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JP2003224252A - 光半導体集積回路装置 - Google Patents

光半導体集積回路装置

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Publication number
JP2003224252A
JP2003224252A JP2002023778A JP2002023778A JP2003224252A JP 2003224252 A JP2003224252 A JP 2003224252A JP 2002023778 A JP2002023778 A JP 2002023778A JP 2002023778 A JP2002023778 A JP 2002023778A JP 2003224252 A JP2003224252 A JP 2003224252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
conductivity type
integrated circuit
circuit device
semiconductor integrated
Prior art date
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Granted
Application number
JP2002023778A
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English (en)
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Inventor
Tsuyoshi Takahashi
強 高橋
Toshiyuki Okoda
敏幸 大古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002023778A priority Critical patent/JP4043246B2/ja
Publication of JP2003224252A publication Critical patent/JP2003224252A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 NPNトランジスタ、縦型PNPトランジス
タおよびホトダイオードとを組み込んだ光半導体集積回
路装置では、特性の異なる3つの素子を同一の基板上に
形成するため、3者の特性を同時に向上させることが困
難であった。 【解決手段】 本発明における光半導体集積回路装置で
は、NPNトランジスタ21および縦型PNPトランジ
スタ22において、ほぼノンドープである第2のエピタ
キシャル層26を介して発生する寄生容量を低減するた
めに、寄生容量の絶縁層幅W1、W2を一定の距離をも
って形成する。そのことで、寄生容量は、絶縁層の幅、
絶縁層の誘電率により自己容量が低減する。その結果、
高周波に優れたNPNトランジスタ21および縦型PN
Pトランジスタ22を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホトダイオードと
バイポーラICとを一体化した光半導体集積回路装置に
おいて、ホトダイオードの高速応答を可能とするノンド
ープエピタキシャル層にバイポーラICを形成すること
を目的とする。
【0002】
【従来の技術】受光素子と周辺回路とを一体化してモノ
リシックに形成した光半導体集積回路装置は、受光素子
と回路素子とを別個に形成しハイブリットIC化したも
のと異なりコストダウンが期待できる。更に、上記ハイ
ブリットIC化したものは外部電磁界による雑音に対し
ても強いというメリットを有する。
【0003】このような光半導体集積回路装置の従来に
おける構造としては、例えば、特開平09−01805
0号公報に一実施の形態が記載されている。以下に、図
13を参照にして、その構造について説明する。
【0004】先ず、図13は、従来における光半導体集
積回路装置の断面図である。具体的には、ホトダイオー
ド1とNPNトランジスタ2とを組み込んだICの断面
図である。図示の如く、P型の単結晶シリコン半導体基
板3上には、気相成長法によりノンドープで積層した第
1のエピタキシャル層4が、例えば、15〜20μm程
度の厚さで形成されている。同様に、この第1のエピタ
キシャル層4上には、気相成長法によりリン(P)ドー
プで積層した第2のエピタキシャル層5が、例えば、4
〜6μm程度の厚さで形成されている。そして、第1お
よび第2のエピタキシャル層4、5は、両者を完全に貫
通するP+型の分離領域6により第1の島領域7および
第2の島領域8に電気的に分離されている。尚、この第
1の島領域7にはホトダイオード1が形成され、また、
第2の島領域8にはNPNトランジスタ2が形成され
る。
【0005】第1の島領域7では、第2のエピタキシャ
ル層5表面にはカソード取出しとなるN+型の拡散領域
9が略全面に形成されており、この第2のエピタキシャ
ル層5表面には酸化膜10が形成されている。そして、
この酸化膜10を部分的に開孔したコンタクトホールを
介してカソード電極11がN+型の拡散領域9にコンタ
クトする。一方、分離領域6をホトダイオード1のアノ
ード側低抵抗取出し領域として、アノード電極12が分
離領域6の表面にコンタクトする。この結果、ホトダイ
オード1が構成される。
【0006】一方、第2の島領域8では、第1のエピタ
キシャル層4と第2のエピタキシャル層5との境界部に
はN+型の埋め込み層13が埋め込まれている。このN
+型の埋め込み層13上方の第2のエピタキシャル層5
表面には、NPNトランジスタ2のP型のベース領域1
4、N+型のエミッタ領域15およびN+型のコレクタ
領域16を形成している。そして、各拡散領域上にはA
l電極17がコンタクトし、酸化膜10上を延在するA
l配線が各素子を連結する。この結果、NPNトランジ
スタ2が構成され、ホトダイオード1が光信号入力部
を、NPNトランジスタ2が他の素子と共に信号処理回
路を構成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の光半導体集積回路装置では、第1のエピタキシャル層
4をノンドープで形成し、第2のエピタキシャル層5を
リン(P)ドープで形成した。そのため、ホトダイオー
ド1はPINダイオードとして構成され、ノンドープで
ある第1のエピタキシャル層4を空乏層形成領域として
いた。そして、この構造により、接合容量を小さく、光
吸収率を向上して空乏層外生成キャリアの発生を抑え、
ホトダイオード1の応答速度を上げていた。
【0008】しかしながら、更に、ホトダイオード1に
おける空乏層形成領域を確保し、ホトダイオード1の応
答速度を向上させることを考慮すると、第2のエピタキ
シャル層5もノンドープで形成することが考えられる。
この場合、ホトダイオード1のみの特性を考慮すると満
足した効果を得ることができるが、モノリシックに形成
されているNPNトランジスタ2側では以下の問題が発
生する。
【0009】つまり、NPNトランジスタ2側の第2の
エピタキシャル層5もノンドープで形成されることとな
る。この構造により、NPNトランジスタ2では、例え
ば、N+型のコレクタ領域16とP+型の分離領域6と
は、間に絶縁層としてノンドープの第2のエピタキシャ
ル層5を有し、2者間で寄生容量を形成するという問題
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した従来
の課題に鑑みてなされたもので、本発明である光半導体
集積回路装置では、一導電型の半導体基板と、前記基板
の表面に積層したほぼノンドープで形成された複数層の
エピタキシャル層と、前記エピタキシャル層を貫通して
複数の島領域を形成する一導電型の分離領域と、前記島
領域には少なくとも一導電型のトランジスタおよびホト
ダイオードがそれぞれ形成され、前記一導電型のトラン
ジスタが形成される前記島領域では前記一導電型のトラ
ンジスタ形成領域を囲む逆導電型の拡散領域と前記一導
電型のトランジスタの一導電型のコレクタ領域とは離間
して形成されることを特徴とする。
【0011】本発明の光半導体集積回路装置は、好適に
は、前記逆導電型の拡散領域と前記コレクタ領域との間
にはほぼ前記エピタキシャル層のみが位置することを特
徴とする。
【0012】本発明の光半導体集積回路装置は、好適に
は、一導電型の半導体基板と、前記基板の表面に積層し
たほぼノンドープで形成された複数層のエピタキシャル
層と、前記エピタキシャル層を貫通して複数の島領域を
形成する一導電型の分離領域と、前記島領域には少なく
とも一導電型のトランジスタ、ホトダイオードおよび逆
導電型のトランジスタが形成されており、前記逆導電型
のトランジスタの逆導電型のコレクタ領域と前記分離領
域とは離間して形成されることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明におけるNPNトランジス
タ21、縦型PNPトランジスタ22およびホトダイオ
ード23とを組み込んだ光半導体集積回路装置の断面図
を示したものである。
【0015】図示の如く、P−型の単結晶シリコン基板
24上には、例えば、比抵抗100Ω・cm以上、厚さ
6.0〜8.0μmであるノンドープで積層された第1
のエピタキシャル層25が形成されている。この第1の
エピタキシャル層25上には、例えば、比抵抗100Ω
・cm以上、厚さ6.0〜8.0μmであるノンドープ
で積層された第2のエピタキシャル層26が形成されて
いる。そして、基板24、第1のエピタキシャル層25
および第2のエピタキシャル層26には、3者を完全に
貫通するP+型分離領域27によって第1の島領域2
8、第2の島領域29および第3の島領域30が形成さ
れている。
【0016】この分離領域27は、基板24表面から上
下方向に拡散した第1の分離領域31、第1のエピタキ
シャル層25表面から上下方向に拡散した第2の分離領
域32および第2のエピタキシャル層26の表面から拡
散した第3の分離領域33から成る。そして、3者が連
結することで第1および第2のエピタキシャル層25、
26を島状に分離する。また、P+型分離領域27上に
は、LOCOS酸化膜34が形成されていることで、よ
り素子間分離が成される。ここで、LOCOS酸化膜3
4は、たんに厚い絶縁膜に置き換えることもできる。
【0017】そして、第1の島領域28にはNPNトラ
ンジスタ21が形成され、第2の島領域29には縦型P
NPトランジスタ22が形成され、第3の島領域30に
はホトダイオード23が形成されている。以下に、それ
ぞれの構造について説明する。
【0018】先ず、第1の島領域28に形成されるNP
Nトランジスタ21について説明する。図示の如く、こ
の構造としては、第1のエピタキシャル層25と第2の
エピタキシャル層26との境界を挟むようにN+型の埋
め込み層37が形成されている。そして、第2のエピタ
キシャル層26には、N+型のウェル領域39が深部で
N+型の埋め込み層37と重畳するように形成されてい
る。このN+型のウェル領域39には、コレクタ領域と
してN+型の拡散領域41、エミッタ領域としてN+型
の拡散領域47、ベース領域としてP+型のウェル領域
44が形成されている。また、P+型のウェル領域44
にはベース導出領域としてP+型の拡散領域45も形成
されている。そして、本実施の形態におけるNPNトラ
ンジスタ21では、第2エピタキシャル層26表面には
シリコン酸化膜58が堆積されている。そして、シリコ
ン酸化膜58にはコンタクトホールが形成されており、
これらのコンタクトホールを介してコレクタ電極51、
ベース電極52およびエミッタ電極53が形成されてい
る。
【0019】そして、本発明である光半導体集積回路装
置では、このNPNトランジスタ21のN+の拡散領域
41とP+型の分離領域27とを図示したようにW1の
距離をもって離間して形成しているところに特徴があ
る。上述したように、本発明では、第1および第2のエ
ピタキシャル層25、26をそれぞれほぼノンドープで
堆積している。そのため、第1および第2のエピタキシ
ャル層25、26自体はイントリシック層であり、この
第1および第2のエピタキシャル層25、26は高比抵
抗領域となる。つまり、特に、W1で示した領域では、
第2のエピタキシャル層26の一部の領域が、P+型の
分離領域27とN+型の拡散領域41との間に位置して
いる。そして、P+型の分離領域27は基板24と連続
して形成されている。一方、N+型の拡散領域41はコ
レクタ電極51と接続しており、コレクタ領域として用
いられている。その結果、このW1で示した領域では、
コレクタ−基板間での寄生容量が発生する。
【0020】しかし、本発明では、上述の如く、P+型
の分離領域27とN+型の拡散領域41との間はある一
定の距離W1をもって形成されるている。そのため、こ
の2者間の距離が確保されることでこの寄生容量の自己
容量を距離により低減することができる。更に、本発明
では、N+型のウェル領域39が、P+型の分離領域2
7に対してN+型の拡散領域41よりも離間して形成し
ている。そのことで、上述の2者間より成る寄生容量に
おいて、この2者間にはほぼ第2のエピタキシャル層2
6のみ存在することとなる。つまり、寄生容量を構成す
る絶縁層としてイントリシック層を用いることで低誘電
率とすることができ、寄生容量の自己容量を低減するこ
とができる。その結果、寄生容量を低減することで、高
周波に優れたNPNトランジスタ21を実現できる。
【0021】次に、第2の島領域29に形成される縦型
PNPトランジスタ22について説明する。図示の如
く、この構造としては、第1のエピタキシャル層25と
第2のエピタキシャル層26との境界を挟むようにP+
型の埋め込み層35が形成されている。更に、この領域
には、P+型の埋め込み層35と重畳してN+型の埋め
込み層36が形成されている。そして、第2のエピタキ
シャル層26には、P+型のウェル領域38が深部でP
+型の埋め込み層35と重畳するように形成されてい
る。このP+型のウェル領域38には、コレクタ領域と
してP+型の拡散領域40、エミッタ領域としてP+型
の拡散領域46、ベース領域としてN+型のウェル領域
43が形成されている。また、このN+型のウェル領域
43には、ベース導出領域としてN+型の拡散領域48
も形成されている。そして、第2のエピタキシャル層2
6表面にはシリコン酸化膜58が形成されており、この
酸化膜58に形成されたコンタクトホールを介してコレ
クタ電極54、ベース電極56およびエミッタ電極55
が形成されている。尚、図示していないが、N+型の拡
散領域42は電源(VCC)と接続されている。そのた
め、縦型PNPトランジスタ22は、電源電位が印加さ
れたN+型領域36、42で囲まれているので、寄生効
果を抑制することができる。
【0022】そして、本発明である光半導体集積回路装
置では、第1に、この縦型PNPトランジスタ22のN
+の拡散領域42とP+型の拡散領域40とを図示した
ようにW2の距離をもって離間して形成しているところ
に特徴がある。上述したように、本発明では、第1およ
び第2のエピタキシャル層25、26をそれぞれほぼノ
ンドープで堆積している。そのため、第1および第2の
エピタキシャル層25、26自体はイントリシック層で
あり、この第1および第2のエピタキシャル層25、2
6は高比抵抗領域となる。つまり、特に、W2で示した
領域では、第2のエピタキシャル層26の一部の領域
が、N+型の拡散領域42とP+型の拡散領域40との
間に位置している。そして、N+型の拡散領域42は電
源と接続している。一方、P+型の拡散領域40はコレ
クタ電極54と接続しており、コレクタ領域として用い
られている。その結果、このW2で示した領域では、電
源―コレクタ間での寄生容量が発生する。
【0023】つまり、上述したNPNトランジスタ21
の場合と同様に、縦型PNPトランジスタ22において
も、ある一定の距離W2および低誘電率により寄生容量
を低減している。その寄生容量対策および効果について
は、上述したNPNトランジスタ21の場合と同様であ
るので、上述の説明を参照しここでは説明を割愛するこ
ととする。
【0024】次に、本発明である光半導体集積回路装置
では、第2に、この縦型PNPトランジスタ22を形成
する領域を囲むように、N+型の拡散領域42が形成さ
れていることに特徴がある。具体的には、N+型の拡散
領域42は分離領域27より内側に形成されている。つ
まり、コレクタ領域側ではP+型の拡散領域40とP+
の第3の分離領域33との間にN型領域を形成し、PN
接合領域を形成している。そのことで、両者間での第2
のエピタキシャル層26表面がP型に変化することを防
止することができる。その結果、ノンドープで積層され
たエピタキシャル層25、26内に縦型PNPトランジ
スタ22を形成することを実現できる。そして、この構
造について以下に説明する。
【0025】上述したように、縦型PNPトランジスタ
22はノンドープで積層される第1および第2のエピタ
キシャル層25、26に形成されている。そして、第1
および第2のエピタキシャル層25、26には、P+型
のウェル領域38、N+型のウェル領域43を形成し、
縦型PNPトランジスタ22形成領域を確保している。
そのため、N+型の拡散領域42を形成しない場合で
は、例えば、P+型のウェル領域38又はP+型の拡散
領域40とP+型の分離領域27との間にはイントリシ
ック層のみが存在してしまう。そして、図示はしていな
いが、シリコン酸化膜層58上には、例えば、Al配線
等が形成されている。この場合、上述の配線に電流が流
れると、高比抵抗である第2のエピタキシャル層26表
面はP型領域に反転してしまう。その結果、P+型のウ
ェル領域38又はP+型の拡散領域40とP+型の分離
領域27とはショートし、この縦型PNPトランジスタ
22は不良品となってしまう。このとき、第2のエピタ
キシャル層26はノンドープのため高比抵抗であるた
め、例えば、1〜2V程度の電圧が印加することで表面
がP型領域に反転してしまう。つまり、この縦型PNP
トランジスタ22は非常に耐圧性の悪い構造となってし
まう。
【0026】しかし、本発明の縦型PNPトランジスタ
22では、第2のエピタキシャル層26において、この
P+型のウェル領域38又はP+型の拡散領域40とP
+型の分離領域27との間のイントリシック層にはN+
型の拡散領域42を形成している。このため、この2者
間にはPNの接合領域が形成され、このイントリック層
表面がP型領域に変化してもこの2者がショートするこ
とはない。つまり、P+型の分離領域27の内側にN+
型の拡散領域42を一環状に形成することで、縦型PN
Pトランジスタ22の耐圧性を大幅に向上させることが
できる。ここで、N+型の拡散領域42は、常に、一環
状に形成する必要はなく、縦型PNPトランジスタ22
の耐圧性を向上させることができる領域にのみ形成する
構造でも良い。つまり、縦型PNPトランジスタ22
は、実質N+型の拡散領域42で囲まれた領域に形成さ
れることとなる。尚、横型PNPトランジスタにおいて
も、上述した構造を利用できるが、このときは、N+型
の拡散領域42は電源と接続せず利用する。そのこと
で、縦型PNPトランジスタ22と同様な効果を得るこ
とができる。
【0027】また、上述したように、縦型PNPトラン
ジスタ22の第1の特徴および第2の特徴を考慮する
と、N+型の拡散領域42はP+型の分離領域27側に
形成し、W2幅をより広く確保することが好ましい。
【0028】次に、第3の島領域30に形成されるホト
ダイオード23について説明する。図示の如く、この構
造としては、第2のエピタキシャル層26表面には、N
+型の拡散領域49が略全面に形成されている。そし
て、上述したように、第1および第2のエピタキシャル
層25、26はノンドープで形成され、N+型の拡散領
域49はカソード領域として用いられている。そして、
N+型の拡散領域49は、第2のエピタキシャル層26
表面に形成され、その表面にはシリコン酸化膜58が堆
積されている。そして、このシリコン酸化膜58に形成
されたコンタクトホールを介してカソード電極57が接
続している。一方、上述したように、基板24はP−型
の単結晶シリコン基板であり、また、P+型の分離領域
27と連結している。そして、図示はしていないが、分
離領域27表面にはアノード電極が形成されており、分
離領域27と接続している基板24をアノード領域とし
て用いている。分離領域27はアノード導出領域の役割
を果たしている。
【0029】そして、ホトダイオード23の作用は、次
に説明する通りである。例えば、ホトダイオード23の
カソード電極57に+5Vの如きVCC電位を、アノー
ド電極にGND電位を印加し、ホトダイオード23に逆
バイアスが印加した状態にする。このとき、ホトダイオ
ード23では、上述の如く、第1および第2のエピタキ
シャル層25、26はノンドープにより形成されている
ので、従来の構造と比較しても、より広い幅の空乏層形
成領域を確保することができる。つまり、ノンドープで
形成されている第1および第2のエピタキシャル層2
5、26のほぼ全ての領域を空乏層形成領域とすること
ができる。そのことで、本発明におけるホトダイオード
23では、接合容量を低減することができるので、空乏
層を広げることができる。そして、ホトダイオード23
に逆バイアスが印加した状態では空乏層が広く形成され
るので、光の入射により発生する生成キャリアの移動速
度を向上させることができる。その結果、ホトダイオー
ド23の高速応答を可能にすることができる。
【0030】つまり、ホトダイオード23では、光の波
長等の目的用途にも関係するが、ノンドープで形成され
たエピタキシャル層を多層に積層し、空乏層形成領域を
確保するほどホトダイオード23の特性を向上すること
ができる。更に、ノンドープで形成されたエピタキシャ
ル層を多層に積層することで、このエピタキシャル層は
高抵抗領域となる。そのことで、寄生トランジスタによ
るリーク電流等の寄生効果も抑制することができる。
【0031】尚、上述したように、本実施の形態ではノ
ンドープで形成されたエピタキシャル層が2層構造の場
合について説明したが、特に、この構造に限定する必要
はない。ホトダイオードの使用用途に応じて、ノンドー
プから成る多層のエピタキシャル層が積層された場合も
同様な効果を得ることができる。また、本実施の形態で
は、NPNトランジスタ、縦型PNPトランジスタおよ
びホトダイオードが一体に形成された場合について説明
したが、特に、この構造に限定する必要はない。トラン
ジスタ形成領域のエピタキシャル層がほぼノンドープで
形成されている構造であれば個々に形成した場合等でも
同様な効果を得ることができる。そして、その他、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能であ
る。
【0032】次に、図2〜図12を参照にして、本発明
の1実施の形態であるNPNトランジスタ、縦型PNP
トランジスタおよびホトダイオードとが組み込まれた光
半導体集積回路装置の製造方法について、以下に説明す
る。尚、以下の説明では、図1に示した光半導体集積回
路装置で説明した各構成要素と同じ構成要素には同じ符
番を付すこととする。
【0033】先ず、図2に示す如く、P−型の単結晶シ
リコン基板24を準備する。そして、この基板24の表
面を熱酸化して全面に酸化膜を、例えば、0.03〜
0.05μm程度形成する。その後、公知のフォトリソ
グラフィ技術により分離領域27の第1の分離領域31
を形成する部分に開口部が設けられたフォトレジストを
選択マスクとして形成する。そして、P型不純物、例え
ば、ホウ素(B)を加速電圧60〜100keV、導入
量1.0×1013〜1.0×1015/cm2でイオン注
入し、拡散する。その後、フォトレジストを除去する。
【0034】次に、図3に示す如く、図2において形成
したシリコン酸化膜を全て除去し、基板24をエピタキ
シャル成長装置のサセプタ上に配置する。そして、ラン
プ加熱によって基板24に、例えば、1000℃程度の
高温を与えると共に反応管内にSiH2Cl2ガスとH2
ガスを導入する。そのことにより、基板24上に、例え
ば、比抵抗100Ω・cm以上、厚さ6.0〜8.0μ
m程度の第1のエピタキシャル層25を成長させる。そ
の後、第1のエピタキシャル層25の表面を熱酸化して
シリコン酸化膜を、例えば、0.5〜0.8μm程度形
成する。そして、公知のフォトリソグラフィ技術によ
り、NPNトランジスタ21のN+型の埋め込み層37
および縦型PNPトランジスタ22のN+型の埋め込み
層36に対応する酸化膜をホトエッチングして選択マス
クとする。そして、N型不純物、例えば、リン(P)を
加速電圧20〜65keV、導入量1.0×1013
1.0×1015/cm2でイオン注入し、拡散する。こ
のとき、分離領域27の第1の分離領域31が同時に拡
散される。
【0035】次に、図4に示す如く、図3において形成
したシリコン酸化膜を全て除去する。その後、再び、第
1のエピタキシャル層25表面を熱酸化して全面に酸化
膜を、例えば、0.03〜0.05μm程度形成する。
そして、公知のフォトリソグラフィ技術により分離領域
27の第2の分離領域32および縦型PNPトランジス
タ22のP+型の埋め込み層35を形成する部分に開口
部が設けられたフォトレジストを選択マスクとして形成
する。そして、P型不純物、例えば、ホウ素(B)を加
速電圧60〜100keV、導入量1.0×1013
1.0×1015/cm2でイオン注入し、拡散する。そ
の後、フォトレジストを除去する。このとき、N+型の
埋め込み層36、37が同時に拡散される。
【0036】次に、図5に示す如く、先ず、図4におい
て形成したシリコン酸化膜を全て除去し、基板24をエ
ピタキシャル成長装置のサセプタ上に配置する。そし
て、ランプ加熱によって基板24に、例えば、1000
℃程度の高温を与えると共に反応管内にSiH2Cl2
スとH2ガスを導入する。そのことにより、第1のエピ
タキシャル層25上に、例えば、比抵抗100Ω・cm
以上、厚さ6.0〜8.0μm程度の第2のエピタキシ
ャル層26を成長させる。そして、第2のエピタキシャ
ル層26の表面を熱酸化してシリコン酸化膜を、例え
ば、0.5〜0.8μm程度形成する。そして、公知の
フォトリソグラフィ技術によりNPNトランジスタ21
のN+型の拡散領域41および縦型PNPトランジスタ
22のN+型の拡散領域41に対応する酸化膜をホトエ
ッチングして選択マスクとする。その後、N型不純物、
例えば、リン(P)を加速電圧20〜65keV、導入
量1.0×1013〜1.0×1015/cm2でイオン注
入し、拡散する。このとき、分離領域27の第2の分離
領域32およびP+型の埋め込み層35が同時に拡散さ
れ、第1および第2の分離領域31、32が連結する。
【0037】次に、図6に示す如く、図5において形成
したシリコン酸化膜を全て除去する。その後、第2のエ
ピタキシャル層26の表面を熱酸化して全面に酸化膜
を、例えば、0.03〜0.05μm程度形成する。こ
の酸化膜上に公知のフォトリソグラフィ技術により縦型
PNPトランジスタ22のP+型のウェル領域38を形
成する部分に開口部が設けられたフォトレジストを選択
マスクとして形成する。そして、P型不純物、例えば、
ホウ素(B)を加速電圧60〜100keV、導入量
1.0×1013〜1.0×1015/cm2でイオン注入
し、拡散する。その後、フォトレジストを除去する。こ
のとき、N+型の拡散領域41、42が同時に拡散され
る。
【0038】次に、図7に示す如く、図6において形成
したシリコン酸化膜上に、公知のフォトリソグラフィ技
術にNPNトランジスタ21のN+型のウェル領域39
を形成する部分に開口部が設けられたフォトレジストを
選択マスクとして形成する。そして、N型不純物、例え
ば、リン(P)を加速電圧20〜65keV、導入量
1.0×1013〜1.0×1015/cm2でイオン注入
し、拡散する。その後、フォトレジストを除去する。こ
のとき、P+型のウェル領域38が同時に拡散される。
【0039】次に、図8に示す如く、図6において形成
したシリコン酸化膜上に、公知のフォトリソグラフィ技
術により分離領域27の第3の分離領域33および縦型
PNPトランジスタ22のP+型の拡散領域40を形成
する部分に開口部が設けられたフォトレジストを選択マ
スクとして形成する。そして、P型不純物、例えば、ホ
ウ素(B)を加速電圧60〜100keV、導入量1.
0×1013〜1.0×1015/cm2でイオン注入し、
拡散する。その後、フォトレジストおよびシリコン酸化
膜を除去する。このとき、N+型のウェル領域39も同
時に拡散される。
【0040】次に、図9に示す如く、先ず、第2のエピ
タキシャル層26の所望の領域にLOCOS酸化膜34
を形成する。図示はしていないが、第2のエピタキシャ
ル層26の表面を熱酸化して全面にシリコン酸化膜を、
例えば、0.03〜0.05μm程度形成する。そし
て、この酸化膜上にシリコン窒化膜を、例えば、0.0
5〜0.2μm程度形成する。そして、LOCOS酸化
膜34を形成する部分に開口部が設けられるようにシリ
コン窒化膜を選択的に除去する。その後、このシリコン
窒化膜をマスクとして用い、シリコン酸化膜上から、例
えば、800〜1200℃程度でスチーム酸化で酸化膜
付けを行う。そして、同時に、基板24全体に熱処理を
与えLOCOS酸化膜34を形成する。特に、P+型分
離領域27上にはLOCOS酸化膜34を形成すること
で、より素子間分離が成される。ここで、LOCOS酸
化膜34は、例えば、厚さ0.5〜1.0μm程度に形
成される。
【0041】次に、シリコン窒化膜およびシリコン酸化
膜を全て除去した後、再び、第2のエピタキシャル層2
6の表面を熱酸化して全面に酸化膜を、例えば、0.0
3〜0.05μm程度形成する。この酸化膜上に公知の
フォトリソグラフィ技術により縦型PNPトランジスタ
22のN+型のウェル領域43を形成する部分に開口部
が設けられたフォトレジストを選択マスクとして形成す
る。そして、N型不純物、例えば、リン(P)を加速電
圧20〜65keV、導入量1.0×1013〜1.0×
1015/cm2でイオン注入し、拡散する。その後、フ
ォトレジストを除去する。このとき、縦型PNPトラン
ジスタ22のP+型の拡散領域40および分離領域27
の第3の分離領域33が同時に拡散される。そして、分
離領域27を構成する第1、第2および第3の分離領域
31、32、33が連結することでP+型の分離領域2
7が形成される。
【0042】次に、図10に示す如く、図9において形
成した酸化膜上に公知のフォトリソグラフィ技術により
NPNトランジスタ21のP+型のウェル領域44を形
成する部分に開口部が設けられたフォトレジストを選択
マスクとして形成する。そして、P型不純物、例えば、
フッカホウ素(BF2)を加速電圧30〜75keV、
導入量1.0×1015〜1.0×1017/cm2でイオ
ン注入し、拡散する。その後、フォトレジストを除去す
る。このとき、LOCOS酸化膜34をもマスクとして
用いることができるので、より精度よくイオン注入する
ことができる。そして、このとき、縦型PNPトランジ
スタ22のN+型のウェル領域43が同時に拡散され
る。
【0043】次に、図11に示す如く、図9において形
成したシリコン酸化膜上に公知のフォトリソグラフィ技
術により、NPNトランジスタ21のN+型の拡散領域
47、縦型PNPトランジスタ22のN+型の拡散領域
48、ホトダイオード23のN+型の拡散領域49を形
成する部分に開口部が設けられたフォトレジストを選択
マスクとして形成する。そして、N型不純物、例えば、
ヒ素(As)を加速電圧80〜120keV、導入量
1.0×1013〜1.0×1015/cm2でイオン注入
し、拡散する。その後、フォトレジストを除去する。こ
のとき、P+型のウェル領域43も同時に拡散される。
【0044】次に、図12に示す如く、図9において形
成したシリコン酸化膜上に公知のフォトリソグラフィ技
術により、NPNトランジスタ21のP+型の拡散領域
45および縦型PNPトランジスタ22のP+型の拡散
領域46を形成する部分に開口部が設けられたフォトレ
ジストを選択マスクとして形成する。そして、P型不純
物、例えば、フッカホウ素(BF2)を加速電圧30〜
75keV、導入量1.0×1015〜1.0×1017
cm2でイオン注入し、拡散する。その後、フォトレジ
ストを除去する。このとき、N+型の拡散領域47、4
8、49も同時に拡散される。
【0045】その後、図1に示す如く、第2のエピタキ
シャル層26表面にはシリコン酸化膜を形成する。そし
て、シリコン酸化膜に外部電極と接続用のコンタクトホ
ールを形成する。そして、それらコンタクトホールを介
して、例えば、Alから成るNPNトランジスタ21お
よび縦型PNPトランジスタ22用のコレクタ電極5
1、54、ベース電極52、56、エミッタ電極53、
55を形成する。そして、図1に示したNPNトランジ
スタ21、縦型PNPトランジスタ22およびホトダイ
オード23とを組み込んだ光半導体集積回路装置が完成
する。
【0046】尚、上記した本実施の形態では、NPNト
ランジスタ、容量およびホトダイオードとを組み込んだ
光半導体集積回路装置について述べたが、特に、上記し
た形に限定する必要はない。その他、ホトダイオードと
周辺回路とを組み込んだICにおいても、同等の効果を
得ることができる。そして、その他、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
【0047】
【発明の効果】第1に、本発明の光半導体集積回路装置
によれば、半導体基板上にノンドープで多層に積層され
たエピタキシャル層を複数の島領域に分離し、その島領
域には少なくともホトダイオードと縦型PNPトランジ
スタとが形成されている。そして、ホトダイオードで
は、ノンドープによるエピタキシャル層を用いて構成さ
れているので、逆バイアス状態において、エピタキシャ
ル層領域のほぼ全領域を空乏層形成領域として利用する
ことができる。そのことで、高速応答が可能なホトダイ
オードを実現することができる。
【0048】第2に、本発明の光半導体集積回路装置に
よれば、縦型PNPトランジスタでは、電源と接続した
N+の拡散領域とコレクタ電極と接続したP+型の拡散
領域との間には、ほぼノンドープのエピタキシャル層の
みを存在させている。そのことで、電源―コレクタ間で
の寄生容量に対して絶縁層の距離および絶縁層の誘電率
により自己容量を低減している。その結果、寄生容量が
低減され、高周波に優れた縦型PNPトランジスタを実
現する。
【0049】第3に、本発明の光半導体集積回路装置に
よれば、縦型PNPトランジスタでは、コレクタ領域と
してのP+型の拡散領域とP+型の分離領域との間にN
+型の拡散領域を形成している。そのことで、ノンドー
プで積層されたエピタキシャル層内に高耐圧な縦型PN
Pトランジスタを形成することができる。
【0050】第4に、本発明の光半導体集積回路装置に
よれば、半導体基板上にノンドープで多層に積層された
エピタキシャル層を複数の島領域に分離し、その島領域
には少なくともホトダイオード、縦型PNPトランジス
タおよびNPNトランジスタが形成されている。そし
て、NPNトランジスタでは、基板と接続したP+型の
分離領域とコレクタ電極と接続したN+型の拡散領域と
の間には、ほぼノンドープのエピタキシャル層のみを存
在させている。そのことで、基板―コレクタ間での寄生
容量に対して絶縁層の距離および絶縁層の誘電率により
自己容量を低減している。その結果、寄生容量が低減さ
れ、高周波に優れた縦型PNPトランジスタを実現す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態での光半導体集積回路装置
を説明する断面図である。
【図2】本発明の実施の形態での光半導体集積回路装置
の製造方法を説明する断面図である。
【図3】本発明の実施の形態での光半導体集積回路装置
の製造方法を説明する断面図である。
【図4】本発明の実施の形態での光半導体集積回路装置
の製造方法を説明する断面図である。
【図5】本発明の実施の形態での光半導体集積回路装置
の製造方法を説明する断面図である。
【図6】本発明の実施の形態での光半導体集積回路装置
の製造方法を説明する断面図である。
【図7】本発明の実施の形態での光半導体集積回路装置
の製造方法を説明する断面図である。
【図8】本発明の実施の形態での光半導体集積回路装置
の製造方法を説明する断面図である。
【図9】本発明の実施の形態での光半導体集積回路装置
の製造方法を説明する断面図である。
【図10】本発明の実施の形態での光半導体集積回路装
置の製造方法を説明する断面図である。
【図11】本発明の実施の形態での光半導体集積回路装
置の製造方法を説明する断面図である。
【図12】本発明の実施の形態での光半導体集積回路装
置の製造方法を説明する断面図である。
【図13】従来の実施の形態での光半導体集積回路装置
を説明する断面図である。
【符号の説明】
21 NPNトランジスタ 22 縦型PNPトランジスタ 23 ホトダイオード 24 P−型の単結晶シリコン基板 25 第1のエピタキシャル層 26 第2のエピタキシャル層 27 分離領域 42 N+型の拡散領域 W1 離間距離 W2 離間距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA10 AB01 BA02 CA05 FC09 FC18 5F049 MA04 MB03 NA03 NB05 PA03 PA10 QA03 RA03 RA08 SS03 UA01 UA07 UA20 5F082 AA02 AA06 AA08 BA02 BA04 BA12 BA22 BA41 BA47 BC04 BC11 DA01 EA03 EA10 EA22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型の半導体基板と、 前記基板の表面に積層したほぼノンドープで形成された
    複数層のエピタキシャル層と、 前記エピタキシャル層を貫通して複数の島領域を形成す
    る一導電型の分離領域と、 前記島領域には少なくとも一導電型のトランジスタおよ
    びホトダイオードがそれぞれ形成され、前記一導電型の
    トランジスタが形成される前記島領域では前記一導電型
    のトランジスタ形成領域を囲む逆導電型の拡散領域と前
    記一導電型のトランジスタの一導電型のコレクタ領域と
    は離間して形成されることを特徴とする光半導体集積回
    路装置。
  2. 【請求項2】 前記逆導電型の拡散領域と前記コレクタ
    領域との間にはほぼ前記エピタキシャル層のみが位置す
    ることを特徴とする請求項1記載の光半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 前記一導電型のトランジスタ形成領域に
    は一導電型のウェル領域が形成され、前記ウェル領域に
    は前記一導電型のトランジスタが形成され、前記ウェル
    領域は前記逆導電型の拡散領域に対して前記コレクタ領
    域よりも離間していることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の光半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記逆導電型の拡散領域は一環状に形成
    されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載の光半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記島領域の1つには逆導電型のトラン
    ジスタが形成されており、前記逆導電型のトランジスタ
    の逆導電型のコレクタ領域と前記分離領域とは離間して
    形成されることを特徴とする請求項1記載の光半導体集
    積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記逆導電型のコレクタ領域と前記分離
    領域との間にはほぼ前記エピタキシャル層のみが位置す
    ることを特徴とする請求項5記載の光半導体集積回路装
    置。
  7. 【請求項7】 前記逆導電型のトランジスタ形成領域に
    は逆導電型のウェル領域が形成され、前記ウェル領域に
    は前記逆導電型のトランジスタが形成され、前記ウェル
    領域は前記分離領域に対して前記コレクタ領域よりも離
    間していることを特徴とする請求項5または請求項6記
    載の光半導体集積回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2216815A1 (en) * 2009-02-05 2010-08-11 Austriamicrosystems AG Integrated circuit comprising a PIN diode and method of production
JP2012033657A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Renesas Electronics Corp 半導体装置

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