JP2003271944A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JP2003271944A JP2003271944A JP2002070127A JP2002070127A JP2003271944A JP 2003271944 A JP2003271944 A JP 2003271944A JP 2002070127 A JP2002070127 A JP 2002070127A JP 2002070127 A JP2002070127 A JP 2002070127A JP 2003271944 A JP2003271944 A JP 2003271944A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザが画像処理の設定操作を行うことな
く、使用する地域の環境に合った画像処理を施すことが
できる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 言語データは、使用される地域に合わせ
て設定されることに着目し、信号処理回路17が、複数
種の言語データに対応した、各々異なるパラメータ(例
えば、色変換係数、色バランスの収束点、ガンマ変換係
数、エッジ強調係数)のうち、設定された言語データに
対応したパラメータを用いて画像処理を施す。
く、使用する地域の環境に合った画像処理を施すことが
できる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 言語データは、使用される地域に合わせ
て設定されることに着目し、信号処理回路17が、複数
種の言語データに対応した、各々異なるパラメータ(例
えば、色変換係数、色バランスの収束点、ガンマ変換係
数、エッジ強調係数)のうち、設定された言語データに
対応したパラメータを用いて画像処理を施す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像処理装置に
係わり、特に、撮像装置が撮像した画像データの画像処
理を行う画像処理装置に関する。
係わり、特に、撮像装置が撮像した画像データの画像処
理を行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルカメラは、CCDなど
の撮像素子が撮像した画像データに画像処理を施し、画
像データの色合い、色濃さ、コントラスト、シャープネ
スなどを適正な状態にして、表示装置に表示したり、メ
モリカードに格納したりする。
の撮像素子が撮像した画像データに画像処理を施し、画
像データの色合い、色濃さ、コントラスト、シャープネ
スなどを適正な状態にして、表示装置に表示したり、メ
モリカードに格納したりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、日本国内で
撮像した画像データを適正な状態にする画像処理と同一
の画像処理を、ヨーロッパで撮影した画像データについ
て行うと、黄色味が強くなってしまうというように、画
像処理が使用される地域の環境に合わない場合がある。
撮像した画像データを適正な状態にする画像処理と同一
の画像処理を、ヨーロッパで撮影した画像データについ
て行うと、黄色味が強くなってしまうというように、画
像処理が使用される地域の環境に合わない場合がある。
【0004】そこで、画像処理に用いられるパラメータ
を手動で設定できるようにして、使用する地域の環境に
あった画像処理が行えるようにすることも考えられる。
しかしながら、カメラ購入後に使用する地域の環境にあ
ったパラメータを手動設定しなければならず、ユーザに
とって非常に煩わしいという問題があった。
を手動で設定できるようにして、使用する地域の環境に
あった画像処理が行えるようにすることも考えられる。
しかしながら、カメラ購入後に使用する地域の環境にあ
ったパラメータを手動設定しなければならず、ユーザに
とって非常に煩わしいという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、上記のような問題点に
着目し、ユーザが画像処理の設定操作を行うことなく、
使用する地域の環境に合った画像処理を施すことができ
る画像処理装置を提供することを課題とする。
着目し、ユーザが画像処理の設定操作を行うことなく、
使用する地域の環境に合った画像処理を施すことができ
る画像処理装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、複数種の言語データ
の中から、設定された一つの言語データの表示を行う撮
像装置が撮像した、画像データの画像処理を行う画像処
理装置であって、前記複数種の言語データに対応した、
各々異なる複数の画像処理のうち、前記設定された言語
データに対応した画像処理を施す第1画像処理手段を備
えたことを特徴とする画像処理装置に存する。
になされた請求項1記載の発明は、複数種の言語データ
の中から、設定された一つの言語データの表示を行う撮
像装置が撮像した、画像データの画像処理を行う画像処
理装置であって、前記複数種の言語データに対応した、
各々異なる複数の画像処理のうち、前記設定された言語
データに対応した画像処理を施す第1画像処理手段を備
えたことを特徴とする画像処理装置に存する。
【0007】請求項1記載の発明によれば、一般的に、
言語データは、使用される地域に合わせて設定されるこ
とに着目し、第1画像処理手段が、複数種の言語データ
に対応した、各々異なる複数の画像処理のうち、設定さ
れた言語データに対応した画像処理を施す。従って、ユ
ーザが言語設定操作を行えば、この言語設定操作とは別
に、画像処理の設定操作を行わなくても、選択された言
語データ、すなわち、使用される地域に合わせた画像処
理を施すことができる。
言語データは、使用される地域に合わせて設定されるこ
とに着目し、第1画像処理手段が、複数種の言語データ
に対応した、各々異なる複数の画像処理のうち、設定さ
れた言語データに対応した画像処理を施す。従って、ユ
ーザが言語設定操作を行えば、この言語設定操作とは別
に、画像処理の設定操作を行わなくても、選択された言
語データ、すなわち、使用される地域に合わせた画像処
理を施すことができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置であって、前記複数種の言語データに対応し
た、各々異なる複数のパラメータ値のうち、前記設定さ
れた言語データに対応するパラメータ値を用いて前記画
像処理を行うことにより、前記設定された言語データに
対応した前記画像処理を施すことを特徴とする画像処理
装置に存する。
像処理装置であって、前記複数種の言語データに対応し
た、各々異なる複数のパラメータ値のうち、前記設定さ
れた言語データに対応するパラメータ値を用いて前記画
像処理を行うことにより、前記設定された言語データに
対応した前記画像処理を施すことを特徴とする画像処理
装置に存する。
【0009】請求項2記載の発明によれば、複数種の言
語データに対応した、各々異なる複数のパラメータ値の
うち、設定された言語データに対応するパラメータを用
いて画像処理を行う。従って、画像処理自体のプログラ
ムを大きく変えることなく、簡単に、設定された言語デ
ータに対応した画像処理を施すことができる。
語データに対応した、各々異なる複数のパラメータ値の
うち、設定された言語データに対応するパラメータを用
いて画像処理を行う。従って、画像処理自体のプログラ
ムを大きく変えることなく、簡単に、設定された言語デ
ータに対応した画像処理を施すことができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像処理装置であって、前記複数種の言語データに対応し
た、各々異なる複数のパラメータ値を持つパラメータ
は、色変換係数、色バランスの収束点、ガンマ変換係
数、エッジ強調係数の何れか1つ以上を含むことを特徴
とする画像処理装置に存する。
像処理装置であって、前記複数種の言語データに対応し
た、各々異なる複数のパラメータ値を持つパラメータ
は、色変換係数、色バランスの収束点、ガンマ変換係
数、エッジ強調係数の何れか1つ以上を含むことを特徴
とする画像処理装置に存する。
【0011】請求項3記載の発明によれば、複数種の言
語データに対応し、各々異なる複数のパラメータ値を持
つパラメータが、色変換係数、色バランスの収束点、ガ
ンマ変換係数、エッジ強調係数の何れか1つ以上を含
む。従って、設定した言語データ、つまり、使用地域の
環境に応じて、Yゲイン、Uゲインなどの色変換数や、
色バランスの収束点を変更すれば、地域にあった色味に
する画像処理を施すことができる。
語データに対応し、各々異なる複数のパラメータ値を持
つパラメータが、色変換係数、色バランスの収束点、ガ
ンマ変換係数、エッジ強調係数の何れか1つ以上を含
む。従って、設定した言語データ、つまり、使用地域の
環境に応じて、Yゲイン、Uゲインなどの色変換数や、
色バランスの収束点を変更すれば、地域にあった色味に
する画像処理を施すことができる。
【0012】また、地域によって太陽光の強さや角度が
違うため、画像の輝度差が異なり、同一の画像処理を施
すと、地域によって明部の白飛びや暗部の黒つぶれが生
じやすくなる。このことに着目し、設定した言語デー
タ、つまり、使用地域の環境に応じて、ガンマ変更係数
を変更すれば、地域にあった色味にする画像処理を施す
ことができる。また、地域によって太陽光の強さや角度
が違うため、画像のコントラストが異なり、同一の画像
処理を施すと、地域によってシャープ感に違いが出てし
まう。このことに着目し、設定した言語データ、つま
り、使用地域の環境に応じて、ガンマ変更係数を変更す
れば、地域にあった色味にする画像処理を施すことがで
きる。
違うため、画像の輝度差が異なり、同一の画像処理を施
すと、地域によって明部の白飛びや暗部の黒つぶれが生
じやすくなる。このことに着目し、設定した言語デー
タ、つまり、使用地域の環境に応じて、ガンマ変更係数
を変更すれば、地域にあった色味にする画像処理を施す
ことができる。また、地域によって太陽光の強さや角度
が違うため、画像のコントラストが異なり、同一の画像
処理を施すと、地域によってシャープ感に違いが出てし
まう。このことに着目し、設定した言語データ、つま
り、使用地域の環境に応じて、ガンマ変更係数を変更す
れば、地域にあった色味にする画像処理を施すことがで
きる。
【0013】さらに、色変換係数、色バランスの収束
点、ガンマ変換係数、エッジ強調係数は、互いに密接な
関係があるため、複数種の言語データに対応した、各々
異なるパラメータ値として2つ以上組み合わせて含めれ
ば、より一層地域にあった色味にする画像処理を施すこ
とができる。
点、ガンマ変換係数、エッジ強調係数は、互いに密接な
関係があるため、複数種の言語データに対応した、各々
異なるパラメータ値として2つ以上組み合わせて含めれ
ば、より一層地域にあった色味にする画像処理を施すこ
とができる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の画像処理装置であって、前記複数種の言語データに
対応した、前記パラメータ値を各々、手動設定するため
の手動設定手段をさらに備えたことを特徴とする画像処
理装置に存する。
載の画像処理装置であって、前記複数種の言語データに
対応した、前記パラメータ値を各々、手動設定するため
の手動設定手段をさらに備えたことを特徴とする画像処
理装置に存する。
【0015】請求項4記載の発明によれば、ユーザが、
手動設定手段を用いて、複数種の言語データに対応した
パラメータ値を、自由に手動設定することができる。従
って、その地域ではあまり使用されていない言語を使う
ユーザや、別の地域から旅行などでやってきたユーザが
使う場合であっても、手動設定手段を使って、地域の環
境に合ったパラメータ値に手動設定すれば、地域に合っ
た画像処理を施すことができる。
手動設定手段を用いて、複数種の言語データに対応した
パラメータ値を、自由に手動設定することができる。従
って、その地域ではあまり使用されていない言語を使う
ユーザや、別の地域から旅行などでやってきたユーザが
使う場合であっても、手動設定手段を使って、地域の環
境に合ったパラメータ値に手動設定すれば、地域に合っ
た画像処理を施すことができる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1〜4何れ
か1項記載の画像処理装置であって、前記選択された言
語データに関わらず、常時、基準画像処理を施す第2画
像処理手段と、前記第1画像処理手段による画像処理
と、前記第2画像処理手段による画像処理との間の切り
替えを行う切替手段とをさらに備えることを特徴とする
画像処理装置に存する。
か1項記載の画像処理装置であって、前記選択された言
語データに関わらず、常時、基準画像処理を施す第2画
像処理手段と、前記第1画像処理手段による画像処理
と、前記第2画像処理手段による画像処理との間の切り
替えを行う切替手段とをさらに備えることを特徴とする
画像処理装置に存する。
【0017】請求項5記載の発明によれば、第2画像処
理手段が、選択された言語データに関わらず、常時、基
準画像処理を施す。切替手段が、第1画像処理手段によ
る画像処理と、第2画像処理手段による画像処理との間
の切り替えを行う。従って、標準画像処理が、出荷地域
のうち一番多い地域に合わせたものなどであれば、一番
多い地域で多く使用されている言語以外の言語を使用す
るユーザが使う場合であっても、切替手段を使って、第
2画像処理手段による画像処理に切り替えれば、簡単
に、地域に合った画像処理を施すことができる。
理手段が、選択された言語データに関わらず、常時、基
準画像処理を施す。切替手段が、第1画像処理手段によ
る画像処理と、第2画像処理手段による画像処理との間
の切り替えを行う。従って、標準画像処理が、出荷地域
のうち一番多い地域に合わせたものなどであれば、一番
多い地域で多く使用されている言語以外の言語を使用す
るユーザが使う場合であっても、切替手段を使って、第
2画像処理手段による画像処理に切り替えれば、簡単
に、地域に合った画像処理を施すことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の画像処理装置を
組み込んだデジタルカメラの一実施の形態を示す図であ
る。同図に示すように、被写体光は、まず撮影光学系1
1を通してCCD12に入射される。撮影光学系11
は、光軸方向の進退により被写体像の焦点調節を行うフ
ォーカスレンズ11aと、このフォーカスレンズ11a
と共に、CCD12の撮像面に被写体像を結像させる結
像レンズ11bとを備えている。また、撮影光学系11
とCCD12との間は、絞り13が配置されており、こ
の絞り13により、CCD12に入射される光量が制限
される。なお、上述した撮影光学系11及び絞り13
は、モータドライバ14により各々駆動される。
に基づいて説明する。図1は、本発明の画像処理装置を
組み込んだデジタルカメラの一実施の形態を示す図であ
る。同図に示すように、被写体光は、まず撮影光学系1
1を通してCCD12に入射される。撮影光学系11
は、光軸方向の進退により被写体像の焦点調節を行うフ
ォーカスレンズ11aと、このフォーカスレンズ11a
と共に、CCD12の撮像面に被写体像を結像させる結
像レンズ11bとを備えている。また、撮影光学系11
とCCD12との間は、絞り13が配置されており、こ
の絞り13により、CCD12に入射される光量が制限
される。なお、上述した撮影光学系11及び絞り13
は、モータドライバ14により各々駆動される。
【0019】上述したCCD12は、光電変換を行う複
数の画素を二次マトリクス状に配列した撮像面を有し、
被写体光が入射されることにより、撮像面に結像された
光学像を電気信号に変換して、アナログの画像データと
して出力する。CCD12から出力された画像データ
は、CDS回路15によりノイズ成分を除去され、A/
D変換器16によりディジタル値に変換された後、信号
処理回路17に対して出力される。
数の画素を二次マトリクス状に配列した撮像面を有し、
被写体光が入射されることにより、撮像面に結像された
光学像を電気信号に変換して、アナログの画像データと
して出力する。CCD12から出力された画像データ
は、CDS回路15によりノイズ成分を除去され、A/
D変換器16によりディジタル値に変換された後、信号
処理回路17に対して出力される。
【0020】信号処理回路17は、画像データを一時格
納するSDRAM18を用いて、YUV変換処理などの
各種信号処理や、色変換処理、色バランス処理、ガンマ
変換処理、エッジ強調処理などの各種画像処理を行う。
なお、上記色変換処理は画像データの色合いを、色バラ
ンス処理は画像データの色濃さを、ガンマ変換処理は画
像データのコントラストを、エッジ強調処理は画像デー
タのシャープネスを各々調整する処理である。また、信
号処理回路17は、信号処理や画像処理が施された画像
データを液晶ディスプレイ19(以下、「LCD19」
と略記する)に表示させる。
納するSDRAM18を用いて、YUV変換処理などの
各種信号処理や、色変換処理、色バランス処理、ガンマ
変換処理、エッジ強調処理などの各種画像処理を行う。
なお、上記色変換処理は画像データの色合いを、色バラ
ンス処理は画像データの色濃さを、ガンマ変換処理は画
像データのコントラストを、エッジ強調処理は画像デー
タのシャープネスを各々調整する処理である。また、信
号処理回路17は、信号処理や画像処理が施された画像
データを液晶ディスプレイ19(以下、「LCD19」
と略記する)に表示させる。
【0021】また、上記信号処理、画像処理が施された
画像データは、画像圧縮伸張回路20を介して、メモリ
カード21に記録される。上記画像圧縮伸張回路20
は、信号処理回路17から出力される画像データを、圧
縮してメモリカード21に出力すると共に、メモリカー
ド21から読み出した画像データを、伸張して信号処理
回路17に出力する回路である。
画像データは、画像圧縮伸張回路20を介して、メモリ
カード21に記録される。上記画像圧縮伸張回路20
は、信号処理回路17から出力される画像データを、圧
縮してメモリカード21に出力すると共に、メモリカー
ド21から読み出した画像データを、伸張して信号処理
回路17に出力する回路である。
【0022】また、上述したCCD12、CDS回路1
5及びA/D変換器16は、タイミング信号を発生する
タイミング信号発生器22を介してシステムコントロー
ラ23によって、その変換タイミングや除去タイミング
が制御されている。さらに、信号処理回路17、画像圧
縮伸張回路20、メモリカード21も、上記システムコ
ントローラ23によって、制御されている。
5及びA/D変換器16は、タイミング信号を発生する
タイミング信号発生器22を介してシステムコントロー
ラ23によって、その変換タイミングや除去タイミング
が制御されている。さらに、信号処理回路17、画像圧
縮伸張回路20、メモリカード21も、上記システムコ
ントローラ23によって、制御されている。
【0023】上記システムコントローラ23は、カメラ
全体の制御を行うためのものであり、プログラムに従っ
て各種演算処理を行うCPU23a、CPU23aが行
うプログラムなどを格納したメモリであるPROM23
b及びCPU23aでの各種の処理過程で利用するワー
クエリア、各種データを格納するデータ格納エリアなど
を有する読出書込自在のメモリであるSRAM23cな
どを内蔵し、これらが図示しないバスラインによって相
互接続されている。上述したシステムコントローラ23
には、操作部24と、LCD19に言語データを表示す
るためのOSD25とが接続されている。
全体の制御を行うためのものであり、プログラムに従っ
て各種演算処理を行うCPU23a、CPU23aが行
うプログラムなどを格納したメモリであるPROM23
b及びCPU23aでの各種の処理過程で利用するワー
クエリア、各種データを格納するデータ格納エリアなど
を有する読出書込自在のメモリであるSRAM23cな
どを内蔵し、これらが図示しないバスラインによって相
互接続されている。上述したシステムコントローラ23
には、操作部24と、LCD19に言語データを表示す
るためのOSD25とが接続されている。
【0024】次に、上述したPROM23bに格納され
ているデータについて図2〜図4を参照して以下説明す
る。図2に示すように、PROM23bには、複数種の
言語データ1〜4、LCD19上へ表示するように設定
された言語データを示す設定言語データ及びOSD25
を制御し、設定言語データが示す言語データを、言語デ
ータ1〜4から選択してLCD19に表示するための言
語プログラムを格納するエリアが形成されている。
ているデータについて図2〜図4を参照して以下説明す
る。図2に示すように、PROM23bには、複数種の
言語データ1〜4、LCD19上へ表示するように設定
された言語データを示す設定言語データ及びOSD25
を制御し、設定言語データが示す言語データを、言語デ
ータ1〜4から選択してLCD19に表示するための言
語プログラムを格納するエリアが形成されている。
【0025】上記設定言語データは、出荷時には、出荷
先の地域に合わせた言語データを示すデータとなってい
る。また、設定言語データは、図4(a)の言語設定画
面に従って、ユーザが操作部24を使って設定し直すこ
とも可能である。なお、本実施形態では、例えば、言語
データ1:日本語、言語データ2:英語、言語データ
3:ドイツ語、言語データ4:フランス語となってい
る。
先の地域に合わせた言語データを示すデータとなってい
る。また、設定言語データは、図4(a)の言語設定画
面に従って、ユーザが操作部24を使って設定し直すこ
とも可能である。なお、本実施形態では、例えば、言語
データ1:日本語、言語データ2:英語、言語データ
3:ドイツ語、言語データ4:フランス語となってい
る。
【0026】また、PROM23bには、上記信号処理
回路17を制御して各種画像処理を実行するための画像
処理プログラム、画像処理に用いられるパラメータに関
してユーザが設定した情報を示すユーザ設定情報及び画
像処理で用いるパラメータ群(以下P群)1m〜4m、
1u〜4u及びstを格納するエリアが形成されてい
る。
回路17を制御して各種画像処理を実行するための画像
処理プログラム、画像処理に用いられるパラメータに関
してユーザが設定した情報を示すユーザ設定情報及び画
像処理で用いるパラメータ群(以下P群)1m〜4m、
1u〜4u及びstを格納するエリアが形成されてい
る。
【0027】上記P群1m〜4m、1u〜4u及びst
は各々、図3(a)に示すように、色変換係数、色バラ
ンスの収束点、ガンマ変換係数、エッジ強調係数の4つ
のパラメータから構成され、PROM23bには、8b
it×4のエリアで一つのP群が格納されることとな
る。
は各々、図3(a)に示すように、色変換係数、色バラ
ンスの収束点、ガンマ変換係数、エッジ強調係数の4つ
のパラメータから構成され、PROM23bには、8b
it×4のエリアで一つのP群が格納されることとな
る。
【0028】上記P群1mは、言語データ1に対応した
P群として、メーカーが設定したものであり、P群2m
は言語データ2、P群3mは言語データ3、P群4mは
言語データ4に各々対応したP群としてメーカーが設定
したものである。従って、上記P群1m〜4mをPRO
M23b内にすでに格納した状態で、デジタルカメラは
出荷される。
P群として、メーカーが設定したものであり、P群2m
は言語データ2、P群3mは言語データ3、P群4mは
言語データ4に各々対応したP群としてメーカーが設定
したものである。従って、上記P群1m〜4mをPRO
M23b内にすでに格納した状態で、デジタルカメラは
出荷される。
【0029】これに対して、上記P群1uは、言語デー
タ1に対応したP群として、ユーザが設定したものであ
り、P群2uは言語データ2、P群3uは言語データ
3、P群4uは言語データ4に各々対応したP群として
ユーザが設定したものである。従って、上記P群1u〜
4uは、デジタルカメラ出荷時にはPROM23b内に
格納されておらず、図4(b)の設定画面に従って、ユ
ーザが手動設定手段としての操作部24を使って設定し
た時点で、PROM23b内に書き込まれる。
タ1に対応したP群として、ユーザが設定したものであ
り、P群2uは言語データ2、P群3uは言語データ
3、P群4uは言語データ4に各々対応したP群として
ユーザが設定したものである。従って、上記P群1u〜
4uは、デジタルカメラ出荷時にはPROM23b内に
格納されておらず、図4(b)の設定画面に従って、ユ
ーザが手動設定手段としての操作部24を使って設定し
た時点で、PROM23b内に書き込まれる。
【0030】ただし、図4(b)の設定画面1におい
て、画質設定1を選択すれば、P群1uの設定を行うた
めの設定画面2に切り替わり、画質設定2を選択すれば
P群2u、画質設定3を選択すればP群3u、画質設定
4を選択すればP群4uの設定を行うための設定画面2
に切り替わる。また、図4(b)の設定画面2におい
て、色合いを選択すればP群を構成する色変換係数、色
濃さを選択すれば色バランスの収束点、コントラストを
選択すればガンマ変換係数、シャープネスを選択すれば
エッジ強調係数の設定を行うことができる。また、P群
stは、言語データ1〜4とは対応づけされていない、
標準P群である。
て、画質設定1を選択すれば、P群1uの設定を行うた
めの設定画面2に切り替わり、画質設定2を選択すれば
P群2u、画質設定3を選択すればP群3u、画質設定
4を選択すればP群4uの設定を行うための設定画面2
に切り替わる。また、図4(b)の設定画面2におい
て、色合いを選択すればP群を構成する色変換係数、色
濃さを選択すれば色バランスの収束点、コントラストを
選択すればガンマ変換係数、シャープネスを選択すれば
エッジ強調係数の設定を行うことができる。また、P群
stは、言語データ1〜4とは対応づけされていない、
標準P群である。
【0031】一方、上記ユーザ設定情報は、図3(b)
に示すように、8bitのbit長を持つ。ユーザ設定
情報の下位4bitの各bitは、P群1u〜4uに対
応し、ユーザによって、対応するP群1u〜4uの設定
が行われたか否かを示す情報が格納される。具体的に
は、ユーザ設定が行われていれば1が格納され、ユーザ
設定が行われていなければ0が格納される。
に示すように、8bitのbit長を持つ。ユーザ設定
情報の下位4bitの各bitは、P群1u〜4uに対
応し、ユーザによって、対応するP群1u〜4uの設定
が行われたか否かを示す情報が格納される。具体的に
は、ユーザ設定が行われていれば1が格納され、ユーザ
設定が行われていなければ0が格納される。
【0032】一方、ユーザ設定情報の上位4bitに
は、第1画像処理モードによる画像処理を行うか、第2
画像処理モードによる画像処理を行うかの設定情報が格
納されている。上記第1画像処理モードとは、LCD1
9に表示するように設定された言語データに対応するP
群1m〜4m又は1u〜4uを用いて各種画像処理を行
うモードであり、第2画像処理モードとは、設定言語デ
ータに関係なく、常に、P群stを用いて画像処理を行
うモードである。
は、第1画像処理モードによる画像処理を行うか、第2
画像処理モードによる画像処理を行うかの設定情報が格
納されている。上記第1画像処理モードとは、LCD1
9に表示するように設定された言語データに対応するP
群1m〜4m又は1u〜4uを用いて各種画像処理を行
うモードであり、第2画像処理モードとは、設定言語デ
ータに関係なく、常に、P群stを用いて画像処理を行
うモードである。
【0033】具体的には、第1画像処理モードに設定さ
れていれば0が格納され、第2画像処理モードに設定さ
れていれば1が格納される。また、上記設定情報は、図
4(c)の設定画面に従って、ユーザが切替手段として
の操作部24を使って切り替えることができる。但し、
図4(c)の設定画面において、許可を選択すれば、第
1画像処理モードに切り替えられ、禁止を選択すれば、
第2画像処理モードに切り替えられる。
れていれば0が格納され、第2画像処理モードに設定さ
れていれば1が格納される。また、上記設定情報は、図
4(c)の設定画面に従って、ユーザが切替手段として
の操作部24を使って切り替えることができる。但し、
図4(c)の設定画面において、許可を選択すれば、第
1画像処理モードに切り替えられ、禁止を選択すれば、
第2画像処理モードに切り替えられる。
【0034】上述した構成のデジタルカメラの動作につ
いて、以下説明する。電源が投入されると、デジタルカ
メラは、被写体光を入射して、CCD12の結像面に光
学像を結像させる。このCCD12により、その撮像面
に結像された光学像を光電変換して得た画像データは、
例えば、1/30秒毎に、CDS回路15、A/D変換
器16を介して信号処理回路17に送られる。信号処理
回路17は、送られてきたRGB画像データを、SDR
AM18に格納する。
いて、以下説明する。電源が投入されると、デジタルカ
メラは、被写体光を入射して、CCD12の結像面に光
学像を結像させる。このCCD12により、その撮像面
に結像された光学像を光電変換して得た画像データは、
例えば、1/30秒毎に、CDS回路15、A/D変換
器16を介して信号処理回路17に送られる。信号処理
回路17は、送られてきたRGB画像データを、SDR
AM18に格納する。
【0035】また、SDRAM18に格納されたRGB
画像データは、再度、信号処理回路17に読み込まれ、
信号処理回路17内に備えられたYUV変換部(図示せ
ず)で、YUV変換されてSDRAM18に書き戻され
た後、LCD19に送られ表示される。このYUV変換
を行う際に、信号処理回路17は、上述したP群1m〜
4m、1u〜4u及びP群stのうち、後述するP群設
定処理によって設定されたP群を用いて各種画像処理を
施す。この処理が、例えば1/30秒毎に繰り返され
る。また、撮影操作が行われると、各種画像処理が施さ
れたYUV画像データは、画像圧縮伸張回路20に出力
されて圧縮された後、メモリカード21に格納する。
画像データは、再度、信号処理回路17に読み込まれ、
信号処理回路17内に備えられたYUV変換部(図示せ
ず)で、YUV変換されてSDRAM18に書き戻され
た後、LCD19に送られ表示される。このYUV変換
を行う際に、信号処理回路17は、上述したP群1m〜
4m、1u〜4u及びP群stのうち、後述するP群設
定処理によって設定されたP群を用いて各種画像処理を
施す。この処理が、例えば1/30秒毎に繰り返され
る。また、撮影操作が行われると、各種画像処理が施さ
れたYUV画像データは、画像圧縮伸張回路20に出力
されて圧縮された後、メモリカード21に格納する。
【0036】次に、上述した各種画像処理で用いるP群
の設定処理について、図5のCPU23aの処理手順を
示すフローチャートを参照して以下説明する。まず、C
PU23aは、PROM23b内に格納されたユーザ設
定情報の上位4bitを読み出し、第1画像処理モー
ド、第2画像処理モードの何れに設定されているかを判
断するモード判断処理を行う(ステップS1)。
の設定処理について、図5のCPU23aの処理手順を
示すフローチャートを参照して以下説明する。まず、C
PU23aは、PROM23b内に格納されたユーザ設
定情報の上位4bitを読み出し、第1画像処理モー
ド、第2画像処理モードの何れに設定されているかを判
断するモード判断処理を行う(ステップS1)。
【0037】ユーザ設定情報の上位4bitに0が格納
されており、第1画像処理モードに設定されていると判
断した場合(ステップS1で「第1」)、CPU23a
は、次に設定言語識別処理を行う(ステップS2)。設
定言語識別処理において、CPU23aは、PROM2
3b内に格納された設定言語データを読み出し、言語デ
ータ1〜4の何れが設定されているかを判断する。この
設定言語識別処理を行った結果、言語データ1が設定さ
れていると判断すると(ステップS2で「1」)、CP
U23aは、次に、ユーザ設定情報の下位4bitを読
み出し、P群1uの設定がユーザにより行われたか否か
を判断する(ステップS3)。
されており、第1画像処理モードに設定されていると判
断した場合(ステップS1で「第1」)、CPU23a
は、次に設定言語識別処理を行う(ステップS2)。設
定言語識別処理において、CPU23aは、PROM2
3b内に格納された設定言語データを読み出し、言語デ
ータ1〜4の何れが設定されているかを判断する。この
設定言語識別処理を行った結果、言語データ1が設定さ
れていると判断すると(ステップS2で「1」)、CP
U23aは、次に、ユーザ設定情報の下位4bitを読
み出し、P群1uの設定がユーザにより行われたか否か
を判断する(ステップS3)。
【0038】P群1uの設定が行われていなければ(ス
テップS3でN)、CPU23aは、PROM23b内
に格納されたP群1mを画像処理に用いるP群として設
定する(ステップS4)。一方、P1uの設定が行われ
ていれば(ステップS3でY)、CPU23aは、PR
OM23b内に格納されたP群1uを画像処理に用いる
P群として設定する(ステップS5)。
テップS3でN)、CPU23aは、PROM23b内
に格納されたP群1mを画像処理に用いるP群として設
定する(ステップS4)。一方、P1uの設定が行われ
ていれば(ステップS3でY)、CPU23aは、PR
OM23b内に格納されたP群1uを画像処理に用いる
P群として設定する(ステップS5)。
【0039】これに対して、言語データ2が設定されて
いると判断すると(ステップS2で「2」)、CPU2
3aは、P群2uの設定が行われていなければ(ステッ
プS6でN)、P群2mを画像処理に用いるP群として
設定し(ステップS7)、P群2uの設定が行われてい
れば(ステップS6でY)、P群2uを画像処理に用い
るP群として設定する(ステップS8)。
いると判断すると(ステップS2で「2」)、CPU2
3aは、P群2uの設定が行われていなければ(ステッ
プS6でN)、P群2mを画像処理に用いるP群として
設定し(ステップS7)、P群2uの設定が行われてい
れば(ステップS6でY)、P群2uを画像処理に用い
るP群として設定する(ステップS8)。
【0040】また、言語データ3が設定されていると判
断すると(ステップS2で「3」)、CPU23aは、
P群3uの設定が行われていなければ(ステップS9で
N)、P群3mを画像処理に用いるP群として設定し
(ステップS10)、P群3uの設定が行われていれば
(ステップS9でY)、P群3uを画像処理に用いるP
群として設定する(ステップS11)。
断すると(ステップS2で「3」)、CPU23aは、
P群3uの設定が行われていなければ(ステップS9で
N)、P群3mを画像処理に用いるP群として設定し
(ステップS10)、P群3uの設定が行われていれば
(ステップS9でY)、P群3uを画像処理に用いるP
群として設定する(ステップS11)。
【0041】さらに、言語データ4が設定されていると
判断すると(ステップS2で「4」)、CPU23a
は、P群4uの設定が行われていなければ(ステップS
12でN)、P群4mを画像処理に用いるP群として設
定し(ステップS13)、P群4uの設定が行われてい
れば(ステップS12でY)、P群4uを画像処理に用
いるP群として設定する(ステップS14)。
判断すると(ステップS2で「4」)、CPU23a
は、P群4uの設定が行われていなければ(ステップS
12でN)、P群4mを画像処理に用いるP群として設
定し(ステップS13)、P群4uの設定が行われてい
れば(ステップS12でY)、P群4uを画像処理に用
いるP群として設定する(ステップS14)。
【0042】これに対して、モード判断処理を行った結
果、第2画像処理モードに設定されていると判断すると
(ステップS1で「第2」)、CPU23aは、P群s
tを画像処理に用いるP群として設定する(ステップS
15)。以上の動作により、信号処理回路17と、それ
を制御するCPU23aとが、請求項中の第1及び第2
画像処理手段として働くことが明らかである。
果、第2画像処理モードに設定されていると判断すると
(ステップS1で「第2」)、CPU23aは、P群s
tを画像処理に用いるP群として設定する(ステップS
15)。以上の動作により、信号処理回路17と、それ
を制御するCPU23aとが、請求項中の第1及び第2
画像処理手段として働くことが明らかである。
【0043】以上のデジタルカメラによれば、一般的
に、言語データは、使用される地域に合わせて設定され
ることに着目し、設定された言語データに対応したP群
を用いて画像処理を行うことができる。このため、ユー
ザが言語設定操作を行えば、この言語設定操作とは別
に、画像処理の設定操作を行わなくても、選択された言
語データ、すなわち、使用される地域に合わせた画像処
理を施すことができる。
に、言語データは、使用される地域に合わせて設定され
ることに着目し、設定された言語データに対応したP群
を用いて画像処理を行うことができる。このため、ユー
ザが言語設定操作を行えば、この言語設定操作とは別
に、画像処理の設定操作を行わなくても、選択された言
語データ、すなわち、使用される地域に合わせた画像処
理を施すことができる。
【0044】また、上記デジタルカメラによれば、ユー
ザによってP群1u〜4uを自由に設定することができ
る。その地域ではあまり使用されていない言語を使うユ
ーザや、別の地域から旅行などでやってきたユーザが使
う場合であっても、P群1u〜4uを設定すれば、地域
の環境に合ったパラメータ値に手動設定すれば、地域に
合った画像処理を施すことができる。
ザによってP群1u〜4uを自由に設定することができ
る。その地域ではあまり使用されていない言語を使うユ
ーザや、別の地域から旅行などでやってきたユーザが使
う場合であっても、P群1u〜4uを設定すれば、地域
の環境に合ったパラメータ値に手動設定すれば、地域に
合った画像処理を施すことができる。
【0045】さらに、上記デジタルカメラによれば、ユ
ーザによって第1画像処理モードと第2画像処理モード
との切替が行えるようになっている。このため、第2画
像処理モードで用いられるP群stが、出荷地域のうち
一番多い地域に合わせたものなどであれば、一番多い地
域で多く使用されている言語以外の言語を使用するユー
ザが使う場合であっても、操作部24を使って、第2画
像処理モードによる画像処理に切り替えれば、地域に合
った画像処理を施すことができる。
ーザによって第1画像処理モードと第2画像処理モード
との切替が行えるようになっている。このため、第2画
像処理モードで用いられるP群stが、出荷地域のうち
一番多い地域に合わせたものなどであれば、一番多い地
域で多く使用されている言語以外の言語を使用するユー
ザが使う場合であっても、操作部24を使って、第2画
像処理モードによる画像処理に切り替えれば、地域に合
った画像処理を施すことができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ユーザが言語設定操作を行えば、この言語
設定操作とは別に、画像処理の設定操作を行わなくて
も、選択された言語データ、すなわち、使用される地域
に合わせた画像処理を施すことができる画像処理装置を
得ることができる。
明によれば、ユーザが言語設定操作を行えば、この言語
設定操作とは別に、画像処理の設定操作を行わなくて
も、選択された言語データ、すなわち、使用される地域
に合わせた画像処理を施すことができる画像処理装置を
得ることができる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、画像処理自
体のプログラムを大きく変えることなく、簡単に、設定
された言語データに対応した画像処理を施すことができ
る画像処理装置を得ることができる。
体のプログラムを大きく変えることなく、簡単に、設定
された言語データに対応した画像処理を施すことができ
る画像処理装置を得ることができる。
【0048】請求項3記載の発明によれば、地域にあっ
た色味にする画像処理を施すことができる画像処理装置
を得ることができる。
た色味にする画像処理を施すことができる画像処理装置
を得ることができる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、その地域で
はあまり使用されていない言語を使うユーザや、別の地
域から旅行などでやってきたユーザが使う場合であって
も、手動設定手段を使って、地域の環境に合ったパラメ
ータ値に手動設定すれば、地域に合った画像処理を施す
ことができる画像処理装置を得ることができる。
はあまり使用されていない言語を使うユーザや、別の地
域から旅行などでやってきたユーザが使う場合であって
も、手動設定手段を使って、地域の環境に合ったパラメ
ータ値に手動設定すれば、地域に合った画像処理を施す
ことができる画像処理装置を得ることができる。
【0050】請求項5記載の発明によれば、標準画像処
理が、出荷地域のうち一番多い地域に合わせたものなど
であれば、一番多い地域で多く使用されている言語以外
の言語を使用するユーザが使う場合であっても、切替手
段を使って、第2画像処理手段による画像処理に切り替
えれば、地域に合った画像処理を施すことができる画像
処理装置を得ることができる。
理が、出荷地域のうち一番多い地域に合わせたものなど
であれば、一番多い地域で多く使用されている言語以外
の言語を使用するユーザが使う場合であっても、切替手
段を使って、第2画像処理手段による画像処理に切り替
えれば、地域に合った画像処理を施すことができる画像
処理装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置を組み込んだデジタルカ
メラの一実施の形態を示す図である。
メラの一実施の形態を示す図である。
【図2】図1のデジタルカメラを構成するPROM23
bに格納されているデータを説明するための図である。
bに格納されているデータを説明するための図である。
【図3】(a)は、PROM23bに格納されているP
群1m〜4m、1u〜4u及びstの詳細な構成を示す
図である。(b)は、PROM23bに格納されている
ユーザ設定情報の詳細な構成を示す図である。
群1m〜4m、1u〜4u及びstの詳細な構成を示す
図である。(b)は、PROM23bに格納されている
ユーザ設定情報の詳細な構成を示す図である。
【図4】各種設定画面を示す図である。
【図5】図1のデジタルカメラを構成するCPU23a
の処理手順を示すフローチャートである。
の処理手順を示すフローチャートである。
17 信号処理回路(第1画像処理手段、第2画像処
理手段) 23a CPU(第1画像処理手段、第2画像処理手
段) 24 操作部(手動設定手段、切替手段)
理手段) 23a CPU(第1画像処理手段、第2画像処理手
段) 24 操作部(手動設定手段、切替手段)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
// H04N 101:00 H04N 101:00
Claims (5)
- 【請求項1】 複数種の言語データの中から、設定され
た一つの言語データの表示を行う撮像装置が撮像した、
画像データの画像処理を行う画像処理装置であって、 前記複数種の言語データに対応した、各々異なる複数の
画像処理のうち、前記設定された言語データに対応した
画像処理を施す第1画像処理手段を備えたことを特徴と
する画像処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置であって、 前記複数種の言語データに対応した、各々異なる複数の
パラメータ値のうち、前記設定された言語データに対応
するパラメータ値を用いて前記画像処理を行うことによ
り、前記設定された言語データに対応した前記画像処理
を施すことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の画像処理装置であって、 前記複数種の言語データに対応した、各々異なる複数の
パラメータ値を持つパラメータは、色変換係数、色バラ
ンスの収束点、ガンマ変換係数、エッジ強調係数の何れ
か1つ以上を含むことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3記載の画像処理装置であ
って、 前記複数種の言語データに対応した、前記パラメータ値
を各々、手動設定するための手動設定手段をさらに備え
たことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4何れか1項記載の画像処理
装置であって、 前記選択された言語データに関わらず、常時、基準画像
処理を施す第2画像処理手段と、 前記第1画像処理手段による画像処理と、前記第2画像
処理手段による画像処理との間の切り替えを行う切替手
段とをさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002070127A JP2003271944A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002070127A JP2003271944A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003271944A true JP2003271944A (ja) | 2003-09-26 |
Family
ID=29200784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002070127A Withdrawn JP2003271944A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003271944A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004014068A1 (ja) * | 2002-08-05 | 2004-02-12 | Nikon Corporation | カメラおよび画像補正装置 |
WO2004070657A1 (ja) * | 2003-02-05 | 2004-08-19 | Seiko Epson Corporation | 画像処理装置 |
JP2007228110A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Fujifilm Corp | デジタルカメラ |
JP2010062655A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Casio Comput Co Ltd | 画像処理装置、プログラム及び被写体検出方法 |
US20110102630A1 (en) * | 2009-10-30 | 2011-05-05 | Jason Rukes | Image capturing devices using device location information to adjust image data during image signal processing |
CN105657275A (zh) * | 2016-02-29 | 2016-06-08 | 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 | 摄像头拍摄参数的智能调节方法、装置和移动终端 |
-
2002
- 2002-03-14 JP JP2002070127A patent/JP2003271944A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004014068A1 (ja) * | 2002-08-05 | 2004-02-12 | Nikon Corporation | カメラおよび画像補正装置 |
WO2004070657A1 (ja) * | 2003-02-05 | 2004-08-19 | Seiko Epson Corporation | 画像処理装置 |
JP2007228110A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Fujifilm Corp | デジタルカメラ |
JP2010062655A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Casio Comput Co Ltd | 画像処理装置、プログラム及び被写体検出方法 |
US20110102630A1 (en) * | 2009-10-30 | 2011-05-05 | Jason Rukes | Image capturing devices using device location information to adjust image data during image signal processing |
CN105657275A (zh) * | 2016-02-29 | 2016-06-08 | 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 | 摄像头拍摄参数的智能调节方法、装置和移动终端 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |