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JP2003234825A - デジタル信号伝送装置 - Google Patents

デジタル信号伝送装置

Info

Publication number
JP2003234825A
JP2003234825A JP2002029787A JP2002029787A JP2003234825A JP 2003234825 A JP2003234825 A JP 2003234825A JP 2002029787 A JP2002029787 A JP 2002029787A JP 2002029787 A JP2002029787 A JP 2002029787A JP 2003234825 A JP2003234825 A JP 2003234825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal processing
processing unit
signal
spare
digital signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002029787A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihisa Ozu
俊久 小津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002029787A priority Critical patent/JP2003234825A/ja
Priority to IL15075802A priority patent/IL150758A0/xx
Priority to US10/206,218 priority patent/US20030147473A1/en
Publication of JP2003234825A publication Critical patent/JP2003234825A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/22Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using redundant apparatus to increase reliability
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/4917Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using multilevel codes
    • H04L25/4927Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using multilevel codes using levels matched to the quantisation levels of the channel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインシステム及び冗長用システムの2系統
のシステムを準備しなければならず、このため、一次群
デジタル装置自体が高価になってしまうなどの課題があ
った。 【解決手段】 複数のデジタル信号が多重化された一次
群デジタル信号を受け、前記デジタル信号毎に予め定め
られた信号処理を行って処理済み一次群デジタル信号と
して送出するデジタル信号伝送装置において、チャネル
毎に設けられ前記予め定められた信号処理を行う信号処
理部と、前記予め定められた信号処理を行う少なくとも
一つの予備用信号処理部と、前記信号処理部のいずれか
に障害が発生して障害信号処理部となると該障害信号処
理部を前記予備用信号処理部に切り替え制御する切り替
え制御手段とを有し、前記信号処理部及び前記予備用信
号処理部は、それぞれ独立して互いに異なる基板上に実
装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル信号を
伝送する際に用いられるデジタル信号伝送装置に係り、
特に、時分割多重された複数のデジタル信号(一次群デ
ジタル信号)を信号処理して伝送する際に用いられるデ
ジタル信号伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、時分割多重された複数のデジタ
ル信号(一次群デジタル信号)を伝送する際、デジタル
信号毎に、つまり、通信チャネル(チャネル)毎に信号
処理を行って伝送しており、一次群デジタル信号を伝送
する際に用いられる伝送装置は一次群デジタル信号伝送
装置と呼ばれる。一次群デジタル信号伝送装置には、通
信チャネル毎に信号処理部が備えられており、この信号
処理部において、通信チャネル毎に信号処理を行ってい
る。このような一次群デジタル信号伝送装置では、信号
処理部に障害が発生した場合に備えて、現用システム
(メインシステム)の他に予備用システム(冗長用シス
テム)が備えられ、メインシステムで信号処理部に障害
が発生すると、メインシステムから冗長システムに切り
替えるようにしている。
【0003】図3は従来の一次群デジタル信号伝送装置
を示す構成図である。図において、10はメインシステ
ム、20は冗長用システム、そして、30はシステム冗
長制御ユニットである。メインシステム10と冗長用シ
ステム20とは一部を除いて同様の構成要素を有してお
り、図示の例では、メインシステム10は一次群インタ
フェース部11、入力信号セレクタ部12、複数の信号
処理部131〜13n(nは2以上の整数)、出力信号
多重化部14、一次群インタフェース部15、システム
監視制御部16、及びセレクタ部17を備えている。同
様に、冗長用システム20は一次群インタフェース部2
1、入力信号セレクタ部22、複数の信号処理部231
〜23n、出力信号多重化部24、一次群インタフェー
ス部25、及びシステム監視制御部26を備えている。
【0004】メインシステム10及び冗長用システム2
0には入力側通信回線40が接続され、メインシステム
10には出力側通信回線41が接続されており、後述す
るように、システム冗長制御ユニット30では、状態比
較出力信号制御部31によってシステム監視制御部16
及び26から与えられるアラーム発生通知に応じてセレ
クタ17を制御して一次群インタフェース部15及び2
5を選択的に出力側通信回線41に接続する。
【0005】ここで、入力側通信回線40及び出力側通
信回線41は、例えば、E1回線又はT1回線であり、
E1回線は2.048Mbpsの通信速度を有する回線
であり、64kbpsのチャネルが32本時分割多重さ
れる。一方、T1回線は2.544Mbpsの通信速度
を有する回線であり、64kbpsのチャネルが24本
時分割多重される。
【0006】次に動作について説明する。いま、メイン
システム10において、信号処理部131〜13nのい
ずれにも障害が発生していない状態であるものとする
と、状態比較出力信号制御部31ではセレクタ部17を
制御して一次群インタフェース部15を出力側通信回線
41に接続している。
【0007】入力側通信回線40から入力された一次群
デジタル信号(PCM信号)は一次群インタフェース部
11を介して受信され、入力信号セレクタ部12に与え
られる。システム監視制御部16の制御下で、入力信号
セレクタ部12は一次群デジタル信号をチャネル毎に割
り当てられた信号処理部131〜13nに与える。つま
り、入力信号セレクタ部12では一次群デジタル信号を
第1〜第nのデジタル信号に分離して、これら第1〜第
nのデジタル信号をチャネル毎に割り当てられた信号処
理部131〜13nに与えることになる。
【0008】信号処理部131〜13nはチャネル毎に
割り当てられており、チャネルに対応して予め定められ
た信号処理を行い、それぞれ第1〜第nの処理済みデジ
タル信号を出力する。これら第1〜第nの処理済みデジ
タル信号は、出力信号多重化部14で多重化されて処理
済み一次群デジタル信号とされる。そして、一次群イン
タフェース部15からセレクタ部17を介して出力側通
信回線41に送出される。
【0009】システム監視制御部16は、常に信号処理
部131〜13nの状態を監視しており、信号処理部1
31〜13nのいずれか一つから機器アラーム情報を受
けると、つまり、信号処理部131〜13nのいずれか
一つに障害が発生したと判定すると、システム監視制御
部16はシステム冗長制御ユニット30に対してアラー
ム発生通知を送出する。システム監視制御部16からア
ラーム発生通知を受けると、システム冗長制御ユニット
30ではメインシステム10において信号処理部131
〜13nのいずれかに障害が発生したと認定し、状態比
較出力信号制御部31がセレクタ部17を制御して、通
信ルート(伝送ルート)をメインシステム10から冗長
用システム20に切り替える。つまり、セレクタ部17
は一次群インタフェース部25を選択することになる。
【0010】冗長用システム20において、一次群イン
タフェース部21、入力信号セレクタ部22、複数の信
号処理部231〜23n、出力信号多重化部24、一次
群インタフェース部25、及びシステム監視制御部26
はそれぞれ一次群インタフェース部11、入力信号セレ
クタ部12、複数の信号処理部131〜13n、出力信
号多重化部14、一次群インタフェース部15、及びシ
ステム監視制御部16と同様に機能するので、ここでは
説明を省略する。
【0011】上述のようにして、メインシステム10か
ら冗長用システム20に切り替えた後、メインシステム
10において障害が発生した信号処理部を修理又は交換
する。そして、障害を復旧させた後、例えば、手動で冗
長用システム20からメインシステム10に切り替える
ことになる。
【0012】ところで、図3に示す一次群デジタル伝送
装置においては、メインシステム10において信号処理
部131〜13nのうち一つに障害が発生した際、メイ
ンシステム10から冗長用システム20への切り替えを
行っている関係上、2系統分のシステムを用意しなけれ
ばならず、このため、一次群デジタル伝送装置自体が高
価になってしまう。つまり、信号処理部131〜13n
のうち一つに障害が発生すると、メインシステム10全
体を冗長用システム20に切り替えているので、同一の
システムを2系統分用意しなければならない。しかも、
メインシステム10と冗長用システム20との切り替え
制御を行うために、システム冗長制御ユニット30を別
に備えなければならず、この点を考慮すれば、さらに、
一次群デジタル伝送装置自体が高価になってしまう。
【0013】このような不具合を改善するため、例え
ば、特開平5−20237号公報に記載された通信処理
装置が知られている。特開平5−20237号公報で
は、チャネル上の伝送制御を行うプロセッサをチャネル
に対応して設けており、さらに、これらチャネル対応プ
ロセッサとは別に予備用プロセッサを設けて、リソース
管理プロセッサがチャネル対応プロセッサに障害が発生
したと判断すると、当該障害プロセッサが行っている処
理を予備用プロセッサに行わせるようにしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の一次群デジタル
伝送装置は以上のように構成されているので、メインシ
ステム及び冗長用システムの2系統のシステムを準備し
なければならず、このため、一次群デジタル装置自体が
高価になってしまうなどの課題があった。
【0015】一方、特開平5−20237号公報に記載
された通信処理装置では、チャネル対応プロセッサとは
別に予備用プロセッサを備えて、チャネル対応プロセッ
サに障害が発生すると予備用プロセッサに処理を行わ
せ、予備用プロセッサをチャネル対応プロセッサとして
用いている。しかしながら、障害が発生したチャネル対
応プロセッサを交換等して障害を復旧する際には、チャ
ネル対応プロセッサと予備用プロセッサとが同一の基板
上に実装されていると、障害が発生していないチャネル
対応プロセッサ及び予備用プロセッサも共に交換しなけ
ればならず、コスト面での無駄が多くなってしまう。ま
た、チャネル対応プロセッサと予備用プロセッサとが同
一の基板上に実装されていなくても、障害が発生したチ
ャネル対応プロセッサと同一の基板上に実装された他の
プロセッサは破棄されてしまうことになって、やはり、
コスト面で無駄が多くなってしまう。そして、障害が発
生したチャネル対応プロセッサのみを交換するとして
も、その作業は極めて面倒であるなどの課題があった。
【0016】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、安価なデジタル信号伝送装置を得
ることを目的とする。
【0017】また、この発明は容易に障害が発生した信
号処理部を交換・復旧することのできるデジタル信号伝
送装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデジタル
信号伝送装置は、複数のデジタル信号が多重化された一
次群デジタル信号を受け、前記デジタル信号毎に予め定
められた信号処理を行って処理済み一次群デジタル信号
として送出するデジタル信号伝送装置において、チャネ
ル毎に設けられ前記予め定められた信号処理を行う信号
処理部と、前記予め定められた信号処理を行う少なくと
も一つの予備用信号処理部と、前記信号処理部のいずれ
かに障害が発生して障害信号処理部となると該障害信号
処理部を前記予備用信号処理部に切り替え制御する切り
替え制御手段とを有し、前記信号処理部及び前記予備用
信号処理部は、それぞれ独立して互いに異なる基板上に
実装されているものである。
【0019】この発明に係るデジタル信号伝送装置は、
信号処理部及び予備用信号処理部が基板とともにカード
化されているものである。
【0020】この発明に係るデジタル信号伝送装置は、
切り替え制御手段が一次群デジタル信号を受け、チャネ
ル毎に選択的にデジタル信号を信号処理部及び予備用信
号処理部に与えるセレクタ手段と、予め定められた信号
処理を受けた処理済みデジタル信号を受け、該処理済み
デジタル信号を多重化して処理済み一次群デジタル信号
とする多重化手段と、前記信号処理部及び前記予備用信
号処理部を監視して障害信号処理部が発生すると、前記
セレクタ手段及び前記多重化手段を制御して前記予備用
信号処理部のうち障害状態でない予備用信号処理部を現
用とする監視制御手段とを有するものである。
【0021】この発明に係るデジタル信号伝送装置は、
セレクタ手段が障害信号処理部に対応付けられたチャネ
ルを現用とされた予備用信号処理部に接続し、多重化手
段が前記障害信号処理部に代えて前記現用とされた予備
用信号処理部から処理済みデジタル信号を受けるもので
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による一
次群デジタル伝送装置の構成を示すブロック図である。
図において、1は一次群インタフェース部、2は入力信
号セレクタ部(セレクタ手段)、3−1〜3−N(Nは
2以上の整数)は信号処理部、4は出力信号多重化部
(多重化手段)、5は一次群インタフェース部、6はシ
ステム監視制御部(監視制御手段)、そして、7−1〜
7−M(Mは正整数)は予備用信号処理部である。信号
処理部3−1〜3−N及び予備用信号処理部7−1〜7
−Mは個々に独立して互いに異なる基板上に実装されて
いる。例えば、信号処理部3−1〜3−N及び予備用信
号処理部7−1〜7−Mは基板とともにカード化されて
いる。信号処理部3−1〜3−Nはチャネル毎に割り当
てられており、それぞれ予め定められた信号処理を行う
(例えば、信号処理部3−1〜3−Nはそれぞれチャネ
ル番号♯1〜♯Nのチャネルに対応している)。また、
予備用信号処理部7−1〜7−Mも予め定められた信号
処理を行う機能を有している。そして、信号処理部3−
1〜3−Nのいずれかに障害が発生した際には、障害が
発生した信号処理部は、後述するようにして、予備用信
号処理部7−1〜7−Mのいずれかに切り替えられる。
【0023】図示の一次群デジタル信号伝送装置には入
力側通信回線40が接続されるとともに出力側通信回線
41が接続されており、入力側通信回線40を介して受
信した一次群デジタル信号を処理済み一次群デジタル信
号として出力側通信回線41に送出する。ここで、入力
側通信回線40及び出力側通信回線41は、例えば、E
1又はT1回線である。
【0024】次に動作について説明する。入力側通信回
線40から入力された一次群デジタル信号(PCM信
号)は一次群インタフェース部1を介して受信され、入
力信号セレクタ部2に与えられる。システム監視制御部
6の制御下で、入力信号セレクタ部2は一次群デジタル
信号をチャネル毎に割り当てられた信号処理部3−1〜
3−Nに与える。つまり、入力信号セレクタ部2では一
次群デジタル信号を第1〜第Nのデジタル信号に分離し
て、これら第1〜第Nのデジタル信号をチャネル毎に割
り当てられた信号処理部3−1〜3−Nに与える。
【0025】信号処理部3−1〜3−Nはチャネルに対
応して予め定められた信号処理を行い、それぞれ第1〜
第Nの処理済みデジタル信号を出力する。信号処理部3
−1〜3−Nは、それぞれ入力デジタル信号(PCM信
号)に対して信号検出、信号識別、符号化、ファクシミ
リ復調/再変調、音声帯域データの復調/再変調、エコ
ーキャンセル、背景ノイズレベル測定、ノイズキャンセ
ル、シグナリング検出、及びシグナリング処理の各種信
号処理を選択的行うが、ここでは、信号処理部3−1〜
3−Nが符号化処理を行う場合について説明する。
【0026】信号処理部3−k(kは1からNまでのい
ずれかの整数)では、第kのチャネルを介して第kのP
CM信号を受ける。この第kのPCM信号は、例えば、
伝送速度が64kbpsであり、信号処理部3−kは、
ADPCM符号化処理によって伝送速度32kbpsの
ADPCM信号(符号化信号)に符号化する。図2に示
すように、信号処理部3−kは、加算器3a、量子化器
3b、逆量子化器3c、及び適応予測器3dを備えてお
り、第kのPCM信号をADPCM符号化処理して、符
号化信号(第kの処理済みデジタル信号)として送出す
る。このADPCM符号化処理は、ITU−T(Int
ernational Telecommunicat
ions Union−Telecommunicat
ionsStandardization Secto
r)によって、G.726で勧告された信号処理アルゴ
リズムである。なお、符号化処理に当たっては、LD−
CELPアルゴリズムを用いて伝送速度16kbpsの
符号化信号とするようにしてもよい。
【0027】ところで、信号処理部3−kは信号検出、
信号識別、ファクシミリ復調/再変調、音声帯域データ
の復調/再変調、エコーキャンセル、背景ノイズレベル
測定、ノイズキャンセル、シグナリング検出、及びシグ
ナリング処理を行うかもしれない。つまり、信号検出行
った後、第kのPCM信号がどのような形態の信号であ
るかを識別する(信号識別)。そして、信号識別結果に
応じて次の処理を行う。つまり、PCM信号がファクシ
ミリ信号であれば、ファクシミリ復調/再変調を行う。
これによって、低い伝送速度で伝送を行うことができ
る。同様に、PCM信号が音声帯域データであれば、音
声帯域データの復調/再変調を行う。さらに、必要に応
じてエコーキャンセル及びノイズキャンセル処理を行
う。そして、音声信号を伝送する際には、有音時のみ音
声信号を伝送し、無音時には信号を伝送しないと、受信
側通信装置においては、不自然な感じを受ける。このた
め、無音時にはノイズを挿入したほうが自然な会話を行
うことができる。このようなノイズは一般に受信側通信
装置で挿入されるが、信号処理部3−kでは、背景ノイ
ズレベルを測定して、この測定結果をコード化して受信
側通信装置に送る。そして、受信側通信装置では、この
コード化情報に基づいてノイズを挿入することになる。
加えて、信号処理部3−kでは、シグナリング検出を行
って、この検出結果に応じて圧縮処理を行うか否かを決
定している(シグナリング処理)。
【0028】このようにして、信号処理部3−1〜3−
Nでは、第1〜第Nのデジタル信号を信号処理して第1
〜第Nの処理済みデジタル信号を出力信号多重化部4に
与える。出力信号多重化部4では第1〜第Nの処理済み
デジタル信号を多重化して処理済み一次群デジタル信号
とする。そして、処理済み一次群デジタル信号は一次群
インタフェース部5から出力側通信回線41に送出され
る。
【0029】システム監視制御部6は、信号処理部3−
1〜3−N及び予備用信号処理部7−1〜7−Mの状態
を監視しており、障害が発生すると、信号処理部3−1
〜3−N及び予備用信号処理部7−1〜7−Mはそれぞ
れカードアラーム情報をシステム監視制御部6に送出す
る。具体的には、信号処理部3−1〜3−N及び予備用
信号処理部7−1〜7−Mは、所定の周期を有するWD
T(ウォッチドッグタイマー)パルスをカードアラーム
情報として送出しており、システム監視制御部6ではW
DTパルスを監視して、所定の周期でWDTパルスが出
力されていないと、当該信号処理部又は予備用信号処理
部がアラーム状態(障害状態)になったと判定する。
【0030】システム監視制御部6には、信号処理部3
−1〜3−N及び予備用信号処理部7−1〜7−Mを管
理するための管理テーブル(図示せず)が備えられてい
る。この管理テーブルには、信号処理部3−1〜3−N
及び予備用信号処理部7−1〜7−Mの各々について現
用であるか予備であるかの識別子が付与される(例え
ば、現用の信号処理部については、フラグが付与されて
いる)。また、現用である信号処理部については、対応
する(担当する)チャネルを識別するためのチャネル番
号が付与されている。ここでは、信号処理部3−1〜3
−Nが現用であるから、管理テーブルには、信号処理部
3−1〜3−Nに対してフラグが付与される。そして、
信号処理部3−1〜3−Nにチャネル番号♯1〜♯Nが
付与されている。
【0031】いま、カードアラーム情報によって信号処
理部3−1がアラーム状態になったと判定されると、シ
ステム監視制御部6では、予備用信号処理部7−1〜7
−Mのうちアラーム状態となっていない予備用信号処理
部のうちから一つを選択して、この選択された予備用信
号処理部を現用信号処理部とする。
【0032】ここでは、予備用信号処理部7−1が現用
信号処理部として選択されたものとすると、システム監
視制御部6では、管理テーブルにおいて信号処理部3−
1に付与されたフラグを削除するとともに予備用信号処
理部7−1にフラグを付与する。そして、予備用信号処
理部7−1にチャネル番号♯1を割り当てる。
【0033】その後、システム監視制御部6では、入力
信号セレクタ部2に対してチャネル番号♯1で示される
チャネルを予備用信号処理部7−1に接続するように指
示する。さらに、システム監視制御部6では出力信号多
重化部4を制御して、出力信号多重化部4に信号処理部
3−1に代えて予備用信号処理部7−1を選択するよう
に指示する。
【0034】これによって、入力信号セレクタ部2は第
1のデジタル信号を予備用信号処理部7−1に与えるこ
とになり、第1のデジタル信号は、予備用信号処理部7
−1で信号処理されて第1の処理済みデジタル信号とし
て出力信号多重化部4に与えられることになる。
【0035】上述の説明から明らかなように、入力信号
セレクタ部2、出力信号多重化部4、及びシステム監視
制御部6は切り替え制御手段として機能することにな
る。
【0036】このようにして、信号処理部3−kがアラ
ーム状態となると、アラーム状態となっていない予備用
信号処理部7−p(pは1からMまでのいずれかの整
数)を信号処理部3−kと切り替えと現用とする。そし
て、信号処理部に障害が発生した際、信号処理部単位で
切り替え制御を行っているから、メインシステム及び冗
長用システムのように、2系統のシステムを準備する必
要がなく、一次群デジタル装置自体が安価になる。な
お、現用となった信号処理部7−pがアラーム状態とな
ると、再度別の予備用信号処理部と切り替えられること
になる。
【0037】さらに、前述のように、信号処理部3−1
〜3−N及び予備用信号処理部7−1〜7−Mはそれぞ
れ独立して互いに異なる基板に実装されているから(例
えば、基板とともにカード化されているから)、アラー
ム状態(障害)となった信号処理部又は予備用信号処理
部を交換等して障害を復旧する際には、当該障害信号処
理部のみを一次群デジタル信号伝送装置から引き抜い
て、新規の信号処理部を一次群デジタル信号伝送装置に
挿入するようにすればよい。つまり、障害が発生した
際、信号処理部(カード単位)で切り替えを行っている
ので、活栓挿抜を行えば、簡単に障害信号処理部の交換
・復旧を行うことができる。
【0038】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、信号処理部及び予備用信号処理部を備えて、信号処
理部が障害した際予備用信号処理部に切り替えるように
したので、つまり、信号処理部単位で切り替え制御を行
うようにしたので、メインシステム及び冗長用システム
のように2系統のシステムを準備する必要がなく、一次
群デジタル装置自体を安価にすることができる。
【0039】また、信号処理部及び予備用信号処理部が
それぞれ独立して互いに異なる基板に実装されているか
ら、障害が発生した信号処理部又は予備用信号処理部を
交換する際には、活栓挿抜を行えば、簡単に障害信号処
理部の交換・復旧を行うことができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、チャ
ネル毎に予め定められた信号処理を行う信号処理部を設
けるとともに、予め定められた信号処理を行う少なくと
も一つの予備用信号処理部を設けて、信号処理部のいず
れかに障害が発生して障害信号処理部となると、障害信
号処理部を予備用信号処理部に切り替えるように構成し
たので、メインシステム及び冗長用システムのように2
系統のシステムを準備する必要がなく、この結果、一次
群デジタル装置自体を安価にすることができるという効
果がある。さらに、これら信号処理部及び予備用信号処
理部をそれぞれ独立して互いに異なる基板上に実装して
いるから、障害信号処理部を交換する際には、活栓挿抜
を行えば、簡単に障害信号処理部の交換・復旧を行うこ
とができるという効果がある。
【0041】この発明によれば、信号処理部及び予備用
信号処理部を基板とともにカード化するように構成した
ので、より簡単に障害信号処理部の交換・復旧を行うこ
とができるという効果がある。
【0042】この発明によれば、信号処理部及び予備用
信号処理部を監視して障害信号処理部が発生すると予備
用信号処理部のうち障害状態でない予備用信号処理部を
現用とするように構成したので、予備用信号処理部も含
めて障害状態にあるか否かを調べて切り替え制御を行う
ことができるという効果がある。
【0043】この発明によれば、切り替え制御に当たっ
て、障害信号処理部に対応付けられたチャネルを現用と
された予備用信号処理部に接続し、障害信号処理部に代
えて現用とされた予備用信号処理部から処理済みデジタ
ル信号を受けるように構成したので、メインシステム及
び冗長用システムのように2系統のシステムを必要とす
ることなく、この結果、一次群デジタル装置自体を安価
にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデジタル信号
伝送装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す信号処理部の一例を示すブロック
図である。
【図3】 従来のデジタル信号伝送装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1,5,11,15,21,25 一次群インタフェー
ス部、2,12,22入力信号セレクタ部、3−1〜3
−N,131〜13n,231〜23n 信号処理部、
3a 加算器、3b 量子化器、3c 逆量子化器、3
d 適応予測器、4,14,24 出力信号多重化部、
6,16,26 システム監視制御部、7−1〜7−M
予備用信号処理部、10 メインシステム、20 冗
長用システム、30 システム冗長制御ユニット、31
状態比較出力信号制御部、40 入力側通信回線、4
1 出力側通信回線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデジタル信号が多重化された一次
    群デジタル信号を受け、前記デジタル信号毎に予め定め
    られた信号処理を行って処理済み一次群デジタル信号と
    して送出するデジタル信号伝送装置において、 チャネル毎に設けられ前記予め定められた信号処理を行
    う信号処理部と、 前記予め定められた信号処理を行う少なくとも一つの予
    備用信号処理部と、 前記信号処理部のいずれかに障害が発生して障害信号処
    理部となると、該障害信号処理部を前記予備用信号処理
    部に切り替え制御する切り替え制御手段とを有し、 前記信号処理部及び前記予備用信号処理部は、それぞれ
    独立して互いに異なる基板上に実装されていることを特
    徴とするデジタル信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 信号処理部及び予備用信号処理部は、基
    板とともにカード化されていることを特徴とする請求項
    1記載のデジタル信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 切り替え制御手段は、一次群デジタル信
    号を受け、チャネル毎に選択的にデジタル信号を信号処
    理部及び予備用信号処理部に与えるセレクタ手段と、予
    め定められた信号処理を受けた処理済みデジタル信号を
    受け、該処理済みデジタル信号を多重化して処理済み一
    次群デジタル信号とする多重化手段と、前記信号処理部
    及び前記予備用信号処理部を監視して障害信号処理部が
    発生すると、前記セレクタ手段及び前記多重化手段を制
    御して前記予備用信号処理部のうち障害状態でない予備
    用信号処理部を現用とする監視制御手段とを有すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のデジタル信号
    伝送装置。
  4. 【請求項4】 セレクタ手段は、障害信号処理部に対応
    付けられたチャネルを現用とされた予備用信号処理部に
    接続し、 多重化手段は、前記障害信号処理部に代えて前記現用と
    された予備用信号処理部から処理済みデジタル信号を受
    けるようにしたことを特徴とする請求項3記載のデジタ
    ル信号伝送装置。
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