JP2003222777A - ズーム連動機構 - Google Patents
ズーム連動機構Info
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- JP2003222777A JP2003222777A JP2002019859A JP2002019859A JP2003222777A JP 2003222777 A JP2003222777 A JP 2003222777A JP 2002019859 A JP2002019859 A JP 2002019859A JP 2002019859 A JP2002019859 A JP 2002019859A JP 2003222777 A JP2003222777 A JP 2003222777A
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- zoom
- lens barrel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成でカメラの小型化に寄与できるズ
ーム連動機構を提供する。 【解決手段】 カメラ本体11の上部に形成されたスリ
ット17から連動部材18の係合爪18aが突出し、こ
の切欠き19がズーム鏡筒15に形成された突起部15
aと係合している。切欠き19には、突起部15aとの
間に幅d1の遊びP1が設けてある。連動部材18の凸
部18bはカムプレート20に形成されたカム溝20a
に係合している。カム溝20aのα方向には、凸部18
bとの間に幅d2の遊びP2が設けてある。ズーム鏡筒
15は合焦動作時に一旦無限遠位置に移動した後、オー
トフォーカスユニットからの測距データの分だけ戻され
る。この時のズーム鏡筒15の移動範囲は、遊びP1の
幅d1内であるから、カム溝20aの遊びP2は小さく
て済み、カムプレート20を小型化できるから、カメラ
の小型化に寄与できる。
ーム連動機構を提供する。 【解決手段】 カメラ本体11の上部に形成されたスリ
ット17から連動部材18の係合爪18aが突出し、こ
の切欠き19がズーム鏡筒15に形成された突起部15
aと係合している。切欠き19には、突起部15aとの
間に幅d1の遊びP1が設けてある。連動部材18の凸
部18bはカムプレート20に形成されたカム溝20a
に係合している。カム溝20aのα方向には、凸部18
bとの間に幅d2の遊びP2が設けてある。ズーム鏡筒
15は合焦動作時に一旦無限遠位置に移動した後、オー
トフォーカスユニットからの測距データの分だけ戻され
る。この時のズーム鏡筒15の移動範囲は、遊びP1の
幅d1内であるから、カム溝20aの遊びP2は小さく
て済み、カムプレート20を小型化できるから、カメラ
の小型化に寄与できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡単な構成でカメ
ラの小型化に寄与するズーム連動機構に関するものであ
る。
ラの小型化に寄与するズーム連動機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】撮影レンズにズームレンズを用いたコン
パクトカメラでは、ズームレンズの変倍とともにファイ
ンダ光学系中の変倍レンズが移動して視野倍率も変更さ
れる。このようなズームレンズでは、ズーミング動作を
行った後にズーミング方向と逆方向にズームレンズの変
倍レンズを動かして合焦させるものが多い。そのままで
は、ズームレンズの合焦動作に伴ってファインダ光学系
の視野倍率も変更されてしまうので、ズームレンズの合
焦動作時には、ファインダ光学系中の変倍レンズとの連
係を断つ必要がある。
パクトカメラでは、ズームレンズの変倍とともにファイ
ンダ光学系中の変倍レンズが移動して視野倍率も変更さ
れる。このようなズームレンズでは、ズーミング動作を
行った後にズーミング方向と逆方向にズームレンズの変
倍レンズを動かして合焦させるものが多い。そのままで
は、ズームレンズの合焦動作に伴ってファインダ光学系
の視野倍率も変更されてしまうので、ズームレンズの合
焦動作時には、ファインダ光学系中の変倍レンズとの連
係を断つ必要がある。
【0003】このようにズームレンズの合焦動作時にフ
ァインダ光学系との連係を断つようにしたズーム連動機
構としては、ズームレンズの変倍レンズとファインダ光
学系中の変倍レンズとの間に、ズームレンズの変倍レン
ズのピンと長孔を介して係合されるカム板を設け、ズー
ムレンズの変倍レンズがズーミング方向と逆方向に移動
する際に、前記ピンがカム板の長孔内を移動してズーム
レンズの変倍レンズの移動がファインダ光学系中の変倍
レンズに伝わらないようにしたものが知られている(特
許第2984613号公報(公報1))。
ァインダ光学系との連係を断つようにしたズーム連動機
構としては、ズームレンズの変倍レンズとファインダ光
学系中の変倍レンズとの間に、ズームレンズの変倍レン
ズのピンと長孔を介して係合されるカム板を設け、ズー
ムレンズの変倍レンズがズーミング方向と逆方向に移動
する際に、前記ピンがカム板の長孔内を移動してズーム
レンズの変倍レンズの移動がファインダ光学系中の変倍
レンズに伝わらないようにしたものが知られている(特
許第2984613号公報(公報1))。
【0004】また、ズームレンズの変倍レンズとファイ
ンダ光学系中の変倍レンズとの連動を司る連結板をアク
チュエータにより連結位置から退避させる構成を有する
ものも知られている(特開平8−190042号公報
(公報2))。また、ズームレンズの変倍レンズに固定
されたピンと、ファインダ光学系中の変倍レンズが係合
されるカム板が設けられ、このカム板に形成された前記
ピンと係合されるカム溝が幅広に形成され、これにより
合焦動作時にズーミング動作方向と反対方向に移動され
るピンの移動をカム溝の幅で吸収するようにしたものも
知られている(特開平9−211554号公報(公報
3))。
ンダ光学系中の変倍レンズとの連動を司る連結板をアク
チュエータにより連結位置から退避させる構成を有する
ものも知られている(特開平8−190042号公報
(公報2))。また、ズームレンズの変倍レンズに固定
されたピンと、ファインダ光学系中の変倍レンズが係合
されるカム板が設けられ、このカム板に形成された前記
ピンと係合されるカム溝が幅広に形成され、これにより
合焦動作時にズーミング動作方向と反対方向に移動され
るピンの移動をカム溝の幅で吸収するようにしたものも
知られている(特開平9−211554号公報(公報
3))。
【0005】また、ズームレンズの全体繰り出し機構と
ズームレンズの変倍レンズとの連動機構と、ズームレン
ズの全体繰り出し機構とファインダ光学系の変倍レンズ
との連動機構とにそれぞれバックラッシュを設け、この
合焦動作時には、このバックラッシュが無くならないよ
うにしたものが知られている(特開平9−230201
号公報(公報4))。
ズームレンズの変倍レンズとの連動機構と、ズームレン
ズの全体繰り出し機構とファインダ光学系の変倍レンズ
との連動機構とにそれぞれバックラッシュを設け、この
合焦動作時には、このバックラッシュが無くならないよ
うにしたものが知られている(特開平9−230201
号公報(公報4))。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記上記公報1,3記
載の連動機構では、合焦動作時のピンの移動量に対応し
てカム板の長孔やカム溝の幅がかなり大きくなるため、
カム板が大型化し、この移動スペースを確保しなければ
ならないため、カメラの小型化を困難にするという欠点
がある。また、公報2,4記載の連動機構では、構造が
複雑になり、コンパクトで比較的ローコストなカメラに
は適用できないという欠点がある。
載の連動機構では、合焦動作時のピンの移動量に対応し
てカム板の長孔やカム溝の幅がかなり大きくなるため、
カム板が大型化し、この移動スペースを確保しなければ
ならないため、カメラの小型化を困難にするという欠点
がある。また、公報2,4記載の連動機構では、構造が
複雑になり、コンパクトで比較的ローコストなカメラに
は適用できないという欠点がある。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためのもの
であり、簡単な構成でカメラの小型化に寄与できるズー
ム連動機構を提供することを目的とする。
であり、簡単な構成でカメラの小型化に寄与できるズー
ム連動機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のズーム連動機構は、焦点距離を連続的に変
化させる撮影用のズームレンズと、このズームレンズに
組み込まれ、焦点距離を変化させる変倍動作時とピント
合わせを行う合焦動作時とに撮影光軸方向に移動される
ズーム鏡筒と、このズーム鏡筒と撮影光軸方向に遊びを
もって係合し、撮影光軸方向に移動自在な連動部材と、
この連動部材とカム溝を介して係合し、連動部材の変倍
動作時の移動により、撮影光軸方向と平行な面内でかつ
撮影光軸方向と直交する方向に移動してズームファイン
ダのファインダ視野をズームレンズの焦点距離に対応し
た倍率に変化させる平板状のカムプレートとからなり、
ズーム鏡筒の合焦動作時には、前記遊びによりズーム鏡
筒と連動部材との係合が回避され、カムプレートを変位
させることなく、ズームファインダのファインダ視野の
変化を阻止するものである。また、前記カムプレートの
カム溝には、連動部材との間に、前記遊びと異なる撮影
光軸方向の遊びが設けられているものである。
に、本発明のズーム連動機構は、焦点距離を連続的に変
化させる撮影用のズームレンズと、このズームレンズに
組み込まれ、焦点距離を変化させる変倍動作時とピント
合わせを行う合焦動作時とに撮影光軸方向に移動される
ズーム鏡筒と、このズーム鏡筒と撮影光軸方向に遊びを
もって係合し、撮影光軸方向に移動自在な連動部材と、
この連動部材とカム溝を介して係合し、連動部材の変倍
動作時の移動により、撮影光軸方向と平行な面内でかつ
撮影光軸方向と直交する方向に移動してズームファイン
ダのファインダ視野をズームレンズの焦点距離に対応し
た倍率に変化させる平板状のカムプレートとからなり、
ズーム鏡筒の合焦動作時には、前記遊びによりズーム鏡
筒と連動部材との係合が回避され、カムプレートを変位
させることなく、ズームファインダのファインダ視野の
変化を阻止するものである。また、前記カムプレートの
カム溝には、連動部材との間に、前記遊びと異なる撮影
光軸方向の遊びが設けられているものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を実施したカメラを分解し
て示す図1において、カメラ本体11の中央部は、円柱
状の孔12が形成され、固定筒として機能する。この背
後には、アパーチャ13が形成されている。前記孔12
には、ズームレンズ14の円筒状のズーム鏡筒15が進
退自在に収納され、ズームレンズ14の焦点距離を変更
(変倍)する際と、合焦動作時とに撮影光軸Lの方向で
あるα方向に進退される。なお、ズーム鏡筒15は、不
図示のモータにより駆動される。
て示す図1において、カメラ本体11の中央部は、円柱
状の孔12が形成され、固定筒として機能する。この背
後には、アパーチャ13が形成されている。前記孔12
には、ズームレンズ14の円筒状のズーム鏡筒15が進
退自在に収納され、ズームレンズ14の焦点距離を変更
(変倍)する際と、合焦動作時とに撮影光軸Lの方向で
あるα方向に進退される。なお、ズーム鏡筒15は、不
図示のモータにより駆動される。
【0010】カメラ本体11の上部には、撮影光軸Lと
平行に形成されたスリット17が形成されている。図2
及び図3に示すように、スリット17から連動部材18
の係合爪18aが突出してズーム鏡筒15の周面の一部
に形成された突起部15aと係合している。突起部15
aは、係合爪18aの切欠き19内に係合されるが、こ
の切欠き19を構成するカメラ本体11の後側の内壁面
19aから前側の内壁面19bまでの幅は突起部15a
の厚みより大きく、最大で幅d1の遊びP1が設けられ
ている。なお、符号9は、係合爪18aの上部に取り付
けられたワッシャで、連動部材18がスリット17から
外れることを防止する。また、符号16はズームレンズ
14の固定筒である。
平行に形成されたスリット17が形成されている。図2
及び図3に示すように、スリット17から連動部材18
の係合爪18aが突出してズーム鏡筒15の周面の一部
に形成された突起部15aと係合している。突起部15
aは、係合爪18aの切欠き19内に係合されるが、こ
の切欠き19を構成するカメラ本体11の後側の内壁面
19aから前側の内壁面19bまでの幅は突起部15a
の厚みより大きく、最大で幅d1の遊びP1が設けられ
ている。なお、符号9は、係合爪18aの上部に取り付
けられたワッシャで、連動部材18がスリット17から
外れることを防止する。また、符号16はズームレンズ
14の固定筒である。
【0011】一方、連動部材18の上部には、凸部18
bが形成されており、これがほぼ長方形をした平板状の
カムプレート20の裏面に形成されたカム溝20aに係
合している。このカム溝20aは、図4に示すように、
望遠側から広角側へズーミングする際に凸部18bが押
圧する内壁面55と、広角側から望遠側へズーミングす
る際に凸部18bが押圧する内壁面56とから構成さ
れ、内壁面55,56の形状が互いに異なる。このた
め、凸部18bが一方の内壁面55に接した状態で凸部
18bから他方の内壁面55まで、幅d2の遊びP2が
設けられている。なお、図2に示す遊びP2は、最大の
場合であり、図4に示すように、カム溝20aの部位に
よって異なる。これは、各ズーム位置でのフォーカシン
グに必要な鏡筒の移動量が異なるためである。また、カ
ム溝20aの遊びを必要最小限にしてあるので、カムプ
レート20の強度を十分に担保できる。
bが形成されており、これがほぼ長方形をした平板状の
カムプレート20の裏面に形成されたカム溝20aに係
合している。このカム溝20aは、図4に示すように、
望遠側から広角側へズーミングする際に凸部18bが押
圧する内壁面55と、広角側から望遠側へズーミングす
る際に凸部18bが押圧する内壁面56とから構成さ
れ、内壁面55,56の形状が互いに異なる。このた
め、凸部18bが一方の内壁面55に接した状態で凸部
18bから他方の内壁面55まで、幅d2の遊びP2が
設けられている。なお、図2に示す遊びP2は、最大の
場合であり、図4に示すように、カム溝20aの部位に
よって異なる。これは、各ズーム位置でのフォーカシン
グに必要な鏡筒の移動量が異なるためである。また、カ
ム溝20aの遊びを必要最小限にしてあるので、カムプ
レート20の強度を十分に担保できる。
【0012】前記凸部18bは、α方向の位置が、切欠
き19の内側になるように設けられている。すなわち、
突起部15aが内壁面19aを押圧する力点が、凸部1
8bが内壁面55を押圧する作用点より進行方向に対し
て前方になり、また突起部15aが内壁面19bを押圧
する力点が、凸部18bが内壁面56を押圧する作用点
より進行方向に対して前方になる。これにより、突起部
材15aが連動部材18に対して加える力が連動部材1
8を回転させる方向にほとんど作用しないから、連動部
材18がガタつくことなくスムースに移動される。
き19の内側になるように設けられている。すなわち、
突起部15aが内壁面19aを押圧する力点が、凸部1
8bが内壁面55を押圧する作用点より進行方向に対し
て前方になり、また突起部15aが内壁面19bを押圧
する力点が、凸部18bが内壁面56を押圧する作用点
より進行方向に対して前方になる。これにより、突起部
材15aが連動部材18に対して加える力が連動部材1
8を回転させる方向にほとんど作用しないから、連動部
材18がガタつくことなくスムースに移動される。
【0013】ピント合わせを行う際には、ズーム鏡筒1
5は無限遠の位置(繰り出し方向と反対方向)に一旦移
動してから、オートフォーカス機構の測距データに対応
した分だけ戻される。すなわち、望遠側から広角側へズ
ーミングして、図2に示すように、突起部15aが内壁
面19aに接した状態でズーミング動作が停止した場合
には、既にズーム鏡筒15は無限遠の位置にあるから、
この位置からオートフォーカス機構の測距データに対応
した位置に向かって繰り出される。逆に、広角側から望
遠側へズーミングして、突起部15aが内壁面19bに
接した状態でズーミング動作が停止した場合には、ズー
ム鏡筒15は近接側の位置にあるから、繰り出し方向と
反対方向に移動して無限遠の位置に一旦移動してから、
オートフォーカス機構の測距データに対応した分だけ繰
り出される。いずれの場合も、ピント合わせのための移
動量は、最大で遊びP1の幅d1以内であり、連動部材
18は移動されない。この結果、遊びP2の幅d2は最
小限とすることができ、カムプレートの小型化に寄与で
きる。
5は無限遠の位置(繰り出し方向と反対方向)に一旦移
動してから、オートフォーカス機構の測距データに対応
した分だけ戻される。すなわち、望遠側から広角側へズ
ーミングして、図2に示すように、突起部15aが内壁
面19aに接した状態でズーミング動作が停止した場合
には、既にズーム鏡筒15は無限遠の位置にあるから、
この位置からオートフォーカス機構の測距データに対応
した位置に向かって繰り出される。逆に、広角側から望
遠側へズーミングして、突起部15aが内壁面19bに
接した状態でズーミング動作が停止した場合には、ズー
ム鏡筒15は近接側の位置にあるから、繰り出し方向と
反対方向に移動して無限遠の位置に一旦移動してから、
オートフォーカス機構の測距データに対応した分だけ繰
り出される。いずれの場合も、ピント合わせのための移
動量は、最大で遊びP1の幅d1以内であり、連動部材
18は移動されない。この結果、遊びP2の幅d2は最
小限とすることができ、カムプレートの小型化に寄与で
きる。
【0014】カムプレート20は、カメラ本体11の上
部にα方向と直交し、かつカメラ本体11を普通に構え
た状態で水平方向となるβ方向に平行して形成されたガ
イドリブ11a,11bの間に遊貫されており、β方向
に往動自在となっている。また、β方向はカムプレート
20の厚み方向と垂直な方向である。なお、カムプレー
ト20の厚みは、例えば1mm程度とする。
部にα方向と直交し、かつカメラ本体11を普通に構え
た状態で水平方向となるβ方向に平行して形成されたガ
イドリブ11a,11bの間に遊貫されており、β方向
に往動自在となっている。また、β方向はカムプレート
20の厚み方向と垂直な方向である。なお、カムプレー
ト20の厚みは、例えば1mm程度とする。
【0015】カム溝20aは、図4に示すように、α方
向に対して傾斜して形成されているから、連動部材18
bがズーミング動作時にα方向に往動すると、連動部材
18を介してカムプレート20がβ方向に往動する。カ
ムプレート20の表面には、ズームファインダ22の2
枚の変倍レンズ23,24がそれぞれ係合する2本のカ
ム溝20b,20cが形成されている。また、カムプレ
ート20の一短辺のほぼ中央部には、β方向にライン状
に延び、かつカムプレート20とほぼ同じ厚みのラック
ギア33が一体に形成されている。なお、図中に点線で
示す符号20d,20eは、カムプレート20の裏面側
に形成されたβ方向への移動を案内するガイド溝であ
り、これに遊貫される凸部(図示せず)がカメラ本体1
1の上部に形成されている。
向に対して傾斜して形成されているから、連動部材18
bがズーミング動作時にα方向に往動すると、連動部材
18を介してカムプレート20がβ方向に往動する。カ
ムプレート20の表面には、ズームファインダ22の2
枚の変倍レンズ23,24がそれぞれ係合する2本のカ
ム溝20b,20cが形成されている。また、カムプレ
ート20の一短辺のほぼ中央部には、β方向にライン状
に延び、かつカムプレート20とほぼ同じ厚みのラック
ギア33が一体に形成されている。なお、図中に点線で
示す符号20d,20eは、カムプレート20の裏面側
に形成されたβ方向への移動を案内するガイド溝であ
り、これに遊貫される凸部(図示せず)がカメラ本体1
1の上部に形成されている。
【0016】ズームファインダ22は、前記変倍レンズ
23,24の他、対物レンズ25,プリズム26,2
7,接眼レンズ(図示せず)等からなり、カムプレート
20がβ方向に往動して変倍レンズ23,24がそれぞ
れカム溝20b,20cに沿って移動すると、ズームフ
ァインダ22のファインダ倍率がズームレンズ14の焦
点距離に対応したものに変更される。
23,24の他、対物レンズ25,プリズム26,2
7,接眼レンズ(図示せず)等からなり、カムプレート
20がβ方向に往動して変倍レンズ23,24がそれぞ
れカム溝20b,20cに沿って移動すると、ズームフ
ァインダ22のファインダ倍率がズームレンズ14の焦
点距離に対応したものに変更される。
【0017】このように、カムプレート20の裏面にズ
ーム鏡筒15との連動に用いられるカム溝20a,表面
にズームファインダの変倍レンズ23,24との連動に
用いられるカム溝20b,20cを形成し、カムプレー
ト20は厚み方向と垂直な方向に移動するので、ズーム
鏡筒15とズームファインダとの連動に必要な垂直方向
のスペースはカムプレート20の厚み(本実施形態では
約1mm)分だけで済み、カメラのコンパクト化に寄与
できる。
ーム鏡筒15との連動に用いられるカム溝20a,表面
にズームファインダの変倍レンズ23,24との連動に
用いられるカム溝20b,20cを形成し、カムプレー
ト20は厚み方向と垂直な方向に移動するので、ズーム
鏡筒15とズームファインダとの連動に必要な垂直方向
のスペースはカムプレート20の厚み(本実施形態では
約1mm)分だけで済み、カメラのコンパクト化に寄与
できる。
【0018】ズームファインダ22は、カメラ本体11
の上部に組み付けられるファインダユニット28の一部
を構成している。ファインダユニット28には、ズーム
ファインダ22の他、パッシブ方式のオートフォーカス
ユニット29が組み込まれている。符号30,31はオ
ートフォーカスユニット29のAF受光窓である。
の上部に組み付けられるファインダユニット28の一部
を構成している。ファインダユニット28には、ズーム
ファインダ22の他、パッシブ方式のオートフォーカス
ユニット29が組み込まれている。符号30,31はオ
ートフォーカスユニット29のAF受光窓である。
【0019】前記カムプレート20のラックギア33
は、図5及び図6に示すように、ズームストロボのスト
ロボ発光部35をα方向に進退させる平型のギア36,
37,38のうちのギア36に噛合している。ギア37
は、ギア36より径が小さく、ギア36の上部に一体に
形成されている。
は、図5及び図6に示すように、ズームストロボのスト
ロボ発光部35をα方向に進退させる平型のギア36,
37,38のうちのギア36に噛合している。ギア37
は、ギア36より径が小さく、ギア36の上部に一体に
形成されている。
【0020】ギア36,37は、軸39に回動自在に取
り付けられ、ギア38は軸40に回動自在に取り付けら
れており、ギア37とギア38は噛合している。そし
て、ギア37,38が、ストロボ発光部35の枠43の
内壁に形成されたラックギア44,45にそれぞれ噛合
している。これにより、ラックギア33がβ方向に移動
すると、枠43がα方向に進退して、カメラの前カバー
(図示せず)に取り付けられたフレネルレンズ47との
距離が変わり、図5に示す望遠端と図6に示す広角端と
の間でストロボ光の照射角が変更される。
り付けられ、ギア38は軸40に回動自在に取り付けら
れており、ギア37とギア38は噛合している。そし
て、ギア37,38が、ストロボ発光部35の枠43の
内壁に形成されたラックギア44,45にそれぞれ噛合
している。これにより、ラックギア33がβ方向に移動
すると、枠43がα方向に進退して、カメラの前カバー
(図示せず)に取り付けられたフレネルレンズ47との
距離が変わり、図5に示す望遠端と図6に示す広角端と
の間でストロボ光の照射角が変更される。
【0021】前記軸39,40は、図7に示すように、
ストロボ発光部35が進退自在に取り付けられた基部4
1に立設されている。なお、基部41は、カメラ本体1
1に形成されたフイルム巻取り室11cの上部に爪係合
で取り付けられる。また、ギア36は、カムプレート2
0と接触しないようにその一部を切り欠いてある。
ストロボ発光部35が進退自在に取り付けられた基部4
1に立設されている。なお、基部41は、カメラ本体1
1に形成されたフイルム巻取り室11cの上部に爪係合
で取り付けられる。また、ギア36は、カムプレート2
0と接触しないようにその一部を切り欠いてある。
【0022】枠43の外側面には、α方向に延びた突条
43a,43bが設けられており、基部41の両側部に
は、突条43a,43bをそれぞれコの字状にガイドす
るガイドレール41a,41bが形成されている。すな
わち、枠43は、ガイドレール41a,41bに沿っ
て、基部41のα方向に移動自在に組み付けられる。
43a,43bが設けられており、基部41の両側部に
は、突条43a,43bをそれぞれコの字状にガイドす
るガイドレール41a,41bが形成されている。すな
わち、枠43は、ガイドレール41a,41bに沿っ
て、基部41のα方向に移動自在に組み付けられる。
【0023】ストロボ発光部35は、枠43と、この内
部に設けられたストロボ放電管51と、ストロボ放電管
51から放出されたストロボ光を前方に反射するリフレ
クタ52と、ストロボ光を集光するフレネルレンズ47
とからなる。ズームストロボは、ストロボ発光部35
と、ストロボ回路を実装したストロボ基板(図示せず)
とからなり、例えばカメラの電源投入により充電スイッ
チが入るとともに、暗所ではシャッタ開閉に同調して自
動的に発光する。
部に設けられたストロボ放電管51と、ストロボ放電管
51から放出されたストロボ光を前方に反射するリフレ
クタ52と、ストロボ光を集光するフレネルレンズ47
とからなる。ズームストロボは、ストロボ発光部35
と、ストロボ回路を実装したストロボ基板(図示せず)
とからなり、例えばカメラの電源投入により充電スイッ
チが入るとともに、暗所ではシャッタ開閉に同調して自
動的に発光する。
【0024】次に、上記構成の作用について説明する。
ファインダ視野内で被写体が所望の大きさになるよう
に、カメラの背面に設けられているズームボタン(図示
せず)を操作する。例えば、ファインダ視野内での被写
体の大きさを小さくするために、ズームボタンをT(望
遠)側からW(広角)側に操作した場合には、カメラに
内蔵されたモータがズームレンズ変倍機構を介してズー
ム鏡筒15を撮影光軸Lのα方向で繰り出し方向と反対
のカメラ側に引き込む方向に移動させる。これにより、
ズームレンズ14が望遠から広角の焦点距離に変更され
る。
ファインダ視野内で被写体が所望の大きさになるよう
に、カメラの背面に設けられているズームボタン(図示
せず)を操作する。例えば、ファインダ視野内での被写
体の大きさを小さくするために、ズームボタンをT(望
遠)側からW(広角)側に操作した場合には、カメラに
内蔵されたモータがズームレンズ変倍機構を介してズー
ム鏡筒15を撮影光軸Lのα方向で繰り出し方向と反対
のカメラ側に引き込む方向に移動させる。これにより、
ズームレンズ14が望遠から広角の焦点距離に変更され
る。
【0025】これと同時に、ズーム鏡筒15に係合して
いる連動部材18がズーム鏡筒15と一体にカメラ本体
11の前側から後側に向かって移動する。凸部18bが
カム溝20aの一方の内壁面55を押してカムプレート
20をβ方向のストロボ発光部35から遠ざかる方向
(図5の左方)へ移動させる。
いる連動部材18がズーム鏡筒15と一体にカメラ本体
11の前側から後側に向かって移動する。凸部18bが
カム溝20aの一方の内壁面55を押してカムプレート
20をβ方向のストロボ発光部35から遠ざかる方向
(図5の左方)へ移動させる。
【0026】カムプレート20の上面に形成されたカム
溝20b,20cにより、変倍レンズ23,24がズー
ムレンズ14の焦点距離に応じた位置にそれぞれ移動し
てズームファインダ22の視野倍率が変更される。これ
と同時に、カムプレート20のラックギア33がギア3
6を反時計方向に回動し、ギア36と一体のギア37が
反時計方向に回動するから、ギア37に噛合しているギ
ア38が時計方向に回動する。ギア37,38は枠43
のラックギア44,45に噛合しているから、図6に示
すように、枠43はフレネルレンズ47に向かって移動
し、ズームストロボのストロボ光照射角が広がる。
溝20b,20cにより、変倍レンズ23,24がズー
ムレンズ14の焦点距離に応じた位置にそれぞれ移動し
てズームファインダ22の視野倍率が変更される。これ
と同時に、カムプレート20のラックギア33がギア3
6を反時計方向に回動し、ギア36と一体のギア37が
反時計方向に回動するから、ギア37に噛合しているギ
ア38が時計方向に回動する。ギア37,38は枠43
のラックギア44,45に噛合しているから、図6に示
すように、枠43はフレネルレンズ47に向かって移動
し、ズームストロボのストロボ光照射角が広がる。
【0027】ファインダ視野内の被写体像が所望の大き
さになったところで、ズームボタンの操作を止めると、
図2に示すように、ズーム鏡筒15の突起部15aが連
動部材18の係合爪18aの内壁面19aに当接し、凸
部18bがカム溝20aの内壁面55に当接した状態に
なっている。この状態では、ズームレンズ14は無限遠
にピントが合った状態になっており、この状態からオー
トフォーカスユニット29から出力される測距データの
分だけズーム鏡筒15が繰り出され、ピント合わせが行
われる。このピント合わせに伴うズーム鏡筒15の移動
量は、最大でも遊びP1の幅d1より小さいから、連動
部材18は移動しない。
さになったところで、ズームボタンの操作を止めると、
図2に示すように、ズーム鏡筒15の突起部15aが連
動部材18の係合爪18aの内壁面19aに当接し、凸
部18bがカム溝20aの内壁面55に当接した状態に
なっている。この状態では、ズームレンズ14は無限遠
にピントが合った状態になっており、この状態からオー
トフォーカスユニット29から出力される測距データの
分だけズーム鏡筒15が繰り出され、ピント合わせが行
われる。このピント合わせに伴うズーム鏡筒15の移動
量は、最大でも遊びP1の幅d1より小さいから、連動
部材18は移動しない。
【0028】ズームボタンをW側からT側に操作した場
合には、逆に、ズーム鏡筒15が前方に繰り出され、カ
ムプレート20がストロボ発光部35側へ移動する。こ
れにより、ズームファインダ22の視野倍率が望遠側に
変更されると同時に、ストロボ発光部35がフレネルレ
ンズ47から遠ざかる方向に移動し、ズームストロボの
ストロボ光照射角が狭くなる。
合には、逆に、ズーム鏡筒15が前方に繰り出され、カ
ムプレート20がストロボ発光部35側へ移動する。こ
れにより、ズームファインダ22の視野倍率が望遠側に
変更されると同時に、ストロボ発光部35がフレネルレ
ンズ47から遠ざかる方向に移動し、ズームストロボの
ストロボ光照射角が狭くなる。
【0029】ズーミングの操作を止めると、ズーム鏡筒
15の突起部15aが連動部材18の係合爪18aの内
壁面19bに当接し、凸部18bがカム溝20aの内壁
面56に当接した状態になっている。この状態では、ズ
ームレンズ14は近距離側にピントが合っているから、
この状態から繰り出し方向と逆方向にズーム鏡筒15が
移動され、一旦無限遠まで戻された後、オートフォーカ
スユニット29から出力される測距データの分だけズー
ム鏡筒15が繰り出される。これによりズームレンズ1
4のピント調節が行われる。この場合も、ズーム鏡筒1
5の移動範囲は、遊びP1の幅d1内であるからカムプ
レート20が移動することがない。
15の突起部15aが連動部材18の係合爪18aの内
壁面19bに当接し、凸部18bがカム溝20aの内壁
面56に当接した状態になっている。この状態では、ズ
ームレンズ14は近距離側にピントが合っているから、
この状態から繰り出し方向と逆方向にズーム鏡筒15が
移動され、一旦無限遠まで戻された後、オートフォーカ
スユニット29から出力される測距データの分だけズー
ム鏡筒15が繰り出される。これによりズームレンズ1
4のピント調節が行われる。この場合も、ズーム鏡筒1
5の移動範囲は、遊びP1の幅d1内であるからカムプ
レート20が移動することがない。
【0030】以上説明した実施形態では、ピント合わせ
に要するズーム鏡筒の最大移動量を遊びP1の幅d1以
内としたが、本発明はこれに限定されず、わずかに遊び
P1の幅d1を超えてもよい。この場合には、遊びP1
と遊びP2の合計幅(d1+d2)をズーム鏡筒の最大
移動量より大きい値とする。また、この場合、遊びP1
を小さくできるから、連動部材をより小型化できる。
に要するズーム鏡筒の最大移動量を遊びP1の幅d1以
内としたが、本発明はこれに限定されず、わずかに遊び
P1の幅d1を超えてもよい。この場合には、遊びP1
と遊びP2の合計幅(d1+d2)をズーム鏡筒の最大
移動量より大きい値とする。また、この場合、遊びP1
を小さくできるから、連動部材をより小型化できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のズーム連
動機構によれば、ズームレンズのズーム鏡筒と撮影光軸
方向に遊びをもって係合する撮影光軸方向に移動自在な
連動部材と、この連動部材とカム溝を介して係合してズ
ームファインダのファインダ視野をズームレンズの焦点
距離に応じた倍率に変化させる平板状のカムプレートと
から構成したので、簡単な構成でありながら、ズーム鏡
筒の変倍動作には連動部材,カムプレートを介してファ
インダ視野が変化し、合焦動作時には、ズーム鏡筒と連
動部材との遊びによりズーム鏡筒と連動部材との係合が
回避され、ズームファインダのファインダ視野の変化を
阻止できる。したがって、合焦動作時に連動部材が移動
しないため、連動部材の移動スペースを少なくでき、ま
たカムプレートのカム溝に大きな遊びを設ける必要がな
く、カメラの小型化に寄与できる。また、カムプレート
のカム溝にも撮影光軸方向の遊びを設ければ、連動部材
とズーム鏡筒との間の遊びと相まって余裕をもって合焦
動作を行うことができる。また、連動部材とズーム鏡筒
との間の遊びを少なくでき、連動部材のサイズを小さく
する等、設計上の自由度も増す。
動機構によれば、ズームレンズのズーム鏡筒と撮影光軸
方向に遊びをもって係合する撮影光軸方向に移動自在な
連動部材と、この連動部材とカム溝を介して係合してズ
ームファインダのファインダ視野をズームレンズの焦点
距離に応じた倍率に変化させる平板状のカムプレートと
から構成したので、簡単な構成でありながら、ズーム鏡
筒の変倍動作には連動部材,カムプレートを介してファ
インダ視野が変化し、合焦動作時には、ズーム鏡筒と連
動部材との遊びによりズーム鏡筒と連動部材との係合が
回避され、ズームファインダのファインダ視野の変化を
阻止できる。したがって、合焦動作時に連動部材が移動
しないため、連動部材の移動スペースを少なくでき、ま
たカムプレートのカム溝に大きな遊びを設ける必要がな
く、カメラの小型化に寄与できる。また、カムプレート
のカム溝にも撮影光軸方向の遊びを設ければ、連動部材
とズーム鏡筒との間の遊びと相まって余裕をもって合焦
動作を行うことができる。また、連動部材とズーム鏡筒
との間の遊びを少なくでき、連動部材のサイズを小さく
する等、設計上の自由度も増す。
【図1】本発明を実施したカメラの分解斜視図である。
【図2】ズーム鏡筒,連動部材及びカムプレートとの関
係をカメラの側方から示す要部断面図である。
係をカメラの側方から示す要部断面図である。
【図3】ズーム鏡筒,連動部材及びカムプレートとの関
係をカメラの正面側から示す要部断面図である。
係をカメラの正面側から示す要部断面図である。
【図4】カムプレートを上方から示す平面図である。
【図5】望遠端におけるカムプレートのラックギアとス
トロボ発光部を移動させるギアとの関係を示す説明図で
ある。
トロボ発光部を移動させるギアとの関係を示す説明図で
ある。
【図6】広角端におけるカムプレートのラックギアとス
トロボ発光部を移動させるギアとの関係を示す説明図で
ある。
トロボ発光部を移動させるギアとの関係を示す説明図で
ある。
【図7】ストロボ発光部の一部を破断して示す説明図で
ある。
ある。
11 カメラ本体
14 ズームレンズ
15 ズーム鏡筒
18 連動部材
18a 係合爪
18b 凸部
20 カムプレート
20a〜20c カム溝
22 ズームファインダ
23,24 変倍レンズ
28 ファインダユニット
35 ストロボ発光部
P1,P2 遊び
Claims (2)
- 【請求項1】 焦点距離を連続的に変化させる撮影用の
ズームレンズと、このズームレンズに組み込まれ、焦点
距離を変化させる変倍動作時とピント合わせを行う合焦
動作時とに撮影光軸方向に移動されるズーム鏡筒と、こ
のズーム鏡筒と撮影光軸方向に遊びをもって係合し、撮
影光軸方向に移動自在な連動部材と、この連動部材とカ
ム溝を介して係合し、連動部材の変倍動作時の移動によ
り、撮影光軸方向と平行な面内でかつ撮影光軸方向と直
交する方向に移動してズームファインダのファインダ視
野をズームレンズの焦点距離に対応した倍率に変化させ
る平板状のカムプレートとからなり、ズーム鏡筒の合焦
動作時には、前記遊びによりズーム鏡筒と連動部材との
係合が回避され、カムプレートを変位させることなく、
ズームファインダのファインダ視野の変化を阻止するこ
とを特徴とするズーム連動機構。 - 【請求項2】 前記カムプレートのカム溝には、連動部
材との間に、前記遊びと異なる撮影光軸方向の遊びが設
けられていることを特徴とする請求項1記載のズーム連
動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002019859A JP2003222777A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | ズーム連動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002019859A JP2003222777A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | ズーム連動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003222777A true JP2003222777A (ja) | 2003-08-08 |
Family
ID=27743545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002019859A Pending JP2003222777A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | ズーム連動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003222777A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006201395A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Canon Inc | ズームストロボ装置とズームファインダ装置との連動機構、カメラおよびズームストロボ装置とズームファインダ装置との組み付け方法 |
JP2006201394A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Canon Inc | ズームファインダ装置およびカメラ |
WO2007066549A1 (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-14 | Konica Minolta Opto, Inc. | レンズ鏡胴及び撮像装置並びにレンズ位置調整方法 |
WO2009093475A1 (ja) * | 2008-01-25 | 2009-07-30 | Panasonic Corporation | レンズ鏡筒 |
-
2002
- 2002-01-29 JP JP2002019859A patent/JP2003222777A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006201395A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Canon Inc | ズームストロボ装置とズームファインダ装置との連動機構、カメラおよびズームストロボ装置とズームファインダ装置との組み付け方法 |
JP2006201394A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Canon Inc | ズームファインダ装置およびカメラ |
JP4541907B2 (ja) * | 2005-01-19 | 2010-09-08 | キヤノン株式会社 | ズームファインダ装置およびカメラ |
JP4677238B2 (ja) * | 2005-01-19 | 2011-04-27 | キヤノン株式会社 | カメラのレンズ鏡筒及びこれを搭載したカメラ |
WO2007066549A1 (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-14 | Konica Minolta Opto, Inc. | レンズ鏡胴及び撮像装置並びにレンズ位置調整方法 |
WO2009093475A1 (ja) * | 2008-01-25 | 2009-07-30 | Panasonic Corporation | レンズ鏡筒 |
US8223441B2 (en) | 2008-01-25 | 2012-07-17 | Panasonic Corporation | Lens barrel |
US8456755B2 (en) | 2008-01-25 | 2013-06-04 | Panasonic Corporation | Lens barrel |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041102 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060427 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060502 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061003 |