JP2003139007A - 燃料供給装置 - Google Patents
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- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/04—Feeding by means of driven pumps
- F02M37/08—Feeding by means of driven pumps electrically driven
- F02M37/10—Feeding by means of driven pumps electrically driven submerged in fuel, e.g. in reservoir
- F02M37/106—Feeding by means of driven pumps electrically driven submerged in fuel, e.g. in reservoir the pump being installed in a sub-tank
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/02—Feeding by means of suction apparatus, e.g. by air flow through carburettors
- F02M37/025—Feeding by means of a liquid fuel-driven jet pump
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- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/22—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system
- F02M37/32—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system characterised by filters or filter arrangements
- F02M37/44—Filters structurally associated with pumps
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- F02M37/32—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system characterised by filters or filter arrangements
- F02M37/50—Filters arranged in or on fuel tanks
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/85978—With pump
- Y10T137/86075—And jet-aspiration type pump
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86187—Plural tanks or compartments connected for serial flow
- Y10T137/86228—With communicating opening in common walls of tanks or compartments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数が少なく、組み付けが容易な燃料供
給装置を提供する。 【解決手段】 ジェットポンプ50の供給部51および
ノズル部52は、ポンプ本体40のポンプケース41と
一体に形成され、サブタンク20の底部20aから反ポ
ンプ本体40側に突出して設置されている。スロート部
53は、サブタンク20の底部20aにサブタンク20
と一体に形成されている。そのため、ジェットポンプ5
0を構成する部材は、サブタンク20の外側に位置し、
構造が簡単である。また、ジェットポンプ50を構成す
る供給部51およびノズル部52にはポンプ本体40と
一体に形成され、スロート部53はサブタンク20と一
体に形成されている。したがって、部品点数を低減する
ことができる。
給装置を提供する。 【解決手段】 ジェットポンプ50の供給部51および
ノズル部52は、ポンプ本体40のポンプケース41と
一体に形成され、サブタンク20の底部20aから反ポ
ンプ本体40側に突出して設置されている。スロート部
53は、サブタンク20の底部20aにサブタンク20
と一体に形成されている。そのため、ジェットポンプ5
0を構成する部材は、サブタンク20の外側に位置し、
構造が簡単である。また、ジェットポンプ50を構成す
る供給部51およびノズル部52にはポンプ本体40と
一体に形成され、スロート部53はサブタンク20と一
体に形成されている。したがって、部品点数を低減する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジェットポンプか
らサブタンク内へ供給された燃料を吸入し吐出する燃料
供給装置に関する。
らサブタンク内へ供給された燃料を吸入し吐出する燃料
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンク内に設置したサブタンク内に
燃料ポンプを収容し、燃料タンクの液面が低下しても燃
料ポンプで吸入可能な程度にサブタンク内の液面を保持
する燃料供給装置が知られている。例えば、アメリカ合
衆国特許第6155793号に開示されているような燃
料供給装置では、燃料ポンプから吐出された燃料の一部
をジェットポンプに供給し、ジェットポンプのノズル部
から燃料を噴射するときに生じる大気圧よりも低い吸引
圧により燃料タンク内の燃料を吸い込み、噴射された燃
料とともに燃料タンク内の燃料をサブタンク内へ供給し
ている。ジェットポンプが燃料タンクからサブタンクに
供給する燃料により、サブタンク内の燃料の液面は燃料
タンク内の燃料の液面よりも高くなる。したがって、燃
料タンクの燃料の残量が少なくなった場合でも、燃料ポ
ンプはサブタンク内の燃料を確実に吸入し吐出すること
ができる。
燃料ポンプを収容し、燃料タンクの液面が低下しても燃
料ポンプで吸入可能な程度にサブタンク内の液面を保持
する燃料供給装置が知られている。例えば、アメリカ合
衆国特許第6155793号に開示されているような燃
料供給装置では、燃料ポンプから吐出された燃料の一部
をジェットポンプに供給し、ジェットポンプのノズル部
から燃料を噴射するときに生じる大気圧よりも低い吸引
圧により燃料タンク内の燃料を吸い込み、噴射された燃
料とともに燃料タンク内の燃料をサブタンク内へ供給し
ている。ジェットポンプが燃料タンクからサブタンクに
供給する燃料により、サブタンク内の燃料の液面は燃料
タンク内の燃料の液面よりも高くなる。したがって、燃
料タンクの燃料の残量が少なくなった場合でも、燃料ポ
ンプはサブタンク内の燃料を確実に吸入し吐出すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アメリ
カ合衆国特許第6155793号に開示されている燃料
供給装置の場合、ジェットポンプは、サブタンク内に設
置され、複数の部材から構成されている。そのため、ジ
ェットポンプの構造が複雑であり、燃料タンクからジェ
ットポンプへ燃料を導く流路の構造も複雑である。ま
た、部品点数が多く、部品の形成ならびに燃料供給装置
の組み付け工数が増大するという問題がある。そこで、
本発明の目的は、部品点数が少なく、組み付けが容易な
燃料供給装置を提供することにある。
カ合衆国特許第6155793号に開示されている燃料
供給装置の場合、ジェットポンプは、サブタンク内に設
置され、複数の部材から構成されている。そのため、ジ
ェットポンプの構造が複雑であり、燃料タンクからジェ
ットポンプへ燃料を導く流路の構造も複雑である。ま
た、部品点数が多く、部品の形成ならびに燃料供給装置
の組み付け工数が増大するという問題がある。そこで、
本発明の目的は、部品点数が少なく、組み付けが容易な
燃料供給装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
燃料供給装置によると、供給部は燃料ポンプから吐出さ
れた燃料の一部をノズル部へ供給する。ノズル部は供給
部から供給された燃料をスロート部へ向けて噴射する。
スロート部ではノズル部から噴射された燃料の流れによ
り吸引圧が発生するため、ノズル部から噴射された燃料
とともに燃料タンク内の燃料がスロート部を通してサブ
タンク内へ供給される。ジェットポンプは、上述のノズ
ル部、供給部およびスロート部から構成されているた
め、ジェットポンプを構成する部品点数が少なく組み付
けが容易である。また、ノズル部およびスロート部はサ
ブタンクの外部に設置されている。そのため、サブタン
クの内部に複数の部材を設置する必要がなく、燃料タン
クからジェットポンプへ燃料を導く流路も単純である。
したがって、サブタンク内の構造が簡単になり、組み付
けを容易にすることができる。
燃料供給装置によると、供給部は燃料ポンプから吐出さ
れた燃料の一部をノズル部へ供給する。ノズル部は供給
部から供給された燃料をスロート部へ向けて噴射する。
スロート部ではノズル部から噴射された燃料の流れによ
り吸引圧が発生するため、ノズル部から噴射された燃料
とともに燃料タンク内の燃料がスロート部を通してサブ
タンク内へ供給される。ジェットポンプは、上述のノズ
ル部、供給部およびスロート部から構成されているた
め、ジェットポンプを構成する部品点数が少なく組み付
けが容易である。また、ノズル部およびスロート部はサ
ブタンクの外部に設置されている。そのため、サブタン
クの内部に複数の部材を設置する必要がなく、燃料タン
クからジェットポンプへ燃料を導く流路も単純である。
したがって、サブタンク内の構造が簡単になり、組み付
けを容易にすることができる。
【0005】本発明の請求項2記載の燃料供給装置によ
ると、燃料ポンプは穴部を有している。例えば、燃料タ
ンク内の温度が上昇すると、燃料の低沸点成分は気化
し、燃料にはベーパ成分が含まれる。燃料ポンプは穴部
を有しているため、燃料ポンプ内のベーパ成分は穴部か
ら排出され、燃料ポンプから吐出される燃料に含まれる
ベーパ成分を低減することができる。これにより、ジェ
ットポンプのノズル部から噴射される燃料に含まれるベ
ーパ成分が低減される。したがって、ジェットポンプに
よる燃料タンクからサブタンクへの燃料の吸入効率を高
めることができる。
ると、燃料ポンプは穴部を有している。例えば、燃料タ
ンク内の温度が上昇すると、燃料の低沸点成分は気化
し、燃料にはベーパ成分が含まれる。燃料ポンプは穴部
を有しているため、燃料ポンプ内のベーパ成分は穴部か
ら排出され、燃料ポンプから吐出される燃料に含まれる
ベーパ成分を低減することができる。これにより、ジェ
ットポンプのノズル部から噴射される燃料に含まれるベ
ーパ成分が低減される。したがって、ジェットポンプに
よる燃料タンクからサブタンクへの燃料の吸入効率を高
めることができる。
【0006】本発明の請求項3記載の燃料供給装置によ
ると、サブタンクおよびスロート部は一体に形成されて
いる。スロート部をサブタンクの底部の外側に設置する
ことでサブタンクとスロート部を一体に形成することが
できる。したがって、部品点数および組み付け工数を低
減することができる。
ると、サブタンクおよびスロート部は一体に形成されて
いる。スロート部をサブタンクの底部の外側に設置する
ことでサブタンクとスロート部を一体に形成することが
できる。したがって、部品点数および組み付け工数を低
減することができる。
【0007】本発明の請求項4記載の燃料供給装置によ
ると、ノズル部は供給部と一体に形成されている。その
ため、例えば供給部と一体になったノズル部をサブタン
クの底部を貫くように設置することにより、サブタンク
の底部の外側にノズル部を容易に設置することができ
る。したがって、部品点数および組み付け工数を低減す
ることができる。
ると、ノズル部は供給部と一体に形成されている。その
ため、例えば供給部と一体になったノズル部をサブタン
クの底部を貫くように設置することにより、サブタンク
の底部の外側にノズル部を容易に設置することができ
る。したがって、部品点数および組み付け工数を低減す
ることができる。
【0008】本発明の請求項5記載の燃料供給装置によ
ると、ノズル部は供給部と別体に形成され、サブタンク
に設置されている。そのため、例えばサブタンクの底部
にノズル部を反燃料タンク方向へ突出して設置し、ノズ
ル部と供給部とを接合することができる。したがって、
組み付けを容易にすることができる。
ると、ノズル部は供給部と別体に形成され、サブタンク
に設置されている。そのため、例えばサブタンクの底部
にノズル部を反燃料タンク方向へ突出して設置し、ノズ
ル部と供給部とを接合することができる。したがって、
組み付けを容易にすることができる。
【0009】本発明の請求項6記載の燃料供給装置によ
ると、サブタンクは緩衝部材を有しているので、燃料ポ
ンプの作動によるサブタンクと燃料タンクとの間の振動
が低減される。したがって、燃料ポンプの作動時に発生
する騒音を低減することができる。
ると、サブタンクは緩衝部材を有しているので、燃料ポ
ンプの作動によるサブタンクと燃料タンクとの間の振動
が低減される。したがって、燃料ポンプの作動時に発生
する騒音を低減することができる。
【0010】本発明の請求項7記載の燃料供給装置によ
ると、スロート部の出口側には逆止弁が設置されている
ので、サブタンクに供給された燃料が燃料タンクへ逆流
することがない。そのため、サブタンクへ燃料を供給す
るために必要な駆動力を低減することができる。
ると、スロート部の出口側には逆止弁が設置されている
ので、サブタンクに供給された燃料が燃料タンクへ逆流
することがない。そのため、サブタンクへ燃料を供給す
るために必要な駆動力を低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による燃料供給装置
を図1に示す。樹脂で成形された図示しない燃料タンク
の上壁に燃料供給装置1のフランジ部材10が取り付け
られ、燃料供給装置1の他の部品は燃料タンク内に収容
されている。フランジ部材10およびサブタンク20は
樹脂により形成されており、金属製の支柱11で結合さ
れている。支柱11の一端はフランジ部材に形成されて
いる有底筒部12に挿入され、支柱11の他端はサブタ
ンク20の図示しない蓋部に接合されている。サブタン
ク20は支柱11に対し支柱11の長手方向へ移動可能
である。コイルスプリング13は、サブタンク20がフ
ランジ部材10から離れる方向、すなわち燃料タンクの
底部に向けてサブタンク20を付勢している。これによ
り、燃料タンクに燃料供給装置1を取り付けた状態で
は、サブタンク20の底部は燃料タンクの内底面に押し
付けられている。このような構成により、樹脂製の燃料
タンクが温度変化による内圧の変化や燃料量の変化で膨
張および収縮しても、コイルスプリング13の付勢力に
よりサブタンク20の底部は燃料タンクの内底面に常に
押し付けられている。
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による燃料供給装置
を図1に示す。樹脂で成形された図示しない燃料タンク
の上壁に燃料供給装置1のフランジ部材10が取り付け
られ、燃料供給装置1の他の部品は燃料タンク内に収容
されている。フランジ部材10およびサブタンク20は
樹脂により形成されており、金属製の支柱11で結合さ
れている。支柱11の一端はフランジ部材に形成されて
いる有底筒部12に挿入され、支柱11の他端はサブタ
ンク20の図示しない蓋部に接合されている。サブタン
ク20は支柱11に対し支柱11の長手方向へ移動可能
である。コイルスプリング13は、サブタンク20がフ
ランジ部材10から離れる方向、すなわち燃料タンクの
底部に向けてサブタンク20を付勢している。これによ
り、燃料タンクに燃料供給装置1を取り付けた状態で
は、サブタンク20の底部は燃料タンクの内底面に押し
付けられている。このような構成により、樹脂製の燃料
タンクが温度変化による内圧の変化や燃料量の変化で膨
張および収縮しても、コイルスプリング13の付勢力に
よりサブタンク20の底部は燃料タンクの内底面に常に
押し付けられている。
【0012】フランジ部材10には、吐出パイプ14お
よび電気コネクタ15が樹脂で一体成形されている。吐
出パイプ14および電気コネクタ15は別部品としてフ
ランジ部材10に組み付けることもできる。吐出パイプ
14は、サブタンク20内に収容されている燃料ポンプ
としてのポンプユニット30から吐出された燃料を燃料
タンクの外部に吐出するパイプである。吐出パイプ14
は、自由に折り曲げられる蛇腹パイプ16によりポンプ
ユニット30と接続されている。電気コネクタ15は、
ポンプユニットに駆動電流を供給するともに、図示しな
い液面計の検出信号を出力するためのものである。電気
コネクタ15とポンプユニット30の電気部および液面
計とはリード線17で接続されている。
よび電気コネクタ15が樹脂で一体成形されている。吐
出パイプ14および電気コネクタ15は別部品としてフ
ランジ部材10に組み付けることもできる。吐出パイプ
14は、サブタンク20内に収容されている燃料ポンプ
としてのポンプユニット30から吐出された燃料を燃料
タンクの外部に吐出するパイプである。吐出パイプ14
は、自由に折り曲げられる蛇腹パイプ16によりポンプ
ユニット30と接続されている。電気コネクタ15は、
ポンプユニットに駆動電流を供給するともに、図示しな
い液面計の検出信号を出力するためのものである。電気
コネクタ15とポンプユニット30の電気部および液面
計とはリード線17で接続されている。
【0013】サブタンク20は密封されておらず、上方
は開口している。サブタンク20の内部には、燃料ポン
プとしてのポンプユニット30およびサクションフィル
タ21などが収容されている。ポンプユニット30は、
ポンプ本体40、フュエルフィルタ31およびユニット
ケース32から構成されている。ポンプ本体40は、サ
クションフィルタ21を介して吸入されたサブタンク2
0内の燃料を加圧し、蛇腹パイプ16および吐出パイプ
14を経て燃料を外部へ吐出する。ポンプ本体40は、
図示しない駆動部と駆動部が収容されているポンプケー
ス41とから構成されている。ユニットケース32はポ
ンプ本体40を収容している。サブタンク20内には支
持部22が形成されており、ポンプユニット30は支持
部22に係止されている。これにより、サブタンク20
とポンプユニット30とは一体に結合されている。
は開口している。サブタンク20の内部には、燃料ポン
プとしてのポンプユニット30およびサクションフィル
タ21などが収容されている。ポンプユニット30は、
ポンプ本体40、フュエルフィルタ31およびユニット
ケース32から構成されている。ポンプ本体40は、サ
クションフィルタ21を介して吸入されたサブタンク2
0内の燃料を加圧し、蛇腹パイプ16および吐出パイプ
14を経て燃料を外部へ吐出する。ポンプ本体40は、
図示しない駆動部と駆動部が収容されているポンプケー
ス41とから構成されている。ユニットケース32はポ
ンプ本体40を収容している。サブタンク20内には支
持部22が形成されており、ポンプユニット30は支持
部22に係止されている。これにより、サブタンク20
とポンプユニット30とは一体に結合されている。
【0014】ユニットケース32は、内部にポンプ本体
40およびフュエルフィルタ31を収容している。ユニ
ットケース32にはサブタンク20内から吸入された燃
料が流れる図示しない燃料流路、ならびにポンプ本体4
0から吐出された燃料が流れる燃料通路33が形成され
ている。燃料通路33の出口側の端部には蛇腹パイプ1
6が接続されている。サクションフィルタ21は、サブ
タンク20内の燃料に含まれる比較的大きな異物を捕集
する。フュエルフィルタ31は、ポンプ本体40から吐
出される燃料に含まれる比較的小さな異物を捕集する。
40およびフュエルフィルタ31を収容している。ユニ
ットケース32にはサブタンク20内から吸入された燃
料が流れる図示しない燃料流路、ならびにポンプ本体4
0から吐出された燃料が流れる燃料通路33が形成され
ている。燃料通路33の出口側の端部には蛇腹パイプ1
6が接続されている。サクションフィルタ21は、サブ
タンク20内の燃料に含まれる比較的大きな異物を捕集
する。フュエルフィルタ31は、ポンプ本体40から吐
出される燃料に含まれる比較的小さな異物を捕集する。
【0015】ジェットポンプ50は、図2に示すように
供給部51、ノズル部52およびスロート部53から構
成されている。ジェットポンプ50は、ノズル部52か
ら燃料を噴射することによりスロート部53に大気圧よ
りも気圧の低い状態を形成し、その吸引力を利用して燃
料タンク内の燃料をサブタンク20内へ供給する。
供給部51、ノズル部52およびスロート部53から構
成されている。ジェットポンプ50は、ノズル部52か
ら燃料を噴射することによりスロート部53に大気圧よ
りも気圧の低い状態を形成し、その吸引力を利用して燃
料タンク内の燃料をサブタンク20内へ供給する。
【0016】供給部51は、ポンプ本体40に接合され
ており、ポンプ本体40のポンプケース41と一体に反
フランジ側へ突出して形成されている。供給部51は、
サブタンク20の底部20aに形成されている穴部23
を貫いて一部がサブタンク20の底部20aの外側に突
出して設置されている。供給部51は、内部にポンプ本
体40から吐出された燃料の一部が流れる供給路511
を有している。ポンプ本体40から吐出された燃料は、
大部分が燃料通路33を経由して蛇腹パイプ16から吐
出パイプ14へ供給され、残りの燃料は供給部51へ供
給される。
ており、ポンプ本体40のポンプケース41と一体に反
フランジ側へ突出して形成されている。供給部51は、
サブタンク20の底部20aに形成されている穴部23
を貫いて一部がサブタンク20の底部20aの外側に突
出して設置されている。供給部51は、内部にポンプ本
体40から吐出された燃料の一部が流れる供給路511
を有している。ポンプ本体40から吐出された燃料は、
大部分が燃料通路33を経由して蛇腹パイプ16から吐
出パイプ14へ供給され、残りの燃料は供給部51へ供
給される。
【0017】ノズル部52は、供給部51の反燃料ポン
プ側の端部に設置されている。これにより、ノズル部5
2はサブタンク20の外部に設置されている。ノズル部
52は、供給部51を形成するポンプケース41と一体
に形成されている。すなわち、ジェットポンプ50の供
給部51およびノズル部52はポンプケース41により
一体に形成されている。ノズル部52には内部にノズル
通路521が形成されており、ノズル通路521は一方
の端部が供給路511へ連通し他方の端部がノズル部5
2のスロート部53側の端部に開口している。
プ側の端部に設置されている。これにより、ノズル部5
2はサブタンク20の外部に設置されている。ノズル部
52は、供給部51を形成するポンプケース41と一体
に形成されている。すなわち、ジェットポンプ50の供
給部51およびノズル部52はポンプケース41により
一体に形成されている。ノズル部52には内部にノズル
通路521が形成されており、ノズル通路521は一方
の端部が供給路511へ連通し他方の端部がノズル部5
2のスロート部53側の端部に開口している。
【0018】スロート部53はサブタンク20の底部2
0aにサブタンク20と一体に形成されている。スロー
ト部53の燃料入口側はノズル部52と対向して設置さ
れており、ノズル部52から噴射された燃料はスロート
部53へ流入する。スロート部53は燃料入口側から燃
料出口側まで傾斜して形成されている。スロート部53
の燃料入口側は燃料タンクの内底面の近傍に開口してお
り、燃料出口側の端部はサブタンク20の内部に開口し
ている。スロート部53の燃料出口側の端部には逆止弁
24が設置されている。逆止弁24は、サブタンク20
内に吸入された燃料がサブタンク20の内部から外部へ
逆流するのを防止する。逆止弁24は軸部241を中心
に小さな力で開閉するため、燃料タンク内の液面の位置
が高いとき、燃料タンク内の燃料は自身の圧力により逆
止弁24を開きサブタンク20内へ容易に流入する。ま
た、燃料タンク内の液面が低いとき燃料タンク内の燃料
はジェットポンプ50のノズル部52から噴射される燃
料とともに逆止弁24を開いてサブタンク20内へ流入
する。
0aにサブタンク20と一体に形成されている。スロー
ト部53の燃料入口側はノズル部52と対向して設置さ
れており、ノズル部52から噴射された燃料はスロート
部53へ流入する。スロート部53は燃料入口側から燃
料出口側まで傾斜して形成されている。スロート部53
の燃料入口側は燃料タンクの内底面の近傍に開口してお
り、燃料出口側の端部はサブタンク20の内部に開口し
ている。スロート部53の燃料出口側の端部には逆止弁
24が設置されている。逆止弁24は、サブタンク20
内に吸入された燃料がサブタンク20の内部から外部へ
逆流するのを防止する。逆止弁24は軸部241を中心
に小さな力で開閉するため、燃料タンク内の液面の位置
が高いとき、燃料タンク内の燃料は自身の圧力により逆
止弁24を開きサブタンク20内へ容易に流入する。ま
た、燃料タンク内の液面が低いとき燃料タンク内の燃料
はジェットポンプ50のノズル部52から噴射される燃
料とともに逆止弁24を開いてサブタンク20内へ流入
する。
【0019】次に、第1実施例による燃料供給装置1の
組み付けについて簡単に説明する。ポンプ本体40のポ
ンプケース41には、ジェットポンプ50の供給部51
およびノズル部52が一体に形成されている。このポン
プケース41の内部に図示しないポンプ本体40の駆動
部を収容することにより、ポンプ本体40が組み付けら
れる。フュエルフィルタ31および組み付けられたポン
プ本体40をユニットケース32に収容することによ
り、ポンプユニット30が組み付けられる。組み付けら
れたポンプユニット30は、ジェットポンプ50を構成
する供給部51およびノズル部52がサブタンク20の
穴部23に通された後、サブタンク20に形成されてい
る支持部22に係止される。これにより、サブタンク2
0とポンプユニット30とは一体に結合される。
組み付けについて簡単に説明する。ポンプ本体40のポ
ンプケース41には、ジェットポンプ50の供給部51
およびノズル部52が一体に形成されている。このポン
プケース41の内部に図示しないポンプ本体40の駆動
部を収容することにより、ポンプ本体40が組み付けら
れる。フュエルフィルタ31および組み付けられたポン
プ本体40をユニットケース32に収容することによ
り、ポンプユニット30が組み付けられる。組み付けら
れたポンプユニット30は、ジェットポンプ50を構成
する供給部51およびノズル部52がサブタンク20の
穴部23に通された後、サブタンク20に形成されてい
る支持部22に係止される。これにより、サブタンク2
0とポンプユニット30とは一体に結合される。
【0020】次に、第1実施例による燃料供給装置1の
作動について説明する。エンジンが駆動され、電気コネ
クタ15からポンプ本体40に駆動電流が供給される
と、ポンプ本体40はサブタンク内の燃料をサクション
フィルタ21を通して吸入する。ポンプ本体40は吸入
した燃料を加圧しフュエルフィルタ31、燃料通路33
および蛇腹パイプ16を経由して吐出パイプ14からエ
ンジンへ燃料を吐出する。
作動について説明する。エンジンが駆動され、電気コネ
クタ15からポンプ本体40に駆動電流が供給される
と、ポンプ本体40はサブタンク内の燃料をサクション
フィルタ21を通して吸入する。ポンプ本体40は吸入
した燃料を加圧しフュエルフィルタ31、燃料通路33
および蛇腹パイプ16を経由して吐出パイプ14からエ
ンジンへ燃料を吐出する。
【0021】ポンプ本体40で加圧された燃料の一部
は、供給部51へ供給されノズル部52からスロート部
53へ向けて噴射される。燃料が噴射されると、発生す
る吸引圧により燃料タンク内の燃料が吸い上げられる。
このジェットポンプ50のノズル部52から噴射される
燃料の噴射圧により、燃料タンク内の燃料はスロート部
53を通り逆止弁24を経てサブタンク20の内部へ流
入する。
は、供給部51へ供給されノズル部52からスロート部
53へ向けて噴射される。燃料が噴射されると、発生す
る吸引圧により燃料タンク内の燃料が吸い上げられる。
このジェットポンプ50のノズル部52から噴射される
燃料の噴射圧により、燃料タンク内の燃料はスロート部
53を通り逆止弁24を経てサブタンク20の内部へ流
入する。
【0022】以上、説明したように本発明の第1実施例
によると、ポンプ本体40を構成するポンプケース41
と、ジェットポンプ50を構成する供給部51およびノ
ズル部52とは一体に形成されている。また、ジェット
ポンプ50を構成するスロート部53はサブタンク20
の底部20aの外側にサブタンク20と一体に形成され
ている。すなわち、ジェットポンプ50を構成する供給
部51、ノズル部52およびスロート部53は、ポンプ
本体40またはサブタンク20と一体に形成されてい
る。したがって、ジェットポンプ50を構成する部品の
点数を低減することができる。
によると、ポンプ本体40を構成するポンプケース41
と、ジェットポンプ50を構成する供給部51およびノ
ズル部52とは一体に形成されている。また、ジェット
ポンプ50を構成するスロート部53はサブタンク20
の底部20aの外側にサブタンク20と一体に形成され
ている。すなわち、ジェットポンプ50を構成する供給
部51、ノズル部52およびスロート部53は、ポンプ
本体40またはサブタンク20と一体に形成されてい
る。したがって、ジェットポンプ50を構成する部品の
点数を低減することができる。
【0023】本発明の第1実施例では、ジェットポンプ
50を構成する供給部51、ノズル部52およびスロー
ト部53はサブタンク20の外側に設置されている。そ
のため、燃料タンクからジェットポンプ50へ燃料を導
く流路の構造を単純にすることができる。また、ジェッ
トポンプ50を構成する部材をサブタンク20の外側に
設置することにより、ジェットポンプ50の構造を簡単
にすることができる。したがって、ジェットポンプ50
の組み付け工数を低減することができる。
50を構成する供給部51、ノズル部52およびスロー
ト部53はサブタンク20の外側に設置されている。そ
のため、燃料タンクからジェットポンプ50へ燃料を導
く流路の構造を単純にすることができる。また、ジェッ
トポンプ50を構成する部材をサブタンク20の外側に
設置することにより、ジェットポンプ50の構造を簡単
にすることができる。したがって、ジェットポンプ50
の組み付け工数を低減することができる。
【0024】また、ジェットポンプ50を構成する部材
をサブタンク20の外側に設置することにより、燃料タ
ンクの内底面に近接してジェットポンプ50を設置する
ことができる。そのため、燃料タンク内の燃料がわずか
なときでもジェットポンプ50により燃料タンク内の燃
料をサブタンク20内へ供給することができる。したが
って、エンジンに燃料を継続して供給することができ
る。
をサブタンク20の外側に設置することにより、燃料タ
ンクの内底面に近接してジェットポンプ50を設置する
ことができる。そのため、燃料タンク内の燃料がわずか
なときでもジェットポンプ50により燃料タンク内の燃
料をサブタンク20内へ供給することができる。したが
って、エンジンに燃料を継続して供給することができ
る。
【0025】さらに、第1実施例では、例えばサブタン
ク20を樹脂で形成することにより、サブタンク20と
ジェットポンプ50のスロート部53とを容易に一体成
形することができる。したがって、部品点数が低減さ
れ、ジェットポンプ50の組み付け工数を低減すること
ができる。
ク20を樹脂で形成することにより、サブタンク20と
ジェットポンプ50のスロート部53とを容易に一体成
形することができる。したがって、部品点数が低減さ
れ、ジェットポンプ50の組み付け工数を低減すること
ができる。
【0026】(第2実施例)本発明の第2実施例を図3
に示す。第2実施例では、ポンプユニット30のユニッ
トケース32に穴部34が形成されている。その他の構
成は第1実施例と同様である。穴部34は、ポンプ本体
40で発生した気体成分をポンプ本体40の外部すなわ
ちサブタンク20内へ排出する。
に示す。第2実施例では、ポンプユニット30のユニッ
トケース32に穴部34が形成されている。その他の構
成は第1実施例と同様である。穴部34は、ポンプ本体
40で発生した気体成分をポンプ本体40の外部すなわ
ちサブタンク20内へ排出する。
【0027】燃料タンク内の温度が上昇した場合、燃料
の低沸点成分が気化し、気化した低沸点成分はベーパ成
分として燃料に含まれる。燃料供給装置1が適用される
エンジンの要求によっては、燃料の供給効率を優先する
ため、ジェットポンプ50によるサブタンク20への燃
料の吸入効率の向上が必要となる場合がある。しかし、
ジェットポンプ50の供給部51およびノズル部52に
供給される燃料にベーパ成分が含まれると、ノズル部5
2から噴射される燃料の噴射効率が低下し、ジェットポ
ンプ50によるサブタンク20内への燃料の吸入効率が
低下する。
の低沸点成分が気化し、気化した低沸点成分はベーパ成
分として燃料に含まれる。燃料供給装置1が適用される
エンジンの要求によっては、燃料の供給効率を優先する
ため、ジェットポンプ50によるサブタンク20への燃
料の吸入効率の向上が必要となる場合がある。しかし、
ジェットポンプ50の供給部51およびノズル部52に
供給される燃料にベーパ成分が含まれると、ノズル部5
2から噴射される燃料の噴射効率が低下し、ジェットポ
ンプ50によるサブタンク20内への燃料の吸入効率が
低下する。
【0028】そこで、穴部34を形成することにより、
ポンプ本体40で発生したベーパ成分は穴部34からポ
ンプユニット30の外部へ排出される。そのため、ノズ
ル部52から噴射される燃料に含まれるベーパ成分が低
減され、ジェットポンプ50による燃料の吸入効率を向
上することができる。
ポンプ本体40で発生したベーパ成分は穴部34からポ
ンプユニット30の外部へ排出される。そのため、ノズ
ル部52から噴射される燃料に含まれるベーパ成分が低
減され、ジェットポンプ50による燃料の吸入効率を向
上することができる。
【0029】(第3実施例)本発明の第3実施例を図4
に示す。第1実施例と実質的に同一の構成部位には同一
の符号を付し、説明を省略する。第3実施例では、サブ
タンク20は底部20aと燃料タンクとの間に設置され
ている緩衝部材25を有している。緩衝部材25は例え
ばゴムなどの柔軟な材料から形成されており、燃料タン
クとサブタンク20との間に所定の空間を形成する。そ
のため、燃料タンク内の燃料をジェットポンプ50へ円
滑に導くことができる。また、緩衝部材25により燃料
タンクとサブタンク20との間の振動が低減され、ポン
プ本体40の作動による騒音の発生を低減することがで
きる。
に示す。第1実施例と実質的に同一の構成部位には同一
の符号を付し、説明を省略する。第3実施例では、サブ
タンク20は底部20aと燃料タンクとの間に設置され
ている緩衝部材25を有している。緩衝部材25は例え
ばゴムなどの柔軟な材料から形成されており、燃料タン
クとサブタンク20との間に所定の空間を形成する。そ
のため、燃料タンク内の燃料をジェットポンプ50へ円
滑に導くことができる。また、緩衝部材25により燃料
タンクとサブタンク20との間の振動が低減され、ポン
プ本体40の作動による騒音の発生を低減することがで
きる。
【0030】(第4実施例)本発明の第4実施例を図5
および図6に示す。第1実施例と実質的に同一の構成部
位には同一の符号を付し、説明を省略する。第4実施例
では、ジェットポンプ60を構成する供給部61の一部
およびノズル部62がポンプケース41とは別体に形成
されている。スロート部63は、サブタンク20の底部
20aにサブタンク20と一体に形成されている。
および図6に示す。第1実施例と実質的に同一の構成部
位には同一の符号を付し、説明を省略する。第4実施例
では、ジェットポンプ60を構成する供給部61の一部
およびノズル部62がポンプケース41とは別体に形成
されている。スロート部63は、サブタンク20の底部
20aにサブタンク20と一体に形成されている。
【0031】供給部61の一部およびノズル部62はポ
ンプケース41と別体のノズル部材70として形成され
ており、ノズル部材70はサブタンク20の底部20a
に形成されている穴部26に設置されている。ノズル部
62とサブタンク20の穴部26とは例えば嵌合あるい
はねじ結合により固定されている。
ンプケース41と別体のノズル部材70として形成され
ており、ノズル部材70はサブタンク20の底部20a
に形成されている穴部26に設置されている。ノズル部
62とサブタンク20の穴部26とは例えば嵌合あるい
はねじ結合により固定されている。
【0032】第4実施例では、供給部61およびノズル
部62をポンプケース41と別体のノズル部材70とし
て形成した場合であっても、ノズル部材70をサブタン
ク20に固定することができるので組み付けが容易であ
り、部品点数の増大を招くことがない。また、第4実施
例では、サブタンク20の外側からノズル部材70を設
置することができるので、ジェットポンプ50の組み付
けが容易である。
部62をポンプケース41と別体のノズル部材70とし
て形成した場合であっても、ノズル部材70をサブタン
ク20に固定することができるので組み付けが容易であ
り、部品点数の増大を招くことがない。また、第4実施
例では、サブタンク20の外側からノズル部材70を設
置することができるので、ジェットポンプ50の組み付
けが容易である。
【図1】本発明の第1実施例による燃料供給装置を示す
模式的な一部断面図である。
模式的な一部断面図である。
【図2】本発明の第1実施例による燃料供給装置のジェ
ットポンプの近傍を示す模式的な断面図である。
ットポンプの近傍を示す模式的な断面図である。
【図3】本発明の第2実施例による燃料供給装置のポン
プユニットを示す図であって、図1のIII−III線に対応
する位置で切断した断面図である。
プユニットを示す図であって、図1のIII−III線に対応
する位置で切断した断面図である。
【図4】本発明の第3実施例による燃料供給装置を示す
模式的な一部断面図である。
模式的な一部断面図である。
【図5】本発明の第4実施例による燃料供給装置のジェ
ットポンプの近傍を示す模式的な断面図である。
ットポンプの近傍を示す模式的な断面図である。
1 燃料供給装置
20 サブタンク
30 ポンプユニット(燃料ポンプ)
34 穴部
40 ポンプ本体
50、60 ジェットポンプ
51、61 供給部
52、62 ノズル部
53、63 スロート部
70 ノズル部材
511 供給路
Claims (7)
- 【請求項1】 燃料タンク内に収容されるサブタンク
と、前記サブタンク内に収容され、前記サブタンク内の
燃料を吸入および吐出する燃料ポンプと、 燃料を噴射するノズル部、前記サブタンクの底部から反
燃料ポンプ側に突出して設置され前記燃料ポンプから吐
出された燃料の一部を前記ノズル部へ供給する供給部、
ならびに前記ノズル部から燃料が噴射されるときに発生
する吸引圧により前記燃料タンク内の燃料を吸い込み前
記サブタンク内へ燃料を供給するスロート部を有し、前
記ノズル部および前記スロート部が前記サブタンクの外
部に設置されているジェットポンプと、 を備えることを特徴とする燃料供給装置。 - 【請求項2】 前記燃料ポンプは、内部で発生する気体
成分を排出する穴部を有することを特徴とする請求項1
記載の燃料供給装置。 - 【請求項3】 前記サブタンクおよび前記スロート部
は、一体に形成されていることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の燃料供給装置。 - 【請求項4】 前記ノズル部は、前記供給部と一体に形
成されていることを特徴とする請求項1、2または3記
載の燃料供給装置。 - 【請求項5】 前記ノズル部は、前記供給部と別体に形
成され、前記サブタンクに設置されていることを特徴と
する請求項1、2または3記載の燃料供給装置。 - 【請求項6】 前記サブタンクは、底部と前記燃料タン
クとの間に設置される緩衝部材を有することを特徴とす
る請求項1から5のいずれか一項記載の燃料供給装置。 - 【請求項7】 前記スロート部の出口側には、前記サブ
タンクからの燃料の逆流を防止する逆止弁が設置されて
いることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記
載の燃料供給装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001332251A JP2003139007A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 燃料供給装置 |
US10/277,934 US6880569B2 (en) | 2001-10-30 | 2002-10-23 | Fuel supplying apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001332251A JP2003139007A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 燃料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003139007A true JP2003139007A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19147694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001332251A Pending JP2003139007A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 燃料供給装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6880569B2 (ja) |
JP (1) | JP2003139007A (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2006029317A (ja) * | 2004-06-14 | 2006-02-02 | Aisan Ind Co Ltd | リターンレスシステムにおける燃料供給装置 |
JP2009052484A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Aisan Ind Co Ltd | 燃料供給装置 |
JP2009097480A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Aisan Ind Co Ltd | 燃料供給装置 |
JP2012062780A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | Denso Corp | 燃料ポンプモジュール |
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JP2005240653A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Denso Corp | 燃料供給装置 |
US20080107549A1 (en) * | 2006-11-08 | 2008-05-08 | Ti Group Automotive Systems, L.L.C. | Fuel pump and filter assembly |
US8459960B2 (en) * | 2009-02-09 | 2013-06-11 | Robert Bosch Gmbh | Jet pump assembly |
DE102012200590A1 (de) * | 2012-01-17 | 2013-07-18 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung zum Fördern von Kraftstoff |
JP6287749B2 (ja) * | 2014-10-13 | 2018-03-07 | 株式会社デンソー | ジェットポンプ及びその製造方法、並びに燃料供給装置 |
US10056800B2 (en) | 2015-07-30 | 2018-08-21 | Delphi Technologies Ip Limited | Fluid delivery module |
JP6695707B2 (ja) * | 2016-02-19 | 2020-05-20 | 愛三工業株式会社 | 燃料供給装置 |
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US5341842A (en) * | 1993-07-12 | 1994-08-30 | Ford Motor Company | Bottom mount fuel tank module for an automobile |
US5330475A (en) | 1993-11-29 | 1994-07-19 | General Motors Corporation | Modular fuel sender for motor vehicle |
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US5769061A (en) * | 1996-04-01 | 1998-06-23 | Denso Corporation | Fuel supply system having a suction filter in a sub-tank |
DE19736088A1 (de) * | 1997-08-20 | 1999-02-25 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zum Fördern von Kraftstoff |
US5881698A (en) * | 1997-12-01 | 1999-03-16 | Walbro Corporation | Fuel pump with regulated output |
JP3820579B2 (ja) | 1997-12-02 | 2006-09-13 | 株式会社デンソー | 燃料供給装置 |
US5960775A (en) * | 1997-12-08 | 1999-10-05 | Walbro Corporation | Filtered fuel pump module |
US6155793A (en) | 1999-06-08 | 2000-12-05 | Walbro Corporation | Recessed fuel pump module |
EP1103717B1 (de) * | 1999-11-23 | 2005-03-23 | Siemens Aktiengesellschaft | In einem Schwalltopf eines Kraftstoffbehälters eines Kraftfahrzeuges angeordnete Fördereinheit |
JP3884212B2 (ja) * | 2000-03-24 | 2007-02-21 | 株式会社日立製作所 | 燃料供給装置 |
US6260543B1 (en) * | 2000-05-19 | 2001-07-17 | Visteon Global Technologies, Inc. | Fuel delivery module with integrated filter |
DE10027650A1 (de) * | 2000-06-03 | 2002-08-29 | Siemens Ag | Kraftstoffördereinheit |
JP3651365B2 (ja) * | 2000-06-30 | 2005-05-25 | 株式会社デンソー | 燃料供給装置 |
JP2002221111A (ja) * | 2001-01-24 | 2002-08-09 | Calsonic Kansei Corp | 燃料供給装置 |
-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001332251A patent/JP2003139007A/ja active Pending
-
2002
- 2002-10-23 US US10/277,934 patent/US6880569B2/en not_active Expired - Fee Related
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JP2009097480A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Aisan Ind Co Ltd | 燃料供給装置 |
JP2012062780A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | Denso Corp | 燃料ポンプモジュール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030079783A1 (en) | 2003-05-01 |
US6880569B2 (en) | 2005-04-19 |
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