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JP2003209050A - 基板処理方法及び基板処理装置 - Google Patents

基板処理方法及び基板処理装置

Info

Publication number
JP2003209050A
JP2003209050A JP2002008796A JP2002008796A JP2003209050A JP 2003209050 A JP2003209050 A JP 2003209050A JP 2002008796 A JP2002008796 A JP 2002008796A JP 2002008796 A JP2002008796 A JP 2002008796A JP 2003209050 A JP2003209050 A JP 2003209050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat treatment
substrate processing
temperature
resist pattern
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002008796A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Tadokoro
真任 田所
Takashige Katayama
恭成 片山
Ryoichi Kamimura
良一 上村
Shuji Iwanaga
修児 岩永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2002008796A priority Critical patent/JP2003209050A/ja
Publication of JP2003209050A publication Critical patent/JP2003209050A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上に形成されたレジストパターンの線幅
を精密に制御でき、基板ごと又は基板面内での線幅の均
一性を向上させることができる基板処理方法及び基板処
理装置を提供すること。 【解決手段】 線幅の変動に最も影響を与えるおそれの
あるパラメータの1つとして加熱処理の温度があげられ
るが、特に現像処理前の加熱処理温度に着目し、この加
熱温度が高いほど線幅が小さくなる傾向にあることがわ
かっている。従って、例えば、現像後のレジストパター
ンの線幅を測定し、この測定結果に基づいて例えば線幅
が所定より小さければ加熱温度を所定より上げる等の制
御を行うことにより、精密に線幅を制御することがで
き、所望のレジストパターンを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
製造において、特にフォトリソグラフィ工程において半
導体基板上に所望のレジストパターンを形成する基板処
理方法及び基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造におけるフォトリ
ソグラフィ工程においては、半導体ウェハ(以下、「ウ
ェハ」という。)の表面にレジスト膜を形成した後、こ
れを所定のパターンに露光し、さらに現像処理すること
により所望のレジストパターンを形成している。
【0003】このようなフォトリソグラフィ工程は、従
来から、ウェハを回転させて遠心力によりレジスト液の
塗布を行うレジスト塗布処理ユニットや、ウェハに現像
液を供給して現像処理する現像処理ユニット等を有する
塗布現像処理装置と、この装置に連続して一体に設けら
れた露光装置とにより行われている。また、このような
塗布現像処理装置は、例えばレジスト膜を形成した後、
あるいは現像処理の前後に、ウェハに対し加熱処理や冷
却処理等の熱的処理を行う加熱処理ユニットや冷却処理
ユニットを有しており、更に、これら各処理ユニット間
でウェハの搬送を行う搬送ロボット等を有している。
【0004】ところで、近年、レジストパターンの微細
化はよりいっそう進行しており、例えばレジストパター
ンの線幅についてはより精密な管理を行うことが要求さ
れている。特に、基板1枚ごとの線幅の均一性、あるい
はウェハ面内での線幅の均一性が重要な問題となってき
ている。かかる問題を解決するために、上記塗布現像処
理装置においては、例えば線幅やレジストの膜厚の変動
に影響を及ぼすおそれがある上記加熱処理ユニット又は
冷却処理ユニットにおける処理温度、現像処理における
現像時間等を、各ユニットごとに厳しく管理している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな各ユニットの厳しい管理の下であっても、極微細化
の傾向にある線幅を精密に制御することは困難になりつ
つある。また、特に、加熱処理においては、当該加熱処
理温度と線幅とは逆比例的な相関関係を有していること
がわかっているので、この加熱処理温度が一定になるよ
うに精密に制御することにより線幅を精密に管理してい
るが、現状ではこのような精密な温度管理の下において
も、例えば基板ごと、あるいは基板面内での線幅のばら
つきが生じている。
【0006】以上のような事情に鑑み、本発明の目的
は、基板上に形成されたレジストパターンの線幅を精密
に制御でき、基板ごと又は基板面内での線幅の均一性を
向上させることができる基板処理方法及び基板処理装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る基板処理方法は、基板上にレジスト膜
を形成した後、現像処理前に基板に対し熱処理を行うこ
とにより、所望のレジストパターンを形成する基板処理
方法において、前記現像処理後に形成されたレジストパ
ターンの形状を認識する工程と、前記認識結果に基づき
前記熱処理の温度を制御する工程とを具備する。
【0008】本発明では、レジストパターンの形状とし
て例えば線幅に関し、この線幅の変動に最も影響を与え
るおそれのあるパラメータの1つとして熱処理の温度が
あげられるが、特に現像処理前の加熱処理温度に着目し
ている。この加熱温度が高いほど線幅が小さくなる傾向
にある。従って、例えば、現像後のレジストパターンの
線幅を認識し、この認識結果に基づいて例えば線幅が所
定より小さければ加熱温度を所定より上げる等の制御を
行うことにより、精密に線幅を制御することができ、所
望のレジストパターンを得ることができる。
【0009】本発明の一の形態によれば、前記熱処理は
基板を熱板上に載置させて行うものであり、前記熱処理
温度の制御は、前記熱板の温度を制御する。このよう
に、加熱温度を制御する方法として、基板を載置させ例
えば加熱温度の調整が可能なヒータ等を内蔵した熱板を
制御することにより、容易に温度制御が可能となる。
【0010】本発明の一の形態によれば、前記熱処理温
度の制御工程は、前記レジストパターン形状の基板面内
での分布に基づき、前記熱板面内で温度を制御する工程
を含む。このように、基板面内での例えば線幅の分布に
基づき熱板面内で加熱温度分布を制御することにより、
線幅等の基板面内でのばらつきを抑え均一性を向上させ
ることができる。熱板面内での加熱温度制御は、例え
ば、上記ヒータ等を熱板内に複数用意し、これらヒータ
をそれぞれ熱板面内で温度が異なるように制御すること
で可能となる。
【0011】本発明の一の形態によれば、前記レジスト
パターン形状の認識は光学的観察装置で行う。電子顕微
鏡を用いてレジストパターンの認識を行った場合は電子
線による影響でレジストパターンの収縮が生じるおそれ
があるが、本発明のように光学的観察装置を用いること
により、このような問題を発生させることはなく非破壊
で線幅を測定することができる。これにより、実際のレ
ジストパターンの線幅を精密に測定できレジストパター
ンの精密な形成に寄与する。
【0012】本発明の一の形態によれば、前記光学的観
察装置によるレジストパターン形状の認識は、基板面内
で多点で行う。このように基板面内において多点でレジ
ストパターンの認識を行うことにより、より高精度に線
幅等の制御を行うことができるようになる。また、10
0ポイント〜20000ポイントで多点認識を行うこと
が好ましい。このように10000ポイントを超える多
点認識としても、光学的観察装置を用いることで、電子
顕微鏡を用いる場合に比べてはるかに速く処理でき、高
スループット化が図れる。
【0013】本発明の一の形態によれば、前記熱板を複
数備え、当該複数の熱板上でそれぞれ複数の基板に対し
熱処理を行い、当該複数の熱板についてそれぞれ熱処理
温度を制御する工程を含む。これにより高スループット
化が図れ、また、このように複数の熱板を設けて処理を
行う場合であっても、各熱板の間で生じる線幅等のばら
つきを抑えることができる。
【0014】本発明に係る基板処理装置は、レジスト膜
が形成された基板に対し、現像処理前に熱処理を行う熱
処理手段と、前記現像処理後に形成されたレジストパタ
ーンの形状を認識する手段と、前記認識結果に基づき前
記熱処理の温度を制御する手段とを具備する。
【0015】本発明に係る基板処理装置は、レジスト膜
が形成された複数の基板に対し、現像処理前に熱処理を
行う複数の熱処理ユニットと、前記複数の熱処理ユニッ
トに対し基板の搬送を行う搬送機構と、前記現像処理後
に形成されたレジストパターンの形状を前記複数の基板
についてそれぞれ認識する手段と、前記認識結果に基づ
き前記複数の熱処理ユニットについてそれぞれ熱処理の
温度を制御する手段とを具備する。
【0016】本発明の更なる特徴と利点は、添付した図
面及び発明の実施の形態の説明を参酌することにより一
層明らかになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0018】図1〜図3は本発明の第1の実施形態に係
る塗布現像処理装置の全体構成を示す図であって、図1
はその平面図、図2及び図3は塗布現像処理装置の正面
図及び背面図である。
【0019】この塗布現像処理装置1は、被処理基板と
して半導体ウェハWをウェハカセットCRで複数枚たと
えば25枚単位で外部から装置1に搬入し又は装置1か
ら搬出したり、ウェハカセットCRに対してウェハWを
搬入・搬出したりするためのカセットステーション10
と、塗布現像工程の中で1枚ずつウェハWに所定の処理
を施す枚葉式の各種処理ユニットを所定位置に多段配置
してなる処理ステーション12と、この処理ステーショ
ン12と隣接して設けられる露光装置100との間でウ
ェハWを受け渡しするためのインターフェース部14と
を一体に接続した構成を有している。
【0020】カセットステーション10では、図1に示
すように、カセット載置台20上の突起20aの位置に
複数、例えば5個のウェハカセットCRがそれぞれのウ
ェハ出入口を処理ステーション12側に向けてX方向一
列に載置され、カセット配列方向(X方向)およびウェ
ハカセットCR内に収納されたウェハのウェハ配列方向
(Z方向)に移動可能なウェハ搬送体22が各ウェハカ
セットCRに選択的にアクセスするようになっている。
さらに、このウェハ搬送体22は、θ方向に回転可能に
構成されており、図3に示すように後述する多段構成と
された第3の処理ユニット部G3に属する熱処理系ユニ
ットにもアクセスできるようになっている。
【0021】図1に示すように処理ステーション12
は、装置背面側(図中上方)において、カセットステー
ション10側から第3の処理ユニット部G3、第4の処
理ユニット部G4及び第5の処理ユニット部G5がそれ
ぞれ配置され、これら第3の処理ユニット部G3と第4
の処理ユニット部G4との間には、第1の主ウェハ搬送
装置A1が設けられている。この第1の主ウェハ搬送装
置A1は、後述するように、この第1の主ウェハ搬送体
16が第1の処理ユニット部G1、第3の処理ユニット
部G3及び第4の処理ユニット部G4等に選択的にアク
セスできるように設置されている。また、第4の処理ユ
ニット部G4と第5の処理ユニット部G5との間には第
2の主ウェハ搬送装置A2が設けられ、第2の主ウェハ
搬送装置A2は、第1と同様に、第2の主ウェハ搬送体
17が第2の処理ユニット部G2、第4の処理ユニット
部G4及び第5の処理ユニット部G5等に選択的にアク
セスできるように設置されている。
【0022】また、第1の主ウェハ搬送装置A1の背面
側には熱処理系ユニットが設置されており、例えばウェ
ハWを疎水化処理するためのアドヒージョンユニット
(AD)110、ウェハWを加熱する加熱ユニット(H
P)113が図3に示すように下方から順に2段ずつ重
ねられている。なお、アドヒージョンユニット(AD)
はウェハWを温調する機構を更に有する構成としてもよ
い。第2の主ウェハ搬送装置A2の背面側には、ウェハ
Wのエッジ部のみを選択的に露光する周辺露光装置(W
EE)120、ウェハWに塗布されたレジスト膜厚を検
査する膜厚検査装置119及び本発明に係る光学観察装
置(OCD)40が多段に設けられている。
【0023】光学観察装置40は、例えば光の回折、干
渉によりレジストパターンを認識するものであり、計算
上のパターン(ライブラリ)とをパターンマッチング
し、一致した計算上のパターンを実際のパターンとする
ものである。この光学観察装置40で得られた観察デー
タは複数の基板ごとに制御部60に送出されるようにな
っており、制御部60はこれらのデータに基づき、後述
するようにポストエクスポージャーベーキングユニット
(PEB)の制御を行うようになっている。なお、第2
の主ウェハ搬送装置A2の背面側は、第1の主ウェハ搬
送装置A1の背面側と同様に熱処理ユニット(HP)1
13が配置構成される場合もある。
【0024】図3に示すように、第3の処理ユニット部
G3では、ウェハWを載置台に載せて所定の処理を行う
オーブン型の処理ユニット、例えばウェハWに所定の加
熱処理を施す高温度加熱処理ユニット(BAKE)、ウ
ェハWに精度の良い温度管理化で冷却処理を施す冷却処
理ユニット(CPL)、ウェハ搬送体22から主ウェハ
搬送体16へのウェハWの受け渡し部となるトランジシ
ョンユニット(TRS)、上下2段にそれぞれ受け渡し
部と冷却部とに分かれて配設された受け渡し・冷却処理
ユニット(TCP)が上から順に例えば10段に重ねら
れている。なお、第3の処理ユニット部G3において、
本実施形態では下から3段目はスペアの空間として設け
られている。第4の処理ユニット部G4でも、例えばポ
ストベーキングユニット(POST)、ウェハ受け渡し
部となるトランジションユニット(TRS)、レジスト膜
形成後のウェハWに加熱処理を施すプリベーキングユニ
ット(PAB)、冷却処理ユニット(CPL)が上から
順に例えば10段に重ねられている。更に第5の処理ユ
ニット部G5には、例えば、本発明に係る熱処理ユニッ
トとして、露光後のウェハWに加熱処理を施すためのポ
ストエクスポージャーベーキングユニット(PEB)、
冷却処理ユニット(CPL)、ウェハWの受け渡し部と
なるトランジションユニット(TRS)が例えば上から順
に10段に重ねられている。本実施形態では、ポストエ
クスポージャーベーキングユニット(PEB)が5つ備
えられており、上段から順にPEB〜PEBとす
る。
【0025】図1において処理ステーション12の装置
正面側(図中下方)には、第1の処理ユニット部G1と
第2の処理ユニット部G2とがY方向に併設されてい
る。この第1の処理ユニット部G1とカセットステーシ
ョン10との間及び第2の処理ユニット部G2とインタ
ーフェース部14との間には、図2に示すように、各処
理ユニット部G1及びG2で供給する処理液の温調に使
用される液温調ポンプ24,25がそれぞれ設けられて
おり、更に、この塗布現像処理装置1外に設けられた図
示しない空調器からの清浄な空気を各処理ユニット部G
1〜G5内部に供給するためのダクト等31,32が設
けられている。
【0026】図2に示すように、第1の処理ユニット部
G1では、カップCP内でウェハWをスピンチャックに
載せて所定の処理を行う5台のスピナ型処理ユニット、
例えば、ウェハ上にレジスト膜を形成するレジスト塗布
処理ユニット(COT)が3段及び露光時の光の反射を
防止するために反射防止膜を形成するボトムコーティン
グユニット(BARC)が2段、下方から順に5段に重
ねられている。また第2の処理ユニット部G2でも同様
に、5台のスピナ型処理ユニット、例えば現像処理ユニ
ット(DEV)が5段に重ねられている。レジスト塗布
処理ユニット(COT)ではレジスト液の排液が機構的
にもメンテナンスの上でも面倒であることから、このよ
うに下段に配置するのが好ましい。しかし、必要に応じ
て上段に配置することも可能である。
【0027】また、第1及び第2の処理ユニット部G1
及びG2の最下段には、各処理ユニット部G1及びG2
に上述した所定の処理液を供給するケミカル室(CH
M)26,27がそれぞれ設けられている。
【0028】インターフェース部14の正面部には可搬
性のピックアップカセットCRと定置型のバッファカセ
ットBRが2段に配置され、中央部にはウェハ搬送体2
7が設けられている。このウェハ搬送体27は、X,Z
方向に移動して両カセットCR,BRにアクセスするよ
うになっている。また、ウェハ搬送体27は、θ方向に
回転可能に構成され、第5の処理ユニット部G5にもア
クセスできるようになっている。更に、図3に示すよう
にインターフェース部14の背面部には、高精度冷却処
理ユニット(CPL)が複数設けられ、例えば上下2段
とされている。ウェハ搬送体27はこの冷却処理ユニッ
ト(CPL)にもアクセス可能になっている。
【0029】図4は第1の主ウェハ搬送装置A1を示す
斜視図である。なお、第2の主ウェハ搬送装置A2は第
1の主ウェハ搬送装置A1と同一であるのでその説明を
省略する。
【0030】図1に示すように、主ウェハ搬送装置A1
は筐体41に囲繞されており、パーティクルの侵入を防
止している。図4において説明をわかりやすくするた
め、筐体41の図示を一部省略している。
【0031】図4に示すように、この主ウェハ搬送装置
A1の両端にはポール33が垂設されており、主ウェハ
搬送体16(17)がこのポール33に沿って垂直方向
(Z方向)に移動可能に配置されている。主ウェハ搬送
体16における搬送基台55にはウェハWを保持する3
つのピンセット7a〜7cが備えられており、これらピ
ンセット7a〜7cは搬送基台55に内蔵された図示し
ない駆動機構により、水平方向に移動可能に構成されて
いる。搬送基台55の下部には、この搬送基台55を支
持する支持体45が、θ方向に回転可能な回転部材46
を介して接続されている。これにより、ウェハ搬送体1
6はθ方向に回転可能となっている。支持体45にはフ
ランジ部45aが形成され、このフランジ部45aがポ
ール33に設けられた溝33aに摺動可能に係合してお
り、このポール33に内蔵されたベルト駆動機構により
スライド可能に設けられている。これにより、主ウェハ
搬送体16がこのポール33に沿って垂直方向に移動可
能となっている。
【0032】なお、主ウェハ搬送装置A1の底部には、
この搬送装置A1内部の気圧及び温湿度をコントロール
するファン36が例えば4つ設けられている。
【0033】図5は、当該光学観察装置40の概念的な
構成図を示す。この光学観察装置40は、破線で示す光
学系61を含み、この光学系61は、例えば白色光を発
するキセノンランプ62と、このキセノンランプ62か
らの光を直角下方向に反射させるように配置されたハー
フミラー56と、このハーフミラー56による反射光を
ウェハW表面に形成されたレジストパターンに導くレン
ズ54と、ウェハWからの反射回折光を検出する検出器
57とを有している。また、この光学観察装置40に
は、ウェハWを載置するステージ53が設けられ、また
検出器57による検出結果を処理する処理部11が接続
されている。光学系61は、図示しない駆動機構により
ウェハWの面方向に平行な方向(X−Y方向)に移動可
能に構成されており、ウェハW上に形成された1チップ
ごとに光を照射し観察できるようになっている。
【0034】処理部11は、例えば、検出器57による
検出結果35と、レジストパターンの状態(例えば線
幅、各パターンの間ピッチ、高さ等)に対応する回折パ
ターンを計算(シミュレーション)により導出する算出
部59と、この算出部59により導出された複数の回折
パターンを記憶する記憶部58と、検出結果35と記憶
部58に記憶された複数の回折パターンとを比較し、そ
の比較された複数の回折パターンのうち検出結果35に
対応する1つの回折パターンを測定結果として記憶部5
8から抽出する解析部52とを有している。これによ
り、この光学観察装置40は、検出結果35と記憶部5
8に記憶された計算上のパターン(ライブラリ)とをパ
ターンマッチングし、一致した計算上のパターンを実際
のパターンとみなすことができる。より具体的な一例と
して、本実施形態では、例えばスキャテロメトリ(Sc
atterometry)技術によりパターンマッチン
グを行っている。
【0035】図6及び図7は、本発明に係るポストエク
スポージャーベーキングユニット(PEB)の平面図及
び断面図である。なお、PEB〜PEBは同一の構
成を有している。また、他の熱処理系のユニットである
プリベーキングユニット(PAB)やポストベーキング
ユニット(POST)は、このポストエクスポージャー
ベーキングユニット(PEB)とほぼ同一の構成を有し
ている。
【0036】図6に示すように、これらのユニットは筐
体75に囲繞されており、処理室30内において背面側
には、温度コントローラ34による制御の下、ウェハW
を載置させて例えば70℃〜150度で加熱処理するた
めの加熱板86が設けられ、正面側には、ウェハWを載
置させて温調する温調プレート71が設けられている。
【0037】加熱板86は支持体88に支持されてお
り、この支持体88の下方部からウェハWを支持するた
めの昇降ピン85が昇降シリンダ82により昇降可能に
設けられている。また、加熱板86の上部には、加熱処
理の際に加熱板86を覆う図示しないカバー部材が配置
されている。
【0038】温調プレート71の温度調整機構として
は、例えば冷却水やペルチェ素子等を使用してウェハW
の温度を所定の温度、例えば40℃前後に調整して温度
制御が行われるようになっている。この温調プレート7
1は、図6に示すように切欠き71aが形成されてお
り、この温調プレート71の下方に埋没している昇降ピ
ン84が、昇降シリンダ81によって温調プレート表面
から出没可能になっている。また、この温調プレート7
1には、例えばモータ79aによりレール77に沿って
移動可能となっており、これにより、ウェハの温調を行
いながら加熱板86に対してウェハの受け渡しが行われ
るようになっている。
【0039】また、このポストエクスポージャーベーキ
ングユニット(PEB)には、気圧コントロールのため
のエアの流路75cが形成されており、この流路75c
からのエアはファン87aを介して処理室30に流入さ
れるようになっている。また、処理室30内のエアは両
壁面に設けられたファン87bにより排気口75dから
排気されるようになっている。
【0040】更にこの筐体75の温調プレート側71の
一方の側面部分には、例えば第4の処理ユニット部G4
に関しては、第1の主ウェハ搬送装置A1との間でウェ
ハWの受け渡しを行うために、開口部75aが設けられ
ており、他方の側面部分には、第2の主ウェハ搬送装置
A2側の開口部に対向するように開口部75bが設けら
れている。これら開口部75a、75bにはそれぞれ図
示しない駆動部により開閉自在とされたシャッタ76
a、76bが設けられている。
【0041】なお、冷却処理ユニット(CPL)は、図
示しないが例えばウェハWを載置させ、各加熱処理が施
されたウェハに対し23℃前後で冷却処理を施す冷却板
を有している。冷却機構としては例えば冷却水やペルチ
ェ素子等を用いている。
【0042】図8は、PEB〜PEBの制御系を示
している。制御部60は光学観察装置40の線幅測定で
得られた複数の基板の線幅データを記憶している。図8
においてPEB〜PEBにおけるそれぞれの加熱板
を、符号86〜86で表している。加熱板86に
は、図示するように、例えばニクロム線等からなる9個
のヒータ91〜99が内蔵されており、各ヒータ91〜
99は、温度コントローラ34aによりそれぞれ別個独
立してその加熱温度が制御されるようになっている。他
のPEB〜PEBにおける加熱板86〜86に
ついても同様に温度コントローラ34b〜34eにより
制御されるようになっている。
【0043】次に、以上説明した塗布現像処理装置1の
一連の処理工程について、図9に示すフローを参照しな
がら説明する。
【0044】先ず、カセットステーション10におい
て、ウェハ搬送体22がカセット載置台20上の処理前
のウェハWを収容しているカセットCRにアクセスし
て、そのカセットCRから1枚のウェハWを取り出す。
そして、次にウェハWは、受け渡し・冷却処理ユニット
(TCP)を介して第1の主ウェハ搬送装置A1に受け
渡され、ボトムコーティングユニット(BARC)へ搬
送される。そしてここで、露光時においてウェハからの
露光光の反射を防止するために反射防止膜が形成される
(ステップ1)。
【0045】次に、ウェハWは、第3の処理ユニット部
G3におけるベーキング処理ユニットに搬送され、例え
ば120℃で所定の加熱処理が行われ(ステップ2)、
冷却処理ユニット(CPL)で所定の冷却処理が行われ
た後(ステップ3)、ウェハWは、レジスト塗布処理ユ
ニット(COT)において、所望のレジスト膜が形成さ
れる(ステップ4)。
【0046】レジスト膜が形成されると、第1の主ウェ
ハ搬送装置A1によりウェハWはプリベーキングユニッ
ト(PAB)に搬送され、例えば100℃前後で所定の
加熱処理及び温調処理が行われる(ステップ5)。
【0047】次に、ウェハWは冷却処理ユニット(CP
L)で所定の温度で冷却処理される(ステップ6)。こ
の後、ウェハWは第2の主搬送装置A2により取り出さ
れて膜厚検査装置119へ搬送され、レジスト膜厚の測
定が行われる場合もある。そしてウェハWは、第5の処
理ユニット部G5におけるトランジションユニット(T
RS)及びインターフェース部14を介して露光装置1
00に受け渡されここで露光処理される(ステップ
7)。
【0048】次に、ウェハWはインターフェース部14
及び第5の処理ユニット部G5におけるトランジション
ユニット(TRS)を介して第2の主搬送装置A2に受け
渡された後、ポストエクスポージャーベーキングユニッ
ト(PEB)〜のうちいずれかに搬送され、ここで
所定の加熱処理及び温調処理が行われる(ステップ
8)。この後、冷却処理ユニット(CPL)で所定の冷
却処理が行われる(ステップ9)露光処理終了後、ウェ
ハWはインターフェース部14において一旦バッファカ
セットBRに収容される場合もある。そして、ウェハW
は現像処理ユニット(DEV)に搬送され現像処理が行
われる(ステップ10)。
【0049】次に、ウェハWは第2の主ウェハ搬送装置
A2を介して光学観察装置40に搬入され、ここでレジ
ストパターンが認識されてレジストパターンの線幅が測
定される。この線幅の測定は、ウェハ上の複数のチップ
について行うようにしてもよい。このように複数のチッ
プに対して測定した場合は、それら線幅の平均値を求め
るようにすればよい。
【0050】図10は、例えばPEB〜PEBにお
ける加熱板86〜86でそれぞれ加熱処理されたウ
ェハW〜W上の線幅の測定結果を示す。例えば目標
線幅が150nmであるとき、ウェハWの線幅が目標
線幅であり、他のウェハW,〜は目標より図示の
ようにずれがあったとする。ここで、図11に示すよう
に、加熱板によるウェハの加熱温度が高いほど線幅が小
さくなる関係にあるため、この関係を利用して図12に
示すように、加熱板86,〜の加熱温度にオフセ
ットをかける。すなわち、ウェハWの線幅が目標線幅
で所望の線幅が得られたので加熱板86の加熱温度は
変更せず、加熱板86,〜の加熱温度を図示する
ように補正する。
【0051】本実施形態は、加熱温度の補正前は、加熱
板86〜86すべて同一の加熱温度(例えば90
℃)で処理した結果、各ウェハ,〜に線幅のずれ
が生じたので、それぞれの加熱板,〜を補正しよ
うとするものである。例えば図11においては、加熱板
は89℃、加熱板は92℃、加熱板は88℃、加
熱板は91℃に補正している。この場合、各ヒータ9
1〜99は加熱板面内で全て同一温度になるように制御
することが好ましい。
【0052】従来においては、複数のポストエクスポー
ジャーベーキングユニット(PEB)間で同じ環境、す
なわち同じ加熱温度に設定して厳しく線幅の管理を行っ
た場合であっても複数のウェハ間で線幅のばらつきが生
じていたが、本実施形態のように、線幅の測定結果に基
づきウェハの加熱温度を補正することにより、精密に線
幅を制御でき、所望のレジストパターンを形成すること
ができる。従って、複数のウェハ間でばらつきを抑え、
線幅の均一性を向上させることができる。
【0053】また、電子顕微鏡を用いてレジストパター
ンの認識を行った場合は電子線による影響でレジストパ
ターンの収縮が生じるおそれがあるが、本実施形態のよ
うに光学的な観察装置40を用いることにより、このよ
うな問題を発生させることはなく非破壊で線幅を測定す
ることができる。これにより、実際のレジストパターン
の線幅を精密に測定できレジストパターンの精密な形成
に寄与する。
【0054】また、本実施形態は、最初に数枚のテスト
用のウェハを用いて加熱温度の補正を行うようにしてか
ら、実際の製品ウェハを用いて製造することも可能であ
るし、あるいは製品製造段階において動的に加熱温度の
制御を行うことも可能である。
【0055】次に、1枚のウェハ面内における加熱温度
の制御について説明する。図13(a)は、ウェハ面内
(ウェハ径方向)における、光学観察装置40で測定さ
れた線幅を示している。このように、例えばウェハ面内
における線幅が均一でない場合、図11に示す相関関係
により、図14に示すように、加熱板86に載置された
当該ウェハWを図13(b)で示すような温度になるよ
うに制御する。この場合、1つの加熱板86内における
各ヒータ91〜99による加熱温度を別個独立して制御
し加熱板86内(加熱板86の径方向)で加熱温度が異
なるようにする。これにより、ウェハ面内における線幅
を均一にすることができる。
【0056】また、同様に、例えば測定された線幅が図
15(a)のAに示すような場合には、(b)のCに示
すように加熱板86の温度制御をすることにより、ま
た、線幅が(a)のBに示すような場合には、(b)の
Dに示すように加熱板86の温度制御をすることによ
り、ウェハ面内における線幅を均一にすることができ
る。
【0057】次に、光学観察装置40による線幅の測定
方法について説明する。ウェハW上に形成されたレジス
トパターンを前述のパターンマッチングにより認識して
線幅を測定する場合おいて、例えば図16に示すように
20×20=400ポイントによる多点で、ウェハ面内
でまんべんなく測定を行う。この場合、400ポイント
に限らず、100ポイント〜20000ポイントであっ
てもよく、好ましくは10000ポイントで測定する。
【0058】このようにウェハ面内において多点でレジ
ストパターンの認識を行うことにより、より高精度にウ
ェハ面内における線幅分布を把握でき、精密な制御を行
うことができるようになる。このように10000ポイ
ントを超える多点認識としても、パターンマッチングに
よる光学観察装置を用いることで、電子顕微鏡を用いる
場合に比べてはるかに速く処理できる。実際に光学観察
装置を用いた場合、SEMに比べて1/10〜1/30
の時間の時間で処理できる。これによりスループットの
向上が図れる。
【0059】本発明は以上説明した実施形態には限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。
【0060】例えば、上記実施形態においては、光学観
察装置40は塗布現像処理装置1に対してインラインと
したが、これに代えてスタンドアロンとしてもよい。
【0061】また、上記光学観察装置40による多点認
識は100〜20000ポイントとしたが、これより多
くしより精密なウェハ面内の線幅測定を行うようにして
もよい。
【0062】更に、上記実施形態では半導体ウェハを用
いた場合について説明したが、これに限らず液晶ディス
プレイ等に使用されるガラス基板についても本発明は適
用可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウェハ上に形成されたレジストパターンの線幅を精密に
制御でき、ウェハごと又はウェハ面内での線幅の均一性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る塗布現像処理装置の
平面図である。
【図2】図1に示す塗布現像処理装置の正面図である。
【図3】図1に示す塗布現像処理装置の背面図である。
【図4】主ウェハ搬送装置を示す斜視図である。
【図5】光学観察装置の概念的な構成図である。
【図6】ポストエクスポージャーベーキングユニット
(PEB)の平面図である。
【図7】図6に示すポストエクスポージャーベーキング
ユニット(PEB)の断面図である。
【図8】PEB〜PEBの制御系を示している。
【図9】塗布現像処理装置1の一連の処理工程を示すフ
ロー図である。
【図10】加熱板86〜86でそれぞれ加熱処理さ
れたウェハW〜W上の線幅の測定結果である。
【図11】加熱処理における加熱温度と線幅との関係を
示す図である。
【図12】加熱板86〜86によるそれぞれの加熱
温度を示す図である。
【図13】(a)は、ウェハ面内における線幅分布の一
例を示す図であり、(b)は、加熱板面内の温度分布で
ある。
【図14】ウェハを加熱板に載置させた状態を示す側面
図である。
【図15】(a)は、ウェハ面内における線幅分布の別
の例を示す図であり、(b)は、加熱板面内の温度分布
である。
【図16】光学観察装置による多点認識を説明するため
の平面図である。
【符号の説明】
W...半導体ウェハ COT…レジスト塗布処理ユニット DEV…現像処理ユニット PEB(PEB〜PEB)…ポストエクスポージャ
ーベーキングユニット 1…塗布現像処理装置 34…温度コントローラ 40…光学観察装置 60…制御部 86(86〜86)…加熱板 91〜99…ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 良一 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 (72)発明者 岩永 修児 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 2H096 AA25 FA01 GB03 GB07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にレジスト膜を形成した後、現像
    処理前に基板に対し熱処理を行うことにより、所望のレ
    ジストパターンを形成する基板処理方法において、 前記現像処理後に形成されたレジストパターンの形状を
    認識する工程と、 前記認識結果に基づき前記熱処理の温度を制御する工程
    とを具備することを特徴とする基板処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理方法におい
    て、 前記熱処理は基板を熱板上に載置させて行うものであ
    り、前記熱処理温度の制御は、前記熱板の温度を制御す
    ることを特徴とする基板処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の基板処理方法におい
    て、 前記熱処理温度の制御工程は、 前記レジストパターン形状の基板面内での分布に基づ
    き、前記熱板面内で温度を制御する工程を含むことを特
    徴とする基板処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちいずれか1
    項に記載の基板処理方法において、 前記レジストパターン形状の認識は光学的観察装置で行
    うことを特徴とする基板処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の基板処理方法におい
    て、 前記光学的観察装置によるレジストパターン形状の認識
    は、基板面内で多点で行うことを特徴とする基板処理方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の基板処理方法におい
    て、 前記多点認識は、100ポイント〜20000ポイント
    で行うことを特徴とする基板処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の基板処理方法におい
    て、 前記熱板を複数備え、 当該複数の熱板上でそれぞれ複数の基板に対し熱処理を
    行い、当該複数の熱板についてそれぞれ熱処理温度を制
    御する工程を含むことを特徴とする基板処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項3のうちいずれか1
    項に記載の基板処理方法において、 前記レジストパターンの形状は線幅に関するものである
    ことを特徴とする基板処理方法。
  9. 【請求項9】 レジスト膜が形成された基板に対し、現
    像処理前に熱処理を行う熱処理手段と、 前記現像処理後に形成されたレジストパターンの形状を
    認識する手段と、 前記認識結果に基づき前記熱処理の温度を制御する手段
    とを具備することを特徴とする基板処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の基板処理装置におい
    て、 前記熱処理手段は基板を載置させて熱処理を行う熱板を
    具備し、 前記熱処理温度の制御手段は、前記熱板の温度を制御す
    ることを特徴とする基板処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の基板処理装置にお
    いて、 前記熱処理温度の制御手段は、 前記レジストパターン形状の基板面内での分布に基づき
    前記熱板面内で温度を制御することを特徴とする基板処
    理装置。
  12. 【請求項12】 請求項9から請求項11のうちいずれ
    か1項に記載の基板処理装置において、 前記レジストパターン形状の認識は光学的観察装置で行
    うことを特徴とする基板処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の基板処理装置にお
    いて、 前記光学的観察装置によるレジストパターン形状の認識
    は、基板面内で多点で行うことを特徴とする基板処理装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の基板処理装置にお
    いて、 前記多点認識は、100ポイント〜20000ポイント
    で行うことを特徴とする基板処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項9から請求項11のうちいずれ
    か1項に記載の基板処理装置において、 前記レジストパターンの形状は線幅に関するものである
    ことを特徴とする基板処理装置。
  16. 【請求項16】 レジスト膜が形成された複数の基板に
    対し、現像処理前に熱処理を行う複数の熱処理ユニット
    と、 前記複数の熱処理ユニットに対し基板の搬送を行う搬送
    機構と、 前記現像処理後に形成されたレジストパターンの形状を
    前記複数の基板についてそれぞれ認識する手段と、 前記認識結果に基づき前記複数の熱処理ユニットについ
    てそれぞれ熱処理の温度を制御する手段とを具備するこ
    とを特徴とする基板処理装置。
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