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JP2003106874A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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Publication number
JP2003106874A
JP2003106874A JP2001300049A JP2001300049A JP2003106874A JP 2003106874 A JP2003106874 A JP 2003106874A JP 2001300049 A JP2001300049 A JP 2001300049A JP 2001300049 A JP2001300049 A JP 2001300049A JP 2003106874 A JP2003106874 A JP 2003106874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
display panel
display device
light
illumination
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001300049A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Sakuma
忠 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2001300049A priority Critical patent/JP2003106874A/ja
Publication of JP2003106874A publication Critical patent/JP2003106874A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば自動車をはじめとする各種車両に搭載
される表示装置に関し、特に車両の運転状態を報知する
報知部を有する表示パネルの照明構造に関するものであ
り、表示パネルの照明ムラを抑制することが可能な表示
装置を提供する。 【解決手段】 報知部52を有する表示パネル5と、報
知部52の背後に配置される第3の光源63と、この第
3の光源63を囲む枠体部86とを備え、報知部52と
第3の光源63との間に傾斜面862に反射した第3の
光源63からの光を報知部52側に反射させる反射部材
863を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車をは
じめとする各種車両に搭載される表示装置に関し、特に
車両の運転状態を報知する報知部を有する表示パネルの
照明構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の表示装置にあっては、例え
ば図7に示すように、回路基板101と、回路基板10
1の背後に装着され駆動軸102が前方側に延びる計器
本体103と、駆動軸102の先端側に装着される指針
104と、回路基板101と指針104との間に配置さ
れ運転者に車両の運転状態を報知する報知部105を有
する表示パネル106と、報知部105に対応する回路
基板101の前方側に配置される報知用光源107と、
回路基板101と表示パネル106との間に配置され報
知用光源107を囲む枠体108とを備えた表示装置が
知られている。
【0003】このような表示装置において、報知用光源
107から発せられた光は、直接報知部105の背後に
導入され報知部105を照明し、運転者はこの報知部1
05の発光に基づいて車両の運転状態を認識することは
できるが、表示パネル106と報知用光源107との距
離が短い場合や報知用光源107の発光輝度が高い場合
には報知部105全体が必要以上に明るくなってしまう
場合がある。そこで、このような報知部105の過度の
明るさを抑制するには報知部105と報知用光源107
との間に例えば別部材により形成された板状部材を組み
付けることにより報知部105の輝度を低下させること
が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表示装置の場合、このような板状部材を設けたことによ
り報知用光源107からの照明光が抑えられるが、板状
部材を配置したことにより報知部105の中央部が周囲
に対して暗く視認され報知部105に照明ムラが生じて
しまう。
【0005】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、その主な目的は、表示パネルの照明ムラを抑制する
ことが可能な表示装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、表示パネルと、この表示パネルの背後に配
置される光源と、この光源を囲む枠体とを備え、前記表
示パネルと前記光源との間に前記枠体に反射した前記光
源の光を前記表示パネル側に反射させる反射部材を設け
たことを特徴とする。
【0007】また本発明は、前記反射部材は前記表示パ
ネルに沿って長手方向に延び、その軸線と直交する方向
の断面形状が前記表示パネル側を頂点とする山形である
ことを特徴とする。
【0008】また本発明は、前記反射部材の前記断面形
状が前記表示パネル側を曲面とする半円形もしくは半楕
円形からなることを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記反射部材が前記表示パ
ネル側を頂点とする錐体からなることを特徴とする。
【0010】また本発明は、前記反射部材が前記枠体と
連結されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1から図4は本発明の第1実施
形態を示すもので、以下、これらに基づいて本発明を自
動車の運転状態を報知する表示パネルを搭載したメータ
に適用した場合について説明する。なお、図1は本発明
の第1実施形態による表示装置の要部正面図、図2は図
1のA−A断面図、図3は同実施形態による第1の枠体
と回路基板の要部斜視図、図4は図1のB−B断面図で
ある。
【0012】図1,図2において、本実施形態による表
示装置は、回路基板1と、この回路基板1に導通装着さ
れ駆動軸2が前方に延びる計器本体3と、駆動軸2にて
回転駆動される指針4と、この指針4の背後に位置して
回路基板1上に配置される表示パネル5と、回路基板1
の前方に配置され指針4と表示パネル5を照明する光源
6と、回路基板1と表示パネル5との間に配置される枠
体7とから構成される。
【0013】回路基板1は、例えばガラスエポキシ系基
材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板か
らなり、光源6と、この光源6及び計器本体3を駆動・
制御する駆動手段や抵抗、コンデンサ等の各種回路部品
(図示せず)が前記配線パターンに導通接続されてい
る。
【0014】計器本体3は、可動磁石式計器またはステ
ッピングモータからなり、駆動軸2が回路基板1を貫通
するように、その主要部が回路基板1の背後に装着さ
れ、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パタ
ーン(前記駆動手段)に電気接続される。
【0015】指針4は、透光性合成樹脂からなる指示部
41と、この指示部41の回転中心部外周を覆う遮光性
の合成樹脂からなるカバー42とでなり、指示部41
は、表示パネル5に沿うように線状に延び、また回転中
心部には、背後に配置された光源6から発せられる照明
光を受光しその照明光を指示部41の先端側に反射導光
する受光部43が形成されている。
【0016】表示パネル5は、指針4の回転軌道に沿っ
た円弧状の配列形状を有し指針4の指示対象となる目盛
51a並びに数字51bからなる表示部51と、指針4
の回転領域を除いた箇所に配置され運転状態を報知する
ハイビームランプ等からなる報知部52と、これら表示
部51,報知部52の背景となる背景部53とを備え、
これら表示部51、報知部52及び背景部53は透光性
合成樹脂からなる薄板状の基材54に印刷形成された印
刷層からなる。また駆動軸2に対応する位置には、指針
4の回転中心部を露出する貫通部55が形成されてい
る。
【0017】光源6は、例えば発光ダイオードからな
り、指針4の回転中心近傍に配置され受光部43を通じ
て指針4を照明する第1の光源61と、後述する第1の
枠体の第1の反射壁に対応する回路基板1の前方側に配
置され表示部51を照明する第2の光源62と、後述す
る第1の枠体の反射部材に対応する回路基板1の前方側
に配置される第3の光源63(図4参照)とからなる。
【0018】枠体7は、例えば白色系の合成樹脂からな
り、本実施形態の場合、回路基板1と表示パネル5との
間に位置して表示パネル5を保持する保持体としての機
能、各光源6の照明光を前方側に反射する反射体として
の機能を有しており、後述する筒状部や反射部材を含む
第1の枠体8と、この第1の枠体8の周囲に広がる主要
部を構成し且つ前記筒状部や前記反射部材を含まない第
2の枠体9とに分割されている。
【0019】第1の枠体8は、表示パネル5の貫通部5
5に対応し第1の光源61からの照明光を指針4に導入
する開口部81を有する筒状部82と、筒状部82を取
り巻くように表示パネル5側に傾斜して延び第2の光源
62と対向する第1の反射壁83と、筒状部82の先端
側に形成され表示パネル5の貫通部55に嵌合する一対
の係止爪84と、図3に示すように第1の反射壁83の
天面に沿って指針4の回転軸線Rと略直交する方向に部
分的に延びる延長部85と、この延長部85を介して筒
状部82と一体に形成される箱型形状からなる一対の枠
体部86とを備えている。
【0020】枠体部86は、第3の光源63からの照明
光を前方側(表示パネル5側)に導く矩形開口部861
と、この矩形開口部861の開口端各辺から表示パネル
5側に傾斜して延びる傾斜面862と、第3の光源63
に対応する矩形開口部861箇所に設けられ対向する傾
斜面862同士を連結する反射部材863と、傾斜面8
62の外周を取り巻くように第3の光源63を囲む側壁
面864(図4参照)とを有している。なお本実施形態
では、反射部材863は表示パネル5に沿って図3中、
指針4の回転軸線Rと略直交する軸線Y方向に長手状に
延び傾斜面862と一体に形成されると共に、表示パネ
ル5側を頂点とする三角柱状の連結部を構成している。
【0021】一方、第2の枠体9は、第2の光源62を
収納する開放部91と、この開放部91から外周に向け
て表示パネル5に近接する皿形状の環状壁からなる第2
の反射壁92と、この第2の反射壁92の外周を取り巻
く周壁部93とを備えている。
【0022】これら光源6と枠体7とで照明手段が構成
され、筒状部82が第1の光源61からの光を指針4に
導く第1の照明室S1を形成し、この第1の照明室S1
と第1の光源61とで指針4を透過照明する第1の照明
手段L1が構成される。
【0023】また第1の反射壁83は、第2の光源62
に対向するように傾斜して延び、第2の光源62からの
光を外周に反射する反射面を構成し、第2の反射壁92
は第1の反射壁83を通じて外周に反射された光を表示
パネル5側に反射する反射面を構成し、これら第1,第
2の反射壁83,92を通じて第2の光源62からの光
を目盛51a及び数字51bに導く第2の照明室S2を
形成し、この第2の照明室S2と第2の照明室S2内に
配置される第2の光源62とで目盛51a及び数字51
bを照明する第2の照明手段L2が構成される。
【0024】また、図4は反射部材863の軸線Y(図
3参照)と直交する方向に対する報知部52の照明構造
を示す断面図であり、枠体部86は断面略「M」字状に
形成されている。側壁面864は第3の光源63からの
光が外部に洩れないように内部照明効率を高める反射面
を構成し、傾斜面862は第3の光源63からの光を主
に報知部52の周囲に反射する反射面を構成し、これら
側壁面864、反射面862を通じて第3の光源63か
らの光を報知部52に導く第3の照明室S3を形成し、
この第3の照明室S3と第3の照明室S3内に配置され
る第3の光源63とで報知部52を照明する第3の照明
手段L3が構成される。
【0025】さらに、本実施形態では第3の照明室S3
内に反射部材863が配設されたことにより、第3の光
源63からの光が反射部材863を通じて遮光され報知
部52の中央部近傍を直接照明することはない。しかし
ながら、この反射部材863の断面形状が報知部52側
を頂点とする山形、すなわち一対の反射面865を有す
る略二等辺三角形に形成されているため、第3の照明手
段L3を通じて反射面865に導かれた光により報知部
52の中央部近傍を照明することができる。すなわち、
第3の光源63からの光が反射面865と対向する傾斜
面862箇所(図4中、傾斜面862の下端近傍)を通
じて反射面865側に反射されると共に、この反射面8
65側に導かれた光が反射面865により屈折して報知
部52の中央部背後に反射導光され報知部52の中央部
を照明することにより、報知部52中央部の輝度不足を
抑制しながら報知部52全体の照明バランスを保つこと
ができる。
【0026】以上のように、本実施形態では報知部52
を有する表示パネル5と、この報知部52の背後に配置
される第3の光源63と、この第3の光源63を囲む枠
体部86とを備え、報知部52と第3の光源63との間
に傾斜面862に反射した第3の光源63からの光を報
知部52側に反射させる反射部材863を設けたことに
より、全体の照明光を抑えつつ、反射部材863が配置
してあっても報知部52の中央部に第3の光源63から
の光を傾斜面862を通じて反射することができ報知部
52の照明ムラを抑制することができる。
【0027】また本実施形態では、反射部材863は表
示パネル5に沿って長手方向に延び、その軸線Yと直交
する方向の断面形状が報知部52側を頂点とする略二等
辺三角形であることにより、従来のように報知部52と
第3の光源63との間に板状部材を設けた場合に比べ
て、報知部52の中央部が周囲に対して暗く視認される
ことなく、且つ報知部52の照明ムラを抑制することが
できる。
【0028】図5は本発明の第2実施形態を示すもの
で、本実施形態では反射部材863の断面形状が表示パ
ネル5(報知部52)側を曲面866とする半円状とな
るように、反射部材863が半円柱状に形成され第3の
光源63と報知部52との間に配置された構成であり、
このように構成したことにより、前記第1実施形態と同
様に第3の照明手段L3を用いたことにより傾斜面86
2を通じてR面866に導かれた光が報知部52の中央
部に反射され報知部52中央部の輝度不足を抑制するこ
とができる。また、反射部材863の断面形状は前述の
ように半円状に限定されることなく、例えば表示パネル
5側を曲面とする半楕円状に形成してもよい。
【0029】図6は本発明の第3実施形態を示すもの
で、本実施形態では前記第1実施形態をベースとして表
示パネル5側を頂点とする四角錐867が第3の光源6
3と対向するように三角柱からなる反射部材863と一
体に形成された構成であり、このように四角錐867を
報知部52と第3の光源63との間に設けたことによ
り、四角錐867を構成する傾斜した反射面868が4
面形成されることになり、傾斜面862を通じて各反射
面868に導かれた光が報知部52の中央部に反射さ
れ、これにより報知部52中央部への反射効率を向上さ
せるとができる。
【0030】
【発明の効果】以上、本発明によれば、初期の目的を達
成することができ、表示パネルの照明ムラを抑制するこ
とが可能な表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による表示装置の要部正
面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】同実施形態による第1の枠体と回路基板の要部
斜視図。
【図4】図1のB−B断面図。
【図5】本発明の第2実施形態による表示装置の要部断
面図。
【図6】本発明の第3実施形態による枠体部の要部断面
図。
【図7】従来例による表示装置の要部断面図。
【符号の説明】
1 回路基板 2 駆動軸 3 計器本体 4 指針 5 表示パネル 6 光源 7 枠体 8 第1の枠体 9 第2の枠体 51 表示部 51a 目盛 51b 数字 52 報知部 63 第3の光源 86 枠体部 861 矩形開口部 862 傾斜面 863 反射部材 864 側壁部 865,868 反射面 866 R面 867 四角錐 L3 第3の照明手段 R 回転軸線 S3 第3の照明室 Y 軸線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示パネルと、この表示パネルの背後に
    配置される光源と、この光源を囲む枠体とを備え、前記
    表示パネルと前記光源との間に前記枠体に反射した前記
    光源の光を前記表示パネル側に反射させる反射部材を設
    けたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記反射部材は前記表示パネルに沿って
    長手方向に延び、その軸線と直交する方向の断面形状が
    前記表示パネル側を頂点とする山形であることを特徴と
    する請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記反射部材の前記断面形状が前記表示
    パネル側を曲面とする半円形もしくは半楕円形からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記反射部材が前記表示パネル側を頂点
    とする錐体からなることを特徴とする請求項1記載の表
    示装置。
  5. 【請求項5】 前記反射部材が前記枠体と連結されてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれ
    か1つに記載の表示装置。
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Cited By (4)

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