JP2003271622A - データベース中のレコードを対話型で比較すること - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子カタログまたはその他のアイテム・セッ
トの対話型なサーチおよび比較を可能にすること。 【解決手段】 本発明は、電子カタログ中のアイテムの
リストを表示するステップであって、各アイテムが表示
の１行に対応し、各行が、属性の列の中に配列された、
対応するアイテムの属性に対応する値を有するステッ
プ、グループ化コマンドを受け取ると、グループ化され
たアイテムが１行に表示されるように、表示されている
アイテムのいくつかを、選択された属性に基づいてグル
ープ化するステップ、および展開コマンドを受け取る
と、グループ化されているアイテムのそれぞれが別々の
行に表示されるように、グループ化されているアイテム
を展開するステップを含む。この実施形態は、行削除コ
マンドを受け取ると、あるアイテムまたはグループ化さ
れているアイテムに対応する行を表示から削除するステ
ップ、および列削除コマンドを受け取ると、アイテムの
ある属性に対応する列を表示から削除するステップをさ
らに含む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電子カタログな
ど、データベース中のアイテムを、比較を用いて、検
索、ソート、選択、編成することに関する。より詳細に
は、本発明は、類似性に基づいてデータベース中のアイ
テムをグループ化することに関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、サーチ可能な電子カタログ（ｅ
カタログ）が、様々な電子商取引および購入機能を支援
するために使用されている。これらのカタログは、一般
に、レコードを選択的に検索して表示させるためのユー
ザ・インタフェース、および選択したアイテムがあった
ときにそれらを電子的に購入するためのシステムを備え
る。電子カタログが受け入れられ、成功するための重要
な要因は、それらによって利用者がいかにうまく所望の
アイテムを見つけることができるかである。電子カタロ
グが増大し、類似アイテムの数が増えるにつれて、入手
可能なアイテムを比較すること、１組の所望の特徴を備
えたアイテムを見つけることがますます難しくなってき
ている。

【０００３】従来のｅカタログの発見援助機能は、アイ
テムのカテゴリと類別の分類階層およびサーチ・エンジ
ンである。カテゴリは、その類別が十分に理解されるな
らば、利用者がアイテムを見つける手助けとなり得る。
しかし、該当するサブグループが見つかっても、利用者
が多数の類似アイテムをソートする手助けにはならな
い。サーチ・エンジンは、一般に、利用者が特定のキー
・ワードをサーチし、その後、結果を表示させるように
することができる。しかし、キーワード・サーチでは、
利用者が、特定のアイテム、またはそのアイテムの特徴
を説明するために使用できそうなすべての可能キー・ワ
ードを知っていることが必要となる。カタログに多数の
アイテムがある場合は、サーチで、所望のタイプのアイ
テムとともに、望まない、関係のないアイテムが見つか
る可能性もある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】アイテムのリストが検
索されると、一般に、アイテムからなる行として表示さ
れる。アイテムの特徴が表の中に一列に並べられること
が多い。表示に多数のアイテムが含まれる場合には、そ
のような表をナビゲートして、アイテム間の重要な類似
点および相違点を抜き出すことが依然として難しいこと
がある。利用者が膨大なリストから所望のアイテムを見
つけるのを支援するために、様々なソーティング・ツー
ルが提供されている。アイテムの属性がそれぞれ異なる
列に記載されている場合、サーチ・システムによって
は、利用者が、列中のそれらのそれぞれの値に基づい
て、アイテムをソートできるようにしているものもあ
る。表示されたアイテム内だけでさらにサーチを行っ
て、表示リストを、特定の属性についてある値または値
の範囲を有するものだけに限定することができる。サー
チ・エンジンによっては、ある属性について特定の値を
そこで選択することができる「パラメータ詳細化」が可
能なものもある。この場合、サーチ・エンジンは、記載
されているアイテム内をサーチして、その属性について
選択された値と同じ値を有するアイテムだけを表示す
る。サーチ・エンジンによっては、比較のために、項目
を比べて、表示中で相違点にフラグを立てることが可能
なものもある。一般に、これは、２つまたは３つのアイ
テムを比較するためだけに適用可能である。多数のアイ
テムの場合は、相異点がはるかに多い可能性があり、そ
のため、役立つ結果を提供するには、フラグが立てられ
る属性が多すぎる。

【０００５】本発明は、電子カタログまたはその他のア
イテム・セットを、対話型でサーチおよび比較すること
を可能にすることを課題とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】一実施態様では、本発明
は、電子カタログ中のアイテムのリストを表示するステ
ップであって、各アイテムが表示の１行に対応し、各行
が、属性の列の中に配列された、対応するアイテムの属
性に対応する値を有する表示するステップと、グループ
化コマンドを受け取ると、グループ化されたアイテムが
１行で表示されるように、表示されているアイテムのい
くつかを選択された属性に基づいてグループ化するステ
ップと、展開コマンドを受け取ると、グループ化されて
いるアイテムのそれぞれが別々の行に表示されるよう
に、グループ化されているアイテムを展開するステップ
とを含む。この実施態様は、行削除コマンドを受け取る
と、あるアイテムまたはグループ化されているアイテム
に対応する行を表示から削除するステップ、および列削
除コマンドを受け取ると、アイテムのある属性に対応す
る列を表示から削除するステップをさらに含む。

【０００７】頭記の特許請求の範囲は、本発明の特徴を
詳細に述べている。本発明を、限定するためではなく、
一例として、添付の図面の図に示す。図中、同じ参照番
号は同じ構成要素を指すものとする。

【０００８】

【発明の実施の形態】本発明は、グループ化を利用して
多数のアイテムをソートし、かつ比較できるようにす
る。グループ化を利用して、アイテム間の類似点および
相違点を示すこともできる。また、グループ化を利用し
て、望まないアイテムを除去し、所望のアイテムを分離
することができる。その結果、非常に長いアイテム・リ
ストでも、直ちに理解し、分析することができる。グル
ープ化ツールを使って、所望のアイテムを素早く分離す
ることができる。グループ化は、所望のアイテムが動的
に強調表示される対話型プロセスにおいて、アイテムの
属性およびカテゴリに基づき実行または解除することが
できる。グループ化を、その他のサーチ・ツールおよび
詳細化ツールと結合することもできる。

【０００９】図１は、電子カタログおよび自動購入要求
システムの機能構成図である。アプリケーション・サー
バ１２は電子カタログの形のデータベース１４と対話す
るように接続されている。電子カタログは、サーバまた
は別のデバイスのコンピュータ・メモリ記憶デバイス中
に常駐している。カタログはサーバとまとめられていて
も、同一場所に配置されていても、あるいはローカルま
たは広域エリア・ネットワーク接続を使って接続されて
いてもよい。システムの利用者は、インターネットやイ
ントラネットなどのローカルまたは広域エリア・ネット
ワークを通じて、アプリケーション・サーバ１２に接続
されているワークステーションまたはクライアント１８
を有する。クライアントは、ワークステーションがサー
バ１２と通信する、一般的なインターネット・ウェブ・
ブラウザまたは専用ソフトウェアなどのブラウザ２０を
含み、サーチ表示２２を提供する。

【００１０】ウェブ・ブラウザ・ソフトウェアに入力さ
れたコマンドによって、情報がデータベース１４から抽
出され、ワークステーション１８において、サーチ表示
または何か別の表示で表示される。本発明を、ＨＴＴＰ
（ハイパーテキスト転送プロトコル）およびＪａｖａ
（登録商標）命令などの典型的なウェブ・インタフェー
スを使って通信するブラウザに関して説明するが、本発
明は、いかなる特定プラットフォームまたはインタフェ
ースにも依存するものではない。本発明は、特に本発明
の目的のために、一意のコード、インタフェース、およ
び表示技術を使って開発された、ウェブ・タイプのブラ
ウザ・ソフトウェアまたはソフトウェアを使用すること
ができる。本発明は、単一のマシンでも、あるいは、ダ
ム端末を有するメインフレームからモバイル無線ＰＤＡ
（パーソナル・デジタル・アシスタント）を備えた無線
サーバまで、どのような種類の分散処理環境でも実現す
ることができる。

【００１１】データベース１４は、製品やサービスなど
のアイテムの電子カタログである。各製品が、その様々
なサプライヤのすべてを含む単一のデータベース・レコ
ードを有するように、データベース１４を一様なカタロ
グ・スキーマを使って構築することができる。しかし、
複数のカタログ、各サプライヤについて一つまたは複数
のカタログ、あるいは複数サプライヤの集合カタログ
や、製品情報の集合を使用することもできる。集合カタ
ログでは、同じアイテムが、一貫しない方法で何度も記
載される可能性がある。

【００１２】本発明の一実施形態では、サーバ１２は、
サーブレット１６を使って、一つまたは複数の電子カタ
ログ１４にアクセスするサーチ・エンジン２４を操作す
る。サーチ・エンジンは、本発明の一般的かつ有用なア
プリケーションである。しかし、カタログからレコード
を検索する場合にはいつでも本発明を使用することがで
きる。市場、購入者または販売者を対象としているかど
うかにかかわらず、カタログを作成するために本発明を
使用することができる。また、本発明は、どのような直
接製品購入にも、また、システムの管理、マネージメン
ト、品質管理など、カタログ・レコードのその他のどの
ような用途にも使用することができる。

【００１３】サーチ・エンジンの例では、アプリケーシ
ョン・サーバ１２は、そのサーチ・エンジンを通してデ
ータベース１４に問い合わせて、その結果をワークステ
ーション１８に向ける。カタログのタイプまたはフォー
マットは、そのカタログがサーチ・エンジン２４からの
問い合わせに対して適切に応答するものである限り、関
係がない。例えば、カタログを、リレーショナル・デー
タベース内に常駐させることもできるし、あるいはオブ
ジェクト指向データベース内に常駐させることもでき
る。カタログを、ディスク・ドライブ、テープ・ドライ
ブ、ＲＡＭ、またはその他のいずれかのコンピュータ・
データ記憶デバイス上に記憶することができる。アプリ
ケーション・サーバ１２を、その記憶デバイスに直接、
接続されたコンピュータ中に常駐させることができる。
あるいは、ネットワークを介して記憶デバイスに接続す
ることができる。一実施形態では、サーブレットは、Ｊ
ａｖａ ＡＰＩ（アプリケーション・プログラム・イン
タフェース）およびＪａｖａＳｃｒｉｐｔ／ＨＴＭＬ
（ハイパー・テキスト・マークアップ言語）インタフェ
ース生成に基づいている。これらは、ＪＤＢＣ（Ｊａｖ
ａデータベース接続性）を使用して、サーチ・エンジン
により、カタログが常駐している別個のデータ記憶装置
に通信する。ＪＤＢＣプロトコルは、サーチ・エンジン
が、オラクル社、マイクロソフト社、ＳＡＰ ＡＧから
入手可能なものを始めとして、異なる様々な、一般的に
使用されているデータベースに基づいたカタログと通信
することができる。

【００１４】サーチ・エンジン２４は、同様のＪａｖａ
またはＨＴＴＰタイプのプロトコルを介して、規則記憶
装置２６にも接続される。規則記憶装置は、利用者が要
求したデータを構成、変更、または提示するために使用
される規則を含む。規則記憶装置の代わりに、規則をカ
タログに組み込むことができる。一実施形態では、カタ
ログがＸＭＬ（拡張マークアップ言語）ステートメント
の形式であり、これらのステートメントが、カタログ・
アイテムの属性の値、またはカタログ・アイテムの値を
どのように決定するかに関する規則を含むことができ
る。その他のタイプのデータベース・フォーマットのた
めに使用できるものとして、ＳＧＭＬ（汎用マークアッ
プ言語）およびＨＴＭＬ（ハイパー・テキスト・マーク
アップ言語）などのその他のタイプのマークアップ言語
を使用することができる。

【００１５】その上で本発明の機能を実施することがで
きるシステムの例を表す、コンピュータ・システム２０
０を図２に示す。図１のワークステーション、サーチ・
エンジン、サーバ、およびデータベースは、一般に、図
２に示すものと同様に構成される。これらのコンポーネ
ントのそれぞれを、それら自身のコンピュータ・システ
ムを使って提供することもできるし、あるいは、いくつ
かの異なるコンポーネントを結合することもできる。例
えば、サーチ・エンジン、サーバ、規則、およびカタロ
グを単一のコンピュータ・システムを使って提供するこ
とができる。図示するように、コンピュータ・システム
を単一のプラットフォーム上に配置することもできる
し、あるいは、様々なコンポーネントを別々のプラット
フォーム上に設けて、バス２０１が、大容量記憶装置２
０７およびシステム２１０のその他のコンポーネントの
様々な部分またはアスペクトを含めて、いくつかの異な
るプラットフォームを一緒に接続するようにすることも
できる。コンピュータ・システムを、ラップトップおよ
びＰＤＡなどの、一つまたは複数の小型携帯プラットフ
ォームとすることもできる。

【００１６】コンピュータ・システム２００は、情報を
通信するためのバスやその他の通信手段２０１、および
バス２０１に結合された情報を処理するためのマイクロ
プロセッサ２０２を含む。コンピュータ・システム２０
０は、バス２０１に結合され、情報およびプロセッサ２
０２が実行する命令を記憶するためのメイン・メモリ２
０４をさらに含む。メイン・メモリはランダム・アクセ
ス・メモリ（ＲＡＭ）やその他の動的データ記憶デバイ
スなどでよい。メイン・メモリは、プロセッサが命令を
実行している間、一時的変数やその他の中間情報を記憶
するためにも使用することができる。

【００１７】コンピュータ・システムは、読取り専用メ
モリ（ＲＯＭ）やその他の静的データ記憶デバイスなど
の、バスに結合され、プロセッサのための静的情報およ
び命令を記憶するための不揮発性メモリ２０６も含む。
様々なデータベースなど、情報および命令を記憶するた
めに、磁気ディスクや光ディスクなどの大容量メモリ２
０７、およびそれに対応するドライブもバスに結合する
ことができる。

【００１８】コンピュータ・システムを、バスを介し
て、陰極線管（ＣＲＴ）または液晶表示（ＬＣＤ）など
の、利用者に対して情報を表示するための表示デバイス
またはモニタ２２１にも結合することができる。例え
ば、インストレーション・ステータス、オペレーション
・ステータス、およびその他の情報をグラフィックスお
よびテキストで表したものを利用者の表示デバイス上に
提示することができる。一般に、英数字、ファンクショ
ン、およびその他のキーを備えたキーボードなどの、情
報およびコマンドの選択をプロセッサに通信するための
英数字入力デバイス２２２をバスに結合することができ
る。マウス、トラックボール、カーソル方向キーなど
の、方向情報およびコマンドの選択をプロセッサに通信
するための、またディスプレイ２２１上のカーソルの動
きを制御するためのカーソル制御入力デバイス２２３を
バスに結合することができる。

【００１９】通信デバイス２２５もバス２０１に結合す
ることができる。通信デバイス２２５は、モデム、ネッ
トワーク・インタフェース・カード、またはその他のよ
く知られたインタフェース・デバイスを含むことができ
る。インタフェース・デバイスには、例えば、ローカル
または広域エリア・ネットワーク（ＬＡＮまたはＷＡ
Ｎ）をサポートするために通信リンクを形成する目的に
使用する、イーサネット（登録商標）、トークン・リン
グ、またはその他のタイプの物理接続に結合するために
使用されるものなどがある。このようにして、コンピュ
ータ・システムを、例えば、イントラネットやインター
ネットを始めとする従来のネットワーク・インフラスト
ラクチャを介して、多数のクライアントまたはサーバに
結合することができる。このようにして、ソース・コン
テントおよびデータベースを、コンピュータ・システム
が利用できるようにすることができる。

【００２０】ある種の具体例においては、上述の例より
も装備が少ない、または多いコンピュータ・システムが
好ましい場合もあることを理解されたい。したがって、
例示のコンピュータ・システム２００の構成は、価格上
の制約、性能要件、技術的な改良、またはその他の事情
など、多くの要因に応じて、態様ごとに異なってくる。

【００２１】ワークステーションのウェブ・ブラウザか
らの入力に応答して、サーチ・エンジン２４がアプリケ
ーション・サーバによって起動される。サーチ・エンジ
ンは、問い合わせに関連するアイテムを捜してカタログ
をサーチするアルゴリズム、例えば、その開示を参照に
より本明細書に完全に組み込んでいる米国特許第６，０
３２，１４５号に記載のアルゴリズムに従う。上記の特
許の中のアルゴリズムは、カタログ中でレコードを捜し
出すために徐々にサーチを広げていくカスケード・シー
ケンスを適用している。これによれば、所望のアイテム
が見つかる確率が著しく高くなる。しかし、どのような
他のタイプのサーチ・アルゴリズムでも使用できる。例
えば、オラクル社のものなど、よく知られた市販データ
ベースでは、近接問い合わせが提供されている。

【００２２】現在の適用例では、サーチが、あるアイテ
ム全体のいずれかの特性に基づいた大ざっぱなサーチ、
例えばＢｉｃブランドのペンのサーチである場合があ
る。あるいは、サーチが、Ｂｉｃの部品番号ＳＣＳＭ１
１など、一つのアイテムにごく限定される場合もある。
どちらの場合も、利用者は、図２に示すように、サーチ
表示２２に導かれて、ウェブ・ブラウザにサーチ・スト
リングを入力する。サーチ・ストリングは自由形式か特
定の構造規則に従ったものである。サーチ・アルゴリズ
ムの特定のフォーマットおよび入力ストリングは、本発
明にとっては重要ではない。サーチ・ストリングには、
サーチする用語を任意の順番で含めることができる。例
えば、サーチ・ストリングには、あるアイテムの名称、
あるアイテムの部品番号、またはそのアイテムを説明す
るどのような属性でも含めることができる。サーチ・エ
ンジンを、ミススペル、語の断片、または利用者がデー
タベース１４内で所望の製品を見つけることができるよ
うにするいずれかのストリングを扱うように設計するこ
とができる。

【００２３】図３に、サーチ表示２２の例を示す。この
表示は、サーチの結果、この場合はボールペンのリスト
をすでに含んでいる。この例では、表示の左上角に配置
された、サーチ・ストリングのための一つのテキスト・
ボックス３００がある。この例のボックス３００中のサ
ーチ・ストリングは、各アイテムに対応するデータ・レ
コードのいずれかの部分で見つけられるべき２語を表す
「ＣＥ ボールペン」である。ＣＥはサプライヤ名フィ
ールド中で見つけられ、ボールペンは説明の中で見つけ
られた。サーチ・ストリングは、各アイテムの特定のフ
ィールドまたは属性に対して適用することができ、ま
た、サーチ・ストリングの異なる部分のための別々のテ
キスト・ボックスがあってもよい。サーチは、数字また
は英字の値の範囲を使って行うこともできる。しかし、
図３に示す単一のボックスは、使用するのにより簡単で
ある。図３に示すように、表示には、いくつかのその他
の情報領域がある。サーチ結果、または識別されたアイ
テムのリストが表示リスト３０２中に示される。表示リ
スト３０２は、サプライヤ名、短い説明、製造業者名、
価格、インク色、およびポイント・スタイルを含む。例
えば、製造業者部品番号、長い説明、サプライヤ部品番
号、入手可能性などを含めて、その他の属性をいくつで
も表示させることも可能である。これらのフィールドの
それぞれについて、各アイテムまたはレコードの値が示
される。

【００２４】識別されたアイテムのリストから編集され
た、製品の一意のカテゴリのそれぞれを編集したものが
カテゴリ表示領域３０４に示される。サーチの間に、製
品のいくつかの異なるカテゴリが見つかった場合には、
各カテゴリが、対応する「カテゴリ」ラジオ・ボタン３
０６とともに表示される。利用者は、カテゴリの一つを
選択することによって、リストを狭めることができる。
図３ではペンが選択されており、したがってペンだけが
表示されている。表示内に、カタログからの所望のアイ
テムがすぐには見えない場合には、利用者は、「次」ボ
タン３０８の上をクリックすることによって、リスト中
の残りのアイテムをざっと見ることを選択することがで
きる。所望のアイテムが見つかった場合には、それ以上
のサーチが必要ではなくなる。

【００２５】さらなる代替実施形態として、特定の製造
業者のアイテムだけを選択することがある。サーチ表示
は、「製造業者名」ボタン３１０も含む。これを使っ
て、表示リスト３０２中に示されている製品の製造業者
すべてのリストを含む画面を呼び出すことができる。製
造業者の１人を選択すると、サーバ１２が、選択された
製造業者のアイテムだけを含むように、表示リスト３０
２を狭める。利用者はまた、表示の中の情報を使って、
新しい問い合わせを提出し、その結果をさらに限定する
ことができる。例えば、「ｂｉｃ ペン 赤」を問い合
わせると、より短いアイテム・リストが返される。この
場合は、そのようなアイテムがたった一つしかない。

【００２６】図３の表示を生成する一つの方法は、利用
者が、問い合わせを、ブラウザまたは専用カタログ・ア
プリケーションに入力することである。このサーチ問い
合わせは、クライアント１８によって、インターネット
やイントラネットなどのネットワークを介し、例えばＨ
ＴＴＰを使って、ブラウザ２０からアプリケーション・
サーバ１２に送られる。アプリケーション・サーバ１２
は、その問い合わせを受け取ると、必要に応じてサーチ
・エンジン２４のためにＨＴＭＬパケットを構文解析す
る。また、埋め込みＩＤコード、パケット・ソース、ま
たは何かその他のアプローチに基づいて、利用者が本人
であることの判定も行う。サーチ・エンジンは、そのサ
ーチ・ストリングにマッチするものをデータベース１４
内で見つけるために、サーチ・ストリングを使って、い
ずれかの一つまたは複数のタイプの問い合わせを実行す
る。一般に、ＨＴＭＬパケット内のサーチ・ストリング
は、各アイテムの属性値として識別されるカタログ・テ
キストと比較される。問い合わせに応答して、何もレコ
ードが識別されなかった場合には、アプリケーション・
サーバはブラウザ内で表示することが可能なＨＴＭＬパ
ッケージ中に情報を編集することによって結果表示を構
築し、何もレコードが見つからなかったことを利用者に
示す。この表示は、例えばＨＴＴＰを使って、ネットワ
ークを介してワークステーションのブラウザに送り返さ
れる。それは、ウェブ・ページまたはウィンドウとして
利用者のサーチ表示２２中に表示される。その場合、利
用者は、別の問い合わせ、別のカタログを試るなどをす
ることができる。

【００２７】レコードが識別された場合には、サーチ・
エンジンが、識別されたレコードの属性の値をカタログ
から検索することができる。上述したようにして、属性
および値が表示されているいくつかのカタログ・レコー
ドの例を図３に示す。表示されている属性は、カテゴ
リ、サプライヤ名、短い説明、製造業者名、価格、イン
ク色、およびポイント・スタイルである。

【００２８】例えば製造業者部品番号、長い説明、サプ
ライヤ部品番号、入手可能性などを含めて、任意の数の
その他の属性を表示させることもできる。これらの属性
は例として選択したものであり、多くの他の属性をカタ
ログに含めることができる。属性は、２つのタイプがあ
ると見ることができる。カテゴリ、サプライヤ名、短い
説明、製造業者名および価格などのグローバル属性はあ
らゆるタイプのアイテムに適用される。一方、ローカル
属性は、ある種のアイテムにのみ適用される。ローカル
属性は、図に示すインク色およびポイント・スタイルな
どのようなもの、あるいは、その他のアイテムの場合は
電圧、燃料容量、コネクタ・サイズなどであろう。アイ
テムはそれぞれ、表示リスト３０２中に示すように、各
属性について値を有する。しかし、カタログが、あるア
イテムについては不完全である可能性もある。例えば、
カテゴリにはペンという値が記載されている。製造業者
名が、Ｂｉｃ、Ｐｅｎｔｅｌなどの値で示されている。
これらの値は、カタログの中に記憶され、保持されてお
り、そこから検索されている。

【００２９】ペンのリストは、本発明の一実施形態の動
作を説明するために、簡単な例として取り上げたもので
ある。グループ化による比較は、アイテム数が少ない場
合にも有用であるが、各グループに何百ものアイテムが
ある場合にははるかに有用である。表示中の６種類の属
性のそれぞれは、そのそれぞれに関連する「比較」ボタ
ン３１２−１、３１２−２、３ｌ２−３、３１２−４、
３１２−５、３１２−６を備えている。「比較」ボタン
の一つを選択することによって、利用者は、表示されて
いる属性の対応する一つに基づいて、アイテムをグルー
プ化することができる。図４は、利用者が、「比較」ボ
タン３１２−５を使って、「インク色」属性に基づいた
統合、すなわちまとめを選択した場合に起こるであろう
結果を示す。

【００３０】図４では、インク色について青という値を
有するペンが、１行の上にまとめられている。この青ペ
ンのグループは、一つのアイテムが表示されるのと同じ
ように表示されている。青ペンのグループの製造業者名
が結合されており、そのまとめられた一つのアイテムの
属性値が両方の製造業者名を示している。しかし、価格
およびポイントの値は、それぞれの値を別々に記載する
のではなく、値の範囲を示している。まとめられた属性
値の表示の種類は、デフォルト設定、または利用者が設
定することができる。現在の例では、一つのアイテムと
して表示される場合、アイテムのグループの異なる数値
は範囲として示される。グループ内のアイテムを説明す
る語は、対応する属性のセル中に記載される。しかし、
図３からわかるように、すべての価格、またはすべての
ポイント・スタイルを記載することも可能である。同様
に、説明する語句も、ある範囲にまとめることができ
る。一実施形態では、数値および通貨の値を範囲として
示し、テキスト値をリストとして示す。あるいは、利用
者が、好みを示すように要求される場合もある。図４で
は、赤ペンもまとめられており、一つのアイテムとして
１行に示されている。黒いペンは１種類しかないので、
他のどのアイテムともグループ化されていない。黒ペン
の表示は変化していない。

【００３１】図４のまとめられた一つのアイテムのそれ
ぞれに、「マッチする製品３１４」という新しい属性が
追加されている。新しい列として示されているこの属性
は、単に、いくつのアイテムがその一つのアイテムにま
とめられているかを示しているだけである。「マッチす
る製品」３１６−１、３１６−２、３１６−３の値には
下線が付されており、表示のユーザ・インタフェース上
で選択可能であることを表している。現在の例では、
「マッチする製品」属性の値を選択すると、一つのとめ
られているアイテムが、構成アイテムのすべての表示に
展開される。例えば、「マッチする製品」列の「２製
品」３１６−２を選択すると、図４に示されている２行
目が２行に置き換えられ、図３に示されている２種類の
赤ペンのそれぞれがその１行に表示される。同じカタロ
グから「１製品」３１６−３を選択しても、１アイテム
について１品目名では展開することができないため、表
示には何も変化が生じない。その１種類の黒ペンの特定
の詳細は、すでに表示されている。まとめられているア
イテムはまた、選択された属性「インク色」が強調表示
されて示されている。これは、どの属性がその統合のベ
ースの役割を果たしたのかを利用者に思い出させる。

【００３２】図５は、「ポイント・スタイル」属性の
「比較」ボタン３１２−６の選択に基づいた、同様の結
果を示している。図４の場合と同様に、選択された属性
に関する各ペンの値に基づいて、ペンがグループ化され
ている。図４では、インク色が同じペンが結合されてグ
ループになっていたが、図５では、ポイント・スタイル
が同じペンが結合されている。「マッチする製品」属性
からわかるように、ポイント・スタイルが０．５の５種
のペンがともにグループ化され、一つのアイテムとして
表示されるように、１行で表示されている。一方、ポイ
ント・スタイルが０．７の２種類のペンが、異なる一つ
のアイテムとして表示されている。３種類の異なる０．
５のポイントのペンの３種類の異なるインク色の記述
が、すべての異なる入手可能なインク色のリストとして
結合されている。０．７のポイントのペンの場合、入手
可能な唯一のインク色は黒である。まとめられたグルー
プの両方について、図４と同様、価格が、単一の値とし
てではなく範囲として示されている。

【００３３】図４および５中の「比較」ボタン３１２の
一つの使用法が、特定の所望属性値に焦点を合わせて、
その他すべてを除去することである場合がある。例え
ば、利用者は、赤ペンを捜している場合、図４に示すよ
うに、インク色に基づいてまとめることができる。青ペ
ンと黒ペンの行は、対応する「削除」ボタン３２４、す
なわちそれぞれの行の最初にあるＸを選択することによ
り、表示から削除することができる。次いで、「マッチ
する製品」ヘッディングの下の「２製品」を選択するこ
とにより、赤ペン・アイテムを展開することができる。
結果として現れる表示は赤ペンだけを示す。この例は、
利用者が、製品の様々な属性を使って、所望のアイテム
が見つかるまで、グループ化と展開を繰り返せることを
示している。グループ化機能を、便利な方法で赤ペンの
可能な値を見るために使用することもできる。例えば、
すべての赤ペンの価格が＄１．２０であることは、図３
よりも図４の方がはるかにわかりやすい。グループ化を
使って、グループ間の比較を行うこともできる。例え
ば、図４は、明らかに、青ペンの方が赤ペンよりもはる
かに安価であり、入手可能なポイント・スタイルが多い
ことを示している。

【００３４】グループのグループ化、すなわちアイテム
を統合したもののいくつかをさらにまとめることによっ
て、グループ化の利益がさらに得られる。図６では、ペ
ンが、まず、図４に示すようにインク色をベースとして
グループ化され、次いで、そのインク色のグループが、
ポイント・スタイルをベースとしてグループ化されてい
る。赤グループと黒グループは同じポイント・スタイル
の値、「０．５」を有し、したがって単一のアイテムに
まとめられている。青グループは０．５および０．７を
含む値の範囲を有し、したがって分離されているままで
ある。順次グループ化は、どの順番でも属性に適用する
ことができ、また、望むだけの多数の異なる属性に適用
することができ、それによって記載されているアイテム
のさらなる比較が可能になる。ポイント・スタイルに基
づく図５のグループを、さらにインク色に基づいてまと
めることができる。しかし、２つのグループはインク色
の値が異なるため、その結果は図５の表示と同じにな
る。

【００３５】図４の表示は、アイテムを見つけるのに非
常に役立つ、いくつかのその他の項目を含む。これらの
機能は、グラフィカル・ユーザ・インタフェースで選択
することによって使用することを意図したものである。
ポインティング・デバイスを、対応するボタン、アイコ
ン、またはテキストに移動し、次いでそのボタン、アイ
コン、またはテキストの選択を行うことによって、選択
することができる。一般に、これは、マウスで指してク
リックすることによって行うが、いずれかの他の選択デ
バイスを使用することができる。さらに、これに代わる
ものとして、ファンクション・キー、テキスト・コマン
ド、音声応答、キーパッド・ボタン、プルダウン・メニ
ューなど、異なるユーザ・インタフェース・ツールを適
用することができる。図に示すＧＵＩは、現在の技術を
使って容易に実施できる一例を意図したものである。

【００３６】上述の各属性列の「比較」ボタンに加え
て、各列は、「削除」ボタン３１８、「ソート・アッ
プ」ボタン３２０、「ソート・ダウン」ボタン３２２、
および選択可能属性名３１０も含む。「削除」ボタン３
１８は表示からその列を削除する。削除した列を後で復
活させることができるが、列を削除することによって、
他の列を画面上に表示させるためのより広いスペースを
用意できる。上記のペンの例では、ペンはすべて同じサ
プライヤのものであった。この情報を削除することによ
って、別の属性を表示させることができる。表示から情
報を削除することは、それをデータベースから削除する
ことではなく、表示上には見えなくても、その情報をソ
ート、サーチ、および比較において、依然として使用す
ることができる。ソート・ボタンによって、表内のアイ
テムを特定の属性の値に基づいてソートすることができ
る。「ソート・アップ」ボタン３２０は、属性の値を昇
順にしてアイテムをソートし、「ソート・ダウン」ボタ
ン３２２は、属性の値を降順にしてアイテムをソートす
る。

【００３７】属性名３１０を選択することによって、そ
の選択した属性に基づいて表示を詳細化することができ
る。このようなパラメータ詳細化の一つが、属性の一つ
の強調表示された値を有するアイテムだけに表示を限定
することである。この実施形態では、まず、所望の属性
値を選択し、次に、属性名を選択して、その値について
詳細化する。別の実施形態では、属性値を選択すると、
インタフェースがダイアログ・ボックスを生成する。利
用者は、このダイアログ・ボックスから、パラメータ詳
細化のために選択した値、または値の範囲を入力するこ
とができる。ダイアログ・ボックスは、上述の別々のボ
タンのすべてに代わるものとして、ソート・オプション
および表示オプションを提供することもできる。

【００３８】各行は、「マッチする製品」ボタン３１４
および行「削除」ボタン３２４とともに表示されてい
る。「マッチする製品」ボタンを選択することによっ
て、まとめられているアイテムが構成要素に展開され、
それによってアイテムのすべてが再び個々に表示され
る。行「削除」ボタンを選択すると、行がアイテムか、
またはまとめられているアイテムのグループであるかど
うかにかかわらず、表示から削除される。その結果、き
わめて多数のアイテムをソートすることができる。

【００３９】図３〜１０のＧＵＩの表示は、サーチ・ボ
ックス、カテゴリ・セレクタ、およびその他のサーチ、
ソート、および発見ツールも含む。これらは、システム
の有用性をさらに高めるために、任意の数のその他のサ
ーチ・ツールおよびソート・ツールと結合することがで
きる。対話型比較プロセスは、サーチ・ツールとしても
使用できる。青の０．５のポイントのボールペンを捜し
て電子カタログをサーチする例では、利用者が、単に
「青のポイントが０．５のボールペン」をサーチするこ
とがある。あるいは、利用者が、カタログ全体から開始
することがある。対象を狭めるために、利用者が、「ペ
ン」という語のサーチ結果から開始することもある。こ
の場合、カタログ全体を製造業者名でグループ化するこ
とができる。これによってアイテムの多くをまとめるこ
とができる。利用者は、短い説明を「ボールペン」まで
スクロール・ダウンし、次いで他の行すべてを除去でき
る。分離すると、「製品」ボタンを選択することによっ
て、ボールペンを展開することができる。次いで、ペン
を、色によって、またポイント・スタイルによってまと
めることができる。次いで、青の０．５のペンがすべ
て、１行に現れる。その他の行を削除した後、青の０．
５のペンを展開して、価格、製造業者、説明などを含
め、その他のいずれかの属性に基づいて、互いに比較す
ることができる。

【００４０】この例では、利用者は、動的に表示と対話
することによって、所望のアイテムを系統的に見つけて
分離することができる。ＧＵＩのこの対話型動作は、多
数のきわめて類似しているアイテムがある場合に多大な
利益をもたらす。青の０．５のポイントのボールペンを
見つける別の方法はカテゴリから開始する方法である。
利用者はカタログからペン・カテゴリを選択し、何百も
の様々な入手可能なペンを表示させることができる。カ
テゴリ・アプローチの一つの利点は、カテゴリ固有の属
性を即座に使用できることである。何百ものペンを、イ
ンク色およびポイント・スタイルに基づいてまとめ、青
の０．５のペンを１行に分離することができる。その他
のすべての行を除去して、青の０．５の行を展開するこ
とによって、その結果現れる特定の表示に基づいてさら
なる比較を行うことができる。

【００４１】図７は、サーチ要求、直接の問い合わせ、
カテゴリの選択の結果、あるいは、その他のいずれかの
カタログ選択プロセスの結果として得られ得るより複雑
なアイテム・セットを示す。アイテムはバルブであり、
サプライヤ、説明および価格のグローバル属性に加え、
接続サイズ、運転温度、接続タイプ、圧力定格、材料の
ローカル属性が追加されて表示されている。

【００４２】図３の場合のように、表示は、各アイテム
について１行を含み、各アイテムを説明する値が属性の
列の中に配列されている。サーチ・ウィンドウ７００は
サーチする用語を示す。カテゴリ・ウィンドウ７０６
は、サーチした結果について、アイテムの一つのカテゴ
リを示す。「次」ボタン７０８は利用者を次の画面に進
ませる。表示されている表には、ペンの場合のように、
各属性のための各列の最上部に名称７１０を有するヘッ
ダ行がある。名称７１０は、すべての異なる値のリスト
を呼び出せるように、選択可能になっている。この場
合、利用者は、値を選択して、例えば選択した価格また
は価格範囲に表示を限定する。各属性の隣には、「削
除」ボタン７１８、「ソート・ダウン」ボタン７２２、
「ソート・アップ」ボタン７２０、および「比較」ボタ
ン７１２がある。図８では、接続タイプに基づいてアイ
テムをまとめるために、「接続タイプ」属性の「比較」
ボタンが選択されている。グループは、「マッチする製
品」列を使って、６種類のフランジ付接続バルブ、３種
類の差込接続バルブ、および４種類のねじ込み接続バル
ブがあることを示している。

【００４３】上述のペンの例と同様の方法で、グループ
のいくつかの属性値が統合され、値の範囲が示されてい
る。例えば、価格および接続サイズは、まとめられてい
るアイテムのすべての値を含む範囲として表示される。
例えば、フランジ付きバルブの場合、接続サイズは１／
２、３／４、１、および２であり、これらがまとめられ
て１／２〜２という表示になっている。これに対して、
圧力定格はまとめられていない。ねじ込みバルブについ
ては、両方の可能な値、２２５ＰＳＩと６００ＰＳＩが
リストとして示されている。この表示は、表のセルに十
分なスペースがないため、一部が表示されていない。様
々なユーザ・インタフェース機能のいずれか一つを提供
して、利用者が各セルの内容をすべて見ることができる
ようにすることが可能である。範囲を表示するか、また
は全ての値を記載するかの選択は、システムまたは利用
者が行うことができる。例えば、「比較」ボタンを選択
すると、利用者が範囲またはリストを示すかを選択する
ことができる、ダイアログ・ボックスを表示させること
ができる。あるいは、２つまたは３つの値がある場合に
はリストを、それ以上の値がある場合には範囲を示すよ
うに、システムを構成することができる。

【００４４】図９では、バルブを展開して図７の表示に
戻し、その後、「圧力定格」属性に基づいて統合してあ
る。すなわちまとめてある。これによって、利用者は、
２種類の異なる圧力定格があることがわかる。６００Ｐ
ＳＩのバルブがまとめられており、２種類の６００ＰＳ
Ｉのバルブに共通する特徴を表示中で容易に見ることが
できる。さらに、１１種類の２２５ＰＳＩバルブについ
ても、属性値の統合表示から、はるかに多彩な特徴を知
ることができる。

【００４５】図１０は、図６でペンについて示したもの
とは異なる複数のまとめたものを結合するアプローチを
示す。図６では、まとめる順序が表示に影響した。すで
にまとめられたアイテムに対して、その後の統合をそれ
ぞれ実行した。したがって、例えば、図６では、図４の
表示の上で統合を実施した。図４は、４種類の青ペンを
一つのアイテムとして示している。青ペンのうち２種類
は、ポイント・スタイルが０．５であり、２種類は、ポ
イント・スタイルが０．７である。ポイント・スタイル
に基づいて３グループのペンにまとめたところ、ポイン
トが０．５の青ペンは、同じくポイント・スタイルが
０．５の赤ペンおよび黒ペンとは統合されなかった。代
わりに、一つのアイテムとして記載されていた青ペン
は、一つのアイテムのまま一緒に残っていた。さらに、
その一つのアイテムは、ポイント・スタイルが、他のペ
ンの０．５のポイント・スタイルとはマッチしない０．
５〜０．７の範囲であり、したがって、それらの他のペ
ンとは統合されなかった。それに対して、図５における
ように、最初にポイント・スタイルに基づいてペンをま
とめると、０．５のペンのすべてが単一のリストに結合
される。

【００４６】図１０は、まとめるために属性を選択する
順番が問題にはならない統合のアプローチを示す。図１
０では、アイテムが、選択された両方の属性に関してマ
ッチする値を有する場合にのみまとめられる。「接続タ
イプ」および「圧力定格」属性に基づいてまとめられて
いる。したがって、まとめられたアイテムのそれぞれ
は、「接続タイプ」および「圧力定格」属性に関して、
たった一つの値のみを有する。これは、見る者に、それ
らの２つの属性値のどの組合せが提供されるかを即座に
示すことになる。例えば、６００ＰＳＩの定格は、ねじ
込み接続タイプについてのみ入手可能である。２２５Ｐ
ＳＩの定格については、３種類の接続タイプすべてが入
手可能であり、また、表には、２２５ＰＳＩと６００Ｐ
ＳＩの２種類の圧力定格しかない。提供した例からわか
るように、あるアイテムを見つける上で、両方の統合ア
プローチが非常に役に立ち得る。システムを、その一方
またはもう一方を提供するように構成することもできる
し、あるいは、利用者が「比較」ボタンを選んだとき
に、選択が提供されるようにすることもできる。

【００４７】図１０の表示は、統合の順序が問題になる
反復アプローチをシステムにおいて使用することによっ
ても得られる。このような例では、利用者は、まず、属
性、「接続タイプ」か「圧力定格」のうちの一つに基づ
いてまとめることができる。次いで、その結果得られた
表示をもう一方の属性に基づいて展開することにより、
図１０の表示を得ることができる。したがって、例え
ば、表示を、まず「接続タイプ」に基づいて統合し（図
８参照）、次いで、「圧力定格」に基づいて展開する
と、ねじ込みバルブのグループが、図１０に示す２２５
ＰＳＩおよび６００ＰＳＩのグループに分割される。い
ずれにしても、本発明は、利用者が、多数の異なる表示
を繰り返すことによって、アイテムを完全に理解し、特
定の所望するアイテムを見つけることができるようにす
る。

【００４８】図１１は、上述の本発明の対話型比較を用
いてアイテムを見つけるプロセスを、図３〜１０に示す
グラフィカル・ユーザ・インタフェース（ＧＵＩ）に関
して示す。図１１では、利用者は、電子カタログのサー
チ・インタフェースを使ってサーチを実行する１１０３
ことによって開始する。サーチが必要でなく、利用者
が、アイテムのカテゴリまたはサブカテゴリを選択する
ことによって、または既存のリストを使って開始する場
合もある。利用者は、カタログ全体から開始する場合も
ある。本発明によって可能になる対話型比較は、所望の
アイテムを見つけるために、何千、さらには何百万もの
カタログ・アイテムを短時間で圧縮して分析することが
可能になる。

【００４９】アイテムのリストを得ると、利用者は、対
話型比較モジュールを開始して１１０５、上述の機能を
実行することができる。利用者は、アイテムをグループ
化する前に、表示を変更することができる。利用者は、
興味のある属性が所望のように提示されていなければ１
１０７、その表示を変えることができる。例えば、利用
者は、他の属性までスクロールしたり、または、対象と
する属性に該当する「削除」ボタンを使って、表示から
属性を削除することができる１１０９。削除した属性
は、復活させることができ、また、サーチおよびその他
の目的のためにカタログ中に残っている。表示が所望通
りに属性を提示したならば、次いで、利用者は、属性を
選択し、その属性の「比較」ボタンを選択することによ
って１１１１、対話型比較プロセスを開始することがで
きる。これにより、上記で説明したように、類似アイテ
ムが単一のアイテムに統合される。

【００５０】次に、アイテムが所望の表示可能サブセッ
トで提示されたならば１１１３、それらのアイテムを展
開したフォームで見ることができ１１１５、所望のアイ
テムを選択することができる１１１７。アイテムのプレ
ゼンテーションが、所望のアイテムを利用者が容易に見
つけることができる所望の表示可能サブセット中にない
場合には１１１３、図１１Ｂに示すように、その表示を
さらに調整することができる。利用者は、統合のため
に、異なる属性または追加の属性を選択することができ
る１１１１。結果として表示されたアイテムを、一つだ
けまたは狭い範囲の値が属性の列に記載されるように限
定することができる１１２１。したがって、例えば、バ
ルブのリストを、１インチのコネクタを備えたものに限
定する場合がある。これは、ＧＵＩの一実施形態では、
属性名の上をクリックすることによって行うことができ
る。値またはいくつかの値を入力できるダイアログ・ボ
ックスが生成される１１２３。これは、パラメータ詳細
化と呼ばれることがある。

【００５１】さらに、属性の一つの値に従ってアイテム
をソートすることにより、結果として現れた表示を調整
することができる１１２５。ＧＵＩの一実施形態では、
属性名の上をクリックし、表示されたダイアログ・ボッ
クスでソート・オプションを選択することによって、こ
れを行うことができる１１２７。別の実施形態では、属
性値の上をクリックし、結果として表示されるダイアロ
グ・ボックスまたはメニューでソートを選択することに
よって、これを行うことができる。このコマンドは、ま
とめられているアイテムのグループを含めて、選択され
た属性に従って各アイテムをソートする。したがって、
例えば、低圧力定格が高圧力定格の前に記載される。

【００５２】表示から行を除去することによって、表示
をさらに調整することができる１１２９。この行は、一
つのアイテムに対応する場合も、またはまとめられてい
るアイテムのグループに対応する場合もある。一実施形
態では、該当する行の「削除」ボタンを選択することに
よって、行を削除することができる１１３１。図１１Ｂ
のオプションを繰り返すことによって、アイテムを比較
して、所望のアイテムを選択することを可能にする適切
な表示可能サブセットにアイテムを収めることができ
る。利用者は、まさに望んでいるアイテムを分離するこ
とができるまで、アイテムの展開と統合を交互に行いな
がら、図１１Ｂのオプションを繰り返すことができる。

【００５３】属性値を使ったグループ化、ソート、およ
びパラメータ詳細化に加えて、表示を、カテゴリを使っ
てさらに詳細化することができる。利用者は、記載され
ているアイテムのすべてが単一のカテゴリのものになる
ように、表示を詳細化することができる。一つの電子カ
タログについて、アイテムは、一般に、分類によって、
「家具、椅子」や「文具、ペン」などのカテゴリにソー
トまたは関連付けられる。まだアイテムのすべてが単一
のカテゴリではない場合には１１３３、利用者は、他の
カテゴリのアイテムをすべて除去することによって、単
一のカテゴリを選択することができる１１３５。これ
は、ＧＵＩ上に表示されたリストから一つのカテゴリを
選択することによって、行うことができる。

【００５４】カテゴリを選択した結果１１３５、そのカ
テゴリに固有のローカル属性が表示される。これらのロ
ーカル属性を検討して、特定のカテゴリに固有の、所望
のローカル属性が表示されているかどうかを判断するこ
とができる１１３７。上記の例では、これらの属性に
は、インク色、ポイント・スタイル、圧力定格などが含
まれる。望まない属性は、図１１Ｂに関して説明したの
と同じ方法で除去することができる１１３９。属性を使
って、図１１Ｂに関して説明したのと全く同じように、
ソート、範囲指定、および詳細化を行うことができる。
したがって、カテゴリおよび属性を繰り返し使用して、
よりよい比較を行うことができる。所望のアイテムが見
つかり、選択すると、それをショッピング・カートに追
加することもできるし、またはそれに関連する属性の他
のものを見ることができるような別の方法で表示するこ
ともできる。例えば、そのアイテムの挿絵、価格、納品
条件、および入手可能性を示す詳細ビューが利用可能な
場合もある。あるいは、管理またはデータ管理の目的
で、そのアイテムにアクセスすることができる。アイテ
ムを変更、除去、追加、または試験することにより、カ
タログを最新のものに維持し、またはその品質を監視す
ることができる。

【００５５】本明細書で説明しているステップは、プロ
セッサ２０２などのプログラムされたプロセッサの制御
下において実施することができるが、他の実施形態で
は、例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・ア
レイ（ＦＰＧＡ）、ＴＴＬロジック、または特定用途向
け集積回路（ＡＳＩＣ）などのいずれかのプログラム可
能または固定符号化されたロジックによって、ステップ
を全部または部分的に実施することができることに留意
されたい。さらに、本発明の方法は、プログラムされた
汎用コンピュータ・コンポーネントまたはカスタム・ハ
ードウェア・コンポーネントのどのような組合せによっ
ても実施することができる。したがって、本明細書で開
示しているどのようなことも、本発明を、ハードウェア
・コンポーネントの特定の組合せによって列挙ステップ
を実施している特定の実施形態に限定するものとして解
釈されるべきではない。

【００５６】現在の記載においては、本発明が完全に理
解できるように、説明の目的で、多数の特定の詳細事項
を記載している。しかし、当業者には、これらの特定の
詳細事項のいくつかがなくても本発明を実施できること
が明らかであろう。他の場合には、よく知られた構造お
よびデバイスが構成図の形で示されている。いずれかの
特定の実装のための特定の詳細事項は、当技術分野にお
いて平均的なスキルを有する者が必要に応じて提供する
ことができる。

【００５７】本発明は、ハードウェア・コンポーネント
によって実施可能な、またはソフトウェアまたはファー
ムウェアの命令などの機械実行可能命令で実施すること
ができる様々なステップを含んでいる。機械実行可能命
令を使って、その命令でプログラムされている汎用また
は専用プロセッサにステップを実行させることができ
る。あるいは、ステップを、ハードウェアおよびソフト
ウェアの組合せによって実行することができる。

【００５８】本発明を、コンピュータ（または他の機
械）をプログラムして本発明に従ってプロセスを実行さ
せる命令を記憶している機械可読媒体を含むことが可能
なコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供す
ることができる。機械可読媒体には、フロッピー（登録
商標）・ディスケット、光ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、光
磁気ディスク、ＲＯＭ、ＲＡＭ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲ
ＯＭ、磁気または光カード、フラッシュ・メモリ、また
は電子命令を記憶するのに適したその他のいずれかのタ
イプの媒体を含めることができるが、それらのみに限定
されない。さらに、本発明を、コンピュータ・プログラ
ム・プロダクトとしてダウンロードすることもできる。
その場合、プログラムを、搬送波またはその他の機械可
読伝播媒体で実現されたデータ信号によって、通信リン
ク（例えば、モデムまたはネットワーク接続）を介し
て、リモート・コンピュータから、要求しているコンピ
ュータに転送することができる。

【００５９】本発明の実施形態を、ｅカタログにおいて
事務用品およびバルブを見つけることに関して説明して
いるが、重要なことは、本明細書に記載の方法および装
置は、文書、データファイルを含めて、他のいずれかの
タイプの電子カタログおよび他のいずれかのアイテム源
において、アイテムを見つけ、比較し、かつソートする
ことにも同様に適用可能なことである。さらに、本発明
を電子カタログに関して説明してきたが、電子書式で記
憶されている他のタイプの順序付き情報も、本発明から
利益を得ることができる。

【００６０】本開示は、本発明の例示的実施形態を詳細
に説明しているが、本発明が、記載の通りの実施形態に
限定されるものではないことを理解されたい。したがっ
て、本明細書および図面は、限定的な意味においてでは
なく、例示的な意味においてみるべきものである。頭記
の特許請求の範囲が定義している本発明の範囲におい
て、様々な適合化、変更、および修正を実施することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施にあたって使用するのに適した、
電子カタログ・システムの構成図である。

【図２】本発明の実施に適したコンピュータ・システム
の、代表的な例を示す図である。

【図３】電子カタログ・システムからの、ペンのリスト
の代表的な表示を示す図である。

【図４】インク色に基づいてまとめられた図３のリスト
の、代表的な表示を示す図である。

【図５】ポイント・スタイルに基づいてまとめられた図
３のリストの、代表的な表示を示す図である。

【図６】インク色、次いでポイント・スタイルに基づい
てまとめられた図３のリストの、代表的な表示を示す図
である。

【図７】電子カタログからの、バルブのリストの代表的
な表示を示す図である。

【図８】接続タイプに基づいてまとめられた図７のリス
トの、代表的な表示を示す図である。

【図９】接続タイプ、次いで圧力定格に基づいてまとめ
られた図７のリストの、代表的な表示を示す図である。

【図１０】接続タイプおよび圧力定格に基づいてまとめ
られた図７のリストの、代表的な表示を示す図である。

【図１１Ａ】属性およびカテゴリを使って様々なアイテ
ムを比較する流れ図である。

【図１１Ｂ】行および列を使った比較のさらなる詳細を
示す、図１１Ａの図の一部の流れ図である。

【符号の説明】

１２ アプリケーション・サーバ、サーバ １４ データベース、電子カタログ １６ サーブレット １８ ワークステーションまたはクライアント、ワーク
ステーション、クライアント ２０ ブラウザ ２２ サーチ表示 ２４ サーチ・エンジン ２６ 規則記憶装置 ２０１ バスまたは情報を通信するためのその他の通信
手段、バス ２０２ マイクロプロセッサ、プロセッサ ２０４ メイン・メモリ ２０６ 不揮発性メモリ ２０７ 大容量記憶装置、大容量メモリ ２２１ モニタ、ディスプレイ ２２２ 英数字入力デバイス ２２３ カーソル制御入力デバイス ２２５ 通信デバイス ３００ テキスト・ボックス、ボックス ３０４ カテゴリ表示領域 ３０６ 「カテゴリ」ラジオ・ボタン ３０８、７０８ 「次」ボタン ３１０ 「製造業者（Ｍｆｒ名）」ボタン、選択可能属
性名、属性名 ３１２−１、３１２−２、３１２−３、３１２−４、３
１２−５、３１２−６「比較」ボタン ３１６−１、３１６−２、３１６−３ マッチする製品 ３１４ 「マッチする製品」ボタン ３１８、３２４ 「削除」ボタン ３２０ 「ソート・アップ」ボタン ３２２ 「ソート・ダウン」ボタン ７００ サーチ・ウィンドウ ７０６ カテゴリ・ウィンドウ

フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・マイケル・ウィルムゼン アメリカ合衆国・80020・コロラド州・ウ ェストミンスター・カラマス コート・ 14731 Ｆターム(参考） 5B075 PP03 PP13 PQ02 PQ20 PQ32 PQ46 5E501 AA02 AC33 BA04 BA05 CA03 CB02 CB09 EA10 FA03 FA13 FA14 FA23 FA48

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 アイテムのリストと、 記載されているアイテムの属性に関連する複数の属性識
   別子と、 記載されているアイテムのそれぞれの属性のうち少なく
   ともいくつかについての値と、 アイテムを、関連する属性についてのアイテムの値に基
   づいてグループ化し、グループ化したアイテムを一つの
   アイテムとして表示するための、属性識別子に関連付け
   られたグループ化ボタンとを含むグラフィカル・ユーザ
   ・インタフェース（ＧＵＩ）。
2. 【請求項２】 アイテムの値に基づいてグループ化する
   ことが、ある範囲内の属性値を有するアイテムをグルー
   プ化することを含む請求項１に記載のＧＵＩ。
3. 【請求項３】 グループ化ボタンが、さらに、グループ
   化されたアイテムが一つのアイテムとして表示された場
   合に、そのグループ化されたアイテムの属性値の範囲を
   表示するためのものである請求項２に記載のＧＵＩ。
4. 【請求項４】 値の範囲の表示が、一つのアイテムとし
   て表示されているグループ化されたアイテムの対応する
   属性の値に置き換わる請求項３に記載のＧＵＩ。
5. 【請求項５】 別の属性識別子に関連付けられたグルー
   プ化ボタンをさらに含み、それによって、両方のグルー
   プ化ボタンが選択された場合に、アイテムが、両方の関
   連する属性についてのアイテムの値に基づいてグループ
   化され、また、グループ化されたアイテムが一つのアイ
   テムとして表示される請求項１ないし４のいずれか一項
   または複数項に記載のＧＵＩ。
6. 【請求項６】 アイテムのリストを表示するステップ
   と、 各アイテムの複数の属性についての値を表示するステッ
   プと、 表示されている属性のうちの一つの選択を受け取るステ
   ップと、 選択された属性に基づいて、表示されているアイテムの
   うち少なくともいくつかをまとめるステップと、 まとめられたアイテムを一つのアイテムとして表示する
   ステップとを含む方法。
7. 【請求項７】 一つのアイテムとして表示されているま
   とめられたアイテムの総数を、その表示されている一つ
   のアイテムに関連して表示するステップをさらに含む請
   求項６に記載の方法。
8. 【請求項８】 まとめた後、表示されている属性のうち
   の第２の属性の選択を受け取るステップと、その選択さ
   れた第２の属性に基づき、表示されているアイテムのう
   ち少なくともいくつかをさらにまとめるステップと、そ
   のさらにまとめられたアイテムを一つのアイテムとして
   表示するステップをさらに含む請求項６または７に記載
   の方法。
9. 【請求項９】 値の範囲の選択を受け取るステップをさ
   らに含み、まとめるステップが、アイテムの少なくとも
   いくつかについて選択された属性の値を比較するステッ
   プと、選択された範囲内の属性を有するアイテムを、一
   つのの統合アイテムに結合するステップとを含む請求項
   ６ないし８のいずれか一項または複数項に記載の方法。
10. 【請求項１０】 アイテムの少なくとも一つに対応する
    カテゴリの選択を受け取るステップと、 特に選択されたカテゴリのアイテムに関連する属性につ
    いて、少なくとも一つのアイテムの値を表示するステッ
    プと、 カテゴリに固有の属性の選択を受け取るステップと、 選択された属性に基づいて、選択されたカテゴリの表示
    されているアイテムのうち少なくともいくつかをまとめ
    るステップとをさらに含む請求項６ないし８のいずれか
    一項または複数項に記載の方法。
11. 【請求項１１】 アイテムのリストと、各アイテムの複
    数の属性についての値を提示するための表示と、 表示されている属性のうちの一つの選択を受け取るため
    のユーザ・インタフェースと、 表示されているアイテムの少なくともいくつかを、一つ
    のアイテムとして表示するために、選択された属性に基
    づいてまとめるためのプロセッサとを含む装置。
12. 【請求項１２】 プロセッサが、まとめられているアイ
    テムを含めて、表示されているアイテムの少なくともい
    くつかを、ユーザ・インタフェースから受け取った第２
    の属性の選択に基づいてさらにまとめ、また、そのさら
    にまとめたアイテムを、表示上に一つのアイテムとして
    提示されるように提供する請求項１１に記載の装置。