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JP2003309879A - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

Info

Publication number
JP2003309879A
JP2003309879A JP2002115199A JP2002115199A JP2003309879A JP 2003309879 A JP2003309879 A JP 2003309879A JP 2002115199 A JP2002115199 A JP 2002115199A JP 2002115199 A JP2002115199 A JP 2002115199A JP 2003309879 A JP2003309879 A JP 2003309879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
mobile
message
packet
communication system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002115199A
Other languages
English (en)
Inventor
Akito Fukui
章人 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002115199A priority Critical patent/JP2003309879A/ja
Publication of JP2003309879A publication Critical patent/JP2003309879A/ja
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェア規模およびソフトウェア規
模の増大を抑制し、装置コストを削減すること。 【解決手段】 MN115は、ルータアドバタイズメン
トメッセージ202に設定されているネットワークプレ
フィックス(Prefix)値を取得し、現在の位置で利用す
る共存気付アドレス(CoA:Care of Address)を生
成し、UE101の位置を登録するための結合更新(Bi
nding Update)メッセージ203(すなわち、制御信号
116)に設定し、UE101の位置を管理するHA1
14へ通知する。また、MN115は、CoAを結合更
新メッセージ205に設定して、UE101の位置を直
接CN106に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、3GPPにおいて規格化され
ている"TR25.855 High Speed Downlink Packet Access
(HSDPA)"技術を用いて移動端末(UE:User Eq
uipment)と無線基地局(BTS:Base Transceiver St
ation)との間で送受されるトラヒックを、3GPP規
格"TS23.060 General Packet Radio Service(GPR
S)Service description;Stage 2"に記載されている従
来の移動通信システムと、IPネットワークを用いて収
容する場合の移動通信システムの一例を示す図である。
【0003】HSDPA技術を適用することにより、U
EとBTSとの間の無線区間の下り方向が最大約10M
bps程度まで高速化することが可能となる。また、H
SDPA技術を適用した場合の下り方向のトラヒックは
品質を保証しないベストエフォート型である。このた
め、増加した下り方向のトラヒックだけをIPネットワ
ークで収容することにより、システム全体のコストの低
減を図ることが可能となるため、図11に示したシステ
ム構成が適用される場合がある。
【0004】以下では、図11に示した従来の移動通信
システムにおいて、HSDPA技術を適用したパケット
通信を行う場合について説明する。
【0005】図11に示す移動通信システムは、移動端
末(UE)601、無線基地局(BTS)602a、無
線基地局(BTS)602b、BTS602aおよびB
TS602bの制御をする無線ネットワーク制御装置
(RNC:Radio Network Controller)603、GPR
S(General Packet Radio Service)方式により通信を
行うためのサービングGPRSサポート装置(SGS
N:Serving GPRS SupportNode)604、GPRS方式
により通信を行うためのゲートウェイGPRSサポート
装置(GGSN:Gateway GPRS Support Node)60
5、UE601の通信相手(CN:Correspondent Nod
e)606、CN606を移動通信システムに接続する
ためのインターネット607、IPパケットのルーティ
ングを行うルータ611、ルータ612、およびIPネ
ットワーク613から構成されている。
【0006】なお、以下においては、UE601は、B
TS602aと無線通信を行っているものとして説明す
る。
【0007】UE601からの制御情報608は、BT
S602a、RNC603、SGSN604、およびG
GSN605の間で処理される。また、UE601から
CN606への上り方向のユーザパケット609は、U
E601から、BTS602a、RNC603、SGS
N604、GGSN605、インターネット607を介
して、CN606へ送信される。また、CN606から
UE601への下り方向のユーザパケット610は、イ
ンターネット607、ルータ611、IPネットワーク
613、ルータ612、BTS602aを介して、UE
601へ送信される。CN606からの下り方向のユー
ザパケット610の宛先が変更される場合などは、通信
経路614および通信経路615を介して、RNC60
3およびGGSN605から、それぞれルータ612お
よびルータ611へルーティング設定のためのメッセー
ジが送信される。
【0008】以上のように構成された移動通信システム
において、UE601がCN606とパケット通信を行
う場合の通信手順について図12および図13を用いて
説明する。
【0009】図12は、UE601とSGSN604お
よびGGSN605との間で通信経路を設定するための
手順であり、図13は、UE601とSGSN604と
の間で通信経路を設定するための手順である。一般的に
は、図12の手順において、SGSN604は、UE6
01からのアクティベートPDPコンテクストリクエス
ト(Activate PDP Context Request)メッセージ701
を受信した後、図13の手順におけるRAB(Radio Ac
cess Bearer)アサインメントリクエスト(RABAssignme
nt Request)メッセージ801を発行し、UE601と
SGSN604との間の通信経路を設定し、図12にお
けるクリエイトPDPコンテクストリクエスト(Create
PDP Context Request)メッセージ702を発行し、最
終的に、UE601からGGSN605までの間の通信
経路を設定する。
【0010】図12において、UE601がパケット通
信を行う場合、まず、UE601からSGSN604ま
での通信経路を設定するために、UE601は、例えば
UE601のネットワークサービスアクセスポイント識
別子(NSAPI:NetworkService Access Point Iden
tifier)やIPアドレスなどが設定されたアクティベー
トPDPコンテクストリクエストメッセージ701をS
GSN604へ送信する。そして、SGSN604から
GGSN605までの通信経路を設定するために、SG
SN604は、クリエイトPDPコンテクストリクエス
トメッセージ702をGGSN605へ送信する。そし
て、GGSN605は、UE601からの上りパケット
を転送するためのルーティング設定などを行い、クリエ
イトPDPコンテクストレスポンス(Create PDP Conte
xt Response)メッセージ703をSGSN604に返
送する。SGSN604は、アクティベートPDPコン
テクストレスポンス(Activate PDP Context Respons
e)メッセージ704をUE601に返送する。また、
GGSN605は、ルータ611のルーティング設定を
行うために、通信経路615を介してルータ設定メッセ
ージ705をルータ611に送信する。ルータ611
は、CN606からの下りパケットを転送するためのル
ーティング設定などを行う。これにより、参照符号70
6および参照符号707において、UE601とCN6
06との間でパケット通信を行うことが可能となる。
【0011】次に、図13を用いて、UE601からS
GSN604までの通信経路の設定について説明する。
【0012】図13において、SGSN604は、UE
601とSGSN604との間の通信経路を設定するた
めに、RABアサインメントリクエストメッセージ80
1をRNC603に送信する。RNC603は、BTS
602aに対して、無線回線の設定を指示するRABセ
ットアップリクエスト(RAB Setup Request)メッセー
ジ802を送信する。BTS602aは、無線回線を設
定するための処理を行った後、RABセットアップレス
ポンス(RAB Setup Response)メッセージ803を返送
する。次に、RNC603は、UE601に対して、B
TS602aとの間の無線回線の設定を指示するラジオ
ベアラセットアップ(Radio Bearer Setup)メッセージ
804を送信する。UE601は、参照符号805にお
いて、BTS602aとの間のレイヤ1の同期を確立し
た後、ラジオベアラセットアップコンプリート(Radio
Bearer Setup Complete)メッセージ806をRNC6
03に返送する。RNC603は、RABアサインメン
トレスポンス(RAB Assignment Response)メッセージ
807をSGSN604に返送する。また、RNC60
3は、ルータ612のルーティング設定等を行うために
ルータ設定メッセージ808を通信経路614を介して
ルータ612に送信する。ルータ612は、CN606
からの下りパケットをBTS602aに転送するため
に、BTS602aのインタフェース仕様に合った伝送
フォーマットへの変更やルーティング設定などを行う。
BTS602aのインタフェース仕様としては、例えば
3GPPにおいて規格化されている"TR25.933 IP Trans
port in UTRAN"仕様を適用することが可能である。
【0013】これにより、参照符号809および参照符
号810において、UE601とSGSN604との間
に、BTS602aを介する通信経路が設定され、UE
601は、インターネット607を介して、CN606
との間でパケット通信を行うことが可能となる。
【0014】また、UE601がBTS602aからB
TS602bへハンドオーバする場合、RNC603
は、UE601に対して、BTS602bとの間の無線
回線の設定を指示する物理チャネルリコンフィグレーシ
ョン(Phy ch Reconfiguration)メッセージ811を送
信する。UE601は、参照符号812において、BT
S602bとの間のレイヤ1の同期を確立した後、物理
チャネルリコンフィグレーションコンプリート(Phy ch
Reconfiguration Complete)メッセージ813をRN
C603に返送する。RNC603は、ルータ612の
ルーティング設定等を行うために、通信経路614を介
してルータ設定メッセージ814をルータ612に送信
する。ルータ612は、CN606からの下りパケット
をBTS602bに転送するために、BTS602aの
インタフェース仕様に合った伝送フォーマットへの変更
やルーティング設定などを行う。
【0015】これにより、参照符号815および参照符
号816において、UE601とSGSN604との間
に、BTS602bを介する通信経路が設定され、UE
601は、インターネット607を介して、CN606
との間でパケット通信を行うことが可能となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の移動通信システムにおいては、CN606からUE
601への下り方向の通信経路を設定する際に、GGS
N605およびRNC603から、それぞれルータ61
1およびルータ612に対してルーティングなどの設定
を指示するインタフェースを新たに設ける必要がある。
この場合、3GPP規格"TS23.060 General Packet Rad
io Service(GPRS)Service description;Stage 2"の仕様
に従ったRNC装置やGGSN装置にハードウェアおよ
びソフトウェアを追加する必要が生じるため、ハードウ
ェア規模やソフトウェア規模が増大すると共に、装置コ
ストが増大するという問題がある。
【0017】また、ルータ611およびルータ612に
ついても、それぞれGGSN605およびRNC603
との特別なインタフェースを設ける必要がある。この場
合も、既存のルータ装置にハードウェアおよびソフトウ
ェアを追加する必要が生じるため、ハードウェア規模や
ソフトウェア規模が増大すると共に、装置コストが増大
するという問題がある。
【0018】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、ハードウェア規模およびソフトウェア規模の増大
を抑制し、装置コストを削減することができる移動通信
システムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の移動通信システ
ムは、パケットを送受信する移動端末と、前記移動端末
からの上りパケットを伝送する第1の通信網と、前記移
動端末への下りパケットを伝送する第2の通信網と、を
有し、前記第1の通信網は、前記移動端末と前記第1の
通信網との間の制御信号を処理し、前記移動端末は、前
記第2の通信網内のパケット通信経路を制御する構成を
採る。
【0020】この構成によれば、移動端末は、自装置へ
の下りパケットを伝送する第2の通信網内のパケット通
信経路を制御するため、既存の装置に新たなハードウェ
アやソフトウェアを追加することなく移動端末への下り
方向のユーザパケットを伝送することができ、ハードウ
ェア規模およびソフトウェア規模の増大を抑制し、装置
コストを削減することができる。
【0021】本発明の移動通信システムは、前記第2の
通信網によって伝送される下りパケットを前記移動端末
へ転送する無線基地局装置、をさらに有し、前記移動端
末および前記無線基地局装置のうちいずれか一方が、前
記第2の通信網内のパケット通信経路を制御する構成を
採る。
【0022】この構成によれば、移動端末または当該移
動端末へ下りパケットを転送する無線基地局装置は、下
りパケットを伝送する第2の通信網内のパケット通信経
路を制御するため、既存の装置に新たなハードウェアや
ソフトウェアを追加することなく移動端末への下り方向
のユーザパケットを伝送することができ、ハードウェア
規模およびソフトウェア規模の増大を抑制し、装置コス
トを削減することができる。また、無線基地局装置が第
2の通信網内のパケット通信経路を制御する場合は、無
線回線上の制御メッセージ数を低減することができる。
【0023】本発明の移動通信システムは、前記第2の
通信網によって伝送される下りパケットを前記移動端末
へ転送する無線ネットワーク制御装置、をさらに有し、
前記移動端末、前記無線基地局装置、および前記無線ネ
ットワーク制御装置のうちいずれか1つが、前記第2の
通信網内のパケット通信経路を制御する構成を採る。
【0024】この構成によれば、移動端末、無線基地局
装置、または移動端末へ下りパケットを転送する無線ネ
ットワーク制御装置は、下りパケットを伝送する第2の
通信網内のパケット通信経路を制御するため、既存の装
置に新たなハードウェアやソフトウェアを追加すること
なく移動端末への下り方向のユーザパケットを伝送する
ことができ、ハードウェア規模およびソフトウェア規模
の増大を抑制し、装置コストを削減することができる。
また、無線ネットワーク制御装置が第2の通信網内のパ
ケット通信経路を制御する場合は、無線回線上および無
線基地局装置と無線ネットワーク制御装置との間の制御
メッセージ数を低減することができる。さらに、無線ネ
ットワーク制御装置を第1の通信網および第2の通信網
で共通に利用することができる。
【0025】本発明の移動通信システムは、前記第2の
通信網は、IPネットワークを用いて下りパケットを伝
送する構成を採る。
【0026】この構成によれば、IPネットワークを用
いて下りパケットを伝送するため、例えばHSDPA技
術などのように扱うトラヒックが品質を保証する必要が
ないベストエフォート型である場合、品質保証型を扱う
ように構成されている上りパケットを伝送する通信網を
増設して処理能力を増大させるより、経済的に増加した
下り方向のトラヒックを収容することができる。
【0027】本発明の移動通信システムは、前記パケッ
ト通信経路は、モバイルIPまたはIPアドレスを用い
て制御される構成を採る。
【0028】この構成によれば、パケット通信経路がモ
バイルIPまたはIPアドレスを用いて制御されるた
め、例えばHSDPA技術などのように扱うトラヒック
が品質を保証する必要がないベストエフォート型である
場合、下りパケットを伝送する通信経路制御をIETF
(Internet Engineering Task Force)などの規格化団
体によって規格化されている既存のプロトコルを用いる
ことができ、ルータに新たなハードウェアやソフトウェ
アを追加することなく移動端末への下り方向のユーザパ
ケットを伝送することができ、ハードウェア規模および
ソフトウェア規模の増大を抑制し、装置コストを削減す
ることができる。
【0029】本発明の移動通信システムは、前記移動端
末は、無線回線の設定要求および設定完了の少なくとも
一方を示すメッセージをトリガとして送信される広告メ
ッセージであってパケット通信経路を制御するための広
告メッセージに基づいて位置登録を行う構成を採る。
【0030】この構成によれば、移動端末が広告メッセ
ージに基づいて位置登録を行うため、既存の装置に新た
なハードウェアやソフトウェアを追加することなく移動
端末への下り方向のユーザパケットを伝送することがで
き、ハードウェア規模およびソフトウェア規模の増大を
抑制し、装置コストを削減することができる。
【0031】本発明の移動通信システムは、前記無線基
地局装置は、無線回線の設定要求および設定完了の少な
くとも一方を示すメッセージをトリガとして送信される
広告メッセージであってパケット通信経路を制御するた
めの広告メッセージに基づいて前記移動端末の位置登録
を行う構成を採る。
【0032】この構成によれば、無線基地局装置が広告
メッセージに基づいて移動端末の位置登録を行うため、
無線回線上の制御メッセージ数を低減することができ
る。
【0033】本発明の移動通信システムは、前記無線ネ
ットワーク制御装置は、無線回線の設定要求および設定
完了の少なくとも一方を示すメッセージをトリガとして
送信される広告メッセージであってパケット通信経路を
制御するための広告メッセージに基づいて前記移動端末
の位置登録を行う構成を採る。
【0034】この構成によれば、無線ネットワーク制御
装置が広告メッセージに基づいて移動端末の位置登録を
行うため、無線回線上および無線基地局装置と無線ネッ
トワーク制御装置との間の制御メッセージ数を低減する
ことができる。
【0035】本発明の無線基地局装置は、無線回線の設
定要求および設定完了の少なくとも一方を示すメッセー
ジをトリガとして、パケット通信経路を制御するための
広告メッセージを送信する構成を採る。
【0036】この構成によれば、パケット通信経路を制
御するための広告メッセージを送信するため、移動端末
または無線ネットワーク制御装置は、広告メッセージを
受信し、受信した広告メッセージをトリガとして位置登
録を行うことができ、位置登録のタイミングを決定する
ことができる。
【0037】本発明の無線基地局装置は、移動端末と無
線通信を行う無線基地局装置であって、無線回線の設定
要求および設定完了の少なくとも一方を示すメッセージ
をトリガとして、前記移動端末の位置登録を行う構成を
採る。
【0038】この構成によれば、無線回線の設定要求お
よび設定完了の少なくとも一方を示すメッセージをトリ
ガとして移動端末の位置登録を行うため、無線回線上の
制御メッセージ数を低減することができる。
【0039】本発明の無線ネットワーク制御装置は、移
動端末と無線基地局装置が無線通信を行う移動通信シス
テムにおいて用いられる無線ネットワーク制御装置であ
って、前記移動端末と前記無線基地局装置との間の無線
回線の設定要求および設定完了の少なくとも一方を示す
メッセージをトリガとして、前記移動端末の位置登録を
行う構成を採る。
【0040】この構成によれば、無線回線の設定要求お
よび設定完了の少なくとも一方を示すメッセージをトリ
ガとして移動端末の位置登録を行うため、無線回線上お
よび無線基地局装置と無線ネットワーク制御装置との間
の制御メッセージ数を低減することができる。
【0041】本発明の移動通信システムは、上記の無線
基地局装置、無線ネットワーク制御装置、および移動端
末を有する構成を採る。
【0042】この構成によれば、上記の無線基地局装置
および無線ネットワーク制御装置と同様の作用効果を得
ることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、通信相手から移
動端末へ下り方向のユーザパケットを送信するためのI
Pネットワーク上に、移動端末の位置を管理するための
装置を設け、ルーティングの設定をすることなく下り方
向のユーザパケットを伝送することである。
【0044】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0045】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る移動通信システムの構成を示すブロック図
である。
【0046】図1に示す移動通信システムは、移動端末
(UE)101、無線基地局(BTS)102、無線ネ
ットワーク制御装置(RNC)103、サービングGP
RSサポート装置(SGSN)104、ゲートウェイG
PRSサポート装置(GGSN)105、通信相手(C
N)106、インターネット107、ルータ111、ル
ータ112、IPネットワーク113、ホームエージェ
ント(HA:Home Agent)114、およびモバイルノー
ド(MN:Mobile Node)115を有している。このう
ち、BTS102、RNC103、SGSN104、G
GSN105、CN106、インターネット107、ル
ータ112、およびIPネットワーク113は、図11
に示した従来の移動通信システムにおけるBTS602
a、RNC603、SGSN604、GGSN605、
CN606、インターネット607、ルータ612、お
よびIPネットワーク613と同一である。
【0047】本発明の実施の形態1においては、ルータ
111には、モバイルIP(MobileIP)などの移動管理
プロトコルを用いてUE101の位置を管理するHA1
14が実装され、UE101には、モバイルIPなどの
移動管理プロトコルのMN115が実装されている。ま
た、BTS102は、制御信号108および上り方向の
ユーザパケット109についてはRNC103と、制御
信号116および下り方向のユーザパケット110につ
いてはルータ112と、それぞれ送受可能な構成となっ
ている。
【0048】図1では、HA114をルータ111に実
装しているが、別の装置に配置しても良い。また、移動
管理プロトコルとして、モバイルIP以外のプロトコル
を用いても良い。また、ルータ111、ルータ112、
およびHA114は、BTS102、RNC103、S
GSN104、またはGGSN105に実装しても良
い。図2に、ルータ111をGGSN105に実装して
GGSNルータ117とした場合の構成を示すブロック
図を示す。
【0049】以下では、移動管理プロトコルとして、モ
バイルIPを用いる場合を例として説明する。
【0050】UE101からの制御情報108は、図1
1に示した従来の技術と同様に、UE101とGGSN
105との間で処理される。また、UE101からCN
106への上り方向のユーザパケット109は、図11
に示した従来の技術と同様に、UE101からBTS1
02、RNC103、SGSN104、GGSN10
5、およびインターネット107を介して、CN106
へ送られる。さらに、CN106からUE101への下
り方向のユーザパケット110は、図11に示した従来
の技術と同様に、CN106からインターネット10
7、ルータ111、IPネットワーク113、ルータ1
12、およびBTS102を介して、UE101へ送ら
れる。
【0051】また、従来とは異なり、MN115から送
信されるモバイルIPの制御信号116は、BTS10
2、ルータ112、およびIPネットワーク113を介
して、ルータ111に実装されたHA114に送られ
る。
【0052】次いで、上記のように構成された移動通信
システムにおいて、UE101がCN106とパケット
通信を行う場合の通信手順について図3を用いて説明す
る。
【0053】UE101は、パケット通信を行う場合、
まず、UE101からGGSN105までの通信経路を
設定する。これは、図12および図13を用いて説明し
た従来の技術と同様であり、説明を省略する。これによ
り、本実施の形態では、UE101からCN106への
上り方向のユーザパケット転送が可能となる。
【0054】一方、下り方向の通信経路の設定は、図1
3に示したUE601からGGSN605との間の通信
経路の設定(すなわち、UE101からGGSN105
との間の通信経路の設定)と連動して行う。
【0055】RNC103は、ラジオベアラセットアッ
プコンプリート(Radio Bearer Setup Complete)メッ
セージ201(図13におけるラジオベアラセットアッ
プコンプリートメッセージ806と同様)などの新しい
無線回線の設定完了や設定要求を示すメッセージ(例え
ば図13における物理チャネルリコンフィグレーション
コンプリートメッセージ813などを含む)を受信する
と、モバイルIPのルータアドバタイズメント(Router
Advertisement)メッセージ202をUE101に実装
されたMN115に送信する。MN115は、ルータア
ドバタイズメントメッセージ202に設定されているネ
ットワークプレフィックス(Prefix)値を取得し、現在
の位置で利用する共存気付アドレス(CoA:Care of
Address)を生成し、UE101の位置を登録するため
の結合更新(Binding Update)メッセージ203に設定
し、UE101の位置を管理するHA114へ通知す
る。これにより、CN106からのパケットは、参照符
号204に示すように、一度HA114に転送され、H
A114からUE101の位置するCoAに転送され
る。これにより、CN106からUE101への下り方
向のユーザパケット110の通信を行うことが可能とな
る。さらに、MN115は、CoAを結合更新メッセー
ジ205に設定して、UE101の位置を直接CN10
6に通知する。これにより、参照符号206に示すよう
に、HA114を経由せずにCN106からUE101
へ直接通信することが可能となる。
【0056】なお、図3では、RNC103が、ラジオ
ベアラセットアップコンプリートメッセージ201を受
信すると、モバイルIPのルータアドバタイズメントメ
ッセージ202をUE101に実装されたMN115に
送信する例を示したが、MN115が、ラジオベアラセ
ットアップコンプリートメッセージ201を送信後に、
モバイルIPのルータ広告要求(Router Solicitatio
n)メッセージをRNC103に送出し、RNC103
が、ルータ広告要求メッセージを受信すると、ルータア
ドバタイズメントメッセージ202をUE101に実装
されたMN115に送信するようにしても良い。
【0057】このように、本実施の形態によれば、移動
端末に実装されたモバイルノードが、ルータから送信さ
れるルータアドバタイズメントメッセージに基づいて自
局の共存気付アドレスを生成し、その共存気付アドレス
をホームエージェントおよび通信相手へ通知するため、
既存の装置に新たなハードウェアやソフトウェアを追加
することなく通信相手から移動端末への下り方向のユー
ザパケットを伝送することができ、ハードウェア規模お
よびソフトウェア規模の増大を抑制し、装置コストを削
減することができる。
【0058】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2に係る移動通信システムの構成を示すブロック図
である。なお、同図に示す移動通信システムにおける構
成要素は、図1に示す移動通信システムと共通であり、
同じ構成要素には同じ符号を付す。
【0059】本実施の形態の特徴は、モバイルノードを
無線基地局に実装する点である。
【0060】図4では、実施の形態1と同様に、HA1
14をルータ111に実装しているが、別の装置に配置
しても良い。また、移動管理プロトコルとして、モバイ
ルIP以外のプロトコルを用いても良い。また、ルータ
111、ルータ112、およびHA114は、BTS1
02、RNC103、SGSN104、またはGGSN
105に実装しても良い。図5に、ルータ111をGG
SN105に実装してGGSNルータ117とした場合
の構成を示すブロック図を示す。
【0061】UE101からの制御情報108は、図1
1に示した従来の技術と同様に、UE101とGGSN
105との間で処理される。また、UE101からCN
106への上り方向のユーザパケット109は、図11
に示した従来の技術と同様に、UE101からBTS1
02、RNC103、SGSN104、GGSN10
5、およびインターネット107を介して、CN106
へ送られる。さらに、CN106からUE101への下
り方向のユーザパケット110は、図11に示した従来
の技術と同様に、CN106からインターネット10
7、ルータ111、IPネットワーク113、ルータ1
12、およびBTS102を介して、UE101へ送ら
れる。
【0062】また、従来とは異なり、MN115から送
信されるモバイルIPの制御信号116は、ルータ11
2、およびIPネットワーク113を介して、ルータ1
11に実装されたHA114に送られる。
【0063】次いで、上記のように構成された移動通信
システムにおいて、UE101がCN106とパケット
通信を行う場合の通信手順について図6および図7を用
いて説明する。
【0064】UE101は、パケット通信を行う場合、
まず、UE101からGGSN105までの通信経路を
設定する。これは、図12および図13を用いて説明し
た従来の技術と同様であり、説明を省略する。これによ
り、本実施の形態では、UE101からCN106への
上り方向のユーザパケット転送が可能となる。
【0065】一方、下り方向の通信経路の設定は、図1
3に示したUE601からGGSN605との間の通信
経路の設定(すなわち、UE101からGGSN105
との間の通信経路の設定)と連動して行う。
【0066】図6に示すように、BTS102は、RA
Bセットアップリクエスト(RAB Setup Request)メッ
セージ301(図13におけるRABセットアップリク
エストメッセージ802と同様)などの新しい無線回線
の設定要求を示すメッセージを受信すると、結合更新の
送信を起動するための結合更新イニシエーション(Bind
ing Update initiation)メッセージ302をMN11
5に送信する。MN115は、自身の保持するネットワ
ークプレフィックス値から現在の位置で利用する共存気
付アドレス(CoA)を生成し、UE101の位置を登
録するための結合更新メッセージ303に設定し、UE
101の位置を管理するHA114へ通知する。これに
より、CN106からのパケットは、参照符号304に
示すように、一度HA114に転送され、HA114か
らUE101の位置するCoAに転送される。これによ
り、CN106からUE101への下り方向のユーザパ
ケット110の通信を行うことが可能となる。さらに、
MN115は、CoAを結合更新メッセージ305に設
定して、UE101の位置を直接CN106に通知す
る。これにより、参照符号306に示すように、HA1
14を経由せずにCN106からUE101へ直接通信
することが可能となる。
【0067】なお、図6では、MN115が、結合更新
イニシエーションメッセージ302を受信すると、モバ
イルIPの結合更新メッセージ303をHA114に送
信する例を示したが、MN115が、結合更新イニシエ
ーションメッセージ302を受信すると、ルータ112
に対してルータ広告要求メッセージを送出し、ルータ広
告要求メッセージを受信したルータ112が、ルータ広
告メッセージをMN115に送信し、その後、ルータ広
告メッセージを受信したMN115が、結合更新メッセ
ージ303をHA114に送信するようにしても良い。
【0068】また、図7に示すように、RNC103
は、物理チャネルリコンフィグレーションコンプリート
(Phy ch Reconfiguration Complete)メッセージ40
1(図13における物理チャネルリコンフィグレーショ
ンコンプリートメッセージ813と同様)などの新しい
無線回線の設定完了を示すメッセージ(例えば図13に
おけるラジオベアラセットアップコンプリートメッセー
ジ806などを含む)を受信すると、結合更新の送信を
起動するための結合更新イニシエーションメッセージ4
02をMN115に送信する。MN115は、自身の保
持するネットワークプレフィックス値から現在の位置で
利用するCoAを生成し、UE101の位置を登録する
ための結合更新メッセージ403に設定し、UE101
の位置を管理するHA114へ通知する。これにより、
CN106からのパケットは、参照符号404に示すよ
うに、一度HA114に転送され、HA114からUE
101の位置するCoAに転送される。これにより、C
N106からUE101との間の下り方向のユーザパケ
ット110の通信を行うことが可能となる。さらに、M
N115は、CoAを結合更新メッセージ405に設定
して、UE101の位置を直接CN106に通知する。
これにより、参照符号406に示すように、HA114
を経由せずにCN106からUE101へ直接通信する
ことが可能となる。
【0069】なお、図7では、MN115が、結合更新
イニシエーションメッセージ402を受信すると、モバ
イルIPの結合更新メッセージ403をHA114に送
信する例を示したが、MN115が、結合更新イニシエ
ーションメッセージ402を受信すると、ルータ112
に対してルータ広告要求メッセージを送出し、ルータ広
告要求メッセージを受信したルータ112が、ルータ広
告メッセージをMN115に送信し、その後、ルータ広
告メッセージを受信したMN115が、結合更新メッセ
ージ403をHA114に送信するようにしても良い。
【0070】このように、本実施の形態によれば、無線
基地局に実装されたモバイルノードが、結合更新イニシ
エーションメッセージに基づいて、利用する共存気付ア
ドレスを生成し、その共存気付アドレスをホームエージ
ェントおよび通信相手へ通知するため、既存の装置に新
たなハードウェアやソフトウェアを追加することなく通
信相手から移動端末への下り方向のユーザパケットを伝
送することができ、ハードウェア規模およびソフトウェ
ア規模の増大を抑制し、装置コストを削減することがで
きる。
【0071】(実施の形態3)図8は、本発明の実施の
形態3に係る移動通信システムの構成を示すブロック図
である。なお、同図に示す移動通信システムにおける構
成要素は、図1に示す移動通信システムと共通であり、
同じ構成要素には同じ符号を付す。
【0072】本実施の形態の特徴は、モバイルノードを
無線ネットワーク制御装置に実装する点である。
【0073】図8では、実施の形態1と同様に、HA1
14をルータ111に実装しているが、別の装置に配置
しても良い。また、移動管理プロトコルとして、モバイ
ルIP以外のプロトコルを用いても良い。また、ルータ
111、ルータ112、およびHA114は、BTS1
02、RNC103、SGSN104、またはGGSN
105に実装しても良い。図9に、ルータ111をGG
SN105に実装してGGSNルータ117とした場合
の構成を示すブロック図を示す。
【0074】UE101からの制御情報108は、図1
1に示した従来の技術と同様に、UE101とGGSN
105との間で処理される。また、UE101からCN
106への上り方向のユーザパケット109は、図11
に示した従来の技術と同様に、UE101からBTS1
02、RNC103、SGSN104、GGSN10
5、およびインターネット107を介して、CN106
へ送られる。さらに、CN106からUE101への下
り方向のユーザパケット110は、CN106からイン
ターネット107、ルータ111、IPネットワーク1
13、ルータ112、RNC103、およびBTS10
2を介して、UE101へ送られる。
【0075】また、従来とは異なり、MN115から送
信されるモバイルIPの制御信号116は、ルータ11
2、およびIPネットワーク113を介して、ルータ1
11に実装されたHA114に送られる。
【0076】次いで、上記のように構成された移動通信
システムにおいて、UE101がCN106とパケット
通信を行う場合の通信手順について図10を用いて説明
する。
【0077】UE101は、パケット通信を行う場合、
まず、UE101からGGSN105までの通信経路を
設定する。これは、図12および図13を用いて説明し
た従来の技術と同様であり、説明を省略する。これによ
り、本実施の形態では、UE101からCN106への
上り方向のユーザパケット転送が可能となる。
【0078】一方、下り方向の通信経路の設定は、図1
3に示したUE601からGGSN605との間の通信
経路の設定(すなわち、UE101からGGSN105
との間の通信経路の設定)と連動して行う。
【0079】RNC103は、物理チャネルリコンフィ
グレーションコンプリート(Phy chReconfiguration Co
mplete)メッセージ501(図13における物理チャネ
ルリコンフィグレーションコンプリートメッセージ81
3と同様)などの新しい無線回線の設定完了や設定要求
を示すメッセージ(例えば図13におけるラジオベアラ
セットアップコンプリートメッセージ806などを含
む)を受信すると、結合更新の送信を起動するための結
合更新イニシエーション(Binding Update initiatio
n)メッセージ502をMN115に送信する。MN1
15は、自身の保持するネットワークプレフィックス値
から現在の位置で利用する共存気付アドレス(CoA)
を生成し、UE101の位置を登録するための結合更新
メッセージ503に設定し、UE101の位置を管理す
るHA114へ通知する。これにより、CN106から
のパケットは、参照符号504に示すように、一度HA
114に転送され、HA114からUE101の位置す
るCoAに転送される。これにより、CN106からU
E101への下り方向のユーザパケット110の通信を
行うことが可能となる。さらに、MN115は、CoA
を結合更新メッセージ505に設定して、UE101の
位置を直接CN106に通知する。これにより、参照符
号506に示すように、HA114を経由せずにCN1
06からUE101へ直接通信することが可能となる。
【0080】なお、図10では、MN115が、結合更
新イニシエーションメッセージ502を受信すると、モ
バイルIPの結合更新メッセージ503をHA114に
送信する例を示したが、MN115が、結合更新イニシ
エーションメッセージ502を受信すると、ルータ11
2に対してルータ広告要求メッセージを送出し、ルータ
広告要求メッセージを受信したルータ112がルータ広
告メッセージをMN115に送信し、その後、ルータ広
告メッセージを受信したMN115が、結合更新メッセ
ージ503をHA114に送信するようにしても良い。
【0081】このように、本実施の形態によれば、無線
ネットワーク制御装置に実装されたモバイルノードが、
結合更新イニシエーションメッセージに基づいて、利用
する共存気付アドレスを生成し、その共存気付アドレス
をホームエージェントおよび通信相手へ通知するため、
既存の装置に新たなハードウェアやソフトウェアを追加
することなく通信相手から移動端末への下り方向のユー
ザパケットを伝送することができ、ハードウェア規模お
よびソフトウェア規模の増大を抑制し、装置コストを削
減することができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハードウェア規模およびソフトウェア規模の増大を抑制
し、装置コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る移動通信システム
の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係る移動通信システムの他の構
成を示すブロック図
【図3】実施の形態1に係る移動通信システムの動作を
説明する図
【図4】本発明の実施の形態2に係る移動通信システム
の構成を示すブロック図
【図5】実施の形態2に係る移動通信システムの他の構
成を示すブロック図
【図6】実施の形態2に係る移動通信システムの動作を
説明する図
【図7】実施の形態2に係る移動通信システムの他の動
作を説明する図
【図8】本発明の実施の形態3に係る移動通信システム
の構成を示すブロック図
【図9】実施の形態3に係る移動通信システムの他の構
成を示すブロック図
【図10】実施の形態3に係る移動通信システムの動作
を説明する図
【図11】従来の移動通信システムの構成を示すブロッ
ク図
【図12】従来の移動通信システムの動作を説明する図
【図13】従来の移動通信システムの他の動作を説明す
る図
【符号の説明】
101 移動端末(UE) 102 無線基地局(BTS) 103 無線ネットワーク制御装置(RNC) 104 サービングGPRSサポート装置(SGSN) 105 ゲートウェイGPRSサポート装置(GGS
N) 106 通信相手(CN) 111、112 ルータ 114 ホームエージェント(HA) 115 モバイルノード(MN)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/30 7/36

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケットを送受信する移動端末と、 前記移動端末からの上りパケットを伝送する第1の通信
    網と、 前記移動端末への下りパケットを伝送する第2の通信網
    と、を有し、 前記第1の通信網は、 前記移動端末と前記第1の通信網との間の制御信号を処
    理し、 前記移動端末は、 前記第2の通信網内のパケット通信経路を制御すること
    を特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の通信網によって伝送される下
    りパケットを前記移動端末へ転送する無線基地局装置、
    をさらに有し、 前記移動端末および前記無線基地局装置のうちいずれか
    一方が、前記第2の通信網内のパケット通信経路を制御
    することを特徴とする請求項1記載の移動通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記第2の通信網によって伝送される下
    りパケットを前記移動端末へ転送する無線ネットワーク
    制御装置、をさらに有し、 前記移動端末、前記無線基地局装置、および前記無線ネ
    ットワーク制御装置のうちいずれか1つが、前記第2の
    通信網内のパケット通信経路を制御することを特徴とす
    る請求項2記載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第2の通信網は、IPネットワーク
    を用いて下りパケットを伝送することを特徴とする請求
    項1から請求項3のいずれかに記載の移動通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記パケット通信経路は、モバイルIP
    またはIPアドレスを用いて制御されることを特徴とす
    る請求項1から請求項3のいずれかに記載の移動通信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記移動端末は、無線回線の設定要求お
    よび設定完了の少なくとも一方を示すメッセージをトリ
    ガとして送信される広告メッセージであってパケット通
    信経路を制御するための広告メッセージに基づいて位置
    登録を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のい
    ずれかに記載の移動通信システム。
  7. 【請求項7】 前記無線基地局装置は、無線回線の設定
    要求および設定完了の少なくとも一方を示すメッセージ
    をトリガとして送信される広告メッセージであってパケ
    ット通信経路を制御するための広告メッセージに基づい
    て前記移動端末の位置登録を行うことを特徴とする請求
    項2または請求項3に記載の移動通信システム。
  8. 【請求項8】 前記無線ネットワーク制御装置は、無線
    回線の設定要求および設定完了の少なくとも一方を示す
    メッセージをトリガとして送信される広告メッセージで
    あってパケット通信経路を制御するための広告メッセー
    ジに基づいて前記移動端末の位置登録を行うことを特徴
    とする請求項3に記載の移動通信システム。
  9. 【請求項9】 無線回線の設定要求および設定完了の少
    なくとも一方を示すメッセージをトリガとして、パケッ
    ト通信経路を制御するための広告メッセージを送信する
    ことを特徴とする無線基地局装置。
  10. 【請求項10】 移動端末と無線通信を行う無線基地局
    装置であって、無線回線の設定要求および設定完了の少
    なくとも一方を示すメッセージをトリガとして、前記移
    動端末の位置登録を行うことを特徴とする無線基地局装
    置。
  11. 【請求項11】 移動端末と無線基地局装置が無線通信
    を行う移動通信システムにおいて用いられる無線ネット
    ワーク制御装置であって、 前記移動端末と前記無線基地局装置との間の無線回線の
    設定要求および設定完了の少なくとも一方を示すメッセ
    ージをトリガとして、前記移動端末の位置登録を行うこ
    とを特徴とする無線ネットワーク制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項9または請求項10記載の無線
    基地局装置、請求項11記載の無線ネットワーク制御装
    置、および移動端末を有することを特徴とする移動通信
    システム。
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