JP2003227366A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents
ハイブリッド車両の制御装置Info
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract
て、冷態始動時にエンジンが始動されないと運転者に違
和感を生じさせるおそれがある。 【解決手段】 ハイブリッド車両の制御装置は、加熱触
媒32の低温時に電気ヒータ36に通電して加熱触媒3
2を昇温させるとともに、モータ2によってエンジン1
を回転させる。一方、加熱触媒32が昇温されると燃料
を供給してエンジン1を作動させる。
Description
ータからなるパワートレインを備えたハイブリッド車両
に係わり、特にその排気系に加熱触媒を備えたハイブリ
ッド車両の制御装置に関する。
例えば実登第2548065号公報および特開平8−3
38235号公報等に記載されている。これら従来技術
は、加熱触媒が低温である状態で車両を始動する場合、
エンジンを停止状態として加熱触媒を昇温させ、この
後、加熱触媒が充分に昇温されるとエンジンを起動させ
るものとしている。
化性能が活性化された状態でエンジンが起動されるた
め、排ガスを効率よく浄化できるものと考えられる。
術の構成では運転者が始動操作を行ったときにもエンジ
ンが回転されないため、運転者に違和感を覚えさせる場
合がある。具体的には、運転者は自己が行った始動操作
に対してエンジンが反応しないことから、再度の始動操
作を試みたり、あるいは車両故障等のトラブルが生じた
ものと誤認したりする可能性がある。
が昇温されてからエンジンの始動を開始するため、例え
ば触媒の低温時に運転者が加速要求を試みた場合、エン
ジントルクの立ち上がりが遅れてトルク不足になった
り、モータ負荷が急激に過大となったりすることもあ
る。そこで本発明は、排ガスの悪化を招くことなく運転
者に始動を確実に認識させるとともに、モータ負荷の軽
減をも図ることができるハイブリッド車両の制御装置の
提供を課題としている。
両の制御装置(請求項1)は制御手段を備え、この制御
手段は、加熱触媒の温度が所定温度以下のとき加熱触媒
を昇温させるとともにエンジンの出力が生じない程度に
燃料を噴射または燃料噴射停止状態とし、その後、加熱
触媒が暖機されてからエンジンにトルクを発生させるべ
く燃料を噴射してエンジンを作動させることで上記の課
題を解決している。
温させながらエンジンを回転させることができるため、
運転者に違和感を覚えさせることがないし、このときエ
ンジンの出力が生じない程度に燃料を噴射または燃料噴
射停止状態とするため、排ガスが悪化することはない。
さらに、予めエンジンが回転状態にあるためスムーズに
エンジンを起動することができ、速やかにトルクの立ち
上がりを確保することができる。また、加熱触媒が暖機
されるとエンジン出力が発揮されるので、排ガスを効率
的に浄化しながら充分な駆動トルクを確保することがで
きる。
熱触媒の温度が所定温度以下のときモータのみにより駆
動トルクを発生させ、上述した制御手段は、運転者の要
求トルクが所定トルクを超えると加熱触媒が暖機される
前であってもエンジンにトルクを発生させるべくエンジ
ンを作動させる態様が好ましい(請求項2)。この場
合、運転者のトルク要求に応じて適宜エンジントルクの
発生が可能であるため、モータ負荷を軽減し、トルク不
足を防止することができる。
によりパワートレインに対する始動操作が行われたと
き、エンジンの出力が発生しない程度に燃料を噴射また
は燃料噴射停止状態とすることができる(請求項3)。
この場合、特に運転者が始動操作を行った場合、エンジ
ンの始動を確実に認識することができる。また本発明の
ハイブリッド車両の制御装置(請求項4)は、排気系内
にて加熱触媒に流れる排気流量を低減させる排気流量低
減手段をさらに備えることができる。この場合、排気流
により加熱触媒の昇温作用が妨げられることがなく、よ
り効率的な昇温効果が得られる。
えば図1に示される走行システムの構成を備えたハイブ
リッド車両の制御装置を挙げることができる。図1のハ
イブリッド車両は、パワートレインとしてエンジン1お
よびモータ2を搭載しており、モータ2にはインバータ
4を介してバッテリ6が接続されている。バッテリ6は
モータ2に給電して駆動力を発生させる一方、モータ2
が発電機として働くときはその発電した電力を充電する
ことができる。
ートレインを採用しており、エンジン1のクランク軸8
とモータ2の出力軸10とがともにトランスミッション
12に接続されて一体的に回転できる構造を有してい
る。なお、クランク軸8とモータ2との間にはクラッチ
14が介挿されており、このクラッチ14の切断により
エンジン1のアイドル運転が可能である。またトランス
ミッション12とデファレンシャル16との間には発進
クラッチ18が介挿されており、この発進クラッチ18
はハイブリッド車両の発進および停止時に断接される。
トランスミッション12の形式には特に限定がなく、例
えば各種の自動変速機(4速オートマチックや無段変速
機等)を用いることができる。
排気マニホールド22を備えており、これら吸排気マニ
ホールド20,22間はEGR通路24により接続され
ていおり、EGR通路24と吸気マニホールド20との
間にはEGR弁28が介挿されている。EGR通路24
は排気マニホールド22から吸気マニホールド20へ排
ガスの一部を還流させることができ、その還流量はEG
R弁28の開閉動作により調節可能である。
変動弁機構29を備えており、これら可変動弁機構29
は吸排気弁のバルブタイミングまたはバルブリフト量を
変更することができる。エンジン1の排気通路30には
直列に2つの触媒32,34が設けられており、このう
ち前段は電気加熱触媒(以下、「EHC」と表記す
る。)32である。EHC32は例えば、加熱手段とし
ての電気ヒータ36により加熱されて昇温可能である。
なお、EHC32の具体的な形式については特に制約が
なく、加熱のための設備には図示の電気ヒータ36以外
のものを適用することもできる。
路37にはリレー38が介挿されており、リレー38は
バッテリ6から電気ヒータ36への通電を断接する。図
1のハイブリッド車両は、走行システムを総合的に制御
するための電子制御ユニット(以下、「ECU」と表記
する。)40を装備しており、エンジン1およびモータ
2の作動やトランスミッション12の変速操作、電気ヒ
ータ36の発熱等はいずれもECU40により制御する
ことができる。
バルブやエアフローメータ(いずれも図示していな
い)、また、燃料供給手段としての燃料噴射弁42等を
用いて出力を電子制御する装備を有している。ECU4
0は電動スロットルバルブの開度を調節するとともに、
エアフローメータからのセンサ信号を受け取ってエンジ
ン1の吸入空気量を検出し、所望の空燃比を得るように
燃料噴射弁42を駆動させる。
よりバッテリ6とモータ2との間で電力の送受方向を切
り換える機能を有しており、上述のようにバッテリ6か
らモータ2に給電するときはモータ2の型式に合わせて
供給電圧、電流、周波数等を可変してモータ2の出力を
制御する。逆にバッテリ6を充電するときはモータ2を
発電機として働かせる。
を表す各種の情報が収集されるものとなっている。この
ため走行システムには、運転状態検出手段として各種の
センサ類が組み込まれており、センサ類には例えば、ア
クセルポジションセンサや車速センサ等(いずれも図示
されていない)が装備されている。アクセルポジション
センサはアクセルペダルの踏み込み量に応じたセンサ信
号を出力し、ECU40はそのセンサ信号によりアクセ
ル開度を検出することができる。また車速センサは車輪
Wの回転速度に同期したパルスを出力し、ECU40は
そのパルス信号から車速を検出することができる。
検出手段として設けられたセンサ類から各種の情報を収
集することができる。例えば、バッテリ6には充電セン
サ44が取り付けられており、この充電センサ44はバ
ッテリ6の充電残量に応じたセンサ信号を出力する。E
CU40はそのセンサ信号からバッテリ6の充電率を求
めることができる。
として温度センサ46が取り付けられており、ECU4
0は温度センサ46からのセンサ信号によりEHC32
の温度を検出することができる。本実施形態ではさら
に、ECU40が制御手段としての機能を有しており、
以下にECU40の制御機能について具体的な実施例を
挙げて説明する。
してECU40が実行する制御ルーチンの一例を示して
いる。ECU40は先ず、走行システムの始動後所定時
間T1内にあるか否かを判断する(ステップS1)。こ
の判断は、例えば運転者が起動スイッチを操作してから
の経過時間をカウントすることで行うことができる。な
お所定時間T1は、例えば走行システムが起動してから
定常状態に移行するまでの所要時間を基準として設定す
ることができる。
あれば(ステップS1=Yes)、ECU40は次にE
HC32が加熱作動中であるか否かを判断する(ステッ
プS2)。最初にEHC32は非加熱状態であるため
(ステップS2=No)、ECU40は続いてEHC3
2の温度が所定温度Tc以下であるか否かを判断する
(ステップS3)。この所定温度Tcは、例えばEHC
32の排ガス浄化機能が活性化する温度条件に基づいて
設定することができ、通常は「ライトオフ温度」と称す
る温度を基準とすることが好ましい。
C32が比較的低温の条件にあるため、この場合、EH
C32の温度は所定温度Tc以下となる(ステップS3
=Yes)。次にECU40はバッテリ6の充電率(S
OC)を検出し、その値が所定値C 1を超えているか否
かを判断する(ステップS4)。この所定値C1は、例
えば電気ヒータ36によりEHC32を昇温するのに充
分な充電残量を示す基準値として設定されている。
ば(ステップS4=Yes)、ECU40は電気ヒータ
36に通電し、EHC32を加熱する(ステップS
5)。図3は、制御ルーチンの実行に伴う走行システム
の各種状態の変化を示している。例えば、エンジン1の
冷態から運転者が起動スイッチ(キースイッチ)を操作
した場合、EHC32の温度が所定温度Tc以下である
ため、ECU40は上述のステップS1〜S5を実行す
る。このため、ある時刻t1から電気ヒータ36が通電
状態となり、EHC32の温度が次第に上昇する。
に進み、充電率が所定値C2を超えているか否かを判断
する(ステップS6)。この所定値C2は、例えばパワ
ートレインからの出力をモータ2だけで賄うのに充分な
充電残量を示す基準値として設定されている。なお、充
電率ベースでみれば、この所定値C2の方が上述の所定
値C1よりも高い値となる(C1<C2)。
ップS6=Yes)、ECU40は次に運転者の要求ト
ルクTrがモータ2の最大トルクTmaxより小さいか否
かを判断する(ステップS7)。なお最大トルクTmax
は、モータ2だけでパワートレインから出力可能なトル
クの最大値を示す。通常の始動時であれば運転者はアク
セルペダルを踏み込んでおらず、走行トルクを要求して
いないと考えられるため、要求トルクTrは最大トルク
Tmaxを下回る(ステップS7=Yes)。この場合、
ECU40は燃料噴射弁42からの燃料噴射を停止し
(ステップS8)、モータ2を要求トルクTrにて作動
させる(ステップS9)。なお、このとき要求トルクT
rは例えばエンジン1のアイドリングトルク程度に設定
されている。また、モータ2の作動とともにクラッチ1
4が接続されてエンジン1がアイドリング回転速度で回
転する(図3参照)。
動中と判定される場合(Yes)、ステップS14でE
HC32が加熱開始後所定時間T2(T2<T1)内であ
るか否かが判定され、所定時間T2内である場合、EC
U40は前述のステップS4以降を繰り返す。またステ
ップS14の判定が否定される場合は(No)、EHC
32の加熱開始後所定時間T2を経過していることから
EHC32は充分に暖機されているものと判断される。
この場合、ECU40はエンジン1にトルクを発生させ
るべくステップS15に進む。ステップS15では、E
CU40は燃料供給量を制御してエンジン1を作動させ
るとともにモータ2の作動をも制御して運転者の要求ト
ルクTrをパワートレインから出力させる通常制御を実
行する。この結果、図3中、t2の時点から燃料噴射が
開始され、エンジン1がトルクTeを発生することにな
る。これにより、エンジントルクTeとモータトルクT
mとを合算した要求トルクTr(=Te+Tm)に相当
する駆動トルクがパワートレインから出力される(図3
参照)。またこのとき、燃料噴射開始時点(時刻t 2)
で既にエンジン回転速度が立ち上がっているため、エン
ジン1から速やかにトルクを発生させることができる。
維持されるが、始動後所定時間T1を経過した時点でE
CU40はステップS1からステップS12に進み、電
気ヒータ36への通電を停止してEHC32の加熱を終
了する(図3中、t3時点)。なお、始動時のEHC3
2の温度が所定温度Tcより高かった場合(ステップS
3=No)や充電率SOCが所定値C1以下であった場
合(ステップS4=No)も、ECU40は電気ヒータ
36への通電を停止し、EHC32を非加熱状態とする
(ステップS12)とともに、ECU40はエンジン1
およびモータ2を通常運転状態として制御する(ステッ
プS13)。また、充電率SOCが所定値C2以下の場
合(ステップS6=No)は、直接ステップS13に進
んでモータ2およびエンジン1を通常運転状態とする。
は、運転者がアクセルペダルを踏み込んで、走行トルク
を要求した場合にあっても、その要求トルクTrが最大
トルクTmaxを下回っている場合(ステップS7=Ye
s)、ECU40はエンジン1の燃料供給を行わず(ス
テップS8)、引き続き要求トルクTrにてモータ2を
作動させる(ステップS9)。
大トルクTmax以上である場合(ステップS7=N
o)、ECU40はモータ2に最大トルクTmaxを発生
させるとともに(ステップS10)、要求トルクTrと
最大トルクTmaxとの差分をエンジントルクTeとし、
その差分のトルク(Te=Tr−Tmax)を発生させる
べくエンジン1の作動を制御する(ステップS11)。
このため、運転者の要求トルクTrがモータ最大トルク
Tmaxを超える場合は、EHC32が暖機される前(t2
時点より前)であってもエンジン1にトルクを発生させ
ることとなる。
が起動スイッチを操作した場合にあっては、エンジン1
が出力を発生しない状態でモータ2により回転されるた
め、運転者は走行システムの起動を実際に確認すること
ができる。したがって、走行システムの異常や故障とい
った無用な誤解が生じるのを効果的に防止することがで
きる。
ン1を速やかに起動させることができるため加速応答性
に優れ、ハイブリッド車両のドライバビリティを大きく
向上することができる。なお、通常は燃料噴射の開始時
点で既にEHC32が活性温度にまで昇温されているた
め、排ガスが充分に浄化されてTHCの排出量が抑制さ
れる(図3参照)。
宜、エンジン1の出力を制御しているので、パワートレ
インから出力される駆動トルクが不足することはなく、
ドライバビリティを悪化させることはない。なお、上述
した制御ルーチンには記載されていないが、ECU40
は制御ルーチンの実行に合わせて以下の排気流量低減制
御を実行することができる。
させるとき(ステップS8〜S9)、ECU40はEG
R弁28を開弁させて排気の一部を還流させる制御を行
うことができる。これにより相対的に排気流量が低減す
るため、低温の排気によってEHC32の昇温作用が妨
げられることはない。あるいは、ECU40は可変動弁
機構29の作動を制御して、例えば吸気弁の閉タイミン
グを圧縮行程にまで遅角させる。これによりデコンプ作
用が働き、相対的に排気流量が低減される。
することにより、非制御時に比較して40%程度の排気
流量を低減することが可能である。このためEHC32
の昇温効果を促進することができ、より早期にEHC3
2の活性化が可能となる。上述の制御ルーチンは好まし
い一例であり、具体的な処理の内容やステップ等は適宜
変形が可能である。例えば、ステップS8では燃料噴射
を停止するものとしているが、このときエンジン1の出
力発生に寄与しない程度に少量の燃料を噴射するように
制御してもよい。この場合でも、ECU40によりエン
ジン1の出力が生じない運転領域でエンジン1への燃料
供給量を制御する実施態様が達成される。また、加熱手
段作動後の加熱触媒の暖機判定を行うためのパラメータ
として、上記実施態様では加熱開始からの経過時間を用
いたが、これに代えてEHC32の温度を用いるように
してもよい。
構成は好ましい一例であり、各種の構成要素は適宜変形
や置換が可能であることはいうまでもない。
(請求項1)は、運転者にエンジンの始動を確実に認識
させ、車両のユーザビリティを大きく向上することがで
きる。また、運転者のトルク要求に応じてエンジンを作
動させることから(請求項2)、パワートレインから充
分な駆動トルクを発生することができ、良好なドライバ
ビリティを提供することができる。
回転されることから(請求項3)、運転者に違和感を覚
えさせることがなく、ハイブリッド車両に対する信頼性
を大きく向上することができる。また、加熱触媒の昇温
作用を促進することができることから(請求項4)、エ
ンジンを早期に始動してトルクを確保するとともに、排
ガスを効率的に浄化可能とする合理的な制御を実現でき
る。
に示した図である。
した図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジンおよびモータからなるパワート
レインと、前記エンジンの排気系に設けられ、加熱手段
により昇温可能な加熱触媒とを備えるハイブリッド車両
において、 前記加熱触媒の温度が所定温度以下のとき前記加熱手段
により前記加熱触媒を昇温させるとともに前記エンジン
の出力が生じない程度に燃料を噴射または燃料噴射停止
状態としてエンジンを起動し、その後、前記加熱触媒が
暖機されてから前記エンジンにトルクを発生させるべく
燃料を噴射して前記エンジンを作動させる制御手段を具
備したことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 【請求項2】 前記パワートレインは前記加熱触媒の温
度が所定温度以下のとき前記モータのみにより駆動トル
クを発生させ、 前記制御手段は、運転者の要求トルクが所定トルクを超
えると前記加熱触媒が暖機される前であっても前記エン
ジンにトルクを発生させるべく前記エンジンを作動させ
ることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両
の制御装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は運転者により前記パワー
トレインに対する始動操作が行われたとき、前記エンジ
ンの出力が発生しない程度に燃料を噴射または燃料噴射
停止状態とすることにより前記エンジンを起動させるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載のハイブリッド
車両の制御装置。 - 【請求項4】 前記排気系内にて前記加熱触媒に流れる
排気流量を低減させる排気流量低減手段をさらに備えた
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のハ
イブリッド車両の制御装置。
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