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JP2003211219A - 冷間圧延鋼帯の巻取り方法 - Google Patents

冷間圧延鋼帯の巻取り方法

Info

Publication number
JP2003211219A
JP2003211219A JP2002007934A JP2002007934A JP2003211219A JP 2003211219 A JP2003211219 A JP 2003211219A JP 2002007934 A JP2002007934 A JP 2002007934A JP 2002007934 A JP2002007934 A JP 2002007934A JP 2003211219 A JP2003211219 A JP 2003211219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
steel strip
cold
rolled steel
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002007934A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Suzuki
啓司 鈴木
Kazuya Miyagawa
和也 宮川
Hideo Kijima
秀夫 木島
Motoki Imamura
元己 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2002007934A priority Critical patent/JP2003211219A/ja
Publication of JP2003211219A publication Critical patent/JP2003211219A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】スリーブの単価が安価でそのハンドリングを容
易に行うことができる、冷間圧延鋼帯の巻取りに先立っ
て、スリーブを鋼帯巻取り時の最高到達温度を考慮した
所定温度に加熱してスリーブにかかる応力を小さくし、
これによりスリーブの塑性変形量を少なくするとともに
コイル内巻き部の耳伸びを防止する冷間圧延鋼帯の巻取
り方法を提供する。 【解決手段】冷間圧延鋼帯の巻取り方法において、冷間
圧延鋼帯20の巻取りに先立って、スリーブ11を80
℃以上200℃以下の所定温度に加熱し、スリーブ11
が前記所定温度に達した状態で冷間圧延鋼帯20の巻取
りを開始する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、冷間圧延鋼帯の巻取り
方法、特に、冷間圧延鋼帯の巻取りに先立って、スリー
ブを、冷間圧延鋼帯を巻き取る際の鋼帯の最高到達温度
を考慮した所定温度に加熱してスリーブにかかる応力を
小さくし、これによりスリーブの塑性変形量を少なくす
るとともにコイル内巻き部の耳伸びを防止する冷間圧延
鋼帯の巻取り方法に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、鋼帯の冷間圧延ラインにおける
冷間圧延機の出側においては、冷間圧延機で圧延された
冷間圧延鋼帯を巻取装置で巻き取るようになっている。
ここで、冷間圧延中の摩擦発熱等により鋼帯温度は上昇
し、冷間圧延鋼帯を巻き取る際の鋼帯の最高到達温度
は、一般的に約120℃となっている。巻取装置は、回
動可能に設けられたマンドレルと、マンドレルの周囲に
装着され冷間圧延鋼帯を巻き取るスリーブとを備えてい
る。そして、巻取装置に巻き取られたコイルは、マンド
レルが縮径することによりスリーブとともにマンドレル
から外され、次のライン(例えば、連続焼鈍ライン)の
ペイオフリールにスリーブとともに装着され、払い出さ
れるようになっている。このスリーブは、コイルが払い
出された後、再度冷間圧延機出側の巻取装置のマンドレ
ルに装着され、反覆使用されるようになっている。 【0003】ここで、前記スリーブを使用していない場
合には、コイルをマンドレルから取り外す際において、
マンドレルが縮径してもコイルがマンドレルから抜けな
いといういわゆるキンクの問題が発生する。このキンク
を防止するため(コイルの縮径を抑制するため)、スリ
ーブが使用されている。図3にスリーブ101の変形過
程を示す。スリーブ101は、鋼材、例えば降伏応力が
490Mpa〜690Mpa程度の高張力鋼を中空円筒
形に溶接したもので、使用前の常温(例えば、15℃)
の状態では、図3(A)に示すように、幅方向において
内径が一定の中空円筒形状を有する。そして、コイル1
02を巻きつけた後の冷間圧延鋼帯からの伝熱により約
120℃まで温度上昇した状態では、コイル102の巻
き締まりによる応力及びスリーブ101の熱膨張による
応力の総和の作用によってスリーブ101は内側に変形
しようとするが、コイル102の内側にはマンドレル
(図示せず)が存在するため、その内径は、図3(B)
に示すように変化しない。そして、コイル102をスリ
ーブ101とともにマンドレルから取り外し、コイル1
02をスリーブ101から払い出すと、図3(C)に示
すように、スリーブ101にかかった応力によりスリー
ブ101は、その内径が幅方向中央に向かって次第に小
さくなる鼓形に塑性変形する。この塑性変形は、スリー
ブ101を反覆使用することにより、顕著に発生する。 【0004】図4には、例えば、スリーブの材質として
降伏応力が490Mpa〜690Mpa程度の高張力鋼
を用い、内径が約417mm、外径が約441mm、幅
が約1050mmのスリーブについての内径の変化が示
されている。図4を参照すると、スリーブの内径は、コ
イルの巻き付け時(120℃)のマンドレルから抜いた
状態においては、熱膨張による応力と巻き締まりによる
応力の総和がスリーブにかかることから、スリーブ幅方
向において熱膨張による応力によって生じる最大ひずみ
0.11%と巻き締まりによる応力によって生じる最大
ひずみ0.26%とを和した0.37%の最大ひずみが
スリーブに生じている。そして、コイル払い出し後のス
リーブの塑性変形量(使用前のスリーブ内径に対してス
リーブ内径が塑性変形した量)は、スリーブ幅方向にお
いて最大0.16%となり、縮径している。 【0005】スリーブにこのような塑性変形が発生する
と、マンドレルに対する着脱操作が困難となるのみなら
ず、塑性変形が生じたスリーブを使用したコイルの内巻
き部に大きな耳伸びが発生し、コイル取り外し後のライ
ンにおいてトラブルの原因となっていた。この対策とし
て、従来、スリーブ材質の降伏応力点を上昇させて弾性
変形領域を拡大したり、あるいは、スリーブ板厚を増加
させてスリーブにかかる応力を減少させる、といった対
策を採ってきた。 【0006】しかしながら、スリーブの材質を変更する
と、スリーブ単価が非常に高くなるという問題があっ
た。一方、スリーブの板厚を増加させると、スリーブの
重量が増加するため、スリーブのハンドリングが困難に
なり、新たな設備投資が必要になるなどの問題があっ
た。これら問題を解決するため、例えば、特開平7−2
38323号公報には、高耐力構造用低合金鋼からなる
中空円筒体の外側表面を加熱し、ついで急冷することに
より内側面に周方向の引張残留応力を導入する、鋼板巻
取り用ワインダーリングの製造方法が開示されている。 【0007】この製造方法によれば、鋼板の締付け力に
よる内側周面の圧縮応力が、予め導入されている内側表
面の引張残留応力により相殺軽滅され、その効果として
鋼板の締付け力に起因する永久変形を抑制緩和すること
ができる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の特開平7−238323号公報に開示された鋼板巻
取り用ワインダーリングの製造方法にあっては、ワイン
ダーリング(スリーブ)の塑性変形量を抑制することが
できるものの、ワインダーリングの製造に際し、高耐力
構造用低合金鋼からなる中空円筒体に所要の機械特性を
付与するための調質熱処理を常法に従って施したうえ、
さらに引張残留応力を導入するための熱処理を施す必要
があり、ワインダーリングの製造コストが高価となり、
ワインダーリング単価が非常に高くなるという問題が未
だに残存していた。 【0009】従って、本発明は上述の問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、スリーブの単価が安価で
そのハンドリングを容易に行うことができる、冷間圧延
鋼帯の巻取りに先立って、スリーブを鋼帯巻取り時の最
高到達温度を考慮した所定温度に加熱してスリーブにか
かる応力を小さくし、これによりスリーブの塑性変形量
を少なくするとともにコイル内巻き部の耳伸びを防止す
る冷間圧延鋼帯の巻取り方法を提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る冷間圧延鋼帯の巻取り方法は、冷間圧
延機の出側において、前記冷間圧延機で圧延された冷間
圧延鋼帯を、マンドレルと、該マンドレルに装着され前
記冷間圧延鋼帯を巻き取るスリーブとを備えた巻取装置
で巻き取る冷間圧延鋼帯の巻取り方法において、前記冷
間圧延鋼帯の巻取りに先立って、前記スリーブを80℃
以上200℃以下の所定温度に加熱し、前記スリーブが
前記所定温度に達した状態で前記冷間圧延鋼帯の巻取り
を開始することを特徴としている。 【0011】この巻取り方法によれば、冷間圧延鋼帯の
巻取りに先立って、スリーブを80℃以上200℃以下
の所定温度に加熱し、スリーブが前記所定温度に達した
状態で冷間圧延鋼帯の巻取りを開始するので、冷間圧延
鋼帯の巻取り前において、スリーブが80℃以上200
℃以下の所定温度に加熱される。冷間圧延鋼帯を巻き取
る際の鋼帯の最高到達温度は、約120℃であるため、
冷間圧延鋼帯を巻取る際には、スリーブに対してはスリ
ーブの熱膨張による応力が緩和され、コイルの巻き締ま
りによる応力のみがスリーブに作用し、スリーブにかか
る応力が小さくなる。このため、コイルを払い出した際
に生じるスリーブの塑性変形量が少なくなる。スリーブ
の塑性変形量を少なくするために、スリーブの製造に際
して、引張残留応力を導入するための熱処理を施す必要
はなく、スリーブの製造コストを安価なものとすること
ができる。 【0012】なお、スリーブの加熱温度を80℃以上の
所定温度としたのは、80℃よりも低い温度では、スリ
ーブの熱膨張によるひずみ分に相当する応力の緩和量が
不十分となるからである。一方、スリーブの加熱温度を
200℃以下の所定温度としたのは、200℃よりも高
い温度では、冷間圧延鋼帯に付着した圧延油がやけてし
まい、鋼帯巻取り後のラインにおいて脱脂をするときに
脱脂不良となるからである。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係る冷間圧延鋼帯の巻
取り方法が適用される冷間圧延ラインの概略構成図であ
る。図1における冷間圧延ライン1において、冷間圧延
機2で圧延された冷間圧延鋼帯20は、デフレクタロー
ル3、テンションメータ4、ピンチロール5、出側シャ
ー6、及びデフレクタロール7を経由して巻取装置9に
よりコイル21状に巻き取られるる。なお、符号8は、
デフレクタロール7によって向きが変えられる冷間圧延
鋼帯20をガイドするためのガイドである。 【0014】ここで、巻取装置9は、回動可能に設けら
れたマンドレル10と、マンドレル10の周囲に装着さ
れ、冷間圧延鋼帯20を巻き取るスリーブ11と、冷間
圧延鋼帯20の先端部をスリーブ11との間で巻取りの
ガイドを行いながら初期巻取りの数巻を保持する押えロ
ール12とを備えている。そして、巻取装置9に巻き取
られたコイル21は、マンドレル10が縮径することに
よりスリーブ11とともにマンドレル10から外され、
次のライン(例えば、連続焼鈍ライン)のペイオフリー
ルにスリーブ11とともに装着され、払い出されるよう
になっている。このスリーブ11は、コイル21が払い
出された後、再度マンドレル10に装着され、反覆使用
されるようになっている。 【0015】ここで、巻取装置9による冷間圧延鋼帯2
0の巻取りについて詳細に説明すると、冷間圧延鋼帯2
0の巻取りに際しては、冷間圧延鋼帯20の巻取りに先
立って、スリーブ11を80℃以上200℃以下の所定
温度に加熱し、スリーブ11が前記所定温度に達した状
態で冷間圧延鋼帯20の巻取りを開始するようにしてい
る。具体的には、鋼材、例えば降伏応力が490Mpa
〜690Mpa程度の高張力鋼を中空円筒形に溶接して
製造されたスリーブ11を、予め80℃以上200℃以
下の所定温度に加熱してから、マンドレル10に装着
し、その後スリーブ11の温度を前記所定温度に維持し
た状態で冷間圧延鋼帯20の巻取りを開始するか、ある
いは、前記スリーブ11を常温の状態でマンドレル10
に装着し、その後スリーブ11を80℃以上200℃以
下の所定温度に加熱し、スリーブ11が前記所定温度に
達した状態で冷間圧延鋼帯20の巻取りを開始するよう
にする。なお、スリーブ11の加熱方法としては、例え
ば輻射熱による加熱や蒸気による加熱等とすればよい。 【0016】この巻取り方法によれば、冷間圧延鋼帯2
0の巻取り前において、スリーブ11が80℃以上20
0℃以下の所定温度に加熱される。冷間圧延鋼帯20を
巻き取る際の鋼帯20の最高到達温度は、約120℃で
あるため、冷間圧延鋼帯20を巻取る際には、スリーブ
11に対しては従来スリーブ11が巻き取る冷間圧延鋼
帯20により加熱されることによって生じていたスリー
ブ11の熱膨張による応力が緩和され、コイル20の巻
き締まりによる応力のみがスリーブ11に作用し、スリ
ーブ11にかかる応力が小さくなる。このため、コイル
20を払い出した際に生じるスリーブ11の塑性変形量
が少なくなる。このため、マンドレル10に対するスリ
ーブ11の着脱操作を容易に行えるとともに、コイル2
1の内巻き部に大きな耳伸びが発生するのを防止するこ
とができる。 【0017】従って、スリーブ11の塑性変形量を少な
くするために、スリーブ11の製造に際して、例えば前
述のような引張残留応力を導入するための熱処理を施す
必要はなく、スリーブ11の製造コストを安価なものと
することができる。また、スリーブ11の板厚を必要以
上に厚くする必要はないため、スリーブ11のハンドリ
ングを容易に行うことができる。なお、スリーブ11の
加熱温度を80℃以上の所定温度としたのは、80℃よ
りも低い温度では、スリーブ11の熱膨張による応力の
緩和量が不十分となるからである。より好ましくはスリ
ーブ11の加熱温度は100℃以上とする。一方、スリ
ーブ11の加熱温度を200℃以下の所定温度としたの
は、200℃よりも高い温度では、冷間圧延鋼帯20に
付着した圧延油がやけてしまい、鋼帯巻取り後のライン
において脱脂をするときに脱脂不良となるからである。
但し、冷間圧延鋼帯20を巻き取る際の鋼帯20の最高
到達温度は、約120℃であるため、スリーブ11の加
熱温度は、鋼帯20の最高到達温度近傍の130℃以下
とすることが好ましい。 【0018】 【実施例】本発明の効果を検証するべく、スリーブの材
質として降伏応力が490Mpa〜690Mpa程度の
高張力鋼を用い、内径が約417mm、外径が約441
mm、幅が約1050mmのスリーブについて、予め1
20℃にスリーブを加熱した状態でコイルを巻き取る場
合(実施例)と、予めスリーブを加熱しない状態でコイ
ルを巻き取る場合(比較例)とにおけるスリーブの内径
の変化を測定した。この結果を図2に示す。 【0019】図2を参照すると、実施例のスリーブの内
径は、コイルの巻き付け時(120℃)においては(マ
ンドレルから抜いた状態においては)、熱膨張による応
力が緩和され、巻き締まりによる応力のみがスリーブに
かかることから、コイル幅方向において巻き締まりによ
る応力による最大ひずみ0.26%がスリーブに生じて
いる。一方、比較例のスリーブの内径は、コイルの巻き
付け時(120℃)においては(マンドレルから抜いた
状態においては)、熱膨張による応力と巻き締まりによ
る応力との総和がスリーブにかかることから、コイル幅
方向において熱膨張による応力による最大ひずみ0.1
1%と巻き締まりによる応力による最大ひずみ0.26
%とを和した0.37%の最大ひずみがスリーブに生じ
ている。 【0020】従って、実施例にあっては、コイルの巻き
付け時(120℃)におけるスリーブの最大ひずみは比
較例に対して0.11%だけ小さい。このため、コイル
払い出し後のスリーブの塑性変形量を少なくすることが
できる。 【0021】 【発明の効果】本発明に係る冷間圧延鋼帯の巻取り方法
によれば、冷間圧延鋼帯を巻き取る際の鋼帯の最高到達
温度は約120℃に達するが、冷間圧延鋼帯の巻取りに
先立って、スリーブを80℃以上200℃以下の所定温
度に加熱し、前記スリーブが前記所定温度に達した状態
で前記冷間圧延鋼帯の巻取りを開始するので、冷間圧延
鋼帯の巻取り前において、スリーブが80℃以上200
℃以下の所定温度に加熱され、鋼帯からの伝熱により従
来生じていたスリーブの熱膨張による応力は緩和され、
コイルの巻き締まりによる応力のみがスリーブに作用
し、スリーブにかかる応力が小さくなる。このため、コ
イルを払い出した際に生じるスリーブの塑性変形量が少
なくなり、マンドレルに対するスリーブの着脱操作を容
易に行えるとともに、コイルの内巻き部に大きな耳伸び
が発生するのを防止することができる。従って、スリー
ブの塑性変形量を少なくするために、スリーブの製造に
際して、引張残留応力を導入するための熱処理を施す必
要はなく、スリーブの製造コストを安価なものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る冷間圧延鋼帯の巻取り方法が適用
される冷間圧延ラインの概略構成図である。 【図2】予め120℃にスリーブを加熱した状態でコイ
ルを巻き取る場合(実施例)と、予めスリーブを加熱し
ない状態でコイルを巻き取る場合(比較例)とにおける
スリーブ内径の変化の測定結果を示すグラフである。 【図3】スリーブの変形過程を示す概略説明図である。 【図4】スリーブの材質として降伏応力が490Mpa
〜690Mpa程度の高張力鋼を用い、内径が約417
mm、外径が約441mm、幅が約1050mmのスリ
ーブについての内径の変化の測定結果を示すグラフであ
る。 【符号の説明】 1 冷間圧延ライン 2 冷間圧延機 3 デフレクタロール 4 テンションメータ 5 ピンチロール 6 出側シャー 7 デフレクタロール 8 ガイド 9 巻取装置 10 マンドレル 11 スリーブ 12 押えロール 20 冷間圧延鋼帯 21 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木島 秀夫 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究所内 (72)発明者 今村 元己 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 Fターム(参考) 3F055 AA09 BA25 EA02 4E002 BD03 BD08 4E026 BA04 FA11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】冷間圧延機の出側において、前記冷間圧延
    機で圧延された冷間圧延鋼帯を、マンドレルと、該マン
    ドレルに装着され前記冷間圧延鋼帯を巻き取るスリーブ
    とを備えた巻取装置で巻き取る冷間圧延鋼帯の巻取り方
    法において、 前記冷間圧延鋼帯の巻取りに先立って、前記スリーブを
    80℃以上200℃以下の所定温度に加熱し、前記スリ
    ーブが前記所定温度に達した状態で前記冷間圧延鋼帯の
    巻取りを開始することを特徴とする冷間圧延鋼帯の巻取
    り方法。
JP2002007934A 2002-01-16 2002-01-16 冷間圧延鋼帯の巻取り方法 Pending JP2003211219A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100748131B1 (ko) * 2001-11-13 2007-08-10 주식회사 포스코 코일 내경부 지지용 슬리브의 예열 장치
CN109179013A (zh) * 2018-09-30 2019-01-11 朱苗红 凹版印刷机用镭射膜收卷架
CN111438195A (zh) * 2020-03-31 2020-07-24 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 一种用于降低套筒使用量的方法及装置

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