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JP2003121492A - 球面バンプとの接触構造 - Google Patents

球面バンプとの接触構造

Info

Publication number
JP2003121492A
JP2003121492A JP2001316402A JP2001316402A JP2003121492A JP 2003121492 A JP2003121492 A JP 2003121492A JP 2001316402 A JP2001316402 A JP 2001316402A JP 2001316402 A JP2001316402 A JP 2001316402A JP 2003121492 A JP2003121492 A JP 2003121492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
terminal
spherical bump
terminals
spherical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001316402A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimasa Mimori
敏正 三森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001316402A priority Critical patent/JP2003121492A/ja
Publication of JP2003121492A publication Critical patent/JP2003121492A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型パッケージのLSIに用いられる2次元
配列の球面バンプにおいて、ソケットや電子基板に実装
する際に球面バンプとの接触について、外から目視でき
ない位置に存在する球面バンプについて接触状況を確認
する。 【解決手段】 1つの球面バンプ10について、複数の
電気的に分離した接触端子A11と接触端子B12を設
け、接触端子A11については外部接続端子A13、接
触端子B12については外部接続端子B14を電気的に
接続させ、外部接続端子A13と外部接続端子B14と
の間の電気抵抗をテスタ等で測定する事により、球面バ
ンプ10と接触端子A11および接触端子B12の接触
状況を判別することが可能となり、球面バンプ10が目
視出来ない位置に有っても特別な装置を必要とせずに接
触状況を測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンタクト
ピンおよびそれを備えたLSIを実装するための構造に
関し、特に、ボール状の電極端子が二次元的に配列され
ている半導体パッケージのLSIを実装する場合に用い
られる球面バンプとの接触構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の接触構造について説明す
る。従来のコンタクトピンと球面形バンプとの接触構造
としては、コンタクトピンの弾性支片に支持された接触
部を球面形バンプの下死点部を除く球面と対向して配置
し、上記接触部に球面形バンプの球面に喰い込む突起を
設けると共に、この突起の喰い込み量を設定する受圧面
を設けた接触構造があった(例えば、特許登録第262
0525号)。
【0003】一方、特開平10−12344号公報に
は、1つの接触端子を4分割し電気的に分離させ、4つの
球面バンプに接触させる構成が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、接触部の形状を如何に工夫しても、球面
形バンプと接触部が接触しているかどうかを見極める事
が不可能である。したがって、球面形バンプを用いたL
SIの評価を行う時、前記球面バンプとソケットとの間
の接触部の接触不良なのか、デバイスの機能不良なのか
を判断することができない。特に、球面バンプを二次元
的に配列しているデバイスにおいては、デバイスの中心
近傍の端子は目視することができない。
【0005】即ち、特許登録第2620525号におい
ては、1つの球面バンプについて2つの接触部を持つ構
成となっているが、その経路において電気的に接続する
接合部を介して端子に接続する構成となっているため、
電気抵抗を測定することにより接触状況を判別すること
ができない。
【0006】一方、特開平10−12344号公報に記
載の発明では、1つのバンプについて複数の接触部を持
ち、かつ別々に信号を取出すという記述はなく、球面バ
ンプと接触端子の接触確認が出来る構成となっていない
ため、電気抵抗を測定することにより接触状況を判別す
ることができない。
【0007】本発明は、かかる点に鑑み、小型パッケー
ジのLSIに用いられる2次元配列の球面バンプにおい
て、ソケットや電子基板に実装する際に球面バンプとの
接触について、外から目視できない位置に存在する球面
バンプの接触状況を確認する接触構造を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つの球面バ
ンプに接触する複数の接触部において、各接触部を電気
的に分離したままの構造にする。また前記接触部をそれ
ぞれ分離したまま外部と接続する外部接続端子に電気的
に接続する構造とする。
【0009】上記構成をもつ球面バンプとの接触構造に
より、1つの球面バンプに接触する複数の接触部間の電
気抵抗を測定することで球面バンプと接触部の間の接触
状況や電気的な接続状態を測ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0011】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における球面バンプとの接触構造を示す断面図であ
る。
【0012】図1において、15は球面バンプ10を接
触対象とした電極端子である。11は接触端子A、12
は接触端子Bであり、接触端子A11、接触端子B12
とも球面バンプ10を対象とした接触端子である。接触
端子A11と接触端子B12は電気的に分離しており、
図1における位置関係では、球面バンプ10が接触端子
A11および接触端子B12に接触していないため、接
触端子A11と接触端子B12の間は電気的にオープン
状態となる。
【0013】13は外部接続端子Aであり、接触端子A
11と外部接続端子A13は電気的に接続されている。
14は外部接続端子Bであり、接触端子B12と電気的
に接続されている。球面バンプ10と接触端子A11、
接触端子B12はそれぞれが電気的に分離しているた
め、外部接続端子A13と外部接続端子B14の間につ
いても接触端子A11と接触端子B12がオープン状態
となり、抵抗値は無限大となり、電気的に接続されてい
ないことが解る。
【0014】一方、図2においては球面バンプ10が接
触端子A11および接触端子B12と接触する位置にあ
ることを示している。球面バンプ10は導電性のため、
図2の接触状態になることにより、接触端子A11と接
触端子B12は球面バンプ10を介して電気的に接続さ
れた状態となり、外部接続端子A13と14の間の抵抗
を測定するとショートしていることを判別することがで
きる。
【0015】これにより、外部接続端子A13と外部接
続端子B14の間が電気的に接続されていることは、即
ち球面バンプ10と接触端子A11および接触端子B1
2が接触していることを示している。
【0016】従って、球面バンプ10、接触端子A1
1,接触端子B12が外部から見えない位置に有ったと
しても、外部接続端子A13と外部接続端子B14が測
定可能であれば、球面バンプ10と接触端子A11、接
触端子B12の接触状態を測定することが可能となる。
【0017】尚、本実施の形態において、接触端子A1
1および接触端子B12の2つの接触端子に分けている
が、2つ以上の接触端子を球面バンプ10に接触する構
造であれば良いものである。
【0018】また、図1においては接触端子A11およ
び接触端子B12の向き合った側の上部角にて球面バン
プ10が接触する構造としているが、球面バンプ10に
複数の接触端子が接触する形状であればよく、接触端子
の形状について限定するものではない。
【0019】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2における球面バンプと接触する接触構造体を示す断
面図である。
【0020】図3において、31は基板配線33に接続
する基板接続端子であり、接触端子A11と電気的に接
続されており、電子基板34内部に構成された基板配線
33と電気的に接続される。基板配線33は基板面に平
行に形成され、接触端子A11は基板面に垂直に形成さ
れている。
【0021】一方、32は測定端子であり、接触端子B
12と電気的に接続されており、基板配線33から離れ
た位置に設置される。測定端子32は、接触端子B12
との電気的な接続が確保されていればよいため、測定時
以外においては接触端子B12から取り外す事により球
面バンプ10に対する付加容量を削減することも可能で
ある。
【0022】尚、図3においては基板配線33の設置角
度は接触端子A11と直角の角度にて設置されている
が、本発明において設置位置、設置角度を規定するもの
ではない。
【0023】(実施の形態3)図4は本発明の実施の形
態3における球面バンプとの接触構造を示し、球面バン
プ形状端子のLSIを実装する基板において、上記実施
の形態1、2の接触構造を持つ実装基板であり、球面バ
ンプを電子基板に実装する際のものである。
【0024】図4において、40は電子基板、41,4
2は球面バンプ10に接触する接触端子Cおよび接触端
子Dである。43は基板内配線、44は接触端子C41
と基板内配線43を介して電気的に接続されている部品
実装端子である。
【0025】一方、46は接触端子D42と基板内配線
45を介して電気的に接続されている測定端子である。
47は絶縁材料である。48は球面バンプ10と基板内
配線43の電気的接続を実現する半田接続部Aである。
49は球面バンプ10と接触端子D42の電気的接続を
実現する半田接続部Bである。球面バンプ10は導電性
であるため、図4においては部品実装端子44から測定
端子46までの電気的接続が形成されているが、この電
気的な接続状態が維持されたかどうかは、部品実装端子
44と測定端子46の導通を確認することで判別でき
る。
【0026】図4は球面バンプ10と電子基板40の位
置関係が適切であり、正常に半田接続部A48、半田接
続部B49が形成されている場合を示した図であるが、
図5は球面バンプ10と電子基板40の位置が離れすぎ
ているため、半田接続部B49は球面バンプ10と接触
端子D42の電気的接続を実現しているが、半田接続不
良部51によって、球面バンプ10と接触端子C41の
電気的接続ができていないことを示している。
【0027】図5に示すように、部品実装端子44と測
定端子46の間は電気的に導通しないことが測定可能で
あり、前記測定より球面バンプ10と電子基板40の実
装に失敗している事が判別できる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、球面バンプへの接触部を電気
的に分離した複数の接触端子に接触させることにより、
前記球面バンプと接触端子との接触状況や電気的な接続
状態を外部より測定可能となり、デバイスの機能測定に
おけるエラー解析および装置不具合などの原因解析を低
コストでかつ確実に行うことができるという有利な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における球面バンプとの
接触構造を示す断面図
【図2】実施の形態1における球面バンプとの接触構造
の接触状態を示す断面図
【図3】本発明の実施の形態2における球面バンプと接
触する接触構造体を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態3における球面バンプとの
接触構造の適正な位置に実装された場合を示す断面図
【図5】本発明の実施の形態3における球面バンプとの
接触構造の不適正な位置に実装された場合を示す断面図
【符号の説明】
10 球面バンプ 11 接触端子A 12 接触端子B 13 外部接続端子A 14 外部接続端子B 15 電極端子 31 基板接続端子 32 測定端子 33 基板配線 34 電子基板 40 電子基板 41 接触端子C 42 接触端子D 43 基板内配線 44 部品実装端子 45 基板内配線 46 測定端子 47 絶縁材料 48 半田接続部A 49 半田接続部B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】球面形バンプと接触する接触端子の接触構
    造であって、1つの球面形バンプに2つ以上の接触端子
    が接触する電極端子について、前記各接触端子が電気的
    に分離していることを特徴とする球面バンプとの接触構
    造。
  2. 【請求項2】1つの球面形バンプに接触し電気的に分離
    した各接触端子と、前記各接触端子を電気的に分離した
    ままそれぞれ独立させた位置に外部と電気的に接続する
    外部接続端子を備えたことを特徴とする接触構造体。
  3. 【請求項3】上記外部接続端子の一つは、基板に接続す
    る端子で、他は測定に用いる端子であることを特徴とす
    る請求項2記載の接触構造体。
  4. 【請求項4】1つの球面形バンプに接触し、電気的に分
    離している各接触端子を電気的に分離したままそれぞれ
    独立させた位置に外部と電気的に接続する外部接続端子
    について、前記外部接続端子間の抵抗値を測定すること
    により、球面バンプと接触端子間の接触確認をすること
    を特徴とする球面バンプと接触端子との接触確認方法。
  5. 【請求項5】球面バンプ形状端子のLSIを実装する基
    板において、請求項1記載の接触構造を持つ実装基板。
  6. 【請求項6】1つの球面バンプと接触する複数の電気的
    に分離した接触端子とそれぞれ電気的に接続させた接続
    端子間の電気抵抗を測定することにより、前記球面バン
    プと前記各接触端子の電気接続の状態を判定することを
    特徴とする接触構造の電気接続状態判定方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012049418A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Toshiba Corp 電子機器
JP2012049480A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Sharp Corp 半導体装置およびその検査方法、並びに電気機器
KR101130425B1 (ko) * 2009-05-18 2012-03-28 후지쯔 가부시끼가이샤 기판 구조
JP2014235159A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置、試験システム、及び試験方法

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Effective date: 20040406