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JP2003308649A - データ記録媒体、データ記録方法および装置 - Google Patents

データ記録媒体、データ記録方法および装置

Info

Publication number
JP2003308649A
JP2003308649A JP2002108850A JP2002108850A JP2003308649A JP 2003308649 A JP2003308649 A JP 2003308649A JP 2002108850 A JP2002108850 A JP 2002108850A JP 2002108850 A JP2002108850 A JP 2002108850A JP 2003308649 A JP2003308649 A JP 2003308649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dsv
data
change
slice level
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002108850A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiri Aida
桐 會田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Music Solutions Inc
Original Assignee
Sony Disc Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Disc Technology Inc filed Critical Sony Disc Technology Inc
Priority to JP2002108850A priority Critical patent/JP2003308649A/ja
Publication of JP2003308649A publication Critical patent/JP2003308649A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低速再生が支障なく行うことができ、高速再
生が困難な記録媒体を提供する。 【解決手段】 符号化されたメインデータとサブコード
とがマルチプレクサ6に供給で所定の順序に配列され、
EFM変調器7にて8ビットのシンボルが14チャンネ
ルビットへ変換される。コントローラ9は、所定の区間
でDSVを変化させるように指示する制御信号をEFM
変調器7に供給すると共に、所定の区間で波形制御を行
うように指示する制御信号をピット信号プロセッサ8に
供給する。低速再生時では、DSVの変化に対する2値
化のスライスレベルの制御が追従し、高速再生時には、
DSVの変化に対する2値化のスライスレベルの制御が
追従できない。このような相違を利用することによっ
て、低速再生時では、問題なく再生できるが、高速再生
時では、正常に再生できないようにできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば読み出し
専用(ROM)タイプの光ディスクに対して適用される
データ記録媒体、データ記録方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(Compact Disc )やCD−ROM(C
ompact Disc Read Only Memory) 等の光ディスクは、取
り扱いが容易で、製造コストも比較的安価なことから、
データを保存しておくための記録媒体として、広く普及
している。また、近年、データを追記録可能なCD−R
(Compact Disc Recordable)ディスクや、データの再記
録が可能なCD−RW(Compact Disc ReWritable)ディ
スクが登場してきており、このような光ディスクにデー
タを記録することも簡単に行えるようになってきてき
る。このことから、CD−DAディスクや、CD−RO
Mディスク、CD−Rディスク、CD−RWディスク
等、CD規格に準拠した光ディスクは、データ記録媒体
の中核となってきている。更に、近年、MP3(MPEG1 A
udio Layer-3 )やATRAC(Adaptive TRansform Aco
ustic Coding) 3でオーディオデータを圧縮して、CD
−ROMディスクやCD−Rディスク、CD−RWディ
スク等に記録することが行われている。
【0003】CDでは、特別なコピー防止技術を採用し
ていないので、記録されている音楽のデータが簡単にデ
ィジタルコピーされる問題があった。特に、最近では、
パーソナルコンピュータのCD−ROMドライブによっ
てCDを再生し、パーソナルコンピュータのハードディ
スクに音楽データを取り込み、取り込んだ音楽データを
加工したり、CD−R(Recordable)にコピーしたり、ネ
ットワークを介して送信することが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、CDから
欠落の無い音楽情報をディジタルデータとして取り出せ
ることは、利便性をもたらす反面、著作権保護の問題が
生じ、大きな社会的問題となっている。オリジナルのC
Dと全く同一の内容のCD−Rを他人に譲渡したり、販
売することによって著作権が侵害されることになる。特
に、最近では、ファイル交換システム等を利用してネッ
トワークを介してコピーした音楽情報が広範囲に流通
し、著作権保護の問題が深刻さを増している。
【0005】一方、CDおよびCDプレーヤは、既に広
く普及しており、そのフォーマット等を変更すること
は、事実上、不可能である。また、フォーマット全ての
プレーヤで問題なくCDを再生できるように、CDフォ
ーマットは、細部にわたって規格化がなされているの
で、コピー防止のためにディジタル信号に付加的な情報
を担わせるような抜本的な解決策を望めないのが現状で
ある。
【0006】ここで、パーソナルコンピュータに付属し
ているCD−ROMドライブは、12倍速、24倍速等
の高速でCDを読み取ることができるものが普通であ
る。したがって、高速でCDを再生することを困難とす
れば、パーソナルコンピュータを使用した違法なコピー
を抑制することができる。
【0007】したがって、この発明の目的は、現状の規
格に手を加えずに、低速での再生には問題がなく、高速
で再生を行おうとした場合には、データの正常な読取を
困難とし、それによって、コピー防止に寄与できるデー
タ記録媒体、データ記録方法および装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、所定ビット数のデータシン
ボルをより多いビット数のコードシンボルに変換するこ
とによって、DSVを制御できるディジタル変調方式を
使用してディジタルデータが記録されているデータ記録
媒体であって、低速再生時の2値化のスライスレベルを
変化させるように、DSVが変化されると共に、DSV
の変化区間において、スライスレベルの変化が生じて
も、2値化された再生信号を正しく再生できるように、
ピットまたはランドの長さが制御されたデータが記録さ
れているデータ記録媒体である。
【0009】請求項4の発明は、所定ビット数のデータ
シンボルをより多いビット数のコードシンボルに変換す
ることによって、DSVを制御できるディジタル変調方
式を使用してディジタルデータを記録媒体に記録するデ
ータ記録方法であって、低速再生時の2値化のスライス
レベルを変化させるように、DSVが変化されると共
に、DSVの変化区間において、スライスレベルの変化
が生じても、2値化された再生信号を正しく再生できる
ように、ピットまたはランドの長さを制御するデータ記
録方法である。
【0010】請求項7の発明は、所定ビット数のデータ
シンボルをより多いビット数のコードシンボルに変換す
ることによって、DSVを制御できるディジタル変調方
式を使用してディジタルデータを記録媒体に記録するデ
ータ記録装置であって、ディジタル変調手段に対してピ
ットまたはランドの長さを制御する波形制御手段を接続
し、ディジタル変調手段に対してDSVを制御する制御
信号を与えると共に、波形制御手段に対してピットまた
はランドの長さを制御する制御信号を与える制御手段を
設け、制御手段によって、低速再生時の2値化のスライ
スレベルを変化させるように、DSVが変化されると共
に、DSVの変化区間において、スライスレベルの変化
が生じても、2値化された再生信号を正しく再生できる
ように、ピットまたはランドの長さが制御されるデータ
記録装置である。
【0011】この発明では、低速再生時では、再生信号
を2値化するためのスライスレベルがDSVの変化に応
じて変化する。一方、高速再生時には、スライスレベル
の制御に時定数が存在するために、DSVが変化する区
間でも、スライスレベルが変化しない。低速再生時のス
ライスレベルの変化を考慮してピットまたはランドの長
さを制御するので、低速再生時では、正しく再生でき、
高速再生時には、正しく再生できないようにできる。そ
れによって、CD−ROMドライブ等によってCDのデ
ータをパーソナルコンピュータのハードディスクでコピ
ーすることを抑えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて説明する。図1は、この発明によるデータ記録媒体
を作成するための記録装置の一例を示す。記録装置は、
実際には、マスタリング装置である。マスタリング装置
は、レーザと、このレーザから出射されたレーザ光を記
録信号にしたがって変調する光変調器と、感光物質であ
るフォトレジストが塗布され、回転するディスク状のガ
ラス原盤に光変調器からのレーザ光を照射する光ピック
アップを備える。図1では簡単のため、記録信号を生成
するための構成と、ガラス原盤に相当するディスク10
が示されている。
【0013】参照符号1で示す入力端子からは、記録す
るメインのディジタルデータが供給される。メインのデ
ィジタルデータは、例えば2チャンネルステレオのディ
ジタルオーディオデータである。入力端子2からは、現
行のCD規格に基づいたチャンネルP〜Wのサブコード
が供給される。さらに、参照符号3は、フレームシンク
を生成するシンク生成器である。
【0014】メインディジタルデータは、CIRC(Cr
oss Interleave Reed-Solomon Code)エンコーダ4に供
給され、エラー訂正用のパリティデータ等を付加するエ
ラー訂正符号化処理やスクランブル処理が施される。す
なわち、1サンプルあるいは1ワードの16ビットが上
位8ビットと下位8ビットとに分割されてそれぞれシン
ボルとされ、このシンボル単位で、例えばCIRCによ
るエラー訂正用のパリティデータ等を付加するエラー訂
正符号化処理やスクランブル処理が施される。入力端子
2からのサブコードがサブコードエンコーダ5にてサブ
コードのフレームフォーマットを有するサブコードに変
換される。
【0015】CIRCエンコーダ4の出力およびサブコ
ードエンコーダ5の出力がマルチプレクサ6に供給さ
れ、所定の順序に配列される。マルチプレクサ6の出力
データがEFM変調器7に供給され、変換テーブルにし
たがって8ビットのシンボルが14チャンネルビットへ
変換される。EFM変調器7に対して、シンク生成器3
からのフレームシンクが供給される。EFM変調12か
らCDのEFMフレームフォーマットの記録信号が発生
する。
【0016】EFM変調器7に対して波形制御回路とし
てのピット信号プロセッサ8が接続されている。EFM
変調器7およびピット信号プロセッサ8に対してコント
ローラ9が接続されている。コントローラ9は、後述す
るように、所定の区間でDSV(Digital Sum Variatio
n)を変化(増加または減少)させるように指示する制御
信号をEFM変調器7に供給すると共に、所定の区間で
ピットまたはランドの長さを制御(ピット長を長くまた
は短く)する波形制御を行うように指示する制御信号を
ピット信号プロセッサ8に供給する。コントローラ9
は、図示しないシステムコントローラの一部をなすか、
またはシステムコントローラによって制御されるもので
ある。コントローラ9は、予め定めた所定の区間におい
て、DSVを変化させると共に波形を制御する。
【0017】ピット信号プロセッサ8の出力に取り出さ
れた記録信号が図示しないが、光変調器に供給され、光
変調器からの変調されたレーザビームによってディスク
10として示されているガラス原盤上のフォトレジスト
が露光される。このように記録がなされたガラス原盤を
現像し、電鋳処理することによってメタルマスタを作成
し、次に、メタルマスタからマザーディスクが作成さ
れ、さらに次に、マザーディスクからスタンパが作成さ
れる。スタンパーを使用して、圧縮成形、射出成形等の
方法によって、光ディスクが作成される。
【0018】この発明では、コントローラ9は、マージ
ビットの選択を制御することによって、DSVを変化さ
せる。従来のEFM変調においても、EFMのランレン
グスリミット条件(Tmin=3T、Tmax=11T)を満
たすと共に、DSVをできるだけ小さくするように、マ
ージビットを選択している。マージビットの選択には、
ある程度の自由度があるので、従来のマージビット選択
のアルゴリズムを変更することによって、DSVをある
程度自由に変化させることが可能である。
【0019】DSVを変化させる方法または態様は、任
意である。すなわち、DSVを単調に増加させるよう
に、マージビットを選択する方法、DSVを単調に減少
させる方法、ある周期で増加と減少を繰り返す方法等が
可能である。DSVを従来では、0に収束させるように
選択していたのに対して、この発明では、収束させる条
件を不要としている。この発明では、単位時間当りのD
SVの変化量、すなわち、傾斜に対しては、考慮を払う
必要がある。すなわち、ピット長を制御することによっ
て、低速再生時(CDプレーヤ等でCDを再生する1倍
速再生時を意味する。以下、同様である。)には、2値
の再生信号がクロックに同期するように、ピット長を制
御できる範囲の傾斜である必要がある。傾斜が大きすぎ
ると、低速再生時に2値化のスライスレベルが追従でき
ないおそれがある。一方、高速再生時では、DSVの変
化の傾斜が見かけ上大きくなるので、2値化のスライス
レベルが追従できない。低速再生と高速再生のこのよう
な相違を利用することによって、この発明により作成さ
れたディスクは、低速再生時では、問題なく再生できる
が、高速再生時では、正常に再生できない、という性質
を持つことできる。
【0020】図2は、CDの1EFMフレームのデータ
構成を示す。CDでは、2チャンネルのディジタルオー
ディオデータ合計12サンプル(24シンボル)から各
4シンボルのパリティQおよびパリティPが形成され
る。この合計32シンボルに対してサブコードの1シン
ボルを加えた33シンボル(264データビット)をひ
とかたまりとして扱う。つまり、EFM変調後の1フレ
ーム内に、1シンボルのサブコードと、24シンボルの
データと、4シンボルのQパリティと、4シンボルのP
パリティとからなる33シンボルが含まれる。
【0021】EFM変調方式(eight to fourteen modu
lation: EFM)では、各シンボル(8データビット)
が14チャンネルビットへ変換される。EFM変調の最
小時間幅(記録信号の1と1との間の0の数が最小とな
る時間幅)Tmin が3Tであり、3Tに相当するピット
長が0.87μm となる。Tに相当するピット長が最短
ピット長である。また、各14チャンネルビットの間に
は、3ビットのマージビット(結合ビットとも称され
る)が配される。さらに、フレームの先頭にフレームシ
ンクパターンが付加される。フレームシンクパターン
は、チャンネルビットの周期をTとする時に、11T、
11Tおよび2Tが連続するパターンとされている。こ
のようなパターンは、EFM変調規則では、生じること
がないもので、特異なパターンによってフレームシンク
を検出可能としている。1EFMフレームは、総ビット
数が588チャンネルビットからなるものである。フレ
ーム周波数は、7.35kHzとされている。
【0022】このようなEFMフレームを98個集めた
ものは、サブコードフレーム(またはサブコードブロッ
ク)と称される。98個のフレームを縦方向に連続する
ように並べ換えて表したサブコードフレームは、サブコ
ードフレームの先頭を識別するためのフレーム同期部
と、サブコード部と、データおよびパリティ部とからな
る。なお、このサブコードフレームは、通常のCDの再
生時間の1/75秒に相当する。
【0023】このサブコード部は、98個のEFMフレ
ームから形成される。サブコード部における先頭の2フ
レームは、それぞれ、サブコードフレームの同期パター
ンであるとともに、EFMのアウトオブルール(out of
rule)のパターンである。また、サブコード部における
各ビットは、それぞれ、P,Q,R,S,T,U,V,
Wチャンネルを構成する。
【0024】RチャンネルないしWチャンネルは、例え
ば静止画やいわゆるカラオケの文字表示等の特殊な用途
に用いられるものである。また、PチャンネルおよびQ
チャンネルは、ディスクに記録されているディジタルデ
ータの再生時におけるピックアップのトラック位置制御
動作に用いられるものである。
【0025】Pチャンネルは、ディスク内周部に位置す
るいわゆるリードインエリアでは、"0" の信号を、ディ
スクの外周部に位置するいわゆるリードアウトエリアで
は、所定の周期で"0" と"1" とを繰り返す信号を記録す
るのに用いられる。また、Pチャンネルは、ディスクの
リードイン領域とリードアウト領域との間に位置するプ
ログラム領域では、各曲の間を"1"、それ以外を"0"とい
う信号を記録するのに用いられる。このようなPチャン
ネルは、CDに記録されているディジタルオーディオデ
ータの再生時における各曲の頭出しのために設けられる
ものである。
【0026】Qチャンネルは、CDに記録されているデ
ィジタルオーディオデータの再生時におけるより精細な
制御を可能とするために設けられる。Qチャンネルの1
サブコードフレームの構造は、同期ビット部と、コント
ロールビット部と、アドレスビット部と、データビット
部と、CRCビット部とにより構成される。
【0027】図3は、上述したマスタリングおよびスタ
ンピングによって作成された光ディスクを再生する再生
装置の構成の一例を示す。再生装置は、既存のプレー
ヤ、ドライブと同一の構成であるが、この発明の理解の
参考のために以下に説明する。図3において、参照符号
21がマスタリング、スタンピングの工程で作成された
ディスクを示す。参照符号22がディスク21を回転駆
動するスピンドルモータであり、23がディスク21に
記録された信号を再生するための光ピックアップであ
る。光ピックアップ23は、レーザ光をディスク21に
照射する半導体レーザ、対物レンズ等の光学系、ディス
ク21からの戻り光を受光するディテクタ、フォーカス
およびトラッキング機構等からなる。さらに、光ピック
アップ23は、スレッド機構(図示しない)によって、
ディスク21の径方向に送られる。
【0028】光ピックアップ23の例えば4分割ディテ
クタからの出力信号がRF部24に供給される。RF部
24は、4分割ディテクタの各ディテクタの出力信号を
演算することによって、再生信号、フォーカスエラー信
号、トラッキングエラー信号を生成する。RF部24に
て2値化された再生信号がシンク検出部25に供給され
る。シンク検出部25は、各EFMフレームの先頭に付
加されているフレームシンクを検出する。検出されたフ
レームシンク、フォーカスエラー信号、トラッキングエ
ラー信号がサーボ部26に供給される。サーボ部26
は、RF信号の再生クロックに基づいてスピンドルモー
タ22の回転動作を制御したり、光ピックアップ23の
フォーカスサーボ、トラッキングサーボを制御する。
【0029】RF部24において2値化を行うために、
再生RF信号としきい値(以下、スライスレベルと適宜
称する)とが比較され、再生RF信号をスライスレベル
でスライスすることによって2値信号が得られる。この
場合、スライスレベルは、再生信号の直流分とされ、再
生RF信号のアイパターンが中心からずれる、アシンメ
トリと呼ばれる現象を補正するようになされている。再
生信号の直流分を検出する回路は、例えばシンク検出部
25に設けられている。シンク検出部25からの再生信
号の直流分で2値化されることによって、再生信号のア
イパターンが中心からずれるアシンメトリが補正され
る。このようなフィードバック制御による構成は、スラ
イスレベル制御或いはアシンメトリ補正と呼ばれる。
【0030】フレームシンク検出部25から出力される
メインデータがEFM復調器27に供給され、EFM復
調の処理を受ける。EFM復調器27からのメインディ
ジタルデータは、CIRCデコーダ28に供給され、エ
ラー訂正の処理を受ける。さらに、補間回路29によっ
て補間され、出力端子30に再生データとして取り出さ
れる。EFM復調器27からのサブコードデータがシス
テムコントローラ32に供給される。
【0031】システムコントローラ32は、マイクロコ
ンピュータによって構成されており、再生装置全体の動
作を制御する。システムコントローラ32と関連して、
操作ボタンおよび表示部33が設けられている。システ
ムコントローラ32は、ディジタル21の所望の位置に
アクセスするために、サーボ部26を制御するようにな
されている。
【0032】図4は、EFM変調器7における8ビット
のデータビット(適宜データシンボルと称する)を14
ビットのチャンネルビット(適宜コードシンボルと称す
る)へ変換する規則を示す変換テーブルの一部である。
図4では、データビットが16進表記(00〜FF)
と、10進表記(0〜255)と、2進表記とで示され
ている。また、コードシンボルの14ビット中の"1"
は、値が反転する位置を示している。データシンボルが
8ビットであるので、256通りのコードシンボルのパ
ターンが存在する。14ビットのコードシンボルの全て
は、最小時間幅(記録信号の1と1との間の0の数が最
小となる時間幅)Tminが3Tであり、最大時間幅(記
録信号の1と1との間の0の数が最大となる時間幅)T
maxが11TであるEFMの規則(以下、適宜ランレン
グスリミット条件と呼ぶ)を満たしている。
【0033】14ビットのコードシンボル同士を接続す
る場合でも、上述したTmin=3T、Tmax=11Tのラ
ンレングスリミット条件を満たすためにマージビットが
必要とされる。マージビットとして、(000)、(0
01),(010),(100)の4種類のパターンが
用意されている。14ビット同士の接続のためにマージ
ビットが使用される一例について図5を参照して説明す
る。なお、以下の例は、「コンパクトディスク読本(改
定3版)」(平成13年3月25日、オーム社発行)に
記載されているものである。
【0034】図5Aに示すように、前の14ビットのパ
ターンが(010)で終わり、次のデータシンボルが
(01110111)(16進表記では、77、10進
表記では、119)の場合を考える。このデータシンボ
ルは、14ビットのパターン(00100010000
010)に変換される。タイミングt0で前の14ビッ
トのパターンが終わり、マージビットの間隔の後のタイ
ミングt1で次の14ビットのパターンが始まり、タイ
ミングt2 で次の14ビットのパターンが終わるものと
している。
【0035】上述した4種類のマージビットとして、
(100)を適用した場合では、Tmin=3Tという条
件が満たさなくなるので、このマージビットは、使用さ
れない。後の3個のマージビットは、使用可能である。
3個のマージビットの内で実際に使用するマージビット
として、DSVを減少させるもの、すなわち、DSVを
0に向かって収束させるものが選択される。DSVは、
波形がハイレベルであれば+1を与え、波形がローレベ
ルであれば、−1を与えることで求められるものであ
る。一例として、タイミングt0におけるDSVが(−
3)であると仮定する。
【0036】図5Bは、マージビットとして(000)
を使用した場合の波形を示す。期間(t0−t1)のDS
Vが+3であり、期間(t1−t2)のDSVが+2であ
るので、タイミングt2 におけるDSVは、(−3+3
+2=+2)となる。図5Cは、マージビットとして
(010)を使用した場合の波形を示す。期間(t0
1)のDSVが−1であり、期間(t1−t2)のDS
Vが−2であるので、タイミングt2 におけるDSV
は、(−3−1−2=−6)となる。図5Dは、マージ
ビットとして(001)を使用した場合の波形を示す。
期間(t0−t1)のDSVが+1であり、期間(t1
2)のDSVが−2であるので、タイミングt2 にお
けるDSVは、(−3+1−2=−4)となる。結局、
タイミングt2におけるDSVが最も0に近くなるマー
ジビット(000)が選択される。
【0037】マージビット選択部は、EFM変調器7
(図1参照)内に備えられており、上述したように、マ
ージビット選択部は、EFM変調のランレングスリミッ
ト条件である、Tmin=3、Tmax=11を満たすマージ
ビットを選択し、その中で、DSVを収束させるものを
選択している。
【0038】この発明の一実施形態では、コントローラ
9によって、マージビットの選択の規則を変更すること
によって、所定区間では、DSVを変化させるようにE
FM変調器7を制御する。上述した例において、(01
0)のマージビットを選択すれば、DSVが減少する。
所定区間としては、メインデータ自身を加工するもので
はないので、メインデータの記録されているプログラム
領域内で位置および長さを任意に選ぶことができる。す
なわち、プログラム領域内の1トラックから全トラック
までの範囲で、且つ1トラック内の一部または全ての区
間を所定区間とすることができる。
【0039】以下、図6を参照してコントローラ9によ
るDSVの制御と、ピット信号プロセッサ8による波形
制御の処理をより詳細に説明する。図6Aは、再生装置
で再生信号から抽出されたチャンネルクロックを示す。
図6Bは、再生RF信号をスライスレベルSL1,SL
1’でそれぞれスライスして得られた2値波形EFM
1,EFM1’を示す。図6Cは、再生RF信号とスラ
イスレベルSL1,SL1’の関係を示す。スライスレ
ベルSL1’は、SL1よりやや大きいレベルである。
【0040】まず、DSVを変化例えばDSVが上昇さ
れ、且つピット信号プロセッサ8による波形制御を行わ
ないで、信号を記録したディスクについて説明する。こ
のディスクを再生した場合、再生RF信号の波形は、R
F1で示すように、アイパターンの中心が振幅の中心に
ある波形となる。高速に再生を行う場合、DSVの変動
する周波数が見かけ上高くなるので、一定の時定数でも
ってなされるスライスレベルの制御動作が追従できず、
SL1で示すように、振幅の中心付近がスライスレベル
となる。このスライスレベルSL1でRF1がスライス
され、図6Bにおいて、実線の波形のEFM1で示すよ
うに、2値化された再生信号が得られる。この場合で
は、2値の再生信号とクロックとが同期しており、問題
なくディスクを再生できる。
【0041】一方、このような記録がなされたディスク
をCDプレーヤの通常の再生速度である低速で再生する
場合、再生時のスライスレベルがDSVの影響を受け、
DSVが増加する期間では、図6Cにおいて、SL1’
で示すように、スライスレベルがSL1に比して上昇す
る。スライスレベルの上昇または下降の程度は、DSV
の変化の傾きによって変化する。SL1’でスライスさ
れた結果、図6Bにおいて、破線の波形で示す再生信号
EFM1’が得られる。例えば再生信号のハイレベルが
ランドに対応し、そのローレベルがピットに対応してい
ると仮定すると、スライスレベルSL1’の場合では、
ランドの長さが短くなり、ピットが長くなる。このよう
になると、再生信号EFM1’がチャンネルクロックに
同期していないので、誤ってデータが読み取られるおそ
れが生じる。なお、ランドおよびピットと波形のレベル
との対応関係は、一例であって、上述したのと逆に、ハ
イレベルがピットと対応し、ローレベルがランドと対応
していても良い。
【0042】このように、DSVを変化させるのみで、
ピット信号プロセッサ8による波形制御を行わない場合
では、高速再生時には、問題がなく、低速再生時に、正
しくディスク上の信号を読み取ることができない。この
発明の一実施形態では、これとは逆に、高速再生時に
は、正しい再生動作が困難で、低速再生時には、問題な
くディスク上の信号を再生することを可能とするもので
ある。そのために、上述した再生時のスライスレベルの
変化が生じることを考慮して、予めそのスライスレベル
でスライスした場合に取り出される2値再生信号がクロ
ックに同期するように、ピット信号プロセッサ8によっ
て波形制御を行うものである。
【0043】図6の例では、ピットの長さを短くする波
形制御を行っている。したがって、図6Dに示すよう
に、ピットと対応する波形部分が短くなり、ランドと対
応する波形部分が長くなる再生RF信号RF2が再生さ
れる。高速再生時では、上述したように、再生装置にお
けるスライスレベルの制御が追従しないので、波形の中
心付近のスライスレベルSL2によって、RF2がスラ
イスされる。このように2値化された2値再生信号は、
図6EにおいてEFM2で示すものとなる。この波形
は、ハイレベルの期間がクロックを基準とした期間より
長くなり、ローレベルの期間がクロックを基準とした期
間より短くなったものである。したがって、EFM2
は、クロックと非同期であるために、誤った再生信号と
なるおそれがある。
【0044】一方、低速再生時では、上述したように、
再生装置におけるスライスレベル制御が追従して、DS
Vの影響によってスライスレベルがSL2より高いSL
2’に変化する。RF信号RF2は、予めこのSL2’
によってEFM1が取り出されるように波形制御されて
いるので、スライスレベルSL2’でスライスした結果
の2値再生信号は、EFM1と同様にクロックに同期し
たものとなる。したがって、正しい再生信号が得られ
る。
【0045】図6は、DSVが増加する場合では、低速
再生時にスライスレベルが上昇し、ピット長が短くなる
例である。図6では、DSVを減少させた場合では、低
速再生時にスライスレベルが下降し、ピット長が長くさ
れる。さらに、DSVを周期的に変化させる場合では、
スライスレベルが周期的に変化し、ピット長も周期的に
制御される。この発明では、何れの例も可能である。
【0046】上述したように、この発明の一実施形態に
おけるディスクは、マージビットの選択の規則を制御す
ることでDSVを変化させ、DSVの変化する区間内
で、再生装置の低速再生時に、DSVの変化による影響
(スライスレベルの変化)を打ち消すように、記録され
るピット長またはランド長を変化させる波形制御を行っ
ているものである。それによって、CDプレーヤ等によ
る低速再生時にDSVを変化させている区間を正しく再
生することができる。一方、CD−ROMドライブ、C
D−R/RWドライブ等による高速再生時には、DSV
を変化させている区間の2値波形がクロックと同期しな
いために、正しく再生することができない。このこと
は、オリジナルのCDをCD−ROMドライブ、CD−
R/RWドライブ等によって再生し、再生データをパー
ソナルコンピュータのハードディスクに格納したとして
も、格納されたデータには、エラーまたはエラーを補間
したデータが含まれている低品質のものとなり、実質的
にコピーを抑制することが可能となる。
【0047】この発明は、上述したこの発明の一実施形
態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱
しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば
ピット信号プロセッサによる波形制御を行わずに、DS
Vを変化させる処理のみを行っても良い。その場合に
は、図6を参照して説明したように、高速再生によって
再生でき、低速再生では、再生が困難なディスクを実現
することができる。また、例えばEFMに限らずDSV
を制御することができるディジタル変調方式に対してこ
の発明を適用できる。例えばEFMPlusに対しても
この発明を適用することができる。EFMPlusで
は、8ビットのデータシンボルを16ビットのコードシ
ンボルに変換するもので、マージビットを使用しないも
のである。EFMPlusの場合でも、DSVが変化さ
せることができる。
【0048】この発明は、例えばCD−DAのフォーマ
ットのデータとCD−ROMのフォーマットのデータを
それぞれ記録するマルチセッションの光ディスクに対し
ても適用できる。さらに、この発明は、再生専用または
ハイブリッドのミニディスクに対しても適用できる。ま
た、光ディスクに記録される情報としては、オーディオ
データ、ビデオデータ、静止画像データ、文字データ、
コンピュータグラフィックデータ、ゲームソフトウェ
ア、およびコンピュータプログラム等の種々のデータが
可能である。したがって、この発明は、例えばDVDビ
デオ、DVD−ROMに対しても適用できる。例えばゲ
ームソフトウェアが記録されているROMディスクの場
合、内周側にゲームのソフトウェアデータが記録されて
おり、その外周側にゲームと関連した音楽データが記録
されている場合がある。そのようなROMディスクの場
合に、音楽データに対してこの発明を適用し、ゲームの
ソフトウェアのデータを再生できても、音楽データを正
しく再生できないようにすることができる。さらに、円
板状に限らずカード状のデータ記録媒体に対してもこの
発明を適用できる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、DSVを変化させた区間に関しては、低速
再生で再生でき、高速再生で再生が困難なデータ記録媒
体を提供できる。通常、コンピュータに接続される光デ
ィスクドライブは、高速再生するように構成されている
ので、この発明による光ディスクは、光ディスクドライ
ブによって読み取ることができない。したがって、読み
取られたディジタルデータがコンピュータのハードディ
スクに取り込まれることを防止できる。それによって、
コンピュータによって、データが書き込み可能なディス
クにコピーされたり、ネットワークを通じて授受される
ことを防止することができ、効果的にディスクに記録さ
れているデータの著作権を保護することができる。ま
た、低速で正常な読取が可能であるが、データの取り込
みに時間がかかるので、手間がかかり、また、コピーし
ていることの罪悪感を感じることが多いので、低速によ
るコピーを実質的に阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である記録装置の構成の
一例を示すブロック図である。
【図2】CDのEFMフレームフォーマットを説明する
ための略線図である。
【図3】CDの再生装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】EFM変換テーブルの一部を示す略線図であ
る。
【図5】マージビットの選択方法を説明するための略線
図である。
【図6】この発明の一実施形態の説明に用いる波形図で
ある。
【符号の説明】
6・・・マルチプレクサ、7・・・EFM変調器、8・
・・ピット信号プロセッサ、9・・・コントローラ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ビット数のデータシンボルをより多
    いビット数のコードシンボルに変換することによって、
    DSVを制御できるディジタル変調方式を使用してディ
    ジタルデータが記録されているデータ記録媒体であっ
    て、 低速再生時の2値化のスライスレベルを変化させるよう
    に、DSVが変化されると共に、DSVの変化区間にお
    いて、上記スライスレベルの変化が生じても、2値化さ
    れた再生信号を正しく再生できるように、ピットまたは
    ランドの長さが制御されたデータが記録されているデー
    タ記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 コードシンボル同士の境界に複数ビットのマージビット
    が配され、上記マージビットとして複数のビットパター
    ンを持つものが用意され、 上記マージビットの選択方法によって上記DSVの変化
    を生じさせたデータ記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 高速再生時には、上記DSVの変化によって上記スライ
    スレベルの変化が殆ど生ぜず、データの正しい再生を困
    難としたデータ記録媒体。
  4. 【請求項4】 所定ビット数のデータシンボルをより多
    いビット数のコードシンボルに変換することによって、
    DSVを制御できるディジタル変調方式を使用してディ
    ジタルデータを記録媒体に記録するデータ記録方法であ
    って、 低速再生時の2値化のスライスレベルを変化させるよう
    に、DSVが変化されると共に、DSVの変化区間にお
    いて、上記スライスレベルの変化が生じても、2値化さ
    れた再生信号を正しく再生できるように、ピットまたは
    ランドの長さを制御するデータ記録方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 コードシンボル同士の境界に複数ビットのマージビット
    が配され、上記マージビットとして複数のビットパター
    ンを持つものが用意され、 上記マージビットの選択方法によって上記DSVの変化
    を生じさせるデータ記録方法。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 高速再生時には、上記DSVの変化によって上記スライ
    スレベルの変化が殆ど生ぜず、データの正しい再生を困
    難としたデータ記録方法。
  7. 【請求項7】 所定ビット数のデータシンボルをより多
    いビット数のコードシンボルに変換することによって、
    DSVを制御できるディジタル変調方式を使用してディ
    ジタルデータを記録媒体に記録するデータ記録装置であ
    って、 ディジタル変調手段に対してピットまたはランドの長さ
    を制御する波形制御手段を接続し、 ディジタル変調手段に対してDSVを制御する制御信号
    を与えると共に、上記波形制御手段に対してピットまた
    はランドの長さを制御する制御信号を与える制御手段を
    設け、 上記制御手段によって、低速再生時の2値化のスライス
    レベルを変化させるように、DSVが変化されると共
    に、DSVの変化区間において、上記スライスレベルの
    変化が生じても、2値化された再生信号を正しく再生で
    きるように、ピットまたはランドの長さが制御されるデ
    ータ記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 コードシンボル同士の境界に複数ビットのマージビット
    が配され、上記マージビットとして複数のビットパター
    ンを持つものが用意され、 上記マージビットの選択方法によって上記DSVの変化
    を生じさせるデータ記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 高速再生時には、上記DSVの変化によって上記スライ
    スレベルの変化が殆ど生ぜず、データの正しい再生を困
    難としたデータ記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179678A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Samsung Electronics Co Ltd 互換系光情報記録再生装置
US8032332B2 (en) 2007-04-11 2011-10-04 Hitachi High-Technologies Corporation Semiconductor inspecting apparatus

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