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JP2003219191A - 画像処理装置およびそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

画像処理装置およびそれを用いた画像形成装置

Info

Publication number
JP2003219191A
JP2003219191A JP2002011856A JP2002011856A JP2003219191A JP 2003219191 A JP2003219191 A JP 2003219191A JP 2002011856 A JP2002011856 A JP 2002011856A JP 2002011856 A JP2002011856 A JP 2002011856A JP 2003219191 A JP2003219191 A JP 2003219191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image
image data
signal
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002011856A
Other languages
English (en)
Inventor
Makio Goto
牧生 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2002011856A priority Critical patent/JP2003219191A/ja
Publication of JP2003219191A publication Critical patent/JP2003219191A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Color, Gradation (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ容量の削減を図り、文字および写真な
どの画像の種類に応じて最適な色補正を行うことができ
るようにした画像処理装置およびそれを用いた画像形成
装置ならびに画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
を提供する。 【解決手段】 第1の表色系から成るカラー画像データ
をルックアップテーブルを用いて第2の表色系から成る
カラー画像データに変換する色補正処理において、上記
ルックアップテーブルを第1色変換テーブルT1と該色
変換テーブルよりサイズの小さい第2色変換テーブルT
2・第3色変換テーブルT3で構成し、第1の表色系か
ら成るカラー画像データが所定の範囲内にあるか否かの
判定信号と領域識別信号や画像モード信号などで表され
る画像の種類に基づいて、上記第1〜第3色変換テーブ
ルより出力された色補正値のうちいずれかを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカラー複
写機等のデジタルカラー画像形成装置およびカラーマネ
ージメントシステムなどで使用されるテーブル参照(Lo
ok Up Table;略称LUT)法によって、色補正処理お
よび色空間変換処理を行うために好適に実施することが
できる画像処理装置およびそれを用いた画像形成装置な
らびに画像処理方法、プログラムおよび記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、OA機器のデジタル化が急速に進
展し、またカラー画像出力の需要が増してきたことによ
って、電子写真方式のデジタルカラー複写機ならびにイ
ンクジェット方式および熱転写方式のカラープリンタな
どの画像形成装置が広く一般に普及してきている。たと
えば、デジタルカメラおよびスキャナなどの入力機器か
ら入力された画像情報またはコンピュータ上で作成され
た画像情報は、前記画像形成装置の出力機器を用いて出
力される。これらの入出力機器においては、入力された
画像情報に対して、常に色再現の安定した画像を出力す
ることが必要であり、デジタル画像処理技術の色変換処
理または色補正処理が重要な役割を果している。
【0003】色変換処理の方法としては、入力画像デー
タを均等色空間データに変換するための色座標変換方法
を含めて、従来から数多くの提案がなされている。この
ような方法として、色彩科学ハンドブック新編,第11
37〜1149頁(日本色彩学会編・東京大学出版会刊
行)や日本画像学会誌,第37巻,第4号(199
8),第555〜559頁に記載されているテーブル参
照(Look Up Table:ルックアップテーブル、以下「L
UT」と記す)法がある。以下では、そのままでは出力
として不適切な信号になってしまう色信号の補正を行う
処理、色自体を変化させるために色信号を変換する処
理、および色自体が変化しなくても色信号の座標系を変
換する処理を全て色変換と呼ぶことにする。
【0004】LUT法の1つである直接変換法は、全て
の入力画像データの組合せに対して色変換データを予め
計算して、その結果を色変換テーブルに格納し、入力画
像データに対するテーブル値を参照し、出力画像データ
として出力する方法である。この直接変換法は色変換テ
ーブルにアクセスするものであり、回路構成も簡単で比
較的高速に処理することが可能で、どのような非線形特
性であっても適用することができる。
【0005】また、他のLUT法には、特開2000−
324348号公報に、入力画像データより、上位ビッ
トデータに対して、全ての組合せの下位ビットデータを
付加して作成した演算データに基づいて補間演算を行う
ビット切り捨て直接変換法がある。
【0006】また、別のLUT法である3次元補間法
は、選択された一部の入力画像データについての組合せ
に対するテーブル値を予め計算して色変換テーブルに格
納し、色変換テーブルにテーブル値が格納されている入
力画像データの近傍の入力画像データについては、色変
換テーブルに格納されているテーブル値を用いて3次元
補間演算によって算出するものである。この3次元補間
法は、予めテーブル値を算出しておくべき入力画像デー
タ数を限定した場合でも全ての入力画像データの組合せ
に対して色変換値を求めることができ、色変換テーブル
のサイズを直接変換法の場合よりも小型化することがで
きる。
【0007】また、デジタルカラー複写機には、操作モ
ードとして、原稿の種類を選択する文字モード・文字/
写真モード・写真モードなど原稿の種類に応じた画像モ
ードが用意されており、前記したLUTはこれらの画像
モード毎に定められており、夫々最適な処理が行われる
ように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
では、画像モード毎に同じサイズの色補正テーブルを持
つと、総テーブルサイズは全画像モード分の合計分だけ
必要となり、補間するなど1つのテーブルサイズを小さ
くする工夫を行ったとしても、全体的には大きなテーブ
ルを記憶することができる大容量のメモリが必要になっ
てしまうという問題がある。
【0009】本発明の目的は、メモリ容量の削減を図
り、文字および写真などの画像の種類に応じて最適な色
補正を行うことができるようにした画像処理装置および
それを用いた画像形成装置ならびに画像処理方法、プロ
グラムおよび記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の表色系
から成るカラー画像データを、第2の表色系から成るカ
ラー画像データに変換する色補正手段を備えた画像処理
装置において、前記色補正手段は、第1の表色系から第
2の表色系に変換する色補正値を格納するルックアップ
テーブルであって、画像の種類に応じて、第1ルックア
ップテーブルと、第1のルックアップテーブルよりもサ
イズの小さい少なくとも1つの第2ルックアップテーブ
ルとを備えるとともに、第1の表色系から成るカラー画
像データが所定の範囲にあるか否かを判定する判定手段
と、第1の表色系から成るカラー画像データに予め定め
る処理を行って第2ルックアップテーブルに入力する信
号処理手段と、前記判定手段の結果および画像の種類に
基づいて色補正値を選択する選択手段とを含むことを特
徴とする画像処理装置である。
【0011】第1の表色系から成るカラー画像データを
第2の表色系から成るカラー画像データに変換する色補
正値を格納するルックアップテーブルは、通常、文字原
稿や印画紙写真、印刷写真といった画像の種類毎に備え
られる。その場合、サイズの大きなルックアップテーブ
ルが複数必要となり、メモリが多く必要となる。
【0012】しかしながら、画像の種類に応じて設けら
れたこれらの各ルックアップテーブルは、各画像の特徴
的な色目でのみ異なるに過ぎず、共通する部分が多い。
たとえば、印画紙写真において、人肌などの特定色領域
のみ好ましい色再現を行う必要があるが、それ以外の色
目においては、印刷写真(網点写真)と同じ色再現とし
ても特に問題ない。同様に、文字原稿の場合、黒文字部
分のCMYの濃度を高くして、黒文字を強調する必要が
あるが、それ以外の部分においては、印刷写真(網点写
真)と同じ色再現としても特に問題ない。
【0013】このような点に鑑み、本発明では、画像の
種類の数だけ設けていたルックアップテーブルを、従来
と同様のサイズのメインテーブル(第1ルックアップテ
ーブル)を1つと、これに加えて各画像で好ましく再現
する必要(強調する必要)のある部分の色補正値をサイ
ズの小さいサブテーブル(第2ルックアップテーブル)
として持たせている。
【0014】メインテーブルへは、入力されたカラー画
像データをそのまま入力させ、これをアドレスとして色
補正値を求めればよい。メインテーブルよりもサイズの
小さいサブテーブルへは、入力されたカラー画像データ
にビット演算などの所定の処理を行い、これをアドレス
として色補正値を求めればよい。このような処理は信号
処理手段が行う。
【0015】こうしてメインテーブルおよびサブテーブ
ル(複数の場合もある)よって出力された各色補正値の
うち、選択手段が、判定手段の結果ならびに画像の種類
(文字、写真等)に基づいて適切なものを選択する。こ
こで判定手段は、カラー画像データが、所定の範囲内に
あるかどうかを判断し、特有の色なども、その色の範囲
を予め定めておくことによって判断することができる。
【0016】本発明に従えば、画像に応じたルックアッ
プテーブルを複数用いる構成において、画質を劣化させ
ることなく、メモリ容量を削減することができる。
【0017】また本発明は、前記判定手段は、第1の表
色系から成るカラー画像データにおける上位ビットを抽
出し、上位ビットが所定の範囲内にあるか否かを判定す
ることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、上位ビットを判定するだ
けで、所定の範囲であるか否かを判定できるので、簡単
な構成で前記した画像処理装置を容易に実現することが
できる。
【0019】さらに本発明は、前記判定手段は、第1の
表色系から成るカラー画像データが特定色であるか否か
を判定することを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、特定色のみサブテーブル
で処理できるため、総テーブルサイズを増加させること
なく、良好な色補正処理を実現することができる。
【0021】さらに本発明は、上記の画像処理装置を備
えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0022】本発明に従えば、総テーブルサイズを小さ
くできるので、色補正テーブルを格納するメモリ容量を
削減することができる。これによって、コストを削減し
た画像形成装置を提供することができる。また、画像種
別や画像の領域に応じた色補正処理を行うことができる
ので、画質の向上した画像を出力できる画像形成装置を
実現することができる。
【0023】さらに本発明は、第1の表色系から成るカ
ラー画像データを、第2の表色系から成るカラー画像デ
ータに変換する色補正処理を行う画像処理方法におい
て、前記色補正処理は、第1の表色系から第2の表色系
に変換する色補正値を格納するルックアップテーブルで
あって、画像の種類に応じて、第1ルックアップテーブ
ルと、少なくとも1つの該第1のルックアップテーブル
よりサイズの小さい第2ルックアップテーブルを用い、
第1の表色系より成るカラー画像データが予め定められ
た所定の範囲にあるか否かを判定し、この結果ならびに
画像の種類に基づいて、第1ルックアップテーブルある
いは第2ルックアップテーブルよって、適切なルックア
ップテーブルを選択することを特徴とする画像処理方法
である。
【0024】第1の表色系から成るカラー画像データを
第2の表色系から成るカラー画像データに変換する色補
正値を格納するルックアップテーブルは、通常、文字原
稿や印画紙写真、印刷写真といった画像の種類毎に備え
られる。その場合、サイズの大きなルックアップテーブ
ルが複数必要となり、メモリが多く必要となる。しかし
ながら、画像の種類に応じて設けられたこれらの各ルッ
クアップテーブルは、各画像の特徴的な色目でのみ異な
るに過ぎず、共通する部分が多い。たとえば、印画紙写
真において、人肌などの特定色領域のみ好ましい色再現
を行う必要があるが、それ以外の色目においては、印刷
写真(網点写真)と同じ色再現としても特に問題ない。
同様に、文字原稿の場合、黒文字部分のCMYの濃度を
高くして、黒文字を強調する必要があるが、それ以外の
部分においては、印刷写真(網点写真)と同じ色再現と
しても特に問題ない。
【0025】このような点に鑑み、本発明では、画像の
種類の数だけ設けていたルックアップテーブルを、従来
と同様のサイズのメインテーブル(第1ルックアップテ
ーブル)を1つと、これに加えて各画像で好ましく再
現、たとえば強調する必要のある部分の色補正値を、サ
イズの小さいサブテーブル、すなわち第2ルックアップ
テーブルとして持たせている。
【0026】メインテーブルへは、入力されたカラー画
像データをそのまま入力させ、これをアドレスとして色
補正値が求められる。メインテーブルよりもサイズの小
さいサブテーブルへは、入力されたカラー画像データに
ビット演算等の所定の処理を施し、これをアドレスとし
て色補正値が求められる。
【0027】こうしてメインテーブルおよびサブテーブ
ル(複数の場合もある)より出力された各色補正値は、
入力されたカラー画像データが、所定の範囲内にあるか
どうかの判定結果並びに画像の種類(文字、写真等)に
基づいて適切なものが選択される。本発明に従えば、画
像に応じたルックアップテーブルを複数用いる構成にお
いて、画質を劣化させることなく、メモリ量を削減する
ことができる。
【0028】さらに本発明は、上記の画像処理方法を、
コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム
である。
【0029】本発明に従えば、上記の画像処理方法をコ
ンピュータが読取り実行することができ、この画像処理
方法の汎用性を向上することができる。
【0030】さらに本発明は、上記のプログラムをコン
ピュータに読取り可能に格納したことを特徴とする記録
媒体である。
【0031】本発明に従えば、メモリ容量が削減されて
色補正処理が実行可能である画像処理方法のプログラム
を、コンピュータによって容易に実行することができ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】(画像処理装置の説明)図1は、
本発明の実施の一形態のカラー画像処理装置1を備える
デジタルカラー複写機2の構成を示すブロック図であ
る。カラー画像処理装置1は、A/D変換部4、シェー
ディング補正部5、原稿種別自動判別部6、入力階調補
正部7、領域分離処理部8、色補正部9、黒生成下色除
去部10、空間フィルタ処理部11、出力階調補正部1
2、および階調再現処理部13とによって構成されてお
り、これに、カラー画像入力装置14とカラー画像出力
装置15および操作パネル3とが接続され、全体として
画像形成装置であるデジタルカラー複写機2を構成して
いる。
【0033】画像読取手段である前記カラー画像入力装
置14は、たとえばCCD(ChargeCoupled Device)を
備えたスキャナ部を備え、原稿からの反射光像を、RG
B(R:赤・G:緑・B:青)のアナログ信号としてC
CDにて読取って、前記カラー画像処理装置1に入力す
る。
【0034】カラー画像入力装置14によって読取られ
たアナログ信号は、カラー画像処理装置1内を、A/D
変換部4、シェーディング補正部5、原稿種別自動判別
部6、入力階調補正部7、領域分離処理部8、色補正部
9、黒生成下色除去部10、空間フィルタ処理部11、
出力階調補正部12、および階調再現処理部13にこの
順序で送られ、CMYKのデジタルカラー信号として、
カラー画像出力装置15へ出力される。
【0035】操作パネル3は、液晶ディスプレイなどに
よって実現される表示部と、複数の操作ボタンを含んで
構成されている。ユーザが、操作パネル3よって、画像
に応じて画像モードを選択して入力することができる。
これによって、画像モード信号が出力される。画像モー
ドには、文字モード・文字写真(印刷写真)モード・写
真(印刷写真モード・印画紙写真モード)等がある。
【0036】前記A/D(アナログ/デジタル)変換部
4は、RGBのアナログ信号をデジタル信号に変換する
ものであって、シェーディング補正部5は、A/D変換
部4から送られてきたデジタルのRGB信号に対して、
カラー画像入力装置14の照明系、結像系、撮像系で生
じる各種の歪みを取り除く処理を行う。
【0037】原稿種別自動判別部6では、シェーディン
グ補正部5において各種の歪みが取り除かれたRGB信
号(RGBの反射率信号)を補色反転してCMY信号と
し、濃度信号などカラー画像処理装置1に採用されてい
る画像処理システムの扱い易い信号に変換するととも
に、入力された原稿画像が、たとえば、文字原稿である
か、写真原稿(印刷写真・印画紙写真)であるか、ある
いはそれらを組合せた文字/写真原稿であるか自動で判
別が行われる。
【0038】入力階調補正部7は、カラーバランスを整
えると同時に、前記原稿種別自動判別部6の判定結果を
基に下地濃度の除去やコントラストなどの画質調整処理
を行う。
【0039】領域分離処理部8は、補色反転されたCM
Y信号より、入力画像中の各画素を文字領域、網点領
域、写真領域の何れかに分離する。領域分離処理部8
は、分離結果に基づき、画素がどの領域に属しているか
を示す領域識別信号を、色補正部9、黒生成下色除去部
10、空間フィルタ処理部11、および階調再現処理部
13へ出力するとともに、入力階調補正部7より出力さ
れた入力信号をそのまま後段の色補正部9に出力する。
【0040】色補正部9は、色再現の忠実化実現のため
に、不要吸収成分を含むCMY(C:シアン・M:マゼ
ンタ・Y:イエロー)色材の分光特性に基づいた色濁り
を取り除く処理を行う。
【0041】黒生成下色除去部10は、色補正後のCM
Yの3色信号から黒(K)信号を生成する黒生成、元の
CMY信号から黒生成で得たK信号を差し引いて新たな
CMY信号を生成する処理を行うものであって、CMY
の3色信号はCMYKの4色信号に変換される。
【0042】黒生成処理の一例として、スケルトンブラ
ックによる黒生成を行う方法(一般的方法)がある。こ
の方法では、スケルトンカーブの入出力特性をy=f
(x)、入力されるデータをC,M,Y、出力されるデ
ータをC’,M’,Y’,K’、UCR(Under Color
Removal)率をα(0<α<1)とすると、黒生成下色
除去処理は以下の式1〜式4で表される。 K’=f{min(C,M,Y)} …(1) C’=C−αK’ …(2) M’=M−αK’ …(3) Y’=Y−αK’ …(4)
【0043】空間フィルタ処理部11は、黒生成下色除
去部10から入力されるCMYK信号の画像データに対
して、領域識別信号を基にデジタルフィルタによる空間
フィルタ処理を行い、空間周波数特性を補正することに
よって出力画像のぼやけや粒状性劣化を防ぐように処理
する。また、階調再現処理部13も、空間フィルタ処理
部11と同様に、CMYK信号の画像データに対して、
領域識別信号を基に所定の処理を施すものである。
【0044】たとえば、領域分離処理部8にて文字に分
離された領域は、特に黒文字あるいは色文字の再現性を
高めるために、空間フィルタ処理部11による空間フィ
ルタ処理における鮮鋭強調処理で高周波数の強調量が大
きくされる。同時に、階調再現処理部13においては、
高域周波数の再現に適した高解像度のスクリーンでの二
値化または多値化処理が選択される。
【0045】また、領域分離処理部8で網点に分離され
た領域に関しては、空間フィルタ処理部11において、
入力網点成分を除去するためのローパス・フィルタ処理
が施される。そして、出力階調補正部12では、濃度信
号などの信号をカラー画像出力装置の特性値である網点
面積率に変換する出力階調補正処理を行った後、階調再
現処理部13で、最終的に画像を画素に分離してそれぞ
れの階調を再現できるように処理する階調再現処理、す
なわち中間調生成が行われる。領域分離処理部8で写真
に分離された領域に関しては、階調再現性を重視したス
クリーンでの二値化または多値化処理が行われる。
【0046】上述した各処理が施された画像データは、
一旦記憶手段(図示せず)に記憶され、所定のタイミン
グで読出されてカラー画像出力装置15に入力される。
【0047】このカラー画像出力装置15は、画像デー
タを記録媒体(たとえば紙等)上に出力するもので、た
とえば、電子写真方式やインクジェット方式を用いたカ
ラー画像出力装置等を挙げることができるが、特に限定
されるものではない。なお、上記の処理は図示しない中
央演算処理装置(略称:CPU、Central ProcessingUn
it)によって制御される。
【0048】図2は、色補正部(色補正手段)9の具体
的構成を示すブロック図である。まず、色補正部9の構
成について説明する。前記色補正部9は、信号判定手段
(判定手段)20、信号処理手段21、第1テーブルア
クセス処理手段22、第2テーブルアクセス処理手段2
3、第3テーブルアクセス処理手段24および信号選択
手段(選択手段)25を含む。また、第1テーブルアク
セス処理手段22、第2テーブルアクセス処理手段23
および第3テーブルアクセス処理手段24は、それぞ
れ、第1色変換テーブル(メインテーブル)T1、第2
色変換テーブル(サブテーブル)T2および第3色変換
テーブル(サブテーブル)T3を備えている。
【0049】入力画像データは、RGB信号、あるいは
RGB信号を補色反転したCMY信号どちらでもよい
(第1の表色系より成るカラー画像データ)。ここで
は、原稿種別自動判別部6ですでにCMYに変換されて
いるので、CMY入力のC出力について説明する。
【0050】入力画像データCin,Min,Yin
は、信号判定手段20と信号処理手段21とにそれぞれ
入力される。
【0051】信号判定手段20は、入力画像データCi
n,Min,Yinが、予め定められた所定の範囲に属
するかどうかを判定し、信号選択手段25に判定信号を
出力するものである。ここで、所定の範囲内であれば、
判定信号は有効信号となり、所定の範囲に属さないなら
ば判定信号は非有効信号となる。
【0052】第1テーブルアクセス処理手段22には、
入力画像データがそのまま入力され、第1色変換テーブ
ルT1を用いるルックアップテーブル法によって色補正
データC1を算出して、信号選択手段25へ出力する。
前記ルックアップテーブル(LUT)法には、従来の技
術に記載した、直接変換法、ビット切り捨て直接変換
法、3次元補間法、2次元補間法等のいずれか1つを選
択して使用すればよい。
【0053】信号処理手段21は、予め定められた方法
に基づいて入力画像データに、所定の処理を施すこと
で、第2テーブルアクセス処理手段23および第3テー
ブルアクセス処理手段24のアドレスデータとし、これ
を第2テーブルアクセス処理手段23および第3テーブ
ルアクセス処理手段24にそれぞれ出力する。
【0054】第2テーブルアクセス処理手段23および
第3テーブルアクセス処理手段24は、信号処理手段2
1から入力されるデータをアドレスとして、第1テーブ
ルアクセス処理手段22と同様の処理を行って、色補正
データC2,C3を信号選択手段25に出力する。
【0055】信号選択手段25は、前記判定信号ならび
に領域識別信号や画像モード信号に基づいて、入力され
た前記色補正データC1,C2,C3のうち何れか1つ
を選択して、最終的に色補正データCoutとして出力
する。
【0056】次に、色補正部9の処理について説明す
る。ここでは、色補正部9における入力画像データの処
理について、いくつか例を挙げて説明する。
【0057】・画像モードによる切換え例(信号判定手
段は入力画像データの上位ビットのみを判別して、判定
信号を決定する) 印刷写真モードと文字モードとを切換える処理につい
て、図3のフローチャートに基づいて説明する。ここで
は、第1テーブルT1を印刷写真用テーブル、および第
2テーブルT2を文字用テーブルとする、2つのテーブ
ルを用いている。
【0058】文字原稿においては、文字を読みやすく、
くっきり再現できるように黒文字部の(黒生成前の)C
MYの濃度をより高くする必要がある。黒文字部の入力
画像データの範囲は、暗い部分だけに限定されるため、
暗い部分だけ文字用テーブルT2を読み込むようにす
る。
【0059】まず、入力画像データCin,Min,Y
inが入力される。ここでは、各色の入力画像データは
8ビットとする。まず、信号判定手段20は、ステップ
s1で、入力画像データCin,Min,Yinの最上
位ビットをチェック(信号判定)し、CMY全てが
“1”である場合に有効信号(判定信号)を、それ以外
の場合には非有効信号(判定信号)を信号選択手段に出
力する。
【0060】一方、信号処理手段21は、ステップs4
で、入力画像データCin,Min,Yinの最上位ビ
ットを除いた7ビットの計21ビットを、第2テーブル
アクセス手段23に入力する。
【0061】第1テーブルアクセス処理手段22は、ス
テップs2、s3において、入力画像データCin,M
in,Yinをアドレスとして、そのアドレスに格納さ
れている色補正データC1を、信号選択手段25に出力
する。
【0062】一方、第2テーブルアクセス処理手段23
は、ステップs5、s6において、信号処理手段21に
よって入力された入力画像データCin,Min,Yi
nのうちの21ビットをアドレスとして、そのアドレス
に格納されている色補正データC2を、信号選択手段2
5に出力する。これらの各ステップs1〜s3の処理
と、各ステップs4〜s6の処理とは、並行して行われ
る。
【0063】信号選択手段25では、ステップs10
で、まず、判定信号が有効信号であるか否かを判定し
(S7)、有効信号でない場合は、色補正データC1を
出力する。これに対し、判定信号が有効信号である場合
は、ステップs8で、続いて文字モードが設定されてい
るか(あるいは原稿種別判別部5での判定結果が文字原
稿であるか)否かを判定し、文字モードが設定されてい
れば、ステップs9で色補正データC2を出力し、文字
モードが設定されていなければ、ステップs10で色補
正データC1を出力する。
【0064】これによって、ユーザの選択によって文字
モードが選択された場合(あるいは、原稿種別自動判別
部6での判定結果が文字原稿である場合)には、色補正
データC2が出力され、前記の条件にあてはまらない場
合には、色補正データC1が出力されることとなり、メ
インテーブルとして印刷写真用を備え、黒文字の範囲の
みサブテーブルとして備えておくことで、印刷写真も黒
文字も、問題ない良好な画質とすることができる。
【0065】・領域分離信号による切換え例(信号判定
手段20は特定の色であるか否かを判別して、判定信号
を決定する) ここでは、網点領域と印画紙(写真)領域の切換えにつ
いて挙げる。印画紙写真では、人肌などの特定色につい
て、より好ましい色再現を行う必要がある。ここでは、
例として肌色の範囲を64≦C≦127,128≦M≦
191,128≦Y≦191とする。すなわち、第1テ
ーブルT1を網点領域に対する色補正テーブルとし、第
2テーブルT2を印画紙写真の肌色に対する色補正テー
ブルとする。
【0066】図4のフローチャートに示すように、ま
ず、入力画像データが入力される。信号判定手段20で
は、ステップs11で、入力画像データが前記肌色の範
囲に含まれるがどうかを判定し、前記の範囲に含まれる
場合には有効信号(判定信号)を、含まれない場合には
非有効信号(判定信号)を信号選択手段に出力する。
【0067】一方、信号処理手段21では、ステップs
14で、入力画像データから下位6ビットをそれぞれ抽
出し、C−64,M−128,Y−128として計18
ビットのアドレスデータを第2テーブルアクセス処理手
段23に入力する。第1テーブルアクセス処理手段22
では、ステップs12、s13において、前記入力画像
データ全体から前記の例と同様に色補正データC1を、
信号選択手段25に出力する。第2テーブルアクセス処
理手段23は、前記の例と同様に、ステップs15、s
16で、色補正データC2を、信号選択手段に出力す
る。各ステップs11〜s13の処理と、各ステップs
14〜s16の処理とは、並行して行われる。
【0068】信号選択手段25では、ステップs17
で、有効信号であるか否かを判断して、処理画素が、肌
色領域であるかどうかが判定される。そして、領域分離
処理で印画紙写真領域と判定され、かつ、肌色領域の場
合(判定信号が有効信号)、ステップs18、s19
で、色補正データC2を出力する。また、ステップs1
7で肌色ではないと判断された場合、およびステップs
17で肌色と判断され、かつ、ステップs18で領域分
離処理で印画紙写真領域ではないと判定された場合に
は、色補正データC1を出力する。また、信号選択手段
25では、画像モードが印画紙写真モードであると選択
された場合も、同様の処理がなされる。
【0069】前記の特定色としては、空の色・葉の緑色
などがあり、これらに対して夫々サブテーブルを設け、
入力画像データの範囲に応じてテーブルを切換えるよう
にしてもよい。
【0070】ここで、本発明に適用される領域分離処理
の例として、特開平8−125857号公報に記載され
ている方法について、図5を参照して説明する。まず、
注目画素とその近傍の複数の画素より成る局所ブロック
(ブロック)内の画像信号の最大信号レベルと、前記ブ
ロック内の最小信号レベルを求め、最大信号レベルと最
小信号レベルの差を第1特徴パラメータP0の特徴量と
する。
【0071】また、前記ブロック内における主走査方向
に連続する2個の画素間の差分値(絶対値)を順次加算
していき、この差分値の総和を求める。副走査方向につ
いても同様にして求め、主走査方向の差分値の総和と副
走査方向の差分値の総和とを比較し、小さい方の値(最
小値)を第2特徴パラメータP1の特徴量とする。
【0072】前記第1特徴パラメータP0と第2特徴パ
ラメータP1を判定回路に入力し、ブロック内の注目画
素が、文字領域・網点領域・写真(印画紙写真)領域
(図5)の何れの領域に存在するかを判定し、各領域に
応じた領域識別信号を出力する。
【0073】前記判定回路は、入出力特性が予め神経回
路網によって学習された2次元ルックアップテーブル、
あるいは、神経回路網(たとえば、4層のパーセプトロ
ン)そのものを用いる。神経回路網を用いることによっ
て、特徴量を分類する際、非線形な特性を含む最適な境
界線を精度よく選定することができる。なお、前記アル
ゴリズムでは、下地領域も写真領域として判別されてし
まうため、予め下地領域を検出し区別しておく。この方
法としては、たとえば、注目画素のデータ(RGB信号
を補色反転したCMY信号)のそれぞれの信号レベルを
DC,DM,DYとし、閾値THBACKとした場合、
以下の関係、 (DC<THBACK)かつ(DM<THBACK)か
つ(DY<THBACK) を満たすとき、下地領域であると判断する。
【0074】ここで、図5に示すように、文字領域は、
最大信号レベルと最小信号レベルの差が大きく、主走査
方向あるいは副走査方向の差分値の総和はさほど大きく
ない領域である。網点領域は、最大信号レベルと最小信
号レベルの差が大きく、比較的短い周期で画像信号が変
動するため、主走査方向あるいは副走査方向の差分値の
総和が比較的大きな領域である。印画紙写真領域は、階
調性を有するため、最大信号レベルと最小信号レベルの
差および主走査方向あるいは副走査方向の差分値の総和
とも小さい領域である。
【0075】・サブテーブルを複数設ける例 さらに、複数のサブテーブル1,2を設けて処理を行う
例について、図6および図7に基づいて説明する。ここ
では、図6に示すように、第1テーブル(メインテーブ
ル)T1を文字写真用の色補正テーブル、第2テーブル
(サブテーブル1)T2を文字用テーブル、第3テーブ
ル(サブテーブル2)T3を印画紙写真の肌色に対する
色補正テーブルとする。つまり、メインテーブルT1の
文字写真用の色補正テーブルにおける特定の領域を、サ
ブテーブル1(=T2)として持ち、同様に、メインテ
ーブルT1の文字写真用の色補正テーブルにおける特定
の領域を、サブテーブル2(=T3)として備える。
【0076】これによって、メインテーブルT1として
は、文字写真用の色補正テーブルを備えただけで、適
宜、サブテーブル1,2を切換えて用いることによっ
て、文字も、印画紙写真も、印刷写真も鮮明に出力する
ものである。これは、前記2つの例を組合せた例であ
り、図6に示すように3つのテーブルを用いており、領
域識別信号によって色補正テーブルを切換えて処理を行
っている。
【0077】図7のフローチャートに示すように、ま
ず、入力画像データが入力される。信号判定手段20で
は、ステップs21で、入力画像データが黒文字の範囲
192≦C≦255,192≦M≦255,192≦Y
≦255または肌色の範囲64≦C≦127,128≦
M≦191,128≦Y≦191に含まれるかどうかを
判定し、前記の範囲に含まれる場合には有効信号(判定
信号)を、含まれない場合には非有効信号(判定信号)
を信号選択手段25に出力する。
【0078】一方、信号処理手段21では、ステップs
24で、入力画像データから下位7ビットをそれぞれ抽
出し、C−192,M−192,Y−192として計2
1ビットのアドレスデータを第2テーブルアクセス処理
手段に入力する。さらに、前記の処理とともに、信号処
理手段21では、ステップs27で、入力画像データか
ら下位6ビットをそれぞれ抽出し、C−64,M−12
8,Y−128として計18ビットのアドレスデータを
第3テーブルアクセス処理手段24に入力する。
【0079】第1テーブルアクセス処理手段24では、
ステップs22,s23で、前記入力画像データ全体か
ら前記の例と同様に、色補正データC1を、信号選択手
段25に出力する。第2テーブルアクセス処理手段23
では、前記の例と同様に、色補正データC2を、ステッ
プs25,s26で、信号選択手段25に出力する。第
3テーブルアクセス処理手段24では、ステップs2
8,s29で、前記の例と同様に、色補正データC3
を、信号選択手段に出力する。各ステップs21〜s2
3の処理と、各ステップs24〜s26の処理と、各ス
テップs27〜s29の処理とは、並行して行われる。
【0080】信号選択手段25では、ステップs30
で、有効信号であるかどうかが判定される。ここで、ス
テップs31で、判定信号が有効信号である場合は、続
けて領域識別信号の結果が文字領域であるかどうかが判
定され、文字領域、つまり黒文字であれば、ステップs
32で、色補正データC2が出力される。
【0081】一方、有効信号であっても、肌色の場合
は、ステップs31で否と判断され、再度ステップs3
3で、有効信号であるかが判断され、ここで有効信号で
ある場合は、ステップs34で、印画紙領域であるか否
かが判断され、印画紙領域である場合、ステップs32
で、色補正データC3が出力される。
【0082】前記ステップs33においても否と判断さ
れ、非有効信号であって、印画紙領域でもない場合は、
印刷写真であるので、ステップs36で、色補正データ
C1を出力する。
【0083】本発明は、コンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
媒体に、画像処理方法を記録するものとすることもでき
る。この結果、画像処理方法を行うプログラムを記録し
た記録媒体を持ち運び自在に提供することができる。
【0084】なお、本実施の形態では、この記録媒体と
しては、マイクロコンピュータで処理が行われるために
図示していないメモリ、たとえばROMのようなものそ
のものがプログラムメディアであってもよいし、また、
図示していないが、外部記憶装置としてプログラム読取
り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読
取り可能なプログラムメディアであってもよい。
【0085】いずれの場合においても、格納されている
プログラムはマイクロプロセッサがアクセスして実行さ
せる構成であってもよいし、あるいは、いずれの場合も
プログラムを読出し、読出されたプログラムは、マイク
ロコンピュータの図示されていないプログラム記憶エリ
アにダウンロードされて、そのプログラムが実行される
方式であってもよい。このダウンロード用のプログラム
は、予め本体装置に格納されているものとする。
【0086】ここで、前記プログラムメディアは、本体
と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープや
カセットテープ等のテープ系、フロッピー(商標)ディ
スクとも呼ばれるディスク状磁気記録媒体やハードディ
スク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/D
VD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリ
カードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマス
クROM、EPROM(Erasable Programmable Read O
nly Memory)、EEPROM(ElectricallyErasable P
rogrammable Read Only Memory)、フラッシュROM等
による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持
する媒体であってもよい。
【0087】また、本実施の形態においては、インター
ネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構
成であることから、通信ネットワークからプログラムを
ダウンロードするように流動的にプログラムを担持する
媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワー
クからプログラムをダウンロードする場合には、そのダ
ウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納してお
くか、あるいは別な記録媒体からインストロールされる
ものであってもよい。
【0088】前記記録媒体は、デジタルカラー画像形成
装置やコンピュータシステムに備えられるプログラム読
取り装置によって読取られることで上述した画像処理方
法が実行される。
【0089】コンピュータシステムは、フラットベッド
スキャナ・フィルムスキャナ・デジタルカメラなどの画
像入力装置、所定のプログラムがロードされることによ
り前記画像処理方法など様々な処理が行われるコンピュ
ータ、コンピュータの処理結果を表示するCRTディス
プレイ・液晶ディスプレイなどの画像表示装置およびコ
ンピュータの処理結果を紙などに出力するプリンタよっ
て構成される。さらには、ネットワークを介してサーバ
ーなどに接続するための通信手段としてのモデムなどが
備えられる。
【0090】ここで、原稿種別自動判別部における原稿
種別の自動判別方法の1つの例について、図8および図
9に基づいて説明する。
【0091】図8に、原稿種別自動判別部6の構成をブ
ロック図にて示す。原稿種別自動判別部6は、信号変換
部41、ヒストグラム作成部42、第1最大度数濃度区
分抽出部43、第2最大度数濃度区分抽出部44、文字
原稿判別部45、原稿種別判別部46、第3の閾値設定
部47、および写真原稿判定部48を含んで構成され
る。また、文字原稿判別部45は、低度数閾値設定部5
1、低度数濃度区分数判定部52、第1の閾値設定部5
3、第2の閾値設定部54および最大度数値判定部55
を含んで構成される。
【0092】前記原稿種別自動判別部6における動作に
ついて、図9に基づいて説明する。図9は、原稿種別自
動判別部6の動作を説明するためのフローチャートであ
る。なお、以下の処理では、ステップs41において、
原稿種別判別処理46をプレスキャンにて行っている
が、本スキャンのデータを用いて行うことも勿論可能で
ある。ステップs42では、信号変換部41でRGBの
反射率信号がRGBの濃度信号に変換され、補色反転さ
れてCMY信号となる。
【0093】次いで、ステップs43で、ヒストグラム
作成部42で、第1の表色系より成る入力画像データの
各色成分毎に濃度ヒストグラムを作成する。
【0094】第1最大度数濃度区分抽出部43では、ス
テップs44で、前記濃度ヒストグラムより、最大度数
の濃度区分を選択し、第1最大度数値を求める。さらに
第2最大度数濃度区分抽出部44では、ステップs45
で、第1最大度数値を抽出した濃度区分およびこの濃度
区分に隣接する濃度区分以外で、最大度数値を持つ第2
の最大度数の濃度区分を選択し、第2最大度数値を求め
る。
【0095】低度数濃度区分数判定部52は、ステップ
s46で、予め低度数の濃度区分を検出するために用意
された低度数閾値(低度数閾値設定部にて設定)と比較
し、この閾値より小さい低度数の濃度区分を計数し、そ
れが第1の閾値(第1の閾値設定部にて設定)よりも大
きいとき、ステップs51で入力原稿を文字原稿と判定
する。
【0096】低度数濃度区分数判定部52で、文字原稿
と判定されなかったものについては、ステップs47
で、第1最大度数値を画像全体の総画素数で割った値を
第2の閾値(第2の閾値設定部にて設定)と比較する。
ここで、図10に示すように、第1最大度数値 / 画像
全体の総画素数 > 第2の閾値のとき、ステップs51
で、入力原稿を文字原稿と判定する。また、前記で文字
原稿と判定されなかったものについては、ステップs4
8で、写真原稿判定部48で、写真原稿であるかどうか
の判定を行う。
【0097】次に、図11に示すように、総画素数/
(第1の最大度数値−第2最大度数値)>第3の閾値
(第3の閾値設定部にて設定)のとき、ステップs50
で、入力原稿を写真原稿と判定する。
【0098】そして、図12に示すように、文字原稿・
写真原稿と判定されなかったものについては、ステップ
s49で、文字と写真が混合した文字/写真原稿と判定
する。
【0099】複数の色成分(3色)のうち2色以上で同
じ判定結果が得られたとき、その結果を最終の原稿種別
判別結果とし原稿種別判定信号を出力する。2色以上で
同じ判定結果がえられなければ、最終の原稿種別判別結
果として文字/写真原稿とする。
【0100】さらに、原稿種別判定信号によって、入力
階調補正処理・色補正処理・領域分離処理・黒生成下色
除去処理・空間フィルタ処理・階調再現処理(中間調生
成処理)などの処理が切換えられる。各原稿種別判定の
後、各処理の例について以下に示す。
【0101】原稿が文字原稿であると判別された場合、
入力階調補正処理や階調再現処理では、ハイライトを多
めに除去したり、コントラストを大きくするような補正
曲線が用いられる。
【0102】領域分離処理では、文字・線画として領域
分離されたところを有効とし、網点(印刷写真)・印画
紙写真といった連続階調と領域分離されたところは誤分
離とみなし(文字原稿であったとしても、原稿の種類に
よっては誤判別される場合があるため)反映させないよ
うにされる。
【0103】また、色補正処理では、色文字の場合、彩
度を重視した変換処理が行われ、黒生成下色除去処理で
は、黒文字に対し黒生成量が多めに設定される。
【0104】空間フィルタ処理では、エッジを強調する
強調フィルタを用いて処理がなされる。
【0105】原稿が写真原稿であると判別された場合、
入力階調補正処理や階調再現処理では、ハイライトを重
視したり、階調性を大きくした補正曲線が用いられる。
【0106】領域分離処理では、網点(印刷写真)・印
画紙写真といった連続階調と領域分離されたところを有
効とし、線画・文字といったエッジとして領域分離され
たところは誤分離とみなし、反映させないようにされ
る。
【0107】色補正処理では階調性を重視した変換処理
が行われ、黒生成下色除去処理では黒生成量が少なく設
定される。
【0108】空間フィルタ処理では平滑化フィルタが用
いられる。原稿が文字/写真原稿と判断された場合、上
記各処理において文字原稿処理と写真原稿処理の中間パ
ラメータが用いられる。文字原稿あるいは写真原稿のど
ちらを重視するかにより、入力階調補正処理、階調再現
処理では、写真原稿処理と文字原稿処理との中間のパラ
メータ(文字原稿を重視するならば文字原稿よりのパラ
メータ、写真原稿を重視するならば写真原稿よりのパラ
メータに設定する)を用いてハイライトの除去やコント
ラストの調整を行い、また彩度の強弱や階調性のバラン
スが極端にならないような色補正処理を行い、黒生成下
色除去処理では写真画像に影響が出ない程度に黒生成量
の調整を行う。領域分離処理では、各領域分離結果がそ
のまま反映される。
【0109】
【発明の効果】本発明によれば、画像の種類の数だけ設
けていたルックアップテーブルを、従来と同様のサイズ
のメインテーブル(第1ルックアップテーブル)を1つ
と、これに加えて各画像で好ましく再現する必要(たと
えば強調する必要)のある部分の色補正値をサイズの小
さいサブテーブル(第2ルックアップテーブル)として
持たせているので、画像に応じたルックアップテーブル
を複数用いる構成において、画質を劣化させることな
く、メモリ容量を削減することができる。
【0110】また本発明によれば、上位ビットを判定す
るだけで、サブテーブル化された所定の範囲であるか否
かを判定できるので、簡単な構成で前記した画像処理装
置を容易に実現することができる。
【0111】さらに本発明によれば、特定色のみサブテ
ーブルで処理できるため、総テーブルサイズを増加させ
ることなく、良好な色補正処理を実現することができ
る。
【0112】さらに本発明によれば、総テーブルサイズ
を小さくできるので、色補正テーブルを格納するメモリ
容量を削減することができる。これによって、コストを
削減した画像形成装置を提供することができる。また、
画像種別や画像の領域に応じた色補正処理を行うことが
できるので、画質の向上した画像を出力できる画像形成
装置を実現することができる。
【0113】さらに本発明によれば、画像に応じたルッ
クアップテーブルを複数用いる構成において、画質を劣
化させることなく、メモリ容量を削減することができ
る。
【0114】さらに本発明によれば、画像処理方法をコ
ンピュータが読取り実行することができ、この画像処理
方法の汎用性を向上することができる。
【0115】さらに本発明によれば、メモリ容量が削減
されて色補正処理が実行可能である画像処理方法のプロ
グラムを、コンピュータによって容易に実行することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置が適用されるデジタルカ
ラー画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の色補正部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の色補正処理方法を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の別の色補正処理方法を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明に適用される領域分離処理方法を説明す
る図である。
【図6】メインテーブルに対し、サブテーブルを複数備
える構成を模擬的に示した図である。
【図7】本発明のさらに別の色補正処理方法を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の実施の一形態である画像処理装置に備
えられる原稿種別自動判別部の構成を示すブロック図で
ある。
【図9】前記原稿種別自動判別部による原稿判別処理を
示すフローチャートである。
【図10】前記原稿判別処理にて、文字原稿と判定され
る原稿の濃度ヒストグラムの例を示す図である。
【図11】前記原稿判別処理にて、写真原稿と判定され
る原稿の濃度ヒストグラムの例を示す図である。
【図12】前記原稿判別処理にて、文字/写真原稿と判
定される原稿の濃度ヒストグラムの例を示す図である。
【符号の説明】
1 カラー画像処理装置 2 デジタルカラー複写機 3 操作パネル 4 A/D変換部 5 シェーディング補正部 6 原稿種別自動判別部 7 入力階調補正部 8 領域分離処理部 9 色補正部 10 黒生成下色除去部 11 空間フィルタ処理部 12 出力階調補正部 13 階調再現処理部 14 カラー画像入力装置 15 カラー画像出力装置 20 信号判定手段 21 信号処理手段 22 第1テーブルアクセス処理手段 23 第2テーブルアクセス処理手段 24 第3テーブルアクセス処理手段 25 信号選択手段 T1 第1色変換テーブル T2 第2色変換テーブル T3 第3色変換テーブル Cin,Min,Yin 入力画像データ C1,C2,C3 色補正データ Cout 色補正データ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AB19 BA01 BA09 BA11 BC01 BC05 BC07 EA07 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CE18 CH07 CH08 5C077 LL17 MP08 PP28 PP32 PP33 PP37 PQ08 PQ12 PQ23 TT02 TT06 5C079 HB01 HB02 HB12 LB02 MA04 MA11 NA03 NA10 PA02 PA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の表色系から成るカラー画像データ
    を、第2の表色系から成るカラー画像データに変換する
    色補正手段を備えた画像処理装置において、 前記色補正手段は、 第1の表色系から第2の表色系に変換する色補正値を格
    納するルックアップテーブルであって、画像の種類に応
    じて、第1ルックアップテーブルと、第1のルックアッ
    プテーブルよりもサイズの小さい少なくとも1つの第2
    ルックアップテーブルとを備えるとともに、 第1の表色系から成るカラー画像データが所定の範囲に
    あるか否かを判定する判定手段と、 第1の表色系から成るカラー画像データに予め定める処
    理を行って第2ルックアップテーブルに入力する信号処
    理手段と、 前記判定手段の結果および画像の種類に基づいて色補正
    値を選択する選択手段とを含むことを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、第1の表色系から成る
    カラー画像データにおける上位ビットを抽出し、上位ビ
    ットが所定の範囲内にあるか否かを判定することを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、第1の表色系から成る
    カラー画像データが特定色であるか否かを判定すること
    を特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載の画
    像処理装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 第1の表色系から成るカラー画像データ
    を、第2の表色系から成るカラー画像データに変換する
    色補正処理を行う画像処理方法において、 第1の表色系から第2の表色系に変換する色補正値を、
    第1ルックアップテーブルと、第1のルックアップテー
    ブルよりサイズの小さい第2ルックアップテーブルとに
    画像の種類に応じて格納し、 前記第1の表色系から成るカラー画像データが予め定め
    られた所定の範囲にあるか否かを判定し、この結果およ
    び画像の種類に基づいて、第1ルックアップテーブルま
    たは第2ルックアップテーブルから適切なルックアップ
    テーブルを選択して色補正処理を行うことを特徴とする
    画像処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像処理方法を、コンピ
    ュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のプログラムを、コンピュ
    ータによって読取り可能に格納したことを特徴とする記
    録媒体。
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