JP2013086230A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Yaskawa Electric Corp 対象物加工システム
JP2013158787A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Amada Co Ltd 板状ワーク加工装置及びワークの位置決め支援方法
JP2016073980A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 株式会社アマダホールディングス 追従装置
JP2017087357A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 ファナック株式会社 設置対象物の自動位置調整システム
JP2018020328A (ja) * 2016-08-01 2018-02-08 東芝エレベータ株式会社 パネル加工制御装置及びパネル加工方法
JP2018116617A (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 ファナック株式会社 加工機にワークを搬送するロボットを備える加工システム
WO2019123517A1 (ja) * 2017-12-18 2019-06-27 株式会社Fuji 作業装置及びその制御方法
JP2020127974A (ja) * 2019-02-07 2020-08-27 トヨタ自動車株式会社 把持誤差補正方法、装置、及び、プログラム
KR102296306B1 (ko) * 2020-04-27 2021-09-06 성일기업(주) 자동차 시트의 사이드브라켓 성형용 프레스기 제어방법
JP2022026330A (ja) * 2020-07-30 2022-02-10 日本発條株式会社 鍛造方法および鍛造処理システム
JP7614240B2 (ja) 2022-05-25 2025-01-15 ウニベルソ・エス アー 数値制御工作機械の構造に基づいて正規直交座標系における部品の位置を判断する方法

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003326486A (ja) * 2001-06-20 2003-11-18 Amada Co Ltd ワーク位置決め装置
KR100461789B1 (ko) * 2002-03-25 2004-12-14 학교법인 포항공과대학교 선반용 step-nc 시스템을 위한 델타 볼륨 분해 및공정 계획 생성 방법
FR2879185B1 (fr) 2004-12-10 2007-03-09 Air Liquide Reacteur catalytique membranaire
EP1801681A1 (en) * 2005-12-20 2007-06-27 Asea Brown Boveri Ab An industrial system comprising an industrial robot and a machine receiving movement instructions from the robot controller
WO2008133974A2 (en) * 2007-04-26 2008-11-06 Pace Innovations, L.C. Vacuum gripping apparatus
US7665223B2 (en) * 2008-06-20 2010-02-23 Delta Ii, I.P., Trust Measuring device with extensible cord and method
NL2004213C2 (nl) * 2010-02-09 2011-08-10 Vmi Holland Bv Werkwijze voor het vervaardigen van een band van aan elkaar gelaste strips.
US8813950B2 (en) * 2010-05-07 2014-08-26 The Procter & Gamble Company Automated adjustment system for star wheel
US8903541B2 (en) * 2010-06-30 2014-12-02 KLA—Tencor Corporation Method and arrangement for positioning electronic devices into compartments of an input medium and output medium
ITVR20110045A1 (it) * 2011-03-07 2012-09-08 Finn Power Italia S R L Procedimento per la correzione dinamica dell angolo di piegatura di lamiere su macchina pannellatrice
ITVR20110046A1 (it) * 2011-03-07 2012-09-08 Finn Power Italia S R L Procedimento per effettuare il controllo della forma di un profilato metallico complesso ottenuto mediante una serie successiva di piegature di una lamiera su macchina pannellatrice
JP2012254518A (ja) * 2011-05-16 2012-12-27 Seiko Epson Corp ロボット制御システム、ロボットシステム及びプログラム
US9448650B2 (en) * 2012-11-09 2016-09-20 Wilson Tool International Inc. Display device for punching or pressing machines
US20140209434A1 (en) * 2013-01-31 2014-07-31 Honda Motor Co., Ltd. Apparatus for use with fixture assembly and workpiece
JP5987073B2 (ja) * 2015-02-12 2016-09-06 ファナック株式会社 撮像部を用いたワークの位置決め装置
SE545056C2 (en) * 2016-02-19 2023-03-14 Tomologic Ab Method and machine system for controlling an industrial operation
EP4104968B1 (en) * 2020-02-14 2023-10-25 Yamazaki Mazak Corporation Workpiece mounting method for machining apparatus, workpiece mounting support system, and workpiece mounting support program
CN114653801B (zh) * 2022-05-06 2024-07-05 新代科技(苏州)有限公司 一种折弯机合模计算夹紧点的方法
CN117656048B (zh) * 2022-09-08 2024-05-24 无锡芯享信息科技有限公司 一种agv抓取点位校准设备及其校准方法
CN117415365A (zh) * 2023-11-29 2024-01-19 大连理工大学 用于复合材料工件自动化加工的夹持与安放方法

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5608847A (en) * 1981-05-11 1997-03-04 Sensor Adaptive Machines, Inc. Vision target based assembly
JPS59227379A (ja) 1983-06-09 1984-12-20 株式会社アマダ 被加工物の供給方法および装置
JPS60107111A (ja) * 1983-11-16 1985-06-12 Hitachi Ltd プラントの故障波及範囲予測方式
CH665364A5 (fr) * 1985-10-30 1988-05-13 Cybelec Sa Dispositif pour le controle automatique de l'operation de pliage lors du pliage avec une presse-plieuse.
JP2665227B2 (ja) 1988-02-03 1997-10-22 株式会社アマダ 位置補正装置
JP2786473B2 (ja) 1989-04-27 1998-08-13 株式会社アマダ 折曲げ加工機の曲げ角度補正装置
IT1237750B (it) 1989-12-29 1993-06-15 Prima Ind Spa Procedimento di piegatura di una lamiera
US5531087A (en) * 1990-10-05 1996-07-02 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Metal sheet bending machine
JPH0563806A (ja) 1991-08-29 1993-03-12 Nec Commun Syst Ltd デイジタルハイウエイインタフエース試験方式
JPH05131334A (ja) 1991-11-06 1993-05-28 Komatsu Ltd 曲げ加工機械のワーク位置決め装置
US5652805A (en) * 1993-05-24 1997-07-29 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Bending angle detector and straight line extracting device for use therewith and bending angle detecting position setting device
WO1995026239A1 (fr) * 1994-03-29 1995-10-05 Komatsu Ltd. Presse plieuse
JP3418456B2 (ja) * 1994-06-23 2003-06-23 ファナック株式会社 ロボット位置教示具及びロボット位置教示方法
JP4221061B2 (ja) 1994-11-09 2009-02-12 株式会社アマダ 板金曲げ計画の作成・実行用知能システム
US5761940A (en) * 1994-11-09 1998-06-09 Amada Company, Ltd. Methods and apparatuses for backgaging and sensor-based control of bending operations
JP3577349B2 (ja) * 1994-12-27 2004-10-13 株式会社東芝 光変調型センサおよびこのセンサを用いたプロセス計測装置
US5971130A (en) 1996-08-02 1999-10-26 Nakamura; Kaoru Workpiece identification providing method, workpiece, workpiece identifying method and apparatus thereof, and sheet metal machining apparatus
US6722178B1 (en) * 1999-04-07 2004-04-20 Amada Company, Limited Automatic bending system and manipulator for the system
DE10000287B4 (de) * 2000-01-07 2004-02-12 Leuze Lumiflex Gmbh + Co. Kg Vorrichtung und Verfahren zur Überwachung eines Erfassungsbereichs an einem Arbeitsmittel
US6644080B2 (en) * 2001-01-12 2003-11-11 Finn-Power International, Inc. Press brake worksheet positioning system
JP2003326486A (ja) * 2001-06-20 2003-11-18 Amada Co Ltd ワーク位置決め装置
CA2369845A1 (en) * 2002-01-31 2003-07-31 Braintech, Inc. Method and apparatus for single camera 3d vision guided robotics
US6938454B2 (en) * 2002-05-13 2005-09-06 Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co. Kg. Production device, especially a bending press, and method for operating said production device
ITUD20020210A1 (it) * 2002-10-11 2004-04-12 Antonio Codatto Procedimento e dispositivo per la piegatura di elementi,
AT502501B1 (de) * 2004-03-05 2007-04-15 Trumpf Maschinen Austria Gmbh Durchlichteinheit

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006221238A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Denso Corp 駆動制御装置及び駆動制御方法
JP2013086230A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Yaskawa Electric Corp 対象物加工システム
JP2013158787A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Amada Co Ltd 板状ワーク加工装置及びワークの位置決め支援方法
JP2016073980A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 株式会社アマダホールディングス 追従装置
JP2017087357A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 ファナック株式会社 設置対象物の自動位置調整システム
JP2018020328A (ja) * 2016-08-01 2018-02-08 東芝エレベータ株式会社 パネル加工制御装置及びパネル加工方法
JP2018116617A (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 ファナック株式会社 加工機にワークを搬送するロボットを備える加工システム
US10328582B2 (en) 2017-01-20 2019-06-25 Fanuc Corporation Process system including robot that transfers workpiece to process machine
WO2019123517A1 (ja) * 2017-12-18 2019-06-27 株式会社Fuji 作業装置及びその制御方法
JPWO2019123517A1 (ja) * 2017-12-18 2020-12-17 株式会社Fuji 作業装置及びその制御方法
JP2020127974A (ja) * 2019-02-07 2020-08-27 トヨタ自動車株式会社 把持誤差補正方法、装置、及び、プログラム
US11345028B2 (en) 2019-02-07 2022-05-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Grasping error correction method, grasping error correction apparatus, and grasping error correction program
JP7156067B2 (ja) 2019-02-07 2022-10-19 トヨタ自動車株式会社 把持誤差補正方法、装置、及び、プログラム
KR102296306B1 (ko) * 2020-04-27 2021-09-06 성일기업(주) 자동차 시트의 사이드브라켓 성형용 프레스기 제어방법
JP2022026330A (ja) * 2020-07-30 2022-02-10 日本発條株式会社 鍛造方法および鍛造処理システム
JP7510297B2 (ja) 2020-07-30 2024-07-03 日本発條株式会社 鍛造方法および鍛造処理システム
JP7614240B2 (ja) 2022-05-25 2025-01-15 ウニベルソ・エス アー 数値制御工作機械の構造に基づいて正規直交座標系における部品の位置を判断する方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20040206145A1 (en) 2004-10-21
WO2003000439A1 (fr) 2003-01-03
DE60233731D1 (de) 2009-10-29
US7412863B2 (en) 2008-08-19
EP1402967B1 (en) 2009-09-16
EP1402967A1 (en) 2004-03-31
US20090018699A1 (en) 2009-01-15
US7610785B2 (en) 2009-11-03
EP1402967A4 (en) 2007-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003326486A (ja) ワーク位置決め装置
CN107891414B (zh) 机器人系统
US6644080B2 (en) Press brake worksheet positioning system
US20050273199A1 (en) Robot system
US11992962B2 (en) Robot and robot system
US20050159842A1 (en) Measuring system
US20140156072A1 (en) Apparatus and method for measuring tool center point position of robot
JP5272617B2 (ja) ロボット装置及びロボット装置の制御方法
JPH08210816A (ja) ロボット−視覚センサシステムにおいてセンサ座標系とロボット先端部の関係を定める座標系結合方法
JPH041505A (ja) ワークの3次元位置計測方法とワークの捕捉方法
JP2008021092A (ja) ロボットシステムのシミュレーション装置
EP3895855A1 (en) Robot control system and robot control method
US11707842B2 (en) Robot system and coordinate conversion method
US6922903B2 (en) Method and apparatus for measuring bent workpieces
JPH0392712A (ja) 画像処理装置と測距センサによる物体の3次元位置認識方法
JPH07325611A (ja) オフラインティーチングデータの自動補正方法
CN111880474A (zh) 一种z轴自适应激光加工系统及其加工方法
US20230364812A1 (en) Robot system
JPH03259705A (ja) 折曲機の角度計測装置
JP2024051939A (ja) プレスブレーキ、曲げ加工システム及びセンサ移動制御方法
JP2786473B2 (ja) 折曲げ加工機の曲げ角度補正装置
JPH02243914A (ja) 三次元座標自動測定装置
CN114485631B (zh) 一种惯性器件自动化装配系统
JPH049218A (ja) 折曲げ加工システム
JP4460119B2 (ja) 曲げ加工方法及び曲げ加工システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080701

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090106