JP2003317649A - 電子励起ディスプレイ用ガラススペーサ - Google Patents
電子励起ディスプレイ用ガラススペーサInfo
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- JP2003317649A JP2003317649A JP2002127039A JP2002127039A JP2003317649A JP 2003317649 A JP2003317649 A JP 2003317649A JP 2002127039 A JP2002127039 A JP 2002127039A JP 2002127039 A JP2002127039 A JP 2002127039A JP 2003317649 A JP2003317649 A JP 2003317649A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2329/00—Electron emission display panels, e.g. field emission display panels
- H01J2329/86—Vessels
- H01J2329/8625—Spacing members
- H01J2329/863—Spacing members characterised by the form or structure
- H01J2329/8635—Spacing members characterised by the form or structure having a corrugated lateral surface
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガラススペーサの強度を向上させることがで
きる電子線励起ディスプレイ用ガラススペーサを提供す
る。 【解決手段】 フラット型電子線励起ディスプレイにお
いて、内面に画像形成部材5が形成されたガラス基板1
5から成る前面板1と、電子放出素子群を搭載したガラ
ス基板21から成る背面板2とは、支持枠3を介して気
密的に接合されて支持枠3と共に気密の耐大気圧構造を
なす真空容器を形成し、前面板1と背面板2間には、大
気圧支持部材としての複数のガラススペーサ4が挿入さ
れている。ガラススペーサ4は、切断された端面4a又
は4bに発生したチッピングの最大長さが0.2mm以
下、好ましくは0.1mm以下、さらに好ましくは0.
06mm以下である。
きる電子線励起ディスプレイ用ガラススペーサを提供す
る。 【解決手段】 フラット型電子線励起ディスプレイにお
いて、内面に画像形成部材5が形成されたガラス基板1
5から成る前面板1と、電子放出素子群を搭載したガラ
ス基板21から成る背面板2とは、支持枠3を介して気
密的に接合されて支持枠3と共に気密の耐大気圧構造を
なす真空容器を形成し、前面板1と背面板2間には、大
気圧支持部材としての複数のガラススペーサ4が挿入さ
れている。ガラススペーサ4は、切断された端面4a又
は4bに発生したチッピングの最大長さが0.2mm以
下、好ましくは0.1mm以下、さらに好ましくは0.
06mm以下である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子線励起ディス
プレイ用ガラススペーサに関する。
プレイ用ガラススペーサに関する。
【0002】
【従来の技術】大きくて重いブラウン管に代わる薄型で
軽い、いわゆるフラット型ディスプレイとしては、自発
光式のフラット型電子線励起ディスプレイがあり、この
ディスプレイは、電子線源より放出される電子ビームを
蛍光体に照射して蛍光を発生させることにより画像を形
成する(例えば、特開平7−230776号公報)。
軽い、いわゆるフラット型ディスプレイとしては、自発
光式のフラット型電子線励起ディスプレイがあり、この
ディスプレイは、電子線源より放出される電子ビームを
蛍光体に照射して蛍光を発生させることにより画像を形
成する(例えば、特開平7−230776号公報)。
【0003】一般に、フラット型電子線励起ディスプレ
イは、内面に画像形成部材が形成されたガラス基板から
成る前面板と、電子放出素子群を搭載したガラス基板か
ら成る背面板とを備える。画像形成部材は、電子放出素
子からの電子ビームが照射されて発光する蛍光体を有す
る。前面板と背面板とは、支持枠を介して互いに気密的
に接合されて支持枠と共に気密の耐大気圧構造をなす真
空容器を形成する。
イは、内面に画像形成部材が形成されたガラス基板から
成る前面板と、電子放出素子群を搭載したガラス基板か
ら成る背面板とを備える。画像形成部材は、電子放出素
子からの電子ビームが照射されて発光する蛍光体を有す
る。前面板と背面板とは、支持枠を介して互いに気密的
に接合されて支持枠と共に気密の耐大気圧構造をなす真
空容器を形成する。
【0004】このようなフラット型電子線励起ディスプ
レイにあっては、電子ビームを蛍光体にあてて画像を形
成するため、電子線源、蛍光体、その他の構成部品が作
り込まれる真空容器内は、約1.33×10-3Pa(約
10-5torr)以下の真空雰囲気に保持されるので、
ディスプレイの表示画像が大きくなるに従って、真空容
器内部と外部の気圧差により前面板と背面板が変形又は
接触する場合があり、この変形又は接触を防止して前面
板と背面板との間隔を一定に保つために、前面板と背面
板間には大気圧支持部材として複数のガラススペーサが
挿入される。
レイにあっては、電子ビームを蛍光体にあてて画像を形
成するため、電子線源、蛍光体、その他の構成部品が作
り込まれる真空容器内は、約1.33×10-3Pa(約
10-5torr)以下の真空雰囲気に保持されるので、
ディスプレイの表示画像が大きくなるに従って、真空容
器内部と外部の気圧差により前面板と背面板が変形又は
接触する場合があり、この変形又は接触を防止して前面
板と背面板との間隔を一定に保つために、前面板と背面
板間には大気圧支持部材として複数のガラススペーサが
挿入される。
【0005】このガラススペーサは、その断面形状とほ
ぼ相似形の断面形状の母材ガラスを加熱しつつ延伸し、
次いで、延伸ガラスをカッター等により所望の長さに切
断することにより製造される。この加熱延伸法は、機械
加工法や注型法、押出し法と比べて、作製工程の簡易
さ、チッピングや欠けを低減できる点で優れている。ま
た、機械加工法や注型法、押出し法では、チッピング等
を低減するためには、研磨等の加工処理が必要であり、
コスト高となる。
ぼ相似形の断面形状の母材ガラスを加熱しつつ延伸し、
次いで、延伸ガラスをカッター等により所望の長さに切
断することにより製造される。この加熱延伸法は、機械
加工法や注型法、押出し法と比べて、作製工程の簡易
さ、チッピングや欠けを低減できる点で優れている。ま
た、機械加工法や注型法、押出し法では、チッピング等
を低減するためには、研磨等の加工処理が必要であり、
コスト高となる。
【0006】また、ディスプレイの組立ては、電子放出
素子を搭載した背面板の上にガラススペーサを封着用フ
リットを介して所定のピッチで並べた上で、この背面板
やガラススペーサに前面板を封着用フリットを用いて接
合し、約400〜500℃で焼成による熱処理を施すこ
とにより行われる。
素子を搭載した背面板の上にガラススペーサを封着用フ
リットを介して所定のピッチで並べた上で、この背面板
やガラススペーサに前面板を封着用フリットを用いて接
合し、約400〜500℃で焼成による熱処理を施すこ
とにより行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記加
熱延伸法により作製されたガラススペーサは、カッター
等により切断すると、その切断端面にチッピングが発生
し、このチッピングはガラススペーサの強度を低下させ
る。
熱延伸法により作製されたガラススペーサは、カッター
等により切断すると、その切断端面にチッピングが発生
し、このチッピングはガラススペーサの強度を低下させ
る。
【0008】本発明の目的は、ガラススペーサ強度の低
下を防止することができる電子線励起ディスプレイ用ガ
ラススペーサを提供することにある。
下を防止することができる電子線励起ディスプレイ用ガ
ラススペーサを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載のガラススペーサは、切断された端
面に発生するチッピングの最大長さが0.2mm以下で
あることを特徴とする。
めに、請求項1記載のガラススペーサは、切断された端
面に発生するチッピングの最大長さが0.2mm以下で
あることを特徴とする。
【0010】請求項2記載のガラススペーサは、請求項
1記載のガラススペーサにおいて、前記チッピングの最
大長さは0.1mm以下であることを特徴とする。
1記載のガラススペーサにおいて、前記チッピングの最
大長さは0.1mm以下であることを特徴とする。
【0011】請求項3記載のガラススペーサは、請求項
2記載のガラススペーサにおいて、前記チッピングの最
大長さは0.06mm以下であることを特徴とする。
2記載のガラススペーサにおいて、前記チッピングの最
大長さは0.06mm以下であることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明者は、上記目的を達成すべ
く鋭意研究を行った結果、切断された端面に発生するチ
ッピングの最大長さが0.2mm以下、好ましくは0.
1mm以下、さらに好ましくは0.06mm以下である
と、ガラススペーサ強度の低下を防止することができる
ことを見出した。
く鋭意研究を行った結果、切断された端面に発生するチ
ッピングの最大長さが0.2mm以下、好ましくは0.
1mm以下、さらに好ましくは0.06mm以下である
と、ガラススペーサ強度の低下を防止することができる
ことを見出した。
【0013】本発明は、上記研究の結果に基づいてなさ
れたものである。
れたものである。
【0014】以下、本発明の実施の形態に係る電子線励
起ディスプレイ用ガラススペーサの構成を図面を参照し
て説明する。
起ディスプレイ用ガラススペーサの構成を図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態に係る電子線
励起ディスプレイ用ガラススペーサを備えるフラット型
電子線励起ディスプレイの分解斜視図である。
励起ディスプレイ用ガラススペーサを備えるフラット型
電子線励起ディスプレイの分解斜視図である。
【0016】図1において、フラット型電子線励起ディ
スプレイは、内面に画像形成部材5が形成されたガラス
基板15から成る前面板1と、後述する電子放出素子群
を搭載したガラス基板21から成る背面板2とを備え
る。画像形成部材5は、該電子放出素子から電子ビーム
が照射されて発光する蛍光体を有する。
スプレイは、内面に画像形成部材5が形成されたガラス
基板15から成る前面板1と、後述する電子放出素子群
を搭載したガラス基板21から成る背面板2とを備え
る。画像形成部材5は、該電子放出素子から電子ビーム
が照射されて発光する蛍光体を有する。
【0017】ガラス基板15,21は、例えばソーダラ
イムガラスから成り、このガラスの線膨張係数は、88
〜92×10-7K-1である。
イムガラスから成り、このガラスの線膨張係数は、88
〜92×10-7K-1である。
【0018】前面板1と背面板2とは、図1の線II−II
に関する断面図である図2に示すように支持枠3を介し
て気密的に接合されて支持枠3と共に気密の耐大気圧構
造をなす真空容器を形成する。また、前面板1と背面板
2間には、大気圧支持部材としての複数のガラススペー
サ4が挿入される。ガラススペーサ4は、図3において
後述する方法により形成された延伸ガラスを前面板1及
び背面板2の大きさにより決まる所定の長さに切断する
ことにより作製される。このガラススペーサ4は、その
両端に切断された端面4a,4bを有する。
に関する断面図である図2に示すように支持枠3を介し
て気密的に接合されて支持枠3と共に気密の耐大気圧構
造をなす真空容器を形成する。また、前面板1と背面板
2間には、大気圧支持部材としての複数のガラススペー
サ4が挿入される。ガラススペーサ4は、図3において
後述する方法により形成された延伸ガラスを前面板1及
び背面板2の大きさにより決まる所定の長さに切断する
ことにより作製される。このガラススペーサ4は、その
両端に切断された端面4a,4bを有する。
【0019】背面板2は、ガラス基板21と、ガラス基
板21上にマトリックス上に配列された厚さ100μm
(1000オングストローム)のNiから成る複数個の
素子部23と、これらの素子部23に給電すべくガラス
基板21上に形成された厚さ2μmのAgから成る複数
の配線部24とを備える。素子部23の各々には、電子
放出素子25が形成されている。配線部24の配線パタ
ーンは平行線のパターンであり、隣り合う一対の配線部
24を通して、これらの配線部24に沿う複数の電子放
出素子25に同時に給電される。更に、図示されていな
いが、ガラス基板21の10μm上方には、SiO2絶
縁層を介して50μm径の電子通過孔を有する変調電極
が配置されている。
板21上にマトリックス上に配列された厚さ100μm
(1000オングストローム)のNiから成る複数個の
素子部23と、これらの素子部23に給電すべくガラス
基板21上に形成された厚さ2μmのAgから成る複数
の配線部24とを備える。素子部23の各々には、電子
放出素子25が形成されている。配線部24の配線パタ
ーンは平行線のパターンであり、隣り合う一対の配線部
24を通して、これらの配線部24に沿う複数の電子放
出素子25に同時に給電される。更に、図示されていな
いが、ガラス基板21の10μm上方には、SiO2絶
縁層を介して50μm径の電子通過孔を有する変調電極
が配置されている。
【0020】ガラススペーサ4の各々は、下端が接着部
材8を介して背面板2に固定されるが、これに代えて、
上端が接着部材8を介して前面板1に固定されるか、又
は上下端が接着部材8を介して前面板1及び背面板2の
夫々に固定されてもよい。
材8を介して背面板2に固定されるが、これに代えて、
上端が接着部材8を介して前面板1に固定されるか、又
は上下端が接着部材8を介して前面板1及び背面板2の
夫々に固定されてもよい。
【0021】ガラススペーサ4の断面形状のアスペクト
比(高さ/最大幅比)は通常は4〜50である。
比(高さ/最大幅比)は通常は4〜50である。
【0022】ガラススペーサ4は、最大厚さが0.03
〜0.30mmであるのがよい。ガラススペーサ4が前
面板1又は背面板2と接触する部分はディスプレイが発
光表示できないので、厚さは薄いほうが好ましいが、
0.03mm未満では薄すぎて、ガラススペーサ4の絶
対強度が不足して取り扱いが困難となるからであり、ま
た、ディスプレイの開口率を上げるためにガラススペー
サ4を配線部24に配置することになるが、その配線部
24の幅は一般的に最大0.30mmであるのでガラス
スペーサ4の厚さが配線部24の幅を超えるのは得策で
はないからである。
〜0.30mmであるのがよい。ガラススペーサ4が前
面板1又は背面板2と接触する部分はディスプレイが発
光表示できないので、厚さは薄いほうが好ましいが、
0.03mm未満では薄すぎて、ガラススペーサ4の絶
対強度が不足して取り扱いが困難となるからであり、ま
た、ディスプレイの開口率を上げるためにガラススペー
サ4を配線部24に配置することになるが、その配線部
24の幅は一般的に最大0.30mmであるのでガラス
スペーサ4の厚さが配線部24の幅を超えるのは得策で
はないからである。
【0023】ガラススペーサ4は、高さが一般的に0.
7〜5.0mmであり、好ましくは1〜5mmであるの
がよい。フラット型電子線励起ディスプレイでは、蛍光
体の利用効率を高めるために、一般的に5000〜60
00ボルトの高加速電圧を用いるので、前面板1と背面
板2との間隔が1mm未満では双方の絶縁性を確保する
のが難しく、5mmを超えると電子線源から放出された
電子ビームが広がりすぎて隣接する画素まで発光してし
まうので好ましくないからである。
7〜5.0mmであり、好ましくは1〜5mmであるの
がよい。フラット型電子線励起ディスプレイでは、蛍光
体の利用効率を高めるために、一般的に5000〜60
00ボルトの高加速電圧を用いるので、前面板1と背面
板2との間隔が1mm未満では双方の絶縁性を確保する
のが難しく、5mmを超えると電子線源から放出された
電子ビームが広がりすぎて隣接する画素まで発光してし
まうので好ましくないからである。
【0024】ガラススペーサ4の長さは、ディスプレイ
の大きさやその製造方法に依存して決定され、一般的に
30〜2000mmである。
の大きさやその製造方法に依存して決定され、一般的に
30〜2000mmである。
【0025】また、ディスプレイの組立ては、電子放出
素子を搭載した背面板の上にガラススペーサを封着用フ
リットを介して所定のピッチで並べた上で、この背面板
やガラススペーサに前面板を封着用フリットを用いて接
合し、約400〜500℃で焼成による熱処理を施すこ
とにより行われる。
素子を搭載した背面板の上にガラススペーサを封着用フ
リットを介して所定のピッチで並べた上で、この背面板
やガラススペーサに前面板を封着用フリットを用いて接
合し、約400〜500℃で焼成による熱処理を施すこ
とにより行われる。
【0026】以下、本発明の実施の形態に係る電子線励
起ディスプレイ用ガラススペーサの製造方法を図面を参
照して説明する。
起ディスプレイ用ガラススペーサの製造方法を図面を参
照して説明する。
【0027】ガラススペーサ4の製造は、ガラススペー
サ4の断面形状とほぼ相似形の断面形状を有する母材ガ
ラスを準備し、次いで、その母材ガラスを加熱しつつ延
伸し、得られた延伸ガラスを所望の長さに切断すること
により行う。
サ4の断面形状とほぼ相似形の断面形状を有する母材ガ
ラスを準備し、次いで、その母材ガラスを加熱しつつ延
伸し、得られた延伸ガラスを所望の長さに切断すること
により行う。
【0028】図3は、本発明の実施の形態に係る電子線
励起ディスプレイ用ガラススペーサの製造装置の概略構
成を示す図である。
励起ディスプレイ用ガラススペーサの製造装置の概略構
成を示す図である。
【0029】図3において、フラット型電子線励起ディ
スプレイ用ガラススペーサの製造装置30は、上段31
及び中段32を含む台33を有する。また、上段31の
一端側の延長部には後述する筒状の加熱炉34が設けら
れている。
スプレイ用ガラススペーサの製造装置30は、上段31
及び中段32を含む台33を有する。また、上段31の
一端側の延長部には後述する筒状の加熱炉34が設けら
れている。
【0030】この加熱炉34に対向する位置において、
上段31にはT字型の支柱35が立設されると共に、支
柱35に隣接してモータ36が載置されている。ワイヤ
37が、モータ36の駆動軸上のプーリ38、上段31
上のプーリ39、支柱35の上端のプーリ40,40に
掛け廻され、該ワイヤ37の一端は母材ガラス41の上
端に固定されている。母材ガラス41の下端部は、加熱
炉34に導入されている。モータ36の駆動軸の回転速
度は図示しない制御装置によって制御され、これによ
り、母材ガラス41の加熱炉34への供給速度が制御さ
れる。
上段31にはT字型の支柱35が立設されると共に、支
柱35に隣接してモータ36が載置されている。ワイヤ
37が、モータ36の駆動軸上のプーリ38、上段31
上のプーリ39、支柱35の上端のプーリ40,40に
掛け廻され、該ワイヤ37の一端は母材ガラス41の上
端に固定されている。母材ガラス41の下端部は、加熱
炉34に導入されている。モータ36の駆動軸の回転速
度は図示しない制御装置によって制御され、これによ
り、母材ガラス41の加熱炉34への供給速度が制御さ
れる。
【0031】図3の線IV−IVに関する断面図である図4
に示すように、筒状の加熱炉34の内側には、母材ガラ
ス41の下端部を加熱すべく、当該下端部の長辺側に対
向して一対の電気ヒータ43と、短辺側に対向した一対
の電気ヒータ44が設けられている。これらの電気ヒー
タ43,44は前記制御装置に接続されており、電気ヒ
ータ43と電気ヒータ44の作動は夫々独立して該制御
装置によって制御される。
に示すように、筒状の加熱炉34の内側には、母材ガラ
ス41の下端部を加熱すべく、当該下端部の長辺側に対
向して一対の電気ヒータ43と、短辺側に対向した一対
の電気ヒータ44が設けられている。これらの電気ヒー
タ43,44は前記制御装置に接続されており、電気ヒ
ータ43と電気ヒータ44の作動は夫々独立して該制御
装置によって制御される。
【0032】更に、台33の中段32上には、モータ4
5が設けられており、その駆動軸には、前記母材ガラス
41から下垂した延伸ガラスを挟持して延伸する一対の
延伸ロール46が連結されている。モータ45の駆動軸
の回転速度は前記制御装置によって制御され、これによ
り、延伸ロール46の回転速度、すなわち母材ガラス4
1の延伸速度が制御される。
5が設けられており、その駆動軸には、前記母材ガラス
41から下垂した延伸ガラスを挟持して延伸する一対の
延伸ロール46が連結されている。モータ45の駆動軸
の回転速度は前記制御装置によって制御され、これによ
り、延伸ロール46の回転速度、すなわち母材ガラス4
1の延伸速度が制御される。
【0033】上記構成により、母材ガラス41が所定の
供給速度で加熱炉34に供給され、該母材ガラス41が
所定の延伸速度で延伸される。
供給速度で加熱炉34に供給され、該母材ガラス41が
所定の延伸速度で延伸される。
【0034】ガラススペーサ4は、上記製造装置30を
使用して以下のように製造する。
使用して以下のように製造する。
【0035】第1工程:まず、ガラス材料に通常の切
断、切削、研磨等の機械加工を施すか、熔着、熱間プレ
ス・熱間押出し等の延伸を施すことにより得られる所定
の断面形状を有する母材ガラス41を準備する。この母
材ガラス41は、その断面形状が図1におけるガラスス
ペーサ4(断面長方形)、並びに後述する図5(a)〜
図5(h)のガラススペーサ4の各断面形状に相似形と
なるように形成される。
断、切削、研磨等の機械加工を施すか、熔着、熱間プレ
ス・熱間押出し等の延伸を施すことにより得られる所定
の断面形状を有する母材ガラス41を準備する。この母
材ガラス41は、その断面形状が図1におけるガラスス
ペーサ4(断面長方形)、並びに後述する図5(a)〜
図5(h)のガラススペーサ4の各断面形状に相似形と
なるように形成される。
【0036】母材ガラス41は、その線膨張係数がガラ
ス基板15,21と同等のものであり、電子放出素子を
用いたディスプレイに使用することから、例えば低、無
アルカリガラスが好ましい。
ス基板15,21と同等のものであり、電子放出素子を
用いたディスプレイに使用することから、例えば低、無
アルカリガラスが好ましい。
【0037】また、母材ガラス41の大きさには特に制
限はないが、厚さ0.2〜60mm、高さ0.2〜30
0mm、及び長さ200〜1000mmが好ましい。母
材ガラス41の断面積は、得られるべきガラススペーサ
4の断面積の100〜7000倍であるのがよい。
限はないが、厚さ0.2〜60mm、高さ0.2〜30
0mm、及び長さ200〜1000mmが好ましい。母
材ガラス41の断面積は、得られるべきガラススペーサ
4の断面積の100〜7000倍であるのがよい。
【0038】第2工程:前記準備された母材ガラス41
を製造装置30のワイヤ37の一端に懸吊して装着す
る。次いで、モータ36の駆動軸を回転させて母材ガラ
ス41の下端部を加熱炉34内に導入する。次いで、電
気ヒータ43,44に通電して加熱炉34によって該母
材ガラス41の下端部を加熱する。この加熱により母材
ガラス41から下垂した延伸ガラスを延伸ロール46に
通し、該延伸ロール46をモータ45により回転させて
下方に引っ張る。
を製造装置30のワイヤ37の一端に懸吊して装着す
る。次いで、モータ36の駆動軸を回転させて母材ガラ
ス41の下端部を加熱炉34内に導入する。次いで、電
気ヒータ43,44に通電して加熱炉34によって該母
材ガラス41の下端部を加熱する。この加熱により母材
ガラス41から下垂した延伸ガラスを延伸ロール46に
通し、該延伸ロール46をモータ45により回転させて
下方に引っ張る。
【0039】以後、モータ36及び45を夫々制御し
て、母材ガラス41を加熱炉34内に後述する所定の供
給速度で導入すると同時に後述する所定の延伸速度で下
方に引っ張る。その際、電気ヒータ43,44を母材ガ
ラス41の加熱温度が所定範囲内になるように制御す
る。すなわち、母材ガラス41を後述する理由によりそ
の粘度が104〜108Pa・s(105〜109ポア
ズ)、好ましくは107〜108Pa・s(108〜109
ポアズ)になるような所定の温度範囲に加熱する。例え
ば、母材ガラス41がソーダライムガラスの場合は前記
所定の温度範囲は660〜930℃、好ましくは660
〜720℃である。
て、母材ガラス41を加熱炉34内に後述する所定の供
給速度で導入すると同時に後述する所定の延伸速度で下
方に引っ張る。その際、電気ヒータ43,44を母材ガ
ラス41の加熱温度が所定範囲内になるように制御す
る。すなわち、母材ガラス41を後述する理由によりそ
の粘度が104〜108Pa・s(105〜109ポア
ズ)、好ましくは107〜108Pa・s(108〜109
ポアズ)になるような所定の温度範囲に加熱する。例え
ば、母材ガラス41がソーダライムガラスの場合は前記
所定の温度範囲は660〜930℃、好ましくは660
〜720℃である。
【0040】上記母材ガラス41の供給速度に対する母
材ガラス41の延伸速度の比は、20〜8000である
のが好ましい。当該比が20未満の場合は、母材ガラス
41が延伸される延伸率が小さく生産性が悪化し、当該
比が8000を超える場合は、前記延伸率が大きすぎて
延伸ガラスの延伸方向に垂直な断面形状が不安定にな
る。より好ましくは、当該比が100〜7000の範囲
にあるのがよい。
材ガラス41の延伸速度の比は、20〜8000である
のが好ましい。当該比が20未満の場合は、母材ガラス
41が延伸される延伸率が小さく生産性が悪化し、当該
比が8000を超える場合は、前記延伸率が大きすぎて
延伸ガラスの延伸方向に垂直な断面形状が不安定にな
る。より好ましくは、当該比が100〜7000の範囲
にあるのがよい。
【0041】第3工程:次いで、前記延伸ガラスを所望
の長さに切断してガラススペーサ4を得る。この切断
は、以下のように行う。
の長さに切断してガラススペーサ4を得る。この切断
は、以下のように行う。
【0042】まず、切断すべき延伸ガラスをワックスで
覆い、このワックスで覆われた延伸ガラスをワックスご
と1500〜5000rpmで回転する砥石カッターで
0.1〜100mm/分の送り速度で切断する。この際
の冷却水量は、500ml/分である。
覆い、このワックスで覆われた延伸ガラスをワックスご
と1500〜5000rpmで回転する砥石カッターで
0.1〜100mm/分の送り速度で切断する。この際
の冷却水量は、500ml/分である。
【0043】ガラススペーサ4の端面4a,4b以外の
4つの面は加熱延伸時にほぼ火造り面となるので、元の
ガラスの加工精度はそれほど問題にならない。ここに、
火造り面とは、ガラスの粘性が加熱温度に相関すること
を利用して、溶解ガラスを成形型等に接触させることな
く加熱温度の制御により例えば板状に成形したときのそ
のガラス面をいう。この火造り面は、成形型の微小な凹
凸が転写されないので微視的に平坦であるという特徴を
有する。
4つの面は加熱延伸時にほぼ火造り面となるので、元の
ガラスの加工精度はそれほど問題にならない。ここに、
火造り面とは、ガラスの粘性が加熱温度に相関すること
を利用して、溶解ガラスを成形型等に接触させることな
く加熱温度の制御により例えば板状に成形したときのそ
のガラス面をいう。この火造り面は、成形型の微小な凹
凸が転写されないので微視的に平坦であるという特徴を
有する。
【0044】以上の3工程によって、母材ガラス41か
ら、その断面形状とほぼ相似形の所望の断面形状のガラ
ススペーサ4を形成することができる。
ら、その断面形状とほぼ相似形の所望の断面形状のガラ
ススペーサ4を形成することができる。
【0045】以下、図1におけるガラススペーサ4の断
面形状の実施例を説明する。
面形状の実施例を説明する。
【0046】図5は、図1におけるガラススペーサ4の
実施例の説明図である。
実施例の説明図である。
【0047】図5(a)〜図5(h)のガラススペーサ
4は、その側面が凹凸状を呈しており、各凸部断面が、
図5(a)及び図5(e)では矩形、図5(b)及び図
5(f)では直角三角形、図5(c)及び図5(g)で
は山形、図5(d)及び図5h)では台形をなしてい
る。また、図5(a)〜図5(d)の実施例では、頂部
及び底部が張り出しているが、図5(e)〜図5(h)
の実施例では、頂部及び底部が張り出していない。この
ように、図5(a)〜図5(h)のガラススペーサ4
は、その側面が凹凸状を呈していることにより、電子放
出素子から放出された電子が帯電したガラススペーサ4
に衝突した際に該電子を捕捉することができる。
4は、その側面が凹凸状を呈しており、各凸部断面が、
図5(a)及び図5(e)では矩形、図5(b)及び図
5(f)では直角三角形、図5(c)及び図5(g)で
は山形、図5(d)及び図5h)では台形をなしてい
る。また、図5(a)〜図5(d)の実施例では、頂部
及び底部が張り出しているが、図5(e)〜図5(h)
の実施例では、頂部及び底部が張り出していない。この
ように、図5(a)〜図5(h)のガラススペーサ4
は、その側面が凹凸状を呈していることにより、電子放
出素子から放出された電子が帯電したガラススペーサ4
に衝突した際に該電子を捕捉することができる。
【0048】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0049】まず、上記製造方法でガラススペーサ4を
作製し、端面4a又は4bに形成されたチッピングの大
きさを測定した。チッピングの大きさの測定は、端面4
a,4bの面内におけるチッピングの最大長さを測定し
たものである(図6)。この測定したガラススペーサ4
の中から、チッピングの大きさが0.20mmのガラス
スペーサ4(実施例1)、0.16mmのガラススペー
サ4(実施例2)、0.12mmのガラススペーサ4
(実施例3)、0.10mmのガラススペーサ(実施例
4)、0.06mmのガラススペーサ4(実施例5)、
0.04mmのガラススペーサ4(実施例6)、0.3
0mmのガラススペーサ(比較例1)、及び0.25m
mのガラススペーサ4(比較例2)を準備した。
作製し、端面4a又は4bに形成されたチッピングの大
きさを測定した。チッピングの大きさの測定は、端面4
a,4bの面内におけるチッピングの最大長さを測定し
たものである(図6)。この測定したガラススペーサ4
の中から、チッピングの大きさが0.20mmのガラス
スペーサ4(実施例1)、0.16mmのガラススペー
サ4(実施例2)、0.12mmのガラススペーサ4
(実施例3)、0.10mmのガラススペーサ(実施例
4)、0.06mmのガラススペーサ4(実施例5)、
0.04mmのガラススペーサ4(実施例6)、0.3
0mmのガラススペーサ(比較例1)、及び0.25m
mのガラススペーサ4(比較例2)を準備した。
【0050】
【表1】
【0051】次いで、上記ガラススペーサ4(実施例1
〜6,比較例1〜2)に対して耐圧縮荷重強度の評価を
行った。耐圧縮荷重強度評価は、ガラススペーサ4の下
面(背面板2接着面)を所定の平面に接地させて上面
(前面板1接着面)に均一に2.0N/mm2の圧縮荷
重を加えたときに、ガラススペーサ4が破壊したか否か
を観察して行うものである(図7)。結果を表1に示
す。表1において、◎はガラススペーサ4が破壊しない
確率が100%であることを、○は同確率が95%以上
100%未満であることを、△は同確率が90%以上9
5%未満であることを、×は同確率が90%未満である
ことを夫々表す。
〜6,比較例1〜2)に対して耐圧縮荷重強度の評価を
行った。耐圧縮荷重強度評価は、ガラススペーサ4の下
面(背面板2接着面)を所定の平面に接地させて上面
(前面板1接着面)に均一に2.0N/mm2の圧縮荷
重を加えたときに、ガラススペーサ4が破壊したか否か
を観察して行うものである(図7)。結果を表1に示
す。表1において、◎はガラススペーサ4が破壊しない
確率が100%であることを、○は同確率が95%以上
100%未満であることを、△は同確率が90%以上9
5%未満であることを、×は同確率が90%未満である
ことを夫々表す。
【0052】本実施例によれば、ガラススペーサ4の端
面4a又は4bに発生したチッピングの大きさが0.2
mm以下、好ましくは0.1mm以下、さらに望ましく
は0.06mm以下であると、ガラススペーサ4が破壊
することなく強度を向上させることができることが分か
った。
面4a又は4bに発生したチッピングの大きさが0.2
mm以下、好ましくは0.1mm以下、さらに望ましく
は0.06mm以下であると、ガラススペーサ4が破壊
することなく強度を向上させることができることが分か
った。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載のガラススペーサによれば、切断された端面に発生す
るチッピングの大きさが0.2mm以下であるので、ガ
ラススペーサの強度を向上させることができる。
載のガラススペーサによれば、切断された端面に発生す
るチッピングの大きさが0.2mm以下であるので、ガ
ラススペーサの強度を向上させることができる。
【0054】請求項2記載のガラススペーサによれば、
チッピングの大きさが0.1mm以下であるので、請求
項1の効果を確実に奏することができる。
チッピングの大きさが0.1mm以下であるので、請求
項1の効果を確実に奏することができる。
【0055】請求項3記載のガラススペーサによれば、
チッピングの大きさが0.06mm以下であるので、請
求項1の効果をより確実に奏することができる。
チッピングの大きさが0.06mm以下であるので、請
求項1の効果をより確実に奏することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る電子線励起ディスプ
レイ用ガラススペーサを備えるフラット型電子線励起デ
ィスプレイの分解斜視図である。
レイ用ガラススペーサを備えるフラット型電子線励起デ
ィスプレイの分解斜視図である。
【図2】図1の線II−IIに関する断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る電子線励起ディスプ
レイ用ガラススペーサの製造装置の概略構成を示す図で
ある。
レイ用ガラススペーサの製造装置の概略構成を示す図で
ある。
【図4】図3の線IV−IVに関する断面図である。
【図5】(a)〜(h)は、図1におけるガラススペー
サ4の実施例の説明図である。
サ4の実施例の説明図である。
【図6】(a)は、図1におけるガラススペーサ4のチ
ッピングの発生状態を示す図であり、(b)及び(c)
は、(a)のチッピングの測定方法を示す図である。
ッピングの発生状態を示す図であり、(b)及び(c)
は、(a)のチッピングの測定方法を示す図である。
【図7】ガラススペーサ4の耐圧縮荷重強度評価方法を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
1 前面板
2 背面板
3 支持板
4 ガラススペーサ
15,21 ガラス基板
23 素子部
24 配線部
25 電子放出素子
30 製造装置
33 台
34 加熱炉
36,45 モータ
37 ワイヤ
41 母材ガラス
43,44 電気ヒータ
46 延伸ロール
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 水野 俊明
大阪府大阪市中央区北浜四丁目7番28号
日本板硝子株式会社内
Fターム(参考) 5C032 AA01 CC10
5C036 EE14 EE19 EF01 EF06 EF09
EG31 EH23
Claims (3)
- 【請求項1】 切断された端面に発生するチッピングの
最大長さが0.2mm以下であることを特徴とする電子
線励起ディスプレイ用ガラススペーサ。 - 【請求項2】 前記チッピングの最大長さは0.1mm
以下であることを特徴とする請求項1記載の電子線励起
ディスプレイ用ガラススペーサ。 - 【請求項3】 前記チッピングの最大長さは0.06m
m以下であることを特徴とする請求項2記載の電子線励
起ディスプレイ用ガラススペーサ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002127039A JP2003317649A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 電子励起ディスプレイ用ガラススペーサ |
PCT/JP2003/005213 WO2003092036A1 (fr) | 2002-04-23 | 2003-04-23 | Ecran a excitation par faisceau electronique, espaceur de verre utilise avec ledit ecran |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002127039A JP2003317649A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 電子励起ディスプレイ用ガラススペーサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003317649A true JP2003317649A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29541274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002127039A Pending JP2003317649A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-26 | 電子励起ディスプレイ用ガラススペーサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003317649A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1624475A3 (en) * | 2004-08-04 | 2008-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Supporting structure, method of manufacturing supporting structure, and display apparatus using the same |
CN100479087C (zh) * | 2004-06-30 | 2009-04-15 | 佳能株式会社 | 图像显示设备 |
-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002127039A patent/JP2003317649A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100479087C (zh) * | 2004-06-30 | 2009-04-15 | 佳能株式会社 | 图像显示设备 |
EP1624475A3 (en) * | 2004-08-04 | 2008-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Supporting structure, method of manufacturing supporting structure, and display apparatus using the same |
US7704115B2 (en) | 2004-08-04 | 2010-04-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Supporting structure, method of manufacturing supporting structure, and display apparatus using the same |
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