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JP2003288228A - 2重化プロセッサシステム - Google Patents

2重化プロセッサシステム

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Publication number
JP2003288228A
JP2003288228A JP2002090144A JP2002090144A JP2003288228A JP 2003288228 A JP2003288228 A JP 2003288228A JP 2002090144 A JP2002090144 A JP 2002090144A JP 2002090144 A JP2002090144 A JP 2002090144A JP 2003288228 A JP2003288228 A JP 2003288228A
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Japan
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data
unit
input
units
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JP2002090144A
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Yasushi Sudo
裕史 須藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Priority to FI20030457A priority patent/FI20030457A/fi
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Priority to CA002423723A priority patent/CA2423723C/en
Priority to CNB031075924A priority patent/CN1246788C/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高性能かつ小型化可能な2重化プロセッサシ
ステムを得る。 【解決手段】 0系及び1系プロセッサカードC0及び
C1上の対応プロセッサユニット間通信において、送信
データの連続性を判断すべくシーケンス番号を送信デー
タに付加することにより、欠落したデータを再送する。
また、同一カード上のプロセッサユニット間通信におい
て、プロセッサユニット間接続部PC0,PC1が自律
的にデータ転送を行う。さらに、入出力切替部IC0,
IC1に、プロセッサカードの動作状態に応じた入力デ
ータのデータパス切替を行わせて、入出力部(入出力切
替部及び入出力インタフェース部)をプロセッサカード
に搭載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2重化プロセッサシ
ステムに関し、特に各プロセッサカードに複数のプロセ
ッサユニットが搭載された2重化プロセッサシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】通信機器等の高可用性を実現するために
構成される2重化プロセッサシステムでは、一般的にプ
ロセッサが搭載されるプロセッサカードと入出力部が分
離されており、プロセッサカードには高速なプロセッサ
が設けられ、稼働系及び待機系のプロセッサ内のメモリ
内容を一致化させるべく稼働系及び待機系のプロセッサ
がバス等で接続されている。このような2重化プロセッ
サシステムに対して、近年、プロセッサの高性能化、メ
イト間通信機構の信頼性の向上や一枚のカード辺りの機
能を増やしスペースファクタを改善することが要求され
ている。
【0003】このような要請に応えるために、例えば、
「小型ノード制御プロセッサ(電子通信学会2001年
ソサイエティ大会B−6−74)」に開示されているよ
うに、高速なプロセッサを内蔵し、ECC(誤り訂正符
号)を付加したシリアルリンクでメイト間通信機構を実
現し、入出力カードへの交絡インタフェースを設けるこ
とにより2重化プロセッサシステムを構成することが提
案されている。
【0004】この文献に記載された2重化プロセッサシ
ステムの構成が図10に示されている。図10におい
て、符号CP0及びCP1は中央処理装置であり、符号
MC0及びMC1は他系プロセッサ接続部であり、符号
MM0及びMM1はメインメモリであり、符号B00,
B01,B10及びB11はバスインタフェース部であ
り、符号FM0及びFM1は入出力インタフェース部で
ある。0系及び1系プロセッサカードC0及びC1に搭
載された各プロセッサユニットは、中央処理装置と他系
プロセッサ接続部とメインメモリとから構成される。他
系プロセッサ接続部MC0及びMC1により0系及び1
系のプロセッサユニット間において互いにデータを受け
渡してメモリMM0及びMM1の内容を一致させてい
る。このデータの受け渡しの際にECCを用いてデータ
エラーの発生に対処することにより、メモリMM0及び
MM1の内容が不一致となることを防いでいる。
【0005】また、交絡バスBS0,BS1により0系
プロセッサカードC0と入出力カードC3間、1系プロ
セッサカードC1と入出力カードC2間を接続すること
により、システムの入出力部をも2重化冗長構成として
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メイト間通信
(0系及び1系のプロセッサユニット間通信)におい
て、ECCにより訂正できないデータエラーが発生する
と、その結果他系切り離し処理を行い1重化運転動作と
なり可用性を低下させるという問題がある。また、図1
0に示したように、2重化システムを構成するために最
低でも4枚のカードを必要とし、省スペースが求められ
る装置への適用が困難であるという問題がある。
【0007】また、各プロセッサカードに搭載されるプ
ロセッサは1つであるため、プロセッサパワーを要する
アプリケーションソフトを実行した場合に、一定時間内
に演算が完了せず、その結果、この2重化プロセッサシ
ステムが適用される通信機器としての動作を保証できな
いという問題がある。なお、この問題を解決するために
は、2重化プロセッサシステムとして2重化マルチプロ
セッサシステムを採用すればよい。例えばCPU、他系
プロセッサ接続部及びメインメモリから構成されるプロ
セッサユニットを各プロセッサカードに複数搭載する2
重化マルチプロセッサシステムを採用する場合、同一カ
ード上のプロセッサユニット間の通信が必要であるが、
この通信により各プロセッサユニットにかかる負荷を低
減して、システムの性能をより向上させることが求めら
れる。
【0008】本発明の目的は、高性能かつ小型化可能な
2重化プロセッサシステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による2重化プロ
セッサシステムは、0系及び1系プロセッサカードにそ
れぞれ搭載されたプロセッサユニット間において互いに
データを受け渡して、前記プロセッサユニット内のメモ
リ内容を一致させるようにした2重化プロセッサシステ
ムであって、前記プロセッサユニットの各々は、他系の
前記プロセッサユニットへの送信データにその連続性を
判断するための情報を付加する情報付加手段と、他系の
前記プロセッサユニットからの受信データに付加されて
いる前記情報を検出する情報検出手段と、前記情報検出
手段により検出された前記情報に対する受信完了通知を
他系の前記プロセッサユニットに送信する通知手段と、
他系の前記プロセッサユニットからの前記受信完了通知
を基に他系の前記プロセッサユニットへのデータ送信を
制御する送信制御手段とを含むことを特徴とする。
【0010】前記2重化プロセッサシステムにおいて、
前記送信制御手段は、他系の前記プロセッサユニットか
らの前記受信完了通知を基にデータ欠落有りと判断する
場合にこの欠落したデータが他系の前記プロセッサユニ
ットに再送信されるよう、他系の前記プロセッサユニッ
トへのデータ送信を制御するようにしたことを特徴とす
る。
【0011】また、前記2重化プロセッサシステムにお
いて、前記プロセッサユニットの各々は、他系の前記プ
ロセッサユニットへの送信データを記憶する記憶手段を
含み、前記送信制御手段は、他系の前記プロセッサユニ
ットからの前記受信完了通知を基にデータ欠落無しと判
断する場合、前記記憶手段の再送信用読出し位置を更新
し、他系の前記プロセッサユニットからの前記受信完了
通知を基にデータ欠落有りと判断する場合、前記再送信
用読出し位置から前記記憶手段に記憶されているデータ
が読出され他系の前記プロセッサユニットに送信される
ことを特徴とする。
【0012】また、前記2重化プロセッサシステムにお
いて、前記0系及び1系プロセッサカードの各々には前
記プロセッサユニットが複数搭載されており、これ等複
数の前記プロセッサユニットの各々とこれに1対1に対
応付けられた他系の前記プロセッサユニット間において
互いにデータを受け渡して、これ等プロセッサユニット
内のメモリ内容を一致させるようにしたことを特徴とす
る。
【0013】また、前記2重化プロセッサシステムにお
いて、前記0系及び1系プロセッサカードの各々に設け
られ、自系の前記プロセッサユニット間のデータ転送を
自系の前記プロセッサユニット内の各メモリの所定領域
に格納されたデータ転送命令を基に自律的に行うプロセ
ッサ間通信手段を含むことを特徴とする。
【0014】また、前記2重化プロセッサシステムにお
いて、前記プロセッサ間通信手段は、自系の前記プロセ
ッサユニットの各々に対応して設けられ、対応する前記
プロセッサユニット内のメモリに格納されている前記デ
ータ転送命令を自律的に読出し、このデータ転送命令を
基に当該メモリに格納されている転送データを自律的に
読出し転送する転送手段と、自系の前記プロセッサユニ
ットの各々に対応して設けられ、受信された前記転送デ
ータを対応する前記プロセッサユニット内のメモリに自
律的に書込む受信手段とを有することを特徴とする。
【0015】また、前記2重化プロセッサシステムにお
いて、前記0系及び1系プロセッサカードの各々に自系
の前記プロセッサユニットの各々に対応して設けられ、
領域が自系の前記プロセッサユニットをそれぞれ示す領
域に区分された送信レジスタ及び受信レジスタを含み、
前記プロセッサユニットによりこれに対応する前記送信
レジスタの区分された領域に書込まれたデータが、この
データが書込まれた領域が示す前記プロセッサユニット
に対応する前記受信レジスタの当該データを前記送信レ
ジスタに書込んだ前記プロセッサユニットを示す領域に
書込まれることを特徴とする。
【0016】また、前記2重化プロセッサシステムにお
いて、前記0系及び1系プロセッサカードの各々に設け
られ、自系の前記プロセッサユニット、他系の入出力
部、システム外部からの入力データのデータパスを自系
の前記プロセッサカードの動作状態に応じて切替える入
出力部を含むことを特徴とする。
【0017】また、前記2重化プロセッサシステムにお
いて、前記入出力部の各々は、自系の前記プロセッサカ
ードの動作状態に応じて自系の前記プロセッサユニット
からの入力データ及び前記システム外部からの入力デー
タの中から一の入力データを選択し他系の前記入出力部
へ出力する選択手段と、自系の前記プロセッサカードの
動作状態に応じて自系の前記プロセッサユニットからの
入力データ及び他系の前記入出力部からの入力データの
中から一の入力データを選択し前記システム外部へ出力
する選択手段と、前記システム外部からの入力データ及
び他系の前記入出力部からの入力データの中から一の入
力データを選択し自系の前記プロセッサユニットへ出力
する選択手段とを有することを特徴とする。
【0018】本発明の作用は次の通りである。0系及び
1系プロセッサカードにそれぞれ搭載されたプロセッサ
ユニット間の通信において、送信側で送信データにその
連続性を判断するための情報を付加し、受信側で受信デ
ータに付加されている当該情報を検出し、検出された当
該情報に対する受信完了通知を送信側に通知するように
することにより、送信側が送信データの欠落を知ること
ができ、この欠落データ以降のデータを再送信するよう
にする。
【0019】また、同一プロセッサカード上の複数のプ
ロセッサユニット間の通信において、プロセッサ間通信
手段が、各プロセッサユニット内のメモリに格納された
データ転送命令を基に、自律的にプロセッサユニット間
のデータ転送を行うようにする。また、同一プロセッサ
カード上の複数のプロセッサユニットの各々に対応して
設けられた送信レジスタ及び受信レジスタの領域を、同
一プロセッサカード上の複数のプロセッサユニットをそ
れぞれ示す領域に区分することにより、送信レジスタに
書込まれたデータが、そのデータが書込まれた領域が示
すプロセッサユニットに対応して設けられた受信レジス
タに書込まれるようにする。なお、このとき、受信レジ
スタに書込まれるデータは、そのデータを送信レジスタ
に書込んだプロセッサユニットを示す領域に書込まれ
る。
【0020】また、2重化プロセッサシステムの入出力
部を2重化して各プロセッサカードに搭載し、各入出力
部が、それが搭載されているプロセッサカードの動作状
態に応じて入力データのデータパスを切替えるようにし
ている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を用いて説明する。図1は本発明の実施例による2
重化マルチプロセッサシステムの構成を示す図である。
図1を参照すると、0系プロセッサカードC0には、4
個のプロセッサユニットPU00,PU01,PU02
及びPU03と、プロセッサ間接続部(プロセッサ間通
信部)PC0と、入出力切替部IC0及び入出力インタ
フェース部FM0を有する入出力部とが搭載されてい
る。また、1系プロセッサカードC1には、4個のプロ
セッサユニットPU10,PU11,PU12及びPU
13と、プロセッサ間接続部(プロセッサ間通信部)P
C1と、入出力切替部IC1及び入出力インタフェース
部FM1を有する入出力部とが搭載されている。
【0022】各プロセッサユニットは、最も単純な構成
例としては、図10に示したようにCPUと他系プロセ
ッサ接続部とメインメモリとから構成される。0系のプ
ロセッサユニットPU00は1系のプロセッサユニット
PU10に対応付けられており、0系のプロセッサユニ
ットPU01は1系のプロセッサユニットPU11に対
応付けられており、0系のプロセッサユニットPU02
は1系のプロセッサユニットPU12に対応付けられて
おり、0系のプロセッサユニットPU03は1系のプロ
セッサユニットPU13に対応付けられている。このよ
うに、1対1に対応付けられたプロセッサユニット間で
互いにデータを受け渡して、これ等プロセッサユニット
のメモリ内容を一致させるようにしている。
【0023】プロセッサ間接続部PC0,PC1は、同
一プロセッサカード上の各プロセッサユニット間の通信
を行うためのものである。入出力切替部IC0は、プロ
セッサユニットPU00、入出力インタフェース部FM
0及び入出力切替部IC1に接続され、0系プロセッサ
カードの動作状態に応じて入力データのデータパスを切
替える。入出力切替部IC1は、プロセッサユニットP
U10、入出力インタフェース部FM1及び入出力切替
部IC0に接続され、1系プロセッサカードの動作状態
に応じて入力データのデータパスを切替える。なお、入
出力インタフェース部FM0,FM1は、メモリ、例え
ばフラッシュメモリであってもよい。
【0024】図2に図1に示した2重化マルチプロセッ
サシステムにおけるデータパス例が示されている。各プ
ロセッサカード上の4つのプロセッサユニットはそれぞ
れ独立して動作しており、他系のそれぞれ対応するプロ
セッサに独立したデータパスを介してデータを受け渡
し、各プロセッサ内のメモリ内容の一致化を行ってい
る。このデータパス例は図2のAC1に示されている。
【0025】図3は図1の各プロセッサユニット内の他
系プロセッサ接続部(図10参照)の構成例を示す図で
ある。図3において、他系プロセッサ接続部10は0系
プロセッサカードC0上の各プロセッサユニット内の他
系プロセッサ接続部であり、他系プロセッサ接続部11
は1系プロセッサカードC1上の各プロセッサユニット
内の他系プロセッサ接続部である。各他系プロセッサ接
続部は、ローカルバスインタフェースL1と、シーケン
ス番号付加部100と、FIFO型バッファメモリ11
0と、受信完了通知部120と、パリティ生成部130
と、パラレル/シリアル変換部140と、シリアル/パ
ラレル変換部150と、パリティチェック部160と、
シーケンス番号チェック部170と、再送制御部180
とを有している。 シーケンス番号付加部100は、ロ
ーカルバスインタフェースL1に入力されたデータに、
その連続性を判断するためのシーケンス番号を付加して
FIFO型バッファメモリ110に出力する。パリティ
生成部130は、受信完了通知部120からのデータに
パリティビットを付加してパラレル/シリアル変換部1
40に出力する。パラレル/シリアル変換部140は、
パリティ生成部130からのデータをパラレル/シリア
ル変換してシリアルリンクに出力する。このシリアルリ
ンクは、他系プロセッサ接続部10,11が例えば図1
のプロセッサユニットPU00,PU10内の他系プロ
セッサ接続部であれば、シリアルリンクs00,s10
である。
【0026】シリアル/パラレル変換部150は、シリ
アルリンクからのデータをシリアル/パラレル変換して
パリティチェック部160に出力する。パリティチェッ
ク部160は、シリアル/パラレル変換部150からの
データに対してパリティチェックを行い、データが正常
であれば当該データをシーケンス番号チェック部170
に出力し、データ誤りを検出したならば当該データを廃
棄する。シーケンス番号チェック部170は、パリティ
チェック部160からのデータに付加されているシーケ
ンス番号を検出し、この検出されたシーケンス番号を受
信完了通知部120に送出すると共に、パリティチェッ
ク部160からのデータを再送制御部180に出力す
る。
【0027】受信完了通知部120は、シーケンス番号
チェック部170により検出されたシーケンス番号に対
する受信完了通知をFIFO型バッファメモリ110か
らのデータに付加してパリティ生成部130に出力する
ことにより、当該シーケンス番号が付加されたデータを
受信した旨を当該データの送信元である他系に通知す
る。再送制御部180は、シーケンス番号チェック部1
70からのデータに付加されている受信完了通知情報を
基に、他系へのデータ送信を制御する。より具体的に
は、再送制御部180は、シーケンス番号チェック部1
70からのデータに付加されている受信完了通知情報を
基に、FIFO型バッファメモリ110のリード・リト
ライポインタを制御する。
【0028】FIFO型バッファメモリ110のリード
・リトライポインタの制御について図4及び3を用いて
説明する。FIFO型バッファメモリ110の構成は図
4に示したように例えば256段構成であり、FIFO
型バッファメモリ110への書込みはライトポインタ
(WP)に示されるアドレスに対して行われ、書込みが
完了するとライトポインタは更新される(1つ進められ
る)。また、FIFO型バッファメモリ110への読出
しはリードポインタ(RP)に示されるアドレスに対し
て行われ、読出しが完了するとリードポインタは更新さ
れる(1つ進められる)。
【0029】このような書込み及び読出し動作は通常の
FIFO型バッファメモリと同様であるが、受信完了通
知情報を基に欠落データを再送する再送機能を実現する
ために、3つめのポインタとしてリード・リトライポイ
ンタ(RRP)を使用する。再送制御部180は、シー
ケンス番号チェック部170からデータを受信すると、
それに付加されている受信完了通知情報と前回受信され
た受信完了通知情報とを基に、他系のプロセッサユニッ
トにおける受信データに欠落があるか否かを判断する。
再送制御部180は、データに欠落がないと判断した場
合、FIFO型バッファメモリ110のリード・リトラ
イポインタを更新する(1つ進める)。
【0030】一方、再送制御部180は、データに欠落
があると判断した場合、FIFO型バッファメモリ11
0の読出しアドレスをリードポインタからリード・リト
ライポインタに切替えて、リード・リトライポインタに
示されるアドレスからデータの読出しを行う。この読出
しの後、再送制御部180は、リード・リトライポイン
タを更新して、更新されたリード・リトライポインタに
示されるアドレスからデータの読出しを行う。
【0031】このような再送制御部180の制御動作に
より、他系のプロセッサユニットにおいて受信されなか
った欠落データ(エラーが検出されたデータも含む)か
らデータ送信をやり直すことができるので、障害発生時
に他系プロセッサカードを切り離すことなく通常運転を
継続することができ、これにより、信頼性の高い通信を
実現することができる。また、処理時間のかかるECC
を使用する必要がなく、パリティ等の簡易なエラー検出
コードを使用することができ、回路規模の削減と処理時
間の短縮から遅延時間の短縮を図ることができる。
【0032】なお、FIFO型バッファメモリ110の
各ポインタは255を過ぎると0から新たにカウントア
ップを行うものである。また、FIFO型バッファメモ
リ110の動作を示す状態として、FIFOフル状態と
FIFOエンプティ状態があるが、図4に示したように
リード・リトライポインタが設けられているため、FI
FOフル状態は、ライトポインタがリード・リトライポ
インタに追いつきリード・リトライポインタとライトポ
インタの差が1になった状態と定義され、FIFOエン
プティ状態は、リードポインタがライトポインタに追い
つきライトポインタとリードポインタの差が1になった
状態と定義されることになる。
【0033】また、シーケンス番号付加部100はシー
ケンス番号を生成して送信データに付加しているが、送
信データの連続性を判断することができればよい。した
がって、例えば、シーケンス番号としてFIFO型バッ
ファメモリ110のリードポインタに示されるアドレス
を使用することができる。リードポインタは順次カウン
トアップされるので、リードポインタに示されるアドレ
ス情報を送信データに付加するようにしても、その連続
性を判断することができる。
【0034】次に、4つのプロセッサユニットがそれぞ
れ接続され互いにデータ通信を行うためのプロセッサ間
接続部PC0,PC1(図1参照)について説明する。
プロセッサ間接続部PC0によるデータパス例が図1の
AC2に示されている。図5は図1のプロセッサ間接続
部PC0,PC1の各々の構成を示す図である。図5を
参照すると、各プロセッサ間接続部は、プロセッサイン
タフェースPI0〜PI3と、内部バスIB0〜IB3
とから構成される。
【0035】プロセッサインタフェースPI0は、ロー
カルバスを介して図1のプロセッサユニット(PU0)
に接続され、プロセッサインタフェースPI1は、ロー
カルバスを介して図1のプロセッサユニット(PU1)
に接続され、プロセッサインタフェースPI2は、ロー
カルバスを介して図1のプロセッサユニット(PU2)
に接続され、プロセッサインタフェースPI3は、ロー
カルバスを介して図1のプロセッサユニット(PU3)
に接続される。
【0036】各プロセッサインタフェースは、ローカル
バスインタフェースL12と、送信DMA(Direct Memo
ry Access)部D0と、FIFO型バッファメモリD1及
びD3と、受信DMA部D2と、セレクタD5とから構
成される。ローカルバスインタフェースL12を介し
て、送信DMA部D0及び受信DMA部D2はプロセッ
サユニット内のメインメモリ(図10参照)へアクセス
する。メモリの所定領域には送信DMA部D0と受信D
MA部D2に対する命令と送信データが格納されてお
り、また、メモリには受信データ格納領域が確保されて
いる。
【0037】送信DMA部D0は、メインメモリに格納
されているデータ転送命令を自律的に読出し、メモリ上
に送信データが準備されている事と当該送信データを送
信すべきプロセッサユニットを示す送信先プロセッサナ
ンバを解読する。次に、送信DMA部D0は、メモリの
送信データをローカルバスインタフェースL12を介し
て自律的に読出し、FIFOバッファメモリD1に格納
する。続いて、データ転送命令に記された送信先プロセ
ッサユニットに対して送信データを送信するため、内部
バスを経由して、送信先プロセッサユニットに接続され
たプロセッサインタフェースのFIFO型バッファメモ
リD3に書込む。この時、送信先であるプロセッサイン
タフェースの受信DMA部D2を起動する。
【0038】送信先プロセッサユニットに接続されたプ
ロセッサインタフェースにおいて、起動された受信DM
A部D2は、送信先プロセッサユニット内のメモリから
ローカルバスインタフェースL12を介して受信データ
格納領域を示した命令を自律的に読出し、FIFO型バ
ッファメモリD3から読出した送信データをその命令の
示す格納領域に書込む。全ての送信データの書込みを完
了すると、受信DMA部D2は、受信完了割り込みをロ
ーカルバスインタフェースL12を介して送信先プロセ
ッサユニットに出力し、同時に送信元のプロセッサイン
タフェースの送信DMA部D0に通知する。
【0039】この通知を受けた送信DMA部D0は、ロ
ーカルバスインタフェースL12を介して送信元プロセ
ッサユニットに送信完了割り込みを出力し、処理を完了
する。なお、送信DMA部D0及び受信DMA部D2
は、当業者にとってよく知られているので、その詳細な
構成は省略する。
【0040】図8は図5のプロセッサ間接続部の状態遷
移図である。この状態遷移図を用いて図5のプロセッサ
間接続部の動作について説明する。なお、図8に示した
状態遷移図は初期状態A1から時計回りに動作するもの
である。図8及び5を参照すると、初期状態A1におい
て、送信DMA部D0が起動されると送信命令リード状
態A2に遷移し、送信DMA部D0は、ローカルバスイ
ンタフェースL12を介して接続されているプロセッサ
ユニット内のメモリからデータ転送命令を自律的に読出
し、データ転送命令を基に、メモリの送信データ格納領
域から送信データを読出して送信先プロセッサユニット
に接続されたプロセッサインタフェースのFIFO型バ
ッファメモリD3に転送すると共に、送信先プロセッサ
ユニットに接続されたプロセッサインタフェースの受信
DMA部D2を起動する。
【0041】これにより、プロセッサ間接続部の状態が
受信命令リード状態A3に遷移し、受信DMA部D2
は、送信先プロセッサユニット内のメモリから受信デー
タ格納領域を示した命令(受信命令)を自律的に読み出
す。次に、データ転送状態A4に遷移し、受信DMA部
D2は、FIFO型バッファメモリD3のデータを読出
して、上記命令に示された受信データ格納領域を基に、
送信先プロセッサユニット内のメモリに送信データを書
込む。
【0042】全ての書込みが完了すると受信完了書込み
状態A5に遷移し、送信先プロセッサユニット内のメモ
リの受信命令領域に受信完了報告を書込み、受信完了割
り込みを送信先プロセッサユニットに出力する。次に、
送信完了書込み状態A6に遷移し、送信元プロセッサ内
のメモリのデータ転送命令領域に送信完了報告を書き込
み送信完了割り込みを送信元プロセッサユニットに出力
する。これにより一連の状態遷移を完了し初期状態A1
に遷移する。
【0043】このように、同一カード上のプロセッサユ
ニット間通信として大量データを通信する場合において
も、プロセッサユニットから同一カード上の他のプロセ
ッサユニット内のメモリへ直接ライトすることなく、自
己のメモリにデータ転送命令と転送データを書込むこと
により、プロセッサユニット間通信が可能となるので、
プロセッサ能力に負担を掛けずプロセッサユニット間通
信を実現することができる。
【0044】図5を用いて説明したプロセッサユニット
間通信は、特に大量データを通信する場合に使用される
ものであり、同一カード上のプロセッサユニット間にお
いて少量データを通信する場合は図6に示した構成が用
いられる。図6は図1のプロセッサ間接続部PC0,P
C1の各々の構成を示す図である。
【0045】図6を参照すると、各プロセッサ間接続部
は、送信レジスタR01と受信レジスタR02とを有す
るレジスタペアR0と、送信レジスタR03と受信レジ
スタR04とを有するレジスタペアR1と、送信レジス
タR05と受信レジスタR06とを有するレジスタペア
R2と、送信レジスタR07と受信レジスタR08とを
有するレジスタペアR3とから構成される。
【0046】送信レジスタR01及び受信レジスタR0
2は図1のプロセッサユニット(PU0)に接続され、
送信レジスタR03及び受信レジスタR04は図1のプ
ロセッサユニット(PU1)に接続され、送信レジスタ
R05及び受信レジスタR06は図1のプロセッサユニ
ット(PU2)に接続され、送信レジスタR07及び受
信レジスタR08は図1のプロセッサユニット(PU
3)に接続される。なお、図6に示した構成と図5に示
した構成とは互いに独立しているものである。
【0047】各送信レジスタは、4つの送信先プロセッ
サユニット(PU0,PU1,PU2,PU3)の各々
毎にレジスタ内の領域が区分されている。また、各受信
レジスタは、4つの送信元プロセッサユニット(PU
0,PU1,PU2,PU3)の各々毎にレジスタ内の
領域が区分されている。そして、送信レジスタ内の区分
された領域に、当該送信レジスタに接続されたプロセッ
サユニットがデータを書込むと、その領域が示すプロセ
ッサユニットに接続された受信レジスタの区分された領
域(当該送信レジスタに接続されたプロセッサユニット
を示す領域である)に当該データが書込まれるという動
作が実行される。
【0048】一例として、図1における0系プロセッサ
カード上のプロセッサユニット(PU0)PU00か
ら、0系プロセッサカード上のプロセッサユニット(P
U2)PU02に、少量データとしてのフラグデータを
送信する場合について説明する。図1及び6において、
プロセッサユニットPU00が送信レジスタR01のT
o2の領域にフラグデータを書込むと、図6中の矢印の
ルートを経由して、プロセッサユニットPU02に接続
された受信レジスタR06のFrom0の領域にフラグデー
タが書込まれる。
【0049】このように、送信レジスタにおいて送信先
プロセッサユニットを指定してフラグデータを書き込む
と、当該送信先プロセッサユニットに接続された受信レ
ジスタにおいて送信元プロセッサユニットを示す領域に
当該フラグデータが書込まれることになる。割り込み通
信も上述したフラグ通信と同様に実現されるが、割り込
み通信は一般的に緊急度が高いため、送信先プロセッサ
ユニットが受信レジスタに書込まれた割り込み要因ビッ
トをクリアすることにより、送信元プロセッサユニット
に接続された送信レジスタに書込まれた該当ビットのク
リアを行うようにする。
【0050】以上述べたように、領域が同一カード上の
プロセッサユニットをそれぞれ示す領域に区分された送
信レジスタ及び受信レジスタを用いて、同一カード上の
プロセッサユニット間通信としてフラグ通信や割り込み
通信等の少量データ通信を行うことにより、同一カード
上のプロセッサユニット間の少量データ通信を簡易なプ
ロセッサライト、リード命令で実現することができ、ソ
フトウェアの開発が容易となる。また、各レジスタの領
域がプロセッサユニット毎に区分されているので、送信
先アドレスや送信元アドレスの格納領域を必要とせず、
少ないハード量で効率の良いデータ転送を実現してい
る。
【0051】次に、図1の入出力切替部IC0,IC1
について説明する。図1において、0系プロセッサカー
ドC0が稼動系、1系プロセッサカードC1が待機系と
した場合のデータパス例が図2のAC3に示されてい
る。図7は図1の入出力切替部IC0,IC1の各々の
構成を示す図である。
【0052】図7及び1において、各入出力切替部は、
自系のプロセッサユニット(PU0)にプライマリバス
を介して接続されるプライマリバス・インタフェースB
0と、自系の入出力インタフェース部にセカンダリバス
を介して接続されるセカンダリバス・インタフェースB
1と、他系の入出力切替部にシリアルリンクを介して接
続される送信用シリアルインタフェースB2と、他系の
入出力切替部にシリアルリンクを介して接続される受信
用シリアルインタフェースB3と、セレクタSEL0,
SEL1及びSEL2とから構成される。
【0053】各入出力切替部は、それが搭載されている
プロセッサカードの動作状態(稼働状態、待機状態)に
応じて、入力データのデータパスを切替えるものであ
り、動作状態に応じたセレクタSEL0及びSEL1の
選択動作により、図2のAC3に示されたデータパスが
実現される。セレクタSEL0及びSEL1の選択動作
は動作状態を示す選択制御信号により制御され、選択制
御信号がSBY=0のときが稼働状態を示し、SBY=
1のときが待機状態を示す。セレクタSEL2は、アー
ビトレーションを伴うセレクタであり、稼動系では常に
動作するものである。なお、セレクタSEL2は、待機
系では動作を停止している。
【0054】自系のプロセッサユニット(PU0)から
の入力データは、プライマリバス・インタフェースB0
を介してセレクタSEL0及びSEL1に入力される。
また、システム外部からの入力データは、セカンダリバ
ス・インタフェースB1を介してセレクタSEL0及び
SEL2に入力される。また、他系の入出力切替部から
の入力データは、受信用シリアルインタフェースB3を
介してセレクタSEL1及びSEL2に入力される。
【0055】まず、入出力切替部が搭載されているプロ
セッサカードが稼動系の場合、すなわち、当該プロセッ
サカードの動作状態が稼働状態の場合、動作状態が稼働
状態(SBY=0)であるため、セレクタSEL0は自
系のプロセッサユニット(PU0)からの入力データを
選択出力する。これにより、自系のプロセッサユニット
(PU0)からの入力データは、他系の入出力切替部に
出力されることになる。また、セレクタSEL1は、自
系のプロセッサユニット(PU0)からの入力データを
選択出力する。これにより、自系のプロセッサユニット
(PU0)からの入力データは、システム外部に出力さ
れることになる。
【0056】また、システム外部からの入力データは、
セカンダリバス・インタフェースB1,セレクタSEL
2を経由してプライマリバス・インタフェースB0に到
達し、自系のプロセッサユニット(PU0)に出力され
る。他系の入出力切替部からの入力データは、受信用シ
リアルインタフェースB3,セレクタSEL2を経由し
てプライマリバス・インタフェースB0に到達し、自系
のプロセッサユニット(PU0)に出力される。
【0057】一方、入出力切替部が搭載されているプロ
セッサカードが待機系の場合、すなわち、当該プロセッ
サカードの動作状態が待機状態の場合、動作状態が待機
状態(SBY=1)であるため、セレクタSEL0はシ
ステム外部からの入力データを選択出力する。これによ
り、システム外部からの入力データは、他系の入出力切
替部に出力されることになる。また、セレクタSEL1
は、他系の入出力切替部からの入力データを選択出力す
る。これにより、他系の入出力切替部からの入力データ
は、システム外部に出力されることになる。
【0058】図7に示した構成により、図2のAC3に
示したデータパスを実現することができ、入出力部の2
重化を0系及び1系プロセッサカード上ですることがで
きる。また、データパスの切替を3つのセレクタにより
実現しており、回路規模を小さくすることが可能であ
る。
【0059】また、本実施例では、図1に示したよう
に、各プロセッサユニット内の他系プロセッサ接続部や
入出力切替部に、シリアルリンクS00〜S04,S1
0〜14を使用しているので、パラレルバスに比べ各プ
ロセッサカードの端子数の影響を受けにくく、カード上
のプロセッサユニット数の増大を図ることができる。
【0060】次に、本発明の他の実施例について図面を
用いて説明する。図9は本発明の他の実施例による2重
化マルチプロセッサシステムの構成を示す図であり、図
1と同等部分は同一符号にて示している。
【0061】図1に示した2重化マルチプロセッサシス
テムでは、入出力切替部IC0,IC1は同一カード上
のプロセッサユニットPU00,PU10に接続される
が、図9に示した2重化マルチプロセッサシステムで
は、入出力切替部IC0,IC1は同一カード上のプロ
セッサ間接続部PC0,PC1に接続される。したがっ
て、図9に示した2重化マルチプロセッサシステムで
は、各プロセッサユニットから同一カード上の入出力切
替部IC0,IC1に共通にアクセスすることが可能と
なり、図1と比べてプロセッサユニットPU00,PU
10の負荷を低減することができる。
【0062】このように、入出力切替部IC0,IC1
が同一カード上のプロセッサ間接続部PC0,PC1に
接続される場合、図5において内部バスが1本追加され
て、これに図7のプライマリバスインタフェースB0が
接続されることになる。
【0063】
【発明の効果】本発明による効果は、高性能かつ小型化
可能な2重化プロセッサシステムを実現することができ
ることである。その理由は、0系及び1系プロセッサカ
ードにそれぞれ搭載されたプロセッサユニット間の通信
において、送信側で送信データにその連続性を判断する
ための情報を付加し、受信側で受信データに付加されて
いる当該情報を検出し、検出された当該情報に対する受
信完了通知を送信側に通知するようにすることにより、
送信側が送信データの欠落を知ることができ、この欠落
データを再送信するようにしているためである。これに
より、0系及び1系プロセッサカードにそれぞれ搭載さ
れたプロセッサユニット間通信の信頼性が向上される。
【0064】また、同一プロセッサカード上の複数のプ
ロセッサユニット間の通信において、プロセッサ間通信
手段が、各プロセッサユニット内のメモリに格納された
データ転送命令を基に、自律的にプロセッサユニット間
のデータ転送を行うようにする。また、同一プロセッサ
カード上の複数のプロセッサユニットの各々に対応して
設けられた送信レジスタ及び受信レジスタの領域を、同
一プロセッサカード上の複数のプロセッサユニットをそ
れぞれ示す領域に区分することにより、送信レジスタに
書込まれたデータが、そのデータが書込まれた領域が示
すプロセッサユニットに対応して設けられた受信レジス
タに書込まれるようにする。なお、このとき、受信レジ
スタに書込まれるデータは、そのデータを送信レジスタ
に書込んだプロセッサユニットを示す領域に書込まれ
る。これにより、同一プロセッサカード上のプロセッサ
ユニット間通信による各プロセッサユニットの負荷が低
減され、各プロセッサユニットの処理能力を向上するこ
とができる。
【0065】また、2重化プロセッサシステムの入出力
部を2重化して各プロセッサカードに搭載し、各入出力
部が、それが搭載されているプロセッサカードの動作状
態に応じて入力データのデータパスを切替えるようにす
る。これにより、入出力部がプロセッサカードから分離
していた従来の2重化プロセッサシステムに比べて、小
型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による2重化マルチプロセッサ
システムの構成を示す図である。
【図2】図1の2重化マルチプロセッサシステムにおけ
るデータパス例を示す図である。
【図3】図1の各プロセッサユニット内の他系プロセッ
サ接続部の構成例を示す図である。
【図4】図3のバッファメモリについて説明するための
図である。
【図5】図1のプロセッサ間接続部の構成を示す図であ
る。
【図6】図1のプロセッサ間接続部の構成を示す図であ
る。
【図7】図1の入出力切替部の構成を示す図である。
【図8】図5のプロセッサ間接続部の状態遷移図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例による2重化マルチプロセ
ッサシステムの構成を示す図である。
【図10】従来の2重化プロセッサシステムの構成を示
す図である。
【符号の説明】
B2,B3 シリアルインタフェース C0,C1 プロセッサカード D0 送信DMA部 D2 受信DMA部 D5,SEL0〜SEL2 セレクタ FM0,FM1 入出力インタフェース部 IB0〜IB3 内部バス IC0,IC1 入出力切替部 L1,L12,B0,B1 バスインタフェース PC0,PC1 プロセッサ間接続部 PI0〜PI3 プロセッサインタフェース PU00〜PU03,PU10〜PU13 プロセッ
サユニット R0〜R3 レジスタペア R01〜R08 レジスタ S00〜S04,S10〜S14 シリアルリンク 10,11 他系プロセッサ接続部 100 シーケンス番号付加部 D1,D3,110 FIFO 120 受信完了通知部 130 パリティ生成部 140 パラレル/シリアル変換部 150 シリアル/パラレル変換部 160 パリティチェック部 170 シーケンス番号検出部 180 再送制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0系及び1系プロセッサカードにそれぞ
    れ搭載されたプロセッサユニット間において互いにデー
    タを受け渡して、前記プロセッサユニット内のメモリ内
    容を一致させるようにした2重化プロセッサシステムで
    あって、 前記プロセッサユニットの各々は、他系の前記プロセッ
    サユニットへの送信データにその連続性を判断するため
    の情報を付加する情報付加手段と、他系の前記プロセッ
    サユニットからの受信データに付加されている前記情報
    を検出する情報検出手段と、前記情報検出手段により検
    出された前記情報に対する受信完了通知を他系の前記プ
    ロセッサユニットに送信する通知手段と、他系の前記プ
    ロセッサユニットからの前記受信完了通知を基に他系の
    前記プロセッサユニットへのデータ送信を制御する送信
    制御手段とを含むことを特徴とする2重化プロセッサシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記送信制御手段は、他系の前記プロセ
    ッサユニットからの前記受信完了通知を基にデータ欠落
    有りと判断する場合にこの欠落したデータが他系の前記
    プロセッサユニットに再送信されるよう、他系の前記プ
    ロセッサユニットへのデータ送信を制御するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の2重化プロセッサシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記プロセッサユニットの各々は、他系
    の前記プロセッサユニットへの送信データを記憶する記
    憶手段を含み、前記送信制御手段は、他系の前記プロセ
    ッサユニットからの前記受信完了通知を基にデータ欠落
    無しと判断する場合、前記記憶手段の再送信用読出し位
    置を更新し、他系の前記プロセッサユニットからの前記
    受信完了通知を基にデータ欠落有りと判断する場合、前
    記再送信用読出し位置から前記記憶手段に記憶されてい
    るデータが読出され他系の前記プロセッサユニットに送
    信されることを特徴とする請求項2記載の2重化プロセ
    ッサシステム。
  4. 【請求項4】 前記0系及び1系プロセッサカードの各
    々には前記プロセッサユニットが複数搭載されており、
    これ等複数の前記プロセッサユニットの各々とこれに1
    対1に対応付けられた他系の前記プロセッサユニット間
    において互いにデータを受け渡して、これ等プロセッサ
    ユニット内のメモリ内容を一致させるようにしたことを
    特徴とする請求項1〜3いずれか記載の2重化プロセッ
    サシステム。
  5. 【請求項5】 前記0系及び1系プロセッサカードの各
    々に設けられ、自系の前記プロセッサユニット間のデー
    タ転送を自系の前記プロセッサユニット内の各メモリの
    所定領域に格納されたデータ転送命令を基に自律的に行
    うプロセッサ間通信手段を含むことを特徴とする請求項
    4記載の2重化プロセッサシステム。
  6. 【請求項6】 前記プロセッサ間通信手段は、自系の前
    記プロセッサユニットの各々に対応して設けられ、対応
    する前記プロセッサユニット内のメモリに格納されてい
    る前記データ転送命令を自律的に読出し、このデータ転
    送命令を基に当該メモリに格納されている転送データを
    自律的に読出し転送する転送手段と、自系の前記プロセ
    ッサユニットの各々に対応して設けられ、受信された前
    記転送データを対応する前記プロセッサユニット内のメ
    モリに自律的に書込む受信手段とを有することを特徴と
    する請求項5記載の2重化プロセッサシステム。
  7. 【請求項7】 前記0系及び1系プロセッサカードの各
    々に自系の前記プロセッサユニットの各々に対応して設
    けられ、領域が自系の前記プロセッサユニットをそれぞ
    れ示す領域に区分された送信レジスタ及び受信レジスタ
    を含み、前記プロセッサユニットによりこれに対応する
    前記送信レジスタの区分された領域に書込まれたデータ
    が、このデータが書込まれた領域が示す前記プロセッサ
    ユニットに対応する前記受信レジスタの当該データを前
    記送信レジスタに書込んだ前記プロセッサユニットを示
    す領域に書込まれることを特徴とする請求項4〜6いず
    れか記載の2重化プロセッサシステム。
  8. 【請求項8】 前記0系及び1系プロセッサカードの各
    々に設けられ、自系の前記プロセッサユニット、他系の
    入出力部、システム外部からの入力データのデータパス
    を自系の前記プロセッサカードの動作状態に応じて切替
    える入出力部を含むことを特徴とする請求項1〜7いず
    れか記載の2重化プロセッサシステム。
  9. 【請求項9】 前記入出力部の各々は、自系の前記プロ
    セッサカードの動作状態に応じて自系の前記プロセッサ
    ユニットからの入力データ及び前記システム外部からの
    入力データの中から一の入力データを選択し他系の前記
    入出力部へ出力する選択手段と、自系の前記プロセッサ
    カードの動作状態に応じて自系の前記プロセッサユニッ
    トからの入力データ及び他系の前記入出力部からの入力
    データの中から一の入力データを選択し前記システム外
    部へ出力する選択手段と、前記システム外部からの入力
    データ及び他系の前記入出力部からの入力データの中か
    ら一の入力データを選択し自系の前記プロセッサユニッ
    トへ出力する選択手段とを有することを特徴とする請求
    項8記載の2重化プロセッサシステム。
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