JP2003345743A - ネットワークにおける通信 - Google Patents
ネットワークにおける通信Info
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- JP2003345743A JP2003345743A JP2002155159A JP2002155159A JP2003345743A JP 2003345743 A JP2003345743 A JP 2003345743A JP 2002155159 A JP2002155159 A JP 2002155159A JP 2002155159 A JP2002155159 A JP 2002155159A JP 2003345743 A JP2003345743 A JP 2003345743A
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Abstract
続してリクエストを送信してもレスポンスとの対応付け
が適切に行われる技術を提供する。 【解決手段】 クライアントにインストールされたエー
ジェントは、HTTPリクエストを生成する際に、クラ
イアントに付与されたMACアドレスと時刻とに基づき
ユニークなメッセージIDを生成してHTTPリクエス
トに付与する。プリント仲介サーバは、このHTTPリ
クエストを受信し、そのリクエストに応じた処理を行
う。そして、その処理結果である戻り値を記録したHT
TPレスポンスを生成する。この時、処理対象としたH
TTPリクエストに付与されたメッセージIDと同一の
メッセージIDをHTTPレスポンスに付与する。
Description
ーバ間の通信に関する。
トとWebサーバが通信を行う場合、クライアントは既
に発行したリクエストに対応するレスポンスの受信を待
って次のリクエストを発行していた。ただし、単純なH
TML文書の閲覧等の目的では、サーバからレスポンス
を待たずに次のリクエストを送信する場合があった。こ
のような目的では、レスポンスを待たずに次の文書を取
得するリクエストを発行してもユーザに何ら不都合はな
いからである。
サーバは電子商取引やメール配信サービスといった種々
のサービスをクライアントに提供することが可能となっ
ている。このようなサービスの提供を受ける場合、クラ
イアントは送信したリクエストと、そのリクエストに対
するサーバからのレスポンスを厳密に対応付けなければ
ならい。ユーザに不測の損害を与えないためである。そ
のため、クライアントはサーバからのレスポンスがある
まで次のリクエストを送信することができなかった。
り、連続してリクエストを送信してもレスポンスとの対
応付けが適切に行われる技術の提供を目的としている。
述の課題を解決するため、本発明を次のように構成し
た。すなわち、ネットワーク上に存在するサーバと所定
のプロトコルを用いて通信を行うクライアントであっ
て、リクエストを生成するとともに、少なくともサーバ
からのレスポンスが未了のリクエストと前記リクエスト
とを識別可能な第1の識別子を前記リクエストに付与す
るリクエスト生成部と、前記リクエストを前記サーバに
送信するリクエスト送信部と、第2の識別子が付与され
たレスポンスを前記サーバから受信するレスポンス受信
部と、前記第1の識別子と前記第2の識別子とに基づい
て、前記レスポンスが前記リクエストに対応しているか
否かを判定する識別子判定部と、を備えることを要旨と
している。
トに付与した第1の識別子と、レスポンスに付与された
第2の識別子とに基づいて、リクエストとレスポンスと
の対応関係を照合することができる。そのため、連続し
てリクエストを送信してもレスポンスとの対応付けが容
易に可能となる。
レスポンスが既に返信されているリクエストに対して付
与した識別子と重複する識別子を新たに生成するリクエ
ストに付与してもよい。既にレスポンスが返信されてい
れば、そのレスポンスに対応するリクエストと新たに生
成するリクエストとを判別する必要はないからである。
前記第2の識別子とが同一である場合に前記第1の識別
子と前記第2の識別子とが対応していると判定するもの
としてもよい。こうすることにより、判定が容易となる
からである。他にも、例えば、第1の識別子と第2の識
別子とが逆数の関係にある場合や、両者の和が1あるい
は0になるといった場合に対応していると判定するもの
としてもよい。
イアントに固有の情報と、前記リクエストデータの生成
順序に関連した情報とに基づき前記第1の識別子を生成
することとすれば、他のクライアントが生成する識別子
とも重複することのないユニークな識別子をリクエスト
に付与することができる。クライアントに固有の情報と
しては、例えば、クライアントに付与されたMACアド
レスやIPアドレス、製造番号等とすることができる。
また、生成順序に関連した情報としては、例えば、識別
子を生成した日付・時刻、生成した識別子の通し番号な
どとすることができる。
HTTP(Hypertext Transport Protocol)である場合
に特に効果が高い。HTTPは、ファイアウォールを越
えることが容易なため、例えば、本発明のクライアント
をセキュアな会社内に設置した場合でも容易にインター
ネット上に存在するサーバにアクセスすることが可能と
なるからである。
構成できるほか、次のようなサーバとしても構成するこ
とができる。すなわち、ネットワーク上に存在するクラ
イアントと所定のプロトコルを用いて通信を行うサーバ
であって、識別子の付与されたリクエストを前記クライ
アントから受信するリクエスト受信部と、前記識別子に
対応した返信用識別子を含めて前記リクエストに応じた
レスポンスを生成するレスポンス生成部と、前記クライ
アントに前記レスポンスを送信するレスポンス送信部
と、を備えるサーバである。
じたレスポンスを生成する際に、そのリクエストに付与
された識別子に対応する返信用識別子をレスポンスに付
与することとなる。従って、このようなレスポンスを受
信するクライアントは、発行したリクエストと受信した
レスポンスとの対応付けを適切に行うことができる。な
お、レスポンス生成部は、リクエストに付与された識別
子と同一の識別子を返信用識別子としてレスポンスに付
与するものとすれば好適である。新たに識別子を生成す
る必要がないため処理を簡略化することができるからで
ある。
としての態様の他、種々の態様で構成可能である。例え
ば、クライアントがネットワーク上に存在するサーバと
所定のプロトコルを用いて通信を行う通信方法、サーバ
がネットワーク上に存在するクライアントと所定のプロ
トコルを用いて通信を行う通信方法、クライアントがネ
ットワーク上に存在するサーバと所定のプロトコルを用
いて通信を行うためのコンピュータプログラム、サーバ
がネットワーク上に存在するクライアントと所定のプロ
トコルを用いて通信を行うためのコンピュータプログラ
ム、かかるコンピュータプログラムを記録した記録媒体
等の態様である。
ィスクやCD−ROM、DVD、光磁気ディスク、IC
カード、ROMカートリッジ、コンピュータの内部記憶
装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装
置などコンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用で
きる。
て実施例に基づき次の順序で説明する。 A.印刷システム: B.エージェント: C.プリント仲介サーバ: D.通信処理: E.効果: F.変形例:
ける印刷システムの概略構成を示す説明図である。印刷
システム10は、主に携帯情報端末12を用いて外出先
で閲覧したコンテンツを、家庭や会社のプリンタPTで
印刷することを目的としたシステムである。印刷システ
ム10を構成するコンテンツサーバ11、携帯情報端末
12、プリント仲介サーバ13、クライアントPC14
は、インターネットINTを介して相互に接続されてい
る。
かな流れを説明する。まず、ユーザは、ノートパソコン
やPDA、携帯電話等の携帯情報端末12を用いてコン
テンツサーバ11が保持する所望のコンテンツを表示す
る。コンテンツサーバ11は、メールの配信サービスや
地図の配信サービス等といった種々のサービスをユーザ
に提供するサーバである。本実施例では、コンテンツサ
ーバ11は、地図の配信サービスを行っているものとし
た。従って、図中の携帯情報端末12にはコンテンツサ
ーバから配信された地図画像MIが表示されている。
I上には、印刷ボタンPBが配置されている。ユーザ
は、このボタンを押すことにより印刷ジョブをプリント
仲介サーバ13に転送することができる。印刷ボタンP
Bは、プリント仲介サーバ13へのハイパーリンクとな
っており、ユーザがこのボタンを押すことにより地図画
像MIのリンク元であるコンテンツサーバのURL(Un
iform Resource Locator)がプリント仲介サーバ13に
転送される仕組みとなっている。なお、ここではURL
が転送されることとしたが、地図画像MIの画像データ
そのものを転送することとしてもかまわない。
は会社のコンピュータ(クライアントPC14)で上記
印刷ジョブの印刷を行うために、クライアントPC14
にインストールされたエージェントと呼ばれるプログラ
ムを用いる。エージェントは、プリント仲介サーバ13
へのログオン、印刷ジョブの要求/ダウンロード、プリ
ンタへの印刷といった一連の印刷処理を行うソフトウェ
アである。ユーザは、エージェントを用いることによ
り、外出先で閲覧したコンテンツを家庭や会社のプリン
タで容易に印刷することが可能となる。
は、プロトコルとしてHTTPを用いた通信を行う。H
TTPは、ファイアウォールを容易に越えることができ
るという特徴がある。従って、ファイアウォールを介し
てインターネットに接続された企業内のコンピュータで
あってもエージェントを用いて容易にプリント仲介サー
バ13との通信が可能となる。
の機能ブロック図である。エージェント15は、図示す
るようにモジュール化された複数のプログラムにより構
成されている。以下、各モジュールについて図3および
図4を交えて説明する。通信制御モジュール20は、他
のモジュールが発行する仮想メッセージに従ってプリン
ト仲介サーバ13との通信を仲介するインターフェース
としての機能を備えている。「仮想メッセージ」とは、
各モジュールが、プリント仲介サーバ13とあたかも直
接メッセージを送受信しているかのように見せかけるた
めに用意されたメッセージ群である。各モジュールは、
この仮想メッセージを用いることにより、通信制御モジ
ュール20の存在を意識することなくプリント仲介サー
バ13にアクセスすることが可能となる。
ある。「RegPrinter」とは、エージェント15のプリン
タ設定モジュール21が発行する仮想メッセージであ
り、ユーザのプリンタをプリント仲介サーバ13に登録
する際に用いるメッセージである。ユーザは、エージェ
ントにプリンタの機種名、利用可能な用紙、カラー対応
であるか否かといったパラメータを入力する。するとプ
リンタ設定モジュール21がこれらのパラメータを引数
とした「RegPrinter」メッセージを発行して、プリント
仲介サーバ13にユーザが利用するプリンタを登録す
る。プリント仲介サーバ13で登録が成功すると、戻り
値としてプリンタIDが返信される。登録台数が所定の
台数を越えたり、サポートしていないプリンタであった
場合には戻り値として「NG」と返信される。
21が発行するメッセージである。これは、「RegPrint
er」によってプリント仲介サーバ13に登録したプリン
タを削除する際に用いるメッセージである。削除するプ
リンタは、プリンタIDによって指定する。プリント仲
介サーバ13が削除を成功したら戻り値として「OK」が
返信され、指定したプリンタが存在しなかった場合等に
は「NG」と返信される。
2が発行するメッセージであり、プリント仲介サーバ1
3から印刷ジョブを取得する際に用いるメッセージであ
る。プリント仲介サーバ13は、このメッセージをエー
ジェント15から受信すると、印刷ジョブをエージェン
ト15に転送する。後述するように、プリント仲介サー
バ13は印刷ジョブをすべてPDFファイルに変換する
機能を備えることから、PDFファイルの実体が戻り値
として返信されることとなる。もし、プリント仲介サー
バ13に蓄積されていないジョブを指定してしまった場
合には、「FileNot Found」なるメッセージが戻り値と
して返信される。エージェント15は、「GetJob」によ
って取得したPDFファイルを、印刷処理モジュール2
4によって印刷を行う。
ュール22が発行するメッセージである。プリンタ管理
モジュール22は、プリンタの稼動状態を監視してお
り、例えば、「ready(印刷可能)」や「busy(印刷不
可)」といったプリンタの状態をプリント仲介サーバ1
3に通知する。
ル22が発行するメッセージであり、「GetJob」によっ
て取得した印刷ジョブが正常に印刷されたか否かをプリ
ント仲介サーバ13に対して通知する際に用いるメッセ
ージである。
ール23が発行するメッセージであり、プリント仲介サ
ーバ13から新しいバージョンのモジュールを取得する
際に用いるメッセージである。
したプリンタ管理モジュール22およびバージョン管理
モジュール23を統括管理するモジュールである。
介サーバ13のホームページの表示を行う。このホーム
ページ上で、ログイン名、パスワード等を登録すること
により、ユーザはユーザ登録を行う。
詳細な構成について説明する。通信制御モジュール20
は、仮想メッセージを各モジュールから受信すると、仮
想メッセージキュー27に蓄積する。そして所定のタイ
ミングで、リクエスト生成部28により仮想メッセージ
をHTTPリクエストに変換する。所定のタイミングと
は、例えばユーザによって設定された時刻や、ダイアル
アップ時にインターネットに接続されたタイミング等で
ある。変換時には、その変換時刻とエージェント15が
インストールされたコンピュータに付与されたMACア
ドレスとに基づきユニークなメッセージIDを生成す
る。そして生成したメッセージIDをHTTPリクエス
トのボディ部内に記録する。
例えば次のようになる。「aabbccddeeff2
0020416110114」このうち、「aabbc
cddeeff」がMACアドレスを表し、「2002
0416」が日付、「110114」が時刻を表す。
TPリクエストの一例を示している。本図ではメッセー
ジIDを簡略化して「ABC」と示している。HTTP
リクエストは、ヘッダ部とボディ部とからなり、ヘッダ
部には、HTTPの規格上定められた種々のコマンドが
記述される。一方、ボディ部には、仮想メッセージとメ
ッセージIDとが記録される。図の場合では、仮想メッ
セージとして「PrinterStatus」が記録されたことを示
している。図中「ready」とあるのは、この仮想メッセ
ージに対する引数であり、プリンタが印刷可能状態であ
ることを示している。
信部29によってHTTPリクエストをプリント仲介サ
ーバ13に送信する。このとき、リクエスト履歴保持部
30に、発行したHTTPリクエストの履歴を記録す
る。記録されるパラメータには少なくともメッセージI
Dと仮想メッセージとが含まれる。
ーバ13が返信するHTTPレスポンスを受信する。図
4(b)にHTTPレスポンスの一例を示した。HTT
Pレスポンスも、ヘッダ部とボディ部とにより構成され
ており、図示するように、ボディ部にはメッセージID
と仮想メッセージ、および仮想メッセージに対する戻り
値が記録されている。図の場合では、「PrinterStatu
s」に対する戻り値が「OK」である旨が記録されてい
る。すなわち、プリント仲介サーバ13が正常にプリン
タの稼動状態を把握したことを表している。
スと、リクエスト履歴保持部に記録されたHTTPリク
エストとの照合を行う。照合は、両者に付与されたメッ
セージIDが同一かどうかを判定することにより行う。
照合した結果、同一のメッセージIDを持つHTTPリ
クエストがある場合、そのHTTPリクエストの変換元
となった仮想メッセージを発行したモジュールに対し
て、HTTPレスポンスに記録された戻り値を転送す
る。戻り値は、戻り値転送部33により転送される。
ト仲介サーバ13の機能ブロック図である。プリント仲
介サーバ13は、図示する各機能部を実現するソフトウ
ェアを汎用のコンピュータにインストールすることによ
り構成されている。
ント等との通信を司る。通信制御部40は、HTTPリ
クエストを受信するリクエスト受信部41と、HTTP
レスポンスを送信するレスポンス送信部42とを備え
る。
ライアントPC14等からの要求に従いHTMLによる
ユーザインターフェースを提供する。例えば、上記エー
ジェントブラウザ26からホームページの閲覧要求があ
った場合等に利用される。
D、パスワード、利用するプリンタ等の管理を行う。エ
ージェント15からのプリンタの登録、解除要求があっ
た場合に設定の変更を行う。
から転送された印刷ジョブが格納されている。エージェ
ント15から印刷ジョブの転送要求があった場合、PD
F変換部46を用いて印刷ジョブをPDFファイルに変
換する。格納された印刷ジョブが単にURLの場合は、
そのURL先のコンテンツサーバ11からHTML文書
や画像を取得してPDFファイルに変換する。
たHTTPリクエストに応じて種々の処理を行う。HT
TPリクエストにメッセージID、仮想メッセージが格
納されている場合には、その仮想メッセージに応じて上
述の各機能部を用いてプリンタの登録、解除、ジョブの
転送等の処理を行う。処理終了後は、その処理に応じた
戻り値を記録したHTTPレスポンスを生成する。HT
TPレスポンス生成時には、処理対象としたHTTPリ
クエストに記録されたメッセージIDと同一のメッセー
ジIDを付与する(図4(b)参照)。生成したHTT
Pレスポンスは、通信制御部40によってHTTPリク
エストの送信元に返信する。
た機能部の一部を他のサーバが代行するいわゆる分散型
のシステムとして構築してもよい。例えば、PDF変換
を独立した他のサーバが代行するものとしてもよいし、
ユーザ管理を他のサーバが受け持つものとしてもよい。
とプリント仲介サーバ13とにおける通信処理のフロー
チャートである。まず、エージェント15は、各モジュ
ールから仮想メッセージを受信すると(ステップS1
0)、仮想メッセージキューにその仮想メッセージを格
納する(ステップS11)。そして所定のタイミングで
順次仮想メッセージを読み出してHTTPリクエストを
生成する(ステップS12)。このとき、HTTPリク
エストにはメッセージIDが付与される。エージェント
15は、このように生成したHTTPリクエストをプリ
ント仲介サーバ13へ送信するとともにリクエスト履歴
保持部30に送信したHTTPリクエストの履歴を記録
する(ステップS13)。
信されたHTTPリクエストを受信すると(ステップS
20)、そのHTTPリクエストに記録された仮想メッ
セージに応じて種々の処理を行う(ステップS21)。
そして、その処理結果である戻り値を記録したHTTP
レスポンスを生成する(ステップS22)。このとき、
処理対象としたHTTPリクエストに付与されたメッセ
ージIDと同じメッセージIDをHTTPレスポンスに
記録する。生成したHTTPレスポンスは、エージェン
ト15に送信する(ステップS23)。
を受信すると(ステップS14)、受信したHTTPレ
スポンスに記録されたメッセージIDを参照して、同一
のメッセージIDが付与されたHTTPリクエストをリ
クエスト履歴保持部30から検索する(ステップS1
5)。そして、検索した結果、該当するHTTPリクエ
ストの生成元となった仮想メッセージの発行元であるモ
ジュールに対して、HTTPレスポンスに記録された戻
り値を転送する(ステップS16)。このような処理を
経ることによりエージェント15の各モジュールは、発
行した仮想メッセージに対応する戻り値をプリント仲介
サーバ13から適切に取得することが可能となる。
リント仲介サーバ13との通信例を示す説明図である。
図では、メッセージIDをID1、ID2、…と示し
た。図中、左から右へ向かう矢印がHTTPリクエスト
を表し、右から左へ向かう矢印がHTTPレスポンスを
表している。下向きの矢印は時間経過を表す。本実施例
で説明したエージェント15とプリント仲介サーバ13
によれば、エージェント15は、既に発行したHTTP
リクエストに対するHTTPレスポンスを待つことなく
次々にHTTPリクエストを送信することができる。H
TTPリクエストとそのHTTPリクエストに対応する
HTTPレスポンスとには、共通するユニークなメッセ
ージID(ID1〜ID5)が付与されるため、図示す
るようにプリント仲介サーバ13から返信されるHTT
Pレスポンスの順序がHTTPリクエストの送信された
順序と異なる場合であっても、HTTPリクエストとH
TTPレスポンスとの対応を適切に照合することができ
る。
は、メッセージIDをMACアドレスと時刻とに基づき
生成するものとした。従って、生成するメッセージID
は、全て重複することなく唯一無比のものとなる。しか
し、エージェント15は、少なくともレスポンスが返信
されていないリクエストと、新たに生成するリクエスト
とを判別できればよい。そのため、既にレスポンスが返
信されたリクエストに対して付与したメッセージIDと
重複するメッセージIDを新たに生成するリクエストに
付与しても差し支えない。
た場合の通信例を示す説明図である。図示するように、
エージェント15は、ID1〜ID4を付与したリクエ
ストを送信した後、プリント仲介サーバ13からID1
およびID2の付与されたレスポンスを受信している。
従って、エージェントは、ID1またはID2のメッセ
ージIDを再利用してリクエストに付与しても、他のリ
クエストと判別を行うことができる。図の場合では、I
D1を再利用した場合を示している。このように、メッ
セージIDを重複して利用するものとすれば、例えば、
メッセージIDを限られた数しか用いることのできない
システム等に特に有効である。
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができるこ
とはいうまでもない。例えば、実施例においてソフトウ
ェアで実現した機能を、ハードウェア的に実現するもの
としてもよい。また、印刷システム10以外のシステム
におけるサーバ/クライアント間の通信に用いてもよ
い。また、実施例では通信制御モジュールが一元的にメ
ッセージIDを生成するものとしたが、各モジュールが
生成するものとしてもよい。また、メッセージIDをH
TTPリクエスト/レスポンスのボディ部に記録するも
のとしたが、ヘッダ部に記録するものとしてもよい。
例を示す説明図である。
通信処理のフローチャートである。
を示す説明図である。
す説明図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 ネットワーク上に存在するサーバと所定
のプロトコルを用いて通信を行うクライアントであっ
て、 リクエストを生成するとともに、少なくともサーバから
のレスポンスが未了のリクエストと前記リクエストとを
識別可能な第1の識別子を前記リクエストに付与するリ
クエスト生成部と、 前記リクエストを前記サーバに送信するリクエスト送信
部と、 第2の識別子が付与されたレスポンスを前記サーバから
受信するレスポンス受信部と、 前記第1の識別子と前記第2の識別子とに基づいて、前
記レスポンスが前記リクエストに対応しているか否かを
判定する識別子判定部と、 を備えるクライアント。 - 【請求項2】 請求項1に記載のクライアントであっ
て、 前記識別子判定部は、前記第1の識別子と前記第2の識
別子とが同一である場合に前記第1の識別子と前記第2
の識別子とが対応していると判定するクライアント。 - 【請求項3】 請求項1に記載のクライアントであっ
て、 前記リクエスト生成部は、前記クライアントに固有の情
報と、前記リクエストの生成順序に関連した情報とに基
づき前記第1の識別子を生成するクライアント。 - 【請求項4】 請求項1に記載のクライアントであっ
て、 前記所定のプロトコルは、HTTPであるクライアン
ト。 - 【請求項5】 ネットワーク上に存在するクライアント
と所定のプロトコルを用いて通信を行うサーバであっ
て、 識別子の付与されたリクエストを前記クライアントから
受信するリクエスト受信部と、 前記識別子に対応した返信用識別子を含めて前記リクエ
ストに応じたレスポンスを生成するレスポンス生成部
と、 前記クライアントに前記レスポンスを送信するレスポン
ス送信部と、を備えるサーバ。 - 【請求項6】 クライアントがネットワーク上に存在す
るサーバと所定のプロトコルを用いて通信を行う通信方
法であって、(a) リクエストを生成するとともに、
少なくともサーバからのレスポンスが未了のリクエスト
と前記リクエストとを識別可能な第1の識別子を前記リ
クエストに付与する工程と、(b) 前記リクエストを
前記サーバに送信する工程と、(c) 第2の識別子が
付与されたレスポンスを前記サーバから受信する工程
と、(d) 前記第1の識別子と前記第2の識別子とに
基づいて、前記レスポンスが前記リクエストに対応して
いるか否かを判定する工程と、 を含む通信方法。 - 【請求項7】 サーバがネットワーク上に存在するクラ
イアントと所定のプロトコルを用いて通信を行う通信方
法であって、(a) 識別子の付与されたリクエストを
前記クライアントから受信する工程と、(b) 前記識
別子に対応した返信用識別子を含めて前記リクエストに
応じたレスポンスを生成する工程と、(c) 前記クラ
イアントに前記レスポンスを送信する工程と、 を含む通信方法。 - 【請求項8】 ネットワーク上に存在するサーバと所定
のプロトコルを用いて通信を行うためのコンピュータプ
ログラムであって、 リクエストを生成するとともに、少なくともサーバから
のレスポンスが未了のリクエストと前記リクエストとを
識別可能な第1の識別子を前記リクエストに付与する機
能と、 前記リクエストを前記サーバに送信する機能と、 第2の識別子が付与されたレスポンスを前記サーバから
受信する機能と、 前記第1の識別子と前記第2の識別子とに基づいて、前
記レスポンスが前記リクエストに対応しているか否かを
判定する機能と、 をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログ
ラム。 - 【請求項9】 ネットワーク上に存在するクライアント
と所定のプロトコルを用いて通信を行うためのコンピュ
ータプログラムであって、 識別子の付与されたリクエストを前記クライアントから
受信する機能と、 前記識別子に対応した返信用識別子を含めて前記リクエ
ストに応じたレスポンスを生成する機能と、 前記クライアントに前記レスポンスを送信する機能と、 をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログ
ラム。 - 【請求項10】 請求項8または9に記載のコンピュー
タプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
体。
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---|---|---|---|
JP2002155159A JP4231241B2 (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | ネットワークにおける通信 |
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---|---|---|---|
JP2002155159A JP4231241B2 (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | ネットワークにおける通信 |
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