JP2003218315A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JP2003218315A JP2003218315A JP2002011722A JP2002011722A JP2003218315A JP 2003218315 A JP2003218315 A JP 2003218315A JP 2002011722 A JP2002011722 A JP 2002011722A JP 2002011722 A JP2002011722 A JP 2002011722A JP 2003218315 A JP2003218315 A JP 2003218315A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のICチップが搭載された半導体装置に
おいて、駆動素子と制御回路を1つのICチップに内蔵
せずとも搭載面積や基板面積を縮小することのできるI
Cチップ間の伝送方法を提供すること。 【解決手段】 本発明の半導体装置では、送受信用アン
テナ2a、3aを介して、ICチップ2とICチップ3
との間で信号の伝送を行っているため、ICチップ間に
おいて信号の伝送を無線により行うことができる。それ
によって、従来ICチップ間の伝送経路を形成するため
に基板上に設けられていた配線などが不要となるため、
半導体装置の搭載面積や基板面積を小さくすることがで
き、半導体装置全体の小型化を図ることができる。
おいて、駆動素子と制御回路を1つのICチップに内蔵
せずとも搭載面積や基板面積を縮小することのできるI
Cチップ間の伝送方法を提供すること。 【解決手段】 本発明の半導体装置では、送受信用アン
テナ2a、3aを介して、ICチップ2とICチップ3
との間で信号の伝送を行っているため、ICチップ間に
おいて信号の伝送を無線により行うことができる。それ
によって、従来ICチップ間の伝送経路を形成するため
に基板上に設けられていた配線などが不要となるため、
半導体装置の搭載面積や基板面積を小さくすることがで
き、半導体装置全体の小型化を図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のICチップ
が搭載された半導体装置に関し、特にそのICチップ間
の伝送方法に関する。
が搭載された半導体装置に関し、特にそのICチップ間
の伝送方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来の一般的なICチップ間の伝送方法を
図2に示す。
図2に示す。
【0003】この図2に示されるように、プリント基板
あるいはAlN基板などの基板11上には複数のICチ
ップ12、13が搭載されており、これら複数のICチ
ップ12、13は、基板11に印刷された回路配線とワ
イヤボンディングやバンプを介したフェースダウンボン
ディングなどの接続方式12a、13aによりそれぞれ
接続され、これら接続方式12a、13a、配線14を
介して相互に接続されている。
あるいはAlN基板などの基板11上には複数のICチ
ップ12、13が搭載されており、これら複数のICチ
ップ12、13は、基板11に印刷された回路配線とワ
イヤボンディングやバンプを介したフェースダウンボン
ディングなどの接続方式12a、13aによりそれぞれ
接続され、これら接続方式12a、13a、配線14を
介して相互に接続されている。
【0004】さらに、半導体装置の小型化を図るため
に、ICチップ12、13には、駆動素子12c、13
cとこの駆動素子12c、13cを制御する制御回路1
2b、13bとが、それぞれ1つのICチップ12、1
3に内蔵されている。
に、ICチップ12、13には、駆動素子12c、13
cとこの駆動素子12c、13cを制御する制御回路1
2b、13bとが、それぞれ1つのICチップ12、1
3に内蔵されている。
【0005】そして、例えばICチップ12からICチ
ップ13へ信号を伝送する方法について説明すると、駆
動素子12cが検出した値を制御回路12bによって制
御信号に変換し、この制御信号を接続方式12a、配線
14、接続方式13aを介してICチップ13に伝送し
ている。
ップ13へ信号を伝送する方法について説明すると、駆
動素子12cが検出した値を制御回路12bによって制
御信号に変換し、この制御信号を接続方式12a、配線
14、接続方式13aを介してICチップ13に伝送し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、ICチップ12、13間の伝送経路を形成
するために、ICチップ12とICチップ13との間に
は、接続方式12a、13aや共通の配線14が設けら
れているため、半導体装置の搭載面積や基板面積が増大
してしまうという問題がある。
来技術では、ICチップ12、13間の伝送経路を形成
するために、ICチップ12とICチップ13との間に
は、接続方式12a、13aや共通の配線14が設けら
れているため、半導体装置の搭載面積や基板面積が増大
してしまうという問題がある。
【0007】また、上記従来技術では、半導体装置の小
型化を図るために、制御回路12b、13bと駆動素子
12c、13cをそれぞれ1つのICチップ12、13
に内蔵しているが、それにより、駆動素子12c、13
cから発生する熱が制御回路12b、13bに伝搬し、
制御回路12b、13bの性能低下を誘引してしまうこ
とが考えられる。
型化を図るために、制御回路12b、13bと駆動素子
12c、13cをそれぞれ1つのICチップ12、13
に内蔵しているが、それにより、駆動素子12c、13
cから発生する熱が制御回路12b、13bに伝搬し、
制御回路12b、13bの性能低下を誘引してしまうこ
とが考えられる。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記問題点に鑑
み、複数のICチップが搭載された半導体装置におい
て、駆動素子と制御回路を1つのICチップに内蔵せず
とも搭載面積や基板面積を縮小することのできるICチ
ップ間の伝送方法を提供することにある。
み、複数のICチップが搭載された半導体装置におい
て、駆動素子と制御回路を1つのICチップに内蔵せず
とも搭載面積や基板面積を縮小することのできるICチ
ップ間の伝送方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、複数のICチップが搭載された半導体装置にお
いて、複数のICチップは、ICチップ間で信号を送受
信する送受信用アンテナと送受信用アンテナが送信すべ
き信号を変調するとともに送受信用アンテナが受信した
信号を復調する通信制御回路とを備え、複数のICチッ
プ間での信号の伝送を無線で行うようにしたことを特徴
としている。
装置は、複数のICチップが搭載された半導体装置にお
いて、複数のICチップは、ICチップ間で信号を送受
信する送受信用アンテナと送受信用アンテナが送信すべ
き信号を変調するとともに送受信用アンテナが受信した
信号を復調する通信制御回路とを備え、複数のICチッ
プ間での信号の伝送を無線で行うようにしたことを特徴
としている。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、ICチッ
プに設けられた通信制御回路から、送受信用アンテナを
介して、他のICチップに設けられた通信制御回路へ信
号を伝送することにより、複数のICチップ間において
信号の伝送を無線により行うことができる。
プに設けられた通信制御回路から、送受信用アンテナを
介して、他のICチップに設けられた通信制御回路へ信
号を伝送することにより、複数のICチップ間において
信号の伝送を無線により行うことができる。
【0011】それによって、従来ICチップ間の伝送経
路を形成するために基板上に設けられていた配線などが
不要となるため、半導体装置の搭載面積を縮小すること
ができる。
路を形成するために基板上に設けられていた配線などが
不要となるため、半導体装置の搭載面積を縮小すること
ができる。
【0012】請求項2に記載の半導体装置は、少なくと
も何れか1つのICチップには駆動素子が内蔵されると
ともに、駆動素子が内蔵されたICチップを除くICチ
ップの少なくとも何れか1つには駆動素子を制御する制
御回路が内蔵されることにより、駆動素子と制御回路を
異なるICチップに内蔵したことを特徴としている。
も何れか1つのICチップには駆動素子が内蔵されると
ともに、駆動素子が内蔵されたICチップを除くICチ
ップの少なくとも何れか1つには駆動素子を制御する制
御回路が内蔵されることにより、駆動素子と制御回路を
異なるICチップに内蔵したことを特徴としている。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、制御回路
と駆動素子とを異なるICチップに内蔵したことによ
り、駆動素子から発生した熱が制御回路に伝搬してしま
うことを防止することができるため、制御回路の性能低
下を防止することができる。
と駆動素子とを異なるICチップに内蔵したことによ
り、駆動素子から発生した熱が制御回路に伝搬してしま
うことを防止することができるため、制御回路の性能低
下を防止することができる。
【0014】また、上記請求項1に記載のように、送受
信用アンテナを用いて複数のICチップ間の信号の伝送
を無線で行うようにした構造と組み合わせることによ
り、制御回路と駆動素子を異なるICチップに内蔵した
際に、ICチップ間を接続している配線などを介して、
駆動素子から発生する熱が制御回路に伝搬してしまうこ
とも防止することができる。
信用アンテナを用いて複数のICチップ間の信号の伝送
を無線で行うようにした構造と組み合わせることによ
り、制御回路と駆動素子を異なるICチップに内蔵した
際に、ICチップ間を接続している配線などを介して、
駆動素子から発生する熱が制御回路に伝搬してしまうこ
とも防止することができる。
【0015】請求項3に記載の半導体装置は、少なくと
も駆動用ICチップと制御用ICチップが搭載された半
導体装置において、駆動用ICチップは、制御用ICチ
ップから送信された信号を受信する受信用アンテナと受
信用アンテナが受信した信号を復調する第1の通信制御
回路とを備え、制御用ICチップは、駆動用ICチップ
へ信号を送信する送信用アンテナと送信用アンテナが送
信すべき信号を変調する第2の通信制御回路とを備え、
駆動用ICチップと制御用ICチップとの間での信号の
伝送を無線で行うようにしたことを特徴としている。
も駆動用ICチップと制御用ICチップが搭載された半
導体装置において、駆動用ICチップは、制御用ICチ
ップから送信された信号を受信する受信用アンテナと受
信用アンテナが受信した信号を復調する第1の通信制御
回路とを備え、制御用ICチップは、駆動用ICチップ
へ信号を送信する送信用アンテナと送信用アンテナが送
信すべき信号を変調する第2の通信制御回路とを備え、
駆動用ICチップと制御用ICチップとの間での信号の
伝送を無線で行うようにしたことを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、制御用I
Cチップに設けられた第2の通信制御回路から、送信用
アンテナ及び受信用アンテナを介して、駆動用ICチッ
プに設けられた第1の通信制御回路へ信号を伝送するこ
とにより、複数のICチップ間において信号の伝送を無
線により行うことができる。
Cチップに設けられた第2の通信制御回路から、送信用
アンテナ及び受信用アンテナを介して、駆動用ICチッ
プに設けられた第1の通信制御回路へ信号を伝送するこ
とにより、複数のICチップ間において信号の伝送を無
線により行うことができる。
【0017】それによって、従来ICチップ間の伝送経
路を形成するために基板上に設けられていた配線などが
不要となるため、半導体装置の搭載面積を縮小すること
ができる。
路を形成するために基板上に設けられていた配線などが
不要となるため、半導体装置の搭載面積を縮小すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を、図面に従って説明する。
形態を、図面に従って説明する。
【0019】図1には、本発明の一実施形態に係るIC
チップ間の伝送方法に用いられるICチップの構成をブ
ロック図で示す。
チップ間の伝送方法に用いられるICチップの構成をブ
ロック図で示す。
【0020】まず、この図1に示されるように、プリン
ト基板、セラミック基板あるいはAlN基板などの基板
1上には複数のICチップ2、3が搭載されており、こ
れらICチップ2、3には、電磁波を外部に送信すると
ともに外部の電磁波を受信する送受信用アンテナ2a、
3aが設けられている。
ト基板、セラミック基板あるいはAlN基板などの基板
1上には複数のICチップ2、3が搭載されており、こ
れらICチップ2、3には、電磁波を外部に送信すると
ともに外部の電磁波を受信する送受信用アンテナ2a、
3aが設けられている。
【0021】さらに、これら送受信用アンテナ2a、3
aには、送信する信号をデジタル−アナログ(DA)変
換により所定の周波数の電磁波に変換するとともに受信
した信号をアナログ−デジタル(AD)変換により所定
の周波数の電磁波に変換するRF回路2b、3b(本発
明で言う、通信制御回路)が接続されている。これらR
F回路2b、3bは、ICチップ2、3に内蔵されてい
る。
aには、送信する信号をデジタル−アナログ(DA)変
換により所定の周波数の電磁波に変換するとともに受信
した信号をアナログ−デジタル(AD)変換により所定
の周波数の電磁波に変換するRF回路2b、3b(本発
明で言う、通信制御回路)が接続されている。これらR
F回路2b、3bは、ICチップ2、3に内蔵されてい
る。
【0022】また、ICチップ2(本発明で言う、駆動
用ICチップ)には、駆動素子2cと、RF回路2bに
より復調された信号により駆動素子2cを駆動させるた
めの信号を検出する制御信号検出回路と、駆動素子2c
に異常が発生した際にその異常を検出する異常検出回路
が内蔵されている。尚、この異常検出回路により生成さ
れた異常信号は、RF回路2bにて変調され、アンテナ
2aより送信される。
用ICチップ)には、駆動素子2cと、RF回路2bに
より復調された信号により駆動素子2cを駆動させるた
めの信号を検出する制御信号検出回路と、駆動素子2c
に異常が発生した際にその異常を検出する異常検出回路
が内蔵されている。尚、この異常検出回路により生成さ
れた異常信号は、RF回路2bにて変調され、アンテナ
2aより送信される。
【0023】そして、ICチップ3(本発明で言う、制
御用ICチップ)には、ICチップ2に内蔵された駆動
素子2cを制御するとともにICチップ2の異常検出回
路が生成した異常信号を元にICチップ2あるいは他の
ICチップに内蔵された駆動素子などを制御する制御信
号を生成する制御回路3cが内蔵されている。
御用ICチップ)には、ICチップ2に内蔵された駆動
素子2cを制御するとともにICチップ2の異常検出回
路が生成した異常信号を元にICチップ2あるいは他の
ICチップに内蔵された駆動素子などを制御する制御信
号を生成する制御回路3cが内蔵されている。
【0024】また、図示しないが、送受信用アンテナ2
a、3aから送信される電磁波が外部に伝搬するのを防
止するために、基板2はシールドボックスによりシール
ドされている。
a、3aから送信される電磁波が外部に伝搬するのを防
止するために、基板2はシールドボックスによりシール
ドされている。
【0025】次に、本実施形態のICチップ間の伝送方
法について説明する。具体的には、ICチップ3からI
Cチップ2へ信号を伝送する方法について説明する。
法について説明する。具体的には、ICチップ3からI
Cチップ2へ信号を伝送する方法について説明する。
【0026】まず、図1に示されるように、駆動素子2
cを駆動させるために制御信号を制御回路3cからRF
回路3bに伝送し、このRF回路3bにより制御信号を
DA変換により所定の周波数の電磁波に変換する。
cを駆動させるために制御信号を制御回路3cからRF
回路3bに伝送し、このRF回路3bにより制御信号を
DA変換により所定の周波数の電磁波に変換する。
【0027】続いて、RF回路3bにより変換された電
磁波を、RF回路3bに接続されICチップ3に設けら
れた送受信用アンテナ3aから送信すると、所定の周波
数の電磁波が受信可能な別の送受信用アンテナ2aが受
信し、その送受信用アンテナ2aに接続されているRF
回路2bに電磁波を伝送する。
磁波を、RF回路3bに接続されICチップ3に設けら
れた送受信用アンテナ3aから送信すると、所定の周波
数の電磁波が受信可能な別の送受信用アンテナ2aが受
信し、その送受信用アンテナ2aに接続されているRF
回路2bに電磁波を伝送する。
【0028】そして、このRF回路2bにより、受信し
た電磁波をAD変換によりデジタルの信号に変換して制
御信号検出回路に伝送し、この制御信号検出回路により
駆動信号に変換し駆動素子2cに伝送することにより、
駆動素子2cを駆動させることができる。
た電磁波をAD変換によりデジタルの信号に変換して制
御信号検出回路に伝送し、この制御信号検出回路により
駆動信号に変換し駆動素子2cに伝送することにより、
駆動素子2cを駆動させることができる。
【0029】尚、駆動素子2cに異常が発生した際に
は、ICチップ2に内蔵された異常検出回路により異常
を検出することができるようになっている。
は、ICチップ2に内蔵された異常検出回路により異常
を検出することができるようになっている。
【0030】また、図示しないが、異なる周波数の電磁
波毎に受信可能な送受信用アンテナが複数あれば、それ
ら複数の送受信用アンテナ3aに信号の無線による伝送
が行われることとなる。例えば、駆動素子2cの駆動と
いった機能の他に、ICチップ2に他の機能に関する素
子を内蔵した場合、機能毎に周波数を割り当てるように
することもできる。
波毎に受信可能な送受信用アンテナが複数あれば、それ
ら複数の送受信用アンテナ3aに信号の無線による伝送
が行われることとなる。例えば、駆動素子2cの駆動と
いった機能の他に、ICチップ2に他の機能に関する素
子を内蔵した場合、機能毎に周波数を割り当てるように
することもできる。
【0031】以上のように、本実施形態のようなICチ
ップ間の伝送方法によれば、送受信用アンテナ2a、3
aを介して、ICチップ2とICチップ3との間で信号
の伝送を行っているため、ICチップ間において信号の
伝送を無線により行うことができる。
ップ間の伝送方法によれば、送受信用アンテナ2a、3
aを介して、ICチップ2とICチップ3との間で信号
の伝送を行っているため、ICチップ間において信号の
伝送を無線により行うことができる。
【0032】それによって、従来ICチップ間の伝送経
路を形成するために基板上に設けられていた配線などが
不要となるため、半導体装置の搭載面積や基板面積を縮
小することができ、半導体装置全体の小型化を図ること
ができる。
路を形成するために基板上に設けられていた配線などが
不要となるため、半導体装置の搭載面積や基板面積を縮
小することができ、半導体装置全体の小型化を図ること
ができる。
【0033】さらに、本実施形態では、上述のように、
送受信用アンテナ2a、3aを用いてICチップ2とI
Cチップ3との間の信号の伝送を無線で行うようにして
いるため、駆動素子2cと制御回路3cを異なるICチ
ップに内蔵することができる。
送受信用アンテナ2a、3aを用いてICチップ2とI
Cチップ3との間の信号の伝送を無線で行うようにして
いるため、駆動素子2cと制御回路3cを異なるICチ
ップに内蔵することができる。
【0034】それによって、駆動素子2cから発生した
熱が制御回路3cに伝搬してしまうことを防止すること
ができるため、制御回路3cの性能低下を防止すること
ができる。また、従来ICチップ間を接続するために設
けられていた配線などを介した熱伝搬も防止することが
できる。
熱が制御回路3cに伝搬してしまうことを防止すること
ができるため、制御回路3cの性能低下を防止すること
ができる。また、従来ICチップ間を接続するために設
けられていた配線などを介した熱伝搬も防止することが
できる。
【0035】また、本実施形態のように、送受信用アン
テナ2a、3aを用いてICチップ2とICチップ3と
の間の信号の伝送を無線で行うようにしたことにより、
従来ICチップ間を接続するために設けられていた配線
などの配線長が長くなることにより発生していた配線イ
ンダクタンスの問題を解消することができる。
テナ2a、3aを用いてICチップ2とICチップ3と
の間の信号の伝送を無線で行うようにしたことにより、
従来ICチップ間を接続するために設けられていた配線
などの配線長が長くなることにより発生していた配線イ
ンダクタンスの問題を解消することができる。
【0036】尚、本発明は、上記実施形態に限られるも
のではなく、様々な態様に適用可能である。
のではなく、様々な態様に適用可能である。
【0037】例えば、上記実施形態では、ICチップが
2つ搭載された半導体装置について説明したが、これに
限られるものではなく、ICチップが3つ以上搭載され
た半導体装置にも適用することができる。例えば、IC
チップ2相当のチップが複数あり、各々受信可能な周波
数を個々に割り当てることで、1つの制御用ICチップ
3より対応する複数の周波数の信号を送信することで、
個々のICチップ2を制御することができる。
2つ搭載された半導体装置について説明したが、これに
限られるものではなく、ICチップが3つ以上搭載され
た半導体装置にも適用することができる。例えば、IC
チップ2相当のチップが複数あり、各々受信可能な周波
数を個々に割り当てることで、1つの制御用ICチップ
3より対応する複数の周波数の信号を送信することで、
個々のICチップ2を制御することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るICチップ間の伝送
方法に用いられるICチップの構成を示すブロック図で
ある。
方法に用いられるICチップの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】従来のICチップ間の伝送方法に用いられるI
Cチップの構成を示すブロック図である。
Cチップの構成を示すブロック図である。
1…基板、
2、3…ICチップ、
2a、3a…送受信用アンテナ、
2b、3b…RF回路、
2c…駆動素子、
3c…制御回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のICチップが搭載された半導体装
置において、 前記複数のICチップは、前記ICチップ間で信号を送
受信する送受信用アンテナと前記送受信用アンテナが送
信すべき信号を変調するとともに前記送受信用アンテナ
が受信した信号を復調する通信制御回路とを備え、 前記複数のICチップ間での信号の伝送を無線で行うよ
うにしたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 少なくとも何れか1つのICチップには
駆動素子が内蔵されるとともに、前記駆動素子が内蔵さ
れたICチップを除くICチップの少なくとも何れか1
つには前記駆動素子を制御する制御回路が内蔵されるこ
とにより、前記駆動素子と前記制御回路を異なるICチ
ップに内蔵したことを特徴とする請求項1に記載の半導
体装置。 - 【請求項3】 少なくとも駆動用ICチップと制御用I
Cチップが搭載された半導体装置において、 前記駆動用ICチップは、前記制御用ICチップから送
信された信号を受信する受信用アンテナと前記受信用ア
ンテナが受信した信号を復調する第1の通信制御回路と
を備え、 前記制御用ICチップは、前記駆動用ICチップへ信号
を送信する送信用アンテナと前記送信用アンテナが送信
すべき信号を変調する第2の通信制御回路とを備え、 前記駆動用ICチップと前記制御用ICチップとの間で
の信号の伝送を無線で行うようにしたことを特徴とする
半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002011722A JP2003218315A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002011722A JP2003218315A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003218315A true JP2003218315A (ja) | 2003-07-31 |
Family
ID=27649136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002011722A Pending JP2003218315A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003218315A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005074029A1 (ja) * | 2004-01-28 | 2005-08-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | モジュール及びこれを用いた実装構造体 |
JP2007519998A (ja) * | 2003-12-30 | 2007-07-19 | インテル コーポレイション | I/oデバイスによるチップセット機能検出および構成設定 |
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JP2010003907A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
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RU2507631C2 (ru) * | 2009-01-07 | 2014-02-20 | Сони Корпорейшн | Полупроводниковый прибор, способ изготовления полупроводникового прибора, устройство передачи сигналов миллиметрового диапазона через диэлектрик, способ изготовления устройства и система передачи сигналов миллиметрового диапазона через диэлектрик |
-
2002
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