JP2003261910A - 網を用いた防護体及び防護構造 - Google Patents
網を用いた防護体及び防護構造Info
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Abstract
工を可能とし、網の交換が容易な網を用いた防護体を提
供する。 【解決手段】 防護体1は網11からなる防護面11Mを備
える。前記網11が合成樹脂製の無結節網である。設置場
所に網11と設置手段21を搬入し、設置手段21により網11
を設置し、防護体1を形成する。網11が軽量となり、施
工運搬において、大型重機が不要となり、地形的に施工
に制約を受ける場所にも防護体1を設置することが可能
となる。また、合成樹脂製の網11は柔軟性を有するか
ら、搬入時には巻く等することにより、コンパクトにで
き、同時に現場での作業性も良好となる。
Description
を受ける面を備えた網を用いた防護体及び落石を防止す
る網を用いた防護構造に関する。
や積雪等を受け止めて道路等への落下、流入を防止する
防護柵が知られており、例えば、特開平7−19742
3号公報には、山腹の斜面部に間隔を置いて縦孔を穿孔
し、この縦孔に建て込んだパイプ支柱を並設すると共
に、これら各パイプ支柱に複数段のケーブルとともに金
網を張設した落石等の防護柵が提案され、防護面には金
網が用いられている。
00−273827号公報には、防護ネットは鋼製又は
ワイヤー等の剛性線材を並行に取り付けたものや、剛性
線材でネット上に編成したもの、複数の水平ロープ材と
金網を組み合わせたもの等、公知の各種ネットを含むも
のである(公報第0011段)と記載されている。
る防護体では、ワイヤーロープや鋼製の網を組み合わせ
ることにより、落石等から道路などを防護するようにし
ている。
るものでは、部材自身が重量物となるため、据付用の重
機が必要となり、施工範囲に制約を受け、工期の長期化
し、工費が嵩む問題がある。そして、落石防護のために
設けられる防護体は重機の使用に不向きな山の斜面など
に設けられることが多いため、このような山の斜面に防
護体を設ける施工では、部材が重量物であると、その搬
入作業も煩雑となり、施工性に劣る問題がある。
事を行う際、工事期間内だけ仮設の防護体を必要とし、
工事完了後は防護体を撤去する必要が生じることがあ
る。これに対して、従来防護柵では、落石等を受けて補
修が必要になった場合や、耐用年数を過ぎた場合に、網
などの補修や交換が行われるものであり、仮設に使用す
るには不向きである。
低価格での施工を可能とし、網の交換が容易な網を用い
た防護体及び防護構造を提供することを目的とし、加え
て、衝撃吸収機能にも優れた網を用いた防護体及び防護
構造を提供することを目的とする。
らなる面を備えた防護体において、前記網が合成樹脂か
らなり、この網を設置場所に設置する設置手段を備える
ものである。
網と設置手段を搬入し、設置手段により網を設置し、防
護体を形成する。そして、網を合成樹脂とすることによ
り軽量となり、施工運搬において、クレーンなどの大型
重機が不要となり、地形的に施工に制約を受ける場所に
も防護体を設置することができる。また、合成樹脂製の
網は柔軟性を有するから、搬入時には巻く等することに
より、コンパクトンにでき、同時に現場での作業性も良
好となる。
網である。
る線材は、交差部において結ばれずに真っ直ぐに形成さ
れているため、網に力が加わると、その力が網全体に分
散するため、高い衝撃吸収機能が得られる。また、結節
がないから、その分軽量となり、重ねたり、折ったり、
巻いたりした際、コンパクトになる。
際に交差部の線材に引張力が集中するからその部分が弱
く成り易いが、無結節網ではこのような問題がなく、高
い衝撃吸収機能が得られる。
側壁を有する沢であり、前記網の両側を前記両側の側壁
に固定したものである。
段とを現場に搬入し、設置手段により網の両側を沢の側
壁に固定して防護体を設置する。この防護体は安価で容
易に施工することができ、沢における落石・雪崩・風等
に対する防護体となる。特に、沢の側壁を利用すること
により工費を削減できる。
は、間隔を置いて立設した支柱を備え、前記支柱間に前
記網を張設したものである。
段とを現場に搬入し、支柱を立設し、この支柱に網を固
定して防護体を設置する。この防護体は安価で容易に施
工することができ、落石や雪崩などに対する防護体とな
る。
は、立木間に前記網を固定する固定手段を備えるもので
ある。
段とを現場に搬入し、設置手段により網を立木に固定し
て防護体を設置する。この防護体は安価で容易に施工す
ることができ、落石・雪崩・風等に対する防護体とな
る。特に、立木を利用することにより工費を削減でき
る。
道路の脇であり、前記設置手段は、間隔を置いて立設し
た支柱を備え、前記支柱間に前記網を張設したものであ
る。
段とを現場に搬入し、支柱を立設し、この支柱に網を固
定して防護体を道路の脇に設置する。この防護体は安価
で容易に施工することができ、落石や雪崩などに対する
防護体となり、さらには、積雪地区では吹雪による吹き
溜まりの発生を防止できる。
防護構造において、前記網が合成樹脂からなり、前記網
を斜面に設置する設置手段を備えるものである。
の発生する斜面に網を設置し、防護構造を形成する。こ
の防護構造は安価で容易に施工することができ、落石や
雪崩などに対する防護構造となる。
態について図1〜図6を参照して説明する。同図に示す
ように、防護体1は、網11とこの網11を設置する設置手
段21とからなり、前記網11により防護面11Mを形成し、
この例では山間部の沢101に防護体1を設ける。
樹脂からなる貫通型無結筋網であり、例えば合成樹脂製
の繊維糸12,12Aを複数撚り合わせて線材13,13Aを形
成し、これら線材13,13Aは交差方向をなし、交差部14
により無結筋により相互に固定されている。尚、無結節
網にはラッセル式もあるが、好ましくは貫通型を用い
る。図4は構造を説明する説明図であり、同図に示すよ
うに、線材13,13Aの交差部14において、一方の線材13
の繊維糸12,12の間に隙間により形成する輪部15に、他
方の線材13Aの繊維糸12A,12Aを前後逆方向から挿通
し、さらに、交差部14においても繊維糸12,12Aを撚っ
て輪部15,15Aを閉めることにより、両線材13,13Aを
交差部14で固定する。尚、15Aは交差部14で前記繊維糸
12A,12Aの間に隙間により形成する輪部である。そし
て、図4は説明のために輪部15,15Aを開いて図示した
が、実際の網11では、前記輪部15,15Aは閉じられた構
造となる。
にはロープ材16が設けられ、このロープ材16の四方には
金属製の環体17を設けている。また、図5及び図6に示
すように、前記ロープ材16において線材13,13Aの端部
側を折り返し、線材13,13Aの重複部分18で線材13,13
A相互を固定し、表裏の線材13,13Aの間にロープ材16
を配置する。
密度のポリエチレンなどが好適であり、その高密度のポ
リエチレンを用いた場合、網11の比重は0.94〜0.96であ
る。また、必要に応じて、網11にカーボンブラックや紫
外線吸収剤を使用して耐候性を向上することができる。
を有し、これら側壁102,102の間が窪地103になってい
る。
クボルト22を前記環体17に着脱可能に連結する連結環23
とからなり、この連結環23としてはシャックルなどが用
いられる。また、前記網11の下部に補助網24を連結部25
により連結する。この補助網24は、網11に比べて線材が
細い意外は該網11とほぼ同一構成のものが用いられる。
2,102の上部に網11の上部両側をロックボルト22により
固定し、側壁102,102の底部に網11の下部両側をロック
ボルト22により固定し、この場合、ロックボルト22の固
定箇所を穿設してロックボルト22を固定した後、ロック
ボルト22の先端に設けた連結環23を環体17に連結する。
また、補助網24の下部側を窪地103の山側Yに敷設し、
この敷設した部分を窪地103にロックボルト22により複
数箇所固定する。これにより網11の下部と窪地103との
落石等の通過を防止できる。尚、図2に示すように、網
11は上下方向において予め撓みを持たせておく。このよ
うに撓みを持たせることにより、落石等の衝撃を効果的
に吸収できる。
応して、網11からなる面たる防護面11Mを備えた防護体
1において、網11が合成樹脂からなり、この網11を設置
場所たる沢101に設置する設置手段21を備えるから、設
置場所に網11と設置手段21を搬入し、設置手段21により
網11を設置し、防護体1を形成する。そして、網11を合
成樹脂とすることにより軽量となり、施工運搬におい
て、大型重機が不要となり、地形的に施工に制約を受け
る場所にも防護体1を設置することが可能となる。ま
た、合成樹脂製の網11は柔軟性を有するから、搬入時に
は巻く等することにより、コンパクトンにでき、同時に
現場での作業性も良好となる。
2に対応して、網11が無結節網であるから、網11を構成
する線材13,13Aは、交差部14において結ばれずに真っ
直ぐに形成されているため、網11に落石等の力が加わる
と、その力が網11全体に分散するため、高い衝撃吸収機
能が得られる。また、結節がないから、その分軽量で厚
さも薄くなり、重ねたり、折ったり、巻いたりした際、
コンパクトになる。
3に対応して、設置場所が両側に側壁102,102を有する
沢101であり、網11の両側を両側の側壁102,102に固定
したから、網11と設定手段21とを現場に搬入し、設置手
段21により網11の両側を沢101の側壁102,102に固定し
て防護体1を設置する。この防護体1は安価で容易に施
工することができ、沢における落石・雪崩・風等に対す
る防護体1となる。特に、沢101の側壁を利用すること
により工費を削減できる。
成樹脂製で比較的軽量であるから、防護体1を仮設用と
して用い、例えば、沢101の谷側で土木工事などを行う
場合は、工事期間中、防護体1を用い、工事完了後は網
11,24を容易に取り外して撤去することができる。ま
た、ロックボルト22はそのままとして、必要なときだけ
網11,24を張って使用することができる。
し、上記第1実施形態と同一部分に同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略して詳述すると、この例では設置場
所の沢101においてその側壁102,102の間隔が比較的広
い例であり、設定手段21は支柱31を備え、この支柱31の
上部に網11の上部のロープ材16を着脱可能に固定する。
前記支柱31は鋼製パイプなどからなり、下部に取付板32
を一体に有し、この取付板32には孔33が穿設されてい
る。また、窪地103には支柱用固定部34が設けられてい
る。この支柱用固定部34は、孔33を有する取付板32Aの
下面に食い込み脚部35を一体に設けてなる。支柱31の立
設位置に対応して、支柱用固定部35を設置すると共に、
取付板32Aの孔33に挿通したロックボルト36を窪地103
に固定し、このロックボルト36の上端を取付板32Aより
上部に突出しておく。尚、ロックボルト36の上部には雄
螺子部37が形成されている。そして、支柱31の取付板32
の孔33をロックボルト36に合わせて該取付板32を取付板
32Aの上の載置し、雌螺子部37にナット38を螺着して支
柱用固定部34上に支柱31を固定する。前記支柱31の上部
には前記連結環23が設けられ、この連結環23を網11の上
部のロープ材16に連結する。尚、図8に示すように、網
11は上下方向において予め撓みを持たせておく。
連結し、該控ロープ41の他端を防護体1の山側Yの地山
にロックボルト42により固定する。尚、控ロープ41の両
端に連結環などを設けることにより、控ロープ41は、支
柱31及びロックボルト42にそれぞれ着脱可能に連結でき
るようになっている。
22及び支柱31から網11,24が取外し可能であり、また、
ナット38を外すことにより支柱31も着脱可能となる。
に対応して、上記第1実施形態と同様な作用・効果を奏
し、また、この例では、請求項4に対応して、前記設置
手段21は、間隔を置いて立設した支柱31,31を備え、こ
れら支柱31,31に網11を張設したから、網11と設定手段
21とを現場に搬入し、支柱31を立設し、この支柱31に網
11を固定して防護体1を設置する。この防護体1は安価
で容易に施工することができ、落石や雪崩などに対する
防護体1となる。
示し、上記各実施形態と同一部分に同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略して詳述すると、この例の防護体1
は、山の斜面の立木111,111の間に網11を張設したもの
であり、立木111,111の上下に、固定手段51を取付け、
この固定手段51は前記連結環23付きの取付用バンド52で
あり、取付用バンド52を立木111に巻装して固定し、各
連結環23,23,23,23を網11の四隅の環体17,17,17,
17にそれぞれ連結する。また、前記補助網24は羽根付ア
ンカー53により地面に固定されている。尚、図11に示
すように、網11は上下方向において予め撓みを持たせて
おく。
少ない材料を選定し、防護体1が不要となったら、立木
111から取付用バンド51を取外し、防護体1の施工前に
近い状態に復帰することができ、仮設用に好適なものと
なる。
2に対応して、上記各実施例と同様な作用・効果を奏
し、また、この例では、請求項5に対応して、設置手段
21は、立木111,111間に網11を固定する固定手段51を備
えるから、網11と設定手段21とを現場に搬入し、設置手
段21の固定手段51により網11を立木111に固定して防護
体1を設置する。この防護体1は安価で容易に施工する
ことができ、落石・雪崩・風等に対する防護体1とな
る。特に、この例では立木111を利用することにより工
費の削減が可能となる。
示し、上記各実施形態と同一部分に同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略して詳述すると、この例の防護体1
は、道路121の脇に複数の支柱61を間隔をおいて立設
し、そられ支柱61間に前記網11を張設したものであり、
支柱61の両側には控ロープ62が設けられ、この控ロープ
62の両端は支柱61の上部と地面とに固定されている。
すれば、網11により道路121における雪の吹き溜まりの
発生を抑制できる。
応して、網11からなる防護面11Mを備えた防護体1にお
いて、網11が合成樹脂からなり、この網11を設置場所に
設置する設置手段21を備え、この設定手段21は支柱61を
有し、また、請求項2及び4に対応して、上記各実施形
態と同様な作用・効果を奏する。
6に対応して、設置場所が道路121の脇であり、設置手
段21は、間隔を置いて立設した支柱61を備え、支柱61,
61間に網11を張設したから、網11と設定手段21とを現場
に搬入し、支柱61を立設し、この支柱61に網11を固定し
て防護体1を道路121の脇に設置する。この防護体1は
安価で容易に施工することができ、落石や雪崩などに対
する防護体1となり、さらには、積雪地区では吹雪によ
る吹き溜まりの発生を防止できる。
示し、上記各実施形態と同一部分に同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略して詳述すると、この例の防護体1
は、複数の支柱61を間隔をおいて立設し、そられ支柱61
間に前記網11を張設したものであり、支柱61の両側には
控ロープ62が設けられ、この控ロープ62の両端は支柱61
の上部と地面とに固定され、さらに、支柱61の下部はア
ンカー63により固定され、控ロープ62と地面とは羽根付
アンカー64により固定されており、この例の防護体1を
高速道路などの脇に設置すれば、雪避け、風避け、さら
には、道路への小動物の侵入を防止することもできる。
記各実施形態と同一部分に同一符号を付し、その詳細な
説明を省略して詳述すると、この例は斜面131を防護す
る防護構造71を示し、この防護構造71では、山の斜面13
1に支柱72を立設し、この支柱72の上部に前記網11を固
定すると共に、網11の下部により谷側の斜面131を覆っ
て、該網の下部をアンカーなどにより斜面131に固定し
ており、網11の上部は斜面と離れて張設されている。ま
た、支柱72の上部と山側Yの斜面131との間に控ロープ7
3が張設されている。
しても、これを網11の下面で受け止め、防護することが
できると共に、網11で覆った部分での転石Rの発生を防
止できる。
応して、斜面131を網11で覆う防護構造71において、網1
1が合成樹脂からなり、この網11を斜面131に設置する設
置手段21を備え、設置手段21は支柱72を有するから、落
石や転石の発生する斜面131に網11を設置し、防護構造7
1を形成する。この防護構造71は安価で容易に施工する
ことができ、落石や雪崩防止などに対する防護構造とな
る。
示し、上記各実施形態と同一部分に同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略して詳述すると、この例は斜面131
を防護する防護構造81を示し、この例では、網11全体が
斜面131を覆い、網11は設置手段21たるアンカー82及び
ロックボルト83により斜面131に固定されている。
応して、上記第6実施例と同様な作用・効果を奏する。
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、本発明の防護体を材木の流出防
止に用いてもよい。また、全ての実施例の防護体及び防
護構造を仮設用として用いることができ、仮設用として
は、必要なときに網を設け、不要となったら網を撤去す
ればよい。
た防護体において、前記網が合成樹脂からなり、この網
を設置場所に設置する設置手段を備えるものであり、施
工性に優れ、工法簡易にして低価格での施工を可能と
し、網の交換が容易な網を用いた防護体を提供できる。
網であり、衝撃吸収能力にも優れたものとなる。
側壁を有する沢であり、前記網の両側を前記両側の側壁
に固定したものであり、施工性に優れ、工法簡易にして
低価格での施工を可能とし、網の交換が容易な網を用い
た防護体を提供できる。
は、間隔を置いて立設した支柱を備え、前記支柱間に前
記網を張設したものであり、施工性に優れ、工法簡易に
して低価格での施工を可能とし、網の交換が容易な網を
用いた防護体を提供できる。
は、立木間に前記網を固定する固定手段を備えるもので
あり、施工性に優れ、工法簡易にして低価格での施工を
可能とし、網の交換が容易な網を用いた防護体を提供で
きる。
道路の脇であり、前記設置手段は、間隔を置いて立設し
た支柱を備え、前記支柱間に前記網を張設したものであ
り、施工性に優れ、工法簡易にして低価格での施工を可
能とし、網の交換が容易な網を用いた防護体を提供でき
る。
う防護構造において、前記網が合成樹脂からなり、前記
網を斜面に設置する設置手段を備えるものであり、安価
で容易に施工することができ、落石や雪崩などに対する
防護構造を提供することができる。
る。
プ材とを示す。
6(A)は網の端部側にロープ材を重ねて配置した状
態、図6(B)は網の端部を折り返して重複部分を形成
した状態を示す。
ある。
である。
である。
である。
図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 網からなる面を備えた防護体において、
前記網が合成樹脂からなり、この網を設置場所に設置す
る設置手段を備えることを特徴とする網を用いた防護
体。 - 【請求項2】 前記網が無結節網であることを特徴とす
る請求項1記載の網を用いた防護体。 - 【請求項3】 前記設置場所が両側に側壁を有する沢で
あり、前記網の両側を前記両側の側壁に固定したことを
特徴とする請求項1又は2記載の網を用いた防護体。 - 【請求項4】 前記設置手段は、間隔を置いて立設した
支柱を備え、前記支柱間に前記網を張設したことを特徴
とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の網を用いた
防護体。 - 【請求項5】 前記設置手段は、立木間に前記網を固定
する固定手段を備えることを特徴とする請求項1又は2
記載の網を用いた防護体。 - 【請求項6】 前記設置場所が道路の脇であり、前記設
置手段は、間隔を置いて立設した支柱を備え、前記支柱
間に前記網を張設したことを特徴とする請求項1又は2
記載の網を用いた防護体。 - 【請求項7】 斜面を網で覆う防護構造において、前記
網が合成樹脂からなり、前記網を斜面に設置する設置手
段を備えることを特徴とする網を用いた防護構造。
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