JP2003341480A - Idコード登録方法、idコード認証装置、及び、盗難検出装置 - Google Patents
Idコード登録方法、idコード認証装置、及び、盗難検出装置Info
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Abstract
ュリティ性と共に、利用者及び管理センタの負担を増加
させることなく使い勝手を向上させる。 【解決手段】 利用者がIDコード登録の要請をする
と、監視センタ4より電子機器1へ無線にて登録許可コ
マンド送信する。これに基づいて、電子機器1が登録モ
ードに移行する。利用者は、この状態で、送信機3によ
り、IDコード登録操作を行う。電子機器1は、登録モ
ードで送信機3から操作信号が送信されると、操作信号
に含まれるIDコードを認証用のIDコードとして登録
をする。
Description
器へ送信される信号を認証するためのIDコードを登録
する方法に関する。また、本発明は、上記IDコード登
録方法により登録したIDコードを用いて、受信した信
号の認証を行うIDコード認証装置に関する。さらに、
本発明は、上記IDコード認証装置を使用する盗難検出
装置に関する。
する電子機器として、例えば、車両盗難検出装置が知ら
れている。車両盗難検出装置は、盗難検出対象となる車
両に搭載される。車両盗難検出装置は、利用者がリモコ
ン(送信機)を操作することにより、盗難行為の監視を
行う監視モードと、盗難行為の監視を行わない非監視モ
ードとに切り替えられる。
難検出装置を監視モードに設定し、車両に戻ったときは
非監視モードに設定をする。利用者は、モード切り替え
をするときにはリモコンを操作し、リモコンから車両盗
難検出装置に対して操作信号が送信される。車両盗難検
出装置は、監視モードにあるときに、エンジンの作動に
よる振動を検出するなどの盗難行為を検出すると、遠隔
の監視センタに盗難異常通報を行う。非監視モードにあ
るときには、振動などを検出しても、盗難異常通報は行
わない。
と、操作信号に含まれるIDコードと装置内に登録され
ているIDコードとを照合することにより、操作信号の
認証を行う。両者が一致すると、正規の操作信号を受信
したと判定をして、操作信号に従って動作を行う。
することがある。この場合、紛失リモコンを取得した者
が不正に操作をすることを防止するため、車両盗難検出
装置に登録してあるIDコードを消去する必要がある。
また、新たなリモコンによりモードの切り替えを可能と
するために、新たなリモコンのIDコードを車両盗難検
出装置に登録する必要がある。
提案がされている。車両盗難検出装置にディップスイッ
チを設け、その切り替えによって登録モードに移行させ
る方法がある。利用者は、ディップスイッチを切り替え
て登録モードとした上で、リモコンを操作する。車両盗
難検出装置は、登録モードで操作信号を受信すると、操
作信号に含まれるIDコードを新たなIDコードとして
記憶部に記憶をする。
は、利用者に無断で車両盗難検出装置を登録モードに移
行させて不正に登録操作が行われるおそれがある。した
がって、防盗性が低下するという問題があった。
レスエントリ制御装置における、改善されたIDコード
登録方法が開示されている。キーレスエントリ制御装置
は、利用者がリモコンを操作することにより、施錠状態
と解錠状態とを切り替える。
ドを登録するときは、利用者は、車両を車両製造メー
カ、ディーラなどに持ち込む。ディーラなどでは、車両
の電子機器の点検を行う故障診断装置を用いて、キーレ
スエントリ制御装置を登録モードに移行させる。この状
態で、リモコンから操作信号を送信する。キーレスエン
トリ制御装置は、登録モードで操作信号を受信すると、
操作信号に含まれるIDコードを新たなIDコードとし
て記憶部に記憶をする。
レンタカー管理システムにおける、改善されたIDコー
ド登録方法が開示されている。このレンタカー管理シス
テムにおいては、レンタカーの制御ユニットは、リモコ
ンから要求信号を受信すると、遠隔の管理センタに通信
回線を介して利用可能なIDコードを要求する。管理セ
ンタから利用可能なIDコードが伝送されると、これを
内部メモリに登録する。
84504号公報のキーレスエントリ制御装置では、利
用者は、IDコードを登録する場合は、ディーラまで車
両を運搬しなければならない。したがって、リモコンの
紛失などで緊急を要している場合などには、利用者にと
って使い勝手が悪く手間がかかるという問題があった。
タカー管理システムでは、管理センタにて管理されてい
る利用者情報としての利用者自身の情報と利用者の契約
内容の情報に加えて、利用者ごとに所持するリモコンの
IDコードを管理する必要が生じることとなる。これ
は、管理センタにとって大きな負担となる。
のである。本発明は、IDコードの不正登録を防止して
優れたセキュリティ性と共に、利用者及び管理センタの
負担を増加させることなく使い勝手を向上させたIDコ
ード登録方法を提供することを目的とするものである。
また、本発明は、上記IDコード登録方法を実行してI
Dコードを登録し、そのIDコードを用いた認証を行う
IDコード認証装置を提供することを目的とするもので
ある。さらに、本発明は、上記IDコード認証装置を用
いた盗難検出装置を提供することを目的とするものであ
る。
決するためになされたものである。本発明のIDコード
登録方法によれば、管理センタより電子機器へ無線にて
登録許可コマンドを送信することで、電子機器が登録モ
ードに移行する。電子機器は、登録モードで送信機から
信号を受信すると、信号に含まれるIDコードを認証用
のIDコードとして登録をする。
が管理センタへ要請をすることで、電子機器を登録モー
ドに設定し、利用者による送信機操作によりIDコード
を登録できる。したがって、利用者は、ディーラへ車両
を運搬する必要がなくなる。また、利用者が意図しない
IDコードの登録がされることがなく、セキュリティ性
を向上させることができる。
持する送信機ごとのIDコードを管理する必要がなくな
り、負担が増加することがない。さらに、管理センタに
おいて、利用者からの要請についての認証と、登録許可
コマンドの送信を自動的に行うことにより、管理センタ
に負担をかけないようにすることができる。
器に既に登録されているIDコードをすべて消去するよ
うにすることができる。これにより、紛失した送信機に
よる不正な操作がされることを防止することが可能とな
り、セキュリティ性が向上する。
ら操作信号を受信すると、この操作信号に含まれるID
コードと記憶部に記憶されているIDコードとを比較し
て認証を行う。このIDコード認証装置は、管理センタ
から登録許可コマンドを無線にて受信する通信部と、登
録許可コマンドを受信したことを条件として登録モード
に移行をするモード管理部と、登録モードに設定された
状態で操作信号を受信すると、この操作信号に含まれる
IDコードを記憶部に記憶するIDコード登録制御部と
から構成される。
記のIDコード登録方法により、IDコードを登録す
る。そして、登録モードにないときに操作信号を受信す
ると、登録されたIDコードにより認証を行う。
に備えられて盗難行為の検出を行う。そのため、上記の
IDコード認証装置を用い、更に、モード管理部にて監
視モードと非監視モードとを切替え制御し、盗難検出対
象物にかかる異常の有無を検出する盗難検出手段を具備
する。
IDコード認証装置を用いることにより、簡単かつ確実
にIDコードの登録ができ、そのIDコードを用いて操
作信号の認証ができる。
用した例について、図を用いて説明する。図1は、車両
盗難検出システムの全体構成を示す。車両盗難検出装置
1は、車両2に搭載される。車両2を駐車させるときな
どに、盗難行為を検出する必要があるときは、利用者
は、リモコン3を用いて、車両盗難検出装置1を監視モ
ードに設定する。
の信号を受信して現在位置を測位する位置検索機能と、
携帯電話基地局6及び通信網7を介して遠隔の監視セン
タ4と通信を行う通信機能とを有している。
盗難異常を受信したとき、車両2の位置検索、緊急対処
員の派遣などを行う。また、利用者からリモコン3のI
Dコードの登録許可が要請されると、利用者に対する認
証を行った上で、登録許可コマンドを発行する。監視セ
ンタ4が発行するコマンドは、通信網7、携帯電話基地
局6を介して、該当の車両盗難検出装置1へ送信され
る。
り、車両盗難検出装置1のモードを切り替える。モード
には、監視モード、非監視モード、ID登録モードとが
ある。監視モードとは、車両盗難検出装置1が車両2を
監視する状態にあって、センサ(図示せず)の検出値に
基づいて車両2に対する盗難行為を検知するモードであ
る。センサとしては、ドアセンサ、傾斜センサ、エンジ
ンセンサなどがそれぞれ車両2内の所定位置に配設され
る。
出すると、盗難行為があったと判定されるため、エンジ
ン始動中においては、ほかのモードから監視モードに移
行することができないようになっている。非監視モード
とは、車両盗難検出装置1が車両2の監視を停止してい
るモードである。
れているIDコードを車両盗難検出装置1に登録可能と
するモードである。これらのモードは、表示部により利
用者に報知される。
の構成を示す。車両盗難検出装置1は、制御部11、通
信部12、リモコン受信部13、操作部14、センサイ
ンタフェース(以下「センサI/F」)15、IDコー
ド記憶部16、モード記憶部17、表示部18とで構成
されている。制御部11は、CPUにより構成され、I
Dコード登録部21、モード管理部22、IDコード照
合部23、異常判定部24を含む。
成され、アンテナ8及び制御部11と接続される。通信
部12は、GPS衛星5からの電波の受信処理、監視セ
ンタ4との間の送受信処理を行う。通信部12は、制御
部11から異常信号を受けるか、又は、監視センタ4か
ら通信コマンドを受けると、GPS衛星5からの信号に
基づいて計測された現在の位置情報を、異常信号と共に
又は単独で、監視センタ4に送信する処理を行う。
録許可コマンドを受信すると、この登録許可コマンドを
モード管理部22に出力する。リモコン受信部13は、
リモコン3からの操作信号を受信して制御部11に出力
する。操作部14は、複数のボタンにより構成され、車
両盗難検出装置1の各種設定を行うために設けられてい
る。
出するための複数のセンサと接続される。センサとして
は、例えば、ドアの開閉を検出するドアセンサ、車両2
の傾斜度を検出する傾斜センサ、エンジンの動作を検出
するエンジンセンサがある。各センサよりの検出値が、
制御部11へ出力される。
どの書き換え可能なメモリで構成されており、あらかじ
めIDコードが登録されている。なお、本例では、最大
3つまでIDコードの登録が可能になっている。モード
記憶部17は、同様に書き換え可能なメモリで構成され
ており、車両盗難検出装置1のモードが記憶される。こ
のモード記憶部17の内容は、モード管理部22による
モード切り替えの都度、書き換えられる。
けて、車両盗難検出装置1のモード、ID登録モード時
の操作手順などを、利用者に報知する。表示部18は、
LED、LCD、ブザーなどで構成される。
ド時には、リモコン受信部13から入力された操作信号
を、モード切り替え信号として扱う。モード切り替え信
号とは、車両2の盗難監視を行う監視モードと車両2の
盗難監視を行わない非監視モードの、2つのモードを切
り替えさせる出力である。
は、リモコン受信部13から入力された操作信号を、I
D登録信号又は登録終了信号の何れであるかを識別す
る。これらの操作信号の識別は、操作信号に含まれる符
号の判別により行われる。ID登録信号とは、ID登録
モードにおいて、リモコン3のIDコードを新たに登録
させる処理を開始させる信号である。登録終了信号と
は、ID登録モードを終了させる信号である。
部16にIDコードを登録するための制御を行う。その
詳細については、後述する。IDコード照合部23は、
リモコン受信部13より入力された操作信号がモード切
り替え信号である場合、その操作信号に含まれるIDコ
ードと、IDコード記憶部16に記憶されているIDコ
ードとの照合を行う。
のモードを切り替え制御する。モード管理部22は、モ
ード切り替え信号が入力され、IDコード照合部23に
おけるID照合がOKとなると、監視モードから非監視
モードへ、又は、非監視モードから監視モードへと移行
させる。切り替え後のモードは、モード記憶部17に書
き込まれる。
り登録許可コマンドが入力されると、車両盗難検出装置
1のモードをID登録モード待ち受け状態へと移行させ
る。このID登録モード待ち受け状態において、利用者
が操作部14にて登録開始操作を行うことにより、モー
ド管理部22は、車両盗難検出装置1のモードをID登
録モードへと移行させる。
リモコン3からの操作信号にて代替するようにしても良
く、登録許可コマンドが入力されたときに、操作部14
の操作を待たずに、直接ID登録モードに移行するよう
にしても良い。また、登録許可コマンドの入力から所定
時間経過後にID登録モードに移行するようにしても良
く、リモコン3または操作部14から所定操作の入力後
に登録許可コマンドの入力を受けるとID登録モードに
移行するようにしても良い。
に、IDコード登録部21より登録終了信号が入力され
ると、ID登録モードから非監視モードへと車両盗難検
出装置1のモードを移行させる。なお、モード管理部2
2は、これらのモード移行に際しては、表示部18によ
り利用者に報知をする。例えば、表示部18のブザーを
短く鳴動させる。
憶されたモードに従って、車両2に対する監視制御を行
う。監視モード時において、センサI/F15より入力
された検出値が所定のしきい値を超えた場合、異常判定
部24は、盗難異常が発生したと判定して、表示部18
のブザーを鳴動させると共に、通信部12へ異常信号を
出力する。
1は、駐車時に利用者がリモコン3を操作して監視モー
ドにすることにより、車両2の監視を開始する。そし
て、監視モード中に、異常判定部24において盗難異常
が検出されると、通信部12より現在位置と異常信号と
を監視センタ4に送信する。
イッチ32、制御部33、無線送信部34から構成され
る。記憶部31には、個別のIDコードが記憶されてい
る。押しボタンスイッチ32が利用者により操作される
と、制御部33が、利用者の操作に応じて異なる符号を
付すとともに記憶部31に記憶してあるIDコードを付
して、無線送信部34から操作信号を送信をする。
し下げにより、送出される。利用者は、監視モードと非
監視モードの切り替えを行う場合と、IDコード登録の
開始及び終了をする場合に、1つの押しボタンスイッチ
32を操作する。監視モードと非監視モードとの切り替
えを行う場合は、盗難検出装置にて、現在のモードが登
録モードでないときに、正規な操作信号を受信すること
により、相互に切り替えられるので、操作を異ならせる
必要はない。
場合は、開始時には3秒以下の短時間だけ押し、終了時
には3秒以上継続して押すように、異なる操作を行うこ
とで、制御部33にて操作信号に異なる符合が付されて
送信される。なお、押しボタンスイッチ32を複数設け
て、スイッチごとに異なる符号を有する操作信号が送出
されるようにすることで、利用者が操作を異ならせる必
要をなくすこともできる。
装置1のIDコード記憶部16に最大3個まで登録でき
る。したがって、3個までの異なるリモコン3が使用可
能である。また、登録済みのリモコン3を紛失したとき
等のために、予備のリモコン3が、購入または貸与され
て利用者が保管をしている。
IDコードをIDコード記憶部16から削除しなければ
ならない。また、予備のリモコン3を使用可能とするた
めに、そのIDコードを新たに登録する。さらに、紛失
していない登録済みのIDコードについても、新たに登
録をする必要がある。
ときは、監視センタ4に対して、登録許可コマンド発行
の要請を行う。図3は、IDコード登録を要請のための
システム構成を示す。
用者自身の情報と利用者所有の車両盗難検出装置1の情
報とをデータベース(図示省略)にて管理している。利
用者は、携帯電話又はパソコン41にて、WEBサーバ
42にアクセスし、所定のWEBページに接続する。こ
こで、契約番号、暗証番号、生年月日などを用いて利用
者の認証が行われる。認証がOKと判定されると、パソ
コン41などに、現在実行可能な処理一覧が表示され
る。
を選択すると、監視センタ4は、利用者の所有する車両
盗難検出装置1に、監視サーバ43、通信網7を介し
て、登録許可コマンドを送信する。そして、監視センタ
4は、登録許可コマンドが車両盗難検出装置1に受信さ
れたことを確認して、利用者にその旨を通知する。
EBページからの要請に限定されるものではなく、電話
によるオペレータとの会話によって、操作卓44を利用
して、認証及び要請を行う構成としても良く、またプッ
シュ信号を利用した自動応答システムによって認証及び
要請を行う構成としても良い。さらに、利用者の都合に
よって、監視センタ4から登録許可コマンドを発行する
時間をあらかじめ指定した別の時間とする構成であって
も良い。
Dコード登録の処理を説明する。図4は、車両盗難検出
装置1におけるモード管理部22の処理を示す。図示の
処理は、所定時間ごとに繰り返し実行される。最初に、
図4の処理の概略を説明する。この処理では、通信部1
2で監視センタ4からの登録許可コマンドを受信したか
否か、リモコン受信部13でリモコン3からの操作信号
を受信したか否かが判定される。
登録モード処理に進む。登録許可コマンドを受信してい
ない状態で操作信号を受信していれば、操作信号の認証
処理を行った上で、監視モードと非監視モードの切り替
えを行う。
プS1で、通信部12を介して登録許可コマンドを受信
したか否かが判定される。受信をしていれば、ステップ
S6のID登録モード処理(図5、図6を用いて説明す
る)へ進み、車両盗難検出装置1をID登録モード待ち
受け状態へと移行させる。受信していなければ、ステッ
プS2へ進む。
かが判定される。リモコン受信部13で操作信号を受信
していなければ、図4の処理を終了する。受信をしてい
れば、ステップS3で、IDコード照合部23により操
作信号に含まれるIDコードの認証を行う。認証結果が
NGであれば、図4の処理を終了する。OKであれば、
ステップS4で、監視モードと非監視モードの切り替え
を行う。切り替え結果は、表示部18で利用者に報知さ
れる(ステップS5)。
ップS6)を示す。最初に、図5の概略の処理を説明す
る。図5のID登録モード待ち受け状態で、車両盗難検
出装置1の操作部14が操作されると、ID登録モード
に移行をする。すると、IDコード記憶部16に記憶さ
れていたIDコードがすべて消去される。
コード登録操作(スイッチ32の短時間押しなど)をす
ると、IDコード登録処理が行われる。利用者は、必要
な数のリモコン3についてIDコードの登録処理を繰り
返し行う。登録処理が終了すると、利用者は、再度リモ
コン3を操作して、登録を終了させる。IDコード登録
が終了すると、車両盗難検出装置1は、非監視モードに
移行する。
となってから所定時間T1内にIDコード登録操作が開
始されないときは、そのまま処理が終了する。以後は、
リモコン3を操作しても、IDコード登録を行うことは
できなくなる。
ード登録部21は、タイマを作動させて登録可能時間T
1の計時を開始する(ステップS11)。本例において
T1は10分としている。ステップS12で、車両盗難
検出装置1の操作部14において登録開始操作がされた
か否かが判定される。操作がされる前にタイマが登録可
能時間T1をカウントアップすると(ステップS12の
No、ステップS21のYes)、IDコード登録部2
1は、登録終了信号をモード管理部22に出力する。そ
して、ステップS22でモード記憶部17に非監視モー
ドを記憶させて、非監視モードへと移行して処理を終了
する。
にて登録開始操作を行うと(ステップS12のYe
s)、モード管理部22は、車両盗難検出装置1のモー
ドをID登録モードへと移行させる(ステップS1
3)。ID登録モードに移行すると、IDコード記憶部
16は更新可能に設定され、IDコードの登録を可能に
すると共に、現在登録されているIDコードをすべて消
去する(ステップS14)。このとき、表示部18のL
EDが点灯して、IDコードの登録受付が開始されたこ
とを利用者に報知して、IDコード待ち受け状態とな
る。
号を受信したか否かが判定される。操作信号を受信する
前に、登録可能時間T1がカウントアップすると(ステ
ップS15のNo、ステップS16のYes)、IDコ
ード登録部21は、登録終了信号をモード管理部22に
出力する。
EDを消灯させて、ID登録モードを終了させると共
に、モード記憶部17に非監視モードを記憶させて、非
監視モードへと移行する。カウントアップの前に操作信
号を受信すると(ステップS15のYes)、操作信号
が登録処理終了信号であるか否かが判定される(ステッ
プS17)。
ッチの長押し)と、終了信号としての符号が付された操
作信号が送信されて、制御部11により終了信号と判定
される(ステップS17のYes)。すると、ステップ
S22で、登録可能時間T1のカウントを終了させ、表
示部18のLEDを消灯させて、ID登録モードを終了
させると共に、モード記憶部17に非監視モードを記憶
させて、非監視モードへと移行する。
信号であれば、操作信号はID登録信号と識別される。
すると、ステップS17でNoとなり、操作信号に含ま
れるIDコードが、既にIDコード記憶部16に記憶さ
れているか否かが判定される(ステップS18)。ここ
で、Yesであれば、ステップS15へ戻る。Noであ
れば、ステップS19のIDコード登録処理(図6)へ
進む。ステップS19の処理が終了すると、ステップS
20で、IDコード記憶部16はまだ登録可能であるか
否かが判定される。
が残っている場合は(ステップS20のYes)、ステ
ップS15へ戻り、再度IDコード待ち受け状態とな
る。利用者は、まだ登録したいリモコン3があれば、新
しいリモコン3により、ID登録操作を行う。これによ
り、再度IDコード登録処理(ステップS19)が行わ
れる。登録するリモコン3がなければ、終了操作により
(ステップS17のYes)処理が終了する。
が残っていない場合は(ステップS20のNo)、ステ
ップS22へ進み登録可能時間T1のカウントを終了さ
せ、表示部18のLEDを消灯させて、ID登録モード
を終了させると共に、モード記憶部17に非監視モード
を記憶させて、非監視モードへと移行する。なお、ステ
ップS12は省略することもできる。この場合は、登録
許可コマンドを受信すると、ID登録モード待ち受け状
態を経ずに、直接、ID登録モードに移行をする。
ップS19)を示す。最初に、図6の概略の処理を説明
する。図5で受信したID登録信号に含まれていたID
コードが仮登録される。この状態で、利用者がリモコン
3を操作すると、リモコン3から操作信号が送信され
る。すると、操作信号に含まれたIDコードと、仮登録
されていたIDコードとの照合が行われる。ここで一致
をすれば、仮登録されたIDコードが正規のIDコード
としてIDコード記憶部16に登録される。
号を受信したことを確認したときのみ正規のものとして
登録するようにすることにより、IDコードの誤登録が
防止できる。例えば、IDコード登録処理中に、偶然に
又は他人の悪意で、異なるリモコンの操作信号を受信し
ても、ダブルチェックをすることにより、その登録は排
除することができる。
号(ID登録信号)に含まれていたIDコードが仮登録
される。表示部18のLEDが点滅状態となり、確認の
ため再度IDコードを送信するよう利用者に報知すると
共に、タイマが確認入力受付時間T2の計時を開始する
(ステップS32)。本例においては、確認入力受付時
間T2は5分としている。なお、確認入力受付時間T2
の計時中であっても、登録可能時間T1の計時は継続さ
れている。
操作信号を受信したか否かが判定される。操作信号を受
信する前に、確認入力受付時間T2又は、登録可能時間
T1がカウントアップした場合(ステップS33のN
o、ステップS40のYes)、ステップS41で、仮
登録してあったIDコードを消去する。そして、表示部
18のブザーを鳴動して(ステップS42)、確認入力
受付時間T2の計時を終了して、図6の処理を終了す
る。
に、リモコン3より操作信号を受信する(ステップS3
3のYes)と、ステップS34で、操作信号が終了信
号であるか否かが判定される。利用者がリモコン3を終
了操作する(スイッチの長押し)と、リモコン3から送
信される操作信号は、終了信号と判定される。すると、
ステップS41、42へ進み、仮登録したIDコードを
消去し、ブザーを鳴動させる。
信号であれば、操作信号はID登録信号と識別され、ス
テップS34からステップS35へ進む。ステップS3
5で、IDコード照合部23が、ID登録信号に含まれ
るIDコードと、仮登録したIDコードとの照合を行
う。照合の結果、2つのIDコードが一致するか否かが
判別される(ステップS36)。
表示部18のブザーを鳴動して(ステップS37)、ス
テップS33へ戻り、再度操作信号の待ち受け状態とな
る。ステップS36で、一致すると判別された場合は、
ステップS38で、仮登録してあったIDコードを正規
のIDコードとして、IDコード記憶部16内に登録を
する。そして、表示部18のブザーを鳴動して(ステッ
プS39)、確認入力受付時間T2の計時を終了して、
図6の処理を終了する。なお、ステップS37とステッ
プS39とステップS42とでは、それぞれブザーの鳴
動音を異ならせている。
にリモコン3のIDコードを登録するときには、利用者
は監視センタ4に対してIDコード登録の要請を行う。
これに対して監視センタ4は、利用者に対する認証を行
った上で登録許可コマンドを発行する。これにより、車
両盗難検出装置1がID登録モードに移行される。利用
者は、この状態で、リモコン3を操作するだけでIDコ
ードの登録操作を行うことができる。
どへ運搬する必要がなくなる。また、利用者は、あらか
じめ未登録の予備のリモコン3を保管しておくことによ
って、リモコン3の紛失などの緊急時であっても、簡易
な操作で新たなリモコン3を登録することができる。さ
らに、利用者の意図しないIDコードの登録が確実に防
止できるので、セキュリティ性を向上させることができ
る。
所持するリモコン3ごとのIDコードを管理する必要が
ないため、管理負担を増加させることなく、利用者に対
して自由にリモコン3を配布することができる。さら
に、利用可能なIDコード管理における責任の所在を明
確にすることができる。また、ID登録モードに移行す
ると、既に登録されているIDコードが消去される構成
としている。このため、紛失したリモコン3による不正
な操作を確実に防止することが可能となり、セキュリテ
ィ性が向上する。
と非監視モードに移行する例について説明したが本発明
はこれに限定されるものではない。例えば、監視モード
に移行する構成としても良く、また、ID登録モードに
移行する前のモードを記憶しておき、ID登録モードが
終了すると、ID登録モード移行前のモードに移行する
ような構成としても良い。
した例について説明したが、本発明は、この例に限定さ
れるものではない。例えば、車両のエンジンを遠隔より
始動させる遠隔始動装置や、車両2又は建築物などにお
いて使用されている電子符号錠装置に適用することがで
きる。また、住居若しくはオフィスビルなどで使用され
る警備装置に適用することもできる。
を防止して優れたセキュリティ性を得ると共に、利用者
及び管理センタの負担を増加させることなく使い勝手を
向上させたIDコード登録方法を提供することができ
る。また、本発明によれば、このIDコード登録方法を
実行してIDコードを登録し、そのIDコードを用いた
認証を行うIDコード認証装置を提供することができ
る。さらに、本発明によれば、このIDコード認証装置
を用いた盗難検出装置を提供することができる。
図である。
す図である。
のためのシステム構成を示す図である。
ャートである。
トである。
トである。
Claims (5)
- 【請求項1】 送信機から電子機器へ送信される信号を
認証するためのIDコードを、前記電子機器に登録する
方法において、 遠隔の管理センタが、前記電子機器へ登録許可コマンド
を無線にて送信するコマンド送信段階と、 前記電子機器が、受信した前記登録許可コマンドに基づ
いて登録モードに移行する移行段階と、 前記送信機が、前記電子機器に対して信号を送信する信
号送信段階と、 前記電子機器が、前記登録モードにおいて前記信号を受
信したときは、受信した信号に含まれるIDコードを、
認証用のIDコードとして登録する登録段階と、 を具備することを特徴とするIDコード登録方法。 - 【請求項2】 前記コマンド送信段階は、前記管理セン
タが通信回線を介して利用者の要請を受けたときに、前
記利用者に対する認証及び、前記登録許可コマンドの送
信を自動的に行う請求項1に記載のIDコード登録方
法。 - 【請求項3】 前記移行段階は、前記電子機器が受信し
た前記登録許可コマンドに基づいて、前記登録モードに
移行すると共に、既に登録されていたIDコードをすべ
て消去する請求項2又は3に記載のIDコード登録方
法。 - 【請求項4】 送信機から信号を受信すると、この信号
に含まれるIDコードと記憶部に記憶されているIDコ
ードとを比較して認証を行うIDコード認証装置におい
て、 遠隔の管理センタから登録許可コマンドを無線にて受信
する通信部と、 前記登録許可コマンドを受信したことを条件として登録
モードに移行をするモード管理部と、 前記登録モードに設定された状態で前記送信機からの信
号を受信すると、この信号に含まれるIDコードを前記
記憶部に記憶するIDコード登録制御部と、 を具備することを特徴とするIDコード認証装置。 - 【請求項5】 盗難検出対象物に備えられて盗難行為の
検出を行う盗難検出装置において、 遠隔の管理センタから登録許可コマンドを無線にて受信
する通信部と、 送信機から信号を受信すると、この信号に含まれるID
コードと記憶部に記憶されているIDコードとを照合す
るIDコード照合部と、 前記IDコード照合部にて正規と判断されたとき、監視
モードと非監視モードとを切り替え制御し、前記通信部
が前記登録許可コマンドを受信したことを条件として監
視モード又は非監視モードから登録モードに移行させ、
登録モードが終了すると監視モード又は非監視モードに
移行させるモード管理部と、 前記監視モードに設定された状態で前記盗難検出対象物
にかかる異常の有無を検出し、異常ありと判断すると異
常出力を行う異常判定部と、 前記登録モードに設定された状態で信号を受信すると、
この信号に含まれるIDコードを前記記憶部に記憶する
IDコード登録制御部と、 を具備することを特徴とする盗難検出装置。
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