JP2003271021A - トナーカートリッジの装着状態検出装置 - Google Patents
トナーカートリッジの装着状態検出装置Info
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Abstract
トリッジ着脱部に正常に装着されていないときには、ト
ナーカートリッジが正常に装着されていないことを検出
するために必要となる平均時間を最小化する。 【解決手段】 中央制御部156は、通信開始処理時
に、無線通信装置130を4個の無線通信タグ72と順
次、通信を行うように制御し、無線通信装置130が通
信先として選択された無線通信タグ72と通信可能であ
る場合、この無線通信タグ72が取り付けられたトナー
カートリッジがカートリッジ着脱部に装着状態にあるこ
とを判断し、無線通信装置130が通信先として選択さ
れた無線通信タグ72の通信不能である場合、この無線
通信タグ72が取り付けられたトナーカートリッジがカ
ートリッジ着脱部に対して非装着状態にあることを判断
する。
Description
のトナーカートリッジがそれぞれ着脱可能に装着される
複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に
適用され、複数個のトナーカートリッジの装置本体にお
ける装着状態及び非装着状態を検出するためのトナーカ
ートリッジの装着状態検出装置に関するものである。
ザプリンタ等の画像形成装置には、メンテナンスを容易
にするために、トナーを収容する容器がトナーカートリ
ッジとして構成されたものがある。このような画像形成
装置では、装置本体に設けられた複数のカートリッジ着
脱部にそれぞれトナーカートリッジが着脱可能に装着さ
れ、何れかのトナーカートリッジ内から全てのトナーが
排出されると、そのトナーカートリッジが新しいものに
交換されることでトナー補給が行われる。ここで、特に
画像形成装置がカラー画像の形成可能なものである場合
には、複数のカートリッジ着脱部に複数個(例えば、ク
ロ、シアン、マゼンタ、イエローに対応する4種類のト
ナーカートリッジ)が装着され、これらのトナーカート
リッジからそれぞれ異なる色のトナーが装置本体側へ供
給され、これらのトナーが用いられてカラー画像が形成
される。
数個のトナーカートリッジにそれぞれ電波通信機能及び
情報の記憶機能を有するタグ(無線通信タグ)を取り付
け、装置本体側には無線通信タグとの間で情報の入出力
を行うための無線通信部を配置したものがある。この種
の画像形成装置では、装置本体にトナーカートリッジが
装着されると、無線通信部と無線通信タグとの間で電波
通信を行うことで、装置本体に設置された中央制御部が
無線通信タグに記憶された情報を読み取り、又は無線通
信タグに情報を書き込むことが行われる。これにより、
例えば、中央制御部は、無線通信タグから読み取った情
報によりトナーカートリッジに充填されたトナーの種類
等を判断したり、また画像形成後にトナーの消費量に応
じて無線通信タグに書き込まれたトナー残量に関するデ
ータを更新することで、トナーカートリッジの寿命を管
理する。
イン電源が投入されてオン状態になった時及び装置メン
テナンス用の外装扉が閉鎖された時に、無線通信部と複
数個のトナーカートリッジにそれぞれ取り付けられた無
線通信タグとの間の通信状態に応じて各トナーカートリ
ッジがカートリッジ着脱部に正常に装着されているか否
かを判断するものがある。具体的には、この画像形成装
置では、その中央制御部が無線通信部を複数個のトナー
カートリッジにそれぞれ取り付けられた無線通信タグと
順次、通信状態となるように制御する。この際、中央制
御部は、無線通信部が送信先として選択された1個の無
線通信タグと通信可能になると、その無線通信タグが取
り付けられたトナーカートリッジがカートリッジ着脱部
に正常に装着されていると判断する。また中央制御部
は、無線通信部が送信先として選択された1個の無線通
信タグと通信できない場合には、その無線通信タグが取
り付けられたトナーカートリッジがカートリッジ着脱部
に正常に装着されていないと判断し、例えば、ユーザに
対してトナーカートリッジが正常に装着されていないこ
とをアラームメッセージ等により通知する。
ような画像形成装置では、無線通信部を複数個のトナー
カートリッジにそれぞれ取り付けられた無線通信タグと
順次、通信状態となるように制御する際、無線通信部の
通信先となる1個の無線通信タグを常に同じ順(例え
ば、トナーの色を基準として、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)、クロ(K)、シアン(C)の順)で選択する
と、何れかのトナーカートリッジがカートリッジ着脱部
に正常に装着されていないときには、トナーカートリッ
ジが正常に装着されていないことを検出するために必要
となる時間(平均時間)が比較的長いものになる。すな
わち、無線通信部を1個の無線通信タグと電波により通
信可能な状態とするためには、有線の場合と比較してか
なり長い時間を要することから、例えば、4番目の通信
先となる無線通信タグが取り付けられたトナーカートリ
ッジがカートリッジ着脱部に正常に装着されていない場
合には、メイン電源の投入等からトナーカートリッジが
正常に装着されていないことがユーザへ通知されるまで
の時間が長いものになってしまう。
数個のトナーカートリッジの何れかがカートリッジ着脱
部に正常に装着されていないときには、トナーカートリ
ッジが正常に装着されていないことを検出するために必
要となる平均時間を小さいものにできるトナーカートリ
ッジの装着状態検出装置を提供することにある。
めに、本発明に係る請求項1記載のトナーカートリッジ
の装着状態検出装置では、カートリッジ検出手段が、無
線通信部を複数個の無線通信タグと順次、通信を行うよ
うに制御し、無線通信部が通信先として選択された1個
の無線通信タグと通信可能である場合、この無線通信タ
グが取り付けられたトナーカートリッジがカートリッジ
着脱部に対して装着状態にあることを判断し、無線通信
部が通信先として選択された1個の無線通信タグの通信
不能である場合、この無線通信タグが取り付けられたト
ナーカートリッジが前記カートリッジ着脱部に対して非
装着状態にあることを判断し、かつカートリッジ検出手
段が、無線通信部と複数個の無線通信タグとの前回の通
信時に、カートリッジ着脱部に対する非装着状態が判断
されたトナーカートリッジがあった場合には、このトナ
ーカートリッジの無線通信タグを無線通信部の通信先と
して優先的に選択することにより、無線通信部と複数個
の無線通信タグとの前回の通信時に、カートリッジ着脱
部に対する非装着状態が判断されたトナーカートリッジ
があった直後に、カートリッジ検出手段が、無線通信部
を複数個の無線通信タグと順次、通信を行うように制御
する際、無線通信部を、非装着状態になっている可能性
が最も高いトナーカートリッジの無線通信タグと優先的
に通信を開始するように制御できるので、この通信時に
複数個のトナーカートリッジの何れかがカートリッジ着
脱部に正常に装着されていないときには、トナーカート
リッジが正常に装着されていないことを検出するために
必要となる平均時間を小さいものにできる。
態検出装置は、前回のトナーカートリッジの装着状態及
び非装着状態を判断した際に、何れかのトナーカートリ
ッジの非装着状態が検出され、この直後に、再びトナー
カートリッジの装着状態及び非装着状態を判断する際に
は、前回の装着状態及び非装着状態の判断時に、非装着
状態であったトナーカートリッジが非装着状態のままで
ある可能性が最も高いという発明者等の経験的な知見に
基づいて創作されたものである。
態として判断される場合においては、ユーザが装置の操
作に不慣れであることに起因し、トナーカートリッジが
カートリッジ着脱部に挿入されているが、カートリッジ
着脱部に完全に装着されていないという状況が多く発生
する。このような状況で、ユーザは、トナーカートリッ
ジが非装着状態であることを通知されても、トナーカー
トリッジがカートリッジ着脱部に挿入されていることを
確認するだけで、トナーカートリッジを完全に装着する
ことなく、所定のリセット操作を行うことが多々ある。
従って、このような状況においては、本発明に係るトナ
ーカートリッジの装着状態検出装置によれば、トナーカ
ートリッジが正常に装着されていないことを検出するた
めに必要となる時間を最小にできる。
ートリッジの装着状態検出装置では、請求項1記載の構
成において、カートリッジ検出手段が、無線通信部と複
数個の無線通信タグとの前回の通信時に、全てのトナー
カートリッジがカートリッジ着脱部に対して装着状態に
あったことを判断した場合、前回の通信時にトナー残量
の少ないトナーカートリッジの無線通信タグほど無線通
信部の通信先として優先的に選択することにより、全て
のトナーカートリッジがカートリッジ着脱部に正常に装
着されていた後に、カートリッジ検出手段が、無線通信
部を複数個の無線通信タグと順次、通信を行うように制
御する際には、無線通信部を、今回の通信開始の直前に
新しいものに交換された可能性が最も高いトナーカート
リッジの無線通信タグと優先的に通信を開始するように
制御できる。
たままで交換されなかったトナーカートリッジについて
は、非装着状態となる可能性は極めて低く、カートリッ
ジ着脱部に対して新たに装着されたトナーカートリッジ
については、ユーザの誤操作等により非装着状態になる
可能性が高い。従って、無線通信部を最も非装着状態に
なっている可能性が高いトナーカートリッジから順に優
先的に通信するように制御できるので、トナーカートリ
ッジの何れかがカートリッジ着脱部に正常に装着されて
いないときには、トナーカートリッジが正常に装着され
ていないことを検出するために必要となる平均時間を小
さいものにできる。
ーザープリンターについて図面を参照して説明する。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例としてレー
ザープリンターが示されている。このレーザープリンタ
ー10は、公知の電子写真プロセスにより、外部装置か
ら入力した画像情報に基づいて画像(トナー像)を形成
し、この画像を記録紙等に記録するものである。ここ
で、電子写真プロセスとは、電子写真感光体に対する帯
電、レーザー露光による静電潜像の形成、トナーによる
静電潜像の現像を経て電子者写真感光体上に形成された
トナー像を記録材に転写し、これを加熱定着することで
記録材に画像を記録する一連のプロセスを言い、この電
子写真プロセス及び電子写真プロセスに直接的に関係す
る電子写真感光体等の各種部品(プロセス部品)のう
ち、本発明の本質とは直接関係しないものについては、
詳細な説明を省略する。なお、本実施形態に係るレーザ
ープリンター10は、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、クロ(K)及びシアン(C)のトナーを用いて
カラー画像の形成が可能とされたものである。
部として筐体12が設けられており、この筐体12内に
は、装置を構成する各種部品を支持するためのメインフ
レーム14が設けられている。メインフレーム14に
は、装置の幅方向(矢印W方向)に沿った一端部(図1
では左端部)にプロセスユニット16が配置されてい
る。このプロセスユニット16には、メインフレーム1
4により装置の奥行方向に沿ってスライド可能に支持さ
れたスライドフレーム18が設けられており、このスラ
イドフレーム18には、中間転写ベルト、転写器、クリ
ーニング器等の所定のプロセス部品(図示省略)が搭載
されている。これにより、メンテナンス時には、プロセ
スユニット16をメインフレーム14内から外部へ引き
出し、スライドフレーム18に搭載されたプロセス部品
の交換、点検作業等の簡略化が図れている。
ト16に隣接するように4個の感光体ドラム20,2
2,24,26が支持されると共に、これらの感光体ド
ラム20,22,24,26にそれぞれ接するように4
台の現像器21,23,25,27が配置されている。
これら4台の現像器21,23,25,27は、それぞ
れマゼンタ(M)、イエロー(Y)、クロ(K)及びシ
アン(C)のトナーに対応しており、感光体ドラム2
0,22,24,26の外周面(像担持面)に形成され
た静電潜像をKトナー、Mトナー、Yトナー及びCトナ
ーによりそれぞれトナー像として現像する。
6にそれぞれ形成されたトナー像は、プロセスユニット
16側に配置された中間転写ベルト上に転写、重畳され
てフルカラーのトナー像を形成する。このフルカラーの
トナー像は、中間転写ベルトから記録紙等の記録材へ転
写された後、加熱定着され記録材に記録される。またレ
ーザープリンター10では、Kトナーのみで形成された
モノクロのトナー像を記録材へ記録することも可能とさ
れている。トナー像が記録された記録材は、筐体12の
上面部に形成された排紙トレー部28上又は、筐体12
の側面部に側方へ延出するように取り付けられた排紙ト
レー30,32上へ排紙される。
ってメインフレーム14に隣接するようにカートリッジ
ホルダ34が設けられている。このカートリッジホルダ
34には、図2に示されるように、それぞれ略円柱状に
形成された4個のトナーカートリッジ36,38,4
0,42が着脱可能に装着されている。これらのトナー
カートリッジ36,38,40,42内には、それぞれ
内部に異なる色のトナー(マゼンタ(M)トナー、イエ
ロー(Y)トナー、クロ(K)トナー及びシアン(C)
トナー)が充填されている。
側(図1の紙面手前側)の側面部にプロセスユニット1
6及びカートリッジホルダ34に対向してメンテナンス
用の外装扉13が開閉可能に設けられている。これによ
り、ユーザ等は、外装扉13を開放させ、プロセスユニ
ット16及びカートリッジホルダ34を外部に露出させ
ることで、プロセスユニット16をメインフレーム14
内から外側へ引き出し、またカートリッジホルダ34に
対してトナーカートリッジ36,38,40,42をそ
れぞれ着脱することが可能になる。
ーカートリッジ36,38,40,42はトナーを一時
的に収容するための容器として構成されている。すなわ
ち、レーザープリンター10では、現像器21,23,
25,27の作動時に、トナーカートリッジ36,3
8,40,42内からトナーを排出させ、このトナーを
現像器21,23,25,27に供給し、またトナーカ
ートリッジ36,38,40,42内に充填されたトナ
ーが全て排出されると、そのトナーカートリッジ36,
38,40,42が新しいものに交換される。このと
き、トナーがトナーカートリッジ36,38,40,4
2内に密封されていることから、レーザープリンター1
0に対するトナー補給を簡単な作業で行え、またトナー
補給時におけるトナー飛散による装置内外の汚染も効果
的に防止できる。
ジ36,38,40,42は、樹脂材料により薄肉円筒
状に成形されたトナータンク44を備えている。このト
ナータンク44には、軸方向に沿った一端面(後端面)
に内部に連通する開閉口(図示省略)が設けられてい
る。トナータンク44は、その後端部に円筒状の閉塞栓
46が圧入、接着等により取り付けられ、この閉塞栓4
6により前記開閉口が閉塞されている。閉塞栓46は、
トナータンク44と略同一の外径を有する薄肉円筒状に
形成されており、その内周側が円板状の底板部45によ
り塞がれている。また閉塞栓46内には、底板部47の
外側にプレート状の把手部48が一体的に成形されてい
る。
の先端部には、その周壁部の内周側に断面が略矩形状と
された内周筒部50が一体的に設けられており、この内
周筒部50の底板部には、円板状の従動連結板52がト
ナータンク44の軸心Sを中心として回転可能に設置さ
れている。従動連結板52の表面側には、周方向に沿っ
て複数の噛合爪53が一体的に形成されている。一方、
トナータンク44内には、ねじ軸状に形成されたトナー
搬送用のスクリューフィーダ(図示省略)が同軸的に配
置されており、このスクリューフィーダは従動連結板5
2に連結され、この従動連結板52と一体となって回転
する。
側にトナー供給口54及びトナー充填口55がそれぞれ
形成されており、トナー供給口54の外周側には、周方
向に沿ってスライド可能とされたシャッター部材56
(図4参照)が配置されている。シャッター部材56
は、トナー供給口54を閉塞する閉塞位置とトナー供給
口54を開放する開放位置との間でスライド可能とされ
ており、コイルスプリング等の付勢部材(図示省略)に
より常に閉塞位置に付勢されている。これにより、シャ
ッター部材56は、トナーカートリッジ36,38,4
0,42がカートリッジホルダ34に装着されていない
状態では、閉塞位置に保持される。またトナータンク4
4の周壁部にはトナー充填口55の外周側にキャップ部
材58が固着されてトナー充填口55が閉塞されてい
る。
の後端部には、その周壁部の内周面と内周筒部50の外
周面との間に形成される空間内に周壁部と内周筒部50
とを連結するように4枚の仕切板60,61,62,6
3がリブ状に形成されている。これらの仕切板60,6
1,62,63は、トナータンク44における周壁部と
内周筒部50との間に形成される環状の空間を周方向に
沿って小空間に区画している。これらの小空間は、トナ
ータンク44の先端面で開口すると共に、図6に示され
るように、後端側がトナータンク44の底板部45によ
り閉塞されている。
板60と仕切板61との間の小空間及び仕切板61と仕
切板62との間にの小空間は、それぞれ後述する1個の
無線通信タグ72(図4参照)を収納するための収納室
64,66として構成されている。また仕切板60と仕
切板63との間の小空間も、1個の無線通信タグ72を
収納する収納室68として構成されているが、この収納
室68は、図5に示されるように、内周筒部50のエッ
ジ部50A付近を境として機能的には収納部68Aと収
納部68Bとに区画されており、収納室68では、2個
の収納部68A,68Bの何れかに選択的に無線通信タ
グ72が収納可能とされている。従って、1個の無線通
信タグ72は、収納室64、収納室66及び収納室68
における2個の収納部68A,68Bの何れかに選択的
に収納され、この選択された収納室64,66及び収納
部68A,68Bに応じて取付位置が周方向に沿って変
化する。
は、軸方向から見た投影形状が収納室64,66に対応
する略扇状とされており、収納室64、収納室66、収
納室68における収納部68A,68Bの何れかに嵌挿
されることで、その収納室64,66及び収納部68
A,68Bの何れかの内部に収納、保持される。無線通
信タグ72には、外周面における挿入側の端部に外周側
に突出する一対の掛止爪74が形成され、さらに入口側
の端面部に軸心S側へ突出する係合突起76が形成され
ている。一方、トナータンク44の周壁部には、無線通
信タグ72における掛止爪74に対応する掛止穴78が
収納室64,66及び収納部68A,68B毎に形成さ
れており、内周筒部50の後端面には、無線通信タグ7
2における係合突起76に対応する係合凹部80が収納
室64,66及び収納部68A,68B毎に形成されて
いる。
4,66及び収納部68A,68Bの何れかに嵌挿され
ると、その外周面をトナータンク44の内周面に密着さ
せた状態となって、一対の掛止爪74をそれぞれ一対の
掛止穴78に挿入すると共に、係合突起76を係合凹部
80に係合させる。これにより、軸方向に沿った移動が
確実に拘束され、かつ係合突起76を係合凹部80に係
合することで周方向に沿ったガタツキの発生が確実に防
止される。このとき、掛止穴78に挿入された掛止爪7
4は、無線通信タグ72自体を内周側に弾性変形させな
ければ掛止穴78から抜けない。このため、収納室6
4,66及び収納部68A,68Bの何れかに嵌挿され
た無線通信タグ72は、専用の治具等を用いなければ、
トナータンク44から容易に取り外せないようになって
いる。
内には、銅線等の導電性線材がコイル状に巻き巻かれて
構成されたタグ側アンテナ82が設けられている。タグ
側アンテナ82は、その導電性線材の巻中心であるコイ
ル軸TCが無線通信タグ72の厚さ方向と平行となるよ
うに設けられ、また軸直角方向に沿ったコイル面の形状
が無線通信タグ72の外周面に沿って湾曲している。具
体的には、無線通信タグ72には、図5及び図6に示さ
れるように、互いに平行となるように湾曲した外壁部8
4と内壁部86とが設けられ、これらの外壁部84と内
壁部86との間を巻芯部88が連結している。この巻芯
部88の外周側に導電性線材が巻かれることにより、軸
方向に沿って扁平なタグ側アンテナ82が無線通信タグ
72の外周面に沿って湾曲するように構成されている。
ナ82の内周側には外部から密閉された隔室部90が設
けられている。隔室部90内には回路基板92が納めら
れており、この回路基板92上には無線通信タグ72の
制御回路が1チップとして集積されたICチップ94が
実装されている。ICチップ94は、回路基板92等を
介してタグ側アンテナ82に電気的に接続されている。
られたカートリッジホルダ34には、装置の高さ方向
(矢印H方向)に沿って上段部に2個のカートリッジ着
脱部96,98が、中段部及び下段部にそれぞれ1個ず
つカートリッジ着脱部100,102が設けられてお
り、これらのカートリッジ着脱部96,98,100,
102には、それぞれ1個のトナーカートリッジ36,
38,40,42が着脱可能に装着される。ここで、カ
ートリッジホルダ34に装着された4個のトナーカート
リッジ36,38,40,42は、その軸方向外側から
見て逆L字状の配列となっており、これにより、4個の
トナーカートリッジ36,38,40,42が高さ方向
に沿って直線状に配列された場合と比較し、装置の高さ
方向への寸法増加が抑制されている。
ダ34には、装置奥側の端部に4個のトナーカートリッ
ジ36,38,40,42のそれぞれ装着位置に対応す
るように4個(図2では上段部の2個のみが示されてい
る。)の駆動プレート108が設けられている。これら
の駆動プレート108は、それぞれ外形形状が肉厚板状
とされており、その厚さ方向が装置の奥行方向と一致す
るように支持されている。駆動プレート108には、ト
ナーカートリッジ36,38,40,42の先端面に対
向する表面部にトナーカートリッジ36,38,40,
42の従動連結板52(図4参照)に対応する駆動連結
板(図示省略)が回転可能に配置されている。この駆動
連結板は、基本的には従動連結板52と対称的な形状と
されており、従動連結板52と噛合可能とされている。
また駆動プレート108内には、それぞれ駆動モータ
(図示省略)が内蔵されており、この駆動モータは現像
器21,23,25,27の作動時に回転して駆動連結
板を回転させる。
ダ34には、装置手前側の端部に4個のトナーカートリ
ッジ36,38,40,42を囲うように逆L字状に延
在する支持プレート104が設けられており、この支持
プレート104には、4個のトナーカートリッジ36,
38,40,42のそれぞれ装着位置に対応するように
4個の支持ブラケット106が連結固定されている。カ
ートリッジホルダ34に装着された4個のトナーカート
リッジ36,38,40,42は、カートリッジホルダ
34に装着された状態では、駆動プレート108と支持
ブラケット106との間に掛け渡され、これらの駆動プ
レート108及び支持ブラケット106により先端部及
び後端部が支持される。また支持ブラケット106に
は、トナーカートリッジ36,38,40,42のシャ
ッター部材56に係合可能とされたシャッター係合部
(図示省略)が設けられている。
ダ34の各カートリッジ着脱部96,98,100,1
02には、駆動プレート108と支持ブラケット106
との間に2個のガイド部材110,112が奥行方向に
延在するように設けられており、トナーカートリッジ3
6,38,40,42は、カートリッジホルダ34に対
する挿脱時には、ガイド部材110,112により奥行
方向に沿って直線的に移動するように案内される。
カートリッジ36,38,40,42をカートリッジホ
ルダ34における対応するカートリッジ着脱部96,9
8,100,102に装着する際には、先ず、トナーカ
ートリッジ36,38,40,42を奥行方向に沿って
装置奥側へ挿入し、トナーカートリッジ36,38,4
0,42の先端部を駆動プレート108に突き当てる。
これにより、トナーカートリッジ36,38,40,4
2の先端部が駆動プレート108に連結されて支持さ
れ、また支持ブラケット106のシャッター係合部がト
ナーカートリッジ36,38,40,42のシャッター
部材56に係合する。
リッジ36,38,40,42を時計方向へ所定角度だ
け回転させることで、トナーカートリッジ36,38,
40,42がカートリッジ着脱部96,98,100,
102に装着完了する。このとき、駆動プレート108
に配置された駆動連結板がトナーカートリッジ36,3
8,40,42の従動連結板52に噛み合い、駆動プレ
ート108に内蔵された駆動モータが、駆動連結板及び
従動連結板52を介してトナーカートリッジ36,3
8,40,42内のスクリューフィーダへトルク伝達可
能に連結される。またトナーカートリッジ36,38,
40,42のカートリッジ着脱部96,98,100,
102での回転に連動し、支持ブラケット106のシャ
ッター係合部によりトナーカートリッジ36,38,4
0,42のシャッター部材56が閉塞位置から開放位置
ヘスライドし、トナー供給口54が開放される。
ー10には、カートリッジホルダ34における各カート
リッジ着脱部96,98,100,102と現像器2
1,23,25,27との間にトナー給送管114が設
けられている。このトナー給送管114の一端部は支持
ブラケット106に接続されており、トナーカートリッ
ジ36,38,40,42がカートリッジ着脱部96,
98,100,102に装着されると、支持ブラケット
106を介してトナーカートリッジ36,38,40,
42のトナー供給口54に接続される。またトナー給送
管114内には、トナー搬送用のスクリューフィーダ
(図示省略)が配置されており、このスクリューフィー
ダには、トルク伝達軸116等を介して駆動プレート1
08内の駆動モータからのトルクが伝達される。
1,23,25,27の作動時に、作動している現像器
21,23,25,27に対応する駆動プレート108
に内蔵された駆動モータを回転させる。これにより、ト
ナーカートリッジ36,38,40,42は、スクリュ
ーフィーダの作用によりトナー供給口54からトナーが
所定速度で排出され、このトナーがトナー給送管114
を通して作動状態にある現像器21,23,25,27
に供給される。このとき、現像器21,23,25,2
7に供給されるトナー量は、現像のために消費されるト
ナーの量と略等しくなるように設定されている。
ダ34には、カートリッジ着脱部96,98間における
装置奥側及びカートリッジ着脱部100,102間にお
ける装置奥側にそれぞれプレート状のアンテナユニット
118,120が設置されている。これら2個のアンテ
ナユニット118,120には、それぞれ樹脂により薄
肉プレート状に成形されたケーシング部122が設けら
れると共に、このケーシング部122内に銅線等の導電
性線材が巻き回されたコイル状の本体側アンテナ124
が配置されている。アンテナユニット118,120
は、そのコイル軸BC(図5参照)がケーシング部12
2の厚さ方向と平行となり、かつ軸直角方向に沿った表
裏面(コイル面)がケーシング部122の面方向と平行
になっている。ここで、カートリッジホルダ34におけ
る上段部に配置されたアンテナユニット118は、その
面方向が装置の幅方向(矢印W方向)と直交するように
支持され、中段部と下段部との間に配置されたアンテナ
ユニット120は、その面方向が装置の高さ方向(矢印
H方向)と直交するように支持されている。
ダ34にトナーカートリッジ36,38,40,42が
装着された状態では、上側のアンテナユニット118
は、装置の幅方向に沿ってトナーカートリッジ36,3
8間に形成される隙間に挿入されるように支持され、ま
た下側のアンテナユニット120は、装置の高さ方向に
沿ってトナーカートリッジ40,42間に形成される隙
間に挿入されるように支持される。
ートリッジ着脱部96に装着されたトナーカートリッジ
36には、収納室68における収納部68A内に無線通
信タグ72が嵌挿され、カートリッジ着脱部98に装着
されたトナーカートリッジ38には収納室64に無線通
信タグ72が嵌挿されている。これにより、トナーカー
トリッジ36におけるタグ側アンテナ82は、そのコイ
ル面を本体側アンテナ124の厚さ方向に沿った一方の
コイル面に十分に近接させつつ正対させ、またトナーカ
ートリッジ38におけるタグ側アンテナ82は、そのコ
イル面を本体側アンテナ124の厚さ方向に沿った他方
のコイル面に十分に近接させつつ対向させる。
ートリッジ着脱部100に装着されたトナーカートリッ
ジ40には、収納室66内に無線通信タグ72が嵌挿さ
れ、カートリッジ着脱部102に装着されたトナーカー
トリッジ42には収納室68における収納部68B内に
無線通信タグ72が嵌挿されている。これにより、トナ
ーカートリッジ40におけるタグ側アンテナ82は、そ
のコイル面を本体側アンテナ124の上面側のコイル面
に十分に近接させつつ正対させ、またトナーカートリッ
ジ42におけるタグ側アンテナ82は、そのコイル面を
本体側アンテナ124の下面側のコイル面に十分に近接
させつつ正対させる。
テナ124との電波送受信は、通常、アンテナ間の距離
が短いほど効率が良くなり、またタグ側アンテナ82と
本体側アンテナ124とが同軸的な位置関係に近づくほ
ど効率が良くなる。レーザープリンター10では、トナ
ーカートリッジ38,40,42に取り付けられたタグ
側アンテナ82については、本体側アンテナ124と同
軸的に支持されており、アンテナ間の距離が一定の条件
下では、略最高効率で本体側アンテナ124との電波送
受信が可能になっている。またトナーカートリッジ36
に取り付けられたタグ側アンテナ82については、本体
側アンテナ124に一定角度(約20°)傾いて支持さ
れているが、本体側アンテナ124との距離が十分に小
さいことから、十分に高い効率で電波送受信が可能にな
っている。
側アンテナ82と本体側アンテナ124との距離が十分
に短くなっていることから、このアンテナ82,124
間の距離に対応して無線通信タグ72と本体側の無線通
信装置130(図7参照)との間で使用される電波出力
が十分も小さく設定されている。これにより、本体側ア
ンテナ124と通信関係が設定されていない無線通信タ
グ72との混信が確実に防止可能になり、かつトナーカ
ートリッジ36,38,40,42がカートリッジ着脱
部96,98,100,102に正常に装着されていな
い状態では、そのトナーカートリッジ36,38,4
0,42の無線通信タグ72と本体側アンテナ124と
の間の距離が長くなることから、その無線通信タグ72
と無線通信装置130との間では通信不能になる。
に、上記のように構成された本実施形態に係るレーザー
プリンターにおける無線通信システムの構成及び動作に
ついて説明する。
ープリンターにおける無線通信システムの構成がブロッ
ク図として示されている。この無線通信システム128
は、4個のトナーカートリッジ36,38,40,42
にそれぞれ取り付けられた無線通信タグ72及び装置本
体側に配置された無線通信装置130により構成されて
いる。無線通信装置130は、カートリッジホルダ34
に配置された2個のアンテナユニット118,120及
び、これらのアンテナユニット118,120にそれぞ
れ内蔵された本体側アンテナ124に接続された本体部
132を備えている。
6,38,40,42に取り付けられる無線通信タグ7
2は、コイル上のタグ側アンテナ82及び回路基板92
上に実装されたICチップ94を備えている。ICチッ
プ94には、図7に示されるように、CPU134、送
受信回路136、電源回路138、ROM140及びE
EPROM142が集積された単一素子として構成され
ている。CPU134は、ROM140に格納された制
御プログラムに従って無線通信タグ72全体を制御す
る。またROM140には、制御プログラムに加えて、
トナーカートリッジ36,38,40,42の種類に応
じた固有の情報としてマルチID、パスワード及びシス
テムIDが格納されている。ここで、マルチIDとは、
基本的にトナーカートリッジ36,38,40,42に
種類に対応して予め決められたデータであり、またパス
ワード及びシステムIDは、それぞれ無線通信装置13
0との情報交換を許可された無線通信タグ72であるこ
とを確認するためのデータである。
維持するための電力が不要とされた不揮発性の情報記憶
素子であり、CPU134により任意の情報が書き込ま
れると共に、書き込まれた情報から任意のものを読み出
すことが可能とされている。具体的には、EEPROM
142には、例えば、CPU134により下記のような
情報が書き込まれ、必要に応じて書き込まれた情報の内
容が更新される。
に対する露光量、帯電量、現像バイアス等のプロセス情
報 トナーカートリッジ36,38,40,42につい
てのロット番号、製造日、種類、保存期間、認識番号、
リサイクル回数、リサイクル回数の上限値、カートリッ
ジの構成部品の交換時期 トナーについてのロット番号、製造日、充填量(残
量)、種類、保存期間、リサイクル回数、リサイクル回
数の上限値 無線通信タグ72における送受信回路136は、情報送
信時には、CPU134から送られてきたパラレルの情
報信号をシリアルの情報信号に変換した後、この情報信
号により変調された電気信号をタグ側アンテナ82へ出
力する。これにより、タグ側アンテナ82からは、CP
U134からの情報信号に対応する電波信号が出力(輻
射)される。また送受信回路136は、情報受信時に
は、タグ側アンテナ82により受信した電波信号により
得られた電気信号をシリアルの情報信号に復調した後、
この情報信号をパラレルの情報信号に変換してCPU1
34に出力する。
は、無線通信装置130との送受信時に、タグ側アンテ
ナ82に電磁誘導により生じた所定周波数の交流電流を
情報信号から分離し、この交流電流を直流電流に変換し
た後、CPU134及び送受信回路136に供給する。
これにより、CPU134及び送受信回路136には、
無線通信装置130との送受信時に必要な電力が供給さ
れ、無線通信タグ72には電池、バッテリ等の電源が不
要とされている。
0には、CPU144、送受信回路146、電源回路1
48、ROM150、RAM152及びインターフェイ
ス回路154が設けられている。ここで、送受信回路1
46は、アンテナに対して2個の入出力端子146A,
146Bを備えており、一方の入出力端子146Aには
アンテナユニット118の本体側アンテナ124が接続
され、他方の入出力端子146Bにはアンテナユニット
120の本体側アンテナ124が接続されている。送受
信回路146は、無線通信タグ72との情報送受信時
に、情報の入出力先に応じて入出力端子146A,14
6Bの一方のみをオン状態とし、他方をオフ状態とす
る。
た制御プログラムに従って無線通信装置130全体を制
御する。またROM150には、制御プログラムに加え
て、全てのトナーカートリッジ36,38,40,42
についてのマルチID、パスワード及びシステムIDが
格納されている。CPU144は、無線通信タグ72か
ら入力したマルチID及びパスワードをROM150に
格納されたマルチID及びパスワードと比較、照合する
ことで、電波通信中の無線通信タグ72が取り付けられ
ているトナーカートリッジ36,38,40,42の種
類を識別すると共に、無線通信装置130との情報交換
を許可された無線通信タグ72であることを確認する。
54を通してレーザープリンター10全体を制御するた
めの中央制御部156が接続されており、この中央制御
部156から送られてきた各トナーカートリッジ36,
38,40,42毎の感光体ドラム20,22,24,
26に対する露光量、帯電量、現像バイアス等のプロセ
ス情報、このプロセス情報に基づいて演算されるトナー
消費量等の書き込み情報をRAM152に一時記憶させ
た後、所定のタイミングでRAM152から送信情報を
読み出し、無線通信タグ72へ送信する。これにより、
無線通信タグ72のCPU134は、無線通信装置13
0から受信した書き込み情報をEEPROM142に書
き込み、トナーの充填量から消費量を減算したトナー残
量をEEPROM142に記録する。
送信時には、CPU144から送られてきたパラレルの
情報信号をシリアルの情報信号に変換した後、この情報
信号により変調された電気信号を2個の本体側アンテナ
124の何れかへ出力する。これにより、本体側アンテ
ナ124からは、CPU144からの情報信号に対応す
る電波信号が出力(輻射)される。また送受信回路14
6は、情報受信時には、本体側アンテナ124により受
信した電波により得られた電気信号をシリアルの情報信
号に復調した後、この情報信号をパラレルの情報信号に
変換してCPU144に出力する。
信タグ72との交信中に所定周波数の交流電流を本体側
アンテナ124に供給する。これにより、この本体側ア
ンテナ124に対向するタグ側アンテナ82には電磁誘
導が生じ、前述したように、無線通信タグ72に電力が
供給される。ここで、電源回路148により本体側アン
テナ124に供給される交流電流の周波数は、送受信回
路136,146により情報伝送用に用いられる電気信
号の周波数とは異なる帯域(例えば、高周波域)が選択
されている。
トリッジ36,38,40,42内から全てのトナーが
排出されたことを判断した時点で、そのトナーカートリ
ッジ36,38,40,42に取り付けられた無線通信
タグ72にカウントアップ信号を送信する。このカウン
トアップ信号を受けた無線通信タグ72のCPU134
は、EEPROM142に書き込まれているトナーカー
トリッジ36,38,40,42についてのリサイクル
回数及びトナーについてのリサイクル回数に“1”を加
算する。
通信システム128における通信開始処理の一連の動作
が示されている。レーザープリンター10では、外装扉
13が閉鎖位置にあり、かつメイン電源が投入されてオ
フ状態からオン状態になった時及びメイン電源がオン状
態にあって、かつ筐体12の開放位置にあった外装扉1
3が閉鎖位置に移動した時の何れかの時に、無線通信装
置130のCPU144により図8〜図11に示される
無線通信システム128の通信開始処理を行う。
無線通信装置130との通信が行われる通信先は、正確
には各トナーカートリッジ36,38,40,42に取
り付けられ無線通信タグ72であるが、以下の図8〜図
11のフローチャートに係る記載では、無線通信先を正
確に区別する必要ない場合は、説明を簡略化するため無
線通信装置130の通信先を単に「トナーカートリッジ
36,38,40,42」と記載する。
プ300にて、レーザープリンター10の中央制御部1
56は、前回の通信開始処理でトナーカートリッジ3
6,38,40,42の何れかの非装着を検出したか否
かを判断する。このとき、前回の通信開始処理でトナー
カートリッジ36,38,40,42の全てが装着状態
であった場合には、ルーチンを図10に示されるステッ
プ350へ移行し、何れかのトナーカートリッジ36,
38,40,42が非装着状態であった場合には、ルー
チンをステップ302へ移行する。
は、前回の通信開始処理時にYトナーを収容したトナー
カートリッジ36がカートリッジ着脱部96に非装着状
態であったか否かを判断し、トナーカートリッジ36が
非装着状態であった場合には、無線通信装置130をト
ナーカートリッジ36と通信開始させる(ステップ30
4)。またトナーカートリッジ36が装着状態であった
場合には、ルーチンをステップ308へ移行する。
156は、ステップ304のルーチンにて無線通信装置
130がトナーカートリッジ36と通信成功したか否か
を判断する。このとき、無線通信装置130がトナーカ
ートリッジ36と通信成功した場合には、中央制御部1
56は、トナーカートリッジ36がカートリッジ着脱部
96に正常に装着されていると判断し、ルーチンをステ
ップ308へ移行する。また無線通信装置130がトナ
ーカートリッジ36と通信成功しなかった場合には、中
央制御部156は、トナーカートリッジ36がカートリ
ッジ着脱部96に正常に装着されていないと判断し、ト
ナーカートリッジ36の非装着状態を検出する(ステッ
プ328)。これにより、中央制御部156は、レーザ
ープリンター10の動作を一時停止し、トナーカートリ
ッジ36が非装着状態であることを表示部(図示省略)
によりエラーメッセージとしてユーザに対して表示す
る。
トナーを収容したトナーカートリッジ38について、ス
テップ314〜318では、Cトナーを収容したトナー
カートリッジ42について、ステップ320〜324で
は、Kトナーを収容したトナーカートリッジ40につい
て、それぞれステップ302〜304に示されるYトナ
ーを収容したトナーカートリッジ36の場合と同様の制
御により、前回の通信開始処理時にトナーカートリッジ
38,40,42の非装着状態が検出されている場合に
は、そのトナーカートリッジ38,40,42がカート
リッジ着脱部98,100,102に装着状態にある
か、又は非装着状態にあるかを判断する。このとき、中
央制御部156は、何れかのトナーカートリッジ38,
40,42の非装着状態を検出した場合(ステップ32
8の場合)には、レーザープリンター10の動作を一時
停止し、トナーカートリッジ38,40,42が非装着
状態であること及び、非装着状態であることが検出され
たトナーカートリッジ36,38,40,42の種類
(トナー色)をそれぞれ表示部によりユーザに対して表
示する。
が全てのトナーカートリッジ36,38,40,42と
通信完了したか否かを判断し、全てのトナーカートリッ
ジ36,38,40,42と通信成功している場合に
は、初期通信処理を終了させる。また無線通信装置13
0が何れかのトナーカートリッジ36,38,40,4
2と未だ通信していない場合には、ルーチンを図9に示
されるステップ330に移行する。
制御部156は、前回の通信でトナーカートリッジ3
6,38,40,42にそれぞれ取り付けられた無線通
信タグ72のEEPROM142から読み取ったトナー
残量に基づいて、トナーカートリッジ36,38,4
0,42のうちトナー残量の最も少ないものを選択し、
無線通信装置130をトナー残量の最も少ないトナーカ
ートリッジ36,38,40,42と通信開始させる。
は、無線通信装置130がトナー残量の最も少ないトナ
ーカートリッジ36,38,40,42と通信成功した
か否かを判断する。このとき、無線通信装置130がト
ナー残量の最も少ないトナーカートリッジ36,38,
40,42と通信成功した場合には、トナー残量の最も
少ないトナーカートリッジ36,38,40,42が正
常にカートリッジ着脱部96,98,100,102に
装着されていると判断し、ルーチンをステップ334へ
移行する。このステップ334では、中央制御部156
は、無線通信装置130が全てのトナーカートリッジ3
6,38,40,42と通信成功したか否かを判断し、
全てのトナーカートリッジ36,38,40,42と通
信成功した場合には、初期通信処理を終了させる。
30がトナー残量の最も少ないトナーカートリッジ3
6,38,40,42と通信成功しなかった場合には、
トナー残量の最も少ないトナーカートリッジ36,3
8,40,42がカートリッジ着脱部96,98,10
0,102に正常に装着されていないと判断し、そのト
ナーカートリッジ36,38,40,42の非装着状態
を検出する(ステップ346)。これにより、中央制御
部156は、レーザープリンター10の動作を一時停止
し、トナーカートリッジ36が非装着状態であることを
表示部によりエラーメッセージとしてユーザに対して表
示する。
番目にトナー残量の少なくトナーカートリッジ36,3
8,40,42について、またステップ342〜346
では、3番目にトナー残量の少ないトナーカートリッジ
36,38,40,42について、それぞれステップ3
30〜334に示される最もトナー残量の少ないトナー
カートリッジ36,38,40,42の場合と同様の制
御により、そのトナーカートリッジ36,38,40,
42がカートリッジ着脱部96,98,100,102
に装着状態にあるか、又は非装着状態にあるかを判断す
る。このとき、中央制御部156は、2番目又は3番目
にトナー残量の少ないトナーカートリッジ36,38,
40,42の非装着状態を検出した場合(ステップ34
8の場合)には、レーザープリンター10の動作を一時
停止し、トナーカートリッジ36,38,40,42が
非装着状態であること及び、非装着状態であることが検
出されたトナーカートリッジ36,38,40,42の
種類(トナー色)をそれぞれ表示部(図示省略)により
ユーザに対して表示する。
前回の通信開始処理でトナーカートリッジ36,38,
40,42の全てが装着状態であった場合、ルーチンを
図10に示されるステップ350へ移行する。このステ
ップ350では、中央制御部156は、前回の通信でト
ナーカートリッジ36,38,40,42にそれぞれ取
り付けられた無線通信タグ72のEEPROM142か
ら読み取ったトナー残量に基づいて、トナーカートリッ
ジ36,38,40,42のうちトナー残量の最も少な
いものを選択し、無線通信装置130をトナー残量の最
も少ないトナーカートリッジ36,38,40,42と
通信開始させる。
は、無線通信装置130がトナー残量の最も少ないトナ
ーカートリッジ36,38,40,42と通信成功した
か否かを判断する。このとき、無線通信装置130がト
ナー残量の最も少ないトナーカートリッジ36,38,
40,42と通信成功した場合には、トナー残量の最も
少ないトナーカートリッジ36,38,40,42が正
常にカートリッジ着脱部96,98,100,102に
装着されていると判断し、ルーチンをステップ354へ
移行する。
30がトナー残量の最も少ないトナーカートリッジ3
6,38,40,42と通信成功しなかった場合には、
トナー残量の最も少ないトナーカートリッジ36,3
8,40,42がカートリッジ着脱部96,98,10
0,102に正常に装着されていないと判断し、そのト
ナーカートリッジ36,38,40,42の非装着状態
を検出する(ステップ366)。これにより、中央制御
部156は、レーザープリンター10の動作を一時停止
し、トナーカートリッジ36,38,40,42が非装
着状態であること、及び最も残量が少ないトナーカート
リッジ36,38,40,42の種類(トナー色)を表
示部によりユーザに対して表示する。
番目にトナー残量の少ないトナーカートリッジ36,3
8,40,42について、ステップ358〜360で
は、3番目にトナー残量の少ないトナーカートリッジ3
6,38,40,42について、ステップ362〜36
4では、4番目にトナー残量の少ないトナーカートリッ
ジ36,38,40,42について、それぞれステップ
350〜352に示される最もトナー残量の少ないトナ
ーカートリッジ36,38,40,42の場合と同様の
制御により、それらのトナーカートリッジ36,38,
40,42がカートリッジ着脱部96,98,100,
102に装着状態にあるか、又は非装着状態にあるかを
順次、判断する。このとき、中央制御部156は、2番
目〜4番目にトナー残量の少ないトナーカートリッジ3
6,38,40,42の非装着状態を検出した場合(ス
テップ366の場合)には、レーザープリンター10の
動作を一時停止し、トナーカートリッジ36,38,4
0,42が非装着状態であること及び、非装着状態であ
ることが検出されたトナーカートリッジ36,38,4
0,42の種類(トナー色)をそれぞれ表示部(図示省
略)によりユーザに対して表示する。
成された本実施形態に係るレーザープリンター10によ
る作用について説明する。
では、中央制御部156が無線通信装置130を4個の
トナーカートリッジ36,38,40,42にそれぞれ
取り付けられた無線通信タグ72と順次、通信を行うよ
うに制御し、無線通信装置130が通信先として選択さ
れた1個の無線通信タグ72と通信可能である場合、こ
の無線通信タグ72が取り付けられたトナーカートリッ
ジ36,38,40,42がカートリッジ着脱部96,
98,100,102に装着状態にあることを判断し、
無線通信装置130が通信先として選択された1個の無
線通信タグ72の通信不能である場合、この無線通信タ
グ72が取り付けられたトナーカートリッジ36,3
8,40,42がカートリッジ着脱部96,98,10
0,102に対して非装着状態にあることを判断する。
装置130部と無線通信タグ72との前回の通信開始処
理時に、カートリッジ着脱部96,98,100,10
2に対する非装着状態が判断されたトナーカートリッジ
36,38,40,42があった場合には、このトナー
カートリッジ36,38,40,42の無線通信タグ7
2を無線通信装置130の通信先として優先的に選択す
ることにより、無線通信装置130と無線通信タグ72
との前回の通信開始処理時に、カートリッジ着脱部9
6,98,100,102に対する非装着状態が判断さ
れたトナーカートリッジ36,38,40,42があっ
た直後に、今回の通信開始処理を行う場合には、無線通
信装置130を、非装着状態になっている可能性が最も
高いトナーカートリッジ36,38,40,42の無線
通信タグ72と優先的に通信を開始するように制御でき
るので、この通信開始処理時に複数個のトナーカートリ
ッジ36,38,40,42の何れかがカートリッジ着
脱部96,98,100,102に正常に装着されてい
ないときには、トナーカートリッジ36,38,40,
42が正常に装着されていないことを検出するために必
要となる平均時間を小さいものにできる。
回の通信開始処理時に、トナーカートリッジ36,3
8,40,42の装着状態及び非装着状態を判断した際
に、何れかのトナーカートリッジ36,38,40,4
2の非装着状態が検出され、この直後に、再びトナーカ
ートリッジ36,38,40,42の装着状態及び非装
着状態を判断する際には、前回の装着状態及び非装着状
態の判断時に、非装着状態であったトナーカートリッジ
36,38,40,42が非装着状態のままである可能
性が最も高い。
6,38,40,42が非装着状態として判断される場
合においては、ユーザがレーザープリンター10の操作
に不慣れであることに起因し、トナーカートリッジ3
6,38,40,42がカートリッジ着脱部96,9
8,100,102に挿入されているが、カートリッジ
着脱部96,98,100,102に完全に装着されて
いないという状況が多く発生する。このような状況で、
ユーザは、トナーカートリッジ36,38,40,42
が非装着状態であることをアラームメッセージとして表
示部により通知されても、トナーカートリッジ36,3
8,40,42がカートリッジ着脱部96,98,10
0,102に挿入されていることを確認(視認)するだ
けで、トナーカートリッジ36,38,40,42をカ
ートリッジ着脱部96,98,100,102に完全に
装着することなく、所定のリセット操作、すなわちメイ
ン電源の投入、外装扉13の閉鎖を行うことが多々あ
る。従って、このような状況においては、本実施形態に
係るレーザープリンターによれば、トナーカートリッジ
36,38,40,42が正常に装着されていないこと
を検出するために必要となる時間を最小にできる。
通信開始処理時に全てのトナーカートリッジ36,3
8,40,42がカートリッジ着脱部に対して装着状態
にあったことを判断した場合、前回の通信開始処理時に
トナー残量が少ないトナーカートリッジ36,38,4
0,42の無線通信タグ72ほど無線通信装置130の
通信先として優先的に選択することにより、全てのトナ
ーカートリッジ36,38,40,42がカートリッジ
着脱部96,98,100,102に正常に装着されて
いた後に、中央制御部156が通信開始処理を実行する
際には、無線通信装置130を、今回の通信開始処理の
直前に新しいものに交換された可能性が最も高いトナー
カートリッジ36,38,40,42の無線通信タグ7
2と優先的に通信を開始するように制御できる。
8,100,102に装着されたままで交換されなかっ
たトナーカートリッジ36,38,40,42について
は、非装着状態となる可能性は極めて低く、カートリッ
ジ着脱部96,98,100,102に対して新たに装
着されたトナーカートリッジ36,38,40,42に
ついては、ユーザの誤操作等により非装着状態になる可
能性が高い。
状態になっている可能性が高いトナーカートリッジ3
6,38,40,42の無線通信タグ72から順に優先
的に通信するように制御できるので、トナーカートリッ
ジ36,38,40,42の何れかがカートリッジ着脱
部96,98,100,102に正常に装着されていな
いときには、今回の通信開始処理によりトナーカートリ
ッジ36,38,40,42が正常に装着されていない
ことを検出するために必要となる平均時間を小さいもの
にできる。
ーカートリッジの装着状態を検出するための構成をレー
ザープリンター10に適用した場合のみを説明したが、
本発明に係る構成は、レーザープリンター10以外の各
種の画像形成装置、例えば、電子写真プロセスを用いて
画像形成を行うファクシミリ装置、プリンター、ファク
シミリ等が一体となった複合機にも適用可能である。
ーカートリッジの装着状態検出装置によれば、複数個の
トナーカートリッジの何れかがカートリッジ着脱部に正
常に装着されていないときには、トナーカートリッジが
正常に装着されていないことを検出するために必要とな
る平均時間を小さいものにできる。
構成を示す側面図である。
ナーカートリッジが着脱可能に装着されたカートリッジ
ホルダの構成を示す斜視図である。
ナーカートリッジ及び無線通信装置のアンテナユニット
の構成を示す斜視図である。
ナーカートリッジ及びトナーカートリッジに取り付けら
れる無線通信タグの構成を示す分解斜視図である。
ナーカートリッジに取り付けられた無線通信タグ及び無
線通信装置のアンテナユニットを軸方向外側から見た正
面図である。
ナーカートリッジに取り付けられた無線通信タグ及び無
線通信装置のアンテナユニットを構成を示す側面断面図
である。
おける無線通信システムの構成を示すブロック図であ
る。
ナーカートリッジの装着状態の検出制御を示すフローチ
ャートである。
ナーカートリッジの装着状態の検出制御を示すフローチ
ャートである。
トナーカートリッジの装着状態の検出制御を示すフロー
チャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 装置本体に設けられた複数のカートリッ
ジ着脱部と、トナーを収容するトナータンク部が設けら
れ、前記カートリッジ着脱部にそれぞれ着脱可能に装着
される複数個のトナーカートリッジとを有し、前記トナ
ーカートリッジにより供給されたトナーを用いて画像を
形成する画像形成装置に適用されるトナーカートリッジ
の装着状態検出装置であって、 前記トナーカートリッジに取り付けられ、タグ側アンテ
ナ、該タグ側アンテナを介して電波により情報を送信
し、又は受信する通信・制御部が搭載された無線通信タ
グと、 前記装置本体に配置されると共に、前記カートリッジ着
脱部に装着された前記トナーカートリッジの前記タグ側
アンテナとの間で電波の送受信が可能とされた本体側ア
ンテナが設けられ、該本体側アンテナを介して1個の前
記無線通信タグと選択的に通信を行う無線通信部と、 前記無線通信部を複数個の前記無線通信タグと順次、通
信を行うように制御し、前記無線通信部が通信先として
選択された1個の前記無線通信タグと通信可能である場
合、該無線通信タグが取り付けられた前記トナーカート
リッジが前記カートリッジ着脱部に対して装着状態にあ
ることを判断し、前記無線通信部が通信先として選択さ
れた1個の前記無線通信タグの通信不能である場合、該
無線通信タグが取り付けられた前記トナーカートリッジ
が前記カートリッジ着脱部に対して非装着状態にあるこ
とを判断するカートリッジ検出手段とを有し、 前記カートリッジ検出手段は、前記無線通信部と複数個
の前記無線通信タグとの前回の通信時に、前記カートリ
ッジ着脱部に対する非装着状態が判断された前記トナー
カートリッジがあった場合、該トナーカートリッジの前
記無線通信タグを前記無線通信部の通信先として優先的
に選択することを特徴とするトナーカートリッジの装着
状態検出装置。 - 【請求項2】 カートリッジ検出手段は、前記無線通信
部と複数個の前記無線通信タグとの前回の通信時に、全
ての前記カートリッジ着脱部に対して前記トナーカート
リッジが装着状態にあることを判断した場合、前回の通
信時にトナー残量の少ない前記トナーカートリッジの前
記無線通信タグほど前記無線通信部の通信先として優先
的に選択することを特徴とする請求項1記載のトナーカ
ートリッジの装着状態検出装置。 - 【請求項3】 前記カートリッジ検出手段は、画像形成
装置のメイン電源がオン状態になった時及び、前記カー
トリッジ着脱部に対して前記トナーカートリッジを着脱
するための画像形成装置の外装扉が閉鎖された時に、前
記無線通信部を複数個の前記トナーカートリッジの前記
無線通信タグと順次、通信を行うように制御することを
特徴とする請求項1又は2記載のトナーカートリッジの
装着状態検出装置。
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