[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2003294651A - 撮像装置及びフォトマスクの欠陥検査装置 - Google Patents

撮像装置及びフォトマスクの欠陥検査装置

Info

Publication number
JP2003294651A
JP2003294651A JP2002103204A JP2002103204A JP2003294651A JP 2003294651 A JP2003294651 A JP 2003294651A JP 2002103204 A JP2002103204 A JP 2002103204A JP 2002103204 A JP2002103204 A JP 2002103204A JP 2003294651 A JP2003294651 A JP 2003294651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
light
sample
beams
image detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002103204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4041854B2 (ja
Inventor
Makoto Yonezawa
米澤  良
Haruhiko Kususe
治彦 楠瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lasertec Corp
Original Assignee
Lasertec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lasertec Corp filed Critical Lasertec Corp
Priority to JP2002103204A priority Critical patent/JP4041854B2/ja
Priority to US10/261,679 priority patent/US6654110B2/en
Publication of JP2003294651A publication Critical patent/JP2003294651A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4041854B2 publication Critical patent/JP4041854B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/956Inspecting patterns on the surface of objects
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/8806Specially adapted optical and illumination features

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高速スキャンを可能とする撮像装置及びフォト
マスクの欠陥検査装置を提供すること。 【解決手段】本発明は、ラインコンフォーカル光学系を
構成し、かつ複数回のライン照明を行う構成を有してい
る。そして、本発明では、特に、回折格子32が、m×
n本のサブビームを発生させる。さらに、m×n本のサ
ブビームは、音響光学素子33により連続するように偏
向される。したがって、m×n本のサブビームによりビ
ームを走査しているので、短期間で走査を完了すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンフォーカル光
学系を利用した高解像度及び高いS/N比を有する撮像
装置に関するものである。さらに、本発明は、このよう
な撮像装置を有するフォトマスクの欠陥検査装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フォトマスクの欠陥検査装置にお
いては、検査すべきフォトマスクを照明用の光ビームで
高速走査し、フォトマスクからの透過光又は反射光を1
次元イメージセンサで受光し、イメージセンサからの出
力信号をデータベースに記憶されているデータと比較し
たり出力信号同士を比較して、異物の存在及び遮光パタ
ーンの欠陥等が検出されている。
【0003】別の欠陥検査装置として、フォトマスクか
らの透過光又は反射光を2次元CCDカメラで受光し、
CCDカメラの各受光素子からの出力信号をデータベー
スに記憶されているデータと比較したり出力信号同士を
比較して欠陥を検出する方法が既知である。
【0004】LSIの高集積化及び高密度化に伴い、フ
ォトマスクのパターンも微細化しており、フォトマスク
の欠陥検査装置の分解能を一層高くすると共に高S/N
比の欠陥検出信号を得ることが強く要請されている。上
述したフォトマスクからの光を1次元イメージセンサで
受光する方法は、コンフォーカリティが維持されるた
め、比較的高い分解能が得られる利点がある。しかしな
がら、イメージセンサの受光素子に蓄積される電荷は照
明光の照明時間すなわち電荷の蓄積時間に比例するた
め、光ビームを用いて高速走査する方法ではフォトマス
クからの光がイメージセンサに入射する時間が短いた
め、受光素子に蓄積される電荷量が少なくなり、欠陥検
査信号のS/N比の点において限界があった。
【0005】一方、フォトマスクからの光を2次元CC
Dカメラで受光する方法では、照明時間を比較的長くす
ることができるため、S/N比の点について良好な特性
が得られる。しかしながら、フォトマスクの反射像又は
透過像を2次元CCDカメラで撮像する場合、フレァや
グレァ等の迷光が各受光素子に入射してしまい、解像度
に限界があり、微細パターンの欠陥検査には限界があっ
た。
【0006】さらに、微細パターンの欠陥を光学的に検
査するためには、用いる照明光として短波長の光すなわ
ち紫外光を用いることが望ましい。しかし、紫外光は光
学素子による吸収が大きく且つフォトダイオードの感度
も低いため、従来の欠陥検査装置では十分な検出感度が
得られにくい不都合が指摘されている。さらに、欠陥の
種類として、異物付着による欠陥及びクロムの遮光パタ
ーンが正確に形成されないことに起因するパターン欠陥
等があり、これらの欠陥の種類が判別できれば、欠陥検
査装置の用途を一層拡大することができる。
【0007】このような問題点を解決するための手段
が、特許3190913号公報に開示されている。この
文献に開示された撮像装置では、照明光を試料の移動方
向と直交する方向に延在する複数のスリットを有する空
間フィルタを介してライン照明光として投射すると共
に、試料からの透過光又は反射光を同様に試料の移動方
向と直交する方向に延在する複数のスリットを有する空
間フィルタを介して画像検出器において受光しているの
で、ラインコンフォーカル光学系が構成され、この結果
フレァやグレァ等の迷光が大幅に低減され高い解像度を
有する画像を撮像することができる。
【0008】さらに、試料の移動速度と画像検出器のラ
イン転送速度とが互いに対応するように構成しているの
で、すなわち、試料ステージの移動速度と前記画像検出
器の電荷転送速度とを、試料の、第1の空間フィルタの
i番目のスリットを通過した照明光が入射する位置から
隣接するi+1番目のスリットを通過した照明光が入射
する位置まで移動する時間と、画像検出器の、第2の空
間フィルタのi番目のスリットを通過した光が入射する
受光素子列に蓄積された電荷が隣接するi+1番目のス
リットを通過した照明光が入射する受光素子列に転送さ
れるまでの時間とが互いに等しくなるように設定してい
るので、試料の同一の部位が複数回照明されると共に複
数回の照明によりそれぞれ発生した電荷が蓄積されるの
で、ノイズが大幅に低減されS/N比を大幅に改善する
ことができる。この結果、分解能及びS/N比の両方を
同時に改良することができ、このような高分解能及び高
いS/N比を有する撮像装置をフォトマスクの欠陥検出
装置の撮像光学系として用いることにより、一層高精度
な欠陥検出装置を実現することができる。
【0009】この文献の図3に示す実施例では、反射型
の撮像光学系として、レーザ光源と、回折格子と、ビー
ム偏向装置を用いている。この回折格子により発生した
サブビームの本数は、反射光受光用の第2の画像検出器
の前面に配置した第2の空間フィルタのスリット数に対
応するものである。そのため、第2の空間フィルタのス
リット全体をサブビームにより照射するためにはサブビ
ームをスリットの長さ全体に亘って走査しなければなら
ない。従って、走査時間は長時間化し、高速スキャンの
要請に反するという問題点があった。
【0010】他方、ビーム偏向装置には、AO偏向素子
(音響光学素子)を使うことが多い。この音響光学素子
は、超音波の圧力波を結晶に与えて入射光を、圧力波で
構成する回折格子によって回折させる。回折角は、結晶
内の音速と、与える超音波の周波数で決定される格子定
数によって決まる。ここで与える超音波の周波数を変え
れば、偏向角が変わり、結果としてレーザビームを走査
(スキャン)することができるのである。スキャンしてい
る間、与える周波数を一定の率で変化させるが、この変
化も音速で結晶内を進むため結晶の音波進行方向の位置
により少しずつ偏向角が変わる。これをシリンドリカル
エフェクトと言うことがある。この現象により、スキャ
ンされたレーザビームは楕円形に伸びてしまうため、そ
の補正が必要になる。また、スキャンされたビームを高
速で元の角度まで戻す帰線期間も、超音波が結晶内を通
り過ぎる時間だけかかることになる。この帰線期間は、
偏向角が大きく取れる二酸化テルル(TeO2)の超音
波経路が5mmの結晶で約7.5マイクロ秒(μs)かか
ってしまう。マルチタップ出力を持つTDI(TimeDela
y & Integration)センサの高速スキャン特性を持って
すれば6μs/1走査線ほどの撮像速度を実現するのは
容易である。このような高速スキャンをするのに、帰線
期間が7.5μsもかかってしまうと実用性を損なう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の撮
像装置では、レーザビームの走査に長時間を有し、高速
スキャンの要請に応えることが困難という問題点があっ
た。
【0012】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、高速スキャンを可能とする撮像装
置及びフォトマスクの欠陥検査装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる撮像装置
は、撮像すべき試料を第1の方向に移動させる試料ステ
ージと、光ビームを発生する光源と、この光ビームから
第1の方向に対応する方向及び当該第1の方向と直交す
る第2の方向に沿って所定の間隔でm×n本のサブビー
ムを発生させる回折格子と、前記m×n本のサブビーム
を第1の方向に偏向するビーム偏向装置と、前記試料か
らの透過光又は反射光を受光する画像検出器であって、
前記第1及び第2の方向に沿って2次元アレイ状に配列
された複数の受光素子を有し、第1の方向に配列された
各ラインの受光素子に蓄積された電荷を所定のライン転
送速度で1ライン毎に順次転送し、受光素子に蓄積され
た電荷を順次出力する画像検出器と、前記試料ステージ
と前記画像検出器との間に配置され、第1の方向に沿っ
て所定のピッチで形成され第1の方向に延在する複数の
スリットを有する空間フィルタと、前記画像検出器及び
ビーム偏向装置の駆動を制御する駆動制御回路とを備
え、前記試料表面を走査するm×n本のサブビームによ
る反射光又は透過光が前記空間フィルタの各スリットを
経て前記画像検出器に入射するように構成し、前記試料
ステージの移動速度と前記画像検出器の電荷転送速度と
を、前記試料の、i番目のサブビーム列が入射する位置
から第2の方向に隣接するi+1番目のサブビーム列が
入射する位置まで移動する時間と、前記画像検出器の、
空間フィルタのi番目のスリットを通過した光が入射す
る受光素子列に蓄積された電荷が隣接するi+1番目の
スリットを通過した照明光が入射する受光素子列に転送
されるまでの時間とが互いに等しくなるように設定し、
前記駆動制御回路は、前記m×n本のサブビームが第1
の方向に連続するようにビーム偏向装置を駆動制御した
ものである。このような構成により、高解像度を実現
し、S/N比を大幅に改善することができるとともに、
m×n本のサブビームによりビームを走査しているの
で、短期間で走査を完了することができる。
【0014】好適な実施の形態では、前記駆動制御回路
は、一走査期間に、前記m×n本のサブビームが第1の
方向に連続するようにビーム偏向装置を駆動制御され
る。
【0015】また、前記駆動制御回路は、i番目のサブ
ビーム列が入射する位置から第1の方向に隣接するi+
1番目のサブビーム列が入射する位置まで移動する時間
に、前記m×n本のサブビームが第2の方向に連続する
ようにビーム偏向装置を駆動制御すると、さらに効率的
にビームを走査することが可能となる。
【0016】さらに、前記駆動制御回路は、前記m×n
本のサブビームを第1の方向に移動させることによって
走査するとともに、第1の方向と反対の方向に移動させ
ることによっても走査するとよい。このように走査する
ことによって、鋸歯状のイメージの歪みを低減すること
ができる。
【0017】好適な実施の形態において、前記ビーム偏
向装置は、音響光学素子である。
【0018】上述の撮像装置を、フォトマスクを欠陥検
出するフォトマスクの欠陥検出装置において用いるとよ
い。
【0019】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.図1は、本
発明にかかる撮像装置及びフォトマスク欠陥検査装置の
構成を示す図である。本例では、透過型及び反射型の両
方を個別に又は同時に行うことができる装置について説
明する。
【0020】最初に透過光による撮像について説明す
る。
【0021】例えば、水銀ランプのような第1の光源1
を照明光源として用い、この第1の光源1の前面に36
5nmの波長光だけを透過する波長フィルタ2を配置
し、その後段に第1の空間フィルタ3を配置する。この
第1の空間フィルタ3は、紙面と直交する方向である第
1の方向に延在する複数のスリットが所定のピッチで形
成されている。第1の空間フィルタ3の各スリットを通
過した照明光は照明レンズ4を経て試料ステージ5に支
持されている試料6に互いに平行なラインビームとして
入射する。本例では、試料6として、透明基板上にクロ
ムの遮光パターンが形成されているフォトマスクとす
る。試料ステージ5は矢印の方向、すなわち空間フィル
タ3のスリットの延在方向と直交する第2の方向に所定
の速度で移動する。従って、フォトマスク6は複数のラ
イン状の照明光により複数回照明されることになる。
【0022】フォトマスク6を透過した照明光は、対物
レンズ7、ダイクロイックミラー38を透過し、第2の
空間フィルタ10を経て第1の画像検出器11に入射す
る。第2の空間フィルタ10は第1の画像検出器11の
前面に配置され、第1の空間フィルタ3と同様に紙面と
直交する第1の方向に延在する複数のスリットが所定の
ピッチで形成されている空間フィルタとする。そして、
この第2の空間フィルタ10は、第1の空間フィルタ3
のスリットを通過しフォトマスクを透過したライン状の
各透過光がスリットをそれぞれ通過するように配置す
る。
【0023】第1の画像検出器11は第1及び第2の方
向に2次元アレイ状に配列された複数の受光素子を有す
る画像検出器とし、本例では第1の方向に2048個、
第2の方向に200個の受光素子列が配列されている。
ここで、第2の方向は、ライン方向と称する場合もあ
る。画像検出器10は1ラインが2048個の受光素子
で形成され、200ラインの受光素子が配列されてい
る。第1の空間フィルタ3、フォトマスク6、第1の画
像検出器11は共役な関係に配置する。従って、第1の
空間フィルタのスリットの像がフォトマスク6に投影さ
れ、フォトマスクの透過像が対物レンズ7を介して第1
の画像検出器上に投影されることになる。このように構
成することにより、ラインコンフォーカルの共焦点光学
系が構成され、解像度を一層高めることができる。尚、
画像検出器と空間フィルタとが一体化され、特定のライ
ンの受光素子だけに光が入射するように構成した、所謂
TDIセンサを用いることもできる。
【0024】次に反射光による撮像について説明する。
【0025】反射型撮像装置の光源として例えば488
nmの波長の光ビームを発生するアルゴンレーザ30を
用いる。このアルゴンレーザ30から放出されたレーザ
ビームをエキスパンダ31により拡大平行光束とする。
【0026】さらに本発明の実施の形態では、この拡大
平行光束を、回折格子32により、紙面と直交する方向
である第1の方向と、試料の移動方向と対応する方向で
ある第2の方向の両方向に回折させる。即ち、回折格子
32は、拡大平行光束を第1の方向にm本、第2の方向
にn本のm×nの2次元配列からなるサブビームを発生
させる。この回折格子32による回折については、後に
詳述する。これらm×n本のサブビームは音響光学素子
33に入射し、第1の方向に所定の偏向周波数で偏向す
る。この音響光学素子の偏向周波数は、必ずしも画像検
出器16のライン転送周波数と一致する必要はないが、
画像検出器16のライン転送周波数の整数分の1(等倍
を含む)に設定することが好適である。ここで、音響光
学偏光素子の偏向周波数を画像検出器16のライン転送
速度のk分の1としよう。
【0027】サブビームは、レンズ34、全反射ミラー
35、偏向ビームスプリッタ36及び1/4波長板37
を経てダイクロイックミラー38に入射する。この例で
は、透過像撮像用として、光源1の前面に365nmの
光を透過する波長フィルタ2を配置しているので、試料
からの透過光と反射光とを分離するためにダイクロイッ
クミラー38を用いる。波長488nmのm×n本のサ
ブビームは、ダイクロイックミラー38で反射し、対物
レンズ7を介して試料であるフォトマスク6にスポット
状に集束して入射する。従って、フォトマスク6上に
は、フォトマスクの移動方向である第2の方向に沿って
所定のピッチで等間隔で離間するとともに第1の方向に
対しても所定ピッチで等間隔に離間するm×n個の光ス
ポットが形成され、試料5は、これら光スポットにより
フォトマスクの移動方向と直交する第1の方向にライン
転送周波数のk分の1の周波数で走査される。1ライン
転送時間のうちに、ちょうど第1の方向のサブビームm
本の間隔に等しい角度だけ音響光学素子33の偏向を行
うように調整すると、フォトマスクの各部位はm×n本
の光ビームによりn回走査されることになる。
【0028】試料6の表面からの反射光は対物レンズ7
を経て、ダイクロイックミラー38で反射し、1/4波
長板37を通過して偏向ビームスプリッタ36に入射す
る。この反射光は1/4波長板を2回透過しているの
で、その偏向面が90°回転している。よって、反射光
は偏向ビームスプリッタ36を透過し、第2の空間フィ
ルタ15に入射する。ここで、反射光学系の光学素子
は、試料で第1の方向に走査されるm×n本のサブビー
ムによって形成される各光スポットからの反射光が試料
と共役の位置にある空間フィルタ15の各スリットにそ
れぞれ入射するように設定する。従って、空間フィルタ
の各スリットは、第1の方向に振動するm×n本の反射
光により走査され、これら反射光はスリットをそれぞれ
通過し、背後に配置した第2の画像検出器16の各ライ
ンの受光素子列に入射する。すなわち、第2の画像検出
器の、空間フィルタ15の各スリットとそれぞれ対応す
る各ラインの受光素子列が、音響光学素子43により偏
向されたサブビームにより走査されることになる。尚、
画像検出器と空間フィルタとが一体化され、特定のライ
ンの受光素子だけに光が入射するように構成した、所謂
TDIセンサを用いることもできる。
【0029】次に、この撮像装置の駆動制御について説
明する。駆動制御を行うために同期信号発生回路40を
設け、この同期信号発生回路40から送出される駆動信
号に基づいて各装置を制御する。同期信号発生回路40
から、モータドライバ41にステージ送りパルスを供給
し、モータドライバ41からの駆動信号によりステージ
駆動モータ42を駆動し、試料ステージ5を第1及び第
2の方向に駆動する。
【0030】同期信号発生回路40から第1及び第2の
画像検出器11及び16にラインシフトパルスをそれぞ
れ供給し、例えば40kHzのライン転送速度で1ライ
ン毎に各受光素子列に蓄積された電荷を順次転送し直列
に出力する。さらに、同期信号発生回路40から、音響
光学素子33の駆動制御を行う音響光学素子制御回路4
3に40kHzの駆動パルスを供給し、音響光学素子3
3を画像検出器のライン転送速度と同一の周波数で駆動
制御する。従って、m×n本のサブビームで走査する場
合、試料及び各受光素子はn回走査されることになる。
【0031】本発明の実施の形態においては、試料の移
動速度と画像検出器のライン転送速度との間で正確な同
期をとる必要がある。このため、この例では、レーザ干
渉計のようなステージ位置検出装置44を用いて、試料
ステージ4の位置を検出し、その結果を同期信号発生回
路40に供給する。同期信号発生回路では、検出された
試料ステージの位置に応じて、画像検出器のライン転送
速度と試料ステージの移動速度とが対応するように画像
検出器用のラインシフトパルスの周波数を修正する。こ
のようなフィードバック系を用いることにより、ステー
ジの移動に僅かな速度誤差が生じても、画像検出器の転
送速度とステージの移動速度とを正確に対応させること
ができる。
【0032】第1及び第2の画像検出器11、16の出
力を欠陥検出回路に供給し、加算器を用いてこれら画像
検出器の出力信号の和信号を発生させ、この和信号を閾
値と比較することにより異物の存在を検出することがで
きる。
【0033】次に、画像検出器とその前面に配置した空
間フィルタとの関係について説明する。図2は第2の画
像検出器16の受光素子の配列とその前面に配置した第
2の空間フィルタ15のスリットの配列との関係を示す
線図である。第2の画像検出器16は第1の方向(H方
向)と対応する方向に沿って2,048個の受光素子が
配列されて1ラインを構成し、第1の方向と直交する第
2の方向(V方向)に200ラインの受光素子が配列さ
れている。
【0034】空間フィルタ15のスリットS1〜Sn
は、画像検出器16の第3ライン、第8ライン、第13
ライン......上に5ライン毎に配列する。従って、画像
検出器の第3ライン、第8ライン、第13ライン......
(5l+3)..... 番目のラインの受光素子にだけ試料
であるフォトマスクからの反射光が入射する。従って、
5l+1番目の受光素子列の受光素子にだけ光が入射
し、これら受光素子列間に位置する受光素子は転送され
たきた電荷を次段の受光素子列に転送する機能果たすも
のである。画像検出器16には、V方向CCD回路20
及びH方向CCD回路21を接続する。V方向CCD回
路20の制御により各ラインの受光素子にそれぞれ生じ
た電荷は1ライン毎に次段の受光素子に順次転送し、H
方向CCD回路21の駆動制御により各ラインの受光素
子に蓄積された電荷を直列に順次出力する。
【0035】この例では、試料台の移動速度と画像検出
器のV方向(第2の方向に対応する方向)の転送速度と
を対応させる。すなわち、試料がi番目のサブビーム列
により走査された後隣接するi+1番目のサブビーム列
により走査されるまでの時間と、受光側の空間フィルタ
15のi番目のスリットと対応する受光素子列に蓄積さ
れた電荷が隣接するi+1番目のスリットに対応する受
光素子列に転送されるまでの時間とが一致するように設
定する。このように構成することにより、試料はライン
状の照明光により複数回走査されたことと等価であり、
一方画像検出器の受光素子は電荷蓄積能力を有している
ので、各走査によりそれぞれ生じた電荷が順次蓄積され
ることになる。この結果、光学素子等に起因するノイズ
が大幅に低減され、S/N比の高い高感度の出力信号を
出力することができる。しかも、受光素子の電荷蓄積能
力を積極的に利用しているので、光学素子に対する吸収
率の高い紫外光を用いても高い出力レベルの高感度の出
力信号を発生させることができる。
【0036】図3は、レーザビームの照射を示す図であ
る。本発明にかかる撮像装置における画像形成は、第2
の方向(V方向)に100〜200ライン電荷を移動す
る間に行われるので、その間に全画素をスキャンされた
照明光が埋め尽くせば良い。第2のフィルタ15は、2
00ラインの第2の方向の受光素子の5ラインのうち1
ラインだけ開口している。従って、画像検出器16にお
いて、40ラインの受光素子列により撮像することにな
る。本発明の実施の形態では、この40ラインの受光素
子列を効率良く照明している。
【0037】上述のように、回折格子32は、レーザー
ビームをm×nの2次元配列に回折させるものである。
この回折格子は、図3に示されるように、例えば41×
201の8241点のサブビーム100を生成する。通
常、格子の点数は、奇数×奇数に設計される。この41
×201のサブビーム100において、第2の方向に相
当する41個のサブビームのピッチは、第2の空間フィ
ルタ15の間隔に合致している。そして、図3に示され
るように、これらの8241点のサブビーム100を第
1の方向に対して音響光学素子33により一斉に移動さ
せる。これらのサブビームは、サブビームが移動するこ
とによって形成される41本の照射域が連続するよう
に、隣のサブビームの最初の位置と隣接する位置まで移
動し、元の位置に戻る。このとき、元の位置に戻る場合
には、電気光学(EO)素子を用いて、音響光学素子に
入るレーザビームをカットすることが望ましい。
【0038】図4は、レーザビームの走査を示すタイミ
ング図である。図4では、1点のサブビーム100の照
射位置の変化を時系列的に示したものである。縦軸は、
第1の方向の位置を示す。縦軸の0は、最初にサブビー
ム100が位置する地点を示す。縦軸のDは、移動した
サブビーム100が1H期間後に位置する地点を示す。
このD点は、隣のサブビームの最初の位置と隣接する地
点に一致させる様に、音響光学偏向素子のスキャン速度
を調整する。横軸は時間を示す。Hは、一走査期間を示
す。これは、前記のライン転送周波数の逆数である。図
4に示されるように、サブビーム100は、一走査期間
内にD点まで移動する。次の走査期間の開始時には、D
点より走査を開始する。音響光学偏向素子の偏向周波数
は、ライン転送周波数の1/kに設定してあるので、k
H期間走査されたのちに元の原点0に戻り、そこから次
の走査を行う。図4は、1点のサブビームの照射位置の
変化を示すものであるが、8241点の全サブビームも
同様に移動する。
【0039】以上説明したように、この発明の実施の形
態1にかかる撮像装置では、回折格子によりm×nの2
次元のサブビームを形成し、これらのサブビームを同時
に移動させることにより、1本あたりのサブビームの移
動距離を短くでき、結果として高速スキャンを実現でき
る。
【0040】発明の実施の形態2.図5は、発明の実施
の形態2にかかる撮像装置におけるレーザビームの走査
を示すタイミング図である。前記のkの値を20とし、
1走査線でスキャンする量を隣接するサブビームのスポ
ット間の4分の1としている。即ち、図5に示されるよ
うに5走査線の時間5Hで隣接するサブビームのスポッ
ト間の距離とあと4分の1だけスキャンしている。この
間にTDI上の電荷は再び感度のあるライン部分に達す
るが、走査されたサブビームは、原点0にあった時、ひ
とつ隣にあったビームが1H後に達した地点に一致し、
そこからスキャンを開始する。従って、1走査線でサブ
ビームが移動する量は、発明の実施の形態1にて説明し
た場合に比べて4分の1でよい。この方法で照明する
と、走査線間隔が時間にして6μsほどでも、レーザス
キャンの周期をその20倍に引き伸ばせるから帰線期間
の影響も20分の1となる。
【0041】この発明の実施の形態2では、i番目のサ
ブビーム列が入射する位置から第1の方向に隣接するi
+1番目のサブビーム列が入射する位置まで移動する時
間に、m×n本のサブビームが第2の方向に連続するよ
うに音響光学素子を駆動制御しているため、さらに効率
的にビームを走査することが可能となる。
【0042】発明の実施の形態3.発明の実施の形態3
にかかる撮像装置は、イメージの歪みを改善する手段を
有する。まず、イメージの歪みが発生する要因について
説明する。レーザビームのスポットは、第1の方向に移
動する。このとき、同時に、試料6も連続的に第2の方
向に移動する。そうすると、レーザビームのスポット1
00aは、図6に示されるように、試料6上を斜めに走
査されることになる。即ち、レーザビームのスポット1
00aは、第1の方向に移動するとともに、第2の方向
と反対の方向に移動する。そして、試料6上を反射又は
透過したレーザビームのスポット100aは、画像検出
器16のCCD素子により検出される。このとき、CC
D素子により検出される入射光は、試料6上で斜めに走
査された部分に対応するものである。これに対して、C
CD素子は、一走査時間ごとに電荷が移動する。従っ
て、斜めに走査された部分に対応する入射光を、第1の
方向と平行な領域を走査された部分として検出すること
になる。従って、第1の方向に隣接するサブビームのス
ポット間を繰り返し周期として、鋸刃状にイメージが歪
んでしまう。
【0043】この現象を防ぐために、本発明の実施の形
態3にかかる撮像装置は、ある程度第1の方向にレーザ
をスキャンしたら、今度は逆方向に振り戻すようにす
る。こうすると鋸刃の方向が逆転し、結果としてスムー
ズな画像を得ることができる。
【0044】図7は、試料上のレーザビームの動きを説
明するための図である。図7に示されるように、サブビ
ーム100aは、aの矢印に示す方向(以下、順方向)
へ走査するのみならず、サブビーム100bをbの矢印
に示す方向(以下、逆方向)へも走査する。即ち、サブ
ビーム100bを、第1の方向と反対の方向及び第2の
方向と反対の方向へも同時に移動させる動作を、サブビ
ーム100aの順方向への走査のうちに含ませる。
【0045】具体的には、このような動作は、音響光学
素子33を音響光学素子制御回路43によって制御する
ことによって実現する。例えば、図8に示すタイミング
チャートに従って制御する。この例では、最初の走査期
間(0〜H)、次の走査期間(H〜2H)、さらに次の
走査期間(2H〜3H)は、サブビーム100aを順方
向へ走査する。その次の走査期間(3H〜4H)は、サ
ブビーム100bを逆方向へ走査する。そして走査期間
(4H〜5H)、次の走査期間(5H〜6H)、さらに
次の走査期間(6H〜7H)は、サブビーム100aを
順方向へ走査する。その次の走査期間(7H〜8H)
は、サブビーム100bを逆方向へ走査する。
【0046】このように走査することによって、鋸歯上
のイメージの歪みを低減することができる。
【0047】発明の実施の形態4.発明の実施の形態4
は、発明の実施の形態1乃至3において説明した撮像装
置を備えたフォトマスクの欠陥検出装置に関する。この
フォトマスクの欠陥検出装置の構成は、例えば、特許3
190913号公報にて詳細に説明されるものである。
この例では、2個の撮像ヘッドを用いてダイトウダイ比
較により欠陥を検出する。多くのフォトマスクは同一の
ダイ即ちチップが複数個形成されているので、同一構成
の2個の撮像ヘッドを用いてダイ対ダイ或いはチップ対
チップの関係で2個の隣接するマスクパターンを撮像
し、その結果を比較することにより欠陥検出を行なうこ
とができる。
【0048】その他の発明の実施の形態.上述の例で
は、試料からの反射光を検出する場合にm×n本のサブ
ビームを用いたが、これに限らず、試料からの透過光を
検出する場合に用いるようにしてもよい。この場合に
は、図1に示される第1の光源1、波長フィルタ2、第
1の空間フィルタ3及び照明レンズ4が、アルゴンレー
ザ30、エキスパンダ31、回折格子32、音響光学素
子33、レンズ34と置き換わる。
【0049】また、回折格子32によって形成されるサ
ブビームは、2次元状に形成されればよく、必ずしも照
射すべき領域全体に亘って一様である必要はない。
【0050】発明の実施の形態4では、フォトマスクの
欠陥検査に適用する例について説明したが、これに限ら
ず、各種の基板上に形成されたパターンの撮像及び欠陥
検査についても適用できる。例えば、半導体デバイスの
製造工程中に半導体ウエハの表面に形成されたパターン
の撮像装置や欠陥検査装置として適用できる。さらに、
コンフォーカル光学系は、焦点深度が比較的短いため、
基板等の表面の平坦性や基板の反り等の検査にも適用す
ることができ、従ってパターンの形成されていない試料
例えばフォトマスクブランクスや半導体ウエハブランク
スの欠陥検査にも利用できる。さらに、液晶表示装置の
基板の欠陥検査にも利用することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、高速スキャンを可能と
する撮像装置及びフォトマスクの欠陥検査装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる撮像装置及びフォトマスク欠陥
検査装置の構成を示す図である。
【図2】画像検出器と空間フィルタとの関係を示す線図
である。
【図3】レーザビームの照射を説明するための図であ
る。
【図4】レーザビームの走査を示すタイミング図であ
る。
【図5】他のレーザビームの走査を示すタイミング図で
ある。
【図6】試料上のレーザビームの動きを説明するための
図である。
【図7】試料上のレーザビームの動きを説明するための
図である。
【図8】他のレーザビームの走査を示すタイミング図で
ある。
【符号の説明】
1 第1の光源 2 波長フィルタ 3 第1の空間フィルタ 4 照明レンズ 5 試料ステージ 6 試料 7 対物レンズ 10 第2の空間フィルタ 11 第1の画像検出器 15 第2の空間フィルタ 16 第2の画像検出器 30 アルゴンレーザ 32 回折格子 33 音響光学素子 34 レンズ 35 全反射ミラー 36 偏向ビームスプリッタ 37 1/4波長板 40 同期信号発生回路 43 音響光学素子制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA51 AB02 BA10 BB07 BB20 BC05 BC10 CA03 CB01 CB02 CD06 DA07 4M106 AA01 AA02 CA39 CA47 DB04 DB08 DB11 DJ18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像すべき試料を第1の方向に移動させる
    試料ステージと、 光ビームを発生する光源と、 この光ビームから第1の方向に対応する方向及び当該第
    1の方向と直交する第2の方向に沿って所定の間隔でm
    ×n本のサブビームを発生させる回折格子と、 前記m×n本のサブビームを第1の方向に偏向するビー
    ム偏向装置と、 前記試料からの透過光又は反射光を受光する画像検出器
    であって、前記第1及び第2の方向に沿って2次元アレ
    イ状に配列された複数の受光素子を有し、第1の方向に
    配列された各ラインの受光素子に蓄積された電荷を所定
    のライン転送速度で1ライン毎に順次転送し、受光素子
    に蓄積された電荷を順次出力する画像検出器と、 前記試料ステージと前記画像検出器との間に配置され、
    第2の方向に沿って所定のピッチで形成され第1の方向
    に延在する複数のスリットを有する空間フィルタと、 前記画像検出器及びビーム偏向装置の駆動を制御する駆
    動制御回路とを備え、 前記試料表面を走査するm×n本のサブビームによる反
    射光又は透過光が前記空間フィルタの各スリットを経て
    前記画像検出器に入射するように構成し、 前記試料ステージの移動速度と前記画像検出器の電荷転
    送速度とを、前記試料の、i番目のサブビーム列が入射
    する位置から第2の方向に隣接するi+1番目のサブビ
    ーム列が入射する位置まで移動する時間と、前記画像検
    出器の、空間フィルタのi番目のスリットを通過した光
    が入射する受光素子列に蓄積された電荷が隣接するi+
    1番目のスリットを通過した照明光が入射する受光素子
    列に転送されるまでの時間とが互いに等しくなるように
    設定し、 前記駆動制御回路は、前記m×n本のサブビームが第1
    の方向に連続するようにビーム偏向装置を駆動制御した
    撮像装置。
  2. 【請求項2】前記駆動制御回路は、一走査期間に、前記
    m×n本のサブビームが第1の方向に連続するようにビ
    ーム偏向装置を駆動制御したことを特徴とする請求項1
    記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】前記駆動制御回路は、i番目のサブビーム
    列が入射する位置から第2の方向に隣接するi+1番目
    のサブビーム列が入射する位置まで移動する時間に、前
    記m×n本のサブビームが第1の方向に連続するように
    ビーム偏向装置を駆動制御したことを特徴とする請求項
    1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】前記駆動制御回路は、前記m×n本のサブ
    ビームを第1の方向に移動させることによって走査する
    とともに、第1の方向と反対の方向に移動させることに
    よっても走査することを特徴とする請求項1記載の撮像
    装置。
  5. 【請求項5】前記ビーム偏向装置は、音響光学素子であ
    ることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の撮像
    装置。
  6. 【請求項6】前記請求項1、2、3、4又は5記載の撮
    像装置を有し、試料としてフォトマスクを欠陥検出する
    フォトマスクの欠陥検出装置。
JP2002103204A 2002-04-05 2002-04-05 撮像装置及びフォトマスクの欠陥検査装置 Expired - Fee Related JP4041854B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002103204A JP4041854B2 (ja) 2002-04-05 2002-04-05 撮像装置及びフォトマスクの欠陥検査装置
US10/261,679 US6654110B2 (en) 2002-04-05 2002-10-02 Image pickup apparatus and defect inspection apparatus for photomask

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002103204A JP4041854B2 (ja) 2002-04-05 2002-04-05 撮像装置及びフォトマスクの欠陥検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003294651A true JP2003294651A (ja) 2003-10-15
JP4041854B2 JP4041854B2 (ja) 2008-02-06

Family

ID=28672242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002103204A Expired - Fee Related JP4041854B2 (ja) 2002-04-05 2002-04-05 撮像装置及びフォトマスクの欠陥検査装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6654110B2 (ja)
JP (1) JP4041854B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301705A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Toshiba Corp パターン欠陥検査方法及びパターン欠陥検査装置
JP2011523701A (ja) * 2008-05-19 2011-08-18 セミシスコ・カンパニー・リミテッド 基板の品質検査装置及びその検査方法
JP2016001274A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 レーザーテック株式会社 レーザ顕微鏡及びスキャナー

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW200506375A (en) * 2003-05-16 2005-02-16 Tokyo Electron Ltd Inspection apparatus
US6946670B1 (en) * 2003-09-30 2005-09-20 Kla-Tencor Technologies Corporation Effective scanning resolution enhancement
JP2005241290A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Toshiba Corp 画像入力装置及び検査装置
JP4185037B2 (ja) * 2004-10-14 2008-11-19 株式会社東芝 欠陥検査装置
JP4224863B2 (ja) * 2007-02-02 2009-02-18 レーザーテック株式会社 検査装置及び検査方法、並びにパターン基板の製造方法
JP5319930B2 (ja) * 2008-02-20 2013-10-16 株式会社日立ハイテクノロジーズ 欠陥検査装置及び欠陥検査方法
JP5266855B2 (ja) * 2008-04-21 2013-08-21 日本電気株式会社 光学式外観検査装置
JP5350121B2 (ja) * 2008-09-11 2013-11-27 株式会社ニューフレアテクノロジー パターン検査装置及びパターン検査方法
EP2381246A1 (en) * 2010-04-26 2011-10-26 Becton Dickinson France Device, kit and method for inspection of an article
JP5563372B2 (ja) * 2010-05-20 2014-07-30 第一実業ビスウィル株式会社 外観検査装置
JP5517179B1 (ja) * 2013-05-13 2014-06-11 レーザーテック株式会社 検査方法及び検査装置
US9551672B2 (en) * 2013-12-18 2017-01-24 Lasertec Corporation Defect classifying method and optical inspection apparatus for silicon carbide substrate
US9752991B2 (en) * 2014-06-13 2017-09-05 Canon Kabushiki Kaisha Devices, systems, and methods for acquisition of an angular-dependent material feature
KR102242559B1 (ko) 2014-12-01 2021-04-20 삼성전자주식회사 광학 검사 장치
JP6812149B2 (ja) * 2016-06-30 2021-01-13 オリンパス株式会社 走査型顕微鏡、及び、走査型顕微鏡の制御方法
JP7236170B2 (ja) * 2019-03-29 2023-03-09 国立大学法人大阪大学 光検出装置、光検出方法、光検出装置の設計方法、試料分類方法、及び、不良検出方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3190913B1 (ja) 2000-10-18 2001-07-23 レーザーテック株式会社 撮像装置及びフォトマスクの欠陥検査装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301705A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Toshiba Corp パターン欠陥検査方法及びパターン欠陥検査装置
JP2011523701A (ja) * 2008-05-19 2011-08-18 セミシスコ・カンパニー・リミテッド 基板の品質検査装置及びその検査方法
JP2016001274A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 レーザーテック株式会社 レーザ顕微鏡及びスキャナー

Also Published As

Publication number Publication date
US20030189703A1 (en) 2003-10-09
JP4041854B2 (ja) 2008-02-06
US6654110B2 (en) 2003-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4041854B2 (ja) 撮像装置及びフォトマスクの欠陥検査装置
JP3411780B2 (ja) レーザ顕微鏡及びこのレーザ顕微鏡を用いたパターン検査装置
JP3190913B1 (ja) 撮像装置及びフォトマスクの欠陥検査装置
KR101375965B1 (ko) 기판 검사장치 및 마스크 검사장치
KR101108305B1 (ko) 이동 렌즈 다중-빔 스캐너를 갖는 웨이퍼 결함 검출 시스템
JPH10326587A (ja) 電動スキャニングテーブル付き共焦点顕微鏡
KR102095080B1 (ko) 광학 크로스토크의 억제를 위한 인터리빙된 음향-광학 디바이스 스캐닝
JP6031731B2 (ja) 検査装置及びオートフォーカス方法
JPH0743313A (ja) 異物検査装置及びそれを用いた半導体デバイスの 製造方法
JP4543141B2 (ja) 欠陥検査装置
JP2003004654A (ja) 光学式走査装置及び欠陥検出装置
JP3282790B2 (ja) 位相シフトマスクの欠陥検査装置
JP4654349B2 (ja) 位相シフトマスクの欠陥検査装置
JP2002287328A (ja) 位相シフトマスクの欠陥検査装置
JPS6341022A (ja) 半導体焼付装置
JPS63157042A (ja) パタ−ン検知装置
JPS6210972A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20070703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees