JP2003320075A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JP2003320075A JP2003320075A JP2002128733A JP2002128733A JP2003320075A JP 2003320075 A JP2003320075 A JP 2003320075A JP 2002128733 A JP2002128733 A JP 2002128733A JP 2002128733 A JP2002128733 A JP 2002128733A JP 2003320075 A JP2003320075 A JP 2003320075A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パチンコファンにも馴染み易く、遊技演出の
興趣を高め得る遊技機を提供する。 【解決手段】 スロットマシンなどの遊技機Aは、所定
条件が成立したとき遊技者に面して設けられた演出手段
30により所定の遊技演出を行う。上記演出手段30
は、小球などの球状物を所定領域内で移動させる球状物
移動演出部37と、上記所定領域内に球状物を受け入れ
る状態と受け入れない状態とに変更可能に設けられた球
状物受け入れ演出部32とを備え、所定条件が成立した
とき球状物移動演出部によって球状物を移動させるとと
もに、球状物受け入れ演出部の状態を変更することによ
り遊技演出を行う。
興趣を高め得る遊技機を提供する。 【解決手段】 スロットマシンなどの遊技機Aは、所定
条件が成立したとき遊技者に面して設けられた演出手段
30により所定の遊技演出を行う。上記演出手段30
は、小球などの球状物を所定領域内で移動させる球状物
移動演出部37と、上記所定領域内に球状物を受け入れ
る状態と受け入れない状態とに変更可能に設けられた球
状物受け入れ演出部32とを備え、所定条件が成立した
とき球状物移動演出部によって球状物を移動させるとと
もに、球状物受け入れ演出部の状態を変更することによ
り遊技演出を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンな
どの遊技機に関し、特に内部抽選により大当りフラグが
成立したときなどに遊技演出を行うものに係わる。
どの遊技機に関し、特に内部抽選により大当りフラグが
成立したときなどに遊技演出を行うものに係わる。
【0002】
【従来の技術】一般に、スロットマシンは、外周に複数
種類の図柄が描かれたリールを横3列に配列してなり、
1回のゲーム毎に各リールを始動スイッチにより回転さ
せ、3つの停止スイッチを操作して全てのリールが停止
したとき各リールの図柄の組み合わせによって入賞の有
無が決定される。特に、各リールの図柄の組み合わせが
例えば「7」−「7」−「7」のような特別な場合に
は、通常のゲームよりも遊技者にとって有利ないわゆる
ボーナスゲームを以後複数回行うようになっている。近
年のスロットマシンでは、ボーナス図柄の組み合わせが
平均して出現するようにするために、マイクロコンピュ
ータで内部抽選を行い、その抽選に当選するとボーナス
フラグを立て、その場合遊技者によって操作される停止
スイッチの操作タイミングが多少ずれていてもそれが許
容範囲内であればボーナス図柄を出現させるようにリー
ルの停止位置を制御するいわゆる引き込み制御が行われ
る。また、ボーナス図柄が出現しないときでもボーナス
フラグが立っていると以後も引き込み制御が行われ、ボ
ーナス図柄が出現するようになっている。
種類の図柄が描かれたリールを横3列に配列してなり、
1回のゲーム毎に各リールを始動スイッチにより回転さ
せ、3つの停止スイッチを操作して全てのリールが停止
したとき各リールの図柄の組み合わせによって入賞の有
無が決定される。特に、各リールの図柄の組み合わせが
例えば「7」−「7」−「7」のような特別な場合に
は、通常のゲームよりも遊技者にとって有利ないわゆる
ボーナスゲームを以後複数回行うようになっている。近
年のスロットマシンでは、ボーナス図柄の組み合わせが
平均して出現するようにするために、マイクロコンピュ
ータで内部抽選を行い、その抽選に当選するとボーナス
フラグを立て、その場合遊技者によって操作される停止
スイッチの操作タイミングが多少ずれていてもそれが許
容範囲内であればボーナス図柄を出現させるようにリー
ルの停止位置を制御するいわゆる引き込み制御が行われ
る。また、ボーナス図柄が出現しないときでもボーナス
フラグが立っていると以後も引き込み制御が行われ、ボ
ーナス図柄が出現するようになっている。
【0003】そして、このようなスロットマシンにおい
ては、ボーナスフラグが成立してボーナス図柄が出現す
る状況にあるとき、その状況を遊技者に報知するいわゆ
るフラグ告知をするために、表示ランプを点灯したり、
スピーカを鳴らしたりすることが行われている。また、
ボーナスフラグ成立時以外に、例えばボーナス図柄の組
み合わせが出現してボーナスゲームに移行したときなど
にも表示ランプの点灯や点滅又はスピーカから発する効
果音により遊技演出を行っている。
ては、ボーナスフラグが成立してボーナス図柄が出現す
る状況にあるとき、その状況を遊技者に報知するいわゆ
るフラグ告知をするために、表示ランプを点灯したり、
スピーカを鳴らしたりすることが行われている。また、
ボーナスフラグ成立時以外に、例えばボーナス図柄の組
み合わせが出現してボーナスゲームに移行したときなど
にも表示ランプの点灯や点滅又はスピーカから発する効
果音により遊技演出を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の表示
ランプの点灯や点滅又はスピーカの効果音では、報知態
様がありふれたものとなっており、遊技演出効果が十分
とはいえない嫌いがあった。
ランプの点灯や点滅又はスピーカの効果音では、報知態
様がありふれたものとなっており、遊技演出効果が十分
とはいえない嫌いがあった。
【0005】一方、遊技機としてのパチンコ機は従来か
ら多くのファンを有しているが、その魅力の一つは、パ
チンコ球が役物に入賞するかどうかいうワクワク感を遊
技者に与えることにある。
ら多くのファンを有しているが、その魅力の一つは、パ
チンコ球が役物に入賞するかどうかいうワクワク感を遊
技者に与えることにある。
【0006】本発明はかかる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その課題とするところは、スロットマシンなど
の遊技機におけるフラグ告知や遊技演出に、パチンコ機
の役物及びパチンコ球に相当するものを利用することに
より、パチンコファンにも馴染み易く、遊技演出の興趣
を高め得る遊技機を提供せんとするものである。
であり、その課題とするところは、スロットマシンなど
の遊技機におけるフラグ告知や遊技演出に、パチンコ機
の役物及びパチンコ球に相当するものを利用することに
より、パチンコファンにも馴染み易く、遊技演出の興趣
を高め得る遊技機を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、所定条件が成立したとき遊
技者に面して設けられた演出手段により所定の遊技演出
を行う遊技機において、上記演出手段を、球状物を所定
領域内で移動させる球状物移動演出部と、上記所定領域
内に球状物を受け入れる状態と受け入れない状態とに変
更可能に設けられた球状物受け入れ演出部とによって構
成し、かつ所定条件が成立したとき球状物移動演出部に
よって球状物を移動させるとともに、球状物受け入れ演
出部の状態を変更することにより遊技演出を行うように
構成する。
め、請求項1に係る発明は、所定条件が成立したとき遊
技者に面して設けられた演出手段により所定の遊技演出
を行う遊技機において、上記演出手段を、球状物を所定
領域内で移動させる球状物移動演出部と、上記所定領域
内に球状物を受け入れる状態と受け入れない状態とに変
更可能に設けられた球状物受け入れ演出部とによって構
成し、かつ所定条件が成立したとき球状物移動演出部に
よって球状物を移動させるとともに、球状物受け入れ演
出部の状態を変更することにより遊技演出を行うように
構成する。
【0008】この構成では、所定条件が成立したときに
は、演出手段の球状物移動演出部によって所定領域内で
球状物が移動するとともに、その所定領域内に設けられ
た球状物受け入れ演出部が球状物を受け入れる状態と受
け入れない状態とに変更することにより、遊技演出が行
われるため、パチンコ機の場合と同様に球状物が受け入
れられるかどうかというワクワク感が遊技者に与えられ
ることになり、遊技演出の興趣が高められる。ここで、
所定条件が成立したときとは、大当りなどが成立したと
きに限らず、内部抽選でフラグが成立したときをも含む
意味である。
は、演出手段の球状物移動演出部によって所定領域内で
球状物が移動するとともに、その所定領域内に設けられ
た球状物受け入れ演出部が球状物を受け入れる状態と受
け入れない状態とに変更することにより、遊技演出が行
われるため、パチンコ機の場合と同様に球状物が受け入
れられるかどうかというワクワク感が遊技者に与えられ
ることになり、遊技演出の興趣が高められる。ここで、
所定条件が成立したときとは、大当りなどが成立したと
きに限らず、内部抽選でフラグが成立したときをも含む
意味である。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1記載の遊
技機を、スロットマシンに適用する場合の好ましい態様
を提供するものである。すなわち、上記演出手段を、ス
ロットマシンの筐体側に取り付け、かつ前扉のリール表
示窓に近接して設けた透視窓を通して遊技者に面するよ
うに設ける構成とする。この構成では、筐体側に取り付
けた演出手段が、前扉のリール表示窓に近接して設けた
透視窓を通して遊技者に面するようになっているため、
遊技者はリール表示窓を通してリール図柄を見ながら演
出手段による遊技演出をも容易に見ることができる。
技機を、スロットマシンに適用する場合の好ましい態様
を提供するものである。すなわち、上記演出手段を、ス
ロットマシンの筐体側に取り付け、かつ前扉のリール表
示窓に近接して設けた透視窓を通して遊技者に面するよ
うに設ける構成とする。この構成では、筐体側に取り付
けた演出手段が、前扉のリール表示窓に近接して設けた
透視窓を通して遊技者に面するようになっているため、
遊技者はリール表示窓を通してリール図柄を見ながら演
出手段による遊技演出をも容易に見ることができる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載の遊技機において、上記演出手段の球状物移動演出部
を、発光表示装置又は画像表示装置によって擬似的に球
状物を移動させる構成とする。この構成では、発光表示
装置又は画像表示装置によって球状物の移動が擬似的に
演出されるため、遊技演出の興趣を高めながら、演出手
段が大掛かりなものになるのを回避することができる。
載の遊技機において、上記演出手段の球状物移動演出部
を、発光表示装置又は画像表示装置によって擬似的に球
状物を移動させる構成とする。この構成では、発光表示
装置又は画像表示装置によって球状物の移動が擬似的に
演出されるため、遊技演出の興趣を高めながら、演出手
段が大掛かりなものになるのを回避することができる。
【0011】請求項4に係る発明は、上記演出手段の球
状物移動演出部を、球状物受け入れ演出部及び障害釘を
表面側に配置してなる演出盤と、この演出盤の裏面側上
部に設けられ所定数の球状物を貯留する球貯留部と、こ
の球貯留部内の球状物を演出盤の上部に設けた放出口か
ら演出盤の表面側に放出落下させる球放出部と、演出盤
上の球状物受け入れ演出部に受け入れられた球状物及び
受け入れられなかった球状物を共に球貯留部に戻すため
の球揚げ装置とによって構成する。この構成では、球状
物受け入れ演出部及び障害釘を配置した演出盤上を球状
物が実際に落下して遊技演出が行われるため、パチンコ
機の場合と同様に小球などの球状物が球状物受け入れ演
出部に受け入れられるかどうかというワクワク感がリア
ルに遊技者に与えられることになり、遊技演出の興趣が
一層高められる。
状物移動演出部を、球状物受け入れ演出部及び障害釘を
表面側に配置してなる演出盤と、この演出盤の裏面側上
部に設けられ所定数の球状物を貯留する球貯留部と、こ
の球貯留部内の球状物を演出盤の上部に設けた放出口か
ら演出盤の表面側に放出落下させる球放出部と、演出盤
上の球状物受け入れ演出部に受け入れられた球状物及び
受け入れられなかった球状物を共に球貯留部に戻すため
の球揚げ装置とによって構成する。この構成では、球状
物受け入れ演出部及び障害釘を配置した演出盤上を球状
物が実際に落下して遊技演出が行われるため、パチンコ
機の場合と同様に小球などの球状物が球状物受け入れ演
出部に受け入れられるかどうかというワクワク感がリア
ルに遊技者に与えられることになり、遊技演出の興趣が
一層高められる。
【0012】請求項5に係る発明は、請求項4記載の遊
技機において、上記演出手段が、更に内部抽選の大当り
を報知する報知部を備え、この報知部の作動を球状物受
け入れ演出部に受け入れられた球状物の有無又は個数に
応じて変更制御するように構成する。この構成では、内
部抽選の大当りを報知するいわゆるフラグ告知用の報知
部が、球状物受け入れ演出部に受け入れられた球状物の
有無又は個数に応じて異なる態様でフラグ告知をするこ
とになり、遊技演出の興趣がより一層高められる。
技機において、上記演出手段が、更に内部抽選の大当り
を報知する報知部を備え、この報知部の作動を球状物受
け入れ演出部に受け入れられた球状物の有無又は個数に
応じて変更制御するように構成する。この構成では、内
部抽選の大当りを報知するいわゆるフラグ告知用の報知
部が、球状物受け入れ演出部に受け入れられた球状物の
有無又は個数に応じて異なる態様でフラグ告知をするこ
とになり、遊技演出の興趣がより一層高められる。
【0013】請求項6に係る発明は、所定条件が成立し
たとき遊技者に面して設けられた演出手段により所定の
遊技演出を行う遊技機において、上記演出手段を、画像
表示装置によって構成し、かつ所定条件が成立したとき
画面上に球状物を移動表示するとともに、この球状物を
入賞部に受け入れる状態と受け入れない状態とに変更表
示することにより遊技演出を行うように構成する。この
構成でも、所定条件が成立したときには、画像表示装置
の画面上に球状物を移動表示するとともに、この球状物
を入賞部に受け入れる状態と受け入れない状態とに変更
表示することにより、遊技演出が行われるため、パチン
コ機の場合と同様に球状物が受け入れられるかどうかと
いうワクワク感が遊技者に与えられることになり、遊技
演出の興趣が高められる。
たとき遊技者に面して設けられた演出手段により所定の
遊技演出を行う遊技機において、上記演出手段を、画像
表示装置によって構成し、かつ所定条件が成立したとき
画面上に球状物を移動表示するとともに、この球状物を
入賞部に受け入れる状態と受け入れない状態とに変更表
示することにより遊技演出を行うように構成する。この
構成でも、所定条件が成立したときには、画像表示装置
の画面上に球状物を移動表示するとともに、この球状物
を入賞部に受け入れる状態と受け入れない状態とに変更
表示することにより、遊技演出が行われるため、パチン
コ機の場合と同様に球状物が受け入れられるかどうかと
いうワクワク感が遊技者に与えられることになり、遊技
演出の興趣が高められる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る遊技機としてのスロットマシンAの外観を示す。この
スロットマシンAの前面部を構成する前扉1は、リール
装置やメダル払出装置などの装置類を収納する筐体(図
示せず)の前側に開閉可能に取り付けられている。
に基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る遊技機としてのスロットマシンAの外観を示す。この
スロットマシンAの前面部を構成する前扉1は、リール
装置やメダル払出装置などの装置類を収納する筐体(図
示せず)の前側に開閉可能に取り付けられている。
【0015】上記前扉1の上部には上部ランプ2及び上
部パネル3が設けられているとともに、前扉1の中央部
には中央パネル4及び遊技操作部5が設けられている。
上部パネル3には配当表などが印刷されている。中央パ
ネル4は、アクリル板のような透明な合成樹脂板や強化
ガラス板などの裏面にシルクスクリーン印刷により絵柄
や模様などを施してなり、この中央パネル4には、シル
クスクリーン印刷を施さず透明なままの部分である矩形
状のリール表示窓6が形成されているとともに、このリ
ール表示窓6の下側にヒット枚数表示器7、役物当選回
数表示器8及び貯留枚数表示器9が設けられている。遊
技操作部5上にはメダル投入口11、始動スイッチ1
2、3個の停止スイッチ13,13,13、1ベットス
イッチ14、2ベットスイッチ15、3ベットスイッチ
16、メダル返却スイッチ17、精算スイッチ18及び
ドアキー19が設けられている。この遊技操作部5より
も下側の前扉1の下部には装飾パネルとしての下部パネ
ル21、メダル払出口22、メダル受け皿23及びスピ
ーカ24が設けられている。
部パネル3が設けられているとともに、前扉1の中央部
には中央パネル4及び遊技操作部5が設けられている。
上部パネル3には配当表などが印刷されている。中央パ
ネル4は、アクリル板のような透明な合成樹脂板や強化
ガラス板などの裏面にシルクスクリーン印刷により絵柄
や模様などを施してなり、この中央パネル4には、シル
クスクリーン印刷を施さず透明なままの部分である矩形
状のリール表示窓6が形成されているとともに、このリ
ール表示窓6の下側にヒット枚数表示器7、役物当選回
数表示器8及び貯留枚数表示器9が設けられている。遊
技操作部5上にはメダル投入口11、始動スイッチ1
2、3個の停止スイッチ13,13,13、1ベットス
イッチ14、2ベットスイッチ15、3ベットスイッチ
16、メダル返却スイッチ17、精算スイッチ18及び
ドアキー19が設けられている。この遊技操作部5より
も下側の前扉1の下部には装飾パネルとしての下部パネ
ル21、メダル払出口22、メダル受け皿23及びスピ
ーカ24が設けられている。
【0016】上記リール表示窓6及びその周辺(つまり
中央パネル4の表面)には横3本と斜め2本の計5本の
入賞ラインL1〜L5が示されており、メダル投入口1
1に投入されたメダルの枚数が1枚であれば中央の入賞
ラインL1のみが、2枚であれば横3本の入賞ラインL
1〜L3が、3枚であれば5本全ての入賞ラインL1〜
L5がそれぞれ有効化される。このリール表示窓6から
は、筐体内に設けられたリール装置の各々独立して回転
可能な3個のリール26,26,26が横一列に見える
ようになっている。各リール26の外周面にはそれぞれ
複数種類の図柄が描かれており、リール停止時には各リ
ール26の3駒分の図柄が各入賞ラインL1〜L5上に
整列して並ぶようになっている。
中央パネル4の表面)には横3本と斜め2本の計5本の
入賞ラインL1〜L5が示されており、メダル投入口1
1に投入されたメダルの枚数が1枚であれば中央の入賞
ラインL1のみが、2枚であれば横3本の入賞ラインL
1〜L3が、3枚であれば5本全ての入賞ラインL1〜
L5がそれぞれ有効化される。このリール表示窓6から
は、筐体内に設けられたリール装置の各々独立して回転
可能な3個のリール26,26,26が横一列に見える
ようになっている。各リール26の外周面にはそれぞれ
複数種類の図柄が描かれており、リール停止時には各リ
ール26の3駒分の図柄が各入賞ラインL1〜L5上に
整列して並ぶようになっている。
【0017】上記始動スイッチ12は3個のリール2
6,26,26を一斉に若しくは順次に回転始動させる
ものであり、上記3個の停止ボタン13,13,13は
それぞれ対応するリール26の回転を個別に停止させる
ものである。そして、上述の如くメダルの投入枚数に応
じて有効化された入賞ラインL1〜L5上に所定の図柄
の組み合わせが揃うとその組み合わせに応じた獲得枚数
がヒット枚数表示器7に表示され、その枚数のメダルが
メダル払出口22からメダル受け皿23に払い出される
ようになっている。
6,26,26を一斉に若しくは順次に回転始動させる
ものであり、上記3個の停止ボタン13,13,13は
それぞれ対応するリール26の回転を個別に停止させる
ものである。そして、上述の如くメダルの投入枚数に応
じて有効化された入賞ラインL1〜L5上に所定の図柄
の組み合わせが揃うとその組み合わせに応じた獲得枚数
がヒット枚数表示器7に表示され、その枚数のメダルが
メダル払出口22からメダル受け皿23に払い出される
ようになっている。
【0018】また、スロットマシンAは複数枚のメダル
を予めメダル投入口11から投入して預けておき、この
預けメダルを消費しつつゲームを行うことができるいわ
ゆるクレジット形式のものであり、貯留枚数表示器9に
は預けメダルの枚数が表示される。そして、始動スイッ
チ12の操作に先立って1ベットスイッチ14を押すと
1枚のメダルが、2ベットスイッチ15を押すと2枚の
メダルが、3ベットスイッチ16を押すと3枚のメダル
がそれぞれ投入された場合と同様に入賞ラインL1〜L
5が有効化される。精算スイッチ18は、預けメダルを
精算してメダル払出口22からメダル受け皿23に払い
出すためのものである。
を予めメダル投入口11から投入して預けておき、この
預けメダルを消費しつつゲームを行うことができるいわ
ゆるクレジット形式のものであり、貯留枚数表示器9に
は預けメダルの枚数が表示される。そして、始動スイッ
チ12の操作に先立って1ベットスイッチ14を押すと
1枚のメダルが、2ベットスイッチ15を押すと2枚の
メダルが、3ベットスイッチ16を押すと3枚のメダル
がそれぞれ投入された場合と同様に入賞ラインL1〜L
5が有効化される。精算スイッチ18は、預けメダルを
精算してメダル払出口22からメダル受け皿23に払い
出すためのものである。
【0019】さらに、スロットマシンAは、内部抽選で
ボーナスフラグが成立したときなどに遊技演出をするた
めの演出手段30を装備している。この演出手段30
は、5個の14セグメント表示器31,31,…と、左
右2個の電動役物32,32と、複数個(詳しくは後述
の如く10個)の球状ランプ33,33,…とを備え、
これらはいずれも図2に示すように、筐体側のリール2
6と前扉1の中央パネル4裏面との間に配置された取付
部材34に取り付けられているとともに、中央パネル4
のリール表示窓6上側に近接して設けた横長矩形状の透
視窓35を通して遊技者に見えるように設けられてい
る。
ボーナスフラグが成立したときなどに遊技演出をするた
めの演出手段30を装備している。この演出手段30
は、5個の14セグメント表示器31,31,…と、左
右2個の電動役物32,32と、複数個(詳しくは後述
の如く10個)の球状ランプ33,33,…とを備え、
これらはいずれも図2に示すように、筐体側のリール2
6と前扉1の中央パネル4裏面との間に配置された取付
部材34に取り付けられているとともに、中央パネル4
のリール表示窓6上側に近接して設けた横長矩形状の透
視窓35を通して遊技者に見えるように設けられてい
る。
【0020】上記5個の14セグメント表示器31,3
1,…は、図3に拡大詳示するように、横一列に配列さ
れており、各表示器31は、14個の7色に発光可能な
発光ダイオード(LED)からなるセグメントを有し、
7色で数字及び英文字を表示可能に設けられている。ま
た、上記2個の電動役物32,32は、この5個の14
セグメント表示器31,31,…を挟んで左右に配置さ
れており、各電動役物32は、図4に拡大詳示するよう
に、左右一対の羽根部32a,32aがソレノイド32
b(図2参照)によって開閉動作をするいわゆる電動チ
ューリップ(略称で電チュー)であって、中央部に7色
に発光可能な発光ダイオード33cを内蔵している。こ
の電動役物32の周囲には5個の球状ランプ33,3
3,…が配置され、そのうち1個の球状ランプ33が電
動役物32の中心線上の上側に位置し、3個の球状ラン
プ33,33,33が電動役物32の中心線から14セ
グメント表示器31寄りに位置し、残り1個の球状ラン
プ33が電動役物32の中心線から反14セグメント表
示器31寄りに位置している。各球状ランプ33は,7
色に発光可能な発光ダイオードからなる。そして、5個
の14セグメント表示器31,31,…と合計10個の
球状ランプ33,33,…と電動役物内蔵の2個の発光
ダイオード33cとにより、透視窓35を通して見える
領域内で小球を擬似的に移動させる小球移動演出部37
が構成され、また各電動役物32は、羽根部32a,3
2aが開いて擬似的にこの小球を受け入れる状態と羽根
部32a,32aが閉じて擬似的に小球を受け入れない
状態とに変更可能な小球受け入れ演出部としての機能を
有している。尚、5個の14セグメント表示器31,3
1,…は、遊技演出以外に、ボーナスゲームの実行回
数、獲得メダル枚数、ビックボーナス又はレギュラーボ
ーナスの表示やアイドリング表示などにも使用される。
1,…は、図3に拡大詳示するように、横一列に配列さ
れており、各表示器31は、14個の7色に発光可能な
発光ダイオード(LED)からなるセグメントを有し、
7色で数字及び英文字を表示可能に設けられている。ま
た、上記2個の電動役物32,32は、この5個の14
セグメント表示器31,31,…を挟んで左右に配置さ
れており、各電動役物32は、図4に拡大詳示するよう
に、左右一対の羽根部32a,32aがソレノイド32
b(図2参照)によって開閉動作をするいわゆる電動チ
ューリップ(略称で電チュー)であって、中央部に7色
に発光可能な発光ダイオード33cを内蔵している。こ
の電動役物32の周囲には5個の球状ランプ33,3
3,…が配置され、そのうち1個の球状ランプ33が電
動役物32の中心線上の上側に位置し、3個の球状ラン
プ33,33,33が電動役物32の中心線から14セ
グメント表示器31寄りに位置し、残り1個の球状ラン
プ33が電動役物32の中心線から反14セグメント表
示器31寄りに位置している。各球状ランプ33は,7
色に発光可能な発光ダイオードからなる。そして、5個
の14セグメント表示器31,31,…と合計10個の
球状ランプ33,33,…と電動役物内蔵の2個の発光
ダイオード33cとにより、透視窓35を通して見える
領域内で小球を擬似的に移動させる小球移動演出部37
が構成され、また各電動役物32は、羽根部32a,3
2aが開いて擬似的にこの小球を受け入れる状態と羽根
部32a,32aが閉じて擬似的に小球を受け入れない
状態とに変更可能な小球受け入れ演出部としての機能を
有している。尚、5個の14セグメント表示器31,3
1,…は、遊技演出以外に、ボーナスゲームの実行回
数、獲得メダル枚数、ビックボーナス又はレギュラーボ
ーナスの表示やアイドリング表示などにも使用される。
【0021】図5はスロットマシンAの制御系のブロッ
ク構成を示す。この図において、40はスロット主制御
基板であって、このスロット主制御基板40は、制御主
体であるCPU41と、データの読み書きなどに用いら
れるRAM42と、プログラム及び固定データなどを格
納するROM43と、内部抽選に用いられる乱数発生器
44と、ステップモータ制御部45とを備えている。
ク構成を示す。この図において、40はスロット主制御
基板であって、このスロット主制御基板40は、制御主
体であるCPU41と、データの読み書きなどに用いら
れるRAM42と、プログラム及び固定データなどを格
納するROM43と、内部抽選に用いられる乱数発生器
44と、ステップモータ制御部45とを備えている。
【0022】上記ステップモータ制御部45は、CPU
41からの回転制御信号に基づいてリール装置の3個の
ステップモータ27,27(図5では2個のみ図示)の
作動を個別に制御するようになっている。リール装置の
各リール26の初期位置は、それぞれリール初期位置検
出器46により検出され、その検出信号は、CPU41
に入力されてステップモータ27の作動制御に供され
る。
41からの回転制御信号に基づいてリール装置の3個の
ステップモータ27,27(図5では2個のみ図示)の
作動を個別に制御するようになっている。リール装置の
各リール26の初期位置は、それぞれリール初期位置検
出器46により検出され、その検出信号は、CPU41
に入力されてステップモータ27の作動制御に供され
る。
【0023】上記CPU41は、上述した始動スイッチ
12、3個の停止スイッチ13,13(図5では2個の
み図示)、1ベットスイッチ14,2ベットスイッチ1
5,3ベットスイッチ16及び精算スイッチ18の他、
メダル投入口11へのメダルの投入を検知するメダルセ
ンサ47などからの信号を受ける一方、貯留枚数表示器
9、表示用サブ制御基板48、音声用サブ制御基板4
9、メダル払出装置50及び演出用サブ制御基板51な
どに対しそれぞれ制御信号を出力するようになってい
る。表示用サブ制御基板48は、役物当選回数表示器8
やヒット枚数表示器7などの表示装置を制御するもので
あり、音声用サブ制御基板49は、スピーカ24を制御
するものであり、演出用サブ制御基板51は、演出手段
30を構成する14セグメント表示器31及び電動役物
(電チュー)32のソレノイド32bや発光ダイオード
32cなどを制御するものである。
12、3個の停止スイッチ13,13(図5では2個の
み図示)、1ベットスイッチ14,2ベットスイッチ1
5,3ベットスイッチ16及び精算スイッチ18の他、
メダル投入口11へのメダルの投入を検知するメダルセ
ンサ47などからの信号を受ける一方、貯留枚数表示器
9、表示用サブ制御基板48、音声用サブ制御基板4
9、メダル払出装置50及び演出用サブ制御基板51な
どに対しそれぞれ制御信号を出力するようになってい
る。表示用サブ制御基板48は、役物当選回数表示器8
やヒット枚数表示器7などの表示装置を制御するもので
あり、音声用サブ制御基板49は、スピーカ24を制御
するものであり、演出用サブ制御基板51は、演出手段
30を構成する14セグメント表示器31及び電動役物
(電チュー)32のソレノイド32bや発光ダイオード
32cなどを制御するものである。
【0024】図6及び図7は上記スロット主制御基板4
0(詳しくはCPU41)による遊技の制御内容を示す
フローチャートであり、以下、このフローチャートに従
って制御内容について説明する。
0(詳しくはCPU41)による遊技の制御内容を示す
フローチャートであり、以下、このフローチャートに従
って制御内容について説明する。
【0025】図6において、スタートした後、先ず、ス
テップS1で遊技開始の操作であるメダル投入又はクレ
ジット操作があるのを待つ。メダル投入はメダルセンサ
47からの検知信号により、クレジット操作はベットス
イッチ14〜16の信号によりそれぞれ判断する。
テップS1で遊技開始の操作であるメダル投入又はクレ
ジット操作があるのを待つ。メダル投入はメダルセンサ
47からの検知信号により、クレジット操作はベットス
イッチ14〜16の信号によりそれぞれ判断する。
【0026】続いて、ステップS2で始動スイッチ12
が操作されるのを待った後、ステップS3でボーナス当
選フラグがONつまり立っているか否かを判定する。遊
技開始当初は通常、ボーナス当選フラグは立っていない
ので、この判定はNOでステップS4へ移行し、抽選を
行う。この抽選では、乱数発生器44を用いてビッグボ
ーナス、レギュラーボーナス、小役などの内部抽選の当
否を確定する。この抽選の後、ステップS5でビッグボ
ーナス又はレギュラーボーナスの当選か否かを判定し、
その判定がYESのときには、ステップS6でボーナス
当選フラグをONにした後、ステップS8へ移行する一
方、判定がNOのときには直ちにステップS8へ移行す
る。
が操作されるのを待った後、ステップS3でボーナス当
選フラグがONつまり立っているか否かを判定する。遊
技開始当初は通常、ボーナス当選フラグは立っていない
ので、この判定はNOでステップS4へ移行し、抽選を
行う。この抽選では、乱数発生器44を用いてビッグボ
ーナス、レギュラーボーナス、小役などの内部抽選の当
否を確定する。この抽選の後、ステップS5でビッグボ
ーナス又はレギュラーボーナスの当選か否かを判定し、
その判定がYESのときには、ステップS6でボーナス
当選フラグをONにした後、ステップS8へ移行する一
方、判定がNOのときには直ちにステップS8へ移行す
る。
【0027】ボーナス当選フラグがONになった後に遊
技者がボーナス図柄をリール表示窓6の有効化された入
賞ラインL1〜L5上に揃えることができず、遊技を続
行したときには、ステップS3の判定はYESとなり、
ステップS7で抽選を行う。この抽選では、ステップS
4での抽選と同じく乱数発生器44を用いて小役などの
内部抽選の当否の確定を行うが、ビックボーナス及びレ
ギュラーボーナスの抽選は行わない。この抽選の後、ス
テップS8へ移行する。
技者がボーナス図柄をリール表示窓6の有効化された入
賞ラインL1〜L5上に揃えることができず、遊技を続
行したときには、ステップS3の判定はYESとなり、
ステップS7で抽選を行う。この抽選では、ステップS
4での抽選と同じく乱数発生器44を用いて小役などの
内部抽選の当否の確定を行うが、ビックボーナス及びレ
ギュラーボーナスの抽選は行わない。この抽選の後、ス
テップS8へ移行する。
【0028】ステップS8ではリール装置の3個のリー
ル26,26,26を回転させ、一定速度に達した後、
ステップS9で遊技者により各停止スイッチ13の操作
が行われ、3個のリール26,26,26の全てが停止
するのを待ち、図7のステップS11へ移行する。この
ステップS11では入賞図柄が揃ったか否かを判定し、
入賞図柄が揃ったときにはステップS12で更にボーナ
ス入賞か否かを判定する。ボーナス入賞のときには、ス
テップS13でボーナス入賞処理を行うとともに、ステ
ップS14でボーナス当選フラグをOFFにした後、リ
ターンする。また、ボーナス入賞以外の入賞図柄が揃っ
たとき、つまり小役入賞又はリプレイのときには、ステ
ップS15で小役入賞又はリプレイの処理を行った後、
リターンする。
ル26,26,26を回転させ、一定速度に達した後、
ステップS9で遊技者により各停止スイッチ13の操作
が行われ、3個のリール26,26,26の全てが停止
するのを待ち、図7のステップS11へ移行する。この
ステップS11では入賞図柄が揃ったか否かを判定し、
入賞図柄が揃ったときにはステップS12で更にボーナ
ス入賞か否かを判定する。ボーナス入賞のときには、ス
テップS13でボーナス入賞処理を行うとともに、ステ
ップS14でボーナス当選フラグをOFFにした後、リ
ターンする。また、ボーナス入賞以外の入賞図柄が揃っ
たとき、つまり小役入賞又はリプレイのときには、ステ
ップS15で小役入賞又はリプレイの処理を行った後、
リターンする。
【0029】一方、上記ステップS11の判定がNOの
とき、つまり入賞図柄が揃わずハズレのときには、ステ
ップS16で遊技演出を行うか否かを判定する。この遊
技演出の有無は、ステップS4又はS7の抽選で決定済
みであり、この判定がYESのときには、ステップS1
7で更にボーナス当選フラグがONか否かを判定し、そ
の判定がYESのときにはステップS18でボーナス当
選フラグが成立している旨を遊技者に報知する当選演出
を演出手段30によって行い、リターンする一方、判定
がNOのときにはステップS19でボーナス当選フラグ
が成立していない旨を遊技者に報知するハズレ演出を演
出手段30によって行い、リターンする。ステップS1
6の判定がNOのときにはそのままリターンする。
とき、つまり入賞図柄が揃わずハズレのときには、ステ
ップS16で遊技演出を行うか否かを判定する。この遊
技演出の有無は、ステップS4又はS7の抽選で決定済
みであり、この判定がYESのときには、ステップS1
7で更にボーナス当選フラグがONか否かを判定し、そ
の判定がYESのときにはステップS18でボーナス当
選フラグが成立している旨を遊技者に報知する当選演出
を演出手段30によって行い、リターンする一方、判定
がNOのときにはステップS19でボーナス当選フラグ
が成立していない旨を遊技者に報知するハズレ演出を演
出手段30によって行い、リターンする。ステップS1
6の判定がNOのときにはそのままリターンする。
【0030】上記演出手段30による当選演出及びハズ
レ演出は種々のものがあるが、それらの一例を図8及び
図9を参照しながら説明する。尚、図8及び図9では、
演出手段30の14セグメント表示器31を簡略して7
セグメント表示器として示す。
レ演出は種々のものがあるが、それらの一例を図8及び
図9を参照しながら説明する。尚、図8及び図9では、
演出手段30の14セグメント表示器31を簡略して7
セグメント表示器として示す。
【0031】図8(a)〜(h)に示す遊技演出は、当
選演出の一例であって、先ず、5個の14セグメント表
示器31,31,…のうちの中央の14セグメント表示
器31が小球をイメージしてゼロを点灯表示する(図8
(a)参照)。尚、14セグメント表示器31は上下の
4セグメントで小ゼロを点灯表示してもよい。
選演出の一例であって、先ず、5個の14セグメント表
示器31,31,…のうちの中央の14セグメント表示
器31が小球をイメージしてゼロを点灯表示する(図8
(a)参照)。尚、14セグメント表示器31は上下の
4セグメントで小ゼロを点灯表示してもよい。
【0032】続いて、中央の14セグメント表示器31
が消灯し、その両側の2個の14セグメント表示器3
1,31がゼロを点灯表示することにより、小球が左右
2個に分岐したイメージを演出する(図8(b)参
照)。さらに、この2個の14セグメント表示器31,
31が消灯し、両端の2個の14セグメント表示器3
1,31がゼロを点灯表示することにより、2個の小球
が両側に移動したイメージを演出する(図8(c)参
照)。
が消灯し、その両側の2個の14セグメント表示器3
1,31がゼロを点灯表示することにより、小球が左右
2個に分岐したイメージを演出する(図8(b)参
照)。さらに、この2個の14セグメント表示器31,
31が消灯し、両端の2個の14セグメント表示器3
1,31がゼロを点灯表示することにより、2個の小球
が両側に移動したイメージを演出する(図8(c)参
照)。
【0033】次に、両側の2個の14セグメント表示器
31,31が消灯した後、左右の電動役物32,32の
周囲にそれぞれ配置した5個の球状ランプ33,33,
…のうち、電動役物32の中心線上及び中心線から14
セグメント表示器31寄りに位置する4個の球状ランプ
33,33,…が、14セグメント表示器31側のもの
から順次所定時間ずつ点灯することにより、2個の小球
がそれぞれ左右の電動役物32,32に近づいていくイ
メージを演出する(図8(d)〜(g)参照)。
31,31が消灯した後、左右の電動役物32,32の
周囲にそれぞれ配置した5個の球状ランプ33,33,
…のうち、電動役物32の中心線上及び中心線から14
セグメント表示器31寄りに位置する4個の球状ランプ
33,33,…が、14セグメント表示器31側のもの
から順次所定時間ずつ点灯することにより、2個の小球
がそれぞれ左右の電動役物32,32に近づいていくイ
メージを演出する(図8(d)〜(g)参照)。
【0034】左右の電動役物32,32は、それぞれ中
心線上に位置する球状ランプ33が点灯するまでの間は
羽根部32a,32aが閉じて小球を受け入れない状態
にあるが、中心線上に位置する球状ランプ33が所定時
間点灯した後に消灯すると羽根部32a,32aが開い
て小球を受け入れる状態に変化するとともに、内蔵する
発光ダイオード32cが点灯することにより、2個の小
球がそれぞれ左右の電動役物32,32に入賞したイメ
ージを演出する(図8(h)参照)。
心線上に位置する球状ランプ33が点灯するまでの間は
羽根部32a,32aが閉じて小球を受け入れない状態
にあるが、中心線上に位置する球状ランプ33が所定時
間点灯した後に消灯すると羽根部32a,32aが開い
て小球を受け入れる状態に変化するとともに、内蔵する
発光ダイオード32cが点灯することにより、2個の小
球がそれぞれ左右の電動役物32,32に入賞したイメ
ージを演出する(図8(h)参照)。
【0035】尚、左右の電動役物32,32の開放状態
(図8(h))でビッグボーナスフラグ成立を、左側の
電動役物32のみの開放状態でビッグボーナス又はレギ
ュラーボーナスのいずれかのフラグ成立を、右側の電動
役物32のみの開放状態でレギュラーボーナスフラグ成
立をそれぞれ報知するなどの演出制御を行ってもよい。
また、当選演出の以上のような一連動作は5〜15秒程
度で繰り返して行われるもので、ボーナス入賞してボー
ナスゲームを実行するまで継続してもよいし、次のゲー
ム開始で中止し、電動役物32内蔵の発光ダイオード3
2cのみを点滅させるようにしてもよい。さらに、演出
の際にはスピーカ24から効果音を発して期待感を盛り
上げることが好ましい。演出の実行時期はリール停止後
に限らず、リール回転始動直後から開始してもよい。
(図8(h))でビッグボーナスフラグ成立を、左側の
電動役物32のみの開放状態でビッグボーナス又はレギ
ュラーボーナスのいずれかのフラグ成立を、右側の電動
役物32のみの開放状態でレギュラーボーナスフラグ成
立をそれぞれ報知するなどの演出制御を行ってもよい。
また、当選演出の以上のような一連動作は5〜15秒程
度で繰り返して行われるもので、ボーナス入賞してボー
ナスゲームを実行するまで継続してもよいし、次のゲー
ム開始で中止し、電動役物32内蔵の発光ダイオード3
2cのみを点滅させるようにしてもよい。さらに、演出
の際にはスピーカ24から効果音を発して期待感を盛り
上げることが好ましい。演出の実行時期はリール停止後
に限らず、リール回転始動直後から開始してもよい。
【0036】図9(a)〜(h)に示す遊技演出は、ハ
ズレ演出の一例であって、先ず、5個の14セグメント
表示器31,31,…のうちの左端の14セグメント表
示器31が小球をイメージしてゼロを点灯表示する(図
9(a)参照)。そして、左端の14セグメント表示器
31から順に所定時間ずつゼロを点灯表示して右端の1
4セグメント表示器31にまで繰り返すことにより、小
球が右側の移動していくイメージを演出する(図9
(a)〜(c)参照)。
ズレ演出の一例であって、先ず、5個の14セグメント
表示器31,31,…のうちの左端の14セグメント表
示器31が小球をイメージしてゼロを点灯表示する(図
9(a)参照)。そして、左端の14セグメント表示器
31から順に所定時間ずつゼロを点灯表示して右端の1
4セグメント表示器31にまで繰り返すことにより、小
球が右側の移動していくイメージを演出する(図9
(a)〜(c)参照)。
【0037】続いて、右端の14セグメント表示器31
が消灯した後、右側の電動役物32の周囲に配置した5
個の球状ランプ33,33,…のうち、電動役物32の
中心線上及び中心線から14セグメント表示器31寄り
に位置する4個の球状ランプ33,33,…が、14セ
グメント表示器31側のものから順次所定時間ずつ点灯
することにより、小球が右側の電動役物32に近づいて
いくイメージを演出する(図9(d)〜(g)参照)。
が消灯した後、右側の電動役物32の周囲に配置した5
個の球状ランプ33,33,…のうち、電動役物32の
中心線上及び中心線から14セグメント表示器31寄り
に位置する4個の球状ランプ33,33,…が、14セ
グメント表示器31側のものから順次所定時間ずつ点灯
することにより、小球が右側の電動役物32に近づいて
いくイメージを演出する(図9(d)〜(g)参照)。
【0038】次に、右側の電動役物32の中心線から反
14セグメント表示器31寄りに位置する球状ランプ3
3が点灯し、また右側の電動役物32が羽根部32a,
32aを閉じて小球を受け入れない状態をそのまま維持
することにより、小球が電動役物32に入賞しなかった
イメージを演出する(図9(h)参照)。
14セグメント表示器31寄りに位置する球状ランプ3
3が点灯し、また右側の電動役物32が羽根部32a,
32aを閉じて小球を受け入れない状態をそのまま維持
することにより、小球が電動役物32に入賞しなかった
イメージを演出する(図9(h)参照)。
【0039】演出手段30によるハズレ演出としては、
一連動作の時間を短縮するために、図8に示す遊技演出
において、図8(c)の演出状態で終了し、図8(d)
の演出状態に移行しないようにし、あるいは図9に示す
遊技演出において、図9(c)の演出状態で終了し、図
9(d)の演出状態に移行しないようにしてもよい。
一連動作の時間を短縮するために、図8に示す遊技演出
において、図8(c)の演出状態で終了し、図8(d)
の演出状態に移行しないようにし、あるいは図9に示す
遊技演出において、図9(c)の演出状態で終了し、図
9(d)の演出状態に移行しないようにしてもよい。
【0040】また、演出手段30の5個の14セグメン
ト表示器31,31,…により英文字でメッセージ表示
をして遊技演出を行ってもよい。例えば、「OPEN
!」、「SESAM」、「GO!GO」のメッセージ表
示を順に流した後、左右の電動役物32,32の羽根部
32aを一瞬開いて、ゼロの点灯表示が中央の14セグ
メント表示器31から左右のセグメント表示器31,3
1へと流れて行き(図8(a)〜(c)参照)、当選の
ときには左右の電動役物32,32で入賞表示を行ない
(図8(h)参照)、5個の14セグメント表示器3
1,31,…で「BINGO」のメッセージ表示をす
る。一方、ハズレのときには左右の電動役物32,32
の羽根部32aを閉じたままその中心線から反14セグ
メント表示器31寄りの球状ランプ33,33を点灯し
てハズレ表示を行ない(図9(h)参照)、5個の14
セグメント表示器31,31,…で「+++++」の表
示をする。
ト表示器31,31,…により英文字でメッセージ表示
をして遊技演出を行ってもよい。例えば、「OPEN
!」、「SESAM」、「GO!GO」のメッセージ表
示を順に流した後、左右の電動役物32,32の羽根部
32aを一瞬開いて、ゼロの点灯表示が中央の14セグ
メント表示器31から左右のセグメント表示器31,3
1へと流れて行き(図8(a)〜(c)参照)、当選の
ときには左右の電動役物32,32で入賞表示を行ない
(図8(h)参照)、5個の14セグメント表示器3
1,31,…で「BINGO」のメッセージ表示をす
る。一方、ハズレのときには左右の電動役物32,32
の羽根部32aを閉じたままその中心線から反14セグ
メント表示器31寄りの球状ランプ33,33を点灯し
てハズレ表示を行ない(図9(h)参照)、5個の14
セグメント表示器31,31,…で「+++++」の表
示をする。
【0041】次に、上記スロットマシンAの作動につい
て説明するに、遊技の開始操作に伴って行われる内部抽
選(図6のステップS4又はS7)で演出有りに当選し
たときには、遊技者がリール表示窓6の有効化された入
賞ラインL1〜L5上に入賞図柄を揃えることができな
くても内部抽選でボーナス当選フラグが立っていれば演
出手段30によって当選演出が行われ(図7のステップ
S18)、またボーナス当選フラグが立っていなければ
演出手段30によってハズレ演出が行われ(図7のステ
ップS19)、これにより、遊技者は内部抽選の結果で
あるボーナス当選フラグの成否を知ることができる。
て説明するに、遊技の開始操作に伴って行われる内部抽
選(図6のステップS4又はS7)で演出有りに当選し
たときには、遊技者がリール表示窓6の有効化された入
賞ラインL1〜L5上に入賞図柄を揃えることができな
くても内部抽選でボーナス当選フラグが立っていれば演
出手段30によって当選演出が行われ(図7のステップ
S18)、またボーナス当選フラグが立っていなければ
演出手段30によってハズレ演出が行われ(図7のステ
ップS19)、これにより、遊技者は内部抽選の結果で
あるボーナス当選フラグの成否を知ることができる。
【0042】この際、演出手段30による当選演出又は
ハズレ演出は、5個の14セグメント表示器31,3
1、…と10個の球状ランプ33,33,…と各電動役
物内蔵の発光ダイオード33cとからなる小球移動演出
部37によって擬似的に所定領域内(透視窓35から見
える領域の略全体)で小球を移動表示するとともに、小
球の移動領域内に設けられた2個の電動役物32がそれ
ぞれ羽根部32a,32aを開いて小球を受け入れる状
態と羽根部32a,32aを閉じて小球を受け入れない
状態とに変更するものであるため、パチンコ機の場合と
同様に小球が受け入れられるかどうかというワクワク感
を遊技者に与えることができ、遊技演出の興趣を高める
ことができる。特に、スロットマシンに馴染みの薄いパ
チンコファンにも興味を持たせることができ、スロット
マシンのファンの裾野を広げることができる。
ハズレ演出は、5個の14セグメント表示器31,3
1、…と10個の球状ランプ33,33,…と各電動役
物内蔵の発光ダイオード33cとからなる小球移動演出
部37によって擬似的に所定領域内(透視窓35から見
える領域の略全体)で小球を移動表示するとともに、小
球の移動領域内に設けられた2個の電動役物32がそれ
ぞれ羽根部32a,32aを開いて小球を受け入れる状
態と羽根部32a,32aを閉じて小球を受け入れない
状態とに変更するものであるため、パチンコ機の場合と
同様に小球が受け入れられるかどうかというワクワク感
を遊技者に与えることができ、遊技演出の興趣を高める
ことができる。特に、スロットマシンに馴染みの薄いパ
チンコファンにも興味を持たせることができ、スロット
マシンのファンの裾野を広げることができる。
【0043】しかも、上記演出手段30の小球移動演出
部37は、14セグメント表示器31や球状ランプ33
などによって擬似的に小球を移動表示するものであるた
め、遊技演出の興趣を高めながら、演出手段30が大掛
かりなものになるのを回避することができ、実施化を図
る上で有利なものである。また、演出手段30は、筐体
側に取り付けられ、かつ前扉1の中央パネル4にリール
表示窓6の上側に近接して設けた透視窓35を通して遊
技者に面するようになっているため、演出手段30を構
成する14セグメント表示器31、球状ランプ33及び
電動役物32の保護を図りながら、遊技者はリール表示
窓6を通してリール図柄を見ながら演出手段30による
遊技演出をも容易に見ることができ、実用性に優れた効
果を有するものである。
部37は、14セグメント表示器31や球状ランプ33
などによって擬似的に小球を移動表示するものであるた
め、遊技演出の興趣を高めながら、演出手段30が大掛
かりなものになるのを回避することができ、実施化を図
る上で有利なものである。また、演出手段30は、筐体
側に取り付けられ、かつ前扉1の中央パネル4にリール
表示窓6の上側に近接して設けた透視窓35を通して遊
技者に面するようになっているため、演出手段30を構
成する14セグメント表示器31、球状ランプ33及び
電動役物32の保護を図りながら、遊技者はリール表示
窓6を通してリール図柄を見ながら演出手段30による
遊技演出をも容易に見ることができ、実用性に優れた効
果を有するものである。
【0044】尚、上記第1の実施形態では、ボーナス当
選フラグが立っているときに当選演出を行い、ボーナス
当選フラグが立っていないときにハズレ演出を行うよう
にしたが、フラグ告知に遊技性を持たせるために、ボー
ナス当選フラグが立っていないときに当選演出を行うよ
うにし、フラグ告知の信頼度を種々変更するようにして
もよい。その際、フラグ告知の信頼度に応じて、小球移
動演出部37を構成する14セグメント表示器31や球
状ランプ33などの発光色を赤色や紫色などの7色に変
更したり、演出内容を変更したりすれば遊技性を一層高
めることができる。
選フラグが立っているときに当選演出を行い、ボーナス
当選フラグが立っていないときにハズレ演出を行うよう
にしたが、フラグ告知に遊技性を持たせるために、ボー
ナス当選フラグが立っていないときに当選演出を行うよ
うにし、フラグ告知の信頼度を種々変更するようにして
もよい。その際、フラグ告知の信頼度に応じて、小球移
動演出部37を構成する14セグメント表示器31や球
状ランプ33などの発光色を赤色や紫色などの7色に変
更したり、演出内容を変更したりすれば遊技性を一層高
めることができる。
【0045】(第2の実施形態)図10は本発明の第2
の実施形態に係る遊技機としてのスロットマシンBの外
観を示す。このスロットマシンBは、第1の実施形態に
係るスロットマシンAと基本的には同じで、遊技演出を
するための演出手段60の構成が異なるだけである。
尚、スロットマシンBの構成でスロットマシンAと同じ
ものについては同一符号を付してその説明は省略する。
の実施形態に係る遊技機としてのスロットマシンBの外
観を示す。このスロットマシンBは、第1の実施形態に
係るスロットマシンAと基本的には同じで、遊技演出を
するための演出手段60の構成が異なるだけである。
尚、スロットマシンBの構成でスロットマシンAと同じ
ものについては同一符号を付してその説明は省略する。
【0046】上記演出手段60は、実際に複数個の小球
(例えば20個のパチンコ球と同一又はそれよりも小さ
い球)を用いて遊技演出を行う遊技演出部61と、スロ
ットマシンBの内部抽選におけるボーナス当選フラグの
成否を報知する報知部62とを備えている。遊技演出部
61は、筐体側に取り付けられ、かつ前扉1の中央パネ
ル4のリール表示窓6の右側に近接して設けた縦長矩形
状の透視窓63を通して遊技者に見えるようになってい
る。また、報知部62は、7セグメント表示器などのデ
ジタル表示装置又は液晶表示装置を用いて表示面上に横
並びに3つの図柄(例えば数字など)を変動表示するも
ので、遊技演出部61の上側で中央パネル4の裏側に面
して前扉1側に取り付けられている。尚、この報知部6
2は、ボーナスゲーム中のゲーム消化回数を表示するよ
うに兼用してもよい。
(例えば20個のパチンコ球と同一又はそれよりも小さ
い球)を用いて遊技演出を行う遊技演出部61と、スロ
ットマシンBの内部抽選におけるボーナス当選フラグの
成否を報知する報知部62とを備えている。遊技演出部
61は、筐体側に取り付けられ、かつ前扉1の中央パネ
ル4のリール表示窓6の右側に近接して設けた縦長矩形
状の透視窓63を通して遊技者に見えるようになってい
る。また、報知部62は、7セグメント表示器などのデ
ジタル表示装置又は液晶表示装置を用いて表示面上に横
並びに3つの図柄(例えば数字など)を変動表示するも
ので、遊技演出部61の上側で中央パネル4の裏側に面
して前扉1側に取り付けられている。尚、この報知部6
2は、ボーナスゲーム中のゲーム消化回数を表示するよ
うに兼用してもよい。
【0047】上記遊技演出部61は、図11に拡大詳示
するように、縦長矩形状の演出盤64内に実際に複数個
の小球80,80,…を移動させる小球移動演出部65
と、この小球移動演出部65の演出盤64の略中央に設
けられた小球受け入れ演出部66とを有している。小球
移動演出部65の演出盤64は、その縁部に前方に突設
された枠部67が中央パネル4の裏面との間から小球8
0が抜け出ないように近接して配置され、この演出盤6
4には、小球受け入れ演出部66の他に、複数本の障害
釘68,68,…が表面側に適宜設けられているととも
に、上部側に放出口69が、下部側にアウト口70が設
けられている。
するように、縦長矩形状の演出盤64内に実際に複数個
の小球80,80,…を移動させる小球移動演出部65
と、この小球移動演出部65の演出盤64の略中央に設
けられた小球受け入れ演出部66とを有している。小球
移動演出部65の演出盤64は、その縁部に前方に突設
された枠部67が中央パネル4の裏面との間から小球8
0が抜け出ないように近接して配置され、この演出盤6
4には、小球受け入れ演出部66の他に、複数本の障害
釘68,68,…が表面側に適宜設けられているととも
に、上部側に放出口69が、下部側にアウト口70が設
けられている。
【0048】上記小球受け入れ演出部66は、左右一対
の羽根66a,66aを有するいわゆるヒコーキタイプ
の電動役物からなり、羽根66a,66aが開いた状態
では閉じた状態に比べて小球80が内側の中央ステージ
66bに飛び込む可能性が格段に高くなる一方、中央ス
テージ66bに小球80が飛び込んだときでも中央ステ
ージ66bに設けた障害物66cとの衝突などにより入
賞口66dに入賞する場合とアウト口66eに入る場合
とが発生するようになっている。また、小球受け入れ演
出部66は、入賞口66dに入賞した小球80の個数を
表示する7セグメント表示器66fを頂部に有してい
る。尚、本実施形態の場合、小球受け入れ演出部66の
入賞口66dに小球80が入賞することが、本発明にい
う小球を受け入れる状態に相当し、それ以外は全て本発
明にいう小球を受け入れない状態に相当する。
の羽根66a,66aを有するいわゆるヒコーキタイプ
の電動役物からなり、羽根66a,66aが開いた状態
では閉じた状態に比べて小球80が内側の中央ステージ
66bに飛び込む可能性が格段に高くなる一方、中央ス
テージ66bに小球80が飛び込んだときでも中央ステ
ージ66bに設けた障害物66cとの衝突などにより入
賞口66dに入賞する場合とアウト口66eに入る場合
とが発生するようになっている。また、小球受け入れ演
出部66は、入賞口66dに入賞した小球80の個数を
表示する7セグメント表示器66fを頂部に有してい
る。尚、本実施形態の場合、小球受け入れ演出部66の
入賞口66dに小球80が入賞することが、本発明にい
う小球を受け入れる状態に相当し、それ以外は全て本発
明にいう小球を受け入れない状態に相当する。
【0049】また、上記小球移動演出部65は、演出盤
64の他に、この演出盤64の裏面側上部に設けられた
所定個数の小球80,80,…を貯留する球貯留部71
と、この球貯留部71内の小球80,80,…を放出口
69から演出盤6の表面側に放出落下させる球放出部7
2と、演出盤64上の小球受け入れ演出部66の入賞口
66dに入賞した小球80及びその入賞口66dに入賞
せず小球受け入れ演出部66のアウト口66e又は演出
盤64のアウト口70に流れた小球80を共に球貯留部
71に戻すための球揚げ装置73とを有しており、これ
らはいずれも図12及び図13に詳示している。
64の他に、この演出盤64の裏面側上部に設けられた
所定個数の小球80,80,…を貯留する球貯留部71
と、この球貯留部71内の小球80,80,…を放出口
69から演出盤6の表面側に放出落下させる球放出部7
2と、演出盤64上の小球受け入れ演出部66の入賞口
66dに入賞した小球80及びその入賞口66dに入賞
せず小球受け入れ演出部66のアウト口66e又は演出
盤64のアウト口70に流れた小球80を共に球貯留部
71に戻すための球揚げ装置73とを有しており、これ
らはいずれも図12及び図13に詳示している。
【0050】すなわち、上記球貯留部71は、底面に開
口71aを有するケースからなり、上記球放出部72
は、この球貯留部71の開口71aを開閉するソレノイ
ド駆動式の開閉シャッター72aと、球貯留部71の開
口71aから落下する小球80を演出盤64の放出口6
9に導くガイド板72bとからなる。また、上記球揚げ
装置73は、一対のプーリ73a,73a間に巻き掛け
たベルト73bに所定間隔毎に複数の球保持突起片73
c,73c,…を設けるとともに、一方のプーリ73a
をモータ(図示せず)により回転駆動することにより、
ベルト73bに沿って小球80を1個ずつ汲み上げるよ
うに構成されている。尚、球揚げ装置73は、本実施形
態の他に、スパイラル状の軸体の外周面に沿って小球を
上向きに押し上げるねじ式機構でもよいのは勿論であ
る。
口71aを有するケースからなり、上記球放出部72
は、この球貯留部71の開口71aを開閉するソレノイ
ド駆動式の開閉シャッター72aと、球貯留部71の開
口71aから落下する小球80を演出盤64の放出口6
9に導くガイド板72bとからなる。また、上記球揚げ
装置73は、一対のプーリ73a,73a間に巻き掛け
たベルト73bに所定間隔毎に複数の球保持突起片73
c,73c,…を設けるとともに、一方のプーリ73a
をモータ(図示せず)により回転駆動することにより、
ベルト73bに沿って小球80を1個ずつ汲み上げるよ
うに構成されている。尚、球揚げ装置73は、本実施形
態の他に、スパイラル状の軸体の外周面に沿って小球を
上向きに押し上げるねじ式機構でもよいのは勿論であ
る。
【0051】上記スロットマシンBの制御系の構成は、
図示していないが、第1の実施形態に係るスロットマシ
ンAのもの(図5参照)と略同じであって、スロット主
制御基板40の制御信号に基づいて演出用サブ制御基板
51によって制御される被制御対象が小球受け入れ演出
部66の羽根66a駆動部、7セグメント表示器66
f、球放出部72の開閉シャッター72駆動部及び球揚
げ装置73のモータになるなどが異なるだけである。
図示していないが、第1の実施形態に係るスロットマシ
ンAのもの(図5参照)と略同じであって、スロット主
制御基板40の制御信号に基づいて演出用サブ制御基板
51によって制御される被制御対象が小球受け入れ演出
部66の羽根66a駆動部、7セグメント表示器66
f、球放出部72の開閉シャッター72駆動部及び球揚
げ装置73のモータになるなどが異なるだけである。
【0052】また、このスロットマシンBの遊技の制御
内容は、基本的には第1の実施形態に係るスロットマシ
ンAのもの(図6及び図7参照)と同じであるが、その
制御内容を示す図7のフローチャート中のステップS1
6の判定がYESの遊技演出を行うときには、図14に
示す役物演出ルーチンが実行されるようになっている。
この役物演出ルーチンは、演出手段60によって行われ
るものである。
内容は、基本的には第1の実施形態に係るスロットマシ
ンAのもの(図6及び図7参照)と同じであるが、その
制御内容を示す図7のフローチャート中のステップS1
6の判定がYESの遊技演出を行うときには、図14に
示す役物演出ルーチンが実行されるようになっている。
この役物演出ルーチンは、演出手段60によって行われ
るものである。
【0053】すなわち、役物演出ルーチンにおいては、
先ず、ステップS21で球放出部72の開閉シャッター
72a駆動部を制御して球放出口69から演出盤64の
表面側に小球80を放出落下させる(小球の放出制御)
と同時に、ステップS22で小球受け入れ演出部66の
羽根66a駆動部を制御して羽根66aを開閉する(羽
根の開閉制御)。小球の放出制御は、1秒間隔で1〜2
個ずつ放出したり、球貯留部71内の小球を一斉に放出
したりしてもよく、放出パターンひいては演出パターン
を多様化するために、単位時間当たりの放出個数や放出
間隔などの放出制御条件を抽選で選択するようにしても
よい。また、羽根の開閉制御は、開閉時間間隔を1〜2
秒又は3〜5秒に設定したり、小球の放出完了まで開き
放しに設定したりしてもよく、開閉パターンひいては演
出パターンを多様化するために、開閉時間間隔、開閉動
作回数、開閉角度又は開閉動作時間などを抽選で選択す
るようにしてもよい。
先ず、ステップS21で球放出部72の開閉シャッター
72a駆動部を制御して球放出口69から演出盤64の
表面側に小球80を放出落下させる(小球の放出制御)
と同時に、ステップS22で小球受け入れ演出部66の
羽根66a駆動部を制御して羽根66aを開閉する(羽
根の開閉制御)。小球の放出制御は、1秒間隔で1〜2
個ずつ放出したり、球貯留部71内の小球を一斉に放出
したりしてもよく、放出パターンひいては演出パターン
を多様化するために、単位時間当たりの放出個数や放出
間隔などの放出制御条件を抽選で選択するようにしても
よい。また、羽根の開閉制御は、開閉時間間隔を1〜2
秒又は3〜5秒に設定したり、小球の放出完了まで開き
放しに設定したりしてもよく、開閉パターンひいては演
出パターンを多様化するために、開閉時間間隔、開閉動
作回数、開閉角度又は開閉動作時間などを抽選で選択す
るようにしてもよい。
【0054】続いて、ステップS23で小球受け入れ演
出部66の入賞口66dに入球(V入球)があったか否
かを判定し、その判定がNOのときはそのまま制御を終
了するが、判定がYESのときには、ステップS24で
入球数を小球受け入れ演出部66の7セグメント表示器
66fに表示するとともに、ステップS25で報知部6
2の表示面上に3つの図柄の変動表示を開始する。そし
て、ステップS26でボーナス当選フラグがONつまり
立っているか否かを判定し、その判定がYESのときに
はステップS27で報知部62の表示面上に当選図柄、
例えば「777」を揃えて当選表示を行う一方、判定が
NOのときにはステップS28で報知部62の表示面上
に落選図柄、例えば「767」を揃えてハズレ表示を行
う。
出部66の入賞口66dに入球(V入球)があったか否
かを判定し、その判定がNOのときはそのまま制御を終
了するが、判定がYESのときには、ステップS24で
入球数を小球受け入れ演出部66の7セグメント表示器
66fに表示するとともに、ステップS25で報知部6
2の表示面上に3つの図柄の変動表示を開始する。そし
て、ステップS26でボーナス当選フラグがONつまり
立っているか否かを判定し、その判定がYESのときに
はステップS27で報知部62の表示面上に当選図柄、
例えば「777」を揃えて当選表示を行う一方、判定が
NOのときにはステップS28で報知部62の表示面上
に落選図柄、例えば「767」を揃えてハズレ表示を行
う。
【0055】報知部62の表示面上で3つの図柄の変動
表示を開始してから当選表示又はハズレ表示を1回行う
までの時間は2〜3秒程度である。この変動表示開始か
ら当選表示又はハズレ表示までの動作は、最大9回で入
賞口66dに入賞した小球の個数分繰り返して行われ
る。その際、当選表示又はハズレ表示を1回終了した時
点で小球受け入れ演出部66の7セグメント表示器66
fの表示数(入球数)を1減算して表示する。また、図
柄の変動表示中に遊技者が次の遊技開始操作をしたとき
には直ちに変動表示を中止し、かつ小球受け入れ演出部
66の7セグメント表示器66fの表示数をゼロにす
る。
表示を開始してから当選表示又はハズレ表示を1回行う
までの時間は2〜3秒程度である。この変動表示開始か
ら当選表示又はハズレ表示までの動作は、最大9回で入
賞口66dに入賞した小球の個数分繰り返して行われ
る。その際、当選表示又はハズレ表示を1回終了した時
点で小球受け入れ演出部66の7セグメント表示器66
fの表示数(入球数)を1減算して表示する。また、図
柄の変動表示中に遊技者が次の遊技開始操作をしたとき
には直ちに変動表示を中止し、かつ小球受け入れ演出部
66の7セグメント表示器66fの表示数をゼロにす
る。
【0056】次に、上記スロットマシンBの作動につい
て説明するに、遊技の開始操作に伴って行われる内部抽
選で演出有りに当選したときには、遊技者がリール表示
窓6の有効化された入賞ライン上に入賞図柄を揃えるこ
とができなかったときのリール停止後に演出手段60の
遊技演出部61によって遊技演出が行われる。この遊技
演出は、小球受け入れ演出部66や障害釘68などを配
置してなる演出盤64の表面側に球放出口69から小球
80を放出落下させると同時に、小球受け入れ演出部6
6の羽根66aを開閉することで行われるものであるた
め、遊技者は、パチンコ機の場合と同様に小球80が小
球受け入れ演出部66の入賞口66dに入賞するかどう
かというワクワク感をリアルに味わうことができ、遊技
演出の興趣を高めることができる。
て説明するに、遊技の開始操作に伴って行われる内部抽
選で演出有りに当選したときには、遊技者がリール表示
窓6の有効化された入賞ライン上に入賞図柄を揃えるこ
とができなかったときのリール停止後に演出手段60の
遊技演出部61によって遊技演出が行われる。この遊技
演出は、小球受け入れ演出部66や障害釘68などを配
置してなる演出盤64の表面側に球放出口69から小球
80を放出落下させると同時に、小球受け入れ演出部6
6の羽根66aを開閉することで行われるものであるた
め、遊技者は、パチンコ機の場合と同様に小球80が小
球受け入れ演出部66の入賞口66dに入賞するかどう
かというワクワク感をリアルに味わうことができ、遊技
演出の興趣を高めることができる。
【0057】しかも、小球80が入賞口66dに入賞す
るとその入賞回数分演出手段60の報知部62の表示面
上で3つの図柄が変動表示を開始し、ボーナス当選フラ
グが立っていれば当選図柄を揃えて当選表示が行われ、
またボーナス当選フラグが立っていなければ落選図柄を
揃えてハズレ演出が行われるため、遊技者は小球80の
入賞によって内部抽選の結果であるボーナス当選フラグ
の成否を知る利益を得ることができる。この結果、小球
80の入賞に対する遊技者の関心を高めることができ、
報知部62の表示面上での図柄変動という新たな遊技演
出と相俟って遊技演出の興趣を一層高めることができ
る。
るとその入賞回数分演出手段60の報知部62の表示面
上で3つの図柄が変動表示を開始し、ボーナス当選フラ
グが立っていれば当選図柄を揃えて当選表示が行われ、
またボーナス当選フラグが立っていなければ落選図柄を
揃えてハズレ演出が行われるため、遊技者は小球80の
入賞によって内部抽選の結果であるボーナス当選フラグ
の成否を知る利益を得ることができる。この結果、小球
80の入賞に対する遊技者の関心を高めることができ、
報知部62の表示面上での図柄変動という新たな遊技演
出と相俟って遊技演出の興趣を一層高めることができ
る。
【0058】さらに、上記演出手段30の遊技演出部6
1は、筐体側に取り付けられ、かつ前扉1の中央パネル
4にリール表示窓6の右側に近接して設けた透視窓63
を通して遊技者に面するようになっているため、遊技演
出部61を構成する機器の保護を図りながら、遊技者は
リール表示窓6を通してリール図柄を見ながら演出手段
30の遊技演出部61による遊技演出をも容易に見るこ
とができ、実用性に優れた効果を有するものである。
1は、筐体側に取り付けられ、かつ前扉1の中央パネル
4にリール表示窓6の右側に近接して設けた透視窓63
を通して遊技者に面するようになっているため、遊技演
出部61を構成する機器の保護を図りながら、遊技者は
リール表示窓6を通してリール図柄を見ながら演出手段
30の遊技演出部61による遊技演出をも容易に見るこ
とができ、実用性に優れた効果を有するものである。
【0059】尚、上記第2の実施形態では、小球受け入
れ演出部66の入賞口66dに小球80が入賞した場合
ボーナス当選フラグが立っているときに当選演出を行
い、ボーナス当選フラグが立っていないときにハズレ演
出を行うようにしたが、フラグ告知に遊技性を持たせる
ために、ボーナス当選フラグが立っていないときに当選
演出を行うようにし、フラグ告知の信頼度を種々変更す
るようにしてもよい。その際、小球の入賞回数が多い程
フラグ告知の信頼度を高くするようにすれば遊技性を一
層高めることができる。
れ演出部66の入賞口66dに小球80が入賞した場合
ボーナス当選フラグが立っているときに当選演出を行
い、ボーナス当選フラグが立っていないときにハズレ演
出を行うようにしたが、フラグ告知に遊技性を持たせる
ために、ボーナス当選フラグが立っていないときに当選
演出を行うようにし、フラグ告知の信頼度を種々変更す
るようにしてもよい。その際、小球の入賞回数が多い程
フラグ告知の信頼度を高くするようにすれば遊技性を一
層高めることができる。
【0060】また、上記第2の実施形態では、小球80
が小球受け入れ演出部66の入賞口66dに入賞したと
きフラグ告知をするようにしたが、本発明は、小球の入
賞をチャレンジ期間ゲーム(リールの引き込み制御をし
ないで遊技者の技量を委ねるゲーム)やアシスト期間ゲ
ーム(小役当選の種類を報知するゲーム)などの特別ゲ
ームの開始条件として利用してもよい。但し、この場
合、小球の入賞がスロットマシンのメダル払出率に影響
するために、小球受け入れ演出部66の羽根66aの開
閉回数などを調整する必要がある。
が小球受け入れ演出部66の入賞口66dに入賞したと
きフラグ告知をするようにしたが、本発明は、小球の入
賞をチャレンジ期間ゲーム(リールの引き込み制御をし
ないで遊技者の技量を委ねるゲーム)やアシスト期間ゲ
ーム(小役当選の種類を報知するゲーム)などの特別ゲ
ームの開始条件として利用してもよい。但し、この場
合、小球の入賞がスロットマシンのメダル払出率に影響
するために、小球受け入れ演出部66の羽根66aの開
閉回数などを調整する必要がある。
【0061】さらに、上記第2の実施形態では、演出手
段60の遊技演出部61を、実際に小球80を演出盤6
4上に落下させる機械的構成にしたが、本発明は、場合
によっては、この遊技演出部61を液晶表示装置などの
画面表示装置により構成し、この画面表示装置の画面上
に小球を移動表示するとともに、この小球を入賞口や入
賞ゲートなどの入賞部に受け入れる状態と受け入れない
状態とに変更表示することにより遊技演出を行うように
構成してもよい。
段60の遊技演出部61を、実際に小球80を演出盤6
4上に落下させる機械的構成にしたが、本発明は、場合
によっては、この遊技演出部61を液晶表示装置などの
画面表示装置により構成し、この画面表示装置の画面上
に小球を移動表示するとともに、この小球を入賞口や入
賞ゲートなどの入賞部に受け入れる状態と受け入れない
状態とに変更表示することにより遊技演出を行うように
構成してもよい。
【0062】加えて、上記第1及び第2の実施形態で
は、いずれもスロットマシンA,Bのリール停止時にフ
ラグ告知を遊技演出によって行う場合について述べた
が、本発明は、リール回転中にフラグ告知を遊技演出に
よって行う場合、ボーナスゲーム中又はチャレンジ期間
ゲームやアシスト期間ゲームなどの特別ゲーム中に遊技
演出を行う場合などにも同様に適用することができる。
また、スロットマシン以外に、パチンコ機などその他の
遊技機の遊技演出にも適用することができる。
は、いずれもスロットマシンA,Bのリール停止時にフ
ラグ告知を遊技演出によって行う場合について述べた
が、本発明は、リール回転中にフラグ告知を遊技演出に
よって行う場合、ボーナスゲーム中又はチャレンジ期間
ゲームやアシスト期間ゲームなどの特別ゲーム中に遊技
演出を行う場合などにも同様に適用することができる。
また、スロットマシン以外に、パチンコ機などその他の
遊技機の遊技演出にも適用することができる。
【0063】さらにまた、上記第1及び第2の実施形態
では、いずれもパチンコ球の如き小球を擬似的に又は実
際に移動させて遊技演出を行う場合について述べたが、
本発明は、小球に限らず、多面体を含む球状物を擬似的
に又は実際に移動させて遊技演出を行う場合にも同様に
適用することができる。
では、いずれもパチンコ球の如き小球を擬似的に又は実
際に移動させて遊技演出を行う場合について述べたが、
本発明は、小球に限らず、多面体を含む球状物を擬似的
に又は実際に移動させて遊技演出を行う場合にも同様に
適用することができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明の遊技機によれ
ば、所定条件が成立したときに行われる遊技演出が、パ
チンコ遊技と同様に小球などの球状物が入賞するかどう
かというワクワク感を遊技者に与えるものであるため、
パチンコファンにも馴染み易く、遊技演出の興趣を効果
的に高めることができる。
ば、所定条件が成立したときに行われる遊技演出が、パ
チンコ遊技と同様に小球などの球状物が入賞するかどう
かというワクワク感を遊技者に与えるものであるため、
パチンコファンにも馴染み易く、遊技演出の興趣を効果
的に高めることができる。
【0065】特に、請求項2に係る発明では、スロット
マシンに適用する場合、筐体側に設けた演出手段が、前
扉のリール表示窓に近接して設けた透視窓を通して遊技
者に面するようになっているため、演出手段の保護を図
りながら、遊技者はリール表示窓を通してリール図柄を
見ながら演出手段による遊技演出をも容易に見ることが
でき、実施化を図る上で有効なものである。
マシンに適用する場合、筐体側に設けた演出手段が、前
扉のリール表示窓に近接して設けた透視窓を通して遊技
者に面するようになっているため、演出手段の保護を図
りながら、遊技者はリール表示窓を通してリール図柄を
見ながら演出手段による遊技演出をも容易に見ることが
でき、実施化を図る上で有効なものである。
【0066】請求項3に係る発明では、発光表示装置又
は画像表示装置によって球状物の移動が擬似的に演出さ
れるため、遊技演出の興趣を高めながら、演出手段が大
掛かりなものになるのを回避することができ、実用性に
優れた効果を有するものである。
は画像表示装置によって球状物の移動が擬似的に演出さ
れるため、遊技演出の興趣を高めながら、演出手段が大
掛かりなものになるのを回避することができ、実用性に
優れた効果を有するものである。
【0067】請求項4に係る発明では、球状物受け入れ
演出部及び障害釘を配置した演出盤上を球状物が実際に
落下して遊技演出が行われるため、遊技者に与えるワク
ワク感を高めることができ、遊技演出の興趣を一層高め
ることができる。
演出部及び障害釘を配置した演出盤上を球状物が実際に
落下して遊技演出が行われるため、遊技者に与えるワク
ワク感を高めることができ、遊技演出の興趣を一層高め
ることができる。
【0068】さらに、請求項5に係る発明では、内部抽
選の大当りを報知するいわゆるフラグ告知用の報知部
が、球状物受け入れ演出部に受け入れられた球状物の有
無又は個数に応じて異なる態様でフラグ告知をするた
め、遊技演出の興趣をより一層高めることができる。
選の大当りを報知するいわゆるフラグ告知用の報知部
が、球状物受け入れ演出部に受け入れられた球状物の有
無又は個数に応じて異なる態様でフラグ告知をするた
め、遊技演出の興趣をより一層高めることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係るスロットマシン
の正面図である。
の正面図である。
【図2】図1のX−X線における拡大断面図である。
【図3】上記スロットマシンの演出手段を構成する5個
の14セグメント表示器の拡大図である。
の14セグメント表示器の拡大図である。
【図4】図2のY−Y線に沿って見た拡大矢視図であ
る。
る。
【図5】スロットマシンの制御系のブロック構成図であ
る。
る。
【図6】スロットマシンの遊技の制御内容を示すフロー
チャートの前半部分の図である。
チャートの前半部分の図である。
【図7】同フローチャートの後半部分の図である。
【図8】上記演出手段による当選演出の一例を説明する
ための図である。
ための図である。
【図9】同じくハズレ演出の一例を説明するための図で
ある。
ある。
【図10】第2の実施形態に係るスロットマシンの正面
図である。
図である。
【図11】上記スロットマシンの演出手段の遊技演出部
の構成図である。
の構成図である。
【図12】上記遊技演出部の球貯留部及び球放出部の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図13】同じく遊技演出部の球揚げ装置の構成を示す
概略図である。
概略図である。
【図14】役物演出ルーチンのフローチャート図であ
る。
る。
A,B スロットマシン(遊技機)
1 前扉
4 中央パネル
6 リール表示窓
30,60 演出手段
31 14セグメント表示器
32 電動役物(小球受け入れ演出部、球状物受け入
れ演出部) 33 球状ランプ 35,63 透視窓 32c 発光ダイオード 37,65 小球移動演出部(球状物移動演出部) 40 スロット主制御基板 51 演出用サブ制御基板 61 遊技演出部 62 報知部 64 演出盤 66 小球受け入れ演出部(球状物受け入れ演出部) 68 障害釘 69 放出口 71 球貯留部 72 球放出部 73 球揚げ装置 80 小球(球状物)
れ演出部) 33 球状ランプ 35,63 透視窓 32c 発光ダイオード 37,65 小球移動演出部(球状物移動演出部) 40 スロット主制御基板 51 演出用サブ制御基板 61 遊技演出部 62 報知部 64 演出盤 66 小球受け入れ演出部(球状物受け入れ演出部) 68 障害釘 69 放出口 71 球貯留部 72 球放出部 73 球揚げ装置 80 小球(球状物)
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(72)発明者 西村 浩次
大阪府大阪市中央区南船場2丁目9番14号
高砂電器産業株式会社内
(72)発明者 吉富 久雄
大阪府大阪市中央区南船場2丁目10番26号
クリエイションカード情報システム株式
会社内
(72)発明者 川喜多 泰樹
大阪府大阪市中央区南船場2丁目10番26号
クリエイションカード情報システム株式
会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 所定条件が成立したとき遊技者に面して
設けられた演出手段により所定の遊技演出を行う遊技機
であって、 上記演出手段は、球状物を所定領域内で移動させる球状
物移動演出部と、上記所定領域内に球状物を受け入れる
状態と受け入れない状態とに変更可能に設けられた球状
物受け入れ演出部とを備え、所定条件が成立したとき球
状物移動演出部によって球状物を移動させるとともに、
球状物受け入れ演出部の状態を変更することにより遊技
演出を行うように構成されていることを特徴とする遊技
機。 - 【請求項2】 上記演出手段は、スロットマシンの筐体
側に取り付けられ、かつ前扉のリール表示窓に近接して
設けた透視窓を通して遊技者に面するように設けられて
いる請求項1記載の遊技機。 - 【請求項3】 上記演出手段の球状物移動演出部は、発
光表示装置又は画像表示装置によって擬似的に球状物を
移動させるものである請求項1又は2記載の遊技機。 - 【請求項4】 上記演出手段の球状物移動演出部は、球
状物受け入れ演出部及び障害釘を表面側に配置してなる
演出盤と、この演出盤の裏面側上部に設けられ所定数の
球状物を貯留する球貯留部と、この球貯留部内の球状物
を演出盤の上部に設けた放出口から演出盤の表面側に放
出落下させる球放出部と、演出盤上の球状物受け入れ演
出部に受け入れられた球状物及び受け入れられなかった
球状物を共に球貯留部に戻すための球揚げ装置とを有し
てなる請求項1又は2記載の遊技機。 - 【請求項5】 上記演出手段は、内部抽選の大当りを報
知する報知部を備え、この報知部の作動を球状物受け入
れ演出部に受け入れられた球状物の有無又は個数に応じ
て変更制御するように構成されている請求項4記載の遊
技機。 - 【請求項6】 所定条件が成立したとき遊技者に面して
設けられた演出手段により所定の遊技演出を行う遊技機
であって、 上記演出手段は、画像表示装置からなるもので、所定条
件が成立したとき画面上に球状物を移動表示するととも
に、この球状物を入賞部に受け入れる状態と受け入れな
い状態とに変更表示することにより遊技演出を行うよう
に構成されていることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002128733A JP2003320075A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002128733A JP2003320075A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003320075A true JP2003320075A (ja) | 2003-11-11 |
Family
ID=29542389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002128733A Withdrawn JP2003320075A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003320075A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005319157A (ja) * | 2004-05-11 | 2005-11-17 | Toyo Kasei Kk | 遊技機 |
JP2005319156A (ja) * | 2004-05-11 | 2005-11-17 | Toyo Kasei Kk | 遊技機用役物 |
JP2007061161A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Samii Kk | 雀球遊技機 |
JP2007267969A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Kita Denshi Corp | 遊技機 |
JP2008161397A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Net Kk | 遊技機 |
-
2002
- 2002-04-30 JP JP2002128733A patent/JP2003320075A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4528026B2 (ja) * | 2004-05-11 | 2010-08-18 | 株式会社浅間製作所 | 遊技機用役物 |
JP4573570B2 (ja) * | 2004-05-11 | 2010-11-04 | 株式会社浅間製作所 | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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