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JP2003265631A - 導通管、それを用いたバルーンカテーテル、動脈硬化治療装置、及び、治療システム - Google Patents

導通管、それを用いたバルーンカテーテル、動脈硬化治療装置、及び、治療システム

Info

Publication number
JP2003265631A
JP2003265631A JP2002069713A JP2002069713A JP2003265631A JP 2003265631 A JP2003265631 A JP 2003265631A JP 2002069713 A JP2002069713 A JP 2002069713A JP 2002069713 A JP2002069713 A JP 2002069713A JP 2003265631 A JP2003265631 A JP 2003265631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
lumen
fiber
guide wire
target position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002069713A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kaneda
明 金田
Tsutomu Fukui
努 福井
Yoshiteru Cho
吉輝 猪
Katsuo Aizawa
勝夫 會沢
Tsuneyuki Nagae
恒幸 長江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002069713A priority Critical patent/JP2003265631A/ja
Publication of JP2003265631A publication Critical patent/JP2003265631A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 導通管の外周に光ファイバーを巻き付ける構
造になっており、各部材の構造・寸法上、冠動脈治療に
求められる細径仕上げが不可能であった。 【解決手段】 液状体を注入することで膨張する透明又
は半透明のバルーンを目的位置に導くためのガイドワイ
ヤーを導通させるガイドワイヤー用ルーメンと、このバ
ルーンを拡張/収縮させるための液状体給排用ルーメン
と、目的位置に光を照射するための導光ファイバー用ル
ーメンとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光感受性物質を患
部に投与し、レーザ光を照射することで患部を光線力学
的治療するデバイス並びに治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動脈硬化治療はバルーンカテーテルによ
る血管拡張手術が主流となっている。しかしながら、拡
張時の機械的ストレスによる血管障害が原因で血管構成
細胞の増殖反応が惹起され再狭窄へと逆戻りする確率が
40%と非常に高い状況にある。近年、この対策として
拡張部に編み目状の金属を留置することで、細胞増殖に
よる再狭窄事故を防止するステント療法が採用されるよ
うになった。
【0003】しかし、ステント療法でも15〜20%の
再狭窄が見られることから、新たな治療方法の開発が急
がれている。その一つとして、光感受性物質とレーザ光
による光線力学的療法が開発され注目を集めるに至って
いる。
【0004】当該療法はバルーンにより血管の拡張手術
を行った患部に、光感受性物質を投与し、レーザ光を光
感受性物質が投与された患部に照射することにより光感
受性物質を励起させ、その結果産生される活性酸素の働
きで血管壁内に存在する増殖因子を死滅させることで再
狭窄事故を防止するものであり、血管の拡張と薬剤の投
与とレーザ光の照射が臨床上の要求技術である。
【0005】なお、薬剤の投与方法については静脈注射
による全身投与方法と、徐放バルーンを用いた局所投与
方法の2つの方法がある。
【0006】従来の技術としては、血管拡張並びに薬剤
投与後の血管に対してレーザ光照射を行う手段が特開平
11−188099号公報に記載されている。
【0007】以下、図を用いて従来の技術について説明
する。
【0008】図12は従来のバルーンカテーテル先端を
示す模式図で、図において、2は導通管、3はバルー
ン、5は導光ファイバー先端、21は側穴である。
【0009】図中、導通管2の先端部が血管内患部に到
達した段階で、導通管2の内腔に取り付けられたバルー
ン拡張用ルーメンから液状体をバルーン3内に注入する
とバルーン3が拡張する。この状態で、導光ファイバー
5の入射端からレーザ光を導光すると導通管に巻き付け
られた導光ファイバー5の先端のクラッド剥離部からレ
ーザ光が洩れバルーン越しに血管内腔にレーザ光が照射
され治療が行われる。21は側穴で、3のバルーンが拡
張したことにより血流が遮断されるので、導通管2に流
路を設け側穴より血液が流れるようにしたものである。
この働きでバルーン拡張時にもある程度の血流が確保さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術では、導通管の外周に光ファイバーを巻き付ける
構造になっており、各部材の構造・寸法上、冠動脈治療
に求められる細径仕上げが不可能であった。
【0011】更に、レーザ光照射のみの機能であり、当
該治療で行われる、血管拡張、光感受性物質の投与、レ
ーザ光照射等、各治療毎にバルーンカテーテルを取り換
えることが必要となり、安全面、作業面、費用面で十分
満足できる内容になっていなかった。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、安全で作業性が良く、冠動脈治療が可能な細径のバ
ルーンカテーテルを提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、液状体を注入することで膨張する透明又は
半透明のバルーンを目的位置に導くためのガイドワイヤ
ーを導通させるガイドワイヤー用ルーメンと、このバル
ーンを拡張/収縮させるための液状体給排用ルーメン
と、目的位置に光を照射するための導光ファイバー用ル
ーメンとからなる導通管を提供する。
【0014】かかる構成によれば、冠動脈治療に求めら
れる細径仕上げが可能になる。
【0015】また、上記の目的を達成するため、本発明
は、液状体を注入することで膨張する透明又は半透明の
バルーンと、このバルーンを目的位置に導くためのガイ
ドワイヤーを導通させるガイドワイヤー用ルーメンと、
前記バルーンを拡張/収縮させるための液状体給排用ル
ーメンと、目的位置に光を照射するための導光ファイバ
ー用ルーメンとからなる導通管とからなり、前記バルー
ンには複数個の孔が開けられ、液状体を徐放可能にした
バルーンカテーテルを提供する。
【0016】かかる構成によれば、薬剤の徐放後、同位
置でのレーザ光照射作業が可能となり、バルーンカテー
テルの入れ替え作業が不必要となる。この結果、バルー
ンカテーテルの抜き出し・挿入行為が削除できることに
よる安全治療や時間短縮が可能となり、薬剤投与位置と
レーザ照射位置が一致することによる正確な治療等々、
臨床上多大なメリットが得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1及び2を用いて説明する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
バルーンカテーテルの先端を示す模式図で、図におい
て、2は透明又は半透明材料による導通管、3は拡張収
縮自在の透明又は半透明材料によるバルーンで血管を拡
げる役割を果たす。4はガイドワイヤー、5は導光ファ
イバー先端部、6はバルーン3内に液状体を供給し、ま
たは排出するための液状体給排用ルーメン、7はガイド
ワイヤーを通すガイドワイヤー用ルーメン、8は、導光
ファイバーを通すための導光ファイバー用ルーメンでバ
ルーン3が目的位置に達した際にこのバルーンを拡張ま
たは収縮させるために液状体10を給排する。
【0019】この、液状体給排用ルーメン6、ガイドワ
イヤー用ルーメン7、導光ファイバー用ルーメン、導通
管2で、バルーンカテーテルの導通管を構成している。
このような構成としたため、冠動脈治療に求められる細
径仕上げが可能になる。
【0020】図2は図1に示すバルーンカテーテル先端
部のA−A' 断面図である。図において、12は照射レ
ーザ光であり導通管並びにバルーン内を透過する。
【0021】以上のような構造を持つバルーンカテーテ
ルを用いて拡張手術後の血管再狭窄防止治療を行う場
合、まずガイドワイヤー4が患部まで挿入され、このガ
イドワイヤー4に沿ってバルーンカテーテル1の先端部
が患部へと導かれる。バルーン3の位置は正確性が要求
されるので、図面に記載していないがバルーン3の近傍
に取り付けられた金属マーカを透視により確認し位置が
確定される。この段階で、導光ファイバー用ルーメン8
に挿入した導光ファイバー5の入射端よりレーザ光を導
光すると先端部が側射加工された導光ファイバー5の先
端部よりレーザ光が導通管2の円周方向に向かって出射
される。導通管2並びにバルーン3は透明又は半透明材
料により構成されていることから、レーザ光はそれぞれ
の構成材料を透過又は拡散しながらバルーン外の血管内
腔へと到達する。
【0022】血管拡張後の患部に対して本発明によるバ
ルーンカテーテルを用いて再狭窄防止治療を行う場合、
バルーンカテーテルの径が1〜1.5mmに収まるため
細い冠動脈血管の再狭窄予防治療に十分活用できる。
【0023】図3は本発明の第2の実施の形態に係るバ
ルーンカテーテル先端部の模式図である。図によれば液
状体給排ルーメンと導光ファイバー用ルーメンを共用化
する共用ルーメン9を設けることで、導通管内のルーメ
ン数を少なくすることが出来、更に導通管の細径化が可
能となる。
【0024】図4は、本発明の第3の実施の形態のバル
ーンカテーテルの先端を示す模式図で、図によればバル
ーン3は11で示す徐放孔を設けている。液状体10に
は光感受性物質の水溶液が使用される。液状体給排用ル
ーメン6に注入された光感受性物質の水溶液は、バルー
ン拡張後その圧力によりバルーン表面に設けられた多数
の徐放孔11から血管内腔へと徐放される。徐放により
光感受性物質が血管壁に十分取り込まれた段階でレーザ
光照射を行うとレーザ光12は、導通管2、光感受性物
質の水溶液並びにバルーン3を経て血管内腔に照射され
る。
【0025】この時、光感受性物質によるレーザ光12
の吸収が懸念されるが、光感受性物質の吸収帯波長に関
する特徴として、不純物を含まない水溶液中において
は、吸収帯波長のピークが643.5nmにあり半値幅
は20nmである。更に、生体に取り込まれた段階で蛋
白質等との結合があった状態では吸収帯波長が664.
5nmにシフトする。従って、バルーン内に止まってい
る光感受性物質の吸収帯波長は少なくとも643.5n
mであり照射波長である664nmのレーザ光に対する
吸収性は軽微でありレーザ光3の透過性阻害は軽微であ
る。なお、共用ルーメン9を設けた実施の形態において
徐放孔11を設けても良い。
【0026】更に軽微にする手段としてレーザ光波長を
長波長側へシフトさせる方法もある。
【0027】図5は、本発明の第4の実施の形態を示す
模式図を示す。図によれば導通管2は、導光ファイバー
用ルーメン8がバルーン内腔と連通している。本導通管
において、光感受性物質の水溶液を徐放した後、バルー
ン3の太さ等により光感受性物質の存在が障害となる場
合は、導光ファイバー用ルーメン8を利用して生理食塩
水等、透明の液体を液状給排用ルーメンから注入しバル
ーン3内の光感受性物質を導光ファイバー用ルーメンか
らバルーン外へと移動、置換する。このことによりレー
ザ照射に対する不安が払拭される。
【0028】図6は本発明の第5の実施の形態を示す模
式図で、バルーン3表面に半球状突起14を取り付けた
もので、図6(b)に示すとおり、半球状突起14が血
管の内壁に当接することで、バルーンの外側面と血管の
内壁面が密着することなく隙間ができるため、光感受性
物質水溶液の徐放性が悪くなるのを防止でき、血管内腔
に光感受性物質が万遍なく浸透する。
【0029】図7は図4又は図6で示したバルーンにお
いて、光感受性物質水溶液を徐放した場合、水溶液がバ
ルーン前後から漏出することを防止する目的でバルーン
の両サイドに漏出防止壁15を設けたものである。
【0030】図8における導通管2は、導光ファイバー
5の先端より出射されるレーザ光12を監視するもの
で、出射されたレーザ光12の一部は導通管2へ経てモ
ニターファイバー用ルーメン17挿入されたモニター用
ファイバー18の先端部に照射される。照射されたレー
ザ光の一部はモニター用ファイバー18の軸方向への光
となりモニター用ファイバーのコネクター側へと導光さ
れ、動脈硬化治療装置22のファイバーの終端部に配置
された読み取り用センサーへと入射される。この情報に
よりレーザ光の照射状況が監視され安定したレーザ照射
が可能となる。
【0031】図9は、ガイドワイヤー用ルーメンを利用
して血流を確保するための手段を講じたもので、ガイド
ワイヤー用ルーメンのバルーン手前側に血管内腔に通ず
る側孔を設け、バルーン拡張時の血液の流路を確保した
ものである。この場合、ガイドワイヤーを一旦側孔部よ
り手前の導入口側へ移動させることにより、より効果的
な流路が確保される。
【0032】図10は、本発明によるバルーンカテーテ
ル1の模式図で、導通管2の先端部に取り付けられたバ
ルーン3と他端のモニターファイバー用導入口19、液
状体注入口20、ガイドワイヤー用導入口21、導光フ
ァイバー用導入口22からなる。
【0033】図11は、本発明のバルーンカテーテル1
と動脈硬化治療装置23からなる治療システムの模式図
であり、導通管2の先端部に取り付けられたバルーン3
とモニター用ファイバー18と導光ファイバー5並びに
レーザ光源及びモニター光の読み取りセンサー等が内蔵
された動脈硬化治療装置23により構成され、動脈硬化
治療装置23により発振されたレーザ光12は、導光フ
ァイバー5によりバルーンカテーテル1の先端部へと導
光されバルーン3の内部において側射光となり血管内腔
を照射する。また、照射光の一部がモニター光としてモ
ニター用ファイバーにて動脈硬化治療装置内へと導光さ
れ読み取りセンサーにて読みとられ、レーザ光源の発振
状況や導光路の異常が検知される。
【0034】図12は、本発明のバルーンカテーテルと
レーザ光源及びモニターファイバーからのレーザ光を読
みとるための光センサー等が内蔵された治療装置による
治療システムである。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、導光ファイバー
によるレーザ光照射を導通管内から行うこと、或いは、
液状体給排ルーメンと導光ファイバー用ルーメンの共用
化によりバルーンカテーテルの細径化が図られ、細い冠
動脈の再狭窄防止治療が可能となった。
【0036】また、バルーン表面に徐放孔を設けること
により光感受性物質の投与とレーザ光照射が一つのバル
ーンカテーテルで可能となり、治療の安全性や時間短縮
が可能となるほか、コスト面での軽減化が可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるバルーンカ
テーテル先端部を示す模式図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるカテーテル
の模式図
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るバルーンカテ
ーテル先端部を示す模式図
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る液状体徐放機
能を持ったバルーンカテーテル先端部を示す模式図
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る連通孔を持っ
たバルーンカテーテル先端部を示す模式図
【図6】本発明の第5の実施の形態に係るバルーン表面
に半球状の突起が設けられた状況を示す模式図
【図7】本発明の第6の実施の形態に係るバルーンを示
す模式図
【図8】本発明の第7の実施の形態に係るレーザ光パワ
ーのモニターファイバー構造を示す模式図
【図9】本発明の第8の実施の形態に係る血液流路を有
する導通管を表す模式図
【図10】本発明の実施の形態に係るバルーンカテーテ
ルを示す正面図
【図11】本発明の実施の形態に係る治療システムを示
す説明図
【図12】従来のバルーンカテーテル先端部の模式図
【符号の説明】
2 導通管 3 バルーン 4 ガイドワイヤー 5 導光ファイバー 6 液状体給排用ルーメン 7 ガイドワイヤー用ルーメン 8 導光ファイバー用ルーメン 10 液状体 11 徐放孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪 吉輝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 會沢 勝夫 横浜市金沢区富岡西6−26−20 (72)発明者 長江 恒幸 東京都世田谷区深沢2−6−6−401 Fターム(参考) 4C082 PA10 PC10 PG13 PJ30 PL03 4C167 AA06 AA09 AA28 BB28 BB47 CC19 DD01 EE07 EE11 FF01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状体を注入することで膨張する透明又
    は半透明のバルーンを目的位置に導くためのガイドワイ
    ヤーを導通させるガイドワイヤー用ルーメンと、このバ
    ルーンを拡張/収縮させるための液状体給排用ルーメン
    と、目的位置に光を照射するための導光ファイバー用ル
    ーメンとからなる導通管。
  2. 【請求項2】 液状体を注入することで膨張する透明又
    は半透明のバルーンを目的位置に導くためのガイドワイ
    ヤーを導通させるガイドワイヤー用ルーメンと、このバ
    ルーンを拡張/収縮させるための液状体を給排させ、か
    つ、目的位置に光を照射するファイバーを導行するため
    の共用ルーメンとからなる導通管。
  3. 【請求項3】 導通管自体が透明又は半透明の請求項1
    または2いずれかに記載の導通管。
  4. 【請求項4】 液状体を注入することで膨張する透明又
    は半透明のバルーンと、このバルーンを目的位置に導く
    ためのガイドワイヤーを導通させるガイドワイヤー用ル
    ーメンと、前記バルーンを拡張/収縮させるための液状
    体給排用ルーメンと、目的位置に光を照射するための導
    光ファイバー用ルーメンとからなる導通管とからなり、
    前記バルーンには複数個の孔が開けられ、液状体を徐放
    可能にしたバルーンカテーテル。
  5. 【請求項5】 液状体を注入することで膨張する透明又
    は半透明のバルーンと、このバルーンを目的位置に導く
    ためのガイドワイヤーを導通させるガイドワイヤー用ル
    ーメンと、このバルーンを拡張/収縮させるための液状
    体を給排させ、かつ、目的位置に光を照射するファイバ
    ーを導行するための共用ルーメンとからなる導通管と、
    前記バルーンには複数個の孔が開けられ、液状体を徐放
    可能にしたバルーンカテーテル。
  6. 【請求項6】 導通管自体が透明又は半透明の請求項4
    または5いずれかに記載のバルーンカテーテル。
  7. 【請求項7】 導光ファイバー用ルーメンが、バルーン
    内腔と連通している請求項4に記載のバルーンカテーテ
    ル。
  8. 【請求項8】 バルーン表面に多数の突起を有する請求
    項4または5記載のバルーンカテーテル。
  9. 【請求項9】 バルーン両端の円周方向に帯状突起を有
    する請求項4または5いずれかに記載のバルーンカテー
    テル。
  10. 【請求項10】 導光ファイバー先端部分から照射され
    る光をモニターするための光ファイバーを導通させるた
    めのモニターファイバー用ルーメンを有する請求項4ま
    たは5いずれかに記載のバルーンカテーテル。
  11. 【請求項11】 血流を確保するための側孔をガイドワ
    イヤー用ルーメンのバルーン手前側に設けた1、2、
    4、5いずれかに記載のバルーンカテーテル。
  12. 【請求項12】 液状体を注入することで膨張する透明
    又は半透明のバルーンと、このバルーンを目的位置に導
    くためのガイドワイヤーを導通させるガイドワイヤー用
    ルーメンと、前記ガイドワイヤー用ルーメンのバルーン
    手前側に設けた側孔と、バルーンを拡張/収縮させるた
    めの液状体給排用ルーメンと、目的位置に光を照射する
    ための導光ファイバー用ルーメンと、照射状況をモニタ
    ーするモニターファイバー用ルーメンと、前記ガイドワ
    イヤーの導入口と、前記導光ファイバーの導入口と、前
    記モニターファイバーの導入口と、前記液状体の注入口
    とを有するコネクターとからなるバルーンカテーテル。
  13. 【請求項13】 液状体を注入することで膨張する透明
    又は半透明のバルーンと、このバルーンを目的位置に導
    くためのガイドワイヤーを導通させるガイドワイヤー用
    ルーメンと前記ガイドワイヤー用ルーメンのバルーン手
    前側に設けた側孔と、前記バルーンが目的位置に到達し
    た際にこのバルーンを拡張/収縮させるための液状体給
    排用ルーメンと、目的位置に光を照射するための導光フ
    ァイバー用ルーメンと、照射状況をモニターするモニタ
    ーファイバー用ルーメンと、前記ガイドワイヤーの導入
    口と、前記導光ファイバーの導入口と、前記モニターフ
    ァイバーの導入口と、前記液状体の注入口とを有するコ
    ネクターとからなるバルーンカテーテルと、前記導光フ
    ァイバー及び前記モニターファイバーに接続する治療装
    置とからなる治療システム。
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