JP2003115216A - 導電ペースト - Google Patents
導電ペーストInfo
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Abstract
度が同じか殆ど遜色ない値を示し、かつ、安価に耐マイ
グレーション性向上を図る。 【解決手段】バインダー樹脂、Ag粉末、およびTi、
Ni、In、Sn、Sbの群から選ばれる少なくとも1
種の金属または金属の化合物を含有することを特徴とす
る導電ペーストにより達成される。
Description
材、多層基板などに応用できる導電ペーストに関し、特
に耐マイグレーション性に優れ、該電極を用いた部材の
信頼性を向上させる導電ペーストに関する。
電極材料としては、AgやCuやAlなどの低抵抗材料
が用いられていたが、低抵抗で安定して使用できるとい
う点からはAgまたはCuに限られていた。Cuの場合
はフレキシブル回路やTABテープに多用されている
が、その殆どはCu表面が酸化されたり腐食したりしな
いように保護材で覆われており、加工時の表面保護や雰
囲気管理には注意を要する。ところがAgの場合はAg
自体が大気中で安定であり、大気雰囲気の焼成によって
様々な回路パターンを形成することができるので、非常
に加工の自由度が高い。しかし、Ag、Cu、Alのい
ずれの材料においても、環境中の水分によるマイグレー
ションが発生しやすく、特にAgの場合には、電圧印加
中に陽極から溶出したAg+イオンが、電極間または陰
極付近で析出し、やがては短絡に至るということのみが
欠点として残っていた。この問題を回避する方法とし
て、通常は電極を硬化樹脂などで被覆して外気と触れな
いようにする工夫が施されている。
泡やひびなどの僅かな隙間が存在した場合に、マイグレ
ーションを起こす可能性が高く、信頼性を確保できない
場合があった。特に電極間の距離が500μm以下の精
密回路では電極間の絶縁抵抗が小さくなるので、マイグ
レーションが発生しやすくなり信頼性の確保は困難であ
った。
な複雑化が進み、スパッタ法や蒸着法ではなく、導電ペ
ーストを塗布・焼成をして電極形成するケースが増えて
いる。
は電極材料の改良方法として、Ag/Pd合金粉末を用
いて耐マイグレーション性を向上させる方法が提案され
ている。また、特開平10−162646号公報では、
耐マイグレーション性を向上させる方法としてAg/C
u合金粉末が提案されている。
金粉末やAg/Cu合金粉末では、それら粉末の製造工
程が煩雑でコストが高く、汎用品の材料として用いるに
は高価であった。また、合金であるが故に粒子形状の制
御や、粒度分布の制御など、Ag単体の粉末製造に比べ
て困難な点が多く、供給安定性に欠けていた。これらの
合金を用いた電極の耐マイグレーション性試験では、短
絡に至るまでの時間が、Ag単独の電極に比べて数倍長
くなるものの、Agイオンの溶出・還元はあまり抑制さ
れておらず、根本的な対策といえるものでは無かった。
Agイオンの溶出・溶解をさらに抑制して、電極の信頼
性をより高くする方法を提供することにある。
め、本発明は以下の構成からなる。すなわち本発明は、
バインダー樹脂、Ag粉末、およびTi、Ni、In、
Sn、Sbの群から選ばれる少なくとも1種の金属また
は金属の化合物を含有することを特徴とする導電ペース
トである。
ましい実施の形態について、プラズマディスプレイ(以
下、PDPと略す)を例に挙げて説明するが、なんらこ
れに限定されるものではなく、他の電極部材、導電性部
材、多層基板などに用いることができる。
の電極付きガラス基板などの焼成して電極を形成するも
のと、プリント基板の回路やTABテープ/電子部品の
接続部材などの、樹脂を硬化させて導電性部材を形成す
るものとして特に好適に用いることができる。
を必須とするが、一般にAg粉末は低抵抗と低コストを
目的に使用される場合が多く、その使用量が多い部材ほ
ど、また、電極の間隔の狭いものほどAgのマイグレー
ションによる短絡欠陥が発生しやすいため、その対策が
求められる。中でも近年大型のフラットディスプレイパ
ネルの本命といわれているPDPは、対角30〜60イ
ンチの画面の全面または一部にAgを使用しており、ま
た高精細化が進められいることから、本発明の導電ペー
ストを使用することが大変有用である。
いろいろと提案されているが、この場合Ag粉末の製造
工程と合金の製造工程を変えざるを得ないため、元々使
用していたAg粉末と同じ形状や粒径に制御するには、
多くの試行錯誤が必要であり、ひいてはコストアップに
つながるので好ましくない。本発明の導電ペーストにお
いては、Ag粉末に、Ti、Ni、In、Sn、Sbの
群から選ばれる少なくとも1種の金属または金属の化合
物の少なくとも1種類以上を添加することにより、マイ
グレーションを防止することができる。より好ましく
は、Ni、In、Snの群から選ばれる少なくとも1種
の金属または金属の化合物を添加することである。金属
化合物の種類としては、酸化物、硫化物、ハロゲン化
物、水酸化物、酸塩化物、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、
炭酸塩、有機酸塩、有機金属化合物、錯塩など特に限定
されないが、焼成時に副生成物が殆ど発生しない酸化物
がより好ましい。
て好ましいのは、固体である。固体であることで導電ペ
ーストや電極層の経時安定性が優れ、焼成した場合にも
化学変化が少ないので好ましく用いることができる。さ
らに、固体の場合は粒径が30μm以下の粉末であるこ
とが好ましい。形成される電極の厚みは1〜20μmで
あることが多く、電極に凸凹の欠陥が発生しないのでた
めには粒径が30μm以下であることが好ましく、より
好ましくは20μm以下である。
有機金属化合物や錯塩を焼成して得られる酸化物である
が、その場合は大気中で焼成して有機成分を十分に除去
し、酸化させることができれば液体や溶液でも構わな
い。
ついて酸化物の場合を例に挙げて説明する。金属単体で
は価数が0価であるが、Ti、Ni、In、Sn、Sb
は化合物になると+1価、+2価など様々な価数を取り
得る。本発明においては、還元作用を示し得る価数のも
のが好ましい。Snを例に挙げると、SnにはSn単体
の0価、SnOの2価と、SnO2の4価のものがある
が、還元作用を持つ0価のSnと2価のSnOがより好
ましく用いられる。これはおそらくSn自身が酸化さ
れ、Ag+イオンを還元することで、電極中からAg+の
溶出を抑制しているものと思われる。従って、酸化物を
例として挙げれば、Tiの場合は、TiとTiOとTi
2O3、Niの場合は、NiとNiOとNi3O4、Inの
場合はIn 2OとInO、Sbの場合はSbとSb2O3
とSbO2をより好ましく用いることができる。
下、ITOと略す)などのような導電性の複合酸化物
や、ネサと呼ばれるSnO2にSbやPを少量ドープし
た導電性酸化物なども同様の効果を有する。良導電性を
示すこれらの酸化物は電子輸送を可能にする空の軌道が
存在し、これがAg+イオンへの還元性を示して、Ag+
イオンの溶出を抑制しているものと思われる。
は、上述した金属類に比べて、耐マイグレーション性が
不充分であるので、本発明の導電ペーストには用いるこ
とができない。特にアルカリ金属やアルカリ土類金属で
は、逆にイオンの溶出量が多く、かえってマイグレーシ
ョンを促進するという問題が生じる。また、金属の状態
が安定すぎて還元作用を示さないので用いることができ
ない。
i、In、Sn、Sbの群から選ばれる少なくとも1種
の金属または金属の化合物は、電極部材の金属・無機成
分のうち0.1〜20重量%であることが好ましい。よ
り好ましくは0.5〜3重量%である。この範囲内にあ
ることでAg電極の導電性を損なうことなく耐マイグレ
ーション性を向上させることができる。
i、In、Sn、Sbの群から選ばれる少なくとも1種
の金属または金属の化合物を含む材料の粉末は、平均粒
径が0.01〜30μmであることが好ましい。この範
囲にあることで、導電ペーストの加工特性を損なうこと
なく電極パターンを形成することができるためである。
0.01μmよりも粒径の小さい粉末では焼成時に酸化
が進み耐マイグレーション性が向上しなくなるので好ま
しくない。また30μmよりも大きい場合には、Ag電
極中に存在する金属または金属の化合物を含む材料の粉
末の数の絶対量が減少して、耐マイグレーション性が向
上しなくなる傾向にあり、添加量を増やして対処しても
電極上に突起が増えるため好ましくない。これらの特性
に鑑みると、0.2〜10μmの粉末を用いることがよ
り好ましい。この範囲にあることでより分散性が良く、
かつ、より耐マイグレーション性に優れた電極を得るこ
とができる。なお、ここで言う平均粒径とは、粒子を水
などの分散媒中に分散させ、レーザー回折・散乱法や沈
降法などによって算出される粒径のことである。本発明
ではレーザー回折・散乱式の装置(MICROTRAC
・HRA・Model;9320−X100)を用いて
平均粒径を求めた。他にもBET比表面積を測定し粒子
の比重で割り付けて平均粒径を求める方法もあり、レー
ザー回折・散乱式との差は±0.5μm程度であること
から、1μm以上の粒径では測定方法による差は小さい
と考えられる。
おいては、導電粉末の形状は扁平状の粉末のものを用い
ることが好ましい。また、粒径は5〜30μmの範囲の
ものを用いることができる。扁平状の粉末を用いること
によって導電粉末同士の接触確率が高くなり比抵抗値が
小さくなる。特に違法導電性のシートを形成する場合に
は、粒径は、導電層の厚みに応じた粒径の粉末を用いる
必要がある。例えば導電層の厚みが10μmの場合は平
均粒径が10〜12μmの範囲内にあることが好まし
い。かようにして耐マイグレーション性に優れた所望の
比抵抗値を持つ電極を得ることができる。
状)、多面体状、球状のものが使用できる。塗膜中のA
g粉末は緻密にパッキングされた方が低抵抗になるの
で、中でも粒度分布がシャープで、凝集体が少なく、球
状であることがより好ましい。この場合、球状とは球形
率が90個数%以上を意味する。球形率は、粉末を光学
顕微鏡で300倍の倍率にて撮影し、このうち計数可能
な粒子を計数し、球形のものの比率を表すものとする。
球形率が高いほど比表面積がより小さく、タップ密度が
より大きくなるので好ましい。
板やアルミナ基板などの絶縁基板上に形成した電極は、
その比抵抗の値が1.6〜20μΩ・cmであることが
好ましい。比抵抗の測定は、所定の線幅と長さを持つ電
極パターンの抵抗値を測定し、該抵抗値を長さと線幅で
割り付け、厚みをかけることによって算出される。比抵
抗は低いほど好ましく、Ag単体の比抵抗値の1.6μ
Ω・cmに近づくほど好ましい。実質的にはAg単体の
電極の比抵抗2〜5μΩ・cmであり、その10〜4倍
以下、すなわち20μΩ・cm以下に抑えることが実用
上好ましいためである。比抵抗が20μΩ・cmよりも
大きくなると、通電時の発熱が大きくなったり、駆動電
圧が上昇したりすることがあるので好ましくない。より
好ましくは、2.5〜15μΩ・cmである。さらに好
ましくは、2.6〜10μΩ・cmである。この範囲に
あることで従来の駆動特性を変更する必要がなく、好ま
しく用いることができる。また、この範囲にあること
で、電極は厚み(好ましくは0.1〜30μm、より好
ましくは1〜10μm)、幅(好ましくは5〜1000
μm、より好ましくは15〜150μm)とも大きく取
らずに済むため、後の加工工程に与える影響を少なくす
ることができる。
よって電極を形成する場合において、上述の比抵抗を持
つ電極を実現する為には、Ag粉末の粒径とタップ密度
と比表面積が少なからず関与している。すなわち、粒度
分布が単分散により近くて、パッキング性の良いAg粉
末では、粉末同士の接触確率が高く焼成後に緻密な電極
が得られるので比抵抗が低くなる。この時、Ag粉末の
平均粒子径は0.4〜5μmが好ましく、より好ましく
は、平均粒子径が0.7〜3μmである。粒子径が0.
4μm未満であるとペーストの流動性が悪くなり、印刷
性や塗膜形成性やシート形成性が悪くなるので好ましく
ない。また、粒子径が5μmを越えると電極パターンの
表面が粗くなり、10μm以下の薄膜電極のパターン精
度や厚み・寸法精度が低下するので好ましくない。さら
に、導電性粉末の比表面積は、0.3〜2.5m2/g
の範囲であることが、電極パターンの精度の点で好まし
い。より好ましくは、比表面積0.35〜2m2/gで
ある。さらに、Ag粉末のタップ密度は、3〜6g/c
m2の範囲内であるのが好ましい。より好ましくは、
3.5〜5g/cm2の範囲内である。タップ密度がこ
の範囲にあるとバインダー樹脂成分を極力少なくするこ
とができ、塗膜のレベリング性が良く、塗膜パターンの
形状保持性も良く、パターン制度が向上し、通電性も向
上しやすい。また、脱バインダー性も向上するので、焼
成して得られる電極の抵抗値も小さくなるので好まし
い。
極は、基板との接着強度が500gf/mm2以上であ
ることが好ましい。より好ましくは700gf/mm2
以上である。接着強度がこれより小さい場合には電極と
外部デバイスとの接点や他材料からなる電極との接続部
分で電極が剥がれやすくなり信頼性が劣るので好ましく
ない。接着強度の測定は、ガラス基板上に1mm角また
は2mm角の正方形の電極パターンを形成し、焼成し、
該パターンに銅線のはんだ付けを施し、該銅線を基板と
垂直方向に引っ張ったときの最大接着力を測定し、得ら
れた力を電極の面積で割り付けて行う。測定はフォース
ゲージなどを用いることができる。本発明の導電ペース
トを用いて形成した電極は、接着強度が500gf/m
m2以上であるため、外部デバイスと接続した場合に剥
離する心配が無く、種々の回路基板やディスプレイに好
ましく用いることができる。
が焼結して粒子同士が融着していることと、融着したA
g粉末が基板と接着されていることが必要である。従っ
て後者の接着力を向上させるために、ガラスフリットを
導電ペースト中に少量添加する方法を好ましく用いるこ
とができる。
温度(Tg)および軟化点(Ts)は、それぞれ400
〜500℃、450〜550℃であることが好ましい。
好ましくはTgおよびTsがそれぞれ440〜500
℃、460〜530℃である。Tg、Tsがそれぞれ4
00℃、450℃未満では、ポリマーやモノマーなどの
感光性有機成分が蒸発する前にガラスの焼結が始まり、
脱バインダーがうまくいかず、焼成後に残留炭素とな
り、電極剥がれの原因となることがあり、緻密かつ低抵
抗の電極膜を得るためには好ましくないためである。T
g、Tsがそれぞれ500℃、550℃を越えるガラス
フリットでは、600℃以下の温度で焼き付けたとき
に、電極膜と基板との充分な接着強度や緻密な電極膜が
得られにくい場合がある。
としては、Bi2O3は30〜70重量%の範囲で配合す
ることが好ましい。30重量%未満の場合は、ガラス転
移点や軟化点を制御する点や、基板に対する導体膜の接
着強度を高める点での効果が少ない。また70重量%を
越えるとガラスフリットの軟化点が低くなりペースト中
のバインダーが蒸発する前にガラスフリットが溶融す
る。このためペーストの脱バインダ性が悪くなり、電極
膜の焼結性が低下し、また基板との接着強度が低下する
傾向がある。
で Bi2O3 30〜70重量% SiO2 5〜30重量% B2O3 6〜20重量% ZrO2 3〜10重量% Al2O3 1〜 5重量% の組成範囲からなるものを80重量%以上含有し、かつ
Na2O,K2O,Li2Oを実質的に含有しないアルカ
リフリーのガラスフリットであることが好ましい。この
範囲であると、ガラス基板を用いる場合の好ましい焼き
付け温度である550〜600℃で電極膜を基板上に強
固に焼き付けできるガラスフリットが得られる。前記ガ
ラスフリットが電極中に含有される割合は、好ましくは
0〜10重量%以下であり、より好ましくは0.5〜3
重量%である。
ターンを形成する方法としては、本発明の導電ペースト
などの導電層形成用材料を用いることが好ましい。この
ような方法としては、パターン印刷法、感光性ペースト
法などが挙げられるが、中でも感光性ペースト法を用い
て電極パターン形成する方法が好ましい。
イコート塗布、グリーンシート転写法等により、感光性
導電ペーストを基板上に塗布した後、紫外光を照射し現
像することで所望のパターンを得る方法である。本方法
は、少ない工程数で微細なパターンの形成が可能である
ことから電子回路などの用途に好ましく用いられる。
ー樹脂として感光性有機成分を含むが、さらにガラスフ
リットと希釈溶剤を含んでも良い。感光性有機成分に
は、所望のパターンを光硬化させ、不要部分を現像除去
するネガ型と、光照射によりバインダー樹脂を現像液に
可溶化させて現像除去し、残部を所望のパターンとする
ポジ型とがある。本発明においては、感光性有機成分と
して、感光性ポリマーもしくはオリゴマー、感光性モノ
マーおよび光重合開始剤を含有する感光性導電ペースト
とすることができる。
光性有機成分を5〜30重量%以上含有することが光に
対する感度の点で好ましい。
型のものと光可溶化型のものがあり、光不溶化型のもの
として、 (1)分子内に不飽和基などを1つ以上有する官能性の
モノマー、オリゴマー、ポリマー含有するもの (2)芳香族ジアゾ化合物、芳香族アジド化合物、有機
ハロゲン化合物などの感光性化合物含有するもの (3)ジアゾ系アミンとホルムアルデヒドとの縮合物な
どいわゆるジアゾ樹脂といわれるもの等がある。
ス、キノンジアゾ類を含有するもの (5)キノンジアゾ類を適当なポリマーバインダーと結
合させた、例えばフェノール、ノボラック樹脂のナフト
キノン1、2−ジアジド−5−スルフォン酸エステル等
がある。
ことができるが、取り扱いの容易性や品質設計の容易性
の点からは、上記(1)が好ましく、ネガ型の感光性導
電ペーストを得ることができる。
る点で、ペースト中の各成分の屈折率が近似しているこ
とが好ましく、感光性有機成分の屈折率を他の成分の屈
折率と近似させるために、感光性有機成分の屈折率を高
くすることが好ましい。感光性有機成分の屈折率を高く
する方法としては、屈折率が高い感光性モノマー、感光
性オリゴマー、感光性ポリマーを用いることが有効であ
る。
ノマーの具体的な例として、メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、n−プロピルアクリレート、イソプロ
ピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、sec−
ブチルアクリレート、イソ−ブチルアクリレート、te
rt−ブチルアクリレート、n−ペンチルアクリレー
ト、アリルアクリレート、ベンジルアクリレート、ブト
キシエチルアクリレート、ブトキシトリエチレングリコ
ールアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ジシ
クロペンタニルアクリレート、ジシクロペンテニルアク
リレート、2−エチルヘキシルアクリレート、グリセロ
ールアクリレート、グリシジルアクリレート、ヘプタデ
カフロロデシルアクリレート、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、イソボニルアクリレート、2−ヒドロキシ
プロピルアクリレート、イソデシルアクリレート、イソ
オクチルアクリレート、ラウリルアクリレート、2−メ
トキシエチルアクリレート、メトキシエチレングリコー
ルアクリレート、メトキシジエチレングリコールアクリ
レート、オクタフロロペンチルアクリレート、フェノキ
シエチルアクリレート、ステアリルアクリレート、トリ
フロロエチルアクリレート、アリル化シクロヘキシルジ
アクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレー
ト、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、エチ
レングリコールジアクリレート、ジエチレングリコール
ジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレー
ト、ポリエチレングリコールジアクリレート、ジペンタ
エリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリ
トールモノヒドロキシペンタアクリレート、ジトリメチ
ロールプロパンテトラアクリレート、グリセロールジア
クリレート、メトキシ化シクロヘキシルジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジアクリレート、プロピレ
ングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコー
ルジアクリレート、トリグリセロールジアクリレート、
トリメチロールプロパントリアクリレート、アクリルア
ミド、アミノエチルアクリレートおよび上記化合物の分
子内のアクリレートを一部もしくはすべてをメタクリレ
ートに変えたもの、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、1−ビニル−2−ピロリドンなどが挙げ
られる。
ェノキシエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メ
タ)アクリレート、1−ナフチル(メタ)アクリレー
ト、2−ナフチル(メタ)アクリレート、ビスフェノー
ルAジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA−エチ
レンオキサイド付加物のジ(メタ)アクリレート、ビス
フェノールA−プロピレンオキサイド付加物のジ(メ
タ)アクリレート、1−ナフチル(メタ)アクリレー
ト、2−ナフチル(メタ)アクリレート、チオフェノー
ル(メタ)アクリレート、ベンジルメルカプタン(メ
タ)アクリレート等のアクリレート類、スチレン、p−
メチルスチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチ
レン、α−メチルスチレン、クロロメチルスチレン、ヒ
ドロキシメチルスチレンなどのスチレン類、またこれら
の芳香環中の水素原子の一部もしくはすべてを塩素、臭
素原子、ヨウ素あるいはフッ素に置換したしたもの、お
よび上記化合物の分子内のアクリレートの一部もしくは
すべてをメタクリレートに変えたもの、1−ビニル−2
−ピロリドンなどが挙げられる。
用することができる。これら以外に、不飽和カルボン酸
等の不飽和酸を加えることによって、感光後の現像性を
向上することができる。不飽和カルボン酸の具体的な例
としては、アクリル酸、メタアクリル酸、イタコン酸、
クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、ビニル酢酸、また
はこれらの酸無水物などがあげられる。
光性オリゴマー、ポリマーの例としては、上記モノマー
の内、少なくとも1種類を重合して得られたオリゴマー
やポリマーの側鎖または分子末端に官能基を付加させた
ものなどを用いることができる。少なくともアクリル酸
アルキルあるいはメタクリル酸アルキルを含むこと、よ
り好ましくは、少なくともメタクリル酸メチルを含むこ
とによって、熱分解性の良好な重合体を得ることができ
る点で好ましい。
和基を有するものが挙げられる。エチレン性不飽和基と
しては、ビニル基、アリル基、アクリル基、メタクリル
基などが挙げられる。
に付加させる方法は、ポリマー中のメルカプト基、アミ
ノ基、水酸基やカルボキシル基に対して、グリシジル基
やイソシアネート基を有するエチレン性不飽和化合物や
アクリル酸クロライド、メタクリル酸クロライドまたは
アリルクロライドを付加反応させる方法がある。
合物としては、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グ
リシジル、アリルグリシジルエーテル、エチルアクリル
酸グリシジル、クロトニルグリシジルエーテル、クロト
ン酸グリシジルエーテル、イソクロトン酸グリシジルエ
ーテルなどが挙げられる。
和化合物としては、(メタ)アクリロイルイソシアネー
ト、(メタ)アクリロイルエチルイソシアネート等があ
る。
有するエチレン性不飽和化合物やアクリル酸クロライ
ド、メタクリル酸クロライドまたはアリルクロライド
は、ポリマー中のメルカプト基、アミノ基、水酸基やカ
ルボキシル基に対して0.05〜1モル当量付加させる
ことが好ましい。また、不飽和カルボン酸等の不飽和酸
を共重合することによって、感光後の現像性を向上する
ことができる。不飽和カルボン酸の具体的な例として
は、アクリル酸、メタアクリル酸、イタコン酸、クロト
ン酸、マレイン酸、フマル酸、ビニル酢酸、またはこれ
らの酸無水物などがあげられる。
の酸性基を有するポリマーもしくはオリゴマーの酸価
(AV)は50〜180、さらには70〜140の範囲
が好ましい。酸価が50未満であると、現像許容幅が狭
くなる。また、酸価が180を越えると未露光部の現像
液に対する溶解性が低下するようになるため、現像液濃
度を濃くすると露光部まで剥がれが発生し、高精細なパ
ターンが得られにくい。
コール、ポリビニルブチラール、メタクリル酸エステル
重合体、アクリル酸エステル重合体、アクリル酸エステ
ル−メタクリル酸エステル共重合体、α−メチルスチレ
ン重合体、ブチルメタクリレート樹脂などの非感光性ポ
リマーを含んでもよい。
ポリマーの合計量に対して0.05〜10倍量用いるこ
とが好ましい。より好ましくは0.1〜3倍量である。
10倍量を越えるとペーストの粘度が小さくなり、ペー
スト中での分散性が低下する恐れがある。0.05倍量
未満では、未露光部の現像液への溶解性が不良となりや
すい。
光重合開始剤、増感剤、増感助剤、重合禁止剤、可塑
剤、増粘剤、有機溶媒、酸化防止剤、分散剤、有機或い
は無機の沈殿防止剤などの添加剤成分を加えられる。
ベンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸メチル、4,
4−ビス(ジメチルアミン)ベンゾフェノン、4,4−
ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、α−アミノ・
アセトフェノン、4,4−ジクロロベンゾフェノン、4
−ベンゾイル−4−メチルジフェニルケトン、ジベンジ
ルケトン、フルオレノン、2,2−ジエトキシアセトフ
ェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニル−2−フェ
ニルアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロ
ピオフェノン、p−t−ブチルジクロロアセトフェノ
ン、チオキサントン、2−メチルチオキサントン、2−
クロロチオキサントン、2−イソプロピルチオキサント
ン、ジエチルチオキサントン、ベンジル、ベンジルジメ
チルケタノール、ベンジルメトキシエチルアセタール、
ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインブ
チルエーテル、アントラキノン、2−t−ブチルアント
ラキノン、2−アミルアントラキノン、β−クロルアン
トラキノン、アントロン、ベンズアントロン、ジベンゾ
スベロン、メチレンアントロン、4−アジドベンザルア
セトフェノン、2,6−ビス(p−アジドベンジリデ
ン)シクロヘキサノン、2,6−ビス(p−アジドベン
ジリデン)−4−メチルシクロヘキサノン、2−フェニ
ル−1,2−ブタジオン−2−(o−メトキシカルボニ
ル)オキシム、1−フェニル−プロパンジオン−2−
(o−エトキシカルボニル)オキシム、1、3−ジフェ
ニル−プロパントリオン−2−(o−エトキシカルボニ
ル)オキシム、1−フェニル−3−エトキシ−プロパン
トリオン−2−(o−ベンゾイル)オキシム、ミヒラー
ケトン、2−メチル−[4−(メチルチオ)フェニル]
−2−モルフォリノ−1−プロパノン、ナフタレンスル
ホニルクロライド、キノリンスルホニルクロライド、N
−フェニルチオアクリドン、4,4−アゾビスイソブチ
ロニトリル、ジフェニルジスルフィド、ベンズチアゾー
ルジスルフィド、トリフェニルホスフィン、カンファー
キノン、四臭素化炭素、トリブロモフェニルスルホン、
過酸化ベンゾイン及びエオシン、メチレンブルーなどの
光還元性の色素とアスコルビン酸、トリエタノールアミ
ンなどの還元剤の組み合わせなどが挙げられる。本発明
ではこれらを1種または2種以上使用することができ
る。
成分に対して0.1〜30重量%が好ましく、より好ま
しくは、2〜20重量%である。光重合開始剤の量が少
なすぎると、光感度が不良となり、光重合開始剤の量が
多すぎれば、露光部の残存率が小さくなりすぎるおそれ
がある。
ることも好ましい。増感剤の具体例としては、2,3−
ビス(4−ジエチルアミノベンザル)シクロペンタノ
ン、2,6−ビス(4−ジメチルアミノベンザル)シク
ロヘキサノン、2,6−ビス(4−ジメチルアミノベン
ザル)−4−メチルシクロヘキサノン、ジエチルチオキ
サントン、ミヒラーケトン、4,4−ビス(ジエチルア
ミノ)−ベンゾフェノン、4,4−ビス(ジメチルアミ
ノ)カルコン、4,4−ビス(ジエチルアミノ)カルコ
ン、p−ジメチルアミノシンナミリデンインダノン、p
−ジメチルアミノベンジリデンインダノン、2−(p−
ジメチルアミノフェニルビニレン)−イソナフトチアゾ
ール、1,3−ビス(4−ジメチルアミノベンザル)ア
セトン、1,3−カルボニル−ビス(4−ジエチルアミ
ノベンザル)アセトン、3,3−カルボニル−ビス(7
−ジエチルアミノクマリン)、N−フェニル−N−エチ
ルエタノールアミン、N−フェニルエタノールアミン、
N−トリルジエタノールアミン、N−フェニルエタノー
ルアミン、ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、ジエチ
ルアミノ安息香酸イソアミル、3−フェニル−5−ベン
ゾイルチオテトラゾール、1−フェニル−5−エトキシ
カルボニルチオテトラゾールなどが挙げられる。本発明
ではこれらを1種または2種以上使用することができ
る。なお、増感剤の中には光重合開始剤としても使用で
きるものがある。
場合、その添加量は感光性有機成分に対して0.1〜1
0重量%、より好ましくは0.2〜5重量%である。増
感剤の量が少なすぎれば光感度を向上させる効果が発揮
されず、増感剤の量が多すぎれば露光部の残存率が小さ
くなりすぎるおそれがある。
を向上させるため、熱重合禁止剤を添加するとよい。熱
重合禁止剤の具体的な例としては、ヒドロキノン、N−
ニトロソジフェニルアミン、フェノチアジン、p−t−
ブチルカテコール、N−フェニルナフチルアミン、2,
6−ジ−t−ブチル−p−メチルフェノール、クロラニ
ール、ピロガロールなどが挙げられる。熱重合禁止剤を
添加する場合、その添加量は、感光性導電ペースト中
に、0.1〜5重量%が好ましく、より好ましくは、
0.2〜3重量%である。熱重合禁止剤の量が少なすぎ
れば、保存時の熱的な安定性を向上させる効果が発揮さ
れず、熱重合禁止剤の量が多すぎれば、露光部の残存率
が小さくなりすぎるおそれがある。
ート(DBP)、ジオクチルフタレート(DOP)、ポ
リエチレングリコール、グリセリンなどを添加すること
ができる。
スペース幅=100μm/100μm未満のファインパ
ターンを形成した場合でも、ラインエッジが真っ直ぐで
あるため、バンプなどの突起箇所がなく、隣接電極間に
かかる電位差がいずれの場所に於いても均等になる。そ
のため、マイグレーションのきっかけが少なくなり、よ
り信頼性の高い電極を得ることができる。
ーストの組成は、次の範囲で選択することが特に好まし
い。
光硬化の機能が十分発揮され、現像時における露光部の
膜強度が高くなり、微細な解像度を有する電極パターン
が形成できる。また焼成後の電極膜が低抵抗で、接着強
度が高くなるので好ましい。
性導電ペーストは、上記組成に加え増感剤、光重合促進
剤、可塑剤、分散剤、安定化剤、チキソトロピー剤、有
機あるいは無機の沈殿防止剤などの添加剤を添加し、所
定の組成となるように調整されたスラリーをホモジナイ
ザなどの攪拌機で均質に混合した後、3本ローラーなど
の混練機で均質に分散して、作製することができる。
脂として、エチルセルロース、メチルセルロース等に代
表されるセルロース系化合物、メチルメタクリレート、
エチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、メ
チルアクリレート、エチルアクリレート、イソブチルア
クリレート等のアクリル系化合物等を用いることができ
る。
加剤を加えても良い。溶媒としては、テルピネオール、
ブチロラクトン、トルエン、メチルセルソルブ、ブチル
カルビトールアセテート等の汎用溶媒を用いることがで
きる。また、可塑剤としてはジブチルフタレート、ジエ
チルフタレート等を用いることができる。本方法は、予
めスクリーン版にペースト通過部分を所望のパターン形
状に加工しておき、スキージでペーストをスクリーン版
に押し込み、基板にペーストを転写することでパターン
を作製する。次いで、このパターンを焼成して電極を得
るが、本方法を用いるのはライン幅/スペース幅=10
0μm/100μm以上のパターンに限られる。これよ
りもファインなパターンの場合、スクリーンのメッシュ
の精細度の限界から、ラインエッジがメッシュ痕によっ
て凹凸ができ、たとえ耐マイグレーション性に優れた材
料を用いてもこのバンプ(突起部分)によってマイグレ
ーションを発生しやすくなるので好ましくない。すなわ
ち、ライン幅/スペース幅=100μm/100μm以
上の電極パターンでは印刷法でも本発明の導電ペースト
の耐マイグレーション性の効果を発揮し得るが、それよ
りもファインパターンであるときは感光性ペースト法を
用いることが好ましい。
るために有機溶媒を加えてよい。このとき使用される有
機溶媒としては、メチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、ブチルセロソルブ、メチルエチルケトン、ジオキサ
ン、アセトン、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、
イソブチルアルコール、イソプロピルアルコール、テト
ラヒドロフラン、ジメチルスルフォキシド、γ−ブチロ
ラクトン、ブチルカルビトール、ブチルカルビトールア
セテート、酢酸ブチル、n−ブタノールなどがあげられ
る。これらの有機溶媒は、単独あるいは2種以上併用し
て用いられる。
媒、ガラスフリットの組成・種類、可塑剤、チキソ剤、
沈殿防止剤および有機のレベリング剤などの添加割合に
よって適宜調整されるが、その範囲は20〜1000ポ
イズが好ましい。
電ペーストの組成は、次の範囲で選択することが特に好
ましい。
つ、適度なチキソ性を有するため、パターンのダレがな
く、スクリーン版の寸法通りの電極パターンを得ること
ができる。また焼成後の電極膜が低抵抗で、接着強度が
高くなるので好ましい。
トは、上記組成に加え、可塑剤、分散剤、安定化剤、チ
キソ剤、有機あるいは無機の沈殿防止剤を添加し、所定
の組成となるように調整されたスラリーをホモジナイザ
などの攪拌機で均質に混合した後、3本ローラーや混練
機で均質に分散することにより、作製することができ
る。
た電極について、PDP部材の製造方法を具体例として
説明する。基板は通常のソーダガラスを用いても良い
が、PDP用の耐熱ガラスである旭硝子社製の“PD2
00”や日本電気硝子社製の“PP8”を用いることが
できる。
に塗布する前に、基板と塗布膜との密着性を高めるため
に基板の表面処理を行うことができる。表面処理液とし
てはシランカップリング剤、例えばビニルトリクロロシ
ラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシ
シラン、トリス−(2−メトキシエトキシ)ビニルシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−(メタクリロキシプロピル)トリメトキシシラン、γ
(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルトリエトキシシランなどあるいは有機金属例えば有機
チタン、有機アルミニウム、有機ジルコニウムなどであ
る。シランカップリング剤或いは有機金属を、有機溶
媒、例えばエチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブチルア
ルコールなどで0.1〜5%の濃度に希釈したものを用
い、これをスピナーやスリットダイコートなどで基板上
に均一に塗布した後に80〜140℃で10〜60分間
乾燥することによって表面処理ができる。
合、このガラス基板上に導電ペーストをスクリーン印刷
機を用いて全面印刷し、通常は70〜100℃で10〜
60分加熱して乾燥して溶媒類を蒸発させて厚み5〜2
0μmの塗膜を得る。次いでフォトリソグラフィー法に
より、電極パターンを有するフィルムまたはクロムマス
クなどのマスクを用いて紫外線を照射して露光し、光硬
化部分を電極パターンとして形成するか、光可溶化部分
を除去部分として加工することができる。また、フォト
マスクを用いずに、赤色や青色のレーザー光などで直接
描画する方法を用いて良い。
ロキシミティ露光機などを用いることができる。また、
大面積の露光を行う場合は、ガラス基板などの基板上に
感光性導電ペーストを塗布した後に、搬送しながら露光
を行うことによって、小さな露光面積の露光機で、大き
な面積の露光をすることができる。
可視光線、近紫外線、紫外線、電子線、X線などが挙げ
られるが、これらの中で紫外線が好ましく、その光源と
してはたとえば低圧水銀灯、高圧水銀灯、ハロゲンラン
プ、殺菌灯などが使用できる。これらのなかでも超高圧
水銀灯が好適である。露光条件は電極膜の厚みによって
異なるが、5〜100mW/cm2の出力の超高圧水銀
灯を用いて10秒〜10分間露光を行うのが好ましい。
していない部分を除去し、いわゆるネガ型の電極パター
ンを形成する。現像は、浸漬法、シャワー法、スプレー
法で行う。用いる現像液は、上記感光性有機成分が溶解
可能である有機溶媒を使用できる。また該有機溶媒にそ
の溶解力が失われない範囲で水を添加してもよい。例え
ばカルボキシル基もつ感光性有機成分が存在する場合、
アルカリ水溶液で現像できる。アルカリ水溶液として水
酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウム
水溶液や水酸化バリウムなどのアルカリ金属の水溶液を
使用できるが、有機アルカリ水溶液を用いた方が焼成時
にアルカリ成分を除去しやすいので好ましい。
チルアンモニウムヒドロキサイド、トリメチルベンジル
アンモニウムヒドロキサイド、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミンなどが挙げられる。アルカリ水溶液
の濃度は0.05〜2重量%が好ましく、より好ましく
は0.1〜0.5重量%である。アルカリ濃度が低すぎ
れば未露光部が除去されずに、アルカリ濃度が高すぎれ
ば、露光部を腐食させるおそれがあり良くない。
用いた場合、ガラス基板上に導電ペーストをスクリーン
印刷機を用いてパターン印刷し、70〜100℃で10
〜60分加熱して乾燥して溶媒類を蒸発させて厚み5〜
20μmの塗膜を得ることができる。
である感光性ポリマー、感光性モノマーなどの感光性有
機成分およびバインダー、光重合開始剤、増感剤、増感
助剤、可塑剤、増粘剤、有機溶媒、分散剤などの添加成
分の有機物を完全に酸化、蒸発させる。焼成条件として
は、550〜600℃で5分〜1時間焼成し、基板上に
焼き付けることが好ましい。特に500℃以下では、焼
成が不充分なために電極膜の緻密性が低下し、比抵抗が
高くなり、また基板との接着強度が低下するため好まし
くない。600℃を越えるとガラス基板が熱変形して平
坦性の低下や、寸法変化が伴うので好ましくない。
光、現像工程では紫外線を遮断できるところで行う必要
がある。そうでないとペーストあるいは塗布膜が紫外線
によって光硬化してしまい、所望の電極膜が得られな
い。
の電極膜の厚みが1〜10μmであって最小線幅が15
μm、ピッチ80μm、接着強度500g/1mm2以
上の電極を容易に製造することができ、プラズマディス
プレイ用電極として好ましく用いることができる。
を残して他の部分を全て誘電体ペーストで覆い、焼成後
厚み5〜30μmの誘電体層を形成し、該誘電体の上に
ストライプ状もしくは格子状の隔壁を焼成後高さが60
〜200μmになるように形成し、該隔壁の間に厚み1
0〜30μmになるよう蛍光体層を形成する。該基板
を、PDP用前面板と封着し、フレキによって駆動回路
と接続した。そして、室温40℃、湿度80%の部屋で
1000h連続点灯させ、電極のマイグレーションの程
度を観察すれば、接続部分の電極に電極材料の溶出・還
元によってAgの析出がわずかに見られるパネルと、い
ずれの箇所に置いても全く析出箇所の見られないパネル
とがえられる。本発明の導電ペーストを用いたパネル
は、いずれもマイグレーション性に優れるものである。
果である耐マイグレーション性は、モデルパターンを作
製して加速試験を行って予め評価することができる。モ
デルパターンはライン/スペースが600/600μ
m、または300/300μmの櫛形電極をガラス基板
に形成する。櫛形電極は正極・負極が交互になるように
設けられ、正極・負極をそれぞれポテンショメーターに
接続できるようになっている。このモデルパターン付き
基板にガラス繊維のろ紙を載せ、所定温湿度に設定した
恒温恒湿オーブンに入れ、1〜100VのDC電圧をか
け、隣接する電極間での絶縁抵抗の変化を測定して評価
をすればよい。この時、マイグレーションを起こす材料
ではライン間のスペースに、Agが溶出・還元を繰り返
して薄膜枝状に析出し、成長が続くとやがては短絡する
ので、短絡に要する時間を計測しサンプルの評価を行え
ばよい。なお、600/600μmの櫛形電極の場合、
絶縁抵抗が1×106Ω以下になったところで短絡とす
る。
する。 実施例1 Ag粉末は、湿式還元法により製造された球状のもの
で、平均粒径2μm、比表面積が0.7m2/g、タッ
プ密度が4.8g/cm3のものを用いた。
の試薬グレードのもので粒径が30μm以下のものを用
いた。なお、粒径の細かい金属粉末は、空気酸化を受け
て発火するおそれのあるものがあるので、それらの粉末
を用いるときは窒素雰囲気下で調合し、混合してから大
気中で作業した。
1重量%)二酸化ケイ素(27.5重量%)、酸化ホウ
素(14.2重量%),酸化亜鉛(2.6重量%)、酸
化アルミニウム(2.8重量%)、酸化ジルコニウム
(4.8重量%)の成分比を持ち、平均粒子径が0.9
μm、ガラス転移点(Tg)が465℃、熱軟化点(T
s)が510℃のものを用いた。
エチレン不飽和基を有するアクリル系共重合体、詳細に
は、40%のメタクリル酸(MAA)、30%のメチル
メタクリレート(MMA)および30%のスチレン(S
t)からなる共重合体カルボキシル基(MAA)に対し
て0.4当量(40%に相当する)のグリシジルメタク
リレート(GMA)を付加反応させた感光性ポリマー
と、感光性モノマーとしてトリメチロールプロパントリ
アクリレートを用いた。
ル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリ
ノ−1−プロパノンを用い、溶剤はγ−ブチロラクトン
とブチルカルビトールアセテートの2成分を用いた。
カのアエロジルを用い、ペーストの安定化と印刷ダレの
防止を図った。
%、添加材料としてTiOを1重量%、ガラスフリット
1重量%、感光性ポリマー10重量%、感光性モノマー
4重量%、γ−ブチロラクトン10重量%、ブチルカル
ビトールアセテート2重量%、添加剤1重量%の配合比
で混合し、三本ローラーを用いて混練し導電ペーストを
得た。
板に塗布した。ガラス基板には市販のソーダライムガラ
ス(基板厚み1.3mm)とプラズマディスプレイ用の
高歪点ガラス“PD200”(基板厚み2.8mm)を
用い、アルミナ基板は100mm角(厚み1.1mm)
のものを用いた。小ピーステストでは100mm角のも
のを、パネルテスト用には600×1000mmのもの
を用いた。感光性樹脂を含む導電ペーストは、ポリエス
テル製スクリーンメッシュを用いて基板全面にペースト
を印刷したのち、100℃10分の条件で溶剤を乾か
し、超高圧水銀灯によるパターン露光を行い、30℃の
0.2%炭酸ナトリウム水溶液で現像してパターンを得
た。パターン印刷用の導電ペーストでは、予め抜けのパ
ターン加工が施されたスクリーン版を用いて基板にパタ
ーン印刷を行い、10分間レベリングさせた後、80℃
30分の条件で溶剤を乾かしてパターンを得た。小ピー
ス基板には、マイグレーションテスト用のライン/スペ
ース=300/300μm、600/600μmの櫛形
電極と、抵抗測定用のパターンと、接着強度テスト用の
1mm角パターンを作製した。パネルテストには600
×1000mm基板に、ライン/スペースが200/2
00μmのストライプ状のパターンを作製した。
ては、Ag粉末72重量%、還元作用を示す金属または
その酸化物1重量%を添加材料として、ガラスフリット
1重量%、エチルセルロース3重量%、ブチルカルビト
ール24重量%の配合比で混合し、三本ローラーを用い
て混練することで導電ペーストを得た。次いで、所望の
パターンを印刷できるようにパターニングしたステンレ
ス製#325メッシュを用いてスクリーン印刷をし、マ
イグレーションテスト用のライン/スペース=600μ
m/600μmの櫛形電極と、抵抗測定用のパターン
と、接着強度テスト用の1mm角パターンを作製した。
10分保持して焼成した。小ピースについては、焼成後
すぐに櫛形電極によるマイグレーションテストと比抵抗
測定と接着強度測定を行った。マイグレーションテスト
は40℃80%RTの条件でDC10Vまたは50Vま
たは100Vを印加し、短絡に至るまでの時間を計測
し、ブランクであるAg単体の電極が短絡に至る時間の
20倍以上持続することを目標とした。
電体層、隔壁、蛍光体を形成し、前面板と張り合わせて
封着し、回路と接続してパネルを、40℃、80%RT
雰囲気下にして、電圧がかかった状態でライフテストを
行った。
は、表1に示す項目について、実施例1の条件を変更し
て行ったほかは実施例1と同様にして行った。
施例1〜24および実施例26〜31は、Ag粉末単体
で形成した電極よりも短絡時間が20倍以上に延びてお
り、耐マイグレーション性の効果を得ることができた。
また、この時、接着強度、比抵抗とも許容範囲内であっ
た。特に実施例26〜31では、様々な粒径のNi粉末
またはITO粉末でマイグレーション防止に効果があ
り、Ni粉末では0.5〜9μm、ITO粉末では0.
2〜3μmと、非常に広範囲で効果を得ることができ
た。さらに実施例25では、ITOを1重量%含有する
Ag電極を前面板と背面板に形成し、前面板の電極の上
には誘電体層、およびMgO層を形成し、背面板の電極
の上には誘電体層、隔壁、および蛍光体層を形成し、前
面板と背面板とを張り合わせ、封着フリットを用いて真
空に密閉した後、希ガスを封入してパネルを作製した。
該パネルにマイグレーション評価用のDC駆動回路を取
り付けて評価をしたところ1000時間以上の耐マイグ
レーション性を確認することができた。
た基板と、Ag/Pd合金粉末を用いて電極を形成した
基板と、Ag/Cu合金粉末を用いて電極を形成した基
板と、Ag被覆Cu粉末を用いて電極を形成した基板と
を評価をした。それ以外のテスト条件は実施例と同様に
評価を行った。条件と結果を表2に示した。Ag粉末で
は、比抵抗、接着強度は確保できているが、耐マイグレ
ーション性に劣っており1時間で短絡した。さらに比較
例2と3では比抵抗値が下がった上に短絡時間が数倍長
くなるにとどまり、不充分な結果となった。比較例4で
はあまり効果がなかった。
脂、Ag粉末、および、Ti、Ni、In、Sn、Sb
の群から選ばれる少なくとも1種の金属または金属の化
合物を含むこととしたので、そのペーストを用いて電極
を形成することで、従来のAg電極と同等の比抵抗、接
着強度を保持したまま、耐マイグレーション性に優れた
電極を提供することができる。
電極、導電性部材、多層基板は、Ag単体からなる電極
の比抵抗と比べて同じか、または殆ど遜色のない値を示
し、耐マイグレーション性に優れ、低コストで信頼性を
向上させることができる。
Claims (8)
- 【請求項1】バインダー樹脂、Ag粉末、およびTi、
Ni、In、Sn、Sbの群から選ばれる少なくとも1
種の金属または金属の化合物を含有することを特徴とす
る導電ペースト。 - 【請求項2】バインダー樹脂、Ag粉末、およびNi、
In、Snの群から選ばれる少なくとも1種の金属また
は金属の化合物を含有することを特徴とする導電ペース
ト。 - 【請求項3】前記金属または金属の化合物が、粉末であ
ることを特徴とする請求項1または2に記載の導電ペー
スト。 - 【請求項4】金属化合物が金属酸化物であることを特徴
とする請求項1または2に記載の導電ペースト。 - 【請求項5】バインダー樹脂、Ag粉末、およびNi粉
末またはITO粉末を含有することを特徴とする導電ペ
ースト。 - 【請求項6】Ni粉末またはITO粉末の平均粒径が
0.01〜30μmであることを特徴とするを請求項2
に記載の導電ペースト。 - 【請求項7】導電ペーストを用いて形成した電極の比抵
抗が1.6〜20μΩ・cmであることを特徴とする請
求項1〜6のいずれかに記載の導電ペースト。 - 【請求項8】導電ペーストを用いて形成した電極と、基
板との接着強度が500gf/mm2以上であることを
特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の導電ペース
ト。
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