JP2003314575A - 密閉深みぞ玉軸受 - Google Patents
密閉深みぞ玉軸受Info
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- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7816—Details of the sealing or parts thereof, e.g. geometry, material
- F16C33/783—Details of the sealing or parts thereof, e.g. geometry, material of the mounting region
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- F16C33/7846—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc with a gap between the annular disc and the inner race
- F16C33/785—Bearing shields made of sheet metal
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Abstract
制し、シールド板装着後における外輪の真円度向上を図
る。 【解決手段】 本発明の密閉深みぞ玉軸受10は、外輪
11に加締め装着されるシールド板20のカール部24
に切欠き25が設けられる。この切欠き25は、圧接底
部23を径方向に超えた位置からカール部24を外周端
に向かって外向きに延びるように、(玉数+2)以上の
箇所に形成されている。
Description
ールド板を装着された軸受内径10mm以上の密閉深み
ぞ玉軸受に関し、詳しくはシールド板装着時における外
輪の変形量抑制及びシールド板装着後における外輪の真
円度向上を図る密閉深みぞ玉軸受の構造に関する。 【0002】 【従来の技術】図3及び図4に示したように、従来のシ
ールド板付転がり軸受30は、外輪31の側端部に加締
め又は係り止めにより装着されたシールド板32に、回
転非同期振れを低減するための切欠き33が形成されて
いる(特開平11−62999号公報参照)。シールド
板32の切欠き33は、nZ±X(但し、nは正の整
数、Zはボール数、Xは2以上の整数)箇所以上に設け
られる。この切欠き33により、HDD用の小径軸受や
ミニチュア軸受に要求される回転非同期振れの低減が実
現される。 【0003】また、図5及び図6に示したように、特開
平10−103363号公報には、外輪41に形成され
た周溝42に嵌め込まれたシールド板43に、円周方向
に延びる長孔44が形成された転がり軸受40が記載さ
れている。長孔44は、円周方向に分布され、円周方向
に延びて周囲を閉じられており、半径方向に弾性変形可
能な部分を形成する。シールド板43は、外輪41の周
溝42に嵌め込まれる際、弾性変形可能な部分を周溝4
2の底へ向けて半径方向に圧縮されるように弾性変形さ
れることにより、例え大きな寸法であっても、外輪41
への良好な組付け性が得られる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の転がり軸受のうち、図3及び図4に示したシー
ルド板付転がり軸受30では、HDD用の小径軸受やミ
ニチュア軸受に要求される回転非同期振れの低減には効
果があるものの、並径や大型の軸受内径10mm以上の
深みぞ玉軸受に要求される外輪の真円度向上と、真円度
向上による振動及び音響特性の改善は考慮されていない
という問題があった。 【0005】また、図5及び図6に示した転がり軸受4
0では、外輪41の周溝42へのシールド板43の組付
け性を改善することはできるものの、外輪41の変形量
抑制及び真円度向上は全く考慮されておらず、転がり軸
受40の振動及び音響特性を向上させることはできない
という問題があった。 【0006】本発明は、シールド板装着時における外輪
の変形量を抑制することができ、シールド板装着後にお
ける外輪の真円度向上を図ることができる密閉深みぞ玉
軸受を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の密閉深みぞ玉軸
受は、外輪の側端部にシールド板を装着された軸受内径
10mm以上の密閉深みぞ玉軸受であって、前記シール
ド板は、カール底部にかからない部分から外周端に向か
って、切欠きが(玉数+2)以上の箇所に形成されてい
ることを特徴とする。 【0008】前記構成の密閉深みぞ玉軸受によれば、シ
ールド板は外輪の側端部に装着される際、シールド板に
形成された(玉数+2)以上の切欠きによって、各切欠
き周辺部分の応力が緩和される。これにより、外輪への
シールド板の装着に伴う外輪の変形が小さく抑えられ、
外輪の高い真円度が確保される。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の密閉深みぞ玉軸受
の一実施形態を図1及び図2に基づいて詳細に説明す
る。図1は本発明の密閉深みぞ玉軸受の一実施形態を示
す要部断面図であり、図2は図1におけるシールド板を
示す要部斜視図である。 【0010】図1及び図2に示すように、密閉深みぞ玉
軸受10は、外周面に内輪軌道を有する内輪と、内周面
に外輪軌道を有する外輪11と、内輪軌道及び外輪軌道
間に転動自在に介在する複数の玉とを備えており、軸受
内径は10mm以上である。 【0011】外輪11の側端部には、シールド板20が
装着されている。シールド板20は、全体として環状に
形成されており、平板状部21の内径側(図2中左側)
に折曲部22が設けられるとともに、平板状部21の外
径側(図2中右側)に圧接底部23が設けられている。
また、圧接底部23から軸方向外向き(図2中上向き)
に湾曲するカール部24が設けられている。 【0012】平板状部21は、内輪軌道及び外輪軌道間
で玉に対面する。折曲部22は、軸方向内向き(図2中
下向き)に形成されており、内輪の段部内に延びる。圧
接底部23は、平板状部21から径方向外向きに延設さ
れており、外輪11の段部底面11bに圧接される。カ
ール部24は、外輪11へのシールド板20の装着に伴
って、外輪11の段部肩部11aで加締め込まれて図2
に示す状態から図1に示す状態となり、シールド板20
を外輪11に固定させる。 【0013】シールド板20のカール部24には、切欠
き25が設けられている。すなわち、切欠き25は、圧
接底部23を径方向に超えた位置からカール部24を外
周端に向かって外向きに延びるように、(玉数+2)以
上の箇所に形成されている。各切欠き25は、シールド
板20が外輪11に加締めにより装着される際、周辺部
分の応力を緩和させ、シールド板20が加締められるこ
とに伴う外輪11の変形を小さく抑えることができる。 【0014】本実施形態の密閉深みぞ玉軸受10の作用
を説明する。密閉深みぞ玉軸受10の組立て時、シール
ド板20は、図2に示す状態のカール部24を、外輪1
1の段部肩部11aで加締め込まれて図1に示す状態と
され、外輪11に固定される。この際、カール部24に
形成された各切欠き25によって、各切欠き25周辺部
分の応力が緩和され、シールド板20が加締められるこ
とに伴う外輪11の変形が小さく抑えられ、外輪11の
高い真円度が確保される。 【0015】上述したように本実施形態の密閉深みぞ玉
軸受10によれば、(玉数+2)以上の切欠き25が、
シールド板20のカール部24に形成されているので、
シールド板20装着時における外輪11の変形量を抑制
することができ、シールド板20装着後における外輪1
1の真円度向上を図ることができる。これにより、密閉
深みぞ玉軸受10の振動及び音響特性を大幅に向上させ
ることができる。 【0016】すなわち、シールド板20を外輪11に加
締めにより装着する際、切欠き25付近の応力を緩和す
ることができ、シールド板20が加締められることに伴
う外輪11の変形を小さく抑えることが可能となる。ま
た、外輪11の真円度は、シールド板20が加締められ
る際の切欠き25周辺の外輪11の変形量が、他の部分
よりも小さいことに起因して、シールド板20装着前に
比べて低下する傾向にあるが、本実施形態の密閉深みぞ
玉軸受10では、外輪11の高い真円度を確保すること
ができる。 【0017】 【発明の効果】以上説明したように本発明の密閉深みぞ
玉軸受によれば、シールド板には、カール底部にかから
ない部分から外周端に向かって、切欠きが(玉数+2)
以上の箇所に形成されている。したがって、シールド板
装着時における外輪の変形量を抑制することができ、シ
ールド板装着後における外輪の真円度向上を図ることが
できる。
要部断面図である。 【図2】図1におけるシールド板を示す要部斜視図であ
る。 【図3】従来のシールド板付転がり軸受を示す要部断面
図である。 【図4】図3におけるシールド板を示す要部斜視図であ
る。 【図5】従来の転がり軸受を示す要部断面図である。 【図6】図5におけるシールド板を示す側面図である。 【符号の説明】 10 密閉深みぞ玉軸受 11 外輪 11a 段部肩部 20 シールド板 21 平板状部 22 折曲部 23 圧接底部 24 カール部 25 切欠き
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 外輪の側端部にシールド板を装着された
軸受内径10mm以上の密閉深みぞ玉軸受であって、 前記シールド板は、カール底部にかからない部分から外
周端に向かって、切欠きが(玉数+2)以上の箇所に形
成されていることを特徴とする密閉深みぞ玉軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002117678A JP2003314575A (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 密閉深みぞ玉軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002117678A JP2003314575A (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 密閉深みぞ玉軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003314575A true JP2003314575A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29534800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002117678A Pending JP2003314575A (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 密閉深みぞ玉軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003314575A (ja) |
-
2002
- 2002-04-19 JP JP2002117678A patent/JP2003314575A/ja active Pending
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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