JP2003307058A - カ−ド式錠装置 - Google Patents
カ−ド式錠装置Info
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Abstract
−ドの交換が容易であると共に管理がし易く、かつ安全
であると共に丈夫でもあり、しかも雨水の侵入を防止し
たコンパクトなカ−ド式錠装置を提供する。 【解決手段】 固定される外ケ−ス(4)内に回転可能
かつ軸方向に移動に内ケ−ス(5)を設け、この内ケ−
ス(5)内に作動体を有するカ−ド式錠本体を装着して
いる。このカ−ド式錠本体にキ−カ−ド(7)を差し込
み、カ−ド式錠本体の作動体を移動させて内ケ−ス
(5)を回転可能とし、内ケ−ス(5)をカ−ド式錠本
体と共に施錠位置及び解錠位置へ回転移動させることに
よって、内ケ−ス(5)に連結したデッドボルト(8)
を施錠、解錠する。また、カ−ド式錠本体にキ−カ−ド
(7)を差し込み、内ケ−スを回転可能とし、所定の回
転位置において内ケ−ス(5)を軸方向に移動可能に
し、内ケ−ス(5)に設けたコ−ドカ−ド挿入口を外ケ
−ス(4)内の閉鎖位置から外ケ−ス外の現出位置へ移
動してコ−ドカ−ド(9)を交換可能とする。
Description
た錠装置であって、回転操作によって簡便に施錠、解錠
ができると共に、カ−ド式錠のコ−ドカ−ドの交換が簡
易かつ安全にできるカ−ド式錠装置に関する。
−錠)、電気式、磁気式及び暗証番号式のものが知られ
ている。
カ−ドを挿入するための溝を設けると共にこのキ−カ−
ド及びコ−ドカ−ドに形成した孔に対応して長孔を設
け、この長孔にボ−ル、施錠ピン及びバネを内蔵し、キ
−カ−ドとコ−ドカ−ドの孔の有無によって両カ−ドの
厚さを変え、施錠ピンの作動によりケ−シング内に設け
た移動体を移動して施錠、解錠するようにしたカ−ド式
錠として、例えば特公昭59−21417号に記載のも
のがある。
ジング内に装着し、カ−ド式錠にキ−カ−ドを差し込
み、差し込み方向へ移動体を移動させ、その移動(直線
方向)を回転方向に変換してデッドボルトを施錠、解錠
するようにすると共に、上記カ−ド式錠の作動によって
ハウジングに設けた蓋を開閉し、カ−ド式錠内のコ−ド
カ−ドを交換するようにした錠装置、例えば特開平11
−311047号に記載されたものがある。
錠(シリンダ−錠)は、ピッキングにより解錠され易い
ために、これによる事故が多発していて現在社会問題と
なっており、その対策が望まれている。また、電気式錠
は、停電の際あるいは錠内に雨水が侵入した際に作動し
なかったり、落雷により誤作動を起したりすることがあ
り、又電池で作動するタイプのものは、電池切れの心配
があり、電池切れの際は錠が開閉されないから、そのた
めのメンテナンスが必要である。更に、磁気式の錠は、
テレビやスピ−カ−等から発生する強い磁気の影響を受
け易く、その磁気作用によって誤作動を起すことがあ
り、しかもこのタイプの鍵は高価であり、紛失した際や
予備の鍵を作製する際に多くの費用がかかる。また、暗
証番号式の錠は、暗証番号を忘れたり、他人に暗証番号
を見られたりするおそれがあり心配である。
このカ−ド式錠にキ−カ−ドを差し込み、その差し込み
方向への移動(直線運動)を回転運動に変換してデッド
ボルトを施錠、解錠するものがあるから、直線運動を回
転運動に変換する機構が複雑となり易いものであり、し
かもハウジングに蓋が設けられているから、その蓋の存
在によりコ−ドカ−ドを交換する場所が知られるという
心配がある。
って、施錠、解錠が確実かつ簡便にでき、コ−ドカ−ド
の交換が容易であると共に管理がし易く、かつ安全であ
ると共に丈夫でもあり、しかも雨水の侵入を防止したコ
ンパクトなカ−ド式錠装置を提供しようとするものであ
る。
ケ−ス内に回転可能に内ケ−スを設け、この内ケ−ス内
に作動体を有するカ−ド式錠本体を装着し、カ−ド式錠
本体にキ−カ−ドを差し込み、カ−ド式錠本体の作動体
を移動して内ケ−スを回転可能とし、内ケ−スをカ−ド
式錠本体と共に施錠位置及び解錠位置へ回転移動させる
ことによって、内ケ−スに連結したデッドボルト等の掛
金を施錠、解錠するようにしたものである。
回転可能かつ軸方向に移動可能に設け、内ケ−ス内に装
着したカ−ド式錠本体にキ−カ−ドを差し込み、カ−ド
式錠本体の作動体を移動して内ケ−スを回転可能にする
と共に、所定の回転位置において内ケ−スを軸方向に移
動可能にし、内ケ−スに設けたコ−ドカ−ド挿入口を外
ケ−ス内の閉鎖位置から外ケ−ス外の現出位置へ移動し
てコ−ドカ−ドを交換し得るようにしたものである。
挿入口を有するカバ−を回転可能に装着し、キ−カ−ド
挿入口からの雨水の侵入を防止するようにしたものであ
る。
び図10に示すように、ドア(2)に設けた座(3)に
固定した外ケ−ス(4)と、この外ケ−ス内に左右回転
可能かつ軸方向に移動可能に支持した内ケ−ス(5)を
有し、この内ケ−ス内に後記するカ−ド式錠本体(6)
を装着しているものであって、このカ−ド式錠本体にキ
−カ−ド(7)を挿入し、キ−カ−ドを内ケ−スと共に
左右方向に回転することによってデッドボルト(8)等
の掛金を施錠、解錠するようにしている。また、内ケ−
スを所定の位置に回転し、その位置で内ケ−スを軸方向
に突出させ、これによって現出する内ケ−スのコ−ドカ
−ドの挿入口よりコ−ドカ−ド(9)を交換するように
している。なお、この実施例では、上記ドア(2)に、
レバ−ハンドル(10)によって作動するラッチ(11)が設け
られている。
本体(6)は、種々の形態に形成することができるが、
その一例を図4及び図5に示す。カ−ド式錠本体(6)
は、ケ−ス(12)内に摺動可能に作動体(13)が挿入されて
おり、この作動体にキ−カ−ド(7)とコ−ドカ−ド
(9)を挿入口(14),(15)より挿入するための溝(16),
(17)が設けられている。キ−カ−ド(7)とコ−ドカ−
ド(9)を挿入した際に、これらのカ−ドに形成される
孔(18)に対応するようにこれに直交する作動体とケ−ス
の位置に長孔(19)が設けられており、この長孔には、キ
−カ−ド及びコ−ドカ−ドの孔(18)に係合するボ−ル(2
0),(21)と、作動体(13)の移動を阻止し解放するための
施錠ピン(22),(23)と、施錠ピンをボ−ル側へ付勢する
バネ(24)が挿入されている。このように構成されている
ので、図5(A)に示すように、キ−カ−ドとコ−ドカ
−ドの孔(18)の位置が解錠位置にあるときは、施錠ピン
(22),(23)の境界が作動体(13)とケ−ス(12)の境界に一
致するので、キ−カ−ド(7)を溝(16)の先端部に形成
したストッパ−(25)に当てて押し込むと、図5(B)に
示すようにコ−ドカ−ド(9)が作動体(13)と共に移動
し、作動体の先端部がケ−スのストッパ−(26)に当接し
て止まる。ここで、キ−カ−ド(7)を引き戻すと、コ
−ドカ−ド(9)が作動体(13)と共に元の位置方向へ移
動し、作動体の先端部に形成したストッパ−(27)がケ−
スの端面に当って止まり作動体(13)が元の位置に戻る。
なお、図5(C)に示すように、不正なキ−カ−ドを挿
入したときは、施錠ピン(22),(23)の境界が作動体(13)
とケ−ス(12)の境界と一致せず施錠ピン(22),(23)が作
動体(13)とケ−ス(12)に交叉する状態になるので、作動
体(13)はコ−ドカ−ド(9)と共に移動することができ
ない。
図10に示すように、そのキ−カ−ドの挿入口(14)と、
コ−ドカ−ドの挿入口(15)が、それぞれ内ケ−ス(5)
に形成したキ−カ−ドの挿入口(28)と、コ−ドカ−ドの
挿入口(29)に対応するように内ケ−ス(5)に挿入され
ており、このカ−ド式錠本体に回転軸(30)付の取付板(3
1)を当てこれをネジ等で内ケ−スに固定している。一
方、カ−ド式錠本体の作動体(13)には、カム軸(32)を有
する取付片(33)がネジ等で固定されている。
0)は、図2、図3及び図10に示すように、外ケ−ス
(4)の取付部(34)にネジ等で固定した固定板(35)の軸
受部(36)に回転可能に支持されている。また、取付板の
回転軸(30)には、移動制御板(37)がワッシャ−(38)を介
して軸用C形止輪(39)で支持されており、この移動制御
板(37)はその外周に形成した突起(40)が外ケ−ス(4)
内の軸方向に延びる案内溝(41)に係合されていて回転し
ないようになっているので、上記回転軸(30)即ちこれが
固定される内ケ−ス(5)は移動制御板(37)に対し回転
可能であると共に、移動制御板(37)が内ケ−ス(5)と
連動して軸方向に移動可能になっている。
カ−ド式錠本体の作動体(13)に固定したカム軸(32)を施
錠位置(42)、中立位置(43)及び解錠位置(44)へと案内す
るカム溝(45)が形成されている。このカム溝(45)は、カ
−ド式錠本体の作動体(13)が移動前の元の位置にあると
きには、カム軸(32)を固定板(35)及び移動制御板(37)に
形成した切欠溝(46)に係合させ、カム軸が上記中立位置
から施錠、解錠位置へ移動するのを阻止し、内ケ−ス
(5)が回転できないようにし、また上記作動体(13)が
移動したときには、カム軸(32)を円弧状の溝(47)に案内
し、内ケ−ス(5)が上記施錠位置及び解錠位置へ回転
できるようにしている。
のカム溝(45)には、その解錠位置(44)においてカ−ド式
錠本体の作動体(13)が元の位置に移動できるように切欠
溝(48),(49)が形成されており、その固定板(35)の解錠
位置の切欠溝(48)が、これに係合するカム軸の突部(50)
が通過できるように大きな溝に形成されていて、内ケ−
ス(5)を軸方向に移動可能にしている。
0)の軸孔(51)には、連結軸(52)が回転軸(30)と一緒に回
転し、かつ回転軸(30)を軸方向に移動できるように係合
しており、この連結軸(52)が箱錠(85)のデッドボルト
(8)やサムタ−ン(53)に連結する連結部材(54)に連結
されている。この実施例では、上記回転軸(30)の軸孔(5
1)と連結軸(52)の断面形状がほぼ四角形になっている
が、連結軸(52)と回転軸(30)が一緒に回転し、かつ回転
軸(30)が連結軸(52)に対し軸方向に移動可能であれば、
他の断面形状、例えば三角形、六角形、八角形その他の
多角形、楕円形等の非円形のものあるいはキ−結合等を
用いて連結するようにしてもよく、また両軸はいずれを
軸または軸孔にしてもよい。なお、上記連結軸(52)は、
軸受(55)に軸用C形止輪(84)を介して支持されている。
この軸受は、連結軸支持部材(59)を有し、そのネジ部(6
0)を外ケ−ス(4)にネジ等で固定した支持板(56)のボ
ス部(57)のネジ孔(58)に係合している。
に連結線(61)及びシ−ル(62)を介してカバ−(63)を回転
可能に装着し、このカバ−に形成した孔(64)に内ケ−ス
(5)に設けたクリックボ−ル(65)を係合させている。
また、このカバ−(63)には、上記内ケ−ス(5)及びカ
−ド式錠本体(6)に形成したキ−カ−ドの挿入孔(2
8),(14)に連通するようにキ−カ−ドの挿入口(66)が形
成されており、キ−カ−ドを使用しないときに、内ケ−
スを回転させて挿入口(66)を下側へ移動させると、この
挿入口より雨水が入らないので都合がよい。
成されているので、カ−ド式錠本体(6)にキ−カ−ド
(7)を挿入しないときは、図7(A)、図8(A)、
図9(A)及び図10に示すように、カ−ド式錠本体の
作動体(13)に固定したカム軸(32)が固定板(35)及び移動
制御板(37)に形成した切欠溝(46)に係合して内ケ−ス
(5)は回転できない。この状態で、図7(B)、図8
(B)、図9(B)及び図11(A)に示すように、キ
−カ−ド(7)をカバ−(63)の挿入口(66)、内ケ−ス
(5)の挿入口(28)を通してカ−ド式錠本体(6)の挿
入口(14)より溝(16)に挿入すると、カ−ド式錠本体は図
5(A)に示すように解錠状態となり、更にキ−カ−ド
を押すと、作動体(13)が図5(B)に示すように移動
し、これに伴いカム溝(45)が上記切欠溝(46)より外れて
円弧状の溝(47)に案内され、内ケ−ス(5)は回転可能
となる。
1(B)に示すように、キ−カ−ド(7)を右方向に回
転すると、カム軸(32)がカム溝(45)の施錠位置(42)に案
内され、内ケ−ス(5)内が回転してこれに固定した取
付板の回転軸(30)の回転により、連結軸(52)、連結部材
(54)が連動してデッドボルト(8)を突出させ施錠状態
とする。施錠後、図7(D)、(E)に示すように、キ
−カ−ド(7)を元の中立位置に戻し、引き抜くと、作
動体(13)は図8(A)、図9(A)及び図10に示すよ
うに元の位置に戻り、内ケ−ス(5)は回転することが
できない状態になる。
(F)、(G)及び図8(D)に示すように、キ−カ−
ド(7)をカ−ド式錠本体(6)に差し込んで作動体(1
3)を移動させ、内ケ−ス(5)を左方向の解錠位置へ回
転させる。解錠後は、図7(H)、(I)、(J)に示
すように、キ−カ−ド(7)を元の位置に戻し、キ−カ
−ドを引き抜いておく。
(5)が中立位置、施錠位置、解錠位置にあることを知
らせるために、上記移動制御板(37)にクリック用のボ−
ル(67)を設け、このボ−ルを弾性板(68)で押え、ボ−ル
が上記取付板(31)に形成した孔(69)に係合した際に弾性
板(68)が移動制御板(37)に当って音を発生するようにし
ている。
場合について説明する。図9(C)及び図1(B)に示
すように、キ−カ−ド(7)をカ−ド式錠本体(6)に
差し込み、更に押し込んで作動体(13)を移動させ、内ケ
−ス(5)を解錠位置へ回転すると、カム軸(32)がカム
溝(45)の解錠位置に移動し、そのカム軸の突部(50)が上
記固定板(35)の軸受部(36)に回動可能に支持した係止制
御板(70)の係止部(71)に当ってカム軸の移動を阻止する
ので、この状態ではカム軸(32)がカム溝(41)の切欠溝(4
8),(49)へ移動することができない。なお、この場合、
係止制御板(70)に設けた長溝(72)にネジ(73)を通し、こ
のネジで固定板(35)に止めることによって回動範囲を規
制している。ここで、図9(D)及び図11(C)に示
すように、外ケ−ス(4)に形成された小孔(74)より棒
状のものを差し込んで上記係止制御板(70)に連結した作
動杆(75)を挿すと、係止制御板(70)が回転し、上記カム
軸の突部(50)に当っていた係止制御板の係止部(71)が外
れるので、キ−カ−ド(7)を抜くことによりカム軸(3
2)をカム溝(45)の切欠溝(48),(49)へ移動させ、カム軸
を軸方向に移動可能にする。なお、実施例では、作動杆
(75)を押した際に、係止制御板(70)が回転し、カム軸の
突部(50)に当っていた係止部(71)を外し、係止制御板に
設けた作動子(76)がカム軸の突部(50)を押してカム軸(3
2)を切欠溝(48),(49)へ移動させている。
と、図11(D)に示すようにカム軸の突部(50)がカム
溝(45)の切欠溝(49)を通過し、内ケ−ス(5)のコ−ド
カ−ドの挿入口(29)が外ケ−ス(4)内の閉鎖位置(77)
から現出位置(78)へ移動し、コ−ドカ−ドの挿入口(29)
が外ケ−ス(4)外に現われるので、適当な取出片(79)
を用い、この取出片に形成した孔(80)にコ−ドカ−ドに
形成した突起(81)を引っ掛けるようにしてコ−ドカ−ド
を引き出し、他のコ−ドカ−ドと交換する。交換後は、
内ケ−ス(5)を押し込み、キ−カ−ド(7)を差し込
んで回転し内ケ−ス(5)を元の中立位置に戻す。な
お、内ケ−ス(5)を引き出す際に、内ケ−スに吸盤や
粘着片等を当てて引くようにしてもよいが、カ−ド式錠
装置内に例えば固定板(35)と移動制御板(37)の間にスプ
リングを設けて内ケ−スを外方へ付勢させておくように
してもよい。
本体の作動体(13)に設けたカム軸(32)と、このカム軸が
係合するカム溝(45)を有する固定板(35)を備えた回転制
御機構によって、内ケ−ス(5)を施錠位置、解錠位置
へ回転させて施錠、解錠するようにしており、又上記カ
ム軸(32)と、このカム軸が係合するカム溝(41)を有する
固定板(35)及び移動制御板(37)と、カム軸(32)の移動を
係止し解放する係止制御板(70)を備えた軸方向移動制御
機構によって内ケ−ス(5)を軸方向に移動させカ−ド
式錠本体(6)内のコ−ドカ−ド(9)を交換するよう
にしているが、これらの機構は上記構造のものに限定す
るものではなく、カム軸(32)を外ケ−ス(4)側に固定
し、カム溝(45)をカ−ド式錠本体(6)の作動体(13)に
固定した制御板に設けたり、カム溝の円弧状の溝(47)を
適宜の長さとしたり、又切欠溝(46),(48),(49)の位置を
適宜の位置に配置したりすることができる。
(3)に形成した凹部(82)に嵌合し、これをネジ止して
固定しているが、この外ケ−スを伝って雨水が凹部(82)
内に侵入した場合には、凹部(82)に連通する溝(83)より
雨水を排出するようにしている。
びカバ−(63)の角部を丸く形成しておくと、つかみにく
くなるので、更に不正な解錠や錠装置の破壊を防ぐこと
ができる。
ので、通常の鍵と同様にキ−カ−ドを内ケ−スと共に馴
れた左右方向に回転することによって施錠、解錠が簡便
にでき、その施錠、解錠位置の確認がし易く、従来のカ
−ド式錠のようにキ−カ−ドの直線運動を回転運動に変
換して施錠、解錠する場合とは違って、キ−カ−ドの回
転運動をそのまま回転運動に変えて施錠、解錠すること
ができるから、複雑な変換機構を必要とせず、従って簡
易な構造でコンパクトに、かつ丈夫に作ることができ、
故障もなく、経済的にできる。しかも、内ケ−スを軸方
向に移動させ、コ−ドカ−ドの挿入口を現出させること
によって挿入口よりコ−ドカ−ドを交換することがで
き、また内ケ−スを元の位置に戻した際には、コ−ドカ
−ド挿入口が外ケ−ス内に隠れて外部からコ−ドカ−ド
の挿入口が見えないから、不正なコ−ドカ−ドの交換を
防ぐことができ安全である。また、マンション、アパ−
ト等の共同住宅において、入居者が変わる際、あるいは
解錠する必要が生じた際等に、コ−ドカ−ドの交換や施
錠、解錠が簡易にでき、かつコ−ドカ−ドやキ−カ−ド
をプラスチック材等で形成し、これに形成された孔をコ
−ド化して管理することができるので、管理し易く、か
つ低コストでできる。更に、外ケ−スの先端部にカバ−
を回転可能に設けているので、カバ−を回転させてこれ
に形成したキ−カ−ドの挿入口を下側に向けておくこと
ができ、挿入口からの雨水の侵入を防ぐことができる。
る。
る。
をもって示す拡大断面図である。
す斜面図である。
(J)をもって示す概略図である。
もって示す概略背面図である。
(A)〜(D)をもって示す背面図である。
(A)〜(D)をもって示す部分断面図である。
7 キ−カ−ド8 デッドボルト 9 コ−ドカ
−ド 13 作動体 30 回転軸 31取付板 32
カム軸 35 固定板 37 移動制御板 45 カ
ム溝46,48,49 切欠溝 63 カバ− 70 係止制
御板
Claims (5)
- 【請求項1】 固定される外ケ−ス内にデッドボルト等
の掛金に連動する内ケ−スを回転可能に設け、この内ケ
−ス内に作動体を有するカ−ド式錠本体を装着し、カ−
ド式錠本体のキ−カ−ド及びコ−ドカ−ドの挿入口に対
応して内ケ−スに上記各カ−ドの挿入口を設け、カ−ド
式錠本体に上記キ−カ−ドの挿入口よりキ−カ−ドを挿
入しカ−ド式錠本体の作動体を移動させて内ケ−スを回
転可能にしこの内ケ−スを施錠位置及び解錠位置へ回転
させその位置で施錠、解錠するよう作動する回転制御機
構を設けたカ−ド式錠装置。 - 【請求項2】 回転制御機構は、カ−ド式錠本体の作動
体に設けたカム軸と、このカム軸を施錠位置及び解錠位
置へ案内し内ケ−スの回転を制御するカム溝を有する固
定板を備えた請求項1に記載のカ−ド式錠装置。 - 【請求項3】 外ケ−ス内に内ケ−スを軸方向に移動可
能に設け、カ−ド式錠本体に挿入口よりキ−カ−ドを挿
入しカ−ド式錠本体の作動体を移動させて内ケ−スを回
転可能にしその所定の回転位置においてコ−ドカ−ドの
交換が可能となるよう内ケ−スのコ−ドカ−ド挿入口を
外ケ−ス内の閉鎖位置から外ケ−ス外の現出位置へ移動
可能とする軸方向位置制御機構を設けた請求項1または
2に記載のカ−ド式錠装置。 - 【請求項4】 軸方向位置制御機構は、カ−ド式錠本体
の作動体に設けたカム軸と、このカム軸を所定の位置に
案内し内ケ−ス軸方向への移動を制御するカム溝を有す
る固定板、移動制御板及び係止制御板を備えた請求項3
に記載のカ−ド式錠装置。 - 【請求項5】 外ケ−スの先端部にキ−カ−ドの挿入口
を有するカバ−を回転可能に装着した請求項1〜4のい
ずれかに記載のカ−ド式錠装置。
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JP2002111149A JP3906407B2 (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | カ−ド式錠装置 |
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