JP2003234615A - スロットアンテナ及び無線ｌａｎカード - Google Patents
スロットアンテナ及び無線ｌａｎカードInfo
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- JP2003234615A JP2003234615A JP2002030008A JP2002030008A JP2003234615A JP 2003234615 A JP2003234615 A JP 2003234615A JP 2002030008 A JP2002030008 A JP 2002030008A JP 2002030008 A JP2002030008 A JP 2002030008A JP 2003234615 A JP2003234615 A JP 2003234615A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線ＬＡＮカードの回路部とアンテナ部を金
属製ケースにより一体化してカード全体の剛性を高め、
また、両部の厚さを同じにしてカードをコンパクトにす
る。また、ケース面に直接設けられるスロットによりス
ロットアンテナを構成する。 【解決手段】 回路部とアンテナ部とが一体型の金属製
ケースにより覆われてカード外形が形成され、プリント
基板上に設けられたマイクロストリップ線路からケース
のアンテナ部側の面に設けられたスロットに給電されて
スロットアンテナが形成される。また、ケース内で、回
路部とアンテナ部とが電波干渉防止用のブロックにより
分離される。
属製ケースにより一体化してカード全体の剛性を高め、
また、両部の厚さを同じにしてカードをコンパクトにす
る。また、ケース面に直接設けられるスロットによりス
ロットアンテナを構成する。 【解決手段】 回路部とアンテナ部とが一体型の金属製
ケースにより覆われてカード外形が形成され、プリント
基板上に設けられたマイクロストリップ線路からケース
のアンテナ部側の面に設けられたスロットに給電されて
スロットアンテナが形成される。また、ケース内で、回
路部とアンテナ部とが電波干渉防止用のブロックにより
分離される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線ＬＡＮカード
及び無線ＬＡＮカードで用いられるスロットアンテナに
関する。
及び無線ＬＡＮカードで用いられるスロットアンテナに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の無線ＬＡＮカード（無線ネットワ
ークＩ／Ｆカード）の一構成例を図１４に示す。無線Ｌ
ＡＮカードを構成部分として大きく回路部（ａ）とアン
テナ部（ｂ）とに分けて考える。回路部ａは、通信のた
めの所定の回路がプリント基板に形成された部分であ
る。アンテナ部ｂは、所定の方式のアンテナユニットが
内部に形成された部分である。この無線ＬＡＮカードで
は、アンテナ部ｂにスロットアンテナユニットを内蔵し
ている。プリント基板裏側には、同プリント基板上のマ
イクロストリップ線路と直交した配置でスロットが形成
されている。これによりスロットに給電がなされてスロ
ットアンテナとして機能する。
ークＩ／Ｆカード）の一構成例を図１４に示す。無線Ｌ
ＡＮカードを構成部分として大きく回路部（ａ）とアン
テナ部（ｂ）とに分けて考える。回路部ａは、通信のた
めの所定の回路がプリント基板に形成された部分であ
る。アンテナ部ｂは、所定の方式のアンテナユニットが
内部に形成された部分である。この無線ＬＡＮカードで
は、アンテナ部ｂにスロットアンテナユニットを内蔵し
ている。プリント基板裏側には、同プリント基板上のマ
イクロストリップ線路と直交した配置でスロットが形成
されている。これによりスロットに給電がなされてスロ
ットアンテナとして機能する。
【０００３】上記のような従来の無線ＬＡＮカードで
は、外形をなすケース（カバー）として、回路部ａでは
剛性を保つために金属製のケースが使用されていた。一
方、アンテナ部ｂでは、ケース内部に所定の方式のアン
テナユニットを内蔵し、電波の送受信のために電磁波を
放射できるよう、プラスチック樹脂などの誘電体のケー
ス（カバー）が使用されていた。
は、外形をなすケース（カバー）として、回路部ａでは
剛性を保つために金属製のケースが使用されていた。一
方、アンテナ部ｂでは、ケース内部に所定の方式のアン
テナユニットを内蔵し、電波の送受信のために電磁波を
放射できるよう、プラスチック樹脂などの誘電体のケー
ス（カバー）が使用されていた。
【０００４】上述したような従来のアンテナの例とし
て、特開２０００−１２４７３５号公報に開示のダイバ
ーシティアンテナがある。このアンテナユニットでも、
アンテナ部のカバー（ケース）としては誘電体材料を用
いている。
て、特開２０００−１２４７３５号公報に開示のダイバ
ーシティアンテナがある。このアンテナユニットでも、
アンテナ部のカバー（ケース）としては誘電体材料を用
いている。
【０００５】従来の無線ＬＡＮカードでは、回路部ａと
アンテナ部ｂの境界が異なる材質の部品の接続点となる
ため剛性が弱くなるという問題があった。また、異なる
部品で構成しているため、製造コストを考慮しても、部
品点数と組立工数の増加原因になっていた。また、仮に
アンテナ部ｂのケースを金属製ケースで構成してこのケ
ース面にスロットを形成したとしても、プリント基板上
のマイクロストリップ線路と上記ケース面に設けられる
スロットとの距離が不安定となるため、うまく電磁気的
に結合しないと言う問題があった。
アンテナ部ｂの境界が異なる材質の部品の接続点となる
ため剛性が弱くなるという問題があった。また、異なる
部品で構成しているため、製造コストを考慮しても、部
品点数と組立工数の増加原因になっていた。また、仮に
アンテナ部ｂのケースを金属製ケースで構成してこのケ
ース面にスロットを形成したとしても、プリント基板上
のマイクロストリップ線路と上記ケース面に設けられる
スロットとの距離が不安定となるため、うまく電磁気的
に結合しないと言う問題があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
点に鑑みてなされたものであり、カードの回路部とアン
テナ部を金属製ケースにより一体化してカード全体の剛
性を高め、また、両部の厚さを同じにしてカードをコン
パクトにした無線ＬＡＮカードを提供することを目的と
する。また、ケース面に直接設けられるスロットにより
構成されるスロットアンテナ及びこのスロットアンテナ
を設けた無線ＬＡＮカードを提供することを目的とす
る。
点に鑑みてなされたものであり、カードの回路部とアン
テナ部を金属製ケースにより一体化してカード全体の剛
性を高め、また、両部の厚さを同じにしてカードをコン
パクトにした無線ＬＡＮカードを提供することを目的と
する。また、ケース面に直接設けられるスロットにより
構成されるスロットアンテナ及びこのスロットアンテナ
を設けた無線ＬＡＮカードを提供することを目的とす
る。
【０００７】またさらに、アンテナ部にスロットアンテ
ナを２つ設けた無線ＬＡＮカードを提供することを目的
とする。
ナを２つ設けた無線ＬＡＮカードを提供することを目的
とする。
【０００８】またさらに、アンテナ部におけるスロット
の形成位置及び形状を工夫した無線ＬＡＮカードを提供
することを目的とする。
の形成位置及び形状を工夫した無線ＬＡＮカードを提供
することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項１記載の発明は、プリント基板上に設けら
れたマイクロストリップ線路から金属製ケース面に設け
られたスロットに給電されて形成されることを特徴とし
ている。
めに、請求項１記載の発明は、プリント基板上に設けら
れたマイクロストリップ線路から金属製ケース面に設け
られたスロットに給電されて形成されることを特徴とし
ている。
【００１０】請求項２記載の発明は、回路部とアンテナ
部とが一体型の金属製ケースにより覆われてカード外形
が形成され、プリント基板上に設けられたマイクロスト
リップ線路からケースのアンテナ部側の面に設けられた
スロットに給電されてスロットアンテナが形成され、ケ
ース内で、回路部とアンテナ部とが電波干渉防止用のブ
ロックにより分離され、スロットがシールで塞がれるこ
とを特徴としている。
部とが一体型の金属製ケースにより覆われてカード外形
が形成され、プリント基板上に設けられたマイクロスト
リップ線路からケースのアンテナ部側の面に設けられた
スロットに給電されてスロットアンテナが形成され、ケ
ース内で、回路部とアンテナ部とが電波干渉防止用のブ
ロックにより分離され、スロットがシールで塞がれるこ
とを特徴としている。
【００１１】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明において、アンテナ部にスロットアンテナが２つ形成
されることを特徴としている。
明において、アンテナ部にスロットアンテナが２つ形成
されることを特徴としている。
【００１２】請求項４記載の発明は、請求項３記載の発
明において、２つのスロットアンテナの境界に電波干渉
防止用のブロックが形成されることを特徴としている。
明において、２つのスロットアンテナの境界に電波干渉
防止用のブロックが形成されることを特徴としている。
【００１３】請求項５記載の発明は、請求項２から４の
いずれか１項に記載の発明において、スロットは、ケー
ス上面（表面）でＬ字形に設けられることを特徴として
いる。
いずれか１項に記載の発明において、スロットは、ケー
ス上面（表面）でＬ字形に設けられることを特徴として
いる。
【００１４】請求項６記載の発明は、請求項２から４の
いずれか１項に記載の発明において、スロットがケース
の側面に水平方向で設けられることを特徴としている。
いずれか１項に記載の発明において、スロットがケース
の側面に水平方向で設けられることを特徴としている。
【００１５】請求項７記載の発明は、請求項２から４の
いずれか１項に記載の発明において、スロットがケース
の上面と１側面とに渡って側面で水平方向に設けられる
ことを特徴としている。
いずれか１項に記載の発明において、スロットがケース
の上面と１側面とに渡って側面で水平方向に設けられる
ことを特徴としている。
【００１６】請求項８記載の発明は、請求項２から４の
いずれか１項に記載の発明において、スロットがケース
の上面と２側面とに渡って側面で垂直方向に設けられる
ことを特徴としている。
いずれか１項に記載の発明において、スロットがケース
の上面と２側面とに渡って側面で垂直方向に設けられる
ことを特徴としている。
【００１７】請求項９記載の発明は、請求項２から４の
いずれか１項に記載の発明において、スロットが前記ケ
ースの上面にコの字形に設けられることを特徴としてい
る。
いずれか１項に記載の発明において、スロットが前記ケ
ースの上面にコの字形に設けられることを特徴としてい
る。
【００１８】請求項１０記載の発明は、請求項３または
４に記載の発明において、２つのスロットが、偏波ダイ
バーシティを可能とするようケースの上面で互いに直角
に設けられることを特徴としている。
４に記載の発明において、２つのスロットが、偏波ダイ
バーシティを可能とするようケースの上面で互いに直角
に設けられることを特徴としている。
【００１９】請求項１１記載の発明は、請求項２から４
のいずれか１項に記載の発明において、スロットが、ケ
ースの上面と２側面とに渡って側面中心で上面にスロッ
ト端が形成されることを特徴としている。
のいずれか１項に記載の発明において、スロットが、ケ
ースの上面と２側面とに渡って側面中心で上面にスロッ
ト端が形成されることを特徴としている。
【００２０】請求項１２記載の発明は、請求項２から１
１のいずれか１項に記載の発明において、ケースの回路
部とアンテナ部の厚さが同等であることを特徴としてい
る。
１のいずれか１項に記載の発明において、ケースの回路
部とアンテナ部の厚さが同等であることを特徴としてい
る。
【００２１】請求項１３記載の発明は、請求項２から１
１のいずれか１項に記載の発明において、ケースのアン
テナ部側が回路部側よりも厚く形成され、スロットとマ
イクロストリップ線路との距離が共振用の所定の距離に
設定されることを特徴としている。
１のいずれか１項に記載の発明において、ケースのアン
テナ部側が回路部側よりも厚く形成され、スロットとマ
イクロストリップ線路との距離が共振用の所定の距離に
設定されることを特徴としている。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。図１は、本発明の
第１の実施の形態における無線ＬＡＮカード１００の外
観を示す斜視図である。また、図２は、本発明の第１の
実施の形態における無線ＬＡＮカード１００の内部構成
図である。第１の実施例の無線ＬＡＮカード１００は、
ケース１と、プリント基板２と、マイクロストリップ線
路３と、スロット４と、ブロック６とを有する。
図面を参照しながら詳細に説明する。図１は、本発明の
第１の実施の形態における無線ＬＡＮカード１００の外
観を示す斜視図である。また、図２は、本発明の第１の
実施の形態における無線ＬＡＮカード１００の内部構成
図である。第１の実施例の無線ＬＡＮカード１００は、
ケース１と、プリント基板２と、マイクロストリップ線
路３と、スロット４と、ブロック６とを有する。
【００２３】図１で、無線ＬＡＮカード１００は、回路
部ａとアンテナ部ｂとで一体化された金属製のケース
（カバー）１により外形を構成する。また、ケース１の
うちアンテナ部ｂ側の部分であるケース１ｂの表面（上
面）の所定位置に所定形状のスロット４を設ける。図１
ではＬ字型のスロット４が２つ設けられている。スロッ
ト４は、ケース１面に細長い穴を切り欠ける形で設けら
れる。ケース１ｂ上面はシール８が接着され、スロット
４が塞がれる。シール８は、スロット４を介してケース
１ｂ内に塵や水滴などが侵入するのを防ぐためのもので
あり、裏面に接着剤が塗布された極薄の樹脂製シートで
ある。
部ａとアンテナ部ｂとで一体化された金属製のケース
（カバー）１により外形を構成する。また、ケース１の
うちアンテナ部ｂ側の部分であるケース１ｂの表面（上
面）の所定位置に所定形状のスロット４を設ける。図１
ではＬ字型のスロット４が２つ設けられている。スロッ
ト４は、ケース１面に細長い穴を切り欠ける形で設けら
れる。ケース１ｂ上面はシール８が接着され、スロット
４が塞がれる。シール８は、スロット４を介してケース
１ｂ内に塵や水滴などが侵入するのを防ぐためのもので
あり、裏面に接着剤が塗布された極薄の樹脂製シートで
ある。
【００２４】ケース１は薄い金属板をプレス加工して製
造され、パソコン用カードの標準規格であるＰＣＭＣＩ
Ａに準拠した形状をなす。例えばカードの幅は約５４ｍ
ｍ、厚さは約５ｍｍである。無線ＬＡＮカード１００
は、ケース１が回路部ａとアンテナ部ｂとで厚さがほぼ
同等になるように構成される。
造され、パソコン用カードの標準規格であるＰＣＭＣＩ
Ａに準拠した形状をなす。例えばカードの幅は約５４ｍ
ｍ、厚さは約５ｍｍである。無線ＬＡＮカード１００
は、ケース１が回路部ａとアンテナ部ｂとで厚さがほぼ
同等になるように構成される。
【００２５】図２で、ケース１内にはプリント基板２が
内包されており、プリント基板２の回路部ａ側部分には
通信のための所定の回路が形成される（本発明の主旨と
は関係しないので説明は省略する）。プリント基板２面
上にはマイクロストリップ線路３が形成されており、プ
リント基板２のアンテナ部ｂ側部分にまで延びている。
マイクロストリップ線路３と、ケース１ｂ上面に設けら
れているスロット４とは、空間的に直交するよう配置さ
れる。これにより、マイクロストリップ線路３とスロッ
ト４とで電磁界的な結合がなされ、スロット４に対して
給電が行われ、スロットアンテナ５として機能する。マ
イクロストリップ線路３とスロット４との間は所定の間
隔をとる。
内包されており、プリント基板２の回路部ａ側部分には
通信のための所定の回路が形成される（本発明の主旨と
は関係しないので説明は省略する）。プリント基板２面
上にはマイクロストリップ線路３が形成されており、プ
リント基板２のアンテナ部ｂ側部分にまで延びている。
マイクロストリップ線路３と、ケース１ｂ上面に設けら
れているスロット４とは、空間的に直交するよう配置さ
れる。これにより、マイクロストリップ線路３とスロッ
ト４とで電磁界的な結合がなされ、スロット４に対して
給電が行われ、スロットアンテナ５として機能する。マ
イクロストリップ線路３とスロット４との間は所定の間
隔をとる。
【００２６】ケース１内部では、電波干渉防止用のブロ
ック６により、回路部ａ−アンテナ部ｂ間が分離され、
アンテナ特性を維持する。また、２つのスロットアンテ
ナ５間もブロック６により分離され、アンテナ特性を維
持する（Ｔ字型のブロック６で、回路部ａとアンテナ部
ｂとを分離するブロック部分を６１、スロットアンテナ
５間を分離するブロック部分を６２とする）。
ック６により、回路部ａ−アンテナ部ｂ間が分離され、
アンテナ特性を維持する。また、２つのスロットアンテ
ナ５間もブロック６により分離され、アンテナ特性を維
持する（Ｔ字型のブロック６で、回路部ａとアンテナ部
ｂとを分離するブロック部分を６１、スロットアンテナ
５間を分離するブロック部分を６２とする）。
【００２７】ブロック６は、その材料として、アルミ等
の金属や、導電性のスポンジ、金属メッキ処理されたプ
ラスチック樹脂などの導体（電波遮蔽効果を持つ）で構
成される。プリント基板２面のマイクロストリップ線路
３において、回路部ａ側とアンテナ部ｂ側とは、ブロッ
ク６１に設けられた切り欠きを通して接続される。
の金属や、導電性のスポンジ、金属メッキ処理されたプ
ラスチック樹脂などの導体（電波遮蔽効果を持つ）で構
成される。プリント基板２面のマイクロストリップ線路
３において、回路部ａ側とアンテナ部ｂ側とは、ブロッ
ク６１に設けられた切り欠きを通して接続される。
【００２８】本発明の無線ＬＡＮカードの構成として、
スロットアンテナ５をカードに１つまたは２つ設ける構
成が考えられる。本実施例では、スロットアンテナ５が
２つ実装された無線ＬＡＮカードについて説明してい
る。なおここでスロットアンテナ５を２つ実装している
のは、無線ＬＡＮシステムとしてダイバーシティ(diver
sity) （特に空間ダイバーシティ）を行わせるためであ
って、１つでも実施可能である。
スロットアンテナ５をカードに１つまたは２つ設ける構
成が考えられる。本実施例では、スロットアンテナ５が
２つ実装された無線ＬＡＮカードについて説明してい
る。なおここでスロットアンテナ５を２つ実装している
のは、無線ＬＡＮシステムとしてダイバーシティ(diver
sity) （特に空間ダイバーシティ）を行わせるためであ
って、１つでも実施可能である。
【００２９】図３は、無線ＬＡＮカード１００を上から
見た図である。プリント基板２面においてマイクロスト
リップ線路３には、インピーダンス調整のために、スタ
ブ７が設けられる。
見た図である。プリント基板２面においてマイクロスト
リップ線路３には、インピーダンス調整のために、スタ
ブ７が設けられる。
【００３０】図４及び図５は、ブロック６とプリント基
板２の構成関係を説明するための図である。Ｔ字型のブ
ロック６は、アンテナ部ａと回路部ｂの境界のブロック
６１と、スロットアンテナ５間のブロック６２とで同材
質かつ一体構造となっている。本実施例ではＴ字形のブ
ロック６を構成する２つのＴ字形の部品によりプリント
基板２を上下方向から挟み込む構造となっている。
板２の構成関係を説明するための図である。Ｔ字型のブ
ロック６は、アンテナ部ａと回路部ｂの境界のブロック
６１と、スロットアンテナ５間のブロック６２とで同材
質かつ一体構造となっている。本実施例ではＴ字形のブ
ロック６を構成する２つのＴ字形の部品によりプリント
基板２を上下方向から挟み込む構造となっている。
【００３１】スロット４の長さ（長辺の長さ）として
は、通信使用波長の約２分の１程度を採用するとアンテ
ナとして効率よく動作する。第１の実施例のカード１０
０では、スロット４がその形状の結果アンテナ部ｂにお
いて占有する領域をなるべく狭くするために、Ｌ字形状
をなしている。スロット４の幅（短辺の長さ）は、スロ
ットアンテナとしての放射効率が高くなるような所定の
幅に設定される。スロット幅は通常は使用波長に対して
非常に小さな値となる。
は、通信使用波長の約２分の１程度を採用するとアンテ
ナとして効率よく動作する。第１の実施例のカード１０
０では、スロット４がその形状の結果アンテナ部ｂにお
いて占有する領域をなるべく狭くするために、Ｌ字形状
をなしている。スロット４の幅（短辺の長さ）は、スロ
ットアンテナとしての放射効率が高くなるような所定の
幅に設定される。スロット幅は通常は使用波長に対して
非常に小さな値となる。
【００３２】マイクロストリップ線路３は、スロット４
と効率よく電磁界的に結合して当該スロットアンテナ５
の入力インピーダンスが５０Ωになるような所定の位置
で直交するように配置される。
と効率よく電磁界的に結合して当該スロットアンテナ５
の入力インピーダンスが５０Ωになるような所定の位置
で直交するように配置される。
【００３３】マイクロストリップ線路３の終端は電気的
に開放または短絡として構成される。開放とする場合、
マイクロストリップ線路３は何も接続されない終端とな
る。短絡とする場合、マイクロストリップ線路３の終端
にスルーホールが形成される。スルーホールは、プリン
ト基板２に穴を設けて穴の内径に金属メッキ処理を施
し、マイクロストリップ線路３とプリント基板２裏側の
グランド導体とを接続することにより形成される。
に開放または短絡として構成される。開放とする場合、
マイクロストリップ線路３は何も接続されない終端とな
る。短絡とする場合、マイクロストリップ線路３の終端
にスルーホールが形成される。スルーホールは、プリン
ト基板２に穴を設けて穴の内径に金属メッキ処理を施
し、マイクロストリップ線路３とプリント基板２裏側の
グランド導体とを接続することにより形成される。
【００３４】マイクロストリップ線路３上にスタブ７を
形成すると、マイクロストリップ線路３とスロット４と
の結合が良くなり、インピーダンス整合がとりやすくな
る。スタブ７として、オープンスタブやショートスタブ
により、その太さや長さでインピーダンスを調整するこ
とができる。
形成すると、マイクロストリップ線路３とスロット４と
の結合が良くなり、インピーダンス整合がとりやすくな
る。スタブ７として、オープンスタブやショートスタブ
により、その太さや長さでインピーダンスを調整するこ
とができる。
【００３５】図６は、従来の無線ＬＡＮカードと本実施
例の無線ＬＡＮカード１００とにおける電磁波の放射パ
ターンの比較図である。無線ＬＡＮカード１００におい
て、スロット４はケース１ｂの表（上面）に設けられ、
カード背面（下面）側には設けないため、カード背面へ
のアンテナ利得が小さく、カードの方位方向または天頂
方向に対して効率良く電波を放射することができる構成
となる。また、ブロック６を設けることにより、回路部
ａの影響を受けることなくアンテナ特性を安定的に維持
できる。
例の無線ＬＡＮカード１００とにおける電磁波の放射パ
ターンの比較図である。無線ＬＡＮカード１００におい
て、スロット４はケース１ｂの表（上面）に設けられ、
カード背面（下面）側には設けないため、カード背面へ
のアンテナ利得が小さく、カードの方位方向または天頂
方向に対して効率良く電波を放射することができる構成
となる。また、ブロック６を設けることにより、回路部
ａの影響を受けることなくアンテナ特性を安定的に維持
できる。
【００３６】本実施例の無線ＬＡＮカード１００での通
信時の動作を説明する。電波送信時の動作として、回路
部ａ側よりマイクロストリップ線路３を伝わってきた信
号は、マイクロストリップ線路３とスロット４との交差
点において、スロット４側へと伝達される。スロット４
上では電界が所望の周波数で共振し、信号から電磁波へ
と変換されて空中への放射が行われる。
信時の動作を説明する。電波送信時の動作として、回路
部ａ側よりマイクロストリップ線路３を伝わってきた信
号は、マイクロストリップ線路３とスロット４との交差
点において、スロット４側へと伝達される。スロット４
上では電界が所望の周波数で共振し、信号から電磁波へ
と変換されて空中への放射が行われる。
【００３７】また、電波受信時は、送信時とは信号の経
路が逆となる。空中から伝搬された電磁波はスロット４
において信号に変換され、マイクロストリップ線路３を
経由して回路部ａへと伝達される。
路が逆となる。空中から伝搬された電磁波はスロット４
において信号に変換され、マイクロストリップ線路３を
経由して回路部ａへと伝達される。
【００３８】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。他の実施例として、ケース１ｂ面に設けるスロット
４の形状及び位置を変えた無線ＬＡＮカードを図７〜１
２に示す。
る。他の実施例として、ケース１ｂ面に設けるスロット
４の形状及び位置を変えた無線ＬＡＮカードを図７〜１
２に示す。
【００３９】まず、図７は第２の実施例の無線ＬＡＮカ
ード２００の構成を示す。無線ＬＡＮカード２００にお
いては、ケース１ｂの側面にスロット４２を形成してい
る。このように構成することの効果として、カード２０
０の方位方向に対して垂直偏波を放射することができ
る。一般に、無線ＬＡＮシステムでの偏波は垂直であ
り、電波の到来方向として方位方向が多いので、そのよ
うな環境下において本カード２００で効果的に通信をす
ることができる。
ード２００の構成を示す。無線ＬＡＮカード２００にお
いては、ケース１ｂの側面にスロット４２を形成してい
る。このように構成することの効果として、カード２０
０の方位方向に対して垂直偏波を放射することができ
る。一般に、無線ＬＡＮシステムでの偏波は垂直であ
り、電波の到来方向として方位方向が多いので、そのよ
うな環境下において本カード２００で効果的に通信をす
ることができる。
【００４０】図８は、第３の実施例の無線ＬＡＮカード
３００の構成を示す図である。カード３００において
は、ケース１ｂの上面と１側面とに渡ってスロット４３
が形成される。上面と側面へのスロット面積の配分は同
程度である。この構成の効果として、方位方向と上方向
（天頂方向）に均等に電波を放射することができる。無
線ＬＡＮシステムの基地局（アクセスポイント）が、室
内天井などカード３００に対して天頂方向に設置される
場合などに、効果的に通信をすることができる。
３００の構成を示す図である。カード３００において
は、ケース１ｂの上面と１側面とに渡ってスロット４３
が形成される。上面と側面へのスロット面積の配分は同
程度である。この構成の効果として、方位方向と上方向
（天頂方向）に均等に電波を放射することができる。無
線ＬＡＮシステムの基地局（アクセスポイント）が、室
内天井などカード３００に対して天頂方向に設置される
場合などに、効果的に通信をすることができる。
【００４１】図９は、第４の実施例の無線ＬＡＮカード
４００の構成を示す図である。カード４００において
は、ケース１ｂの上面と２側面とに渡りスロット４４が
形成される。上面では４分円弧の形状をなす。各側面で
は垂直な形状をなす。この構成では、カード方位方向に
対して水平偏波を放射することができる。無線ＬＡＮの
通信において水平偏波を使用するときに効果的な構成で
ある。
４００の構成を示す図である。カード４００において
は、ケース１ｂの上面と２側面とに渡りスロット４４が
形成される。上面では４分円弧の形状をなす。各側面で
は垂直な形状をなす。この構成では、カード方位方向に
対して水平偏波を放射することができる。無線ＬＡＮの
通信において水平偏波を使用するときに効果的な構成で
ある。
【００４２】図１０は、第５の実施例の無線ＬＡＮカー
ド５００の構成を示す図である。カード５００において
は、ケース１ｂの上面にコの字型のスロット４５が形成
される。この構成では、アンテナ部ｂにおいてスロット
４５が占有する領域をより狭くまとめることができ、無
線ＬＡＮカード全体をより小さく構成することができ
る。
ド５００の構成を示す図である。カード５００において
は、ケース１ｂの上面にコの字型のスロット４５が形成
される。この構成では、アンテナ部ｂにおいてスロット
４５が占有する領域をより狭くまとめることができ、無
線ＬＡＮカード全体をより小さく構成することができ
る。
【００４３】図１１は、第６の実施例の無線ＬＡＮカー
ド６００の構成を示す図である。カード６００において
は、ケース１ｂの上面にアルファベットのＩ字形のスロ
ット４６が形成され、かつ、２つのスロット４６の向き
を９０度ずらした形で構成される。この構成によれば、
２つのスロットアンテナでの偏波は９０度ずれるので、
偏波ダイバーシティを行うことができる。無線ＬＡＮシ
ステムにおいて上方から到来する電波の偏波の向きは、
無線ＬＡＮカードから見て決まった方向に定まっていな
いため、この構成が有効となる。
ド６００の構成を示す図である。カード６００において
は、ケース１ｂの上面にアルファベットのＩ字形のスロ
ット４６が形成され、かつ、２つのスロット４６の向き
を９０度ずらした形で構成される。この構成によれば、
２つのスロットアンテナでの偏波は９０度ずれるので、
偏波ダイバーシティを行うことができる。無線ＬＡＮシ
ステムにおいて上方から到来する電波の偏波の向きは、
無線ＬＡＮカードから見て決まった方向に定まっていな
いため、この構成が有効となる。
【００４４】図１２は、第７の実施例の無線ＬＡＮカー
ド７００の構成を示す図である。カード７００において
は、ケース１ｂの２側面と上面とに渡り、側面を中心に
してスロット４７を形成している。さらに、スロット４
７の向きが、カード側面において水平方向及び垂直方
向、カード上面において２つの方向（９０度ずれてい
る）をなしているため、様々な電波の到来方向と、偏波
方向に対応することができる。無線ＬＡＮシステムの様
に電波到来角度や偏波方向が無線ＬＡＮカードの設置の
向きによって変わってしまうシステムの場合にはこの構
成が非常に有効となる。
ド７００の構成を示す図である。カード７００において
は、ケース１ｂの２側面と上面とに渡り、側面を中心に
してスロット４７を形成している。さらに、スロット４
７の向きが、カード側面において水平方向及び垂直方
向、カード上面において２つの方向（９０度ずれてい
る）をなしているため、様々な電波の到来方向と、偏波
方向に対応することができる。無線ＬＡＮシステムの様
に電波到来角度や偏波方向が無線ＬＡＮカードの設置の
向きによって変わってしまうシステムの場合にはこの構
成が非常に有効となる。
【００４５】図１３は、第８の実施例の無線ＬＡＮカー
ド８００の構成を示す図である。カード８００において
は、ケース１は、アンテナ部ｂの厚さが回路部ａの厚さ
より厚く形成される。この構成によれば、アンテナ部ｂ
はキャビティとして働き、スロットアンテナの周波数帯
域を広くすることができる。
ド８００の構成を示す図である。カード８００において
は、ケース１は、アンテナ部ｂの厚さが回路部ａの厚さ
より厚く形成される。この構成によれば、アンテナ部ｂ
はキャビティとして働き、スロットアンテナの周波数帯
域を広くすることができる。
【００４６】以上により本発明の実施の形態について説
明した。なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実
施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内におい
て、種々変形実施が可能である。
明した。なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実
施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内におい
て、種々変形実施が可能である。
【００４７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ケース面に直接スロットを設けてスロットア
ンテナを構成する。また、従来の無線ＬＡＮカードで必
要としていたアンテナ部のプラスチック樹脂のケース
（カバー）を必要とせずに回路部とアンテナ部で一体型
の金属製ケースで済むため、部品コスト・製造コストを
低く押さえ、また、剛性を高め、カードをコンパクトに
構成することができる。
によれば、ケース面に直接スロットを設けてスロットア
ンテナを構成する。また、従来の無線ＬＡＮカードで必
要としていたアンテナ部のプラスチック樹脂のケース
（カバー）を必要とせずに回路部とアンテナ部で一体型
の金属製ケースで済むため、部品コスト・製造コストを
低く押さえ、また、剛性を高め、カードをコンパクトに
構成することができる。
【００４８】また、カード背面から見てスロットが無い
ため、カード背面へのアンテナ利得が小さく、カードの
方位方向、天頂方向へ効率よく電波を放射することがで
きる。さらに、カード背面への放射が少ないため、カー
ドの下にある机等の影響を受けにくく、アンテナ特性、
特にリターンロス特性を安定化させることができる。
ため、カード背面へのアンテナ利得が小さく、カードの
方位方向、天頂方向へ効率よく電波を放射することがで
きる。さらに、カード背面への放射が少ないため、カー
ドの下にある机等の影響を受けにくく、アンテナ特性、
特にリターンロス特性を安定化させることができる。
【００４９】また、電波干渉防止用のブロックを設けた
ことにより、回路部・アンテナ部間及びスロットアンテ
ナ間でアンテナ特性を安定的に維持できる。
ことにより、回路部・アンテナ部間及びスロットアンテ
ナ間でアンテナ特性を安定的に維持できる。
【００５０】また、各種のスロット形成位置及び形状で
無線ＬＡＮカードを構成することにより、無線ＬＡＮシ
ステムの特性に応じた無線ＬＡＮカードを提供すること
ができる。
無線ＬＡＮカードを構成することにより、無線ＬＡＮシ
ステムの特性に応じた無線ＬＡＮカードを提供すること
ができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態における無線ＬＡＮ
カード１００の外観斜視図である。
カード１００の外観斜視図である。
【図２】本発明の第１の実施の形態における無線ＬＡＮ
カード１００のアンテナ部ｂの内部構成図である。
カード１００のアンテナ部ｂの内部構成図である。
【図３】無線ＬＡＮカード１００を上方より見た図であ
る。
る。
【図４】プリント基板２とブロック６の組み立て図であ
る。
る。
【図５】プリント基板２とブロック６を分解した図であ
る。
る。
【図６】無線ＬＡＮカード１００のスロットアンテナ５
と従来のスロットアンテナの電磁波の放射パターンの比
較図である。
と従来のスロットアンテナの電磁波の放射パターンの比
較図である。
【図７】第２の実施の形態における無線ＬＡＮカード２
００の構成図である。
００の構成図である。
【図８】第３の実施の形態における無線ＬＡＮカード３
００の構成図である。
００の構成図である。
【図９】第４の実施の形態における無線ＬＡＮカード４
００の構成図である。
００の構成図である。
【図１０】第５の実施の形態における無線ＬＡＮカード
５００の構成図である。
５００の構成図である。
【図１１】第６の実施の形態における無線ＬＡＮカード
６００の構成図である。
６００の構成図である。
【図１２】第７の実施の形態における無線ＬＡＮカード
７００の構成図である。
７００の構成図である。
【図１３】第８の実施の形態における無線ＬＡＮカード
８００の構成図である。
８００の構成図である。
【図１４】従来の無線ＬＡＮカードの一構成例を示す図
である。
である。
１００〜８００ 無線ＬＡＮカード
ａ 回路部
ｂ アンテナ部
１ ケース（金属製、一体型）
２ プリント基板
３ マイクロストリップ線路
４、４２〜４７ スロット
５ スロットアンテナ
６ ブロック（Ｔ字型）
６１ ブロック（回路部ａ−アンテナ部ｂ間部分）
６２ ブロック（スロットアンテナ５間部分）
７ スタブ
８ シール
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 5J021 AA02 AA12 AB05 CA01 CA04
GA03 GA08 HA06 HA10 JA05
5J045 AA01 AA05 AA12 AB06 CA01
DA06 DA07 EA04 GA04 HA03
JA11 NA01
5J046 AA04 AA09 AA19 AB08 UA02
UA03
5J047 AA04 AA09 AA19 AB08 AB10
EF04
Claims (13)
- 【請求項１】 プリント基板上に設けられたマイクロス
トリップ線路から金属製ケース面に設けられたスロット
に給電されて形成されることを特徴とするスロットアン
テナ。 - 【請求項２】 回路部とアンテナ部とが一体型の金属製
ケースにより覆われてカード外形が形成され、 プリント基板上に設けられたマイクロストリップ線路か
ら前記ケースのアンテナ部側の面に設けられたスロット
に給電されてスロットアンテナが形成され、 前記ケース内で、前記回路部と前記アンテナ部とが電波
干渉防止用のブロックにより分離され、 前記スロットがシールで塞がれることを特徴とする無線
ＬＡＮカード。 - 【請求項３】 前記アンテナ部に前記スロットアンテナ
が２つ形成されることを特徴とする請求項２記載の無線
ＬＡＮカード。 - 【請求項４】 前記２つのスロットアンテナの境界に電
波干渉防止用のブロックが形成されることを特徴とする
請求項３記載の無線ＬＡＮカード。 - 【請求項５】 前記スロットは、前記ケース上面（表
面）でＬ字形に設けられることを特徴とする請求項２か
ら４のいずれか１項に記載の無線ＬＡＮカード。 - 【請求項６】 前記スロットが前記ケースの側面に水平
方向で設けられることを特徴とする請求項２から４のい
ずれか１項に記載の無線ＬＡＮカード。 - 【請求項７】 前記スロットが前記ケースの上面と１側
面とに渡って側面で水平方向に設けられることを特徴と
する請求項２から４のいずれか１項に記載の無線ＬＡＮ
カード。 - 【請求項８】 前記スロットが前記ケースの上面と２側
面とに渡って側面で垂直方向に設けられることを特徴と
する請求項２から４のいずれか１項に記載の無線ＬＡＮ
カード。 - 【請求項９】 前記スロットが前記ケースの上面にコの
字形に設けられることを特徴とする請求項２から４のい
ずれか１項に記載の無線ＬＡＮカード。 - 【請求項１０】 前記２つのスロットが、偏波ダイバー
シティを可能とするよう前記ケースの上面で互いに直角
に設けられることを特徴とする請求項３または４に記載
の無線ＬＡＮカード。 - 【請求項１１】 前記スロットが、前記ケースの上面と
２側面とに渡って側面中心で上面にスロット端が形成さ
れることを特徴とする請求項２から４のいずれか１項に
記載の無線ＬＡＮカード。 - 【請求項１２】 前記ケースの回路部とアンテナ部の厚
さが同等であることを特徴とする請求項２から１１のい
ずれか１項に記載の無線ＬＡＮカード。 - 【請求項１３】 前記ケースのアンテナ部側が回路部側
よりも厚く形成され、前記スロットと前記マイクロスト
リップ線路との距離が共振用の所定の距離に設定される
ことを特徴とする請求項２から１１のいずれか１項に記
載の無線ＬＡＮカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002030008A JP2003234615A (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | スロットアンテナ及び無線ｌａｎカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002030008A JP2003234615A (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | スロットアンテナ及び無線ｌａｎカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003234615A true JP2003234615A (ja) | 2003-08-22 |
Family
ID=27773950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002030008A Pending JP2003234615A (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | スロットアンテナ及び無線ｌａｎカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
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- 2002-02-06 JP JP2002030008A patent/JP2003234615A/ja active Pending
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