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JP2003274303A - ディジタル放送受信装置、車載装置、ディジタル放送受信の案内方法、ディジタル放送受信の案内方法のプログラム及びディジタル放送受信の案内方法のプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ディジタル放送受信装置、車載装置、ディジタル放送受信の案内方法、ディジタル放送受信の案内方法のプログラム及びディジタル放送受信の案内方法のプログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2003274303A
JP2003274303A JP2002073636A JP2002073636A JP2003274303A JP 2003274303 A JP2003274303 A JP 2003274303A JP 2002073636 A JP2002073636 A JP 2002073636A JP 2002073636 A JP2002073636 A JP 2002073636A JP 2003274303 A JP2003274303 A JP 2003274303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception
digital broadcast
reception rate
route
travel route
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002073636A
Other languages
English (en)
Inventor
Morio Kakiuchi
守雄 垣内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002073636A priority Critical patent/JP2003274303A/ja
Publication of JP2003274303A publication Critical patent/JP2003274303A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Television Systems (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えばディジタル地上波による車
載用のディジタル放送受信装置に適用して、移動体にお
いてディジタル地上波による番組を受信する場合に、安
定して番組を視聴することができるようにする。 【解決手段】 本発明は、予測される移動経路により受
信率の変化を予測し、受信環境を予測して、ユーザーに
通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル放送受
信装置、車載装置、ディジタル放送受信の案内方法、デ
ィジタル放送受信の案内方法のプログラム及びディジタ
ル放送受信の案内方法のプログラムを記録した記録媒体
に関し、例えばディジタル地上波による車載用のディジ
タル放送受信装置に適用することができる。本発明は、
予測される移動経路による受信率を予測し、この予測結
果から移動経路における受信環境をユーザーに通知する
ことにより、移動体においてディジタル地上波による番
組を受信する場合に、安定して番組を視聴することがで
きるようにする。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送においては、デ
ィジタル地上波による番組の提供が試みられるようにな
されている。このようなディジタル地上波による番組の
提供においては、異なるデータ圧縮率による符号化デー
タを周波数帯域の異なる複数のセグメントに割り当てて
伝送することが提案されている。これによりこの種の番
組の提供においては、画質により階層化されてなる、エ
ラー耐性の異なる複数階層によるサイマルキャストによ
り1つの番組を提供するようになされている。これによ
りディジタル地上波による番組の受信においては、受信
側の都合で種々の画質により番組を視聴できるようにな
され、さらには電界強度の低下等により高画質により番
組の視聴が困難になると、低画質により番組の視聴に切
り換えて、所望する番組を漏らさず視聴できるようにな
されている。
【0003】またこのようなディジタル地上波による番
組の受信においては、受信結果をエラー訂正して処理す
ることにより受信環境が多少変化しても何ら画質、音質
が変化しないのに対し、受信環境が著しく劣化するとエ
ラー訂正困難になることにより、急激に画質、音質が劣
化する。このためディジタル地上波による番組の受信に
おいては、このようにエラー訂正困難になると、受信結
果であるビデオデータ、オーディオデータの出力を中止
するようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようなデ
ィジタル地上波による番組の受信においては、従来のア
ナログ方式によるテレビジョン放送の場合に比して、マ
ルチパス等の影響が少ないことにより、また受信環境の
変化により画質、音質の変化が小さいことにより、例え
ば乗用車等の移動体にディジタル放送受信装置を搭載し
て、同乗者に娯楽を提供することができると考えられ
る。
【0005】しかしながらこのように移動体に搭載して
番組を受信する場合においては、移動体の移動により受
信状態が著しく変化する。これにより移動体におけるデ
ィジタル地上波の番組の受信においては、それまではっ
きりと視聴できていた画像、音声が瞬時に視聴できなく
なったり、またこれとは逆に、一旦、このような状態に
なっても、瞬時にこれらをはっきりと視聴できるように
なる。さらにこのような現象が繰り返される場合もあ
る。
【0006】これらにより移動体においてディジタル地
上波による番組を受信する場合、番組の受信が著しく不
安定になる問題があった。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、移動体においてディジタル地上波による番組の受信
する場合に、安定して番組を視聴することができるディ
ジタル放送受信装置、車載装置、ディジタル放送受信の
案内方法、ディジタル放送受信の案内方法のプログラム
及びディジタル放送受信の案内方法のプログラムを記録
した記録媒体を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、移動体に搭載されるディ
ジタル放送受信装置に適用して、移動体の移動経路を予
測する移動経路予測手段と、移動経路による移動におい
て、ディジタル放送を支障なく受信可能な程度を示す受
信率を予測する受信率予測手段と、受信率より、移動経
路において予測される受信環境をユーザーに通知する通
知手段とを備えるようにする。
【0009】また請求項9の発明においては、移動体に
搭載される車載装置に適用して、移動体の移動経路を予
測する移動経路予測手段と、移動経路による移動におい
て、ディジタル放送受信装置でディジタル放送を支障な
く受信可能な程度を示す受信率を予測する受信率予測手
段と、受信率より、移動経路において予測される受信環
境をユーザーに通知する通知手段とを備えるようにす
る。
【0010】また請求項13の発明においては、移動体
におけるディジタル放送受信の案内方法に適用して、移
動体の移動経路を予測する移動経路予測ステップと、移
動経路による移動において、ディジタル放送受信装置で
ディジタル放送を支障なく受信可能な程度を示す受信率
を予測する受信率予測ステップと、受信率より、移動経
路において予測される受信環境をユーザーに通知する通
知のステップとを備えるようにする。
【0011】また請求項14の発明においては、移動体
におけるディジタル放送受信の案内方法のプログラムに
適用して、移動体の移動経路を予測する移動経路予測ス
テップと、移動経路による移動において、ディジタル放
送受信装置でディジタル放送を支障なく受信可能な程度
を示す受信率を予測する受信率予測ステップと、受信率
より、移動経路において予測される受信環境をユーザー
に通知する通知のステップとを備えるようにする。
【0012】また請求項15の発明においては、ディジ
タル放送受信の案内方法のプログラムを記録した記録媒
体に適用して、請求項14に記載のディジタル放送受信
の案内方法のプログラムを記録する。
【0013】請求項1の構成によれば、移動体に搭載さ
れるディジタル放送受信装置に適用して、移動体の移動
経路を予測する移動経路予測手段と、移動経路による移
動において、ディジタル放送を支障なく受信可能な程度
を示す受信率を予測する受信率予測手段と、受信率よ
り、移動経路において予測される受信環境をユーザーに
通知する通知手段とを備えることにより、ユーザーにお
いては、これから移動しようとする移動経路が予測され
て、この予測された移動経路における受信環境が事前に
通知される。従ってユーザーにおいては、この通知によ
り、例えば階層を切り換えて番組を視聴する等の対応策
を講じることができ、これにより安定して番組を視聴す
ることができる。
【0014】また請求項9の構成によれば、移動体に搭
載される車載装置に適用して、移動体の移動経路を予測
する移動経路予測手段と、移動経路による移動におい
て、ディジタル放送受信装置でディジタル放送を支障な
く受信可能な程度を示す受信率を予測する受信率予測手
段と、受信率より、移動経路において予測される受信環
境をユーザーに通知する通知手段とを備えることによ
り、例えばカーナビゲーション装置等の車載装置におい
て、ユーザーを道案内する移動経路について、この移動
経路における受信環境が事前にユーザーに通知される。
従ってユーザーにおいては、この通知により、例えば階
層を切り換えて番組を視聴する等の対応策を講じること
ができ、これにより安定して番組を視聴することができ
る。
【0015】これらにより請求項13、請求項14、請
求項15の構成によれば、安定して番組を視聴すること
ができるディジタル放送受信の案内方法、ディジタル放
送受信の案内方法のプログラム、ディジタル放送受信の
案内方法のプログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0017】(1)第1の実施の形態 (1−1)第1の実施の形態の構成 図1は、本発明の第1の実施の形態に係るディジタル放
送受信装置を示すブロック図である。このディジタル放
送受信装置1は、例えば乗用車等の移動体に搭載され、
カーナビゲーション装置としても機能して道案内等の処
理を実行し、さらにはディジタル地上波によるテレビジ
ョン放送を受信する。
【0018】このためディジタル放送受信部3は、ディ
ジタル地上波によるテレビジョン放送波を受信し、受信
結果であるビデオデータ及びオーディオデータを出力す
る。すなわちディジタル放送受信部3において、チュー
ナー4は、MPU(Micro Processing Unit )6の制御
により、アンテナ5で受信される放送波を選局し、ベー
スバンドに変換して出力する。
【0019】OFDM(Orthogonal Frequency Divisio
n Multiplexing)復調回路7は、MPU6の制御により
このチューナー4の出力信号を処理し、これにより番組
の受信に供するセグメントのデータ、TMCC(Transmi
ssion and Multiplexing Configuration Control) 信号
によるデータを復調して出力する。
【0020】なおここでTMCC信号は、セグメントの
内容を示すデータによる信号であり、このデータは、セ
グメントにより伝送されるデータの識別データ等により
構成される。この実施の形態において、このディジタル
放送受信装置1で受信されるディジタル放送波は、1つ
の番組を構成するビデオデータを異なるデータ圧縮率に
よりデータ圧縮し、このデータ圧縮による符号化データ
を所定のセグメントに割り当てて伝送するようになされ
ている。またこのデータ伝送における誤り訂正符号の割
り当てにより、低画質による伝送の方がエラー耐性が向
上するように設定されて、番組が提供される。これらに
よりこのディジタル放送波は、画質により階層化されて
エラー耐性の異なる複数階層によるサイマルキャストに
より1つの番組を提供するようになされている。なおこ
こでエラー耐性とは、伝送中過程で発生するエラーに対
する強度を意味し、誤り訂正困難なエラーレートが高い
程、エラー耐性が強いとされる。
【0021】ディジタル放送波は、この画質が、最も上
位階層である高品位テレビジョンと同程度の画質による
もの(以下、HD画質と呼ぶ)、続く階層である通常の
テレビジョン放送によるものと同程度の画質によるもの
(以下、SD画質と呼ぶ)、最も下位階層であるSD画
質に比して劣る画質によるもの(以下、MPEG(Movi
ng Picture Experts Group)4画質と呼ぶ)に設定さ
れ、TMCC信号の識別データにより、各セグメントに
割り当てられた符号化データの画質を識別できるように
なされ、またこの識別結果により複数のセグメントのう
ち、所定のセグメントのデータを選択的に復号して、そ
れぞれHD画質、SD画質又はMPEG4画質によるビ
デオデータを選択的に取得できるようになされている。
ディジタル放送波は、番組によって、これら3種類の画
質により、又はこれら3種類の画質のうちの1種類又は
2種類の画質により提供されるようになされている。
【0022】OFDM復調回路7は、MPU6の制御に
より処理対象のセグメントを切り換え、これによりこの
ディジタル放送受信装置1においては、HD画質、SD
画質又はMPEG4画質により所望する画質を選択して
番組を受信できるようになされている。
【0023】誤り訂正回路8は、OFDM復調回路7で
復調された符号化データ、TMCC信号によるデータを
誤り訂正処理して出力する。この処理において、誤り訂
正回路8は、誤り訂正困難なビット誤りが発生すると、
符号化データの出力を停止する。
【0024】MPEG処理回路9は、誤り訂正回路8か
ら出力される符号化データをデコードし、ビデオデー
タ、オーディオデータをバスBUSに出力する。
【0025】GPS(Global Positioning System )部
10は、衛星より到来する電波を受信して処理すること
により、現在位置を検出する。I/Oコントローラ11
は、GPS部10から出力される現在位置の位置データ
をバスBUSに出力する。
【0026】グラフィックコントローラ12は、MPU
6の制御により動作を切り換え、バスBUSに出力され
る地図データ等により内蔵のビデオメモリに画像を展開
すると共に、この画像によりモニタ13を駆動し、これ
によりユーザーの所望する箇所の地図を表示し、さらに
は地図を表示してユーザーを道案内する。またグラフィ
ックコントローラ12は、ユーザーによりテレビジョン
放送の受信が指示されると、MPEG処理回路9よりバ
スBUSに出力されるビデオデータによりビデオメモリ
の内容を順次更新してモニタ13を駆動し、これにより
ディジタル放送に係る番組の映像を表示する。なおディ
ジタル放送受信装置1では、この場合、このビデオデー
タと共に受信されるオーディオデータを図示しない処理
系により処理して音声を再生するようになされている。
【0027】この番組の表示において、グラフィックコ
ントローラ12は、MPU6の指示により各種の表示用
の画像を作成してビデオメモリの内容を更新することに
より、今後予測される受信環境、受信中のチャンネル等
をモニタ13に表示する。
【0028】受信率データベース(受信率DB)15
は、それぞれHD画質、SD画質又はMPEG4画質に
よる番組の受信について、各地域における受信率を記録
したデータベースである。ここで受信率は、ディジタル
放送を支障なく視聴可能な程度を示す数値であり、この
実施の形態では、該当地域において、ディジタル放送を
受信した際に、全体の時間に対して、映像、音声が途切
れないでいる時間を示す割合がこの受信率に適用される
ようになされている。
【0029】受信率データベース15は、このディジタ
ル放送受信装置1がユーザーに提供する地図に対応して
受信率のデータが記録されて構成される。具体的に、受
信率データベース15は、例えば道案内に供する移動経
路を含む各経路である、地図上の各道路を、大きな交差
点等により区切り、各区間毎に、それぞれ該当区間を実
際に走行して得られた値が受信率として記録されるよう
になされている。このディジタル放送受信装置1では、
この受信率データベース15の記録に基づいて、目的地
まで移動する際に、予測される受信環境をユーザーに通
知するようになされている。
【0030】MPU6は、このディジタル放送受信装置
1全体の動作を制御するコントローラであり、ランダム
アクセスメモリ(RAM)17にワークエリアを確保す
ると共に、リードオンリメモリ(ROM)16等の記録
を基準にして所定の処理手順を実行することにより、ル
ート検索、道案内等の処理を実行する。
【0031】すなわちMPU6は、図示しないリモート
コマンダの操作により、目的地の入力を受け付け、さら
にはGPS部10から得られる現在位置の位置情報と、
このようにして入力された目的地の位置情報とから、現
在位置から目的地までの移動経路をルート検索する。さ
らにユーザーによりこのようにして検索した移動経路に
よる道案内が指示されると、地図の表示により、又は音
声により、道案内の処理を実行する。
【0032】ここでこのようにルート検索してなる移動
経路においては、ユーザーの指示により道案内すること
により、このディジタル放送受信装置1が搭載されてな
る移動体について、移動が予測される移動経路であると
言える。これによりこの実施の形態において、GPS部
10、I/Oコントローラ11、リードオンリメモリ1
6、ランダムアクセスメモリ17、MPU6は、現在位
置と、ユーザーにより入力された目的地とを基準にした
ルート検索により、移動体の移動経路を予測する移動経
路予測手段を構成するようになされている。
【0033】またMPU6は、ユーザーの指示によりデ
ィジタル放送の受信が指示されると、ディジタル放送受
信部3の動作を立ち上げ、このディジタル放送受信部3
より得られるビデオデータによる表示をグラフィックコ
ントローラ12に指示する。また図示しない音声処理系
に対して、ディジタル放送受信部3より得られるオーデ
ィオの再生を指示する。これによりこのディジタル放送
受信装置1では、ディジタル放送による番組を視聴でき
るようになされている。
【0034】MPU6は、このディジタル放送の受信に
おいて、誤り訂正回路8より得られるTMCC信号のデ
ータにより、各セグメントを識別し、受信可能な画質を
ユーザーに通知する。またこの通知によりユーザーが画
質を選択すると、対応する画質により番組を受信するよ
うに、OFDM復調回路7の動作を制御する。これによ
りこのディジタル放送受信装置1では、画質により階層
化されて複数階層により提供される1つの番組を所望す
る階層の画質で視聴できるようになされている。
【0035】MPU6は、ユーザーにより道案内が指示
された状態で、このようなディジタル放送の受信が指示
されると、モニタ13の表示、音声の出力をディジタル
放送による画像及び音声の出力に割り当てる。また道案
内により、右折、左折等の指示が必要になると、ディジ
タル放送による音声の音量を立ち下げ、音声によりユー
ザーを道案内するように全体動作を制御する。これによ
りMPU6は、この場合、道案内の処理と、ディジタル
放送の受信とを同時に実行するように全体の動作を制御
するようになされている。なお、このような音声の一時
的な出力による道案内に代えて、ユーザーの指示によ
り、又は事前の設定により、ピクチャーインピクチャー
の表示によりディジタル放送の受信と道案内とを同時に
実行することもできる。またこれに代えて、右折、左折
等の指示が必要になると、表示を道案内に切り換えるこ
とにより、ディジタル放送の受信と道案内とを同時に実
行することもできる。
【0036】さらにこのようにディジタル放送を受信し
た状態で、ユーザーにより受信環境の予測が指示される
と、MPU6は、予測される移動経路に従って受信率デ
ータベース15に記録された受信率を選択的に取得し、
この移動経路による移動において、ディジタル放送を支
障なく受信可能な程度を示す受信率を予測し、さらにこ
の受信率によりこの移動経路において予測される受信環
境をユーザーに通知する。
【0037】ここでユーザーにより道案内の指示が入力
されている場合、MPU6は、この道案内に係る移動経
路により、受信率データベース15に記録された受信率
を選択的に取得する。これに対してユーザーにより道案
内が指示されていない場合、MPU6は、ルート検索す
る場合と同様に、ユーザーより目的地の入力を受け付け
ると共に、GPS部10から現在位置の位置情報を取得
する。さらにこれらよりルート検索して移動経路を予測
し、この移動経路により受信率データベース15に記録
された受信率を選択的に取得する。
【0038】MPU6は、現在受信中の画質について、
このようにして移動経路を構成する道路の連続する区間
について、受信率を順次取得する。
【0039】MPU6は、この移動経路における受信率
の配列を棒グラフ状に表示し、これによりユーザーに対
して現在位置から目的地に向かうまでの受信率変化によ
り、予測される受信環境をユーザーに通知する。またこ
れら受信率を平均値化して併せて表示し、この平均値に
よっても予測される受信環境をユーザーに通知する。
【0040】すなわち図2は、この受信環境の表示に係
るモニタ13の表示画面を示す平面図である。この表示
画面においては、ディジタル放送による画像が全面に表
示され、右上隅に受信中のチャンネル、受信中の階層が
表示されるようになされている。なおここでは最も上位
の階層を受信中であることを示す英数字「A」が表示さ
れるようになされている。また右下隅には、受信率の棒
グラフ、平均値が表示されるようになされている。
【0041】ここで符号Aにより部分的に拡大して示す
ように、この受信率の棒グラフは、横軸の左端が現在位
置又は出発地に対応するように設定され、横軸の右端が
目的地に対応するように設定される。また縦軸が、受信
率の値を示すようになされ、これによりこの棒グラフが
上方に飛び出している区間では、殆ど途絶えることな
く、ディジタル放送を視聴できることが示されるように
なされている。またこれとは逆に、この棒グラフにおい
て上方に飛び出している長さが短い区間では、頻繁に音
声、映像が途絶えることが示されるようになされてい
る。またこの棒グラフの下に、受信率の平均値が表示さ
れ、この場合、現在位置から目的地までの間の全時間の
うちの80〔%〕の時間において、ディジタル放送を受
信できることが予測により示されるようになされてい
る。
【0042】これによりユーザーにおいては、現在、H
D画質により良好に視聴できている場合でも、近い将
来、受信環境が著しく劣化する等の、受信環境の変化を
大まかに把握することができ、必要に応じて、現在受信
中の階層よりエラー耐性の高い階層に受信対象の階層を
切り換えて番組を視聴する等の対応策を講じることがで
き、これにより安定して所望する番組を視聴することが
できる。またこれとは逆に、エラー耐性の高い低画質の
階層で受信している場合に、さらにエラー耐性の低い高
画質の階層でも十分安定に受信できる等の判断について
も、実行することができ、これにより受信中の階層を切
り換えて、高画質により所望する番組を安定に視聴する
ことができる。
【0043】これによりMPU6は、ユーザーにより受
信中の階層の切り換えが指示されると、TMCC信号の
データにより、受信階層の切り換えをOFDM復調回路
7に指示し、これにより受信中の階層を切り換えるよう
になされている。
【0044】これらによりMPU6、受信率データベー
ス15は、データベースの記録より、移動経路による移
動において、ディジタル放送を支障なく受信可能な程度
を示す受信率を予測する受信率予測手段を構成するのに
対し、MPU6、グラフィックコントローラ12、モニ
タ13は、移動経路における受信の程度の変化をモニタ
13に表示することにより、この移動経路において予測
される受信環境をユーザーに通知する通知手段を構成す
るようになされている。
【0045】(1−2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、このディジタル放送受信装置1で
は(図1)、ユーザーによりルート検索が指示される
と、GPS部10で検出される現在位置の位置情報、ユ
ーザーにより入力された目的地の情報より、移動経路が
検索され、この移動経路が地図によりモニタ13に表示
される。またユーザーが道案内を指示すると、この移動
経路による地図の表示により、又は音声によるガイドに
より道案内の処理が実行される。
【0046】この状態でユーザーが、ディジタル放送の
受信を指示すると、アンテナ5より得られる放送波がチ
ューナー4で選局されてベースバンドに変換された後、
OFDM復調回路7において、受信する階層に応じたセ
グメントが処理されることにより、データ圧縮されて伝
送された符号化データが復調される。また各セグメント
の内容を示すTMCC信号によるデータが復調される。
これらのうちTMCC信号のデータは、誤り訂正回路8
によりエラー訂正された後、MPU6に入力され、これ
によりMPU6で各セグメントの内容が把握される。ま
たこの把握した結果によりOFDM復調回路7に対して
MPU6から処理対象のセグメントが指示される。これ
によりこのディジタル放送受信装置1では、ユーザーの
所望する階層による符号化データが誤り訂正回路8に入
力され、ここで誤り訂正処理される。また続くMPEG
処理回路9によりデータ伸張され、ビデオデータ及びオ
ーディオデータが再生される。これらのデータのうち、
オーディオデータについては、図示しない音声処理系に
より再生され、ビデオデータについてはグラフィックコ
ントローラ12に入力され、これによりモニタ13で所
望する番組の画像が表示される。
【0047】これらの処理において、ユーザーにより受
信環境の予測が指示されると、ディジタル放送受信装置
1では、道案内に供している移動経路により、受信率デ
ータベース15の記録が検索され、これによりこの移動
経路の各区間について、事前に計測された受信率が順次
検出される。これによりディジタル放送受信装置1で
は、ユーザーを道案内している移動経路をこの車両が移
動するとして、このように移動する際の受信率の変化が
検出され、この受信率の変化がモニタ13に表示される
(図2)。これによりユーザーにおいては、現在の画質
のままで受信を継続しても、安定に受信することができ
るか否か、一段と高画質により受信を継続しても、安定
に受信することができるか否か判断することができ、例
えば棒グラフ状の表示により受信率が低下している区間
で、受信中の階層をエラー耐性の強い階層に切り換える
等により、安定に所望する番組の視聴することが可能と
なる。
【0048】すなわちこのようなユーザーの判断によ
り、ユーザーが受信対象の階層の切り換えを指示する
と、ディジタル放送受信装置1では、TMCC信号のデ
ータを基準にしてMPU6からOFDM復調回路7に対
して、処理対象のセグメントの切り換えが指示され、こ
れにより例えばSD画質による階層からMPEG4画質
による階層に受信対象を切り換えることができるように
なされている。
【0049】これに対して何ら道案内、ルート検索が指
示されないで、ディジタル放送を受信している状態で、
ユーザーにより受信環境の予測が指示されると、ディジ
タル放送受信装置1においては、ルート検索する場合と
同様に、ユーザーに目的地の入力が促され、目的地が検
出される。またこの目的地と、GPS部10で検出され
る現在位置の情報より、ルート検索の処理を実行して移
動経路が予測され、この移動経路により、上述したと同
様にして予測される受信環境がユーザーに通知される。
これによりこの場合もユーザーにおいては、適宜、受信
対象の階層を切り換えて、所望する番組を安定に視聴す
ることが可能となる。
【0050】このようにして移動経路により受信率デー
タベース15を検索して予測される受信環境をユーザー
に通知するにつき、この実施の形態においては、このデ
ィジタル放送受信装置1におけるカーナビゲーションの
機能を有効に利用して移動経路を予測していることによ
り、その分、簡易な構成により受信環境を予測してユー
ザーに通知することができる。
【0051】(1−3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、予測される移動経路により受信率
を予測し、予測される受信環境をユーザーに通知するこ
とにより、移動体においてディジタル地上波による番組
を受信する場合に、安定して番組を視聴することができ
る。
【0052】また現在位置と、ユーザーにより入力され
た目的地とを基準にしたルート検索により移動経路を予
測することにより、カーナビゲーションの機能を有効に
利用して、予測される受信環境をユーザーに通知するこ
とができる。
【0053】また移動経路を含む各経路の各区間毎に、
ディジタル放送を支障なく受信可能な程度を示す受信率
を記録してデータベースを構成し、このデータベースの
記録より移動経路の受信率を求めることにより、簡易か
つ確実に、受信環境を予測することができる。
【0054】またエラー耐性が異なる複数階層によるマ
ルチキャストにより1つの番組を送出している場合に、
少なくとも受信中の階層について、受信率を予測するこ
とにより、必要最小限度の処理により受信環境を予測す
ることができる。
【0055】また棒グラフ状の表示により、移動経路に
おける受信環境をモニタに表示することにより、ユーザ
ーにおいては、感覚的に、受信環境の変化を把握するこ
とができ、これにより使い勝手を向上することができ
る。
【0056】また移動経路における受信率の平均値をユ
ーザーに通知することにより、目的地までの移動経路全
体としての受信環境を簡易に判断することができ、これ
によっても使い勝手を向上することができる。
【0057】(2)第2の実施の形態 この実施の形態においては、データベースの記録に代え
て、放送設備からの距離により、受信率を求める点を除
いて、第1の実施の形態と同一に構成される。なお、こ
のため以下の説明においては、図1の構成を流用してこ
の実施の形態の構成を説明する。
【0058】すなわちディジタル地上波の放送に供する
周波数帯域においては、直進性に優れ、図3に示すよう
に、各地における電界強度においては、放送波を送出す
る送信施設である放送用アンテナ21からの距離R1、
R2により変化する。これに対して各地で放送波を受信
して発生するエラーレートにおいては、電界強度が一定
値以下、低下すると、電界強度に応じてエラーレートが
増加するようになる。これにより放送用アンテナ21か
らの距離R1、R2により、大まかに受信環境を判断す
ることができる。
【0059】このためのこの実施の形態に係るディジタ
ル放送受信装置のMPU6は、移動経路を所定距離毎に
区切って計算のポイントを設定する。またナビゲーショ
ンの処理に供する地図データを検索して、放送用アンテ
ナ21の位置を検出し、移動経路に設定した計算用ポイ
ント毎に、この放送用アンテナ21までの距離を計算す
る。さらにこのようにして計算した距離より、各ポイン
ト毎に、受信率を計算そ、この計算した受信率により、
受信環境を予測してユーザーに通知する。
【0060】この実施の形態のように、移動経路におけ
るディジタル放送の送信施設と、移動経路の各部との距
離から、受信率を計算するようにしても、第1の実施の
形態と同様の効果を得ることができる。
【0061】(3)第3の実施の形態 この実施の形態においては、いわゆる学習機能により、
受信率データベース15を構成する点を除いて、第1及
び第2の実施の形態と同一に構成されることにより、以
下の説明においては、図1の構成を流用してこの実施の
形態の構成を説明する。
【0062】すなわちこの実施の形態に係るディジタル
放送受信装置のMPU6は、初めて移動する移動経路で
あって、受信率データベース15に受信率が記録されて
いない場合、第2の実施の形態の場合と同様にして、受
信率を計算し、受信環境を予測をしてユーザーに通知す
る。
【0063】またこのとき、各階層について、誤り訂正
回路8におけるエラーレートを監視し、このエラーレー
トの判定により受信率を計算する。さらにMPU6は、
このようにして計算した受信率を記録手段に記録し、受
信率データベースを構築する。
【0064】これに対して受信率データベース15に受
信率が記録されている場合、MPU6は、この記録され
た受信率により受信環境を予測してユーザーに通知す
る。
【0065】第3の実施の形態によれば、いわゆる学習
によりデータベースを構築するようにしても、第1又は
第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。ま
たこのようにすれば、不必要な地域については受信率の
データを記録しなくて済むことにより、その分、全体構
成を簡略化することができる。
【0066】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、ユーザーの入力によ
り目的地を取得し、現在位置とこの目的地との間の移動
経路について、受信環境を予測して通知する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、目的地の取得につ
いては、必要に応じて省略するようにしてもよい。すな
わち現在位置が高速道路上である場合、引き続いてこの
高速道路を現在の走行方向に走行すると判断することが
できる。これによりこのような場合には、何ら目的地の
入力を受け付けることなく、例えば次のインターチェン
ジまでの間について、受信環境を予測してユーザーに通
知することができる。このようにすれば目的地の入力を
省略できる分、使い勝手を向上することができる。
【0067】また上述の実施の形態においては、カーナ
ビゲーション装置の機能を有効に利用して移動経路を予
測する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
他の種々の情報取得手段より取得される情報により現在
位置を特定し、移動経路を予測するようにしてもよい。
すなわち例えば携帯電話の機能により現在位置を取得
し、この現在位置の変化により移動中の経路を検出する
ことができ、これにより例えば高速道路等を移動中の場
合にあっては続く移動経路についても予測することがで
きる。また高速道路等の特定の道路においては、道路脇
に設置された情報端末からの情報により走行中の現在位
置等を把握することもでき、これによっても移動経路を
予測して受信環境をユーザーに通知することができる。
【0068】また上述の第1の実施の形態においては、
道路を区間毎に区切り、各区間毎に受信率を記録してデ
ータベースを構築することにより、1つの道路につい
て、連続して受信率を記録する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、離散的に受信率を記録してデー
タベースを構築するようにしてもよい。すなわちこの場
合、連続した受信率の変化については、求めることが困
難にはなるものの、ユーザーに対して提供する受信環境
の判断資料としては十分な判断材料とすることができ
る。また受信環境の判断資料として不足する場合には、
データベースより近傍の受信率を求め、受信率の補間演
算処理により、受信環境を予測することもできる。この
ようにすれば、その分データベースの構成を簡略化する
ことができる。
【0069】また上述の第1の実施の形態においては、
受信率によりデータベースを構築する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、電界強度によりデータベ
ースを構築するようにしてもよい。
【0070】また上述の実施の形態においては、車載装
置側における一連の処理により、受信環境を予測してユ
ーザーに通知する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えば携帯電話の回線を介して現在位置、目
的地、移動経路等を処理センターに通知し、この処理セ
ンターの処理により受信環境を予測し、これを車載装置
側に通知するようにしてもよい。このようにすればその
分、車載装置側の処理を簡略化することができる。
【0071】また上述の実施の形態においては、現在受
信中の階層について、受信率を求めて受信環境を予測し
てユーザーに通知する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、併せて他の階層についても受信環境を予
測してユーザーに通知するようにしてもよい。このよう
にすれば、他の階層との比較により、階層切り換えの判
断を簡略なものとすることができる。
【0072】また上述の実施の形態においては、棒グラ
フにより受信環境の変化をユーザーに通知する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば折れ線グ
ラフにより受信環境をユーザーに通知する場合等、種々
の通知方法を広く適用することができる。
【0073】また上述の実施の形態においては、併せて
受信率の平均値を表示する場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、必要に応じてこの表示を中止するよ
うにしてもよい。
【0074】また上述の実施の形態においては、予測さ
れる受信環境を単に移動経路を基準にして通知する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば受信
率を判定してユーザーに階層の切り換えを音声により提
案する場合等、ユーザーに対する受信環境の通知につい
ては、種々の通知方法を広く適用することができる。
【0075】また上述の実施の形態においては、カーナ
ビゲーション装置と一体にディジタル放送受信装置を構
成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
カーナビゲーション装置と別体に構成する場合等にも広
く適用することができる。
【0076】また上述の実施の形態においては、ディジ
タル放送受信装置に本発明を適用する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば、ディジタル放送
受信装置と別体に構成されたカーナビゲーション装置
等、種々の車載装置広く適用することができる。なおこ
れらカーナビゲーション装置等に適用する場合には、T
MCC信号に代えて、例えば携帯電話の回線を介してデ
ィジタル放送に係る各種の情報を取得することが考えら
れる。
【0077】また上述の実施の形態においては、移動体
のうちの車両の車載装置に本発明を適用する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、列車、船舶等、種
々の移動体に広く適用することができる。
【0078】また上述の実施の形態においては、階層の
切り換えに本発明を適用する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、階層の切り換えに加えて、チャン
ネルの切り換えにも広く適用することができる。
【0079】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、予測され
る移動経路により受信率を予測し、受信環境を予測して
ユーザーに通知することにより、移動体においてディジ
タル地上波による番組を受信する場合に、安定して番組
を視聴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るディジタル放
送受信装置を示すブロック図である。
【図2】図1のディジタル放送受信装置における表示画
面を示す平面図である。
【図3】第2の実施の形態に係るディジタル放送受信装
置の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1……ディジタル放送受信装置、3……ディジタル放送
受信部、6……MPU、10……GPS部、12……グ
ラフィックコントローラ、13……モニタ、15……受
信率データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/445 H04N 5/445 Z 7/06 7/06 Fターム(参考) 3D020 BA05 BA13 BC03 BE04 5C025 AA23 BA25 BA27 BA28 BA30 CA09 CA20 DA01 DA05 DA07 DA10 5C063 AB03 AB11 AB15 AC01 AC05 CA23 5K061 AA03 AA09 BB07 FF02 FF13 GG09 JJ06 JJ07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体に搭載されるディジタル放送受信装
    置であって、 前記移動体の移動経路を予測する移動経路予測手段と、 前記移動経路による移動において、ディジタル放送を支
    障なく受信可能な程度を示す受信率を予測する受信率予
    測手段と 前記受信率より、前記移動経路において予測される受信
    環境をユーザーに通知する通知手段とを備えることを特
    徴とするディジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】前記移動経路予測手段は、 現在位置と、ユーザーにより入力された目的地とを基準
    にしたルート検索により前記移動経路を予測することを
    特徴とする請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
  3. 【請求項3】前記受信率予測手段は、 データベースの記録より前記受信率を求め、 前記データベースは、 前記移動経路を含む各経路の各区間毎に、前記受信率を
    記録して形成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    ディジタル放送受信装置。
  4. 【請求項4】前記受信率に対応する受信結果を検出する
    受信結果検出手段と、 前記受信結果検出手段による受信結果により、前記デー
    タベースに前記受信率を記録するデータベース記録手段
    とを備えることを特徴とする請求項3に記載のディジタ
    ル放送受信装置。
  5. 【請求項5】前記受信率予測手段は、 前記移動経路における前記ディジタル放送の送信施設
    と、前記移動経路の各部との距離から、前記受信率を予
    測することを特徴とする請求項1に記載のディジタル放
    送受信装置。
  6. 【請求項6】前記ディジタル放送は、 エラー耐性が異なる複数階層によるサイマルキャストに
    より1つの番組を送出し、 前記受信率予測手段は、 少なくとも受信中の階層について、前記受信率を予測す
    ることを特徴とする請求項1に記載のディジタル放送受
    信装置。
  7. 【請求項7】前記通知手段は、 前記移動経路における前記受信率の変化をモニタに表示
    することにより、前記移動経路において予測される受信
    環境をユーザーに通知することを特徴とする請求項1に
    記載のディジタル放送受信装置。
  8. 【請求項8】前記通知手段は、 前記移動経路における前記受信率の平均値を前記ユーザ
    ーに通知することにより、前記移動経路において予測さ
    れる受信環境をユーザーに通知することを特徴とする請
    求項1に記載のディジタル放送受信装置。
  9. 【請求項9】移動体に搭載される車載装置であって、 前記移動体の移動経路を予測する移動経路予測手段と、 前記移動経路による移動において、ディジタル放送受信
    装置でディジタル放送を支障なく受信可能な程度を示す
    受信率を予測する受信率予測手段と、 前記受信率より、前記移動経路において予測される受信
    環境をユーザーに通知する通知手段とを備えることを特
    徴とする車載装置。
  10. 【請求項10】前記移動経路予測手段は、 現在位置と、ユーザーにより入力された目的地とを基準
    にしたルート検索により前記移動経路を予測することを
    特徴とする請求項9に記載の車載装置。
  11. 【請求項11】前記受信率予測手段は、 データベースの記録より前記受信率を求め、 前記データベースは、 前記移動経路を含む各経路の区間毎に、前記受信率を記
    録して形成されたことを特徴とする請求項9に記載の車
    載装置。
  12. 【請求項12】前記受信率予測手段は、 前記移動経路における前記ディジタル放送の送信施設
    と、前記移動経路の各部との距離から、前記受信率を予
    測することを特徴とする請求項9に記載の車載装置。
  13. 【請求項13】移動体におけるディジタル放送受信の案
    内方法であって、 前記移動体の移動経路を予測する移動経路予測ステップ
    と、 前記移動経路による移動において、ディジタル放送受信
    装置でディジタル放送を支障なく受信可能な程度を示す
    受信率を予測する受信率予測ステップと、 前記受信率より、前記移動経路において予測される受信
    環境をユーザーに通知する通知のステップとを有するこ
    とを特徴とするディジタル放送受信の案内方法。
  14. 【請求項14】移動体におけるディジタル放送受信の案
    内方法のプログラムであって、 前記移動体の移動経路を予測する移動経路予測ステップ
    と、 前記移動経路による移動において、ディジタル放送受信
    装置でディジタル放送を支障なく受信可能な程度を示す
    受信率を予測する受信率予測ステップと、 前記受信率より、前記移動経路において予測される受信
    環境をユーザーに通知する通知のステップとを有するこ
    とを特徴とするディジタル放送受信の案内方法のプログ
    ラム。
  15. 【請求項15】請求項14に記載のディジタル放送受信
    の案内方法のプログラムを記録したことを特徴とするデ
    ィジタル放送受信の案内方法のプログラムを記録した記
    録媒体。
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