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JP2003297951A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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Publication number
JP2003297951A
JP2003297951A JP2002102026A JP2002102026A JP2003297951A JP 2003297951 A JP2003297951 A JP 2003297951A JP 2002102026 A JP2002102026 A JP 2002102026A JP 2002102026 A JP2002102026 A JP 2002102026A JP 2003297951 A JP2003297951 A JP 2003297951A
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JP
Japan
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film
insulating film
forming
mask
integrated circuit
Prior art date
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JP2002102026A
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JP4336477B2 (ja
Inventor
Makoto Tazaki
誠 田崎
Kenji Kanemitsu
賢司 金光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
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Publication of JP2003297951A5 publication Critical patent/JP2003297951A5/ja
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAMの情報転送用MISFETのゲート
電極間(ソース、ドレイン上)に形成されるプラグ(接
続部)の接続不良を低減させる。 【解決手段】 情報転送用MISFETQtのゲート電
極Gおよび窒化シリコン膜8上に窒化シリコン膜11、
SOG膜15aおよび酸化シリコン膜15bを順次堆積
し、その上部にゲート電極G間に開口を有するレジスト
膜を形成し、このレジスト膜Rをマスクに、酸化シリコ
ン膜15bおよびSOG膜15aをエッチングする際、
異方的なドライエッチングを行った後、等方的なドライ
エッチングを行い、窒化シリコン膜11の表面を露出さ
せた後、窒化シリコン膜11のエッチングを行いコンタ
クトホール16、17を形成し、その後、多結晶シリコ
ン膜を埋め込むことによりプラグ18を形成する。その
結果、コンタクトホール16、17の底面積が確保で
き、プラグ18と基板1との接触面積を確保することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の製造技術に関し、特に、DRAM(DynamicRandom
Access Memory)等の製造中に行われる微細な孔の形成
工程に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAMは、情報転送用MISFET
(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Trans
istor)と、このMISFETに直列に接続された情報
蓄積用容量素子を有している。
【0003】例えば、情報転送用MISFETと情報蓄
積用容量素子とは、情報転送用MISFETのゲート電
極間(ソース、ドレイン上)に形成されたプラグにより
電気的に接続される。
【0004】しかしながら、微細化が進みゲート電極の
幅やその間隔が縮小化されると、ゲート電極間に、プラ
グを埋め込むためのコンタクトホールを形成することが
困難となってくる。
【0005】そこで、ゲート電極の上面と側面とに窒化
シリコン膜を形成した後、その上部にゲート電極間を埋
め込むように酸化シリコン膜を堆積し、これらの膜のエ
ッチング速度差を利用することによって、ゲート電極間
に自己整合的にコンタクトホールを形成するというセル
フアライン・コンタクト(Self Align Contact;SAC)
技術が使われている(特開平9−252098号公
報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、DRA
M等の半導体集積回路装置に関する研究・開発に従事し
ており、前述のSAC技術を採用している。
【0007】しかしながら、かかるSAC技術を採用し
た工程において、コンタクトホールが非開口となる不良
が発生した。
【0008】この非開口のコンタクトホール部を解析し
た結果、その外観から「合わせずれ」が原因ではないか
との結論に達した。即ち、本来ゲート電極間上に位置す
べきレジスト膜の開口部が、合わせずれによってゲート
電極上にかかることにより、ゲート電極間上がレジスト
で覆われてしまい、絶縁膜をエッチングし難くしてしま
うのである。
【0009】ところが、前述のコンタクトホールが非開
口となった不良製品についてさらに検討を進めた結果、
コンタクトホール形成時のレジスト膜の「合わせずれ
量」は、許容量以下であることが判明した。
【0010】例えば、図20に示すように、ゲート電極
間のスペースが、190nmであり、その上面と側面と
に形成される窒化シリコン膜の膜厚を52nmとする
と、エッチングが可能なスペースは、86nmである。
なお、追って詳細に説明するように、コンタクトホール
形成後、その内部の側壁に形成される薄い窒化シリコン
膜の膜厚15nmを考慮しても、コンタクトホールの底
面の径は、計算上56(=86−30)nm確保でき
る。
【0011】ここで、レジスト膜がゲート電極端部より
60nmずれた場合でも、図21に示すように、エッチ
ングが可能なスペースを48nm確保でき、非開口は防
止できると考えられる。従って、この場合、合わせずれ
の許容量は例えば±60nmと規定されていた。
【0012】しかしながら、このような許容量以下の合
わせずれ量であってもコンタクトホールの非開口が生じ
ることからその原因について、鋭意検討した結果、酸化
シリコン膜をエッチングした際のテーパー成分が関与し
ていることが判明した。
【0013】追って詳細に説明するが、レジスト膜がゲ
ート電極端部より例えば、50nm程度ずれた場合にお
いても、このレジスト膜をマスクに酸化シリコン膜をエ
ッチングすると、レジスト膜端部からテーパー状に酸化
シリコン膜がエッチングされ、その裾は、ゲート電極間
に残存してしまう(図5参照)。その結果、この酸化シ
リコン膜のテーパー状の裾が、窒化シリコン膜のエッチ
ングの際のマスクとなり、開口領域が低減され(図6〜
図8参照)、もしくは非開口が生じるのである。
【0014】本発明の目的は、MISFETのゲート電
極間(ソース、ドレイン上)に形成される接続部の接続
不良を低減させることを目的とする。
【0015】また、本発明の他の目的は、MISFET
のゲート電極間(ソース、ドレイン上)上に形成される
接続部を形成する際の合わせずれ量のマージンを確保す
ることを目的とする。
【0016】また、本発明の他の目的は、半導体集積回
路装置の特性の向上を図ることができる技術を提供する
ことにある。
【0017】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0019】(1)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、情報転送用MISFETと容量素子から成るメ
モリセルを有する半導体集積回路装置の製造方法であっ
て、(a)前記情報転送用MISFETを形成する工程
と、(b)前記情報転送用MISFET上に第1絶縁膜
を形成する工程と、(c)前記第1絶縁膜上に第2絶縁
膜を形成する工程と、(d)前記第2絶縁膜上であっ
て、前記情報転送用MISFETのソース、ドレイン領
域上に開口を有するマスク膜を形成する工程と、(e)
前記マスク膜をマスクに、前記第2絶縁膜を異方的にエ
ッチングした後、等方的にエッチングすることにより前
記ソース、ドレイン領域上の第1絶縁膜の表面を露出さ
せる工程と、(f)前記露出した第1絶縁膜をエッチン
グすることにより、前記ソース、ドレイン領域上に孔を
形成する工程と、を有する。このマスク膜の開口部の中
心は、前記情報転送用MISFETのゲート電極間の中
心に対しずれている。また、マスク膜の開口部の径は、
例えば、200nm以下である。また、異方的なエッチ
ングと等方的なエッチングは、双方ともドライエッチン
グである。また、第1絶縁膜は、例えば窒化シリコン
膜、前記第2絶縁膜は、例えば酸化シリコン膜である。
また、孔の形状は、孔の底部に露出したソース、ドレイ
ン領域の中心部に対して対照的でない。また、前記半導
体集積回路装置の製造方法は、さらに、(g)前記孔中
に導電性膜を埋め込むことにより形成される接続部であ
って、前記情報転送用MISFETと前記容量素子とを
電気的に接続する接続部を形成する工程を有してもよ
い。
【0020】(2)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、情報転送用MISFETと容量素子から成るメ
モリセルを有する半導体集積回路装置の製造方法であっ
て、(a)前記情報転送用MISFETを形成する工程
と、(b)前記情報転送用MISFET上に第1絶縁膜
を形成する工程と、(c)前記第1絶縁膜上に第2絶縁
膜を形成する工程と、(d)前記第2絶縁膜上であっ
て、前記情報転送用MISFETのソース、ドレイン領
域上に開口を有するマスク膜を形成する工程と、(e)
前記マスク膜の表面をアッシング(灰化)する工程と、
(f)前記(e)工程の後、前記マスク膜をマスクに、
前記第1絶縁膜および第2絶縁膜をエッチングすること
により前記ソース、ドレイン領域上に孔を形成する工程
と、を有する。マスク膜の開口部の径は、例えば解像限
界幅に対応する。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実
施の形態を説明するための全図において同一機能を有す
るものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略
する。
【0022】本実施形態のDRAMの製造方法を図1〜
図5および図9〜図16を用いて工程順に説明する。な
お、図1〜図5および図9〜図15は、半導体基板の要
部断面を示す図であり、図16は、半導体基板の要部平
面を示す図である。例えば、図15は、図16のA−A
断面と対応する。
【0023】まず、図1に示すように、半導体基板(以
下、単に基板という)1をエッチングして溝を形成し、
熱酸化により薄い酸化膜を形成した後、この溝の内部に
酸化シリコン膜5を埋め込むことにより素子分離2を形
成する。この素子分離2を形成することにより、素子分
離2によって周囲を囲まれた細長い島状の活性領域
(L)が形成される(図16参照)。これらの活性領域
(L)のそれぞれには、例えば、ソース、ドレインの一
方を共有する情報転送用MISFETQtが2個ずつ形
成される。
【0024】次に、基板1にp型不純物(例えば、ホウ
素(B))をイオン打ち込みした後、熱処理で不純物を
拡散させることによって、基板1にp型ウエル3を形成
する。
【0025】次に、フッ酸系の洗浄液を用いて基板1
(p型ウエル3)の表面をウェット洗浄した後、熱酸化
によりp型ウエル3の表面に清浄なゲート絶縁膜6を形
成する。
【0026】次に、ゲート絶縁膜6の上部に低抵抗多結
晶シリコン膜7aをCVD(Chemical Vapor Depositio
n)法で堆積する。続いて、低抵抗多結晶シリコン膜7
aの上部にスパッタリング法で薄いWN膜(窒化タング
ステン膜、図示せず)とW(タングステン)膜7cとを
堆積し、さらにその上部にCVD法で窒化シリコン膜8
を堆積する。
【0027】次に、フォトレジスト膜(図示せず、以下
単に「レジスト膜」という)をマスクにして窒化シリコ
ン膜8、W膜7c、WN膜(図示せず)および多結晶シ
リコン膜7aをドライエッチングすることにより、ゲー
ト電極Gを形成する。このゲート電極Gは、ワード線W
Lとして機能する。ゲート電極Gの幅および間隔は、例
えば約190nmである。
【0028】次に、ゲート電極Gの両側にリン(P)イ
オンをイオン打ち込みすることによってn-型半導体領
域9a(ソース、ドレイン領域)を形成する。
【0029】ここまでの工程で、nチャネル型MISF
ETで構成される情報転送用MISFETQtが形成さ
れる。
【0030】次に、基板1上にCVD法で窒化シリコン
膜11を堆積する。この窒化シリコン膜11は、その膜
厚が、52nm程度であり、n-型半導体領域9a上に
微細な径(例えば56nm程度)のコンタクトホール
(16、17)を形成する際のエッチングストッパー膜
となる。
【0031】次に、図2に示すように、窒化シリコン膜
11の上部に、SOG(スピンオングラス:Spin On Gl
ass)膜15aを塗布した後、基板1に熱処理を施し、
SOG膜15aをデンシファイ(焼き締め)する。SO
G膜15aは、CVD法で堆積した酸化シリコン膜に比
べて微細な配線間のギャップフィル性に優れているの
で、例えば、フォトリソグラフィの解像限界で決まる最
小寸法まで微細化されたゲート電極G(ワード線WL)
の隙間を良好に埋め込むことができる。
【0032】続いて、SOG膜15aの上部にCVD法
で酸化シリコン膜15bを堆積した後、酸化シリコン膜
15bの表面を必要に応じて化学機械研磨(Chemical M
echanical Polishing:CMP)法で研磨してその表面
を平坦化する。その結果、SOG膜15aおよび酸化シ
リコン膜15bの積層膜よりなる層間絶縁膜が形成され
る。なお、層間絶縁膜は2層で構成する必要はなく、例
えば、テトラエトキシシランを原料としたプラズマCV
D法で酸化シリコン膜を形成する等、埋め込み特性の良
い膜を用いれば単層で形成することも可能である。
【0033】この後、図3に示すように、酸化シリコン
膜15b上にゲート電極G間(n-型半導体領域9a)
上に開口を有するレジスト膜Rを形成し、このレジスト
膜Rをマスクに、酸化シリコン膜15bおよびSOG膜
15aをエッチングした後、窒化シリコン膜11をエッ
チングすることによってコンタクトホール(16、1
7)を形成するのであるが、かかる工程について、以下
に詳細に説明する。
【0034】まず、本実施の形態の工程を説明する前
に、発明者が検討した工程について図4〜図8を参照し
ながら説明する。
【0035】図4に示すように、レジスト膜Rの形成の
際、即ち、レジスト膜を基板全面に形成した後、コンタ
クトホール(16、17)の形状に対応したマスクパタ
ーンを転写する際、合わせずれが生じる。例えば、開口
部間に残存ずるレジスト膜Rの中心(Rc)と、ゲート
電極Gの中心(WLc)とのずれ量を、ΔLとする。な
お、ここでは、レジスト膜Rの中心(Rc)が、ゲート
電極Gの中心(WLc)より右にずれた場合をプラスと
し、左にずれた場合をマイナスとする。
【0036】次いで、図5(a)および(b)に示すよ
うに、このようなレジスト膜Rをマスクに、酸化シリコ
ン膜15bおよびSOG膜15aをエッチングすると、
これらの膜は、レジスト膜Rの端部からテーパー状にエ
ッチングされ、その裾がゲート電極G間(n-型半導体
領域9a)上に残存してしまう。なお、図5(b)は、
図5(a)のゲート電極G間の部分拡大図である(同様
に、図6〜図8について、(b)は、(a)の部分拡大
図である)。
【0037】次いで、図6(a)および(b)に示すよ
うに、前記エッチングで露出した窒化シリコン膜11を
エッチングすると、ゲート電極G間(n-型半導体領域
9a)上の酸化シリコン膜15bおよびSOG膜15a
がマスクとなり、コンタクトホール16、17の底面の
径が小さくなってしまう。
【0038】さらに、図7(a)および(b)に示すよ
うに、コンタクトホール16、17の側壁に15nm程
度の薄い窒化シリコン膜15cを形成すると、コンタク
トホール16、17の底面の径は、益々小さくなる。こ
れは、多結晶シリコン膜等の導電性膜をコンタクトホー
ル16、17内に埋め込みプラグ18を形成する前に
は、基板1(n-型半導体領域9a)表面の自然酸化膜
等を除去し、プラグ18と基板1との接続状態を良好に
するため、フッ酸等の洗浄液を用いた洗浄を行う必要が
ある。この際、コンタクトホール16、17の側壁の酸
化シリコン膜15bおよびSOG膜15aのエッチング
を防止するため、薄い窒化シリコン膜15cを形成す
る。この窒化シリコン膜15cは、コンタクトホール1
6、17内を含む酸化シリコン膜15b上に、CVD法
で窒化シリコン膜を15nm程度堆積した後、かかる膜
を異方的にエッチングすることによって形成する。
【0039】次いで、図8に示すように、コンタクトホ
ール16、17の内部に、リン(P)などのn型不純物
をドープした低抵抗多結晶シリコン膜をCVD法で堆積
し、続いてこの多結晶シリコン膜をエッチバック(また
はCMP法で研磨)して、コンタクトホール16、17
の内部にプラグ18を形成する。
【0040】しかしながら、コンタクトホール16、1
7が非開口の場合はもとより、図5〜図7に示すよう
に、コンタクトホール16、17の底面の径が小さい状
態で、多結晶シリコン膜をコンタクトホール16、17
内に埋め込むと、接触抵抗が増大し接続不良を生じさせ
る。
【0041】そこで、本発明者らは、以下に示す工程
で、コンタクトホール(プラグ)を形成することとし
た。かかる工程を、図4、図5および図9〜図13を参
照しながら詳細に説明する。
【0042】まず、図4に示すように、レジスト膜Rの
形成の際、即ち、レジスト膜を基板全面に形成した後、
コンタクトホール16、17の形状に対応したマスクパ
ターンを転写する際、開口部間に残存ずるレジスト膜R
の中心(Rc)と、ゲート電極Gの中心(WLc)と
が、ΔLずれた場合を考える。
【0043】前述した通り、このようなレジスト膜Rを
マスクに、酸化シリコン膜15bおよびSOG膜15a
を異方的にエッチングすると、図5(a)および(b)
に示すように、これらの膜は、レジスト膜Rの端部から
テーパー状にエッチングされ、その裾がゲート電極G間
(n-型半導体領域9a)上に残存してしまう。この際
のエッチングは、ドライエッチングである。
【0044】次いで、図9(a)および(b)に示すよ
うに、酸化シリコン膜15bおよびSOG膜15aを等
方的にエッチングすることによりコンタクトホール1
6、17側壁のこれらの膜をエッチングする。このエッ
チングによって、ゲート電極G間(n-型半導体領域9
a)上に残存していた、酸化シリコン膜15bおよびS
OG膜15aが除去され、コンタクトホール16、17
の底面の面積(窒化シリコン膜11の露出領域)を確保
することができる。なお、この際のエッチングも、ドラ
イエッチングである。
【0045】このように、異方的なエッチングと等方的
なエッチングは、双方ともドライエッチングとする。
【0046】この異方性や等方性の制御は、例えば、プ
ラズマエッチングにおいて、基板に印加する電位や、基
板上にコリメータを設置する等して、制御することがで
きる。
【0047】また、これらのエッチングは、同一チャン
バー(装置)内で行ってもよいし、また別チャンバー
(装置)で行ってもよい。
【0048】このように、等方的なエッチングをドライ
エッチングとすることで、酸化シリコン膜15bおよび
SOG膜15aのエッチング量の制御性を良くすること
ができる。例えば、等方性のエッチングをウエットエッ
チングにより行うことも可能であるが、この場合、エッ
チング量の制御が困難となる。特に、SOG膜15a
は、ウエットエッチングでエッチングされやすく、コン
タクトホール16、17間を絶縁するSOG膜15aが
エッチングされることで、プラグ(18)間の短絡が起
こりやすくなる。これに対して、等方性のエッチングを
ドライエッチングで行った場合は、制御性良くエッチン
グを行え、プラグ(18)間の短絡を低減することがで
きる。
【0049】また、異方的なドライエッチングは、例え
ば、C58、Ar(アルゴン)および酸素(O2)の混
合気体を用いて行うことができ、また、等方的なドライ
エッチングは、例えば、CF4および酸素の混合気体を
用いて行うことができる。また、これらのエッチングの
間に、Arおよび酸素を用いたドライエッチングを行っ
てもよい。このエッチングは、コンタクトホール16、
17内壁に付着したレジスト残差を除去するために行
う。
【0050】この後、図10(a)および(b)に示す
ように、前記異方性および等方性のエッチングで露出し
た窒化シリコン膜11をエッチングする。このエッチン
グは、例えば、CHF3、Arおよび酸素を用いたドラ
イエッチングにより行うことができる。
【0051】このように、SOG膜15aや酸化シリコ
ン膜15bのエッチングは、窒化シリコンに比べてエッ
チング速度が大きくなるような条件で行い、窒化シリコ
ン膜11が完全には除去されないようにする。また、窒
化シリコン膜11のエッチングは、シリコン(基板)や
酸化シリコンに比べて窒化シリコンのエッチング速度が
大きくなるような条件で行い、基板1やゲート絶縁膜6
等の酸化膜が深く削れないようにする。これにより、微
細な径を有するコンタクトホール16、17がゲート電
極Gに対して自己整合(セルフアライン)で形成され
る。
【0052】なお、本実施の形態によれば、マスクずれ
によって、コンタクトホール16、17側壁に、酸化シ
リコン膜15bおよびSOG膜15aが残存していて
も、その後、等方的にエッチングすることによりこれら
の膜を除去することができ、窒化シリコン膜11の露出
領域を確保することができる。従って、露出した窒化シ
リコン膜11をエッチングすることによりコンタクトホ
ール16、17の底面積を確保することができる。
【0053】特に、メモリセルの微細化により、ゲート
電極Gの幅や間隔が、ほぼフォトリソグラフィの解像限
界で決まる最小寸法(例えば200nm程度)となりつ
つあり、また、マスクずれをこの解像限界幅の1/4
(例えば50nm程度)以下とすることは困難であるた
め、微細化されたメモリセルに本実施の形態を適用して
効果的である。
【0054】次いで、図11(a)および(b)に示す
ように、例えば、CF4および酸素を用いたエッチング
により、窒化シリコン膜11の底部の薄い酸化膜(例え
ば、ゲート絶縁膜6)を除去する。
【0055】さらに、レジスト膜Rを酸素を用いてアッ
シング(灰化)した後、コンタクトホール16、17内
を含む酸化シリコン膜15b上に、CVD法で窒化シリ
コン膜を15nm程度堆積した後、かかる膜を異方的に
エッチングすることによって、コンタクトホール16、
17の側壁に薄い窒化シリコン膜15cを形成する。
【0056】次いで、露出した基板1(n-型半導体領
域9a)の表面の自然酸化膜等を除去するため、例えば
フッ酸系の洗浄液を用いて洗浄を行う。なお、前記窒化
シリコン膜15cは、この洗浄の際、コンタクトホール
16、17側壁の酸化シリコン膜15bおよびSOG膜
15aのエッチングを防止するために形成される。
【0057】次いで、図12(a)および(b)に示す
ように、コンタクトホール16、17の内部に、リン
(P)などのn型不純物をドープした低抵抗多結晶シリ
コン膜をCVD法で堆積し、続いてこの多結晶シリコン
膜をエッチバック(またはCMP法で研磨)して、コン
タクトホール16、17の内部にプラグ18を形成す
る。
【0058】ここで、本実施の形態によれば、コンタク
トホール16、17の底面積を確保することができるの
で、コンタクトホール16、17内に埋め込まれるプラ
グ18と基板1(n-型半導体領域9a)との接触面積
を確保することができる。また、コンタクトホール1
6、17の側壁に薄い窒化シリコン膜15cを形成して
も、接触面積を確保することができる。
【0059】なお、図13に示すように、多結晶シリコ
ン膜(プラグ18)中のn型不純物を基板中に拡散させ
ることにより基板1中にn+型半導体領域9bを形成し
てもよい。また、このn+型半導体領域9bは、コンタ
クトホール16、17を介して基板中にn型不純物をイ
オン打ち込みすることにより形成することもできる。
【0060】この後、コンタクトホール16内に形成さ
れたプラグ18と電気的に接続されるビット線BLが形
成され、また、コンタクトホール17内に形成されたプ
ラグ18と電気的に接続される情報蓄積用容量素子Cが
形成される。以下、これらの形成工程の一例について、
図14および図15を参照しながら説明する。
【0061】図14に示すように、酸化シリコン膜15
bの上部にCVD法で酸化シリコン膜19を堆積した
後、酸化シリコン膜をドライエッチングすることによ
り、コンタクトホール16中のプラグ18の上部に、ス
ルーホール20を形成する。
【0062】次に、スルーホール20の内部を含む酸化
シリコン膜19の上部にCVD法で薄いTiN(窒化チ
タン)膜を堆積し、さらに、W膜を堆積した後、酸化シ
リコン膜19の上部のW膜およびTiN膜をCMP法で
研磨し、これらの膜をスルーホール20の内部のみに残
すことによって、プラグ23を形成する。
【0063】次に、酸化シリコン膜19およびプラグ2
3の上部にスパッタリング法でW膜を堆積した後、レジ
スト膜をマスクにしてこのW膜をドライエッチングする
ことによって、ビット線BLをする。なお、図14は、
図16のA−A断面に対応し、ビット線BLおよびプラ
グ23は、図16に示すようにA−A断面には表れない
が、図14においては、プラグ18とビット線BLとの
関係を明確にするため、ビット線BL等を記載してあ
る。
【0064】次に、酸化シリコン膜19およびビット線
BLの上部に例えば、CVD法で酸化シリコン膜40を
形成する。次いで、酸化シリコン膜40およびその下層
の酸化シリコン膜19をドライエッチングすることによ
って、コンタクトホール17内のプラグ18の上部にス
ルーホール43を形成する。
【0065】次に、スルーホール43の内部にプラグ4
4を形成する。このプラグ44は、スルーホール43の
内部を含む酸化シリコン膜40の上部にn型不純物(例
えば、リン)をドープした低抵抗多結晶シリコン膜をC
VD法で堆積した後、この多結晶シリコン膜をCMP法
で研磨してスルーホール43の内部のみに残すことによ
って形成する。
【0066】この後、図15に示すように、酸化シリコ
ン膜40およびプラグ44の上部にCVD法で窒化シリ
コン膜45を堆積し、続いて窒化シリコン膜45の上部
にCVD法で厚い酸化シリコン膜46を堆積する。
【0067】次に、酸化シリコン膜46の上部に、ハー
ドマスク(図示せず)を形成し、このハードマスクをマ
スクにプラグ44上の酸化シリコン膜46をドライエッ
チングした後、露出した窒化シリコン膜45をドライエ
ッチングすることにより、深い孔(凹部、溝)47を形
成する。この窒化シリコン膜45は、エッチングストッ
パの役割を果たす。
【0068】次いで、酸化シリコン膜46の上部に残っ
たハードマスク(図示せず)を除去し、酸化シリコン膜
46の上部および孔47の内部に、n型不純物(リン)
をドープしたアモルファスシリコン膜をCVD法で堆積
した後、酸化シリコン膜46の上部のアモルファスシリ
コン膜をエッチバックすることにより、孔47の内壁に
沿ってアモルファスシリコン膜を残す。次に、アモルフ
ァスシリコン膜の表面にモノシラン(SiH4)を供給
し、熱処理を施すことにより、アモルファスシリコン膜
を多結晶化すると共に、その表面にシリコン粒を成長さ
せる。これにより、表面が粗面化された下部電極48が
孔47の内壁に沿って形成される。
【0069】次に、下部電極48が形成された孔47の
内部および酸化シリコン膜46上に酸化タンタル膜をC
VD法により堆積し、熱処理を施す。
【0070】次いで、酸化タンタル膜の上部に、例えば
CVD法によりTiN膜を堆積した後、TiN膜と酸化
タンタル膜とをドライエッチングすることにより、Ti
N膜からなる上部電極50、酸化タンタル膜からなる容
量絶縁膜49を形成する。
【0071】ここまでの工程により、情報転送用MIS
FETQtとこれに直列に接続された情報蓄積用容量素
子Cとで構成されるDRAMのメモリセルが略完成す
る。図16は、情報蓄積用容量素子C形成後の基板の要
部平面図である。なお、図16に記載の各部位において
は、図4を参照しながら説明したずれ量ΔLは考慮され
ていない。
【0072】この後、情報蓄積用容量素子Cの上部に
は、酸化シリコン膜51が堆積され、その後、2層程度
の配線が形成されるが、これらの図示は省略する。
【0073】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、情報転送用
MISFETQt上部の窒化シリコン膜11、SOG膜
15aおよび酸化シリコン膜15bの形成工程までは、
図1〜図3を参照しながら説明した実施の形態1と同様
であるためその説明を省略する。
【0074】次いで、酸化シリコン膜15b上にレジス
ト膜Rを形成するのであるが、図4を参照しながら説明
したように、このレジスト膜Rが、フォトリソグラフィ
ー時のマスクずれによりその形成位置がΔLだけずれた
場合を考える。
【0075】次いで、このレジスト膜Rの表面を、10
〜20nm程度、酸素を用いたアッシング(灰化)処理
により除去する。その結果、図17に示すように、レジ
スト膜Rで覆われている領域は、小さくなり、レジスト
膜Rの開口部の面積が大きくなる。
【0076】次いで、図18に示すように、レジスト膜
Rをマスクに、酸化シリコン膜15bおよびSOG膜1
5aを異方的にエッチングする。このエッチングは、例
えば、C58、Arおよび酸素を用いたドライエッチン
グにより行うことができる。
【0077】この際、これらの膜は、レジスト膜Rの端
部からテーパー状にエッチングされるが、前述のアッシ
ング処理によりレジスト膜Rの端部が後退しているた
め、その裾の部分は、ゲート電極G間(n-型半導体領
域9a)上に残存しない。従って、コンタクトホール1
6、17の底面の面積(窒化シリコン膜11の露出領
域)を確保することができる。
【0078】次いで、図19に示すように、露出した窒
化シリコン膜11をエッチングする。このエッチング
は、例えば、CHF3、Arおよび酸素を用いたドライ
エッチングにより行うことができる。なお、窒化シリコ
ン膜11のエッチングの前に、コンタクトホール16、
17内壁に付着したレジスト残差を除去するため、Ar
および酸素を用いたドライエッチングを行ってもよい。
【0079】次いで、実施の形態1と同様に、窒化シリ
コン膜11の底部の薄い酸化膜を除去し、レジスト膜R
をアッシング(灰化)した後、窒化シリコン膜15c、
プラグ18を形成する(図11〜図13参照)。さら
に、図14および図15を参照しながら説明した実施の
形態1と同様に、ビット線BLや情報蓄積用容量素子C
等を形成する。
【0080】このように、本実施の形態によれば、レジ
スト膜Rの表面を除去したので、レジスト膜Rの形成時
にマスクずれが生じても、かかる膜をマスクとしたコン
タクトホール16、17の形成時に、その底面積を確保
することができ、コンタクトホール16、17内に埋め
込まれるプラグ18と基板1との接触面積を確保するこ
とができる。
【0081】特に、メモリセルの微細化のため、ゲート
電極Gの幅や間隔が、ほぼフォトリソグラフィの解像限
界で決まる最小寸法となるような場合には、本実施の形
態を適用して効果的である。
【0082】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0083】特に、本実施の形態においては、DRAM
を例として説明したが、この他、微細な径のコンタクト
ホールを有する半導体集積回路装置に広く適用可能であ
る。
【0084】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0085】(1)MISFET上に第1絶縁膜および
第2絶縁膜の積層膜を形成し、第2絶縁膜上であって、
情報転送用MISFETのソース、ドレイン領域上に開
口を有するマスク膜をマスクに、第2絶縁膜を異方的に
エッチングした後、等方的にエッチングすることにより
ソース、ドレイン領域の第1絶縁膜の表面を露出させ、
この露出した第1絶縁膜をエッチングすることにより、
ソース、ドレイン領域上に孔を形成したので、マスク膜
の合わせずれ量のマージンを確保することができる。ま
た、この孔内に形成される接続部とMISFETのソー
ス、ドレインとの接続不良を低減させることができる。
【0086】また、半導体集積回路装置の特性の向上を
図ることができ、歩留まりの向上を図ることができる。
【0087】(2)また、MISFET上の絶縁膜上に
形成され、MISFETのソース、ドレイン領域上に開
口を有するマスク膜を形成し、このマスク膜の表面をア
ッシング(灰化)した後、このマスク膜をマスクに、絶
縁膜をエッチングすることによりソース、ドレイン領域
上に孔を形成したので、マスク膜の合わせずれ量のマー
ジンを確保することができる。また、この孔内に形成さ
れる接続部とMISFETのソース、ドレインとの接続
不良を低減させることができる。
【0088】また、半導体集積回路装置の特性の向上を
図ることができ、歩留まりの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である半導体集積回路装
置(DRAM)の製造方法を示す基板の要部断面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態1である半導体集積回路装
置(DRAM)の製造方法を示す基板の要部断面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態1である半導体集積回路装
置(DRAM)の製造方法を示す基板の要部断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態1である半導体集積回路装
置(DRAM)の製造方法を示す基板の要部断面図であ
る。
【図5】(a)および(b)は、本発明の実施の形態1
である半導体集積回路装置(DRAM)の製造方法を示
す基板の要部断面図である。
【図6】(a)および(b)は、本発明の実施の形態1
の効果を説明するための半導体集積回路装置(DRA
M)の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図7】(a)および(b)は、本発明の実施の形態1
の効果を説明するための半導体集積回路装置(DRA
M)の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図8】(a)および(b)は、本発明の実施の形態1
の効果を説明するための半導体集積回路装置(DRA
M)の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図9】(a)および(b)は、本発明の実施の形態1
である半導体集積回路装置(DRAM)の製造方法を示
す基板の要部断面図である。
【図10】(a)および(b)は、本発明の実施の形態
1である半導体集積回路装置(DRAM)の製造方法を
示す基板の要部断面図である。
【図11】(a)および(b)は、本発明の実施の形態
1である半導体集積回路装置(DRAM)の製造方法を
示す基板の要部断面図である。
【図12】(a)および(b)は、本発明の実施の形態
1である半導体集積回路装置(DRAM)の製造方法を
示す基板の要部断面図である。
【図13】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置(DRAM)の製造方法を示す基板の要部断面図で
ある。
【図14】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置(DRAM)の製造方法を示す基板の要部断面図で
ある。
【図15】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置(DRAM)の製造方法を示す基板の要部断面図で
ある。
【図16】本発明の実施の形態1である半導体集積回路
装置(DRAM)の製造方法を示す基板の要部平面図で
ある。
【図17】本発明の実施の形態2である半導体集積回路
装置(DRAM)の製造方法を示す基板の要部断面図で
ある。
【図18】本発明の実施の形態2である半導体集積回路
装置(DRAM)の製造方法を示す基板の要部断面図で
ある。
【図19】本発明の実施の形態2である半導体集積回路
装置(DRAM)の製造方法を示す基板の要部断面図で
ある。
【図20】本発明の課題を説明するための半導体集積回
路装置(DRAM)を示す基板の要部断面図である。
【図21】本発明の課題を説明するための半導体集積回
路装置(DRAM)を示す基板の要部断面図である。
【符号の説明】
1 基板(半導体基板) 2 素子分離 3 p型ウエル 5 酸化シリコン膜 6 ゲート絶縁膜 7a 多結晶シリコン膜 7c W膜 8 窒化シリコン膜 9a n-型半導体領域 9b n+型半導体領域 11 窒化シリコン膜 15a SOG膜 15b 酸化シリコン膜 15c 窒化シリコン膜 16 コンタクトホール 17 コンタクトホール 18 プラグ 19 酸化シリコン膜 20 スルーホール 23 プラグ 40 酸化シリコン膜 43 スルーホール 44 プラグ 45 窒化シリコン膜 46 酸化シリコン膜 47 孔 48 下部電極 49 容量絶縁膜 50 上部電極 51 酸化シリコン膜 BL ビット線 C 情報蓄積用容量素子 G ゲート電極 Qt 情報転送用MISFET R レジスト膜 WL ワード線 ΔL ずれ量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 BB40 CC01 DD04 DD08 DD16 DD19 DD43 DD65 EE12 EE17 FF18 GG16 5F004 BD01 CA01 DA00 DA16 DA23 DA26 DB03 DB07 DB26 EA23 EA29 EB01 EB03 5F033 HH04 HH19 HH33 HH34 JJ04 KK03 MM08 MM13 PP06 QQ09 QQ10 QQ16 QQ22 QQ31 QQ37 QQ48 RR04 RR06 RR09 SS04 SS15 SS22 5F083 AD31 AD48 AD49 AD62 GA27 JA06 JA39 JA40 MA03 MA06 MA17 MA20 NA01 PR03 PR10 PR23 PR28 PR29 PR40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報転送用MISFETと容量素子から
    成るメモリセルを有する半導体集積回路装置の製造方法
    であって、 (a)前記情報転送用MISFETを形成する工程と、 (b)前記情報転送用MISFET上に第1絶縁膜を形
    成する工程と、 (c)前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程
    と、 (d)前記第2絶縁膜上であって、前記情報転送用MI
    SFETのソース、ドレイン領域上に開口を有するマス
    ク膜を形成する工程と、 (e)前記マスク膜をマスクに、前記第2絶縁膜を異方
    的にエッチングした後、等方的にエッチングすることに
    より前記ソース、ドレイン領域上の第1絶縁膜の表面を
    露出させる工程と、 (f)前記露出した第1絶縁膜をエッチングすることに
    より、前記ソース、ドレイン領域上に孔を形成する工程
    と、を、有することを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 情報転送用MISFETと容量素子から
    成るメモリセルを有する半導体集積回路装置の製造方法
    であって、 (a)前記情報転送用MISFETを形成する工程と、 (b)前記情報転送用MISFET上に第1絶縁膜を形
    成する工程と、 (c)前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程
    と、 (d)前記第2絶縁膜上であって、前記情報転送用MI
    SFETのソース、ドレイン領域上に開口を有するマス
    ク膜を形成する工程と、 (e)前記マスク膜をマスクに、前記第2絶縁膜を異方
    的にドライエッチングした後、等方的にドライエッチン
    グすることにより前記ソース、ドレイン領域上の第1絶
    縁膜の表面を露出させる工程と、 (f)前記露出した第1絶縁膜をエッチングすることに
    より、前記ソース、ドレイン領域上に孔を形成する工程
    と、を、有することを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1絶縁膜は、窒化シリコン膜、前
    記第2絶縁膜は、酸化シリコン膜であることを特徴とす
    る請求項1または2記載の半導体集積回路装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記半導体集積回路装置の製造方法は、
    さらに、 (g)前記孔中に導電性膜を埋め込むことにより形成さ
    れる接続部であって、前記情報転送用MISFETと前
    記容量素子とを電気的に接続する接続部を形成する工程
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の半導
    体集積回路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 情報転送用MISFETと容量素子から
    成るメモリセルを有する半導体集積回路装置の製造方法
    であって、 (a)前記情報転送用MISFETを形成する工程と、 (b)前記情報転送用MISFET上に第1絶縁膜を形
    成する工程と、 (c)前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程
    と、 (d)前記第2絶縁膜上であって、前記情報転送用MI
    SFETのソース、ドレイン領域上に開口を有するマス
    ク膜を形成する工程と、 (e)前記マスク膜の表面をアッシング(灰化)する工
    程と、 (f)前記(e)工程の後、前記マスク膜をマスクに、
    前記第1絶縁膜および第2絶縁膜をエッチングすること
    により前記ソース、ドレイン領域上に孔を形成する工程
    と、を、有することを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
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