JP2003215776A - 乾燥装置 - Google Patents
乾燥装置Info
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- JP2003215776A JP2003215776A JP2002011204A JP2002011204A JP2003215776A JP 2003215776 A JP2003215776 A JP 2003215776A JP 2002011204 A JP2002011204 A JP 2002011204A JP 2002011204 A JP2002011204 A JP 2002011204A JP 2003215776 A JP2003215776 A JP 2003215776A
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- drying
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光材料を効率よく乾燥させるとともに消費
電力を抑制する。 【解決手段】 乾燥部13には、送風ダクト32と搬送
ベルト対43とが設けられる。送風ダクト32はガイド
板33を備える。ガイド板33には、乾燥風の通る多数
のノズル列38が設けられる。感光材料10aは搬送ベ
ルト対43によって搬送される。ガイド板33の下側面
33bには、搬送方向に配置した第1〜第6加熱ユニッ
ト51〜56が取り付けられる。第1〜第6加熱ユニッ
ト51〜56は、搬送方向に直交する方向に配置された
面状ヒータH11〜H63から構成される。単列搬送、
多列搬送、感光材料10aのサイズ・種類・搬送速度,
環境温湿度の違いに合わせて、コントローラ37で面状
ヒータH11〜H63を個別に制御する。
電力を抑制する。 【解決手段】 乾燥部13には、送風ダクト32と搬送
ベルト対43とが設けられる。送風ダクト32はガイド
板33を備える。ガイド板33には、乾燥風の通る多数
のノズル列38が設けられる。感光材料10aは搬送ベ
ルト対43によって搬送される。ガイド板33の下側面
33bには、搬送方向に配置した第1〜第6加熱ユニッ
ト51〜56が取り付けられる。第1〜第6加熱ユニッ
ト51〜56は、搬送方向に直交する方向に配置された
面状ヒータH11〜H63から構成される。単列搬送、
多列搬送、感光材料10aのサイズ・種類・搬送速度,
環境温湿度の違いに合わせて、コントローラ37で面状
ヒータH11〜H63を個別に制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿潤な画像記録媒
体を乾燥させる乾燥装置に関するものである。
体を乾燥させる乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真現像所で使用されるプリンタプロセ
サなどの自動現像機では、印画紙などの感光材料はプリ
ントサイズに応じてカッタにより切断され、カットシー
ト状の感光材料となり、プリント処理が施される。プリ
ント処理後の感光材料は、振り分け部によって、単列ま
たは多列に振り分けられ、現像処理装置に搬送される。
通常、現像処理装置には、感光材料を搬送する搬送ロー
ラと、発色現像、漂白定着、水洗及び安定などの処理液
の入った複数の処理槽とが設けられており、搬送ローラ
により感光材料を処理槽へ搬送し、各処理液の中を順次
通過させることによって現像処理を行う。
サなどの自動現像機では、印画紙などの感光材料はプリ
ントサイズに応じてカッタにより切断され、カットシー
ト状の感光材料となり、プリント処理が施される。プリ
ント処理後の感光材料は、振り分け部によって、単列ま
たは多列に振り分けられ、現像処理装置に搬送される。
通常、現像処理装置には、感光材料を搬送する搬送ロー
ラと、発色現像、漂白定着、水洗及び安定などの処理液
の入った複数の処理槽とが設けられており、搬送ローラ
により感光材料を処理槽へ搬送し、各処理液の中を順次
通過させることによって現像処理を行う。
【0003】現像処理後の感光材料は水分が付着してお
り、湿潤状態となっている。このため、現像処理後の感
光材料はスクイズ部にて水滴を除去してから乾燥部に搬
送されて乾燥処理が行われる。乾燥部には、感光材料を
搬送する搬送ラック、送風機、及び加熱器などが設けら
れており、加熱器で温められた空気を送風機によって吹
きつけて、感光材料を乾燥させている。この乾燥部での
乾燥具合によって乾燥後の感光材料の品質が大きく左右
される。そこで、現像処理後の湿潤な感光材料を安定し
て乾燥する装置としてさまざまな工夫が考えられてい
る。
り、湿潤状態となっている。このため、現像処理後の感
光材料はスクイズ部にて水滴を除去してから乾燥部に搬
送されて乾燥処理が行われる。乾燥部には、感光材料を
搬送する搬送ラック、送風機、及び加熱器などが設けら
れており、加熱器で温められた空気を送風機によって吹
きつけて、感光材料を乾燥させている。この乾燥部での
乾燥具合によって乾燥後の感光材料の品質が大きく左右
される。そこで、現像処理後の湿潤な感光材料を安定し
て乾燥する装置としてさまざまな工夫が考えられてい
る。
【0004】例えば、特開平8−272069号公報に
記載されている写真感光材料自動現像機や特開平11−
133567号公報に記載されている写真処理装置で
は、乾燥装置として、感光材料搬送方向に複数配置した
加熱器と、乾燥装置内の温度を測定する測定器と、加熱
器を制御する制御部とを備え、乾燥装置内の温度を測定
して加熱器を制御し、乾燥装置内の温度を一定に保ち、
乾燥後の感光材料の品質を安定させている。
記載されている写真感光材料自動現像機や特開平11−
133567号公報に記載されている写真処理装置で
は、乾燥装置として、感光材料搬送方向に複数配置した
加熱器と、乾燥装置内の温度を測定する測定器と、加熱
器を制御する制御部とを備え、乾燥装置内の温度を測定
して加熱器を制御し、乾燥装置内の温度を一定に保ち、
乾燥後の感光材料の品質を安定させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平8−272069号公報に記載されている写真感光
材料自動現像機や特開平11−133567号公報に記
載されている写真処理装置では、加熱器を感光材料搬送
方向には複数配置しているが、感光材料搬送方向に直交
する方向は単一の加熱器である。このため、感光材料を
多列搬送する場合には感光材料間に隙間があり、単列搬
送の場合にはさらに多くの、感光材料が頭上にない無駄
な発熱となっている部分があり、必要以上の電力を消費
し、コストアップになっていた。
開平8−272069号公報に記載されている写真感光
材料自動現像機や特開平11−133567号公報に記
載されている写真処理装置では、加熱器を感光材料搬送
方向には複数配置しているが、感光材料搬送方向に直交
する方向は単一の加熱器である。このため、感光材料を
多列搬送する場合には感光材料間に隙間があり、単列搬
送の場合にはさらに多くの、感光材料が頭上にない無駄
な発熱となっている部分があり、必要以上の電力を消費
し、コストアップになっていた。
【0006】 また、加熱器を制御して乾燥装置内の温
度を一定に保っているが、単列搬送・多列搬送・感光材
料サイズの違いに関わらず、同一の環境にて乾燥を行っ
ており、全ての感光材料サイズに対して最適な乾燥環境
というわけではなかった。例えば、最大サイズプリント
に合わせて加熱器のトータル熱容量を決めているため、
小サイズプリントの場合には過熱で過乾燥になり、乾燥
後に感光材料の両端部がカールしてしまうことがあり、
品質面において問題があった。
度を一定に保っているが、単列搬送・多列搬送・感光材
料サイズの違いに関わらず、同一の環境にて乾燥を行っ
ており、全ての感光材料サイズに対して最適な乾燥環境
というわけではなかった。例えば、最大サイズプリント
に合わせて加熱器のトータル熱容量を決めているため、
小サイズプリントの場合には過熱で過乾燥になり、乾燥
後に感光材料の両端部がカールしてしまうことがあり、
品質面において問題があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためのも
のであり、効率よく乾燥すると共にカール等の発生を抑
えるようにした乾燥装置を提供することを目的とする。
のであり、効率よく乾燥すると共にカール等の発生を抑
えるようにした乾燥装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の乾燥装置は、搬送路において湿潤な記録媒
体を搬送しながら乾燥させるものであり、前記記録媒体
と対向する位置で前記搬送路に沿って設けられ、記録媒
体に乾燥風を吹きつける吹き出し孔を有する板体と、前
記板体の内部または表面に設けられ、前記記録媒体の搬
送方向及びこれに直交する方向で配置された複数の第1
加熱器と、これら第1加熱器を前記記録媒体の搬送列数
・サイズ・種類・搬送速度,環境温湿度の少なくとも1
つの因子に応じて個別に制御するコントローラとを備え
ている。
に、本発明の乾燥装置は、搬送路において湿潤な記録媒
体を搬送しながら乾燥させるものであり、前記記録媒体
と対向する位置で前記搬送路に沿って設けられ、記録媒
体に乾燥風を吹きつける吹き出し孔を有する板体と、前
記板体の内部または表面に設けられ、前記記録媒体の搬
送方向及びこれに直交する方向で配置された複数の第1
加熱器と、これら第1加熱器を前記記録媒体の搬送列数
・サイズ・種類・搬送速度,環境温湿度の少なくとも1
つの因子に応じて個別に制御するコントローラとを備え
ている。
【0009】なお、前記板体の吹き出し孔からの乾燥風
によって板体から離された前記記録媒体を支持し、前記
搬送路に沿って記録媒体を搬送する搬送部材と、前記板
体の吹き出し孔に乾燥風を供給する乾燥風供給路に設け
られ、乾燥風を加熱する第2加熱器とを備えることが好
ましい。
によって板体から離された前記記録媒体を支持し、前記
搬送路に沿って記録媒体を搬送する搬送部材と、前記板
体の吹き出し孔に乾燥風を供給する乾燥風供給路に設け
られ、乾燥風を加熱する第2加熱器とを備えることが好
ましい。
【0010】また、前記コントローラは、前記記録媒体
通過経路に対応する前記第1加熱器を選択的に駆動する
ことが好ましい。
通過経路に対応する前記第1加熱器を選択的に駆動する
ことが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施したプリン
タプロセサ2の内部構成の概略を示すものである。プリ
ンタプロセサ2は、プリンタ部3とプロセサ部4とから
構成される。プリンタ部3は、マガジン5、カッタ6、
裏印字部7、露光部8、振り分け部9から構成される。
マガジン5にセットされた帯状の感光材料10は、プリ
ントサイズに応じてカッタ6により切断され、カットシ
ート状の感光材料10a(図2及び図3参照)となる。
この感光材料10aは、図1に2点鎖線で示す搬送経路
15に沿って、露光部8に向けて搬送され、その途中で
裏印字部7によってコマ番号や補正データなどの印字が
行われる。そして、露光部8で画像データに基づいた画
像が感光材料10aの受光面に露光記録される。その
後、露光済の感光材料10aは、振り分け部9により、
プリントサイズ、プリント数量に応じて、単列または多
列に振り分けられ、プロセサ部4に搬送される。
タプロセサ2の内部構成の概略を示すものである。プリ
ンタプロセサ2は、プリンタ部3とプロセサ部4とから
構成される。プリンタ部3は、マガジン5、カッタ6、
裏印字部7、露光部8、振り分け部9から構成される。
マガジン5にセットされた帯状の感光材料10は、プリ
ントサイズに応じてカッタ6により切断され、カットシ
ート状の感光材料10a(図2及び図3参照)となる。
この感光材料10aは、図1に2点鎖線で示す搬送経路
15に沿って、露光部8に向けて搬送され、その途中で
裏印字部7によってコマ番号や補正データなどの印字が
行われる。そして、露光部8で画像データに基づいた画
像が感光材料10aの受光面に露光記録される。その
後、露光済の感光材料10aは、振り分け部9により、
プリントサイズ、プリント数量に応じて、単列または多
列に振り分けられ、プロセサ部4に搬送される。
【0012】プロセサ部4は、現像処理部11、スクイ
ズ部12、乾燥部13、及びソータ部14から構成され
る。現像処理部11は、感光材料10aの搬送方向上流
側(図中左側)から順に、現像槽16、漂白定着槽1
7、第1〜第4水洗槽18〜21が設けられている。現
像槽16には現像液が、漂白定着槽17には漂白定着液
が、また第1〜第4水洗槽18〜21には水洗液が所定
量貯留されている。現像槽16および漂白定着槽17の
内部には、感光材料10aを槽内で略U字形状に搬送す
る複数の搬送ローラからなる搬送ラック22が設けられ
ている。水洗層18〜21内には、感光材料10aを槽
内で略U字形状に搬送する搬送ローラ対23が設けられ
ている。感光材料10aは、搬送ラック22や搬送ロー
ラ対23により各槽16〜21内に送られ現像処理が行
われる。
ズ部12、乾燥部13、及びソータ部14から構成され
る。現像処理部11は、感光材料10aの搬送方向上流
側(図中左側)から順に、現像槽16、漂白定着槽1
7、第1〜第4水洗槽18〜21が設けられている。現
像槽16には現像液が、漂白定着槽17には漂白定着液
が、また第1〜第4水洗槽18〜21には水洗液が所定
量貯留されている。現像槽16および漂白定着槽17の
内部には、感光材料10aを槽内で略U字形状に搬送す
る複数の搬送ローラからなる搬送ラック22が設けられ
ている。水洗層18〜21内には、感光材料10aを槽
内で略U字形状に搬送する搬送ローラ対23が設けられ
ている。感光材料10aは、搬送ラック22や搬送ロー
ラ対23により各槽16〜21内に送られ現像処理が行
われる。
【0013】水洗槽18〜21では、隔壁に設けた液中
スクイズ部24を介して感光材料10aが送られる。液
中スクイズ部24は弾性変形する薄板からなるブレード
を備えており、このブレードは感光材料10aの通過を
許容すると共に、水洗液の流出を阻止する。現像処理さ
れた感光材料10aはスクイズ部12で付着した水滴を
除去され、乾燥部13に送られる。
スクイズ部24を介して感光材料10aが送られる。液
中スクイズ部24は弾性変形する薄板からなるブレード
を備えており、このブレードは感光材料10aの通過を
許容すると共に、水洗液の流出を阻止する。現像処理さ
れた感光材料10aはスクイズ部12で付着した水滴を
除去され、乾燥部13に送られる。
【0014】図2及び図3に示すように、乾燥部13は
水洗処理後の感光材料10aを乾燥するためのものであ
り、乾燥室31、送風ダクト32、ヒータ34、送風機
35、搬送ラック40から構成される。
水洗処理後の感光材料10aを乾燥するためのものであ
り、乾燥室31、送風ダクト32、ヒータ34、送風機
35、搬送ラック40から構成される。
【0015】搬送ラック40は、感光材料10aの送り
方向から順に、搬送ベルト対43、第1〜第3搬送ロー
ラ対46〜48から構成され、感光材料搬送路を形成す
る。スクイズ部12のスクイズローラ対41,42は現
像処理部11から送られてきた感光材料10aを挟持搬
送して搬送ベルト対43に送り出す。
方向から順に、搬送ベルト対43、第1〜第3搬送ロー
ラ対46〜48から構成され、感光材料搬送路を形成す
る。スクイズ部12のスクイズローラ対41,42は現
像処理部11から送られてきた感光材料10aを挟持搬
送して搬送ベルト対43に送り出す。
【0016】搬送ベルト対43は、左右に設けられたロ
ーラ44と、ローラ44間に巻きかけられたメッシュで
形成されたエンドレスベルト45とから構成される。ス
クイズローラ対42から送られてきた感光材料10a
は、後述するようにガイド板33のノズル38から吹き
付けられる乾燥風によって、エンドレスベルト45に押
し付けられた状態で搬送され、第1搬送ローラ対46に
送り出される。したがって、感光材料10aの画像記録
面10bがガイド板33から離間した状態で搬送される
ことになり、感光材料10aとガイド板33との摺動に
よって画像記録面10bが傷つくことがなくなる。
ーラ44と、ローラ44間に巻きかけられたメッシュで
形成されたエンドレスベルト45とから構成される。ス
クイズローラ対42から送られてきた感光材料10a
は、後述するようにガイド板33のノズル38から吹き
付けられる乾燥風によって、エンドレスベルト45に押
し付けられた状態で搬送され、第1搬送ローラ対46に
送り出される。したがって、感光材料10aの画像記録
面10bがガイド板33から離間した状態で搬送される
ことになり、感光材料10aとガイド板33との摺動に
よって画像記録面10bが傷つくことがなくなる。
【0017】送風ダクト32は、感光材料10aと対向
する位置で感光材料搬送路に沿ってガイド板33を備え
ている。ガイド板33は、アルミニウム製で感光材料側
面33aが黒色塗装されている。これにより、ガイド板
33の熱伝導率も高く、かつ感光材料10aに対する放
射率も高く(全放射率0.9以上)されている。したが
って、放射熱量が多くなり、効果的に感光材料10aを
乾燥させることができる。
する位置で感光材料搬送路に沿ってガイド板33を備え
ている。ガイド板33は、アルミニウム製で感光材料側
面33aが黒色塗装されている。これにより、ガイド板
33の熱伝導率も高く、かつ感光材料10aに対する放
射率も高く(全放射率0.9以上)されている。したが
って、放射熱量が多くなり、効果的に感光材料10aを
乾燥させることができる。
【0018】図4に示すように、ガイド板33には、多
数のノズル列38が感光材料搬送方向(X方向)に並べ
て設けられている。ノズル列38は、感光材料搬送方向
に直交する方向(Y方向)に多数のノズル38aを所定
ピッチで設けて構成されている。ノズル38aは直径D
の円孔から構成されている。ノズル列38の各ノズル3
8aは、隣接するノズル同士では(1/4)D分だけオ
ーバーラップするように、その形成位置がずらされてい
る。これにより、感光材料10aに対してムラなく乾燥
風を吹き付けることができる。なお、ノズルの形状は円
形に限定されることなく、楕円形やスリット等であって
もよい。
数のノズル列38が感光材料搬送方向(X方向)に並べ
て設けられている。ノズル列38は、感光材料搬送方向
に直交する方向(Y方向)に多数のノズル38aを所定
ピッチで設けて構成されている。ノズル38aは直径D
の円孔から構成されている。ノズル列38の各ノズル3
8aは、隣接するノズル同士では(1/4)D分だけオ
ーバーラップするように、その形成位置がずらされてい
る。これにより、感光材料10aに対してムラなく乾燥
風を吹き付けることができる。なお、ノズルの形状は円
形に限定されることなく、楕円形やスリット等であって
もよい。
【0019】また、ガイド板33に対するノズル38の
開口率は50%以下とされている。これは、ノズル38
の開口率を低く抑えるによって、ノズル38から感光材
料10aに吹き付けられる乾燥風の吹き出し速度(風
速)を所定値以上とするものである。感光材料10aの
乾燥速度は、吹き付けられる風速に依存するものである
ことから、吹き出し速度を増加させることによって乾燥
速度の向上を図ったものである。
開口率は50%以下とされている。これは、ノズル38
の開口率を低く抑えるによって、ノズル38から感光材
料10aに吹き付けられる乾燥風の吹き出し速度(風
速)を所定値以上とするものである。感光材料10aの
乾燥速度は、吹き付けられる風速に依存するものである
ことから、吹き出し速度を増加させることによって乾燥
速度の向上を図ったものである。
【0020】ノズル38aから乾燥風を吹き出すため
に、送風ダクト32内には乾燥風供給通路61が形成さ
れている。この乾燥風供給通路61内には、ヒータ3
4、送風機35が設けられている。送風機35は、乾燥
部13内で乾燥風を循環させる。ヒータ34は、乾燥風
を60〜90℃程度に加熱する。また、ガイド板33に
は温度センサ62が取り付けられており、この温度セン
サ62の検出温度はコントローラ37(図2参照)に送
られる。コントローラ37は、温度センサ62の検出温
度に基づきヒータ34をフィードバック制御して、乾燥
風を一定温度に保持する。
に、送風ダクト32内には乾燥風供給通路61が形成さ
れている。この乾燥風供給通路61内には、ヒータ3
4、送風機35が設けられている。送風機35は、乾燥
部13内で乾燥風を循環させる。ヒータ34は、乾燥風
を60〜90℃程度に加熱する。また、ガイド板33に
は温度センサ62が取り付けられており、この温度セン
サ62の検出温度はコントローラ37(図2参照)に送
られる。コントローラ37は、温度センサ62の検出温
度に基づきヒータ34をフィードバック制御して、乾燥
風を一定温度に保持する。
【0021】ガイド板33には、その下側面33bに搬
送路方向に一定間隔をあけて配置した第1〜第6加熱ユ
ニット51〜56が取り付けられている。この第1〜第
6加熱ユニット51〜56によってガイド板33が、例
えば95℃程度に加熱され、その放射熱によって感光材
料10aが乾燥される。
送路方向に一定間隔をあけて配置した第1〜第6加熱ユ
ニット51〜56が取り付けられている。この第1〜第
6加熱ユニット51〜56によってガイド板33が、例
えば95℃程度に加熱され、その放射熱によって感光材
料10aが乾燥される。
【0022】図5に示すように、第1加熱ユニット51
は、Y方向に配置された3個の面状ヒータH11、H1
2、H13から構成されている。また、第2〜第6加熱
ユニット52〜56も同様にして3個のヒータH21〜
H63から構成されている。なお、面状ヒータH21は
第2加熱ユニット52の第1列の位置のものを示し、面
状ヒータH22は同じく第2列の位置のものを、面状ヒ
ータH23は第3列の位置のものを示しており、以下第
3〜第6加熱ユニットも同様に構成されている。各面状
ヒータH11〜H63のトータル熱容量は、最大サイズ
の感光材料10aに合わせて決められる。
は、Y方向に配置された3個の面状ヒータH11、H1
2、H13から構成されている。また、第2〜第6加熱
ユニット52〜56も同様にして3個のヒータH21〜
H63から構成されている。なお、面状ヒータH21は
第2加熱ユニット52の第1列の位置のものを示し、面
状ヒータH22は同じく第2列の位置のものを、面状ヒ
ータH23は第3列の位置のものを示しており、以下第
3〜第6加熱ユニットも同様に構成されている。各面状
ヒータH11〜H63のトータル熱容量は、最大サイズ
の感光材料10aに合わせて決められる。
【0023】これら各面状ヒータH11〜H63は、コ
ントローラ37により選択的にオンオフ制御される。コ
ントローラ37は、プリンタプロセサ2の各部を制御す
るととともに、振り分け部9による搬送列数の振り分け
結果、感光材料10aのサイズ・種類・搬送速度、環境
温湿度に応じて、各面状ヒータH11〜H63を個別に
制御する。
ントローラ37により選択的にオンオフ制御される。コ
ントローラ37は、プリンタプロセサ2の各部を制御す
るととともに、振り分け部9による搬送列数の振り分け
結果、感光材料10aのサイズ・種類・搬送速度、環境
温湿度に応じて、各面状ヒータH11〜H63を個別に
制御する。
【0024】感光材料10aの搬送列数・サイズ・種類
・搬送速度の違いによって最適な乾燥環境は異なる。例
えば、小サイズプリントの場合には、搬送路方向の全て
の面状ヒータをオンさせると過熱で過乾燥になり、乾燥
後に感光材料10aの両端部がカールしてしまう。そこ
で、感光材料10aの搬送列数・サイズ・種類・搬送速
度の違いに基づき、面状ヒータのトータル電力消費・乾
燥後の感光材料10aの品質を考慮して、最適環境にて
乾燥を行えるように、必要な面状ヒータをオンにする。
・搬送速度の違いによって最適な乾燥環境は異なる。例
えば、小サイズプリントの場合には、搬送路方向の全て
の面状ヒータをオンさせると過熱で過乾燥になり、乾燥
後に感光材料10aの両端部がカールしてしまう。そこ
で、感光材料10aの搬送列数・サイズ・種類・搬送速
度の違いに基づき、面状ヒータのトータル電力消費・乾
燥後の感光材料10aの品質を考慮して、最適環境にて
乾燥を行えるように、必要な面状ヒータをオンにする。
【0025】プリンタプロセサ2の設置された場所の環
境温湿度によっても最適な乾燥環境は異なる。乾燥部1
3の外部に温湿度センサ39を取り付け、この温湿度セ
ンサ39の検出温湿度をコントローラ37に送る。コン
トローラ37は、温湿度センサ39の検出温湿度に基づ
き、最適環境にて乾燥を行えるように、面状ヒータH1
1〜H63をフィードバック制御し、必要な面状ヒータ
をオンにする。
境温湿度によっても最適な乾燥環境は異なる。乾燥部1
3の外部に温湿度センサ39を取り付け、この温湿度セ
ンサ39の検出温湿度をコントローラ37に送る。コン
トローラ37は、温湿度センサ39の検出温湿度に基づ
き、最適環境にて乾燥を行えるように、面状ヒータH1
1〜H63をフィードバック制御し、必要な面状ヒータ
をオンにする。
【0026】図5〜図8はプリントサイズと振り分け結
果に応じて各面状ヒータをオンするパターンの一例を示
している。
果に応じて各面状ヒータをオンするパターンの一例を示
している。
【0027】図5に示すように、大サイズのカットシー
ト状感光材料10dが単列で搬送される場合には、第1
加熱ユニット51は第1列と第3列の面状ヒータH1
1,H13をオンにし、第2加熱ユニット52は第2列
の面状ヒータH22をオンにし、以下これを繰り返し、
各面状ヒータH31,H33,H42,H51,H5
3,H62を格子状にオンにするように制御して乾燥を
行う。
ト状感光材料10dが単列で搬送される場合には、第1
加熱ユニット51は第1列と第3列の面状ヒータH1
1,H13をオンにし、第2加熱ユニット52は第2列
の面状ヒータH22をオンにし、以下これを繰り返し、
各面状ヒータH31,H33,H42,H51,H5
3,H62を格子状にオンにするように制御して乾燥を
行う。
【0028】また、図6に示すように、小サイズのカッ
トシート状感光材料10eが単列で搬送される場合に
は、第1列の面状ヒータH11,H31,H51を各加
熱ユニット51〜56において一つおきにオンするよう
に制御して乾燥を行う。
トシート状感光材料10eが単列で搬送される場合に
は、第1列の面状ヒータH11,H31,H51を各加
熱ユニット51〜56において一つおきにオンするよう
に制御して乾燥を行う。
【0029】さらに、図7に示すように、中サイズのカ
ットシート状感光材料10fが多列で搬送される場合に
は、感光材料10fが通過する第1列と第3列の面状ヒ
ータH11,H13,H21,H23,H41,H4
3,H51,H53を各加熱ユニット51〜56におい
て二つオンして一つオフ、これを繰り返すように制御し
て乾燥を行う。
ットシート状感光材料10fが多列で搬送される場合に
は、感光材料10fが通過する第1列と第3列の面状ヒ
ータH11,H13,H21,H23,H41,H4
3,H51,H53を各加熱ユニット51〜56におい
て二つオンして一つオフ、これを繰り返すように制御し
て乾燥を行う。
【0030】さらにまた、図8に示すように、中サイズ
のカットシート状感光材料10fが単列で搬送される場
合には、第1列の面状ヒータH11,H21,H41,
H51を各加熱ユニット51〜56において二つオンし
て一つオフ、これを繰り返すように制御して乾燥を行
う。
のカットシート状感光材料10fが単列で搬送される場
合には、第1列の面状ヒータH11,H21,H41,
H51を各加熱ユニット51〜56において二つオンし
て一つオフ、これを繰り返すように制御して乾燥を行
う。
【0031】なお、ノズル38aから感光材料10aの
感光乳剤面10bに吹き付けられる乾燥風は、乾燥風供
給通路61においてヒータ34で温風とされ、さらに面
状ヒータH11〜H63によって加熱された温風である
ため、効率的に温度上昇しており、効果的に感光材料1
0aを乾燥させることができる。また、感光材料10a
に吹き付けられた乾燥風は、メッシュで形成されたエン
ドレスベルトを通過し、循環通路63を経由して乾燥風
供給通路61に還流する。すなわち、送風機35の駆動
によって乾燥風が還流する構成となっているため、一旦
所定の温度に到達した後は、乾燥風を所定温度に効率的
に維持することができる。
感光乳剤面10bに吹き付けられる乾燥風は、乾燥風供
給通路61においてヒータ34で温風とされ、さらに面
状ヒータH11〜H63によって加熱された温風である
ため、効率的に温度上昇しており、効果的に感光材料1
0aを乾燥させることができる。また、感光材料10a
に吹き付けられた乾燥風は、メッシュで形成されたエン
ドレスベルトを通過し、循環通路63を経由して乾燥風
供給通路61に還流する。すなわち、送風機35の駆動
によって乾燥風が還流する構成となっているため、一旦
所定の温度に到達した後は、乾燥風を所定温度に効率的
に維持することができる。
【0032】第1〜第3搬送ローラ対46〜48は、ガ
イド板33の乾燥風の吹き出しにより乾燥された感光材
料10aをソータ部14に向けて搬送する。そして乾燥
装置13を通過した感光材料10aは、ソータ部14に
より各オーダー毎に仕分けられる。
イド板33の乾燥風の吹き出しにより乾燥された感光材
料10aをソータ部14に向けて搬送する。そして乾燥
装置13を通過した感光材料10aは、ソータ部14に
より各オーダー毎に仕分けられる。
【0033】なお、制御モニタ66にて時間あたりの処
理数量に基づいてコントローラ37を制御し、省エネモ
ード、通常モード、高速モードに切り換え可能な構成に
してもよい。高速モードの場合には、通常モードよりも
加熱器のオンする数を増やし搬送速度も速くして乾燥を
行うことにより、通常モードよりも速く乾燥を終えるこ
とができる。省エネモードの場合には、通常モードより
も加熱器のオンする数を減らして乾燥を行うことによ
り、通常モードよりも少ない電力消費で乾燥を終えるこ
とができる。
理数量に基づいてコントローラ37を制御し、省エネモ
ード、通常モード、高速モードに切り換え可能な構成に
してもよい。高速モードの場合には、通常モードよりも
加熱器のオンする数を増やし搬送速度も速くして乾燥を
行うことにより、通常モードよりも速く乾燥を終えるこ
とができる。省エネモードの場合には、通常モードより
も加熱器のオンする数を減らして乾燥を行うことによ
り、通常モードよりも少ない電力消費で乾燥を終えるこ
とができる。
【0034】また、加熱器を搬送路方向とその直交方向
とのそれぞれに複数配置する代わりに、一つの加熱器の
内部に配線を複数設けて複数の加熱器に分断し、これら
分断した加熱器を個別に制御してもよい。この場合に
は、一つの加熱器で上述した複数の加熱器のものと同等
の効果が得られる。
とのそれぞれに複数配置する代わりに、一つの加熱器の
内部に配線を複数設けて複数の加熱器に分断し、これら
分断した加熱器を個別に制御してもよい。この場合に
は、一つの加熱器で上述した複数の加熱器のものと同等
の効果が得られる。
【0035】さらに、乾燥部13の感光材料10a入口
側に図示しない感光材料検出センサを設け、このセンサ
の検出信号に基づき感光材料10aの通過経路を判定
し、これに基づき、通過する搬送経路の加熱器をオンさ
せるようにしてもよい。
側に図示しない感光材料検出センサを設け、このセンサ
の検出信号に基づき感光材料10aの通過経路を判定
し、これに基づき、通過する搬送経路の加熱器をオンさ
せるようにしてもよい。
【0036】なお、上記実施形態では、第1〜第6の各
加熱ユニット51〜56を3個の加熱器から構成した
が、これら加熱ユニットの個数や、1つの加熱ユニット
における加熱器の個数は適宜変更してもよい。また、加
熱ユニットの加熱器を全ての加熱ユニットで同一に構成
する必要はなく、加熱ユニットの位置等に応じて、加熱
器の総数を適宜増減してもよい。さらに、各加熱ユニッ
トの配列ピッチは同一とするすることなく、適宜変更し
てもよい。例えば、乾燥負荷が大きい感光材料10aの
入り口側付近では加熱ユニットの配列ピッチを小さく
し、搬送負荷が小さくなる感光材料10aの出口側付近
では配列ピッチを大きくする。
加熱ユニット51〜56を3個の加熱器から構成した
が、これら加熱ユニットの個数や、1つの加熱ユニット
における加熱器の個数は適宜変更してもよい。また、加
熱ユニットの加熱器を全ての加熱ユニットで同一に構成
する必要はなく、加熱ユニットの位置等に応じて、加熱
器の総数を適宜増減してもよい。さらに、各加熱ユニッ
トの配列ピッチは同一とするすることなく、適宜変更し
てもよい。例えば、乾燥負荷が大きい感光材料10aの
入り口側付近では加熱ユニットの配列ピッチを小さく
し、搬送負荷が小さくなる感光材料10aの出口側付近
では配列ピッチを大きくする。
【0037】また、多列搬送として、図に示すように2
列搬送を例にとって説明したが、この多列搬送は2列以
上であればよい。
列搬送を例にとって説明したが、この多列搬送は2列以
上であればよい。
【0038】さらに、上記実施形態では、加熱器を面状
ヒータから構成したが、セラミックヒータやシリコンラ
バーヒータから構成してもよい。
ヒータから構成したが、セラミックヒータやシリコンラ
バーヒータから構成してもよい。
【0039】上記実施形態はプリンタプロセサ2に実施
したものであるが、図9に示すように、インクジェット
プリンタ70に実施してもよい。なお、プリンタプロセ
サ2に実施したものと同様の構成部材には同一の符号を
付し、その詳細な説明を省略する。本発明を実施したイ
ンクジェットプリンタ70の乾燥部71は、搬送ローラ
対73で搬送されてきた用紙75に対して、インクジェ
ットプリントヘッド77からインク滴が吐出されること
によって、用紙75上に画像が形成される。インク滴に
よって画像が形成された用紙75の画像記録面に対し
て、ノズル38から乾燥風が吹き付けられると共に、ガ
イド板33からの放射熱によって効率的に用紙75を乾
燥させることができる。
したものであるが、図9に示すように、インクジェット
プリンタ70に実施してもよい。なお、プリンタプロセ
サ2に実施したものと同様の構成部材には同一の符号を
付し、その詳細な説明を省略する。本発明を実施したイ
ンクジェットプリンタ70の乾燥部71は、搬送ローラ
対73で搬送されてきた用紙75に対して、インクジェ
ットプリントヘッド77からインク滴が吐出されること
によって、用紙75上に画像が形成される。インク滴に
よって画像が形成された用紙75の画像記録面に対し
て、ノズル38から乾燥風が吹き付けられると共に、ガ
イド板33からの放射熱によって効率的に用紙75を乾
燥させることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、感光材料の搬送路方向
とその直交方向とのそれぞれに複数の加熱器を配置し、
その複数の加熱器を個別に制御することにより、無駄な
発熱を抑え効率よく乾燥が行える。感光材料の搬送経路
に合わせて最適環境にて乾燥を行うことにより、乾燥後
の感光材料の品質を向上させることができる。
とその直交方向とのそれぞれに複数の加熱器を配置し、
その複数の加熱器を個別に制御することにより、無駄な
発熱を抑え効率よく乾燥が行える。感光材料の搬送経路
に合わせて最適環境にて乾燥を行うことにより、乾燥後
の感光材料の品質を向上させることができる。
【図1】本発明の乾燥装置を実施したプリンタプロセサ
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図2】乾燥部の構成を示す概略正面図である。
【図3】乾燥部の構成を示す概略側面図である。
【図4】乾燥部の構成を示す斜視図である。
【図5】大サイズプリントで単列搬送の場合の加熱器オ
ン設定図である。
ン設定図である。
【図6】小サイズプリントで単列搬送の場合の加熱器オ
ン設定図である。
ン設定図である。
【図7】中サイズプリントで多列搬送の場合の加熱器オ
ン設定図である。
ン設定図である。
【図8】中サイズプリントで単列搬送の場合の加熱器オ
ン設定図である。
ン設定図である。
【図9】本発明の乾燥装置を実施したインクジェットプ
リンタを示す概略図である。
リンタを示す概略図である。
32 送風ダクト
33 ガイド板
33a 感光材料側面
33b 下側面
34 ヒータ
35 送風機
37 コントローラ
38 ノズル列
38a ノズル
40 搬送ラック
43 搬送ベルト対
51〜56 第1〜第6加熱ユニット
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F26B 13/10 F26B 13/10 D
13/20 13/20
21/10 21/10 A
G03D 15/10 G03D 15/10 C
Fターム(参考) 2H098 AA03 CA02 GA09 GA10 JA09
3F049 DA05 FA03 LA01 LB08
3F101 FB11 FC03 FC19 LA01 LB08
3L113 AA02 AB02 AC08 AC31 AC57
AC67 BA28 CA01 CA05 CA09
CB05 CB28 DA02 DA24
Claims (3)
- 【請求項1】 搬送路において湿潤な記録媒体を搬送し
ながら乾燥させる乾燥装置であって、 前記記録媒体と対向する位置で前記搬送路に沿って設け
られ、記録媒体に乾燥風を吹きつける吹き出し孔を有す
る板体と、 前記板体の内部または表面に設けられ、前記記録媒体の
搬送方向及びこれに直交する方向で配置された複数の第
1加熱器と、 これら第1加熱器を、前記記録媒体の搬送列数・サイズ
・種類・搬送速度,環境温湿度の少なくとも1つの因子
に応じて個別に制御するコントローラとを備えたことを
特徴とする乾燥装置。 - 【請求項2】 前記板体の吹き出し孔からの乾燥風によ
って板体から離された前記記録媒体を支持し、前記搬送
路に沿って記録媒体を搬送する搬送部材と、 前記板体の吹き出し孔に乾燥風を供給する乾燥風供給路
に設けられ、乾燥風を加熱する第2加熱器とを備えたこ
とを特徴とする請求項1記載の乾燥装置。 - 【請求項3】 前記コントローラは、前記記録媒体通過
経路に対応する前記第1加熱器を選択的に駆動すること
を特徴とする請求項1または2記載の乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002011204A JP2003215776A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002011204A JP2003215776A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003215776A true JP2003215776A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=27648736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002011204A Pending JP2003215776A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003215776A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005073804A1 (en) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Silver halide color photographic light-sensitive material and color image-forming method |
JP2011227398A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Canon Inc | シート乾燥装置およびプリント装置 |
JP2013002776A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 木材乾燥装置の制御装置及び制御方法 |
US8783851B2 (en) | 2011-10-21 | 2014-07-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus and sheet drying device |
CN104833187A (zh) * | 2015-05-13 | 2015-08-12 | 湖州睿高新材料有限公司 | 一种阻燃剂药剂的烘干装置 |
CN104964550A (zh) * | 2015-06-19 | 2015-10-07 | 合肥国轩高科动力能源股份公司 | 一种锂电池涂布烘箱的温度实验方法及其应用 |
CN108826925A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-11-16 | 杨炎重 | 一种塑胶产品生产用烘干干燥装置 |
CN116067132A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-05-05 | 昆明理工大学 | 一种玉陶烧制用干燥装置及其干燥方法 |
-
2002
- 2002-01-21 JP JP2002011204A patent/JP2003215776A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005073804A1 (en) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Silver halide color photographic light-sensitive material and color image-forming method |
US7611829B2 (en) | 2004-01-30 | 2009-11-03 | Fujifilm Corporation | Silver halide color photographic light-sensitive material and color image-forming method |
US7732124B2 (en) | 2004-01-30 | 2010-06-08 | Fujifilm Corporation | Silver halide color photographic light-sensitive material and color image-forming method |
JP2011227398A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Canon Inc | シート乾燥装置およびプリント装置 |
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CN116067132A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-05-05 | 昆明理工大学 | 一种玉陶烧制用干燥装置及其干燥方法 |
CN116067132B (zh) * | 2022-12-28 | 2024-03-26 | 昆明理工大学 | 一种玉陶烧制用干燥装置及其干燥方法 |
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