JP2003345108A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003345108A JP2003345108A JP2002151090A JP2002151090A JP2003345108A JP 2003345108 A JP2003345108 A JP 2003345108A JP 2002151090 A JP2002151090 A JP 2002151090A JP 2002151090 A JP2002151090 A JP 2002151090A JP 2003345108 A JP2003345108 A JP 2003345108A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- bias
- forming apparatus
- charging
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易に適切な帯電バイアスを決定することが
できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 像担持体15の表面を帯電させる帯電部
材16と、当該帯電部材に所定の帯電バイアスを印加す
る電源部622と、当該帯電部材16を所定のタイミン
グでクリーニングするクリーニング手段59、621と
を備える画像形成装置において、当該帯電部材16のク
リーニング状況に基いて帯電バイアスを制御する制御手
段600を有する。
できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 像担持体15の表面を帯電させる帯電部
材16と、当該帯電部材に所定の帯電バイアスを印加す
る電源部622と、当該帯電部材16を所定のタイミン
グでクリーニングするクリーニング手段59、621と
を備える画像形成装置において、当該帯電部材16のク
リーニング状況に基いて帯電バイアスを制御する制御手
段600を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を
用いた画像形成装置に関し、より詳しくは、帯電部材に
印加する帯電バイアス制御技術に係る。
タ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を
用いた画像形成装置に関し、より詳しくは、帯電部材に
印加する帯電バイアス制御技術に係る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子写真方式(静電転写方
式)を利用した複写機、プリンタ等の画像形成装置が広
く知られている。これらの電子写真方式を利用した画像
形成装置において良好な画像を得るための条件の一つと
して、像担持体(感光体ドラムなど)の表面を一様に帯
電することが挙げられる。一方、温度や湿度の環境、製
造時のロットばらつきなどにより帯電部材の電気抵抗値
は変動する。また、長期間にわたる使用によりトナーな
どが付着し帯電部材の電気抵抗値が変動する。このよう
な帯電部材に対し、常に一定の帯電バイアスを印加する
場合には、像担持体の表面を一様に帯電させることが困
難となる。
式)を利用した複写機、プリンタ等の画像形成装置が広
く知られている。これらの電子写真方式を利用した画像
形成装置において良好な画像を得るための条件の一つと
して、像担持体(感光体ドラムなど)の表面を一様に帯
電することが挙げられる。一方、温度や湿度の環境、製
造時のロットばらつきなどにより帯電部材の電気抵抗値
は変動する。また、長期間にわたる使用によりトナーな
どが付着し帯電部材の電気抵抗値が変動する。このよう
な帯電部材に対し、常に一定の帯電バイアスを印加する
場合には、像担持体の表面を一様に帯電させることが困
難となる。
【0003】そこで、特開2001−201920号公
報、特開平6−250504号公報には、あるタイミン
グで帯電部材の電気抵抗値を計測し、その計測結果に基
いて印加する帯電バイアスを決定する改良技術が提案さ
れている。
報、特開平6−250504号公報には、あるタイミン
グで帯電部材の電気抵抗値を計測し、その計測結果に基
いて印加する帯電バイアスを決定する改良技術が提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの改良
技術によっても、頻繁に帯電部材の電気抵抗値を計測し
なければ、帯電部材の汚れによる電気抵抗値の変動を帯
電バイアスに反映させることができない一方、頻繁な電
気抵抗値の計測は生産性の低下に繋がる。また、帯電部
材の電気抵抗値を計測するための特別な構成が必要とな
り画像形成装置のコストアップにも繋がってしまう。
技術によっても、頻繁に帯電部材の電気抵抗値を計測し
なければ、帯電部材の汚れによる電気抵抗値の変動を帯
電バイアスに反映させることができない一方、頻繁な電
気抵抗値の計測は生産性の低下に繋がる。また、帯電部
材の電気抵抗値を計測するための特別な構成が必要とな
り画像形成装置のコストアップにも繋がってしまう。
【0005】本発明は、このような技術的な課題に鑑み
てなされたものであり、その目的は、簡易に適切な帯電
バイアスを決定することができる画像形成装置を提供す
ることにある。
てなされたものであり、その目的は、簡易に適切な帯電
バイアスを決定することができる画像形成装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、像担
持体の表面を帯電させる帯電部材と、当該帯電部材に所
定の帯電バイアスを印加する電源部と、当該帯電部材を
所定のタイミングでクリーニングするクリーニング手段
とを備える画像形成装置において、当該帯電部材のクリ
ーニング状況に基いて帯電バイアスを制御するものであ
る。ここで、前記クリーニング手段は、前記帯電部材の
クリーニング状況に基いてクリーニングのタイミングを
決定することができる。また、前記クリーニング状況
は、前記帯電部材の直前クリーニング動作からの経過時
間、又は画像形成装置の累積画像形成枚数、又は像担持
体の累積回転数、又は累積画像ピクセル値のいずれかに
基いて判断することができる。なお、これらのクリーニ
ング状況は、経過時間計測手段、画像形成装置の累積画
像形成枚数計測手段、像担持体の累積回転数計測手段、
累積画像ピクセル値計測手段などを画像形成装置が備
え、これらにより計測することができる。
持体の表面を帯電させる帯電部材と、当該帯電部材に所
定の帯電バイアスを印加する電源部と、当該帯電部材を
所定のタイミングでクリーニングするクリーニング手段
とを備える画像形成装置において、当該帯電部材のクリ
ーニング状況に基いて帯電バイアスを制御するものであ
る。ここで、前記クリーニング手段は、前記帯電部材の
クリーニング状況に基いてクリーニングのタイミングを
決定することができる。また、前記クリーニング状況
は、前記帯電部材の直前クリーニング動作からの経過時
間、又は画像形成装置の累積画像形成枚数、又は像担持
体の累積回転数、又は累積画像ピクセル値のいずれかに
基いて判断することができる。なお、これらのクリーニ
ング状況は、経過時間計測手段、画像形成装置の累積画
像形成枚数計測手段、像担持体の累積回転数計測手段、
累積画像ピクセル値計測手段などを画像形成装置が備
え、これらにより計測することができる。
【0007】また、帯電バイアス制御のより具体的な一
態様として、前記制御手段は、クリーニング動作の間の
画像形成動作中には、基準帯電バイアスに対してクリー
ニング状況に応じた第一の補正バイアスを加えて帯電バ
イアスを得るとともに、クリーニング動作直後には、
(第一の補正バイアスをリセットして)基準バイアスを
帯電バイアスとすることができる。さらに具体的には、
前記制御手段は、クリーニング動作の間の画像形成動作
中には、帯電バイアスの大きさが徐々に(連続的に)大
きくなるように制御することができ、クリーニング状況
に応じて帯電バイアスの大きさが直線的、又は二次曲線
的に大きくなるように制御することができ、クリーニン
グ動作の前後で、帯電バイアスの大きさが(非連続に)
小さくなるように制御することができ、クリーニング動
作の直後には、常に帯電バイアスが基準バイアスとなる
ように制御することができる。
態様として、前記制御手段は、クリーニング動作の間の
画像形成動作中には、基準帯電バイアスに対してクリー
ニング状況に応じた第一の補正バイアスを加えて帯電バ
イアスを得るとともに、クリーニング動作直後には、
(第一の補正バイアスをリセットして)基準バイアスを
帯電バイアスとすることができる。さらに具体的には、
前記制御手段は、クリーニング動作の間の画像形成動作
中には、帯電バイアスの大きさが徐々に(連続的に)大
きくなるように制御することができ、クリーニング状況
に応じて帯電バイアスの大きさが直線的、又は二次曲線
的に大きくなるように制御することができ、クリーニン
グ動作の前後で、帯電バイアスの大きさが(非連続に)
小さくなるように制御することができ、クリーニング動
作の直後には、常に帯電バイアスが基準バイアスとなる
ように制御することができる。
【0008】また本発明は、帯電部材のクリーニング状
況に加えて像担持体のライフ状況に基いて帯電バイアス
を制御するものでもよい。つまり、前記制御手段は、像
担持体のライフ状況に基いて帯電バイアスを制御するこ
ともできる。ここで、前記ライフ状況は、前記像担持体
の直前交換からの経過時間、又は画像形成装置の累積画
像形成枚数、又は像担持体の累積回転数、又は累積画像
ピクセル値のいずれかに基いて判断することができる。
なお、これらのライフ状況は、経過時間計測手段、画像
形成装置の累積画像形成枚数計測手段、像担持体の累積
回転数計測手段、累積画像ピクセル値計測手段などを画
像形成装置が備え、これらにより計測することができ
る。
況に加えて像担持体のライフ状況に基いて帯電バイアス
を制御するものでもよい。つまり、前記制御手段は、像
担持体のライフ状況に基いて帯電バイアスを制御するこ
ともできる。ここで、前記ライフ状況は、前記像担持体
の直前交換からの経過時間、又は画像形成装置の累積画
像形成枚数、又は像担持体の累積回転数、又は累積画像
ピクセル値のいずれかに基いて判断することができる。
なお、これらのライフ状況は、経過時間計測手段、画像
形成装置の累積画像形成枚数計測手段、像担持体の累積
回転数計測手段、累積画像ピクセル値計測手段などを画
像形成装置が備え、これらにより計測することができ
る。
【0009】また、帯電バイアス制御のより具体的な一
態様として、前記制御手段は、像担持体の交換の間の画
像形成動作中には、基準帯電バイアスに対してライフ状
況に応じた第二の補正バイアスを加えて帯電バイアスを
得るとともに、交換直後には、(第ニの補正バイアスを
リセットして)基準バイアス値を帯電バイアスとするこ
とができる。さらに具体的には、前記制御手段は、交換
の間(交換インターバル)の画像形成動作中には、帯電
バイアスの大きさが徐々に(連続的に)大きくなるよう
に制御することができ、クリーニング状況に応じて帯電
バイアスの大きさが直線的、又は二次曲線的に大きくな
るように制御することができ、像担持体の交換前後で、
帯電バイアスの大きさが(非連続に)小さくなるように
制御することができ、像担持体の交換直後には、常に帯
電バイアスが基準バイアスとなるように制御することが
できる。
態様として、前記制御手段は、像担持体の交換の間の画
像形成動作中には、基準帯電バイアスに対してライフ状
況に応じた第二の補正バイアスを加えて帯電バイアスを
得るとともに、交換直後には、(第ニの補正バイアスを
リセットして)基準バイアス値を帯電バイアスとするこ
とができる。さらに具体的には、前記制御手段は、交換
の間(交換インターバル)の画像形成動作中には、帯電
バイアスの大きさが徐々に(連続的に)大きくなるよう
に制御することができ、クリーニング状況に応じて帯電
バイアスの大きさが直線的、又は二次曲線的に大きくな
るように制御することができ、像担持体の交換前後で、
帯電バイアスの大きさが(非連続に)小さくなるように
制御することができ、像担持体の交換直後には、常に帯
電バイアスが基準バイアスとなるように制御することが
できる。
【0010】なお、前記像担持体と前記帯電部材とは一
体的に構成されるユニット構造に含まれ、一体的に交換
されるものでもよい。
体的に構成されるユニット構造に含まれ、一体的に交換
されるものでもよい。
【0011】また、このような帯電バイアス制御の態様
を(像担持体の交換インターバルよりも短い)帯電部材
のクリーニングインターバルにおける動作として説明す
ると、次のように表現することができる。つまり、前記
制御手段は、クリーニング動作の間の画像形成動作中に
は、基準帯電バイアスに対してクリーニング状況に応じ
た第一の補正バイアス及びライフ状況に応じた第二の補
正バイアスを加えて帯電バイアスを得るとともに、クリ
ーニング動作直後には、(第一の補正バイアスをリセッ
トして)基準バイアス値に第二の補正バイアスを加えて
帯電バイアスを得ることができる。
を(像担持体の交換インターバルよりも短い)帯電部材
のクリーニングインターバルにおける動作として説明す
ると、次のように表現することができる。つまり、前記
制御手段は、クリーニング動作の間の画像形成動作中に
は、基準帯電バイアスに対してクリーニング状況に応じ
た第一の補正バイアス及びライフ状況に応じた第二の補
正バイアスを加えて帯電バイアスを得るとともに、クリ
ーニング動作直後には、(第一の補正バイアスをリセッ
トして)基準バイアス値に第二の補正バイアスを加えて
帯電バイアスを得ることができる。
【0012】さらに具体的には、前記制御手段は、(あ
る連続する2回の)クリーニング動作の間(クリーニン
グインターバル)の画像形成動作中には、帯電バイアス
の大きさが徐々に(連続的に)大きくなるように制御す
ることができ、クリーニング状況に応じて帯電バイアス
の大きさが直線的、又は二次曲線的に大きくなるように
制御することができ、クリーニング動作の前後で、帯電
バイアスの大きさが(非連続に)小さくなるように制御
することができ、クリーニング動作の直後には、常に帯
電バイアスが基準バイアスに第二の補正バイアスを加え
たものとなるように制御することができる。
る連続する2回の)クリーニング動作の間(クリーニン
グインターバル)の画像形成動作中には、帯電バイアス
の大きさが徐々に(連続的に)大きくなるように制御す
ることができ、クリーニング状況に応じて帯電バイアス
の大きさが直線的、又は二次曲線的に大きくなるように
制御することができ、クリーニング動作の前後で、帯電
バイアスの大きさが(非連続に)小さくなるように制御
することができ、クリーニング動作の直後には、常に帯
電バイアスが基準バイアスに第二の補正バイアスを加え
たものとなるように制御することができる。
【0013】また本発明は、帯電部材のクリーニング状
況に加えて画像形成装置の環境状況に基いて帯電バイア
スを制御するものでもよい。つまり、前記制御手段は、
画像形成装置の環境状況に基いて帯電バイアスを制御す
ることができる。ここで、前記環境状況は、画像形成装
置(内外の)温度及び/又は湿度に基いて判断すること
ができる。これらの環境状況は、温度センサ及び/又は
湿度センサを画像形成装置が備え、これらにより計測さ
れる。
況に加えて画像形成装置の環境状況に基いて帯電バイア
スを制御するものでもよい。つまり、前記制御手段は、
画像形成装置の環境状況に基いて帯電バイアスを制御す
ることができる。ここで、前記環境状況は、画像形成装
置(内外の)温度及び/又は湿度に基いて判断すること
ができる。これらの環境状況は、温度センサ及び/又は
湿度センサを画像形成装置が備え、これらにより計測さ
れる。
【0014】また、帯電バイアス制御のより具体的な一
態様として、前記制御手段は、基準帯電バイアスに対し
て環境状況に応じた第三の補正バイアスを加えて帯電バ
イアスを得ることができる。ここで、前記第三の補正バ
イアスは、低温環境下においては帯電バイアスの大きさ
がより大きくなるように、高温環境下においては帯電バ
イアスの大きさがより小さくなるように制御することが
でき、前記第三の補正バイアスは、低湿環境下において
は帯電バイアスの大きさがより大きくなるように、高湿
環境下においては帯電バイアスの大きさがより小さくな
るように制御することができる。
態様として、前記制御手段は、基準帯電バイアスに対し
て環境状況に応じた第三の補正バイアスを加えて帯電バ
イアスを得ることができる。ここで、前記第三の補正バ
イアスは、低温環境下においては帯電バイアスの大きさ
がより大きくなるように、高温環境下においては帯電バ
イアスの大きさがより小さくなるように制御することが
でき、前記第三の補正バイアスは、低湿環境下において
は帯電バイアスの大きさがより大きくなるように、高湿
環境下においては帯電バイアスの大きさがより小さくな
るように制御することができる。
【0015】さらに具体的には、前記制御手段は、クリ
ーニング動作の間(クリーニングインターバル)の画像
形成動作中には、基準帯電バイアスに対してクリーニン
グ状況に応じた第一の補正バイアス及び環境状況に応じ
た第三の補正バイアスを加えて帯電バイアスを得るとと
もに、クリーニング動作直後には、(第一の補正バイア
スをリセットして)基準バイアスに第三の補正バイアス
を加えて帯電バイアスとすることができる。
ーニング動作の間(クリーニングインターバル)の画像
形成動作中には、基準帯電バイアスに対してクリーニン
グ状況に応じた第一の補正バイアス及び環境状況に応じ
た第三の補正バイアスを加えて帯電バイアスを得るとと
もに、クリーニング動作直後には、(第一の補正バイア
スをリセットして)基準バイアスに第三の補正バイアス
を加えて帯電バイアスとすることができる。
【0016】また、前記制御手段は、像担持体の交換の
間(交換インターバル)の画像形成動作中には、基準帯
電バイアスに対してライフ状況に応じた第二の補正バイ
アス及び環境状況に応じた第三の補正バイアスを加えて
帯電バイアスを得るとともに、交換直後には、(第ニの
補正バイアスをリセットして)基準バイアス値に第三の
補正バイアスを加えて帯電バイアスとすることができ
る。
間(交換インターバル)の画像形成動作中には、基準帯
電バイアスに対してライフ状況に応じた第二の補正バイ
アス及び環境状況に応じた第三の補正バイアスを加えて
帯電バイアスを得るとともに、交換直後には、(第ニの
補正バイアスをリセットして)基準バイアス値に第三の
補正バイアスを加えて帯電バイアスとすることができ
る。
【0017】また、前記制御手段は、クリーニング動作
の間(クリーニングインターバル)の画像形成動作中に
は、基準帯電バイアスに対してクリーニング状況に応じ
た第一の補正バイアス及びライフ状況に応じた第二の補
正バイアス及び環境状況に応じた第三の補正バイアスを
加えて帯電バイアスを得るとともに、クリーニング動作
直後には、(第一の補正バイアスをリセットして)基準
バイアス値に第二の補正バイアス及び第三の補正バイア
スを加えて帯電バイアスを得ることができる。
の間(クリーニングインターバル)の画像形成動作中に
は、基準帯電バイアスに対してクリーニング状況に応じ
た第一の補正バイアス及びライフ状況に応じた第二の補
正バイアス及び環境状況に応じた第三の補正バイアスを
加えて帯電バイアスを得るとともに、クリーニング動作
直後には、(第一の補正バイアスをリセットして)基準
バイアス値に第二の補正バイアス及び第三の補正バイア
スを加えて帯電バイアスを得ることができる。
【0018】また、帯電バイアス制御のより具体的な一
態様として、前記制御手段は、画像形成装置の環境状況
に基いてクリーニング状況に対する第一の補正バイアス
の傾きを制御することができる。ここで、前記第一の補
正バイアスの傾きは、低温環境下においては帯電バイア
スの大きさがより大きくなるように、高温環境下におい
ては帯電バイアスの大きさがより小さくなるように制御
することができ、低湿環境下においては帯電バイアスの
大きさがより大きくなるように、高湿環境下においては
帯電バイアスの大きさがより小さくなるように制御する
ことができる。
態様として、前記制御手段は、画像形成装置の環境状況
に基いてクリーニング状況に対する第一の補正バイアス
の傾きを制御することができる。ここで、前記第一の補
正バイアスの傾きは、低温環境下においては帯電バイア
スの大きさがより大きくなるように、高温環境下におい
ては帯電バイアスの大きさがより小さくなるように制御
することができ、低湿環境下においては帯電バイアスの
大きさがより大きくなるように、高湿環境下においては
帯電バイアスの大きさがより小さくなるように制御する
ことができる。
【0019】また、帯電バイアス制御のより具体的な一
態様として、前記制御手段は、画像形成装置の環境状況
に基いてライフ状況の単位進行度に対する第ニの補正バ
イアスの傾きを制御することができる。ここで、前記第
ニの補正バイアスの傾きは、低温環境下においては帯電
バイアスの大きさがより大きくなるように、高温環境下
においては帯電バイアスの大きさがより小さくなるよう
に制御することができ、低湿環境下においては帯電バイ
アスの大きさがより大きくなるように、高湿環境下にお
いては帯電バイアスの大きさがより小さくなるように制
御することができる。
態様として、前記制御手段は、画像形成装置の環境状況
に基いてライフ状況の単位進行度に対する第ニの補正バ
イアスの傾きを制御することができる。ここで、前記第
ニの補正バイアスの傾きは、低温環境下においては帯電
バイアスの大きさがより大きくなるように、高温環境下
においては帯電バイアスの大きさがより小さくなるよう
に制御することができ、低湿環境下においては帯電バイ
アスの大きさがより大きくなるように、高湿環境下にお
いては帯電バイアスの大きさがより小さくなるように制
御することができる。
【0020】なお、これら第一の補正バイアスの最大値
M1、第ニの補正バイアスの最大値M2、第三の補正バイ
アスの最大値M3の大小関係は、M1>M3>M2(実施例
ではM1=30V、M2=10V、M3=15V。)である。
M1、第ニの補正バイアスの最大値M2、第三の補正バイ
アスの最大値M3の大小関係は、M1>M3>M2(実施例
ではM1=30V、M2=10V、M3=15V。)である。
【0021】
【発明の実施による形態】以下、本発明の実施による形
態を適宜図面を用いて説明する。
態を適宜図面を用いて説明する。
【0022】図1はこの発明の実施の形態に係る画像形
成装置としてのタンデム型のデジタルカラープリンター
を示すものである。また、図2はこの発明の実施の形態
に係る画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラ
ー複写機を示すものである。
成装置としてのタンデム型のデジタルカラープリンター
を示すものである。また、図2はこの発明の実施の形態
に係る画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラ
ー複写機を示すものである。
【0023】図1及び図2において、1はタンデム型の
デジタルカラープリンター及び複写機の本体を示すもの
であり、デジタルカラー複写機の場合には、図2に示す
ように、本体1の上部に、原稿2を一枚ずつ分離した状
態で自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)3
と、当該自動原稿搬送装置3によって搬送される原稿2
の画像を読み取る原稿読取装置4が配設されている。こ
の原稿読取装置4は、プラテンガラス5上に載置された
原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像
を、フルレートミラー7及びハーフレートミラー8、9
及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD
等からなる画像読取素子11上に走査露光して、この画
像読取素子11によって原稿2の色材反射光像を所定の
ドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るよ
うになっている。
デジタルカラープリンター及び複写機の本体を示すもの
であり、デジタルカラー複写機の場合には、図2に示す
ように、本体1の上部に、原稿2を一枚ずつ分離した状
態で自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)3
と、当該自動原稿搬送装置3によって搬送される原稿2
の画像を読み取る原稿読取装置4が配設されている。こ
の原稿読取装置4は、プラテンガラス5上に載置された
原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像
を、フルレートミラー7及びハーフレートミラー8、9
及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD
等からなる画像読取素子11上に走査露光して、この画
像読取素子11によって原稿2の色材反射光像を所定の
ドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るよ
うになっている。
【0024】上記原稿読取装置4によって読み取られた
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとしてIPS(Image Processing
System)12に送られ、このIPS12では、
原稿2の反射率データに対して、シェーデイング補正、
位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消
し、色/移動編集等の所定の画像処理が施される。ま
た、IPS12は、パーソナルコンピュータ等から送ら
れてくる画像データに対しても、所定の画像処理を行な
うようになっている。
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとしてIPS(Image Processing
System)12に送られ、このIPS12では、
原稿2の反射率データに対して、シェーデイング補正、
位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消
し、色/移動編集等の所定の画像処理が施される。ま
た、IPS12は、パーソナルコンピュータ等から送ら
れてくる画像データに対しても、所定の画像処理を行な
うようになっている。
【0025】そして、上記の如くIPS12で所定の画
像処理が施された画像データは、同じくIPS12によ
って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)(各8ビット)の4色の原稿再現色材
階調データに変換され、次に述べるように、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各
色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13K
のROS(Raser Output Scanne
r)14に送られ、この画像露光装置としてのROS1
4では、所定の色の原稿再現色材階調データに応じてレ
ーザ光LBによる画像露光が行われる。
像処理が施された画像データは、同じくIPS12によ
って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)(各8ビット)の4色の原稿再現色材
階調データに変換され、次に述べるように、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各
色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13K
のROS(Raser Output Scanne
r)14に送られ、この画像露光装置としてのROS1
4では、所定の色の原稿再現色材階調データに応じてレ
ーザ光LBによる画像露光が行われる。
【0026】ところで、この実施の形態に係る画像形成
装置では、各々色の異なるトナー像を形成する複数の画
像形成ユニットを並列的に配置するとともに、前記複数
の画像形成ユニットの上部にわたって、当該複数の画像
形成ユニットで形成された各色のトナー像が転写される
ベルト状の中間転写体を配置し、更に前記複数の画像形
成ユニットの下方に、各画像形成ユニットの像担持体に
画像の書き込みを行なう画像書込手段を配置するように
構成されている。
装置では、各々色の異なるトナー像を形成する複数の画
像形成ユニットを並列的に配置するとともに、前記複数
の画像形成ユニットの上部にわたって、当該複数の画像
形成ユニットで形成された各色のトナー像が転写される
ベルト状の中間転写体を配置し、更に前記複数の画像形
成ユニットの下方に、各画像形成ユニットの像担持体に
画像の書き込みを行なう画像書込手段を配置するように
構成されている。
【0027】また、この実施の形態では、前記ベルト状
の中間転写体からトナー像が転写される転写媒体を、鉛
直方向の下方から上方に向けて搬送し、前記ベルト状の
中間転写体から転写媒体上にトナー像を転写する二次転
写手段を、当該中間転写ベルトの側方に設けるように構
成されている。
の中間転写体からトナー像が転写される転写媒体を、鉛
直方向の下方から上方に向けて搬送し、前記ベルト状の
中間転写体から転写媒体上にトナー像を転写する二次転
写手段を、当該中間転写ベルトの側方に設けるように構
成されている。
【0028】さらに、この実施の形態では、前記複数の
画像形成ユニットのうち、前記ベルト状の中間転写体の
移動方向の最下流側に、黒色のトナー像を形成する画像
形成ユニットを配置するように構成されている。
画像形成ユニットのうち、前記ベルト状の中間転写体の
移動方向の最下流側に、黒色のトナー像を形成する画像
形成ユニットを配置するように構成されている。
【0029】すなわち、上記タンデム型のデジタルカラ
ープリンター及び複写機本体1の内部には、図1に示す
ように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット13Y、1
3M、13C、13Kが、水平方向に一定の間隔をおい
て並列的に配置されている。
ープリンター及び複写機本体1の内部には、図1に示す
ように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット13Y、1
3M、13C、13Kが、水平方向に一定の間隔をおい
て並列的に配置されている。
【0030】これらの4つの画像形成ユニット13Y、
13M、13C、13Kは、すべて同様かつ一体的に構
成されており、大別して、所定の速度(例えば、200
mm/sec)で回転駆動される像担持体としての感光
体ドラム15と、この感光体ドラム15の表面を一様に
帯電する帯電装置としての帯電ロール16と、当該感光
体ドラム15の表面に所定の色に対応した画像を露光し
て静電潜像を形成する画像露光手段としてのROS14
と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を所定の
色のトナーで現像する現像手段としての現像器17と、
感光体ドラム15の表面を清掃するクリーニング装置1
8とから構成されている。これらの感光体ドラム15と
周辺に配置される画像形成部材は、一体的にユニット化
されており、プリンター及び複写機本体1から個別に交
換可能に構成されている。
13M、13C、13Kは、すべて同様かつ一体的に構
成されており、大別して、所定の速度(例えば、200
mm/sec)で回転駆動される像担持体としての感光
体ドラム15と、この感光体ドラム15の表面を一様に
帯電する帯電装置としての帯電ロール16と、当該感光
体ドラム15の表面に所定の色に対応した画像を露光し
て静電潜像を形成する画像露光手段としてのROS14
と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を所定の
色のトナーで現像する現像手段としての現像器17と、
感光体ドラム15の表面を清掃するクリーニング装置1
8とから構成されている。これらの感光体ドラム15と
周辺に配置される画像形成部材は、一体的にユニット化
されており、プリンター及び複写機本体1から個別に交
換可能に構成されている。
【0031】上記ROS14は、図1に示すように、4
つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13K
に共通に構成されており、図示しない4つの半導体レー
ザを各色の原稿再現色材階調データに応じて変調して、
これらの半導体レーザからレーザ光LB−Y、LB−
M、LB−C、LB−Kを階調データに応じて出射する
ように構成されている。なお、上記ROS14は、複数
の画像形成ユニット毎に個別に構成しても勿論よい。上
記半導体レーザから出射されたレーザ光LB−Y、LB
−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf−θレンズ
を介してポリゴンミラー19に照射され、このポリゴン
ミラー19によって偏向走査される。上記ポリゴンミラ
ー19によって偏向走査されたレーザ光LB−Y、LB
−M、LB−C、LB−Kは、図示しない結像レンズ及
び複数枚のミラーを介して、感光体ドラム15上の露光
ポイントに、斜め下方から走査露光される。
つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13K
に共通に構成されており、図示しない4つの半導体レー
ザを各色の原稿再現色材階調データに応じて変調して、
これらの半導体レーザからレーザ光LB−Y、LB−
M、LB−C、LB−Kを階調データに応じて出射する
ように構成されている。なお、上記ROS14は、複数
の画像形成ユニット毎に個別に構成しても勿論よい。上
記半導体レーザから出射されたレーザ光LB−Y、LB
−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf−θレンズ
を介してポリゴンミラー19に照射され、このポリゴン
ミラー19によって偏向走査される。上記ポリゴンミラ
ー19によって偏向走査されたレーザ光LB−Y、LB
−M、LB−C、LB−Kは、図示しない結像レンズ及
び複数枚のミラーを介して、感光体ドラム15上の露光
ポイントに、斜め下方から走査露光される。
【0032】上記ROS14は、図1に示すように、下
方から感光体ドラム15上に画像を走査露光するもので
あるため、このROS14には、上方に位置する4つの
画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの現
像器17などからトナー等が落下して、汚損される虞れ
を有している。そのため、ROS14は、その周囲が直
方体状のフレーム20によって密閉されているととも
に、当該フレーム20の上部には、4本のレーザ光LB
−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを、各画像形成ユ
ニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム
15上に露光するため、シールド部材としての透明なガ
ラス製のウインドウ21Y、21M、21C、21Kが
設けられている。
方から感光体ドラム15上に画像を走査露光するもので
あるため、このROS14には、上方に位置する4つの
画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの現
像器17などからトナー等が落下して、汚損される虞れ
を有している。そのため、ROS14は、その周囲が直
方体状のフレーム20によって密閉されているととも
に、当該フレーム20の上部には、4本のレーザ光LB
−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを、各画像形成ユ
ニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム
15上に露光するため、シールド部材としての透明なガ
ラス製のウインドウ21Y、21M、21C、21Kが
設けられている。
【0033】上記IPS12からは、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像
形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通し
て設けられたROS14に、各色の画像データが順次出
力され、このROS14から画像データに応じて出射さ
れたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−K
は、対応する感光体ドラム15の表面に走査露光され、
静電潜像が形成される。上記感光体ドラム15上に形成
された静電潜像は、現像器17Y、17M、17C、1
7Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像とし
て現像される。
マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像
形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通し
て設けられたROS14に、各色の画像データが順次出
力され、このROS14から画像データに応じて出射さ
れたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−K
は、対応する感光体ドラム15の表面に走査露光され、
静電潜像が形成される。上記感光体ドラム15上に形成
された静電潜像は、現像器17Y、17M、17C、1
7Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像とし
て現像される。
【0034】上記各画像形成ユニット13Y、13M、
13C、13Kの感光体ドラム15上に、順次形成され
たイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒
(K)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kの上方にわたって配置され
た転写ユニット22の中間転写ベルト25上に、4つの
一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kによっ
て多重に転写される。これらの一次転写ロール26Y、
26M、26C、26Kは、各画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15に対応
した中間転写ベルト25の裏面側に配設されている。こ
の実施の形態では、所望の体積抵抗値に調整されたロー
ルを使用している。そして、一次転写ロール26Y、2
6M、26C、26Kには、転写バイアス電源(図1及
び図2においては図示しない)が接続されており、所定
のトナー極性とは逆極性(本実施の形態では正極性)の
転写バイアスが所定のタイミングで印加されるようにな
っている。
13C、13Kの感光体ドラム15上に、順次形成され
たイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒
(K)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kの上方にわたって配置され
た転写ユニット22の中間転写ベルト25上に、4つの
一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kによっ
て多重に転写される。これらの一次転写ロール26Y、
26M、26C、26Kは、各画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15に対応
した中間転写ベルト25の裏面側に配設されている。こ
の実施の形態では、所望の体積抵抗値に調整されたロー
ルを使用している。そして、一次転写ロール26Y、2
6M、26C、26Kには、転写バイアス電源(図1及
び図2においては図示しない)が接続されており、所定
のトナー極性とは逆極性(本実施の形態では正極性)の
転写バイアスが所定のタイミングで印加されるようにな
っている。
【0035】また、上記中間転写ベルト25は、図1に
示すように、ドライブロール27と、テンションロール
24と、バックアップロール28との間に一定のテンシ
ョンで掛け回されており、図示しない定速性に優れた専
用の駆動モーターによって回転駆動されるドライブロー
ル27により、一定方向に所定の速度で循環駆動される
ようになっている。尚、図1においては、中間転写ベル
ト25が、ドライブロール27と、テンションロール
(図示せず)と、バックアップロール28の他に、アイ
ドラロール(図示せず)を含む4本のロールによって支
持された場合を示している。上記中間転写ベルト25
は、例えば、チャージアップを起こさないベルト素材
(ゴムまたは樹脂)にて抵抗調整されたものが使用され
ている。
示すように、ドライブロール27と、テンションロール
24と、バックアップロール28との間に一定のテンシ
ョンで掛け回されており、図示しない定速性に優れた専
用の駆動モーターによって回転駆動されるドライブロー
ル27により、一定方向に所定の速度で循環駆動される
ようになっている。尚、図1においては、中間転写ベル
ト25が、ドライブロール27と、テンションロール
(図示せず)と、バックアップロール28の他に、アイ
ドラロール(図示せず)を含む4本のロールによって支
持された場合を示している。上記中間転写ベルト25
は、例えば、チャージアップを起こさないベルト素材
(ゴムまたは樹脂)にて抵抗調整されたものが使用され
ている。
【0036】上記中間転写ベルト25上に多重に転写さ
れたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒(K)の各色のトナー像は、図1に示すように、当該
中間転写ベルト25の側面に配置されたバックアップロ
ール28に圧接する二次転写ロール29によって、圧接
力及び電界で記録媒体としての記録用紙30上に二次転
写され、これらの各色のトナー像が転写された記録用紙
30は、上方に位置する定着器31へと搬送される。上
記二次転写ロール29は、バックアップロール28の側
方に圧接しており、鉛直方向の下方から上方に搬送され
る記録用紙30上に、各色のトナー像を二次転写するよ
うになっている。そして、上記各色のトナー像が転写さ
れた記録用紙30は、定着器31によって熱及び圧力で
定着処理を受けた後、排出ロール32によって本体1の
上部に設けられた排出トレイ33上に排出される。
れたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒(K)の各色のトナー像は、図1に示すように、当該
中間転写ベルト25の側面に配置されたバックアップロ
ール28に圧接する二次転写ロール29によって、圧接
力及び電界で記録媒体としての記録用紙30上に二次転
写され、これらの各色のトナー像が転写された記録用紙
30は、上方に位置する定着器31へと搬送される。上
記二次転写ロール29は、バックアップロール28の側
方に圧接しており、鉛直方向の下方から上方に搬送され
る記録用紙30上に、各色のトナー像を二次転写するよ
うになっている。そして、上記各色のトナー像が転写さ
れた記録用紙30は、定着器31によって熱及び圧力で
定着処理を受けた後、排出ロール32によって本体1の
上部に設けられた排出トレイ33上に排出される。
【0037】上記記録用紙30は、図1に示すように、
装置本体1の内部に配設された給紙装置34から、所定
のサイズのものが、ナジャーロール35及び用紙分離搬
送用のフィードロール36により、1枚ずつ分離された
状態で用紙搬送路37に設けられたレジストロール38
まで一旦搬送され、停止される。給紙された記録用紙3
0の搬送経路37は、鉛直方向上向きとなっている。上
記給紙装置34から供給された記録用紙30は、所定の
タイミングで回転するレジストロール38によって中間
転写ベルト35の二次転写位置へ送出される。
装置本体1の内部に配設された給紙装置34から、所定
のサイズのものが、ナジャーロール35及び用紙分離搬
送用のフィードロール36により、1枚ずつ分離された
状態で用紙搬送路37に設けられたレジストロール38
まで一旦搬送され、停止される。給紙された記録用紙3
0の搬送経路37は、鉛直方向上向きとなっている。上
記給紙装置34から供給された記録用紙30は、所定の
タイミングで回転するレジストロール38によって中間
転写ベルト35の二次転写位置へ送出される。
【0038】なお、上記デジタルカラープリンター及び
複写機において、フルカラー等の両面コピーをとる場合
には、片面に画像が定着された記録用紙30を、排出ロ
ール32によって排出トレイ33上にそのまま排出せず
に、図示しない切替ゲートによって搬送方向を切り替
え、用紙搬送用のローラ対39を介して両面用搬送ユニ
ット40へと搬送する。そして、この両面用搬送ユニッ
ト40では、搬送径路41に沿って設けられた図示しな
い搬送用のローラ対により、記録用紙30の表裏が反転
された状態で、再度レジストロール38へと搬送され、
今度は、当該記録用紙30の裏面に画像が転写・定着さ
れた後、排出トレイ33上に排出される。
複写機において、フルカラー等の両面コピーをとる場合
には、片面に画像が定着された記録用紙30を、排出ロ
ール32によって排出トレイ33上にそのまま排出せず
に、図示しない切替ゲートによって搬送方向を切り替
え、用紙搬送用のローラ対39を介して両面用搬送ユニ
ット40へと搬送する。そして、この両面用搬送ユニッ
ト40では、搬送径路41に沿って設けられた図示しな
い搬送用のローラ対により、記録用紙30の表裏が反転
された状態で、再度レジストロール38へと搬送され、
今度は、当該記録用紙30の裏面に画像が転写・定着さ
れた後、排出トレイ33上に排出される。
【0039】図1中、44Y、44M、44C,44K
は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒(K)の各色の現像器17に、所定の色のトナーを供
給するトナーカートリッジをそれぞれ示している。
は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒(K)の各色の現像器17に、所定の色のトナーを供
給するトナーカートリッジをそれぞれ示している。
【0040】図3は上記デジタルカラープリンター及び
複写機の各画像形成ユニットを示すものである。
複写機の各画像形成ユニットを示すものである。
【0041】上記イエロー色、マゼンタ色、シアン色及
び黒色の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13
C、13Kは、図3に示すように、すべてが同様に構成
されており、これらの4つの画像形成ユニット13Y、
13M、13C、13Kでは、上述したように、それぞ
れイエロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色のトナー
像が所定のタイミングで順次形成されるように構成され
ている。上記各色の画像形成ユニット13Y、13M,
13C、13Kは、上述したように、感光体ドラム15
を備えており、これらの感光体ドラム15の表面は、帯
電用の帯電ロール16によって一様に帯電される。
び黒色の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13
C、13Kは、図3に示すように、すべてが同様に構成
されており、これらの4つの画像形成ユニット13Y、
13M、13C、13Kでは、上述したように、それぞ
れイエロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色のトナー
像が所定のタイミングで順次形成されるように構成され
ている。上記各色の画像形成ユニット13Y、13M,
13C、13Kは、上述したように、感光体ドラム15
を備えており、これらの感光体ドラム15の表面は、帯
電用の帯電ロール16によって一様に帯電される。
【0042】その後、上記感光体ドラム15の表面は、
ROS14から画像データに応じて出射される画像形成
用のレーザ光LBが走査露光されて、各色に対応した静
電潜像が形成される。上記感光体ドラム15上に走査露
光されるレーザ光LBは、当該感光体ドラム15の直下
よりやや右側寄りの斜め下方から露光されるように設定
されている。上記感光体ドラム15上に形成された静電
潜像は、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、
13Kの現像器17の現像ロール17aによってそれぞ
れイエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色の各色のト
ナーにより現像されて可視トナー像となり、これらの可
視トナー像は、一次転写ロール26の帯電によって中間
転写ベルト25上に順次多重に転写される。
ROS14から画像データに応じて出射される画像形成
用のレーザ光LBが走査露光されて、各色に対応した静
電潜像が形成される。上記感光体ドラム15上に走査露
光されるレーザ光LBは、当該感光体ドラム15の直下
よりやや右側寄りの斜め下方から露光されるように設定
されている。上記感光体ドラム15上に形成された静電
潜像は、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、
13Kの現像器17の現像ロール17aによってそれぞ
れイエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色の各色のト
ナーにより現像されて可視トナー像となり、これらの可
視トナー像は、一次転写ロール26の帯電によって中間
転写ベルト25上に順次多重に転写される。
【0043】なお、トナー像の転写工程が終了した後の
感光体ドラム15の表面は、クリーニング装置18によ
って残留トナー等が除去されて、次の画像形成プロセス
に備える。上記クリーニング装置18は、クリーニング
ブレード42を備えており、このクリーニングブレード
42によって、感光体ドラム15上の残留トナー等を除
去するようになっている。また、トナー像の転写工程が
終了した後の中間転写ベルト25の表面は、図1に示す
ように、クリーニング装置43によって残留トナーや紙
粉等が除去されて、次の画像形成プロセスに備える。上
記クリーニング装置43は、クリーニングブラシ43a
及びクリーニングブレード43bを備えており、これら
のクリーニングブラシ43a及びブレード43bによっ
て、中間転写ベルト25上の残留トナーや紙粉等を除去
するようになっている。
感光体ドラム15の表面は、クリーニング装置18によ
って残留トナー等が除去されて、次の画像形成プロセス
に備える。上記クリーニング装置18は、クリーニング
ブレード42を備えており、このクリーニングブレード
42によって、感光体ドラム15上の残留トナー等を除
去するようになっている。また、トナー像の転写工程が
終了した後の中間転写ベルト25の表面は、図1に示す
ように、クリーニング装置43によって残留トナーや紙
粉等が除去されて、次の画像形成プロセスに備える。上
記クリーニング装置43は、クリーニングブラシ43a
及びクリーニングブレード43bを備えており、これら
のクリーニングブラシ43a及びブレード43bによっ
て、中間転写ベルト25上の残留トナーや紙粉等を除去
するようになっている。
【0044】ところで、この発明の実施形態では、簡易
に適切な帯電バイアスを決定するため、次のような構成
を採用している。
に適切な帯電バイアスを決定するため、次のような構成
を採用している。
【0045】図4は、本実施形態に係るデジタルカラー
プリンター及び複写機の制御系を説明するブロック図で
ある。同図に示すように、この制御系は、制御回路(ク
リーング手段、制御手段)600を中心に構成されてお
り、この制御回路600へ計測信号を送信するものとし
て、感光体ドラム(像担持体)15の回転数をカウント
する計数回路611、感光体ドラム15の交換を検知す
る交換検知回路612、画像形成装置内の温度及び湿度
を計測する環境検知回路(温度センサ、湿度センサ)6
13を備えている。また、この制御回路600からの制
御信号を受信するものとして、帯電ロールクリーニング
ブラシ(クリーニング手段)59を帯電ロール(帯電部
材)15に対して接離自在に構成する接離回路(クリー
ニング手段)621(リトラクト機構を含む)、帯電ロ
ール15に対して所定の帯電バイアスを印加する電源回
路(電源部)622を備えている。
プリンター及び複写機の制御系を説明するブロック図で
ある。同図に示すように、この制御系は、制御回路(ク
リーング手段、制御手段)600を中心に構成されてお
り、この制御回路600へ計測信号を送信するものとし
て、感光体ドラム(像担持体)15の回転数をカウント
する計数回路611、感光体ドラム15の交換を検知す
る交換検知回路612、画像形成装置内の温度及び湿度
を計測する環境検知回路(温度センサ、湿度センサ)6
13を備えている。また、この制御回路600からの制
御信号を受信するものとして、帯電ロールクリーニング
ブラシ(クリーニング手段)59を帯電ロール(帯電部
材)15に対して接離自在に構成する接離回路(クリー
ニング手段)621(リトラクト機構を含む)、帯電ロ
ール15に対して所定の帯電バイアスを印加する電源回
路(電源部)622を備えている。
【0046】ここで、制御回路600は予めクリーニン
グのタイミングを決定するためのクリーニング閾値TH
(C)を記憶しており、制御回路600、計数回路61
1、接離回路621、帯電ロールクリーニングブラシ5
9は、帯電ロール15のクリーニング制御系を形成して
いる。また、制御回路600は予め環境補正テーブルT
を記憶しており、制御回路600、計数回路611、交
換検知回路612、環境検知回路613、電源回路62
2は、帯電ロール15への帯電バイアス制御系を形成し
ている。
グのタイミングを決定するためのクリーニング閾値TH
(C)を記憶しており、制御回路600、計数回路61
1、接離回路621、帯電ロールクリーニングブラシ5
9は、帯電ロール15のクリーニング制御系を形成して
いる。また、制御回路600は予め環境補正テーブルT
を記憶しており、制御回路600、計数回路611、交
換検知回路612、環境検知回路613、電源回路62
2は、帯電ロール15への帯電バイアス制御系を形成し
ている。
【0047】なお、これらの各回路600、611、6
12、613の機能は、ワイヤードロジック回路により
実現されてもよいが、ハードウェアとソフトウェア(制
御プログラム)との機能分担によって実現されてもよ
い。また、感光体ドラム(像担持体)15の回転数をカ
ウントする計数回路611の替わりに、経過時間(画像
形成時間)をカウントする時間カウンタ回路、画像形成
枚数をカウントする枚数カウンタ回路、(画像データに
基いて)画像ピクセル値をカウントするピクセルカウン
タ回路を備えるものでもよい。さらに、この電源回路6
22は直流電源回路であるが、直流電圧に交流電圧を重
畳する重畳電源回路としてもよい。重畳電源回路を採用
する場合には、その直流成分を制御すればよい。
12、613の機能は、ワイヤードロジック回路により
実現されてもよいが、ハードウェアとソフトウェア(制
御プログラム)との機能分担によって実現されてもよ
い。また、感光体ドラム(像担持体)15の回転数をカ
ウントする計数回路611の替わりに、経過時間(画像
形成時間)をカウントする時間カウンタ回路、画像形成
枚数をカウントする枚数カウンタ回路、(画像データに
基いて)画像ピクセル値をカウントするピクセルカウン
タ回路を備えるものでもよい。さらに、この電源回路6
22は直流電源回路であるが、直流電圧に交流電圧を重
畳する重畳電源回路としてもよい。重畳電源回路を採用
する場合には、その直流成分を制御すればよい。
【0048】まず、帯電ロール16のクリーニング制御
動作を説明する。本実施形態に係るデジタルカラープリ
ンターや複写機が画像形成を行う度に、感光体ドラム1
5は回転し、その回転数は計数回路611によりカウン
トされる。そして、そのカウント数が予め制御回路60
0が記憶している閾値TH(C)に達すると、その画像形
成ジョブ終了後に制御回路600は、接離回路621に
制御命令を送信し、その制御命令に基いて接離回路62
1は帯電クリーニングブラシ59を帯電ロール16に当
接させる。すると、回転する帯電ロール16の表面はブ
ラシ59に摺擦され、その表面に付着していたトナーな
どの異物がクリーニングされる。一方、このようなクリ
ーニング動作が行われると、感光体ドラム15の累積回
転数はリセットされ、その後、再び感光体ドラム15の
回転数がカウントされる。
動作を説明する。本実施形態に係るデジタルカラープリ
ンターや複写機が画像形成を行う度に、感光体ドラム1
5は回転し、その回転数は計数回路611によりカウン
トされる。そして、そのカウント数が予め制御回路60
0が記憶している閾値TH(C)に達すると、その画像形
成ジョブ終了後に制御回路600は、接離回路621に
制御命令を送信し、その制御命令に基いて接離回路62
1は帯電クリーニングブラシ59を帯電ロール16に当
接させる。すると、回転する帯電ロール16の表面はブ
ラシ59に摺擦され、その表面に付着していたトナーな
どの異物がクリーニングされる。一方、このようなクリ
ーニング動作が行われると、感光体ドラム15の累積回
転数はリセットされ、その後、再び感光体ドラム15の
回転数がカウントされる。
【0049】次に、帯電ロール16の帯電バイアス制御
動作を各実施例に基いて説明する。
動作を各実施例に基いて説明する。
【0050】実施例1 図5は、本実施例に係る画像形
成装置の帯電バイアス制御動作を説明するものである。
図5(a)は、基本帯電バイアスVS〔−V〕と感光体
ドラム15の回転数(クリーニング状況)との関係を示
しており、基本帯電バイアスVSは、感光体ドラム15
の回転数によらず一定である。図5(b)は、第一の補
正バイアスΔ1と感光体ドラム15の回転数(クリーニ
ング状況)との関係を示しており、第一の補正バイアス
Δ1は、初期(C0)及びクリーニング動作直後(各C
1〜C4直後)においは0〔−V〕であるが、その次の
クリーニング動作までの間は感光体ドラム15の回転数
に比例して一次直線的にその大きさが大きくなり次のク
リーニング動作直前に極大値をとり、次のクリーニング
動作直後は再び0〔−V〕となり、以後同様である。
成装置の帯電バイアス制御動作を説明するものである。
図5(a)は、基本帯電バイアスVS〔−V〕と感光体
ドラム15の回転数(クリーニング状況)との関係を示
しており、基本帯電バイアスVSは、感光体ドラム15
の回転数によらず一定である。図5(b)は、第一の補
正バイアスΔ1と感光体ドラム15の回転数(クリーニ
ング状況)との関係を示しており、第一の補正バイアス
Δ1は、初期(C0)及びクリーニング動作直後(各C
1〜C4直後)においは0〔−V〕であるが、その次の
クリーニング動作までの間は感光体ドラム15の回転数
に比例して一次直線的にその大きさが大きくなり次のク
リーニング動作直前に極大値をとり、次のクリーニング
動作直後は再び0〔−V〕となり、以後同様である。
【0051】図5(c)は、帯電ロール16に印加され
る帯電バイアスV〔−V〕と感光体ドラム15の回転数
(クリーニング状況)との関係を示しており、帯電バイ
アスV=基準帯電バイアスVS+第一の補正バイアスΔ
1となっている。初期(C0)及びクリーニング動作直
後(各C1〜C4直後)などの帯電ロール16の汚れが
比較的少ない場合においてはVS〔−V〕であるが、そ
の次のクリーニング動作までの間は感光体ドラム15の
回転数に比例して一次直線的にその大きさが大きくなり
(V=VS+Δ1)帯電ロール16の汚れによる帯電効
率の低下を補い、次のクリーニング動作直後、帯電ロー
ル16の汚れが除去されると再び帯電バイアスV=VS
〔−V〕となり、以後同様である。
る帯電バイアスV〔−V〕と感光体ドラム15の回転数
(クリーニング状況)との関係を示しており、帯電バイ
アスV=基準帯電バイアスVS+第一の補正バイアスΔ
1となっている。初期(C0)及びクリーニング動作直
後(各C1〜C4直後)などの帯電ロール16の汚れが
比較的少ない場合においてはVS〔−V〕であるが、そ
の次のクリーニング動作までの間は感光体ドラム15の
回転数に比例して一次直線的にその大きさが大きくなり
(V=VS+Δ1)帯電ロール16の汚れによる帯電効
率の低下を補い、次のクリーニング動作直後、帯電ロー
ル16の汚れが除去されると再び帯電バイアスV=VS
〔−V〕となり、以後同様である。
【0052】変形例 図6は、変形例1−1の画像形成
装置における、第一の補正バイアスΔ1と感光体ドラム
15の回転数(クリーニング状況)との関係を示してお
り、第一の補正バイアスΔ1は、初期(C0)及びクリ
ーニング動作直後(各C1〜C4直後)においは0〔−
V〕であるが、その次のクリーニング動作までの間は感
光体ドラム15の回転数に比例して二次直線的にその大
きさが大きくなり、次のクリーニング動作直前に極大値
をとり、次のクリーニング動作直後は再び0〔−V〕と
なり、以後同様である。なお、帯電バイアスV=基準帯
電バイアスVS+第一の補正バイアスΔ1となる点を含
め、その他の構成及び動作については実施例1と同様で
あるのでその説明を省略する。
装置における、第一の補正バイアスΔ1と感光体ドラム
15の回転数(クリーニング状況)との関係を示してお
り、第一の補正バイアスΔ1は、初期(C0)及びクリ
ーニング動作直後(各C1〜C4直後)においは0〔−
V〕であるが、その次のクリーニング動作までの間は感
光体ドラム15の回転数に比例して二次直線的にその大
きさが大きくなり、次のクリーニング動作直前に極大値
をとり、次のクリーニング動作直後は再び0〔−V〕と
なり、以後同様である。なお、帯電バイアスV=基準帯
電バイアスVS+第一の補正バイアスΔ1となる点を含
め、その他の構成及び動作については実施例1と同様で
あるのでその説明を省略する。
【0053】図7は、変形例1−2の画像形成装置にお
ける、第一の補正バイアスΔ1と感光体ドラム15の回
転数(クリーニング状況)との関係を示しており、第一
の補正バイアスΔ1は、初期(C0)及びクリーニング
動作直後(各C1〜C4直後)からその次のクリーニン
グ動作までの間は感光体ドラム15の回転数に比例して
一次直線的にその大きさが大きくなる点は実施例1と同
様であるが、その傾きが環境により変化する点で実施例
1とは異なる。
ける、第一の補正バイアスΔ1と感光体ドラム15の回
転数(クリーニング状況)との関係を示しており、第一
の補正バイアスΔ1は、初期(C0)及びクリーニング
動作直後(各C1〜C4直後)からその次のクリーニン
グ動作までの間は感光体ドラム15の回転数に比例して
一次直線的にその大きさが大きくなる点は実施例1と同
様であるが、その傾きが環境により変化する点で実施例
1とは異なる。
【0054】
【表1】
すなわち、表1に示すように、環境検知回路613によ
る検知結果が低温低湿環境(L/L環境)の場合には、
図7(a)に示すように、帯電ロール16が初期(C
0)又はクリーニング直後(例えば、C1直後)の場合
には、Δ1(C0)=10〔−V〕である。また、帯電
ロール16がクリーニング直前(例えば、C1直前)の
場合には、Δ1(C1直前)=30〔−V〕である。つ
まり、第一の補正バイアスは10〜30〔−V〕の範囲
で、20〔V〕変動する。一方、環境検知回路613に
よる検知結果が高温高湿環境(H/H環境)の場合に
は、図7(b)に示すように、帯電ロール16が初期
(C0)又はクリーニング直後(例えば、C1直後)の
場合には、Δ1(C0)=−5〔−V〕である。また、
帯電ロール16がクリーニング直前(例えば、C1直
前)の場合には、Δ1(C1直前)=5〔−V〕であ
る。つまり、第一の補正バイアスは−5〜+5〔−V〕
の範囲で、10〔V〕変動する。
る検知結果が低温低湿環境(L/L環境)の場合には、
図7(a)に示すように、帯電ロール16が初期(C
0)又はクリーニング直後(例えば、C1直後)の場合
には、Δ1(C0)=10〔−V〕である。また、帯電
ロール16がクリーニング直前(例えば、C1直前)の
場合には、Δ1(C1直前)=30〔−V〕である。つ
まり、第一の補正バイアスは10〜30〔−V〕の範囲
で、20〔V〕変動する。一方、環境検知回路613に
よる検知結果が高温高湿環境(H/H環境)の場合に
は、図7(b)に示すように、帯電ロール16が初期
(C0)又はクリーニング直後(例えば、C1直後)の
場合には、Δ1(C0)=−5〔−V〕である。また、
帯電ロール16がクリーニング直前(例えば、C1直
前)の場合には、Δ1(C1直前)=5〔−V〕であ
る。つまり、第一の補正バイアスは−5〜+5〔−V〕
の範囲で、10〔V〕変動する。
【0055】実施例2 図8は、本実施例に係る画像形
成装置の帯電バイアス制御動作を説明するものである。
図8(a)は、図5(a)と同様に基本帯電バイアスV
S〔−V〕と感光体ドラム15の回転数(クリーニング
状況)との関係を示している。図8(b)は、図5
(b)と同様に第一の補正バイアスΔ1と感光体ドラム
15の回転数(クリーニング状況)との関係を示してい
る。
成装置の帯電バイアス制御動作を説明するものである。
図8(a)は、図5(a)と同様に基本帯電バイアスV
S〔−V〕と感光体ドラム15の回転数(クリーニング
状況)との関係を示している。図8(b)は、図5
(b)と同様に第一の補正バイアスΔ1と感光体ドラム
15の回転数(クリーニング状況)との関係を示してい
る。
【0056】図8(c)は、第三の補正バイアスΔ3と
感光体ドラム15の回転数(クリーニング状況)との関
係を示しており、クリーニング動作C2と次のクリーニ
ング動作C3との間で、環境が通常環境(N環境)から
低温低湿環境(L/L環境)に変化した場合の第三の補
正バイアスΔ3の値を示している。つまり、N環境下で
は第三の補正バイアスΔ3=0〔−V〕であるが、L/
L環境下では第三の補正バイアスΔ3=10〔−V〕で
ある。
感光体ドラム15の回転数(クリーニング状況)との関
係を示しており、クリーニング動作C2と次のクリーニ
ング動作C3との間で、環境が通常環境(N環境)から
低温低湿環境(L/L環境)に変化した場合の第三の補
正バイアスΔ3の値を示している。つまり、N環境下で
は第三の補正バイアスΔ3=0〔−V〕であるが、L/
L環境下では第三の補正バイアスΔ3=10〔−V〕で
ある。
【0057】図8(d)は、帯電ロール16に印加され
る帯電バイアスV〔−V〕と感光体ドラム15の回転数
(クリーニング状況)との関係を示しており、帯電バイ
アスV=基準帯電バイアスVS+第一の補正バイアスΔ
1+第三の補正バイアスΔ3となっている。初期(C
0)及びクリーニング動作直後(各C1〜C4直後)な
どの帯電ロール16の汚れが比較的少ない場合において
はVS+Δ3〔−V〕(Δ1=0)であるが、その次の
クリーニング動作までの間は感光体ドラム15の回転数
に比例して一次直線的にその大きさが大きくなり(V=
VS+Δ1+Δ3)帯電ロール16の汚れによる帯電効
率の低下を補い、次のクリーニング動作直後、帯電ロー
ル16の汚れが除去されると再び帯電バイアスV=VS
+Δ3〔−V〕となる(Δ1=0)。また、クリーニン
グ動作C2と次のクリーニング動作C3との間で、第三
の補正バイアスΔ3は、0から10〔−V〕へと変化し
ている。なお、実施例1と同様の構成、動作については
その説明を省略する。
る帯電バイアスV〔−V〕と感光体ドラム15の回転数
(クリーニング状況)との関係を示しており、帯電バイ
アスV=基準帯電バイアスVS+第一の補正バイアスΔ
1+第三の補正バイアスΔ3となっている。初期(C
0)及びクリーニング動作直後(各C1〜C4直後)な
どの帯電ロール16の汚れが比較的少ない場合において
はVS+Δ3〔−V〕(Δ1=0)であるが、その次の
クリーニング動作までの間は感光体ドラム15の回転数
に比例して一次直線的にその大きさが大きくなり(V=
VS+Δ1+Δ3)帯電ロール16の汚れによる帯電効
率の低下を補い、次のクリーニング動作直後、帯電ロー
ル16の汚れが除去されると再び帯電バイアスV=VS
+Δ3〔−V〕となる(Δ1=0)。また、クリーニン
グ動作C2と次のクリーニング動作C3との間で、第三
の補正バイアスΔ3は、0から10〔−V〕へと変化し
ている。なお、実施例1と同様の構成、動作については
その説明を省略する。
【0058】実施例3 図9は、本実施例に係る画像形
成装置の帯電バイアス制御動作を説明するものである。
図9(a)は、図5(a)、図8(a)と同様に基本帯
電バイアスVS〔−V〕と感光体ドラム15の回転数
(クリーニング状況)との関係を示している。図9
(b)は、図5(b)、図8(b)と同様に第一の補正
バイアスΔ1と感光体ドラム15の回転数(クリーニン
グ状況)との関係を示している。図9(d)は、図8
(c)と同様に第三の補正バイアスΔ3と感光体ドラム
15の回転数(クリーニング状況)との関係を示してい
る。
成装置の帯電バイアス制御動作を説明するものである。
図9(a)は、図5(a)、図8(a)と同様に基本帯
電バイアスVS〔−V〕と感光体ドラム15の回転数
(クリーニング状況)との関係を示している。図9
(b)は、図5(b)、図8(b)と同様に第一の補正
バイアスΔ1と感光体ドラム15の回転数(クリーニン
グ状況)との関係を示している。図9(d)は、図8
(c)と同様に第三の補正バイアスΔ3と感光体ドラム
15の回転数(クリーニング状況)との関係を示してい
る。
【0059】図9(c)は、第ニの補正バイアスΔ2と
感光体ドラム15の回転数(クリーニング状況)との関
係を示しており、第ニの補正バイアスΔ2は、初期(C
0)及び感光体ドラム15交換直後(R直後)においは
0〔−V〕であるが、その次の交換動作までの間は感光
体ドラム15の回転数に比例して一次直線的にその大き
さが大きくなり次の感光体ドラム15交換直前に極大値
をとり、次の交換動作直後は再び0〔−V〕となり、以
後同様である。なお、感光体ドラム15の交換は、ユニ
ット13が交換される際に交換検知回路612により検
知される。
感光体ドラム15の回転数(クリーニング状況)との関
係を示しており、第ニの補正バイアスΔ2は、初期(C
0)及び感光体ドラム15交換直後(R直後)においは
0〔−V〕であるが、その次の交換動作までの間は感光
体ドラム15の回転数に比例して一次直線的にその大き
さが大きくなり次の感光体ドラム15交換直前に極大値
をとり、次の交換動作直後は再び0〔−V〕となり、以
後同様である。なお、感光体ドラム15の交換は、ユニ
ット13が交換される際に交換検知回路612により検
知される。
【0060】図9(e)は、帯電ロール16に印加され
る帯電バイアスV〔−V〕と感光体ドラム15の回転数
(クリーニング状況)との関係を示しており、帯電バイ
アスV=基準帯電バイアスVS+第一の補正バイアスΔ
1+第二の補正バイアス+第三の補正バイアスΔ3とな
っている。初期(C0)及びクリーニング動作直後(各
C1〜C4)などの帯電ロール16の汚れが比較的少な
い場合においてはVS+Δ2+Δ3〔−V〕(Δ1=
0)であるが、その次のクリーニング動作までの間は感
光体ドラム15の回転数に比例して一次直線的にその大
きさが大きくなり(V=VS+Δ1+Δ3)帯電ロール
16の汚れによる帯電効率の低下を補い、次のクリーニ
ング動作直後、帯電ロール16の汚れが除去されると再
び帯電バイアスV=VS+Δ2+Δ3〔−V〕となる
(Δ1=0)。また、クリーニング動作C2と次のクリ
ーニング動作C3との間で、第三の補正バイアスΔ3
は、0から10 〔−V〕へと変化している。
る帯電バイアスV〔−V〕と感光体ドラム15の回転数
(クリーニング状況)との関係を示しており、帯電バイ
アスV=基準帯電バイアスVS+第一の補正バイアスΔ
1+第二の補正バイアス+第三の補正バイアスΔ3とな
っている。初期(C0)及びクリーニング動作直後(各
C1〜C4)などの帯電ロール16の汚れが比較的少な
い場合においてはVS+Δ2+Δ3〔−V〕(Δ1=
0)であるが、その次のクリーニング動作までの間は感
光体ドラム15の回転数に比例して一次直線的にその大
きさが大きくなり(V=VS+Δ1+Δ3)帯電ロール
16の汚れによる帯電効率の低下を補い、次のクリーニ
ング動作直後、帯電ロール16の汚れが除去されると再
び帯電バイアスV=VS+Δ2+Δ3〔−V〕となる
(Δ1=0)。また、クリーニング動作C2と次のクリ
ーニング動作C3との間で、第三の補正バイアスΔ3
は、0から10 〔−V〕へと変化している。
【0061】さらに、初期(C0)及び感光ドラム15
交換直後(R直後)などの感光体ドラム15の磨耗が比
較的少ない場合においてはVS+Δ3〔−V〕(Δ1=
0、Δ2=0)であるが、その次の交換までの間は感光
体ドラム15の回転数に比例して一次直線的にその大き
さが大きくなり(V=VS+Δ1+Δ2(≠0)+Δ
3)感光体ドラム15の磨耗による帯電効率の低下を補
い、次の感光体ドラム15交換後、再び帯電バイアスV
=VS+Δ3〔−V〕となる(Δ1=0、Δ2=0)。
なお、実施例1と同様の構成、動作についてはその説明
を省略する。
交換直後(R直後)などの感光体ドラム15の磨耗が比
較的少ない場合においてはVS+Δ3〔−V〕(Δ1=
0、Δ2=0)であるが、その次の交換までの間は感光
体ドラム15の回転数に比例して一次直線的にその大き
さが大きくなり(V=VS+Δ1+Δ2(≠0)+Δ
3)感光体ドラム15の磨耗による帯電効率の低下を補
い、次の感光体ドラム15交換後、再び帯電バイアスV
=VS+Δ3〔−V〕となる(Δ1=0、Δ2=0)。
なお、実施例1と同様の構成、動作についてはその説明
を省略する。
【0062】変形例 図10は、変形例3−1の画像形
成装置における、第ニの補正バイアスΔ2と感光体ドラ
ム15の回転数(クリーニング状況)との関係を示して
おり、第ニの補正バイアスΔ2は、初期(C0)及び感
光体ドラム15交換直後(R直後)においは0〔−V〕
であるが、その次の交換までの間は感光体ドラム15の
回転数に比例して二次直線的にその大きさが大きくな
り、次の交換直前に極大値をとり、次の交換直後は再び
0〔−V〕となり、以後同様である。なお、帯電バイア
スV=基準帯電バイアスVS+第一の補正バイアスΔ1
+第ニの補正バイアスΔ2+第三の補正バイアスΔ3と
なる点を含め、その他の構成及び動作については実施例
3と同様であるのでその説明を省略する。
成装置における、第ニの補正バイアスΔ2と感光体ドラ
ム15の回転数(クリーニング状況)との関係を示して
おり、第ニの補正バイアスΔ2は、初期(C0)及び感
光体ドラム15交換直後(R直後)においは0〔−V〕
であるが、その次の交換までの間は感光体ドラム15の
回転数に比例して二次直線的にその大きさが大きくな
り、次の交換直前に極大値をとり、次の交換直後は再び
0〔−V〕となり、以後同様である。なお、帯電バイア
スV=基準帯電バイアスVS+第一の補正バイアスΔ1
+第ニの補正バイアスΔ2+第三の補正バイアスΔ3と
なる点を含め、その他の構成及び動作については実施例
3と同様であるのでその説明を省略する。
【0063】図11は、変形例3−2の画像形成装置に
おける、第ニの補正バイアスΔ2と感光体ドラム15の
回転数(クリーニング状況)との関係を示しており、第
ニの補正バイアスΔ2は、初期(C0)及び感光体ドラ
ム15交換直後(R直後)においは0〔−V〕である
が、その次の交換までの間は感光体ドラム15の回転数
に比例して段階的にその大きさが大きくなり、次の交換
直前に極大値をとり、次の交換直後は再び0〔−V〕と
なり、以後同様である。ここで、第二の補正バイアスΔ
2は、各クリーニング動作(各C1〜C4)を契機とし
て段階的に大きくなる。なお、帯電バイアスV=基準帯
電バイアスVS+第一の補正バイアスΔ1+第ニの補正
バイアスΔ2+第三の補正バイアスΔ3となる点を含
め、その他の構成及び動作については実施例3と同様で
あるのでその説明を省略する。
おける、第ニの補正バイアスΔ2と感光体ドラム15の
回転数(クリーニング状況)との関係を示しており、第
ニの補正バイアスΔ2は、初期(C0)及び感光体ドラ
ム15交換直後(R直後)においは0〔−V〕である
が、その次の交換までの間は感光体ドラム15の回転数
に比例して段階的にその大きさが大きくなり、次の交換
直前に極大値をとり、次の交換直後は再び0〔−V〕と
なり、以後同様である。ここで、第二の補正バイアスΔ
2は、各クリーニング動作(各C1〜C4)を契機とし
て段階的に大きくなる。なお、帯電バイアスV=基準帯
電バイアスVS+第一の補正バイアスΔ1+第ニの補正
バイアスΔ2+第三の補正バイアスΔ3となる点を含
め、その他の構成及び動作については実施例3と同様で
あるのでその説明を省略する。
【0064】図12は、変形例3−3の画像形成装置に
おける、第ニの補正バイアスΔ2と感光体ドラム15の
回転数(クリーニング状況)との関係を示しており、第
ニの補正バイアスΔ2は、初期(C0)及び感光体ドラ
ム15交換直後(R直後)からその次の交換までの間は
感光体ドラム15の回転数に比例して一次直線的にその
大きさが大きくなる点は実施例3と同様であるが(図9
(c)参照)、その傾きが環境により変化する点で実施
例1とは異なる。
おける、第ニの補正バイアスΔ2と感光体ドラム15の
回転数(クリーニング状況)との関係を示しており、第
ニの補正バイアスΔ2は、初期(C0)及び感光体ドラ
ム15交換直後(R直後)からその次の交換までの間は
感光体ドラム15の回転数に比例して一次直線的にその
大きさが大きくなる点は実施例3と同様であるが(図9
(c)参照)、その傾きが環境により変化する点で実施
例1とは異なる。
【0065】すなわち、環境検知回路613による検知
結果が低温低湿環境(L/L環境)の場合には、図12
(a)に示すように、感光体ドラム15の回転数に比例
した一次直線的の傾きが比較的大きい。一方、環境検知
回路613による検知結果が高温高湿環境(H/H環
境)の場合には、図12(b)に示すように、感光体ド
ラム15の回転数に比例した一次直線的の傾きが比較的
小さい。
結果が低温低湿環境(L/L環境)の場合には、図12
(a)に示すように、感光体ドラム15の回転数に比例
した一次直線的の傾きが比較的大きい。一方、環境検知
回路613による検知結果が高温高湿環境(H/H環
境)の場合には、図12(b)に示すように、感光体ド
ラム15の回転数に比例した一次直線的の傾きが比較的
小さい。
【0066】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、簡易に適切な帯電バイアスを決定することができ
る画像形成装置を提供することができる。
れば、簡易に適切な帯電バイアスを決定することができ
る画像形成装置を提供することができる。
【図1】図1は、実施形態に係るカラープリンタの断面
概略図である。
概略図である。
【図2】図2は、実施形態に係る複写機の断面概略図で
ある。
ある。
【図3】図3は、実施形態に係るカラープリンタ及び複
写機の画像形成ユニットの断面概略図である。
写機の画像形成ユニットの断面概略図である。
【図4】図4は、実施形態に係るカラープリンタ及び複
写機の制御系を説明するブロック図である。
写機の制御系を説明するブロック図である。
【図5】図5は、実施例1に係る画像形成装置の帯電バ
イアス制御動作を説明するグラフである。
イアス制御動作を説明するグラフである。
【図6】図6は、変形例1−1に係る画像形成装置の帯
電バイアス制御動作を説明するグラフである。
電バイアス制御動作を説明するグラフである。
【図7】図7は、変形例1−2に係る画像形成装置の帯
電バイアス制御動作を説明するグラフである。
電バイアス制御動作を説明するグラフである。
【図8】図8は、実施例2に係る画像形成装置の帯電バ
イアス制御動作を説明するグラフである。
イアス制御動作を説明するグラフである。
【図9】図9は、実施例3に係る画像形成装置の帯電バ
イアス制御動作を説明するグラフである。
イアス制御動作を説明するグラフである。
【図10】図10は、変形例3−1に係る画像形成装置
の帯電バイアス制御動作を説明するグラフである。
の帯電バイアス制御動作を説明するグラフである。
【図11】図11は、変形例3−2に係る画像形成装置
の帯電バイアス制御動作を説明するグラフである。
の帯電バイアス制御動作を説明するグラフである。
【図12】図12は、変形例3−3に係る画像形成装置
の帯電バイアス制御動作を説明するグラフである。
の帯電バイアス制御動作を説明するグラフである。
13…画像形成ユニット、15…感光体ドラム(像担持
体)、16…帯電ロール(帯電部材)、600…制御回
路(制御手段、クリーニング手段)、611…計数回
路、612…交換検知回路、613…環境検知回路(温
度センサ、湿度センサ)、59…帯電ロールクリーニン
グブラシ(クリーニング手段)、621…接離回路(ク
リーニング手段)、622…電源回路(電源部)
体)、16…帯電ロール(帯電部材)、600…制御回
路(制御手段、クリーニング手段)、611…計数回
路、612…交換検知回路、613…環境検知回路(温
度センサ、湿度センサ)、59…帯電ロールクリーニン
グブラシ(クリーニング手段)、621…接離回路(ク
リーニング手段)、622…電源回路(電源部)
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Fターム(参考) 2H027 DA11 DA14 DA33 DA38 DA45
DB01 DE07 EA01 EC06 ED03
EE07 EE08 EF09
2H200 FA02 FA08 FA18 GA23 GA30
HA03 HA29 HB12 HB22 LB02
LB08 LB12 PA05 PA10 PB05
PB27 PB28 PB33 PB34 PB35
Claims (11)
- 【請求項1】 像担持体の表面を帯電させる帯電部材
と、当該帯電部材に所定の帯電バイアスを印加する電源
部と、当該帯電部材を所定のタイミングでクリーニング
するクリーニング手段とを備える画像形成装置におい
て、 当該帯電部材のクリーニング状況に基いて帯電バイアス
を制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項2】 前記クリーニング状況は、前記帯電部材
の直前クリーニング動作からの経過時間、又は画像形成
装置の累積画像形成枚数、又は像担持体の累積回転数、
又は累積画像ピクセル値のいずれかに基いて判断される
請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、クリーニング動作の間
の画像形成動作中には、基準帯電バイアスに対してクリ
ーニング状況に応じた第一の補正バイアスを加えて帯電
バイアスを得るとともに、クリーニング動作直後には、
(第一の補正バイアスをリセットして)基準バイアスを
帯電バイアスとする請求項1又は2に記載の画像形成装
置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、像担持体のライフ状況
に基いて帯電バイアスを制御する請求項1〜3のいずれ
かに記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記ライフ状況は、前記像担持体の直前
交換からの経過時間、又は画像形成装置の累積画像形成
枚数、又は像担持体の累積回転数、又は累積画像ピクセ
ル値のいずれかに基いて判断される請求項4に記載の画
像形成装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、像担持体の交換の間の
画像形成動作中には、基準帯電バイアスに対してライフ
状況に応じた第二の補正バイアスを加えて帯電バイアス
を得るとともに、交換直後には、基準バイアス値を帯電
バイアスとする請求項4又は5に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記制御手段は、クリーニング動作の間
の画像形成動作中には、基準帯電バイアスに対してクリ
ーニング状況に応じた第一の補正バイアス及びライフ状
況に応じた第二の補正バイアスを加えて帯電バイアスを
得るとともに、クリーニング動作直後には、基準バイア
ス値に第二の補正バイアスを加えて帯電バイアスを得る
請求項4〜6のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は、画像形成装置の環境状
況に基いて帯電バイアスを制御する請求項1〜3のいず
れかに記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記制御手段は、基準帯電バイアスに対
して環境状況に応じた第三の補正バイアスを加えて帯電
バイアスを得る請求項8に記載の画像形成装置。 - 【請求項10】 前記制御手段は、画像形成装置の環境
状況に基いてクリーニング状況に対する第一の補正バイ
アスの傾きを制御する請求項8又は9に記載の画像形成
装置。 - 【請求項11】 前記制御手段は、画像形成装置の環境
状況に基いてライフ状況に対する第ニの補正バイアスの
傾きを制御する請求項8〜10のいずれかに記載の画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002151090A JP2003345108A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002151090A JP2003345108A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003345108A true JP2003345108A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29768776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002151090A Pending JP2003345108A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003345108A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007171633A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007292960A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008070836A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Ricoh Co Ltd | 帯電ローラのクリーニング装置及びクリーニング方法 |
JP2009058543A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-19 | Sharp Corp | クリーニング装置、画像形成装置、クリーニング方法、制御プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体 |
JP2019174765A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2002
- 2002-05-24 JP JP2002151090A patent/JP2003345108A/ja active Pending
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JP7091109B2 (ja) | 2018-03-29 | 2022-06-27 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
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