JP2003295339A - 画像読取装置のキャリッジの駆動部構造 - Google Patents
画像読取装置のキャリッジの駆動部構造Info
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- H04N1/10—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using flat picture-bearing surfaces
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像読取装置のキャリッジの移動を案内する
移動ガイド手段を、キャリッジの側方に配したことによ
りキャリッジの下方に存する部品を廃し、画像読取装置
の薄型化を図るキャリッジの駆動部構造を提供する。 【解決手段】 画像読取装置1の筐体3の長手方向の長
尺壁部3aに沿ってガイドロッド7を設け、キャリッジ5
の幅方向の側部に該ガイドロッド7を挿通させるガイド
孔を形成した被ガイド部5a、5bを設ける。一方のガイド
ロッド7と長尺壁部3aとの間にキャリッジ5に連繋させ
た駆動ベルト9を配し、駆動ベルト9の駆動側プーリ9a
の近傍に駆動モータ11を配設する。キャリッジ5の下方
にガイドロッド等を配する必要がなく、画像読取装置の
厚さは、キャリッジ5とプラテンガラス13、底板15の夫
々の厚さによって定められ、薄型化を図れる。
移動ガイド手段を、キャリッジの側方に配したことによ
りキャリッジの下方に存する部品を廃し、画像読取装置
の薄型化を図るキャリッジの駆動部構造を提供する。 【解決手段】 画像読取装置1の筐体3の長手方向の長
尺壁部3aに沿ってガイドロッド7を設け、キャリッジ5
の幅方向の側部に該ガイドロッド7を挿通させるガイド
孔を形成した被ガイド部5a、5bを設ける。一方のガイド
ロッド7と長尺壁部3aとの間にキャリッジ5に連繋させ
た駆動ベルト9を配し、駆動ベルト9の駆動側プーリ9a
の近傍に駆動モータ11を配設する。キャリッジ5の下方
にガイドロッド等を配する必要がなく、画像読取装置の
厚さは、キャリッジ5とプラテンガラス13、底板15の夫
々の厚さによって定められ、薄型化を図れる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャリッジに搭
載された光学ユニットを原稿に沿って移動させながら、
該原稿に形成された画像を走査して画像データを取得す
るスキャナ等の画像読取装置における前記キャリッジの
移動を行う駆動部構造に関する。
載された光学ユニットを原稿に沿って移動させながら、
該原稿に形成された画像を走査して画像データを取得す
るスキャナ等の画像読取装置における前記キャリッジの
移動を行う駆動部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置のうちのカラースキャナ等
では、原稿の画像データを取得するために、光源と光電
変換デバイス、原稿からの反射光を光電変換デバイスに
導く光路を形成するレンズや反射鏡等の光学素子とから
なる光学ユニットを原稿に沿って移動させるようにした
ものがある。光学ユニットはキャリッジに組み込まれて
おり、このキャリッジを移動させるための駆動機構に
は、駆動モータの出力回転によりタイミングベルト等の
駆動ベルトを往復移動させ、この駆動ベルトにキャリッ
ジを連繋させる等による。また、キャリッジの移動を案
内するために、該キャリッジにその移動方向を長手方向
としたガイドロッドを連繋させてある。
では、原稿の画像データを取得するために、光源と光電
変換デバイス、原稿からの反射光を光電変換デバイスに
導く光路を形成するレンズや反射鏡等の光学素子とから
なる光学ユニットを原稿に沿って移動させるようにした
ものがある。光学ユニットはキャリッジに組み込まれて
おり、このキャリッジを移動させるための駆動機構に
は、駆動モータの出力回転によりタイミングベルト等の
駆動ベルトを往復移動させ、この駆動ベルトにキャリッ
ジを連繋させる等による。また、キャリッジの移動を案
内するために、該キャリッジにその移動方向を長手方向
としたガイドロッドを連繋させてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パーソナル
コンピュータの一般家庭への普及によりカラースキャナ
の需要が増大する傾向がある。一般家庭においては、パ
ーソナルコンピュータやその周辺機器の設置場所に非常
に制約を受けることがある。スキャナは、例えばA4版
サイズの原稿の画像を読み取ることができるためには、
それに応じた大きさが必要となる反面、常時使用される
周辺機器ではないので、不使用時には適宜な場所に効率
よく収納させておけることが要求される。このため、ス
キャナには、縦置きした状態で収納できるように、薄型
化や軽量化が要求されている。
コンピュータの一般家庭への普及によりカラースキャナ
の需要が増大する傾向がある。一般家庭においては、パ
ーソナルコンピュータやその周辺機器の設置場所に非常
に制約を受けることがある。スキャナは、例えばA4版
サイズの原稿の画像を読み取ることができるためには、
それに応じた大きさが必要となる反面、常時使用される
周辺機器ではないので、不使用時には適宜な場所に効率
よく収納させておけることが要求される。このため、ス
キャナには、縦置きした状態で収納できるように、薄型
化や軽量化が要求されている。
【0004】従来のスキャナでは、その駆動機構の配置
によって、薄型化を図るのに支障を生じるおそれがあっ
た。すなわち、前記ガイドロッドはキャリッジのほぼ中
央部に配されている。このため、このガイドロッドに連
繋させる被ガイド部はキャリッジの一部に設けられるこ
とになる。すなわち、前記光学ユニットが組み込まれる
部分とは別に被ガイド部がキャリッジに設けられること
になり、この部分がキャリッジの下部に突設されること
になる。しかも、前記駆動ベルトは光学ユニットの安定
化のためにはガイドロッドの近傍にあることが好ましい
から、該駆動ベルトもキャリッジの下方に配されること
になる。さらに、この駆動ベルトを往復移動させる駆動
モータ等も駆動ベルトの位置関係から、一部がキャリッ
ジの下方に突出した状態となる。したがって、スキャナ
の筐体の下部にこれら被ガイド部や駆動ベルト等を収容
する空間部が必要となり、筐体の厚さを大きくしてスキ
ャナの薄型化を制限するおそれがある。
によって、薄型化を図るのに支障を生じるおそれがあっ
た。すなわち、前記ガイドロッドはキャリッジのほぼ中
央部に配されている。このため、このガイドロッドに連
繋させる被ガイド部はキャリッジの一部に設けられるこ
とになる。すなわち、前記光学ユニットが組み込まれる
部分とは別に被ガイド部がキャリッジに設けられること
になり、この部分がキャリッジの下部に突設されること
になる。しかも、前記駆動ベルトは光学ユニットの安定
化のためにはガイドロッドの近傍にあることが好ましい
から、該駆動ベルトもキャリッジの下方に配されること
になる。さらに、この駆動ベルトを往復移動させる駆動
モータ等も駆動ベルトの位置関係から、一部がキャリッ
ジの下方に突出した状態となる。したがって、スキャナ
の筐体の下部にこれら被ガイド部や駆動ベルト等を収容
する空間部が必要となり、筐体の厚さを大きくしてスキ
ャナの薄型化を制限するおそれがある。
【0005】そこで、この発明は、光学ユニットが組み
込まれたキャリッジの移動を確実に案内することができ
ると共に、画像読取装置の薄型化を図ることができる画
像読取装置のキャリッジの駆動部構造を提供することを
目的としている。
込まれたキャリッジの移動を確実に案内することができ
ると共に、画像読取装置の薄型化を図ることができる画
像読取装置のキャリッジの駆動部構造を提供することを
目的としている。
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る画像読取装置の
キャリッジの駆動部構造は、光源や光電変換デバイス等
がキャリッジに組み込まれた光学ユニットを原稿に沿っ
て移動させながら、該原稿の画像データを取得する画像
読取装置において、前記光学ユニットを組み込んだキャ
リッジの移動を案内する移動ガイド手段を、該光学ユニ
ットのキャリッジの側部に配設したことを特徴としてい
る。
めの技術的手段として、この発明に係る画像読取装置の
キャリッジの駆動部構造は、光源や光電変換デバイス等
がキャリッジに組み込まれた光学ユニットを原稿に沿っ
て移動させながら、該原稿の画像データを取得する画像
読取装置において、前記光学ユニットを組み込んだキャ
リッジの移動を案内する移動ガイド手段を、該光学ユニ
ットのキャリッジの側部に配設したことを特徴としてい
る。
【0006】前記キャリッジの移動を案内する移動ガイ
ド手段をキャリッジの側部に配設することにより、該キ
ャリッジの下部には、例えば被ガイド部のように突設さ
れる部位が存しないから、筐体に当該部位に対応する空
間部を必要とせず、しかも、駆動機構もキャリッジの側
方に配することができる。このため、筐体の薄型化を図
ることができる。したがって、画像読取装置をより薄く
することができる。
ド手段をキャリッジの側部に配設することにより、該キ
ャリッジの下部には、例えば被ガイド部のように突設さ
れる部位が存しないから、筐体に当該部位に対応する空
間部を必要とせず、しかも、駆動機構もキャリッジの側
方に配することができる。このため、筐体の薄型化を図
ることができる。したがって、画像読取装置をより薄く
することができる。
【0007】また、請求項2の発明に係る画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造は、前記移動ガイド手段が、
画像読取装置の筐体に前記光学ユニットの移動方向を長
手方向として配設した一対のガイドロッドと、前記キャ
リッジの側部に設けた該ガイドロッドと連繋した被ガイ
ド部とからなることを特徴としている。
のキャリッジの駆動部構造は、前記移動ガイド手段が、
画像読取装置の筐体に前記光学ユニットの移動方向を長
手方向として配設した一対のガイドロッドと、前記キャ
リッジの側部に設けた該ガイドロッドと連繋した被ガイ
ド部とからなることを特徴としている。
【0008】キャリッジの移動は、前記ガイドロッドに
案内されて行われる。このガイドロッドはキャリッジの
側方に配設することができると共に、被ガイド部はキャ
リッジの側方に突出させて設けることができる。このた
め、キャリッジの下部に突出する部位が存しないから、
筐体の薄型化を容易に図り、画像読取装置を薄型化する
ことができる。
案内されて行われる。このガイドロッドはキャリッジの
側方に配設することができると共に、被ガイド部はキャ
リッジの側方に突出させて設けることができる。このた
め、キャリッジの下部に突出する部位が存しないから、
筐体の薄型化を容易に図り、画像読取装置を薄型化する
ことができる。
【0009】また、請求項3の発明に係る画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造は、前記移動ガイド手段が、
前記筐体に配設した1本のガイドロッドと連繋する前記
キャリッジの一方の側部に設けた被ガイド部と、前記キ
ャリッジの他方の側部に、前記の筐体の底板を転動する
よう回転自在に支持させたローラとからなることを特徴
としている。
のキャリッジの駆動部構造は、前記移動ガイド手段が、
前記筐体に配設した1本のガイドロッドと連繋する前記
キャリッジの一方の側部に設けた被ガイド部と、前記キ
ャリッジの他方の側部に、前記の筐体の底板を転動する
よう回転自在に支持させたローラとからなることを特徴
としている。
【0010】キャリッジは、一方の側部が前記ガイドロ
ッドに案内され、他方の側部が前記ローラに支持されて
移動する。ガイドロッドは、キャリッジの移動の円滑化
を図るため、例えばクロムメッキ等の表面処理を施すこ
とが必要となる場合があり、コストを上昇させてしまう
おそれがある。ところが、キャリッジの一方の側をロー
ラによって支持させることにより、当該部分のガイドロ
ッドを省略することができる。このため、コストを削減
することができる。しかも、キャリッジは両側部で支持
されるから、安定した移動を行うことができる。
ッドに案内され、他方の側部が前記ローラに支持されて
移動する。ガイドロッドは、キャリッジの移動の円滑化
を図るため、例えばクロムメッキ等の表面処理を施すこ
とが必要となる場合があり、コストを上昇させてしまう
おそれがある。ところが、キャリッジの一方の側をロー
ラによって支持させることにより、当該部分のガイドロ
ッドを省略することができる。このため、コストを削減
することができる。しかも、キャリッジは両側部で支持
されるから、安定した移動を行うことができる。
【0011】また、請求項4の発明に係る画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造によれば、前記移動ガイド手
段が、前記筐体に配設した1本のガイドロッドと連繋す
る前記キャリッジの一方の側部に設けた被ガイド部と、
前記筐体の側壁であって前記光学ユニットの移動方向に
沿った側壁の内側面に案内されて転動する前記キャリッ
ジの側部に回転自在に支持させた支持ローラとからなる
ことを特徴としている。
のキャリッジの駆動部構造によれば、前記移動ガイド手
段が、前記筐体に配設した1本のガイドロッドと連繋す
る前記キャリッジの一方の側部に設けた被ガイド部と、
前記筐体の側壁であって前記光学ユニットの移動方向に
沿った側壁の内側面に案内されて転動する前記キャリッ
ジの側部に回転自在に支持させた支持ローラとからなる
ことを特徴としている。
【0012】キャリッジは、一方の側部が前記ガイドロ
ッドに案内され、他方の側部が前記支持ローラに案内さ
れる。支持ローラは筐体の側壁の内側面に案内されるた
め、キャリッジは側面で移動方向と直交する方向の力を
受けて支持されることになる。筐体の厚さは、キャリッ
ジを収容できる厚さがあれば充分であるから、該筐体を
より薄型化させることができ、画像読取装置のより薄型
化を図ることができる。
ッドに案内され、他方の側部が前記支持ローラに案内さ
れる。支持ローラは筐体の側壁の内側面に案内されるた
め、キャリッジは側面で移動方向と直交する方向の力を
受けて支持されることになる。筐体の厚さは、キャリッ
ジを収容できる厚さがあれば充分であるから、該筐体を
より薄型化させることができ、画像読取装置のより薄型
化を図ることができる。
【0013】また、請求項5の発明に係る画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造は、前記移動ガイド手段が、
前記筐体の側壁であって前記光学ユニットの移動方向に
沿ったそれぞれの側壁の内側面と、前記キャリッジの側
部のそれぞれに回転自在に支持させて、前記内側面に案
内されて転動する支持ローラとからなることを特徴とし
ている。
のキャリッジの駆動部構造は、前記移動ガイド手段が、
前記筐体の側壁であって前記光学ユニットの移動方向に
沿ったそれぞれの側壁の内側面と、前記キャリッジの側
部のそれぞれに回転自在に支持させて、前記内側面に案
内されて転動する支持ローラとからなることを特徴とし
ている。
【0014】キャリッジは、その側部で前記支持ローラ
によって支持され、この支持ローラは筐体の側壁の内側
面に案内される。このため、キャリッジは側面で移動方
向と直交する方向の力を受けて支持されることになる。
また、筐体の厚さは、キャリッジを収容できる厚さがあ
れば充分であるから、該筐体の薄型化を図ることができ
る。しかも、ガイドロッドを必要としないから、コスト
の上昇を抑制することができ、より安価に画像読取装置
を提供することができる。
によって支持され、この支持ローラは筐体の側壁の内側
面に案内される。このため、キャリッジは側面で移動方
向と直交する方向の力を受けて支持されることになる。
また、筐体の厚さは、キャリッジを収容できる厚さがあ
れば充分であるから、該筐体の薄型化を図ることができ
る。しかも、ガイドロッドを必要としないから、コスト
の上昇を抑制することができ、より安価に画像読取装置
を提供することができる。
【0015】また、請求項6の発明に係る画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造は、前記内側面に案内されて
転動する前記支持ローラを支持させた側であってキャリ
ッジの底部に、筐体の底板を転動する受けローラを回転
自在に支持させたことを特徴としている。
のキャリッジの駆動部構造は、前記内側面に案内されて
転動する前記支持ローラを支持させた側であってキャリ
ッジの底部に、筐体の底板を転動する受けローラを回転
自在に支持させたことを特徴としている。
【0016】キャリッジをその側部に支持させた支持ロ
ーラで、該キャリッジの移動方向と直交する方向の力を
加えて支持させる場合には、キャリッジや側壁の内側面
間の位置関係に関する寸法に比較的高い精度を要求され
る。しかし、前記受けローラを設けることにより、キャ
リッジは該受けローラで筐体の底板に載置させた状態と
することができるから、支持ローラによる支持のみでな
くなり、寸法精度の許容範囲が大きくなって、部品の製
作コストを削減して、画像読取装置のコストを抑制する
ことができる。
ーラで、該キャリッジの移動方向と直交する方向の力を
加えて支持させる場合には、キャリッジや側壁の内側面
間の位置関係に関する寸法に比較的高い精度を要求され
る。しかし、前記受けローラを設けることにより、キャ
リッジは該受けローラで筐体の底板に載置させた状態と
することができるから、支持ローラによる支持のみでな
くなり、寸法精度の許容範囲が大きくなって、部品の製
作コストを削減して、画像読取装置のコストを抑制する
ことができる。
【0017】また、請求項7の発明に係る画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造は、キャリッジの両側部の底
部に筐体の底板を転動する受けローラを回転自在に支持
させたことを特徴としている。
のキャリッジの駆動部構造は、キャリッジの両側部の底
部に筐体の底板を転動する受けローラを回転自在に支持
させたことを特徴としている。
【0018】すなわち、キャリッジを、その側部を筐体
の側壁の内側面で案内されて転動する支持ローラで支持
させると共に、筐体の底板に前記受けローラを介して載
置させたから、キャリッジの移動をより安定して行うこ
とができる。
の側壁の内側面で案内されて転動する支持ローラで支持
させると共に、筐体の底板に前記受けローラを介して載
置させたから、キャリッジの移動をより安定して行うこ
とができる。
【0019】また、請求項8の発明に係る画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造は、前記底板をガラス板で形
成したことを特徴としている。
のキャリッジの駆動部構造は、前記底板をガラス板で形
成したことを特徴としている。
【0020】画像読取装置のコストを抑制し、軽量化を
図るために、筐体を合成樹脂で成型する場合には、筐体
の壁部等を充分な肉厚で形成しなければ筐体の強度が低
下するおそれがある。底板を適宜な肉厚のガラス板で形
成することにより筐体の肉厚を小さくしても、強度を確
保することができる。しかも、前記受けローラでキャリ
ッジを支持する構造を採用する場合、受けローラの転動
に必要な表面精度を、別途切削加工などの加工を要する
ことなく確実に確保することができる。
図るために、筐体を合成樹脂で成型する場合には、筐体
の壁部等を充分な肉厚で形成しなければ筐体の強度が低
下するおそれがある。底板を適宜な肉厚のガラス板で形
成することにより筐体の肉厚を小さくしても、強度を確
保することができる。しかも、前記受けローラでキャリ
ッジを支持する構造を採用する場合、受けローラの転動
に必要な表面精度を、別途切削加工などの加工を要する
ことなく確実に確保することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る画像読取装置のキャリッ
ジの駆動部構造を具体的に説明する。
態に基づいて、この発明に係る画像読取装置のキャリッ
ジの駆動部構造を具体的に説明する。
【0022】図1及び図2には、この画像読取装置のキ
ャリッジの駆動部構造の第1の実施形態を示してあり、
図1は概略構造を示す分解斜視図であり、図2は組み立
てられた画像読取装置の図1におけるA−A線に沿って
切断した断面図である。画像読取装置1は、ほぼ矩形の
枠状で形成された合成樹脂製の筐体3の内部に、キャリ
ッジ5が該矩形の長手方向に沿って移動自在に収容され
て構成されている。キャリッジ5には、光源と光電変換
デバイス、光源から照射されて原稿で反射した光を前記
光電変換デバイスに導く光路を形成するレンズや反射鏡
などからなる図示しない光学ユニットが組み込まれてお
り、キャリッジ5の移動に伴われて光学ユニットが移動
しながら原稿に対する照射位置を順次変更することによ
り、原稿の読取走査を行って画像データを取得する。こ
のキャリッジ5の移動を案内するために、筐体3の長手
方向に沿ったそれぞれの長尺壁部3aの近傍には、移動ガ
イド手段を構成する一対のガイドロッド7が設けられて
いる。これらガイドロッド7は、筐体3の短尺壁部3bに
両端部が支持されている。また、キャリッジ5の側部に
は、これらガイドロッド7を挿通させてキャリッジ5に
連繋させるガイド孔を備えた移動ガイド手段を構成する
被ガイド部5a、5bが設けられている。一方の被ガイド部
5bに形成されたガイド孔5cは、図2に示すように長孔に
形成されて、ガイドロッド7を遊挿するようにしてあ
り、キャリッジ5の移動方向と直交する方向(以下、キ
ャリッジの「幅方向」とする。)の寸法誤差を許容する
ようにしてある。
ャリッジの駆動部構造の第1の実施形態を示してあり、
図1は概略構造を示す分解斜視図であり、図2は組み立
てられた画像読取装置の図1におけるA−A線に沿って
切断した断面図である。画像読取装置1は、ほぼ矩形の
枠状で形成された合成樹脂製の筐体3の内部に、キャリ
ッジ5が該矩形の長手方向に沿って移動自在に収容され
て構成されている。キャリッジ5には、光源と光電変換
デバイス、光源から照射されて原稿で反射した光を前記
光電変換デバイスに導く光路を形成するレンズや反射鏡
などからなる図示しない光学ユニットが組み込まれてお
り、キャリッジ5の移動に伴われて光学ユニットが移動
しながら原稿に対する照射位置を順次変更することによ
り、原稿の読取走査を行って画像データを取得する。こ
のキャリッジ5の移動を案内するために、筐体3の長手
方向に沿ったそれぞれの長尺壁部3aの近傍には、移動ガ
イド手段を構成する一対のガイドロッド7が設けられて
いる。これらガイドロッド7は、筐体3の短尺壁部3bに
両端部が支持されている。また、キャリッジ5の側部に
は、これらガイドロッド7を挿通させてキャリッジ5に
連繋させるガイド孔を備えた移動ガイド手段を構成する
被ガイド部5a、5bが設けられている。一方の被ガイド部
5bに形成されたガイド孔5cは、図2に示すように長孔に
形成されて、ガイドロッド7を遊挿するようにしてあ
り、キャリッジ5の移動方向と直交する方向(以下、キ
ャリッジの「幅方向」とする。)の寸法誤差を許容する
ようにしてある。
【0023】他方の被ガイド部5aと筐体3の長尺壁部3a
との間には、長尺壁部3aに沿って駆動ベルト9が配され
ている。この駆動ベルト9は、短尺壁部3bの近傍に回転
自在に支持された駆動側プーリ9aと被動側プーリ9bとに
掛け渡されて設けられている。駆動側プーリ9aには、適
宜な伝達手段を介して駆動モータ11の出力回転が伝達さ
れており、駆動モータ11の回転方向に応じて、駆動ベル
ト9が往復移動をするようにしてある。そして、この駆
動ベルト9の内側の適宜位置が前記被ガイド部5aに固定
されている。
との間には、長尺壁部3aに沿って駆動ベルト9が配され
ている。この駆動ベルト9は、短尺壁部3bの近傍に回転
自在に支持された駆動側プーリ9aと被動側プーリ9bとに
掛け渡されて設けられている。駆動側プーリ9aには、適
宜な伝達手段を介して駆動モータ11の出力回転が伝達さ
れており、駆動モータ11の回転方向に応じて、駆動ベル
ト9が往復移動をするようにしてある。そして、この駆
動ベルト9の内側の適宜位置が前記被ガイド部5aに固定
されている。
【0024】筐体3の上部には、原稿を載置させるプラ
テンガラス13が取り付けられる。また、下部にはガラス
板で形成された底板15が取り付けられる。
テンガラス13が取り付けられる。また、下部にはガラス
板で形成された底板15が取り付けられる。
【0025】この第1実施形態に係るキャリッジの駆動
部構造では、駆動モータ11が回転すると駆動ベルト9
が、その回転方向に応じて往復移動する。駆動ベルト9
にはキャリッジ5が固定されているから、駆動ベルト9
の移動によってキャリッジ5が前記ガイドロッド7に案
内されて移動する。この移動によってキャリッジ5に組
み込まれた光学ユニットが原稿を読取走査して、該原稿
の画像データが取得されることになる。
部構造では、駆動モータ11が回転すると駆動ベルト9
が、その回転方向に応じて往復移動する。駆動ベルト9
にはキャリッジ5が固定されているから、駆動ベルト9
の移動によってキャリッジ5が前記ガイドロッド7に案
内されて移動する。この移動によってキャリッジ5に組
み込まれた光学ユニットが原稿を読取走査して、該原稿
の画像データが取得されることになる。
【0026】この第1実施形態に係る駆動部構造を備え
た画像読取装置1の厚さは、図2に示すように、キャリ
ッジ5の高さと、プラテンガラス13と底板15の肉厚とに
よって決定されることになり、極力薄くすることができ
る。
た画像読取装置1の厚さは、図2に示すように、キャリ
ッジ5の高さと、プラテンガラス13と底板15の肉厚とに
よって決定されることになり、極力薄くすることができ
る。
【0027】図3及び図4には、この発明に係る画像読
取装置のキャリッジの駆動部構造の第2の実施形態を示
してある。なお、第1実施形態に係る駆動部構造と同一
の部分は同一に符号を附してある。この第2実施形態に
係る駆動部構造では、前記被ガイド部5bの代わりに、移
動ガイド手段としてローラ23が用いられている。すなわ
ち、キャリッジ21の側面に支持軸23a を植設し、この支
持軸23a に回転可能にローラ23を嵌装させて、前記第1
実施形態における被ガイド部5bに挿通されるガイドロッ
ド7に代えている。そして、このローラ23は、図4に示
すように、底板15の上面に載置されてキャリッジ21の当
該側部を支持するようにしてある。
取装置のキャリッジの駆動部構造の第2の実施形態を示
してある。なお、第1実施形態に係る駆動部構造と同一
の部分は同一に符号を附してある。この第2実施形態に
係る駆動部構造では、前記被ガイド部5bの代わりに、移
動ガイド手段としてローラ23が用いられている。すなわ
ち、キャリッジ21の側面に支持軸23a を植設し、この支
持軸23a に回転可能にローラ23を嵌装させて、前記第1
実施形態における被ガイド部5bに挿通されるガイドロッ
ド7に代えている。そして、このローラ23は、図4に示
すように、底板15の上面に載置されてキャリッジ21の当
該側部を支持するようにしてある。
【0028】この第2実施形態に係る駆動部構造でも、
駆動モータ11の回転による駆動ベルト9の往復移動によ
ってキャリッジ21が往復移動する。このとき、キャリッ
ジ21は、一方の側部に形成された被ガイド部21a がガイ
ドロッド7に対して摺動し、他方の側部は前記ローラ23
が底板15上を転動することにより案内されることにな
る。また、底板15がガラス板で形成されていることによ
り、表面が円滑となり、ローラ23を安定して転動させる
ことができる。このため、キャリッジ21の移動も円滑に
行われる。
駆動モータ11の回転による駆動ベルト9の往復移動によ
ってキャリッジ21が往復移動する。このとき、キャリッ
ジ21は、一方の側部に形成された被ガイド部21a がガイ
ドロッド7に対して摺動し、他方の側部は前記ローラ23
が底板15上を転動することにより案内されることにな
る。また、底板15がガラス板で形成されていることによ
り、表面が円滑となり、ローラ23を安定して転動させる
ことができる。このため、キャリッジ21の移動も円滑に
行われる。
【0029】この第2実施形態に係る駆動部構造を備え
た画像読取装置20の厚さも、第1実施形態に係る画像読
取装置1の場合と同様に、図4に示すように、キャリッ
ジ21の高さと、プラテンガラス13と底板15の肉厚とによ
って決定されることになり、極力薄くすることができ
る。
た画像読取装置20の厚さも、第1実施形態に係る画像読
取装置1の場合と同様に、図4に示すように、キャリッ
ジ21の高さと、プラテンガラス13と底板15の肉厚とによ
って決定されることになり、極力薄くすることができ
る。
【0030】図5及び図6には、この発明に係る画像読
取装置のキャリッジの駆動部構造の第3の実施形態を示
してある。なお、第1実施形態に係る駆動部構造と同一
の部分は同一に符号を附してある。キャリッジ31の側面
は筐体33の長尺壁部33a の近傍に臨ませてあり、該キャ
リッジ31のそれぞれの側面には、鉛直方向を軸として回
転自在に支持ローラ35が支持されており、この支持ロー
ラ35の外周面が長尺壁部33a の内側面に接触するように
してある。また、この支持ローラ35はキャリッジ31の側
面に形成された凹部32に収容され、一部がキャリッジ31
の側面から突出した状態となるように支持されている。
取装置のキャリッジの駆動部構造の第3の実施形態を示
してある。なお、第1実施形態に係る駆動部構造と同一
の部分は同一に符号を附してある。キャリッジ31の側面
は筐体33の長尺壁部33a の近傍に臨ませてあり、該キャ
リッジ31のそれぞれの側面には、鉛直方向を軸として回
転自在に支持ローラ35が支持されており、この支持ロー
ラ35の外周面が長尺壁部33a の内側面に接触するように
してある。また、この支持ローラ35はキャリッジ31の側
面に形成された凹部32に収容され、一部がキャリッジ31
の側面から突出した状態となるように支持されている。
【0031】キャリッジ31の側部底面であって、前記支
持ローラ35の内側には、図6に示すように、キャリッジ
31の幅方向を長手方向とした軸37a に受けローラ37が回
転自在に支持されている。この軸37a は、キャリッジ31
の底部に支持凹部31a が形成され、この支持凹部31a に
掛け渡された状態に支持され、前記受けローラ37はこの
支持凹部31a に収められた状態で、一部がキャリッジ31
の底面から突出した状態とされている。
持ローラ35の内側には、図6に示すように、キャリッジ
31の幅方向を長手方向とした軸37a に受けローラ37が回
転自在に支持されている。この軸37a は、キャリッジ31
の底部に支持凹部31a が形成され、この支持凹部31a に
掛け渡された状態に支持され、前記受けローラ37はこの
支持凹部31a に収められた状態で、一部がキャリッジ31
の底面から突出した状態とされている。
【0032】また、キャリッジ31の底部の適宜位置には
案内凹部31b が形成されており、筐体33の長手方向に沿
って掛け渡された前記駆動ベルト9がこの案内凹部31b
内に位置するようにしてある。
案内凹部31b が形成されており、筐体33の長手方向に沿
って掛け渡された前記駆動ベルト9がこの案内凹部31b
内に位置するようにしてある。
【0033】そして、筐体33の上部にはプラテンガラス
38が、下部にはガラス板製の底板39がそれぞれ取り付け
られる。
38が、下部にはガラス板製の底板39がそれぞれ取り付け
られる。
【0034】この段3実施形態に係る駆動部構造では、
キャリッジ31の移動は、筐体33の長尺壁部33a の内側面
を転動する前記支持ローラ35と、底板39上を受けローラ
37が転動することにより案内されて行われる。なお、受
けローラ37に付勢手段による蓄勢力を付与して、該受け
ローラ37がキャリッジ31の底面から突出するようにして
あれば、キャリッジ31はプラテンガラス38に押圧する方
向の力を受け、キャリッジ31に組み込まれた光源を極力
原稿に接近させることができるので好ましい。
キャリッジ31の移動は、筐体33の長尺壁部33a の内側面
を転動する前記支持ローラ35と、底板39上を受けローラ
37が転動することにより案内されて行われる。なお、受
けローラ37に付勢手段による蓄勢力を付与して、該受け
ローラ37がキャリッジ31の底面から突出するようにして
あれば、キャリッジ31はプラテンガラス38に押圧する方
向の力を受け、キャリッジ31に組み込まれた光源を極力
原稿に接近させることができるので好ましい。
【0035】この第3実施形態に係る駆動部構造を備え
た画像読取装置30の厚さは、図6に示すように、キャリ
ッジ31の高さと、プラテンガラス38と底板39の肉厚と、
受けローラ37のキャリッジ31の底面から突出した高さに
よって決定されることになり、極力薄くすることができ
る。
た画像読取装置30の厚さは、図6に示すように、キャリ
ッジ31の高さと、プラテンガラス38と底板39の肉厚と、
受けローラ37のキャリッジ31の底面から突出した高さに
よって決定されることになり、極力薄くすることができ
る。
【0036】図7及び図8には、この発明に係る画像読
取装置のキャリッジの駆動部構造の第4の実施形態を示
してある。この第4実施形態に係る画像読取装置40は、
前記第3実施形態に係る画像読取装置30の筐体33とは異
なる構造の筐体41を備えたものであり、他の部分は第3
実施形態と同一であるので、同一の符号を附してある。
この筐体41は長尺壁部41a と短尺壁部41b 、底板43とを
合成樹脂で一体成型した構造によるものである。
取装置のキャリッジの駆動部構造の第4の実施形態を示
してある。この第4実施形態に係る画像読取装置40は、
前記第3実施形態に係る画像読取装置30の筐体33とは異
なる構造の筐体41を備えたものであり、他の部分は第3
実施形態と同一であるので、同一の符号を附してある。
この筐体41は長尺壁部41a と短尺壁部41b 、底板43とを
合成樹脂で一体成型した構造によるものである。
【0037】この第4実施形態に係るキャリッジ31の移
動も、第3実施形態に係る構造と同様に、支持ローラ35
が筐体41の長尺壁部41a の内側面で転動し、受けローラ
37が底板43の上面を転動して案内される。受けローラ37
が円滑に底板43上を転動するためには、転動の範囲の表
面を適宜な円滑面に形成することが好ましい。この点、
底板39にガラス板を使用したものでは、この転動範囲を
加工する必要がなく、しかも摩耗のおそれもない。
動も、第3実施形態に係る構造と同様に、支持ローラ35
が筐体41の長尺壁部41a の内側面で転動し、受けローラ
37が底板43の上面を転動して案内される。受けローラ37
が円滑に底板43上を転動するためには、転動の範囲の表
面を適宜な円滑面に形成することが好ましい。この点、
底板39にガラス板を使用したものでは、この転動範囲を
加工する必要がなく、しかも摩耗のおそれもない。
【0038】以上に説明した第3実施形態と第4実施形
態では、受けローラ37を設けて底板39、43上を転動させ
る構造について説明したが、例えば長尺壁部33a 、41a
に溝などを形成してガイドレール部を設け、このガイド
レール部に前記支持ローラ35を案内させるようにすれ
ば、該支持ローラ35でキャリッジ31を支持することがで
きるので、受けローラ37を設けた構造としなくても構わ
ない。あるいは、支持ローラ35を壁部に押圧するように
して該壁部に案内させれば、キャリッジ31はその幅方向
の力を受けて安定するから、この場合にも受けローラ37
を設けた構造としなくてもよい。
態では、受けローラ37を設けて底板39、43上を転動させ
る構造について説明したが、例えば長尺壁部33a 、41a
に溝などを形成してガイドレール部を設け、このガイド
レール部に前記支持ローラ35を案内させるようにすれ
ば、該支持ローラ35でキャリッジ31を支持することがで
きるので、受けローラ37を設けた構造としなくても構わ
ない。あるいは、支持ローラ35を壁部に押圧するように
して該壁部に案内させれば、キャリッジ31はその幅方向
の力を受けて安定するから、この場合にも受けローラ37
を設けた構造としなくてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る画
像読取装置のキャリッジの駆動部構造によれば、キャリ
ッジの側部に該キャリッジの移動を案内する移動ガイド
手段を設けたから、キャリッジの下方にガイドロッドや
駆動機構などを配することがない。このため、画像読取
装置の薄型化を図ることができる。
像読取装置のキャリッジの駆動部構造によれば、キャリ
ッジの側部に該キャリッジの移動を案内する移動ガイド
手段を設けたから、キャリッジの下方にガイドロッドや
駆動機構などを配することがない。このため、画像読取
装置の薄型化を図ることができる。
【0040】また、請求項2の発明に係る画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造によれば、キャリッジはガイ
ドロッドに案内されて安定して移動することができる。
しかも、ガイドロッドがキャリッジの側方に位置するか
ら、キャリッジの駆動機構も側方に位置させることがで
き、キャリッジの下方にガイドロッドや駆動機構を配さ
れない。このため、画像読取装置の薄型化を図ることが
できる。
のキャリッジの駆動部構造によれば、キャリッジはガイ
ドロッドに案内されて安定して移動することができる。
しかも、ガイドロッドがキャリッジの側方に位置するか
ら、キャリッジの駆動機構も側方に位置させることがで
き、キャリッジの下方にガイドロッドや駆動機構を配さ
れない。このため、画像読取装置の薄型化を図ることが
できる。
【0041】また、請求項3の発明に係る画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造によれば、加工精度が要求さ
れるためにコストを上昇させるおそれがあるガイドロッ
ドが1本でよく、画像読取装置のコストを抑制すること
ができる。しかも、キャリッジは両側部で支持されてそ
の移動が案内されるから、安定した移動を確保すること
ができる。
のキャリッジの駆動部構造によれば、加工精度が要求さ
れるためにコストを上昇させるおそれがあるガイドロッ
ドが1本でよく、画像読取装置のコストを抑制すること
ができる。しかも、キャリッジは両側部で支持されてそ
の移動が案内されるから、安定した移動を確保すること
ができる。
【0042】また、請求項4の発明に係る画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造によれば、キャリッジは前記
支持ローラが側壁の内面に案内された状態となって移動
するから、該キャリッジが移動方向と直交する方向にず
れてしまうことが防止され、安定した直線移動を行わせ
ることができる。
のキャリッジの駆動部構造によれば、キャリッジは前記
支持ローラが側壁の内面に案内された状態となって移動
するから、該キャリッジが移動方向と直交する方向にず
れてしまうことが防止され、安定した直線移動を行わせ
ることができる。
【0043】また、請求項5の発明に係る画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造によれば、加工精度が要求さ
れてコストを上昇させるおそれがあるガイドロッドを必
要としないから、画像読取装置のコストをより抑制する
ことができる。しかも、キャリッジは両側部から幅方向
の力を受けて支持されるから、該キャリッジが移動方向
と直交する方向にずれてしまうことが防止され、安定し
た直線移動を行わせることができる。
のキャリッジの駆動部構造によれば、加工精度が要求さ
れてコストを上昇させるおそれがあるガイドロッドを必
要としないから、画像読取装置のコストをより抑制する
ことができる。しかも、キャリッジは両側部から幅方向
の力を受けて支持されるから、該キャリッジが移動方向
と直交する方向にずれてしまうことが防止され、安定し
た直線移動を行わせることができる。
【0044】また、請求項6または請求項7の発明に係
る画像読取装置のキャリッジの駆動部構造によれば、キ
ャリッジは受けローラを介して筐体の底板に載置された
状態で移動するから、より安定した移動を行うことがで
きる。
る画像読取装置のキャリッジの駆動部構造によれば、キ
ャリッジは受けローラを介して筐体の底板に載置された
状態で移動するから、より安定した移動を行うことがで
きる。
【0045】また、請求項8の発明に係る画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造によれば、筐体の強度を増大
させることができる。しかも、ガラス板の表面は円滑で
あるから、受けローラを円滑に回転させることができ、
キャリッジの移動を円滑、かつ、安定して行わせること
ができる。また、机上等に載置された原稿に画像読取装
置を被せて、即ちプラテンガラスを下側にして、該プラ
テンガラスを原稿に押し当てる状態にして原稿の読取走
査を行う場合に、底板をガラス板で形成することにより
原稿に対する画像読取装置の位置決めを容易に、かつ、
確実に行うことができる。
のキャリッジの駆動部構造によれば、筐体の強度を増大
させることができる。しかも、ガラス板の表面は円滑で
あるから、受けローラを円滑に回転させることができ、
キャリッジの移動を円滑、かつ、安定して行わせること
ができる。また、机上等に載置された原稿に画像読取装
置を被せて、即ちプラテンガラスを下側にして、該プラ
テンガラスを原稿に押し当てる状態にして原稿の読取走
査を行う場合に、底板をガラス板で形成することにより
原稿に対する画像読取装置の位置決めを容易に、かつ、
確実に行うことができる。
【図1】この発明の第1の実施形態に係るキャリッジの
駆動部構造を備えた画像読取装置の概略構造を示す分解
斜視図である。
駆動部構造を備えた画像読取装置の概略構造を示す分解
斜視図である。
【図2】第1実施形態に係る組み立てられた画像読取装
置を、図1におけるA−A線に沿って切断した断面図で
ある。
置を、図1におけるA−A線に沿って切断した断面図で
ある。
【図3】この発明の第2の実施形態に係るキャリッジの
駆動部構造を備えた画像読取装置の概略構造を示す分解
斜視図である。
駆動部構造を備えた画像読取装置の概略構造を示す分解
斜視図である。
【図4】第2実施形態に係る組み立てられた画像読取装
置を、図3におけるB−B線に沿って切断した断面図で
ある。
置を、図3におけるB−B線に沿って切断した断面図で
ある。
【図5】この発明の第3の実施形態に係るキャリッジの
駆動部構造を備えた画像読取装置の概略構造を示す分解
斜視図である。
駆動部構造を備えた画像読取装置の概略構造を示す分解
斜視図である。
【図6】第3実施形態に係る組み立てられた画像読取装
置を、図5におけるC−C線に沿って切断した断面図で
ある。
置を、図5におけるC−C線に沿って切断した断面図で
ある。
【図7】この発明の第4の実施形態に係るキャリッジの
駆動部構造を備えた画像読取装置の概略構造を示す分解
斜視図である。
駆動部構造を備えた画像読取装置の概略構造を示す分解
斜視図である。
【図8】第4実施形態に係る組み立てられた画像読取装
置を、図5におけるD−D線に沿って切断した断面図で
ある。
置を、図5におけるD−D線に沿って切断した断面図で
ある。
1 画像読取装置
3 筐体
3a 長尺壁部
3b 短尺壁部
5 キャリッジ
5a 被ガイド部
5b 被ガイド部
5c ガイド孔
7 ガイドロッド
9 駆動ベルト
9a 駆動側プーリ
9b 被動側プーリ
11 駆動モータ
13 プラテンガラス
15 底板
20 画像読取装置
21 キャリッジ
23 ローラ
30 画像読取装置
31 キャリッジ
33 筐体
33a 長尺壁部
35 支持ローラ
37 受けローラ
38 プラテンガラス
39 底板
40 画像読取装置
41 筐体
41a 長尺壁部
41b 短尺壁部
43 底板
Claims (8)
- 【請求項1】 光源や光電変換デバイス等がキャリッジ
に組み込まれた光学ユニットを原稿に沿って移動させな
がら、該原稿の画像データを取得する画像読取装置にお
いて、 前記光学ユニットを組み込んだキャリッジの移動を案内
する移動ガイド手段を、該光学ユニットのキャリッジの
側部に配設したことを特徴とする画像読取装置のキャリ
ッジの駆動部構造。 - 【請求項2】 前記移動ガイド手段が、 画像読取装置の筐体に前記光学ユニットの移動方向を長
手方向として配設した一対のガイドロッドと、 前記キャリッジの側部に設けた該ガイドロッドと連繋し
た被ガイド部とからなることを特徴とする請求項1に記
載の画像読取装置のキャリッジの駆動部構造。 - 【請求項3】 前記移動ガイド手段が、 前記筐体に配設した1本のガイドロッドと連繋する前記
キャリッジの一方の側部に設けた被ガイド部と、 前記キャリッジの他方の側部に、前記の筐体の底板を転
動するよう回転自在に支持させたローラと、からなるこ
とを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置のキャリ
ッジの駆動部構造。 - 【請求項4】 前記移動ガイド手段が、 前記筐体に配設した1本のガイドロッドと連繋する前記
キャリッジの一方の側部に設けた被ガイド部と、 前記筐体の側壁であって前記光学ユニットの移動方向に
沿った側壁の内側面に案内されて転動する前記キャリッ
ジの側部に回転自在に支持させた支持ローラと、からな
ることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置のキ
ャリッジの駆動部構造。 - 【請求項5】 前記移動ガイド手段が、 前記筐体の側壁であって前記光学ユニットの移動方向に
沿ったそれぞれの側壁の内側面と、 前記キャリッジの側部のそれぞれに回転自在に支持させ
て、前記内側面に案内されて転動する支持ローラと、か
らなることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置
のキャリッジの駆動部構造。 - 【請求項6】 前記内側面に案内されて転動する前記支
持ローラを支持させた側であってキャリッジの底部に、
筐体の底板を転動する受けローラを回転自在に支持させ
たことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置のキ
ャリッジの駆動部構造。 - 【請求項7】 キャリッジの両側部の底部に筐体の底板
を転動する受けローラを回転自在に支持させたことを特
徴とする請求項5に記載の画像読取装置のキャリッジの
駆動部構造。 - 【請求項8】 前記底板をガラス板で形成したことを特
徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画
像読取装置のキャリッジの駆動部構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002096757A JP2003295339A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 画像読取装置のキャリッジの駆動部構造 |
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DE10313128A DE10313128A1 (de) | 2002-03-29 | 2003-03-24 | Aufbau einer Schlittenführung für eine Bildlesevorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002096757A JP2003295339A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 画像読取装置のキャリッジの駆動部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2003295339A (ja) |
DE (1) | DE10313128A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8488208B2 (en) | 2009-11-24 | 2013-07-16 | Nec Engineering, Ltd. | Optical module, an image reader and an assembling method of an optical module |
WO2018229911A1 (ja) * | 2017-06-14 | 2018-12-20 | 株式会社Pfu | 画像読取装置 |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP2004271579A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 画像読取装置 |
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TW337391U (en) * | 1997-03-26 | 1998-07-21 | Mustek Systems Inc | Embedded twin-axis transmission CIS optic scanner |
TW336005U (en) * | 1997-04-09 | 1998-07-01 | Mustek Systems Inc | Circuit transmission CIS photo scanner |
TW348919U (en) * | 1997-04-14 | 1998-12-21 | Mustek Systems Inc | CIS platform-type optical scanning apparatus with rolling transmission-type |
US6040572A (en) * | 1998-05-21 | 2000-03-21 | Hewlett-Packard Company | Notebook styled scanner |
US6771399B1 (en) * | 1999-10-08 | 2004-08-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Injection molded plastic positioning system for moving carriage flatbed scanner |
US6888651B2 (en) * | 2001-08-10 | 2005-05-03 | Teco Image Systems Co., Ltd. | Scanner |
US7126728B2 (en) * | 2002-03-15 | 2006-10-24 | Jen-Shou Tseng | Linear guiding mechanism |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002096757A patent/JP2003295339A/ja not_active Withdrawn
-
2003
- 2003-02-19 US US10/367,335 patent/US20030184821A1/en not_active Abandoned
- 2003-03-24 DE DE10313128A patent/DE10313128A1/de not_active Ceased
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8488208B2 (en) | 2009-11-24 | 2013-07-16 | Nec Engineering, Ltd. | Optical module, an image reader and an assembling method of an optical module |
WO2018229911A1 (ja) * | 2017-06-14 | 2018-12-20 | 株式会社Pfu | 画像読取装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030184821A1 (en) | 2003-10-02 |
DE10313128A1 (de) | 2003-10-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |