JP2003252994A - 乳化重合ジオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物の製造方法 - Google Patents
乳化重合ジオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物の製造方法Info
- Publication number
- JP2003252994A JP2003252994A JP2002054680A JP2002054680A JP2003252994A JP 2003252994 A JP2003252994 A JP 2003252994A JP 2002054680 A JP2002054680 A JP 2002054680A JP 2002054680 A JP2002054680 A JP 2002054680A JP 2003252994 A JP2003252994 A JP 2003252994A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emulsion
- diorganopolysiloxane
- sodium
- octamethylcyclotetrasiloxane
- molecular weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Silicon Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乳化重合後のオクタメチルシクロテトラシロ
キサン含有量の少ないエマルジョン組成物を効率よく調
製する方法を提供する。 【解決手段】 下記工程(1)〜(3)からなり、生成したジ
オルガノポリシロキサン中のオクタメチルシクロテトラ
シロキサン含有量が0.5重量%以下である乳化重合ジオ
ルガノポリシロキサンエマルジョン組成物の製造方法。 (1)分子鎖末端に縮合反応性官能基を有し、オクタメチ
ルシクロテトラシロキサンの含有量が0.3重量%を越え
る低分子量のジオルガノポリシロキサンを、不活性ガス
を流しつつ温度80〜180℃、圧力6.65kPa(50mmH
g)以下で保持して、オクタメチルシクロテトラシロキ
サンの含有量を0.3重量%以下に低減する工程。(2)(a)
上記工程(1)で得たジオルガノポリシロキサンを、(b)イ
オン性界面活性剤により(d)水中に乳化する工程。(3)必
要に応じて(c)重合用触媒を加えて、40℃以下で(a)成分
を乳化重合する工程。
キサン含有量の少ないエマルジョン組成物を効率よく調
製する方法を提供する。 【解決手段】 下記工程(1)〜(3)からなり、生成したジ
オルガノポリシロキサン中のオクタメチルシクロテトラ
シロキサン含有量が0.5重量%以下である乳化重合ジオ
ルガノポリシロキサンエマルジョン組成物の製造方法。 (1)分子鎖末端に縮合反応性官能基を有し、オクタメチ
ルシクロテトラシロキサンの含有量が0.3重量%を越え
る低分子量のジオルガノポリシロキサンを、不活性ガス
を流しつつ温度80〜180℃、圧力6.65kPa(50mmH
g)以下で保持して、オクタメチルシクロテトラシロキ
サンの含有量を0.3重量%以下に低減する工程。(2)(a)
上記工程(1)で得たジオルガノポリシロキサンを、(b)イ
オン性界面活性剤により(d)水中に乳化する工程。(3)必
要に応じて(c)重合用触媒を加えて、40℃以下で(a)成分
を乳化重合する工程。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乳化重合ジオルガノ
ポリシロキサンエマルジョン組成物の製造方法に関し、
詳しくは、乳化重合後のジオルガノポリシロキサン中の
オクタメチルシクロテトラシロキサン含有量の少ない乳
化重合ジオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物の
製造方法に関する。
ポリシロキサンエマルジョン組成物の製造方法に関し、
詳しくは、乳化重合後のジオルガノポリシロキサン中の
オクタメチルシクロテトラシロキサン含有量の少ない乳
化重合ジオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】分子鎖末端がシラノール基などの縮合反
応性官能基で封鎖された低分子量のジオルガノポリシロ
キサンを、界面活性剤および触媒を用いて水中で乳化重
合することにより、広い粘度範囲を有するジオルガノポ
リシロキサンのエマルジョンが得られることは知られて
いる。この重合反応では、ジオルガノポリシロキサン中
のシロキサン結合の解裂反応が同時に進行して低分子シ
ロキサン環状体が新たに発生するため、重合後のジオル
ガノポリシロキサン中には、通常、約3〜10重量%程
度のオクタメチルシクロテトラシロキサンが存在する。
このオクタメチルシクロテトラシロキサンは揮発性であ
るため、得られたジオルガノポリシロキサンエマルジョ
ンを高温下で使用すると様々な問題が発生するという欠
点があった。例えば、オクタメチルシクロテトラシロキ
サンを約3〜10重量%含有するジオルガノポリシロキ
サンエマルジョンをヘアケア化粧料に配合した場合、こ
れを毛髪に適用してヘアドライヤーで加熱乾燥を行う
と、オクタメチルシクロテトラシロキサンが揮散して周
囲の環境を汚染し、ファンヒーターなどの接点障害を引
き起こす等の問題点があった。このため、オクタメチル
シクロテトラシロキサンの含有量の少ない乳化重合ジオ
ルガノポリシロキサンエマルジョン組成物が切望されて
いる。
応性官能基で封鎖された低分子量のジオルガノポリシロ
キサンを、界面活性剤および触媒を用いて水中で乳化重
合することにより、広い粘度範囲を有するジオルガノポ
リシロキサンのエマルジョンが得られることは知られて
いる。この重合反応では、ジオルガノポリシロキサン中
のシロキサン結合の解裂反応が同時に進行して低分子シ
ロキサン環状体が新たに発生するため、重合後のジオル
ガノポリシロキサン中には、通常、約3〜10重量%程
度のオクタメチルシクロテトラシロキサンが存在する。
このオクタメチルシクロテトラシロキサンは揮発性であ
るため、得られたジオルガノポリシロキサンエマルジョ
ンを高温下で使用すると様々な問題が発生するという欠
点があった。例えば、オクタメチルシクロテトラシロキ
サンを約3〜10重量%含有するジオルガノポリシロキ
サンエマルジョンをヘアケア化粧料に配合した場合、こ
れを毛髪に適用してヘアドライヤーで加熱乾燥を行う
と、オクタメチルシクロテトラシロキサンが揮散して周
囲の環境を汚染し、ファンヒーターなどの接点障害を引
き起こす等の問題点があった。このため、オクタメチル
シクロテトラシロキサンの含有量の少ない乳化重合ジオ
ルガノポリシロキサンエマルジョン組成物が切望されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記問題
点を解決すべく鋭意検討した結果、特定の条件下でオク
タメチルシクロテトラシロキサンの含有量を0.3重量
%以下に制御した低分子量のジオルガノポリシロキサン
を比較的低温下で乳化重合することにより、乳化重合後
のジオルガノポリシロキサン中のオクタメチルシクロテ
トラシロキサン含有量を0.5重量%以下に制御できる
ことを見出し、本発明に到達した。即ち、本発明の目的
は、乳化重合後のジオルガノポリシロキサン中のオクタ
メチルシクロテトラシロキサン含有量の少ないエマルジ
ョン組成物を効率よく調製する方法を提供することにあ
る。
点を解決すべく鋭意検討した結果、特定の条件下でオク
タメチルシクロテトラシロキサンの含有量を0.3重量
%以下に制御した低分子量のジオルガノポリシロキサン
を比較的低温下で乳化重合することにより、乳化重合後
のジオルガノポリシロキサン中のオクタメチルシクロテ
トラシロキサン含有量を0.5重量%以下に制御できる
ことを見出し、本発明に到達した。即ち、本発明の目的
は、乳化重合後のジオルガノポリシロキサン中のオクタ
メチルシクロテトラシロキサン含有量の少ないエマルジ
ョン組成物を効率よく調製する方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記工程
(1)〜(3)からなり、生成したジオルガノポリシロ
キサン中のオクタメチルシクロテトラシロキサン含有量
が0.5重量%以下であることを特徴とする、乳化重合
ジオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物の製造方
法に関する。 (1)分子鎖末端に縮合反応性官能基を有し、オクタメ
チルシクロテトラシロキサンの含有量が0.3重量%を
越える低分子量のジオルガノポリシロキサンを、不活性
ガスを流しつつ温度80〜180℃、圧力6.65kP
a(50mmHg)以下の条件下で保持して、オクタメチ
ルシクロテトラシロキサンの含有量を0.3重量%以下
に低減する工程。 (2)(a)上記工程(1)で得た、オクタメチルシク
ロテトラシロキサンの含有量が0.3重量%以下であ
り、分子鎖末端に縮合反応性官能基を有する低分子量の
ジオルガノポリシロキサンを、(b)イオン性界面活性
剤により(d)水中に乳化する工程。 (3)上記工程(2)で得たエマルジョンに(c)重合
用触媒[(b)成分が十分な触媒活性を有する場合は不
要]を加えて、40℃以下の温度条件下で(a)成分を
乳化重合する工程。
(1)〜(3)からなり、生成したジオルガノポリシロ
キサン中のオクタメチルシクロテトラシロキサン含有量
が0.5重量%以下であることを特徴とする、乳化重合
ジオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物の製造方
法に関する。 (1)分子鎖末端に縮合反応性官能基を有し、オクタメ
チルシクロテトラシロキサンの含有量が0.3重量%を
越える低分子量のジオルガノポリシロキサンを、不活性
ガスを流しつつ温度80〜180℃、圧力6.65kP
a(50mmHg)以下の条件下で保持して、オクタメチ
ルシクロテトラシロキサンの含有量を0.3重量%以下
に低減する工程。 (2)(a)上記工程(1)で得た、オクタメチルシク
ロテトラシロキサンの含有量が0.3重量%以下であ
り、分子鎖末端に縮合反応性官能基を有する低分子量の
ジオルガノポリシロキサンを、(b)イオン性界面活性
剤により(d)水中に乳化する工程。 (3)上記工程(2)で得たエマルジョンに(c)重合
用触媒[(b)成分が十分な触媒活性を有する場合は不
要]を加えて、40℃以下の温度条件下で(a)成分を
乳化重合する工程。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の工程(1)に使用される
ジオルガノポリシロキサンは乳化重合の主原料であり、
分子鎖末端が縮合反応性官能基で封鎖された比較的低分
子量のシロキサンである。縮合反応性官能基は特に制限
されないが、ヒドロキシ基;メトキシ基,エトキシ基等
のアルコキシ基;アセトキシル基等のカルボキシル基が
好ましい。このジオルガノポリシロキサンの数平均分子
量は300〜15,000であることが好ましく、より
好ましくは2000〜10,000である。これは、数
平均分子量が300未満であるジオルガノポリシロキサ
ンは安定に合成することが難しく、また、15,000
を超えると乳化が困難になるためである。分子構造は一
般に直鎖状であるが、一部に分岐や架橋構造を有してい
てもよい。このようなジオルガノポリシロキサンは、通
常、環状シロキサンオリゴマーを、硫酸などの酸性触媒
や水酸化カリウム、カリウムシラノレートなどのアルカ
リ性触媒を使用して平衡重合させることにより製造され
る。平衡重合後の反応生成物は、一般に、3〜10重量
%程度のオクタメチルシクロテトラシロキサンを含有す
るため、本発明の工程(1)では、このようなオクタメ
チルシクロテトラシロキサン含有量の大きい低分子量の
ジオルガノポリシロキサンを、不活性ガスを流しつつ温
度80〜180℃、圧力6.65kPa(50mmHg)
以下で保持してストリッピングを行い、オクタメチルシ
クロテトラシロキサン含有量を0.3重量%以下に低減
する。不活性ガスとしては窒素ガス、乾燥した空気、ア
ルゴンガスが例示され、攪拌下に不活性ガスを連続的に
吹き込みながらストリッピングを行うことが好ましい。
温度と圧力の条件は、80℃以上130℃未満の場合
には3.99kPa(30mmHg)以下で保持すること
が好ましく、130℃以上180℃以下の場合には
5.32kPa(40mmHg)以下で保持することが好
ましい。このような条件下に原料のジオルガノポリシロ
キサンを保持してストリッピングを行うことにより、オ
クタメチルシクロテトラシロキサンの含有量を効率よく
0.3重量%以下に制御することができる。尚、オクタ
メチルシクロテトラシロキサンの含有量をより一層低減
するには、温度140℃以上180℃以下、圧力1.3
3kPa(10mmHg)以下で1時間以上保持すること
が好ましい。またこの工程(1)は、エバポレーターや
反応釜などのバッチ式(非連続式)の攪拌装置で行うこ
とができる。このため、従来、オルガノシロキサンオリ
ゴマーの低減に使用されてきた特殊な薄膜蒸発装置や、
有機溶媒抽出のような煩雑な工程を省略できるという利
点を有する。ジオルガノポリシロキサンの具体例として
は、α,ω−ジヒドロキシジメチルポリシロキサン、
α,ω−ジメトキシジメチルポリシロキサンが挙げられ
る。また、これらのジメチルポリシロキサン中のメチル
基の一部が水素原子、またはエチル基,プロピル基,ブ
チル基,ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,オクチ
ル基,ノニル基,デシル基,ウンデシル基,ドデシル
基,トリデシル基,テトラデシル基,ペンタデシル基,
ヘキサデシル基,ヘプタデシル基,オクタデシル基,ノ
ナデシル基などの飽和脂肪族炭化水素基;ビニル基,ア
リル基,ヘキセニル基などの不飽和脂肪族炭化水素基;
シクロペンチル基,シクロヘキシル基などの飽和脂環式
炭化水素基;フェニル基,トリル基,ナフチル基などの
芳香族炭化水素基;ヒドロキシ基;メトキシ基,エトキ
シ基,プロポキシ基等のアルコキシ基で置換されたもの
も例示される。さらに、上記した飽和脂肪族炭化水素
基、不飽和脂肪族炭化水素基、飽和脂環式炭化水素基、
芳香族炭化水素基中の水素原子が部分的にハロゲン原子
またはエポキシ基,アミノ基,メタクリル基,メルカプ
ト基などを含む有機基で置換されていてもよい。
ジオルガノポリシロキサンは乳化重合の主原料であり、
分子鎖末端が縮合反応性官能基で封鎖された比較的低分
子量のシロキサンである。縮合反応性官能基は特に制限
されないが、ヒドロキシ基;メトキシ基,エトキシ基等
のアルコキシ基;アセトキシル基等のカルボキシル基が
好ましい。このジオルガノポリシロキサンの数平均分子
量は300〜15,000であることが好ましく、より
好ましくは2000〜10,000である。これは、数
平均分子量が300未満であるジオルガノポリシロキサ
ンは安定に合成することが難しく、また、15,000
を超えると乳化が困難になるためである。分子構造は一
般に直鎖状であるが、一部に分岐や架橋構造を有してい
てもよい。このようなジオルガノポリシロキサンは、通
常、環状シロキサンオリゴマーを、硫酸などの酸性触媒
や水酸化カリウム、カリウムシラノレートなどのアルカ
リ性触媒を使用して平衡重合させることにより製造され
る。平衡重合後の反応生成物は、一般に、3〜10重量
%程度のオクタメチルシクロテトラシロキサンを含有す
るため、本発明の工程(1)では、このようなオクタメ
チルシクロテトラシロキサン含有量の大きい低分子量の
ジオルガノポリシロキサンを、不活性ガスを流しつつ温
度80〜180℃、圧力6.65kPa(50mmHg)
以下で保持してストリッピングを行い、オクタメチルシ
クロテトラシロキサン含有量を0.3重量%以下に低減
する。不活性ガスとしては窒素ガス、乾燥した空気、ア
ルゴンガスが例示され、攪拌下に不活性ガスを連続的に
吹き込みながらストリッピングを行うことが好ましい。
温度と圧力の条件は、80℃以上130℃未満の場合
には3.99kPa(30mmHg)以下で保持すること
が好ましく、130℃以上180℃以下の場合には
5.32kPa(40mmHg)以下で保持することが好
ましい。このような条件下に原料のジオルガノポリシロ
キサンを保持してストリッピングを行うことにより、オ
クタメチルシクロテトラシロキサンの含有量を効率よく
0.3重量%以下に制御することができる。尚、オクタ
メチルシクロテトラシロキサンの含有量をより一層低減
するには、温度140℃以上180℃以下、圧力1.3
3kPa(10mmHg)以下で1時間以上保持すること
が好ましい。またこの工程(1)は、エバポレーターや
反応釜などのバッチ式(非連続式)の攪拌装置で行うこ
とができる。このため、従来、オルガノシロキサンオリ
ゴマーの低減に使用されてきた特殊な薄膜蒸発装置や、
有機溶媒抽出のような煩雑な工程を省略できるという利
点を有する。ジオルガノポリシロキサンの具体例として
は、α,ω−ジヒドロキシジメチルポリシロキサン、
α,ω−ジメトキシジメチルポリシロキサンが挙げられ
る。また、これらのジメチルポリシロキサン中のメチル
基の一部が水素原子、またはエチル基,プロピル基,ブ
チル基,ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,オクチ
ル基,ノニル基,デシル基,ウンデシル基,ドデシル
基,トリデシル基,テトラデシル基,ペンタデシル基,
ヘキサデシル基,ヘプタデシル基,オクタデシル基,ノ
ナデシル基などの飽和脂肪族炭化水素基;ビニル基,ア
リル基,ヘキセニル基などの不飽和脂肪族炭化水素基;
シクロペンチル基,シクロヘキシル基などの飽和脂環式
炭化水素基;フェニル基,トリル基,ナフチル基などの
芳香族炭化水素基;ヒドロキシ基;メトキシ基,エトキ
シ基,プロポキシ基等のアルコキシ基で置換されたもの
も例示される。さらに、上記した飽和脂肪族炭化水素
基、不飽和脂肪族炭化水素基、飽和脂環式炭化水素基、
芳香族炭化水素基中の水素原子が部分的にハロゲン原子
またはエポキシ基,アミノ基,メタクリル基,メルカプ
ト基などを含む有機基で置換されていてもよい。
【0006】本発明の工程(2)で使用される(a)成
分の分子鎖末端に縮合反応性官能基を有する低分子量の
ジオルガノポリシロキサンは、上記工程(1)によって
オクタメチルシクロテトラシロキサンの含有量を0.3
重量%以下に制御したものである。さらにこのオクタメ
チルシクロテトラシロキサン含有量は、0.25重量%
以下であることが好ましく、0.20重量%以下である
ことがより好ましく、0.10重量%以下であることが
さらに好ましい。縮合反応性官能基、分子量、具体例は
前記と同様である。尚、(a)成分としては、1種類の
ジオルガノポリシロキサンを単独で使用してもよく、複
数を組合せた混合物を使用してもよい。
分の分子鎖末端に縮合反応性官能基を有する低分子量の
ジオルガノポリシロキサンは、上記工程(1)によって
オクタメチルシクロテトラシロキサンの含有量を0.3
重量%以下に制御したものである。さらにこのオクタメ
チルシクロテトラシロキサン含有量は、0.25重量%
以下であることが好ましく、0.20重量%以下である
ことがより好ましく、0.10重量%以下であることが
さらに好ましい。縮合反応性官能基、分子量、具体例は
前記と同様である。尚、(a)成分としては、1種類の
ジオルガノポリシロキサンを単独で使用してもよく、複
数を組合せた混合物を使用してもよい。
【0007】(b)イオン性界面活性剤は(a)成分を
乳化する成分であり、アニオン系界面活性剤、カチオン
系界面活性剤が挙げられる。アニオン系界面活性剤の具
体例としては、ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、テトラデセンスルホン酸ナトリウムとヒドロキシテ
トラデカンスルホン酸ナトリウムの混合物、アルカンス
ルホン酸ナトリウム、N−アシル−L−グルタミン酸ジ
エタノールアミン、N−アシル−L−グルタミン酸トリ
エタノールアミン、N−アシル−L−グルタミン酸ナト
リウム、アルキル(12,14,16)硫酸アンモニウ
ム、アルキル(11,13,15)硫酸トリエタノール
アミン(1)、アルキル(11,13,15)硫酸トリ
エタノールアミン(2)、アルキル(12〜14)硫酸
トリエタノールアミン、アルキル硫酸トリエタノールア
ミン液、アルキル(12,13)硫酸ナトリウム、アル
キル硫酸ナトリウム液、イセチオン酸ナトリウム、イソ
ステアリン乳酸ナトリウム、ウンデシレノイルアミドエ
チルスルホコハク酸二ナトリウム、オレイン硫酸トリエ
タノールアミン、オレイン硫酸ナトリウム、オレイン酸
アミドスルホコハク二ナトリウム、オレイン酸カリウ
ム、オレイン酸ナトリウム、オレイン酸モルホリン、オ
レオイルザルコシン、オレオイルメチルタウリンナトリ
ウム、カリウム含有石けん素地、カリウム石けん用素地
液、カリ石ケン、カルボキシル化ポリオキシエチレント
リドデシルエーテル、カルボキシル化ポリオキシエチレ
ントリドデシルエーテルナトリウム塩(3E.O.)、
N−硬化牛脂脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタ
ノールアミン、N−硬化牛脂脂肪酸アシル−L−グルタ
ミン酸ナトリウム、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫酸ナ
トリウム、ジウンデシレノイルアミドエチルスルホコハ
ク酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、ステアリ
ン酸カリウム、ステアリン酸トリエタノールアミン、ス
テアリン酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタ
ミン酸ナトリウム、ステアロイル−L−グルタミン酸二
ナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、
スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、スルホコハク酸
ジオクチルナトリウム液、スルホコハク酸ポリオキシエ
チレンモノオレイルアミドジナトリウム(2E.O.)
液、スルホコハク酸ポリオキシエチレンラウロイルエタ
ノールアミド二ナトリウム(5E.O.)、スルホコハ
ク酸ラウリル二ナトリウム、セチル硫酸ジエタノールア
ミド、セチル硫酸ナトリウム、石けん用素地、セトステ
アリル硫酸ナトリウム、トリデシル硫酸トリエタノール
アミン、パルミチン酸カリウム、パルミチン酸ナトリウ
ム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ヒマシ油
脂肪酸ナトリウム液(30%)、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸アンモニウム(3E.O.)液、ポ
リオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸
ジエタノールアミン(3E.O.)液、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン(3
E.O.)液、ポリオキシエチレンアルキル(11,1
3,15)エーテル硫酸トリエタノールアミン(1E.
O.)、ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エ
ーテル硫酸トリエタノールアミン(3E.O.)、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(3
E.O.)液、ポリオキシエチレンアルキル(11,1
3,15)エーテル硫酸ナトリウム(1E.O.)、ポ
リオキシエチレンアルキル(11〜15)エーテル硫酸
ナトリウム(3E.O.)、ポリオキシエチレンアルキ
ル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.
O.)、ポリオキシエチレンアルキル(12〜14)エ
ーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)、ポリオキシエチ
レンアルキル(12〜15)エーテル硫酸ナトリウム
(3E.O.)、ポリオキシエチレンアルキル(12〜
14)スルホコハク酸二ナトリウム(7E.O.)、ポ
リオキシエチレンウンデシルエーテル硫酸ナトリウム、
ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル硫酸ナト
リウム液、ポリオキシエチレンオレイルエーテル硫酸ア
ンモニウム、ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリ
ル二ナトリウム、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンペンタデシ
ルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンミリス
チルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエ
チレンミリスチルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシ
エチレンミリスチルエーテル硫酸ナトリウム(3E.
O.)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナト
リウム(16E.O.)液、ポリオキシエチレンラウリ
ルエーテル硫酸アンモニウム(2E.O.)、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミ
ン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウ
ム、ミリスチル硫酸ジエタノールアミン、ミリスチル硫
酸ナトリウム、ミリスチン酸カリウム、N−ミリストイ
ル−L−グルタミン酸ナトリウム、ミリストイルメチル
アミノ酢酸ナトリウム、ミリストイルメチル−β−アラ
ニンナトリウム液、ミリストイルメチルタウリンナトリ
ウム、薬用石ケン、ヤシ油アルキル硫酸マグネシウム・
トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−
グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸
アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸エ
チルエステルスルホン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸カリ
ウム、ヤシ油脂肪酸カリウム液、N−ヤシ油脂肪酸・硬
化牛脂脂肪酸アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、ヤ
シ油脂肪酸サルコシントリエタノールアミン、ヤシ油脂
肪酸サルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸トリエタノー
ルアミン、ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミン液、ヤシ
油脂肪酸ナトリウム、ヤシ油脂肪メチルアラニンナトリ
ウム、ヤシ油脂肪メチルアラニンナトリウム液、ヤシ油
脂肪酸メチルタウリンカリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタ
ウリンナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナト
リウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム液
(30%)、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、ラウリル
硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫
酸ジエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノールア
ミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸マグネシ
ウム、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウリン酸
カリウム、ラウリン酸トリエタノールアミン、ラウリン
酸トリエタノールアミン液、ラウリン酸ナトリウム、ラ
ウリン酸ミリスチン酸トリエタノールアミン、ラウロイ
ル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ラウ
ロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、ラウロイルサル
コシン、ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサ
ルコシントリエタノールアミン液、ラウロイルサルコシ
ンナトリウム、ラウロイルメチルβ−アラニンナトリウ
ム液、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイ
ルメチルタウリンナトリウム液が挙げられる。
乳化する成分であり、アニオン系界面活性剤、カチオン
系界面活性剤が挙げられる。アニオン系界面活性剤の具
体例としては、ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、テトラデセンスルホン酸ナトリウムとヒドロキシテ
トラデカンスルホン酸ナトリウムの混合物、アルカンス
ルホン酸ナトリウム、N−アシル−L−グルタミン酸ジ
エタノールアミン、N−アシル−L−グルタミン酸トリ
エタノールアミン、N−アシル−L−グルタミン酸ナト
リウム、アルキル(12,14,16)硫酸アンモニウ
ム、アルキル(11,13,15)硫酸トリエタノール
アミン(1)、アルキル(11,13,15)硫酸トリ
エタノールアミン(2)、アルキル(12〜14)硫酸
トリエタノールアミン、アルキル硫酸トリエタノールア
ミン液、アルキル(12,13)硫酸ナトリウム、アル
キル硫酸ナトリウム液、イセチオン酸ナトリウム、イソ
ステアリン乳酸ナトリウム、ウンデシレノイルアミドエ
チルスルホコハク酸二ナトリウム、オレイン硫酸トリエ
タノールアミン、オレイン硫酸ナトリウム、オレイン酸
アミドスルホコハク二ナトリウム、オレイン酸カリウ
ム、オレイン酸ナトリウム、オレイン酸モルホリン、オ
レオイルザルコシン、オレオイルメチルタウリンナトリ
ウム、カリウム含有石けん素地、カリウム石けん用素地
液、カリ石ケン、カルボキシル化ポリオキシエチレント
リドデシルエーテル、カルボキシル化ポリオキシエチレ
ントリドデシルエーテルナトリウム塩(3E.O.)、
N−硬化牛脂脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタ
ノールアミン、N−硬化牛脂脂肪酸アシル−L−グルタ
ミン酸ナトリウム、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫酸ナ
トリウム、ジウンデシレノイルアミドエチルスルホコハ
ク酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、ステアリ
ン酸カリウム、ステアリン酸トリエタノールアミン、ス
テアリン酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタ
ミン酸ナトリウム、ステアロイル−L−グルタミン酸二
ナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、
スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、スルホコハク酸
ジオクチルナトリウム液、スルホコハク酸ポリオキシエ
チレンモノオレイルアミドジナトリウム(2E.O.)
液、スルホコハク酸ポリオキシエチレンラウロイルエタ
ノールアミド二ナトリウム(5E.O.)、スルホコハ
ク酸ラウリル二ナトリウム、セチル硫酸ジエタノールア
ミド、セチル硫酸ナトリウム、石けん用素地、セトステ
アリル硫酸ナトリウム、トリデシル硫酸トリエタノール
アミン、パルミチン酸カリウム、パルミチン酸ナトリウ
ム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ヒマシ油
脂肪酸ナトリウム液(30%)、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸アンモニウム(3E.O.)液、ポ
リオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸
ジエタノールアミン(3E.O.)液、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン(3
E.O.)液、ポリオキシエチレンアルキル(11,1
3,15)エーテル硫酸トリエタノールアミン(1E.
O.)、ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エ
ーテル硫酸トリエタノールアミン(3E.O.)、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(3
E.O.)液、ポリオキシエチレンアルキル(11,1
3,15)エーテル硫酸ナトリウム(1E.O.)、ポ
リオキシエチレンアルキル(11〜15)エーテル硫酸
ナトリウム(3E.O.)、ポリオキシエチレンアルキ
ル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.
O.)、ポリオキシエチレンアルキル(12〜14)エ
ーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)、ポリオキシエチ
レンアルキル(12〜15)エーテル硫酸ナトリウム
(3E.O.)、ポリオキシエチレンアルキル(12〜
14)スルホコハク酸二ナトリウム(7E.O.)、ポ
リオキシエチレンウンデシルエーテル硫酸ナトリウム、
ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル硫酸ナト
リウム液、ポリオキシエチレンオレイルエーテル硫酸ア
ンモニウム、ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリ
ル二ナトリウム、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンペンタデシ
ルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンミリス
チルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエ
チレンミリスチルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシ
エチレンミリスチルエーテル硫酸ナトリウム(3E.
O.)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナト
リウム(16E.O.)液、ポリオキシエチレンラウリ
ルエーテル硫酸アンモニウム(2E.O.)、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミ
ン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウ
ム、ミリスチル硫酸ジエタノールアミン、ミリスチル硫
酸ナトリウム、ミリスチン酸カリウム、N−ミリストイ
ル−L−グルタミン酸ナトリウム、ミリストイルメチル
アミノ酢酸ナトリウム、ミリストイルメチル−β−アラ
ニンナトリウム液、ミリストイルメチルタウリンナトリ
ウム、薬用石ケン、ヤシ油アルキル硫酸マグネシウム・
トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−
グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸
アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸エ
チルエステルスルホン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸カリ
ウム、ヤシ油脂肪酸カリウム液、N−ヤシ油脂肪酸・硬
化牛脂脂肪酸アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、ヤ
シ油脂肪酸サルコシントリエタノールアミン、ヤシ油脂
肪酸サルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸トリエタノー
ルアミン、ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミン液、ヤシ
油脂肪酸ナトリウム、ヤシ油脂肪メチルアラニンナトリ
ウム、ヤシ油脂肪メチルアラニンナトリウム液、ヤシ油
脂肪酸メチルタウリンカリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタ
ウリンナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナト
リウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム液
(30%)、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、ラウリル
硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫
酸ジエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノールア
ミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸マグネシ
ウム、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウリン酸
カリウム、ラウリン酸トリエタノールアミン、ラウリン
酸トリエタノールアミン液、ラウリン酸ナトリウム、ラ
ウリン酸ミリスチン酸トリエタノールアミン、ラウロイ
ル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ラウ
ロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、ラウロイルサル
コシン、ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサ
ルコシントリエタノールアミン液、ラウロイルサルコシ
ンナトリウム、ラウロイルメチルβ−アラニンナトリウ
ム液、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイ
ルメチルタウリンナトリウム液が挙げられる。
【0008】カチオン系界面活性剤の具体例としては、
エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチ
ルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウ
ム、塩化アルキル(16,18)トリメチルアンモニウ
ム、塩化オクタデシルトリメチルアンモニウム、塩化オ
クチルジヒドロキシエチルメチルアンモニウム、塩化γ
−グルコンアミドプロピルジメチルヒドロキシエチルア
ンモニウム、塩化ジアルキル(12〜15)ジメチルア
ンモニウム、塩化ジアルキル(14〜18)ジメチルア
ンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩
化ジステリルジメチルアンモニウム末、塩化ジステリル
ジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニ
ウム液、塩化ジ(ポリオキシエチレン)オレイルメチル
アンモニウム、塩化ジ(ポリオキシエチレン)オレイル
メチルアンモニウム(2E.O.)、塩化ジポリオキシ
エチレンステアリルメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルジヒドロキシエチルベタインナトリウム、塩化ステア
リルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルト
リメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアン
モニウム液、塩化ステアロイルコラミノホルミルメチル
ピリジニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩
化セチルピリジニウム、塩化ドデシルジメチルエチルア
ンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリ
ルアンモニウム(5E.O.)、塩化ベヘニルトリメチ
ルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンザル
コニウム液、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンゼトニウム
液、塩化ポリオキシエチレン(1)ポリオキシプロピレ
ン(25)ジエチルメチルアンモニウム、塩化ポリオキ
シプロピレンメチルジエチルアンモニウム、塩化ミリス
チルジメチルベンジルアンモニウム、塩化メチルベンゼ
トニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化
ラウリルピリジニウム、塩化ラウロイルコラミノホルミ
ルメチルピリジニウム、臭化アルキルイソキノリニウム
液、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化セチ
ルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアン
モニウム末、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、ス
テアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、セチルト
リメチルアンモニウムサッカリン、ラウリルイソキノリ
ニウムサッカリンが挙げられる。
エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチ
ルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウ
ム、塩化アルキル(16,18)トリメチルアンモニウ
ム、塩化オクタデシルトリメチルアンモニウム、塩化オ
クチルジヒドロキシエチルメチルアンモニウム、塩化γ
−グルコンアミドプロピルジメチルヒドロキシエチルア
ンモニウム、塩化ジアルキル(12〜15)ジメチルア
ンモニウム、塩化ジアルキル(14〜18)ジメチルア
ンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩
化ジステリルジメチルアンモニウム末、塩化ジステリル
ジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニ
ウム液、塩化ジ(ポリオキシエチレン)オレイルメチル
アンモニウム、塩化ジ(ポリオキシエチレン)オレイル
メチルアンモニウム(2E.O.)、塩化ジポリオキシ
エチレンステアリルメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルジヒドロキシエチルベタインナトリウム、塩化ステア
リルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルト
リメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアン
モニウム液、塩化ステアロイルコラミノホルミルメチル
ピリジニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩
化セチルピリジニウム、塩化ドデシルジメチルエチルア
ンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリ
ルアンモニウム(5E.O.)、塩化ベヘニルトリメチ
ルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンザル
コニウム液、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンゼトニウム
液、塩化ポリオキシエチレン(1)ポリオキシプロピレ
ン(25)ジエチルメチルアンモニウム、塩化ポリオキ
シプロピレンメチルジエチルアンモニウム、塩化ミリス
チルジメチルベンジルアンモニウム、塩化メチルベンゼ
トニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化
ラウリルピリジニウム、塩化ラウロイルコラミノホルミ
ルメチルピリジニウム、臭化アルキルイソキノリニウム
液、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化セチ
ルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアン
モニウム末、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、ス
テアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、セチルト
リメチルアンモニウムサッカリン、ラウリルイソキノリ
ニウムサッカリンが挙げられる。
【0009】(b)成分は1種類を単独で使用してもよ
く、または複数組合せた混合物を使用してもよい。
(b)成分の使用量は、(a)成分100重量部に対し
て0.05〜100重量部が好ましく、0.1〜50重
量部がさらに好ましい。これは、0.05重量部未満で
はエマルジョン組成物の安定性が損なわれて分離が発生
する可能性があり、また100重量部を超えるとエマル
ジョン組成物の安定性が損なわれるだけでなく、エマル
ジョン組成物の粘度が高すぎて取扱い性が低下する場合
があるためである。
く、または複数組合せた混合物を使用してもよい。
(b)成分の使用量は、(a)成分100重量部に対し
て0.05〜100重量部が好ましく、0.1〜50重
量部がさらに好ましい。これは、0.05重量部未満で
はエマルジョン組成物の安定性が損なわれて分離が発生
する可能性があり、また100重量部を超えるとエマル
ジョン組成物の安定性が損なわれるだけでなく、エマル
ジョン組成物の粘度が高すぎて取扱い性が低下する場合
があるためである。
【0010】なお、(b)成分として、中和塩型の界面
活性剤を使用する場合には、乳化重合に十分な触媒活性
が期待できないため、(c)重合用触媒を添加すること
が好ましい。この(c)成分は、乳化に使用する塩類の
少なくとも一つを変換することにより、(a)成分の重
合に寄与するものであり、(b)成分としてアニオン系
界面活性剤を使用した場合には酸型の重合用触媒を使用
し、(b)成分としてカチオン系界面活性剤を使用した
場合には塩基型の重合用触媒を使用する。酸型の重合用
触媒としては、塩酸、硫酸、リン酸、酢酸、アルキルベ
ンゼンスルホン酸、不飽和脂肪族スルホン酸と水酸化脂
肪族スルホン酸の混合物が例示される。これらの中で
も、リン酸や酢酸は触媒活性が低く(a)成分の重合に
長時間を要するので、塩酸、硫酸、アルキルベンゼンス
ルホン酸、不飽和脂肪族スルホン酸と水酸化脂肪族スル
ホン酸の混合物のような触媒活性の高い成分が好まし
く、特に塩酸が好ましい。塩酸は、乳化重合後に炭酸ナ
トリウムや水酸化ナトリウムで中和したときに塩化ナト
リウムが生成するので人畜無害である。また、塩基型の
重合用触媒としては、水酸化カリウム、水酸化カルシウ
ム、水酸化ナトリウム等の強塩基類が好ましい。(c)
成分の添加量は特に制限されないが、(b)成分として
中和塩型の界面活性剤を使用する場合には、(a)成分
100重量部に対して0.01〜100重量部使用する
のが好ましい。
活性剤を使用する場合には、乳化重合に十分な触媒活性
が期待できないため、(c)重合用触媒を添加すること
が好ましい。この(c)成分は、乳化に使用する塩類の
少なくとも一つを変換することにより、(a)成分の重
合に寄与するものであり、(b)成分としてアニオン系
界面活性剤を使用した場合には酸型の重合用触媒を使用
し、(b)成分としてカチオン系界面活性剤を使用した
場合には塩基型の重合用触媒を使用する。酸型の重合用
触媒としては、塩酸、硫酸、リン酸、酢酸、アルキルベ
ンゼンスルホン酸、不飽和脂肪族スルホン酸と水酸化脂
肪族スルホン酸の混合物が例示される。これらの中で
も、リン酸や酢酸は触媒活性が低く(a)成分の重合に
長時間を要するので、塩酸、硫酸、アルキルベンゼンス
ルホン酸、不飽和脂肪族スルホン酸と水酸化脂肪族スル
ホン酸の混合物のような触媒活性の高い成分が好まし
く、特に塩酸が好ましい。塩酸は、乳化重合後に炭酸ナ
トリウムや水酸化ナトリウムで中和したときに塩化ナト
リウムが生成するので人畜無害である。また、塩基型の
重合用触媒としては、水酸化カリウム、水酸化カルシウ
ム、水酸化ナトリウム等の強塩基類が好ましい。(c)
成分の添加量は特に制限されないが、(b)成分として
中和塩型の界面活性剤を使用する場合には、(a)成分
100重量部に対して0.01〜100重量部使用する
のが好ましい。
【0011】(d)水は、(a)成分および(b)成分
の分散媒である。本成分の配合量は、本発明組成物がO
/W型のエマルジョンとなる量であれば特に限定されな
いが、好ましくは(a)成分100重量部に対して10
〜1000重量部である。
の分散媒である。本成分の配合量は、本発明組成物がO
/W型のエマルジョンとなる量であれば特に限定されな
いが、好ましくは(a)成分100重量部に対して10
〜1000重量部である。
【0012】本発明の工程(2)および工程(3)で
は、上記(a)成分を(b)成分により(d)水中で乳
化し、次いで必要に応じて(c)成分を加えて、(a)
成分を重合する。具体的には、(a)成分と(b)成分
と(d)成分を予備混合して、ホモジナイザー、コロイ
ドミル、ラインミキサー、ソノレーター等の乳化機に通
した後、必要に応じてさらに(d)成分を添加する。次
いで必要に応じて、(c)成分を添加し、40℃以下の
所定の温度に調整して(a)成分を重合する。重合温度
は−5〜40℃の範囲が好ましく、0〜30℃の範囲が
より好ましい。これは、重合温度が40℃を超えると、
(a)成分の縮重合反応が進行すると同時にオクタメチ
ルシクロテトラシロキサンの生成反応も促進されて、オ
クタメチルシクロテトラシロキサンの含有量が著しい速
度で増加するためである。また、−5℃より低い温度で
重合を行うとエマルジョンが凍結して、エマルジョンの
安定性を著しく損なう恐れがあるためである。重合時間
は24時間以下が好ましく、10時間以下であることが
より好ましいが、ジオルガノポリシロキサン中のオクタ
メチルシクロテトラシロキサン含有量が0.5重量%を
超えない範囲であれば、さらに長時間重合を継続しても
よい。目的の重合度に達した後はエマルジョンの中和を
行って重合反応を停止すればよい。中和剤は、酸型触媒
を用いた場合には、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモ
ニウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニ
ア、トリエタノールアミン等の塩基類が挙げられる。ま
た、塩基型触媒を用いた場合には、塩酸、硫酸、リン
酸、酢酸、脂肪族置換ベンゼンスルホン酸が挙げられ
る。
は、上記(a)成分を(b)成分により(d)水中で乳
化し、次いで必要に応じて(c)成分を加えて、(a)
成分を重合する。具体的には、(a)成分と(b)成分
と(d)成分を予備混合して、ホモジナイザー、コロイ
ドミル、ラインミキサー、ソノレーター等の乳化機に通
した後、必要に応じてさらに(d)成分を添加する。次
いで必要に応じて、(c)成分を添加し、40℃以下の
所定の温度に調整して(a)成分を重合する。重合温度
は−5〜40℃の範囲が好ましく、0〜30℃の範囲が
より好ましい。これは、重合温度が40℃を超えると、
(a)成分の縮重合反応が進行すると同時にオクタメチ
ルシクロテトラシロキサンの生成反応も促進されて、オ
クタメチルシクロテトラシロキサンの含有量が著しい速
度で増加するためである。また、−5℃より低い温度で
重合を行うとエマルジョンが凍結して、エマルジョンの
安定性を著しく損なう恐れがあるためである。重合時間
は24時間以下が好ましく、10時間以下であることが
より好ましいが、ジオルガノポリシロキサン中のオクタ
メチルシクロテトラシロキサン含有量が0.5重量%を
超えない範囲であれば、さらに長時間重合を継続しても
よい。目的の重合度に達した後はエマルジョンの中和を
行って重合反応を停止すればよい。中和剤は、酸型触媒
を用いた場合には、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモ
ニウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニ
ア、トリエタノールアミン等の塩基類が挙げられる。ま
た、塩基型触媒を用いた場合には、塩酸、硫酸、リン
酸、酢酸、脂肪族置換ベンゼンスルホン酸が挙げられ
る。
【0013】さらに本発明の製造方法では、エマルジョ
ン中のジオルガノポリシロキサンの粘度を制御したり、
ジオルガノポリシロキサンに官能基を導入したり、エマ
ルジョンの粒子径をさらに小さくしたり、あるいは化粧
料へ配合した場合の配合安定性を向上させるために、本
発明の目的を損なわない範囲であれば、ジオルガノポリ
シロキサンエマルジョン組成物の添加剤として公知であ
る他の成分を、乳化前、乳化重合前あるいは乳化重合後
に、添加・配合してもよい。このような添加剤として
は、加水分解性オルガノシラン、アニオン系界面活性
剤、カチオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、両
性界面活性剤、pH調整剤、防腐剤、防カビ剤、防錆剤
が例示される。これらの成分は、単独あるいは複数組合
せて使用しても良い。
ン中のジオルガノポリシロキサンの粘度を制御したり、
ジオルガノポリシロキサンに官能基を導入したり、エマ
ルジョンの粒子径をさらに小さくしたり、あるいは化粧
料へ配合した場合の配合安定性を向上させるために、本
発明の目的を損なわない範囲であれば、ジオルガノポリ
シロキサンエマルジョン組成物の添加剤として公知であ
る他の成分を、乳化前、乳化重合前あるいは乳化重合後
に、添加・配合してもよい。このような添加剤として
は、加水分解性オルガノシラン、アニオン系界面活性
剤、カチオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、両
性界面活性剤、pH調整剤、防腐剤、防カビ剤、防錆剤
が例示される。これらの成分は、単独あるいは複数組合
せて使用しても良い。
【0014】例えば乳化重合時に、有機官能基を有する
加水分解性オルガノシラン類やその加水分解物を添加す
ると、乳化重合後のジオルガノポリシロキサンに、有機
官能基を有するシロキサン単位を導入することができ
る。このような加水分解性オルガノシラン類としては、
3−アミノプロピルジメトキシシラン、3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−
3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−ア
ミノエチル)−3−アミノプロピルジメトキシシラン、
3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプ
ロピルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルジメト
キシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラ
ン、3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、
3−カルボキシプロピルメチルジメトキシシラン、p−
ビニルフェニルトリメトキシシラン、2−(ビニルフェ
ニル)エチルトリメトキシシラン、3−(p−イソプロ
ペニルベンゾイルアミノ)プロピルトリメトキシシラ
ン、N−メタクリロイル−N−メチル−3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、N−ラウロイル−N−メチル
−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−ア
クリロイル−N−メチル−3−アミノプロピルトリメト
キシシラン、N−ラウロイル−N−メチル−3−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、N,N−ビス(メタクリ
ロイル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、N,N−ビス(ラウロイル)−3−アミノプロピル
トリメトキシシラン、3−アミノプロピルジエトキシシ
ラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロ
ピルジエトキシシラン、3−クロロプロピルトリエトキ
シシラン、3−クロロプロピルジエトキシシラン、3−
メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アク
リロキシプロピルジエトキシシラン、3−グリシドキシ
プロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピ
ルメチルジエトキシシラン、3−メルカプトプロピルメ
チルジエトキシシラン、3−カルボキシプロピルメチル
ジエトキシシラン、p−ビニルフェニルトリエトキシシ
ラン、2−(ビニルフェニル)エチルトリエトキシシラ
ン、3−(p−イソプロペニルベンゾイルアミノ)プロ
ピルトリエトキシシラン、N−メタクリロイル−N−メ
チル−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−ラ
ウロイル−N−メチル−3−アミノプロピルメチルジエ
トキシシラン、N−アクリロイル−N−メチル−3−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、N−ラウロイル−N
−メチル−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、
N,N−ビス(メタクリロイル)−3−アミノプロピル
メチルジエトキシシラン、N,N−ビス(ラウロイル)
−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、およびその
加水分解物が例示される。
加水分解性オルガノシラン類やその加水分解物を添加す
ると、乳化重合後のジオルガノポリシロキサンに、有機
官能基を有するシロキサン単位を導入することができ
る。このような加水分解性オルガノシラン類としては、
3−アミノプロピルジメトキシシラン、3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−
3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−ア
ミノエチル)−3−アミノプロピルジメトキシシラン、
3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプ
ロピルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルジメト
キシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラ
ン、3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、
3−カルボキシプロピルメチルジメトキシシラン、p−
ビニルフェニルトリメトキシシラン、2−(ビニルフェ
ニル)エチルトリメトキシシラン、3−(p−イソプロ
ペニルベンゾイルアミノ)プロピルトリメトキシシラ
ン、N−メタクリロイル−N−メチル−3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、N−ラウロイル−N−メチル
−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−ア
クリロイル−N−メチル−3−アミノプロピルトリメト
キシシラン、N−ラウロイル−N−メチル−3−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、N,N−ビス(メタクリ
ロイル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、N,N−ビス(ラウロイル)−3−アミノプロピル
トリメトキシシラン、3−アミノプロピルジエトキシシ
ラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロ
ピルジエトキシシラン、3−クロロプロピルトリエトキ
シシラン、3−クロロプロピルジエトキシシラン、3−
メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アク
リロキシプロピルジエトキシシラン、3−グリシドキシ
プロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピ
ルメチルジエトキシシラン、3−メルカプトプロピルメ
チルジエトキシシラン、3−カルボキシプロピルメチル
ジエトキシシラン、p−ビニルフェニルトリエトキシシ
ラン、2−(ビニルフェニル)エチルトリエトキシシラ
ン、3−(p−イソプロペニルベンゾイルアミノ)プロ
ピルトリエトキシシラン、N−メタクリロイル−N−メ
チル−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−ラ
ウロイル−N−メチル−3−アミノプロピルメチルジエ
トキシシラン、N−アクリロイル−N−メチル−3−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、N−ラウロイル−N
−メチル−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、
N,N−ビス(メタクリロイル)−3−アミノプロピル
メチルジエトキシシラン、N,N−ビス(ラウロイル)
−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、およびその
加水分解物が例示される。
【0015】アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活
性剤としては、前記と同様のものが例示される。
性剤としては、前記と同様のものが例示される。
【0016】ノニオン系界面活性剤の具体例としては、
エチレングリコール脂肪酸エチル類、ポリエチレングリ
コール脂肪酸エステル類、プロピレングリコール脂肪酸
エステル類、ポリプロピレングリコール脂肪酸エステル
類、グリコール脂肪酸エステル類、トリメチロールプロ
パン脂肪酸エステル類、ペンタエリスリット脂肪酸エス
テル類、グルコシド誘導体類、グリセリンアルキルエー
テル脂肪酸エステル類、トリメチロールプロパンオキシ
エチレンアルキルエーテル類、脂肪酸アミド類、アルキ
ロールアミド類、アルキルアミンオキシド類、ラノリン
およびその誘導体類、ヒマシ油誘導体類、硬化ヒマシ油
誘導体類、ステロールおよびその誘導体類、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアル
キルアリルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン類、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド類、ポリオキ
シエチレンアルキロールアミド類、ポリオキシエチレン
ジエタノールアミン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチ
レントリメチロールプロパン脂肪酸エステル類、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル類、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレングリコール類、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン多価ア
ルコールエーテル類、グリセリン脂肪酸エステル類、ポ
リグリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレング
リセリン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル
類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、
ショ糖脂肪酸エステル類、メチル(ポリオキシエチレ
ン)シロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、メチル
(ポリオキシプロピレン)シロキサン・ジメチルシロキ
サン共重合体が挙げられる。
エチレングリコール脂肪酸エチル類、ポリエチレングリ
コール脂肪酸エステル類、プロピレングリコール脂肪酸
エステル類、ポリプロピレングリコール脂肪酸エステル
類、グリコール脂肪酸エステル類、トリメチロールプロ
パン脂肪酸エステル類、ペンタエリスリット脂肪酸エス
テル類、グルコシド誘導体類、グリセリンアルキルエー
テル脂肪酸エステル類、トリメチロールプロパンオキシ
エチレンアルキルエーテル類、脂肪酸アミド類、アルキ
ロールアミド類、アルキルアミンオキシド類、ラノリン
およびその誘導体類、ヒマシ油誘導体類、硬化ヒマシ油
誘導体類、ステロールおよびその誘導体類、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアル
キルアリルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン類、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド類、ポリオキ
シエチレンアルキロールアミド類、ポリオキシエチレン
ジエタノールアミン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチ
レントリメチロールプロパン脂肪酸エステル類、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル類、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレングリコール類、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン多価ア
ルコールエーテル類、グリセリン脂肪酸エステル類、ポ
リグリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレング
リセリン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル
類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、
ショ糖脂肪酸エステル類、メチル(ポリオキシエチレ
ン)シロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、メチル
(ポリオキシプロピレン)シロキサン・ジメチルシロキ
サン共重合体が挙げられる。
【0017】両性界面活性剤の具体例としては、2−ア
ルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチル
イミダゾリニウムベタイン、ウンデシルカルボキシメト
キシエチルカルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン
ナトリウム、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニ
ウムベタインナトリウム、ウンデシル−N−ヒドロキシ
エチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイ
ン、塩酸アルキルジアミノエチルエチルグリシン液、ス
テアリルジヒドロキシエチルベタイン、ステアリルジメ
チルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタイン
ナトリウム、ステアリルジメチルベタインナトリウム
液、ビス(ステアリル−N−ヒドロキシエチルイミダゾ
リン)クロル酢酸錯体、ヤシ油アルキル−N−カルボキ
シエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタ
インナトリウム、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエト
キシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジ
ナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボ
キシメトキシエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリ
ニウムジナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N
−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルイ
ミダゾリニウムジナトリウムラウリル硫酸、ヤシ油アル
キルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、
ヤシ油脂肪酸−N−カルボキシメトキシエチル−N−カ
ルボキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、
ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミン、β
−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリル−
N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチル
イミダゾリニウムジナトリウムドデカノイルサルコシ
ン、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、ラウ
リルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプ
ロピルベタイン液が例示される。
ルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチル
イミダゾリニウムベタイン、ウンデシルカルボキシメト
キシエチルカルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン
ナトリウム、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニ
ウムベタインナトリウム、ウンデシル−N−ヒドロキシ
エチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイ
ン、塩酸アルキルジアミノエチルエチルグリシン液、ス
テアリルジヒドロキシエチルベタイン、ステアリルジメ
チルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタイン
ナトリウム、ステアリルジメチルベタインナトリウム
液、ビス(ステアリル−N−ヒドロキシエチルイミダゾ
リン)クロル酢酸錯体、ヤシ油アルキル−N−カルボキ
シエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタ
インナトリウム、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエト
キシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジ
ナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボ
キシメトキシエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリ
ニウムジナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N
−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルイ
ミダゾリニウムジナトリウムラウリル硫酸、ヤシ油アル
キルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、
ヤシ油脂肪酸−N−カルボキシメトキシエチル−N−カ
ルボキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、
ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミン、β
−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリル−
N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチル
イミダゾリニウムジナトリウムドデカノイルサルコシ
ン、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、ラウ
リルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプ
ロピルベタイン液が例示される。
【0018】pH調整剤の具体例としては、塩酸、硫
酸、リン酸、リン酸水素ニアンモニウム、リン酸水素ニ
ナトリウム、リン酸水素ニカリウム、リン酸ニ水素アン
モニウム、リン酸ニ水素ナトリウム、リン酸ニ水素カリ
ウム、リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、酢酸、
酢酸アンモニウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、ク
エン酸、クエン酸ナトリウム、クエン酸ニアンモニウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、トリエタ
ノールアミンが挙げられる。
酸、リン酸、リン酸水素ニアンモニウム、リン酸水素ニ
ナトリウム、リン酸水素ニカリウム、リン酸ニ水素アン
モニウム、リン酸ニ水素ナトリウム、リン酸ニ水素カリ
ウム、リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、酢酸、
酢酸アンモニウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、ク
エン酸、クエン酸ナトリウム、クエン酸ニアンモニウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、トリエタ
ノールアミンが挙げられる。
【0019】防腐剤、防カビ剤、防錆剤の具体例として
は、安息香酸、安息香酸アルミニウム、安息香酸ナトリ
ウム、イソプロピルメチルフェノール、エチルヘキサン
ジオール、塩化リゾチーム、塩酸クロルヘキシジン、オ
クチルフェノキシエタノール、オルトフェニルフェノー
ル、過ホウ酸ナトリウム、感光素101号、感光素20
1号、感光素301号、感光素401号、グルコン酸ク
ロルヘキシジン液、クレゾール、クロラミンT、クロル
キシレノール、クロルクレゾール、クロルフェネシン、
クロルヘキシジン、クロロブタノール、酢酸レゾルシ
ン、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、臭化ドミフェ
ン、ジンクピリチオン、ジンクピリチオン液、ソルビン
酸、サオルビン酸カリウム、チアントール、チオキソロ
ン、チモール、チラム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナ
トリウム、トリクロロカルバニリド、トリクロロヒドロ
キシジフェニルエーテル、パラオキシ安息香酸イソブチ
ル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息
香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安
息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ベンジル、パラオ
キシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸メチルナトリ
ウム、パラクロルフェノール、パラフェノールスルホン
酸ナトリウム(二水和物)、ハロカルバン、フェノキシ
エタノール、フェノール、ヘキサクロロファン、モノニ
トログアヤコール、モノニトログアヤコールナトリウ
ム、ヨウ化パラジメチルアミノスチリルヘプチルメチル
リアゾリニウム、ラウリルトリメチルアンモニウムトリ
クロロフェノキサイド、硫酸オキシキノリン、リン酸オ
キシキノリン、レゾルシンが挙げられる。
は、安息香酸、安息香酸アルミニウム、安息香酸ナトリ
ウム、イソプロピルメチルフェノール、エチルヘキサン
ジオール、塩化リゾチーム、塩酸クロルヘキシジン、オ
クチルフェノキシエタノール、オルトフェニルフェノー
ル、過ホウ酸ナトリウム、感光素101号、感光素20
1号、感光素301号、感光素401号、グルコン酸ク
ロルヘキシジン液、クレゾール、クロラミンT、クロル
キシレノール、クロルクレゾール、クロルフェネシン、
クロルヘキシジン、クロロブタノール、酢酸レゾルシ
ン、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、臭化ドミフェ
ン、ジンクピリチオン、ジンクピリチオン液、ソルビン
酸、サオルビン酸カリウム、チアントール、チオキソロ
ン、チモール、チラム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナ
トリウム、トリクロロカルバニリド、トリクロロヒドロ
キシジフェニルエーテル、パラオキシ安息香酸イソブチ
ル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息
香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安
息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ベンジル、パラオ
キシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸メチルナトリ
ウム、パラクロルフェノール、パラフェノールスルホン
酸ナトリウム(二水和物)、ハロカルバン、フェノキシ
エタノール、フェノール、ヘキサクロロファン、モノニ
トログアヤコール、モノニトログアヤコールナトリウ
ム、ヨウ化パラジメチルアミノスチリルヘプチルメチル
リアゾリニウム、ラウリルトリメチルアンモニウムトリ
クロロフェノキサイド、硫酸オキシキノリン、リン酸オ
キシキノリン、レゾルシンが挙げられる。
【0020】以上のような本発明の製造方法によれば、
乳化重合後のジオルガノポリシロキサン中のオクタメチ
ルシクロテトラシロキサン含有量が0.5重量%以下で
あるジオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を効
率よく得ることができる。尚、オクタメチルシクロテト
ラシロキサン含有量は0.4重量%以下であることが好
ましい。また、重合後のジオルガノポリシロキサンの数
平均分子量は、5000以上、あるいは、(a)成分の
2倍以上の分子量であることが好ましい。より好ましく
は30000以上であり、50000以上であることが
さらに好ましい。このような本発明の方法により得られ
たエマルジョン組成物は、特に加熱下で使用する場合
に、オクタメチルシクロテトラシロキサンの発生量が著
しく少ないので産業上極めて有用であり、化粧品用途に
好適である。
乳化重合後のジオルガノポリシロキサン中のオクタメチ
ルシクロテトラシロキサン含有量が0.5重量%以下で
あるジオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を効
率よく得ることができる。尚、オクタメチルシクロテト
ラシロキサン含有量は0.4重量%以下であることが好
ましい。また、重合後のジオルガノポリシロキサンの数
平均分子量は、5000以上、あるいは、(a)成分の
2倍以上の分子量であることが好ましい。より好ましく
は30000以上であり、50000以上であることが
さらに好ましい。このような本発明の方法により得られ
たエマルジョン組成物は、特に加熱下で使用する場合
に、オクタメチルシクロテトラシロキサンの発生量が著
しく少ないので産業上極めて有用であり、化粧品用途に
好適である。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。実施例中、「部」は「重量部」を表し、「%」は
「重量%」を表し、分子量は数平均分子量である。ま
た、調製したエマルジョン組成物の評価は、以下の方法
に従って測定した。
る。実施例中、「部」は「重量部」を表し、「%」は
「重量%」を表し、分子量は数平均分子量である。ま
た、調製したエマルジョン組成物の評価は、以下の方法
に従って測定した。
【0022】<ジオルガノポリシロキサン中のオクタメ
チルシクロテトラシロキサン含有量>エマルジョン組成
物5部に、メタノール50部およびn−ヘキサン100
部を添加して、強く振とうした。次いでこれを24時間
以上静置して、完全に2層に分離させた。その後n−ヘ
キサン層をマイクロシリンジで採取して、抽出したオク
タメチルシクロテトラシロキサンをガスクロマトグラフ
で定量した。
チルシクロテトラシロキサン含有量>エマルジョン組成
物5部に、メタノール50部およびn−ヘキサン100
部を添加して、強く振とうした。次いでこれを24時間
以上静置して、完全に2層に分離させた。その後n−ヘ
キサン層をマイクロシリンジで採取して、抽出したオク
タメチルシクロテトラシロキサンをガスクロマトグラフ
で定量した。
【0023】<ジオルガノポリシロキサンの分子量>エ
マルジョン組成物5部に、メタノール50部およびn−
ヘキサン100部を添加して、強く振とうした。次いで
これを24時間以上静置して、完全に2層に分離させ
た。その後n−ヘキサン層を別の容器に採り、乾燥窒素
雰囲気下でn−ヘキサンを完全に留去した。留去後に残
存したポリマーをトルエンで希釈して、ポリスチレンを
標準物質としてGPCにて数平均分子量を測定した。
マルジョン組成物5部に、メタノール50部およびn−
ヘキサン100部を添加して、強く振とうした。次いで
これを24時間以上静置して、完全に2層に分離させ
た。その後n−ヘキサン層を別の容器に採り、乾燥窒素
雰囲気下でn−ヘキサンを完全に留去した。留去後に残
存したポリマーをトルエンで希釈して、ポリスチレンを
標準物質としてGPCにて数平均分子量を測定した。
【0024】
【参考例1】2000mlのナス型フラスコに、平衡重
合法で製造した、分子鎖両末端がシラノール基で封鎖さ
れたジメチルポリシロキサン(オクタメチルシクロテト
ラシロキサンの含有量4.92%、分子量4800)1
000gを投入した。次いでこのフラスコをエバポレー
ターに取り付けて、乾燥窒素を約10ml/minの流
速でジメチルポリシロキサン中に連続的に吹き込みなが
ら、真空ポンプを使用して内部圧力を1.33kPa(1
0mmHg)にし、オイルバスを用いて150℃に保持
して、100rpmで回転しながら1時間ストリッピン
グを行い、サンプル−Aを得た。得られたサンプル−A
中のオクタメチルシクロテトラシロキサン含有量を測定
したところ、0.01%であった。
合法で製造した、分子鎖両末端がシラノール基で封鎖さ
れたジメチルポリシロキサン(オクタメチルシクロテト
ラシロキサンの含有量4.92%、分子量4800)1
000gを投入した。次いでこのフラスコをエバポレー
ターに取り付けて、乾燥窒素を約10ml/minの流
速でジメチルポリシロキサン中に連続的に吹き込みなが
ら、真空ポンプを使用して内部圧力を1.33kPa(1
0mmHg)にし、オイルバスを用いて150℃に保持
して、100rpmで回転しながら1時間ストリッピン
グを行い、サンプル−Aを得た。得られたサンプル−A
中のオクタメチルシクロテトラシロキサン含有量を測定
したところ、0.01%であった。
【0025】
【比較参考例1】2000mlのナス型フラスコに、平
衡重合法で製造した、分子鎖両末端がシラノール基で封
鎖されたジメチルポリシロキサン(オクタメチルシクロ
テトラシロキサンの含有量4.92%、分子量480
0)1000gを投入した。次いでこのフラスコをエバ
ポレーターに取り付けて、乾燥窒素を約10ml/mi
nの流速でジメチルポリシロキサン中に連続的に吹き込
みながら、真空ポンプを使用して内部圧力を6.65k
Pa(50mmHg)にし、オイルバスを用いて150℃
に保持して、100rpmで回転しながら10時間スト
リッピングを行い、サンプル−Bを得た。得られたサン
プル−B中のオクタメチルシクロテトラシロキサン含有
量を測定したところ、3.15%であった。
衡重合法で製造した、分子鎖両末端がシラノール基で封
鎖されたジメチルポリシロキサン(オクタメチルシクロ
テトラシロキサンの含有量4.92%、分子量480
0)1000gを投入した。次いでこのフラスコをエバ
ポレーターに取り付けて、乾燥窒素を約10ml/mi
nの流速でジメチルポリシロキサン中に連続的に吹き込
みながら、真空ポンプを使用して内部圧力を6.65k
Pa(50mmHg)にし、オイルバスを用いて150℃
に保持して、100rpmで回転しながら10時間スト
リッピングを行い、サンプル−Bを得た。得られたサン
プル−B中のオクタメチルシクロテトラシロキサン含有
量を測定したところ、3.15%であった。
【0026】
【比較参考例2】2000mlのナス型フラスコに、平
衡重合法で製造した、分子鎖両末端がシラノール基で封
鎖されたジメチルポリシロキサン(オクタメチルシクロ
テトラシロキサンの含有量4.92%、分子量480
0)1000gを投入した。次いでこのフラスコをエバ
ポレーターに取り付けて、乾燥窒素を約10ml/mi
nの流速でジメチルポリシロキサン中に連続的に吹き込
みながら、真空ポンプを使用して内部圧力を1.33k
Pa(10mmHg)にし、オイルバスを用いて100℃
に保持して、100rpmで回転しながら10時間スト
リッピングを行い、サンプル−Cを得た。得られたサン
プル−C中のオクタメチルシクロテトラシロキサン含有
量を測定したところ、1.91%であった。
衡重合法で製造した、分子鎖両末端がシラノール基で封
鎖されたジメチルポリシロキサン(オクタメチルシクロ
テトラシロキサンの含有量4.92%、分子量480
0)1000gを投入した。次いでこのフラスコをエバ
ポレーターに取り付けて、乾燥窒素を約10ml/mi
nの流速でジメチルポリシロキサン中に連続的に吹き込
みながら、真空ポンプを使用して内部圧力を1.33k
Pa(10mmHg)にし、オイルバスを用いて100℃
に保持して、100rpmで回転しながら10時間スト
リッピングを行い、サンプル−Cを得た。得られたサン
プル−C中のオクタメチルシクロテトラシロキサン含有
量を測定したところ、1.91%であった。
【0027】上記で得られたサンプルA〜Cのオクタメ
チルシクロテトラシロキサン含有量を表1に示した。
チルシクロテトラシロキサン含有量を表1に示した。
【表1】
【0028】
【実施例1】参考例1で得たサンプル−A 400.0
gに、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(25E
O)18.0g、テトラデセンスルホン酸ナトリウム7
5%とヒドロキシテトラデカンスルホン酸ナトリウム2
5%の混合物であるアニオン系界面活性剤20.0g、
イオン交換水42.0gの混合液を加えて、十分に予備
混合した。この混合液をコロイドミルに1回通過させ
て、乳化物を得た。この乳化物を、温度計、攪拌器、冷
却管を備えた1リットル4つ口フラスコに秤り取り、水
520.0gを加えて希釈して、平均粒子径0.25μ
mの前駆体エマルジョン組成物を得た。これを200r
pmで攪拌しながら、10%塩酸2.2gを添加した。
次いで、4つ口フラスコの外部より熱媒あるいは冷媒を
用いて加熱または冷却を行い、内容物の温度を0,1
0,25℃に保持して重合を行った。その後、攪拌を継
続しながら、10%水酸化ナトリウム水溶液をpHが7
付近になるまで滴下することにより重合反応を停止し
て、平均粒子径0.25μmの高分子量ジメチルポリシ
ロキサンのエマルジョン組成物を得た。このようにして
得られたエマルジョン組成物について、高分子量ジメチ
ルポリシロキサン中のオクタメチルシクロテトラシロキ
サン含有量を測定した。また、得られたエマルジョン組
成物中の高分子量ジメチルポリシロキサンの分子量を測
定した。これらの結果を表3に示した。また、使用した
原料の組成を表2に示した。
gに、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(25E
O)18.0g、テトラデセンスルホン酸ナトリウム7
5%とヒドロキシテトラデカンスルホン酸ナトリウム2
5%の混合物であるアニオン系界面活性剤20.0g、
イオン交換水42.0gの混合液を加えて、十分に予備
混合した。この混合液をコロイドミルに1回通過させ
て、乳化物を得た。この乳化物を、温度計、攪拌器、冷
却管を備えた1リットル4つ口フラスコに秤り取り、水
520.0gを加えて希釈して、平均粒子径0.25μ
mの前駆体エマルジョン組成物を得た。これを200r
pmで攪拌しながら、10%塩酸2.2gを添加した。
次いで、4つ口フラスコの外部より熱媒あるいは冷媒を
用いて加熱または冷却を行い、内容物の温度を0,1
0,25℃に保持して重合を行った。その後、攪拌を継
続しながら、10%水酸化ナトリウム水溶液をpHが7
付近になるまで滴下することにより重合反応を停止し
て、平均粒子径0.25μmの高分子量ジメチルポリシ
ロキサンのエマルジョン組成物を得た。このようにして
得られたエマルジョン組成物について、高分子量ジメチ
ルポリシロキサン中のオクタメチルシクロテトラシロキ
サン含有量を測定した。また、得られたエマルジョン組
成物中の高分子量ジメチルポリシロキサンの分子量を測
定した。これらの結果を表3に示した。また、使用した
原料の組成を表2に示した。
【0029】
【比較例1】実施例1と同様にして平均粒子径0.25
μmの前駆体エマルジョン組成物を調製して、これを2
00rpmで攪拌しながら10%塩酸2.2gを添加し
た。次いで、外部より熱媒を用いて加熱を行い、内容物
の温度を55℃に保持したまま5時間重合を行った。そ
の後、攪拌を継続しながら、10%水酸化ナトリウム水
溶液をpHが7付近になるまで滴下することにより重合
反応を停止して、平均粒子径0.26μmの高分子量ジ
メチルポリシロキサンのエマルジョン組成物を得た。得
られたエマルジョン組成物の組成を表2に示し、オクタ
メチルシクロテトラシロキサン含有量、高分子量ジメチ
ルポリシロキサンの分子量を表3に示した。
μmの前駆体エマルジョン組成物を調製して、これを2
00rpmで攪拌しながら10%塩酸2.2gを添加し
た。次いで、外部より熱媒を用いて加熱を行い、内容物
の温度を55℃に保持したまま5時間重合を行った。そ
の後、攪拌を継続しながら、10%水酸化ナトリウム水
溶液をpHが7付近になるまで滴下することにより重合
反応を停止して、平均粒子径0.26μmの高分子量ジ
メチルポリシロキサンのエマルジョン組成物を得た。得
られたエマルジョン組成物の組成を表2に示し、オクタ
メチルシクロテトラシロキサン含有量、高分子量ジメチ
ルポリシロキサンの分子量を表3に示した。
【0030】
【比較例2】実施例1において、サンプル−Aの代わり
に比較参考例2のサンプル−Cを用いた以外は実施例1
と同様にして、平均粒子径0.25μmの前駆体エマル
ジョン組成物を得た。これを200rpmで攪拌しなが
ら、10%塩酸2.2gを添加した。次いで、外部より
冷媒を用いて冷却を行い、内容物の温度を10℃に保持
したまま10時間重合を行った。その後、攪拌を継続し
ながら、10%水酸化ナトリウム水溶液をpHが7付近
になるまで滴下することにより重合反応を停止して、平
均粒子径0.25μmの高分子量ジメチルポリシロキサ
ンのエマルジョン組成物を得た。得られたエマルジョン
組成物の組成を表2に示し、オクタメチルシクロテトラ
シロキサン含有量、高分子量ジメチルポリシロキサンの
分子量を表3に示した。
に比較参考例2のサンプル−Cを用いた以外は実施例1
と同様にして、平均粒子径0.25μmの前駆体エマル
ジョン組成物を得た。これを200rpmで攪拌しなが
ら、10%塩酸2.2gを添加した。次いで、外部より
冷媒を用いて冷却を行い、内容物の温度を10℃に保持
したまま10時間重合を行った。その後、攪拌を継続し
ながら、10%水酸化ナトリウム水溶液をpHが7付近
になるまで滴下することにより重合反応を停止して、平
均粒子径0.25μmの高分子量ジメチルポリシロキサ
ンのエマルジョン組成物を得た。得られたエマルジョン
組成物の組成を表2に示し、オクタメチルシクロテトラ
シロキサン含有量、高分子量ジメチルポリシロキサンの
分子量を表3に示した。
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【実施例2】参考例1で得たサンプル−A 400.0
gに、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(25E
O)18.0g、ドデシルベンゼンスルホン酸20.0
g、イオン交換水42.0gの混合液を加えて、十分に
予備混合した。この混合液をコロイドミルに1回通過さ
せて、乳化物を得た。次いでこの乳化物を、温度計、攪
拌器、冷却管を備えた1リットル4つ口フラスコに投入
して、水520.0gを加えて希釈し、平均粒子径0.
25μmの前駆体エマルジョン組成物を得た。得られた
前駆体エマルジョン組成物を200rpmで攪拌しなが
ら、フラスコの外部より熱媒あるいは冷媒を用いて加熱
または冷却を行い、内容物の温度を0,10,25℃に
保持して重合を行った。次いで、これを攪拌しながら、
10%水酸化ナトリウム水溶液をpHが7付近になるま
で滴下することにより重合反応を停止して、平均粒子径
0.24μmの高分子量ジメチルポリシロキサンのエマ
ルジョン組成物を得た。このようにして得られたエマル
ジョン組成物について、高分子量ジメチルポリシロキサ
ン中のオクタメチルシクロテトラシロキサン含有量を測
定した。また、得られたエマルジョン組成物中の高分子
量ジメチルポリシロキサンの分子量を測定した。これら
の結果を表4に示した。また、使用した原料の組成を表
2に示した。
gに、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(25E
O)18.0g、ドデシルベンゼンスルホン酸20.0
g、イオン交換水42.0gの混合液を加えて、十分に
予備混合した。この混合液をコロイドミルに1回通過さ
せて、乳化物を得た。次いでこの乳化物を、温度計、攪
拌器、冷却管を備えた1リットル4つ口フラスコに投入
して、水520.0gを加えて希釈し、平均粒子径0.
25μmの前駆体エマルジョン組成物を得た。得られた
前駆体エマルジョン組成物を200rpmで攪拌しなが
ら、フラスコの外部より熱媒あるいは冷媒を用いて加熱
または冷却を行い、内容物の温度を0,10,25℃に
保持して重合を行った。次いで、これを攪拌しながら、
10%水酸化ナトリウム水溶液をpHが7付近になるま
で滴下することにより重合反応を停止して、平均粒子径
0.24μmの高分子量ジメチルポリシロキサンのエマ
ルジョン組成物を得た。このようにして得られたエマル
ジョン組成物について、高分子量ジメチルポリシロキサ
ン中のオクタメチルシクロテトラシロキサン含有量を測
定した。また、得られたエマルジョン組成物中の高分子
量ジメチルポリシロキサンの分子量を測定した。これら
の結果を表4に示した。また、使用した原料の組成を表
2に示した。
【0034】
【比較例3】実施例2と同様にして平均粒子径0.25
μmの前駆体エマルジョン組成物を調製して、これを2
00rpmで攪拌しながら熱媒を用いて加熱して、内容
物の温度を55℃,70℃,85℃に保持したまま5時
間重合を行った。次いで、これを攪拌しながら、10%
水酸化ナトリウム水溶液をpHが7付近になるまで滴下
することにより重合反応を停止して、平均粒子径0.2
5μmの高分子量ジメチルポリシロキサンのエマルジョ
ン組成物を得た。得られたエマルジョン組成物の組成を
表2に示し、オクタメチルシクロテトラシロキサン含有
量、高分子量ジメチルポリシロキサンの分子量を表4に
示した。
μmの前駆体エマルジョン組成物を調製して、これを2
00rpmで攪拌しながら熱媒を用いて加熱して、内容
物の温度を55℃,70℃,85℃に保持したまま5時
間重合を行った。次いで、これを攪拌しながら、10%
水酸化ナトリウム水溶液をpHが7付近になるまで滴下
することにより重合反応を停止して、平均粒子径0.2
5μmの高分子量ジメチルポリシロキサンのエマルジョ
ン組成物を得た。得られたエマルジョン組成物の組成を
表2に示し、オクタメチルシクロテトラシロキサン含有
量、高分子量ジメチルポリシロキサンの分子量を表4に
示した。
【0035】
【比較例4】実施例2において、サンプル−Aの代わり
に比較参考例2のサンプル−Cを用いた以外は実施例2
と同様にして、平均粒子径0.25μmの前駆体エマル
ジョン組成物を得た。次いでこれを200rpmで攪拌
しながら、外部より冷媒を用いて冷却を行い、内容物の
温度を10℃に保持したまま10時間重合を行った。そ
の後、攪拌を継続しながら、10%水酸化ナトリウム水
溶液をpHが7付近になるまで滴下することにより重合
反応を停止して、平均粒子径0.25μmの高分子量ジ
メチルポリシロキサンのエマルジョン組成物を得た。得
られたエマルジョン組成物の組成を表2に示し、オクタ
メチルシクロテトラシロキサン含有量、高分子量ジメチ
ルポリシロキサンの分子量を表4に示した。
に比較参考例2のサンプル−Cを用いた以外は実施例2
と同様にして、平均粒子径0.25μmの前駆体エマル
ジョン組成物を得た。次いでこれを200rpmで攪拌
しながら、外部より冷媒を用いて冷却を行い、内容物の
温度を10℃に保持したまま10時間重合を行った。そ
の後、攪拌を継続しながら、10%水酸化ナトリウム水
溶液をpHが7付近になるまで滴下することにより重合
反応を停止して、平均粒子径0.25μmの高分子量ジ
メチルポリシロキサンのエマルジョン組成物を得た。得
られたエマルジョン組成物の組成を表2に示し、オクタ
メチルシクロテトラシロキサン含有量、高分子量ジメチ
ルポリシロキサンの分子量を表4に示した。
【0036】
【表4】
【0037】
【実施例3】参考例1で得たサンプル−A 600.0
gとメチルトリメトキシシラン10.0gの混合物に、
塩化セチルトリメチルアンモニウム(30%水溶液)を
66.7g、イオン交換水320.0gの混合液を加え
て、十分に予備混合した。この混合液をホモジナイザー
で400kg/cm2の圧力下で2回通過させて、平均
粒子径0.35μmの前駆体エマルジョン組成物を得
た。これを4つ口フラスコにとり、200rpmで攪拌
しながら、水酸化ナトリウム(20%水溶液)2.5g
を添加した。次いで、熱媒を用いて内容物の温度を25
℃に保持したまま5時間重合を行った。その後、攪拌を
継続しながら、リン酸をpHが7付近になるまで滴下す
ることにより重合反応を停止して、平均粒子径0.34
μmの高分子量ジオルガノポリシロキサンのエマルジョ
ン組成物を得た。このようにして得られたエマルジョン
組成物について、高分子量ジオルガノポリシロキサン中
のオクタメチルシクロテトラシロキサン含有量を測定し
た。また、得られたエマルジョン組成物中の高分子量ジ
オルガノポリシロキサンの分子量を測定した。これらの
結果を表6に示した。また、使用した原料の組成を表5
に示した。
gとメチルトリメトキシシラン10.0gの混合物に、
塩化セチルトリメチルアンモニウム(30%水溶液)を
66.7g、イオン交換水320.0gの混合液を加え
て、十分に予備混合した。この混合液をホモジナイザー
で400kg/cm2の圧力下で2回通過させて、平均
粒子径0.35μmの前駆体エマルジョン組成物を得
た。これを4つ口フラスコにとり、200rpmで攪拌
しながら、水酸化ナトリウム(20%水溶液)2.5g
を添加した。次いで、熱媒を用いて内容物の温度を25
℃に保持したまま5時間重合を行った。その後、攪拌を
継続しながら、リン酸をpHが7付近になるまで滴下す
ることにより重合反応を停止して、平均粒子径0.34
μmの高分子量ジオルガノポリシロキサンのエマルジョ
ン組成物を得た。このようにして得られたエマルジョン
組成物について、高分子量ジオルガノポリシロキサン中
のオクタメチルシクロテトラシロキサン含有量を測定し
た。また、得られたエマルジョン組成物中の高分子量ジ
オルガノポリシロキサンの分子量を測定した。これらの
結果を表6に示した。また、使用した原料の組成を表5
に示した。
【0038】
【比較例5】実施例3と同様にして平均粒子径0.35
μmの前駆体エマルジョン組成物を調製して、これを4
つ口フラスコにとり、200rpmで攪拌しながら水酸
化ナトリウム(20%水溶液)2.5gを添加した。次
いで熱媒を用いて加熱を行い、内容物の温度を50℃、
70℃に保持したまま5時間重合を行った。その後、攪
拌を継続しながら、リン酸をpHが7付近になるまで滴
下することにより重合反応を停止して、平均粒子径0.
36μmの高分子量ジオルガノポリシロキサンのエマル
ジョン組成物を得た。得られたエマルジョン組成物の組
成を表5に示し、オクタメチルシクロテトラシロキサン
含有量、高分子量ジオルガノポリシロキサンの分子量を
表6に示した。
μmの前駆体エマルジョン組成物を調製して、これを4
つ口フラスコにとり、200rpmで攪拌しながら水酸
化ナトリウム(20%水溶液)2.5gを添加した。次
いで熱媒を用いて加熱を行い、内容物の温度を50℃、
70℃に保持したまま5時間重合を行った。その後、攪
拌を継続しながら、リン酸をpHが7付近になるまで滴
下することにより重合反応を停止して、平均粒子径0.
36μmの高分子量ジオルガノポリシロキサンのエマル
ジョン組成物を得た。得られたエマルジョン組成物の組
成を表5に示し、オクタメチルシクロテトラシロキサン
含有量、高分子量ジオルガノポリシロキサンの分子量を
表6に示した。
【0039】
【比較例6】実施例3において、サンプル−Aの代わり
に比較参考例2のサンプル−Cを用いた以外は実施例3
と同様にして、平均粒子径0.35μmの前駆体エマル
ジョン組成物を得た。これを4つ口フラスコにとり、2
00rpmで攪拌しながら、水酸化ナトリウム(20%
水溶液)2.5gを添加した。次いで、熱媒を用いて内
容物の温度を25℃に保持したまま5時間重合を行っ
た。その後、攪拌を継続しながら、リン酸をpHが7付
近になるまで滴下することにより重合反応を停止して、
平均粒子径0.33μmの高分子量ジオルガノポリシロ
キサンのエマルジョン組成物を得た。得られたエマルジ
ョン組成物の組成を表5に示し、オクタメチルシクロテ
トラシロキサン含有量、高分子量ジオルガノポリシロキ
サンの分子量を表6に示した。
に比較参考例2のサンプル−Cを用いた以外は実施例3
と同様にして、平均粒子径0.35μmの前駆体エマル
ジョン組成物を得た。これを4つ口フラスコにとり、2
00rpmで攪拌しながら、水酸化ナトリウム(20%
水溶液)2.5gを添加した。次いで、熱媒を用いて内
容物の温度を25℃に保持したまま5時間重合を行っ
た。その後、攪拌を継続しながら、リン酸をpHが7付
近になるまで滴下することにより重合反応を停止して、
平均粒子径0.33μmの高分子量ジオルガノポリシロ
キサンのエマルジョン組成物を得た。得られたエマルジ
ョン組成物の組成を表5に示し、オクタメチルシクロテ
トラシロキサン含有量、高分子量ジオルガノポリシロキ
サンの分子量を表6に示した。
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、乳化重合後
のジオルガノポリシロキサン中のオクタメチルシクロテ
トラシロキサン含有量が0.5重量%以下であるエマル
ジョン組成物を効率よく調製することができるという特
徴を有する。
のジオルガノポリシロキサン中のオクタメチルシクロテ
トラシロキサン含有量が0.5重量%以下であるエマル
ジョン組成物を効率よく調製することができるという特
徴を有する。
Claims (5)
- 【請求項1】 下記工程(1)〜(3)からなり、生成
したジオルガノポリシロキサン中のオクタメチルシクロ
テトラシロキサン含有量が0.5重量%以下であること
を特徴とする、乳化重合ジオルガノポリシロキサンエマ
ルジョン組成物の製造方法。 (1)分子鎖末端に縮合反応性官能基を有し、オクタメ
チルシクロテトラシロキサンの含有量が0.3重量%を
越える低分子量のジオルガノポリシロキサンを、不活性
ガスを流しつつ温度80〜180℃、圧力6.65kP
a(50mmHg)以下の条件下で保持して、オクタメチ
ルシクロテトラシロキサンの含有量を0.3重量%以下
に低減する工程。 (2)(a)上記工程(1)で得た、オクタメチルシク
ロテトラシロキサンの含有量が0.3重量%以下であ
り、分子鎖末端に縮合反応性官能基を有する低分子量の
ジオルガノポリシロキサンを、(b)イオン性界面活性
剤により(d)水中に乳化する工程。 (3)上記工程(2)で得たエマルジョンに(c)重合
用触媒[(b)成分が十分な触媒活性を有する場合は不
要]を加えて、40℃以下の温度条件下で(a)成分を
乳化重合する工程。 - 【請求項2】 低分子量ジオルガノポリシロキサンの数
平均分子量が300〜15,000である、請求項1に
記載の乳化重合ジオルガノポリシロキサンエマルジョン
組成物の製造方法。 - 【請求項3】 低分子量ジオルガノポリシロキサン中の
縮合反応性官能基が、ヒドロキシ基、アルコキシ基また
はカルボキシル基である、請求項1または請求項2に記
載の乳化重合ジオルガノポリシロキサンエマルジョン組
成物の製造方法。 - 【請求項4】 (b)成分が、カチオン系界面活性剤ま
たはアニオン系界面活性剤である、請求項1〜請求項3
のいずれか1項に記載の乳化重合ジオルガノポリシロキ
サンエマルジョン組成物の製造方法。 - 【請求項5】 (c)成分が塩酸である、請求項1〜請
求項4のいずれか1項に記載の乳化重合ジオルガノポリ
シロキサンエマルジョン組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002054680A JP2003252994A (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | 乳化重合ジオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002054680A JP2003252994A (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | 乳化重合ジオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003252994A true JP2003252994A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28665766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002054680A Pending JP2003252994A (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | 乳化重合ジオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003252994A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005109256A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Fujimi Inc | 研磨用組成物 |
JP2006104267A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Ge Toshiba Silicones Co Ltd | シリコーンエマルジョンおよび毛髪化粧料組成物 |
JP2006160927A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Dow Corning Toray Co Ltd | オルガノポリシロキサンエマルジョンの製造方法 |
JP2006519281A (ja) * | 2003-02-07 | 2006-08-24 | ダウ・コーニング・コーポレイション | シリコーンエマルジョンを作製する方法 |
JP2007297533A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 官能基含有ジオルガノポリシロキサンエマルジョンの製造方法 |
JP2008063583A (ja) * | 2007-10-22 | 2008-03-21 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 変性ポリシロキサン |
JP4843020B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2011-12-21 | ダウ・コーニング・コーポレイション | シリコーンエマルジョン、これを調製する方法、および化粧品成分 |
JP2013531126A (ja) * | 2010-07-22 | 2013-08-01 | ダウ コーニング コーポレーション | ポリシロキサンエマルジョン製造方法 |
WO2013153833A1 (ja) * | 2012-04-11 | 2013-10-17 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサンエマルション組成物の製造方法 |
WO2013161500A1 (ja) * | 2012-04-25 | 2013-10-31 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサンエマルション組成物 |
WO2014084319A1 (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-05 | 信越化学工業株式会社 | 化粧料 |
JP2015193803A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-05 | 信越化学工業株式会社 | シリコーン粘着剤組成物、その製造法及び粘着フィルム |
WO2015174389A1 (ja) * | 2014-05-14 | 2015-11-19 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサンエマルション組成物の製造方法及びエマルション組成物 |
JP2016166324A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-15 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサンエマルション組成物の製造方法及びエマルション組成物 |
WO2021132057A1 (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | 信越化学工業株式会社 | 吸水防止剤及び板紙 |
-
2002
- 2002-02-28 JP JP2002054680A patent/JP2003252994A/ja active Pending
Cited By (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006519281A (ja) * | 2003-02-07 | 2006-08-24 | ダウ・コーニング・コーポレイション | シリコーンエマルジョンを作製する方法 |
JP2005109256A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Fujimi Inc | 研磨用組成物 |
JP4608196B2 (ja) * | 2003-09-30 | 2011-01-05 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | 研磨用組成物 |
JP2006104267A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Ge Toshiba Silicones Co Ltd | シリコーンエマルジョンおよび毛髪化粧料組成物 |
JP4522809B2 (ja) * | 2004-10-01 | 2010-08-11 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 | シリコーンエマルジョンおよび毛髪化粧料組成物 |
JP2006160927A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Dow Corning Toray Co Ltd | オルガノポリシロキサンエマルジョンの製造方法 |
JP4664053B2 (ja) * | 2004-12-08 | 2011-04-06 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | オルガノポリシロキサンエマルジョンの製造方法 |
JP4843020B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2011-12-21 | ダウ・コーニング・コーポレイション | シリコーンエマルジョン、これを調製する方法、および化粧品成分 |
JP2007297533A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 官能基含有ジオルガノポリシロキサンエマルジョンの製造方法 |
JP4697447B2 (ja) * | 2006-05-01 | 2011-06-08 | 信越化学工業株式会社 | 官能基含有ジオルガノポリシロキサンエマルジョンの製造方法 |
JP2008063583A (ja) * | 2007-10-22 | 2008-03-21 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 変性ポリシロキサン |
JP2013531126A (ja) * | 2010-07-22 | 2013-08-01 | ダウ コーニング コーポレーション | ポリシロキサンエマルジョン製造方法 |
JP5382273B1 (ja) * | 2012-04-11 | 2014-01-08 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサンエマルション組成物の製造方法 |
WO2013153833A1 (ja) * | 2012-04-11 | 2013-10-17 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサンエマルション組成物の製造方法 |
KR101407867B1 (ko) | 2012-04-11 | 2014-06-16 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 오르가노폴리실록산 에멀션 조성물의 제조 방법 |
TWI486175B (zh) * | 2012-04-11 | 2015-06-01 | Shinetsu Chemical Co | Organic polysiloxane emulsion composition |
US9072666B2 (en) | 2012-04-11 | 2015-07-07 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing organopolysiloxane emulsion composition |
US9540541B2 (en) | 2012-04-25 | 2017-01-10 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Organopolysiloxane emulsion composition |
WO2013161500A1 (ja) * | 2012-04-25 | 2013-10-31 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサンエマルション組成物 |
CN104379674A (zh) * | 2012-04-25 | 2015-02-25 | 信越化学工业株式会社 | 有机聚硅氧烷乳液组合物 |
US9895296B2 (en) | 2012-11-30 | 2018-02-20 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Cosmetic preparation |
JPWO2014084319A1 (ja) * | 2012-11-30 | 2017-01-05 | 信越化学工業株式会社 | 化粧料 |
WO2014084319A1 (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-05 | 信越化学工業株式会社 | 化粧料 |
JP2015193803A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-05 | 信越化学工業株式会社 | シリコーン粘着剤組成物、その製造法及び粘着フィルム |
WO2015174389A1 (ja) * | 2014-05-14 | 2015-11-19 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサンエマルション組成物の製造方法及びエマルション組成物 |
US10676617B2 (en) | 2014-05-14 | 2020-06-09 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing organopolysiloxane emulsion composition, and emulsion composition |
JP2016166324A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-15 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサンエマルション組成物の製造方法及びエマルション組成物 |
WO2021132057A1 (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | 信越化学工業株式会社 | 吸水防止剤及び板紙 |
JPWO2021132057A1 (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | ||
CN114846097A (zh) * | 2019-12-24 | 2022-08-02 | 信越化学工业株式会社 | 防吸水剂及纸板 |
JP7414079B2 (ja) | 2019-12-24 | 2024-01-16 | 信越化学工業株式会社 | 吸水防止剤及び板紙 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003252994A (ja) | 乳化重合ジオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物の製造方法 | |
US4122029A (en) | Emulsion compositions comprising a siloxane-oxyalkylene copolymer and an organic surfactant | |
KR100915430B1 (ko) | 안정한 저입도 유기 폴리실록산 에멀션의 제조 방법 | |
EP2785910B1 (en) | Aminofunctional organosiloxanes | |
JP2000198852A (ja) | 水中シリコ―ンエマルションの製造方法 | |
JP6309272B2 (ja) | 乳化重合の方法 | |
US6652867B1 (en) | Compositions containing organic oil-in-water emulsions, salts, alcohols and solvents | |
JP4141003B2 (ja) | 高分子量ポリオルガノシロキサンエマルジョンおよびそれを含有する化粧料 | |
JP4829396B2 (ja) | 乳化重合法 | |
US20060111452A1 (en) | Process for making silicone emulsions | |
JP4590263B2 (ja) | 架橋シリコーン粒子の水系サスペンジョン、架橋シリコーン粒子を含有するオイルの水系エマルジョンおよび化粧料原料 | |
EP1184422A1 (en) | Method of making microemulsions constituted by a silicone oil component and an amine functional polysiloxane component | |
EP1381651B1 (en) | Polyorganosiloxane emulsion composition and a cosmetic material made therefrom | |
TW200301136A (en) | Stabilization of vitamins in water-in-silicone oil (W/O) emulsions | |
JP4275415B2 (ja) | 毛髪用化粧料組成物 | |
JP2002020490A (ja) | ポリオルガノシロキサンエマルジョン及びそれを含んでなる化粧料 | |
JP2000053769A (ja) | ポリオルガノシロキサンエマルジョンおよびそれを含んでなる化粧料 | |
JP2000234058A (ja) | 水中油型オルガノポリシロキサン乳化物及びその製造方法 | |
JP4395480B2 (ja) | 固形消泡剤組成物およびその製造方法 | |
JP4895336B2 (ja) | ポリオルガノシロキサンエマルジョン組成物の製造方法 | |
JP4455873B2 (ja) | ジメチルポリシロキサンの水性エマルジョンの製造方法 | |
JP2015524867A (ja) | シリコーン乳濁液を生成するための方法 | |
JP2004331784A (ja) | シリコーンエマルジョン組成物 | |
JPH11148011A (ja) | 水中油型オルガノポリシロキサン乳化物及びその製造方法 | |
JP3495109B2 (ja) | アミノ基含有オルガノポリシロキサンマイクロエマルジョンおよびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050127 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060801 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |