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JP2003320963A - トラクタのボンネット開閉機構 - Google Patents

トラクタのボンネット開閉機構

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JP2003320963A
JP2003320963A JP2002130374A JP2002130374A JP2003320963A JP 2003320963 A JP2003320963 A JP 2003320963A JP 2002130374 A JP2002130374 A JP 2002130374A JP 2002130374 A JP2002130374 A JP 2002130374A JP 2003320963 A JP2003320963 A JP 2003320963A
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JP
Japan
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bonnet
opening
torsion spring
tractor
engine
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JP2002130374A
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Akihiro Niikuma
章浩 新熊
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後方に回動支点を有し、回動によって開閉を
行うボンネットを有するトラクタにおいて、バッテリー
液の点検や充電、冷却水の補給等サービスマンを呼ばず
にユーザー自身がメンテナンスを行なうことが多いが、
ボンネットはトラクタが大型のものほど大きくて重く、
点検する作業者にとって大きな負担となることがある。
特に、年配者などにはとってはボンネットの開閉操作は
たいへんな労力が必要となっていた。 【解決手段】 エンジン5を覆うボンネット6を開閉回
動可能に構成し、該ボンネット6と本機側の間にボンネ
ットを開ける方向に付勢する弾性体40を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタのボンネ
ット開閉の操作力を低減するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、トラクタの機体前部にボンネ
ットを具備して、エンジンやバッテリーや冷却ファンや
ラジエータなどを内部に収納し、これらが露出しないよ
うに防護するとともに、騒音が外部に漏れないようにし
て騒音を低減している。このボンネットは、後上部回動
支点軸を配置して開閉可能に構成されており、ボンネッ
トを後ろ上方へ開いて開放することにより内部に収納さ
れた機器の点検や修理等が容易にできるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このバッテリー液の点
検や充電、冷却水の補給等サービスマンを呼ばずにユー
ザー自身がメンテナンスを行なうことが多いが、ボンネ
ットはトラクタが大型のものほど大きくて重く、点検す
る作業者にとって大きな負担となることがある。特に、
年配者などにはとってはボンネットの開閉操作はたいへ
んな労力が必要となっていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、エンジンを覆
うボンネットを開閉回動可能に構成し、該ボンネットと
本機側の間にボンネットを開ける方向に付勢する弾性体
を配置したものである。
【0006】請求項2においては、前記弾性体をトーシ
ョンスプリングとし、該トーションスプリングをボンネ
ットの回動支点軸上に配置し、ボンネットを開ける方向
に付勢したものである。
【0007】請求項3においては、前記トーションスプ
リングを、ダブルトーションスプリングとし、該トーシ
ョンスプリング両端を、ボンネットまたは本機側のいず
れか一方に、トーションスプリングの中央の固定部を他
方に固定したものである。
【0008】請求項4においては、前記ダブルトーショ
ンスプリングの中央の固定部に位置調整機構を設けたも
のである。
【0009】請求項5においては、前記弾性部材をダン
パーとし、ボンネット内部とエンジン上に設けた支持部
材との間に配置したものである。
【0010】請求項6においては、前記弾性部材をスプ
リングとし、該スプリングをボンネット内部とエンジン
上に設けた支持部材との間に配置するスタンドロッド上
に外嵌配置したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明の一実施例に係るトラクタの全体的な
構成を示した側面図、図2はボンネットの内部構造を示
す側面図、図3はボンネットの回動支点軸付近を示す側
面図、図4はボンネットの回動支点軸付近を示す正面
図、図5は操作パネルを示す図、図6はスポットランプ
の照射範囲を示す図、図7はキャビン仕様のトラクタの
側面図、図8は第二実施例のボンネットの回動支点軸付
近を示す側面図、図9は第三実施例のボンネットの回動
支点軸付近を示す側面図、図10はトーションスプリン
グ固定部の位置調整機構を示す一部断面側面図である。
【0012】図1、図2において、この作業車両はトラ
クタを実施例としており、本機の前後に前輪1及び後輪
2を支承し、エンジンフレーム8上のボンネット6内部
にエンジン5を配置し、該ボンネット6の後方にはダッ
シュボード12を配置し、該ダッシュボード12上に操
作パネル7及びステアリングハンドル10を設けてお
り、上記ステアリングハンドル10の後方には座席シー
ト11を配設している。座席シート11後方には、安全
フレーム30が傾倒可能に立設される。該安全フレーム
30は、後面視で逆U字形状に構成して座席シート11
後部に設置される。
【0013】前記エンジン5の後部にクラッチハウジン
グが配置され、該クラッチハウジングの後部にミッショ
ンケース9を配設し、エンジン5からの動力を後輪2に
伝達して駆動し、更に該ミッションケース9より2輪・
4輪駆動切替機構を介して前輪1にも同時に駆動力を伝
達することを可能としている。
【0014】また、エンジン5の駆動力はミッションケ
ース9後端から突出したPTO軸15に伝達されて、該
PTO軸15から図示しないユニバーサルジョイント等
を介して機体後端に作業機装着装置を介して装着した作
業機(図示せず)を駆動するように構成している。そし
て、前記座席シート11前下方のステップ上には主クラ
ッチを断接操作するためのクラッチペダル16やブレー
キペダル等が配設されている。
【0015】また、図6に示すように、前記座席シート
11前下部のステップ上にはデフロックペダル35が配
置され、その上部にはストップバルブのハンドル37が
配置されている。また、座席シート11の側部には主変
速レバーや副変速レバーやポジションレバー31や耕深
設定レバー32等が配置されている。このような構成に
おいて、夜間作業する場合、従来は運転部を照らす照明
装置がなかったために、手さぐりでペダルやレバー等を
探していたので、探すために時間がかかり、操作を誤っ
たりしていた。
【0016】そこで、本実施例のトラクタにおいては、
運転者の足元(ステップ)を照射する足元ライト34
が、ダッシュボード12下部に配設され、斜め下方に向
けて照らすようにしてデフロックペダル35等を照射す
るようにしている。また、運転席後方の前記安全フレー
ム30の両側の基端部には座席シート11の両側に配置
した主変速レバーや副変速レバーやポジションレバー3
1や耕深設定レバー32等を照射する操作レバー用ライ
ト33・33が配設されている。該操作レバー用ライト
33は、図7に示したようなキャビン42を有するトラ
クタに取り付ける場合には、キャビンの後部に左右に立
設するリアピラー43に取り付ける。そしてこれらのラ
イト33・34は、ヘッドランプの点灯を操作するスイ
ッチと接続され、ヘッドランプの点灯に連動して点灯す
る構成となっている。
【0017】なお、キャビン仕様のトラクタにおいて
は、従来より、ドアの開閉動作に連動して、室内照明が
点灯するものが一般的となっているが、夜間の作業時、
頭上から照らす室内灯のみでは、足元や操作レバー回り
は見づらい。また、ドアを開けないと室内灯は点灯しな
いので、それ以外の時はキャビン内は暗く、作業が行い
にくい。しかし逆に、点灯しっぱなしにすれば、まぶし
くて外部への視界が落ちてしまうため、走行に支障が生
じる。そこで、このようなスポットライトは、明るさを
抑えて必要な部分のみを照らすようにして、夜間の作業
が行い易くしている。このように構成することで、夜間
作業時において、ステアリングハンドル10やクラッチ
ペダル16等、走行操作時において常時触れている操作
部材は容易に操作できるが、これら以外のデフロックペ
ダル35やポジションレバー31等は走行操作時に手や
足の位置から離れていても、ライトの照射により容易に
その位置が判り、操作性を向上することができるのであ
る。
【0018】また、運転部の座席シート11前方の前記
ダッシュボード12上には、操作パネル7が配設されて
おり、該操作パネル7上には、図5に示すように、走行
モード切換パネル44を左側に、燃費モード及び作業機
上昇モード切換モードパネル48を右側に、回転計パネ
ル58を中央に、該回転計パネル58の周囲に表示ラン
プパネル59を配置している。前記走行モード切換パネ
ル44上には四輪駆動切換スイッチ45、増速切換スイ
ッチ46、旋回ブレーキスイッチ47が配置され、各ス
イッチは表示ランプパネル59に配置した四輪駆動ラン
プ53、倍速ランプ54、オートブレーキランプ55と
それぞれ接続されて、前記スイッチをONするとそれに
対応したランプが連動して点灯するように構成してい
る。
【0019】また、燃費モード及び作業機上昇モード切
換モードパネル48上に省エネモードスイッチ50、バ
ック上昇スイッチ51、旋回上昇スイッチ52が配設さ
れ、これらスイッチは表示ランプパネル59上の省エネ
モードランプ60、バック上昇ランプ57、旋回上昇ラ
ンプ56とそれぞれ接続されて、いずれかスイッチをO
Nするとそれに対応してランプが点灯するように構成し
ている。更に、各スイッチとランプは異なる色に着色さ
れて、各スイッチが設けられているパネル上の名盤の色
と、各スイッチに対応したランプの色が同色に配色され
ている。例えば、四輪駆動切換スイッチ45のパネルの
色を赤とすると四輪駆動ランプ53も赤色に点灯する構
成としている。このように構成することで、操作者がス
イッチ操作すると、同色のランプが点灯することになる
ので、一見してスイッチ操作の確認することができる。
【0020】次に、エンジン5が搭載されるボンネット
6内部の配置構造の概略を図2より説明する。前記エン
ジン5がエンジンフレーム8上に載置され、エンジン5
より前方にファン軸を突出して、該ファン軸上に冷却フ
ァン18を固定し、エンジン5の駆動により冷却ファン
18を回転駆動して、該冷却ファン18前方に配置して
いるラジエータ20及び空調装置用コンデンサを冷却し
ている。そして、前記ラジエータ20の前方に、バッテ
リー19やエアクリーナー等を配設している。
【0021】前記ボンネット6は、後上部に回動支点軸
27を設け、ボンネット6と本機側の間に弾性部材を配
置して、ボンネット6を上方に付勢して開放可能とする
構成となっており、本発明はこの弾性部材によって上方
回動の操作力を軽減しようとするものである。まず図
3、図4よりボンネット開放操作軽減機構の第一実施例
について説明する。ボンネット支持フレーム22の下部
がエンジン5の後面(またはエンジンフレーム8または
クラッチハウジング)に固設され、該ボンネット支持フ
レーム22上部に軸支持ステー41が固設されて、該軸
支持ステー41の上部に回動支点軸27を枢支(または
固定)している。該支持ステー41は、正面視において
上部左右中央に凹字状の切欠部41bを形成し、該切欠
部41bの両側に、前記回動支点軸27を軸支する円筒
部41a・41aが形成されている。該回動支点軸27
の両端には取付ステー29が固定され、該取付ステー2
9にボンネット6の後端下面が固設されている。該取付
ステー29にブラケット70が下方へ延出して固設さ
れ、該ブラケット70の前下部にスタンドロッド71の
後端が枢支され、該スタンドロッド71の他側はエンジ
ン5上に立設したロッド支持ステー26の上部開口した
長孔26aに挿入している。該スタンドロッド71の前
部はクランク状に折り曲げて係止部71aを形成し、ボ
ンネット6を上方に回動したときに該係止部71aが前
記長孔26aに係止して、ボンネット6を開けた状態に
維持できるようにしている。
【0022】前記切欠部41bに位置するボンネット回
動支点軸27上には弾性部材としてトーションスプリン
グ(捩じりバネ)40が外嵌されて、一端はボンネット
6側に、他端は支持ステー41に当接させて、ボンネッ
ト6が開く方向に付勢するように配置して、ボンネット
6の開放操作力を低減するように構成している。前記ト
ーションスプリング40は本実施例では特に、ダブルト
ーションスプリングとしており、左右に互いに逆方向に
巻かれたスプリング部40b・40bを形成し、両端の
突出部40c・40cはボンネット6に固定し、前記ス
プリング部40b・40bの間の左右中央は両者を連結
するようにU字状に形成して固定部40aとし、該固定
部40aを前記本機側の支持ステー41に固定してい
る。但し、前記突出部40c・40cを本機側の支持ス
テー41に、固定部40aをボンネット6側に固定する
構成とすることもできる。
【0023】そして、前記固定部40aには位置調整機
構が設けられており、本実施例では、固定部40aをボ
ルト36により係止し、該ボルト36を支持ステー41
に溶接固定されたナット14に螺装し、該ボルト36を
回動することによって固定部40aと支持ステー41の
間の間隔を調整できるように構成している。該ボルト3
6はこの位置調整をすることによってトーションスプリ
ング40のトルク調整ができるようにしている。本実施
例では弛めることにより突出部40cと固定部40aの
角度が小さくなりスプリング力が強くなるようにしてい
る。なお図10に示したように、固定部40aは、ボル
トの頭部36aと、ボルトのネジ部に形成した溝部36
bに嵌められた座金13との間に配置して、ボルト36
を回動したときに固定部40aがボルトと共に移動する
ように構成している。このように構成することによっ
て、該トーションスプリング40はボンネット6を上方
に常時付勢しているので、ボンネット6を開ける時に
は、トーションスプリング40の付勢力がボンネット6
を開ける時の補助力となって大きな力を必要とせずに開
けることができるのである。
【0024】次に、図8よりボンネット開放操作軽減機
構の第二実施例について説明する。第二実施例のボンネ
ット開放操作軽減機構は前記トーションスプリング40
を用いる代わりに、スタンドロッド71上のブラケット
70(ボンネット側)とロッド支持ステー26(本機
側)の間に弾性部材としてスプリング24を外嵌するの
である。該スプリング24は圧縮スプリングとしてブラ
ケット70を介してボンネット6が開く方向に付勢して
いる。このようにして、ボンネット6を開けるときには
スプリング24の付勢力により小さな力でボンネット6
を開けることができ、閉じるときもスタンドロッド71
の係止部71aを解除して、ボンネット6の自重により
下方へ回動するが、スプリング24の付勢力により勢い
良く閉まることはなく、ショックを和らげながら閉じる
ことができる。
【0025】次に、図9よりボンネット開放操作軽減機
構の第三実施例について説明する。第三実施例のボンネ
ット開放操作軽減機構は第一実施例のトーションスプリ
ング40をなくし、スタンドロッド71の代わりにガス
スプリングや油圧式等のダンパーを用いるものである。
該ダンパー25は、一端側が前記ボンネット6の前下部
に固定したブラケット70に枢支され、他端側が前記支
持ステー26に枢支される構成としている。
【0026】このように構成することによって、ボンネ
ット6の前端を手で持って引き上げるときには、前記ダ
ンパー25が上方へ回動付勢することにより上方への回
動操作力は軽減され、上昇した位置で保持することがで
きる。そして、閉じるときには、ダンパー25により下
方への回動が抑制され、ロック位置に当接するときには
衝撃が干渉される。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0028】即ち、請求項1に示す如く、エンジンを覆
うボンネットを開閉回動可能に構成し、該ボンネットと
本機側の間にボンネットを開ける方向に付勢する弾性体
を配置したので、ボンネットは上方に付勢され、ボンネ
ット開作業にかかる力が軽減される。また、ボンネット
に上方に付勢力がかかっているので、ボンネットは滑ら
かに閉じられ、ボンネットが急に下がって、作業者が衝
撃を受けることもない。
【0029】請求項2に示す如く、前記弾性体をトーシ
ョンスプリングとし、該トーションスプリングをボンネ
ットの回動支点軸上に配置し、ボンネットを開ける方向
に付勢したので、ボンネットは上方に付勢され、ガタツ
キが防止されている。
【0030】請求項3に示す如く、前記トーションスプ
リングを、ダブルトーションスプリングとし、該トーシ
ョンスプリング両端を、ボンネットまたは本機側のいず
れか一方に、トーションスプリングの中央の固定部を他
方に固定したので、ボンネットは左右均等に上方に付勢
され、ガタツキが防止されている。
【0031】請求項4に示す如く、前記ダブルトーショ
ンスプリングの中央の固定部に位置調整機構を設けたの
で、トーションスプリングのトルク調整ができる。
【0032】請求項5に示す如く、前記弾性部材をダン
パーとし、ボンネット内部とエンジン上に設けた支持部
材との間に配置したので、ボンネットの前端を手で持っ
て引き上げるときには、前記ダンパーが上方へ回動付勢
することにより上方への回動操作力は軽減され、上昇し
た位置で保持することができる。そして、閉じるときに
は、ダンパーにより下方への回動が抑制され、ロック位
置に当接するときには衝撃が干渉される。
【0033】請求項6に示す如く、前記弾性部材をスプ
リングとし、該スプリングをボンネット内部とエンジン
上に設けた支持部材との間に配置するスタンドロッド上
に外嵌配置したので、ボンネットを開けるときにはスプ
リングの付勢力により小さな力でボンネットを開けるこ
とができ、閉じるときもスタンドロッドの係止部を解除
して、ボンネットの自重により下方へ回動するが、スプ
リングの付勢力により勢い良く閉まることはなく、ショ
ックを和らげながら閉じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るトラクタの全体的な構
成を示した側面図。
【図2】ボンネットの内部構造を示す側面図。
【図3】ボンネットの回動支点軸付近を示す側面図。
【図4】ボンネットの回動支点軸付近を示す正面図。
【図5】操作パネルを示す図。
【図6】スポットランプの照射範囲を示す図。
【図7】キャビン仕様のトラクタの側面図。
【図8】第二実施例のボンネットの回動支点軸付近を示
す側面図。
【図9】第三実施例のボンネットの回動支点軸付近を示
す側面図。
【図10】トーションスプリング固定部の位置調整機構
を示す一部断面側面図。
【符号の説明】
5 エンジン 6 ボンネット 12 ダッシュボード 24 スプリング 25 ダンパー 27 回動支点軸 36 ボルト 40 弾性体 71 スタンドロッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを覆うボンネットを開閉回動可
    能に構成し、該ボンネットと本機側の間にボンネットを
    開ける方向に付勢する弾性体を配置したことを特徴とす
    るトラクタのボンネット開閉機構。
  2. 【請求項2】 前記弾性体をトーションスプリングと
    し、該トーションスプリングをボンネットの回動支点軸
    上に配置し、ボンネットを開ける方向に付勢したことを
    特徴とする請求項1記載のトラクタのボンネット開閉機
    構。
  3. 【請求項3】 前記トーションスプリングを、ダブルト
    ーションスプリングとし、該トーションスプリング両端
    を、ボンネットまたは本機側のいずれか一方に、トーシ
    ョンスプリングの中央の固定部を他方に固定したことを
    特徴とする請求項2記載のトラクタのボンネット開閉機
    構。
  4. 【請求項4】 前記ダブルトーションスプリングの中央
    の固定部に位置調整機構を設けたことを特徴とする請求
    項3記載のトラクタのボンネット開閉機構。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材をダンパーとし、ボンネッ
    ト内部とエンジン上に設けた支持部材との間に配置した
    ことを特徴とする請求項1記載のトラクタのボンネット
    開閉機構。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材をスプリングとし、該スプ
    リングをボンネット内部とエンジン上に設けた支持部材
    との間に配置するスタンドロッド上に外嵌配置したこと
    を特徴とする請求項1記載のトラクタのボンネット開閉
    機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010120456A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Kubota Corp 作業機のボンネット構造
JP2011063135A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Kubota Corp ボンネットの開放ロック装置
US8485304B2 (en) 2007-09-18 2013-07-16 Yanmar Co., Ltd. Brake operation structure and brake/differential-lock operation structure

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