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JP2003250235A - 単相コンデンサ駆動モータ及びその製造方法 - Google Patents

単相コンデンサ駆動モータ及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003250235A
JP2003250235A JP2002045655A JP2002045655A JP2003250235A JP 2003250235 A JP2003250235 A JP 2003250235A JP 2002045655 A JP2002045655 A JP 2002045655A JP 2002045655 A JP2002045655 A JP 2002045655A JP 2003250235 A JP2003250235 A JP 2003250235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
teeth
core
drive motor
phase capacitor
capacitor drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002045655A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatomo Sumi
政智 角
Yuichiro Tashiro
裕一郎 田代
Yoshinari Asano
能成 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002045655A priority Critical patent/JP2003250235A/ja
Publication of JP2003250235A publication Critical patent/JP2003250235A/ja
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  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Induction Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集中巻線の単相コンデンサ駆動モータにおい
て、3次高調波、5次高調波を低減する。 【解決手段】 極数を2N(Nは自然数)としたとき、
4N個のティースとそれらをつなぐヨーク部からなるス
テータコアの各ティースに集中巻線を施されたステータ
と、ロータを有する単相コンデンサ駆動モータにおい
て、スロットオープンが(Δθs)°であるとき、ヘッ
ドティースのはり角が、(130/N−Δθs)°広幅
ティースと、(50/N−Δθs)°狭幅ティースの間
に、スペーサティースとを合わせたティースを交互に配
置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集中巻線方式の、
単相コンデンサ駆動モータの構造及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、集中巻線方式の、単相コンデン
サ駆動モータは、図9に示すように、ヘッドティースの
はり角90(はり角とは「360°をティース数で除し
た角度からスロットオープンの角度を引いた角度」)が
均等であった。集中巻線方式は、ティースに直接巻線を
施すために、コイルエンドを小さくできる。よって小型
化が可能であり、銅線の量を少なくできるために省材料
化が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、集中巻
線方式は、巻線高調波が大きいという欠点があった。
【0004】4極24スロットの分布巻と比較すると、
4極24スロットの場合、巻線ピッチが5/6と3/6
の巻線が2:1で巻かれるため、基本波巻線係数は、 (2/3)sin75°+(1/3)sin45°=
0.880 3次高調波の巻線係数は、 (2/3)sin(75×3)°+(1/3)sin
(45×3)°=−0.236 5次高調波の巻線係数は、 (2/3)sin(75×5)°+(1/3)sin
(45×5)°=−0.063 となるが、ヘッドティースのはり角90が均等の集中巻
では、短節巻係数を計算してみると、ベクトル図は図1
0のようになり、 基本波:cos45°=0.707 3次高調波:cos135°=−0.707 5次高調波:cos315°=0.707 となり、3次高調波、5次高調波が基本波と同一だけ残
ってしまう。これは、モータ特性と運転音に影響する。
【0005】
【課題を解決するための手段】集中巻線において、3次
高調波、5次高調波を低減するため本発明は、極数を2
N(Nは自然数)としたとき、4N個のティースとそれ
らをつなぐヨーク部からなるステータコアの各ティース
に集中巻線を施されたステータと、ロータを有する単相
コンデンサ駆動のモータにおいて、スロットオープンが
(Δθs)°であるとき、ヘッドティースのはり角が、
(130/N−Δθs)°広幅ティースと、(50/N
−Δθs)°狭幅ティースの間に、スペーサティースと
を合わせたティースを交互に配置した。本構成により、
短節巻係数を計算してみると、ベクトル図は図7のよう
になり、 基本波:(cos25°+cos65°)/2=0.6
65 3次高調波:(cos75°+cos195°)/2=
−0.354 5次高調波:(cos125°+cos325°)/2
=0.123 であるので、分布巻と同等まで、高調波成分が低減でき
たことになる。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、極数を2
N(Nは自然数)としたとき、4N個のティースとそれ
らをつなぐヨーク部からなるステータコアの各ティース
に集中巻線を施されたステータと、ロータを有する単相
コンデンサ駆動モータにおいて、スロットオープンが
(Δθs)°であるとき、ヘッドティースのはり角が、
(130/N−Δθs)°広幅ティースと(50/N−
Δθs)°狭幅ティース間に、スペーサティースとを合
わせたティースを交互に配置したものであって、集中巻
線によりモータが小型化でき、銅量を低減できるととも
に、集中巻線の課題である巻線高調波を低減できる。
【0007】請求項2記載の発明は、広幅ティースの積
厚と狭幅ティースの積厚が同等で、スペーサティースの
積厚が、ロータとステータ間のエアギャップの2倍以上
である、請求項1記載の単相コンデンサ駆動モータであ
って、隣接する広幅ティースのアキシャル方向の磁束の
漏れを低減でき、ステータに発生した磁束を有効にロー
タに作用させることが可能である。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の単相コンデンサ駆動モータの製造方法にお
いて、ステータは、各ティース毎に分割された状態(以
下「分割ステータコア」という)で巻線され、巻線後に
合体して環状のステータとする、単相コンデンサ駆動モ
ータの製造方法であって、高密度巻線が可能となり、銅
損を低減することによりモータ効率を向上させることが
できる。
【0009】請求項4記載の発明は、分割ステータコア
は、電磁鋼板を打ち抜いてなるステータコアシートを積
層してなり、ステータコアシート間は、カラマセにて固
定された、請求項3記載の単相コンデンサ駆動モータの
製造方法であって、分割ステータコアの扱いが容易で、
輸送中や巻線中にステータコアシートが工数を増やすこ
と無く一体化され、生産性が向上する。
【0010】請求項5記載の発明は、分割ステータコア
は、電磁鋼板を打ち抜いてなるステータコアシートを積
層してなり、ステータコアシート間は、外周及び内周を
溶接することにより固定された、請求項3記載の単相コ
ンデンサ駆動モータの製造方法であって、カラマセによ
る鉄損の増加等を発生すること無く、輸送中や巻線中に
ステータコアシートが一体化され、生産性が向上する。
【0011】請求項6記載の発明は、内転形ロータの場
合はスペーサコアの内周部が、外転形ロータの場合はス
ペーサコアの外周部が、容易に磁気飽和する程度の細い
ティースが突出し、広幅ティース及び狭幅ティースの内
径(内転形ロータの場合)または外径(外転形ロータの
場合)と同一となる部分を有し、この部分に溶接を施す
ことを特徴とする、請求項5記載の単相コンデンサ駆動
モータの製造方法であって、溶接が容易で、生産性が向
上する。
【0012】請求項7記載の発明は、全積厚の2分の1
のヨークと、主コイル巻線の施されるティース全積厚分
を軸方向の片面を揃えて積層した主コイル用コアと、全
積厚の2分の1のヨークと、補コイル巻線の施されるテ
ィース全積厚分を軸方向の片面を揃えて積層した補コイ
ル用コアとに分割した状態で、それぞれのコアに巻線を
施した後、主コイルコアと補コイルコアを合体し、それ
ぞれの巻線端子を結線してなる、請求項3記載の単相コ
ンデンサ駆動モータの製造方法であって、ステータコア
の分割数を2に抑え、接合による工数増や鉄損増を抑え
ることが可能である。また、主コイル及び補コイルは、
それぞれ連続で巻線ができ、生産性が向上する。
【0013】請求項8記載の発明は、ヨークとティース
が分割された部分において、接合部に凹凸等を設けるこ
とにより位置決め手段を有する請求項7記載の単相コン
デンサ駆動モータの製造方法であって、位置決めが容易
で、巻線前に溶接や接着等の工数が省け、生産性が向上
する。
【0014】請求項9記載の発明は、ヨークの積厚が、
ティースの積厚より大きく、主コイルコアと補コイルコ
アを組合わせたステータコアの状態で、軸方向両端部に
おいて、ヨークがティースより多く積層されている、請
求項7記載の単相コンデンサ駆動モータの製造方法であ
って、コイルエンドの高さに相当する部分にもヨークが
あるため、モータ全長を小さくすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施の例について、図面を用
いて説明する。
【0016】(実施例1)図1は、ステータコアを組立
てた状態の斜視図であり、実際は、この状態で巻線され
ているが、便宜上省略している。図2に、ステータティ
ースを構成する3種類のステータコアシートの形状を示
す。図3は、図1におけるA−A断面図を示す。図4
は、ステータの巻線仕様を示した図である。図4におい
て、実線は主巻線、破線は補助巻線を示す。補助巻線は
運転用コンデンサを直列に接続した状態で、主巻線と並
列に結線され、単相電源から電力を供給している。この
巻線方式では、ロータは反時計方向に回転する。
【0017】ステータ1は4極であり、8個のティース
11とそれらをつなぐヨーク12からなるステータコア
13の各ティースに集中巻線を施してなる。
【0018】ステータ1は、分割ステータコアで巻線さ
れ、巻線後に合体して環状のステータとする。
【0019】スロットオープンが(Δθs)°であると
き、ヘッドティースのはり角(機械角)が、広幅ティー
ス14aと、狭幅ティース14bの間に、スペーサティ
ース14cとを合わせたティースを交互に配置するよう
にしている。スペーサティース14cは、互いに隣接す
る広幅ティース14a同士が、軸方向に短絡しない程度
の空隙ができるようにするためのものであり、スペーサ
ティース14cの積厚が、ロータとステータ間のエアギ
ャップの2倍以上であれば、多くの磁束が短絡せずにロ
ータに渡ることになるが、スペーサティース14cの積
厚分は、トルクとして働かない部分であり、極力小さく
することが望ましい。なお、スペーサティース14cの
部分は、ステータコア内径が小さいため、広幅ティース
14aと狭幅ティース14bが巻線の張力等により、屈
曲し接触することを防ぐために、非磁性体、望ましくは
絶縁体のスペーサを設けても良い(本実施例では非磁性
体のスペーサを設けていない)。
【0020】これらのコアシートは、電磁鋼板を打ち抜
きながら金型内で積層され、所定の積厚になった時点
で、ステータ外周及び内周の溶接位置16h,16iに
てレーザ溶接等の溶接を行い、分割ステータコア15を
形成する。
【0021】なお、スペーサコア14cの内周部が、容
易に磁気飽和する程度の細いティースが突出した突出部
17を有し、広幅ティース及び狭幅ティースの内径と同
一となる部分を有し、この部分に溶接位置16iを設け
ることにより、ステータ内周部のレーザ溶接も容易に施
すことが可能となる。
【0022】ここで、コアシート同士の固着方法とし
て、レーザ溶接を用いたが、レーザ溶接は、溶接半径を
十分に小さくすることにより鉄損を最小限に抑えること
が可能であるが、鉄損が十分に小さいような用途では、
カラマセを用いると良い。本構成により、短節巻係数を
計算してみると、ベクトル図は図7のようになり、 基本波:(cos25°+cos65°)/2=0.6
65 3次高調波:(cos75°+cos195°)/2=
−0.354 5次高調波:(cos125°+cos325°)/2
=0.123 であるので、分布巻と同等まで、高調波成分が低減でき
たことになる。
【0023】なお、ロータの形式は、図5に示すような
かご形ロータ2の場合、ロータコア21の外周付近に設
けられたスロット22にアルミ等の導体バー23を設
け、導体バー23の両端を短絡環により短絡してなる。
これは、同期速度よりすべりの分だけ遅い回転速度で回
転する。
【0024】一方、図6に示すような、自己始動形永久
磁石ロータ3の場合、ロータコア24の外周付近に設け
られたスロット25にアルミ等の導体バー26を設け、
導体バー26の両端を短絡環により短絡し、さらに導体
バー26の内側には、永久磁石用穴27を設け、永久磁
石28を埋設してなる。これは、始動時には導体バー2
6に巻線に流れる電流による磁束が鎖交することにより
インダクショントルクが発生し、同期速度では、永久磁
石28と巻線に流れる電流による磁束との相互作用によ
り、マグネットトルクを発生し、回転する。
【0025】(実施例2)図8は、ステータコアの分解
斜視図であり、実際は、この状態で巻線されているが、
便宜上省略している。
【0026】全積厚の2分の1のヨーク31と、主コイ
ル巻線の施されるティース全積厚分を軸方向の片面を揃
えて積層した主コイル用コア5と、全積厚の2分の1の
ヨーク33と、補コイル巻線の施されるティース34全
積厚分を軸方向の片面を揃えて積層した補コイル用コア
6とに分割した状態で、それぞれのコアに巻線を施した
後、主コイルコアと補コイルコアを合体し、それぞれの
巻線端子を結線してなる。
【0027】ステータとして組立てた状態は、実施例1
とほぼ同一である。
【0028】本実施例においては、ヨーク及びティース
をカラマセにより一体化している。
【0029】主コイル用コア5と補コイル用コア6は、
分割された状態でそれぞれ巻線されるが、それぞれのテ
ィースの、ヨークの無い側の軸方向端部は、組立て時に
巻線を挟み込まないように注意が必要である。ティース
と巻線との絶縁に用いるインシュレータに、巻線の挟み
込み防止用壁等を設けると良い。
【0030】また、ヨークとティースが分割された部分
において、接合部に凹凸等を設けることにより位置決め
及び固定が可能である。巻線性を考え、ティースに凸部
35を、ヨークにそれに対応する凹部36を設けてい
る。
【0031】ここで、ヨークの積厚が、ティースの積厚
より大きく、主コイルコアと補コイルコアを組合わせた
ステータコアの状態で、軸方向両端部において、ヨーク
がティースより多く積層されているようにしても良い
(図示せず)。即ち、主コイル用コア5及び補コイル用
コア6は、それぞれ、ヨークのみのコアシート、ヨーク
と広幅ティースが一体となったコアシート、ヨークとス
ペーサティースが一体となったコアシート、スペーサテ
ィースのみのコアシート、狭幅ティースのみのコアシー
トの順に打ち抜き積層され、それぞれの積厚は、ヨーク
のみのコアシートがコイルエンド高さ相当分、ヨークと
広幅ティースが一体となったコアシートが全積厚の大凡
半分(以下=Ltという;実際は、スペーサティース、
ヨークのみの部分を引いた分)、ヨークとスペーサティ
ースが一体となったコアシートはロータとステータ間の
エアギャップ長以上(以下=Lsという)、スペーサテ
ィースのみのコアシートはLs、狭幅ティースのみのコ
アシートLtとするとよい。この時、ステータ全長まで
ヨークを設けることができ、ステータコア及びコイルエ
ンドのスペースの有効利用が可能である。なお、スペー
サティースの部分は、ヨーク部も含めて、非磁性体、望
ましくは絶縁体のスペーサに置換えても良い。
【0032】なお、本実施例においては、4極の内転形
について説明したが、極数は自由であり、外転形でもよ
い。また、広幅ティースと狭幅ティースのティース本体
部(ヘッドティースより外周側の等幅部)の幅は異なっ
ているが、同一幅でも良い。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、集中巻線によりモータが小型化でき、銅量を低減で
きるとともに、集中巻線の課題である巻線高調波を低減
できる。請求項2記載の発明によれば、隣接する広幅テ
ィースのアキシャル方向の磁束の漏れを低減でき、ステ
ータに発生した磁束を有効にロータに作用させることが
可能である。
【0034】請求項3記載の発明によれば、高密度巻線
が可能となり、銅損を低減することによりモータ効率を
向上させることができる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、分割ステー
タコアの扱いが容易で、輸送中や巻線中にステータコア
シートが工数を増やすこと無く一体化され、生産性が向
上する。
【0036】請求項5記載の発明によれば、カラマセに
よる鉄損の増加等を発生すること無く、輸送中や巻線中
にステータコアシートが一体化され、生産性が向上す
る。
【0037】請求項6記載の発明によれば、溶接が容易
で、生産性が向上する。
【0038】請求項7記載の発明によれば、ステータコ
アの分割数を2に抑え、接合による工数増や鉄損増を抑
えることが可能である。また、主コイル及び補コイル
は、それぞれ連続で巻線ができ、生産性が向上する。
【0039】請求項8記載の発明によれば、位置決めが
容易で、巻線前に溶接や接着等の工数が省け、生産性が
向上する。
【0040】請求項9記載の発明によれば、コイルエン
ドの高さに相当する部分にもヨークがあるため、モータ
全長を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるステータコアの組立
てた状態の斜視図
【図2】(a)本発明の実施例1における広幅ティース
を構成するステータコアシートの形状を示す図 (b)本発明の実施例1における狭幅ティースを構成す
るステータコアシートの形状を示す図 (c)本発明の実施例1におけるスペーサティースを構
成するステータコアシートの形状を示す図
【図3】本発明の実施例1におけるA−A断面図
【図4】本発明の実施例1におけるステータの巻線仕様
を示した図
【図5】本発明の実施例1におけるロータの断面図
【図6】本発明の実施例1における別のロータの断面図
【図7】(a)本発明の実施例1における基本波の短節
巻係数を計算するためのベクトル図 (b)本発明の実施例1における3次高調波の短節巻係
数を計算するためのベクトル図 (c)本発明の実施例1における5次高調波の短節巻係
数を計算するためのベクトル図
【図8】本発明の実施例2におけるステータコアの分解
斜視図
【図9】従来のステータの断面図
【図10】(a)従来のステータにおける基本波の短節
巻係数を計算するためのベクトル図 (b)従来のステータにおける3次高調波の短節巻係数
を計算するためのベクトル図 (c)従来のステータにおける5次高調波の短節巻係数
を計算するためのベクトル図
【符号の説明】
1 ステータ 11 ティース 12 ヨーク 13 ステータコア 14 ヘッドティース 14a 広幅ティース 14b 狭幅ティース 14c スペーサティース 15 分割ステータコア 16h,16i 溶接位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 17/08 H02K 17/08 G // H02K 1/16 1/16 C (72)発明者 浅野 能成 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA05 AA09 AB05 AB06 AC02 AC06 AC08 AE06 AE07 AE08 5H013 AA01 DD01 EE01 HH01 LL04 PP01 5H603 AA01 AA09 BB01 BB07 BB12 CA01 CA04 CB05 CB16 CC04 CC11 CC17 EE01 EE02 EE03 EE11 EE28 5H615 AA01 BB01 BB14 BB16 PP01 PP07 PP10 SS03 SS05 SS09 SS16 SS19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極数を2N(Nは自然数)としたとき、
    4N個のティースとそれらをつなぐヨーク部からなるス
    テータコアの各ティースに集中巻線を施されたステータ
    と、ロータを有する単相コンデンサ駆動モータにおい
    て、スロットオープンが(Δθs)°であるとき、ティ
    ースのロータに対向した部分(以下「ヘッドティース」
    という)のはり角が(130/N−Δθs)°の広幅テ
    ィースと(50/N−Δθs)°の狭幅ティースとの間
    に、エアギャップを十分に大きくしたコア(以下「スペ
    ーサティース」という)とを合わせたティースを交互に
    配置したことを特徴とする単相コンデンサ駆動モータ。
  2. 【請求項2】 上記広幅ティースの積厚と上記狭幅ティ
    ースの積厚が同等で、上記スペーサティースの積厚が、
    ロータとステータ間のエアギャップの2倍以上である、
    請求項1記載の単相コンデンサ駆動モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の単相コン
    デンサ駆動モータの製造方法において、ステータは、各
    ティース毎に分割された状態(以下「分割ステータコ
    ア」という)で巻線され、巻線後に合体して環状のステ
    ータとする、単相コンデンサ駆動モータの製造方法。
  4. 【請求項4】 分割ステータコアは、電磁鋼板を打ち抜
    いてなるステータコアシートを積層してなり、ステータ
    コアシート間は、カラマセにて固定された、請求項3記
    載の単相コンデンサ駆動モータの製造方法。
  5. 【請求項5】 分割ステータコアは、電磁鋼板を打ち抜
    いてなるステータコアシートを積層してなり、ステータ
    コアシート間は、外周及び内周を溶接することにより固
    定された、請求項3記載の単相コンデンサ駆動モータの
    製造方法。
  6. 【請求項6】 内転形ロータの場合はスペーサコアの内
    周部が、外転形ロータの場合はスペーサコアの外周部
    が、容易に磁気飽和する程度の細いティースが突出し、
    広幅ティース及び狭幅ティースの内径(内転形ロータの
    場合)または外径(外転形ロータの場合)と同一となる
    部分を有し、この部分に溶接を施すことを特徴とする、
    請求項5記載の単相コンデンサ駆動モータの製造方法。
  7. 【請求項7】 全積厚の2分の1のヨークと、主コイル
    巻線の施されるティース全積厚分を軸方向の片面を揃え
    て積層した主コイル用コアと、全積厚の2分の1のヨー
    クと、補コイル巻線の施されるティース全積厚分を軸方
    向の片面を揃えて積層した補コイル用コアとに分割した
    状態で、それぞれのコアに巻線を施した後、主コイルコ
    アと補コイルコアを合体し、それぞれの巻線端子を結線
    してなる、請求項3記載の単相コンデンサ駆動モータの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 ヨークとティースが分割された部分にお
    いて、接合部に凹凸等を設けることにより位置決め手段
    を有する、請求項7記載の単相コンデンサ駆動モータの
    製造方法。
  9. 【請求項9】 ヨークの積厚が、ティースの積厚より大
    きく、主コイルコアと補コイルコアを組合わせたステー
    タコアの状態で、軸方向両端部において、ヨークがティ
    ースより多く積相されている、請求項7記載の単相コン
    デンサ駆動モータの製造方法。
JP2002045655A 2002-02-22 2002-02-22 単相コンデンサ駆動モータ及びその製造方法 Withdrawn JP2003250235A (ja)

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