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JP2003298643A - 加入者伝送方式、加入者伝送方法、加入者終端装置、および加入者宅内装置 - Google Patents

加入者伝送方式、加入者伝送方法、加入者終端装置、および加入者宅内装置

Info

Publication number
JP2003298643A
JP2003298643A JP2002101308A JP2002101308A JP2003298643A JP 2003298643 A JP2003298643 A JP 2003298643A JP 2002101308 A JP2002101308 A JP 2002101308A JP 2002101308 A JP2002101308 A JP 2002101308A JP 2003298643 A JP2003298643 A JP 2003298643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subscriber
signal
communication
burst signal
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002101308A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimitaka Tomonobu
公孝 友信
Yoichi Fukada
陽一 深田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2002101308A priority Critical patent/JP2003298643A/ja
Publication of JP2003298643A publication Critical patent/JP2003298643A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストリーム通信に関してSTMやATMの様
な品質、バースト通信に関してLANとの親和性を共存
できる広帯域アクセスネットワークを実現する。 【解決手段】 加入者宅内に配置され、通信事業者のネ
ットワークと接続する加入者宅内装置と、加入者線を介
して前記加入者宅内装置を終端する加入者終端装置から
構成されるアクセスネットワークにおいて、通信時間は
固定長のフレーム周期7で区切られ、加入者終端装置と
加入者宅内装置は全2重通信を行う。フレーム周期7を
データの周期的な伝送が要求されるストリーム信号通信
8の時間帯と、周期的な伝送が不要なバースト信号通信
9の時間帯に分割し、遅延または遅延揺らぎの許容量が
小さいストリーム信号パケットのための時間帯を予め確
保して優先的に割り当て、遅延または遅延揺らぎが許容
されるバースト信号パケットについては、固定長の前記
フレーム周期7内の残りの時間帯を割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域アクセスネ
ットワークにおいて、遅延および遅延揺らぎの少ない伝
送が要求される双方向ストリーム通信および片方向スト
リーム通信等に用いるストリーム信号ならびに、厳密な
遅延制御を必要としないバースト信号通信の送受信方
法、送受信器、同期信号の配信方法および同期信号の配
信機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信ネットワークは、通信事業者
が主体となって作成したSTM(Synchronous Transfer
Mode)方式やATM(Asynchronous Transfer Mode)
方式を基本とし、STMやATMの固定長のフレーム構
成を用いて音声等のストリーム通信を行っている。ま
た、STMやATM上でバースト信号を送信する場合
は、OSI(Open Systems Interconnection)7層モデ
ルの上位層のIP(InternetProtocol)レイヤでパケッ
ト化する場合が多い。
【0003】STM、ATMともに事業者が、ネットワ
ーク全体に対して同一の同期信号を配信しており、加入
者側の装置は事業者側に従属同期となっている。このよ
うに、事業者側の装置と全加入者側の装置が全て同期し
ているという高度な同期技術を用いており、ストリーム
通信における安定性・信頼性は非常に高い。
【0004】一方、イーサネット(登録商標)(Eth
ernet(登録商標))等のLAN(Local Area Net
work)装置等は安価であり、現在爆発的に普及してい
る。イーサネットはPCとの親和性が優れており、バー
スト信号の取り扱いには適した規格である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】[ストリーム通信とバ
ースト通信の共存の問題]STMやATM等はフレーム
等の制御を確実に行うネットワークであり、ストリーム
通信に適している。これに対し、近年、装置メーカ等が
主導して作成したイーサネットを始めとする可変長パケ
ットで構成されるLAN通信装置は世界中に広まってお
り、それらは加入者にとって安価に入手可能である。そ
のため、それらLAN通信装置と接続可能なアクセスネ
ットワークが必要と考えられる。一方、それらLAN通
信装置は高速バースト信号通信に対応可能であるが、現
在のストリーム通信の品質を満たすことは原理的に不可
能である。したがって、ストリーム通信に関してSTM
やATMの様な品質と、またバースト通信に関してLA
N通信装置との親和性を共存できる広帯域アクセスネッ
トワークを実現することが課題である。
【0006】[同期信号の問題1]遅延および遅延揺ら
ぎのないスムーズなストリーム通信を行うためには、エ
ンド・トウ・エンドの送受信装置間で同期をとる必要が
ある。アクセスネットワークにおいては、ネットワーク
に従属同期している加入者終端装置と加入者宅内装置が
ビット同期した状態であれば、スムーズなストリーム通
信を行うことが可能である。そのためには、加入者宅内
装置は加入者終端装置から受信したビット列から、加入
者終端装置に従属同期したビット同期信号を再生するこ
とが課題である。
【0007】[同期信号の問題2]前記[同期信号の問
題1]に記載した理由と同様に、エンド・トウ・エンド
の送受信装置間において固定のフレーム長に基づいたス
ムーズなストリーム通信を行うには、ネットワーク内の
各装置がフレーム同期することが必要となる。つまり、
ネットワークに従属同期している加入者終端装置に対し
て、加入者宅内装置が従属同期したフレーム同期信号を
再生することが課題である。
【0008】[データ通信用ネットワーク上での音声通
信の問題]イーサネットの様な遅延および遅延揺らぎの
制御に限界があるネットワークでは、本来ストリームで
送るべき信号をパケット化してバースト信号として送る
ため品質に問題が生ずる。例えば、音声をIPパケット
化し、イーサネット上でルーティングおよびスイッチン
グするVoIP(Voice over IP)では、現在の電話と
比較して品質が劣っていることが課題である。
【0009】[IEEE1394の問題]本発明と類似
する従来技術としてIEEE1394があるが、これに
は以下のような問題がある。
【0010】(IEEE1394の伝送速度の問題)I
EEE1394の伝送速度はギガビットクラスの規格も
存在するが、現在市場に流通している製品としては数百
Mbps程度である。また接続形態はバス型接続であ
り、通信速度の遅い装置を介して通信すると、その装置
の伝送速度がボトルネックとなることによりスループッ
トは低い値に制限される。
【0011】(IEE1394の半二重通信の問題)I
EEE1394は家庭内程度の距離での通信装置の送受
信を想定しているため半二重通信であり、通信可能な距
離は数十メートルに制限されている。そのため、将来予
想されるギガビットクラスの帯域を10km規模のアク
セスネットワークにおいて実現することは不可能であ
る。
【0012】(IEEE1394の可変長フレームの問
題)IEEE1394は、ストリーム通信およびバース
ト信号通信の時間帯が共存するフレーム構成である。こ
れは、ATM通信において送信時間帯の一部にストリー
ム信号をセル化して送信し、残りの時間帯にバースト信
号をセル化して通信することに類似しており、ATM同
様、ストリームとバーストの親和性が高い。しかし、I
EEE1394規格はフレーム(IEEE1394で
は、サイクルと称している)の管理が不十分である点が
問題となる。すなわち、そのフレームの時間帯は、フレ
ーム内のバースト信号通信の時間帯により変動してお
り、ストリーム信号の周期が一定せずに揺らぐ。
【0013】
【課題を解決するための手段】[ストリーム通信とバー
スト通信の共存]市場に広まっているLAN装置類はバ
ースト通信用に設計されているために、ストリーム通信
の伝送品質を保証することは困難である。そこで、パケ
ットを送信する時間帯を固定長のフレーム周期に区切
り、フレーム内にストリーム通信とバースト通信の時間
帯をそれぞれ確保する方式および装置を提供する。これ
により、遅延制御を行わない安価なLAN製品との親和
性を計りつつ、遅延制御を必要とするストリーム通信
と、遅延制御の必要のないバースト通信を共存して送信
することが可能となる。
【0014】[遅延揺らぎなくストリーム通信を送受信
する方法]上記のように、パケットを送信する時間帯を
定期的に区切る固定長のフレーム周期内において、許容
される遅延および遅延揺らぎが小さいストリーム信号の
送信時間帯を確保した上で優先的に送信する。この手段
によりアクセスネットワーク内において、遅延および遅
延揺らぎがなくスムーズにストリーム信号を送信するこ
とが可能となる。
【0015】[ネットワーク側に従属同期したビット同
期]加入者宅内装置が、受信信号のビット列からビット
同期信号を再生する。これにより、加入者宅内装置がネ
ットワーク側に従属同期することになり、エンド・トウ
・エンド間でスムーズなストリーム信号の送受信が可能
となる。
【0016】[フレーム同期信号の抽出と従属同期]加
入者宅内装置内に組み込まれたクロック抽出回路に、固
定長のフレーム周期の信号を入力する。クロック抽出回
路は、加入者終端装置に従属したフレーム同期信号を抽
出することが可能となる。また、加入者終端装置が送信
すべき情報信号がない場合には、情報的に意味をなさな
いダミー信号から構成されるフレームを送信する。この
方法により、加入者宅内装置は受信したフレームから、
加入者終端装置に従属同期したフレーム周期を再生し、
エンド・トウ・エンド間で同期をとることが可能とな
る。その上で、ストリーム信号とバースト信号をパケッ
ト化し、フレーム周期に従って計画的に送受信すること
が可能となる。
【0017】[上り信号の制御]各加入者宅内装置が信
号を送信する場合は、送信したい時間帯、データ容量等
を記述した制御パケットを加入者終端装置に送信する。
加入者終端装置は、各加入者宅内装置の送信要求に応じ
て送信を許可する時間帯を割当て、各加入者宅内装置に
送信タイミングを通知する。各加入者宅内装置は、指示
されたタイミングに従って、上り方向の信号を加入者終
端装置に送信する。加入者終端装置は、上位のネットワ
ークに対して受信した信号を転送するが、フレーム内で
送信が困難になった場合には、加入者終端装置内のバッ
ファ装置にバースト信号をバッファリングする。ただ
し、ストリーム信号はバッファリングすることなく割り
当てられたフレーム内で常に送信する。バッファリング
したバースト信号は次以降のフレーム内において送信す
る。また、加入者終端装置内にバッファリングすること
が困難になった場合には、加入者宅内装置に対して、送
信を一時停止する命令信号を送信する。
【0018】[制御パケットの送受信]STMやATM
と同等の高度な制御情報を送受信するために、フレーム
周期毎に制御パケットを装置間で送受信する。この方法
により加入者終端装置が加入者宅内装置を制御すること
が可能となり、ネットワークまたは各装置に異常が発生
した場合にも即座に検出することが可能となる。また該
発明では、固定長のフレームを導入するが、その開始ま
たは終了を認識する手段がない。そこで、送信側機器は
フレームの先頭または最後尾に制御パケットを配置す
る。受信側機器は、制御パケットが配置されている位置
を、フレームの開始または終了点と認識し、それ以降の
フレーム時間内の時間帯に配置されたパケットを情報パ
ケットとして扱う。
【0019】[作用]該発明のアクセスネットワークの
送受信器では、ギガビットクラスのLAN通信装置に接
続して、固定長のフレームを導入し、ストリーム通信用
の時間帯を予め確保し、ストリーム通信等を行う。この
手法を実現する装置をアクセスネットワークの加入者終
端装置および加入者宅内装置に適用することにより、ギ
ガビットクラスの光アクセスネットワークで、従来のL
AN装置では困難であった遅延および遅延揺らぎのない
ストリーム通信とバースト信号通信の共存が可能とな
る。また、信号のビット列およびフレーム周期を用い
て、通信事業者の厳密な同期信号を加入者宅内装置に配
信することが可能となる。また、その同期信号を基にし
てコンテンツ事業者が管理する独自の同期信号を、加入
者に配信することが可能となる。これにより、キャッシ
ュが不要かつ遅延および遅延揺らぎを排して、映像や音
声等のストリーム系コンテンツを配信し再生することが
可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明する
ための全図において、同一機能を有するものは同一符号
をつけ、その繰り返しの説明は省略する。
【0021】図1に本発明のネットワーク構成の概要を
示す。事業者側ノード3内の加入者終端装置2、加入者
宅内装置6、および両装置を接続する加入者ネットワー
ク29から構成されるネットワークをアクセスネットワ
ーク18とする。また、加入者終端装置から上位側のネ
ットワークを上位ネットワーク1とする。
【0022】[第1の実施の形態]図2は、第1の実施
形態の概略を示すブロック図である。この実施形態は、
加入者終端装置2は加入者線4を介して加入者宅内装置
6とシングル・スター型で接続する構成である。
【0023】本実施の形態のアクセスネットワークは、
図2に示すように、加入者宅内に加入者宅内装置6を配
置し、通信事業者は加入者線4を介して加入者終端装置
2と接続するアクセスネットワーク構成とする。
【0024】そのプロトコルについて説明する。音声や
映像等のストリーム通信を行うには、遅延および遅延揺
らぎの制御を確実に行うSTMやATMが適している。
一方、現在普及しているデータ等のバースト通信は、イ
ーサネット等のLAN製品が適している。LAN製品は
音声等のストリーム通信用に設計されていないが、LA
N製品を用いて、ストリーム通信を行う場合には、OS
Iモデルのレイヤ3以上で遅延を制御する。そのために
レイヤ1およびレイヤ2で発生する遅延および遅延揺ら
ぎを制御することは困難である。
【0025】アクセスネットワークでは、多くの加入者
宅内装置からの信号を混乱なく処理するために、通信事
業者が加入者宅内装置の送信可能タイミングを調整する
必要がある。しかしながら、LAN装置等ではそのよう
な機能を備えておらず、通信事業者が加入者宅内装置の
送信タイミングを調整することは困難である。
【0026】そこで、市場に流通しているLAN等の通
信装置類をアクセスネットワークに導入する際におい
て、上記の課題を解決するために、送信可能な時間帯お
よびストリーム通信の遅延を制御する機構、同期信号を
検出し作成するための機構を導入することを目的とす
る。
【0027】現在、各通信会社はSTM方式をベースに
した装置を全国に配置し、通信サービスを行っているの
で、STM方式以外の新たな方式をアクセス網に導入し
ても、中継網ではSTM装置を介する必要がある。ま
た、各加入者がLAN製品を用いてデータ通信する際に
は、バースト通信が基本となる。そのため、STMとL
ANの融合が必要となり、本発明ではSTMとLANの
互換性を考慮しなければならない。そこで、図3に示す
固定長のフレーム周期を導入し、そのフレーム内をスト
リームの時間帯とバーストの時間帯に分割する。
【0028】STMは125μ秒毎の固定長フレームで
通信を行っているため、本発明ではストリーム通信とバ
ースト信号通信が共存する125μ秒の固定長のフレー
ムを例として用いて説明する。また、ストリーム通信の
時間帯をフレーム内に分散して複数個確保することも可
能であるが、本発明では図3に示すようにストリーム通
信の時間帯を一箇所に集中して確保した場合を例に用い
て説明する。
【0029】従来技術のIEEE1394では、送信す
るパケット長によってはフレーム長が変動しており、そ
のためストリームの周期が固定でなかった。しかし、本
発明では固定時間長のフレーム7を導入する。このフレ
ームは、複数の固定長ないし可変長パケットから構成さ
れるが、同一のパケットをフレーム間の境界線を越えて
送信することはできない。必ず、フレーム内でパケット
の送信を完了する必要がある。
【0030】また、ギガビットクラスのアクセスネット
ワークを実現するために本発明の通信方法は全二重方式
とする。
【0031】フレームの具体的な構成について述べる。
まず、下り方向の信号について述べる。図3に示すよう
に、フレーム7は125μ秒の固定長であり、フレーム
の境界線を越えで情報パケットを送信することはできな
い。詳細は後述するが、フレームの開始またはフレーム
の終了箇所には、各加入者共通の制御情報のパケット2
1を挿入する。
【0032】固定長フレーム7の前半部分8は、許容さ
れる遅延が非常に小さい音声通信等のストリーム通信に
時間帯を確保して、優先的に割り当てる。また、各フレ
ームの先頭から同じ位置に割り当てることで、ストリー
ム信号の位相がずれることなく送信できる。そのため、
理論的に遅延および遅延揺らぎがなくなり、音声通信は
従来の電話網と同等の品質を保証することが可能であ
る。
【0033】このように、音声等のストリーム通信は、
送信を要求したフレーム内での送信を必ず完了する。2
つの連続するフレームの境界線を越えて、パケットを送
信してはならない。
【0034】ただし、装置によっては、同一フレーム内
で送信する限りであればストリーム通信のパケットの順
序が変動することも可能である。
【0035】しかし、同じストリーム通信でも、現在の
TV放送のように片方向ストリーム通信ならば、場合に
応じてパケットを分割して他のフレームに分けて送信す
ることも可能である。ただし、その場合には受信側の端
末において受信したパケットをバッファリングする必要
がある。
【0036】一方、バースト信号通信は、ある程度の遅
延は許容されるので、ストリーム通信を行った残りのフ
レーム内の時間帯9内でバースト的に送信する。また、
割り当てられたフレーム内での送信を必ずしも完了する
必要がないため、加入者終端装置内のバッファ装置に記
憶して、バースト信号に割り当てられた時間帯に応じ
て、時間的に後であるフレーム内でパケットを送信する
ことが可能である。
【0037】複数の加入者からストリーム通信信号およ
びバースト通信信号が来た場合の加入者終端装置内での
様子を図4に、加入者終端装置内でのフレーム構成の処
理の概念図を図5に示す。
【0038】図4に示すように、加入者終端装置2にお
いて、加入者宅内装置からのストリーム信号通信30は
加入者終端装置にバッファリングすることなくストリー
ム信号の時間帯内で上位ネットワーク1へ即座に送信す
る。一方、加入者宅内装置からのバースト信号通信31
は、加入者終端装置内に輻輳が発生していなければバッ
ファ装置28を経由することなく上位ネットワークへバ
ースト信号の時間帯内で送信する。また、輻輳発生時に
は、バースト信号をバッファ装置28へ一旦記憶して上
位ネットワークへバースト信号の時間帯内で送信する。
【0039】逆に、上位ネットワークから、加入者終端
装置へ送信されたストリーム信号およびバースト信号も
同様である。
【0040】また、バッファ装置28に新たなバースト
信号を記憶する余裕がなくなった場合は、送信元である
上位ネットワークまたは加入者宅内装置に対して、送信
を一時停止するポーズ信号を送信する。ポーズ信号を受
信した、送信元はポーズが解除されるまでバースト信号
のみの送信を一時停止する。ただし、ストリーム信号に
ついてはポーズすることなく送信する。
【0041】図5に、加入者終端装置2内でのフレーム
処理の様子を示す。加入者Aおよび加入者Bが送信した
信号を、加入者終端装置で受信し、多重化する概念図で
ある。加入者Aのストリーム信号23および加入者Bの
ストリーム信号25は割り当てられたフレーム内で必ず
送信する。そのため、図に示すように加入者Aおよび加
入者Bのストリーム信号を同一フレーム内において多重
化する。多重化したフレームの残りの時間帯には、加入
者Aと加入者Bのバースト信号を同時に送信する時間的
余裕がない。そこで、加入者Bのバースト信号26は加
入者終端装置内のバッファ装置に記憶し、加入者Aのバ
ースト信号24だけを送信する。その後のフレームで、
加入者Bのバースト信号を送信する。
【0042】また、図6に示すように加入者宅内装置6
では、加入者終端装置2からのストリーム信号通信30
は加入者宅内装置6にバッファリングすることなくスト
リーム信号の時間帯内で加入者側端末27へ即座に送信
する。一方、加入者終端装置からのバースト信号通信3
1は、加入者宅内装置内に輻輳が発生していなければバ
ッファ装置28を経由することなく加入者側端末へバー
スト信号の時間帯内で送信する。また、加入者宅内装置
内に輻輳が発生している場合には、バースト信号をバッ
ファ装置28へ一旦記憶して加入者側の端末へバースト
信号の時間帯内で送信する。
【0043】逆に、加入者側の端末から、加入者宅内装
置へ送信されたストリーム信号およびバースト信号も同
様である。
【0044】また、バッファ装置28に新たなバースト
信号を記憶する余裕がなくなった場合は、送信元である
加入者終端装置または加入者側の端末に対して、送信を
一時停止するポーズ信号を送信する。ポーズ信号を受信
した、送信元はポーズが解除されるまでバースト信号の
みの送信を一時停止する。ただし、ストリーム信号につ
いてはポーズすることなく送信する。
【0045】このように、ストリーム信号は送信時間帯
を確保して送信し、バースト信号は残りのフレーム時間
を使って送信し、割り当てられたフレーム内での送信を
必ずしも完了する必要はない。バースト信号は、割り当
てられた時間帯と送信すべきデータ量に応じて、時間的
に後であるフレーム内でパケットを送信することが可能
である。
【0046】上り方向の信号について説明する。上り信
号のフレーム構成は、図3に示された下り信号と同じで
ある。ただし、加入者宅内装置は、加入者終端装置が指
示した送信タイミングおよびパケットサイズで上り信号
を送信する。この指示は、監視制御信号を用いて行われ
る。
【0047】次に、制御信号について述べる。送信パケ
ットがない場合でも、加入者終端装置と加入者宅内装置
は、装置および伝送路の監視や警報を通知するために常
に監視信号の通信を行う。この上り方向の制御信号を用
いて、加入者宅内装置の送信要求を重畳して、加入者終
端装置へ送信する。送信要求の内容は、送信信号がスト
リームかバーストであるか等の種類、送信信号の情報量
等を加入者終端装置に送信する。一方、加入者終端装置
は、加入者宅内装置から受け取った要求信号に対して、
加入者宅内装置の送信の可否、時間帯の割り当て、送信
タイミング等の情報を監視信号に重畳して加入者宅内装
置へ送信する。
【0048】この監視制御信号であるOAM&P(Oper
ation, Administration, Maintenance & Provisionin
g)を送受信する方法として、他の波長や他のチャネル
を使う方法もあるが、フレーム内に配置する方法があ
る。具体的には、フレームの先頭か末尾に配置する。こ
れにより、加入者宅内装置はOAM&P信号を受信する
と同時に、フレームの先頭を認識することが可能であ
る。
【0049】OAM&P信号を送信する手段として、図
3に示す方法と図7に示す2つの方法がある。図3に示
す方法では、スイッチング装置が接続する全ての加入者
宅内装置にOAM&P信号21を送信することが可能で
あるので、各加入者宅内装置の共通な情報を送信する。
図7は制御信号とバースト信号を多重化したパケット構
成を示す図であり、図7に示す方法は、各加入者宅内装
置へ個別のOAM&P信号14を送信することが可能で
ある。このように、図3および図7の方法を使い分ける
ことで、共通の制御情報および個別の制御情報を送信す
ることが可能である。
【0050】次に、同期信号の配信方法について述べ
る。LANでは、それぞれの送信器が同期信号を配信し
ているために、ネットワークに統一性のある同期信号は
存在しない。そこでアクセスネットワークにおいて、エ
ンド・トウ・エンド間の通信装置間で通信を行うには統
一の同期信号を事業者が加入者宅内装置に配信すること
が必要である。そこで、加入者宅内装置に事業者側が同
期信号を配信する必要がある。
【0051】事業者側装置から加入者宅内装置への同期
信号を配信する方法について、2通りの方法について説
明する。
【0052】1つ目は、図8に示すように加入者宅内装
置6が受信した下り信号の各ビット列17からビット同
期信号16を再生する方法である。加入者終端装置は厳
密な同期信号を所有し、それを基にビット列を作成して
いる。そのため、加入者宅内装置は受信したビット列1
7からビット同期信号16を抽出する。このように受信
したビット列からビット列同期信号16を抽出すること
で、加入者終端装置に従属した同期信号を加入者宅内装
置で再現することが可能である。
【0053】2つ目の方法としては、図9に示すように
加入者宅内装置6が受信した信号のフレーム周期7から
同期信号22を抽出する手段がある。加入者終端装置は
厳密な同期信号を所有し、それを基に固定長のフレーム
を作成している。そのため、加入者宅内装置は受信した
フレーム周期7からフレーム同期信号22を抽出する。
このように受信したフレーム周期からフレーム同期信号
22を抽出することで、加入者終端装置に従属した同期
信号を加入者宅内装置で再現することが可能である。
【0054】[第2の実施の形態]図10は、第2の実
施形態のアクセスネットワークの概略を示すブロック図
である。
【0055】第2の実施形態のアクセスネットワーク1
8は、加入者宅内装置6が集線装置を介して加入者終端
装置2と接続するダブル・スター構成とする。ここで
は、集線装置として図10に示すように多分岐する光カ
プラ19を用いた構成を例として説明する。
【0056】加入者宅内に配置された加入者宅内装置6
と加入者線4を介して接続する光カプラ19、および光
カプラと加入者線を介して接続する加入者終端装置2か
ら構成されるPON(Passive Optical Network)構成
である。
【0057】第2の実施の形態では、既存のPONで使
用されている手法を下位レイヤとして用い、その上のレ
イヤとして第1の実施の形態で述べたフレーム構成を基
本として用いる。以下、第1の実施の形態と異なる点の
み説明する。
【0058】次に、上りおよび下りの信号の伝送方法に
ついて述べる。ここで、現在の音声の情報量は1チャネ
ルあたり64kbpsであり、8kHzのサンプリング
を行っているので1パケットにおける1チャネルあたり
の情報量は8ビット、つまり1バイトである。
【0059】例えばイーサネットのパケットを用いる場
合を考えると、最小ペイロード長は46バイトなので1
バイトでパケットを構成することは不可能であり、図1
1に示すように残り45バイトはパディング12をする
必要がある。これは、ネットワークのリソースを無駄に
使用するため望ましくない。
【0060】そこで、ネットワークリソースを有効利用
するために、加入者終端装置にユーザ多重する多重化装
置を配置する。多重装置は上りおよび下り信号を受信す
ると、図12に示すようなユーザ#1の信号11とユー
ザ#2の信号20を時間的に多重化したパケットを新た
に構成して、上位ネットワークまたは加入者宅内装置に
送信する。
【0061】しかしながら、音声等の双方向ストリーム
通信は、割り当てたフレーム時間帯内での送信を必ず完
了する必要がある。そのため、多重装置において優先さ
れるのは、割り当てられたフレーム内でのストリーム通
信用のパケットを送信することであり、割り当てられた
フレーム以外で多重化して送信してはならない。
【0062】以上説明した、上りおよび下り信号のパケ
ットおよびフレームの関係を図13に示す。上段はOA
M&P信号14を重畳し、下段はユーザ#1の信号11
およびユーザ#2の信号20をユーザ多重した場合のパ
ケット構成を示している。加入者終端装置では、各加入
者の信号を多重化して構成したパケットをさらに多重化
して固定長のフレームを構成し、上位ネットワークへ送
信する。
【0063】[第3の実施の形態]本実施形態は、本発
明のアクセスネットワークで用いられる加入者宅内装置
に関するものである。
【0064】図14は、請求項12と対応しており、加
入者宅内装置の基本構成を示す図である。まず、加入者
終端装置から端末装置へ送信された下り方向について説
明する。
【0065】加入者終端装置から送受信部32で受信し
た信号は信号分離回路33で、双方向テレビ通信等に対
するストリーム信号とPC等に対するバースト信号に分
離される。
【0066】信号分離回路33で分離されたストリーム
信号は、バッファ等の記憶装置を介することなく、フレ
ーム内のストリームの時間帯において送受信ポート34
から双方向TV通信等を行う端末装置へ送信される。
【0067】信号分離回路33で分離されたバースト信
号は、バッファ28−1を介して送受信ポート35から
端末装置へ送信される。ただし、輻輳が発生した場合は
輻輳が解除されるまでバッファ28−1に記憶し、解除
された後に送受信ポート35からPC等の端末装置へと
送信される。
【0068】次に、PCや双方向テレビ通信等の端末装
置が送信した上り信号について説明する。
【0069】双方向テレビ通信等の端末装置が送信した
上り方向のストリーム信号は、送受信ポート34で受信
した後、バッファ等の記憶装置を介することなく信号多
重回路36へ入力され、割り当てられた固定長のフレー
ム内で優先して加入者終端装置へと送信される。
【0070】PC等の端末装置が送信した上り方向のバ
ースト信号は送受信ポート35で受信した後、バッファ
28−2等の記憶装置を経由し、信号多重回路36によ
りフレーム内のバースト信号の時間帯で送信する。ただ
し、輻輳が発生した場合はバッファ28−2に輻輳が解
除されるまで記憶し、解除された後に信号多重回路36
によりストリーム信号と多重化されて加入者終端装置へ
と送信される。
【0071】図15は、請求項15と対応した加入者宅
内装置の実施形態を示す図である。図14に、フレーム
抽出回路37およびフレーム制御回路38が付加された
図である。図14の説明と異なる部分だけを述べる。
【0072】フレーム抽出回路37は、加入者終端装置
から受信したストリーム信号から固定長のフレーム周期
を抽出する回路である。具体的には、フレームの先頭に
はフレームの開始を宣言するパケットが存在するので、
それからフレーム周期を抽出する。抽出されたフレーム
周期は、フレーム制御回路38へ入力される。
【0073】フレーム制御回路38は、以下の2つの機
能を実現するものである。・ストリーム信号のパケット
は、同一フレーム内のストリーム信号の時間帯内であれ
ば移動が可能である。しかし、他のフレームに移動する
ことはない。・バースト信号のパケットは、他のフレー
ム内のバースト信号の時間帯内に移動して送信すること
が可能である。ストリーム信号の時間帯に配置しなけれ
ば、どのフレームで送ってもよい。
【0074】この機能を実現するフレーム制御回路38
が、ストリーム信号およびバースト信号のパケットの送
信を制御する情報を信号多重回路36に送信し、信号多
重回路36の多重方法を制御する。
【0075】図16は、請求項17および請求項19に
対応した加入者宅内装置の実施形態を示す図である。
【0076】図14に、PLL(Phase Locked Loop)
39が付加された図である。PLL39は、入力信号か
らクロックを抽出する回路である。
【0077】図中のPLL39は、加入者終端装置が送
信した信号を入力することにより、加入者終端装置に従
属同期したクロックを抽出する。抽出したクロックは、
上りの信号多重回路36へ入力される。これにより、加
入者終端装置に従属したクロックに基づいた上りのビッ
ト信号を、加入者終端装置へ配信することが可能とな
る。
【0078】[第4の実施形態]本実施形態は、本発明
のアクセスネットワークで用いられる加入者終端装置に
関するものである。
【0079】本説明では、下り信号と上り信号をわかり
やすく説明するために、上り信号の図と下り信号の図に
分けている。また、現在の上位ネットワークはストリー
ム信号とバースト信号に分割されているため、図におい
ても分割して記載した。
【0080】図17は、請求項14と対応しており、下
り信号を送受信するための加入者終端装置の基本構成を
示す図である。
【0081】上位ネットワークから受信したストリーム
信号およびバースト信号はそれぞれの送受信部40、4
1で受信され、信号分離回路42、43で各加入者宅内
装置宛ての信号に分離される。
【0082】ストリーム信号はバッファ等の記憶装置を
介することなく、各加入者宅内装置に設置された信号多
重回路44、45で、割り当てられたフレームのストリ
ームの時間帯内で優先的に加入者宅内装置へ送信され
る。このとき、割り当てられたフレーム以外で送信して
はならない。
【0083】バースト信号は、バッファ28−1等の記
憶装置を経由して各加入者宅内装置に設置された信号多
重回路44、45によりフレーム内のバースト信号の時
間帯でストリームと多重化され、加入者宅内装置へ送信
する。ただし、輻輳が発生した場合はバッファ28−1
に記憶し、輻輳が解除された後に信号多重回路44、4
5によりストリーム信号と多重化されて加入者宅内装置
へと送信される。
【0084】図18は、上り信号を送受信するための加
入者終端装置の実施形態を示す図である。
【0085】加入者宅内装置が送信した上り方向の信号
は送受信部46、47で受信された後、信号分離回路4
8、49に入力され、ストリーム信号とバースト信号に
分離される。
【0086】ストリーム信号は、バッファ等の記憶装置
を介することなく信号分離回路48、49から、信号多
重回路50へ入力される。この信号多重回路50は、各
加入者宅内装置が送信したストリーム通信のパケット同
士を多重化する機能を有する。多重化された信号は、上
位ネットワークのプロトコルに従って即座に上位ネット
ワークへ転送される。
【0087】バースト信号は、一旦バッファ28−2に
入力された後、信号多重回路51へ入力される。この、
信号多重回路51は、各加入者宅内装置が送信したバー
スト信号のパケット同士を多重化する機能を有する。多
重化された信号は、上位ネットワークのプロトコルに従
って転送される。ただし、輻輳が発生した場合はバッフ
ァ28−2に記憶し、輻輳が解除された後に送受信部か
ら上位ネットワークへと送信される。
【0088】図19は、請求項16と対応している。図
17に、フレーム抽出回路52およびフレーム制御回路
53が付加された図である。これもまず、下り信号につ
いて述べる。
【0089】フレーム抽出回路52は、上位ネットワー
クから受信したストリーム信号から固定長のフレーム周
期を抽出する回路である。具体的には、フレームの先頭
にはフレームの開始を宣言するパケットが存在するの
で、それからフレーム周期を抽出する。抽出したフレー
ム周期は、フレーム制御回路53および図20に示す上
りのフレーム制御回路54へ信号を出力する。
【0090】フレーム制御回路53はフレーム抽出回路
52から受信したフレーム周期を基に、以下の2つの機
能を実現するものである。・ストリーム信号のパケット
は、同一フレーム内のストリーム信号の時間帯内であれ
ば移動すること。しかし、他のフレームに移動すること
はない。・バースト信号のパケットは、他のフレーム内
のバースト信号の時間帯内に移動して送信することが可
能である。ストリーム信号の時間帯に配置しなければ、
どのフレームで送ってもよい。
【0091】このフレーム制御回路53が、ストリーム
信号およびバースト信号のパケットの送信を制御する方
法に関する情報を信号多重回路44、45に送信し、信
号多重回路44、45を制御する。
【0092】図20は、請求項16と対応している。図
18に、フレーム制御回路54が付加された図であり、
上り方向に関する図である。
【0093】図19のフレーム抽出回路が出力した信号
を、図中のフレーム制御回路54に入力する。フレーム
制御回路54は図19のフレーム制御回路53と同様の
機能を持ち、ストリーム信号用の信号多重回路50を制
御する。
【0094】図21は、請求項18および請求項20と
対応している。図17に、PLL(Phase Locked Loo
p)55が付加された図である。まず、下り信号につい
て述べる。
【0095】PLL55とは、入力された信号からクロ
ックを抽出する回路である。クロックは、上り信号およ
び下り信号のストリーム信号を、遅延および遅延揺らぎ
なく送信するために必要である。
【0096】この図の説明をする。PLL55に、上位
ネットワークから受信したストリーム信号を入力する。
これにより、PLL55は上位ネットワークに従属した
クロックを抽出することが可能となる。加入者宅内装置
に送信する各信号多重回路44、45にPLL55から
のクロックを入力することで、上位ネットワークに従属
したクロックに基づいたビット信号を加入者宅内装置へ
配信することが可能となる。
【0097】図22は、請求項18および請求項20と
対応している。ここでは、上り方向について説明する。
【0098】図21に記載のPLL55から抽出した、
クロック信号をストリーム信号用の信号多重回路50へ
入力する。これにより、ストリーム信号用の信号多重回
路50は上位ネットワークに従属同期したストリーム信
号を上位ネットワークに送信することが可能となる。
【0099】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明
は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは
勿論である。
【0100】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、市場に安価に流通しているギガビットクラスのLA
N通信装置に、ストリーム通信とバースト信号通信が共
存するフレームの導入、同期信号を配信する方法の導入
等の改良を加えて加入者終端装置および加入者宅内装置
に搭載することにより、従来のATMおよびSTMを用
いた光アクセスネットワークよりも安価にギガビットク
ラスの光アクセスネットワークを構築することが可能と
なる。従来、LAN通信装置でストリームコンテンツで
ある音声の通信を行うVoIP等では、遅延または遅延
揺らぎが発生するため品質が劣化していた。しかし本発
明では、ストリーム通信用の時間帯をあらかじめ確保す
ることで、遅延および遅延揺らぎを排除し、従来の音声
通信の品質を達成することが可能である。また、通信事
業者が管理する厳密な同期信号を加入者宅内装置に配信
するので、コンテンツ事業者が管理する同期信号を加入
者側に配信することが容易となり、コマ落ち等が発生し
ない高品質なストリーム映像や音声等のコンテンツを配
信することが可能となる。また、従来のSTMとフレー
ム長が同じであることやストリーム信号用の時間帯も予
め確保するため既存の音声通信サービス等も可能であ
り、さらにLAN技術を基本とするので、加入者に普及
しているLAN装置を更改することなく使用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクセスネットワークの概念図であ
る。
【図2】第1の実施形態のアクセスネットワーク構成を
示す図である。
【図3】フレーム周期とストリーム通信の時間帯および
バースト通信の時間帯の関係を示す図である。
【図4】加入者終端装置でのストリーム通信およびバー
スト通信の伝送概念を示す図である。
【図5】加入者終端装置内でのストリーム通信およびバ
ースト通信の多重化方法を示す図である。
【図6】加入者宅内装置でのストリーム通信およびバー
スト通信の伝送概念を示す図である。
【図7】制御信号とバースト信号を多重化したパケット
構成を示す図である。
【図8】ビット列からビット同期信号を抽出する流れを
示す図である。
【図9】フレーム周期からフレーム同期信号を抽出する
流れを示す図である。
【図10】第2の実施形態のアクセスネットワーク構成
を示す図である。
【図11】パディングすることにより、最小パケット長
以下の情報信号をパケット化した構成を示す図である。
【図12】各加入者の情報信号をユーザ多重化したパケ
ット構成を示す図である。
【図13】ユーザ多重したパケットを伝送する時のフレ
ーム周期との関係を示す図である。
【図14】加入者宅内装置の基本構成を示す図である。
【図15】パケットを移動させる加入者宅内装置の例を
示す図である。
【図16】従属同期を行う加入者宅内装置の例を示す図
である。
【図17】加入者終端装置の基本構成(下り信号)を示
す図である。
【図18】加入者終端装置の基本構成(上り信号)を示
す図である。
【図19】パケットを移動させる加入者終端装置の例
(下り信号)を示す図である。
【図20】パケットを移動させる加入者終端装置の例
(上り信号)を示す図である。
【図21】従属同期を行う加入者終端装置の例(下り信
号)を示す図である。
【図22】従属同期を行う加入者終端装置の例(上り信
号)を示す図である。
【符号の説明】
1…上位ネットワーク、2…加入者終端装置、3…事業
者側ノード、4…加入者線、6…加入者宅内装置、7…
フレーム周期、8…ストリーム通信用の時間帯、9…バ
ースト信号通信用の時間帯、10…ヘッダ、11…ユー
ザ#1のデータ、12…パディング、13…最小パケッ
ト長、14…OAM&P、15…バースト信号、16…
ビット同期信号、17…受信信号のビット列、18…ア
クセスネットワーク、19…光カプラ、20…ユーザ#
2のデータ、21…制御情報(OAM&P)、22…フ
レーム同期信号、23…加入者Aのストリーム信号、2
4…加入者Aのバースト信号、25…加入者Bのストリ
ーム信号、26…加入者Bのバースト信号、27…加入
者側の端末、28、28−1、28−2…バッファ装
置、29…加入者ネットワーク、30…ストリーム通
信、31…バースト通信、32…送受信部、33…信号
分離回路、34、35…送受信ポート、36…信号多重
回路、37…フレーム抽出回路、38…フレーム制御回
路、39…PLL、40…送受信部(ストリーム)、4
1…送受信部(バースト)、42…信号分離回路(スト
リーム)、43…信号分離回路(バースト)、44、4
5…信号多重回路、46、47…送受信部、48、49
…信号分離回路、50…信号多重回路(ストリーム)、
51…信号多重回路(バースト)、52…フレーム抽出
回路、53、54…フレーム制御回路、55…PLL
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA03 GA13 HA08 HB01 HB28 HC01 HD03 JA07 JL08 KX11 LC11 MA04 MB02 MB15 5K033 AA01 CB06 CB17 CC02 DA01 DB13 DB16 DB18

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者宅内に配置され、通信事業者のネ
    ットワークと接続する加入者宅内装置と、 加入者線を介して前記加入者宅内装置を終端する加入者
    終端装置から構成されるアクセスネットワークにおい
    て、 通信時間は固定長のフレーム周期で区切られ、前記加入
    者終端装置と前記加入者宅内装置は、全2重通信を行う
    加入者伝送方式であって、 前記フレーム周期をデータの周期的な伝送が要求される
    ストリーム信号通信の時間帯と、周期的な伝送が不要な
    バースト信号通信の時間帯に分割し、 遅延または遅延揺らぎの許容量が小さい前記ストリーム
    信号パケットのための時間帯を予め確保して優先的に割
    り当てること、 および、遅延または遅延揺らぎが許容される前記バース
    ト信号パケットについては、固定長の前記フレーム周期
    内の残りの時間帯を割り当てることを特徴とする加入者
    伝送方式。
  2. 【請求項2】 前記加入者終端装置内の前記記憶装置内
    に、前記加入者宅内装置から受信した上りバースト信号
    パケットを記憶することが困難になった場合、 前記加入者終端装置は、前記加入者宅内装置に対して上
    りバースト信号パケットの送信を一時停止する命令信号
    を送信し、 前記加入者宅内装置は命令信号を受信すると解除される
    までの間、上りバースト信号パケットの送信を一時停止
    するが、 加入者宅内装置から加入者終端装置への上りストリーム
    信号パケットに関しては制限なく通信が継続されること
    を特徴とする請求項1に記載の加入者伝送方式。
  3. 【請求項3】 前記加入者宅内装置内の前記記憶装置内
    に、前記加入者終端装置から受信した下りバースト信号
    パケットを記憶することが困難になった場合、 前記加入者宅内装置は、前記加入者終端装置に対して下
    りバースト信号パケットの送信を一時停止する命令信号
    を送信し、 前記加入者終端装置は命令信号を受信すると解除される
    までの間、下りバースト信号パケットの送信を一時停止
    するが、 加入者終端装置から加入者宅内装置への下りストリーム
    信号パケットに関しては制限なく通信が継続されること
    を特徴とする請求項1に記載の加入者伝送方式。
  4. 【請求項4】 前記加入者終端装置内の前記記憶装置内
    に、上位ネットワークから受信した下りバースト信号パ
    ケットを記憶することが困難になった場合、 前記加入者終端装置は、前記上位ネットワークに対して
    下りバースト信号パケットの送信を一時停止する命令信
    号を送信するが、 上位ネットワークから加入者終端装置への下りストリー
    ム信号パケットに関しては制限なく通信が継続されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の加入者伝送方式。
  5. 【請求項5】 前記加入者宅内装置内の前記記憶装置内
    に、前記加入者側端末装置から受信した上りバースト信
    号パケットを記憶することが困難になった場合、 前記加入者宅内装置は、前記加入者側端末装置に対して
    上りバースト信号パケットの送信を一時停止する命令信
    号を送信するが、 加入者側端末装置から加入者終端装置への上りストリー
    ム信号パケットに関しては制限なく通信が継続されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の加入者伝送方式。
  6. 【請求項6】 前記各フレームの先頭もしくは末尾に、
    フレームの開始または終了を意味し、情報信号とは異な
    る制御用のパケットを配置することを特徴とする請求項
    1に記載の加入者伝送方式。
  7. 【請求項7】 加入者宅内に配置され、通信事業者のネ
    ットワークと接続する加入者宅内装置と、 加入者線を介して前記加入者宅内装置を終端する加入者
    終端装置から構成されるアクセスネットワークにおい
    て、 通信時間は固定長のフレーム周期で区切られ、前記加入
    者終端装置と前記加入者宅内装置は、全2重通信を行う
    加入者伝送方法であって、 前記フレーム周期をデータの周期的な伝送が要求される
    ストリーム信号通信の時間帯と、周期的な伝送が不要な
    バースト信号通信の時間帯に分割し、 遅延または遅延揺らぎの許容量が小さい前記ストリーム
    信号パケットのための時間帯を予め確保して優先的に割
    り当て、遅延または遅延揺らぎが許容される前記バース
    ト信号パケットについては、固定長の前記フレーム周期
    内の残りの時間帯を割り当てることを特徴とする加入者
    伝送方法。
  8. 【請求項8】 前記加入者終端装置内の前記記憶装置内
    に、前記加入者宅内装置から受信した上りバースト信号
    パケットを記憶することが困難になった場合、 前記加入者終端装置は、前記加入者宅内装置に対して上
    りバースト信号パケットの送信を一時停止する命令信号
    を送信し、 前記加入者宅内装置は、前記命令信号を受信すると解除
    されるまでの間、上りバースト信号パケットの送信を一
    時停止し、加入者宅内装置から加入者終端装置への上り
    ストリーム信号パケットに関しては制限なく通信を継続
    するを特徴とする請求項7に記載の加入者伝送方法。
  9. 【請求項9】 前記加入者宅内装置内の前記記憶装置内
    に、前記加入者終端装置から受信した下りバースト信号
    パケットを記憶することが困難になった場合、 前記加入者宅内装置は、前記加入者終端装置に対して下
    りバースト信号パケットの送信を一時停止する命令信号
    を送信し、 前記加入者終端装置は、命令信号を受信すると解除され
    るまでの間、下りバースト信号パケットの送信を一時停
    止し、加入者終端装置から加入者宅内装置への下りスト
    リーム信号パケットに関しては制限なく通信を継続する
    ことを特徴とする請求項7に記載の加入者伝送方法。
  10. 【請求項10】 前記加入者終端装置内の前記記憶装置
    内に、上位ネットワークから受信した下りバースト信号
    パケットを記憶することが困難になった場合、 前記加入者終端装置は、前記上位ネットワークに対して
    下りバースト信号パケットの送信を一時停止する命令信
    号を送信し、上位ネットワークから加入者終端装置への
    下りストリーム信号パケットに関しては制限なく通信を
    継続することを特徴とする請求項7に記載の加入者伝送
    方法。
  11. 【請求項11】 前記加入者宅内装置内の前記記憶装置
    内に、前記加入者側端末装置から受信した上りバースト
    信号パケットを記憶することが困難になった場合、 前記加入者宅内装置は、前記加入者側端末装置に対して
    上りバースト信号パケットの送信を一時停止する命令信
    号を送信し、加入者側端末装置から加入者終端装置への
    上りストリーム信号パケットに関しては制限なく通信を
    継続することを特徴とする請求項7に記載の加入者伝送
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の加入者伝送方式にお
    ける加入者宅内装置であって、 加入者側端末装置と接続する手段と、 前記加入者側端末装置が送信するストリーム信号パケッ
    トを、前記加入者宅内装置内の記憶装置に記憶させるこ
    となく、前記ストリーム通信の時間帯内で前記加入者終
    端装置へと送信する手段と、 前記加入者側端末装置が送信するバースト信号パケット
    について、輻輳非発生時には前記バースト信号通信の時
    間帯において前記加入者終端装置へ送信し、輻輳発生時
    には前記加入者宅内装置内の前記記憶装置に記憶させ輻
    輳解除後に前記バースト信号通信の時間帯において前記
    加入者終端装置へ送信する手段と、 前記加入者終端装置が送信するストリーム信号パケット
    を、前記加入者宅内装置内の記憶装置に記憶させること
    なく、前記ストリーム通信の時間帯内で前記加入者側端
    末装置へと送信する手段と、 前記加入者終端装置が送信するバースト信号パケットに
    ついて、輻輳非発生時には前記バースト信号通信の時間
    帯において前記加入者側端末装置へ送信し、輻輳発生時
    には前記加入者宅内装置内の前記記憶装置に記憶させ輻
    輳解除後に前記バースト信号通信の時間帯において前記
    加入者側端末装置へ送信する手段と、 備えることを特徴とする加入者宅内装置。
  13. 【請求項13】 前記加入者終端装置に対して信号を送
    信する際に、送信に必要な時間帯の要求または送信許可
    を要求する制御信号を前記加入者終端装置に送信し、 前記加入者終端装置から受信した制御信号に基づいて、
    ストリーム信号パケットおよびバースト信号パケットを
    前記加入者終端装置に送信することを特徴とする請求項
    12に記載の加入者宅内装置。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の加入者伝送方式にお
    ける加入者終端装置であって、 前記加入者線を介して接続するそれぞれの前記加入者宅
    内装置から受信した要求信号に対して、前記ストリーム
    信号および前記バースト信号の送信許可、送信タイミン
    グおよび送信可能な時間帯を割り当てる制御信号を加入
    者宅内装置に送信する手段と、 加入者宅内装置から受信したストリーム信号パケット
    を、前記加入者終端装置内の記憶装置に記憶させること
    なく前記加入者終端装置と接続する上位ネットワーク
    に、前記上位ネットワークのプロトコルに従い、前記上
    位ネットワークの固定長のフレーム周期にフレーム同期
    して転送する手段と、 前記加入者宅内装置が送信するバースト信号パケットに
    ついて、輻輳非発生時には前記上位ネットワークのプロ
    トコルに従い即時に前記上位ネットワークへ転送し、輻
    輳発生時には前記加入者終端装置内の前記記憶装置に記
    憶させ輻輳解除後に前記上位ネットワークのプロトコル
    に従い前記上位ネットワークへ送信する手段と、 前記上位ネットワークから受信したストリーム信号パケ
    ットを前記加入者終端装置内の記憶装置に記憶させるこ
    となく前記加入者宅内装置に、前記ストリーム信号用の
    時間帯内で優先的に送信する手段と、 前記上位ネットワークから受信したバースト信号パケッ
    トについて、輻輳非発生時には前記バースト信号通信の
    時間帯において前記加入者宅内装置へ送信し、輻輳発生
    時には前記加入者終端装置内の前記記憶装置に記憶させ
    輻輳解除後に前記バースト信号通信の時間帯において前
    記加入者宅内装置へ送信する手段と、を備えることを特
    徴とする加入者終端装置。
  15. 【請求項15】 透過するストリーム信号パケットに対
    しては、同一フレーム内において移動させる事が可能で
    あり、透過するバースト信号パケットに対しては、フレ
    ーム内及びフレームをまたがっての移動が可能であり、 かつストリーム信号パケットは移動後もストリーム信号
    の時間帯に配置されており、 バースト信号パケットは移動後もバースト信号の時間帯
    に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の
    加入者宅内装置。
  16. 【請求項16】 透過するストリーム信号パケットに対
    しては、同一フレーム内において移動させる事が可能で
    あり、透過するバースト信号パケットに対しては、フレ
    ーム内及びフレームをまたがっての移動が可能であり、 かつストリーム信号パケットは移動後もストリーム信号
    の時間帯に配置されており、 バースト信号パケットは移動後もバースト信号の時間帯
    に配置されていることを特徴とする請求項14に記載の
    加入者終端装置。
  17. 【請求項17】 前記加入者終端装置が送信した下り信
    号を元に、加入者宅内装置で加入者終端装置のクロック
    を抽出し、加入者宅内装置は加入者終端装置に対して、
    クロックが従属同期となることを特徴とする請求項12
    に記載の加入者宅内装置。
  18. 【請求項18】 上位ネットワークが送信した下り信号
    を元に、加入者終端装置で上位ネットワークのクロック
    を抽出し、加入者終端装置は上位ネットワークに対し
    て、クロックが従属同期となることを特徴とする請求項
    14に記載の加入者終端装置。
  19. 【請求項19】 前記加入者終端装置が送信した下り信
    号のフレーム周期を基に、加入者宅内装置で加入者終端
    装置のフレームを抽出し、加入者宅内装置は加入者終端
    装置に対して、フレームが従属同期となることを特徴と
    する請求項12に記載の加入者宅内装置。
  20. 【請求項20】 上位ネットワークが送信した下り信号
    のフレーム周期を基に、加入者宅内装置で上位ネットワ
    ークのフレームを抽出し、加入者宅内装置は上位ネット
    ワークに対して、フレームが従属同期となることを特徴
    とする請求項14に記載の加入者終端装置。
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