JP2003117024A - 運動器具 - Google Patents
運動器具Info
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- JP2003117024A JP2003117024A JP2001318536A JP2001318536A JP2003117024A JP 2003117024 A JP2003117024 A JP 2003117024A JP 2001318536 A JP2001318536 A JP 2001318536A JP 2001318536 A JP2001318536 A JP 2001318536A JP 2003117024 A JP2003117024 A JP 2003117024A
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- Japan
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- carriage
- exercise equipment
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- exercise
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気を必要とせずに、寝た状態で手軽に全身
運動を行うことを可能とする運動器具を簡易な構成で提
供する。 【解決手段】 基台2に中央部より両端部を上方に位置
させた円弧状の軌道5c,5dを設け、使用者の下肢部
を支持する載せ板7を備えた台車3を軌道5c,5d上
を往復移動自在に配置させる。台車3には該台車3の移
動方向両側に延出する紐4が接続され、紐4は、ブロッ
ク14a,14と孔15a、15bにより軌道5c,5
dから離れた位置へと方向変更されている。使用者は台
車3に下肢部を載せ、下肢部の運動と紐4を腕で引っ張
ることで台車3を往復運動させながら全身運動を行う。
運動を行うことを可能とする運動器具を簡易な構成で提
供する。 【解決手段】 基台2に中央部より両端部を上方に位置
させた円弧状の軌道5c,5dを設け、使用者の下肢部
を支持する載せ板7を備えた台車3を軌道5c,5d上
を往復移動自在に配置させる。台車3には該台車3の移
動方向両側に延出する紐4が接続され、紐4は、ブロッ
ク14a,14と孔15a、15bにより軌道5c,5
dから離れた位置へと方向変更されている。使用者は台
車3に下肢部を載せ、下肢部の運動と紐4を腕で引っ張
ることで台車3を往復運動させながら全身運動を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寝た状態で使用可
能であり、軽い力で簡単に全身運動を可能とする運動器
具に関する。
能であり、軽い力で簡単に全身運動を可能とする運動器
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、下肢部を載せる台座がモータ
等によって自動的に水平に往復運動する電動式の運動器
具がある。この運動器具では、使用者が下肢部を載せて
身をまかせているだけなのでリラックスしやすく、また
自ら下肢部を左右に振る動作を行う必要はなく、力を必
要とせず疲れにくい。
等によって自動的に水平に往復運動する電動式の運動器
具がある。この運動器具では、使用者が下肢部を載せて
身をまかせているだけなのでリラックスしやすく、また
自ら下肢部を左右に振る動作を行う必要はなく、力を必
要とせず疲れにくい。
【0003】また、腰や腹部を強制的に左右にくねらす
ことで有酸素運動となり、脂肪燃焼効果を補助してスリ
ムになるとの期待もされている。
ことで有酸素運動となり、脂肪燃焼効果を補助してスリ
ムになるとの期待もされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この電動式
の運動器具は、動かすためには電気が必要であり、電気
のない場所では使用できない。設計的な事項ではある
が、機構的な制約により往復運動の振幅を大きくするの
が困難であり、解決するにはコスト高となってしまう。
また、モータや駆動機構に故障の発生する懸念がある。
の運動器具は、動かすためには電気が必要であり、電気
のない場所では使用できない。設計的な事項ではある
が、機構的な制約により往復運動の振幅を大きくするの
が困難であり、解決するにはコスト高となってしまう。
また、モータや駆動機構に故障の発生する懸念がある。
【0005】一方、全身運動を目的とした運動器具は、
一般的には立ち姿勢や座った状態で使用するものが多
く、姿勢を維持するだけでもかなりの体力を必要とす
る。
一般的には立ち姿勢や座った状態で使用するものが多
く、姿勢を維持するだけでもかなりの体力を必要とす
る。
【0006】本発明は、上記のような課題を解決しよう
とするものであり、その目的とするところは、電気を必
要とせずに、寝た状態で手軽に全身運動を行うことを可
能とする運動器具を簡易な構成で提供することにある。
とするものであり、その目的とするところは、電気を必
要とせずに、寝た状態で手軽に全身運動を行うことを可
能とする運動器具を簡易な構成で提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、中央部より両端部を上方に位置さ
せた円弧状の軌道と、前記軌道を往復移動する台車と、
前記台車に設けられ、使用者の下肢部を支持する支持部
と、前記台車に接続され該台車の移動方向両側に延出す
る紐と、前記紐を軌道から離れた位置へと方向変更する
ための方向変更手段と、を備えたことを特徴とする。
に本発明にあっては、中央部より両端部を上方に位置さ
せた円弧状の軌道と、前記軌道を往復移動する台車と、
前記台車に設けられ、使用者の下肢部を支持する支持部
と、前記台車に接続され該台車の移動方向両側に延出す
る紐と、前記紐を軌道から離れた位置へと方向変更する
ための方向変更手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】使用者は、仰向けに寝た状態で台車の支持
部に下肢部を載せ、リズムを合わせて下肢部を左右に振
ることで、台車は振り子のように往復運動を行うことに
なる。軌道は中央部よりも両端部が上方に位置している
ので、台車の移動により運動エネルギーと位置エネルギ
ーが変換されることになり、軽い力で運動を継続させる
ことが可能である。下肢部の振りは、主として足の筋肉
や腹部の腹筋や側筋及び背筋等が利用されることにな
る。
部に下肢部を載せ、リズムを合わせて下肢部を左右に振
ることで、台車は振り子のように往復運動を行うことに
なる。軌道は中央部よりも両端部が上方に位置している
ので、台車の移動により運動エネルギーと位置エネルギ
ーが変換されることになり、軽い力で運動を継続させる
ことが可能である。下肢部の振りは、主として足の筋肉
や腹部の腹筋や側筋及び背筋等が利用されることにな
る。
【0009】また、台車に接続されている紐を交互に引
っ張ることによって、台車の往復運動を行い、維持する
ことも可能である。この場合には、主として腕や肩等上
半身が利用されることになる。
っ張ることによって、台車の往復運動を行い、維持する
ことも可能である。この場合には、主として腕や肩等上
半身が利用されることになる。
【0010】使用者は、運動の目的や体の状態に合わせ
て利用する部位を選択することが可能となる。例えば、
腹部の筋肉を利用したければ下肢部だけで往復運動を行
ってもよいし、逆に紐を引っ張るだけで台車を往復移動
させて上半身の筋肉を利用してもよい。あるいは、下肢
部と上半身の両方をバランス良く利用したり、交互に利
用しても良い。
て利用する部位を選択することが可能となる。例えば、
腹部の筋肉を利用したければ下肢部だけで往復運動を行
ってもよいし、逆に紐を引っ張るだけで台車を往復移動
させて上半身の筋肉を利用してもよい。あるいは、下肢
部と上半身の両方をバランス良く利用したり、交互に利
用しても良い。
【0011】また、前記軌道は、その軌道面が使用者の
上体に接近する側に下向きに傾斜していることも好適で
ある。
上体に接近する側に下向きに傾斜していることも好適で
ある。
【0012】下肢部の振り子運動は腰の部分を中心とし
た円弧を描くことになり、下肢部が左右に振れた時の下
肢部と軌道のズレが少なくなり、よりスムーズな運動が
可能となる。
た円弧を描くことになり、下肢部が左右に振れた時の下
肢部と軌道のズレが少なくなり、よりスムーズな運動が
可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態の1つである運動器具1の斜視説明図であ
る。図2(a)はその上面図、図2(b)はその側面
図、図2(c)は図2(b)のS1−S1断面構成説明
図である。図1及び図2を参照して運動器具1の構成を
説明する。
の実施の形態の1つである運動器具1の斜視説明図であ
る。図2(a)はその上面図、図2(b)はその側面
図、図2(c)は図2(b)のS1−S1断面構成説明
図である。図1及び図2を参照して運動器具1の構成を
説明する。
【0014】運動器具1は、主な構成として基台2と台
車3及び紐4から構成されている。
車3及び紐4から構成されている。
【0015】基台2は平行して配置される2枚のベース
横板5a,5b、ベース横板5a,5bと組み合わせれ
て基台2自体の形を保つベース縦板6a,6bを備えて
いる。
横板5a,5b、ベース横板5a,5bと組み合わせれ
て基台2自体の形を保つベース縦板6a,6bを備えて
いる。
【0016】ベース横板5a,5bの上端面はカーブし
た輪郭をしており、中央部より両端部を上方に位置させ
た円弧状の軌道5c,5dが形成されている。この実施
の形態では軌道5c,5dは平行であり、実質的に例え
ばR800ミリ程度の円筒の一部を構成している。カー
ブの輪郭形状は、必ずしも真円である必要はなく、例え
ば楕円や皿状でも良い。
た輪郭をしており、中央部より両端部を上方に位置させ
た円弧状の軌道5c,5dが形成されている。この実施
の形態では軌道5c,5dは平行であり、実質的に例え
ばR800ミリ程度の円筒の一部を構成している。カー
ブの輪郭形状は、必ずしも真円である必要はなく、例え
ば楕円や皿状でも良い。
【0017】台車3は、基台2の軌道5c,5d上を左
右に往復移動するもので、この実施の形態では、使用者
の下肢部を載せる支持部としての載せ板7が設けられ、
その載せ板7の下側に軌道5c,5d上を転動するよう
に配置された4つのコロ8a,8b,8c,8d(この
実施の形態ではキャスター)が取り付けられている。
右に往復移動するもので、この実施の形態では、使用者
の下肢部を載せる支持部としての載せ板7が設けられ、
その載せ板7の下側に軌道5c,5d上を転動するよう
に配置された4つのコロ8a,8b,8c,8d(この
実施の形態ではキャスター)が取り付けられている。
【0018】載せ板7の使用者に対する前後方向の両側
にフランジ9a,9bが固定されている。台車3の軌道
5c,5dからの逸脱防止として、フランジ9a,9b
には、それぞれ2個のコロ10a,10bと10c,1
0dが取り付けられている。コロ10a,10b,10
c,10dはベース横板5a,5bの外側の側壁面上を
転動する。
にフランジ9a,9bが固定されている。台車3の軌道
5c,5dからの逸脱防止として、フランジ9a,9b
には、それぞれ2個のコロ10a,10bと10c,1
0dが取り付けられている。コロ10a,10b,10
c,10dはベース横板5a,5bの外側の側壁面上を
転動する。
【0019】載せ板7の左右両側にはサポート板11
a,11bが斜め上方に突出する壁面を形成しており、
使用者の下肢部が落ちないように支持する。
a,11bが斜め上方に突出する壁面を形成しており、
使用者の下肢部が落ちないように支持する。
【0020】クッション12は、載せ板7とサポート板
11a,11bの上面をカバーしている。この実施の形
態では図1に示されるように、バンド等でサポート板1
1a,11bに固定されている。
11a,11bの上面をカバーしている。この実施の形
態では図1に示されるように、バンド等でサポート板1
1a,11bに固定されている。
【0021】紐4は、その両端部が載せ板7の下面に固
定されたアイストラップ13に接続され、台車3の移動
方向両側に延出している。そしてベース横板5b側に取
り付けられたブロック14a,14bにより略90度ま
で方向変更され、ベース横板5aの両端部に設けられた
孔15a、15bを通過して紐4を使用者の上半身側へ
と導いている。
定されたアイストラップ13に接続され、台車3の移動
方向両側に延出している。そしてベース横板5b側に取
り付けられたブロック14a,14bにより略90度ま
で方向変更され、ベース横板5aの両端部に設けられた
孔15a、15bを通過して紐4を使用者の上半身側へ
と導いている。
【0022】従ってこの実施の形態では、ブロック14
a,14bと孔15a、15bが紐4を軌道5c,5d
から離れた位置へと方向変更するための方向変更手段と
なっている。但し、紐4の磨耗や摩擦による引っ張る時
の抵抗が許容される場合にはブロック14a,14bを
省略して紐4を孔15a、15bに直接通すことも可能
である。
a,14bと孔15a、15bが紐4を軌道5c,5d
から離れた位置へと方向変更するための方向変更手段と
なっている。但し、紐4の磨耗や摩擦による引っ張る時
の抵抗が許容される場合にはブロック14a,14bを
省略して紐4を孔15a、15bに直接通すことも可能
である。
【0023】さらには、ブロック14a,14bと孔1
5a、15bの両方とも備えず、紐4をベース横板5a
の両端面5e,5fの外側を通して使用者の上半身へと
導き、両端面5e,5fを方向変更手段として利用する
ことも可能である。
5a、15bの両方とも備えず、紐4をベース横板5a
の両端面5e,5fの外側を通して使用者の上半身へと
導き、両端面5e,5fを方向変更手段として利用する
ことも可能である。
【0024】次に、このように構成された運動器具1の
使用例を図3を参照して説明する。使用者は、仰向けに
寝た状態で台車3の上のクッション12の上に下肢部を
載せ、リズムを合わせて下肢部を左右に振ることで、台
車3は振り子のように往復運動を行うことになる。
使用例を図3を参照して説明する。使用者は、仰向けに
寝た状態で台車3の上のクッション12の上に下肢部を
載せ、リズムを合わせて下肢部を左右に振ることで、台
車3は振り子のように往復運動を行うことになる。
【0025】軌道5c,5dは中央部よりも両端部が上
方に位置しているので、台車3の移動により運動エネル
ギーと位置エネルギーが変換されることになり、軽い力
で運動を継続させることが可能である。下肢部の振り
は、主として足や腹部の筋肉が利用されることになる。
方に位置しているので、台車3の移動により運動エネル
ギーと位置エネルギーが変換されることになり、軽い力
で運動を継続させることが可能である。下肢部の振り
は、主として足や腹部の筋肉が利用されることになる。
【0026】また、台車3に接続されている紐4を手で
握り、腕により交互に引っ張ることによって、台車3の
往復運動を行い、維持することも可能である。この場合
には、主として腕や肩等上半身の筋肉が利用されること
になる。
握り、腕により交互に引っ張ることによって、台車3の
往復運動を行い、維持することも可能である。この場合
には、主として腕や肩等上半身の筋肉が利用されること
になる。
【0027】使用者は、運動の目的や体の状態に合わせ
て利用する部位を選択することが可能となる。例えば、
腹部の筋肉を利用したければ下肢部だけで台車3の往復
運動を行ってもよいし、逆に紐4を引っ張るだけで台車
3を往復移動させて上半身の筋肉を利用してもよい。あ
るいは、下肢部と上半身の両方をバランス良く利用した
り、交互に利用しても良い。
て利用する部位を選択することが可能となる。例えば、
腹部の筋肉を利用したければ下肢部だけで台車3の往復
運動を行ってもよいし、逆に紐4を引っ張るだけで台車
3を往復移動させて上半身の筋肉を利用してもよい。あ
るいは、下肢部と上半身の両方をバランス良く利用した
り、交互に利用しても良い。
【0028】また、この図3では、下肢部を真っ直ぐに
した状態で台車3に載せているが、膝を曲げた状態で足
の裏をクッション12に押しつける姿勢や、体を横向き
にして下肢部を載せる姿勢、うつぶせ状態で脛をクッシ
ョン12に当てるように載せる姿勢をとることも可能で
ある。また、足の先をクロスさせて台車3に載せても良
い。
した状態で台車3に載せているが、膝を曲げた状態で足
の裏をクッション12に押しつける姿勢や、体を横向き
にして下肢部を載せる姿勢、うつぶせ状態で脛をクッシ
ョン12に当てるように載せる姿勢をとることも可能で
ある。また、足の先をクロスさせて台車3に載せても良
い。
【0029】この運動器具1を利用するにあたり、電源
やモータ、複雑な駆動機構は不要であり、簡易な構成で
故障も発生しにくく、電動のものと比較して安全性や信
頼性の面でも非常に有利である。
やモータ、複雑な駆動機構は不要であり、簡易な構成で
故障も発生しにくく、電動のものと比較して安全性や信
頼性の面でも非常に有利である。
【0030】使用者は、寝たままの状態で、下肢部、腹
部、上半身の筋肉を利用して運動することが可能とな
り、立ち姿勢や座り姿勢よりも疲労感が少なく体全体の
運動を手軽に行うことが可能となる。
部、上半身の筋肉を利用して運動することが可能とな
り、立ち姿勢や座り姿勢よりも疲労感が少なく体全体の
運動を手軽に行うことが可能となる。
【0031】台車を動かすためには、振り子運動を利用
するので、力はそれほど必要ない軽い運動となり、運動
を持続しやすい。
するので、力はそれほど必要ない軽い運動となり、運動
を持続しやすい。
【0032】また使用者は、振り子運動に合わせて下肢
部や腕、上半身を動かすのでリズム能力を使用し、寝た
状態のまま楽しく運動を続けることが可能である。
部や腕、上半身を動かすのでリズム能力を使用し、寝た
状態のまま楽しく運動を続けることが可能である。
【0033】(実施の形態2)図4は、本発明の第2の
実施の形態を説明する図である。第1の実施の形態で
は、運動器具1が水平に置かれているので軌道5c,5
dより形成される軌道面は使用者の寝ている平面に対し
て平行であった。
実施の形態を説明する図である。第1の実施の形態で
は、運動器具1が水平に置かれているので軌道5c,5
dより形成される軌道面は使用者の寝ている平面に対し
て平行であった。
【0034】第2の実施の形態では、ベース縦板6a,
6bのベース横板5b側にブロック21を取り付けて運
動器具1全体を傾斜させて設置させた。こうすることで
軌道5c,5dより形成される軌道面は使用者の上体に
接近する側に下向きに傾斜していることになる。
6bのベース横板5b側にブロック21を取り付けて運
動器具1全体を傾斜させて設置させた。こうすることで
軌道5c,5dより形成される軌道面は使用者の上体に
接近する側に下向きに傾斜していることになる。
【0035】このように軌道面を傾斜させることで、膝
の部分での曲がり角度が小さくなり、台車3が左右に移
動したときに下肢部が左右に振れた時の下肢部と軌道の
ズレが少なくなり、下肢部のよりスムーズな運動が可能
となる。
の部分での曲がり角度が小さくなり、台車3が左右に移
動したときに下肢部が左右に振れた時の下肢部と軌道の
ズレが少なくなり、下肢部のよりスムーズな運動が可能
となる。
【0036】下向きの傾斜角度A1は、ブロック21で
は10度に設定されていたが、5度から15度の範囲で
可変としてもよく、ボルトネジやアジャスタパッドを利
用して適当な角度に設定することも可能である。
は10度に設定されていたが、5度から15度の範囲で
可変としてもよく、ボルトネジやアジャスタパッドを利
用して適当な角度に設定することも可能である。
【0037】尚、上記の実施の形態では軌道5c,5d
を形成するにあたり、板状部材で構成したベース横板5
a,5bの上端面を利用しているが、パイプを曲げて目
的を達成する構成を採用することも可能である。
を形成するにあたり、板状部材で構成したベース横板5
a,5bの上端面を利用しているが、パイプを曲げて目
的を達成する構成を採用することも可能である。
【0038】パイプを軌道として利用する場合には、コ
ロの外周面に凹みを設けてパイプ表面に嵌合させること
で、逸脱防止を図ることも可能である。
ロの外周面に凹みを設けてパイプ表面に嵌合させること
で、逸脱防止を図ることも可能である。
【0039】また、軌道と台車の移動をスムーズにする
ためにコロを用いたが、擦動抵抗が小さい場合には、コ
ロを利用することなしに台車を軌道の上をスライドさせ
て本発明を実施することも可能である。
ためにコロを用いたが、擦動抵抗が小さい場合には、コ
ロを利用することなしに台車を軌道の上をスライドさせ
て本発明を実施することも可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明によると、電源やモータ、複雑な
駆動機構は不要であり、簡易な構成で故障も発生しにく
く、電動のものと比較して安全性や信頼性の面でも非常
に有利な運動器具となる。
駆動機構は不要であり、簡易な構成で故障も発生しにく
く、電動のものと比較して安全性や信頼性の面でも非常
に有利な運動器具となる。
【0041】使用者は、寝たままの状態で、下肢部、お
なか、上半身の筋肉を利用して運動することが可能とな
り、立ち姿勢や座り姿勢よりも疲労感が少なく体全体の
運動を手軽に行うことが可能となる。
なか、上半身の筋肉を利用して運動することが可能とな
り、立ち姿勢や座り姿勢よりも疲労感が少なく体全体の
運動を手軽に行うことが可能となる。
【0042】台車を動かすためには、振り子運動を利用
するので、力はそれほど必要ない軽い運動となり、運動
を持続しやすい。
するので、力はそれほど必要ない軽い運動となり、運動
を持続しやすい。
【0043】使用者は、振り子運動に合わせて下肢部や
腕、上半身を動かすのでリズム能力を使用し、寝た状態
のまま楽しく運動を続けることが可能である。
腕、上半身を動かすのでリズム能力を使用し、寝た状態
のまま楽しく運動を続けることが可能である。
【0044】また、軌道面を傾斜させることで下肢部の
よりスムーズな運動が可能となる。
よりスムーズな運動が可能となる。
【図1】図1は運動器具の斜視説明図である。
【図2】図2(a)は運動器具の上面図、図2(b)は
側面図、図2(c)は図2(b)のS1−S1断面構成
説明図である。
側面図、図2(c)は図2(b)のS1−S1断面構成
説明図である。
【図3】図3は運動器具の使用状態を説明する図であ
る。
る。
【図4】図4は第2の実施の形態の運動器具の使用状態
を説明する図である。
を説明する図である。
1 運動器具
2 基台
3 台車
4 紐
5a,5b ベース横板
5c,5d 軌道
6a,6b ベース縦板
7 載せ板
8a,8b,8c,8d コロ
9a,9b フランジ
10a,10b,10c,10d コロ
11a,11b サポート板
12 クッション
13 アイストラップ
14a,14b ブロック
15a、15b 孔
21 ブロック
Claims (2)
- 【請求項1】中央部より両端部を上方に位置させた円弧
状の軌道と、 前記軌道を往復移動する台車と、 前記台車に設けられ、使用者の下肢部を支持する支持部
と、 前記台車に接続され該台車の移動方向両側に延出する紐
と、 前記紐を軌道から離れた位置へと方向変更するための方
向変更手段と、 を備えたことを特徴とする運動器具。 - 【請求項2】前記軌道は、その軌道面が使用者の上体に
接近する側に下向きに傾斜していることを特徴とする請
求項1に記載の運動器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001318536A JP2003117024A (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | 運動器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001318536A JP2003117024A (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | 運動器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003117024A true JP2003117024A (ja) | 2003-04-22 |
Family
ID=19136222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001318536A Withdrawn JP2003117024A (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | 運動器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003117024A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010538767A (ja) * | 2007-09-17 | 2010-12-16 | フィットネス エニウェア インク. | 範囲が制限された非弾性訓練装置 |
CN106581944A (zh) * | 2016-12-01 | 2017-04-26 | 东莞市天合机电开发有限公司 | 一种腰部扭动锻炼座椅 |
CN109984899A (zh) * | 2019-04-29 | 2019-07-09 | 柳州市柳铁中心医院 | 一种角度可调的下肢垫枕 |
-
2001
- 2001-10-16 JP JP2001318536A patent/JP2003117024A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
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