JP2003240592A - 車椅子利用者用バリアフリー地図の自動作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーションシステム - Google Patents
車椅子利用者用バリアフリー地図の自動作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーションシステムInfo
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- JP2003240592A JP2003240592A JP2002042869A JP2002042869A JP2003240592A JP 2003240592 A JP2003240592 A JP 2003240592A JP 2002042869 A JP2002042869 A JP 2002042869A JP 2002042869 A JP2002042869 A JP 2002042869A JP 2003240592 A JP2003240592 A JP 2003240592A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車椅子利用者用のバリアフリー地図の自動作
成方法と、作成したバリアフリー地図を簡単に利用でき
る車椅子のナビゲーションシステムを提供する。 【解決手段】 本発明の車椅子利用者用バリアフリー地
図の自動作成方法は、通行中の車椅子3の位置を繰返し
測定することにより、車椅子3が通行した経路を特定
し、特定された車椅子3の通行経路を、データベース6
に登録された地図に重ね書きすることにより、車椅子3
の通行可能な経路が表示された車椅子利用者用バリアフ
リー地図の要素となる素図を作成し、前記素図に基づい
て、車椅子3の通行可能な経路が、車椅子3の通行頻度
に応じてランク付け表示された車椅子利用者用バリアフ
リー地図もしくは車椅子3の通行頻度の多い経路が優先
的に表示された車椅子利用者用バリアフリー地図を作成
することを特徴とする。
成方法と、作成したバリアフリー地図を簡単に利用でき
る車椅子のナビゲーションシステムを提供する。 【解決手段】 本発明の車椅子利用者用バリアフリー地
図の自動作成方法は、通行中の車椅子3の位置を繰返し
測定することにより、車椅子3が通行した経路を特定
し、特定された車椅子3の通行経路を、データベース6
に登録された地図に重ね書きすることにより、車椅子3
の通行可能な経路が表示された車椅子利用者用バリアフ
リー地図の要素となる素図を作成し、前記素図に基づい
て、車椅子3の通行可能な経路が、車椅子3の通行頻度
に応じてランク付け表示された車椅子利用者用バリアフ
リー地図もしくは車椅子3の通行頻度の多い経路が優先
的に表示された車椅子利用者用バリアフリー地図を作成
することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身障者や老人等が
利用する車椅子利用者用バリアフリー地図の自動作成方
法及び車椅子利用者用ナビゲーションシステムに関す
る。
利用する車椅子利用者用バリアフリー地図の自動作成方
法及び車椅子利用者用ナビゲーションシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から車椅子利用者が車椅子を利用し
て屋外の道路を移動する場合、車椅子で通行可能な経路
が不明なことが多いため、車椅子利用者の行動範囲が制
約されていた。これに対処するため、ボランティア等が
実際に車椅子で通行して車椅子で通行可能な経路の調査
を行い、手作業で経路地図を作成し、公開していた。
て屋外の道路を移動する場合、車椅子で通行可能な経路
が不明なことが多いため、車椅子利用者の行動範囲が制
約されていた。これに対処するため、ボランティア等が
実際に車椅子で通行して車椅子で通行可能な経路の調査
を行い、手作業で経路地図を作成し、公開していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法による、車椅子で通行可能な経路地図の作成は、調査
に時間がかかった。手作業による地図の作成にも限界が
あった。また、地図の内容を充実するには費用がかかる
ため、遊園地等の特定の施設へのアクセスガイドの地図
程度しか無いのが現状であった。そのため、簡単もしく
は自動的に車椅子利用者用バリアフリー地図を作成でき
る方法が要望されていた。また、作成したバリアフリー
地図を車椅子利用者が容易に利用できるナビゲーション
システムが要望されていた。
法による、車椅子で通行可能な経路地図の作成は、調査
に時間がかかった。手作業による地図の作成にも限界が
あった。また、地図の内容を充実するには費用がかかる
ため、遊園地等の特定の施設へのアクセスガイドの地図
程度しか無いのが現状であった。そのため、簡単もしく
は自動的に車椅子利用者用バリアフリー地図を作成でき
る方法が要望されていた。また、作成したバリアフリー
地図を車椅子利用者が容易に利用できるナビゲーション
システムが要望されていた。
【0004】なお、特開2001−101236号公報
に、車椅子に路面状態を測定するセンサ類を搭載し、車
椅子を利用することにより自動的に必要なデータベース
を構築する車椅子ナビゲーション用データベース構築シ
ステムが提案されている。このシステムは車椅子に段差
計、路幅計、傾斜計を搭載して、道路の段差、路幅、傾
斜のデータベースを構築するものである。ところが、車
椅子利用者が実際に通行するに当たり、道路の段差、路
幅、傾斜等の細かい数値を検討することによって経路を
決めるというのは、時間と手間がかかり実用的でない。
に、車椅子に路面状態を測定するセンサ類を搭載し、車
椅子を利用することにより自動的に必要なデータベース
を構築する車椅子ナビゲーション用データベース構築シ
ステムが提案されている。このシステムは車椅子に段差
計、路幅計、傾斜計を搭載して、道路の段差、路幅、傾
斜のデータベースを構築するものである。ところが、車
椅子利用者が実際に通行するに当たり、道路の段差、路
幅、傾斜等の細かい数値を検討することによって経路を
決めるというのは、時間と手間がかかり実用的でない。
【0005】また、特開2001−304908号公報
に、車椅子利用者にとって車椅子で移動する際に有益と
なる地図情報を有する情報センターに移動体通信でアク
セスして、現在位置に対応した地図データをダウンロー
ドするナビゲーションシステムが提案されている。しか
し、このシステムは既に存在する地図情報を利用するも
のであり、地図情報を収集する方法については何も言及
していない。
に、車椅子利用者にとって車椅子で移動する際に有益と
なる地図情報を有する情報センターに移動体通信でアク
セスして、現在位置に対応した地図データをダウンロー
ドするナビゲーションシステムが提案されている。しか
し、このシステムは既に存在する地図情報を利用するも
のであり、地図情報を収集する方法については何も言及
していない。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、車椅子利用者用バリアフリー地図の自動作成方法及
び作成した車椅子利用者用バリアフリー地図を簡単に利
用できる車椅子利用者用ナビゲーションシステムを提供
することを目的とする。
で、車椅子利用者用バリアフリー地図の自動作成方法及
び作成した車椅子利用者用バリアフリー地図を簡単に利
用できる車椅子利用者用ナビゲーションシステムを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車椅子利用者用
バリアフリー地図の自動作成方法は、通行中の車椅子の
位置を繰返し測定することにより、車椅子が通行した経
路を特定し、特定された車椅子の通行経路を、データベ
ースに登録された地図に重ね書きすることにより、車椅
子の通行可能な経路が表示された車椅子利用者用バリア
フリー地図を作成することを特徴とする。
バリアフリー地図の自動作成方法は、通行中の車椅子の
位置を繰返し測定することにより、車椅子が通行した経
路を特定し、特定された車椅子の通行経路を、データベ
ースに登録された地図に重ね書きすることにより、車椅
子の通行可能な経路が表示された車椅子利用者用バリア
フリー地図を作成することを特徴とする。
【0008】また、本発明の車椅子利用者用バリアフリ
ー地図の自動作成方法は、通行中の車椅子の位置を繰返
し測定することにより、車椅子が通行した経路を特定
し、特定された車椅子の通行経路を、データベースに登
録された地図に重ね書きすることにより、車椅子の通行
可能な経路が表示された車椅子利用者用バリアフリー地
図の要素となる素図を作成し、前記素図に基づいて、車
椅子の通行可能な経路が、車椅子の通行頻度に応じてラ
ンク付け表示された車椅子利用者用バリアフリー地図も
しくは車椅子の通行頻度の多い経路が優先的に表示され
た車椅子利用者用バリアフリー地図を作成することを特
徴とする。前記通行経路をデータベースに蓄積する際
に、車椅子利用者が収集した車椅子利用者にとって有益
な情報をデータベースに蓄積して前記車椅子用バリアフ
リー地図に表示することが好ましい。
ー地図の自動作成方法は、通行中の車椅子の位置を繰返
し測定することにより、車椅子が通行した経路を特定
し、特定された車椅子の通行経路を、データベースに登
録された地図に重ね書きすることにより、車椅子の通行
可能な経路が表示された車椅子利用者用バリアフリー地
図の要素となる素図を作成し、前記素図に基づいて、車
椅子の通行可能な経路が、車椅子の通行頻度に応じてラ
ンク付け表示された車椅子利用者用バリアフリー地図も
しくは車椅子の通行頻度の多い経路が優先的に表示され
た車椅子利用者用バリアフリー地図を作成することを特
徴とする。前記通行経路をデータベースに蓄積する際
に、車椅子利用者が収集した車椅子利用者にとって有益
な情報をデータベースに蓄積して前記車椅子用バリアフ
リー地図に表示することが好ましい。
【0009】本発明の車椅子利用者用ナビゲーションシ
ステムは、GPS衛星との繰返し交信により車椅子の現
在位置を繰返し測定する車椅子の現在位置測定手段を有
し、前記現在位置測定手段によって測定された車椅子の
現在位置を送信する現在位置送信手段をもった車椅子利
用者用バリアフリー地図の作成情報提供機能を有し、か
つバリアフリー地図を検索するための経路情報入力手段
と、前記端末機にバリアフリー地図を表示するためのバ
リアフリー地図表示手段と、前記現在位置測定手段によ
って測定した車椅子の現在位置をシステム利用者の端末
機のバリアフリー画面に表示する現在位置表示手段とを
有する、車椅子に搭載した、データの送受信が可能な端
末機と、前記現在位置情報送信手段から繰返し送信され
る車椅子の現在位置から車椅子の通行経路を特定する経
路特定手段と、データベースに登録された地図に前記経
路特定手段が特定した経路を重ね書きして、バリアフリ
ー地図の要素となる素図を作成する機能と、前記素図に
基づいて、車椅子の通行頻度に応じてランク付け表示さ
れたバリアフリー地図もしくは通行頻度の高い経路が優
先的に表示されたバリアフリー地図を作成する機能を有
するバリアフリー地図作成手段と、前記経路検索情報入
力手段で入力された経路検索情報によりデータベースに
記憶されたバリアフリー地図を検索するバリアフリー検
索手段と、検索したバリアフリー地図を前記端末機に送
信するバリアフリー地図送信手段とを有するデータセン
タと、前記端末機と前記データセンタとを交信する通信
網を有することを特徴とする。
ステムは、GPS衛星との繰返し交信により車椅子の現
在位置を繰返し測定する車椅子の現在位置測定手段を有
し、前記現在位置測定手段によって測定された車椅子の
現在位置を送信する現在位置送信手段をもった車椅子利
用者用バリアフリー地図の作成情報提供機能を有し、か
つバリアフリー地図を検索するための経路情報入力手段
と、前記端末機にバリアフリー地図を表示するためのバ
リアフリー地図表示手段と、前記現在位置測定手段によ
って測定した車椅子の現在位置をシステム利用者の端末
機のバリアフリー画面に表示する現在位置表示手段とを
有する、車椅子に搭載した、データの送受信が可能な端
末機と、前記現在位置情報送信手段から繰返し送信され
る車椅子の現在位置から車椅子の通行経路を特定する経
路特定手段と、データベースに登録された地図に前記経
路特定手段が特定した経路を重ね書きして、バリアフリ
ー地図の要素となる素図を作成する機能と、前記素図に
基づいて、車椅子の通行頻度に応じてランク付け表示さ
れたバリアフリー地図もしくは通行頻度の高い経路が優
先的に表示されたバリアフリー地図を作成する機能を有
するバリアフリー地図作成手段と、前記経路検索情報入
力手段で入力された経路検索情報によりデータベースに
記憶されたバリアフリー地図を検索するバリアフリー検
索手段と、検索したバリアフリー地図を前記端末機に送
信するバリアフリー地図送信手段とを有するデータセン
タと、前記端末機と前記データセンタとを交信する通信
網を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の車椅子利用者用バリアフリー地図の自
動作成方法は、車椅子の現在位置を測定する手段を搭載
した車椅子により、車椅子が通行した経路に基づいて車
椅子利用者用バリアフリー地図を自動的に作成できるの
で、極めて便利である。また、車椅子の通行可能な経路
が、車椅子の通行頻度に応じてランク付け表示された車
椅子利用者用バリアフリー地図もしくは車椅子の通行頻
度が多い経路を優先的に表示したバリアフリー地図を作
成できるので、信頼性の高い車椅子利用者用バリアフリ
ー地図を提供することができる。その際、GPS衛星を
利用することにより、正確に車椅子の現在位置を測定、
表示することができる。
動作成方法は、車椅子の現在位置を測定する手段を搭載
した車椅子により、車椅子が通行した経路に基づいて車
椅子利用者用バリアフリー地図を自動的に作成できるの
で、極めて便利である。また、車椅子の通行可能な経路
が、車椅子の通行頻度に応じてランク付け表示された車
椅子利用者用バリアフリー地図もしくは車椅子の通行頻
度が多い経路を優先的に表示したバリアフリー地図を作
成できるので、信頼性の高い車椅子利用者用バリアフリ
ー地図を提供することができる。その際、GPS衛星を
利用することにより、正確に車椅子の現在位置を測定、
表示することができる。
【0011】また、本発明の車椅子利用者用ナビゲーシ
ョンシステムは、本発明の方法により車椅子利用者用バ
リアフリー地図を作成できるとともに、この作成した地
図を簡単に利用できるので、車椅子利用者及びその関係
者にとって極めて便利である。しかも、車椅子の通行し
た頻度の多い経路をランク付け表示するかもしくは優先
的に表示したバリアフリー地図を利用できるので、信頼
性が高く、安心して地図を利用することができる。
ョンシステムは、本発明の方法により車椅子利用者用バ
リアフリー地図を作成できるとともに、この作成した地
図を簡単に利用できるので、車椅子利用者及びその関係
者にとって極めて便利である。しかも、車椅子の通行し
た頻度の多い経路をランク付け表示するかもしくは優先
的に表示したバリアフリー地図を利用できるので、信頼
性が高く、安心して地図を利用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る車椅子
利用者用バリアフリー地図(以下バリアフリー地図と呼
ぶ)の自動作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーション
システムのシステム構成を図1に基づき説明する。図1
において、本システム利用者1、2の車椅子3にはデー
タの送受信が可能な端末機4が搭載されている(図示の
都合により利用者は2名示した)。端末機4はインター
ネット等の通信手段5を介して、車椅子3の通行可能な
経路情報を蓄積したデータベース6とサーバ7を有する
データセンタ8と接続可能に構成されている。また、端
末機4はGPS(Global Positionin
gSystem)衛星9から車椅子3の現在位置を測定
するためのGPS信号を受信するシステムを有する。
利用者用バリアフリー地図(以下バリアフリー地図と呼
ぶ)の自動作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーション
システムのシステム構成を図1に基づき説明する。図1
において、本システム利用者1、2の車椅子3にはデー
タの送受信が可能な端末機4が搭載されている(図示の
都合により利用者は2名示した)。端末機4はインター
ネット等の通信手段5を介して、車椅子3の通行可能な
経路情報を蓄積したデータベース6とサーバ7を有する
データセンタ8と接続可能に構成されている。また、端
末機4はGPS(Global Positionin
gSystem)衛星9から車椅子3の現在位置を測定
するためのGPS信号を受信するシステムを有する。
【0013】本発明のシステム利用者は、システムを利
用する都度、車椅子利用者用バリアフリー地図の作成情
報提供者(以下地図作成情報提供者と呼ぶ)1又は車椅
子利用者用バリアフリー地図の利用者(以下地図利用者
と呼ぶ)2のいずれかになる。
用する都度、車椅子利用者用バリアフリー地図の作成情
報提供者(以下地図作成情報提供者と呼ぶ)1又は車椅
子利用者用バリアフリー地図の利用者(以下地図利用者
と呼ぶ)2のいずれかになる。
【0014】ここで、地図作成情報提供者1とは、車椅
子3で通行した位置情報をデータセンタ8に送信して、
バリアフリー地図作成のための情報を提供する者であ
る。地図作成情報提供者1は、データセンタ8に出発位
置と目標位置の間にバリアフリー地図が無い場合には、
バリアフリー地図が無い状態で車椅子3で通行した位置
情報を端末機4でデータセンタ8に送信する。また、地
図作成情報提供者1は、データセンタ8に出発位置と目
標位置の間にバリアフリー地図が有る場合には、そのバ
リアフリー地図に従って通行し、車椅子3で通行した位
置情報を端末機4でデータセンタ8に送信する。他方、
地図利用者2とは、車椅子3の出発位置と目標位置の検
索情報を端末機4に入力することによって、車椅子で通
行可能なバリアフリー地図を検索利用するシステム利用
者である。
子3で通行した位置情報をデータセンタ8に送信して、
バリアフリー地図作成のための情報を提供する者であ
る。地図作成情報提供者1は、データセンタ8に出発位
置と目標位置の間にバリアフリー地図が無い場合には、
バリアフリー地図が無い状態で車椅子3で通行した位置
情報を端末機4でデータセンタ8に送信する。また、地
図作成情報提供者1は、データセンタ8に出発位置と目
標位置の間にバリアフリー地図が有る場合には、そのバ
リアフリー地図に従って通行し、車椅子3で通行した位
置情報を端末機4でデータセンタ8に送信する。他方、
地図利用者2とは、車椅子3の出発位置と目標位置の検
索情報を端末機4に入力することによって、車椅子で通
行可能なバリアフリー地図を検索利用するシステム利用
者である。
【0015】次に、本発明の実施の形態に係る車椅子利
用者用ナビゲーションシステムの構成を図2に基づいて
説明する。本システムの利用者は、上述のようにシステ
ムを利用する都度、地図作成情報提供者1又は地図利用
者2となるから、本システムの利用者の車椅子3に搭載
される端末機4は、バリアフリー地図の作成情報提供機
能10とバリアフリー地図の利用機能11を備えてい
る。
用者用ナビゲーションシステムの構成を図2に基づいて
説明する。本システムの利用者は、上述のようにシステ
ムを利用する都度、地図作成情報提供者1又は地図利用
者2となるから、本システムの利用者の車椅子3に搭載
される端末機4は、バリアフリー地図の作成情報提供機
能10とバリアフリー地図の利用機能11を備えてい
る。
【0016】バリアフリー地図の作成情報提供機能10
としては、GPS衛星9との所定の時間単位の繰返し交
信によって、車椅子3の現在位置(緯度、経度)を繰返
し測定する現在位置測定手段12と、現在位置測定手段
12によって測定した車椅子3の現在位置をデータセン
タ8に送信する現在位置情報出力手段13を有する。
としては、GPS衛星9との所定の時間単位の繰返し交
信によって、車椅子3の現在位置(緯度、経度)を繰返
し測定する現在位置測定手段12と、現在位置測定手段
12によって測定した車椅子3の現在位置をデータセン
タ8に送信する現在位置情報出力手段13を有する。
【0017】そして、バリアフリー地図の利用機能11
としては、現在位置測定手段12によって測定した車椅
子3の現在位置と目標位置を、バリアフリー地図を検索
するための検索情報として入力する経路検索情報入力手
段14と、データセンタ8での検索結果であるバリアフ
リー地図を端末機4に表示するためのバリアフリー地図
表示手段15と、端末機4の画面に表示されたバリアフ
リー地図に、現在位置測定手段12により測定した車椅
子3の現在位置を表示するための現在位置表示手段16
を有する。
としては、現在位置測定手段12によって測定した車椅
子3の現在位置と目標位置を、バリアフリー地図を検索
するための検索情報として入力する経路検索情報入力手
段14と、データセンタ8での検索結果であるバリアフ
リー地図を端末機4に表示するためのバリアフリー地図
表示手段15と、端末機4の画面に表示されたバリアフ
リー地図に、現在位置測定手段12により測定した車椅
子3の現在位置を表示するための現在位置表示手段16
を有する。
【0018】データセンタ8のサーバ7は、所定の時間
単位毎に繰返し送信される車椅子3の現在位置情報を車
椅子3の通行可能な経路として特定する経路特定手段1
7を有する。経路特定手段17は、所定の単位時間毎に
繰返し送信される位置情報である緯度・経度の各点をつ
ないで、連続した経路に特定する機能を有する。
単位毎に繰返し送信される車椅子3の現在位置情報を車
椅子3の通行可能な経路として特定する経路特定手段1
7を有する。経路特定手段17は、所定の単位時間毎に
繰返し送信される位置情報である緯度・経度の各点をつ
ないで、連続した経路に特定する機能を有する。
【0019】また、サーバ7は、バリアフリー地図作成
手段18を有する。バリアフリー地図作成手段18は、
データベース6に登録された地図に、経路情報特定手段
17が特定した経路を重ね書きして、バリアフリー地図
の要素となる素図(図4〜図9参照)を作成する機能
と、データベースに蓄積されたこれらの素図に基づい
て、車椅子3の通行頻度に応じてランク付け表示された
バリアフリー地図(図10参照)を作成するか、もしく
は通行頻度の多い経路が優先的に表示されたバリアフリ
ー地図(図11参照)を作成する機能を有する。作成さ
れたバリアフリー地図は、データベース6に登録され
る。
手段18を有する。バリアフリー地図作成手段18は、
データベース6に登録された地図に、経路情報特定手段
17が特定した経路を重ね書きして、バリアフリー地図
の要素となる素図(図4〜図9参照)を作成する機能
と、データベースに蓄積されたこれらの素図に基づい
て、車椅子3の通行頻度に応じてランク付け表示された
バリアフリー地図(図10参照)を作成するか、もしく
は通行頻度の多い経路が優先的に表示されたバリアフリ
ー地図(図11参照)を作成する機能を有する。作成さ
れたバリアフリー地図は、データベース6に登録され
る。
【0020】また、サーバ8は、地図利用者2から経路
検索情報入力手段14で入力された経路検索情報によ
り、データベースに記憶されたバリアフリー地図を検索
するバリアフリー地図検索手段19と、検索したバリア
フリー地図を端末機4に送信するバリアフリー地図送信
手段20を有する。また、サーバ7は各利用者にIDを
割り当てる手段、各利用者の利用状況を認識するための
ID認証手段、各利用者の利用状況から課金を行う課金
処理機能等を有する。
検索情報入力手段14で入力された経路検索情報によ
り、データベースに記憶されたバリアフリー地図を検索
するバリアフリー地図検索手段19と、検索したバリア
フリー地図を端末機4に送信するバリアフリー地図送信
手段20を有する。また、サーバ7は各利用者にIDを
割り当てる手段、各利用者の利用状況を認識するための
ID認証手段、各利用者の利用状況から課金を行う課金
処理機能等を有する。
【0021】次に、上述した構成による動作について、
図3のフローチャートに基づいて説明する。初めに、本
システムの利用者となる者は加入登録し、会員登録処理
が行われ、IDが発行される(ステップ1)。そして、
加入登録したシステム利用者が本システムに接続する
と、ID認証が行われ、銀行口座等から自動引落月額課
金等の処理がなされる(ステップ2)。次に、システム
利用者2はバリアフリー地図の作成情報提供機能10と
バリアフリー地図の利用機能11のどちらを利用するか
の選択をする(ステップ3)。
図3のフローチャートに基づいて説明する。初めに、本
システムの利用者となる者は加入登録し、会員登録処理
が行われ、IDが発行される(ステップ1)。そして、
加入登録したシステム利用者が本システムに接続する
と、ID認証が行われ、銀行口座等から自動引落月額課
金等の処理がなされる(ステップ2)。次に、システム
利用者2はバリアフリー地図の作成情報提供機能10と
バリアフリー地図の利用機能11のどちらを利用するか
の選択をする(ステップ3)。
【0022】バリアフリー地図の作成情報提供機能10
を選択した場合には、現在位置測定手段12により、現
在位置問い合わせ(ステップS1)、GPS衛星9との
交信(ステップS2)を経て、車椅子3の現在位置(緯
度、経度)を取得する(ステップ3)。取得された車椅
子3の現在位置は、現在位置情報出力手段13により通
信手段5を介してデータセンタ8に送信される(ステッ
プS4)。そして、所定の単位時間で、ステップS1〜
ステップS4が繰返されることにより、経路特定手段1
7により車椅子3の通行経路が特定され、バリアフリー
地図作成手段18によりバリアフリー地図が作成され
る。
を選択した場合には、現在位置測定手段12により、現
在位置問い合わせ(ステップS1)、GPS衛星9との
交信(ステップS2)を経て、車椅子3の現在位置(緯
度、経度)を取得する(ステップ3)。取得された車椅
子3の現在位置は、現在位置情報出力手段13により通
信手段5を介してデータセンタ8に送信される(ステッ
プS4)。そして、所定の単位時間で、ステップS1〜
ステップS4が繰返されることにより、経路特定手段1
7により車椅子3の通行経路が特定され、バリアフリー
地図作成手段18によりバリアフリー地図が作成され
る。
【0023】―方、バリアフリー地図情報利用機能11
を選択した場合には、経路検索情報入力手段14によ
り、車椅子3の出発位置と目標位置を端末機4に入力す
る(ステップT1)。この検索情報により、データセン
タ8は、バリアフリー地図検索手段19及びバリアフリ
ー地図送信手段20により、検索結果であるバリアフリ
ー地図を、通信手段5を介して地図利用者2の端末機4
に送信する。そして、地図利用者2の端末機4に、バリ
アフリー地図表示手段15により、検索結果であるバリ
アフリー地図が表示される(ステップT2)。また、地
図利用者2の端末機4は、位置測定手段12により、現
在位置問合せ(ステップT3)、GPS衛星9との交信
(ステップT4)を経て、車椅子3の現在位置を測定す
る。測定された車椅子3の現在位置は、現在位置表示手
段16により、端末機4の画面に表示される(ステップ
T5)。バリアフリー地図画面に表示されている車椅子
3の現在位置は、所定の時間単位でステップT3〜ステ
ップT5が繰返されることにより、経路上を移動して表
示される。
を選択した場合には、経路検索情報入力手段14によ
り、車椅子3の出発位置と目標位置を端末機4に入力す
る(ステップT1)。この検索情報により、データセン
タ8は、バリアフリー地図検索手段19及びバリアフリ
ー地図送信手段20により、検索結果であるバリアフリ
ー地図を、通信手段5を介して地図利用者2の端末機4
に送信する。そして、地図利用者2の端末機4に、バリ
アフリー地図表示手段15により、検索結果であるバリ
アフリー地図が表示される(ステップT2)。また、地
図利用者2の端末機4は、位置測定手段12により、現
在位置問合せ(ステップT3)、GPS衛星9との交信
(ステップT4)を経て、車椅子3の現在位置を測定す
る。測定された車椅子3の現在位置は、現在位置表示手
段16により、端末機4の画面に表示される(ステップ
T5)。バリアフリー地図画面に表示されている車椅子
3の現在位置は、所定の時間単位でステップT3〜ステ
ップT5が繰返されることにより、経路上を移動して表
示される。
【0024】次に、バリアフリー地図作成の具体例につ
いて説明する。図4〜図11は、バリアフリー地図を作
成するための、バリアフリー地図の要素となる素図の具
体例を示したものである。これらの図のうち、図4〜図
9は地図作成情報提供者1が同じ地図領域を車椅子3で
通行し、端末機3からデータセンタ8に送信された経路
を示したものである。
いて説明する。図4〜図11は、バリアフリー地図を作
成するための、バリアフリー地図の要素となる素図の具
体例を示したものである。これらの図のうち、図4〜図
9は地図作成情報提供者1が同じ地図領域を車椅子3で
通行し、端末機3からデータセンタ8に送信された経路
を示したものである。
【0025】図4の車椅子3の通行経路は、A点から、
B、C、D、E点経由F点である。図5の車椅子3の通
行経路は、G点からH、C、D、E点経由F点である。
図6の車椅子3の通行経路は、I点から、C、D、J点
経由K点である。図7の車椅子3の通行経路は、L点か
ら、N、P、B、C、D、E点経由Q点である。図8の
車椅子3の通行経路は、S点から、N、P、H、C、
D、J、T点経由U点である。図9の車椅子3の通行経
路は、V点からU、T点経由X点である。図4〜図9の
経路情報は、端末機4からデータセンタ8に送信され、
データベース6に登録される。
B、C、D、E点経由F点である。図5の車椅子3の通
行経路は、G点からH、C、D、E点経由F点である。
図6の車椅子3の通行経路は、I点から、C、D、J点
経由K点である。図7の車椅子3の通行経路は、L点か
ら、N、P、B、C、D、E点経由Q点である。図8の
車椅子3の通行経路は、S点から、N、P、H、C、
D、J、T点経由U点である。図9の車椅子3の通行経
路は、V点からU、T点経由X点である。図4〜図9の
経路情報は、端末機4からデータセンタ8に送信され、
データベース6に登録される。
【0026】また、データベース6には経路情報とし
て、各経路における車椅子3の通行回数が記憶される。
図4〜図9の場合には、経路CDが5回、DEが3回、
BC、EF、CH、DJ、NP、TUが2回、AB、B
P、IC、EQ、GH、HP、JT、JK、LN、N
S、TX、UVが1回である。図10は、以上のように
して作成された、この地図領域のバリアフリー地図の具
体例を示したものである。
て、各経路における車椅子3の通行回数が記憶される。
図4〜図9の場合には、経路CDが5回、DEが3回、
BC、EF、CH、DJ、NP、TUが2回、AB、B
P、IC、EQ、GH、HP、JT、JK、LN、N
S、TX、UVが1回である。図10は、以上のように
して作成された、この地図領域のバリアフリー地図の具
体例を示したものである。
【0027】実際に端末機4に表示される画面では、例
えば、車椅子の通行回数実績が5回のCD間が車椅子3
で通行できる信頼度が高い経路として赤色に表示され
る。車椅子の通行回数実績が3回のDE間は信頼度が中
程度としてピンク色に表示される。車椅子の通行実績が
2回のBC、EF、CH、DJ、TU間は信頼度が低い
として黄色に表示される。また、車椅子の通行実績が1
回のAB、BP、GH、HP、JK、LN、NP、N
S、TX、UV間は車椅子の通行実績が有るとして青色
に表示される。
えば、車椅子の通行回数実績が5回のCD間が車椅子3
で通行できる信頼度が高い経路として赤色に表示され
る。車椅子の通行回数実績が3回のDE間は信頼度が中
程度としてピンク色に表示される。車椅子の通行実績が
2回のBC、EF、CH、DJ、TU間は信頼度が低い
として黄色に表示される。また、車椅子の通行実績が1
回のAB、BP、GH、HP、JK、LN、NP、N
S、TX、UV間は車椅子の通行実績が有るとして青色
に表示される。
【0028】なお、地図利用者2の端末機4の画面に
は、このバリアフリー地図に、地図利用者2が利用して
いる車椅子3の現在位置が表示される。図11は、出発
位置と目的位置間の車椅子の通行可能な最適経路とし
て、通行回数の多い経路であるCD、DE、BCを優先
的に選択した経路を表示した、バリアフリー地図の具体
例を示したものである。
は、このバリアフリー地図に、地図利用者2が利用して
いる車椅子3の現在位置が表示される。図11は、出発
位置と目的位置間の車椅子の通行可能な最適経路とし
て、通行回数の多い経路であるCD、DE、BCを優先
的に選択した経路を表示した、バリアフリー地図の具体
例を示したものである。
【0029】本発明のシステムは、車椅子利用者の他
に、車椅子で通行するシステム利用者の安否確認等を行
う家族等の関係者が利用することができる。この場合に
は、システム利用者の現在位置をGPS衛星によって家
族用端末機で認識する。家族用端末機は、システム利用
者用の端末機からGPS衛星との交信機能を省いた仕様
でよい。家族用端末機の利用者はシステム利用に際し、
車椅子で通行するシステム利用者のIDを使用するよう
にする。
に、車椅子で通行するシステム利用者の安否確認等を行
う家族等の関係者が利用することができる。この場合に
は、システム利用者の現在位置をGPS衛星によって家
族用端末機で認識する。家族用端末機は、システム利用
者用の端末機からGPS衛星との交信機能を省いた仕様
でよい。家族用端末機の利用者はシステム利用に際し、
車椅子で通行するシステム利用者のIDを使用するよう
にする。
【0030】なお、システム利用者にとって車椅子で通
行中に有益な、トイレ、車椅子で通行できる歩道橋やエ
スカレータ等の情報を、車椅子利用者が車椅子で通行中
に収集して、データベースに蓄積し、予め利用者用端末
機メニューとして登録しておき、ボタンを押すこと等に
より選択して経路地図に表示するようにしてもよい。
行中に有益な、トイレ、車椅子で通行できる歩道橋やエ
スカレータ等の情報を、車椅子利用者が車椅子で通行中
に収集して、データベースに蓄積し、予め利用者用端末
機メニューとして登録しておき、ボタンを押すこと等に
より選択して経路地図に表示するようにしてもよい。
【0031】また、以上の説明では、車椅子の現在位置
の測定手段としてGPS衛星を利用する例を挙げたが、
この他にPHS、タグ、赤外線やブルートゥース等を利
用することも可能である。また、図3に示した課金処理
(ステップ2)においては、利用方法(ステップ3)と
してバリアフリー地図の作成情報提供機能を利用した場
合に、新規経路の開拓など情報の有効度に応じて、マイ
ナス課金とする機能を付加することが好ましい。このよ
うにすると、情報提供機能の利用者が増加し、バリアフ
リー地図の更新が円滑に進み、バリアフリー地図の利用
度、信頼度を向上させることができる。
の測定手段としてGPS衛星を利用する例を挙げたが、
この他にPHS、タグ、赤外線やブルートゥース等を利
用することも可能である。また、図3に示した課金処理
(ステップ2)においては、利用方法(ステップ3)と
してバリアフリー地図の作成情報提供機能を利用した場
合に、新規経路の開拓など情報の有効度に応じて、マイ
ナス課金とする機能を付加することが好ましい。このよ
うにすると、情報提供機能の利用者が増加し、バリアフ
リー地図の更新が円滑に進み、バリアフリー地図の利用
度、信頼度を向上させることができる。
【0032】上述したバリアフリー地図の画面は、本発
明のナビゲーションシステムのみならず、他のシステム
にも適用可能である。また、印刷して発行することもで
きる。また、本発明のシステムは車椅子の他に、特定の
通行手段毎に通行可能な経路情報を収集してシステムを
構築することが可能である。
明のナビゲーションシステムのみならず、他のシステム
にも適用可能である。また、印刷して発行することもで
きる。また、本発明のシステムは車椅子の他に、特定の
通行手段毎に通行可能な経路情報を収集してシステムを
構築することが可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明の車椅子利用者用バリアフリー地
図の自動作成方法は、車椅子の現在位置を測定する手段
を搭載した車椅子により、車椅子が通行した経路に基づ
いて車椅子利用者用バリアフリー地図を自動的に作成で
きるので、極めて便利である。また、車椅子の通行可能
な経路が、車椅子の通行頻度に応じてランク付け表示さ
れた車椅子利用者用バリアフリー地図もしくは車椅子の
通行頻度が多い経路を優先的に表示したバリアフリー地
図を作成できるので、信頼性の高い車椅子利用者用バリ
アフリー地図を提供することができる。その際、GPS
衛星を利用することにより、正確に車椅子の現在位置を
測定、表示することができる。
図の自動作成方法は、車椅子の現在位置を測定する手段
を搭載した車椅子により、車椅子が通行した経路に基づ
いて車椅子利用者用バリアフリー地図を自動的に作成で
きるので、極めて便利である。また、車椅子の通行可能
な経路が、車椅子の通行頻度に応じてランク付け表示さ
れた車椅子利用者用バリアフリー地図もしくは車椅子の
通行頻度が多い経路を優先的に表示したバリアフリー地
図を作成できるので、信頼性の高い車椅子利用者用バリ
アフリー地図を提供することができる。その際、GPS
衛星を利用することにより、正確に車椅子の現在位置を
測定、表示することができる。
【0034】また、本発明の車椅子利用者用ナビゲーシ
ョンシステムは、本発明の方法により作成した車椅子利
用者用バリアフリー地図を簡単に利用できるので、車椅
子利用者にとって極めて便利である。しかも、車椅子の
通行した頻度の多い経路をランク付け表示するかもしく
は優先的に表示したバリアフリー地図を利用できるの
で、信頼性が高く、安心して地図を利用することができ
る。
ョンシステムは、本発明の方法により作成した車椅子利
用者用バリアフリー地図を簡単に利用できるので、車椅
子利用者にとって極めて便利である。しかも、車椅子の
通行した頻度の多い経路をランク付け表示するかもしく
は優先的に表示したバリアフリー地図を利用できるの
で、信頼性が高く、安心して地図を利用することができ
る。
【0035】また、本発明のナビゲーションシステム
は、車椅子利用者の他に、車椅子で通行するシステム利
用者の安否確認等を行う家族等の関係者が利用すること
ができるので便利である。
は、車椅子利用者の他に、車椅子で通行するシステム利
用者の安否確認等を行う家族等の関係者が利用すること
ができるので便利である。
【図1】本発明の実施の形態に係るバリアフリー地図の
作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーションシステムの
システム構成図である。
作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーションシステムの
システム構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る車椅子利用者用バリ
アフリー地図の作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーシ
ョンシステムのシステムのブロック図である。
アフリー地図の作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーシ
ョンシステムのシステムのブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るバリアフリー地図の
作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーションシステムの
システムのフローチャートである。
作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーションシステムの
システムのフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係るバリアフリー地図の
具体例を示す図である。
具体例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るバリアフリー地図の
具体例を示す図である。
具体例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るバリアフリー地図の
具体例を示す図である。
具体例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るバリアフリー地図の
具体例を示す図である。
具体例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るバリアフリー地図の
具体例を示す図である。
具体例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るバリアフリー地図の
具体例を示す図である。
具体例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るバリアフリー地図
の具体例を示す図である。
の具体例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るバリアフリー地図
の具体例を示す図である。
の具体例を示す図である。
1………地図作成情報提供者、2………地図利用者、3
………車椅子、4………端末機、5………通信手段、6
………データベース、7………サーバ、8………データ
センタ、9………GPS衛星、10………バリアフリー
地図作成情報提供機能、11………バリアフリー地図利
用機能、12………現在位置測定手段、13………現在
位置情報送信手段、14………経路検索情報入力手段、
15………バリアフリー地図表示手段、16………現在
位置表示手段、17………経路特定手段、18………バ
リアフリー地図作成手段、19………バリアフリー地図
検索手段、20………バリアフリー地図送信手段
………車椅子、4………端末機、5………通信手段、6
………データベース、7………サーバ、8………データ
センタ、9………GPS衛星、10………バリアフリー
地図作成情報提供機能、11………バリアフリー地図利
用機能、12………現在位置測定手段、13………現在
位置情報送信手段、14………経路検索情報入力手段、
15………バリアフリー地図表示手段、16………現在
位置表示手段、17………経路特定手段、18………バ
リアフリー地図作成手段、19………バリアフリー地図
検索手段、20………バリアフリー地図送信手段
Claims (4)
- 【請求項1】 通行中の車椅子の位置を繰返し測定する
ことにより、車椅子が通行した経路を特定し、特定され
た車椅子の通行経路を、データベースに登録された地図
に重ね書きすることにより、車椅子の通行可能な経路が
表示された車椅子利用者用バリアフリー地図を作成する
ことを特徴とする車椅子利用者用バリアフリー地図の自
動作成方法。 - 【請求項2】 通行中の車椅子の位置を繰返し測定する
ことにより、車椅子が通行した経路を特定し、特定され
た車椅子の通行経路を、データベースに登録された地図
に重ね書きすることにより、車椅子の通行可能な経路が
表示された車椅子利用者用バリアフリー地図の要素とな
る素図を作成し、前記素図に基づいて、車椅子の通行可
能な経路が、車椅子の通行頻度に応じてランク付け表示
された車椅子利用者用バリアフリー地図もしくは車椅子
の通行頻度の多い経路が優先的に表示された車椅子利用
者用バリアフリー地図を作成することを特徴とする車椅
子利用者用バリアフリー地図の自動作成方法。 - 【請求項3】 車椅子の通行経路をデータベースに蓄積
する際に、車椅子利用者が収集した、車椅子利用者にと
って有益な情報をデータベースに蓄積して前記車椅子用
バリアフリー地図に表示することを特徴とする請求項1
又は2に記載の車椅子利用者用バリアフリー地図の自動
作成方法。 - 【請求項4】 GPS衛星との繰返し交信により車椅子
の現在位置を繰返し測定する車椅子の現在位置測定手段
を有し、前記現在位置測定手段によって測定された車椅
子の現在位置を送信する現在位置送信手段をもった車椅
子利用者用バリアフリー地図の作成情報提供機能を有
し、かつバリアフリー地図を検索するための経路情報入
力手段と、前記端末機にバリアフリー地図を表示するた
めのバリアフリー地図表示手段と、前記現在位置測定手
段によって測定した車椅子の現在位置をシステム利用者
の端末機のバリアフリー画面に表示する現在位置表示手
段とを有する、車椅子に搭載した、データの送受信が可
能な端末機と、 前記現在位置情報送信手段から繰返し送信される車椅子
の現在位置から車椅子の通行経路を特定する経路特定手
段と、データベースに登録された地図に前記経路特定手
段が特定した経路を重ね書きして、バリアフリー地図の
要素となる素図を作成する機能と、前記素図に基づい
て、車椅子の通行頻度に応じてランク付け表示されたバ
リアフリー地図もしくは通行頻度の高い経路が優先的に
表示されたバリアフリー地図を作成する機能を有するバ
リアフリー地図作成手段と、前記経路検索情報入力手段
で入力された経路検索情報によりデータベースに記憶さ
れたバリアフリー地図を検索するバリアフリー検索手段
と、検索したバリアフリー地図を前記端末機に送信する
バリアフリー地図送信手段とを有するデータセンタと、 前記端末機と前記データセンタとを交信する通信網を有
することを特徴とする車椅子利用者用ナビゲーションシ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002042869A JP2003240592A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 車椅子利用者用バリアフリー地図の自動作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002042869A JP2003240592A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 車椅子利用者用バリアフリー地図の自動作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーションシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003240592A true JP2003240592A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27782837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002042869A Pending JP2003240592A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 車椅子利用者用バリアフリー地図の自動作成方法及び車椅子利用者用ナビゲーションシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003240592A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006202157A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Nec Corp | 所要時間予測システム、サーバ、携帯端末、所要時間予測方法およびプログラム |
JP2007333998A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Hitachi Ltd | 地図の自動生成装置 |
JP2013003838A (ja) * | 2011-06-16 | 2013-01-07 | Asia Air Survey Co Ltd | プログラム実行方法 |
JP2013513797A (ja) * | 2009-12-18 | 2013-04-22 | エンパイア テクノロジー ディベロップメント エルエルシー | 環境モデリングに関する3d経路解析 |
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US9631937B2 (en) | 2011-03-22 | 2017-04-25 | Sony Corporation | Information processing apparatus, route navigator, information processing method, and computer program storage medium |
JP2017150919A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社 ミックウェア | ナビゲーションシステム、ナビゲーションシステムのルート作成方法、プログラム |
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CN110046206A (zh) * | 2018-01-17 | 2019-07-23 | 本田技研工业株式会社 | 轮椅使用者支援地图系统 |
WO2020100571A1 (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-22 | 日本電信電話株式会社 | 経路探索装置、経路探索方法、及びプログラム |
-
2002
- 2002-02-20 JP JP2002042869A patent/JP2003240592A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2013513797A (ja) * | 2009-12-18 | 2013-04-22 | エンパイア テクノロジー ディベロップメント エルエルシー | 環境モデリングに関する3d経路解析 |
US8818711B2 (en) | 2009-12-18 | 2014-08-26 | Empire Technology Development Llc | 3D path analysis for environmental modeling |
US9631937B2 (en) | 2011-03-22 | 2017-04-25 | Sony Corporation | Information processing apparatus, route navigator, information processing method, and computer program storage medium |
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JP2015180887A (ja) * | 2015-06-05 | 2015-10-15 | ソニー株式会社 | 情報処理端末、情報処理方法、およびプログラム |
JP2017150919A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社 ミックウェア | ナビゲーションシステム、ナビゲーションシステムのルート作成方法、プログラム |
JP2017150920A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社 ミックウェア | ナビゲーションシステム、ルート作成方法、プログラム |
CN110046206A (zh) * | 2018-01-17 | 2019-07-23 | 本田技研工业株式会社 | 轮椅使用者支援地图系统 |
WO2020100571A1 (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-22 | 日本電信電話株式会社 | 経路探索装置、経路探索方法、及びプログラム |
JP2020079734A (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-28 | 日本電信電話株式会社 | 経路探索装置、経路探索方法、及びプログラム |
US11920939B2 (en) | 2018-11-12 | 2024-03-05 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Route search device, route search method, and program |
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