JP2003203936A - 樹脂封止型半導体装置の製造方法 - Google Patents
樹脂封止型半導体装置の製造方法Info
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Abstract
装時における接続信頼性が向上する封止樹脂、樹脂封止
型半導体装置、及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 封止樹脂の熱膨張係数を8〜10ppm
/℃、ヤング率を1.8〜2GPaとした。
Description
装置に関し、特に、半導体素子と略同じサイズのパッケ
ージ構造を有するチップサイズパッケージ(以下、CS
Pと称する)における封止樹脂、樹脂封止型半導体装
置、及びその製造方法に関する。
カードやICカード並びに携帯電話等の携帯機器への適
用等により、薄型化や小型軽量化が要求される傾向があ
る。樹脂封止型半導体装置として、このような要求に対
して様々な形状や構造の改良がなされている。このよう
な改良の1つにCSPと呼ばれる構造の樹脂封止型半導
体装置がある。
ような構造を有している。図1は、一般的なCSP構造
の半導体装置10の断面図を示す。
半導体素子11の表面には、様々な機能を実現するため
の集積回路が設けられている。半導体素子11はウェハ
と呼ばれるシリコン基板上に通常良く知られた方法によ
り集積回路が複数設けられ、これを各集積回路毎に単体
に分割して半導体チップと呼ばれる半導体素子に分割さ
れる。半導体素子11の厚さYは約400μmである。
3が設けられている。これらの電極はそれぞれ半導体素
子11に設けられた集積回路の所定の信号を入力あるい
は出力するために用いられるものである。これらの電極
にはその役割により、それぞれ電源電圧供給用の電極、
接地電圧供給用の電極、入力信号受信用の電極、出力信
号送信用の電極等として用いられるものである。
膜を介して突起電極17が複数設けられている。この複
数の突起電極17のそれぞれは、複数の電極13の対応
するものと配線15を介して電気的に接続されている。
突起電極17の高さXは約100μmである。突起電極
17や配線15は、例えば銅から構成されている。
を、配線15を用いずに接続することも考えられる。半
導体素子11に設けられた集積回路の各要素のレイアウ
ト上での配置により制限される電極13の配置を整理し
て外部装置、例えば、半導体装置10が実装される基板
上の電極との電気的接続をより容易に行えるようにるた
め、配線15にて再配線処理を行う方が望ましい。この
ため、突起電極17や配線15が、半導体素子上の集積
回路と無用な短絡をしないように、図示せぬ絶縁膜上に
突起電極17と配線15を設けて、配線15を用い、絶
縁膜に設けた孔を介して所望の電極13と突起電極17
とが電気的に接続されるようになっている。
の周囲には封止樹脂19が設けられている。この封止樹
脂19は、半導体素子11の表面、配線15、突起電極
17を外部の衝撃や水分等様々な害から保護するために
設けられている。
頂部には球状金属21が設けられている。球状金属21
は、例えば、はんだから構成され、はんだボールと呼ば
れる。この球状金属21が、外部装置、例えば、前述の
基板上の電極との接続に用いられることとなる。
体素子11と略同じサイズにすることができるので、上
述の要求に十分応えることができるものである。
導体装置は、その構造上から以下のような課題があっ
た。
る工程には、ウェハ状態で封止樹脂を設けるものであ
る。この時、加熱された状態で封止樹脂を設けるように
している。封止め樹脂やウェハはその材質に基づくそれ
ぞれ固有の熱膨張係数を有している。このため、この封
止樹脂を設けた後、常温に戻されると、樹脂やウェハは
少なからず伸縮することとなる。このため、封止樹脂を
設けた後、ウェハを各集積回路毎に単体に分割、いわゆ
るダイシングする際に、テーブル上に載置されるウェハ
に反りが生じることは避けられない。ウェハをテーブル
に吸着する(以下、チャッキングと称する)ようにして
いるが、この反り量によっては吸着が正しく行われない
こととなる。
後、この半導体装置を基板上に実装する際、やはり加熱
状態にさらされることがある。この場合、基板も、その
材質に基づく熱膨張係数を有している。このため、半導
体装置10を実装後、常温に戻されると、基板と半導体
装置10は伸縮することとなる。基板と半導体装置10
との熱膨張差により、これらの接続部分である球状金属
21にクラックが生ずることになる。このようなクラッ
クが生ずると、接続状態の信頼性が低減することとな
る。さらには、球状金属21での抵抗が高くなるといっ
た半導体装置10の機能特性上に影響を与えることが避
けられない。
とを目的とし、製造工程をより容易にすることが可能
で、実装時における接続信頼性が向上する封止樹脂、樹
脂封止型半導体装置、及びその製造方法を提供するもの
である。
に、本発明は、表面に複数の電極が設けられた半導体素
子と、この表面上に配置され、半導体素子の複数の電極
各々と電気的に接続される複数の突起電極と、半導体素
子の表面及び突起電極の周囲を覆う封止樹脂とを有する
半導体素子の該封止樹脂を、熱膨張係数が8〜10pp
m/℃、ヤング率が1.8〜2GPaとするものであ
る。
体素子と、表面上に配置され、半導体素子の複数の電極
各々と電気的に接続される複数の突起電極と、半導体素
子の表面及び突起電極の周囲を覆う封止樹脂とを有する
樹脂封止型半導体素子において、封止樹脂の熱膨張係数
を8〜10ppm/℃、ヤング率を1.8〜2GPaと
するものである。
して、半導体ウェハのそれぞれの半導体素子上に突起電
極を配置する工程と、半導体ウェハを金型内に配置し
て、トランスファーモールド法によりウェハの表面側に
封止樹脂を注入する工程と、ウェハ上に配置された封止
樹脂の表面を、突起電極が露出するまで研磨する工程
と、封止樹脂が設けられたウェハをダイシングにより、
単体の半導体素子に分割する工程と、を有するものであ
る。
うために、このような封止樹脂、樹脂封止型半導体装
置、及びその製造方法において、封止樹脂の構成や製造
方法の工夫を施すものである。
いて詳細に説明する。本発明の樹脂封止型半導体装置と
しては、従来と同様に、図1に示すような断面構造を有
するものである。このため、樹脂封止型半導体装置の構
造についての説明は先の説明を参照してもらい、説明の
重複を避けるため省略する。
1の半導体装置10の製造方法についてを図面を用いて
説明する。図2は、樹脂封止型半導体装置の製造方法を
説明する図である。
に複数の集積回路が設けられたウェハ12に図示せぬ絶
縁膜を介して複数の突起電極17を設ける。なお、図示
していないが、図1における電極13、配線15も既に
設けられているものとする。
(a)で準備されたウェハ12の表面側に封止樹脂19
を設ける。この時、ウェハ12は約170℃に加熱さ
れ、溶融した封止樹脂19がウェハ12の表面上に設け
られる。封止樹脂19は、突起電極19の頂部とほぼ同
じ高さとなるようにしてもよいが、制御が困難になる。
このため、突起電極17の頂部をも覆うように封止樹脂
19が設けられている。
温にて冷却され、封止樹脂19を硬化させる。次に、図
2(c)に示すように、硬化した封止樹脂19が設けら
れたウェハ12に対して、研磨部材30を矢印Z方向に
動かしながら、ウェハ12の表面側において、硬化した
封止樹脂19を研磨する。この研磨は、突起電極17の
頂部が封止樹脂19から露出するまで行われる。
(c)にて、その頂部17が露出された突起電極17に
対して、その頂部に対応するように、それぞれ球状金属
21を設ける。
21が配置されたウェハ12をテーブル40上に載置す
る。この時、テーブル40の表面に設けられた真空孔4
1にて真空引きすることで、ウェハ12をテーブル40
上に吸着(チャッキング)する。この状態において、切
断刃45によりダイシングライン43に沿ってダイシン
グし、単体の半導体装置に分割する。
る研磨の際に用いるものと兼用してもよい。このように
すれば、ウェハ12の載置回数が減るので、工数削減に
寄与できる。また、図2(d)の研磨工程と図2(e)
のダイシング工程で別のテーブルを用いるものである
と、1つのウェハをダイシング中に別のウェハに対して
封止樹脂の研磨を施すことができるので、量産性を高く
することに寄与できる。
ように、図1に示す半導体装置10に比べて、分割され
た1つの半導体装置に対する球状金属21の数が断面的
に見て異なっている。これは、図2においては、図1に
示す半導体装置10の製造方法を簡略に説明するため
に、球状金属21の数を少なく示したに過ぎない。よっ
て、図2の製造方法によって、最終的に得られる半導体
装置は図1のものと同様であると見て差し支えない。
置10の実装構造について図面を用いて説明する。図3
は、半導体装置10を、外部装置、例えば基板上に実装
した状態を示す図である。
の表面上に配線及びこの配線と接続された電極が設けら
れた基板50の表面と半導体装置10の球状金属21が
設けられた側、つまり半導体素子11の表面側とが対向
するように実装される。球状金属21はそれぞれ基板5
0上に設けられた電極と電気的に接続されるように実装
される。この時、球状金属21と基板50上に設けられ
た電極との接続状態を強固にするため、加熱することで
球状金属21が溶融される。この後、常温に戻すこと
で、球状金属21は再び硬化し、球状金属21と基板5
0上に設けられた電極との接続状態が強固に維持され
る。
板に限らず、多層配線構造を有する基板であっても何ら
差し支えない。
導体装置における本発明の特徴は、図1における封止樹
脂19の特性にある。本発明の封止樹脂19は、熱膨張
係数が8〜10ppm/℃、ヤング率が1.8〜2GP
aの材質とするものである。このような封止樹脂19を
用いることにより、本発明の発明者は、上記半導体装置
10の製造方法におけるウェハ12の反り量を低減し、
チャッキングを良好にすることができること、及び半導
体装置10の基板50への実装後における接続信頼性を
向上することができることを見出した。これを以下に詳
細に説明する。
である。図4は、4種類の封止樹脂に対するヤング率及
び熱膨張係数の測定値、並びにウェハ反り量とチャッキ
ングの良否、接続信頼性の良否を示す表である。
〜Dの選定には、ウェハ12の材質であるシリコンの熱
膨張係数、半導体装置10が実装されるべき基板50の
一般的な熱膨張係数、基板50に半導体装置10を実装
した際の接続状態に影響が高いヤング率を変えるように
した。熱膨張係数及びヤング率を変えるためには、封止
樹脂の樹脂材のフィラーの含有量を変えることで行い、
さらにヤング率に対しては、硬化材を選択的に変えるこ
とでも対応させている。なお、本発明における封止樹脂
のヤング率及び熱膨張係数はー40℃〜125℃の範囲
での数値である。
ともに高くしたものである。熱膨張係数は13〜15p
pm/℃とし、基板50の熱膨張係数(一般に15pp
m/℃)に近似するようにした。これはウェハ12を構
成するシリコンの熱膨張係数(一般に3ppm/℃)の
4〜5倍に相当する。また、ヤング率も1.8〜2GP
a(Gは109を示す)としている。このため、フィラ
ーの含有量を90%前後かそれ以上にしている。また、
硬化材として可燒性材料を用い、不測なヤング率の低下
を招かないようにしている。
し、熱膨張係数を8〜10ppm/℃とした。これはウ
ェハ12を構成するシリコンの熱膨張係数の3倍程度に
相当する。このため、フィラーの含有量を86±1%と
した。なお、硬化材としては可燒性材料を用いた。
にし、ヤング率を0.8〜1GPaとした。このため、
フィラー含有量を70%台にしている。なお、硬化材と
しては可燒性材料を用いた。
し、熱膨張係数を樹脂材Bと同様にした。このため、フ
ィラー含有量を樹脂材Cと同様のまま、さらにヤング率
を低下するために硬化材に低応力材を用いた。
いてを考察してみる。
の熱膨張係数は約3ppm/℃であり一定である。これ
に対して、封止樹脂の熱膨張係数は、図4に示す各樹脂
材をみてもシリコンの数倍に相当する。このため、封止
樹脂19をウェハ12上に設ける際に約170℃の加熱
雰囲気から常温に戻された際、封止樹脂19が設けられ
た側に、ウェハ12の外周が引っ張れれるような形で反
ることとなる。この反り量を見ると、樹脂材Aでは約
4.5mm、樹脂材Bでは約3.0mm、樹脂材Cでは
約4.0mm、樹脂材Dでは約2.5mmとなった。チ
ャッキング性(チャッキングの良否)を見ると、反り量
が約3.0mm以下である樹脂材B,Dで良好であった
のに対して、反り量が大きい樹脂材A,Dでは不具合が
見られた。この結果から考察すると、封止樹脂の熱膨張
係数としては、反り量とチャッキング性を向上するため
には、8〜10ppm/℃が好ましいことがわかる。こ
れはシリコンと封止樹脂との熱膨張係数の差が小さくな
っていることが要因と考えられる。
る。
5ppm/℃である。このため、単純に考えれば、封止
樹脂19の熱膨張係数は基板50との熱膨張係数の差が
小さい方が望ましいと思われるが、封止樹脂19のみな
らず半導体装置10全体として基板50の特性により近
くなることが必要となる。
材Cは、基板50と同様な熱膨張係数としているにも関
わらず、ヤング率が低いため、実装後において球状金属
21の不良が見られ、接続信頼性は不適切であった。こ
れは、半導体装置10全体としては、シリコンの熱膨張
係数に対する依存度が大きくなるからである。このた
め、結果として、基板50と半導体装置10全体との熱
膨張差は低減しきれていないことが分かる。また、樹脂
材Cと同様なヤング率とした樹脂材Dにおいても、接続
信頼性は不適切であった。これは、上述の理由に加え
て、さらに熱膨張係数が低いため、よりシリコンへの依
存度が大きくなるからである。
び樹脂材Bにおいては、実装後における球状金属21の
状態は比較的良好であり、接続信頼性は適切であった。
この結果、ヤング率としては、封止樹脂の接続信頼性を
向上させるために、1.8〜2GPaが好ましいことが
わかる。
クル試験の結果を図5に示す。図5の下図はこの試験に
用いた樹脂材のデータである。樹脂材Bはヤング率1.
8GPa、熱膨張係数は9ppm/℃のものを用い、樹
脂材Cはヤング率0.87GPa、熱膨張係数は13p
pm/℃のものを用いた。また、基板50の材料や厚
さ、ランド径は図5中に示す通りである。また、温度は
ー40℃〜125℃、72サイクル/日で試験を行っ
た。
樹脂材Cに比べて、黒丸で示す樹脂材Bの方がより良好
であることが分かった。
とチャッキング性、及び接続信頼性をともに向上させる
ためには、樹脂材Bとして示すように、封止樹脂とし
て、熱膨張係数が8〜10ppm/℃、ヤング率が1.
8〜2GPaの材質を用いるのがよい。
を向上させることのみを考慮すれば、封止樹脂のヤング
率が低くても熱膨張係数を8〜10ppm/℃とすれば
よい。また、接続信頼性を向上することのみを考慮すれ
ば、封止樹脂の熱膨張係数が高くてもヤング率を1.8
〜2GPaとすればよい。しかしながら、市場の要求や
製品の信頼性を高くするためには、ウェハの反り量とチ
ャッキング性、及び接続信頼性をともに向上させること
がより好適である。
え1.8GPa未満の範囲あるいは2GPaを超える範
囲の場合や熱膨張係数が10ppm/℃を超え13pp
m/℃未満の場合や8ppm/℃未満の場合について
は、フィラーの含有限度並びに、ウェハの反り量とチャ
ッキング性を向上させることや接続信頼性を向上するこ
とを確実に安定して得られるか否かという点で考慮すべ
き問題があるので、やはり、上述のような範囲、つま
り、熱膨張係数が8〜10ppm/℃、ヤング率が1.
8〜2GPaの材質とすることが必要であると考える。
して、熱膨張係数が8〜10ppm/℃、ヤング率が
1.8〜2GPaの材質を用いることで、ウェハの反り
量とチャッキング性を向上させること及び接続信頼性を
向上することができるものである。
構造の樹脂封止型半導体装置を構成することにより、半
導体装置全体としての信頼性の向上が望めるものであ
る。
ング率に設定するためにフィラーの含有量と硬化材の材
質を変えることで実現することができるので、従来の封
止樹脂の構成要素に新たな材料を追加したりすることな
く実現することができるので、封止樹脂における半導体
素子や突起電極との密着性等、半導体素子への影響を与
える問題が生ずることがほとんどない。よって、本発明
をより容易に実現することができる。
装置10の製造方法としては図2に示した通りである
が、この製造方法において、特徴的な部分についてを図
面を用いて以下に説明する。
ェハ12上に設けるのに用いられる装置の概略図であ
る。
で金型を構成している。下金型には図2(a)に示す突
起電極17が設けられたウェハ12を載置するウェハセ
ット部としての凹部61が設けられている。ウェハ12
は凹部61の底部とウェハ12の裏面側(突起電極17
が設けられていない側の表面)が対向するように、凹部
61内に配置される。凹部61の深さはウェハ12の厚
さと略同様かわずかに小さい程度に設定されている。こ
のため、凹部61内にウェハ12を載置した状態では、
上金型60の表面から突起電極17が突出したようにな
る。さらに、下金型60には、溶融した封止樹脂19が
流入すたための通路としてのポット63が、この凹部6
1から離間して設けられている。
に、キャビティーとしての凹部71が設けられている。
この凹部71の深さは突起電極の高さ以上に設定してあ
る。これは、突起電極17と上金型70とが当接して、
突起電極17が変形することを防止するためである。ま
た、この凹部71と連結した長溝からなるランナー部7
3が設けられている。
の表面(凹部71及びランナー部73が設けられている
面)を上から見た上面図に相当するものである。この図
から分かるように、ランナー部73の、凹部71と連結
される部分(以下、ゲートと称する)の幅が広くなるよ
うに構成され、ゲートに近づくに従ってその幅は広くな
るようにしている。また、凹部71の周囲には等間隔で
配置された複数の通風孔(以下、エアベントと称する)
75が設けられている。
に近づくに従って幅を広くし、ゲートの幅を広くするこ
とによって、注入される方向が多角的になるため、トラ
ンスファーモールド法を用いてのウェハレベルでの封止
樹脂の注入がスムーズに行われ、封止樹脂の未充填とい
った不具合をより低減でき、注入の時間も短くできる。
ント75のサイズについてを説明する。ランナー部73
は幅fが10mm以上、ゲートは幅gが15mm以上で
深さ(図面中の縦方向の長さ)150μm以上としてい
る。上記のようにサイズ設定することによって、トラン
スファーモールド法を用いてのウェハレベルでの封止樹
脂の注入を、封止樹脂の未充填といった不具合をさらに
低減できることができる。
で深さ25μm以上とし、エアベント75は少なくとも
8個としている。このようにすることで、トランスファ
ーモールド法を用いてのウェハレベルでの封止樹脂の注
入における最適なエアベント処理が行える。また、エア
ベント75の数は8個以上でもよいが、8個が最適であ
る。
入方法についてを以下に説明する。
17が配置されたウェハ12を載置する。ウェハ12は
突起電極17が設けられた側の表面が上金型70の凹部
71の底部と対向するように載置する。この後、ポット
63に封止樹脂19を装填し、封止樹脂19を加熱す
る。次に、上金型70と下金型60とを閉じて、ウェハ
12を凹部61と凹部71とで構成される空間に閉じ込
める。
ナー部73を介してゲートからウェハ12の表面側に封
止樹脂19を注入する。この際、凹部61と凹部71と
で構成される空間内はエアベント75によりエアが逃げ
ることができる。封止樹脂19が十分充填された後、上
金型70と下金型60とを開放状態とし、常温にて封止
樹脂19を硬化させ、下金型60に設けられた、図示せ
ぬ複数のイジェクトピンにより凹部61の底部からウェ
ハ12を離間させて、ウェハ12を取り出す。
図2(b)における封止樹脂19の注入を行うことで、
トランスファーモールド法により、本発明の封止樹脂1
9をさらに特殊な加工をすることや特殊部材を追加で使
用することなく、より好適にウェハ12の表面へ注入す
ることができる。また、図6の金型は、本発明の封止樹
脂19において適用するのが最適であるが、他の封止樹
脂であっても本発明は適用することができ、封止樹脂の
未充填といった不具合をより低減できるものといえる。
る。図7は図6の金型の改良例を示す図である。
1の底部の略中央部分にポット163が配置されてい
る。また、凹部161の周囲には、等間隔に配置された
エアベント165が設けられている。上金型170に
は、凹部171が配置されている。
対して、ポットの配置を変更し、ランナー部やゲートを
削除したものである。また、図6の下金型60の凹部6
1に相当するものを図7においては上金型170の凹部
171とし、図6の上金型70の凹部71やエアベント
75に相当するものを図7の下金型160の凹部161
とし、下金型160にエアベント165を設けている。
なお、エアベント165の幅や深さ、数は、図6のエア
ベント75と同様とする。
入方法についてを以下に説明する。
極17が配置されたウェハ12を載置する。ここで、図
6の金型を用いた場合と異なるのは、ウェハ12を突起
電極17が設けられた側の表面が下金型160の凹部1
61の底部と対向するように載置することである。この
後、ポット163に封止樹脂19を装填し、封止樹脂1
9を加熱する。次に、上金型170と下金型160とを
閉じて、ウェハ12を凹部161と凹部171とで構成
される空間に閉じ込める。
ハ12の表面側(突起電極17の配置された側)に封止
樹脂19を注入する。この際、凹部161と凹部171
とで構成される空間内はエアベント165によりエアが
逃げることができる。封止樹脂19が十分充填された
後、上金型170と下金型160とを開放状態とし、常
温にて封止樹脂19を硬化させる。この時、完全に硬化
する前に、下金型160に設けられた、図示せぬ複数の
イジェクトピンにより凹部161の底部からウェハ12
を離間させておいた方がよい。これは封止樹脂19の硬
化によりイジェクトピンによる凹部161の底部からの
ウェハ12の離間がしずらくすることを防ぐためであ
る。この後、封止樹脂19が完全に硬化したら、ウェハ
12を取り出せばよい。
を行ったウェハの状態(断面図)を示す。図8に示され
るように、注入された封止樹脂19のポット163に対
応する部分は凸状になっている。この状態で、図2
(c)に示す研磨処理が行われることとなる。研磨処理
においては、凸状部分はほとんど問題にはならない。
ウェハ12を突起電極17が設けられた側の表面が下金
型160の凹部161の底部と対向するように載置する
ようにしている。このため、突起電極17によってウェ
ハ12が支えられるような状態が生ずるが、突起電極1
7は多数設けられており、突起電極17の強度を考慮す
れば、突起電極17に影響を与えることはほとんどな
い。また、必要であれば、下金型160の凹部161の
底部に、ポット163の封止樹脂19の出口部分を除い
て、封止樹脂19と剥離性の高い緩衝部材を設ければよ
い。
けているが、図7の上金型170と下金型160の構成
を逆にして、ポット163を上金型170側に設けるこ
とも可能である。このようにすれば、ウェハ12は、図
6の場合と同様に載置すればよいので上述のような突起
電極17への影響も生じないが、重力により、封止樹脂
19が必要以上にウェハ12上に注入されたり、封止樹
脂19の硬化状態によっては、ウェハ12が取り出しに
くくなったりすることが考えられるので、図7のように
する方が好適である。
図6と同様な効果が得られるとともに、ランナー部やゲ
ートが不要な分、ランナー部に残る封止樹脂などがない
ので、無駄になる封止樹脂を最小限にすることができ
る。また、ポット163を凹部161の底部の略中央に
配置しているので、封止樹脂19を注入した際、封止樹
脂がウェハ12の表面に対して均一に広げることができ
る。また、ランナー部のメンテナンスや洗浄といった処
理も不要となる。
73のように、封止樹脂19の出口部分の面積を広く
し、出口部分から離間するに従ってその面積を小さくす
るようなものであってもよい。このようにすれば、イジ
ェクトピンのよるウェハ12の取り出しがし易くなり、
封止樹脂19の注入をより早く行うことができる。
は図7の金型の改良例を示す図である。図9において、
図7と同じ構成要素については同じ符号を付している。
の出口部分を取り囲むように、イジェクト手段167が
設けられている。このイジェクト手段167は、図示せ
ぬイジェクトピンと同様に、凹部161の底部表面の位
置から上金型170の方向へ上下動可能になっている。
その他の構成要素は図7と同様である。
が注入されたウェハ12を金型から取り出す際に、イジ
ェクト手段167を上金型170の方向へ動かす事によ
りウェハ12を凹部161の底部から離間させるもので
ある。この時、イジェクト手段167とウェハ12とは
面接触しているので、ウェハ12が割れる等の不具合を
低減することができる。また、ウェハ12を凹部161
の底部から離間させ易くなるので、連続処理により好適
である。
丸い輪状にしたものを示したが、これに限らず、どのよ
うな形状であってもよい。ウェハ12の形状に対応して
イジェクト手段167の形状を決めるのがより好適であ
る。これは、イジェクト手段167との接触による応力
を、ウェハ12に対してより均等に与えることができる
からである。このため、図9では、円形あるいはオリフ
ラのある略円形のウェハを用いるため、丸い輪状として
いる。
は、図6の金型においても適用可能である。図6の場
合、凹部161の底部の略中央に配置されたポット16
3は無いので、輪状でなく、円板形状であってもよい。
図6の金型に適用する場合であっても、イジェクト手段
167の形状はウェハの形状に対応させた方がより好適
である。
説明する。図10はこの改良例を示す金型の断面図であ
る。図10において、図6と同じ構成要素に対しては同
じ符号を付している。
0の横方向に対応する方向の長さ)と凹部71の大きさ
は略等しいものであるが、図10においては、上金型2
71の凹部171の大きさが下金型60の凹部61の大
きさより小さいものとしている。その他の構成要素は図
6と同様である。
示す通り、凹部61の外周部分が上金型270の一部に
より覆われることとなる。このオーバーラップ部分の長
さkは数mm(2〜4mm程度)で、このため、ウェハ
12の外周部分は1〜3mm程度、上金型271によっ
てクランプされた状態となる。ウェハ12の、クランプ
される外周部分には通常、集積回路は設けられていない
ので、封止樹脂12が注入されなくとも問題ない。
上金型270と下金型60を閉じた状態で封止樹脂19
を注入する際に、ウェハ12の外周部分は上金型270
にて押さえることができる。この結果、樹脂バリを抑制
でき、封止樹脂19の注入後、ウェハ12を下金型60
から取り出す際に、ウェハ12の割れを抑制することが
できる。また、図6の金型にて何らかの手段を用いてウ
ェハ12をクランプするとしても、図10のようにすれ
ば、金型自体の構造をより簡素化することができる。ま
た、ウェハ12における無用な部分への封止樹脂19の
注入を低減でき、無駄な封止樹脂19の発生を低減でき
る。さらに、封止樹脂19の注入の際に、ウェハ12が
移動することがないので、確実な封止樹脂の注入ができ
る。
て説明したが、図7や図9の金型に対しても適用可能で
ある。図7や図9の場合には、下金型160の凹部16
1の大きさを上金型170の大きさより小さくすればよ
い。この場合、下金型160にウェハ12を配置した
際、ウェハ12の外周部分が下金型160によってサポ
ートされるので、突起電極17の頂部が凹部161の底
部と接触しないようにすることができる。このため、上
述のような、ウェハ12を突起電極17にて支えるよう
な状態を避けることが容易にできる。
外周部分の上金型270と当接該当部に、例えば高分子
の緩衝層80を設けておいてもよい。このようにするこ
とで、上金型270にてウェハ12をクランプした状態
で緩衝層80が圧縮されるため、樹脂バリの発生をより
抑制することができる。
明したが、本発明は上記のものに限定されるものではな
く、種々の変更が可能である。
ゲートを下金型60に設けるようにしてもよい。また、
ランナー部73やゲートだけでなく上金型70と下金型
60との構成を逆にしてもよい。この場合、ウェハ12
を下金型70に載置する際、図7のように、ウェハ12
の突起電極17が設けられている側が下金型60に設け
られる凹部の底部と対向するように載置すればよい。
であるが、複数にしてもかまわない。ポット163を複
数設けると、金型自体は複雑化するが、より封止樹脂1
9の注入処理が早くすることができる。なお、ポット1
63を複数設ける場合、封止樹脂19を均等に注入する
ためには、なるべくウェハ12の表面に対して均等な配
置にすることが要求される。
7は1つであるが、複数にしてもかまわない。この場
合、各イジェクト手段167は内側のイジェクト手段1
67の周囲を取り囲むように配置すればよい。イジェク
ト手段167を複数にすると、金型自体が複雑化する
が、ウェハ12の取り出し時におけるイジェクト手段1
67によるウェハ12への応力をより分散し、低減する
ことができる。
工程をより容易にすることが可能で、実装時における接
続信頼性が向上する封止樹脂、樹脂封止型半導体装置、
及びその製造方法を提供することができる。
上述のような効果を得ることができる。
す断面図である。
図である。
図である。
係数の測定値、並びにウェハ反り量とチャッキングの良
否、接続信頼性の良否を示す表である。
クル試験の結果を示す図である。
止樹脂の注入を行うのに用いられる装置の概略図であ
る。
ェハの状態を示す断面図である。
る。
ハの例を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 表面に複数の電極が設けられた半導体素
子と、前記表面上に配置され、前記複数の電極各々と電
気的に接続される複数の突起電極と、前記半導体素子の
前記表面及び前記突起電極の周囲を覆う封止樹脂と、各
々が該封止樹脂から露出した前記突起電極の対応する1
つの上面に配置された複数の球状金属とを有する樹脂封
止型半導体装置の製造方法において、 半導体ウェハのそれぞれの半導体素子上に前記突起電極
を配置する工程と、 前記半導体ウェハを金型内に配置して、封止樹脂を前記
金型内に送り出すポットの樹脂出口部分が前記ウェハの
表面と対向する位置に設けられ、該ポットを介してトラ
ンスファーモールド法により該ウェハの表面側に前記封
止樹脂を注入する工程と、 前記封止樹脂が設けられた前記ウェハをダイシングによ
り、単体の半導体素子に分割する工程と、 を有することを特徴とする樹脂封止型半導体装置の製造
方法。 - 【請求項2】 前記封止樹脂を注入する工程と前記半導
体素子に分割する工程との間に、前記ウェハ上に配置さ
れた前記封止樹脂の表面を、前記突起電極が露出するま
で研磨する工程を有することを特徴とする請求項1記載
の樹脂封止型半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記金型は上金型と下金型とからなり、
前記下金型には円形上のイジェクト手段が準備されてお
り、前記封止樹脂の注入工程と前記研磨の工程との間に
おいて、前記封止樹脂が注入されたウェハは、前記エジ
ェクト部材により前記下金型から離脱されることを特徴
とする請求項1または請求項2記載の樹脂封止型半導体
装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記金型は第1の凹部を有する上金型と
前記第1の凹部より大きい第2の凹部を有する下金型と
からなり、前記封止樹脂の注入工程において、前記ウェ
ハは前記下金型の前記第2の凹部内に配置された後、前
記ウェハの周囲を前記上金型にて覆われた状態で前記封
止樹脂が注入されることを特徴とする請求項1〜請求項
3のいずれか1つに記載の樹脂封止型半導体装置の製造
方法。 - 【請求項5】 前記上金型にて覆われる前記ウェハの周
囲には緩衝層が設けられていることを特徴とする請求項
4記載の樹脂封止型半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003014124A JP2003203936A (ja) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | 樹脂封止型半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003014124A JP2003203936A (ja) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | 樹脂封止型半導体装置の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36981099A Division JP3784597B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 封止樹脂及び樹脂封止型半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003203936A true JP2003203936A (ja) | 2003-07-18 |
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ID=27656109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003014124A Pending JP2003203936A (ja) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | 樹脂封止型半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003203936A (ja) |
-
2003
- 2003-01-23 JP JP2003014124A patent/JP2003203936A/ja active Pending
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