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JP2003302561A - 光ファイバ部品およびその製造方法 - Google Patents

光ファイバ部品およびその製造方法

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Publication number
JP2003302561A
JP2003302561A JP2002108331A JP2002108331A JP2003302561A JP 2003302561 A JP2003302561 A JP 2003302561A JP 2002108331 A JP2002108331 A JP 2002108331A JP 2002108331 A JP2002108331 A JP 2002108331A JP 2003302561 A JP2003302561 A JP 2003302561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
optical
component
cords
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002108331A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshi Kurosawa
善 黒澤
Yasuaki Tamura
保暁 田村
Koichi Arishima
功一 有島
Masaru Kobayashi
勝 小林
Takuji Yoshida
卓史 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Electronics Corp
Original Assignee
NTT Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Electronics Corp filed Critical NTT Electronics Corp
Priority to JP2002108331A priority Critical patent/JP2003302561A/ja
Publication of JP2003302561A publication Critical patent/JP2003302561A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い耐久性、信頼性および良好な伝送特性を
有する光ファイバ部品の提供、および、そのような光フ
ァイバ部品を容易かつ高い歩留まりで製造することを目
的とする。 【解決手段】 光ファイバ部品1は、光ファイバ心線2
1、補強材22および両者を覆う外皮23を含む複数の
光ファイバコード2と、複数の光ファイバコード2から
剥き出された光ファイバ心線21を整列・一体化させた
テープファイバ部3と、各光ファイバコード2の外皮2
3の端部23aが固定される一端部41a、および、テ
ープファイバ部3と各光ファイバコード2から剥き出さ
れた補強材22の先端22aとが固定される他端部41
bを有すると共に、一端部41aと他端部41bとの間
で各光ファイバコード2から剥き出された状態となって
いる各光ファイバ心線21および補強材22を収容する
分岐固定部4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信に用いられ
る光ファイバ部品およびその製造方法に関し、光ファイ
バ心線を整列・一体化させたテープファイバ部を備えた
光ファイバ部品およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、光通信に用いられる代表的な
光部品として、アレイ導波路回折格子型光合分波回路
(Arrayed Waveguide Gratin
g)や、マッハツェンダ干渉計回路等が知られている。
これらの光部品は、シリコンや石英等の基板と、基板上
に形成されたコアおよびクラッド構造を含む光導波路と
を有する平面型光導波回路(PLC:Planar L
ightwave Circuit)といった光素子を
内包するものである。このような光部品は、光回路を構
成する多数の光ファイバを含んでおり、光部品と他の光
ファイバとを接続させるためには、多心テープファイバ
(リボンファイバ)が一般に用いられる。
【0003】光部品に接続される多心テープファイバ
は、他の多心テープファイバに融着接続されたり、MT
コネクタを始めとする多心光コネクタに接続されたりす
ることもある。ただし、一般的に、光部品に接続される
多心テープファイバは、単心の光ファイバ心線ごとに分
離され、分離された各光ファイバ心線には単心光コネク
タが装着される。ここで、テープファイバが単心の光フ
ァイバ心線ごとに分離されている構造は、その形状から
ファンアウト(fan−out)構造と称されている。
【0004】図11は、ファンアウト構造を有する従来
の光ファイバ部品を示す。同図に示される光ファイバ部
品100は、8本の光ファイバ心線101を整列・一体
化させたテープファイバ102を含む。テープファイバ
102は、保護ケーシング103内に挿通されると共
に、保護ケーシング103の内部において、中途から8
本の光ファイバ心線101に分離されている。テープフ
ァイバ102は、分離された8本の光ファイバ心線10
1の根元部分で保護ケーシング103に固定されてい
る。一方、個別に分離された8本の光ファイバ心線10
1のそれぞれは、補強チューブ104に挿通されてい
る。8本の補強チューブ104は、4本ずつ2段に重ね
られており、各補強チューブ104の端部は、保護ケー
シング103に固定されている。
【0005】テープファイバ102と各補強チューブ1
04の端部との間には、各光ファイバ心線101が個別
に分離された状態となるファンアウト部105が形成さ
れる。ファンアウト部105は、保護ケーシング103
内に収容されている。また、保護ケーシング103の側
部には、2体のネジ挿通部107が固定されており、各
ネジ挿通部107を利用して保護ケーシング103を所
定箇所に固定することができる。そして、図11に示さ
れる例では、補強チューブ104から突き出た各光ファ
イバ心線101の先端に、例えばSC型光コネクタ10
6が装着されている。
【0006】このように、光ファイバ部品100は、一
体化されていた光ファイバ心線101が個別に分岐され
ると共に部品全体を所定箇所に固定するための位置とな
る分岐固定部108を有する。そして、図示しない固定
ネジと各ネジ挿通部107とを利用して分岐固定部10
8(保護ケーシング103)を所定箇所に固定すると共
に、各光コネクタ106を他の光部品に接続することに
より、所定の光通信網や光通信モジュールを形成するこ
とができる。
【0007】図11に示される上述の光ファイバ部品
は、次の(1)〜(6)の手順により製造される。 (1)長尺の多心テープファイバの一端部から、ある程
度の長さにわたって外皮を除去し、複数の光ファイバ心
線を所定長さだけ露出させる。 (2)予め用意しておいた複数の補強チューブ内に、分
離させた光ファイバ心線をそれぞれ挿通する。 (3)分離された光ファイバ心線を所定長さに切り揃え
る。 (4)切り揃えた光ファイバ心線の先端に対して光コネ
クタ等を通常の製造工程により直接組み付ける。あるい
は、切り揃えた光ファイバ心線の先端に、組み立てられ
ている他の光部品を融着接続等により接続する。 (5)保護ケーシング内に、ファンナウト部分を収容す
ると共に、保護ケーシング内でテープファイバの端部お
よび各補強チューブの端部を整列させる。 (6)保護ケースに対して、テープファイバ、各補強チ
ューブの端部およびファンナウト部を固定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述されたような光フ
ァイバ部品では、分岐固定部(保護ケーシング)と各光
コネクタとの間の光ファイバ心線の長さが、各光コネク
タと接続対象となる他の光部品との間の距離に少なくと
も一致しているか、または、それ以上となっていなけれ
ばならない。このため、テープファイバから分離された
複数の光ファイバ心線のうち、何れか1本の光ファイバ
心線に対する光コネクタ等の装着がうまくいかなかった
場合、その光ファイバ心線を切り詰めて短縮化せざるを
得ない。
【0009】このような場合、例えば、分岐固定部(保
護ケーシング)と光コネクタとの間の光ファイバ心線の
長さをすべてについて同一としなければならないのであ
れば、すべての光ファイバ心線について、テープファイ
バからの分離長さの調整や、光コネクタ等の装着等をや
り直す必要が生じてしまう。また、光ファイバ心線に対
する光コネクタ等の装着が物理的にうまく行っていたと
しても、完成後の試験等において何れか1本の光ファイ
バ心線に関して所定の伝送特性が得られないような場合
も、同様に、すべての光ファイバ心線について、テープ
ファイバからの分離長さの調整や、光コネクタ等の装着
等をやり直す必要が生じることがある。これらの点か
ら、従来の光ファイバ部品は、製造効率、製造コスト、
歩留まり等において問題を残している。
【0010】また、上述の光ファイバ部品では、テープ
ファイバから分離された各光ファイバ心線が単に補強チ
ューブ内に収容されているのみであることから、何らか
の外因によって補強チューブ内の光ファイバ心線に曲げ
応力や引張応力が加わってしまうことがある。このよう
な場合、光ファイバ心線に、いわゆるマイクロベンドが
生じてしまい、それに起因して伝送損失が増大化してし
まう。この点から、従来の光ファイバ部品には、耐久
性、信頼性の面においても改善の余地が存在している。
【0011】そこで、本発明は、容易に製造可能である
と共に、高い耐久性、信頼性および良好な伝送特性を有
する光ファイバ部品、および、そのような光ファイバ部
品を容易かつ高い歩留まりで製造可能とする光ファイバ
部品の製造方法の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の一形態は、光通
信に用いられる光ファイバ部品に係り、この光ファイバ
部品は、光ファイバ心線、補強材および光ファイバ心線
と補強材とを覆う外皮を含む複数の光ファイバコード
と、複数の光ファイバコードから剥き出された光ファイ
バ心線を整列・一体化させたテープファイバ部と、各光
ファイバコードの外皮が固定される一端部、および、テ
ープファイバ部と各光ファイバコードから剥き出された
補強材の先端とが固定される他端部を有すると共に、一
端部と他端部との間に各光ファイバコードから剥き出さ
れた状態となっている各光ファイバ心線および補強材を
収容する分岐固定部とを備えるものである。
【0013】この光ファイバ部品は、ケーシングの一端
部から延出する各光ファイバコードと、ケーシングの他
端部から延出するテープファイバ部とに対して各種光部
品を接続させることにより、所定の光通信網や光通信モ
ジュール等を構成可能なものである。この光ファイバ部
品は、従来の光ファイバ部品のように、複数の光ファイ
バ心線を含むテープファイバと、このテープファイバか
ら複数に分離された単心光ファイバ心線を含む代わり
に、抗張力繊維等の補強材が予め内蔵されている光ファ
イバコードを複数含む。そして、この光ファイバ部品で
は、各光ファイバコードから剥き出された単心光ファイ
バ心線が整列・一体化されてテープファイバ部を形成し
ている。この結果、予め光ファイバコードに含まれてい
る補強材が全体を補強および緩衝する役割を果たすの
で、各光ファイバ心線の曲げ応力や引張応力に対する耐
久性が向上すると共に、曲げ応力や引張応力等に起因す
るマイクロベンド等によってもたらされる伝送損失等が
大幅に低減される。従って、本発明による光ファイバ部
品は、高い耐久性および信頼性、ならびに、良好な伝送
特性を有することになる。
【0014】また、この光ファイバ部品を構成するに際
して、その一端に光コネクタ、半導体レーザ、フォトダ
イオード等の光部品が既に装着されている複数の光ファ
イバコードが用いられれば、光ファイバコードの外皮残
存長さ、すなわち、ケーシングから延出している光ファ
イバコードの長さをそれぞれ任意あるいは一定の長さに
揃えることができることはもちろん、予め各光ファイバ
コード(各光部品)の光学特性が所定の条件を満たして
いるか否かを確認した上で、光ファイバ部品を構成可能
となる。従って、本発明による光ファイバ部品では、す
べての光ファイバコード(および光部品)に関する光学
特性が所望の条件に良好に保たれる。また、この場合、
部品完成後に、何れか1本の光ファイバコード(それに
装着された光部品)の特性が条件を満たさないとの理由
から、部品全体を作製し直すといったようなことは基本
的に無くなることから、光ファイバ部品の歩留まりが飛
躍的に向上する。
【0015】このように、複数の光ファイバコードの少
なくとも何れか一つおよびテープファイバ部のうちの少
なくとも何れか一つに、単心または多心光コネクタ、半
導体レーザ(LD)、フォトダイオード(PD)、平面
型光導波回路(PLC)、ファイバブロック等の光部品
が接続されていると好ましい。
【0016】本発明の他の形態は、光通信に用いられる
光ファイバ部品の製造方法に係り、この方法は、(a)
光ファイバ心線、補強材およびこれらを覆う外皮を含む
複数の光ファイバコードの一端側から所定長さにわたっ
て外皮を除去することにより、各光ファイバコードから
光ファイバ心線と補強材とを剥き出す工程と、(b)各
光ファイバコードから剥き出した各光ファイバ心線を整
列・一体化させることによりテープファイバ部を形成す
る工程と、(c)各光ファイバコードの残されている外
皮をケーシングの一端部に固定する一方、テープファイ
バ部と各光ファイバコードから剥き出された補強材の先
端とをケーシングの他端部に固定すると共に、各光ファ
イバコードから剥き出された状態となっている光ファイ
バ心線および補強材をケーシングの一端部と他端部との
間に固定する工程とを含むものである。
【0017】かかる方法によれば、高い耐久性、信頼性
および良好な伝送特性を有する光ファイバ部品を容易か
つ高い歩留まりで製造することが可能となる。
【0018】この場合、工程(a)に先立って、複数の
光ファイバコードの少なくとも何れか1本に光部品を取
り付けておくと好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による光
ファイバ部品およびその製造方法の好適な実施形態につ
いて詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明による光ファイバ部品を示
す斜視図である。これらの図面に示される光ファイバ部
品1は、複数(本実施形態では、8本)の光ファイバコ
ード2、テープファイバ部(本実施形態では、8心のテ
ープファイバ)3、および、分岐固定部4を有する。複
数の光ファイバコード2は、分岐固定部4の一端部から
外方に延出している。また、テープファイバ部3は、分
岐固定部4の他端部から、各光ファイバコード2とは反
対側かつ外方に延出している。分岐固定部4は、2体の
ネジ挿通部5を含む。本実施形態では、各光ファイバコ
ード2の先端には、それぞれ、光コネクタ(SC型光コ
ネクタ)6が装着されている。また、図1に示されるよ
うに、本実施形態では、分岐固定部4から延出している
複数の光ファイバコード2のうち、4本の光ファイバコ
ード2の長さが同一かつ比較的短く設定されており、他
の4本の光ファイバコード2の長さが同一かつ比較的長
めに設定されている。
【0021】図2〜図5は、上述の光ファイバ部品1の
詳細な構造を示すものである。光ファイバ部品1に含ま
れる各光ファイバコード2は、光ファイバ心線21、ケ
ブラ(商標)等の抗張力繊維からなる補強材22および
外皮23を含む。補強材22は、図4に最も明瞭に示さ
れるように、光ファイバ心線21の周囲に集合させられ
ており(撚り合されており)、外皮23は、補強材22
の更に外周に形成されている。
【0022】光ファイバ部品1では、これらの複数(8
本)の光ファイバコード2のそれぞれから外皮23の一
部を除去することにより、光ファイバ心線21が剥き出
され、剥き出された複数の(8本)の光ファイバ心線2
1を整列させると共に、樹脂等を用いて一体化させるこ
とによりテープファイバ部3が構成されている。また、
図2および図3に示されるように、各光ファイバコード
2、すなわち、残されている外皮23の端部23aと、
テープファイバ部3との間には、各光ファイバ心線21
および補強材22が各光ファイバコード2から剥き出さ
れた状態で存在するファンアウト部20が形成されてい
る。
【0023】各光ファイバコード2の外皮23の端部2
3aと、テープファイバ部3の端部とは、分岐固定部4
に固定されており、ファンアウト部20は、分岐固定部
4内に収容されている。分岐固定部4は、ケーシング本
体41と保護カバー42とを有する。ケーシング本体4
1は、金属等により形成されており、基本的に略コの字
状の断面形状を有する。ケーシング本体41の一端部4
1aは、外皮23を有している8本の光ファイバコード
2を4列×2段に積み重ねた状態で配置できるように定
められた内部寸法(内部幅および内部高さ)を有する
(図4参照)。ケーシング本体41の一端部41aに
は、4列×2段に整列された8本の光ファイバコード2
の外皮23の端部23aが接着剤により固定されてい
る。これに対して、ケーシング本体41の他端部41b
は、図2および図5からわかるように、一端部41aよ
りも幅が縮小されている。ケーシング本体41の他端部
41bには、ゴム材等からなる2枚の固定部材44を用
いて、テープファイバ部3の端部(ファンアウト部20
側の端部)が固定される。
【0024】一方、分岐固定部4を構成する保護カバー
42も、略コの字状の断面形状を有する。保護カバー4
2の内部寸法(内部幅および内部高さ)は、ケーシング
本体41の一端部41aの外部寸法(外部幅および外部
高さ)とほぼ一致している。保護カバー42は、各光フ
ァイバコード2の外皮23の端部23a、ファンアウト
部20およびテープファイバ部3の端部(上側の固定部
材44)を覆うようにケーシング本体41に接着剤によ
り固定される。
【0025】更に、光ファイバ部品1では、図2および
図5に示されるように、補強材22の端部22aがケー
シング本体41の他端部41b(分岐固定部4の他端)
に固定される。これにより、分離されている各光ファイ
バコード2に加わる引張、曲げ等の外力は補強材22に
印加され、各光ファイバコード2内の光ファイバ心線2
1に対する外力の直接的印加が大幅に低減されることに
なる。また、各光ファイバコード2から剥き出された状
態となっている各光ファイバ心線21および補強材2
2、すなわち、ファンアウト部20は、ケーシング本体
41および保護カバー42からなる分岐固定部4内(分
岐固定部4の一端部と他端部との間)に収容されること
になる。
【0026】本実施形態では、ケーシング本体41の他
端部41bの両外部側面と、保護カバー42の内部側面
との間に、各1体の補強材固定部材45が配置されてい
る。各光ファイバコード2から剥き出された補強材22
の先端22aは、図2に示されるように、2束に集合さ
せられて、各補強材固定部材45とケーシング本体41
の他端部41bの外部側面との間に接着剤を用いて保持
・固定される。なお、ケーシング本体41の他端部41
bの幅を保護カバー42の内部幅よりも多少小さい程度
に設定し、ケーシング本体41の他端部41bと保護カ
バー42との間に各光ファイバコード2から剥き出され
た補強材22の先端22aを挟持させて接着剤により固
定してもよい。
【0027】次に、図6〜図8等を参照しながら、上述
の光ファイバ部品1の製造方法について説明する。
【0028】光ファイバ部品1を製造するに際しては、
まず、光ファイバ心線21、補強材22およびこれらを
覆う外皮23を含む長尺の光ファイバコード2を複数本
(本実施形態の場合、8本)用意する(S10)。そし
て、図7や図8に示されるように、用意された複数の光
ファイバコード2の一端側から所定長さにわたって外皮
23を除去し、各光ファイバコード2から光ファイバ心
線21と補強材22とを剥き出す(S12)。
【0029】次に、各光ファイバコード2を適宜切断し
て、各光ファイバコード2の外皮残長さを所定値に設定
する(S14)。本実施形態の場合、8本の光ファイバ
コード2のうち、4本の光ファイバコード2の長さを同
一かつ比較的短めに設定すると共に、他の4本の光ファ
イバコード2の長さを同一かつ比較的長めに設定する。
各光ファイバコード2から剥き出された光ファイバ心線
21と補強材22とは、後の作業を容易にすべく分離さ
れ、各光ファイバコード2ごとに、補強材22がまとめ
られる(S16、図8参照)。
【0030】S16までの処理が完了したならば、各光
ファイバコード2から剥き出した各光ファイバ心線21
を整列・一体化させることによりテープファイバ部3を
形成する(S18)。このS18におけるテープファイ
バ部の形成工程に際しては、例えば、特開2001−1
54074号公報に記載されている光ファイバテープ化
装置を利用することができる。この公報に記載された装
置は、ファイバ整列部に複数の光ファイバ心線を整列さ
せた上で樹脂塗布部に搬送し、各光ファイバ心線に対し
て紫外線硬化樹脂を塗布した後、樹脂硬化部で紫外線に
よって樹脂を硬化させるものである。
【0031】テープファイバ部3が形成されたならば、
各光ファイバコード2の残されている外皮23の端部2
3a、テープファイバ部3の端部および各光ファイバコ
ード2から剥き出された状態となっている光ファイバ心
線21および補強材22をケーシング本体41に対して
固定し、ファンアウト部20をケーシング本体41およ
び保護ケース42内に収容する(S20)。
【0032】かかる固定・収容工程を具体的に説明する
と、各光ファイバコード2の残されている外皮23の端
部23aは、テープファイバ部3において偶数番線(本
実施形態では、2,4,6および8番線)となる光ファ
イバ心線21を含む光ファイバコード2(端部23a)
が下段に、テープファイバ部3において奇数番線(本実
施形態では、1,3,5および7番線)となる光ファイ
バ心線21を含む光ファイバコード2(端部23a)が
上段に位置するように、ケーシング本体41の一端部4
1a内に複数列かつ多段(本実施形態では、4列かつ2
段)に整列され、接着剤により固定される。なお、各光
ファイバコード2の外皮23の端部23aをケーシング
本体41の一端部41aに固定するに際しては、予め各
端部23aを複数列多段に整列させ、接着剤により固定
した後、一端部41a内に配置・固定してもよい。
【0033】また、テープファイバ部3の端部(ファン
アウト部20側の端部)をゴム材等からなる2枚の固定
部材44同士の間に挟持させ、これらの固定部材44を
ケーシング本体41の他端部41b内に差し込む。これ
により、テープファイバ部3の端部がケーシング本体4
1に保持・固定される。更に、本実施形態では、各光フ
ァイバコード2から剥き出されている補強材22は2束
にまとめられ、ケーシング本体41の外側に他端部41
bの両脇から各1束ずつ引き出される。引き出された補
強材22の各束は、補強材固定部材45を介在させてケ
ーシング本体41の他端部41bの各外部側面に押し付
けられると共に、接着剤により強固に固定される。これ
により、ファンアウト部20は、ケーシング本体41の
一端部41aと他端部41bとの間に収容されることに
なる。
【0034】その後、上段に位置している各光ファイバ
心線21の外皮23の端部23a(その上面)や上段の
固定部材44の上面等、ケーシング本体41側の適切な
箇所に接着剤を塗布し、ケーシング本体41に保護カバ
ー42を被せて両者を接着・固定する。この結果、ファ
ンアウト部20は、ケーシング本体41および保護カバ
ー42からなる分岐固定部4内(分岐固定部4の一端部
と他端部との間)に収容されることになる。そして、図
5に例示されるように、他端部41bの両脇において、
補強材22の端部22aがケーシング本体41と補強材
固定部材45との間に画成される隙間のほぼ中央に位置
するように補強材22の位置調整を行い、ケーシング本
体41および保護カバー42(分岐固定部4)の外部に
引き出されている余剰の補強材22をカットする。
【0035】なお、本実施形態において、ケーシング本
体41に対して保護カバー42を装着した後、ケーシン
グ本体41の他端部41bの両外部側面と保護カバー4
2の内部側面との間に補強材固定部材45を挿入し、各
補強材22の先端22a(補強材22の束の先端)をケ
ーシング本体41(分岐固定部4)に強固に固定しても
よい。また、上述のように、ケーシング本体41の他端
部41bの両外部側面と補強材固定部材45とに補強材
22の束の先端を挟持させた後、ケーシング本体41に
保護カバー42を装着してもよい。なお、補強材22の
束は、テープファイバ部3を保持する2枚の固定部材4
4と、ケーシング本体41の他端部41bの内面との間
に挟持させてもよく、上述のように、ケーシング本体4
1の他端部41bと保護カバー42との隙間に挟持させ
て接着剤により固定してもよい。
【0036】上述のような方法により製造される光ファ
イバ部品1は、従来の光ファイバ部品のように、複数の
光ファイバ心線を含むテープファイバと、このテープフ
ァイバから複数に分離された単心光ファイバ心線を含む
代わりに、ケブラ繊維等の補強材22が予め内蔵されて
いる光ファイバコード2を複数含む。そして、光ファイ
バ部品1では、各光ファイバコード2から剥き出された
単心の光ファイバ心線21が整列・一体化されてテープ
ファイバ部3を形成している。
【0037】この結果、予め光ファイバコード2に含ま
れている補強材22が全体を補強および緩衝する役割を
果し、各光ファイバ心線21の曲げ応力や引張応力に対
する耐久性が向上すると共に、曲げ応力や引張応力等に
起因するマイクロベンド等によってもたらされる伝送損
失等が大幅に低減される。従って、本発明による光ファ
イバ部品1は、高い耐久性および信頼性、ならびに、良
好な伝送特性を有することになる。また、上述した本発
明による光ファイバ部品の製造方法によれば、高い耐久
性、信頼性および良好な伝送特性を有する光ファイバ部
品1を容易かつ高い歩留まりで製造することが可能とな
る。
【0038】ところで、上述のS10では、最終的に構
成される光通信網や光通信モジュール等において要求さ
れる、例えば、単心光コネクタ、半導体レーザ(L
D)、フォトダイオード(PD)といった光部品が予め
装着されている光ファイバコード2を用意しておくこと
が好ましい。すなわち、光ファイバ部品1の複数の光フ
ァイバコード2の少なくとも何れか1本に装着されるべ
き光コネクタ6(図7参照)やレーザダイオードモジュ
ール9(図8参照)のような光部品は、S12において
各光ファイバコード2から外皮23を除去して光ファイ
バ心線21と補強材22とを剥き出す前に、対象となる
光ファイバコード2に取り付けられていることが好まし
い。
【0039】このような手順で光ファイバ部品1を製造
することにより、光ファイバコード2の外皮残存長さ、
すなわち、分岐固定部4の端部から延出している光ファ
イバコード2の長さをそれぞれ任意あるいは一定の長さ
に揃えることができることはもちろん、予め各光ファイ
バコード2(各光部品)の光学特性が所定の条件を満た
しているか否かを確認した上で、光ファイバ部品1を構
成可能となる。これにより、すべての光ファイバコード
2(および光部品)に関する光学特性が所望の条件に良
好に保たれる。また、この場合、部品完成後に、何れか
1本の光ファイバコード2(それに装着された光部品)
の特性が所定の条件を満たさないとの理由から、光ファ
イバ部品1の全体を作製し直すといったようなことは基
本的に無くなることから、光ファイバ部品1の歩留まり
が飛躍的に向上する。
【0040】上述された本発明による光ファイバ部品1
は、例えば図9に示されるような態様で使用され、所定
の光通信網等を構成する。図9に示される例では、光フ
ァイバ部品1の分岐固定部4は、ネジ挿通部5および固
定ネジ等を利用して取付ボード7に固定される。この場
合、分岐固定部4から延出する各光ファイバコード2に
装着されている各光コネクタ6は、取付ボード7に対し
て上下に配置されたアダプタ8の対応するレセプタクル
部に接続されている。また、テープファイバ部3の端部
は、図示しない光コネクタ、半導体レーザ、フォトダイ
オードといったような他の光部品に接続される。
【0041】また、図10に示される光通信モジュール
10では、光ファイバ部品1のテープファイバ部3がフ
ァイバブロック11に接続されており、ファイバブロッ
ク10を介して更に平面型光導波回路(PLC)12に
接続されている。ここで、ファイバブロック11は、テ
ープファイバ部3から剥き出された各光ファイバ心線2
1が整列させられるV溝を有する基板を含むものであ
る。このような光ファイバ部品1を含む光通信モジュー
ル10では、モジュール内に光ファイバ心線同士の融着
接続や光コネクタ同士の接続部等が存在しないことか
ら、モジュール内における伝送損失や反射率を大幅に低
減させることができる。また、光ファイバ部品1は、上
述のように高い耐久性、信頼性を有するので、モジュー
ル10全体も高い耐久性、信頼性を有する。
【0042】
【発明の効果】以上説明されたように、本発明によれ
ば、光ファイバ部品の耐久性、信頼性および伝送特性を
容易に向上させると共に、このような光ファイバ部品を
容易かつ高い歩留まりで製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバ部品を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の光ファイバ部品の要部拡大部分断面図で
ある。
【図3】図1の光ファイバ部品の要部拡大部分断面図で
ある。
【図4】図1の光ファイバ部品を示す断面図である。
【図5】図1の光ファイバ部品を示す断面図である。
【図6】図1に示される光ファイバ部品を製造する方法
を説明するためのフローチャートである。
【図7】図1の光ファイバ部品を製造する手順を説明す
るための斜視図である。
【図8】図1の光ファイバ部品を製造する手順を説明す
るための斜視図である。
【図9】図1の光ファイバ部品の一使用態様を示す斜視
図である。
【図10】図1の光ファイバ部品の他の使用態様を示す
斜視図である。
【図11】従来の光ファイバ部品を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ部品 2 光ファイバコード 3 テープファイバ部 4 分岐固定部 5 ネジ挿通部 6 光コネクタ 20 ファンアウト部 21 光ファイバ心線 22 補強材 23 外皮 23a 端部 41 ケーシング本体 41a 一端部 41b 他端部 42 保護カバー 44 固定部材 45 補強材固定部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有島 功一 東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号 エヌ ティティエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 小林 勝 東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号 エヌ ティティエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 吉田 卓史 東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号 エヌ ティティエレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 2H001 BB18 BB27 DD06 DD10 FF07 HH01 2H036 JA02 KA02 QA59 RA14 RA31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光通信に用いられる光ファイバ部品にお
    いて、 光ファイバ心線、補強材および前記光ファイバ心線と前
    記補強材とを覆う外皮を含む複数の光ファイバコード
    と、 前記複数の光ファイバコードから剥き出された光ファイ
    バ心線を整列・一体化させたテープファイバ部と、 前記各光ファイバコードの外皮が固定される一端部、お
    よび、前記テープファイバ部と前記各光ファイバコード
    から剥き出された補強材の先端とが固定される他端部を
    有すると共に、前記一端部と前記他端部との間に前記各
    光ファイバコードから剥き出された状態となっている各
    光ファイバ心線および補強材を収容する分岐固定部とを
    備えることを特徴とする光ファイバ部品。
  2. 【請求項2】 前記複数の光ファイバコードの少なくと
    も何れか一つおよび前記テープファイバ部のうちの少な
    くとも何れか一つに光部品が接続されていることを特徴
    とする請求項1に記載の光ファイバ部品。
  3. 【請求項3】 光通信に用いられる光ファイバ部品の製
    造方法において、 (a)光ファイバ心線、補強材およびこれらを覆う外皮
    を含む複数の光ファイバコードの一端側から所定長さに
    わたって外皮を除去することにより、前記各光ファイバ
    コードから前記光ファイバ心線と前記補強材とを剥き出
    す工程と、 (b)前記各光ファイバコードから剥き出した各光ファ
    イバ心線を整列・一体化させることによりテープファイ
    バ部を形成する工程と、 (c)前記各光ファイバコードの残されている外皮をケ
    ーシングの一端部に固定する一方、前記テープファイバ
    部と前記各光ファイバコードから剥き出された補強材の
    先端とを前記ケーシングの他端部に固定すると共に、前
    記各光ファイバコードから剥き出された状態となってい
    る光ファイバ心線および補強材を前記ケーシングの前記
    一端部と前記他端部との間に収容する工程とを含む光フ
    ァイバ部品の製造方法。
  4. 【請求項4】 工程(a)に先立って、前記複数の光フ
    ァイバコードの少なくとも何れか1本に光部品を取り付
    けておくことを特徴とする請求項3に記載の光ファイバ
    部品の製造方法。
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