JP2003302406A - 自己血糖測定システムおよび自己血糖測定ユニット - Google Patents
自己血糖測定システムおよび自己血糖測定ユニットInfo
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- JP2003302406A JP2003302406A JP2002103760A JP2002103760A JP2003302406A JP 2003302406 A JP2003302406 A JP 2003302406A JP 2002103760 A JP2002103760 A JP 2002103760A JP 2002103760 A JP2002103760 A JP 2002103760A JP 2003302406 A JP2003302406 A JP 2003302406A
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- blood glucose
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- blood
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】 そこで本発明は、上記問題に鑑み、患
者、医療機関双方の負担を軽減させる糖尿病治療を実現
させるため、血糖値の測定データを記録管理および、医
療機関へのデータ格納を容易にすること、また、測定値
の個人データの帰属を容易にすることを目的とする。 【解決手段】 (a)採取された血液の血糖値を測定す
る手段と、(b)その測定値をデジタル化し記録する手
段と、(c)デジタル化された測定値を情報端末に転送
する手段と、(d)情報端末からデジタル化された測定
値を血糖値管理装置に転送する手段とを含むことを特徴
とする自己血糖測定システム。
者、医療機関双方の負担を軽減させる糖尿病治療を実現
させるため、血糖値の測定データを記録管理および、医
療機関へのデータ格納を容易にすること、また、測定値
の個人データの帰属を容易にすることを目的とする。 【解決手段】 (a)採取された血液の血糖値を測定す
る手段と、(b)その測定値をデジタル化し記録する手
段と、(c)デジタル化された測定値を情報端末に転送
する手段と、(d)情報端末からデジタル化された測定
値を血糖値管理装置に転送する手段とを含むことを特徴
とする自己血糖測定システム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己血糖測定ユニ
ット及び、その血糖値の測定データ(以下、単にデータ
ということもある。)の記録管理、医療機関のデータベ
ース(電子カルテ)への格納、および測定データが個人
データとして帰属される自己血糖測定システムに関す
る。
ット及び、その血糖値の測定データ(以下、単にデータ
ということもある。)の記録管理、医療機関のデータベ
ース(電子カルテ)への格納、および測定データが個人
データとして帰属される自己血糖測定システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】生活習慣病、とくに糖尿病は増加しつつ
ある。日本においては数100万人もの患者がいると言
われている。このような糖尿病患者に対する療法として
は、食事療法、運動療法、薬物療法、インスリン療法等
があるが、いずれの場合においても日々の血糖値管理が
極めて重要で、その患者にとって、在宅での毎日の血糖
測定は欠かせないものである。そして、その血糖測定に
は、少量の血液で血糖値を測定できる携帯用の血糖値測
定装置が市販されており、広く使用されている。しかし
ながら、現行の血糖測定器は単なる測定器であり、その
ときの値はわかるとしても、毎日の血糖変化については
被測定者である患者自身で記録管理せねばならない。
ある。日本においては数100万人もの患者がいると言
われている。このような糖尿病患者に対する療法として
は、食事療法、運動療法、薬物療法、インスリン療法等
があるが、いずれの場合においても日々の血糖値管理が
極めて重要で、その患者にとって、在宅での毎日の血糖
測定は欠かせないものである。そして、その血糖測定に
は、少量の血液で血糖値を測定できる携帯用の血糖値測
定装置が市販されており、広く使用されている。しかし
ながら、現行の血糖測定器は単なる測定器であり、その
ときの値はわかるとしても、毎日の血糖変化については
被測定者である患者自身で記録管理せねばならない。
【0003】ところで、患者のそれぞれがこのような血
糖測定装置を使用して、自分の血糖値を測定しても、そ
の血糖値の変化がどうなっているか、血糖値が増加する
傾向にあるのか減少する傾向にあるのか、また自分の血
糖値の最大値、最小値、平均値がどれくらいであるのか
等の情報を把握するのは容易ではない。さらに、多くの
患者は、測定された血糖値が高くなったり低くなったり
すると一喜一憂するのみで、それが自分の生活習慣や、
食事量や時間等とどのように関連しているかを、正確に
理解できているとは限らない。
糖測定装置を使用して、自分の血糖値を測定しても、そ
の血糖値の変化がどうなっているか、血糖値が増加する
傾向にあるのか減少する傾向にあるのか、また自分の血
糖値の最大値、最小値、平均値がどれくらいであるのか
等の情報を把握するのは容易ではない。さらに、多くの
患者は、測定された血糖値が高くなったり低くなったり
すると一喜一憂するのみで、それが自分の生活習慣や、
食事量や時間等とどのように関連しているかを、正確に
理解できているとは限らない。
【0004】ことに外泊の際などでは、血糖測定はして
も、そのデータの記録管理がおろそかになりやすい。ま
た、近年のパーソナルコンピューターの発達普及によっ
て、それに入力することで、データ管理することもでき
るが、入力作業の負担や測定値の入力間違いの可能性等
もあり、データ管理に手間がかかる。さらに、データ管
理は患者自身で行い、そのデータを通院する医療機関で
見てもらうのも手間のかかることである。
も、そのデータの記録管理がおろそかになりやすい。ま
た、近年のパーソナルコンピューターの発達普及によっ
て、それに入力することで、データ管理することもでき
るが、入力作業の負担や測定値の入力間違いの可能性等
もあり、データ管理に手間がかかる。さらに、データ管
理は患者自身で行い、そのデータを通院する医療機関で
見てもらうのも手間のかかることである。
【0005】一方、医療機関においても、携帯用血糖測
定器は医療機関内(外来、入院)でも用いられており、
複数の患者に対して測定がなされている。このとき、測
定された個人のデータを正しく管理するのは、医療機関
の職員のマンパワーにかかっている。このような作業
は、医療機関の職員に余分な作業を強いるものである。
また、人為的なミスによって、データの取り違いも起こ
りかねないといった潜在的問題がある。ただでさえ、一
人の糖尿病専門の医者が数百人の糖尿病患者を診なけれ
ばならない現状に、さらに今後、糖尿病患者が増える傾
向にあること等を考えると、上記問題はますます深刻に
なる。
定器は医療機関内(外来、入院)でも用いられており、
複数の患者に対して測定がなされている。このとき、測
定された個人のデータを正しく管理するのは、医療機関
の職員のマンパワーにかかっている。このような作業
は、医療機関の職員に余分な作業を強いるものである。
また、人為的なミスによって、データの取り違いも起こ
りかねないといった潜在的問題がある。ただでさえ、一
人の糖尿病専門の医者が数百人の糖尿病患者を診なけれ
ばならない現状に、さらに今後、糖尿病患者が増える傾
向にあること等を考えると、上記問題はますます深刻に
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
血糖測定器は単なる測定器であり、そのときの値はわか
るとしても、毎日の血糖変化については被測定者である
患者自身で記録管理せねばならない。また、患者自身で
の記録管理と医療機関での記録管理ならびに双方の記録
のやりとりは、患者、医療機関の双方にとって負担とな
っており、このような負担を取り除くことが強く望まれ
る。そこで本発明は、上記問題に鑑み、患者、医療機関
双方の負担を軽減させる糖尿病治療を実現させるため、
血糖値の測定データを記録管理および、医療機関へのデ
ータ格納を容易にすること、また、測定値の個人データ
の帰属を容易にすることを目的とする。
血糖測定器は単なる測定器であり、そのときの値はわか
るとしても、毎日の血糖変化については被測定者である
患者自身で記録管理せねばならない。また、患者自身で
の記録管理と医療機関での記録管理ならびに双方の記録
のやりとりは、患者、医療機関の双方にとって負担とな
っており、このような負担を取り除くことが強く望まれ
る。そこで本発明は、上記問題に鑑み、患者、医療機関
双方の負担を軽減させる糖尿病治療を実現させるため、
血糖値の測定データを記録管理および、医療機関へのデ
ータ格納を容易にすること、また、測定値の個人データ
の帰属を容易にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために、鋭意検討し、採取された血液の血糖値
を測定する手段と、その測定値をデジタル化し記録する
手段と、デジタル化された測定値を情報端末に転送する
手段と、情報端末からデジタル化された測定値を血糖値
管理装置に転送する手段とを含む自己血糖測定システム
を創製した。さらに、本発明者は、検討を重ね、本発明
を完成した。
達成するために、鋭意検討し、採取された血液の血糖値
を測定する手段と、その測定値をデジタル化し記録する
手段と、デジタル化された測定値を情報端末に転送する
手段と、情報端末からデジタル化された測定値を血糖値
管理装置に転送する手段とを含む自己血糖測定システム
を創製した。さらに、本発明者は、検討を重ね、本発明
を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、(1) (a)採取
された血液の血糖値を測定する手段と、(b)その測定
値をデジタル化し記録する手段と、(c)デジタル化さ
れた測定値を情報端末に転送する手段と、(d)情報端
末からデジタル化された測定値を血糖値管理装置に転送
する手段とを含むことを特徴とする自己血糖測定システ
ム、(2) 情報端末が、転送されてきた測定値を記憶
し、記憶された測定値のデータ群を管理する手段を有す
ることを特徴とする前記(1)に記載の自己血糖測定シ
ステム、(3) 血糖値管理装置が、情報端末から転送
されてきた測定値を患者名と対応させて記憶する手段を
有することを特徴とする前記(1)に記載の自己血糖測
定システム、(4) (a)採取された血液の血糖値を
測定する手段と、(b)その測定値をデジタル化し記録
する手段と、(c)デジタル化された測定値を情報端末
に転送する手段と、(d)情報端末からデジタル化され
た測定値を血糖値管理装置に転送する手段とを含む自己
血糖測定システムにおいて使用される、(a)採取され
た血液の血糖値を測定する手段と、(b)その測定値を
デジタル化し記録する手段と、(c)デジタル化された
測定値を情報端末に転送する手段とを備えていることを
特徴とする自己血糖測定ユニット、(5) (a)採取
された血液の血糖値を測定する手段と、(b)その測定
値をデジタル化し記録する手段と、(e)指紋を照合す
る手段と、(f)デジタル化された測定値と指紋照合に
よる個人情報とを情報端末に転送する手段とを備えてい
ることを特徴とする自己血糖測定ユニット、に関する。
された血液の血糖値を測定する手段と、(b)その測定
値をデジタル化し記録する手段と、(c)デジタル化さ
れた測定値を情報端末に転送する手段と、(d)情報端
末からデジタル化された測定値を血糖値管理装置に転送
する手段とを含むことを特徴とする自己血糖測定システ
ム、(2) 情報端末が、転送されてきた測定値を記憶
し、記憶された測定値のデータ群を管理する手段を有す
ることを特徴とする前記(1)に記載の自己血糖測定シ
ステム、(3) 血糖値管理装置が、情報端末から転送
されてきた測定値を患者名と対応させて記憶する手段を
有することを特徴とする前記(1)に記載の自己血糖測
定システム、(4) (a)採取された血液の血糖値を
測定する手段と、(b)その測定値をデジタル化し記録
する手段と、(c)デジタル化された測定値を情報端末
に転送する手段と、(d)情報端末からデジタル化され
た測定値を血糖値管理装置に転送する手段とを含む自己
血糖測定システムにおいて使用される、(a)採取され
た血液の血糖値を測定する手段と、(b)その測定値を
デジタル化し記録する手段と、(c)デジタル化された
測定値を情報端末に転送する手段とを備えていることを
特徴とする自己血糖測定ユニット、(5) (a)採取
された血液の血糖値を測定する手段と、(b)その測定
値をデジタル化し記録する手段と、(e)指紋を照合す
る手段と、(f)デジタル化された測定値と指紋照合に
よる個人情報とを情報端末に転送する手段とを備えてい
ることを特徴とする自己血糖測定ユニット、に関する。
【0009】また、本発明は、(6) (a)採取され
た血液の血糖値を測定する手段と、(b)その測定値を
デジタル化し記録する手段と、(e)指紋を照合する手
段と、(f)デジタル化された測定値と指紋照合による
個人情報とを情報端末に転送する手段と、(g)情報端
末からデジタル化された測定値と指紋照合による個人情
報とを血糖値管理装置に転送する手段とを含むことを特
徴とする自己血糖測定システム、(7) 情報端末が、
転送されてきた測定値を指紋照合による個人情報と対応
させて記憶し、記憶された測定値のデータ群を管理する
手段を有することを特徴とする前記(6)に記載の自己
血糖測定システム、(8) 血糖値管理装置が、情報端
末から転送されてきた測定値を情報端末から転送されて
きた指紋照合による個人情報と対応させて記憶する手段
を有することを特徴とする前記(6)に記載の自己血糖
測定システム、に関する。
た血液の血糖値を測定する手段と、(b)その測定値を
デジタル化し記録する手段と、(e)指紋を照合する手
段と、(f)デジタル化された測定値と指紋照合による
個人情報とを情報端末に転送する手段と、(g)情報端
末からデジタル化された測定値と指紋照合による個人情
報とを血糖値管理装置に転送する手段とを含むことを特
徴とする自己血糖測定システム、(7) 情報端末が、
転送されてきた測定値を指紋照合による個人情報と対応
させて記憶し、記憶された測定値のデータ群を管理する
手段を有することを特徴とする前記(6)に記載の自己
血糖測定システム、(8) 血糖値管理装置が、情報端
末から転送されてきた測定値を情報端末から転送されて
きた指紋照合による個人情報と対応させて記憶する手段
を有することを特徴とする前記(6)に記載の自己血糖
測定システム、に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。しかしなが
ら、本発明がこれらに限定されないことはいうまでもな
い。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。しかしなが
ら、本発明がこれらに限定されないことはいうまでもな
い。
【0011】図1の(a)は、メモリスティック(商品
名ソニー株式会社製)型の自己血糖測定ユニット1であ
る。これは、現行市販されている血糖測定器のセンサー
部のみを小型化し、採取された血液の糖の量(血糖値)
を測定する検出手段と、その測定値をデジタル化し記録
する手段と、前期記録手段を有する記録部とコンピュー
タまたは携帯電話やPDAなどの情報端末との間でデー
タの交換を行う手段、すなわち、デジタル化された測定
値を情報端末に転送する手段とから成る。本発明にかか
る自己血糖測定ユニット1は、上記手段を有していれ
ば、さらに他の公知の手段を有してもいてもよい。例え
ば、電源スイッチなど自己血糖測定ユニットの電源をオ
ン/オフする手段を有していてもよい。もちろん、後述
するように、自己血糖測定ユニット1は情報端末から供
給される電力により動作することとしてもよい。また、
リセットスイッチなど、測定やデータ転送を解除する手
段を有していてもよい。さらに、有線で情報端末にデー
タを転送するためのアダプタ部や、光信号で情報端末に
データを転送するための光信号送受信部を有していても
よい。
名ソニー株式会社製)型の自己血糖測定ユニット1であ
る。これは、現行市販されている血糖測定器のセンサー
部のみを小型化し、採取された血液の糖の量(血糖値)
を測定する検出手段と、その測定値をデジタル化し記録
する手段と、前期記録手段を有する記録部とコンピュー
タまたは携帯電話やPDAなどの情報端末との間でデー
タの交換を行う手段、すなわち、デジタル化された測定
値を情報端末に転送する手段とから成る。本発明にかか
る自己血糖測定ユニット1は、上記手段を有していれ
ば、さらに他の公知の手段を有してもいてもよい。例え
ば、電源スイッチなど自己血糖測定ユニットの電源をオ
ン/オフする手段を有していてもよい。もちろん、後述
するように、自己血糖測定ユニット1は情報端末から供
給される電力により動作することとしてもよい。また、
リセットスイッチなど、測定やデータ転送を解除する手
段を有していてもよい。さらに、有線で情報端末にデー
タを転送するためのアダプタ部や、光信号で情報端末に
データを転送するための光信号送受信部を有していても
よい。
【0012】主に血糖値測定部10には血糖値を測定す
る検出手段が含まれ、メモリスティック6にはコンピュ
ータまたは携帯電話やPDA等の情報端末に対してデータ
の交換を行う手段が含まれることが好ましく、測定値を
デジタル化し記録する手段は血糖値測定部10に含まれ
ていてもよいし、メモリスティック6に含まれていても
よい。通常このユニット1は、携帯電話やPDA等の情
報端末を介して使用される。図1(a)の自己血糖測定
ユニットの大きさは、メモリスティック(商品名ソニー
株式会社製)型に、数センチ大の検出部が設けられた程
度のものである。小型であるがゆえ、携帯に便利であ
る。しかしながら、小型といっても、ある程度の大きさ
は必要であるから、メモリスティック(商品名ソニー株
式会社製)程度の大きさが丁度適するが、本発明の自己
血糖測定ユニットの大きさは特に限定されるものではな
い。
る検出手段が含まれ、メモリスティック6にはコンピュ
ータまたは携帯電話やPDA等の情報端末に対してデータ
の交換を行う手段が含まれることが好ましく、測定値を
デジタル化し記録する手段は血糖値測定部10に含まれ
ていてもよいし、メモリスティック6に含まれていても
よい。通常このユニット1は、携帯電話やPDA等の情
報端末を介して使用される。図1(a)の自己血糖測定
ユニットの大きさは、メモリスティック(商品名ソニー
株式会社製)型に、数センチ大の検出部が設けられた程
度のものである。小型であるがゆえ、携帯に便利であ
る。しかしながら、小型といっても、ある程度の大きさ
は必要であるから、メモリスティック(商品名ソニー株
式会社製)程度の大きさが丁度適するが、本発明の自己
血糖測定ユニットの大きさは特に限定されるものではな
い。
【0013】該検出手段は、従来の携帯用血糖測定器に
採用されているような検出手段を用いることができる。
その検出方式として最も普及しているのは、血糖(血液
中のグルコース)に対するグルコース酸化酵素の反応を
電気化学的に定量し、血糖値に換算するグルコースセン
サー法である。この方式は、誤差を生じることや、低血
糖領域あるいは高血糖領域で正確な血糖測定を行うこと
が困難であるといった問題もあるが、小型軽量、安価と
いった特徴があり携帯用には適している。なお、誤差の
原因としては血液中のビタミンCをはじめとする還元性
物質等の影響がある。また、上記検出手段としては、付
着された血液と反応した試薬の色を光学的に読み取っ
て、その血液に含まれるグルコース濃度を測定する手段
などであってもよい。
採用されているような検出手段を用いることができる。
その検出方式として最も普及しているのは、血糖(血液
中のグルコース)に対するグルコース酸化酵素の反応を
電気化学的に定量し、血糖値に換算するグルコースセン
サー法である。この方式は、誤差を生じることや、低血
糖領域あるいは高血糖領域で正確な血糖測定を行うこと
が困難であるといった問題もあるが、小型軽量、安価と
いった特徴があり携帯用には適している。なお、誤差の
原因としては血液中のビタミンCをはじめとする還元性
物質等の影響がある。また、上記検出手段としては、付
着された血液と反応した試薬の色を光学的に読み取っ
て、その血液に含まれるグルコース濃度を測定する手段
などであってもよい。
【0014】図1(a)の自己血糖測定ユニット1のセ
ンサー自体の部分は使い捨てである。そのセンサー自体
の交換部分は小さく、網膜症等の合併症を引き起こして
いる患者にとって交換は容易ではない。そこで、センサ
ーの電極電位を走査する方法により広い血糖領域で高精
度の測定を実現するとともに、センサーの半導体技術に
よる集積化により測定精度の向上や交換の容易性、1度
の交換で複数回の測定を可能にするなどの改善も提案さ
れている。集積化により、複数のセンサー部が並列さ
れ、順次切り替えることができる。本発明に提案されて
いる自己血糖測定ユニット1ではこのような最新型のセ
ンサー部分を有していることが好ましいが、これに限定
されるものではない。
ンサー自体の部分は使い捨てである。そのセンサー自体
の交換部分は小さく、網膜症等の合併症を引き起こして
いる患者にとって交換は容易ではない。そこで、センサ
ーの電極電位を走査する方法により広い血糖領域で高精
度の測定を実現するとともに、センサーの半導体技術に
よる集積化により測定精度の向上や交換の容易性、1度
の交換で複数回の測定を可能にするなどの改善も提案さ
れている。集積化により、複数のセンサー部が並列さ
れ、順次切り替えることができる。本発明に提案されて
いる自己血糖測定ユニット1ではこのような最新型のセ
ンサー部分を有していることが好ましいが、これに限定
されるものではない。
【0015】図1(b)のように、この自己血糖測定ユ
ニット1は、コンピュータまたは携帯電話やPDA等の情
報端末4に装着され、そこから電源が供給され、血糖値
が測定される。図1(a)に示す自己血糖測定ユニット
1を使用するには、先ず、挿入穴2に図1(b)に示す
センサー3(血糖測定電極)を取り付ける。そして、指
先を消毒し、図示しない採血器(小針)にて指先を穿刺
し、血液を一滴だけ絞り出す。図1(b)に示すよう
に、センサー3の先端に血液を接触させる。血液がセン
サー内に毛細管現象で吸引されると、測定が開始される
ようにしてある。なお、このセンサー3は使い捨てであ
る。前記情報端末4は、CRTや液晶等の表示器、キー
ボードやマウス等の入力装置、ハードディスク等の記憶
装置を有していることが好ましい。情報端末には自己血
糖測定ユニット1を駆動するためのソフトウエア及びデ
ータを記録管理するためのソフトウエアが必要である
が、このソフトウエアは自己血糖測定ユニット内の記録
部に格納されていることが好ましい。これが、測定に先
立ち情報端末に予め転送され起動する。但し、これに限
らず予め情報端末に前記ソフトウエアが格納されていて
もよい。
ニット1は、コンピュータまたは携帯電話やPDA等の情
報端末4に装着され、そこから電源が供給され、血糖値
が測定される。図1(a)に示す自己血糖測定ユニット
1を使用するには、先ず、挿入穴2に図1(b)に示す
センサー3(血糖測定電極)を取り付ける。そして、指
先を消毒し、図示しない採血器(小針)にて指先を穿刺
し、血液を一滴だけ絞り出す。図1(b)に示すよう
に、センサー3の先端に血液を接触させる。血液がセン
サー内に毛細管現象で吸引されると、測定が開始される
ようにしてある。なお、このセンサー3は使い捨てであ
る。前記情報端末4は、CRTや液晶等の表示器、キー
ボードやマウス等の入力装置、ハードディスク等の記憶
装置を有していることが好ましい。情報端末には自己血
糖測定ユニット1を駆動するためのソフトウエア及びデ
ータを記録管理するためのソフトウエアが必要である
が、このソフトウエアは自己血糖測定ユニット内の記録
部に格納されていることが好ましい。これが、測定に先
立ち情報端末に予め転送され起動する。但し、これに限
らず予め情報端末に前記ソフトウエアが格納されていて
もよい。
【0016】この自己血糖測定ユニット1の記録部は、
上記の駆動ソフトウエアを格納していることが好まし
い。このソウトウエアは、情報端末などから最新版にバ
ージョンアップ可能である。また、記録部には、測定デ
ータ(及び附随する日時などでデータも)を格納できる
ようになっていることが特に好ましい。
上記の駆動ソフトウエアを格納していることが好まし
い。このソウトウエアは、情報端末などから最新版にバ
ージョンアップ可能である。また、記録部には、測定デ
ータ(及び附随する日時などでデータも)を格納できる
ようになっていることが特に好ましい。
【0017】データ転送部は、メモリスティック(商品
名ソニー株式会社製)が好ましい。この転送規格は、パ
ソコン、PDA、あるいは携帯電話などのIT機器に多く採
用されており、このような情報端末はデータの管記録管
理、データ処理に最適である。また、この転送規格は、
ビデオカメラ、WALKMAN(商品名ソニー株式会社製)等
の携帯家電製品にも採用されつつある。本発明の自己血
糖測定ユニットはこのような装置でも使用することもで
きる。ユニットだけでも数回の測定とデータ格納ができ
るようになっていることが望ましい。
名ソニー株式会社製)が好ましい。この転送規格は、パ
ソコン、PDA、あるいは携帯電話などのIT機器に多く採
用されており、このような情報端末はデータの管記録管
理、データ処理に最適である。また、この転送規格は、
ビデオカメラ、WALKMAN(商品名ソニー株式会社製)等
の携帯家電製品にも採用されつつある。本発明の自己血
糖測定ユニットはこのような装置でも使用することもで
きる。ユニットだけでも数回の測定とデータ格納ができ
るようになっていることが望ましい。
【0018】測定値は、自己血糖測定ユニット1から、
データ転送部を経由して、コンピュータまたは携帯電話
やPDA等の情報端末4に転送される。このとき、情報
端末内部の時計機能により、測定の日時も同時に記録さ
れ、測定値と測定日時とが情報端末内の記録部に格納さ
れることが好ましい。さらには、食事との関係(食前、
食後、食間)などの他の事項を、入力者が入力できるこ
ととしてもよい。測定データは、主に情報端末内に記憶
され、蓄積されていくことが好ましいが、場合によって
は、自己血糖測定ユニット内の記録部にもデータを格納
することができる。測定データは、時系列データとして
格納されているので、情報端末に転送されたソフトウエ
アまたは情報端末に予め格納されているソフトウエアに
よって、グラフ化させたりできる。例えば、血糖値の測
定データは、測定日時とともに情報端末のメモリに自動
記録され、そのデータは、過去1ヶ月分蓄積されてい
て、情報端末画面には、そのグラフが表示される等が挙
げられる。前記グラフは、棒グラフ、折れ線グラフ、散
布図、円グラフ等いずれでもよく、全データ期間、年、
月、週、日の各単位の時系列で表示させることが出来
る。またこの更に,X軸を時系列時間(全データ期間、
年、月、週、日)、Y軸を24時間、Z軸を血糖値とし
て、3次元のグラフを表示させることもできる。
データ転送部を経由して、コンピュータまたは携帯電話
やPDA等の情報端末4に転送される。このとき、情報
端末内部の時計機能により、測定の日時も同時に記録さ
れ、測定値と測定日時とが情報端末内の記録部に格納さ
れることが好ましい。さらには、食事との関係(食前、
食後、食間)などの他の事項を、入力者が入力できるこ
ととしてもよい。測定データは、主に情報端末内に記憶
され、蓄積されていくことが好ましいが、場合によって
は、自己血糖測定ユニット内の記録部にもデータを格納
することができる。測定データは、時系列データとして
格納されているので、情報端末に転送されたソフトウエ
アまたは情報端末に予め格納されているソフトウエアに
よって、グラフ化させたりできる。例えば、血糖値の測
定データは、測定日時とともに情報端末のメモリに自動
記録され、そのデータは、過去1ヶ月分蓄積されてい
て、情報端末画面には、そのグラフが表示される等が挙
げられる。前記グラフは、棒グラフ、折れ線グラフ、散
布図、円グラフ等いずれでもよく、全データ期間、年、
月、週、日の各単位の時系列で表示させることが出来
る。またこの更に,X軸を時系列時間(全データ期間、
年、月、週、日)、Y軸を24時間、Z軸を血糖値とし
て、3次元のグラフを表示させることもできる。
【0019】図2(a)に示すように、情報端末4が携
帯電話やPDA等の場合、その電子メール機能などを用
いてメールサーバー5を経由する等の何らかの通信手段
によって、或いは、メモリスティック等の転送規格を用
いることにより、被検者の自宅のコンピュータ7に測定
データを手動あるいは自動で転送することができる。例
えば、電子メール機能でデータを自動転送し、自宅のコ
ンピュータへはメールチェックするときに、データを自
動取り込みできること等が挙げられる。さらに、メモリ
スティック6などのデータ転送手段または、前記データ
転送手段を有する自己血糖測定ユニット1をコンピュー
タ7のスロットに挿入することによって、データ転送を
行うことなどもできる。自宅のコンピュータ7ではデー
タを印刷(プリントアウト)したり、過去の全てのデー
タを記録、保管し、時系列でデータを見るなど、一定の
条件でデータを分類することなどもできる。
帯電話やPDA等の場合、その電子メール機能などを用
いてメールサーバー5を経由する等の何らかの通信手段
によって、或いは、メモリスティック等の転送規格を用
いることにより、被検者の自宅のコンピュータ7に測定
データを手動あるいは自動で転送することができる。例
えば、電子メール機能でデータを自動転送し、自宅のコ
ンピュータへはメールチェックするときに、データを自
動取り込みできること等が挙げられる。さらに、メモリ
スティック6などのデータ転送手段または、前記データ
転送手段を有する自己血糖測定ユニット1をコンピュー
タ7のスロットに挿入することによって、データ転送を
行うことなどもできる。自宅のコンピュータ7ではデー
タを印刷(プリントアウト)したり、過去の全てのデー
タを記録、保管し、時系列でデータを見るなど、一定の
条件でデータを分類することなどもできる。
【0020】本発明に係るシステムにおいては、情報端
末からデータを血糖値管理装置に転送する。血糖値管理
装置は、情報端末から転送されてきた測定値を患者名と
対応させて記憶する手段を有することが好ましい。より
具体的には、血糖値管理装置は、患者名、年齢、性別、
SMBG(Self Monitoring Blood Glucose:自己血糖値
監視)開始年月日、インスリン依存型(IDDM)、インスリ
ン非依存型(NIDDM)等の情報などの情報を患者IDによ
り管理し、情報端末から転送されてきた測定値を前記患
者IDと対応させて記憶し、記憶された測定値を蓄積し
ていく手段を有することが好ましい。より具体的には、
血糖値管理装置は被検者(患者)の通院する医療機関の
コンピュータ等のデータベースであることが好ましい。
これにより、日頃のデータが速やかに(電子)カルテ等
に反映され、通院時の速やかな診療が可能となる。ま
た、薬の処方と関連させることにより、投薬の効果を一
目でわかるようになるという利点もある。例えば、図2
(b)に示すように、情報端末が携帯電話やPDA等4
の場合、その電子メール機能などを用いてメールサーバ
ー5を経由する等の何らかの通信手段によってデータ
が、被検者(患者)の通院する医療機関のコンピュータ
等のデータベース8にデータを転送する。
末からデータを血糖値管理装置に転送する。血糖値管理
装置は、情報端末から転送されてきた測定値を患者名と
対応させて記憶する手段を有することが好ましい。より
具体的には、血糖値管理装置は、患者名、年齢、性別、
SMBG(Self Monitoring Blood Glucose:自己血糖値
監視)開始年月日、インスリン依存型(IDDM)、インスリ
ン非依存型(NIDDM)等の情報などの情報を患者IDによ
り管理し、情報端末から転送されてきた測定値を前記患
者IDと対応させて記憶し、記憶された測定値を蓄積し
ていく手段を有することが好ましい。より具体的には、
血糖値管理装置は被検者(患者)の通院する医療機関の
コンピュータ等のデータベースであることが好ましい。
これにより、日頃のデータが速やかに(電子)カルテ等
に反映され、通院時の速やかな診療が可能となる。ま
た、薬の処方と関連させることにより、投薬の効果を一
目でわかるようになるという利点もある。例えば、図2
(b)に示すように、情報端末が携帯電話やPDA等4
の場合、その電子メール機能などを用いてメールサーバ
ー5を経由する等の何らかの通信手段によってデータ
が、被検者(患者)の通院する医療機関のコンピュータ
等のデータベース8にデータを転送する。
【0021】図3は、先の自己血糖測定ユニットに、指
紋照合部も備えている自己血糖測定ユニット11であ
る。場合によっては、先の自己血糖測定ユニットと別個
の指紋照合ユニットを併用してもよいが、兼ね備えてい
るものの方が望ましい。また、図3の指紋照合部9は、
従来公知ものを用いることができる。血糖値の測定の所
までは、先の例と一緒である。その測定の際、被検者の
指を指紋照合部9によって認識し、(予め被検者は登録
しておくか、未登録者の場合は、その場でその指紋と個
人名等を登録する)、その測定値がその個人のものであ
ると帰属させる。このユニットは、特に家族内に複数の
被検者がいる場合や、医療機関内の複数の患者を測定す
る場合に個人の特定等に威力を発揮する。データの取り
違いによる間違いを皆無にできる。よって、個人識別の
ための指紋照合を有する本発明に係る自己血糖ユニット
と医療用測定部とからなるユニットは、家族内に複数の
被検者がいる場合のその被検者の負担、もしくは医療機
関のデータ管理の負担またはデータ混同等の問題を回避
できる。
紋照合部も備えている自己血糖測定ユニット11であ
る。場合によっては、先の自己血糖測定ユニットと別個
の指紋照合ユニットを併用してもよいが、兼ね備えてい
るものの方が望ましい。また、図3の指紋照合部9は、
従来公知ものを用いることができる。血糖値の測定の所
までは、先の例と一緒である。その測定の際、被検者の
指を指紋照合部9によって認識し、(予め被検者は登録
しておくか、未登録者の場合は、その場でその指紋と個
人名等を登録する)、その測定値がその個人のものであ
ると帰属させる。このユニットは、特に家族内に複数の
被検者がいる場合や、医療機関内の複数の患者を測定す
る場合に個人の特定等に威力を発揮する。データの取り
違いによる間違いを皆無にできる。よって、個人識別の
ための指紋照合を有する本発明に係る自己血糖ユニット
と医療用測定部とからなるユニットは、家族内に複数の
被検者がいる場合のその被検者の負担、もしくは医療機
関のデータ管理の負担またはデータ混同等の問題を回避
できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自己
血糖測定システムおよび自己血糖測定ユニットは血糖値
の測定データを記録管理および、医療機関へのデータ格
納を容易にすることを可能とし、また、測定値の個人デ
ータの帰属を容易にすることができる。
血糖測定システムおよび自己血糖測定ユニットは血糖値
の測定データを記録管理および、医療機関へのデータ格
納を容易にすることを可能とし、また、測定値の個人デ
ータの帰属を容易にすることができる。
【図1】 (a)は、血糖値測定手段と、測定値をデジ
タル化し記録する手段と、データ転送手段であるメモリ
スティックを有する自己血糖測定ユニットの概略図であ
る。また、(b)は、自己血糖測定ユニットを装着して
いる携帯電話やPDA等の情報端末を用いて血糖値を測
定するときの状態を示す図である。
タル化し記録する手段と、データ転送手段であるメモリ
スティックを有する自己血糖測定ユニットの概略図であ
る。また、(b)は、自己血糖測定ユニットを装着して
いる携帯電話やPDA等の情報端末を用いて血糖値を測
定するときの状態を示す図である。
【図2】 (a)は、測定データを携帯電話やPDA等
の情報端末から、或いは自己血糖測定ユニットからパー
ソナルコンピュータなどの情報端末にデータを転送する
様子を示した図である。また、(b)は、携帯電話やP
DA等の情報端末を用いて、血糖値管理装置である医療
機関のデータベースに測定データを転送するときの状態
を示した図である。
の情報端末から、或いは自己血糖測定ユニットからパー
ソナルコンピュータなどの情報端末にデータを転送する
様子を示した図である。また、(b)は、携帯電話やP
DA等の情報端末を用いて、血糖値管理装置である医療
機関のデータベースに測定データを転送するときの状態
を示した図である。
【図3】 図1の自己血糖測定ユニットに指紋照合手段
を有する指紋照合部をさらに備えた自己血糖測定ユニッ
トの概略図である。
を有する指紋照合部をさらに備えた自己血糖測定ユニッ
トの概略図である。
1 自己血糖測定ユニット
2 センサーの挿入穴
3 センサー(血糖測定電極)
4 情報端末(携帯電話やPDA等)
5 メールサーバー
6 メモリスティック
7 情報端末(コンピュータ)
8 医療機関のデータベース
9 指紋照合部
10 血糖値測定部
11 指紋照合部も備える自己血糖測定ユニット
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G06F 17/60 126 A61B 5/10 322
Claims (8)
- 【請求項1】 (a)採取された血液の血糖値を測定す
る手段と、(b)その測定値をデジタル化し記録する手
段と、(c)デジタル化された測定値を情報端末に転送
する手段と、(d)情報端末からデジタル化された測定
値を血糖値管理装置に転送する手段とを含むことを特徴
とする自己血糖測定システム。 - 【請求項2】 情報端末が、転送されてきた測定値を記
憶し、記憶された測定値のデータ群を管理する手段を有
することを特徴とする請求項1に記載の自己血糖測定シ
ステム。 - 【請求項3】 血糖値管理装置が、情報端末から転送さ
れてきた測定値を患者名と対応させて記憶する手段を有
することを特徴とする請求項1に記載の自己血糖測定シ
ステム。 - 【請求項4】 (a)採取された血液の血糖値を測定す
る手段と、(b)その測定値をデジタル化し記録する手
段と、(c)デジタル化された測定値を情報端末に転送
する手段と、(d)情報端末からデジタル化された測定
値を血糖値管理装置に転送する手段とを含む自己血糖測
定システムにおいて使用される、(a)採取された血液
の血糖値を測定する手段と、(b)その測定値をデジタ
ル化し記録する手段と、(c)デジタル化された測定値
を情報端末に転送する手段とを備えていることを特徴と
する自己血糖測定ユニット。 - 【請求項5】 (a)採取された血液の血糖値を測定す
る手段と、(b)その測定値をデジタル化し記録する手
段と、(e)指紋を照合する手段と、(f)デジタル化
された測定値と指紋照合による個人情報とを情報端末に
転送する手段とを備えていることを特徴とする自己血糖
測定ユニット。 - 【請求項6】 (a)採取された血液の血糖値を測定す
る手段と、(b)その測定値をデジタル化し記録する手
段と、(e)指紋を照合する手段と、(f)デジタル化
された測定値と指紋照合による個人情報とを情報端末に
転送する手段と、(g)情報端末からデジタル化された
測定値と指紋照合による個人情報とを血糖値管理装置に
転送する手段とを含むことを特徴とする自己血糖測定シ
ステム。 - 【請求項7】 情報端末が、転送されてきた測定値を指
紋照合による個人情報と対応させて記憶し、記憶された
測定値のデータ群を管理する手段を有することを特徴と
する請求項6に記載の自己血糖測定システム。 - 【請求項8】 血糖値管理装置が、情報端末から転送さ
れてきた測定値を情報端末から転送されてきた指紋照合
による個人情報と対応させて記憶する手段を有すること
を特徴とする請求項6に記載の自己血糖測定システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103760A JP2003302406A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 自己血糖測定システムおよび自己血糖測定ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103760A JP2003302406A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 自己血糖測定システムおよび自己血糖測定ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003302406A true JP2003302406A (ja) | 2003-10-24 |
Family
ID=29389391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002103760A Pending JP2003302406A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 自己血糖測定システムおよび自己血糖測定ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003302406A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006009199A1 (ja) * | 2004-07-21 | 2006-01-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 血糖値管理システム |
JP2006026210A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Sharp Corp | 携帯型健康管理装置 |
EP1655603A2 (en) | 2004-11-04 | 2006-05-10 | Tanita Corporation | Urine sugar level measuring apparatus |
WO2006120920A1 (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 生体情報転送システム |
JP2010530568A (ja) * | 2007-05-30 | 2010-09-09 | バイエル・ヘルスケア・エルエルシー | 健康データを管理するための方法およびシステム |
JP2011504379A (ja) * | 2007-10-26 | 2011-02-10 | ヒル−ロム サービシーズ,インコーポレイティド | 複数の患者医療装置からのデータの収集及び通信のためのシステム及び方法 |
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CN113598770A (zh) * | 2021-09-16 | 2021-11-05 | 王雅琪 | 一种自动化和远端信息处理的一体式血糖仪 |
-
2002
- 2002-04-05 JP JP2002103760A patent/JP2003302406A/ja active Pending
Cited By (20)
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